JP5748255B1 - 高層建物の排水縦管の洗浄装置、排水縦管内に耐圧ホースを送り上げるためのホース送り上げ装置、及び排水縦管洗浄方法 - Google Patents

高層建物の排水縦管の洗浄装置、排水縦管内に耐圧ホースを送り上げるためのホース送り上げ装置、及び排水縦管洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高層建物に設置されている排水縦管において、内壁に大量のスラッジが固着して内径が小さくなっている排水縦管を効率的に洗浄するための排水縦管洗浄装置、ホース送り上げ装置、及び排水縦管洗浄方法を提供する。【解決手段】高層建物の排水縦管の内壁に付着したスラッジを洗浄するための排水縦管洗浄装置であって、高圧水噴出ノズルを備える耐圧ホースと、耐圧ホースを収容する直立性を有する可撓性管と、排水縦管の低層階側から高層階側に向かって、可撓性管を直立状態で送り上げる少なくとも一対の送りローラと、高圧水噴出ノズルから高圧水を噴射させるための高圧水洗浄機と、を備える排水縦管洗浄装置。【選択図】図1

Description

本発明は、集合住宅等の高層建物に設置されている排水縦管を洗浄するための排水縦管洗浄装置、排水縦管内に耐圧ホースを送り上げるためのホース送り上げ装置、及び排水縦管洗浄方法に関する。
集合住宅等の高層建物の流し台、洗面所、浴室、トイレ等の設備から発生する排水は、各設備の配された室内から通じる横枝管を経て、各階を貫通する共用の排水縦管から汚水槽等に流される。
排水には多量の残渣や油脂等が含まれている。排水縦管の内壁には、排水の通過する時間の経過に伴い、排水中の残渣や油脂等が凝集して形成された固形物であるスラッジ(固形物)が徐々に固着し、管径を徐々に減少させる。スラッジをそのまま放置した場合にはスラッジが成長して排水縦管を閉塞させることもある。このような排水縦管の閉塞を防ぐために、高層建物に設置されている排水縦管は一定期間ごとに清掃される必要がある。
排水縦管を清掃する方法として、高圧水噴出ノズルを先端に取り付けた耐圧ホースを排水縦管内に挿入し、ノズルから噴射される高圧水を排水縦管の内壁に固着したスラッジに当てることにより、スラッジを崩すようにして清掃する方法(以下、単に、高圧洗浄方法とも称する)が広く用いられている。
高圧洗浄方法としては、高層階の排水縦管の開口から高圧水噴出ノズルを挿入し、耐圧ホースをホースリールから徐々に繰り出して、高圧水噴出ノズルから高圧水を噴出させてスラッジを崩しながら低層階に向けて進行させて、高層階側から低層階側に向かって洗浄していく方法が広く用いられている。
図10は、高層階側から低層階側に向かって洗浄していく方法の様子を示す説明図である。高層階側から低層階側に向かって高圧水噴出ノズル102を排水縦管H内で進行させる方法によれば、高層階側で破壊されたスラッジSは、洗浄水Wとともに、排水縦管Hで下向きに落下する。高層階側から低層階側に向かって高圧水噴出ノズル102を排水縦管H内で進行させる方法の場合、高層階側からスラッジSを崩していくために、低層階側に成長したスラッジSが存在するときには、上から落下してきたスラッジ102がその部分に堆積し、閉塞部Aを形成することがあった。そして、閉塞部Aが形成された場合、排水縦管H内から低層階側に水が抜けなくなり、流し台,トイレ,浴室等の部屋に配された排水口Bに通じる横枝管Rに水が逆流し、排水口Bから水があふれ出し、その部屋を汚水で水浸しにする等の被害を発生させることがあった。
上述した方法とは逆に、低層階側から高層階側に向かって排水縦管を洗浄する方法も提案されている。例えば、下記特許文献1は、次のような方法を開示する。まず、高圧水噴出ノズルが先端に取り付けられたホースをビルの屋上から排水管内に挿入し、排水管の最下部まで降ろし、高圧水噴出ノズルから高圧の水を噴射しながらホースを引き上げる方法を開示する。
また、下記特許文献2は、高圧水噴出ノズルを備えたホースを排水管に屋上側から、高圧水噴出ノズルをワイヤーに係止した状態で地面に向かって降ろした後、ワイヤーで上方に引上げながら高圧水を噴射して排水管内を洗浄する洗浄方法において、固形物を除去すると共に、その除去状況をCCDカメラで撮影し、その映像によって確認する排水管の洗浄方法を開示する。
特開2001−342661号公報 特開2002−275984号公報
特許文献1や特許文献2に開示されたような、高層階側から高圧水噴出ノズルを一旦低層階側まで降ろした後、低層階側から高層階側に向かって排水縦管を洗浄する方法においては、次のような問題があった。
通常の高層建物は、上述したように排水縦管の閉塞を防ぐために、一定期間ごとに清掃されている。このように、一定期間ごとに清掃されている比較的メンテナンスの行き届いた排水縦管の場合には、排水縦管に付着したスラッジは一定期間ごとに除去されているために、高層階側から高圧水噴出ノズルを一旦低層階側まで降ろすことができる程度の内径を排水縦管は保持している。しかしながら、例えば、築年数が30年を超えるような老朽化した高層建物において、種々の事情から一定期間ごとに排水縦管が清掃されておらず、メンテナンスの不充分な建物もある。例えば、排水縦管の清掃には、居住している住民宅への立ち入り等の協力が欠かせないが、住民の協力が得られなかった場合には、長期間清掃されていないまま排水縦管の内壁に大量のスラッジが固着している場合があった。このような長期間清掃されずに放置された排水縦管の場合、その内径はスラッジの固着により小さくなっていたり、殆ど閉塞している部分が形成されていたりすることがあった。このような場合、高層階側から高圧水噴出ノズルを低層階側まで降ろすことができなかった。そのために、特許文献1や特許文献2に開示されたような方法は、排水縦管の内壁に大量のスラッジが固着して内径が小さくなっていたり、殆ど閉塞している部分が形成されていたりする排水縦管の清掃には適用することができなかった。
本発明は、高層建物に設置されている排水縦管において、内壁に大量のスラッジが固着して内径が小さくなっているような排水縦管でも洗浄することができる排水縦管洗浄装置、排水縦管内に耐圧ホースを送り上げるためのホース送り上げ装置、及び排水縦管洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明の一局面は、高層建物の排水縦管を洗浄するための排水縦管洗浄装置であって、先端に高圧水噴出ノズルを備える耐圧ホースと、耐圧ホースを収容する直立性を有する可撓性管と、排水縦管の低層階側から高層階側に向かって、耐圧ホースを収容した可撓性管を直立状態で送り上げる少なくとも一対の送りローラと、耐圧ホースに接続されて、高圧水噴出ノズルから高圧水を噴射させるための高圧水洗浄機と、を備える排水縦管洗浄装置である。このような排水縦管洗浄装置においては、高圧水噴出ノズルを先端に備えた耐圧ホースを低層階側から高層階側に向かって直立状態で送り上げることができる。このような排水縦管洗浄装置によれば、高層建物の排水縦管内を低層階側からの作業だけで、低層階側から高層階側に向かって排水縦管を洗浄することができる。直立性を有する可撓性管としては、直立時に少なくとも1mの直立姿勢を保ちうる剛性を有するような、例えば、アルミニウム三層管や直立性フレキシブルチューブが好ましく用いられる。
また、排水縦管洗浄装置においては、耐圧ホースの先端近傍に、高圧水噴出ノズル付近の映像または画像を撮影するカメラをさらに備える場合には、作業者がモニター等により映像や画像を見ることにより、高圧水噴出ノズルが到達した部分付近のスラッジの固着状態や洗浄結果等を確認できる点から好ましい。
また、排水縦管洗浄装置においては、排水縦管の低層階側に予め形成された開口部に接続される接続管をさらに備え、耐圧ホースを収容した可撓性管が、接続管を通過して低層階側から高層階側に向かって送り上げられることが作業性がよく、また、耐圧ホースを収容した可撓性管を送りローラで送り上げやすい点から好ましい。
また、接続管は、開口部に接続される主路,主路から分岐する分岐路及び分岐路へ向かって送風するための送風口を備えた分岐管であり、送風口に接続され、分岐路に向かって送風するためのブロアーをさらに備え、耐圧ホースを収容した可撓性管は、主路を通過して低層階側から高層階側に向かって送り上げられることが好ましい。このような構成によれば、排水縦管内で落下するスラッジや水を分岐管から排水縦管の外に吹き飛ばすことができる。その結果、排水縦管の低層階付近が落下するスラッジで閉塞する等の問題が解決される。また、分岐管に接続された固液分離手段を備える場合には、排水縦管内で落下したスラッジ及び水の処理が容易になる。さらに主路の分岐管における耐圧ホースを収容した可撓性管が挿入される部分は止水構造をさらに備えることが、落下してきた水や崩されたスラッジ等が送りローラ等にぶつかることを防ぐことができる点から好ましい。
また、本発明の他の一局面は、高層建物の排水縦管内に直立状態の耐圧ホースを高層階側に向けて送り上げるためのホース送り上げ装置であって、排水縦管の低層階側に予め形成された開口部に接続される接続管と、接続管を通過させて耐圧ホースを直立状態で高層階側に向けて送り上げる、接続管の下方に配置された一対の送りローラと、を備えるホース送り上げ装置である。
また、本発明の他の一局面は、高層建物の排水縦管洗浄方法であって、排水縦管の低層階側に、開口部を形成する工程と、低層階側の開口部から高層階側に向かって、先端に高圧水噴出ノズルを備えた耐圧ホースと耐圧ホースを収容した直立性を有する可撓性管とを、高圧水噴出ノズルから高圧水を噴射させながら、少なくとも一対の送りローラで直立状態で耐圧ホースを送り上げる工程と、を備える排水縦管洗浄方法である。
本発明の排水縦管洗浄装置、ホース送り上げ装置、及びそれを用いた排水縦管洗浄方法によれば、高層建物に設置されている排水縦管において、内壁に大量のスラッジが固着して内径が小さくなっているような排水縦管でも洗浄することができる。
図1は、実施形態の排水縦管Lを洗浄するための、排水縦管洗浄装置20の全体構成を説明する模式説明図である。 図2は、耐圧ホース1とケーブル5とそれらを収容する可撓性管6の、高圧水噴出ノズル2に接続された先端付近を長手方向に断面視した模式断面図である。 図3は、図2のII−II’断面を断面視したときの模式断面図である。 図4は、排水縦管洗浄装置20の送りローラ7付近の部分構成を拡大して示す模式説明図である。 図5は、排水縦管洗浄装置20の分岐管8、ブロアー9及び固液分離装置10付近の部分構成を拡大して示す模式説明図である。 図6は、低層階側から高層階側に向かって洗浄していくときに生じる問題点を説明する説明図である。 図7は、排水縦管洗浄方法の一実施形態を説明するための説明図である。 図8は、他の実施形態の排水縦管洗浄装置30の全体構成を説明する模式説明図である。 図9は、他の実施形態の排水縦管洗浄装置の細い可撓性管16の先端に高圧水噴出ノズル2を接続したときの先端付近を長手方向に断面視した模式断面図である。 図10は、従来の、高層階側から低層階側に向かって洗浄していく方法の様子を説明するための説明図である。
本発明に係る排水縦管洗浄装置の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態の、排水縦管Lを洗浄するための排水縦管洗浄装置20の全体構成を示す模式説明図である。図1中、1は耐圧ホースであり、2は耐圧ホース1の先端に装着された高圧水噴出ノズルであり、3は耐圧ホース1に接続されて高圧水噴出ノズル2から高圧水を噴射させるための高圧水洗浄機であり、4はモニター11にケーブル5で接続されたカメラであり、6は耐圧ホース1とケーブル5とを収容する直立性を有する可撓性管である。カメラ4は、高圧水噴出ノズル2付近の映像または画像を撮影する。また、7は耐圧ホース1を収容した可撓性管6を直立状態で送り上げる送りローラである。また、8は分岐管であり、分岐管8は排水縦管Lに一端が接続される主路8a,主路8aから分岐する分岐路8b及び分岐路8bへ向かって送風するための送風口8c,止水シール材8dを備える。9は、送風口8cに接続され、分岐路8bに向けて送風するためのブロアーである。また、10は、分岐管8から排出されるスラッジ及び水を固液分離する固液分離装置である。固液分離装置10は、スラッジを捕捉する網10aと排水ポンプ10bとを備える。13は、可撓性管6に収容された状態の耐圧ホース1とカメラ4のケーブル5とを巻回させてまとめるためのホースリールである。
図2は、耐圧ホース1とケーブル5とそれらを収容する可撓性管6の、高圧水噴出ノズル2に接続される先端付近を長手方向に断面視した模式断面図である。また、図3は、図2のII−II’断面を断面視したときの模式断面図である。
図2及び図3に示すように、耐圧ホース1とケーブル5とは直立性を有する可撓性管6に収容されている。図3に示すように、可撓性管6の内部には空隙Gが形成される。図2に示すように、可撓性管6の先端は耐圧ホース1とカメラ4とを外部に導出させるようにして封止蓋14で閉じることにより、可撓性管6の内部に水や崩したスラッジの破片が侵入することを防いでいる。
本実施形態における直立性を有する可撓性管とは、巻回可能な可撓性と巻回状態から解放して直線状に賦形したときに直立性を保持する管状の部材である。このような直立性を保持する可撓性管は、可撓性を有するために作業現場へ巻回した状態で運搬することができるとともに、排水縦管内において直立性を保持させることができる。このような直立性を有する可撓性管としては、アルミニウム管の内層と外層をポリエチレン等の樹脂で被覆したアルミニウム三層管やフレキシブル金属チューブ(パイプ)のような直立性フレキシブルチューブ等が挙げられる。
直立性を有する可撓性管は、具体的には、例えば、直立時に少なくとも1m、好ましくは2m、さらに好ましくは3m、特に好ましくは5mの直立姿勢を保ちうる剛性を有することが好ましい。このような直立性を有する可撓性管に耐圧ホースを収容することにより、縦排水管内で耐圧ホースを直立状態に保持させることができ、先端に備えられた高圧水噴出ノズルを高層階にまで送り上げることができる。
図4は、排水縦管洗浄装置20の、可撓性管6に収容された耐圧ホース1とカメラ4のケーブル5とを送り上げる送りローラ7付近の部分構成を拡大して示す模式説明図である。図4に示すように、排水縦管洗浄装置20には、4組の送りローラ7が配設されている。各組の送りローラ7を形成するローラは、可撓性管6に収容された耐圧ホース1とカメラ4のケーブル5とを上方に送り出すように、一方が時計回り、他方が反時計回りに回転している。送りローラ7は、排水縦管Lに予め形成された開口部の下方に配置されて、低層階側の開口部から高層階側に向かって、耐圧ホース1とカメラ4のケーブル5を収容する可撓性管6を挟持しながら送り上げる。送りローラ7の駆動機構は特に限定されない。例えば、送りローラ7に駆動力を与えるための、人がハンドルを回すことにより回転力を与えるハンドルを有する巻き上げギア機構や、電動モータで回転力を与える等、駆動力が供給されるものであれば、特に限定されない。
図5は、排水縦管洗浄装置20の分岐管8、ブロアー9及び固液分離装置10付近の部分構成を拡大して示す模式説明図である。また、図5中の破線の円で囲った部分は高圧水噴射ホース1等を送り込む部分を止水シール材8dでシールしている様子を示す説明図である。図5に示すように、排水縦管洗浄装置20は、排水縦管Lの低層階側の開口部に一端が接続される主路8a,主路8aから分岐する分岐路8b及び分岐路8bへ向かって送風するための送風口8cを備える分岐管8が配置されている。また、分岐管8の送風口8cには、分岐路8bに向かって送風するためのブロアー9が接続されている。また、分岐管8の分岐路8bには、網10a及び排水ポンプ10bを備えた固液分離装置10が接続されている。図5に示す構造は、以下に説明するような、低層階側から高層階側に向かって洗浄していくときに生じる問題点を解決するために任意に設けられる。
例えば、図6に示すように、低層階側から高層階側に高圧水噴射ホース101を排水縦管Hを進行させる方法によれば、低層階側で破壊されたスラッジSは、洗浄水Wとともに、排水縦管H内で下向きに落下する。このような場合、低層階側からスラッジSを崩していくために、上から落下してきたスラッジSが排水縦管H内の高圧水噴射ホース1を送り込む部分に堆積して堆積部Cが形成されることがあった。そして、堆積部Cが形成された場合、高圧水噴射ホース1をさらに送り込むことが困難になる。また、排水縦管H内から水が排水されない場合には、低層階の各設備の配された室内へ通じる横枝管に逆流して部屋の配管から水をあふれ出すおそれがある。
図5に示す構造は、上述した問題を解決するために用いられる。このような構造を設けることにより、次のような効果が奏される。すなわち、高圧水噴出ノズル2から高圧水を噴射させて排水縦管L内のスラッジSを破壊したとき、図5に示すように、排水縦管L内をスラッジS及び水Wが落下してくる。このとき、止水シール材8dにより高圧水噴射ホース1を送り込む部分をシールすることにより、落下してきたスラッジS及び水Wが分岐管8の直下に漏出することを抑制できる。さらに、ブロアー9を用いて、分岐管8の送風口8cから分岐路8bへ向けて風の流れを作ることにより、落下してきたスラッジS及び水Wは分岐管8側に吹き飛ばされる。従って、排水縦管Lの管内からスラッジS及び水Wを外部に排出できる。
また、図5に示すような構造においては、分岐路8bの一端には、網10a及び排水ポンプ10bを備えた固液分離装置10が接続されている。このような固液分離装置10を配設することにより、分岐路8bから排出されたスラッジSと水Wを分離することができる。そして、固液分離装置10で分離された水Wはそのまま既設の排水縦管や排水横管12等に排出することができる。また、固液分離装置10で分離されたスラッジSは回収した後、産業廃棄物として簡単に処理することができる。
次に、上述したような排水縦管洗浄装置20を用いた排水縦管洗浄方法の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図7は、本発明に係る排水縦管洗浄方法の一実施形態を説明するための説明図である。本実施形態の排水縦管洗浄方法においては、はじめに、排水縦管Lの低層階に形成された開口部に排水縦管洗浄装置20を接続する。具体的には、排水縦管の低層階、好ましくは1階で排水縦管Lを切断する。そして、排水縦管Lの切断により形成された開口部と、排水縦管洗浄装置20の分岐管8とをカップリング継手8e等を用いて接続する。そして、耐圧ホース1の先端に装着された高圧水噴出ノズル2及びカメラ4を排水縦管Lの開口部から侵入させる。
そして、図4を参照して説明したように、送りローラ7に可撓性管6に収容された耐圧ホース1とカメラ4のケーブル5を挟持させ、送りローラ7を回転させることにより、排水縦管L内において、それらを直立状態で低層階側から高層階側に向かって送り上げる。ホースリール13から、可撓性管6に収容された耐圧ホース1とカメラ4のケーブル5が順次繰り出される。
このとき、可撓性管6に収容された耐圧ホース1とカメラ4のケーブル5を送り出す際に、高圧水洗浄機3から高圧水を送ることにより、高圧水噴出ノズル2から高圧水を噴射させる。なお、高圧水噴出ノズル2が、図7の高圧水噴出ノズル2付近の拡大図に示すように、進行方向に対して逆方向に高圧水を噴射する逆噴射ノズルである場合には、管内で逆噴射による進行方向への推進力が発生するために、低層階側から高層階側に向かって送りやすくなる。
そして、図7に示すように、1階(1F)から、2F、3F・・・と、排水縦管L内において、耐圧ホース1とカメラ4のケーブル5を収容する可撓性管6を送りローラ7に挟持させた後、可撓性管6を直線状に賦形しながら、直立させた状態で低層階側から高層階側に向かって送り上げる。そのために、耐圧ホース1は撓まずに、直立姿勢を維持したまま低層階側から高層階側に向かって送り出される。
図7の高圧水噴出ノズル2付近の拡大図に示すように、排水縦管Lの内壁面に固着したスラッジSは、高圧水噴出ノズル2から噴射される高圧の水Wにより破壊される。高圧水噴出ノズル2は、排水縦管L内の低層階側から高層階側に送り出されながら、排水縦管L内を低層階側から高層階側に向かって清浄化していく。このように、排水縦管LのスラッジSを低層階側から高層階側に向かって崩していくことにより、落下するスラッジSが落下途上の固着したスラッジSにせき止められ、その部分を閉塞させるような問題が生じなくなる。
図7に示すように、高圧水噴出ノズル2の近傍には高圧水噴出ノズル2付近の映像または画像を撮影するカメラ4が配設されている。カメラ4で撮影された映像や画像は、ケーブル5を介して接続されたモニター11に表示される。作業者は、モニター11の映像や画像を見ることにより、高圧水噴出ノズル2が到達した部分付近のスラッジSの固着状態や洗浄結果を確認することができる。
そして、図7の高圧水噴出ノズル2付近の拡大図に示すように、排水縦管Lの内壁面に固着したスラッジSは、高圧水噴出ノズル2からの高圧水の噴射により崩されて排水縦管Lを水Wとともに落下する。そして、落下するスラッジSと水Wとは、図5に示すように、分岐管8の主路8aと分岐路8bとの分岐点に達したときに、ブロアー9からの風により分岐路8bへ吹き飛ばされる。そして、分岐路8bから排出されたスラッジS及び水Wは、固液分離装置10へ送られ、固液分離された後、処理される。
以上、本発明に係る排水縦管洗浄装置及び排水縦管洗浄方法の実施形態を詳しく説明したが、本発明に係る排水縦管洗浄装置及び排水縦管洗浄方法は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更して用いられてもよい。
例えば、上述した実施形態においては、分岐管8、ブロアー9及び固液分離装置10を配設することにより、落下するスラッジSと水Wとを分岐路8bへ吹き飛ばして固液分離装置10へ送り固液分離して処理した。このような形態の代わりに、排水縦管Lが短かったり、直径が太かったりして、落下するスラッジSと水Wによる悪影響が小さい場合には、図8に示すように、分岐管8、ブロアー9及び固液分離装置10を省略した排水縦管洗浄装置30のような形態を選択してもよい。このような場合には、設備構成をシンプルにすることができる点から好ましい。
また、例えば、上述した実施形態においては、可撓性管6に収容された耐圧ホース1の先端に高圧水噴出ノズル2を接続して高圧水を噴射させた。このような形態の代わりに、図9に示すように、耐圧ホース1を省略し、細い直立性の可撓性管16自身の先端に直接、高圧水噴出ノズル2を接続し、可撓性管16に高圧水を送り込んで高圧水を噴射させるような形態を選択してもよい。このような場合には、設備構成をシンプルにすることができるとともに、細い排水縦管にも適用できる点から好ましい。
本発明の排水縦管洗浄装置、ホース送り上げ装置及び排水縦管洗浄方法を用いることにより、高層建物に設置されている排水縦管において、内壁に大量のスラッジが固着して内径が小さくなっているような排水縦管を効率的に洗浄することができる。
1 耐圧ホース
2 高圧水噴出ノズル
3 高圧洗浄機
4 カメラ
5 ケーブル
6,16 可撓性管
7 送りローラ
8 分岐管
8a 主路
8b 分岐路
8c 送風路
8d 止水シール
9 ブロアー
10 固液分離装置
11 モニター
20,30 排水縦管洗浄装置
H 高層建物
L 排水縦管
W 水
S スラッジ

Claims (11)

  1. 高層建物の排水縦管を洗浄するための排水縦管洗浄装置であって、
    先端に高圧水噴出ノズルを備える耐圧ホースと、
    前記耐圧ホースを収容する直立性を有する可撓性管と、
    前記排水縦管の低層階側から高層階側に向かって、前記耐圧ホースを収容した前記可撓性管を直立状態で送り上げる少なくとも一対の送りローラと、
    前記耐圧ホースに接続されて、前記高圧水噴出ノズルから高圧水を噴射させるための高圧水洗浄機と、を備えることを特徴とする排水縦管洗浄装置。
  2. 前記可撓性管は、直立時に少なくとも1mの直立姿勢を保ちうる剛性を有する請求項1に記載の排水縦管洗浄装置。
  3. 前記可撓性管は、アルミニウム三層管または直立性フレキシブルチューブである請求項1または2に記載の排水縦管洗浄装置。
  4. 前記先端近傍に、前記高圧水噴出ノズル付近の映像または画像を撮影するカメラをさらに備える請求項1〜3の何れか1項に記載の排水縦管洗浄装置。
  5. 前記排水縦管の低層階側に予め形成された開口部に接続される接続管をさらに備え、
    前記耐圧ホースを収容した前記可撓性管が、前記接続管を通過して前記低層階側から前記高層階側に向かって送り上げられる請求項1〜4の何れか1項に記載の排水縦管洗浄装置。
  6. 前記接続管は、前記開口部に接続される主路,前記主路から分岐する分岐路及び前記分岐路へ向かって送風するための送風口を備えた分岐管であり、
    前記送風口に接続され、前記分岐路に向かって送風するためのブロアーをさらに備え、
    前記耐圧ホースを収容した前記可撓性管は、前記主路を通過して前記低層階側から前記高層階側に向かって送り上げられる請求項5に記載の排水縦管洗浄装置。
  7. 前記分岐管に接続された固液分離手段をさらに備える請求項6に記載の排水縦管洗浄装置。
  8. 前記接続管の前記耐圧ホースを収容した前記可撓性管を送り込む部分に、止水シールをさらに備える請求項5〜7の何れか1項に記載の排水縦管洗浄装置。
  9. 高層建物の排水縦管内に直立状態の耐圧ホースを高層階側に向けて送り上げるためのホース送り上げ装置であって、
    前記排水縦管の低層階側に予め形成された開口部に接続される接続管と、
    前記接続管を通過させて前記耐圧ホースを直立状態で前記高層階側に向けて送り上げる、前記接続管の下方に配置された一対の送りローラと、を備えることを特徴とするホース送り上げ装置。
  10. 高層建物の排水縦管を洗浄するための排水縦管洗浄方法であって、
    前記排水縦管の低層階側に、開口部を形成する工程と、
    前記低層階側の開口部から高層階側に向かって、先端に高圧水噴出ノズルを備えた耐圧ホースと前記耐圧ホースを収容した直立性を有する可撓性管とを、前記高圧水噴出ノズルから前記高圧水を噴射させながら、少なくとも一対の送りローラで直立状態で送り上げる工程と、を備えることを特徴とする排水縦管洗浄方法。
  11. 高層建物の排水縦管を洗浄するための排水縦管洗浄方法であって、
    前記排水縦管の低層階側に、開口部を形成する工程と、
    前記開口部に、主路,前記主路から分岐する分岐路及び前記分岐路へ向かって送風するための送風口を備えた分岐管を接続する工程と、
    前記低層階側の開口部から高層階側に向かって、先端に高圧水噴出ノズルを備えた直立する耐圧ホースを、前記主路を通過させて前記高圧水噴出ノズルから前記高圧水を噴射させながら送り上げる工程と、
    前記送風口から前記分岐路へ向かって送風する工程と、を備えることを特徴とする排水縦管洗浄方法。
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