JP5747293B1 - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当り遊技に特徴を持った遊技台を提供する。
【解決手段】V通過スイッチへ遊技球が進入した場合に、確変状態が開始されるように構成されている。「図柄3」が表示されて開始される大当り遊技におけるラウンドRBにおいて第二の可変入賞口が開状態となるc04からc05までの期間(第一の期間)の後で、ラウンドRCにおいて第二の可変入賞口が閉状態となるc07からc09までの期間(第二の期間)が開始し、第二の期間の後で、ラウンドRDにおいて第二の可変入賞口が開状態となるc10からc11までの期間(第三の期間)が開始される。ラウンドRBでは第二の可変入賞口は短開放を行い、ラウンドRDでは第二の可変入賞口はロング開放を行う。
【選択図】図110

Description

本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)や回胴遊技機(スロットマシン)に代表される遊技台に関する。

パチンコ機などの遊技台では、遊技盤の遊技領域に遊技球の落下の方向に変化を与える障害物や、遊技球が入賞可能な入賞口、始動口、可変入賞口などを設けているのが一般的である。これらに遊技球が入賞すると賞球を払い出すなど遊技者に特典が与えられるようになっている(例えば、特許文献1等参照)。

また、こういった遊技台では、大当り遊技を実行可能なものが知られている。

特開2008−200302号公報

しかしながら、従来の遊技台では、大当り遊技に改良の余地がある。

本発明は上記事情に鑑み、大当り遊技に特徴を持った遊技台を提供することを目的とする。

上記目的を解決する本発明の遊技台は、
第一の可変入賞手段と、
第二の可変入賞手段と、
前記第二の可変入賞手段に入球した遊技球が進入可能な第二の領域と、
複数種類の報知を実行可能な報知手段と、
を備えた遊技台であって、
前記第二の領域に遊技球が進入した場合に、第二の遊技状態が開始可能に構成されており、
大当り遊技は、複数のラウンドで構成されており、
前記複数のラウンドのうちの一のラウンド(以下、「第一のラウンド」という。)は、前記第二の可変入賞手段が第二の状態となるラウンドであり、
前記複数のラウンドのうちの一のラウンド(以下、「第二のラウンド」という。)は、前記第二の可変入賞手段が第一の状態となるラウンドであり、
前記複数のラウンドのうちの一のラウンド(以下、「第三のラウンド」という。)は、前記第二の可変入賞手段が前記第二の状態となるラウンドであり、
前記第一の状態は、遊技球が入球不可能な状態であり、
前記第二の状態は、遊技球が入球可能な状態であり、
前記第二のラウンドは、前記第一のラウンドの後で開始されるラウンドであり、
前記第三のラウンドは、前記第二のラウンドの後で開始されるラウンドであり、
前記複数種類の報知のうちの一の報知(以下、「遊技球進入促進報知」という。)は、前記第二の領域への遊技球の進入を促す報知であり、
前記報知手段は、前記第一のラウンドで前記遊技球進入促進報知を実行可能な手段であり、
前記報知手段は、前記第一のラウンドにおいて前記第二の領域に遊技球が進入しなかった場合に、前記第二のラウンドで前記遊技球進入促進報知を実行可能な手段であ
前記第一の可変入賞手段は、前記第二のラウンドで前記第二の状態となる可変入賞手段であり、
前記大当り遊技は、前記複数のラウンドのそれぞれが、前記第二の状態となる期間が長期間である長期間ラウンドと、前記第二の状態となる期間が短期間である短期間ラウンドのいずれか一方となるように構成されており、
前記報知手段は、前記第一のラウンドと前記第三のラウンドが前記長期間ラウンドであって、且つ、前記第一のラウンドにおいて前記第二の領域に遊技球が進入しなかった場合に、前記第二のラウンドで前記遊技球進入促進報知を実行する手段である、
ことを特徴とする。

本発明の遊技台によれば、大当り遊技に特徴を持った遊技台を実現できる。

パチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 パチンコ機100を裏側から見た外観斜視図である。 遊技盤200を正面側(遊技者側)から見た略示正面図である。 制御部の回路ブロック図を示したものである。 (a−1)は特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、(a−2)は特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、(b)は装飾図柄の一例を示したものであり、(c)は普図の停止図柄態様(第2の図柄態様)の一例を示したものである。 主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。 主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は普図決定用高確率テーブルを示す図であり、(b)は普図決定用低確率テーブルを示す図であり、(c)は当否判定用高確率テーブルを示す図であり、(d)は当否判定用低確率テーブルを示す図であり、(e)は、特図決定用テーブルを示す図である。 (a)は、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図であり、(b)は、特図2で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図であり、(c)は、テーブルセットで使用されるテーブルを説明するための図であり、(d)は、タイマ番号を説明するための図である。 (a)は、テーブルセット1を説明するための図であり、(b)は、テーブルセット2を説明するための図であり、(c)〜(e)は、テーブル1を示す図である。 (a)〜(c)は、テーブル2を示す図であり、(d)〜(f)は、テーブル3を示す図である。 (a)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル4を示す図であり、(b)は、保留数に関係なく、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル4を示す図であり、(c)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル5を示す図であり、(d)は、保留数に関係なく、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル5を示す図である。 (a)は、第二の遊技条件が成立し、かつ第三の遊技条件も成立した場合の一例を示すタイムチャートであり、(b)は、第二の遊技条件が成立し、かつ第三の遊技条件は不成立であった場合の一例を示すタイムチャートであり、(c)は、第一の遊技条件が成立した場合の一例を示すタイムチャートである。 (a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートであり、(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートであり、(c)は、第1副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。 特図先読み処理のうち特図2に関する処理の流れを示すフローチャートである。 特図先読み処理のうち特図1に関する処理の流れを示すフローチャートである。 始動入賞時サブ側先読予告実行処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、非電サポ状態の際に使用される保留変化先読み予告抽選テーブルを示す図であり、(b)は、電サポ状態の際に使用される保留変化先読み予告抽選テーブルを示す図であり、(c)は、デフォルトの表示態様の保留表示(通常保留)を示す図であり、(d)は保留予告Aの表示態様を示す図であり、同図(e)は保留予告Bの表示態様を示す図である。 変動開始時サブ側予告実行処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 図20に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図21に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図22に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図23に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図24に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図25に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図26に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図27に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図28に示す具体的演出例の続きを示す図である。 第1実施形態のパチンコ機において稀におこる具体的演出例の一例を示す図である。 図30に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図31に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図32に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図33に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図34に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図35(26)に示す状態から一度も大当りをせず、100回目の図柄変動表示を迎えた例を示す図である。 (a−1)は、第2実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、(a−2)は、第2実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、(b)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動をまとめた図である。 第2実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 図38に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図39に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図39(7)に示す大当り遊技の終了時から一度も大当りをせずに、50回目の図柄変動表示を迎えた例を示す図である。 図41に示す具体的演出例の続きを示す図である。 第2実施形態のパチンコ機において、特図1で特図Bに当選した場合の、アタッカの作動例を示す図である。 (a−1)は、第3実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、(a−2)は、第3実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、(b)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動をまとめた図であり、(c)は、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図であり、(d)は、特図2で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図である。 (a)は、テーブルセットで使用されるテーブルを説明するための図であり、(b)は、タイマ番号を説明するための図であり、(c)は、第3実施形態におけるテーブルセット1を説明するための図であり、(d)は、第3実施形態におけるテーブルセット2を説明するための図である。 第1副制御部400の装飾図柄決定処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、特図1用大当り装飾図柄決定テーブルを示す図であり、(b)は、特図1用「333」「777」選択時仮停止図柄抽選テーブルを示す図であり、(c)は、特図2用大当り装飾図柄決定テーブルを示す図であり、(d)は、特図2用「333」「777」選択時仮停止図柄抽選テーブルを示す図である。 (a)は、特図1低確率用予告抽選テーブルを示す図であり、(b)は、特図2高確率用予告抽選テーブルを示す図である。 (a)は、特図2低確率電サポ用予告抽選テーブルを示す図であり、(b)は、特図2低確率用予告抽選テーブルを示す図である。 第4実施形態のパチンコ機100Aを正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 第4実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 図51に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図52に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図53に示す具体的演出例の続きを示す図である。 第4実施形態のパチンコ機の15R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例を示す図である。 図55に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図56に示す具体的演出例の続きを示す図である。 第4実施形態のパチンコ機の15R特別大当りの大当り遊技における他の演出例を示す図である。 図58に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図53に示す具体的演出例の続きの他の演出例を示す図である。 第4実施形態のパチンコ機の15R特別大当りの大当り遊技における他の演出例を示す図である。 図61に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図62に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図53に示す具体的演出例の続きの他の演出例を示す図である。 第4実施形態のパチンコ機の15R大当りの大当り遊技における具体的演出例を示す図である。 図65に示す具体的演出例の続きを示す図である。 図66に示す具体的演出例の続きを示す図である。 第5実施形態のパチンコ機において使用されるテーブルセット選択テーブルを示す図であって、(a)は、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図であり、(b)は、特図2で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図である。 (a)は、第6実施形態のパチンコ機において使用されるテーブルセット選択テーブルを示す図であり、(b)は、テーブルセット1を説明するための図であり、(c)は、テーブルセット2を説明するための図であり、(d)は、テーブルセット3を説明するための図であり、(e)は、テーブルセット4を説明するための図であり、(f)は、テーブルセットで使用されるテーブルを説明するための図である。 (a)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル6を示す図であり、(b)は、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル6を示す図であり、(c)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル7を示す図であり、(d)は、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル7を示す図である。 (a)は、特図1保留表示に用いられる保留アイコンの一例を示す図であり、(b)は、特図2保留表示に用いられる保留アイコンの一例を示す図である。 第7実施形態のパチンコ機に適用されるアタッカユニットの正面を表す図である。 図72に示すアタッカユニットを背面から見た図である。 第二可変入賞口の内部構造について説明する図であって、(a)は、Vシャッタが閉状態となっていること示し、(b)は、Vシャッタが開状態となっていることを示している。 大当り遊技の1ラウンドの開始から終了までにおける第一の可変入賞口、第二の可変入賞口、および、Vシャッタの各動作タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の概念について説明する図である。 (a−1)は、第8実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示した図であり、(a−2)は、第8実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示した図であり、(b−1)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示した図であり、(b−2)は、特図2の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示した図である。 (a)は、第一の可変入賞口234aおよび第二の可変入賞口235aの外観構成を概略的に表した図であり、(b)は、第一の可変入賞口234aおよび第二の可変入賞口235aの内部構成を概略的に表した図であり、(c)は、Vシャッタ2352aが開状態となっていることを概略的に表した図であり、(d)は、Vシャッタ2352aが閉状態となっていることを概略的に表した図であり、(e)は、第一の可変入賞口および第二の可変入賞口の別の態様の外観を概略的に表した図である。 (a)は、特図1において特図Bが表示されて大当り(15R大当り)となった場合の大当り遊技における動作タイミングの一例を示すタイミングチャートであり、(b)は、特図1において特図Aが表示されて大当り(16R特別大当り)となった場合の大当り遊技における動作タイミングの一例を示すタイミングチャートであり、(c)は、特図1において特図Bが表示されて大当り(15R大当り)となった場合の大当り遊技における動作タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 (a)は、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が閉状態となってから次のラウンドで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態となるまでのタイミングの第一の例を示すタイミングチャートであり、(b)は、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が閉状態となってから次のラウンドで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態となるまでのタイミングの第二の例を示すタイミングチャートであり、(c)は、大当り遊技において少なくとも2つのラウンドで第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が開閉する場合における第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開閉パターンの一例について説明するタイミングチャートである。 大当りとなる特図の変動表示が開始されてから大当り遊技が終了するまでの動作の一例を示すタイミングチャートである。 第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 (a−1)は、第9実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示した図であり、(a−2)は、第9実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示した図であり、(b−1)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示した図であり、(b−2)は、特図2の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示した図である。 (a)は、4ラウンド(実質3ラウンド)大当りにおける第一の可変入賞口および第二の可変入賞口の各動作について説明する図であり、(b)は、4ラウンド特別大当りにおける第一の可変入賞口および第二の可変入賞口の各動作について説明する図であり、(c)は、16ラウンド特別大当りにおける第一の可変入賞口および第二の可変入賞口の各動作について説明する図であり、(d)は、16ラウンド(実質3ラウンド)大当りにおける第一の可変入賞口および第二の可変入賞口の各動作について説明する図である。 4R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例を示す図である。 16R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例を示す図である。 16R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例の他の例を示す図である。 4R大当り(実質3R大当り)の大当り遊技における具体的演出例を示す図である。 16R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例の他の例を示す図である。 第9実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 (a−1)は、第10実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示した図であり、(a−2)は、第10実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示した図であり、(b−1)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示した図であり、(b−2)は、特図2の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示した図であり、(c)は、特図1において特図Aが表示されて移行される大当り遊技の14ラウンド目におけるアタッカの作動態様の一例を示す図である。 (a)は、特図1で大当りした場合に使用されるテーブルセット選択テーブルの一例を示す図であり、(b)は、特図1で大当りした場合に使用されるテーブルセット選択テーブルの他の例を示す図である。 16R大当り(実質13R大当り)の大当り遊技における具体的演出例を示す図である。 第10実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第10実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 (a)は、始動入賞装置の一例について説明する正面図であり、(b)は、始動入賞装置の他の例について説明する斜視図であり、(c)は、大当り発生装置の一例について説明する正面図であり、(d)は、主制御部で制御される各種表示を行うためのランプモジュールの一例について説明する図である。 第10実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 一連の演出の一例を示す図である。 大当りとなる図柄変動における具体的演出例を示す図である。 大当りとなる図柄変動における具体的演出例の他の例を示す図である。 大当り遊技における具体的演出例を示す図である。 装飾図柄表示装置における視認状態を説明するための図である。 第10の実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 (a)は、連続する4つのラウンドの全てでロング開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートであり、(b)は、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドのみロング開放し、他のラウンドでは短開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートであり、(c)は、第二の可変入賞口235aが解放されるラウンドが開始されるときに設定される確変作動領域ソレノイドの動作パターン及び確変作動領域有効状態である期間の一例を示すタイミングチャートである。 (a)は、連続する4つのラウンドのうちの2つ目のラウンドのみ短開放し、他のラウンドではロング開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートであり、(b)は、連続する4つのラウンドのうちの2つ目のラウンドのみ短開放し、他のラウンドではロング開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。 (a)は、連続する2つのラウンドの全てで第1のアタッカがロング開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートであり、(b)は、連続する3つのラウンドのうちの1つ目のラウンドのみ第1のアタッカがロング開放し、他のラウンドでは第2のアタッカが短開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。 (a)は、連続する4つのラウンドの全てでロング開放する場合の動作の一れを示すタイミングチャートであり、(b)は、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドのみロング開放し、他のラウンドでは短開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。 (a)は、小当り遊技における動作の一例を示すタイミングチャートであり、(b)は、大当り遊技における動作の一例を示すタイミングチャートである。 (a)は、第12実施形態のパチンコ機における特別図柄の大当り停止図柄態様とラウンド毎のアタッカの動作パターンの一例を示したものであり、(b)は、大当り遊技における大入賞口(可変入賞口)の具体的動作パターンの一例を示したものである。 (a)は、第12実施形態のパチンコ機で実行される大当り遊技での演出パターンの一例を示したものであり、(b)は、ラウンド毎の演出内容の一例を示したものである。 第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 図116に示す具体的演出例の続きを示す図である。 第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 図119は、図118に示す具体的演出例の続きを示す図である。 第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 図120に示す具体的演出例の続きを示す図である。 第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 図122に示す具体的演出例の続きを示す図である。 第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第13実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 第13実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。

以下、図面を用いて、本発明に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。なお、以下の説明では、パチンコ機を例に挙げて説明するが、スロットマシンにも適用可能である。

[実施形態1]
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の第1実施形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。

パチンコ機100は、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。

外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。

本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ1041が設けられている。

前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ1061も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。なお、本実施形態では、光源をLEDとするものもランプと称する。

球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる開放レバー1081を押すことによって開く。また、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサ1082も設けられている。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136に内蔵され、そのチャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、図1に示すパチンコ機100には、下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサ(不図示)が設けられている。

発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射する。

遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。なお、図1では遊技領域124の具体的構成は図示省略してあり、その具体的構成は図3に示す。

図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。

パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。

払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。

スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。

払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。

払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図4参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図4参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図4参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図4参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源管理部660(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。本実施形態では、第1副基板160に設定スイッチ161が備えられている。設定スイッチ161は、例えば、ダイヤル式のスイッチであり、ダイヤルの位置に応じて演出に関する各種設定を開始させることができるようになっている。

図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。

遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。

遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置(以下、「第1特図表示装置」ということがある。)212と、第2特別図柄表示装置(以下、「第2特図表示装置」ということがある。)214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」と称する場合があり、特別図柄、第1特別図柄、第2特別図柄のうちの一つまたは複数を「特図」と称する場合がある。

装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。

普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLED(Light Emitting Diode)によって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。これらの第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、図柄表示手段の一例である。なお、装飾図柄表示装置208に表示される装飾図柄は、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214に表示される図柄を、演出を高めた形で表す図柄であり、装飾図柄表示装置208も、図柄表示手段の一例としてもよい。

普図保留ランプ216は、保留している第1の変動遊技(詳細は後述する普図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。なお、以下の説明において、「ランプ」は発光手段の一例であり、この発光手段には、LEDやEL等の各種の発光デバイスが適用可能である。

第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している第2の変動遊技(詳細は後述する特図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ、第1特図用と第2特図用を合わせると8つ)まで保留することを可能としている。ここにいう保留とは、後述する始動情報に基づく各種判定処理(抽選処理等)の開始を保留することを意味する。

高確中ランプ222は、現在の図柄制御状態を示す報知を行なうためのランプ(報知手段)である。この高確中ランプ222は、電源が投入されてから大当り遊技の開始まで、現在の図柄制御状態を示す報知を行ない、それ以降は、現在の図柄制御状態を示す報知をしないように構成している。また図柄制御状態では、電源が再投入された場合には、電源が遮断される直前の図柄制御状態に復帰する。この図柄制御状態については後述するが、ここでの図柄制御状態として、通常状態、時短状態(電サポ状態)、および確変状態のうちのいずれの状態としてもよいし、特図確変ありの状態および特図確変なしの状態のうちの一方の状態としてもよい。

なお、本明細書では制御状態という遊技台(パチンコ機100)の内部における状態をさす文言を用いて説明するが、この制御状態という文言にはいわゆる遊技状態の概念が含まれる。

また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、第一の可変入賞口234と、第二の可変入賞口235とを配設している。

一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として図1に示す上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。

普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。

第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230は、遊技球が進入する入り口の大きさが変化しない第一の始動領域である。第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。この第1特図始動口230は、始動領域の一つであり、自身の大きさが変化しない固定始動領域の一例に相当する。このような第1特図始動口230を、第二の領域ということがある。

第2特図始動口232は、本実施形態では第1特図始動口230の下側に1つだけ配設している。すなわち、第2特図始動口232は、遊技盤200の中央部下方に設けられている。この第2特図始動口232の近傍には、ソレノイドによって左右に開閉自在な一対の羽根部材2321が設けられており、一対の羽根部材2321と第2特図始動口232とを併せたものが、可変始動手段に相当し、一般には、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれる。一対の羽根部材2321は、第2特図始動口232への入賞の難易度を変更する部材である。すなわち、一対の羽根部材2321が閉じたままでは第2特図始動口232への入球は不可能であり、一対の羽根部材2321が閉じた態様は入賞困難な開閉態様である。一方、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に一対の羽根部材2321が所定の時間間隔、所定の回数で開閉し、第2特図始動口232への球の入球が可能(入賞容易状態)になり、一対の羽根部材2321が開いた開状態は入賞容易な状態である。すなわち、第2特図始動口232は、入り口(遊技球の進入口)の大きさが小サイズ(第1の大きさに相当)と大サイズ(第2の大きさに相当)のうちのいずれか一方のサイズからいずれか他方のサイズに変化する、遊技球の進入のしやすさが可変の可変始動領域であって、第二の始動領域の一例に相当する。この大サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも大きい。一対の羽根部材2321が開いた状態では、遊技領域124に進入した遊技球のうち、固定始動領域である第1特図始動口230に進入する遊技球よりも、可変始動領域である第2特図始動口232に進入する遊技球の方が多い。一方、小サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも小さいか、あるいは第1特図始動口230の入り口の大きさ以下である。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。このような第2特図始動口232を、第二の領域ということがある。

第一の可変入賞口234は、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。一方、第二の可変入賞口235は、本実施形態では遊技盤200の右斜め下方に1つだけ配設している。なお、本実施形態において、第二の可変入賞口235を第一の領域という場合がある。第一の可変入賞口234にしても第二の可変入賞口235にしても、可変入賞開口と、ソレノイドによってその可変入賞開口を開閉自在な扉部材とを備えている。可変入賞開口は大入賞口と呼ばれることがあり、可変入賞口はアタッカと呼ばれることがある。したがって、第一の可変入賞口234は、第一の可変入賞開口と第一の扉部材2341とを備え、第一のアタッカであり、第二の可変入賞口235は、第二の可変入賞開口と第二の扉部材2351とを備え、第二のアタッカである。以下、第一の可変入賞口234と第二の可変入賞口235とを特に区別せずに説明する場合は、単に、可変入賞口(234,235)といったり、可変入賞開口といったり、扉部材(2341,2351)といったり、アタッカといったりする。扉部材(2341,2351)は、閉状態、およびその閉状態よりも遊技球の可変入賞開口への進入が容易な開状態のうちのいずれか一方の状態からいずれか他方の状態に状態変更する。閉状態および開状態はともに静止状態であり、閉状態は所定の第1の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口(234,235)における閉状態は、扉部材(2341,2351)が遊技盤200の遊技者側の面と一致した静止状態である。一方、開状態は所定の第2の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口(234,235)における開状態は、扉部材(2341,2351)が遊技盤200に対して略垂直になるまで遊技者側に回動した静止状態である。可変入賞口(234,235)は、後述する大当り遊技が開始されるまでは閉状態を維持し、大当り遊技の1ラウンド〜14ラウンドでは、第一の可変入賞口234が開状態と閉状態との間で状態変更を繰り返し、第二の可変入賞口235は依然としてが閉状態を維持したままである。この第二の可変入賞口235は、大当り遊技が15ラウンドに突入すると、15ラウンドの間、開状態と閉状態との間で状態変更を繰り返す。一方、15ラウンドの間は、第一の可変入賞口234は閉状態を維持する。すなわち、第一の可変入賞口234は、大当り遊技中の第一の期間(ここでは1ラウンド〜14ラウンドの期間)に入賞可能となるものであり、第二の可変入賞口235は、大当り遊技中の第二の期間(ここでは15ラウンドの期間)に入賞可能となるものである。なお、閉状態には、完全に閉塞している状態の他、遊技球の進入が実質的に不可能な程度に少し開いている状態であってもよい。また、可変入賞口は、遊技球が通過したり入り込んだりすること等によって遊技球の入賞となるものであればよく、図3に示すものに限定されない。特図変動遊技に当選して第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。可変入賞口(234,235)への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口(234,235)に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。

さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。

上皿126に収容されている球は発射レールの発射位置に供給される。このパチンコ機100では、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口(234,235))や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。

<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。

この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、およびステージ244の後方に位置することとなる。

ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。

ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。

遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。

図1に示すスピーカ120や枠ランプ122等の装飾ランプ、図3に示す装飾図柄表示装置208、および遮蔽装置246は、演出手段に相当し、これらの中でも装飾図柄表示装置208は演出表示手段の一例に相当する。

<制御部>
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。

パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源管理部660と、によって構成している。本実施形態では、主制御部300、第1副制御部400および第2副制御部500はそれぞれ別の回路基板からなるものであるが、これら3つの制御部(300,400,500)は、共通の一つの回路基板からなるものであってもよいし、第1副制御部400と第2副制御部500が、主制御部300の回路基板とは別の共通の一つの回路基板からなるものであってもよい。したがって、主制御部300、第1副制御部400および第2副制御部500それぞれを所定の制御手段ととらえることもできるし、これら3つの制御部(300,400,500)を併せた一つのものを所定の制御手段ととらえることもできるし、第1副制御部400および第2副制御部500を併せた一つのものを所定の制御手段ととらえることもできる。また、主制御部300、第1副制御部400、および第2副制御部500それぞれは、複数の基板(例えば、複数の制御基板、1または複数の中継基板と1または複数の制御基板など)から構成されたものであってもよい。さらに、第1副制御部400と第2副制御部500を併せたものを副制御手段としてとらえると、ここで説明するパチンコ機100では、主制御部300と、副制御手段(第1副制御部400および第2副制御部500)とは、別々の基板に設けられ、それら基板間を電気信号線で直接的に接続しているが、さらに別の中継基板によってそれらの基板間の電気信号の送受信を中継させる構成としてもよい。

<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。

主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314とを搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよい。また、ROM306には所定情報等を表す各種のデータがアドレスごとに格納されており、以降の説明でテーブルというときには、ROM306内のいずれのアドレスを指定するかを決定するための条件を表形式にまとめたものをさす場合がある。これらの点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。

また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を導出する乱数値生成回路318(この回路には3つの乱数値生成回路を内蔵しているものとする)と、本体開放センサ1041、前面枠扉センサ1061、球貯留皿付扉センサ1082、および図1に示す下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサや、各始動口、入賞口の入り口および可変入賞口の内部に設けた球検出センサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、第2特図始動口232や第一の可変入賞口234や第二の可変入賞口235等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。

主制御部300は、遊技制御を行う遊技制御手段であって、後述する当否判定手段、始動情報先読手段、および事前判定手段を有する。

乱数値生成回路318は、基本回路302で使用する乱数値を生成する。この乱数値生成回路318における乱数の生成には、大別するとカウンタモードと乱数モードとの2種類の方法がある。カウンタモードでは、所定の時間間隔でカウントアップ(ダウン)する数値を取得して、その数値を乱数として導出する。乱数モードには、さらに2つの方法がある。乱数モードにおける一つ目の方法は、乱数の種を用いて所定関数(例えばモジュラス関数)による演算を行い、この演算結果を乱数として導出する。二つ目の方法は、0〜65535の範囲の数値がランダムに配列された乱数テーブルから数値を読み出し、その読み出した数値を乱数として導出する。乱数値生成回路318では、各種センサ320からセンサ回路322に入力される信号に重畳しているホワイトノイズを利用して不規則な値を取得する。乱数値生成回路318は、こうして取得した値を、カウンタモードでカウントアップ(ダウン)させるカウンタの初期値として用いたり、乱数の種として用いたり、あるいは乱数テーブルの読み出し開始位置を決定する際に用いる。

なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを、各種センサ320のうちの球検出センサが検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、第1特図始動口230に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、第2特図始動口232に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。さらに、乱数値生成回路318は、普図始動口228に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、普図始動口228に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、普図始動口228に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。

また、この明細書にいう球検出センサとしては、具体的には、一般入賞口226、第1特図始動口230、第2特図始動口232、第一の可変入賞口234、第二の可変入賞口235など所定の入賞口に入賞した球を検出するセンサや、普図始動口228を通過する球を検出するセンサがあげられる。

さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、制御状態を表す情報等)を出力する。

また、主制御部300には、電源管理部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。低電圧信号は、主制御部300のCPU304を動作させるための電気系統に異常があることを表す電気系統異常信号であり、電圧監視回路338は電気系統異常信号出力手段の一例に相当する。

また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。主制御部300のCPU304は、遊技制御手段の一例に相当する。

また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。

<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が接続されている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。

また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418の制御を行うための駆動回路420と、図1に示すチャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426と、チャンスボタン検出センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、を接続している。

さらに、第1副制御部400には、装飾図柄表示装置(液晶表示装置)208および遮蔽装置246の制御を行うための第2副制御部500が接続されている。

第1副制御部400と第2副制御部500を併せた副制御手段は、遊技制御手段である主制御部300からの指令信号を受信し、受信した指令信号に基づいて、装飾図柄表示装置208等の演出手段を制御する。

<払出制御部、発射制御部、電源管理部>
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源管理部660について説明する。

払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて図2に示す払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。

発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、図1に示す発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。

電源管理部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給する。主制御部300、第1副制御部400、および発射制御部630は、払出制御部600から所定電圧の供給を受ける。また、電源管理部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源管理部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第1副制御部400と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。

<図柄の種類>
次に、図5(a−1)〜(c)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。

図5(a−1)は特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものである。第1特図始動口230に球が入球したことを球検出センサである第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特別図柄表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」(特図1変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特別図柄表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を特図1の図柄変動表示と称することがある。この特図1の図柄変動表示は複数回、連続して行われることがある。

図5(a−2)は特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものである。第2特図始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図2変動遊技が開始されると、第2特別図柄表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」(特図2変動遊技)を行う。そして、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特別図柄表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を特図2の図柄変動表示と称することがある。この特図2の図柄変動表示は複数回、連続して行われることがある。

図5(a−1)にも図5(a−2)にも、図柄変動表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図F」の6種類の特図が示されている。図5(a−1)においても図5(a−2)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。

本実施形態では、特図1の停止図柄態様と、特図2の停止図柄態様は共通している。しかしながら、特図1よりも特図2の方が有利なゲーム性になっており、特図2では大当り図柄はいずれも15ラウンド(R)特別大当りである。一方、特図1では「特図A」と「特図B」のみが15R特別大当りであって、「特図C」と「特図D」は、14R大当りである。

ここにいうラウンドとは、所定量の遊技価値(所定球数)を獲得することができるチャンスの回数をいう。本実施形態では、可変入賞口(234,235)の作動回数を表すものであり、15ラウンドとは、第一の可変入賞口234の1または複数回の開閉動作を1回(1回の作動)として、この作動が14回続いた後、第二の可変入賞口235の1または複数回の開閉動作を1回(1回の作動)として、この作動が1回行われる。15ラウンドとは、第一の可変入賞口234の1または複数回の開閉動作を1回(1回の作動)として、この作動が14回続いた後、第二の可変入賞口235の1または複数回の開閉動作を1回(1回の作動)として、この作動が1回行われることを意味する。各ラウンドは所定のラウンド終了条件(例えば所定球数(一例として10球)の遊技球の進入、所定量の遊技価値(所定球数)の獲得、ラウンド開始から所定時間の経過などのうちの1または複数)が成立することにより終了する。本実施形態のパチンコ機100では、後述するように、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと、特別大当りあるいは時短大当りとの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当りあるいは時短大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。

本実施形態では、特図2では、大当り図柄(特図A〜D)が停止表示され、15R目に開状態(例えば、30秒間の開状態)になる第二の可変入賞口235に入賞すると、大当り遊技終了後に、制御状態は特図高確率状態になり、15R目に第二の可変入賞口235に入賞しないと、大当り遊技終了後に、制御状態は特図低確率状態のままである。すなわち、本実施形態におけるパチンコ機100は、特図高確率状態への移行を第二の可変入賞口235といった構造物により行うものであるということができる。すなわち、本実施形態では、例えば、第二の可変入賞口235の内部に確率変動機能作動領域と、この確率変動機能作動領域に高確率変動決定領域スイッチ(あるいは、「確変領域スイッチ」という場合もある)とを設けて、この高確率変動決定領域スイッチへの遊技球の通過を条件に特図高確率状態へ移行するパチンコ機100が開示されているということができる。さらに、第二の可変入賞口235が開状態となっている間に設定される高確率変動決定領域有効状態において高確率変動決定領域スイッチへの遊技球の通過を条件として特図高確率状態へ移行するようにしてもよい。一方、特図1では「特図A」又は「特図B」が停止表示され、15R目の第二の可変入賞口235への入賞を条件に、大当り遊技終了後、特図高確率状態になり、「特図C」又は「特図D」は、14R大当りであって、15R目がないことから、特図高確率状態になることはなく、特図低確率状態のままである。すなわち、本実施形態のパチンコ機100によれば、15ラウンドの大当りは、大当り遊技終了後に特図高確率状態に移行する権利をもらえる大当りであり、15ラウンド目にしか開放しない第二の可変入賞口235に入賞することを条件にして、大当り遊技終了後に特図高確率状態に移行する。

特図低確率状態は第1の確率制御状態の一例に相当する。また、大当り遊技終了後に特図高確率状態になることを特図確変と称することもあり、大当り遊技終了後に大当りに当選する確率が高くなっている状態(特図高確率状態)は、遊技者の有利度が高くなる制御状態であって第2の確率制御状態の一例に相当する。この特図高確率状態を確変状態、あるいは単に確変と称することがある。本実施形態では、確変付きの大当りの場合には、大当り遊技終了後、100回の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率状態)が維持され、101回目には非確変状態(特図低確率状態)に移行する。なお、次回大当りまで確変状態が維持されるようにしてもよい。

本明細書では制御状態という遊技台(パチンコ機100)の内部における状態をさす文言を用いて説明するが、この制御状態という文言にはいわゆる遊技状態の概念が含まれる。この確率制御状態の移行は主制御部300が行い、主制御部300は、確率制御状態移行手段の一例に相当する。

また、本実施形態では、大当りに当選すると、大当り遊技終了後、電チューサポート(電サポ)有りの状態(以下、電サポ状態と称する)に移行する。電サポ状態は、特図変動遊技における大当りを終了してから、確変付きの大当りの場合には100回の図柄変動表示が行われる間、確変無しの大当りの場合には50回の図柄変動表示が行われる間、維持され、遊技者の有利度が非電サポ状態より高い所定状態のことをいう。この電サポ状態は、このパチンコ機100に用意された制御状態の一つであり、時短状態と称されることもある。すなわち、電サポ状態(時短状態)は、大当り遊技の終了を条件に開始される。なお、厳密にいえば、「電サポ状態」はあくまでも普図がらみの状態であり、「時短状態」は特図がらみの状態または普図および特図がらみの状態である。主制御部300のRAM308には時短フラグも用意されており、時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態であり、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に当選しやすくなる(普図確変)。例えば、普図変動遊技の当選確率が、普図低確率状態(非電サポ状態)では1/101であるのに対し、普図高確率状態(電サポ状態)では99/101に上昇する。また、電サポ状態の方が、非電サポ状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。例えば、非電サポ状態では10秒の普図変動遊技の変動時間が電サポ状態では1.2秒に短縮される。また、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、第2特図始動口232の一対の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では0.3秒の電チュー開放期間が電サポ状態では1.7秒に延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、一対の羽根部材2321は多く開きやすい(電チュー開放回数増加)。例えば、普図始動口228への1回の入賞につき非電サポ状態では1回しか開かない一対の羽根部材2321が、電サポ状態では3回開く(例えば、1.7秒開放することを3回繰り返し、開放と開放の間の閉鎖時間は1.6秒)。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、第2特図始動口232に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、大当り遊技中に電サポ状態であると、大当り遊技中に可変入賞口(234,235)に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に第2特図始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。なお、本実施形態では、電サポ状態(時短状態)では、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加の総てが行われるが、これらのうちの少なくともいずれか一つが行われれば、遊技者の有利度が高い状態になり、電サポ状態(時短状態)としてもよい。あるいは、第2特図始動口232に入球する確率が高まる、電チュー開放期間延長または電チュー開放回数増加のうちのいずか一方が行われれば、電サポ状態(時短状態)としてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が第2特図始動口232に進入し難い。上述のごとく、第2特図始動口232は、遊技球が進入する入り口の大きさが小サイズと大サイズのうちのいずれか一方のサイズからいずれか他方のサイズに変化するものである。この第2特図始動口232は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって大サイズである。

本実施形態では、特図2では、大当り図柄(特図A〜D)が停止表示され、15R目に開状態になる第二の可変入賞口235に入賞すると、大当り遊技終了後、100回の図柄変動表示が行われる間、確変状態かつ電サポ状態(特図高確率普図高確率状態)が維持され、101回目には非確変状態かつ非電サポ状態(特図低確率普図低確率状態)に移行し、15R目に第二の可変入賞口235に入賞しないと、大当り遊技終了後、非確変状態のままで、50回の図柄変動表示が行われる間、電サポ状態(普図高確率状態)が維持され、51回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。このように、本実施形態では、特図2の変動遊技で大当りとなった場合は、必ず第一の条件が成立しやすい構成となっている。

一方、特図1では「特図A」又は「特図B」が停止表示され、15R目の第二の可変入賞口235への入賞を条件に、大当り遊技終了後、100回の図柄変動表示が行われる間、確変状態かつ電サポ状態(特図高確率普図高確率状態)が維持され、101回目には非確変状態かつ非電サポ状態(特図低確率普図低確率状態)に移行し、15R目に第二の可変入賞口235への入賞がなかった場合には、大当り遊技終了後、非確変状態のままで、50回の図柄変動表示が行われる間、電サポ状態(普図高確率状態)が維持され、51回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。また、特図1では、「特図C」又は「特図D」が停止表示されると、大当り遊技終了後、非確変状態のままで、50回の図柄変動表示が行われる間、電サポ状態(普図高確率状態)が維持され、51回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。

非電サポ状態では、第2特図始動口232は、入り口が小サイズに維持される。一方、上述のごとく、電サポ状態では、第2特図始動口232は、入り口が大サイズになり、遊技球の進入率が高められる。すなわち、非電サポ状態では、遊技球が可変始動領域である第2特図始動口232に第1の進入率で進入するのに対して、電サポ状態では、遊技球が第2特図始動口232に上記第1の進入率よりも進入率が高い第2の進入率で進入する。したがって、非電サポ状態が第一の進入率制御状態の一例に相当し、電サポ状態が第二の進入率制御状態の一例に相当する。

なお、本実施形態では、小当りが用意されていないが、小当りを用意しておいてもよい。ここにいう小当りは、小当り遊技中に、第一の可変入賞口234の第一の扉部材2341が所定回(例えば15回)作動し、その第一の扉部材2341は、1回の作動につき開状態を最大で1.5秒間しか維持しない。小当りにおける第一の扉部材2341の開放では、例えば、1回目の開放で、遊技球が所定球数(例えば10球)進入してしまうと、あるいは所定量の遊技価値(所定球数)を獲得してしまうと、2回目以降の開放は行われない。小当り遊技中には、特図低確率普図低確率状態へ移行する。小当りは、小当り遊技前後で制御状態が変化しない役であり、小当り遊技終了後には小当り遊技開始前の制御状態に復帰する。

大当り遊技では、可変入賞口(234,235)が開放し、遊技者の有利度が相対的に高い状態になる。

また、本実施形態では、ハズレ図柄も2種類用意されている。図5(a−1)および同図(a−2)に示す、特図Eは第1ハズレ図柄であり、特図Fは第2ハズレ図柄である。ハズレ図柄が停止表示されると、可変入賞口(234,235)の扉部材(2341,2351)は開閉動作を行わず、遊技者の有利度が相対的に低い状態になる。なお、「特図E」と「特図F」以外のハズレ図柄(例えば、第3のハズレ図柄等)をさらに用意しておいてもよく、本実施形態ではハズレ図柄は複数種類の図柄を含むものである。

以上説明したように、本実施形態のパチンコ機100では、遊技者の有利度が高い第2の有利度の当り制御状態と、第2の有利度よりは有利度が低い第1の有利度のハズレ制御状態とが用意され、パチンコ機100は当り制御状態(第二の制御状態)とハズレ制御状態(第一の制御状態)のうちのいずれか一方の制御状態をとる。これらの制御状態の移行も主制御部300のCPU304が行い、主制御部300のCPU304は、制御状態移行手段の一例にも相当する。

なお、本実施形態のパチンコ機100には、「特図A」に対応するその他の図柄も用意されており、「特図B」等の他の図柄についても同様である。

第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、当否判定結果(抽選結果)を報知する報知手段であって、図柄変動を開始してから当否判定の結果に対応した図柄態様(特図A〜特図F)を停止表示するまでの図柄変動表示を行う図柄表示手段の一例に相当する。

図5(b)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。第1特図始動口230または第2特図始動口232に球が入賞したこと、すなわち、第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。すなわち、装飾図柄表示装置208は、第1特別図柄表示装置212および第2特別図柄表示装置214とは別に、装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組み合わせである停止図柄態様(第2の図柄態様)を停止表示する。14R大当り(通常大当り)や15R特別大当り(確変付き大当り)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、同じ装飾図柄が3つ並んだ“装飾図柄の組み合わせ1”(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。また、図柄表示領域208a〜208cに、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ“装飾図柄の組み合わせ2”(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)が停止表示されると、15R特別大当り(確変付き大当り)確定になる。本実施形態では、装飾図柄の組み合わせ2は、第二の組み合わせに相当する。また、装飾図柄の組み合わせ1であって、装飾図柄の組み合わせ2以外の装飾図柄の組み合わせは、第一の組み合わせに相当する。

なお、特図1や特図2の停止図柄態様(図5(a−1),(a−2)参照)と、装飾図柄表示装置208の左中右の各図柄表示領域208a〜208cに表示される一つの装飾図柄の停止図柄態様(同図(b)参照)は、装飾図柄(同図(b)参照)の方が大きい。

図5(c)は普図の停止図柄態様(第2の図柄態様)の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、ハズレ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサであるゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、当り図柄である「普図A」とハズレ図柄である「普図B」の内のいずれか一方の図柄を停止表示する。この図5(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。

以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を普図の変動停止表示と称することがある。普図表示装置210は補助図柄報知手段の一例に相当する。

<主制御部メイン処理>
次に、図6を用いて、図4に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。

図4に示す主制御部300のRAM308には、大当り用特図1乱数カウンタ、ハズレ用特図1乱数カウンタ、およびこれらのカウンタの特図2用のカウンタが設けられている。また、そのRAM308には、特図1の保留数、特図1当選乱数値、大当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、特図1当否判定結果、特図1決定結果、特図1変動時間、およびこれらの、保留数や乱数値や結果の特図2用のものがそれぞれが記憶される。またRAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた保留記憶部が特図1と特図2とで別々に用意されている。特図1の保留記憶部には、後述するように、特図1当選乱数値、大当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、および特図1変動時間決定用乱数値の5つの乱数値を1セットにしてこれら5つの乱数値が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。

上述したように、図4に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。

ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可および初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。

ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。

ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。

ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。

ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。

具体的には、最初に、図2に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。

ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図4に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。

ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。

ステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、大当り用特図乱数値カウンタ、およびハズレ用特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための4つの初期値生成用乱数カウンタと、普図タイマ乱数値、特図1変動時間決定用乱数値、および特図2変動時間決定用乱数値をそれぞれ生成するための3つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図タイマ乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた普図タイマ乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS115の処理を繰り返し実行する。

<主制御部タイマ割込処理>
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。

図4に示す主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。

ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。

ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。

ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図4に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。

また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記憶領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、第一の可変入賞口234、第二の可変入賞口235、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口234、230やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。

ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値、普図タイマ乱数、大当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、特図1変動時間決定用乱数値、大当り用特図2乱数値、ハズレ用特図2乱数値、および特図2変動時間決定用乱数値それぞれを生成するための乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。なお、本実施形態では特図1に関する乱数値を取得するためのカウンタと特図2に関する乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けたが、同一のカウンタを用いてもよい。

ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。

ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。

ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口234、230や始動口230、232、228に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。

また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、第1特図始動口230に入賞があり、且つ、保留している特図1変動遊技の数が所定数(本実施形態では4)未満である場合には、所定の始動情報を取得する。すなわち、保留数が所定数未満であれば、特図1当選乱数値、大当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、および特図1変動時間決定用乱数値を取得する。ここで取得した特図1当選乱数値は、ハードウェア乱数を加工した値(ハードウェア乱数の値+Rレジスタの値+1)である。一方、大当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、および特図1変動時間決定用乱数値は、RAM308に設けられたソフトウェア乱数カウンタから導出されたソフトウェア乱数を加工した値(ソフトウェア乱数の値+Rレジスタの値+1)である。図4に示す乱数値生成回路318、RAM308に設けられたソフトウェア乱数カウンタ、および乱数加工を施す主制御部300を併せたものが、始動情報を生成して導出するものであり、始動情報導出手段(第1の始動情報導出手段,第2の始動情報導出手段)の一例に相当する。ここで取得された各種乱数値(始動情報)は、RAM308に設けた特図1の保留記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。この特図1の保留記憶部は、第1特図始動口230(第1の始動領域)に遊技球が進入した場合に取得した始動情報を所定の第1上限個数(ここでは4個)まで記憶可能な第1の始動情報記憶手段に相当する。このとき各種乱数値(始動情報)をRAM308に設けた一時領域に一旦記憶し、その一時領域に記憶された値を特図1の保留記憶部に記憶してもよく、この場合、一時領域を第1の始動情報記憶手段としてもよいし、特図1の保留記憶部および一時領域を第1の始動情報記憶手段としてもよい。また、主制御部300のCPU304は、RAM308に記憶されている特図1の保留数の値に1を加算し、特図1の保留数が1増加する。したがって、主制御部300のCPU304が保留手段の一例に相当する。また、特図2についても、特図1と同様に始動情報である各乱数値を取得し、取得した乱数値をRAM308に設けた特図2の保留記憶部に、1セットの始動情報として同様に記憶され、さらに、RAM308に記憶されている特図2の保留数の値に1を加算する。特図2の保留記憶部は、第2特図始動口232(第2の始動領域)に遊技球が進入した場合に取得した始動情報を所定の第2上限個数(ここでは4個)まで記憶可能な第2の始動情報記憶手段に相当する。このとき各種乱数値(始動情報)をRAM308に設けた一時領域に一旦記憶し、その一時領域に記憶された値を特図2の保留記憶部に記憶してもよく、この場合一時領域を第2の始動情報記憶手段としてもよいし、特図2の保留記憶部および一時領域を第2の始動情報記憶手段としてもよい。

また、普図始動口228を球が通過したことを検出し、且つ、保留している普図変動遊技の数が所定数(本実施形態では4)未満の場合には、そのタイミングにおける普図当選乱数値生成用の乱数カウンタの値を始動情報である普図当選乱数値として取得し、RAM308に設けた特図用とは別の乱数値記憶領域に記憶する。また、この入賞受付処理では、所定の球検出センサにより、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228、または可変入賞口(234、235)の入賞(入球)を検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228、および可変入賞口(234、235)の入賞(入球)の有無を示す入賞受付情報を設定する。

また、主制御部300のRAM308には、確変フラグが設けられており、第二の可変入賞口235の入賞(入球)を検出した場合には、この確変フラグをオンに設定する。本実施形態では、確変フラグは、第二の可変入賞口235の入賞(入球)が検出されない限り、オンに設定されることはなく、オフのままである。

なお、特図の始動情報にしても普図の始動情報にしても、保留数がそれぞれの所定数以上であれば始動情報を取得せずに、ステップS219に進む。

ステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図4に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。

ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。

また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、ハズレ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)およびハズレ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。

また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。このようにして一対の羽根部材2321の開放制御を行う主制御部300のCPU304が、可変始動領域制御を行う可変始動領域制御手段の一例に相当する。一方、非電サポ状態であれば、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定するとともに、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)には、何ら信号を出力しない。こうすることで、羽根部材2321は閉じた状態のままになる。なお、羽根部材2321を閉じた状態に維持するための信号を必ず出力するようにしてもよい。

また、電サポ状態であった場合には、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する処理では、所定の閉鎖期間(例えば0.1秒間)、羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。

また、電サポ状態であった場合には、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理において、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がハズレであれば、後述するように、普図ハズレフラグがオンされる。この普図ハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。

続いて、ステップS223では普図関連抽選処理を実行する。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定(普図当否判定)を行う。

図8(a)は普図決定用高確率テーブルを示す図であり、同図(b)は普図決定用低確率テーブルを示す図である。これらのテーブルは、主制御部300のROM306に記憶されている。

主制御部300のCPU304は、普図当選乱数値を取得すると、時短フラグを参照し、時短フラグがオンであれば普図高確率状態であるため、普図当選乱数値(取り得る数値範囲は0〜99)が同図(a)に示す普図決定用高確率テーブル内のいずれの乱数範囲に属するかに基づいて、普図決定結果として「当り」または「ハズレ」を導出する。普図高確率状態における当り確率は、99/100である。なお、普図高確率状態における当り確率を100%にしてもよい。

一方、時短フラグがオフであれば普図低確率状態であり、本実施形態では、普図低確率状態における当り確率は、1/100である。なお、普図低確率状態では、100%ハズレにしてもよく、こうした場合は、普図低確率状態(非電サポ状態)では、電チューは開放せず、乱数抽選を行ってもよいが、行わなくてもよい。

普図抽選の結果、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。また、普図当否判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、普図当否判定を行うたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また普図当否判定に使用した乱数値を消去する。

続いて、特図先読み処理(ステップS224)が実行される。この特図先読み処理については後述する。

次に、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行い(ステップS225)、次いで、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。特図2状態更新処理は、特図2の状態に応じて、次の8つの処理のうちの1つの処理を行う。例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、第2特別図柄表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。

また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。

特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、後述する特図関連抽選処理における特図決定結果(特図の停止図柄態様)に基づいて第2特図表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は、図5(a−2)に示す特図の停止図柄のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)その表示を維持するためにRAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。

また、後述するコマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。

また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、15R大当りフラグがオンされる。この15R大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するためにRAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド入賞演出設定送信処理を実行させるために上述の送信情報記憶領域に5Hを送信情報(コマンド種別)として追加記憶する。

また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または第一の可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)第一の可変入賞口234の第一の扉部材2341の開閉駆動用のソレノイド(332)に、第一の扉部材2341を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド大入賞口開放設定送信処理を実行させるために上述の送信情報記憶領域に7Hを送信情報(コマンド種別)として追加記憶する。

また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)第一の可変入賞口234の第一の扉部材2341の開閉駆動用のソレノイド(332)に、第一の扉部材2341を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。

また、第一の扉部材2341の開放・閉鎖制御を14回(14ラウンド分)繰り返した後、今度は、所定の開放期間(例えば30秒間、または第二の可変入賞口235に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)第二の可変入賞口235の第二の扉部材2351の開閉駆動用のソレノイド(332)に、第二の扉部材2351を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。

次いで、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)第二の可変入賞口235の第二の扉部材2351の開閉駆動用のソレノイド(332)に、第二の扉部材2351を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。こうして、第二の扉部材2351の開放・閉鎖制御を1回(1ラウンド分)行った後で開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するためにRAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。なお、本実施の形態において、主制御部300のCPU304は、第一の可変入賞口234および第二の可変入賞口235(これらを特別電動役物ということがある)が開放している間に特別電動役物開放信号を出力する。また、特別電動役物の開放中および上述した閉鎖期間において特別電動役物作動信号を出力する。この特別電動役物作動信号は、上述した閉鎖期間に代えて、この閉鎖期間のうちの第一の可変入賞口234および第二の可変入賞口235の入賞球を処理するための有効期間に出力するように構成してもよい。また、本実施の形態において、主制御部300のCPU304は、大当り遊技の実行中に役物連続作動信号を出力する。すなわち、役物連続作動信号の出力中は、大当り遊技の実行中であるということができる。これら出力される信号は、情報出力回路336を介して外部のホールコンピュータに出力されるものであってもよいし、試験用出力ポートから出力されるものであってもよいし、また、情報出力回路336および試験用出力ポートの両方から出力されるものであってもよい。

以上説明したように、主制御部300のCPU304は、大当り遊技状態中に、可変入賞口(234、235)の扉部材(2341、2351)の開閉状態の変化制御を行う可変入賞制御手段の一例に相当する。なお、主制御部300のROM306には、可変入賞口(234、235)の扉部材(2341、2351)の開閉パターンが記憶されており、主制御部300のCPU304は、そのROM306から、特図変動遊技の当否判定に応じた開閉パターンを取得する。

上述のごとく、本実施形態では、第二の可変入賞口235の入賞(入球)を検出した場合には、確変フラグをオンに設定する。また、主制御部300のRAM308には、確変フラグの他に時短フラグも用意されている。さらに、RAM308には、回数記憶部も設けられている。本実施形態では、大当り遊技の終了と同時に、時短フラグをオンに設定する。また、確変フラグがオンに設定されていれば、回数記憶部に100回をセットし、確変フラグがオフのままであれば、回数記憶部に電サポ回数50回をセットする。なお、第二の可変入賞口235の入賞(入球)を検出した段階で、回数記憶部に100回をセットしてもよい。また、第二の可変入賞口235への入賞を検出したときに入賞フラグをオンにして、大当り遊技の終了のときに、入賞フラグがオンとなっていることを条件に確変フラグをオンに設定するようにしてもよい。また、本実施形態では、大当り遊技の終了後、特図高確率普図高確率状態に移行する場合には、その制御状態が100回の図柄変動表示が行われるまで継続し、特図低確率普図高確率状態に移行する場合には、その制御状態が50回の図柄変動表示が行われるまで継続するものであるが、特図高確率普図高確率状態に移行する場合も、特図低確率普図高確率状態に移行する場合も、例えば、100回の図柄変動表示が行われるまで継続する等、当該制御状態が継続する図柄変動表示回数をいずれの制御状態においても同一回数に設定してもよい。

主制御部300のCPU304は、RAM308に設けられた回数記憶部に値がセットされている場合には、その値が1以上であれば、その値から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、時短フラグをオフする。また、確変フラグがオンであった場合には、回数記憶部の減算結果が1から0となった時点で、確変フラグもオフする。

また、大当り遊技中にも、確変フラグと時短フラグをオフする。すなわち、主制御部300のCPU304は、大当り遊技状態中(第二の制御状態中)である場合に、非電サポ状態(第一の進入率制御状態)に移行させる。

さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド終了演出設定送信処理を実行させるために上述の送信情報記憶領域に6Hを送信情報(コマンド種別)として追加記憶する。

また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。さらに、特図2変動遊技の結果がハズレであれば、ハズレフラグがオンされる。このハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次の処理に移行するようにしている。

特図2状態更新処理が終了すると、特図1状態更新処理を行う。特図1変動遊技の結果が、15R特別大当りであれば15R大当りフラグをオンにし、14R大当りであれば14R大当りフラグをオンにする。15R大当りフラグがオンの場合には、上述した特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。

一方、14R大当りフラグがオンの場合には、第二の可変入賞口235における第二の扉部材2351の開放・閉鎖制御は行わず、第一の可変入賞口234における第一の扉部材2341の開放・閉鎖制御を行った後で、RAM308の演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定し、後は、特図2状態更新処理で説明した制御と同じ制御を行う。したがって、確変フラグはオフのままであり、時短フラグはオンに設定されるものの、回数記憶部には電サポ回数50回がセットされる。

なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。

ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。この特図関連抽選処理を実行する主制御部300のCPU304が当否判定手段の一例に相当する。主制御部300は、最初に特図2についての処理(特図2関連抽選処理(ステップS229))を行い、その後、特図1についての処理(特図1関連抽選処理(ステップS231))を行う。このように、主制御部300が特図2関連抽選処理(ステップS229)を特図1関連抽選処理(ステップS231)よりも先に行うことで、同じタイミングで、第1特図始動口230に遊技球が進入したことに基づいて始動情報を取得し、かつ第2特図始動口232に遊技球が進入したことに基づいて始動情報を取得した場合や、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合や、特図2変動遊技の開始条件と特図1変動遊技の開始条件の両方が成立している場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。すなわち、本実施形態のパチンコ機100は、特図2優先変動を行うものであり、第2特図始動口232への入賞に基づく抽選(特図2の当否判定)を、第1特図始動口230への入賞に基づく抽選(特図1の当否判定)よりも優先して行う。言い換えれば、本実施形態のパチンコ機100では、第1の特別始動領域に遊技球が進入した場合に第1の乱数値記憶領域に乱数値を最大保留数まで格納し、第2の特別始動領域に遊技球が入賞した場合に第2の乱数値記憶領域に乱数値を最大保留数まで格納する入賞記憶部と、前記第1の乱数値記憶領域および前記第2の乱数値記憶領域の両方に乱数値が記憶されている場合に、前記第1の乱数値記憶領域に前記乱数値が記憶された時期および前記第2の乱数値記憶領域に前記乱数値が記憶された時期とは無関係に該第2の乱数値記憶領域に記憶されている乱数値に基づいて当否判定を行うとともに、前記第1の乱数値記憶領域に乱数値が記憶されておらず、かつ前記第2の乱数値記憶領域に乱数値が記憶されている場合には、該第2の乱数値記憶領域に記憶されている乱数値に基づいて当否判定を行い、前記第2の乱数値記憶領域に乱数値が記憶されておらず、かつ前記第1の乱数値記憶領域に乱数値が記憶されている場合には、該第1の乱数値記憶領域に記憶されている乱数値に基づいて当否判定を行う当否判定手段を備えている。また、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214による特図変動遊技の大当り判定の結果の報知は、主制御部300で行われ、第2特図始動口232への入賞に基づく当否判定の結果報知が、第1特図始動口230への入賞に基づく当否判定の結果報知よりも優先して行われ、当否判定が行われていない始動情報として、特図1の始動情報と特図2の始動情報のうちの特図1の始動情報のみが残っている状態で、特図2の始動情報が新たに記憶された場合には、新たに記憶された特図2の始動情報に基づく当否判定の結果の報知が、既に記憶されていた特図1の始動情報に基づく当否判定の結果の報知よりも先に行われる。また、始動情報を取得する始動情報取得手段は、第1の始動情報記憶手段および第2の始動情報記憶手段のうちの両方に始動情報が記憶されている場合には、該第2の始動情報記憶手段から始動情報を取得し、該第1の始動情報記憶手段および該第2の始動情報記憶手段のうちの一方に始動情報が記憶されている場合には、始動情報が記憶されている始動情報記憶手段から始動情報を取得するものである。なお、ステップS225の特図2状態更新処理に続いて先に特図2関連抽選処理を行い、それから、ステップS227の特図1状態更新処理を行い、その後、特図1関連抽選処理を行うようにしてもよい。また、本実施形態のパチンコ機100は、特図2優先変動を行うものであるが、第1特図始動口230および第2特図始動口232に対して入賞した順序にしたがって当否判定(入賞順変動)を行うものであってもよい。例えば、第2特図始動口232、第1特図始動口230、第2特図始動口232の順序で入賞した場合には、入賞順変動を行うパチンコ機100にあっては、特図2の当否判定、特図1の当否判定、特図2の当否判定の順で実施することとなる。

特図2関連抽選処理(ステップS229)では、特図2についての、当否判定(抽選)の実行、停止表示する特図の決定、ならびに変動時間の決定を行う。特図関連抽選処理を実行する主制御部300のCPU304が当否判定手段の一例に相当する。特図2関連抽選処理では、最初に、所定条件を充足したか否かを判定する。ここでの判定では、まず、所定の当否判定禁止条件が不成立であるか否かの判定を行う。すなわち、第2特図表示装置214が特図変動表示中であるか、または停止表示中であるか否かを判定し、いずれかの表示中である場合には主制御部タイマ割込処理に戻り、いずれの表示中でもない場合には、特図作動中に設定されているか特図非作動中に設定されているかを判定し、特図作動中に設定されていれば主制御部タイマ割込処理に戻り、特図非作動中に設定されていれば、当否判定禁止条件が不成立であったことになり、今度は、所定の当否判定条件が成立しているか否かの判定を行う。当否判定条件についての判定は、RAM308に設けた特図2の保留記憶部を参照し、特図2変動遊技の保留数が0より大きいか否かを判定する。保留数が0であれば、主制御部タイマ割込処理に戻る。反対に、保留数が1以上であれば、所定の当否判定条件が成立していることになり、RAM308に設けられた特図2の保留記憶部から、最も過去に格納した始動情報である1セット分の乱数値(特図2当選乱数値、大当り用特図2乱数値、ハズレ用特図2乱数値、および特図2変動時間決定用乱数値)を取り出し、その保留記憶部にまだ格納されている始動情報(乱数値のセット)を、今記憶されている領域から隣の領域に移し替える。すなわち、最も過去に格納した始動情報を特図2の保留記憶部から取り出し、さらに特図2の保留記憶部に始動情報が格納されていれば、N番目に古い始動情報を特図2の保留記憶部におけるN−1番目に古い始動情報として設定したことになる。また、RAM308に記憶している保留数を1減算する。RAM308の特図2の保留記憶部から1セット分の乱数値(特図2当選乱数値、大当り用特図2乱数値、ハズレ用特図2乱数値、および特図2変動時間決定用乱数値)を取り出す処理を行う主制御部300のCPU304が、第2の始動情報取得手段の一例に相当する。

図8(c)は当否判定用高確率テーブルを示す図であり、同図(d)は当否判定用低確率テーブルを示す図である。これらのテーブルは、主制御部300のROM306に記憶されている。

主制御部300のCPU304は、RAM308の保留記憶部から始動情報を取り出すと、確変フラグを参照し、確変フラグがオンであれば特図高確率状態であるため、特図2当選乱数値(取り得る数値範囲は0〜65535)が同図(c)に示す当否判定用高確率テーブル内のいずれの乱数範囲に属するかに基づいて、特図2当否判定結果として「大当り」または「ハズレ」を導出する。特図高確率状態における大当り確率は、1/65.536である。

一方、確変フラグがオフであれば特図低確率状態であるため、特図2当選乱数値が同図(d)に示す当否判定用高確率テーブル内のいずれの乱数範囲に属するかに基づいて、特図2当否判定結果として「大当り」または「ハズレ」を導出する。特図低確率状態における大当り確率は、1/262.144である。

次いで、特図2当否判定結果に基づいて特図2の図柄を決定する。

図8(e)は、特図決定用テーブルを示す図である。このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。この特図決定用テーブルは、当否判定結果ごとに特図の停止図柄態様(図5(a−2)参照)に対応した乱数範囲が規定されている。

主制御部300のCPU304は、特図2当否判定結果が大当りの場合であれば、RAM308の保留記憶部から先に取得した1セット分の乱数値のうちの大当り用特図2乱数値(取り得る数値範囲は0〜99)が、同図(e)に示す特図決定用テーブル中の、当否判定結果が大当りのうちのいずれの乱数範囲に属するかを判定し、特図2決定結果として「特図A」〜「特図D」を決定する。いずれの乱数範囲も25%であり、振り分け確率は同じである。なお、振り分け確率が図柄毎に異なっていてもよい。

また、特図2当否判定結果がハズレの場合であれば、RAM308の保留記憶部から先に取得した1セット分の乱数値のうちのハズレ用特図2乱数値(取り得る数値範囲は0〜99)が、同図(e)に示す特図決定用テーブル中の、当否判定結果がハズレのうちのいずれの乱数範囲に属するかを判定し、特図2決定結果として「特図E」または「特図F」を決定する。ここで決定した特図2決定結果は、第2特図表示装置214によって停止表示されることになる特図2の図柄態様を表す情報である。

「大当り」または「ハズレ」を導出することを当否判定としてもよいが、さらに停止図柄態様の特図まで決定することを当否判定としてもよい。

続いて、特図2決定結果に基づいて特図2の図柄変動表示における図柄変動時間(特図2変動時間)を決定するが、ここではまず、特図1関連抽選処理(ステップS231)における特図1当否判定結果、および停止表示する特図1の決定について説明する。

まず、特図1関連抽選処理では、RAM308の特図1の保留記憶部から1セット分の乱数値(特図1当選乱数値、大当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、および特図1変動時間決定用乱数値)を取り出し、1セット分の乱数値(始動情報)に基づいて、特図1についての、当否判定(抽選)の実行、および停止表示する特図の決定を行う。当否判定の実行では、図8(c)および同図(d)に示す当否判定用テーブルが用いられ、特図の決定には、同図(d)に示す特図決定用テーブルが用いられる。特図1の場合には、特図Aと特図Bが15ラウンドの大当りであり、確変付き大当りになる可能性がある。特図1における15ラウンド大当りの確率は50%である。ただし、15ラウンド目に第二の可変入賞口235に入賞しないと、確変付きにはならず、時短回数も50回に減ってしまう。

特図2関連抽選処理においても、特図1関連抽選処理においても、停止表示する特図の図柄(特図決定結果)が決定すると、その特図決定結果に基づいて特図の図柄変動表示における図柄変動時間を決定する。なお、本実施形態では、特図2については、普図低確率状態ではほとんど図柄変動表示が実行される機会がないため、普図低確率状態における特図2にかかる図柄変動表示は総ての同一の図柄変動時間(例えば、5秒)となるようにしてもよい。このとき、ハズレとなる図柄変動表示と大当りとなる図柄変動表示とで図柄変動時間が異なるようにしてもよい。

図9(a)は、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図であり、同図(b)は、特図2で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図である。これらのテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。

本実施形態では普図低確率状態では普図抽選は1/100の確率でしか当たらないため、電チューはほとんど開放せず、第2特図始動口232への入賞の確率は低いため、図9(a)に示すテーブルは、普図低確率(特図低確率普図低確率)状態の場合に多く使用されるテーブルセット選択テーブルに相当する。図9(a)では、参考までに、特図1での大当り時の停止図柄に対応した、大当り遊技終了後の制御状態を示している。丸印は付きを表し、バツ印は無しを表す(以下、同じ)。

一方、普図高確率状態では、電チューがほとんど開放し、特図1における大当りよりも特図2における大当りの方が遊技者にとって有利なため、遊技者は第2特図始動口232を狙い、図9(b)に示すテーブルは、普図高確率(特図高確率普図高確率、特図低確率普図高確率)状態の場合に多く使用されるテーブルセット選択テーブルに相当する。図9(b)では、参考までに、特図2での大当り時の停止図柄に対応した、大当り遊技終了後の制御状態を示している。

なお、図9(a)にしても図9(b)にしても、15ラウンド目に開放する第二の可変入賞口235に入賞しないと、確変付きにはならない。

図9(a)に示すテーブルおよび図9(b)に示すテーブルから、特図決定結果が、第2特図始動口232が開放する大当り(15R大当り)図柄であった場合には、テーブルセット1が選択され、特図決定結果が、第2特図始動口232が開放しない大当り(14R大当り)図柄であった場合には、テーブルセット2が選択される。

図9(c)は、テーブルセットで使用されるテーブルを説明するための図である。

テーブルセットでは、詳しくは後述するように、大当り遊技が終了してからの特図の図柄変動回数に応じて、使用するテーブルを規定している。

テーブルセットで使用されるテーブルには、テーブル1〜5の5種類があり、テーブル1は、本来、特図低確率普図低確率状態で使用されるテーブルであり、テーブル1のデフォルトの遊技状態は特図低確率普図低確率状態になる。テーブル2は、本来、特図低確率普図高確率状態で使用されるテーブルであり、テーブル2のデフォルトの遊技状態は特図低確率普図高確率状態になる。テーブル3は、本来、特図高確率普図高確率状態で使用されるテーブルであり、テーブル3のデフォルトの遊技状態は特図高確率普図高確率状態になる。また、テーブル4は、本来、特図低確率普図高確率状態における転落直前状態で使用されるテーブルであり、テーブル4のデフォルトの遊技状態は特図低確率普図高確率状態になる。テーブル5は、本来、特図高確率普図高確率状態における転落直前状態で使用されるテーブルであり、テーブル5のデフォルトの遊技状態は特図高確率普図高確率状態になる。このように、本実施形態では、制御状態に応じて使用されるテーブルが異なる。

各テーブルは、詳しくは後述するように、使用する変動時間(タイマ番号)を選択する際に使用される。

図9(d)は、タイマ番号を説明するための図である。

図9(d)には、各タイマ番号に対応した変動時間が示されている。また、制御状態(特図低確率普図低確率状態、特図高確率普図高確率状態、特図低確率普図高確率状態)に応じて装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる演出態様についても参考までに示されている。本実施形態では、遊技状態に応じて、特図の変動時間(タイマ番号)と装飾図柄表示装置208の演出態様は、1対1に対応付けられている。すなわち、遊技状態が異なれば、同じタイマ番号であっても、装飾図柄表示装置208の演出態様は異なる。例えば、タイマ番号4(10秒)であっても、特図高確率普図高確率状態あるいは特図低確率普図高確率状態ではバトルガセあおり1の演出態様になり、特図低確率普図低確率状態では通常ハズレの演出態様になる。また、タイマ番号6(30秒)であっても、特図高確率普図高確率状態あるいは特図低確率普図高確率状態ではバトルA敗北の演出態様になり、特図低確率普図低確率状態ではスーパーリーチAハズレの演出態様になる。このように、普図高確率状態か普図低確率状態かによって、変動時間は同じでも、装飾図柄表示装置208における演出態様は異なる場合がある。

主制御部300は、特図の変動時間に対応した装飾図柄表示装置208の演出態様まで決定してもよいが、本実施形態では、ここで決定された変動時間を表す情報と、現在の遊技状態を表す情報を、第1副制御部400に送信し、第1副制御部400が、遊技状態に応じて、変動時間に対応した装飾図柄表示装置208における演出態様を決定する。

装飾図柄表示装置208における演出態様には、リーチ演出を伴う演出態様と、リーチ演出を伴わない演出態様とがある。「超短縮」「短縮」「通常」「バトルガセあおり」は、リーチ演出を伴わない演出態様であり、それら以外はリーチ演出を伴う演出態様である。なお、「バトルガセあおり」は、リーチ演出に発展しそうなことを煽る演出態様である。

本実施形態では、リーチ演出として、ノーマルリーチとスーパーリーチ(SPリーチ)が用意されている。ノーマルリーチとは、一般に2つの図柄表示領域(例えば、図3に示す左右図柄表示領域208a、208c)が等しい装飾図柄を停止表示し、残りの1つの図柄表示領域(例えば中図柄表示領域208b)が変動表示している状態(リーチ状態)のこと、すなわち、変動表示している図柄表示領域が特定の図柄(停止表示している図柄表示領域と等しい図柄)を停止表示すれば所定の大当り図柄の組み合わせ(図5(b)に示す“装飾図柄の組み合わせ1”や“装飾図柄の組み合わせ2”)を停止表示することとなる状態のことである。スーパーリーチは、ノーマルリーチにさらに特殊な変動表示等を加味して演出効果を向上させたリーチの一種であり、本実施形態では、スーパーリーチ(SPリーチ)A、スーパーリーチ(SPリーチ)B、バトルA、バトルBが用意されている。すなわち、バトルAもバトルBもスーパーリーチを伴う演出である。

なお、スーパーリーチとしては、ロングリーチ、ノーマル逆転リーチ、ダブルラインリーチ等が知られており、さらには、特別マルチラインリーチ、全回転リーチ、特別全回転リーチ等のスペシャルリーチも知られている。本明細書で単にリーチというときには、ノーマルリーチとスーパーリーチとスペシャルリーチを含んだ装飾図柄の変動態様を意味する。このリーチは、特図の当否判定(抽選)の結果が当りの判定結果になることを、その当否判定を行った後であってその当否判定の結果を報知する前に遊技者に予告する演出であり、リーチを行うか否かは、その当否判定を行った後に決定される。リーチなしは、特図の変動時間が相対的に短く、スーパーリーチは特図の変動時間が相対的に長く、ノーマルリーチは特図の変動時間がリーチなしとスーパーリーチの間の時間になる。

また、図9(d)に示す“−”は禁則処理を表し、その演出態様が本来行われないことを表す。すなわち、実際の遊技状態と、変動時間選択用のテーブルのデフォルトの遊技状態が異なっている場合、実際の遊技状態に、その遊技状態に合わせた演出態様が用意されていれば、その演出態様で演出を実行するが、実際の遊技状態では禁則処理がかかっている場合には、変動時間選択用のテーブルのデフォルトの遊技状態の演出態様を代わりに用いて演出を実行する。

ここで、本実施形態における禁則処理について詳しく説明する。

まず、前提として、遊技状態と演出表示と変動時間が原則対応関係にある。しかし、このうち変動時間あるいは変動時間を選択するテーブル(ここではテーブルセットやテーブル1〜5が相当し、以下、単にテーブルと称する)が、遊技状態の決定よりも先に決められてしまうため、変動時間やテーブルが、遊技状態や演出表示と対応関係にならない場合が生じる。すなわち、特殊状態が生じる。このとき、遊技状態と演出表示で本来行われるはずのない演出が行われる場合がある。この本来行われるはずのない演出の演出時間は、この遊技状態に対応する変動時間として禁則がかかっている時間である。例えば、ハズレの演出の場合には、基本的には、異なる装飾図柄の組み合わせを停止させるだけなので、時間に差があっても問題なく、逆に、時間の差が、遊技者の違和感を利用した特殊状態の報知になる場合がある。また、リーチ演出の場合には、別の遊技状態で使用されるリーチ演出を行い得る。本実施形態は電サポの有無で見た目上、同じ類の演出を行っている。例えば、本来は出現しないリーチBが出現することがある。この場合であっても、演出として、遊技者の違和感はないが、一方で、本来出現することがない遊技状態で出現する点では違和感を生じることがある。

なお、本実施形態では、特図高確率状態か特図低確率状態かによって、変動時間は同じでも、装飾図柄表示装置208における演出態様が禁則処理されたりされなかったりしているが、禁則処理を解除し、演出態様が異なる場合を設けてもよい。

図10(a)は、テーブルセット1を説明するための図である。

テーブルセット1は、大当り遊技終了後、確変状態に移行する場合に使用されるものである。大当り終了後、99回目の図柄変動表示までは、特図高確率普図高確率状態用のテーブル3が使用され、100回目の図柄変動表示、すなわち確変状態かつ電サポ状態最後の図柄変動表示では、テーブル5が使用される。すなわち、遊技者の有利度が第二の有利度である状態が最後となる転落直前状態では、テーブル5が使用される。101回目の図柄変動表示が開始されるときには、非確変状態かつ非電サポ状態に移行しており、特図低確率普図低確率状態用のテーブル1が使用される。

図10(b)は、テーブルセット2を説明するための図である。

テーブルセット2は、大当り遊技終了後、非確変状態のまま電サポ状態に移行する場合に使用されるものである。大当り終了後、49回目の図柄変動表示までは、特図低確率普図高確率状態用のテーブル2が使用され、50回目の図柄変動表示、すなわち電サポ状態最後の図柄変動表示では、テーブル4が使用される。すなわち、遊技者の有利度が第一の有利度である状態が最後となる転落直前状態では、テーブル4が使用される。なお、上述の第二の有利度は、第一の有利度よりも遊技者の有利度が高い。51回目の図柄変動表示が開始されるときには、非電サポ状態に移行しており、特図低確率普図低確率状態用のテーブル1が使用される。

テーブル1〜5は、大当り図柄が停止表示される、すなわち大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブルと、ハズレ図柄が停止表示される、すなわちハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブルが用意されている。また、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブルには、変動時間決定時の保留数に応じて複数種類が用意されている。本実施形態では、特図1と特図2のうち一方の特図(ここでは特図1)の保留数に基づいて変動時間を決定するが、特図1、特図2の保留数の合計数に基づいて変動時間を決定してもよい。また、特図1と特図2で共通のテーブルを用いるが、特図1と特図2で使用するテーブルを分けてもよい。

変動時間の決定には、RAM308の保留記憶部から先に取得した1セット分の乱数値のうちの特図変動時間決定用乱数値(取り得る数値範囲は0〜65535)が用いられる。

図10(c)〜同図(e)は、テーブル1を示す図である。これらの図10(c)〜同図(e)には、図9(d)にも示す、装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる特図低確率普図低確率状態における演出態様が参考までに示されている。

図10(c)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル1を示す図である。

タイマ番号1(1秒)の超短縮大当りは、1/65536の超低確率でしか選択されず、ほとんどがスーパーリーチ系の大当りになる。すなわち、タイマ番号7(35秒)のリーチA大当りが19999/65536の確率で選択され、タイマ番号9(65秒)のリーチB大当りが45536/65536の確率で選択される。

図10(d)は、特図1の保留数が4の場合に、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル1を示す図であり、同図(e)は、特図1の保留数が0〜3の場合に、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル1を示す図である。

普図低確率状態(非電サポ中)では、特図1がほとんど変動する(特図2の変動は低確率の)ため、本実施形態のテーブル1では、特図1の保留数に基づいて変動時間を決定する。なお、特図1がほぼ(例えば、99%)変動する場合であっても、特図1の保留数に基づいて変動時間を決定するようにしてもよい。

なお、特図1の保留数が「0」の状態で第1特図始動口230に入賞があった場合でも、特図1の保留数は一旦「1」になる。

図10(d)に示す、特図1の保留数が4の場合に用いられるテーブルでは、タイマ番号3(5秒)の短縮はずれが、かなりの高確率(62000/65536)で選択され、保留の高速消化が図られる。

一方、図10(e)に示す、特図1の保留数が0〜3の場合に用いられるテーブルでは、タイマ番号4(10秒)の通常はずれが、高確率(55000/65536)で選択される。

図11(a)〜同図(c)は、テーブル2を示す図である。これらの図11(a)〜同図(c)には、図9(d)にも示す、装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる特図低確率普図高低確率状態における演出態様が参考までに示されている。

図11(a)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル2を示す図である。

タイマ番号1(1秒)の超短縮大当りは、500/65536の低確率でしか選択されず、多くの場合は、バトルを伴うスーパーリーチの大当りになる。すなわち、普図低確率状態では、バトル演出は行われないが、普図高確率状態では、バトル演出が行われる場合がある。

図11(b)は、特図2の保留数が3又は4の場合に、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル2を示す図であり、同図(c)は、特図2の保留数が1又は2の場合に、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル2を示す図である。

普図高確率状態(電サポ中)では、ほぼ特図2が変動するため、本実施形態のテーブル2では、特図2の保留数に基づいて変動時間を決定する。

また、特図2の保留数が「0」の状態で第2特図始動口232に入賞があった場合でも、特図2の保留数は一旦「1」になる。

図11(b)に示す、特図2の保留数が3又は4の場合に用いられるテーブルでは、タイマ番号2(2秒)の超短縮はずれが、かなりの高確率(63000/65536)で選択され、保留の高速消化が図られる。

一方、図11(c)に示す、特図2の保留数が0〜2の場合に用いられるテーブルでは、タイマ番号4(10秒)のバトルガセあおり1が、高確率(64150/65536)で選択される。普図高確率状態では、ハズレの場合には、バトルを伴うスーパーリーチに発展しそうなことを煽る演出が行われる場合がある。

図11(d)〜同図(f)は、テーブル3を示す図である。これらの図11(d)〜同図(f)には、図9(d)にも示す、装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる特図高確率普図高確率状態における演出態様が参考までに示されている。

図11(d)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル3を示す図である。

特図高確率状態では、大当りであっても、かなりの確率(30000/65536)でタイマ番号1(1秒)の超短縮大当りが選択され、残りは、タイマ番号7(35秒)のバトルを伴うスーパーリーチの大当りになる。

図11(e)は、特図2の保留数が4の場合に、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル3を示す図であり、同図(f)は、特図2の保留数が1〜3の場合に、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル3を示す図である。

図11(e)に示す、特図2の保留数が4の場合に用いられるテーブルでは、タイマ番号2(2秒)の超短縮はずれが、かなりの高確率(63000/65536)で選択され、保留の高速消化が図られる。また、タイマ番号4(10秒)のバトルガセあおり1の他、や、タイマ番号6(30秒)のバトルA敗北も選択される場合がある。

一方、図11(f)に示す、特図2の保留数が0〜3の場合に用いられるテーブルでは、タイマ番号4(10秒)のバトルガセあおり1が、高確率(62500/65536)で選択され、タイマ番号6(30秒)のバトルA敗北も選択される場合がある。

図12(a)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル4を示す図であり、同図(b)は、保留数に関係なく、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル4を示す図である。これらのテーブル4を示す図には、図9(d)にも示す、装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる特図低確率普図高確率状態における演出態様が参考までに示されている。

上述のごとく、テーブル4は、非確変状態のまま電サポ状態に移行した後、電サポ状態最後の図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブルである。

図12(a)に示す大当りする図柄変動表示では、長めの変動時間が必ず選択され、装飾図柄表示装置208では、バトルを伴うスーパーリーチが行われる。一方、図12(b)に示すハズレの図柄変動表示では、タイマ番号5(12秒)のバトルガセあおり2が必ず選択される。この結果、バトル演出に発展したら、大当り確定になる。よって、バトルガセあおり2によって、遊技の興趣が向上しやすい。

図12(c)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル5を示す図であり、同図(b)は、保留数に関係なく、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル5を示す図である。これらのテーブル5を示す図には、図9(d)にも示す、装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる特図高確率普図高確率状態における演出態様が参考までに示されている。

上述のごとく、テーブル5は、確変状態かつ電サポ状態に移行した後、確変状態かつ電サポ状態最後の図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブルである。

図12(c)に示す大当りする図柄変動表示では、長めの変動時間が必ず選択され、装飾図柄表示装置208では、タイマ番号7(35秒)のバトルA勝利が必ず選択される。一方、図12(d)に示すハズレの図柄変動表示では、タイマ番号5(12秒)のバトルガセあおり2が必ず選択される。この結果、ここでも、バトル演出に発展したら、大当り確定になり、バトルガセあおり2によって、遊技の興趣が向上しやすい。

なお、本実施形態において、テーブルセット1で使用されるテーブル3あるいはテーブル5によってのみ選択されうる演出があってもよいし、テーブルセット2で使用されるテーブル2あるいはテーブル4によってのみ選択され得る演出があってもよい。

以上説明したことをまとめると、特図1では特図Aまたは特図Bに当選することが第二の遊技条件の成立の一例に相当する。また、特図2では、大当りに当選することが第二の遊技条件の成立の一例に相当する。すなわち、特図1にしても特図2にしても、15Rの大当りに当選することが第二の遊技条件の成立の一例に相当する。第二の遊技条件が成立すると、大当り遊技として15ラウンド目が付与される。この15ラウンド目は、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が唯一開放するラウンドになり、第二の可変入賞口235に入賞すると、大当り遊技後に確変状態に移行する。第二の可変入賞口235への入賞が第三の遊技条件(以下の説明において、「第一の条件」という場合もある)の成立の一例に相当するが、第二の可変入賞口235が、例えば1ラウンド目から開放する遊技台であれば、第二の遊技条件は、大当りに当選することで成立することになる。すなわち、第二の遊技条件は、第三の遊技条件を成立させるための前提条件になっており、第三の遊技条件は、第二の遊技条件が成立する前では成立せず、第二の遊技条件が成立した後に成立可能な条件である。言い換えれば、第三の遊技条件は、第二の遊技条件が成立する前よりも、第二の遊技条件が成立した後の方が成立しやすい条件である。

また、特図1では特図Cまたは特図Dに当選することが第一の遊技条件の成立の一例に相当する。

第二の遊技条件が成立し、かつ第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)も成立した場合には、大当り遊技後、100回の図柄変動表示が行われる間(第一の期間に相当)、確変状態かつ電サポ状態(第二の遊技状態の一例に相当)に移行し、次回大当りまで、図10(a)に示すテーブルセット1(第二のグループの一例に相当)が使用される。

なお、本実施形態では、確変状態は100回しか継続しないが、大当り図柄の種類(大当り種別)を増やす等して、あるいは抽選等によって、確変状態の継続回数が80回の場合があったり、150回の場合があったりするようにしてもよい。また、大当り図柄等によって、あるいは抽選等によって、確変状態における電サポ状態の継続回数を変更するようにしてもよい。例えば、ある大当り図柄で大当りした場合には、確変状態は継続回数が100回である一方、電サポ状態は継続回数が50回であり、ある大当り図柄で大当りした場合には、確変状態と電サポ状態はいずれも継続回数が100回となるようなものであってもよい。また、図柄変動表示を行うごとに転落抽選を行い、転落抽選に当選した場合には、確変状態を終了させるようにしてもよい。

図13(a)は、第二の遊技条件が成立し、かつ第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)も成立した場合の一例を示すタイムチャートである。図13においては、左から右に向かって時間が経過していく。

一方、第二の遊技条件は成立したものの第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)は不成立の場合には、大当り遊技後、電サポ状態には移行するが、非確変状態のままである(第一の遊技状態の一例に相当)。しかしながら、第二の遊技条件が成立したことから、次回大当りまで、図10(a)に示すテーブルセット1(第二のグループの一例に相当)が使用される。第二のグループの一例に相当するテーブルセット1は、第二の遊技条件が成立した場合に使用されるテーブルセットである。なお、ここでの電サポ状態(第一の遊技状態)は、大当り遊技後、50回の図柄変動表示が行われる間(第二の期間に相当)、維持される。本実施形態では、非確変状態では電サポ状態は50回しか継続しないが、大当り図柄の種類(大当り種別)を増やす等して、あるいは抽選等によって、電サポ状態の継続回数が30回の場合があったり、70回の場合があったり、120回の場合があったりするようにしてもよい。また、図柄変動表示を行うごとに転落抽選を行い、転落抽選に当選した場合には、電サポ状態を終了させるようにしてもよい。

図13(b)は、第二の遊技条件が成立し、かつ第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)は不成立であった場合の一例を示すタイムチャートである。

第二の遊技状態と第一の遊技状態とは、電サポ状態(時短状態)であるか否かは関係なく、確変状態であるか否かで区別しているが、大当り図柄と大当り遊技後に移行する遊技状態との対応関係を変えて、確変状態であるか否かは関係なく、電サポ状態であるか否かで区別するようにしてもよい。すなわち、確変状態であっても非確変状態であっても電サポ状態であれば第二の遊技状態とし、確変状態であっても非確変状態であっても非電サポ状態であれば第一の遊技状態としてもよい。このようにいずれにしても、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりも遊技者とって有利な遊技状態である。その他にも、第一の遊技状態と第二の遊技状態としては、以下の例が挙げられる。例えば、非確変状態で且つ非電サポ状態を第一の遊技状態とし、確変状態でかつ電サポ状態を第二の遊技状態とすることができる。また、非確変状態でかつ電サポ状態を第一の遊技状態とし、確変状態で且つ電サポ状態を第二の遊技状態とすることもできる。また、非確変状態で且つ非電サポ状態を第一の遊技状態とし、非確変状態で且つ電サポ状態を第二の遊技状態とすることもできる。また、非確変でかつ非電サポ状態を第一の遊技状態とし、確変状態で且つ非電サポ状態を第二の遊技状態とすることもできる。また、確変状態で且つ非電サポ状態を第一の遊技状態とし、確変状態で且つ電サポ状態を第二の遊技状態とすることもできる。さらに、第一の遊技状態と第二の遊技状態として、以下のような場合にも適用することができる。例えば、非確変状態で且つ電サポ状態で電サポ状態の継続回数が少ないものを第一の遊技状態とし、非確変状態で且つ電サポ状態で電サポ状態の継続回数が多いものを第二の遊技状態とすることができる。また、確変状態で且つ電サポ状態で電サポ状態の継続回数が少ないものを第一の遊技状態とし、確変状態で且つ電サポ状態で電サポ状態の継続回数が多いものを第二の遊技状態とすることもできる。

第一の遊技条件が成立した場合には、大当り遊技後、50回の図柄変動表示が行われる間(第二の期間の一例に相当)、第一の遊技状態の一例に相当する電サポ状態(非確変状態)に移行し、次回大当りまで、図10(b)に示すテーブルセット2(第一のグループの一例に相当)が使用される。第一のグループの一例に相当するテーブルセット2は、第一の遊技条件が成立した場合に使用されるテーブルセットである。

図13(c)は、第一の遊技条件が成立した場合の一例を示すタイムチャートである。

ここで、第二の遊技条件が成立した場合、遊技者が、15ラウンド目に第二の可変入賞口235を狙って遊技球を発射すれば、ほとんどの場合、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)は成立可能である。しかしながら、遊技者が、15ラウンド目に第二の可変入賞口235を狙わなければいけないことを知らなかったり、忘れていた場合等、何らかの理由で、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が不成立であった場合でも、遊技者は、15R大当りに当選したこと、あるいは15ラウンド目に突入したことにより、大当り遊技後に確変状態に移行することを期待している。しかしながら、第二の可変入賞口235への入賞がなければ第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が未成立になり、確変状態に移行しない。本実施形態では、確変状態に移行した場合には、電サポ状態が100回の図柄変動表示の間(第一の期間)、維持され、確変状態に移行しない場合には、電サポ状態に移行した場合であっても50回の図柄変動表示の間(第二の期間)しか電サポ状態は維持されない。一方、15R大当りに当選した場合には、第二の可変入賞口235への入賞の有無(第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立/未成立)に関わらず、テーブルセット1が選択される。

図13(a)および同図(b)に示すように、テーブルセット1では、大当り遊技終了後の最初の99回の図柄変動表示はテーブル3が用いられる。このため、特図高確率普図高確率状態におけるハズレの場合は、特図2の保留が満タンであれば、ほとんどの場合、超短縮ハズレになり、保留が高速消化され、特図2の保留が満タンでなければ、ほとんどの場合、リーチ状態に発展しないバトルガセあおり1の演出が装飾図柄表示装置208では行われる。一方、図13(b)に示すように、第二の可変入賞口235への入賞がなかった場合の、大当り遊技終了後の50回目の図柄変動表示でも、特図低確率普図高確率状態であることから図9(d)および図11から、特図2の保留が満タンであれば、ほとんどの場合、超短縮ハズレになり、特図2の保留が満タンでなければ、ほとんどの場合、バトルガセあおり1の演出が装飾図柄表示装置208で行われる。このように、第二の可変入賞口235への入賞の有無(第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立/未成立)に関わらず、テーブルセット1が共通して使用されることで、15R大当りに当選したこと、あるいは15ラウンド目に突入したことを確認した遊技者には、たとえ第二の可変入賞口235への入賞がなかった場合でも、第二の可変入賞口235への入賞があった場合と同様に、遊技を楽しんでもらうことができる。

一方、特図1において特図Cまたは特図Dに当選した場合(第一の遊技条件が成立した場合)には、テーブルセット2が選択される。遊技者の中には、大当りに当選したことだけで喜び、15R大当りに当選したか14R大当りに当選したかを見落としてしまう遊技者もいる。特に、本実施形態のようにラウンド数が15Rと14Rと大差なければ、見落としがちになる。図13(c)に示すように、テーブルセット2では、大当り遊技終了後の最初の49回はテーブル2が用いられる。このため、特図低確率普図高確率状態におけるハズレの場合は、特図2の保留が満タンであれば、ほとんどの場合、超短縮ハズレになり、保留が高速消化され、特図2の保留が満タンでなければ、ほとんどの場合、リーチ状態に発展しないバトルガセあおり1の演出が装飾図柄表示装置208では行われる。すなわち、テーブルセット1におけるテーブル3と、テーブルセット2におけるテーブル2では、ハズレの場合に選択される変動時間として、同じ変動時間が数多く用いられている。ここで、もっとも選択確率の高い変動時間のみを共通にしてもよい。なお、厳密には、テーブルセット1におけるテーブル3では選択されないタイマ番号8の60秒の変動時間が、テーブルセット2におけるテーブル2では選択され得る。また、もっとも選択確率の高い変動時間のみを共通にしてもよい。また、当りの場合に選択される変動時間も、テーブル3とテーブル2では、同じ変動時間が数多く用いられている。ここでも、もっとも選択確率の高い変動時間のみを共通にしてもよい。なお、厳密には、テーブルセット1におけるテーブル3では選択されないタイマ番号9の65秒の変動時間が、テーブルセット2におけるテーブル2では選択され得る。このように、テーブルセット1(第二のグループ)に含まれる一または複数の変動時間は、テーブルセット2(第一のグループ)に含まれる変動時間の少なくとも一部の変動時間と同じ変動時間である。こうすることで、15R大当りに当選したか14R大当りに当選したかを見落としてしまった遊技者に対しても、15R大当りであったにしても14R大当りであったにしても、遊技を同じように楽しんでもらうことができる。

さらに、図13(c)に示すように、テーブルセット2では、大当り遊技終了後の50回目の図柄変動表示では、テーブル4が用いられる。このため、ハズレの場合は、リーチ状態に発展しないバトルガセあおり2の演出が装飾図柄表示装置208では行われ、テーブル3を用いた場合と大差ない。なお、テーブル4でも、タイマ番号5に代えて、テーブル3で選択される可能性が高いタイマ番号4が100%選択されるようにしてもよい。すなわち、同じ変動時間が選択されやすいようにしてもよい。こうすることで、変動時間による演出の違和感が遊技者に生じることを防止することができる場合がある。すなわち、似たような変動時間、あるいは同じ変動時間を用いることにより、遊技状態と、変動時間を選択するためのテーブルの関係がイレギュラーになったとしても、違和感が遊技者に生じることを防止することができる場合がある。

しかしながら、テーブルセット1におけるテーブル3では、スーパーリーチハズレの一種であるタイマ番号6も選択され得る。上述のごとく、テーブルセット2におけるテーブル4では、リーチ演出に発展すると必ず大当りになることから、大当り遊技終了後の50回目の図柄変動表示でリーチ演出が行われてハズレた場合には、テーブルセット2が使用されていると思っている遊技者には違和感が生じ、テーブルセット1が使用されていることに気付く場合もある。また、遊技状態と、変動時間を選択するためのテーブルの関係がイレギュラーにあることを演出に利用して、遊技の興趣を向上させることができる場合もある。

なお、テーブル3とテーブル2を完全の同じテーブル、すなわち、大当り遊技終了後の確変状態における最初の第一の回数(ここでは99回)の図柄変動表示の変動時間選択で使用するテーブル(テーブル3)と、大当り遊技終了後の非確変状態における最初の第二の回数(ここでは49回)の図柄変動表示の変動時間選択で使用するテーブル(テーブル2)を共通のテーブルにして、遊技状態を変動時間や、変動時間に応じた演出ではわからなくするようにしてもよい。また、変動時間は異なるにしても、装飾図柄表示装置208における演出態様を同じにして、わからなくするようにしてもよい。

また、上記テーブル3と、大当り遊技終了後の電サポ状態における第三の回数目(ここでは50回目)の図柄変動表示の変動時間選択で使用するテーブル、すなわち電サポ状態から非電サポ状態への転落直前状態で使用されるテーブル4とは、短い変動時間(ここではタイマ番号1やタイマ番号2)が選択され得るか否かで異なっているが、テーブル4でも短い変動時間が選択されるようにしてもよい、反対に、テーブル3でも短い変動時間が選択されないようにしてもよい。

さらに、テーブルセット1を、大当り遊技終了後の確変状態における最初の第二の回数(ここでは49回)の図柄変動表示の変動時間選択で使用するテーブルはテーブル3とするものの、第三の回数目(ここでは50回目)の図柄変動表示の変動時間選択で使用するテーブルは、テーブルセット2において、電サポ状態から非電サポ状態への転落直前状態で使用されるテーブル4とし、次の回数目から第一の回数(ここでは51回目〜99回)の図柄変動表示の変動時間選択で使用するテーブルもテーブル3とし、大当り遊技終了後の確変状態における第四の回数目(ここでは100回目)の図柄変動表示の変動時間選択で使用するテーブル、すなわち確変状態から非確変状態への転落直前状態で使用されるテーブルはテーブル5にして、大当り遊技終了後の第三の回数目(ここでは50回目)に使用するテーブルを、テーブルセット2と共通のテーブル(同じテーブル)にしてもよい。

なお、共通の時間となる第一の時間、第二の時間については、変更例として、リーチの時間のみ、共通化してもよいし、はずれの時間のみ共通化してもよい(以下の説明においても同じ)。また、一方のグループ(テーブルセット)にしか存在しない時間について、他方のグループ(テーブルセット)にしか存在しないようにしてもよいし、あるいは両方のグループ(テーブルセット1とテーブルセット2)に存在するようにしてもよい(以下の説明においても同じ)。

また、ここでは、第二の遊技状態は確変状態かつ電サポ状態であり、第一の遊技状態は、非確変状態かつ電サポ状態であったが、この状態に限られない(以下の説明においても同じ)。すなわち、確変の有無、電サポ(時短)の有無、いわゆるSTの回数や電サポの回数の違いなどを任意に組み合わせた状態であってもよい。さらに、確変状態かつ電サポ状態と非確変状態かつ非電サポ状態との組み合わせや、確変状態かつ電サポ状態と非確変状態かつ電サポ状態との組み合わせを第二の遊技状態にしてもよいし、第一の遊技状態にしてもよい。すなわち、第二の遊技状態にしても第一の遊技状態にしても、状態移行を含めて複数の遊技状態から構成されたものであってもよい。

以上説明したようにして、特図2関連抽選処理(ステップS229)においても、特図1関連抽選処理(ステップS231)においても、特図の図柄変動における変動時間を決定する。

ステップS231の特図1関連抽選処理に続いて行われるステップS233では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は本実施形態では16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、特図保留増加コマンド、普図保留増加コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。

具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオン、オフするようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、特図停止図柄を表す情報、制御状態を表す情報(時短フラグおよび確変フラグの設定状態を表す情報)、特図変動時間を表す情報などを示す情報を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、特図停止図柄を表す情報(特図決定結果)、制御状態を表す情報などを含み、入賞演出開始コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、制御状態を表す情報などを含み、当りラウンド数指定コマンドの場合であれば制御状態を表す情報、当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、第1特図始動口230への入賞の有無、第2特図始動口232への入賞の有無、第一の可変入賞口234への入賞の有無などを含む。

また、上述の一般コマンド回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、特図停止図柄を表す情報(特図決定結果)、制御状態を表す情報、特図変動時間を表す情報、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。

上述の一般コマンド回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、特図停止図柄を表す情報(特図決定結果)、制御状態を表す情報などを示す情報を設定する。

上述の一般コマンド入賞演出開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、制御状態を表す情報、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。入演出開始コマンドを受信した第1副制御部400は、その入演出開始コマンドに基づいて第2副制御部500に入賞演出制御コマンドを送信する。入賞演出制御コマンドを受信した第2副制御部500は、装飾図柄表示装置208に、大当り遊技が開始されることを遊技者に報知する画像を所定のオープニング演出期間(例えば3秒間)表示させ、大当り遊技が開始する。

上述の一般コマンド終了演出開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、制御状態を表す情報、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。終了演出開始コマンドを受信した第1副制御部400は、その終了演出開始コマンドに基づいて第2副制御部500に終了演出制御コマンドを送信する。終了演出制御コマンドを受信した第2副制御部500は、装飾図柄表示装置208に大当りを終了することを遊技者に報知する画像を所定の終了演出期間(例えば3秒間)表示させ、大当り遊技が終了する。

上述の一般コマンド大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している当りラウンド数、現在のラウンド数、制御状態を表す情報などを示す情報を設定する。上述の一般コマンド大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している現在のラウンド数、制御状態を表す情報、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。

また、一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、特図保留増加コマンドのコマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、制御状態を表す情報、事前判定した特図1あるいは特図2の情報を設定する。

さらに、一般コマンド普図保留増加処理も行われる。この一般コマンド普図保留増加処理では、普図保留増加コマンドのコマンドデータに、制御状態を表す情報等を設定する。また、主制御部300から第1副制御部400には、普図絡みのコマンドとして、普図の変動表示が開始した(する)ことを表す普図変動開始コマンドも送信される。なお、主制御部300から第1副制御部400には、普図の変動表示が停止した(する)ことを表す普図変動停止コマンドや、一対の羽根部材2321が開放を開始した(する)ことを表す電チュー開放開始コマンドや、一対の羽根部材2321が閉鎖した(する)ことを表す電チュー閉鎖コマンドを送信するようにしてもよい。

第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。また、第1副制御部400では、コマンドに含まれている当りラウンド数と現在のラウンド数に基づき、当り全ラウンドが終了するまでの残りラウンド数を取得する。

また、このコマンド設定送信処理では、図4に示す払出制御部600にもコマンドを送信する。払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。

次に、図7に示す主制御部タイマ割込処理では、外部出力信号設定処理(ステップS235)を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。

ステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、上述のステップ205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、ガラス枠開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視し、ガラス枠開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、ガラス枠開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、図4に示す各種ソレノイド332を駆動して第2特図始動口232や、第一の可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して第1副制御部400に出力する。

ステップS239では、電源の遮断(電断)を検出したか否かを判定するために、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進み、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進む。

ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割り込み許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。

一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断時処理を行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。

<第1副制御部400の処理>
図14を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。

まず、同図(a)のステップS301では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、ステップS301の初期設定が実行される。この初期設定では、図4に示すI/Oポート410の初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。

ステップS303では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS305の処理に移行する。

ステップS305では、タイマ変数に0を代入する。

ステップS307では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。このコマンド処理では、復電時サブ側フラグ設定処理等が行われるが、詳細については後述する。

ステップS309では、演出制御処理を行う。例えば、S307で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。また、この演出制御処理では、始動入賞時サブ側先読み予告実行処理、変動開始時サブ側予告実行処理、および復電時サブ側フラグ設定処理も行われる。これらの各処理については詳しくは後述する。

ステップS311では、図1に示すチャンスボタン136の押下を検出していた場合、ステップS309で更新した演出データをチャンスボタン136の押下に応じた演出データに変更する処理を行う。

ステップS313では、S309で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。

ステップS315では、S309で読み出した演出データの中に各種ランプ418の駆動回路420への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。

ステップS319では、S309で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行い、S303へ戻る。

次に、図14(b)を用いて、第1副制御部400のコマンド受信割込処理について説明する。図14(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS331では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶し、このコマンド受信割込処理が終了する。

次に、図14(c)を用いて、第1副制御部400のCPU404によって実行する第1副制御部タイマ割込処理について説明する。図14(c)は、第1副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。

第1副制御部タイマ割込処理のステップS341では、図14(a)に示す第1副制御部メイン処理におけるステップS303において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップS303において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。

第1副制御部タイマ割込処理のステップS343では、ステップS319で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、演出用乱数値の更新処理等を行い、このタイマ割込処理が終了する。

<第2副制御部500の処理>
第2副制御部500では、第1副制御部400から送信されてきた制御コマンドに基づいて、装飾図柄表示装置208の制御を実行する。第2副制御部500には、装飾図柄表示装置208に画像を表示する画像制御部が接続されている。この画像制御部は、VRAM(ビデオRAM)およびGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)を有する。GPUは、第2副制御部500のROMに記憶された絵柄情報等を第2副制御部500のCPUからの信号に基づいて読み出してVRAMの表示領域(ワークエリア)を使用して表示画像を生成し装飾図柄表示装置208に画像を表示する。

より具体的に説明すると、第2副制御部500のCPUは、最初に、画像データの転送指示を行う。ここでは、まず、VRAMの表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPUは、GPUのアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROMの転送元アドレス)、VRAM座標(VRAMの転送先アドレス)などを設定した後、ROMからVRAMへの画像データの転送開始を指示する命令を設定する。GPUは、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROMからVRAMに転送する。その後、GPUは、転送終了割込信号をCPUに対して出力する。

次いで、GPUからの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPUは、VRAMに転送した画像データに基づいてVRAMの表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAMの座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をGPUに指示する。GPUはアトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。一方、GPUからの転送終了割込信号が未入力の場合は、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。

続いて、描画指示を行う。この描画指示では、CPUは、GPUに画像の描画開始を指示する。GPUは、CPUの指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。

描画指示が行われると、画像の描画終了に基づくGPUからの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が未入力の場合には、生成終了割込み信号が入力されるのを待ち、生成終了割込み信号が入力された場合には、RAMの所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタを、インクリメント(+1)して処理を終了する。

また、第2副制御部500では、第1副制御部400から送信されてきた制御コマンドに基づいて、遮蔽装置246の制御も実行する。

<特図先読み処理>
次いで、図7に示す主制御部タイマ割込処理における特図先読み処理(ステップS224)について詳述する。

図15は、特図先読み処理のうち特図2に関する処理の流れを示すフローチャートである。

主制御部300のCPU304は、RAM308の時短フラグを参照し、電サポ中か否かを判定する(ステップS224a)。時短フラグがオフ状態にあり非電サポ中であった場合には、特図1に関する処理のステップS224iに進み、時短フラグがオン状態にあり電サポ中であった場合には、ステップS224bに進む。ステップS224bでは、第2特図始動口232に入賞があったか否かを判定する。ここでの判定では、RAM308の特図2の保留記憶部における保留が増加したか否かを判定することによって実行される。すなわち、特図2の保留記憶の上限数(ここでは4個)以内になる第2特図始動口232への入賞があったか否かを判定する。ステップS224bにおける判定で入賞があった(特図2の保留数増加)と判定されればステップS224cへ進み、入賞がなかったと判定されれば特図先読み処理は終了になる。

ステップS224cでは、まず、RAM308に設けられた特図2の保留記憶部から、先の入賞受付処理(ステップS217)で取得した1セットの始動情報を先読みする。すなわち、第2特図始動口232への入賞を契機にして、その入賞に基づいて生成された始動情報を先読みする。したがって、最も新しい始動情報が、当該始動情報に基づく当否判定(特図2関連抽選処理)が行われる前に先読みされる。この先読みを行う主制御部300のCPU304が始動情報先読手段の一例に相当する。ここでの先読みは、入賞分(保留増加分)だけを先読みしたが総てを先読みしてもよい。なお、ここでの先読みとは始動情報を当否判定(本抽選)の前に先に読むことを意味するが、以降の説明では、先読みという言葉を、先(当否判定(本抽選)の結果)を読むという意味で使用することがある。

主制御部300のROM306には、図8(c)に示す当否判定用高確率テーブルの内容と同じ内容の事前判定用高確率テーブルや、同図(d)に示す当否判定用低確率テーブルの内容と同じ内容の事前判定用低確率テーブルが用意されている。ステップS224cでは、確変フラグを参照し、事前判定用高確率テーブルと事前判定用低確率テーブルのうちのいずれか一方のテーブルを選択し、選択したテーブルを用いて、先読みした始動情報のうちの特図2当選乱数値に基づいて当否判定の結果が大当りの当否判定結果(特定の当否判定結果)になるか否かを事前判定する。すなわち、第2特図始動口232への入賞を契機にして、その入賞に基づいて生成された始動情報に基づく当否判定結果が大当りの当否判定結果になるか否かを事前判定する。したがって、この事前判定は、当該始動情報に基づく当否判定(特図2関連抽選処理)が行われる前に実行され、この事前判定を行う主制御部300のCPU304が事前判定手段の一例に相当し、ここで事前判定した結果は特図2当否事前判定結果として扱われる。

事前判定の結果が大当りの当否判定結果であれば、ステップS224eに進む。一方、大当りの当否判定結果でなければ、ステップS224gに進む。

主制御部300のROM306には、図8(e)に示す特図決定用テーブルの内容と同じ内容の特図事前判定用テーブルも用意されている。その特図事前判定用テーブルを用いて、ステップS224eでは、先読みした始動情報のうちの大当り用特図2乱数値に基づいて大当り図柄の事前判定を行い、ステップS224gでは、ハズレ用特図2乱数値に基づいてハズレ図柄の事前判定を行う。ステップS224eやステップS224gにおける特図の事前判定も、先読みした始動情報に基づく当否判定(特図2関連抽選処理)が行われる前に実行され、ここで事前判定した結果は特図2事前判定結果として扱われる。

ステップS224eまたはステップS224gに続いて、ステップS224hが実行される。主制御部300のROM306には、図9〜図12に示す特図の変動時間決定用の各種のテーブルの内容と同じ内容のテーブルも用意されている。これらのテーブルを用いて、ステップS224hでは、先読みした始動情報のうちの特図2変動時間決定用乱数値に基づいて特図の変動時間の事前判定を行う。ステップS224hにおける変動時間の事前判定も、先読みした始動情報に基づく当否判定(特図2関連抽選処理)が行われる前に実行され、ここで事前判定した結果は特図2変動時間事前判定結果として扱われる。なお、変動時間に代えて、装飾図柄表示装置208における演出態様(変動パターン)を事前判定してもよい。また、演出態様や変動時間をグループ分けしておき、いずれのグループに属するかを事前判定するにとどめてもよい。

上述のごとく、本実施形態では、特図の変動時間と装飾図柄表示装置208の演出態様は、1対1に対応付けられており、変動時間を選択しているということは変動パターンを選択していると見ることもできる。ステップS224hを実行する主制御部300のCPU304がパターン選択手段の一例に相当する。

ステップS224hの実行が完了すると、特図2に関する処理は終了になり、特図1に関する処理へ進む。

図16は、特図先読み処理のうち特図1に関する処理の流れを示すフローチャートである。

特図1に関する処理(ステップS224i〜ステップS224o)は、特図2に関する処理(ステップS224b〜ステップS224h)と同じ処理であるため説明は省略するが、この特図1に関する処理では、特図1の保留記憶部から、先の入賞受付処理(ステップS217)で取得した1セットの始動情報を先読みし、特図1当否事前判定結果、特図1事前判定結果、および特図1変動時間事前判定結果を得る。

ここで得られた、特図1又は2当否事前判定結果(特図当否事前判定結果)、特図1又は2事前判定結果(特図事前判定結果)、および特図1又は2変動時間事前判定結果(特図変動時間事前判定結果)は、RAM308の所定領域に事前判定情報として特図1と特図2とに分けて上記所定の上限数だけ保留順に記憶される。そして、新たに記憶された事前判定情報(特図当否事前判定結果,特図事前判定結果,特図変動時間事前判定結果)は、事前判定した特図1あるいは特図2の情報として特図保留増加コマンドのコマンドデータに含められ、主制御部300から第1副制御部400に送信される。

主制御部300は、以上説明した特図先読み処理を実行した後、特図関連抽選処理を実行し、特図先読み処理で対象になった先読みした始動情報と同じ始動情報に基づいて、特図当否判定結果、特図決定結果、および特図の変動時間を改めて得る。

なお、本実施形態では、主制御部300は特図事前判定結果や特図変動時間事前判定結果まで得ているが、主制御部300ではこれらの事前判定結果を得ずに、先読みした始動情報を特図保留増加コマンドのコマンドデータに含めて第1副制御部400に送信し、第1副制御部400が、必要に応じて、特図事前判定結果や特図変動時間事前判定結果を得る態様であってもよい。

<始動入賞時サブ側先読み予告実行処理>
次いで、図14(a)に示す第1副制御部メイン処理における演出制御処理(ステップS309)で実行される始動入賞時サブ側先読み予告実行処理について詳述する。

図17は、始動入賞時サブ側先読予告実行処理の流れを示すフローチャートである。

図17に示す始動入賞時サブ側先読予告実行処理は、コマンド設定処理(ステップS307)において特図保留増加コマンドを受信したと判定された第1副制御部メイン処理における演出制御処理(ステップS309)で実行される。第1副制御部400のRAM408には、先読み実行中フラグも用意されており、まず、ステップS3091aでは、その先読み実行中フラグがオンに設定されているか否かを判定し、オンに設定されていればステップS3091gへ進み、オフのままであればステップS3091bに進む。

上述のごとく、特図保留増加コマンドのコマンドデータには、事前判定した特図1あるいは特図2の情報として、特図当否事前判定結果、特図事前判定結果、および特図変動時間事前判定結果が含められている。ステップS3091bでは、先のコマンド設定処理(ステップS307)において受信したと判定した特図保留増加コマンドに含まれている特図変動時間事前判定結果が所定の変動時間か否かを判定し、所定の変動時間でなければステップS3091hへ進み、所定の変動時間であればステップS3091dに進む。特図保留増加コマンドに含まれていた特図変動時間事前判定結果は、RAM408に用意された事前判定結果記憶領域に事前判定情報として特図1と特図2とに分けて上記所定の上限数だけ保留順に記憶される。

図18(a)は、非電サポ状態の際に使用される保留変化先読み予告抽選テーブルを示す図であり、同図(b)は、電サポ状態の際に使用される保留変化先読み予告抽選テーブルを示す図である。いずれのテーブルも、第1副制御部400のROM406に記憶されている。

ここにいう所定の変動時間は、非電サポ状態の場合には図18(a)に示すテーブルに規定されている変動時間であり、30秒、35秒、60秒、および65秒になる。一方、電サポ状態の場合には図18(b)に示すテーブルに規定されている変動時間であり、10秒、35秒、および65秒になる。なお、図18に示すテーブルには、装飾図柄表示装置208における演出態様も示されている。

本実施形態では、装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dの左側に特図1保留表示を行い、その右側に特図2保留表示を行う。これらの保留表示は、主制御部300におけるRAM308に設けられた特図の保留記憶部に記憶されている1セットの始動情報に対応する表示であり、保留表示の数が保留数に相当する。この保留表示における所定の表示態様(デフォルトの表示態様)は、本実施形態では、丸い図形を無模様かつ一色で表示する態様になる。

図18(c)は、デフォルトの表示態様の保留表示(通常保留)を示す図である。

第1副制御部400は、特図保留増加コマンドを受信する度に、第2副制御部500に、後述するステップS3091gにおいて保留増加コマンドを送信し、第2副制御部500は、その保留増加コマンドに基づいて、装飾図柄表示装置208を制御し、保留表示の数を1つ増加させる。一方、第1副制御部400は、図柄変動開始コマンドを受信する度に第2副制御部500に保留減少コマンドを送信し、第2副制御部500は、その保留減少コマンドに基づいて、装飾図柄表示装置208を制御し、保留表示の数を1つ減少させる。保留表示は保留アイコンと称される場合もあり、第1副制御部400と第2副制御部500と装飾図柄表示装置208を併せたものが始動保留数報知手段の一例に相当する。

また、図18(a)に示すテーブルにも、図18(b)に示すテーブルにも、変化なし、保留予告A、保留予告Bごとに乱数範囲が規定されている。本実施形態では、主制御部300の行った事前判定結果に基づいて先読み予告を行う。この先読み予告は、図7に示す特図関連抽選処理(ステップS229,S231)が実行される前、すなわち当否判定が行われる前に、当該特図関連抽選処理で行われる当否判定の結果が大当りになることを予告する報知である。なお、より限定して所定の大当り(例えば、遊技者に有利な大当り、より具体的には15Rの大当り)になることを予告する報知であってもよい。図18(a)および同図(b)に示す“変化なし”とは、保留表示を用いた先読み予告を実行せず、保留表示の表示態様は図18(c)に示すデフォルトの表示態様のままであることを表す。また、図18(a)および同図(b)に示す“保留予告A”および“保留予告B”は、保留表示の表示態様をデフォルトの表示態様から特別な表示態様に変更し、保留表示を、その特別な表示態様で表示することで行う先読み予告である。

図18(d)は保留予告Aの表示態様を示す図であり、同図(e)は保留予告Bの表示態様を示す図である。

保留予告Aの表示態様は番長のキャラクタであり、保留予告Bの表示態様は主人公の殿様のキャラクタである。先読み予告を兼ねる、これらの表示態様の保留表示(保留予告A,B)は、図18(c)に示すデフォルトの表示態様よりも大きく表示されるようにしてもよい。

図17に示すステップS3091cでは、先読み予告の、図18に示すテーブルを用いた抽選処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、ステップS3091cを実行するタイミングで、RAM408から専用乱数(取り得る範囲は0〜99)を取得し、取得した専用乱数に基づき、遊技状態(ここでは電サポ状態か非電サポ状態)に応じて抽選を行う。ここでの抽選は、特図始動口(230,232)への入賞を契機にした抽選であって、先読み予告実行可否の抽選、および先読み予告を行う場合には複数種類の予告態様の中から1種類の予告態様を選択するための抽選になる。

上述の説明では、先読み予告は、当否判定の結果が大当りになることを予告する報知であると説明したが、この先読み報知には、当否判定の結果が大当りにならなくても、大当りになるかのように偽りで予告する偽の先読み予告も含まれる。すなわち、先読み予告は、当否判定の結果が大当りになる可能性があることを表したり、遊技者に示唆する事前報知、あるいは当否判定の結果が大当りになることを遊技者に期待させる事前報知であるといえる。

本実施形態では、保留変化が生じ、その保留変化した保留表示が表す保留についての図柄変動表示でバトル演出が開始されれば、大当りが確定になる。

なお、図18に示すテーブルは保留数に無関係なテーブルであるが、保留数に応じて予告実行確率や、予告態様選択確率を変えてもよい。

ステップS3091cに続いて実行されるステップS3091dでは、ステップS3091cにおける先読み予告の抽選に当選したか否かを判定する。ここにいう当選とは、先読み予告実行可否の抽選の当選であり、先読み予告を行うことに当選したことを意味する。不当選(先読み予告を行わない)であればステップS3091gへ進み、当選(先読み予告を行う)であれば、先読み予告の実行回数の設定を行い(ステップS3091e)、ステップS3091fに進む。図18に示すテーブルを用いた抽選に基づく先読み予告が第一の予告報知の一例に相当する。図18に示すテーブルを用いた抽選に基づく先読み予告は、所定の始動情報に基づく当否判定の結果が大当りになることを予告するための事前報知である。本実施形態では、1回の特図の図柄変動表示単位で先読み予告の実行回数を設定し、ここでは、RAM408に用意された実行回数設定領域に、保留数と同じ数を実行回数として設定する。より具体的には、電サポ状態であれば特図2の保留数が実行回数として設定され、非電サポ状態であれば特図1の保留数が実行回数として設定される。

ステップS3091fでは、RAM408に用意された先読み実行中フラグをオンに設定する。先読み実行中フラグは、図18に示すテーブルを用いた抽選に基づく先読み予告の実行可否を定めるフラグであり、この先読み実行中フラグがオンに設定された状態は、図18に示すテーブルを用いた抽選に基づく先読み予告が行われる状態である。また、先読み実行中フラグがオフに設定されたことに基づいて、図18に示すテーブルを用いた抽選に基づく先読み予告は中止され、先読み実行中フラグがオフに設定されたままの状態では、図18に示すテーブルを用いた抽選に基づく先読み予告は行われない。次いで、保留増加コマンドを第2副制御部500に送信し(ステップS3091g)、この始動入賞時サブ側先読み予告実行処理は終了になる。

<変動開始時サブ側予告実行処理>
次いで、図14(a)に示す第1副制御部メイン処理における演出制御処理(ステップS309)で実行される変動開始時サブ側予告実行処理について詳述する。

図19は、変動開始時サブ側予告実行処理の流れを示すフローチャートである。

図19に示す変動開始時サブ側予告実行処理は、コマンド設定処理(ステップS307)において図柄変動開始コマンドを受信したと判定された第1副制御部メイン処理における演出制御処理(ステップS309)で実行される。

ステップS3092aでは、RAM408に用意された先読み実行中フラグがオンに設定されているか否か判定する。ここでは、先読み実行中フラグがオンに設定された状態は、図18に示すテーブルを用いた抽選に基づく、保留表示の表示態様を変化させた先読み予告が行われている状態である。先読み実行中フラグがオフのままであればステップS3092eへ進み、先読み実行中フラグがオンに設定されていればステップS3092bに進む。ステップS3092bでは、RAM408に用意された実行回数設定領域の値を1減算し、次いで、実行回数設定領域の値が0になったか否かを判定する(ステップS3092c)。実行回数設定領域の値が0になっていればステップS3092dへ進み、0になっていなければステップS3092eに進む。

ステップS3092dでは、先読み実行中フラグをオフに設定し、ステップS3092eに進む。

ステップS3092eでは、通常予告抽選処理を行い、ステップS3092fに進む。この通常予告抽選処理では、通常予告を実行するか否かを抽選によって決定し、実行する場合には、予告態様も抽選によって決定する。ここにいう通常予告は、今回受信した図柄変動開始コマンドで開始される図柄変動表示に関する予告である。すなわち、予告が行われる図柄変動表示で停止表示される図柄、あるいは予告が行われる図柄変動表示で報知される特図の当否判定結果を予告対象にしたものである。通常予告の実行可否抽選や、予告態様の抽選は、専用乱数を取得して行う。通常予告の予告態様としては、所定のキャラクタの表示や、音声出力や、ランプ点灯の予告態様が用意されている。

ステップS3092fでは、通常予告のコマンドを第2副制御部500に送信する。装飾図柄表示装置208では、この通常予告のコマンドに基づいて通常予告の表示が行われる。ステップS3092fの実行が完了すると、この変動開始時サブ側予告実行処理は終了になる。

以上説明した、図17に示す始動入賞時サブ側先読予告実行処理、図19に示す変動開始時サブ側予告実行処理を実行する第1副制御部400、第2副制御部500、および装飾図柄表示装置208を併せたものが、予告手段の一例に相当する。

続いて、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例について説明する。

図20は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。

図20(1)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾7」−「装飾4」−「装飾3」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、第1の特図1保留表示h11と、第2の特図1保留表示h12がいずれもデフォルトの表示態様で表示されている。なお、図20には、第1特図表示装置212や第1特図保留ランプ218、および第2特図表示装置214や第2特図保留ランプ220も示されている。

図20(2)では、特図1の保留(第1保留)が消化され、第1の特図1保留表示h11のみが表示されている。また、図20(2)に示す第1特図表示装置212は図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。第1特図表示装置212は、図柄変動表示中には、7セグメントの総てが点灯し、一瞬消灯し、再び7セグメントの総てが点灯する点滅を繰り返す。また、このとき、保留が消化されて図柄変動表示が開始された後に、当該図柄変動表示に対応する1つの変動アイコンを装飾図柄表示装置208に表示させるようにしてもよい。変動アイコンの表示態様は、例えば、消化された保留表示h11の表示態様と同じであってもよいし、異なってもよい。後述する特図2の保留を消化する場合においても、同様にして変動アイコンを表示させるようにしてもよい。

なお、特図表示装置(212,214)による特図の図柄変動の開始と、当該図柄変動の保留を表す保留表示の減少が同時あるいは略同時に行われてもよいし、装飾図柄表示装置208による装飾図柄の変動表示の開始と、当該保留を表す保留表示の減少が同時あるいは略同時に行われてもよい。また、装飾図柄の変動表示が開始された後に、保留表示が消えてもよいし、保留表示が先に消えた後で、装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。さらに、特図の図柄変動の開始タイミングと、装飾図柄の変動表示の開始タイミングと、保留表示が消えるタイミングとの3つのタイミングでは、特図の図柄変動の開始タイミングが他のタイミングとの同時も含めて最も早くてもよい。以上のことは、以下の具体例でも同じである。

図20(3)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(2)で開始された特図1の図柄変動表示中に、通常予告として女の子のキャラクタが表示され、リーチに発展するかもしれないことが報知されている。

図20(4)に示す装飾図柄表示装置208ではリーチに発展し、同図(5)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチA演出が開始されている。図20(6)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチA演出が継続しており、大当り確定演出が表示されている。

図21は、図20に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図21(7)に示す第1特図表示装置212には、特図C(図5(a−1)参照)の図柄態様が停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されるとともに、「大当り」の文字表示もなされている。遊技者の中には、第1特図表示装置212の停止図柄態様や、装飾図柄表示装置208の装飾図柄の組み合わせから、14R大当りにしか当選しなかったことがわかる者もいるが、15R大当りに当選したのか、14R大当りに当選したのかがわからない者もいる。

やがて、大当り遊技が開始され、図21(8)には12ラウンド目の装飾図柄表示装置208が示されている。なお、大当り遊技中は、保留表示は消えている(非表示になっている)。図21(8)に示す装飾図柄表示装置208には、ボタン演出のオープニングが表示されている。ここでのボタン演出は、図1に示すチャンスボタン136を押下して番長のキャラクタが登場すれば、15ラウンドに進み、確変を獲得することができるチャンスが到来するといった演出である。なお、あくまで演出であり、14R大当りにしか当選していないため、実際は、15ラウンドに進むことなく14ラウンドで大当り遊技は終了する。

図21(9)では、13ラウンドに突入し、装飾図柄表示装置208には、チャンスボタン136の絵柄136aが表示され、チャンスボタン136を押下することを促す「PUSH」という文字表示がなされている。また、チャンスボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間表示バー136bも表示されている。

図21(10)に示すタイミングでは、遊技者がチャンスボタン136を押下する。その結果、図21(10)に示す装飾図柄表示装置208には、老中のキャラクタが登場し、「残念」という文字表示もなされている。すなわち、15ラウンドに進むことがないことが報知されている。なお、ボタン操作のタイミングと、その操作に基づく演出の開始タイミングは、ボタン操作のタイミングの方が早い(以下の具体例でも同じ)。

図21(11)では、最終ラウンドである14ラウンドに突入し、同図(12)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の終了演出が行われている。すなわち、ここでの大当り遊技では、15ラウンドまで進まずに第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)への入賞はなかった。なお、この終了演出では、保留表示が再開され、図21(12)に示す装飾図柄表示装置208には、第1の特図1保留表示h11が復活表示されている。

ここでは、特図Cに当選したことにより第一の遊技条件が成立しており、大当り遊技が終了すると、50回の図柄変動表示が行われる間(第二の期間の一例に相当)、非確変状態のまま電サポ状態に移行する。また、次回大当りまで、図10(b)に示すテーブルセット2(第一のグループの一例に相当)が使用される。

図22は、図21に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図22(13)では、図21(12)に示す第1の特図1保留表示h11が表す特図1の保留が消化され、第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。この図柄変動表示を含めて49回分の図柄変動表示の変動時間は、図11(a)〜同図(c)に示すテーブル2を用いて決定される。また、本実施形態のパチンコ機は、図3に示すように、普図始動口(ゲート)228と、第二の可変入賞口235が右領域に設けられており、電サポ中と第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)を狙う場合には右打ちを行う必要があるパチンコ機である。14ラウンドの大当り遊技が終了すると、電サポ状態に移行しており、電サポ状態が継続する間、装飾図柄表示装置208には、右打ちを促す文字表示と、残回数表示がなされる。図22(13)に示す装飾図柄表示装置208にも、右打ちを促す文字表示がなされている。また、「残り49回」という残回数表示もなされている。残回数表示は、遊技者の有利な状態が終了するまでの期間を表すものである。すなわち、図22(13)に示す装飾図柄表示装置208では、電サポ状態が、あと49回の図柄変動表示の間、継続することが報知されている。

図22(13)で開始された図柄変動表示の実行中に、普図始動口(ゲート)228を遊技球が通過し、普図の当否判定に当選したことにより、電チューが開放して、第2特図始動口232に3球の入賞がある。

図22(14)では、特図2の保留が消化され、第2特図表示装置214が図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。ここでの図柄変動表示も、テーブル2に基づく図柄変動表示である。また、図22(14)に示す装飾図柄表示装置208には、特図2の残った保留を表す、第1の特図2保留表示h21および第2の特図2保留表示h22が、いずれもデフォルトの表示態様で表示されている。さらに、図22(14)に示す装飾図柄表示装置208にも、右打ちを促す文字表示がなされ、「残り48回」という残回数表示もなされている。

図22(14)で開始された図柄変動表示の実行中にも、普図始動口(ゲート)228を遊技球が通過し、普図の当否判定に当選したことにより、電チューが開放して、第2特図始動口232に2球以上の入賞があり、特図2の保留は満タンになる。図22(15)に示す装飾図柄表示装置208には、第1の特図2保留表示h21および第2の特図2保留表示h22の他に、第3の特図2保留表示h23および第4の特図2保留表示h24が、いずれもデフォルトの表示態様で表示されている。

図22(16)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾0」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示(確定表示)されている。

図22(17)では、特図2の保留が消化されて保留表示は3つになり、第2特図表示装置214が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。ここでの図柄変動表示も、テーブル2に基づく図柄変動表示である。また、図22(17)に示す装飾図柄表示装置208にも、右打ちを促す文字表示がなされ、「残り47回」という残回数表示もなされている。

こうしてテーブル2に基づく図柄変動表示が、大当り遊技が開始されるまで繰り返し行われる。なお、大当り遊技中は、特図低確率普図低確率状態であるため、テーブル1が用いられる。この例では、図21に示す大当り遊技終了後、48回の図柄変動表示でいずれもハズレ図柄が停止表示され、図22(18)では、大当り遊技終了後、49回目の図柄変動表示が開始されている。この図柄変動表示は、テーブル2に基づく最後の図柄変動表示に相当する。

図23は、図22に示す具体的演出例の続きを示す図である。

49回目の図柄変動表示でも大当りせず、図23(19)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾0」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示(確定表示)されている。

図23(20)では、大当り遊技終了後、50回目の図柄変動表示が開始されている。この50回目の図柄変動表示の変動時間は、図12(a)および同図(b)に示すテーブル4を用いて決定される。図23(20)に示す装飾図柄表示装置208には、「ラスト」という文字表示がなされている。この「ラスト」という文字表示は、「残り0回」という残回数表示の一例に相当する。

図23(21)に示す装飾図柄表示装置208では、バトル演出に発展するかのうような演出が行われている。すなわち、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄が変動表示を続ける中、中図柄表示領域208bに女の子のキャラクタが登場し、「リーチになればバトル開始」という報知がなされている。

図23(22)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。

図23(23)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄表示領域208bで装飾図柄が変動表示を続ける中、右図柄表示領域208cで揺れ変動が起こり、「装飾4」と「装飾5」のいずれか一方が停止表示する演出が行われている。ここで、右図柄表示領域208cに「装飾5」が停止表示すれば、リーチ状態になり、バトル演出が開始される。上述の如く、50回目の図柄変動表示、すなわちテーブル4に基づく図柄変動表示では、スーパーリーチ演出の一種であるバトル演出が開始されれば大当り確定である。

しかしながらこの例では、リーチ状態にはならず、図23(24)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾4」が停止表示した様子が示されている。以上説明した、図23(21)〜同図(23)に示す装飾図柄表示装置208における演出は、バトルガセあおり2の演出である。本実施形態では、転落直前状態の図柄変動表示では、バトル演出(スーパーリーチ)に発展することを煽る演出が必ず実行される。

図24は、図23に示す具体的演出例の続きを示す図である。

この例における50回目の図柄変動表示では、バトルガセあおり2の演出が装飾図柄表示装置208で行われ、転落直前状態であることから大当りを期待させるものの、リーチにも発展せず、図24(25)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾5」−「装飾5」−「装飾4」が停止表示(確定表示)されている。この50回目の図柄変動表示の変動時間は、12秒であり、ハズレの図柄変動であっても、超短縮変動や短縮変動に比べてある程度の変動時間を与え、遊技者は、電サポ状態の最後で、特図2の保留を満タンにすることができる場合がある。この例では、特図2の保留満タンに一歩届かず、保留数は3つであり、図24(25)に示す装飾図柄表示装置208には、第1の特図2保留表示h21、第2の特図2保留表示h22、および第3の特図2保留表示h23が、いずれもデフォルトの表示態様で表示されている。

50回目の図柄変動表示が終了すると、遊技状態は、非電サポ状態に移行する。すなわち、特図低確率普図高確率状態から特図低確率普図低確率状態へ移行する。この特図低確率普図低確率状態(通常状態)は、次回の大当り遊技が終了するまで継続する。

図24(26)では、大当り遊技終了後、51回目の図柄変動表示が開始されている。この51回目の図柄変動表示からは、変動時間は、図10(c)〜同図(e)に示すテーブル1を用いて決定される。電サポ状態が終了したことから、図24(26)に示す装飾図柄表示装置208には、左打ちに戻すことを促す文字表示がなされている。なお、残回数表示は終了し、消えている。

図24(26)で開始された図柄変動表示の実行中には、第1特図始動口230に1球の入賞があり、特図1の保留が一つ増加する。図24(27)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾8」−「装飾5」−「装飾0」が停止表示(確定表示)されている。また、特図1の第1保留を表す第1の特図1保留表示h11が表示されている。

本実施形態のパチンコ機は、特図2の図柄変動が、特図1の図柄変動よりも優先して実行される特図2優先変動機であり、図24(27)に示す第1の特図2保留表示h21が先に消化され、次いで、第2の特図2保留表示h22が消化される。非電サポ状態に移行したことにより電チューは開放せず、特図2の保留は貯まらず、特図2の保留数は0になる。一方、特図2の保留が消化されている間に、第1特図始動口230にもう1球の入賞があり、特図1の保留数は2になる。

図24(28)では、特図2の保留がなくなり、特図1の保留が消化されて保留表示は1つになり、第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。ここでの図柄変動表示も、テーブル1に基づく図柄変動表示であり、ハズレの場合には、特図1の保留が満タンでないことから、ほとんど10秒(タイマ番号3)の図柄変動表示になる。

図24(28)で開始された図柄変動表示の実行中には、第1特図始動口230に1球の入賞があり、特図1の保留が一つ増加する。図24(29)に示すように、ここで増加した特図1の保留を表す保留表示は、保留変化して保留予告Aの表示態様で表示されている。すなわち、第2の特図1保留表示h12は先読み予告を兼ねた保留表示である。

図24(30)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾7」−「装飾4」−「装飾3」が停止表示(確定表示)されている。

図25は、図24に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図25(31)では、特図1の保留が消化され、第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。図24(30)に示されていた、先読み予告を兼ねる第2の特図1保留表示h12は、シフト移動し、図25(31)では第1の特図1保留表示h11として表示されている。

図25(32)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾7」−「装飾7」−「装飾3」が停止表示(確定表示)されている。図25(32)に示す装飾図柄の組み合わせは、大当りが近いことを予告するチャンス目である。

図25(33)では、同図(32)に示す先読み予告を兼ねる第1の特図1保留表示h11が表す保留についての図柄変動表示が開始され、同図(34)に示す装飾図柄表示装置208では、バトル演出に発展するかのような演出が行われている。すなわち、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄が変動表示を続ける中、中図柄表示領域208bに女の子のキャラクタが登場し、「大チャンスよ」という報知がなされている。

図25(35)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれに、「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。また、装飾図柄の変動表示が続く中図柄表示領域208bには、「激熱」という文字表示もなされている。

図25(36)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに発展する。スーパーリーチ状態では、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cそれぞれに停止表示されていた「装飾5」が、左下隅に小さく表示され、画面全体に主人公の殿様が登場し、勝負開始を告げる。なお、スーパーリーチ状態になると、保留表示は消えている(非表示になっている)。

図26は、図25に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図26(37)に示す装飾図柄表示装置208には、主人公の殿様が敵役を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、左上隅には「装飾5」が3つ並んで表示されている。以上説明した、図25(34)〜図26(37)に示す装飾図柄表示装置208における演出は、リーチB大当りの演出である。

図26(38)に示す第1特図表示装置212には、特図A(図5(a−1)参照)の図柄態様が停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」といった奇数の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されるとともに、「大当り」の文字表示もなされている。本実施形態では、「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」といった奇数の装飾図柄の組み合わせの停止表示は、第一の演出の一例ということができる。なお、スーパーリーチ状態が終了すると、保留表示は再開され、ここでは、スーパーリーチ状態中に、第1特図始動口230に3球の入賞があり、図26(38)に示す装飾図柄表示装置208には、第1の特図1保留表示h11、第2の特図1保留表示h12の他に、第3の特図1保留表示h13および第4の特図1保留表示h14が、いずれもデフォルトの表示態様で表示されている。

やがて、大当り遊技が開始され、図26(39)には12ラウンド目の装飾図柄表示装置208が示されている。なお、大当り遊技中は、保留表示は消えている(非表示になっている)。図26(39)に示す装飾図柄表示装置208には、ボタン演出のオープニングが表示されている。図26(39)および同図(40)に示すボタン演出は、図21(8)および同図(9)に示す演出と同じであり、図1に示すチャンスボタン136を押下して番長のキャラクタが登場すれば、15ラウンドに進み、確変を獲得することができるチャンスが到来するといった演出である。なお、ここでは15R大当りに当選しているため、実際は15ラウンドに必ず進む。

図26(41)に示すタイミングでは、遊技者がチャンスボタン136を押下する。その結果、図26(41)に示す装飾図柄表示装置208には、番長のキャラクタが登場し、「やったぜ」という文字表示もなされている。すなわち、15ラウンドに進むことが報知されている。すなわち、図26(41)のような表示は、第一の演出の一例ということができる。

図26(42)では、14ラウンドに突入し、同図(42)に示す装飾図柄表示装置208では、次のラウンド、すなわち15ラウンドでアタッカに入賞させることを促す報知がなされている。この報知は、確変を獲得するため、すなわち第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)を成立させるための報知である。なお、ここでは単にアタッカとしか報知されていないが、第2のアタッカ(第二の可変入賞口235)に入賞させることを促す報知を行ってもよい。また、右打ちを促す報知を行ってもよい。

図27は、図26に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図27(43)には、15ラウンド目の装飾図柄表示装置208の様子が示されている。また、図27(43)には、第2のアタッカ(第二の可変入賞口235)が開放した様子も示されている。

図27(44)では、第2のアタッカ(第二の可変入賞口235)に入賞があり、装飾図柄表示装置208には、確変獲得が確定したことが報知されている。このように、図27(44)に示すような確変獲得の報知は、第五の演出の一例ということができる。すなわち、第五の演出は、大当り遊技が終了した後で第二の遊技状態となることを少なくとも報知可能な演出ということができる。

図27(45)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の終了演出が行われている。また、この例では、図25(35)から特図1の保留が徐々に増加し、大当り遊技終了時には、特図1の保留が満タンになっている。さらに、大当り遊技中に、1/100の確率で普図当否判定に当り、電チュー(第2特図始動口232)が開放し、特図2の保留も満タンになっている。大当り遊技の終了演出では、保留表示が再開され、図27(45)に示す装飾図柄表示装置208には、特図1の保留表示も特図2の保留表示も、4つずつ表示されている(h11〜h14,h21〜h24)。

ここでは、特図Aに当選したことにより第二の遊技条件が成立しており、かつ第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)への入賞もあったことから第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)も成立しており、大当り遊技が終了すると、100回の図柄変動表示が行われる間(第一の期間の一例に相当)、確変状態かつ電サポ状態に移行する。また、次回大当りまで、図10(a)に示すテーブルセット1(第二のグループの一例に相当)が使用される。

図27(46)では、特図2優先変動機であることから、第1の特図2保留表示h211が表す特図2の保留が消化され、第2特図表示装置214が図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。この図柄変動表示を含めて99回分の図柄変動表示の変動時間は、図11(d)〜同図(f)に示すテーブル3を用いて決定される。また、図27(46)に示す装飾図柄表示装置208には、右打ちを促す文字表示と、確変状態であることを報知する「確変」という文字表示と、「残り99回」という残回数表示がなされている。ここでの残回数表示は、確変状態(あるいは電サポ状態)が、あと99回の図柄変動表示の間、継続することが報知されている。

この後、テーブル3に基づく図柄変動表示が、大当り遊技が開始されるまで繰り返し行われ、この例では、大当り遊技終了後、98回の図柄変動表示でいずれもハズレ図柄が停止表示され、図27(47)では、大当り遊技終了後、99回目の図柄変動表示が開始されている。この図柄変動表示は、テーブル3に基づく最後の図柄変動表示に相当する。この99回目の図柄変動表示でも大当りせず、図27(48)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾0」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示(確定表示)されている。なお、99回目の図柄変動表示が行われている間に、第2特図始動口232に1球の入賞があり、特図2の保留が満タンになる。

図28は、図27に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図28(49)では、大当り遊技終了後、100回目の図柄変動表示が開始されている。この100回目の図柄変動表示の変動時間は、図12(c)および同図(d)に示すテーブル5を用いて決定される。図28(49)に示す装飾図柄表示装置208には、「ラスト」という文字表示がなされている。この「ラスト」という文字表示は、「残り0回」という残回数表示の一例に相当する。また、バトル演出に発展するかのうような演出が行われている。すなわち、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄が変動表示を続ける中、中図柄表示領域208bに女の子のキャラクタが登場し、「リーチになればバトル開始」という報知がなされている。

図28(50)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。

図28(51)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄表示領域208bで装飾図柄が変動表示を続ける中、右図柄表示領域208cで揺れ変動が起こり、「装飾7」と「装飾6」のいずれか一方が停止表示する演出が行われている。ここで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示すれば、リーチ状態になり、バトル演出が開始される。上述の如く、100回目の図柄変動表示、すなわちテーブル5に基づく図柄変動表示では、スーパーリーチ演出の一種であるバトル演出(リーチ状態)が開始されれば大当り確定である。

図28(52)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成され、「バトル開始」の文字表示がなされ、大当り確定になる。図28(53)に示す装飾図柄表示装置208では、バトル演出Aが行われ、婆のキャラクタと殿様のキャラクタが登場している。また、チャンスボタン136を押下してバトルを行い、婆のキャラクタを画面上から追い出すことを促す「ボタンで婆を追い出せ」という文字表示もなされている。図28(54)に示す装飾図柄表示装置208には、装飾図柄表示装置208には、チャンスボタン136の絵柄136aが表示され、チャンスボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間表示バー136bも表示されている。

図29は、図28に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図29(55)に示すタイミングでは、遊技者がチャンスボタン136を押下する。その結果、図29(55)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り確定演出が表示され、「装飾7」が大きく表示されるとともにピースサインをする殿様のキャラクも表示されている。以上説明した、図28(49)〜図29(55)に示す装飾図柄表示装置208における演出は、バトル演出Aである。なお、図28(49)〜同図28(51)はバトル演出の煽り部分として、バトル演出Aは、図28(52)〜図29(55)と見ることもできる。

図29(56)に示す装飾図柄表示装置208には、第3停止が行われ、「装飾7」が3つ揃って停止表示(確定表示)した様子が示されている。この100回目の図柄変動表示の変動時間は、35秒である。なお、図29(56)に示す装飾図柄表示装置208には、特図1の保留を表す特図1保留表示が4つ表示(h11〜h14)され、特図2の保留を表す特図2保留表示も、一つ増えて4つ表示(h21〜h24)されている。

次に、本実施形態のパチンコ機において稀におこる具体的演出例について説明する。

図30は、本実施形態のパチンコ機において稀におこる具体的演出例の一例を示す図である。

図30(1)に示す状態は、図26(38)に示す状態と同じく、第1特図表示装置212が、特図A(図5(a−1)参照)の図柄態様を停止表示し、装飾図柄表示装置208には、「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」といった奇数の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されるとともに、「大当り」の文字表示もなされている状態である。なお、特図1の保留を表す特図1保留表示が4つ表示(h11〜h14)され、特図2の保留を表す特図2保留表示は一つも表示されていない状態である。

やがて、大当り遊技が開始され、図30(2)〜同図(6)は、図26(39)〜図27(43)と同じであるため、説明は省略する。

図31は、図30に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図31(7)には、15ラウンドの大当り遊技の様子が示されている。この図31(7)では、開放した第2のアタッカ(第二の可変入賞口235)が、開放時間を経過して閉鎖する直前の様子が示されている。すなわち、この例は、遊技者が、15ラウンド目に第二の可変入賞口235を狙わなければいけないことを知らなかったり、忘れていた等の何らかの理由で、第二の可変入賞口235に入賞がなく、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が不成立であった例である。図31(7)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタ表示とともに「何やってんだ」と第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が不成立であったことを示唆する文字表示もなされている。ただし、図30(5)において15ラウンド目でアタッカに入賞させることを促す報知がなされていながらも、この報知に全く気にとめなかった者や、この報知を見逃した遊技者にとっては、この文字表示は意味をなさない場合がある。このように、図31(7)に示すような演出は、第六の演出の一例ということができる。すなわち、第六の演出は、大当り遊技が終了した後で第一の遊技状態となることを少なくとも報知可能な演出ということができる。

図31(8)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の終了演出が行われている。また、この装飾図柄表示装置208には、特図1の保留を表す特図1保留表示が4つ表示(h11〜h14)され、特図2の保留を表す特図2保留表示も4つ表示(h21〜h24)されている。

ここでは、特図Aに当選したことにより第二の遊技条件が成立したが、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)への入賞はなかったことから第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)は不成立であり、大当り遊技が終了すると、50回の図柄変動表示が行われる間(第二の期間の一例に相当)、非確変状態のまま電サポ状態に移行する。また、次回大当りまで、図10(a)に示すテーブルセット1(第二のグループの一例に相当)が使用される。このように、第二の遊技条件が成立したが第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が不成立となったために、非確変状態のまま電サポ状態に移行し、しかも次回大当りまでテーブルセット1が使用されるような状態は第一の状態に相当する。

図31(9)では、特図2優先変動機であることから、第1の特図2保留表示h21が表す特図2の保留が消化され、第2特図表示装置214が図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。この図柄変動表示を含めて99回分の図柄変動表示の変動時間は、図11(d)〜同図(f)に示すテーブル3を用いて決定される。しかしながら、大当り遊技が終了しても非確変状態のままであって、電サポ状態も大当り遊技終了後、50回の図柄変動表示の間しか継続しない。図31(9)に示す装飾図柄表示装置208には、右打ちを促す文字表示と、「残り49回」という残回数表示がなされている。ここでの残回数表示は、電サポ状態が、あと49回の図柄変動表示の間、継続することが報知されている。なお、非確変状態であることから、「確変」という文字表示はなされていない。

この後、テーブル3に基づく図柄変動表示が、大当り遊技が開始されるまで繰り返し行われ、この例では、大当り遊技終了後、48回の図柄変動表示でいずれもハズレ図柄が停止表示され、図31(11)では、大当り遊技終了後、49回目の図柄変動表示が開始されている。この図柄変動表示も、テーブル3に基づく図柄変動表示に相当する。

図32は、図31に示す具体的演出例の続きを示す図である。

この49回目の図柄変動表示でも大当りせず、図32(13)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾0」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示(確定表示)されている。なお、この装飾図柄表示装置208には、特図1の保留を表す特図1保留表示が4つ表示(h11〜h14)され、特図2の保留を表す特図2保留表示も4つ表示(h21〜h24)されている。

図32(14)では、大当り遊技終了後、50回目の図柄変動表示が開始されている。この50回目の図柄変動表示の変動時間も、これまでと同じくテーブル3を用いて決定される。しかしながら、電サポ状態が最後になる図柄変動表示であることから、図32(14)に示す装飾図柄表示装置208には、「ラスト」という文字表示がなされている。この「ラスト」という文字表示は、「残り0回」という残回数表示の一例に相当する。テーブル3でも、ハズレの図柄変動表示では、バトルガセあおり1が行われることもあるが、ここでの特図2の保留数は4つであるため、図11(e)に示すテーブルが使用され、多くの場合はタイマ番号2(2秒)の超短縮ハズレになる。この例でも、50回目の図柄変動表示の変動時間は2秒となり、バトルガセあおり1の演出が行われることなく、図32(15)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾5」−「装飾5」−「装飾4」が停止表示(確定表示)されている。なお、この装飾図柄表示装置208には、特図1の保留を表す特図1保留表示が4つ表示(h11〜h14)され、特図2の保留を表す特図2保留表示は3つ表示(h21〜h23)されている。

図23を用いて説明したように、電サポ状態におけるゲーム性(テーブルセット2を用いたゲーム性)であれば、本来、最後(転落直前状態)の図柄変動表示では、ハズレの場合であっても、バトルガセあおりが発生する。しかしながら、特図Aに基づくテーブルセット1では、テーブル3を使用しているため、2秒の超短縮変動でハズレが確定する、違和感が残る演出が高確率で発生する。この違和感が残る演出が、所定の領域に入賞しなければ確変状態が付与されない、いわゆる構造物確変機の本来のゲーム性と異なる部分を報知する報知演出として機能することができる場合がある。

なお、49回目の図柄変動表示が終了した時点で、特図2の保留数が3以下であれば、図11(f)に示すテーブルが使用され、ハズレの場合であっても、バトルガセあおりが発生する確率が高く、違和感のない演出を行うことができる場合がある。

図33は、図32に示す具体的演出例の続きを示す図である。

50回目の図柄変動表示が終了すると、遊技状態は、非電サポ状態に移行する。すなわち、特図低確率普図高確率状態から特図低確率普図低確率状態へ移行する。この特図低確率普図低確率状態(通常状態)は、次回の大当り遊技が終了するまで継続する。しかしながら、図柄変動表示の変動時間は、依然としてテーブル3を用いて決定される。ただし、同じテーブル3を用いた場合でも、変動時間は同じであるが、電サポ状態(普図高確率状態)と非電サポ状態(普図低確率状態)とでは、装飾図柄表示装置208における演出態様が異なる場合がある。すなわち、図9(d)に示すように、タイマ番号4(10秒)の変動時間であれば、電サポ状態(普図高確率状態)ではバトルガセあおり1の演出態様が行われるが、非電サポ状態(普図低確率状態)であれば通常はずれの演出態様が行われる。また、タイマ番号6(30秒)の変動時間であれば、電サポ状態(普図高確率状態)ではバトルA敗北の演出態様が行われるが、非電サポ状態(普図低確率状態)であればスーパーリーチAハズレの演出態様が行われる。さらに、タイマ番号7(35秒)の変動時間であれば、電サポ状態(普図高確率状態)ではバトルA勝利の演出態様が行われるが、非電サポ状態(普図低確率状態)であればリーチA大当りの演出態様が行われる。

図33(16)では、大当り遊技終了後、51回目の図柄変動表示が開始されている。この図33(16)に示す装飾図柄表示装置208には、非電サポ状態に移行したことから、左打ちに戻すことを促す文字表示がなされている。なお、残回数表示は終了し、消えている。ここでは、3つ残った特図2の保留が順に消化されていく。この51回目の図柄変動表示は、タイマ番号4の10秒の変動時間になり、装飾図柄表示装置208では、通常ハズレの演出が行われる。

図33(17)に示す装飾図柄表示装置208には、残った特図2の最後の保留についての図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾0」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示(確定表示)されている。この図33(17)に示す装飾図柄表示装置208には、特図2の保留を表す特図2保留表示は一つも表示されていないが、特図1の保留を表す特図1保留表示は4つ表示(h11〜h14)されている。

図33(18)では、第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始され、同図(19)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾7」−「装飾4」−「装飾3」が停止表示(確定表示)されている。ここでの装飾図柄表示装置208では、特図1保留表示が1つ減って3つ表示(h11〜h13)されている。

テーブル3に基づく51回目以降のハズレの図柄変動表示では、ほとんどの場合が、タイマ番号4の10秒の変動時間になり、装飾図柄表示装置208では、通常ハズレの演出が行われる。なお、特図2の保留数が4つある場合に限って、タイマ番号2の2秒の超短縮変動が行われるが、本実施形態では、普図始動口228は右領域に一つ設けられており、意図して右打ちした場合を除き、タイマ番号2が選択されることはない。実際の遊技状態が特図低確率普図低確率状態の場合には、タイマ番号2に対応した演出態様には禁則処理がかかっているため、使用したテーブルであるテーブル3のデフォルトの遊技状態(特図高確率普図高確率状態)で使用される超短縮ハズレの演出態様を代わりに用いて演出を実行する。

図34は、図33に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図34(20)には、52回目の図柄変動表示が開始されて、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾0」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示(確定表示)された様子が示されている。

図34(21)では、53回目の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、特図1保留表示h11は残り1つになっている。

図34(22)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(21)で開始された53回目の図柄変動表示中に、通常予告として女の子のキャラクタが表示され、リーチに発展するかもしれないことが報知されている。

図34(23)に示す装飾図柄表示装置208ではリーチに発展し、同図(24)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチA演出が開始されている。この53回目の図柄変動表示は、タイマ番号6の30秒の図柄変動表示である。同図(24)の段階で、第1特図始動口230に1球の入賞があり、特図1の保留数は2になる。

図34(25)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチA演出が継続しており、ハズレ確定演出が表示されている。この段階でも第1特図始動口230にもう1球の入賞があり、特図1の保留数は3になり、ハズレ確定演出が表示されている装飾図柄表示装置208には、特図1保留表示が3つ表示(h11〜h13)されている。

図35は、図34に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図35(26)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」が停止表示(確定表示)された様子が示されている。また、第1特図始動口230にさらに1球の入賞があり、特図1保留表示が4つ表示(h11〜h14)されている。

図35(27)には、54回目の図柄変動表示が開始されて、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾0」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示(確定表示)された様子が示されている。

図35(28)では、55回目の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、特図1保留表示h11は残り2つになっている。

図35(29)に示す第1特図表示装置212には、特図A(図5(a−1)参照)の図柄態様が停止表示され、装飾図柄表示装置208では、リーチ演出なしに、いきなり「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」といった奇数の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されるとともに、「大当り」の文字表示もなされている。すなわち、55回目の図柄変動表示では、図11(d)に示すテーブル3に基づいてタイマ番号1の1秒といった超短縮大当りが行われる。特図低確率普図低確率状態では、本来、図10(c)に示すテーブル1が使用され、タイマ番号1の超短縮大当りの選択確率は1/65536であるが、ここでは、図11(d)に示すテーブル3が使用されたことにより、その選択確率は45%程度に上昇する。このように、テーブル1を使用した場合と比較して、見た目上では、圧倒的に超短縮でいきなり大当りする確率が高い。すなわち、通常時にほとんど見ることができない非常にレアな変動で大当りする場合があり、確変獲得を逃して遊技の興趣が低下してしまうことを防止することができる場合がある。

図36は、図35(26)に示す状態から一度も大当りをせず、100回目の図柄変動表示を迎えた例を示す図である。

99回目の図柄変動表示が行われ、図36(a)に示す第1特図表示装置212には、特図F(図5(a−1)参照)の図柄態様が停止表示され、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾7」−「装飾4」−「装飾3」が停止表示(確定表示)されている。この99回目の図柄変動表示は、テーブル3に基づく最終回の図柄変動表示である。図36(a)に示す装飾図柄表示装置208には、特図1保留表示が2つ表示(h12,h12)されている。

図36(b)では、大当り遊技終了後、100回目の図柄変動表示が開始されている。この100回目の図柄変動表示の変動時間は、図12(c)および同図(d)に示すテーブル5を用いて決定される。35秒のタイマ番号7が必ず選択される大当りの図柄変動表示であっても、12秒のタイマ番号5が必ず選択されるハズレの図柄変動表示であっても、特図低確率普図低確率状態では、図9(d)に示すようにリーチ演出が行われる。すなわち、特図低確率普図低確率状態では、スーパーリーチAのリーチ演出が行われて大当りになるか、ノーマルリーチのリーチ演出が行われてハズレになるかである。

図36(c)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ状態が形成され、同図(d)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾4」−「装飾7」−「装飾4」が停止表示(確定表示)されている。すなわち、ここでの例では、ノーマルリーチハズレの演出になる。特図低確率普図低確率状態で本来使用される、図10(d)および同図(e)それぞに示すテーブル1でも、12秒のノーマルリーチハズレが行われ、テーブル5を用いながらも、遊技状態に応じて演出態様を代えることで、違和感を出さないようにすることができる場合がある。

なお、大当りの場合には、図20に示すスーパーリーチAのリーチ演出が必ず行われる。

ここで、12秒に近似した時間であれば揺れ変動等で時間調整することを採用しても構わない。揺れ変動により、ちょっとした違和感を与え、特殊状態であったことを報知できる一方、違和感を最小限に抑えているということもできる。

[実施形態2]
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。

図37(a−1)は、第2実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、図37(a−2)は、第2実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものである。

図37(a−1)にも図37(a−2)にも、図柄変動表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図F」の6種類の特図が示されている。

第2実施形態でも、特図1の停止図柄態様と、特図2の停止図柄態様は共通している。また、第2実施形態では、大当りはいずれも15ラウンドの電サポ付きの大当りであるが、特図2では大当り図柄は総て確変獲得を予定した大当り(特別大当り)である。一方、特図1では「特図A」と「特図B」のみが確変を予定した大当り(特別大当り)であり、「特図C」と「特図D」は、確変獲得を予定していない大当りである。

図37(b)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動をまとめた図である。

特図1における特図Aは、1ラウンド〜14ラウンドまで、第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)が25秒間開放し、15ラウンドでは、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が25秒間開放する。

特図1における特図Bは、1ラウンド〜14ラウンドまで、第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)が25秒間開放し、15ラウンドでは、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が最初に0.1秒開放し、3秒の閉鎖期間を経て、24.9秒の開放を行う。

特図1における特図CおよびDは、1ラウンド〜14ラウンドまで、第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)が25秒間開放し、15ラウンドでは、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が0.1秒しか開放せず、ほとんど入賞の確率はない。

第2実施形態でも、15ラウンド目に第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)に入賞することで、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立する。したがって、特図1の特図C,Dでは、確変獲得の可能性は0%ではないものの、その可能性は極めて低く、確変獲得を予定していない大当りである。一方、特図1の特図A,Bでは、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあり、確変獲得を予定した大当りである。

また、特図2における特図AおよびBの場合のアタッカの作動は、特図1における特図Aの場合のアタッカの作動と同じであり、特図2における特図CおよびDの場合のアタッカの作動は、特図1における特図Bの場合のアタッカの作動と同じである。したがって、特図2の大当り図柄(特図A〜D)ではいずれも、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあり、確変獲得を予定した大当りである。なお、特図2における特図A〜Dの場合のアタッカの作動総て、特図1における特図Aの場合のアタッカの作動と同じであってもよい。

また、第2実施形態におけるテーブルセットや各テーブルは、図9〜図12に示すものと同じである。

図38は、第2実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。

図38(1)に示す第1特図表示装置212には、確変獲得を予定していない大当りである特図C(図37(a−1)参照)の図柄態様が停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されるとともに、「大当り」の文字表示もなされている。なお、図38(1)に示す装飾図柄表示装置208には、特図1保留表示が4つ表示(h11〜h14)されている。このように、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されるような確変獲得を予定していない演出は、第二の演出に相当する。

やがて、大当り遊技が開始され、図38(2)には12ラウンド目の装飾図柄表示装置208が示されており、この装飾図柄表示装置208にはボタン演出のオープニングが表示されている。ここでのボタン演出は、図1に示すチャンスボタン136を押下して番長のキャラクタが登場すれば、15ラウンドに、第2のアタッカ(第二の可変入賞口235)が長時間(例えば、25秒や24.9秒)開放し、確変を獲得することができるチャンスが到来するといった演出である。なお、あくまで演出であり、特図Cにしか当選していないため、実際は、第2のアタッカは長時間(例えば、25秒や24、9秒)開放することなく、短時間(ここでは0.1秒)開放しかしない。

図38(3)に示すタイミングでは、遊技者がチャンスボタン136を押下する。その結果、図38(3)に示す装飾図柄表示装置208には、老中のキャラクタが登場するが、「チャンス」という文字表示にクエスチョンマークが付されて示されている。

図38(4)では、14ラウンドに突入し、同図(5)では、最終ラウンドの15ラウンド目が開始される。この図38(5)では、第2のアタッカ(第二の可変入賞口235)が開放した様子が示されているが、ここでの第2のアタッカの開放時間は、短時間の0.1秒であり、本来、入賞を期待することは困難である。

しかしながら、図38(6)では、偶然にも、0.1秒間、開放している第2のアタッカに入賞があった様子が示されており、同図(6)に示す装飾図柄表示装置208には、「確変じゃ」といった確変獲得を報知する文字表示がなされている。

このように、本実施形態では、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)は、第一の演出が行われない場合であっても成立する場合がある条件ということができる。

図39は、図38に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図39(7)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の終了演出が行われている。また、この例では、大当り遊技中に、1/100の確率で普図当否判定に当り、電チュー(第2特図始動口232)が開放し、特図2の保留が満タンまで増加している。大当り遊技の終了演出では、保留表示が再開され、図39(7)に示す装飾図柄表示装置208には、特図1の保留表示も特図2の保留表示も、4つずつ表示されている(h11〜h14,h21〜h24)。

ここで、特図1で特図Cに当選した場合は、第二の遊技条件は成立するが、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)は不成立になると想定し、図9(a)に示すように大当り遊技後は、図10(b)に示すテーブルセット2が使用される。また、遊技状態は、特図低確率普図高確率状態になり、大当り遊技後、50回の図柄変動表示が行われる間、電サポ状態が維持される。しかしながら、この例では、偶然にも第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)も成立したことにより、大当り遊技後の遊技状態は、特図高確率普図高確率状態になり、大当り遊技後、100回の図柄変動表示が行われる間、電サポ状態が維持される。なお、テーブルセットとしてはテーブルセット2が使用される。このように、第二の演出が行われた後に、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立したために、確変状態に移行し、しかも次回大当りまでテーブルセット2が使用されるような状態は第四の状態に相当する。

一方、図38(6)に示す状態において、第2のアタッカへの入賞がなく第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立しなかった場合には、大当り遊技後、電サポ状態に移行し、図10(b)に示すテーブルセット2が使用される。このように、第二の演出が行われた後に、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立せず、電サポ状態に移行して、次回大当りまでテーブルセット2が使用されるような状態は第三の状態に相当する。

第2実施形態のパチンコ機も特図2優先変動機であり、図39(8)では、第1の特図2保留表示h211が表す特図2の保留が消化され、第2特図表示装置214が図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。また、図39(8)に示す装飾図柄表示装置208には、右打ちを促す文字表示と、確変状態であることを報知する「確変」という文字表示と、「残り99回」という残回数表示がなされている。ここでの残回数表示は、確変状態(あるいは電サポ状態)が、あと99回の図柄変動表示の間、継続することが報知されている。

また、この図柄変動表示を含めて49回分の図柄変動表示の変動時間は、図11(a)〜同図(c)に示すテーブル2を用いて決定される。

この後、テーブル2に基づく図柄変動表示が、大当り遊技が開始されるまで繰り返し行われ、この例では、大当り遊技終了後の最初の図柄変動表示では、図39(9)に示すように、装飾図柄表示装置208に、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾0」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示(確定表示)されている。また、25回目の図柄変動表示でも、図39(10)に示すように、装飾図柄表示装置208に、ハズレの装飾図柄の組み合わせ(ここでは「装飾4」−「装飾0」−「装飾7」)が停止表示(確定表示)されている。

図39(11)では、大当り遊技終了後、26回目の図柄変動表示が開始されている。この図柄変動表示も、テーブル2に基づく図柄変動表示である。図39(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。

図40は、図39に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図40(13)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄表示領域208bで装飾図柄が変動表示を続ける中、右図柄表示領域208cで揺れ変動が起こり、「装飾7」と「装飾6」のいずれか一方が停止表示する演出が行われている。ここで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示すれば、リーチ状態になり、バトル演出が開始される。

図40(14)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成され、「バトル開始」の文字表示がなされている。

図40(15)に示す装飾図柄表示装置208では、バトル演出Bが開始され、殿様のキャラクタが登場し、ボーリングバトルが開始されることが報知されている。また、このボーリングバトルでは、ストライクが出れば大当り確定であることも報知されている。

図40(16)に示す装飾図柄表示装置208では、ボーリングバトルが開始され、同図(17)に示す装飾図柄表示装置208には、見事がストライクがとれた様子が表示されている。以上説明した、図40(14)〜同図(17)に示す装飾図柄表示装置208における演出は、バトル演出Bである。このバトル演出Bは、テーブルセット1のテーブル3では、本来出現しない演出である。すなわち、テーブルセットが1が用いられる、特図1では特図Aか特図Bに当選し且つ予定通りに確変を獲得した場合には、出現しない演出である。このバトル演出Bを見た遊技者のほとんどは、違和感を感じることはないが、このパチンコ機に詳しい遊技者の中には、希少価値の演出として把握する者もおり、そのような者に対しては、特殊状態の報知として機能する場合がある。

図40(18)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」といった奇数の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されるとともに、「大当り」の文字表示もなされている。このように、本実施形態では、15R特別大当りとなることが確定される「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」といった奇数の装飾図柄の組み合わせを停止表示(確定表示)する演出は第一の演出の一例ということができる。

なお、本実施形態において、特図2の図柄変動表示での演出で、バトル演出のようなスーパーリーチは「装飾7」によってリーチ状態が形成される場合にのみ実行されるようにしてもよい。あるいは、「装飾7」によってリーチ状態が形成された場合に実行されるスーパーリーチは、他の装飾図柄でリーチ状態が形成されてスーパーリーチに発展した場合よりも大当りとなる信頼度が高くなるように構成してもよい。あるいは、「装飾7」によってリーチ状態が形成された場合には、必ず大当りとなるように構成してもよい。

図41は、図39(7)に示す大当り遊技の終了時から一度も大当りをせずに、50回目の図柄変動表示を迎えた例を示す図である。

49回目の特図2の図柄変動表示が行われ、図41(a)に示す第2特図表示装置214には、特図F(図37(a−2)参照)の図柄態様が停止表示され、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾4」−「装飾0」−「装飾7」が停止表示(確定表示)されている。この49回目の図柄変動表示は、テーブル2に基づく図柄変動表示である。なお、図41(a)に示す第1特図表示装置212には、特図C(図37(3a−1)参照)の図柄態様が停止表示されており、本来であれば非確変状態(特図低確率普図高確率状態)であるはずであるが、ここでは確変状態(特図高確率普図高確率状態)である。

図41(a)に示す装飾図柄表示装置208には、特図1保留表示が4つ表示(h11〜h14)され、特図2保留表示も4つ表示(h21〜h24)されている。

図41(b)では、大当り遊技終了後、50回目の図柄変動表示が開始されている。この50回目の図柄変動表示の変動時間は、図12(a)および同図(b)に示すテーブル4を用いて決定される。35秒のタイマ番号7か65秒のタイマ番号9のいずれか一方が必ず選択される大当りの図柄変動表示であっても、12秒のタイマ番号5が必ず選択されるハズレの図柄変動表示であっても、特図低確率普図高確率状態と同じく、特図高確率普図高確率状態でも、図9(d)に示すようにリーチ演出が行われる。すなわち、特図高確率普図高確率状態でも、バトル演出のスーパーリーチが行われて大当りになるか、バトルガセあおり2の演出が行われてハズレになるかである。なお、実際の遊技状態が特図高確率普図高確率状態の場合には、タイマ番号9に対応した演出態様には禁則処理がかかっているため、使用したテーブルであるテーブル4のデフォルトの遊技状態(特図低確率普図高確率状態)で使用されるバトルB勝利の演出態様を代わりに用いて演出を実行する。

図41(c)に示す装飾図柄表示装置208では、バトル演出に発展するかのうような演出が行われている。すなわち、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄が変動表示を続ける中、中図柄表示領域208bに女の子のキャラクタが登場し、「リーチになればバトル開始」という報知がなされている。

図41(d)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。

図41(e)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄表示領域208bで装飾図柄が変動表示を続ける中、右図柄表示領域208cで揺れ変動が起こり、「装飾7」と「装飾6」のいずれか一方が停止表示する演出が行われている。ここで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示すれば、リーチ状態になるが、図41(f)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾6」が停止表示され、リーチ状態は形成されない。図41(c)〜同図(f)に示す装飾図柄表示装置208における演出は、バトルガセあおり2の演出である。

図42は、図41に示す具体的演出例の続きを示す図である。

この例における50回目の図柄変動表示では、ハズレの場合には、バトルガセあおり2の演出が装飾図柄表示装置208で必ず行われ、図42(g)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾7」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示(確定表示)されている。

図42(h)では、51回目の特図2の図柄変動表示が開始されている。この51回目の図柄変動表示からは、変動時間は、図10(c)〜同図(e)に示すテーブル1を用いて決定される。テーブル1では、特図1の保留が満タンであれば、ハズレの図柄変動表示では、タイマ番号3の5秒の図柄変動表示になりやすい。一方、テーブル3を用いた場合には、特図2の保留数が満タンであれば、タイマ番号2の2秒の図柄変動表示になりやすく、変動時間に3秒の差が生じる。しかし、この3秒の差は、揺れ変動等によって調整することができる。また、そもそも、確変状態では、テーブル3に65秒の長い変動時間は用意されておらず、確率的に超短縮系の図柄変動表示を繰り返して保留を高速消化させ、遊技者に有利な状態を作り出すようになっているが、タイマ番号3の5秒の図柄変動表示が繰り返されることで、特殊状態の報知を行うことができる他、テーブルセット1を用いる正規ルートの確変状態(テーブル3を用いる場合)の方が、テーブルセット2を用いるイレギュラーな確変状態(テーブル1を用いる場合)よりも、保留の消化効率から見れば、遊技者にわずかに有利であると捉えることも可能である。

図42(i)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾4」−「装飾7」−「装飾6」が停止表示されている。

なお、大当り遊技の100回目の図柄変動表示がハズレであれば、テーブルセット1を用いる場合には、テーブル5から、必ずタイマ番号5が選択され、装飾図柄表示装置208では、バトルガセあおり2の演出が行われる。一方、テーブルセット2を用いた場合でも、テーブル1から、同じ変動時間のタイマ番号5が選択されれば、バトルガセあおり2の演出が行われる(図9(d)参照)。また、大当り遊技の100回目の図柄変動表示が大当りであれば、テーブルセット1を用いる場合には、テーブル5から、必ずタイマ番号7が選択され、装飾図柄表示装置208では、バトルA勝利の演出が行われる。一方、テーブルセット2を用いた場合でも、テーブル1から、同じ変動時間のタイマ番号7が選択されれば、バトルA勝利の演出が行われる(図9(d)参照)。さらに、テーブル1で、テーブル5にはない変動時間が選択された場合でも、例えば、タイマ番号4であれば、バトルガセあおり1の演出が行われ、その他の場合でも、演出による時間調整が行われる。

図43は、第2実施形態のパチンコ機において、特図1で特図Bに当選した場合の、アタッカの作動例を示す図である。

図43(a)〜同図(c)は、図38(2)〜同図(3)に示す例と同じであるため、説明は省略する。図43(d)では、最終ラウンドの15ラウンド目が開始される。この段階では、装飾図柄表示装置208には、老中のキャラクタが表示されたままであり、確変獲得を予定していない特図C又は特図Dの大当りの可能性が濃厚である。この状態で、第2のアタッカ(第二の可変入賞口235)が0.1秒の短時間開放を一回行う。ここでの0.1秒開放は、特図1における特図CおよびDの15ラウンドの開放ではないかと一瞬思わせる効果がある。

第2のアタッカの0.1秒の短時間開放の後、3秒の閉鎖期間を経て、図45(e)に示す装飾図柄表示装置208には、老中のキャラクタに代わって番長のキャラクタが登場し、第2のアタッカ(第二の可変入賞口235)が24.9秒の長時間開放を開始する。

図43(f)では、開放している第2のアタッカに入賞があった様子が示されており、同図(f)に示す装飾図柄表示装置208には、「確変」といった確変獲得を報知する文字表示がなされている。

[実施形態3]
次いで、本発明の第3実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。

図44(a−1)は、第3実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、図44(a−2)は、第2実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものである。

図44(a−1)にも図44(a−2)にも、図柄変動表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図F」の6種類の特図が示されている。

第3実施形態でも、特図1の停止図柄態様と、特図2の停止図柄態様は共通している。また、第2実施形態と同じく第3実施形態でも、大当りはいずれも15ラウンドの確変大当り(特別大当り)であるが、特図2では大当り図柄は総て電サポ獲得を予定した確変大当り(特別大当り)であり、第2実施形態と同じである。一方、特図1では「特図A」と「特図B」のみが電サポ獲得を予定した確変大当り(特別大当り)であり、「特図C」と「特図D」は、電サポ獲得を予定していない確変大当り(特別大当り)である。

図44(b)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動をまとめた図である。

特図1における特図Aは、1ラウンド〜14ラウンドまで、第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)が25秒間開放し、15ラウンドでは、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が25秒間開放する。

特図1における特図Bは、1ラウンド〜14ラウンドまで、第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)が25秒間開放し、15ラウンドでは、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が最初に0.1秒開放し、3秒の閉鎖期間を経て、24.9秒の開放を行う。

特図1における特図CおよびDは、1ラウンド〜14ラウンドまで、第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)が25秒間開放し、15ラウンドでは、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が0.1秒しか開放せず、ほとんど入賞の確率はない。

第3実施形態では、15ラウンド目に第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)に入賞することで、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立し、大当り遊技後に電サポ状態(時短状態)が付与される。したがって、特図1の特図C,Dでは、電サポ獲得の可能性は0%ではないものの、その可能性は極めて低く、電サポ獲得を予定していない大当りである。一方、特図1の特図A,Bでは、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあり、電サポ獲得を予定した大当りである。

また、特図2における特図AおよびBの場合のアタッカの作動は、特図1における特図Aの場合のアタッカの作動と同じであり、特図2における特図CおよびDの場合のアタッカの作動は、特図1における特図Bの場合のアタッカの作動と同じである。したがって、特図2の大当り図柄(特図A〜D)ではいずれも、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあり、電サポ獲得を予定した大当りである。なお、特図2における特図A〜Dの場合のアタッカの作動総て、特図1における特図Aの場合のアタッカの作動と同じであってもよい。

図44(c)は、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図であり、同図(b)は、特図2で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図である。これらのテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。

第3実施形態でも普図低確率状態では普図抽選は1/100の確率でしか当たらないため、電チューはほとんど開放せず、第2特図始動口232への入賞の確率は低いため、図44(c)に示すテーブルは、普図低確率(特図高確率普図低確率、特図低確率普図低確率)状態の場合に多く使用されるテーブルセット選択テーブルに相当する。図44(c)では、参考までに、特図1での大当り時の停止図柄に対応した、大当り遊技終了後の制御状態を示している。丸印は付きを表し、バツ印は無しを表す。

一方、普図高確率状態では、電チューがほとんど開放し、特図1における大当りよりも特図2における大当りの方が遊技者にとって有利なため、遊技者は第2特図始動口232を狙い、図44(d)に示すテーブルは、普図高確率(特図高確率普図高確率)状態の場合に多く使用されるテーブルセット選択テーブルに相当する。図44(d)では、参考までに、特図2での大当り時の停止図柄に対応した、大当り遊技終了後の制御状態を示している。

なお、図44(c)にしても図44(d)にしても、15ラウンド目に開放する第二の可変入賞口235に入賞しないと、電サポ付きにはならない。

図44(c)に示すテーブルおよび図44(d)に示すテーブルから、特図決定結果が、第2特図始動口232が長期間開放する大当り図柄であった場合には、テーブルセット1が選択され、特図決定結果が、第2特図始動口232が短期間開放しかしない大当り図柄であった場合には、テーブルセット2が選択される。

図45(a)は、テーブルセットで使用されるテーブルを説明するための図である。

第3実施形態では、大当り図柄が総て確変付きのため、特図低確率普図高確率状態は存在しない。このため、テーブルセットで使用されるテーブルには、テーブル1と、テーブル3と、テーブル5との3種類しかない。テーブル3は、本来、特図高確率普図高確率状態で使用されるテーブルであり、テーブル5は、本来、特図高確率普図高確率状態における転落直前状態で使用されるテーブルである。そして、第3実施形態では、テーブル1は、本来、特図低確率普図低確率状態で使用されるテーブルであり、特図高確率普図低確率状態で使用されるテーブルでもある。

図45(b)は、タイマ番号を説明するための図である。

この図45(b)に示す図は、図9(d)に示す図から、特図低確率普図高確率状態の演出態様を削除した図である。また、特図高確率普図低確率状態に応じて装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる演出態様は、同じ非電サポ状態である特図低確率普図低確率状態に応じて装飾図柄表示装置208で行われる演出態様と共通である。

図45(c)は、第3実施形態におけるテーブルセット1を説明するための図である。

第3実施形態におけるテーブルセット1は、大当り遊技終了後、電サポ状態に移行する場合に使用されるものである。大当り終了後、99回目の図柄変動表示までは、特図高確率普図高確率状態用のテーブル3が使用され、100回目の図柄変動表示、すなわち確変状態かつ電サポ状態最後の図柄変動表示では、テーブル5が使用される。101回目の図柄変動表示が開始されるときには、非確変状態かつ非電サポ状態に移行しており、特図低確率普図低確率状態用のテーブル1が使用される。

図45(d)は、第3実施形態におけるテーブルセット2を説明するための図である。

第3実施形態におけるテーブルセット2は、大当り遊技終了後、非電サポ状態のままである場合に使用されるものである。すなわち、特図1において特図Cあるいは特図Dに当選した場合は、テーブル1を設定するだけであり、次回の大当り遊技が終了するまで、テーブル1は継続して使用される。このため、第1実施形態や第2実施形態に比べると、特殊状態中は違和感となる演出が多くなったり、演出に偏りが出たりする。

[実施形態4]
次いで、本発明の第4実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。

上述した第1〜第3実施形態においては、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214に特図が停止表示されるタイミングで、当該停止表示される特図の種類に対応する装飾図柄の組み合わせが装飾図柄表示装置208に停止表示(確定表示)されるものについて説明したが、以下に説明する実施形態においては、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214に大当りとなる図柄態様(「特図A」から「特図D」)が停止表示される場合に、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214に特図が停止表示される以前に、複数種類のうちのいずれかの大当りの装飾図柄の組み合わせ(仮停止図柄)を装飾図柄表示装置208に一旦停止表示(仮停止)させた後に、装飾図柄の変動表示を再度行わせ(再変動表示)、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214に特図が停止表示されるタイミングで最終的に停止表示(確定表示)させる大当りの装飾図柄の組み合わせを導出表示する演出態様を実施可能な機能を備えたものについて説明する。

第4実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)は、図37(a−1)に示すものを一例とし、特図2の停止図柄態様は、図37(a−2)に示すものを一例として以下説明する。なお、特図1における特図A〜特図Dでの各大当り、特図2における特図A〜特図Dでの各大当りにおける第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)および第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)の作動態様は、第2実施形態において上述した通りであるので、説明を省略する。

<第1副制御部装飾図柄決定処理>
次に、図46を参照しながら、第1副制御部装飾図柄決定処理について説明する。

図46は、第1副制御部400の装飾図柄決定処理の流れを示すフローチャートである。

図46に示す第1副制御部装飾図柄決定処理は、上述したコマンド処理(図14(a):ステップS307)において図柄変動開始コマンドを受信したと判定された第1副制御部メイン処理における演出制御処理(ステップS309)で実行される処理である。

まず、第1副制御部400のCPU404は、上述した図柄変動開始コマンドに含まれる特図停止図柄を表す情報を取得する(ステップS3093a)。

CPU404は、ステップS3093aにおいて取得した情報が特図2の停止図柄を示す情報であるか否かを判定する(ステップS3093b)。CPU404は、取得した情報が特図2の停止図柄を示す情報であると判定しない場合、すなわち、取得した情報が特図1の停止図柄を示す情報であると判定したときは(ステップS3093b:NO)、特図1用の装飾図柄決定テーブルに基づいて停止表示する装飾図柄の組み合わせを決定する(ステップS3093c)。

図47(a)は、特図1用大当り装飾図柄決定テーブルを示す図である。

CPU404は、特図1の停止図柄が「特図A」から「特図D」である場合には、図47(a)に示される特図1用大当り装飾図柄決定テーブルが参照される。この特図1用大当り装飾図柄決テーブルは、例えば、第1副制御部400のROM406に記憶されている。

CPU404は、例えば、RAM408に記憶されて0〜99の範囲で数値が更新される専用の乱数値を抽出し、特図1の停止図柄と抽出した乱数値とから停止表示する装飾図柄の組み合わせを決定する。例えば、特図1の停止図柄が「特図A」、「特図B」の場合には、装飾図柄の組み合わせとして、「装飾0」−「装飾0」−「装飾0」が8%、「装飾1」−「装飾1」−「装飾1」が10%、「装飾2」−「装飾2」−「装飾2」が8%、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」が15%、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」が8%、「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」が10%、「装飾6」−「装飾6」−「装飾6」が8%、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」が15%、「装飾8」−「装飾8」−「装飾8」が8%、「装飾9」−「装飾9」−「装飾9」が10%の割合で選択される。すなわち、特図1の停止図柄が「特図A」、「特図B」の場合には、偶数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせ(第一の装飾図柄の組み合わせ)よりも、奇数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせ(第二の装飾図柄の組み合わせ)の方が選択されやすいように構成されている。また、例えば、特図1の停止図柄が「特図C」、「特図D」の場合には、装飾図柄の組み合わせとして、「装飾0」−「装飾0」−「装飾0」が18%、「装飾1」−「装飾1」−「装飾1」が3%、「装飾2」−「装飾2」−「装飾2」が18%、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」が0%、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」が18%、「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」が3%、「装飾6」−「装飾6」−「装飾6」が18%、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」が0%、「装飾8」−「装飾8」−「装飾8」が18%、「装飾9」−「装飾9」−「装飾9」が4%の割合で選択される。すなわち、特図1の停止図柄が「特図A」、「特図B」の場合には、偶数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせよりも、奇数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせの方が選択されやすいように構成されており、特図1の停止図柄が「特図C」、「特図D」の場合には、奇数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせよりも、偶数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせの方が選択されやすいように構成されている。これにより、遊技者は、停止表示された装飾図柄の組み合わせが奇数の装飾図柄が3つ揃ったものである場合には、15R特別大当りであることを大いに期待するようになる。一方、停止表示(確定表示)された装飾図柄の組み合わせが偶数の装飾図柄が3つ揃ったものである場合であっても、遊技者に15R特別大当りであることの期待感を消失させることを抑制することができる。また、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせ(第三の装飾図柄の組み合わせ)は、特図1の停止図柄にあっては、「特図A」および「特図B」の場合にのみ選択されるように構成されている。したがって、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせは、大当り遊技中において第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)に入賞することで成立する第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立しやすい組み合わせであるということができる。すなわち、本実施形態では、第三の装飾図柄の組み合わせは、第二の組み合わせに相当する。また、第一の装飾図柄の組み合わせは、第一の組み合わせに相当する。さらに、第二の装飾図柄の組み合わせであって、第三の装飾図柄の組み合わせ以外の装飾図柄の組み合わせは、第一の組み合わせに相当する。

なお、特図1の停止図柄が「特図E」および「特図F」である場合、すなわち、ハズレ図柄である場合には、例えば、第1実施形態において上述したようにして決定された変動時間や装飾図柄表示装置208における演出態様に応じて、停止表示する装飾図柄の組み合わせが決定される。

CPU404は、ステップS3093cにおいて上述したようにして停止表示(確定表示)する装飾図柄の組み合わせが決定されると、仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを決定する(ステップS3093d)。

具体的には、停止表示する装飾図柄の組み合わせが3つ揃った装飾図柄の組み合わせであって、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせ以外の装飾図柄の組み合わせである場合には、仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを、確定表示する装飾図柄の組み合わせに決定する。すなわち、仮停止図柄である装飾図柄の組み合わせが最終的に確定表示される装飾図柄と同一となるように設定される。なお、仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを抽選により決定して、確定表示する装飾図柄の組み合わせと異なる場合があるように設定されるように構成されていてもよい。この場合において、仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを、特図1の停止図柄が「特図A」および「特図B」の場合にのみ表示される「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせとしないようにするのが好ましいが、この限りではない。

図47(b)は、特図1用「333」「777」選択時仮停止図柄抽選テーブルを示す図である。

確定表示する装飾図柄の組み合わせが、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせである場合には、図47(b)に示される特図1用「333」「777」選択時仮停止図柄抽選テーブルを参照して仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを決定する。この特図1用「333」「777」選択時仮停止図柄抽選テーブルは、例えば、第1副制御部400のROM406に記憶されている。

CPU404は、例えば、RAM408に記憶されて0〜99の範囲で数値が更新される専用の乱数値を抽出し、最終的に停止表示される装飾図柄の組み合わせと、抽出した乱数値とから仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを決定する。例えば、最終的に停止表示される装飾図柄の組み合わせが「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の場合には、仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせとして、「装飾0」−「装飾0」−「装飾0」が1%、「装飾1」−「装飾1」−「装飾1」が2%、「装飾2」−「装飾2」−「装飾2」が1%、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」が89%、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」が1%、「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」が2%、「装飾6」−「装飾6」−「装飾6」が1%、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」が0%、「装飾8」−「装飾8」−「装飾8」が1%、「装飾9」−「装飾9」−「装飾9」が2%の割合で選択される。また、例えば、最終的に停止表示される装飾図柄の組み合わせが「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の場合には、仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせとして、「装飾0」−「装飾0」−「装飾0」が1%、「装飾1」−「装飾1」−「装飾1」が2%、「装飾2」−「装飾2」−「装飾2」が1%、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」が0%、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」が1%、「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」が2%、「装飾6」−「装飾6」−「装飾6」が1%、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」が89%、「装飾8」−「装飾8」−「装飾8」が1%、「装飾9」−「装飾9」−「装飾9」が2%の割合で選択される。すなわち、偶数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせ(第一の装飾図柄の組み合わせ)で仮停止した場合よりも、奇数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせ(第二の装飾図柄の組み合わせ)で仮停止した場合の方が、再変動後に「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせ(第三の装飾図柄の組み合わせ)で確定表示されやすいように構成されている。これにより、表示させる仮停止図柄の種類によって最終的に停止表示(確定表示)される装飾図柄の組み合わせに対する期待感を異ならせることができる。また、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214に特図が停止表示される以前に、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立しやすい大当り遊技となることについての期待感を持たせることができ、興趣の向上を図ることができる。

CPU404は、ステップS3093dにおいて上述したようにして仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを決定すると、第1副制御部装飾図柄決定処理を終了する。

一方、CPU404は、ステップS3093bにおいて、取得した情報が特図2の停止図柄を示す情報であると判定した場合は(ステップS3093b:YES)、特図2用の装飾図柄決定テーブルに基づいて停止表示する装飾図柄の組み合わせを決定する(ステップS3093e)。

図47(c)は、特図2用大当り装飾図柄決定テーブルを示す図である。

特図2の停止図柄が「特図A」から「特図D」である場合には、図47(c)に示される特図2用大当り装飾図柄決定テーブルが参照される。この特図2用大当り装飾図柄決テーブルは、例えば、第1副制御部400のROM406に記憶されている。

CPU404は、例えば、RAM408に記憶されて0〜99の範囲で数値が更新される専用の乱数値を抽出し、特図2の停止図柄と抽出した乱数値とから確定表示する装飾図柄の組み合わせを決定する。本実施形態では、特図2においては、「特図A」から「特図D」のいずれも、大当り遊技中において第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)に入賞することで成立する第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立しやすい15R特別大当りとなる停止図柄であるので、停止表示する装飾図柄の組み合わせが「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」となるように構成されている。すなわち、特図2の停止図柄が大当りとなる停止図柄(「特図A」から「特図D」)となる場合には、停止表示する装飾図柄の組み合わせは必ず「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」となるように構成されている。なお、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の選択割合は、それぞれ50%となっているが、選択割合を異ならせるようにしてもよい。

なお、特図2の停止図柄が「特図E」および「特図F」である場合、すなわち、ハズレ図柄である場合には、例えば、第1実施形態において上述したようにして決定された変動時間や装飾図柄表示装置208における演出態様に応じて、停止表示する装飾図柄の組み合わせが決定される。なお、本実施形態では、第2特図表示装置214における図柄変動表示に対応する装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示において、「装飾3」又は「装飾7」によるリーチ状態となった場合には、必ず「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」あるいは「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが確定表示されるように構成されているため、特図2の停止図柄がハズレ図柄である場合には、「装飾3」および「装飾7」によるリーチ状態が形成されないように装飾図柄の組み合わせが決定される。

CPU404は、ステップS3093eにおいて上述したようにして確定表示する装飾図柄の組み合わせが決定されると、仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを決定する(ステップS3093f)。

図47(d)は、特図2用「333」「777」選択時仮停止図柄抽選テーブルを示す図である。

具体的には、停止表示する装飾図柄の組み合わせが、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせである場合には、図47(d)に示される特図2用「333」「777」選択時仮停止図柄抽選テーブルを参照して仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを決定する。この特図2用「333」「777」選択時仮停止図柄抽選テーブルは、例えば、第1副制御部400のROM406に記憶されている。

CPU404は、例えば、RAM408に記憶されて0〜99の範囲で数値が更新される専用の乱数値を抽出し、最終的に停止表示される装飾図柄の組み合わせと、抽出した乱数値とから仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを決定する。例えば、最終的に停止表示される装飾図柄の組み合わせが「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の場合には、仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせとして、「装飾0」−「装飾0」−「装飾0」が4%、「装飾1」−「装飾1」−「装飾1」が10%、「装飾2」−「装飾2」−「装飾2」が4%、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」が50%、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」が4%、「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」が10%、「装飾6」−「装飾6」−「装飾6」が4%、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」が0%、「装飾8」−「装飾8」−「装飾8」が4%、「装飾9」−「装飾9」−「装飾9」が10%の割合で選択される。また、例えば、最終的に停止表示される装飾図柄の組み合わせが「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の場合には、仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせとして、「装飾0」−「装飾0」−「装飾0」が4%、「装飾1」−「装飾1」−「装飾1」が10%、「装飾2」−「装飾2」−「装飾2」が4%、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」が00%、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」が4%、「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」が10%、「装飾6」−「装飾6」−「装飾6」が4%、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」が50%、「装飾8」−「装飾8」−「装飾8」が4%、「装飾9」−「装飾9」−「装飾9」が10%の割合で選択される。すなわち、偶数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせ(第一の装飾図柄の組み合わせ)で仮停止した場合よりも、奇数の装飾図柄が3つ揃った組み合わせ(第二の装飾図柄の組み合わせ)で仮停止した場合の方が、再変動後に「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせ(第三の装飾図柄の組み合わせ)が停止表示(確定表示)されやすいように構成されている。

本実施形態では、特図2の変動表示において、「装飾3」および「装飾7」によってリーチ状態が形成されると、必ず「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」あるいは「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示されることとなる。したがって、第2特図表示装置214における図柄変動表示に対応する装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示において、ハズレとなるリーチ演出を行う場合には、「装飾3」および「装飾7」以外の装飾図柄によってリーチ状態を形成する必要がある。しかしながら、特図2の停止図柄が大当りとなる停止図柄である場合には、停止表示する装飾図柄の組み合わせは、必ず「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」となるように構成されている。そのため、本実施形態では、3つ揃った装飾図柄の組み合わせであって、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」以外の装飾図柄の組み合わせを仮停止図柄として設定可能にして、再変動表示によって「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせを導出表示させる機能を備えたことにより、特図2の停止図柄がハズレ図柄となる場合において、「装飾3」および「装飾7」以外の装飾図柄によってリーチ状態を形成するようにしても、必ずハズレとはならないような演出表示をすることが可能となり、第2特図表示装置214における図柄変動表示での興趣の向上を図ることができる。

CPU404は、ステップS3093fにおいて上述したようにして仮停止させるときにおける装飾図柄の組み合わせを決定すると、第1副制御部装飾図柄決定処理を終了する。

なお、本実施形態では、特図1あるいは特図2の停止図柄と抽出した乱数値とから停止表示する装飾図柄の組み合わせを決定するようにしたが、図柄変動開始コマンドに含まれる特図変動時間を表す情報に基づいて決定するようにしてもよい。

本実施形態では、図19に示す変動開始時サブ側予告実行処理のステップS3092eで実行される通常予告抽選処理において、通常予告の実行の可否および予告を実行する場合の予告態様を抽選するために用いられる予告抽選テーブルを備えている。予告抽選テーブルは、遊技状態(特図低確率普図低確率状態、特図低確率普図高確率状態、特図高確率普図高確率状態)および変動表示される特図表示装置(第1特図表示装置212、第2特図表示装置214)に対応して複数設けられている。

図48(a)は、特図1低確率用予告抽選テーブルを示す図である。図48(b)は、特図2高確率用予告抽選テーブルを示す図である。図49(a)は、特図2低確率電サポ用予告抽選テーブルを示す図である。図49(b)は、特図2低確率用予告抽選テーブルを示す図である。これらの予告抽選テーブルは、例えば、第1副制御部400のROM406に記憶されている。

特図1低確率用予告抽選テーブルは、特図低確率普図低確率状態において、第1特図表示装置212における図柄変動表示が行われる際に使用されるテーブルである。特図2高確率用予告抽選テーブルは、特図高確率普図高確率状態において、第2特図表示装置214における図柄変動表示が行われる際に使用されるテーブルである。特図2低確率電サポ用予告抽選テーブルは、特図低確率普図高確率状態において、第2特図表示装置214における図柄変動表示が行われる際に使用されるテーブルである。特図2低確率用予告抽選テーブルは、特図低確率普図低確率状態において、第2特図表示装置214における図柄変動表示が行われる際に使用されるテーブルである。

特に、特図2低確率用予告抽選テーブルは、他の予告抽選テーブルと比較して使用される頻度が少なく、主に、電サポ状態が終了した際に残存する特図2の保留が、電サポ状態の終了後、すなわち、特図低確率普図低確率状態における特図2の保留消化に基づく図柄変動表示を行う場合に使用される。また、特図低確率普図低確率状態において、普図表示装置210に当り図柄である「普図A」が停止表示されて、第2特図始動口232の羽根部材2321が開放状態となった際に第2特図始動口232に入賞して特図2の保留が発生し、これに基づいて図柄変動表示が実行される場合にも使用される。つまり、特図2低確率用予告抽選テーブルは、特定の状況下でのみ使用され得る予告抽選テーブルということができる。

CPU404は、例えば、制御状態および変動表示される特図表示装置に応じて予告抽選テーブルを選択し、RAM408に記憶されて0〜99の範囲で数値が更新される専用の乱数値を抽出する。上述したように、図柄変動開始コマンドには、特図変動時間を表す情報が含まれており、特図変動時間を表す情報から特定されるタイマ番号と抽出した乱数値とから実行する予告態様(「予告P」〜「予告S」からいずれか)を選択する(あるいは、予告を実行しない選択をする)。ここで、「予告P」〜「予告S」の予告態様は、装飾図柄表示装置208におけるキャラ予告等の表示予告や、スピーカ120から予告音を出力させる音予告や、各種ランプ418の点滅によるランプ予告や、可動体による予告等が一例として挙げられるが、種々のものが採用でき、これらの1つ、あるいは、2つ以上の組み合わせによって実行されるものであってもよい。また、上述した予告の内容は一例であってこれらに限定されるものではない。以下の説明では、「予告P」〜「予告S」の予告態様を、当該変動表示中の特図に関する予告(当該変動予告)として説明するが、先読み予告に適用することも可能である。なお、図48および図49における各予告抽選テーブルに示されるタイマ番号に対応する変動時間および遊技状態に応じた装飾図柄表示装置208(表示手段)での演出の内容は、図9(d)において上述したものと同様であるため、ここでの詳しい説明は省略する。ここで、タイマ番号7の変動時間がタイマ番号6の変動時間よりも5秒長く、タイマ番号9の変動時間がタイマ番号8の変動時間よりも5秒長く設定されているが、この5秒間は、タイマ番号6(あるいは、タイマ番号8)に対応する演出を行って仮停止図柄を表示した後、上述した再変動表示を実行するために設けられた時間である。

例えば、特図低確率普図低確率状態において、第1特図表示装置212における図柄変動表示が行われる場合には、図48(a)に示される特図1低確率用予告抽選テーブルが選択される。そして、タイマ番号と抽出された乱数値とから予告態様を選択する。具体的には、図柄変動開始コマンドにより、タイマ番号1に対応する超短縮大当りが実行される場合には、「予告R」が1%の割合で実行され、99%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号3に対応する短縮はずれが実行される場合には、100%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号4に対応する通常はずれが実行される場合には、「予告P」が40%の割合で実行され、60%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号5に対応するノーマルリーチはずれが実行される場合には、「予告P」が20%の割合で実行され、「予告Q」が3%の割合で実行され、77%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号6に対応するSPリーチAはずれが実行される場合には、「予告P」が10%の割合で実行され、「予告Q」が2%の割合で実行され、88%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号7に対応するSPリーチA大当りが実行される場合には、「予告P」が50%の割合で実行され、「予告Q」が49%の割合で実行され、「予告R」が1%の割合で実行される。また、タイマ番号8に対応するSPリーチBはずれが実行される場合には、「予告P」が6%の割合で実行され、「予告Q」が4%の割合で実行され、90%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号9に対応するSPリーチB大当りが実行される場合には、「予告P」が70%の割合で実行され、「予告Q」が29%の割合で実行され、「予告R」が1%の割合で実行される。

また、特図高確率普図高確率状態において、第2特図表示装置214における図柄変動表示が行われる場合には、図48(b)に示される特図2高確率用予告抽選テーブルが選択される。そして、タイマ番号と抽出された乱数値とから予告態様を選択する。具体的には、図柄変動開始コマンドにより、タイマ番号1に対応する超短縮大当りが実行される場合には、「予告S」が1%の割合で実行され、99%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号2に対応する超短縮はずれが実行される場合には、100%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号4に対応するバトルガセあおり1が実行される場合には、100%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号5に対応するバトルガセあおり2が実行される場合には、100%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号6に対応するバトルA敗北が実行される場合には、「予告P」が20%の割合で実行され、「予告Q」が10%の割合で実行され、70%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号7に対応するバトルA勝利が実行される場合には、「予告P」が40%の割合で実行され、「予告Q」が30%の割合で実行され、「予告S」が20%の割合で実行され、10%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。

また、特図低確率普図高確率状態において、第2特図表示装置214における図柄変動表示が行われる場合には、図49(a)に示される特図2低確率電サポ用予告抽選テーブルが選択される。そして、タイマ番号と抽出された乱数値とから予告態様を選択する。具体的には、図柄変動開始コマンドにより、タイマ番号1に対応する超短縮大当りが実行される場合には、「予告P」が1%の割合で実行され、「予告Q」が1%の割合で実行され、「予告S」が1%の割合で実行され、97%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号2に対応する超短縮はずれが実行される場合には、「予告P」が1%の割合で実行され、「予告Q」が1%の割合で実行され、98%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号4に対応するバトルガセあおり1が実行される場合には、100%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号5に対応するバトルガセあおり2が実行される場合には、100%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号6に対応するバトルA敗北が実行される場合には、「予告P」が20%の割合で実行され、「予告Q」が10%の割合で実行され、70%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号7に対応するバトルA勝利が実行される場合には、「予告P」が40%の割合で実行され、「予告Q」が30%の割合で実行され、「予告S」が20%の割合で実行され、10%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号8に対応するバトルB敗北が実行される場合には、「予告P」が10%の割合で実行され、「予告Q」が10%の割合で実行され、80%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号9に対応するバトルB勝利が実行される場合には、「予告P」が40%の割合で実行され、「予告Q」が30%の割合で実行され、「予告S」が20%の割合で実行され、10%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。

また、特図低確率普図低確率状態において、第2特図表示装置214における図柄変動表示が行われる場合には、図49(b)に示される特図2低確率用予告抽選テーブルが選択される。そして、タイマ番号と抽出された乱数値とから予告態様を選択する。具体的には、図柄変動開始コマンドにより、タイマ番号1に対応する超短縮大当りが実行される場合には、「予告R」が1%の割合で実行され、99%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号3に対応する短縮はずれが実行される場合には、100%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号4に対応する通常はずれが実行される場合には、「予告P」が40%の割合で実行され、60%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号5に対応するノーマルリーチはずれが実行される場合には、「予告P」が20%の割合で実行され、80%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号6に対応するSPリーチAはずれが実行される場合には、「予告P」が10%の割合で実行され、90%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号7に対応するSPリーチA大当りが実行される場合には、「予告P」が50%の割合で実行され、「予告Q」が49%の割合で実行され、「予告R」が1%の割合で実行される。また、タイマ番号8に対応するSPリーチBはずれが実行される場合には、「予告P」が6%の割合で実行され、94%の割合で通常予告を実行しないことが決定される。また、タイマ番号9に対応するSPリーチB大当りが実行される場合には、「予告P」が70%の割合で実行され、「予告Q」が29%の割合で実行され、「予告R」が1%の割合で実行される。

このように、特図低確率普図低確率状態では、「予告R」が実行される場合には、必ず大当りの図柄が停止表示される。すなわち、「予告R」は大当り確定予告である。また、「予告R」は、特図低確率普図低確率状態でのみ実行され得る特殊な予告態様である。さらに、通常の遊技においては、特図低確率普図低確率状態では第2特図表示装置214における図柄変動表示はほとんど行われないため、「予告R」は、ほとんどの場合、第1特図表示装置212における図柄変動表示においてのみ実行され得る特殊な予告態様であるということができる。なお、停止表示される特図の図柄態様が15R特別大当りとなる「特図A」および「特図B」となる場合にのみ「予告R」が実施され得るようにしてもよく、この場合には、「予告R」は、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、「予告R」は、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。

また、特図高確率普図高確率状態および特図低確率普図高確率状態では、第2特図表示装置214における図柄変動表示が行われる場合において、「予告S」が実行される場合には、必ず15R特別大当りの図柄が停止表示される。すなわち、「予告S」は、15R特別大当り確定予告であり、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、「予告S」は、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。また、「予告S」は、普図高確率状態(電サポ状態)でのみ実行され得る特殊な予告態様である。

また、「予告Q」は、特図低確率普図低確率状態で、第2特図表示装置214における図柄変動表示が行われる場合(第一の状況)にのみ、必ず15R特別大当りの図柄が停止表示される予告態様となる。すなわち、「予告Q」は、第一の状況下においては15R特別大当り確定予告となり、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、「予告Q」は、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。

本実施形態において、「予告R」は、第一の遊技状態(例えば、特図低確率普図低確率状態)において実行される場合がある予告であって、第二の遊技状態(例えば、特図高確率普図高確率状態あるいは特図低確率普図高確率状態)において実行されない第一の予告の一例である。

また、「予告S」は、第二の遊技状態において実行される場合がある予告であって、第一の遊技状態において実行されない第二の予告の一例である。

なお、本実施形態では、特図高確率普図高確率状態および特図低確率普図高確率状態においては、第1特図表示装置212における図柄変動表示がほとんど行われないことから、このような条件下においては、予告抽選テーブルを使用した通常予告の抽選を行わず、いずれの予告も実行されないように構成しているが、予告抽選テーブルを使用した通常予告の抽選を行って予告が実行されるように構成してもよい。

また、本実施形態では、15R特別大当りの予告(いわゆる、プレミアム予告)を実行可能に構成したが、15R特別大当りでない15R大当りの予告を実行可能に構成してもよい。また、本実施形態では、大当りの種類に関係なく予告を実行可能に構成したが、15R特別大当りの予告のみを行うようにしてもよく、また、15R特別大当りでない15R大当りの予告のみを行うようにしてもよい。本実施形態において、プレミアム予告でない大当り予告は、第二の演出の一例ということができる場合がある。

次に、第4実施形態において用いられるパチンコ機100Aの全体構成について、図50を参照しながら説明する。本実施形態において用いられるパチンコ機100Aは、球貯留皿付扉108Aの構成が、図1に示される第1実施形態のパチンコ機100とは異なっている点で相違がある。その他の構成については、第1実施形態のパチンコ機100と同様であるので、相違がある点について詳述し、その他については符号を同一にして示し、説明を省略する。なお、本実施形態のパチンコ機100Aは、上述した第1〜第3実施形態においても適用可能であることは言うまでもない。

本実施形態における球貯留皿付扉108Aは、パチンコ機100Aの前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108Aは、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる開放レバーを押すことによって開く。また、球貯留皿付扉108Aが開いたことを検出する球貯留皿付扉センサも設けられている。球貯留皿付扉108Aは、複数の遊技球が貯留可能で且つ発射装置110(図1等参照)へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を遊技球収集容器へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124(図3参照)へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図2参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、球貸操作ボタンや返却操作ボタン等の各種操作ボタン137と、遊技者の操作によってパチンコ機100Aにおける遊技履歴や各種コンテンツを装飾図柄表示装置208等で閲覧するためのコンテンツ関連用操作ボタン139と、タッチパネル式表示装置209と、を備える。本実施形態における球貯留皿付扉108Aは、下皿を備えない構成となっているが、下皿を備えた構成であってもよいことは言うまでもない。

コンテンツ関連用操作ボタン139は、例えば、上下左右キー、OKキーおよびキャンセルキーを備えており、第1副制御部400の基本回路402にセンサ回路等を介して電気的に接続されている。コンテンツ関連用操作ボタン139は、例えば、遊技者の操作によって、装飾図柄表示装置208に表示されたカーソルの移動や、カーソルで示された項目の実行を指示することが可能である。

タッチパネル式表示装置209は、液晶表示装置等の画像表示装置209aと、画像表示装置209aの表示パネルの表面全域に亘って被覆されるように設けられたタッチパネル209bとを備えて構成されており、例えば、第1副制御部400の基本回路に電気的に接続されている。タッチパネル式表示装置209は、遊技者がタッチした位置をタッチパネル209bによって検出し、その検出信号を第1副制御部400に出力するとともに、第1副制御部400からの画像表示指示に応じた画像を画像表示装置209aに表示することができる。画像表示装置209aは、液晶表示装置の他、有機EL、プラズマディスプレイ、プロジェクタ等、画像を表示することができる表示デバイスであればいずれのものも適用することができる。タッチパネル209bは、抵抗膜方式や静電容量方式等、公知の検知方式を適宜採用することができる。なお、タッチパネル式表示装置209は、例えば、公知のトルクリミッタ機構を有して球貯留皿付扉108Aに対して水平方向に軸支され、遊技者の操作によって任意の角度に傾けることが可能に構成されてもよい。また、各種操作ボタン137およびコンテンツ関連用操作ボタン139を、タッチパネル式表示装置209に対する代替操作手段として機能させるようにしてもよい。

続いて、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例について説明する。

図51は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。

図51(1)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾4」−「装飾1」−「装飾6」が確定表示されている。また、特図1の保留を表す、第1の特図1保留表示h11と、第2の特図1保留表示h12がいずれもデフォルトの表示態様で表示されている。

なお、図51には、第1特図表示装置212や第1特図保留ランプ218、および第2特図表示装置214や第2特図保留ランプ220も示されている。図51(1)では、特図1の変動表示の保留数が2つであるので、第1特図保留ランプ218における2つのランプが点灯している。

また、第1特図表示装置212および第2特図表示装置214には、それぞれハズレ図柄である「特図E」が停止表示されている。そして、装飾図柄表示装置208の右上隅部分には、第1特図表示装置212の表示状態に対応して可変表示する特図1第四図柄t1と、第2特図表示装置214の表示状態に対応して可変表示する特図2第四図柄t2とが表示されている。図51(1)では、特図1第四図柄t1は、第1特図表示装置212に停止表示されている「特図E」に対応して、例えば、ハズレ図柄である「×」が停止表示された状態となって表示されている。特図2第四図柄t2は、第2特図表示装置214に停止表示されている「特図E」に対応して、例えば、ハズレ図柄である「×」が停止表示された状態となって表示されている。なお、特図1第四図柄t1および特図2第四図柄t2は、図51以下では、説明の便宜のため、停止表示された図柄が認識できる態様で装飾図柄表示装置208に表示されているが、実際には、遊技の興趣を向上させるため、停止表示された図柄が遊技者に認識困難な態様で表示されることが好ましい。

また、タッチパネル式表示装置209は、4×6のマトリクス状に配置されるように複数のタッチ検出領域が設定されている。本実施形態では、遊技者によるタッチ位置の検出結果から当該タッチした位置の属するタッチ検出領域の判定を行うことが可能に構成されている。図51(1)では、説明の便宜のため、各タッチ検出領域について1〜24の番号を付している。なお、タッチ検出領域を設定しない構成であってもよい。

図51(2)では、特図1の保留(第1保留)が消化され、第1の特図1保留表示h11のみが表示されている。また、図51(2)に示す第1特図表示装置212は図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。このとき、各装飾図柄は、徐々に変動表示の速度が上がるように表示されている。第1特図表示装置212は、図柄変動表示中には、7セグメントの総てが点灯し、一瞬消灯し、再び7セグメントの総てが点灯する点滅を繰り返す。特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して、例えば、「−」の図柄が点滅する態様で変動表示が行われる。

図51(3)は、図51(2)で開始された特図1の図柄変動表示中の様子を表している。このとき、装飾図柄表示装置208に表示された装飾図柄は高速で変動表示されており、遊技者に装飾図柄が認識困難となっている。

図51(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。

図51(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾8」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。

図51(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾2」が停止表示される。なお、特図1の図柄変動表示は未だ続いており、第1特図表示装置212では、上述した7セグメントの点滅動作が続いている。

図52は、図51に示す具体的演出例の続きを示す図である。

上述したようにして装飾図柄の第1停止〜第3停止が行われると、図52(7)に示すように、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ停止表示された装飾図柄が揺れ変動を開始する。

その後、変動時間が経過するタイミングで、図52(8)に示すように、第1特図表示装置212にハズレ図柄である「特図E」が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示されている「特図E」に対応して、ハズレ図柄である「×」が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208には、「装飾3」−「装飾2」−「装飾8」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。このように、図51(1)〜図52(8)までの装飾図柄表示装置208における演出表示は、10秒の変動時間である通常はずれの演出表示例を示している。

なお、以下の具体的演出例においては、図51(1)〜図52(7)に示す順序で装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われることを前提として説明するが、説明の便宜のため、一部の図示を省略することがある。

続いて、図52(9)では、特図1の保留が消化されて保留表示はなくなり、第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄および特図1第四図柄t1の変動表示が開始されている。

その後、図52(10)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示された装飾図柄の変動表示が高速となった後に、タッチパネル式表示装置209に、予告が開始されることを演出する予告開始演出として、扇子を持った子パンダのキャラクタとともに、楕円形のタッチボタンの画像と、タッチボタンへのタッチ操作を促進する「タッチで予告を出せ」という文字(文字情報)の表示が行われる。

その後、図52(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾3」が停止表示される。また、一方で、タッチパネル式表示装置209では、タッチボタンに対するタッチ操作を受付可能とするためのタッチ有効領域TA1が設定される。具体的には、図51(1)に示す9番〜11番および15番〜17番のタッチ検出領域がタッチ有効領域TA1として設定される。図52(11)では、タッチ有効領域TA1を破線で囲んで示している。なお、図52(11)において示す例では、タッチ有効領域TA1の形状が、タッチボタンの画像が表示されている領域とは異なる形状となっているが、タッチボタンの画像が表示されている領域と同じ形状であってもよい。

なお、装飾図柄表示装置208による装飾図柄の停止表示と、タッチパネル式表示装置209におけるタッチ有効領域TA1の設定とは、同時あるいは略同時に行われてもよいし、タイミングが前後するものであってもよい。この場合において、装飾図柄の停止表示が行われた後にタッチ有効領域TA1が設定されてもよいし、タッチ有効領域TA1が設定された後に装飾図柄の停止表示が行われてもよい。以上のことは、以下の具体例でも同じである。

その後、図52(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾3」が停止表示され、リーチ状態が形成される。一方で、図52(12)では、遊技者がタッチパネル式表示装置209におけるタッチ有効領域TA1に対してタッチ操作が行われている様子が示されている。なお、遊技者によるタッチ操作のタイミングが、装飾図柄の第2停止のタイミングと同時であっても前後するタイミングであってもよいことは言うまでもない。

図53は、図52に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図53(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、リーチ状態が形成されたことを報知する「リーチ」という文字(文字情報)の表示が行われる。一方で、タッチパネル式表示装置209では、遊技者によるタッチ有効領域TA1へのタッチ操作が行われた結果として、チャンスが到来するかもしれないことを示唆する文字情報とともに、番長のキャラクタの表示が行われる。この番長のキャラクタの表示は上述した「予告Q」の一例に相当する。

なお、装飾図柄表示装置208による装飾図柄の停止表示と、タッチパネル式表示装置209におけるキャラクタの表示とは、同時あるいは略同時に行われてもよいし、タイミングが前後するものであってもよい。この場合において、装飾図柄の停止表示が行われた後にキャラクタが表示されてもよいし、キャラクタが表示された後に装飾図柄の停止表示が行われてもよい。以上のことは、以下の具体例でも同じである。

続いて、図53(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに発展する表示が行われる。このスーパーリーチは、例えば、SPリーチBである。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。

その後、図53(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面に重畳して、主人公の殿様が勝負開始を告げるカットイン画面が表示される。

その後、図53(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示される予定であることが報知される。一方で、タッチパネル式表示装置209では、同一の装飾図柄が3つ揃うこととなることを祝福する「やったぜ」という文字(文字情報)の表示が行われる。なお、タッチパネル式表示装置209における「やったぜ」という文字の表示タイミングは、装飾図柄表示装置208における勝利した画面が表示されるのと同時であってもよいし、前後するものであってもよい。本実施形態では、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示される場合には、上述したように15R特別大当りとなることが約束されるため、図53(16)に示すような表示は、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。なお、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示される場合についても同様である。

上述したようにして、装飾図柄の第1停止〜第3停止が行われると、図53(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ仮停止表示された装飾図柄が揺れ変動を開始する。一方、タッチパネル式表示装置209では、再変動表示が開始されることを報知する「再変動だ」という文字(文字情報)の表示が行われる。なお、特図1の図柄変動表示は未だ続いており、第1特図表示装置212では、上述した7セグメントの点滅動作が続いている。また、タッチパネル式表示装置209における「再変動だ」という文字の表示タイミングは、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の揺れ変動の開始タイミングと同時であってもよいし、前後するものであってもよい。本実施形態では、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示されることにより、15R特別大当りとなることが約束されるため、図53(17)に示すように、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示されたことは、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。なお、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示した場合についても同様である。

その後、図53(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにおいてそれぞれ揺れ変動されていた装飾図柄が一斉に高速変動表示する再変動表示が開始される。

図54は、図53に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図54(19)は、装飾図柄表示装置208において、再変動表示が行われている様子を表している。このとき、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが最終的に停止表示されることが予め決定されている場合には、スピーカ120から、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されることを事前に報知する昇格確定音を出力したり、枠ランプ122等の装飾ランプを一定時間全消灯させるなどの昇格確定報知を行うことがある。これらの昇格確定報知は、再変動表示の結果、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されることが予定されている場合に、抽選により実行するか否かを決定するようにしているが、必ず行うようにしてもよい。また、音声の出力やランプの点滅による報知の他、装飾図柄表示装置208およびタッチパネル式表示装置209における予告表示等、種々の手段による報知が可能であり、また、これらの1つ、あるいは、2つ以上の組み合わせによって報知を実行するものであってもよい。このように、昇格確定報知は、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが最終的に停止表示(確定表示)されることが事前に報知されて15R特別大当りとなることが約束されるものであるため、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。

その後、図54(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾3」の装飾図柄を表示させて揺れ変動を開始する。一方、タッチパネル式表示装置209では、再変動表示が行われた結果、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示されたことを報知する「ラッキー」という文字(文字情報)の表示が行われる。本実施形態では、このようにして昇格演出を実施する。なお、特図1の図柄変動表示は未だ続いており、第1特図表示装置212では、上述した7セグメントの点滅動作が続いている。また、タッチパネル式表示装置209における「ラッキー」という文字の表示タイミングは、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の揺れ変動の開始タイミングと同時であってもよいし、前後するものであってもよい。本実施形態では、再変動表示が行われた結果、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせが導出表示される昇格演出が行われることにより、15R特別大当りとなることが約束されるため、このような昇格演出は、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。なお、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示される昇格演出についても同様である。

その後、変動時間が経過するタイミングで、図54(21)に示すように、第1特図表示装置212に15R大当り図柄である「特図A」が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示されている「特図A」に対応して、15R大当り図柄である「A」が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208には、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。このように、図52(9)〜図54(21)までの装飾図柄表示装置208における演出表示は、65秒の変動時間であるSPリーチB大当りの演出表示の一例を示している。本実施形態では、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)される場合には、15R特別大当りとなることが約束されるため、このような表示は、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。なお、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)される場合についても同様である。

続いて、上述した再変動表示の他の演出例について説明する。ここで、図54(17a)〜図54(20a)は、図53(17)〜図54(20)に示される演出に対応する他の演出例を表している。

図54(17a)は、特図1の保留(第1保留)が消化されて第1特図表示装置212における図柄変動表示の開始とともに装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示が開始され、上述したSPリーチB等のリーチ演出を経由して、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cに同一の装飾図柄が3つ揃った状態で揺れ変動を行っている状態を示している。この演出例では、「装飾4」が左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ停止表示されてリーチ状態となってリーチ演出を行った後に、中図柄表示領域208bに「装飾4」が停止表示され、図54(17a)に示されるように、仮停止表示状態となったことを表している。なお、図54(17a)に示す状態においては、図47を用いて上述したように、大当りとなることは約束されているが、15R特別大当りとなるか否かについては未だ約束された状態とはなっていない。一方、タッチパネル式表示装置209には、再変動表示が開始されることを報知する「再変動だ」という文字(文字情報)の表示が行われる。

その後、図54(18a)に示すように、図53(18)に示して上述したような再変動表示が開始される。

その後、図54(20a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾3」の装飾図柄を表示させて揺れ変動を開始する。一方、タッチパネル式表示装置209では、再変動表示が行われた結果、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示されたことを報知する「ラッキー」という文字(文字情報)の表示が行われる。本実施形態では、このようにして昇格演出を実施することも可能である。なお、特図1の図柄変動表示は未だ続いており、第1特図表示装置212では、上述した7セグメントの点滅動作が続いている。本実施形態では、再変動表示が行われた結果、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせが導出表示される昇格演出が行われることにより、15R特別大当りとなることが約束されるため、このような昇格演出は、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。なお、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示される昇格演出についても同様である。図54(20a)に示すような演出が行われた後は、変動時間が経過するタイミングで、図54(21)に示すように、第1特図表示装置212に15R特別大当り図柄である「特図A」が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示されている「特図A」に対応して、15R特別大当り図柄である「A」が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208には、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。

なお、上述した演出例において、再変動表示の実行中に上述した昇格確定報知を行ってもよいことは言うまでもない。

続いて、15R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例について説明する。以下の説明では、第1特図表示装置212において「特図A」が停止表示されて開始される大当り遊技における演出例について説明するが、第1特図表示装置212において「特図B」が停止表示されて開始される大当り遊技における演出について同様にして適用することができる。

図55は、15R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例を示す図である。

上述したようにして、第1特図表示装置212において「特図A」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図55(1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示されるとともに、遊技者に球発射ハンドル134を最大限まで操作(回転)して遊技球を遊技領域124の右側に転動させる(以下、「右打ち」ということがある)ように指示する表示が行われる。なお、装飾図柄表示装置208の左上隅には、確定表示された装飾図柄の組み合わせが表示されている。一方、タッチパネル式表示装置209では、扇子を持った子パンダのキャラクタとともに、大当り遊技においてタッチ演出が発生すると15ラウンド目において第二の可変入賞口235が入賞しやすい状態(第三の遊技条件(あるいは第一の条件)が成立しやすい状態)となるチャンスが到来する旨の文字情報が表示される。

上述したようにしてラウンドが進行し、12ラウンド目となると、図55(2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の12ラウンド目であることが表示される。

その後、図55(3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、じゃんけんゲーム演出のオープニングが表示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208において、番長のキャラクタとパンダのキャラクタが並んで表示されるとともに、番長がパンダとじゃんけんして番長がじゃんけんに勝てば、15ラウンド目において第二の可変入賞口235が入賞しやすい状態(第三の遊技条件(あるいは第一の条件)が成立しやすい状態)となる大チャンスが到来する旨の表示が行われる。なお、このとき、右打ちを指示する表示は継続されるが、装飾図柄表示装置208の右側上部に小さく表示されている。一方、タッチパネル式表示装置209では、タッチパネル209bに対してタッチ操作をして選択する指示である「タッチで選べ」という文字(文字情報)が表示される。なお、図55(3)に示される演出は、12ラウンド目となってから所定時間が経過したときに実行されるようにしてもよいし、12ラウンド目となったと同時に実行されるようにしてもよい。

続いて、13ラウンド目となると、図55(4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の13ラウンド目であることが表示される。また、装飾図柄表示装置208では、タッチパネル式表示装置209のタッチパネル209bに対してタッチ操作をして選択する指示である「さあ、タッチパネルで選べ」という文字(文字情報)が表示される。一方、タッチパネル式表示装置209では、「グー」のじゃんけん図柄、「チョキ」のじゃんけん図柄および「パー」のじゃんけん図柄が表示されるとともに、各じゃんけん図柄に対するタッチ操作を受付可能とするためのタッチ有効領域TA2〜TA4が設定される。図55(4)および図55(5)において、タッチ有効領域TA2〜TA4をそれぞれ破線で囲んで示す。具体的には、「グー」のじゃんけん図柄に対応する、図51(1)に示す13番、14番、19番および20番のタッチ検出領域がタッチ有効領域TA2として設定され、「チョキ」のじゃんけん図柄に対応する、3番、4番、9番および10番のタッチ検出領域がタッチ有効領域TA3として設定され、「パー」のじゃんけん図柄に対応する、17番、18番、23番および24番のタッチ検出領域がタッチ有効領域TA4として設定される。

なお、「さあ、タッチパネルで選べ」という文字情報の表示タイミング、各じゃんけん図柄の表示タイミング、および、タッチ有効領域TA2〜TA4の設定タイミングは、13ラウンド目となったと同時であってもよいし、13ラウンド目となった後のタイミングであってもよい。また、これらは、すべて同時に行われるものであってもよいし、すべて異なるタイミングで行われるものであってもよいし、これらのうちの2つだけが同時に行われるものであってもよい。また、これらを実行する順序は適宜設定することができる。これらのことは、以下の説明でも同様である。

その後、図55(5)に示すタイミングで、遊技者がタッチパネル式表示装置209におけるタッチ有効領域TA4に対するタッチ操作が行われる。すなわち、遊技者は、「パー」のじゃんけん図柄を選択するためにタッチ有効領域TA4に対してタッチ操作を行ったのである。

すると、図55(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、遊技者が選択したじゃんけん図柄(「パー」のじゃんけん図柄)で勝負することを示す「パーで勝つぞ」の文字(文字情報)が表示される。一方、タッチパネル式表示装置209では、遊技者が選択したじゃんけん図柄である「パー」のじゃんけん図柄が大きく表示される。

図56は、図55に示す具体的演出例の続きを示す図である。

その後、14ラウンド目になると、図56(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の14ラウンド目であることが表示されるとともに、じゃんけんゲームが開始される旨である「じゃんけんーーー」の文字(文字情報)が表示される。なお、近接して並んで表示されていた番長のキャラクタとパンダのキャラクタは、離間して表示される。一方、タッチパネル式表示装置209では、扇子を持った子パンダのキャラクタとともに、じゃんけんゲームに勝つことに対する期待感を煽る旨の文字(文字情報)が表示される。

その後、図56(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、じゃんけんゲームが実行された旨である「ほい」の文字(文字情報)が表示されるとともに、番長のキャラクタに近接する位置に遊技者が選択した「パー」のじゃんけん図柄が表示され、パンダのキャラクタに近接する位置に、「パー」に負ける「グー」のじゃんけん図柄が表示される。一方、タッチパネル式表示装置209では、じゃんけんゲームに勝利した旨である「勝利」の文字(文字情報)が表示される。本実施形態では、じゃんけんに勝利する演出が行われると、15ラウンド目において第二の可変入賞口235が入賞しやすい状態(第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立しやすい状態)となることが約束されるため、このような演出は、大当り遊技後に第二の状態が開始されることを示唆する第一の演出に相当するということができる。あるいは、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出に相当するこということもできる。

続いて、図56(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、次のラウンド、すなわち15ラウンド目で第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)に入賞させることを促す報知がなされる。この報知は、確変を獲得するため、すなわち第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)を成立させるための報知である。一方、タッチパネル式表示装置209では、遊技球の発射を止めないように指示する旨の「発射を止めないで」の文字(文字情報)が表示される。これにより、せっかく第二の可変入賞口235が入賞しやすい状態となっても入賞させる機会を逸し、確変状態に移行しないという不利益を被る可能性を低減することができるようになる。

その後、15ラウンド目になると、図56(10)に示すように、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が開放するとともに、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の15ラウンド目であることが表示される。一方、タッチパネル式表示装置209では、第2のアタッカへ入賞させることを促進する旨の「アタッカ入賞させろ」の文字(文字情報)が表示される。

そして、図56(11)に示すタイミングで、第2のアタッカへの入賞があると、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立して、図56(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタとともに、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。一方、タッチパネル式表示装置209では、確変獲得が確定したことを祝福する「おめでとう」の文字(文字情報)が表示される。

図56は、図55に示す具体的演出例の続きを示す図である。

そして、15ラウンド目が終了すると、図57(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の終了演出が行われる。上述した大当り遊技においては、15ラウンド目における第2のアタッカへの入賞により、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立したので、大当り遊技後に100回の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。そのため、大当り遊技の終了演出では、確変状態に移行する旨の「確変突入」の文字(文字情報)の表示が行われる。なお、この場合において、次回大当りまでに使用されるテーブルセットを、例えば、第1実施形態において上述したようにして決定するようにしてもよい。

上述したようにして大当り遊技が終了すると、図57(14)に示すように、装飾図柄表示装置208において「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示された状態で、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行される。このとき、タッチパネル式表示装置209では、扇子を持った子パンダのキャラクタが2つ表示され、確変の開始を報知する「確変開始」の文字(文字情報)とともに、「100回」という残回数表示がなされる。なお、このとき、特図1の保留および特図2の保留のいずれも存在しないため、図柄変動表示を待機する待機状態となっている。また、装飾図柄表示装置208には、右打ちを促す「右打ち」の文字(文字情報)が表示されている。

続いて、15R特別大当りの大当り遊技における他の演出例について説明する。以下説明する演出例は、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示されて15R特別大当りとなることが約束されている場合に実行されることがある大当り遊技における演出例である。

図58は、15R特別大当りの大当り遊技における他の演出例を示す図である。

図58(1)は、第1特図表示装置212において「特図A」が停止表示されるとともに、装飾図柄表示装置208において「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されて大当り遊技が開始されたときの演出内容を示している。ここで、図55(1)に示される演出例と異なる点は、タッチパネル式表示装置209において、15ラウンド目で第2のアタッカへ入賞させることを促進する旨の「15Rでアタッカ入賞させろ」という文字(文字情報)が表示されている点である。このような演出表示は、13ラウンド目まで継続して行われ、図55(3)〜図56(9)に示して上述したじゃんけんゲームの演出が省略される。

その後、14ラウンド目まで遊技が進行すると、図58(2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の14ラウンド目であることの表示が行われ、番長のキャラクタとともに、次のラウンド、すなわち15ラウンド目で第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)に入賞させることを促す旨の「準備はいいか」の文字(文字情報)が表示される。このような表示は、確変を獲得するため、すなわち第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)を成立させるための報知の一態様である。ここで表示される文字情報を、図56(9)に示すようなものとしてもよい。

その後、15ラウンド目になると、図58(3)に示すように、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が開放し、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタとともに、大当り遊技の15ラウンド目であることが表示される。一方、タッチパネル式表示装置209では、第2のアタッカへ入賞させることを促進する旨の「アタッカ入賞させろ」の文字(文字情報)が表示される。この演出例では、図56(10)において装飾図柄表示装置208に表示される表示内容とは番長のキャラクタが表示される点で異なる等、多少の相違点があるが、図56(10)に示すような表示態様であってもよい。

図59は、図58に示す具体的演出例の続きを示す図である。

そして、図58(4)に示すタイミングで、第2のアタッカへの入賞があると、図59(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。一方、タッチパネル式表示装置209では、確変獲得が確定したことを祝福する「おめでとう」の文字(文字情報)が表示される。この演出は、図56(12)において上述したのと同様である。

そして、15ラウンド目が終了すると、図59(6)に示す態様で大当り遊技の終了演出が行われた後、図59(7)に示す態様で確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行される。この演出は、図57(13)および図57(14)において上述したのと同様である。

続いて、上述した再変動表示の他の演出例について説明する。図60は、再変動表示の他の演出例を示す図である。ここで、図60(17b)〜図60(21b)は、図53(17)〜図54(21)に示される演出に対応する他の演出例を表している。

図60(17b)は、特図1の保留(第1保留)が消化されて第1特図表示装置212における図柄変動表示の開始とともに装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示が開始され、上述したSPリーチB等のリーチ演出を経由して、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cに同一の装飾図柄が3つ揃った状態で揺れ変動を行っている状態を示している。この演出例では、「装飾4」が左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ停止表示されてリーチ状態となってリーチ演出を行った後に、中図柄表示領域208bに「装飾4」が停止表示され、図60(17b)に示されるように、仮停止表示状態となったことを表している。なお、図60(17b)に示す状態においては、図47を用いて上述したように、大当りとなることは約束されているが、15R特別大当りとなるか否かについては未だ約束された状態とはなっていない。一方、タッチパネル式表示装置209には、再変動表示が開始されることを報知する「再変動」だという文字(文字情報)の表示が行われる。

その後、図60(18b)に示すように、図53(18)に示して上述したような再変動表示が開始される。

その後、図60(20b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾4」の装飾図柄を表示させて揺れ変動を開始する。一方、タッチパネル式表示装置209では、再変動表示が行われた結果、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示されなかったことを報知する「残念」という文字(文字情報)の表示が行われる。なお、特図1の図柄変動表示は未だ続いており、第1特図表示装置212では、上述した7セグメントの点滅動作が続いている。このように、この演出例は、再変動表示が行われたが、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示されず、昇格に失敗するという昇格失敗演出を行うものであり、15R特別大当りとなって大当り遊技後に確変状態となることが確約されるものではなく、すなわち、大当り遊技後に電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することが示唆されるものである。このような昇格失敗演出は、大当り遊技後に第一の状態が開始されることを示唆する第二の演出に相当するということができる。また、換言すれば、このような昇格失敗演出は、第三の遊技条件(第一の条件)が成立しにくいことを示唆する第二の演出に相当するということもできる。

そして、図60(20b)に示すような演出が行われた後は、変動時間が経過するタイミングで、図60(21b)に示すように、第1特図表示装置212において特図1の停止表示が行われる。この演出例では、第1特図表示装置212には、15R特別大当りである「特図A」が停止表示される。また、装飾図柄表示装置208における特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212に停止表示されている「特図A」に対応して、15R特別大当り図柄である「A」が停止表示される。一方で、装飾図柄表示装置208には、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)される。このようにして、1回の特図の変動遊技が終了する。このとき、タッチパネル式表示装置209では、大当り遊技においてじゃんけんゲームが実施されることを示唆する「大当り中に期待」の文字(文字情報)が表示される。

このように、装飾図柄の組み合わせが3つ揃った装飾図柄の組み合わせであって、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせ以外の装飾図柄の組み合わせが停止表示される演出は、15R特別大当りとなって大当り遊技後に確変状態となることが確約されるものではなく、すなわち、大当り遊技後に電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することが示唆されるものである。よって、このような演出は、大当り遊技後に第一の状態が開始されること(あるいは、第三の遊技条件(第一の条件)が成立しにくいこと)を示唆する第二の演出に相当するということができる。

続いて、15R特別大当りの大当り遊技における他の演出例について説明する。以下説明する演出例は、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが導出表示されたが、第1特図表示装置212には「特図A」が停止表示されたので15R特別大当りの大当り遊技が実行される様子を示す演出例である。

図61は、15R特別大当りの大当り遊技における他の演出例を示す図であり、図62は、図61に示す具体的演出例の続きを示す図である。

図61(1)〜図62(10)に示される大当り遊技における演出は、装飾図柄表示装置208の左上隅に表示されている確定表示された装飾図柄の組み合わせが異なっている点を除いて、図55(1)〜図56(10)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。この演出例は、図柄変動表示において、大当り遊技後に第二の状態(確変状態)が開始されることを示唆する第一の演出(例えば、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示される演出)が行われないで大当り遊技が開始されたが、大当り遊技において、第一の演出(例えば、じゃんけんゲームに勝利する演出)が行われる演出例ということができる。また、換言すれば、この演出例は、図柄変動表示において、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいことを示唆する第一の演出が行われないで大当り遊技が開始されたが、大当り遊技において、第一の演出が行われる演出例ということができる。

図62(11)には、15ラウンド目の大当り遊技の様子が示されている。この図62(11)では、開放した第2のアタッカ(第二の可変入賞口235)が、開放時間を経過して閉鎖する直前の様子が示されている。そして、第二の可変入賞口235に入賞がない状態で第二の可変入賞口235が閉鎖すると、図62(12)に示されるような演出が行われる。すなわち、この例は、遊技者が、15ラウンド目に第二の可変入賞口235を狙わなければいけないことを知らなかったり、忘れていた等の何らかの理由で、第二の可変入賞口235に入賞がなく、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が不成立であった例である。図62(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタ表示とともに、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が不成立であったことを示唆する「なにやってんだ」という文字(文字情報)の表示もなされている。一方、タッチパネル式表示装置209では、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が不成立であったことを惜しむ「残念」という文字(文字情報)の表示もなされている。なお、本実施形態において、図62(12)に示すような演出を行わないようにしてもよい。

図63は、図62に示す具体的演出例の続きを示す図である。

そして、15ラウンド目が終了すると、図63(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の終了演出が行われる。上述した大当り遊技においては、15ラウンド目における第2のアタッカへの入賞が成立しなかったことにより、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が不成立となったので、大当り遊技後に50回の図柄変動表示が行われる間、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行する。そのため、大当り遊技の終了演出では、電サポ状態に移行する旨の「時短突入」の文字(文字情報)の表示が行われる。なお、この場合において、次回大当りまでに使用されるテーブルセットを、例えば、第1実施形態において上述したようにして決定するようにしてもよい。また、図63(13)に示すような演出が、15R特別大当りとなったが、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)への入賞がなかったことから第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立せず、その状態で大当り遊技が終了して電サポ状態に移行する場合(イレギュラー時短)にのみ実行される専用演出であってもよい。

上述したようにして大当り遊技が終了すると、図63(14)に示すように、装飾図柄表示装置208において「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせで停止表示された状態で、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行される。このとき、タッチパネル式表示装置209では、扇子を持った子パンダのキャラクタが1つだけ表示され、時短の開始を報知する「時短開始」の文字(文字情報)とともに、「50回」という残回数表示がなされる。なお、このとき、特図1の保留および特図2の保留のいずれも存在しないため、図柄変動表示を待機する待機状態となっている。また、装飾図柄表示装置208には、右打ちを促す「右打ち」の文字(文字情報)が表示されている。

続いて、上述した再変動表示の他の演出例について説明する。図64は、再変動表示の他の演出例を示す図である。図64(17c)〜図64(21c)に示す再変動表示の演出例は、図60(17b)〜図60(21c)に示して上述した演出例と同様であるが、図64(21c)に示すように、第1特図表示装置212に15R特別大当りでない15R大当りである「特図C」が停止表示され、装飾図柄表示装置208における特図1第四図柄t1に15R大当り図柄である「C」が停止表示る点で相違する。

このように、この演出例では、再変動表示が行われたが、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが導出表示されず、昇格に失敗するという昇格失敗演出を行うものであり、15R特別大当りとなって大当り遊技後に確変状態となることが確約されるものではなく、すなわち、大当り遊技後に電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することが示唆されるものである。このような昇格失敗演出は、大当り遊技後に第一の状態が開始されることを示唆する第二の演出に相当するということができる。また、換言すれば、このような昇格失敗演出は、第三の遊技条件(第一の条件)が成立しにくいことを示唆する第二の演出に相当するということもできる。

また、装飾図柄の組み合わせが3つ揃った装飾図柄の組み合わせであって、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」および「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」以外の装飾図柄の組み合わせが停止表示される演出は、15R特別大当りとなって大当り遊技後に確変状態となることが確約されるものではなく、すなわち、大当り遊技後に電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することが示唆されるものである。よって、このような演出は、大当り遊技後に第一の状態が開始されること(あるいは、第三の遊技条件(第一の条件)が成立しにくいこと)を示唆する第二の演出に相当するということができる。

続いて、15R大当りの大当り遊技における具体的演出例について説明する。

図65は、15R大当りの大当り遊技における具体的演出例を示す図であり、図66は、図65に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の説明では、第1特図表示装置212において「特図C」が停止表示されて開始される大当り遊技における演出例について説明するが、第1特図表示装置212において「特図D」が停止表示されて開始される大当り遊技における演出について同様にして適用することができる。

図65(1)〜図66(7)に示される大当り遊技における演出は、第1特図表示装置212において15R大当り図柄である「特図C」が停止表示され、装飾図柄表示装置208の右上隅に表示されている特図1第四図柄t1において、第1特図表示装置212に停止表示されている「特図C」に対応して、15R大当り図柄である「C」が停止表示されている点を除いて、図61(1)〜図61(7)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

この演出例では、図66(7)に示されるじゃんけんゲームが開始される旨の演出が行われた後、図66(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、じゃんけんゲームが実行された旨である「ほい」の文字(文字情報)が表示されるとともに、番長のキャラクタに近似する位置に遊技者が選択した「パー」のじゃんけん図柄が表示され、パンダのキャラクタに近似する位置に、「パー」に勝つ「チョキ」のじゃんけん図柄が表示される。一方、タッチパネル式表示装置209では、じゃんけんゲームに敗北した旨である「敗北」の文字(文字情報)が表示される。本実施形態では、じゃんけんに敗北する演出が行われると、15ラウンド目において第二の可変入賞口235が入賞しやすい状態とならないので、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立し難く、すなわち、大当り遊技後に電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することが示唆されるものである。よって、このような演出は、大当り遊技後に第一の状態が開始されること(あるいは、第三の遊技条件(第一の条件)が成立しにくいこと)を示唆する第二の演出に相当するということができる。

その後、図66(9)に示すように、15ラウンド目で第2のアタッカへの入賞を促す報知は行われず、装飾図柄表示装置208では、右打ちを指示する旨の表示が行われる。一方、タッチパネル式表示装置209では、15ラウンド目で第二の可変入賞口235が入賞しやすい状態とならないことを惜しむ「残念だったね」の文字(文字情報)が表示される。

図67は、図66に示す具体的演出例の続きを示す図である。

その後、15ラウンド目になると、図67(10)に示すように、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が開放するが、ここでの第2のアタッカの開放時間は、短時間の0.1秒であり、本来、入賞を期待することは困難である。しかしながら、図67(10)に示すように、偶然にも、0.1秒間だけ開放している第2のアタッカへ入賞するイレギュラーな状態が発生している。

すると、図67(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタとともに、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。一方、タッチパネル式表示装置209では、確変獲得が確定したことを祝福する「おめでとう」の文字(文字情報)が表示される。

そして、15ラウンド目が終了すると、図67(12)に示すような大当り遊技の終了演出が行われ、その後、図67(13)に示すようにして、確変状態に移行する。なお、図67(12)および図67(13)に示す演出は、図57(13)および図57(14)に示す演出と同様であるので、ここでの説明は省略する。

(変形例1)
なお、上述した演出例では、15ラウンド目における第2のアタッカの開放時間が短時間であるため第2のアタッカへ入賞しやすい状態とならないので、例えば、図56(10)に示すような第2のアタッカへ入賞させることを促進する旨の表示を行わないようにしたが、このような表示を行うようにしてもよい。

(変形例2)
また、上述した演出例では、第2アタッカへの入賞が発生した場合に、図67(11)に示すような表示を行うようにしたが、このような表示を行わないようにしてもよい。

(変形例3)
また、上述した演出例では、15ラウンド目が終了したときに図67(12)に示すようにして確変状態に移行する旨の表示を行うようにしたが、このような表示を行わないようにしてもよい。

(変形例4)
また、上述した演出例では、大当り遊技の終了後、図67(13)に示すようにして確変の開始を報知するようにしたが、このような報知を行わないようにしてもよい。

上述した演出例において、上述した変形例1〜4において示した演出のうちの一つだけを実行してもよいし、二つ以上を組み合わせて実行するようにしてもよい。また、変形例1〜4に示した演出に代えて、上述したイレギュラーな状態が生じた場合にのみ実行される特別な演出が実行されるものであってもよい。

これまでに説明した実施形態によれば、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)は、第二の演出が行われた場合よりも第一の演出が行われた場合の方が、成立しやすい条件であるということができる。

また、これまでに説明した実施形態では、例えば、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)される場合や、大当り中においてじゃんけんゲームに勝利する場合等の第一の演出が行われた後に、第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立しやすい状態(第二の可変入賞口235に入賞しやすい状態)となるように構成したが、第一の演出を行わずに第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立しやすい状態となるようにしてもよい。

[実施形態5]
次いで、本発明の第5実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。

図68(a)は、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図であり、図68(b)は、特図2で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図である。これらのテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。

第5実施形態でも普図低確率状態では普図抽選は1/100の確率でしか当たらないため、電チューはほとんど開放せず、第2特図始動口232への入賞の確率は低いため、図68(a)に示すテーブルは、普図低確率(特図低確率普図低確率)状態の場合に多く使用されるテーブルセット選択テーブルに相当する。図68(a)では、参考までに、特図1での大当り時の停止図柄および大当り遊技における第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)への入賞(以下、「V入賞」ということがある。)の可否に対応した、大当り遊技終了後の制御状態を示している。V入賞の欄において、丸印はV入賞があったことを表し、バツ印はV入賞がなかったことを表す。また、制御状態(確変、電サポ)の欄において、丸印は付きを表し、バツ印は無しを表す。

一方、普図高確率状態では、電チューがほとんど開放し、特図1における大当りよりも特図2における大当りの方が遊技者にとって有利なため、遊技者は第2特図始動口232を狙い、図68(b)に示すテーブルは、普図高確率(特図高確率普図高確率、特図低確率普図高確率)状態の場合に多く使用されるテーブルセット選択テーブルに相当する。図68(b)では、参考までに、特図2での大当り時の停止図柄および大当り遊技におけるV入賞の可否に対応した、大当り遊技終了後の制御状態を示している。

本実施形態では、図68(a)に示すテーブルおよび図68(b)に示すテーブルから、特図決定結果にかかわらず、大当り遊技においてV入賞があった場合には、テーブルセット1が選択され、大当り遊技においてV入賞がなかった場合には、テーブルセット2が選択される。

すなわち、本実施形態によれば、大当り遊技後に第二の遊技状態(例えば、確変状態)が開始されること(あるいは、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいこと)を示唆する第一の演出(例えば、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」又は「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせの導出表示)が行われた後で第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立(例えば、第二の可変入賞口235への入賞)しなかった場合(第二の場合)に大当り後に移行する第一の遊技状態(例えば、電サポ状態(イレギュラー時短))において、第一の遊技状態に対応する演出(テーブルセット2を使用した演出:第二の演出)が実行される。

また、本実施形態によれば、大当り遊技後に第一の遊技状態(例えば、電サポ状態)が開始されること(あるいは、第三の遊技条件(第一の条件)が成立しにくいこと)を示唆する第二の演出(例えば、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせの導出表示)が行われた後で第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立(例えば、第二の可変入賞口235への入賞)した場合(第四の場合)に大当り後に移行する第二の遊技状態(例えば、確変状態(イレギュラー確変))において、第二の遊技状態に対応する演出(テーブルセット1を使用した演出:第四の演出)が実行される。

また、本実施形態によれば、大当り遊技後に第二の遊技状態(例えば、確変状態)が開始されること(あるいは、第二の可変入賞口235へ遊技球が入賞して第三の遊技条件(第一の条件)が成立しやすいこと)を示唆する第一の演出が行われた後で第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立した場合(第一の場合)に大当り後に移行する第二の遊技状態において、第二の遊技状態に対応する演出(テーブルセット1を使用した演出:第一の演出)が実行される。

また、本実施形態によれば、大当り遊技後に第一の遊技状態(例えば、電サポ状態)が開始されること(あるいは、第三の遊技条件(第一の条件)が成立しにくいこと)を示唆する第二の演出が行われた後で第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立しなかった場合(第三の場合)に大当り後に移行する第一の遊技状態において、第一の遊技状態に対応する演出(テーブルセット2を使用した演出:第三の演出)が実行される。

このように、本実施形態では、以上のようにしてテーブルセット選択テーブルが設定されているので、特図の種類とV入賞の可否、および、大当り遊技終了後の制御状態(遊技状態)に応じて変動時間(変動時間を決定するためのテーブル)を決定することができる。

なお、テーブルセットの内容、テーブルセットで使用される各テーブルの内容、各テーブルから選択され得る、タイマ番号に対応する変動時間および装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる制御状態に応じた演出態様については、第1実施形態〜第3実施形態において上述したものを適宜使用することができる。

また、上述したように、テーブルセット1で使用されるテーブル3あるいはテーブル5によってのみ選択されうる演出があってもよいし、テーブルセット2で使用されるテーブル2あるいはテーブル4によってのみ選択され得る演出があってもよい。本実施形態では、15R大当りでの大当り遊技後に移行する特図低確率普図高確率状態でも、イレギュラー時短(第一の場合)での大当り遊技後に移行する特図低確率普図高確率状態でも、テーブルセット2が選択されるので、このような場合には、特図低確率普図高確率状態にのみ対応する演出が実行されることがある。また、一方、本実施形態では、例えば、15R特別大当りでの大当り遊技においてV入賞した場合(第一の場合)の大当り遊技後に移行する特図高確率普図高確率状態でも、イレギュラー確変(第四の場合)での大当り遊技後に移行する特図高確率普図高確率でも、テーブルセット1が選択されるので、このような場合には、特図高確率普図高確率にのみ対応する演出が実行されることがある。

[実施形態6]
次いで、本発明の第6実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。

図69(a)は、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルを示す図である。このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。

第6実施形態でも普図低確率状態では普図抽選は1/100の確率でしか当たらないため、電チューはほとんど開放せず、第2特図始動口232への入賞の確率は低いため、図69(a)に示すテーブルは、普図低確率(特図低確率普図低確率)状態の場合に多く使用されるテーブルセット選択テーブルに相当する。図69(a)では、参考までに、特図1での大当り時の停止図柄および大当り遊技における第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)への入賞(V入賞)の可否に対応した、大当り遊技終了後の制御状態を示している。V入賞の欄において、丸印はV入賞があったことを表し、バツ印はV入賞がなかったことを表す。また、制御状態(確変、電サポ)の欄において、丸印は付きを表し、バツ印は無しを表す。

本実施形態では、図69(a)に示すテーブルから、特図決定結果が、大当り遊技において第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)へ入賞(V入賞)しやすい状態となる15R特別大当りであり、かつ、大当り遊技においてV入賞があった場合には、テーブルセット1が選択され、特図決定結果が、15R特別大当りであり、かつ、大当り遊技においてV入賞がなかった場合(イレギュラー時短)には、テーブルセット4が選択され、特図決定結果が、大当り遊技において第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が入賞(V入賞)しやすい状態とならない15R大当りであり、かつ、大当り遊技においてV入賞があった場合(イレギュラー確変)には、テーブルセット3が選択され、特図決定結果が、15R大当りであり、かつ、大当り遊技においてV入賞がなかった場合には、テーブルセット2が選択される。

このように、本実施形態では、以上のようにしてテーブルセット選択テーブルが設定されているので、特図の種類とV入賞の可否、および、大当り遊技終了後の制御状態(遊技状態)に応じて変動時間(変動時間を決定するためのテーブル)を決定することができる。また、本実施形態では、上述したイレギュラー時短やイレギュラー確変のように、通常の遊技においては発生し難い状況が生じた場合には、特別なテーブルセットが選択されるようになっており、その後の制御状態(遊技状態)において、遊技者に違和感やお得感等を付与することができるようになる。

なお、本実施形態では、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルのみを示したが、特図2で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルについても図69(a)に示されるテーブルセット選択テーブルを使用してもよいし、第1、第3および第5実施形態におけるテーブルセット選択テーブルを使用してもよい。また、特図2で大当りした場合は、総てが15R特別大当りであるため、大当り遊技においてV入賞があった場合には、テーブルセット1が選択され、大当り遊技においてV入賞がなかった場合(イレギュラー時短)には、テーブルセット4が選択されるような構成であるテーブルセット選択テーブルを使用するようにしてもよい。

図69(b)は、テーブルセット1を説明するための図であり、図69(c)は、テーブルセット2を説明するための図である。テーブルセット1およびテーブルセット2の内容は、それぞれ、図10(a)および図10(b)を参照して上述したのと同様であるため、ここでの説明は省略する。

図69(d)は、テーブルセット3を説明するための図であり、図69(e)は、テーブルセット4を説明するための図である。

テーブルセット3は、上述したイレギュラー確変である大当り遊技終了後、確変状態に移行する場合に使用されるものである。大当り遊技終了後、99回目の図柄変動表示までは、特図高確率普図高確率状態用のテーブル3が使用されるが、テーブルセット3では、100回転目の図柄変動表示、すなわち、確変状態かつ電サポ状態最後の図柄変動表示では、テーブル6が使用される点において、テーブルセット1とは構成が異なっている点に特徴を有している。すなわち、テーブルセット3によれば、遊技者の有利度が第二の有利度である状態が最後となる転落直前状態では、テーブル5ではなく、テーブル6が使用される。101回目の図柄変動表示が開始されるときには、非確変状態かつ非電サポ状態に移行しており、特図低確率普図低確率状態用のテーブル1が使用される。

テーブルセット4は、上述したイレギュラー時短である大当り遊技終了後、非確変状態のまま電サポ状態に移行する場合に使用されるものである。大当り終了後、49回目の図柄変動表示までは、特図低確率普図高確率状態用のテーブル2が使用されるが、テーブルセット4では、50回転目の図柄変動表示、すなわち、電サポ状態最後の図柄変動表示では、テーブル7が使用される点において、テーブルセット2とは構成が異なっている点に特徴を有している。すなわち、テーブルセット4によれば、遊技者の有利度が第一の有利度である状態が最後となる転落直前状態では、テーブル4ではなく、テーブル7が使用される。51回目の図柄変動表示が開始されるときには、非電サポ状態に移行しており、特図低確率普図低確率状態用のテーブル1が使用される。

このように、本実施形態では、上述したイレギュラー時短やイレギュラー確変のように、通常の遊技においては発生し難い状況が生じた場合には、有利な制御状態からより不利な制御状態に転落する直前の図柄変動表示において、特別なテーブルが選択されるように構成されており、その結果、遊技者に違和感やお得感等を付与することができるようになる。

図69(f)は、テーブルセットで使用されるテーブルを説明するための図である。

本実施形態のテーブルセットで使用されるテーブルには、テーブル1〜7の7種類がある。ここで、テーブル1〜5については、図9(c)を参照して上述した通りであるので、ここでの説明は省略する。テーブル6は、上述したイレギュラー確変である大当り遊技終了後に移行する特図高確率普図高確率状態における転落直前状態で使用されるテーブルであり、テーブル7は、上述したイレギュラー時短である大当り遊技終了後に移行する特図低確率普図高確率状態における転落直前状態で使用されるテーブルである。

本実施形態では、各テーブルから選択され得る、タイマ番号に対応する変動時間および装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる制御状態に応じた演出態様については、図9(d)に示すものが使用される。

本実施形態で使用されるテーブル1〜5の内容については、図10(c)〜(e)、図11および図12を参照して上述した通りであるので、ここでの説明は省略する。

図70(a)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル6を示す図であり、図70(b)は、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル6を示す図である。これらのテーブル6を示す図には、図9(d)にも示す、装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる特図高確率普図高確率状態における演出態様が参考までに示されている。

上述のように、テーブル6は、イレギュラー確変である大当り遊技終了後、確変状態かつ電サポ状態に移行した後、確変状態かつ電サポ状態最後の図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブルである。

図70(a)に示す大当りする図柄変動表示では、必ずタイマ番号1(1秒)の超短縮大当りが選択される。通常の遊技では、確変状態に移行するのは、15R特別大当りにおいてV入賞があった場合に移行されるのであり、このときに移行された確変状態においては、テーブルセット1が選択されるので、確変状態かつ電サポ状態最後(100回転目)の図柄変動表示で大当りとなる場合には、図12(c)に示される大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル5が選択される。そのため、通常であれば、必ずタイマ番号7(35秒)のバトルA勝利が選択されるが、イレギュラー確変である大当り遊技終了後に移行した確変状態では、それとは異なる演出が行われるので、演出で違和感を出しつつ、制御上において特別問題のない演出を行うことができる。

一方、図70(b)に示すハズレの図柄変動表示では、必ずタイマ番号6(30秒)のバトルA敗北が選択される。テーブルセット1が選択される通常の遊技では、確変状態かつ電サポ状態最後(100回転目)の図柄変動表示でハズレとなる場合には、図12(d)に示されるハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル5が選択される。そのため、通常であれば、必ずタイマ番号5(12秒)のバトルガセあおり2が選択され、リーチ状態となることはないが、イレギュラー確変である大当り遊技終了後に移行した確変状態では、必ずリーチ状態となるので、変動時間を長く持たせることができ、確変状態および電サポ状態が終了する直前の状態において、特図2の保留をよりを多く発生させることができる場合がある。

図70(c)は、大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル7を示す図であり、図70(d)は、ハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル7を示す図である。これらのテーブル7を示す図には、図9(d)にも示す、装飾図柄表示装置208(表示手段)で行われる特図低確率普図高確率状態における演出態様が参考までに示されている。

上述のように、テーブル7は、イレギュラー時短である大当り遊技終了後、非確変状態のまま電サポ状態に移行した後、電サポ状態最後の図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブルである。

図70(c)に示す大当りする図柄変動表示では、必ず、タイマ番号1(1秒)の超短縮大当りが選択される。通常の遊技では、電サポ状態に移行するのは、15R特別大当りでない15R大当りにおいてV入賞することなく大当り遊技が終了した場合に移行されるのであり、このときに移行された電サポ状態においては、テーブルセット2が選択されるので、電サポ状態最後(50回転目)の図柄変動表示で大当りとなる場合には、図12(a)に示される大当りする図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル4が選択される。そのため、通常であれば、必ずバトルを伴うスーパーリーチが行われるが、イレギュラー時短である大当り遊技終了後に移行した電サポ状態では、それとは異なる演出が行われるので、演出で違和感を出しつつ、制御上において特別問題のない演出を行うことができる。

図70(d)に示すハズレの図柄変動表示では、必ず、タイマ番号2(2秒)の超短縮ハズレが選択される。テーブルセット2が選択される通常の遊技では、電サポ状態最後(50回転目)の図柄変動表示でハズレとなる場合には、図12(b)に示されるハズレになる図柄変動表示の変動時間を決定するためのテーブル4が選択される。そのため、通常であれば、必ずタイマ番号5(12秒)のバトルガセあおり2が選択され、電サポ状態が終了する直前の状態において、特図2の保留をより多く発生させることができる場合があるが、イレギュラー時短である大当り遊技終了後に移行した電サポ状態では、電サポ状態最後の図柄変動表示の変動時間が短時間であるので、電サポ状態が終了する直前の状態において、特図2の保留が発生し難くなり、イレギュラー短縮である大当り遊技後から電サポ状態に移行した場合には遊技者に不利となる場合がある。

次に、上記第1実施形態〜第6実施形態において装飾図柄表示装置208に表示される保留表示として適用可能な保留アイコンについて説明する。図71(a)は、特図1保留表示に用いられる保留アイコンの一例を示す図である。図71(b)は、特図2保留表示に用いられる保留アイコンの一例を示す図である。

図71(a)および図71(b)に示すように、制御状態や信頼度に応じて表示する保留アイコンが変化するように構成されている。

例えば、特図1保留表示に用いられる保留アイコンとしては、図71(a)に示すような保留アイコンが使用される。

すなわち、特図低確率普図低確率状態では、例えば、デフォルトの表示態様として白丸の保留アイコンが使用され、信頼度低の保留予告の表示態様としてパンダのキャラクタの保留アイコンが使用され、信頼度高の保留予告の表示態様として番長の顔の保留アイコンが使用される。

また、特図低確率普図高確率状態(電サポ状態)では、例えば、デフォルトの表示態様として白丸の保留アイコンが使用され、信頼度低の保留予告の表示態様として子パンダのキャラクタの保留アイコンが使用され、信頼度高の保留予告の表示態様として番長のキャラクタの保留アイコンが使用される。電サポ状態におけるデフォルトの保留アイコンの表示態様は、特図低確率普図低確率状態におけるデフォルトの保留アイコンと同じ表示態様となっている。

また、特図高確率普図高確率状態(確変状態)では、保留アイコンの表示を行わない。

また、イレギュラー時短である大当り遊技終了後に移行された電サポ状態では、例えば、デフォルトの表示態様として白色正方形状の保留アイコンが使用され、信頼度低の保留予告の表示態様として婆のキャラクタの保留アイコンが使用され、信頼度高の保留予告の表示態様として老中のキャラクタの保留アイコンが使用される。

また、イレギュラー確変である大当り遊技終了後に移行された確変状態では、白色上向き三角形状の保留アイコンが使用され、信頼度低の保留予告の表示態様としてアフロの学生のキャラクタの保留アイコンが使用され、信頼度高の保留予告の表示態様として服が破けた番長のキャラクタの保留アイコンが使用される。

このように、特図1保留表示は、保留予告の信頼度に応じて異なるキャラクタの保留アイコンが用いられるようになっている。

また、例えば、特図2保留表示に用いられる保留アイコンとしては、図71(b)に示すような保留アイコンが使用される。

すなわち、特図低確率普図低確率状態では、例えば、デフォルトの表示態様として白色平行四辺形状の保留アイコンが使用され、信頼度低の保留予告の表示態様として緑色平行四辺形状の保留アイコンが使用され、信頼度高の保留予告の表示態様として赤色平行四辺形状の保留アイコンが使用される。特2保留表示では、特図低確率普図低確率状態において使用する保留アイコンの形状を同一にして信頼度に応じて色のみが異なるようになっている。

また、特図低確率普図高確率状態(電サポ状態)では、例えば、デフォルトの表示態様として白丸の保留アイコンが使用され、信頼度低の保留予告の表示態様として子パンダのキャラクタの保留アイコンが使用され、信頼度高の保留予告の表示態様として番長のキャラクタの保留アイコンが使用される。特2保留表示で電サポ状態において使用する保留アイコンは、特1保留表示で電サポ状態において使用する保留アイコンと同じとなっている。

また、特図高確率普図高確率状態(確変状態)では、保留アイコンの表示を行わない。

また、イレギュラー時短である大当り遊技終了後に移行された電サポ状態では、例えば、デフォルトの表示態様として白色ひし形状の保留アイコンが使用され、信頼度低の保留予告の表示態様として右側を向いたサボハニのキャラクタの保留アイコンが使用され、信頼度高の保留予告の表示態様として左側を向いたサボハニのキャラクタの保留アイコンが使用される。イレギュラー時短である大当り遊技終了後に移行された電サポ状態では、信頼度に応じてキャラクタの向いている方向が異なるような保留予告の表示態様となっている。

また、イレギュラー確変である大当り遊技終了後に移行された確変状態では、白色下向き三角形状の保留アイコンが使用され、信頼度低の保留予告の表示態様として「八代将軍」の保留アイコンが使用され、信頼度高の保留予告の表示態様として主人公の殿様の保留アイコンが使用される。

このように、本実施形態では、イレギュラー時短である大当り遊技終了後に移行された電サポ状態、および、イレギュラー確変である大当り遊技終了後に移行された確変状態において、保留予告アイコン(先読み保留アイコン)の表示態様が変化可能に構成されている。

なお、本実施の形態において、信頼度高の保留予告アイコンが大当り確定の保留予告アイコンであってもよく、また、15R特別大当り確定の保留予告アイコンであってもよい。この場合、15R特別大当り確定の保留予告アイコンは、第一の演出の一例ということができる。

また、本実施形態では、イレギュラー時短である大当り遊技終了後に移行された電サポ状態、および、イレギュラー確変である大当り遊技終了後に移行された確変状態において、専用の保留アイコンを使用してこれを表示するようにしたが、このような専用の保留アイコンを用いないようにしてもよい。

また、これらの保留アイコンを、上述した変動アイコンとして使用することも可能である。

また、本実施形態では、特1保留表示と特2保留表示とで一部において共通の保留アイコンを用いるようにしたが、全部において共通で用いるようにしてもよく、また、特1保留表示と特2保留表示とで共通の保留アイコンがなくてもよい。

また、特1保留表示と特2保留表示との間で、保留アイコンの表示態様の変化の法則に共通性を持たせるようにしてもよく、共通性を持たせないようにしてもよい。

また、本実施形態では、大当り遊技において第三の遊技条件(あるいは、第一の条件)が成立したときに大当り遊技終了後に確変状態となる構成であるため、大当り遊技終了後に確変確定となる保留アイコンは出現しないように構成されている。

また、本実施形態では、確変状態において保留アイコンの表示を行わないように構成されているが、保留アイコンの表示を行わない制御状態および保留アイコンの表示を行う制御状態については、任意に設定することができる。例えば、特図低確率普図高確率状態において保留アイコンを表示しないようにすることも可能であるし、特図高確率普図高確率状態において保留アイコンを表示するようにしてもよい。また、本実施形態では、上述したように制御状態に応じて保留アイコンを表示しないようにしていたが、制御状態にかかわらず保留アイコンの表示が行われるように構成されていてもよい。

また、本実施形態において、変動アイコンを表示する場合において、上述した保留アイコンを使用することにより、制御状態に応じた変動アイコンを表示することもできる。また、変動アイコンを表示しない制御状態を設定することも可能である。

また、本実施形態において、変動遊技が優先されない特図1に係る保留アイコンについて、電サポ状態と確変状態とで同じ保留アイコンを用いるようにしてもよいし、異なる保留アイコンを用いるようにしてもよい。

[第7実施形態]
次いで、本発明の第7実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。

図72は、アタッカユニット2340の正面を表す図であり、図73は、アタッカユニット2340を背面から見た図である。

アタッカユニット2340は、第の可変入賞手段の一例としての第一の可変入賞口234aと第の可変入賞手段の一例としての第二の可変入賞口235aとを備え、図3に示される第一の可変入賞口234と第二の可変入賞口235に代えて、例えば、遊技盤200における遊技領域124の右下に取り付けられるものである。

アタッカユニット2340は、例えば、平板状からなり、遊技盤200の前面に取り付けるための取付ベース2340aと、この取付ベース2340aの前面に対して所定間隔をあけて取り付けられる装飾部材2340bとを備えている。

取付ベース2340aには、上端近傍の略中央に方形状の開口が開設されており、この開口を覆うように板状の第一の扉部材2341aが取り付けられている。第一の扉部材2341aは、その下端辺が取付ベース2340aに軸支されており、取付ベース2340aの後側に取り付けられたソレノイドSOL1の駆動によって、前方に開閉自在となっている。ソレノイドSOL1は、上述した各種ソレノイド332に含まれるものであり、駆動回路334によって駆動される。本実施形態では、上述したようにして第一の可変入賞口234aが構成されている。

また、取付ベース2340aと装飾部材2340bとの間には、後述する第二の可変入賞口235aが形成されている。以下に、第二の可変入賞口235aの構成について、図74(a)および図74(b)を参照しながら詳述する。図74は、第二の可変入賞口235aの内部構造について説明する図であって、図74(a)は、可変入球手段の一例としてのVシャッタ2352aが閉状態となっていること示す図であり、図74(b)は、Vシャッタ2352aが開状態となっていることを示す図である。なお、図74(a)および図74(b)では、第二の可変入賞口235aの内部構造について容易に説明するために、装飾部材2340bを透過して表している。

図74(a)および図74(b)に示すように、装飾部材2340bは、底面2340cと上面2340dと側面2340eとを有する壁面が板面2340fの裏面から後方に立設されてなる。装飾部材2340bは、壁面により遊技球が転動可能な第一の転動領域SP1と第二の転動領域SP2とが形成され、その後方の開放部分は取付ベース2340aの前面によって閉塞される。

第一の転動領域SP1は、上方が開放されており、当該開放部分を覆うように板状のシャッタ部材2351aが取付ベース2340aに対して奥行き方向に進退自在に設けられている。シャッタ部材2351aは、ソレノイドSOL2(図73参照)の駆動によって変位可能に構成されている。ソレノイドSOL2は、上述した各種ソレノイド332に含まれるものであり、駆動回路334によって駆動される。すなわち、本実施形態では、シャッタ部材2351aが取付ベース2340aに対して前方に進出した状態(閉状態)となっているときは第一の転動領域SP1が閉塞されて、遊技球の第一の転動領域SP1への進入が阻止され、後方に後退した状態(開状態)となっているときは第一の転動領域SP1が開放されて、遊技球の第一の転動領域SP1への進入が許容される。

第一の転動領域SP1と第二の転動領域SP2とを連絡する位置には、遊技球の通過を検出する入賞カウントスイッチSW1が配設されており、第一の転動領域SP1に進入した遊技球が、底面2340c上を転動して左方向に案内されると、この入賞カウントスイッチSW1を通過する。入賞カウントスイッチSW1は、上述した各種センサ320に含まれるものであり、検出信号がセンサ回路322に入力されるように構成されている。本実施形態では、主制御部300のCPU304が入賞カウントスイッチSW1への遊技球の通過を検出すると、第二の可変入賞口235aへの入賞を検知するとともに、当該入賞に基づく賞球を払い出すための処理を行う。

入賞カウントスイッチSW1を通過した遊技球は、第二の転動領域SP2に案内される。第二の転動領域SP2は、下方にV通路2340g(以下、第一の領域ということがある。)と一般通路2340hとを左右方向に並設し、受け入れた遊技球をいずれかの通路に案内して下方に排出するように構成されている。V通路2340gには、検出手段の一例としてのV通過スイッチSW2が配設されており、V通路2340gに案内された遊技球がこのV通過スイッチSW2を通過するように構成されている。このように、V通路2340gは、少なくとも第二の可変入賞口235aに進入した遊技球が進入可能な位置に設けられた領域であるということができる。V通過スイッチSW2は、上述した各種センサ320に含まれるものであり、検出信号がセンサ回路322に入力されるように構成されている。本実施形態では、主制御部300のCPU304がV通過スイッチSW2への遊技球の通過を検出すると、V通路2340gを遊技球が通過したとして上述した第三の遊技条件(もしくは、第一の条件)が成立したと判定することができる。また、V通路2340gの上方を覆うように板状のVシャッタ2352aが取付ベース2340aに対して奥行き方向に進退自在に設けられている。Vシャッタ23521aは、ソレノイドSOL3(図73参照)の駆動によって変位可能に構成されている。ソレノイドSOL3は、上述した各種ソレノイド332に含まれるものであり、駆動回路334によって駆動される。すなわち、本実施形態では、図74(a)に示すように、Vシャッタ2352aが取付ベース2340aに対して前方に進出した状態(閉状態)となっているときは、V通路2340gへの遊技球の進入が阻止され、第二の転動領域SP2に進入した遊技球は、Vシャッタ2352aの上面を転動して一般通路2340hに案内される。一方、図74(b)に示すように、Vシャッタ2352aが取付ベース2340aに対して後方に後退した状態(開状態)となっているときは、V通路2340gへの遊技球の進入が許容され、第二の転動領域SP2に進入した遊技球は、V通路2340gに案内される。また、一般通路2340hには、排出球検出スイッチSW3が配設されており、一般通路2340hに案内された遊技球がこの排出球検出スイッチSWを通過するように構成されている。排出球検出スイッチSW3は、上述した各種センサ320に含まれるものであり、検出信号がセンサ回路322に入力されるように構成されている。本実施形態では、主制御部300のCPU304が排出球検出スイッチSW3への遊技球の通過を検出すると、一般通路2340hを遊技球が通過したことを検知する。

本実施形態では、上述したように構成することによって、例えば、入賞カウントスイッチSW1の遊技球の通過数と、V通過スイッチSW2および排出球検出スイッチSW3の通過数とで遊技球の第二の可変入賞口235aへのイン/アウトを監視することにより、不正にV通路2340gへ遊技球を通過させることを監視することができる場合がある。不正な行為は、例えば、糸付き球や規定よりもサイズの大きい遊技球(いわゆる、デカ球)を利用した行為等が挙げられる。

また、本実施形態では、上述した構成により、第二の可変入賞口235aに進入した遊技球のみがV通路2340gに進入可能であって、第一の可変入賞口234aに進入した遊技球は、V通路2340gに進入不可能に構成されている。

続いて、上述したアタッカユニット2340を備えたパチンコ機の大当り遊技の1ラウンドの開始から終了までにおける第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)、および、Vシャッタ2352aの各動作タイミングについて、図75を参照しながら説明する。

図75は、大当り遊技の1ラウンドの開始から終了までにおける第一の可変入賞口234a、第二の可変入賞口235a、および、Vシャッタ2352aの各動作タイミングを示すタイミングチャートである。

最初に、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開閉動作するラウンドにおける第一の可変入賞口234aの動作タイミングについて説明する。

図75(a)に示すように、ラウンドが開始すると、t0のタイミングでソレノイドSOL1がONとなって第一の扉部材2341aが閉状態(以下、第五の状態ということがある。)から開状態(以下、第六の状態ということがある。)に変位する。その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、t4のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、ラウンド後閉鎖時間(第一の閉鎖時間:例えば、1.5秒)が設定される。その後、ラウンド後閉鎖時間が経過してt6のタイミングとなるとラウンドが終了する。なお、第一の可変入賞口234aにはVシャッタが備えられていないので、図75(b)に示すように、Vシャッタに関する作動は行われない。

次に、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が開閉動作するラウンドであって、第二の可変入賞口235aが長時間開放(例えば、最大25秒開放:ロング開放)するラウンド(例えば、上述した15R特別大当りにおける15ラウンド目)における第二の可変入賞口235aおよびVシャッタ2352aの各動作タイミングについて説明する。

図75(c)および図75(d)に示すように、ラウンドが開始すると、t0のタイミングでソレノイドSOL2がONとなってシャッタ部材2351aが閉状態(以下、第一の状態ということがある。)から開状態(以下、第二の状態ということがある。)に変位するとともに、ソレノイドSOL3がONとなってVシャッタ2352aが閉状態(以下、第三の状態ということがある。)から開状態(以下、第四の状態ということがある。)に変位する。このとき、第一のV開放時間(例えば、0.1秒)が設定される。そして、第一のV開放時間が経過してt1のタイミングとなると、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位する。このとき、第一のV閉鎖時間(例えば、3秒)が設定される。そして、第一のV閉鎖時間が経過してt3のタイミングになると、再び、ソレノイドSOL3がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、t4のタイミングでソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態に変位する。このとき、第一のV開放時間(例えば、0.1秒)が設定されるとともに、ラウンド後閉鎖時間(第一の閉鎖時間)が設定される。そして、第一のV開放時間が経過してt5のタイミングとなると、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位する。その後、ラウンド後閉鎖時間が経過してt6のタイミングとなるとラウンドが終了する。上述したVシャッタ2352aの開閉動作は、例えば、主制御部300のROM406に記憶されている第一の開放パターンデータに基づいて行われている。

次に、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が開閉動作するラウンドであって、第二の可変入賞口235aが短時間開放(例えば、最大0.1秒開放:短開放)するラウンド(例えば、上述した15R大当りにおける15ラウンド目)における第二の可変入賞口235aおよびVシャッタ2352aの各動作タイミングについて説明する。

図75(e)および図75(f)に示すように、ラウンド開始すると、t0のタイミングでソレノイドSOL2がONとなってシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位するとともに、ソレノイドSOL3がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。このとき、上述した第一のV開放時間が設定される。そして、第一のV開放時間が経過してt1のタイミングとなると、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位するが、第二の可変入賞口235aの開放時間も0.1秒であるため、同じくt1のタイミングでソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態に変位する。このとき、ラウンド後閉鎖時間(第一の閉鎖時間)が設定される。その後、ラウンド後閉鎖時間が経過してt2のタイミングとなるとラウンドが終了する。なお、この場合においても、Vシャッタ2352aの開閉動作は、上述した第一の開放パターンデータに基づいて行われる。しかしながら、図75(f)に示すタイミングチャートで鎖線で示すように、Vシャッタ2352aが再び開状態となる前にt2のタイミングとなってラウンドが終了してしまうため、V通路2340gへの遊技球の通過のチャンスはラウンド開始直後の第一のV開放時間のきわめて短い期間しかない。このように、第二の可変入賞口235aが短開放するラウンドにおいて、仮に遊技球が第二の可変入賞口235aに入賞した場合であっても、上述したようにしてV通路2340gへの遊技球の通過を困難にして、意図しない制御状態への移行を抑制するようにしている。一方で、第二の可変入賞口235aが短開放した場合であっても、Vシャッタ2352aが開状態とされるので、V通路2340gへの遊技球の通過の機会は確保される。また、第二の可変入賞口235aがロング開放するラウンドであっても、短開放するラウンドであっても、Vシャッタ2352aの開閉パターンを決定するためのデータとして同一の開放パターンデータを使用するため、例えば、特別大当りであるか否かによって使用するデータを切り替えるなどの制御負担が軽減される。

なお、上述した動作タイミングは、可変入賞口が2つ設けられたパチンコ機に適用したものであるが、例えば、第二の可変入賞口235aのようにV通路を有する可変入賞口を1つだけ設けたパチンコ機においては、例えば、V通路を通過可能にして第三の遊技条件(第一の条件)を成立させるか否かを決定するためのラウンドについては、図75(c)および(d)又は図75(e)および(f)に示すような動作を行わせ、それ以外のラウンドについては、図75(a)および(b)に示すような動作を行わせることで、同様の機能を実現させることができる。

以上説明した第1実施形態〜第7実施形態のパチンコ機では、変動時間の一部流用により遊技状態と、テーブルセット(変動時間を決定する際に用いるデータ)との関係がイレギュラーとなる場合であっても、違和感を低減する効果と、その効果の真逆になる、イレギュラーとなった場合でも面白い挙動を示す効果との双方の効果を奏する。

すなわち、変動時間による演出の違和感を防止できる場合がある。より具体的には、一部の変動時間を利用することにより、遊技状態とテーブルセットとの関係がイレギュラーになったとしても、違和感がない演出を行うことができる場合がある。一方、遊技状態とテーブルセットとの関係がイレギュラーであることを演出に利用して、遊技の興趣を向上させることができる場合もある。

また、大当り図柄は、遊技状態と関連するものであるため、大当り図柄と、テーブルセットを対応付けることができる。また、イレギュラーとなるテーブルセットを選択することで遊技にメリハリをつけることができる場合がある。また、大当り遊技状態中は、アタッカに遊技球を入賞させるため遊技球を発射している状態である。よって第三の条件(あるいは、第一の条件)を成立させやすい場合がある。

なお、上記実施形態では、遊技状態が切り替わる前に専用のテーブル(例えば、テーブル5やテーブル4)を使用しているが、専用のテーブルを使用する時期は任意に設定することができ、例えば、テーブルセットにより遊技状態の切り替わり時の1回転目に専用のテーブルを使用するようにしてもよい。

また、装飾図柄表示装置208(演出表示手段)による演出を例にとって説明したが、可動体や、ランプ、音声による演出に適用してもよい。

また、専用のサブ演出モードを用い、変動時間に関する違和感をなくしつつ、特殊な状態であることを報知できる演出を行うようにしてもよい。

また、可動体の動作確率もイレギュラー状態下では控える構成であってもよいし、逆に出現率を上げてイレギュラー状態の報知を行うようにしてもよい。すなわち、違和感なくす、もしくはあえて報知して目立たせる、のいずれかの効果を優先して設定すればよい。

また、電サポが付かない大当り図柄が停止されると、大当り遊技開始前の遊技状態が特図低確率普図低確率状態であった場合には、大当り遊技終了後も普図低確率状態(非電サポ状態)を維持するようにし、大当り遊技開始前の遊技状態が特図高確率普図低確率状態(電サポ状態)であった場合には、普図高確率状態に移行するようにしてもよい。また、電サポが付かない大当り図柄は、主に普図高確率状態で抽選される特図2では選ばれない図柄にしてもよい。こうする場合には、大当り図柄と大当り時の遊技状態により、大当り遊技後の遊技状態を決定し(結果として異なる場合があるが)、大当り終了後の変動時間グループ(テーブルセット)を決めるようにしてもよい。

さらに、イレギュラーが確実に生じないように構成してもよい。例えば、第2実施形態において、第三の条件が成立し(特図1における特図C又はDの当選)、かつ第一の条件も成立(第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)への入賞)する特殊状態(イレギュラー状態)は、第二の可変入賞口235(所定の入賞領域)が第一の条件下では入賞不可能な構成(例えば、開放しない、あるいは15ラウンドに到達しない等)にしてもよい。

また、いずれの実施形態も、15ラウンドでは第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)が開放するが、この第2のアタッカを廃止し、第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)のみとしてもよい。この場合には、右打ちは必要なくなり、15ラウンド目に第一の可変入賞口234に入賞することで、第三の条件が成立する。また、反対に、第1のアタッカを廃止し、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)のみとしてもよい。この場合には、大当り遊技中は、常に右打ちの必要があり、15ラウンド目に第二の可変入賞口235に入賞することで、第三の条件が成立する。

また、上記実施形態では、1〜14ラウンド目に第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)を開放し、15ラウンド目に第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)を開放するように構成しているが、どのラウンドでいずれの可変入賞口を開放させるかは適宜設定することができ、例えば、第二の可変入賞口235を開放させるラウンドを最後のラウンド以外のラウンドとしてもよい。また、大当り図柄の種類に応じてどのラウンドでいずれの可変入賞口を開放させるかを決定するように構成されていてもよい。

また、上記実施形態では、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)の開放時間を、大当り図柄の種類により、容易に入賞できる十分な時間(例えば、25秒間)と、入賞が困難なきわめて短い時間(例えば、0.1秒間)とのいずれにするかを決定するようにしたが、第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)のラウンド毎の開放時間を、大当り図柄の種類により、容易に入賞できる十分な時間と、入賞が困難なきわめて短い時間とのいずれにするかを決定するようにしてもよい。例えば、大当り図柄により、第一の可変入賞口234(第1のアタッカ)が開放するすべてのラウンドにおいて、第一の可変入賞口234の開放時間をきわめて短時間(例えば、0.1秒間)にし、第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)の開放時間を、容易に入賞できる十分な時間(例えば、25秒間)にして、大当り遊技における出玉を抑えて確変状態に移行させるような仕様にすること等も可能であり、遊技設計を自由に行うことができる。

また、上記実施形態において、15R特別大当りではない15R大当りにおいてほとんど入賞の可能性がない第二の可変入賞口235(第2のアタッカ)に入賞した場合にエラー報知するようにしてもよい。これにより、例えば、不正入賞させたような場合に、容易にこれを遊技場の店員等に知らせることができるようになる。

また、上記実施形態では、第1特図始動口230と第2特図始動口232とは入球ルートが異なっており、通常の遊技では、実質的に4つまでしか保留することができないように構成されたパチンコ機に適用したが、例えば、入球口を共通にして、その後のルートを第1特図始動口230と第2特図始動口232とで交互に振り分けるように構成して、通常の遊技状態においても、第1特図用と第2特図用とで合計8つの変動遊技の保留を可能にし、その上で上述した入賞順変動を実行するように構成した、通常時8個保留入賞順変動機(いわゆる、8チャンス機)にも適用することができる。

また、上記実施形態では、第一の演出と第二の演出を行う構成のものを示したが、第二の演出を行わず、第一の演出のみを行う構成としてもよい。

また、上記実施形態において、例えば、特図低確率普図低確率状態を経由しないで大当りが連続して発生した回数(連荘回数)を装飾図柄表示装置208等に表示するように構成してもよい。また、上述したイレギュラー時短やイレギュラー確変から移行した遊技状態(確変状態や電サポ状態)で大当りした場合に表示される連荘回数の表示態様を特別な表示態様にすることも可能である。また、このような特別な表示態様で連荘回数の表示を行わないようにしてもよい。

また、上記実施形態において、演出内容を説明する表示であるチュートリアル演出を行ってもよく、このチュートリアル演出を予告として機能させることもできる。この場合には、当該チュートリアル演出が第一の演出および第二の演出の一例とすることも可能である。例えば、「777で大当りしたらVアタッカが開きやすくなるぞ」といった内容の表示や、「7のリーチは超激アツ」といった内容の表示等が行われた後に、15R特別大当りとなった場合のこれらの表示は第一の演出として採用し得るものである。また、これらの表示と他の演出とを組み合わせることによって第一の演出および第二の演出として機能させることも可能である。例えば、第一の予告と第二の予告は、それぞれ単独で実行された場合には大当り確定とはならないが、第一の予告および第二の予告の双方が実行されると15R特別大当り確定となるような場合には、これらの第一の予告および第二の予告が第一の演出の一例に相当するということができる。また、例えば、第三の予告と第四の予告は、それぞれ単独で実行された場合には大当り確定とはならないが、第三の予告および第四の予告の双方が実行されると15R特別大当りではない15R大当り確定となるような場合には、これらの第三の予告および第四の予告が第二の演出の一例に相当するということができる。もちろん3つ以上の予告を組み合わせて第一の演出あるいは第二の演出とすることも可能である。

次に、本発明の概念について、図76を参照しながら説明する。

図76は、本発明の概念について説明する図である。

具体的には、図76(a)は、例えば、これまでの実施形態で説明したように、装飾図柄表示装置208に、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)する等、大当り遊技中に第三の遊技条件が成立困難であることを示唆する第一の演出Aが実行された後、例えば、図74に示される、第二の可変入賞口235a内の確変領域に設けられたV通過スイッチSW2を遊技球が通過(第三の遊技条件が成立)することなく(第一の要件を満たして)、大当り遊技が終了する(第三の要件を満たす)ことによって第一の条件が成立したときの様子を示している。なお、以下の説明において、図3に示される第二の可変入賞口235への入賞があった場合に第三の遊技条件が成立するような実施態様である場合にも、同様に適用できることは言うまでもない。また、本実施形態では、V通過スイッチSW2を、確変領域スイッチと称することがある。

このような場合には、大当り遊技の終了演出として、大当り遊技後に第一の遊技状態(電サポ状態:特図低確率普図高確率状態)に移行する旨の演出が実行(図76(a)においては、第一の演出Bが実行)された後、大当り遊技が終了して第一の遊技状態に移行する。ここで、第一の演出Bに代表されるような、大当り遊技後に第一の遊技状態に移行する旨を少なくとも示唆する演出を第一の演出ということがある。以下の説明でも同様である。

図76(a)について換言すれば、確変領域非通過開放パターンに関連する演出が実行された後、確変領域への遊技球の通過がないと、非確変である遊技状態に移行する旨の演出(第一の演出)が行われた後、非確変の遊技状態に移行するという概念が示されているということができる。なお、本実施形態では、確変領域を高確率変動決定領域ということがあり、また、確率変動機能作動領域ということがある。

また、図76(b)は、例えば、これまでの実施形態で説明したように、装飾図柄表示装置208に、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)する等、大当り遊技中に第三の遊技条件が成立しやすいことを示唆する第二の演出Aが実行された後、V通過スイッチSW2を遊技球が通過(第三の遊技条件が成立)して、大当り遊技が終了したときの様子を示している。なお、第二の演出Aは、大当り遊技中に第三の遊技条件が成立しやすいことを明示的に報知する態様での演出であってもよい。

このような場合には、大当り遊技の終了演出として、大当り遊技後に第二の遊技状態(確変状態:特図高確率普図高確率状態)に移行する旨の演出が実行(図76(b)においては、第二の演出Bが実行)された後、大当り遊技が終了して第二の遊技状態に移行する。ここで、第二の演出Bに代表されるような、大当り遊技後に第二の遊技状態に移行する旨を少なくとも示唆する演出を第二の演出ということがある。以下の説明でも同様である。なお、第二の演出は、大当り遊技後に第二の遊技状態に移行することを表す演出を行うものであってもよい。

図76(b)について換言すれば、確変領域通過開放パターンに関連する演出が実行された後、確変領域への遊技球の通過があった場合には、確変である遊技状態に移行する旨の演出(第二の演出)が行われた後、確変の遊技状態に移行するという概念が示されているということができる。

また、図76(c)は、例えば、これまでの実施形態で説明したように、装飾図柄表示装置208に、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)する等、大当り遊技中に第三の遊技条件が成立困難であることを少なくとも示唆する第一の演出Aが実行された後、V通過スイッチSW2を遊技球が通過(第三の遊技条件が成立)して(第二の要件を満たして)、大当り遊技が終了することによって第二の条件が成立したときの様子を示している。なお、第一の演出Aは、大当り遊技中に第三の遊技条件が成立困難であることを表す演出であってもよい。

このような場合でも、大当り遊技の終了演出として、大当り遊技後に第一の遊技状態に移行する旨の演出(第一の演出)が実行(図76(c)においては、第一の演出Bが実行)される。

図76(c)について換言すれば、確変領域非通過開放パターンに関連する演出が実行された後は、確変領域への遊技球の通過があった場合でも、非確変である遊技状態に移行する旨の演出が行われ、その後に確変の遊技状態に移行するという概念が示されているということができる。

図76(c)に示される概念が実現されることによれば、例えば、第三の遊技条件が成立困難な大当り遊技において、V通過スイッチSW2に対して遊技球を手で通過させるいわゆる手入れや、糸付き球あるいは規定の大きさよりも大きい遊技球(デカ球)を用いたゴト行為等の不正行為が行われた場合に、不正を行った遊技者に対して第三の遊技条件の成立に失敗したと思わせることができる場合がある。あるいは、不正を行った遊技者に対して、不正行為が検知されたと思わせることができる場合もある。これにより、不正行為の抑止力が働き、惹いては、遊技店の不利益を防止することができる場合がある。

以下、図76を示して上述した発明の概念に適用可能な実施形態について、いくつか説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の概念に含まれるものの一例に過ぎないものであり、発明の範囲はこれらに限定されるものではないことは言うまでもない。

[実施形態8]
本発明の第8実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施形態におけるパチンコ機100は、図74に示されるアタッカユニット2340を備えたものを例に説明するが、もちろん、図3に示すような遊技盤200を備えたパチンコ機100にも本実施形態を適用することもできる。

図77(a−1)は、第8実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、図77(a−2)は、第8実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものである。

図77(a−1)にも図77(a−2)にも、図柄変動表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図F」の6種類の特図が示されている。

第8実施形態でも、特図1の停止図柄態様と、特図2の停止図柄態様は共通している。また、第8実施形態では、大当りはいずれも16ラウンドの電サポ付きの大当りであるが、特図2では大当り図柄は総て確変獲得を予定した大当り(特別大当り)である。一方、特図1では「特図A」と「特図C」のみが確変を予定した大当り(特別大当り)であり、「特図B」と「特図D」は、確変獲得を予定していない大当りである。このように、第二の遊技状態に移行しやすい第二の大当り遊技状態が開始される特別大当りとなる特図1における「特図A」と「特図C」や特図2における「特図A」〜「特図D」を第二の図柄という場合があり、確変獲得を予定していない(すなわち、第二の遊技状態に移行し難い)第一の大当り遊技状態が開始される大当りとなる特図1における「特図B」と「特図D」を第一の図柄という場合がある。

図77(b−1)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示したものであり、図77(b−2)は、特図2の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示したものである。

特図1において特図Aが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜15ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、16ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放する。すなわち、特図1における特図Aは、1ラウンド〜16ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な16ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図1において特図Bが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜15ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)は29.0秒開放し、16ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)は0.1秒しか開放しない。すなわち、特図1における特図Bは、1ラウンド〜15ラウンドまでは、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能であるが、16ラウンドでは、可変入賞口への入球の可能性がほとんどない実質15ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図1において特図Cが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜4ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)は29.0秒開放するが、5ラウンド〜15ラウンドまでは、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)は0.1秒しか開放しない。また、16ラウンドでは、第2の可変入賞口235a(第2のアタッカ)は29.0秒開放する。すなわち、特図1における特図Cは、1ラウンド〜4ラウンドおよび16ラウンドでは、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能であるが、5ラウンド〜15ラウンドでは、可変入賞口への入球の可能性がほとんどない実質5ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図1において特図Dが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜4ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)は29.0秒開放するが、5ラウンド〜15ラウンドまでは、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)は0.1秒しか開放しない。また、16ラウンドでは、第2の可変入賞口235a(第2のアタッカ)は0.1秒しか開放しない。すなわち、特図1における特図Dは、1ラウンド〜4ラウンドでは、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能であるが、5ラウンド〜16ラウンドでは、可変入賞口への入球の可能性がほとんどない実質4ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図2において特図A〜Dが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜15ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、16ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放する。すなわち、特図2における特図A〜Dは、1ラウンド〜16ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な16ラウンド大当りであることを示す図柄である。

本実施形態では、上記いずれの図柄による大当り遊技においても、16ラウンドとなって、第二の可変入賞口235aの開放中に入球した遊技球が第二の可変入賞口235a内の確変領域に設けられたV通過スイッチSW2を通過すると確変作動領域がONとなり、大当り遊技終了後、150回の図柄変動表示が行われる間、第二の遊技状態の一例である特図高確率普図高確率状態が維持される。一方、大当り遊技において、V通過スイッチSW2を遊技球が通過しなかった場合は、確変作動領域がONとならず(確変作動領域がOFFのままであり)、大当り遊技終了後、100回の図柄変動表示が行われる間、第一の遊技状態の一例である特図低確率普図高確率状態が維持される。

第8実施形態では、16ラウンド目に第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)のV通過スイッチSW2を遊技球が通過することで、第三の遊技条件が成立する。したがって、特図1の特図B,Dによる大当りは、確変獲得の可能性は0%ではないものの、その可能性は極めて低く、確変獲得を予定していない大当りということができる。一方、特図1の特図A,Cによる大当りは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあって、V通過スイッチSW2への遊技球の通過の可能性が高く、確変獲得を予定した大当りということができる。

また、特図2において特図A〜Dが表示されて移行される大当り遊技でのアタッカの作動は、特図1における特図Aの場合のアタッカの作動と同じである。したがって、特図2の大当り図柄(特図A〜D)による大当りはいずれも、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあって、V通過スイッチSW2への遊技球の通過の可能性が高く、確変獲得を予定した大当りということができる。なお、特図2における特図A〜Dによる大当りにおけるアタッカの作動について、特図1における特図Aによる大当りにおけるアタッカの作動態様とは異なっていてもよい。

このように、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技状態を第一の大当り遊技状態ということがあり、第三の遊技条件が成立しやすく、第一の大当り遊技状態よりも第二の遊技状態が開始されやすい大当り遊技状態を第二の大当り遊技状態ということがある。

図78(a)は、第一の可変入賞口234aおよび第二の可変入賞口235aの外観構成を概略的に表した図であり、図78(b)は、第一の可変入賞口234aおよび第二の可変入賞口235aの内部構成を概略的に表した図である。また、図78(c)は、Vシャッタ2352aが開状態となっていることを概略的に表した図であり、図78(d)は、Vシャッタ2352aが閉状態となっていることを概略的に表した図である。また、図78(e)は、第一の可変入賞口および第二の可変入賞口の別の態様の外観を概略的に表した図である。

図78(a)および図78(b)に示すように、第一の可変入賞口234aの内部には、第一の可変入賞口234aに入球した遊技球を検出する入賞カウントスイッチSW4が設けられている。入賞カウントスイッチSW4を通過した遊技球は、排出通路に案内されてパチンコ機100外に排出されるようになっている。入賞カウントスイッチSW4は、上述した各種センサ320に含まれるものであり、検出信号がセンサ回路322に入力されるように構成されている。本実施形態では、主制御部300のCPU304が入賞カウントスイッチSW4への遊技球の通過を検出すると、第一の可変入賞口234aへの入賞を検出するとともに、当該入賞に基づく賞球を払い出すための処理を行う。なお、第二の可変入賞口235aの内部構成については、第7実施形態において説明したのと同様であるため、符号を同一にして説明を省略する。

第二の可変入賞口235aは、図78(c)に示すように、Vシャッタ2352aが開状態となっているときは、V通路2340gへの遊技球の進入が許容され、入賞カウントスイッチSW1を通過して第二の転動領域SP2に進入した遊技球がV通過スイッチSW2を通過してV通路2340gに案内される。また、第二の可変入賞口235aは、図78(d)に示すように、Vシャッタ2352aが閉状態となっているときは、V通路2340gへの遊技球の進入が阻止され、入賞カウントスイッチSW1を通過して第二の転動領域SP2に進入した遊技球は、Vシャッタ2352aの上面を転動し、排出球検出スイッチSW3を通過して一般通路2340hに案内される。

本実施形態では、第一の可変入賞口および第二の可変入賞口を上述した構成としているが、図78(e)に示されるように、第一の可変入賞口および第二の可変入賞口として、第一の可変入賞口234bおよび第二の可変入賞口235bを適用してもよい。

第一の可変入賞口234bの内部には、第一の可変入賞口234bに入球した遊技球を検出する第一の通過検出スイッチSW5および第二の通過検出スイッチSW6が備えられている。第一の可変入賞口234bに入球した遊技球は、第一の通過検出スイッチSW5および第二の通過検出スイッチSW6のいずれか一方を通過してパチンコ機100外に排出されるようになっている。

第二の可変入賞口235bの内部には、第二の可変入賞口235bに入球した遊技球を検出する第三の通過検出スイッチSW7および第四の通過検出スイッチSW8が備えられている。第二の可変入賞口235bに入球した遊技球は、第三の通過検出スイッチSW7および第四の通過検出スイッチSW8のいずれか一方を通過してパチンコ機100外に排出されるようになっている。

第一の通過検出スイッチSW5〜第四の通過検出スイッチSW8は、以下のようにして機能させることが可能である。

すなわち、例えば、(1)第一の通過検出スイッチSW5〜第四の通過検出スイッチSW8を入賞カウントスイッチとして機能させるとともに、第一の通過検出スイッチSW5および第三の通過検出スイッチSW7を通過した遊技球を一般通路に案内するように構成する一方、第二の通過検出スイッチSW6および第四の通過検出スイッチSW8を通過した遊技球を、例えば、図78(c)および図78(d)に示すような内部構成によって、V通路および一般通路のいずれか一方に案内する構成としてもよい。なお、第二の通過検出スイッチSW6および第四の通過検出スイッチSW8の少なくともいずれか一方を一般通路に案内するように構成して、他方を図78(c)および図78(d)に示すような内部構成によって、V通路および一般通路のいずれか一方に案内する構成としてもよい。

また、(2)第一の通過検出スイッチSW5および第三の通過検出スイッチSW7を入賞カウントスイッチとして機能させるとともに、第二の通過検出スイッチSW6および第四の通過検出スイッチSW8をV通過スイッチとして機能させる構成としてもよい。この場合、V通過スイッチとして機能する第二の通過検出スイッチSW6および第四の通過検出スイッチSW8への通過を阻止する状態と許容する状態とに変更可能な上述したようなVシャッタを備えるようにしてもよい。また、例えば、V通過スイッチとして機能する通過検出スイッチの上流側に、第一の可変入賞口234bあるいは第二の可変入賞口235bに入球した遊技球を1個又は複数個滞留させる状態と遊技球の滞留を解除する状態とに変化可能な滞留部材を設けるようにしてもよい。滞留部材は、例えば、遊技球の滞留を解除するタイミングを適宜設定することによって、V通過スイッチへ通過しやすくしたり、通過し難くしたりすることを可能に構成してもよい。また、V通過スイッチへの通過を促進するために遊技球を滞留させるように構成してもよい。また、V通過スイッチとして機能する第四の通過検出スイッチSW8への通過を促進するために、第二の可変入賞口235bに入球した遊技球を1個又は複数個滞留させるための滞留部材を設けるようにしてもよい。なお、第二の通過検出スイッチSW6および第四の通過検出スイッチSW8のうちいずれか一方をV通過スイッチではなく入賞カウントスイッチとして機能させるようにしてもよい。また、第一の通過検出スイッチSW5および第三の通過検出スイッチSW7のうちいずれか一方を入賞カウントスイッチではなくV通過スイッチとして機能させるようにしてもよい。

また、(3)第一の通過検出スイッチSW5〜第四の通過検出スイッチSW8の総てを入賞カウントスイッチとして機能させ、V通路のような構成を備えない構成としてもよい。このような構成では、例えば、上述したようにして、第二の可変入賞口235c(第2のアタッカ)への遊技球の入賞により第三の遊技条件が成立するようなパチンコ機100に適用することができる。なお、第一の通過検出スイッチSW5〜第四の通過検出スイッチSW8の総てをV通過スイッチとして機能させるようにしてもよい。

次に、本実施形態における第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)、および、Vシャッタ2352aの各動作タイミングについて、図79を参照しながら説明する。

図79(a)は、特図1において特図Bが表示されて大当り(15R大当り)となった場合の大当り遊技における動作タイミングの一例を示すタイミングチャートであり、図79(b)は、特図1において特図Aが表示されて大当り(16R特別大当り)となった場合の大当り遊技における動作タイミングの一例を示すタイミングチャートであり、図79(c)は、特図1において特図Bが表示されて大当り(15R大当り)となった場合の大当り遊技における動作タイミングの一例を示すタイミングチャートである。ここで、図中A、BおよびCは、それぞれ遊技状態の種類を示しており、Aは特図低確率普図低確率状態であり、Bは特図低確率普図高確率状態であり、Cは特図高確率普図高確率状態である。

最初に、特図1において特図Bが表示されて大当り(15R大当り)となった場合の大当り遊技における動作タイミングについて説明する。

図79(a)に示すように、t1のタイミングとなって大当り遊技が開始すると、大当り開始演出が実行される。その後、t2のタイミングで1ラウンド目が開始され、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)の第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。ここで、大当り遊技の開始タイミングであるt1から1ラウンド目において第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態となるタイミングであるt2までの期間のうちの一部または全部の期間を大当り開始状態ということがある。その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、ソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位すると、ラウンド後閉鎖時間(第一の閉鎖時間:例えば、1.5秒)が設定される。その後、ラウンド後閉鎖時間が経過すると1ラウンド目が終了し、続いて、2ラウンド目が開始される。その後は、15ラウンド目が終了するまで同様の動作が繰り返し行われる。なお、1ラウンド目から15ラウンド目までは、Vシャッタ2352aに関する作動は行われない。ここで、第一の可変入賞口234aが開状態となる1ラウンド目から15ラウンド目を第二のラウンドということがある。

15ラウンド目が終了してt3のタイミングで16ラウンド目が開始すると、ソレノイドSOL2がONとなってシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位するとともに、ソレノイドSOL3がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。このとき、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開放時間としての第一の開放時間(例えば、0.1秒)と、Vシャッタ2352aの開放状態としての第一のV開放時間(例えば、0.1秒)が設定される。以下の説明において、この第一の開放時間を第一の期間ということがある。また、このように、第二の可変入賞口235aが開状態となる16ラウンド目を第一のラウンドということがある。さらに、図示はしないが、V通過スイッチSW2への遊技球の通過を有効なものとして取り扱う状態(以下、第一の領域有効状態ということがある。)である期間としてのV通過有効期間が設定される。ここで、第一の領域有効状態を、高確率変動決定領域有効状態という場合がある。V通過有効期間は、例えば、第一の開放時間よりもわずかに長い時間(例えば、第一の開放時間よりも0.1秒だけ長い時間)となっている。このようなV通過有効期間を第一の検出期間という場合がある。このように、本実施形態では、第一の検出期間は、第一の期間と少なくとも一部が重なっているということができる。なお、V通過有効期間は上述したものに限らず、例えば、特別電動役物(第一の可変入賞口234aおよび第二の可変入賞口235a)の開放中の期間をV通過有効期間としてもよい。また、例えば、特別電動役物の開放中および閉鎖期間(あるいは、この閉鎖期間のうちの第一の可変入賞口234aおよび第二の可変入賞口235aの入賞球を処理するための有効期間)中をV通過有効期間としてもよい。また、大当り遊技が実行されている期間をV通過有効期間としてもよい。そして、第一の開放時間および第一のV開放時間が経過してt4のタイミングとなると、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位するとともに、ソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態に変位する。このとき、図中期間Dで示されるラウンド後閉鎖時間(第一の閉鎖時間)が設定される。また、このとき、V通過有効期間においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過があったか否か(すなわち、第二の要件が満たされたか否か)が主制御部300のCPU304によって判定される。なお、後述するt5のタイミングでV通過有効期間においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過があったか否かの判定が行われてもよい。その後、ラウンド後閉鎖時間が経過してt5のタイミングとなると16ラウンド目が終了する。なお、16ラウンド目で設定されるラウンド後閉鎖時間は、他のラウンドのラウンド後閉鎖時間と同じ時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。このように、図79(a)に示すような動作を行う大当り遊技では、第二の可変入賞口235aの開放時間がきわめて短時間であるとともに、Vシャッタ2351aの開放時間もきわめて短時間であるため、仮に遊技球が第二の可変入賞口235aに入球した場合であっても、ほとんどの場合、V通路2340gに到達する前にVシャッタ2351aが閉状態となって遊技球の進入が阻止されるので、意図しない制御状態への移行を抑制できるようになっている。一方で、第二の可変入賞口235aが短開放した場合であっても、Vシャッタ2352aが開状態とされるので、V通路2340gへの遊技球の通過の機会は確保される。なお、本実施形態において、Vシャッタ2352aの開放時間に対応してV通過有効期間が設定され、少なくともこのV通過有効期間以外のタイミングで遊技球のV通路2340gへの進入(すなわち、V通過スイッチSW2への遊技球の通過の検出)があった場合に、エラーと判断するようにしてもよい。ここで、V通過有効期間は、シャッタ部材2351aの開放時間と少なくとも一部が重なるように設定されるようにしてもよいし、重ならないように設定されていてもよい。

そして、ラウンド後閉鎖時間が経過してt5のタイミングとなると、図中期間Eで示される大当り終了演出時間が設定される。大当り終了演出時間では、例えば、図76を参照して上述した第一の演出Bが大当り終了演出として実行される。

その後、t6のタイミングで大当り遊技が終了し、遊技状態が移行する。本実施形態では、この大当り遊技の終了により、第三の要件を満たすこととなる。図79(a)に示す例では、大当り遊技においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過の検出がなかったので、t6のタイミングで、大当り遊技状態から特図低確率普図高確率状態(第一の遊技状態)に移行する。

ここで、図中期間Dおよび期間Eの一部または全部の期間を大当り終了状態ということがある。

次に、特図1において特図Aが表示されて大当り(16R特別大当り)となった場合の大当り遊技における動作タイミングについて説明する。

図79(b)に示すように、t1のタイミングとなって大当り遊技が開始すると、大当り開始演出が実行される。その後、t2のタイミングで1ラウンド目が開始され、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)の第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、ソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位すると、ラウンド後閉鎖時間(第一の閉鎖時間:例えば、1.5秒)が設定される。その後、ラウンド後閉鎖時間が経過すると1ラウンド目が終了し、続いて、2ラウンド目が開始される。その後は、15ラウンド目が終了するまで同様の動作が繰り返し行われる。なお、1ラウンド目から15ラウンド目までは、Vシャッタ2352aに関する作動は行われない。

15ラウンド目が終了してt3のタイミングで16ラウンド目が開始すると、ソレノイドSOL2がONとなってシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位するとともに、ソレノイドSOL3がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。このとき、第二の開放時間(例えば、29.0秒;長時間開放(ロング開放))とともに第一のV開放時間(例えば、0.1秒)が設定される。そして、第一のV開放時間が経過してt4aのタイミングとなると、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位する。このとき、第一のV閉鎖時間(例えば、3秒)が設定される。一方、第二の可変入賞口235aは、第二の開放時間に設定されているので、Vシャッタ2352aが閉状態となった後も、引き続きシャッタ部材2351aは開状態のままである。以下の説明において、この第二の開放時間を第二の期間ということがある。そして、第一のV閉鎖時間が経過すると、再び、ソレノイドSOL3がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。その後、例えば、S2のタイミングで、第二の可変入賞口235aに入球した遊技球がV通過スイッチSW2を通過すると、V通過スイッチSW2から検出信号が出力される。すなわち、第三の遊技条件が成立する。その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、t4bのタイミングでソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態に変位する。このとき、第一のV開放時間(例えば、0.1秒)が設定されるとともに、図中期間Dで示されるラウンド後閉鎖時間(第一の閉鎖時間)が設定される。なお、図79(b)に示される大当り遊技においても、Vシャッタ2352aの開放時間に対応してV通過有効期間(第二の検出期間)が設定される。第二の検出期間は、第一の検出期間よりも長い期間となっている。そして、第一のV開放時間が経過してt4cのタイミングとなると、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位する。また、このとき、V通過有効期間においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過があったか否か(すなわち、第二の要件が満たされたか否か)が主制御部300のCPU304によって判定される。なお、後述するt5aのタイミングでV通過有効期間においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過があったか否かの判定が行われてもよい。その後、ラウンド後閉鎖時間が経過してt5aのタイミングとなると16ラウンド目が終了する。このように、本実施形態では、長時間開放(ロング開放)に設定された第二の可変入賞口235aが開状態となっている期間を第二の期間ということがある。この第二の期間は、上述した第一の期間よりも少なくとも長い期間になっているということができる。

そして、ラウンド後閉鎖時間が経過してt5aのタイミングとなると、図中期間Eで示される大当り終了演出時間が設定される。大当り終了演出時間では、例えば、図76を参照して上述した第二の演出Bが大当り終了演出として実行される。

その後、t6aのタイミングで大当り遊技が終了し、遊技状態が移行する。本実施形態では、この大当り遊技の終了により、第三の要件を満たすこととなる。図79(b)に示す例では、大当り遊技においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過の検出があったので、t6aのタイミングで、大当り遊技状態から特図高確率普図高確率状態(第二の遊技状態)に移行する。一方、大当り遊技においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過の検出がなかった場合、すなわち、少なくとも第二の検出期間にV通路2340gへ遊技球が進入したことが検出されずに第一の要件を満たした場合には、大当り遊技状態から特図低確率普図高確率状態(第一の遊技状態)に移行することとなる。

次に、特図1において特図Bが表示されて大当り(15R大当り)となった場合の大当り遊技における動作タイミングについて、図79(c)を参照しながら説明する。図79(c)は、図79(a)と異なり、大当り遊技においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過の検出があった場合の動作タイミングの例について示されている。以下では、図79(a)とは同一の動作については説明を省略し、異なる動作について説明する。

図79(c)に示す例では、15ラウンド目が終了してt3のタイミングで16ラウンド目が開始し、上述のようにしてシャッタ部材2351aおよびVシャッタ2352aがそれぞれ閉状態から開状態に変位した後、シャッタ部材2351aおよびVシャッタ2352aが開状態から閉状態となるまでの間に、S1のタイミングでV通過スイッチSW2への遊技球の通過の検出が発生している。すなわち、第三の遊技条件が成立する。換言すれば、図79(c)に示される大当り遊技は、イレギュラー確変である大当り遊技である。上述したように、Vシャッタ2352aが少なくとも開状態に変位している間はV通過有効期間(第一の検出期間)が設定されており、この期間に、V通過スイッチSW2への遊技球の検出があった場合には、第二の要件を満たすこととなる。

その後、t5のタイミングで図中期間Eで示される大当り終了演出時間が設定され、この期間Eにおいては大当り終了演出が実行されるが、大当り遊技終了後に第二の遊技状態に移行するにもかかわらず、第一の遊技状態に移行する旨の演出である第一の演出Bが大当り終了演出として実行されることとなる。本実施形態では、例えば、15R大当り図柄である「特図B」に対応して、大当り終了演出として第一の演出Bが実行される。すなわち、第一の演出Bは、第二の要件が満たされたことを条件として実行される演出ではない。換言すれば、第一の演出Bの実行条件に、第二の要件が満たされたことは含まれない。あるいは、15R大当り図柄(例えば、「特図B」)での大当りの大当り遊技中に実行される第一の演出Bは、V通過スイッチSW2へ遊技球が通過したか否かの情報に(直接的に、あるいは、間接的に)基づいて実行されるものではなく、例えば、大当り図柄の情報に基づいて実行されるものである。なお、第一の演出Bは、15R大当り(例えば、「特図B」での大当り)による大当り遊技において、第二の要件が満たされた場合に、実行される場合がある演出であってもよい。

その後、t6のタイミングで大当り遊技が終了し(すなわち、第三の要件を満たし)、遊技状態が移行するが、図79(a)に示す例とは異なり、大当り遊技においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過の検出があったので、t6のタイミングで大当り遊技状態から特図高確率普図高確率状態(第二の遊技状態)に移行する。

次に、ラウンド間での第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)および第二の可変入賞口235aの動作タイミングの一例について、図80を参照しながら説明する。

図80(a)は、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が閉状態となってから次のラウンドで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態となるまでのタイミングの第一の例を示すタイミングチャートであり、図80(b)は、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が閉状態となってから次のラウンドで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態となるまでのタイミングの第二の例を示すタイミングチャートである。また、図80(c)は、大当り遊技において少なくとも2つのラウンドで第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が開閉する場合における第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開閉パターンの一例について説明するタイミングチャートである。ここで、図中A、BおよびCは、それぞれ遊技状態の種類を示しており、Aは特図低確率普図低確率状態であり、Bは特図低確率普図高確率状態であり、Cは特図高確率普図高確率状態である。

最初に、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が閉状態となってから次のラウンドで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態となるまでのタイミングの第一の例について説明する。

図80(a)に示すように、t1のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開放するラウンドが開始すると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)の第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)へ入球した遊技球の検出を確実に行わせるための第1のアタッカへの入賞についての有効期間(アタッカ1有効期間)が設定される。その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、t2のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、図中期間Fで示されるラウンド後閉鎖時間(第二の閉鎖時間:例えば、0.9秒)が設定されるとともに、開状態において第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)へ入球した遊技球の検出を確実に行わせるために、第1のアタッカの入賞についての有効期間が第三の時間(例えば、1秒)だけ延長される。本実施形態では、第二の閉鎖時間よりも第三の時間の方が長く設定されているが、第二の閉鎖時間よりも第三の時間の方が短く設定されていてもよいし、同じ時間に設定されていてもよい。また、第二の閉鎖時間および第三の時間は任意の時間に設定可能である。

続いて、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が閉状態となった後、第二の閉鎖時間が経過してt3のタイミングとなると、次のラウンドが開始して、ソレノイドSOL2がONとなってシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位するとともに、ソレノイドSOL3がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。このとき、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)へ入球した遊技球の検出を確実に行わせるための第2のアタッカの入賞についての有効期間(アタッカ2有効期間)と、V通過スイッチSW2への遊技球の通過を有効なものとして取り扱う期間としてのV通過有効期間が設定される。また、このとき、上述した第一のV開放時間(例えば、0.1秒)が設定される。そして、第一のV開放時間が経過してt4のタイミングとなると、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位する。このとき、第一のV閉鎖時間(例えば、3秒)が設定される。また、このとき、Vシャッタ2352aが開状態の間に通過した遊技球を有効なものとして確実に検出できるように、V通過有効期間が第四の時間(例えば、0.1秒)だけ延長される。一方、t4のタイミングでは、上述したアタッカ1有効期間が終了する。なお、アタッカ1有効期間は、Vシャッタ2352aの閉状態への変位のタイミングと同一でなくてもよいことは言うまでもない。そして、その後第四の時間が経過してt5のタイミングとなると、V通過有効期間が終了する。また一方で、第二の可変入賞口235aは、開放時間が29.0秒である長時間開放(ロング開放)に設定されているので、Vシャッタ2352aが閉状態となった後も、引き続きシャッタ部材2351aは開状態のままである。

その後、第一のV閉鎖時間が経過してt6のタイミングとなると、再び、ソレノイドSOL3がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。また、同時に、V通過有効期間も設定される。その後、例えば、t7のタイミングで、第二の可変入賞口235aに入球した遊技球がV通過スイッチSW2を通過すると、V通過スイッチSW2から検出信号が出力される。すなわち、第三の遊技条件が成立する。その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、t8のタイミングでソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態に変位する。このとき、図中期間G1で示されるラウンド後閉鎖時間(第三の閉鎖時間:例えば、0.9秒)が設定されるとともに、開状態において第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)へ入球した遊技球の検出を確実に行わせるために、第2のアタッカの入賞についての有効期間が第三の時間(例えば、1秒)だけ延長される。また、開状態において第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)へ入球した遊技球がV通過スイッチSW2を通過することができるように、第二のV開放時間(例えば、1.1秒)が設定される。すなわち、図80(a)に示す例では、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が閉状態となってから0.1秒後に終了するように第二のV開放時間が設定されている。さらに、Vシャッタ2352aが開状態の間に通過した遊技球を有効なものとして確実に検出できるように、V通過有効期間が第五の時間(例えば、1.2秒)だけ延長される。すなわち、図80(a)に示す例では、Vシャッタ2352aが閉状態となってから0.1秒後に終了するようにV通過有効期間が設定されている。なお、本実施形態では、第二の閉鎖時間と第三の閉鎖時間とを同一の時間に設定したが、異なる時間に設定されていてもよい。

そして、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が閉状態となった後、第三の閉鎖時間が経過してt9のタイミングとなると、次のラウンドが開始して、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)の第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、上述したのと同様にアタッカ1有効期間が設定される。

一方で、第三の時間が経過してt10のタイミングとなると、上述したアタッカ2有効期間が終了する。その後、上述したようにして設定された第二のV開放時間が経過してt11のタイミングとなると、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位する。続いて、第五の時間が経過してt12のタイミングとなると、V通過有効期間が終了する。

このように、図80(a)に示す例では、t10〜t12のタイミングが第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態となった後のタイミングとなっており、ラウンド間のアタッカの閉鎖時間を短くしていわゆるムダ打ちによる遊技球のロスを低減させることができる場合がある。

次に、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が閉状態となってから次のラウンドで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態となるまでのタイミングの第二の例について説明する。この例では、図80(b)に示すように、t8のタイミングで設定されるラウンド後閉鎖時間が異なる点を除いて図80(a)に示される第一の例と同一であるので、異なる点のみ説明し、同一の点については説明を省略する。

図80(b)に示すように、第二の例では、t8のタイミングで図中期間G2で示されるラウンド後閉鎖時間(第四の閉鎖時間:例えば、1.3秒)が設定され、その後、第四の閉鎖時間が経過してt13のタイミングとなると、次のラウンドが開始して、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)の第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、上述したのと同様にアタッカ1有効期間が設定される。

このように、図80(b)に示す例では、t10〜t12のタイミングの後に次のラウンドが開始して第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態となるように設定されている。そのため、第2のアタッカが開放される第一のラウンドに係る処理が完了した後に、この第一のラウンドに続いて実行される第二のラウンドの処理を開始させることができるため、処理負荷が軽減できる場合がある。

図80(c)は、大当り遊技において少なくとも2つのラウンド(例えば、14ラウンド目と16ラウンド目)で第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)を開閉させる場合における第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開閉パターンの一例である。

この例では、第1のV開放ラウンド(14ラウンド目)における第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開閉パターンと、第2のV開放ラウンド(16ラウンド目)における第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開閉パターンが異なっているが、Vシャッタ2352aの開閉パターンは、第1のV開放ラウンドも第2のV開放ラウンドも同一となっている。

次に、大当りとなる特図の変動表示が開始されてから大当り遊技が終了するまでの動作について説明する。

図81は、大当りとなる特図の変動表示が開始されてから大当り遊技が終了するまでの動作の一例を示すタイミングチャートである。なお、この一例は、特図1において特図Bが表示されて実質15R大当りとなった場合の動作を示している。ここで、図中A、BおよびCは、それぞれ遊技状態の種類を示しており、Aは特図低確率普図低確率状態であり、Bは特図低確率普図高確率状態であり、Cは特図高確率普図高確率状態である。

図81に示すように、特図1の変動表示の開始条件が成立すると、t1のタイミングで特図1の変動が開始される。このとき、遊技状態は、特図低確率普図低確率状態である。その後、t2のタイミングで特図1の変動表示が停止して表示結果(例えば、特図B)が導出される。続いて、t3のタイミングで大当り遊技が開始して大当り開始演出が実行された後、t4のタイミングで1ラウンド目が開始して第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が閉状態から開状態に変位する。その後、ラウンド終了条件が成立すると、t5のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態から閉状態に変位してラウンド間演出が実行される。続いて、t6のタイミングとなると、2ラウンド目が開始して第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が閉状態から開状態に変位し、ラウンド終了条件が成立すると、t7のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開状態から閉状態に変位してラウンド間演出が実行される。上述した動作は、15ラウンド目が終了するまで繰り返し行われる。その後、t8のタイミングで16ラウンド目が開始すると、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が閉状態から開状態に変位するとともに、Vシャッタ2352aも閉状態から開状態に変位する。この例では、第2のアタッカは短時間開放(例えば、0.1秒)となっているため、第2のアタッカへの遊技球の入賞の可能性はほとんどない。その後、t9のタイミングで第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)およびVシャッタ2352aはいずれも開状態から閉状態に変位して大当り遊技の終了演出が実行される。その後、t10のタイミングで大当り遊技が終了して、遊技状態が移行され、特図1の変動表示が開始される。なお、このとき、特図2の変動表示の開始が保留されている場合には、特図1に優先して特図2の変動表示が開始されることとなる。この例では、大当り遊技においてV通過スイッチSW2への遊技球の通過がなかったので、大当り遊技後は、特図低確率普図高確率状態に移行することとなる。

本実施形態では、図中Hで示す期間において、一連の演出が実行可能である。一連の演出としては、例えば、図20〜図36に示される演出例、図38〜図43に示される演出例、図51〜図67に示される演出例、後述する図82〜図87に示される演出例、図90〜図95に示される演出例、図98〜図100に示される演出例、図103〜図106に示される演出例、および、図108に示される演出例等が適用可能である。

続いて、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例について説明する。

図82は、第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。

図82(a)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。また、特図1の保留を表す第1の特図1保留表示h11、第2の特図1保留表示h12、第3の特図1保留表示h13および第4の特図1保留表示h14がいずれもデフォルトの表示態様で表示されている。

なお、図82には、第1特図表示装置212や第1特図保留ランプ218、および第2特図表示装置214や第2特図保留ランプ220も示されている。図82(a)では、特図1の変動表示の保留数が4つあるので、第1特図保留ランプ218における4つのランプが点灯している。

また、第1特図表示装置212および第2特図表示装置214には、それぞれハズレ図柄である「特図E」が停止表示されている。そして、装飾図柄表示装置208の右上隅部分には、第1特図表示装置212の表示状態に対応して可変表示する特図1第四図柄t1と、第2特図表示装置214の表示状態に対応して可変表示する特図2第四図柄t2とが表示されている。図82(a)では、特図1第四図柄t1は、第1特図表示装置212に停止表示されている「特図E」に対応して、例えば、ハズレ図柄である白色丸印が停止表示された状態となって表示されている。特図2第四図柄t2は、第2特図表示装置214に停止表示されている「特図E」に対応して、例えば、ハズレ図柄である白色四角印が停止表示された状態となって表示されている。なお、特図1第四図柄t1および特図2第四図柄t2は、図82以下では、説明の便宜のため、停止表示された図柄が認識できる態様で装飾図柄表示装置208に表示されているが、実際には、停止表示された図柄が遊技者に認識困難な態様で表示されている。なお、特図1第四図柄t1および特図2第四図柄t2が遊技者に認識可能な態様で表示されていてもよい。

図82(b)では、特図1の保留(第1保留)が消化され、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13のみが表示されている。また、図82(b)に示す第1特図表示装置212は図柄変動表示を開始しており、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、装飾図柄の変動表示において、様々な演出が可能であり、このような装飾図柄の変動表示中に実行される演出は第三の演出の一例である。第三の演出は、装飾図柄表示装置208における表示に限らず、スピーカ120からの音声出力や、各種ランプ418の点滅等によっても実行可能である。また、第三の演出は、先読み予告演出や当該変動における予告演出等を含む場合もある。第1特図表示装置212は、図柄変動表示中には、7セグメントの総てが点灯し、一瞬消灯し、再び7セグメントの総てが点灯する点滅を繰り返す。特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して、例えば、丸印内に表されている色が複数種類に変化する態様で変動表示が行われる。

その後、図82(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1停止および第2停止が行われ、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾4」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、リーチ状態となったことを報知する演出を行うようにしてもよい。このようなリーチ状態となったことを報知する演出は、第三の演出の一例である。

その後、図82(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに発展する表示が行われる。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示される。このようなスーパーリーチにおける演出は、第三の演出の一例である。

その後、スーパーリーチが終了すると、図82(e)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾4」が停止表示されて、各装飾図柄が揺れ変動を開始する。すなわち、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示される。

その後、図82(f)に示すように、第1特図表示装置212に16R大当り図柄である「特図A」が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示される「特図A」に対応する黒色丸印の図柄が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208には、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。

第1特図表示装置212に「特図A」が停止表示されると、大当り遊技が開始され、装飾図柄表示装置208では、図82(g)に示すような大当り開始演出が実行される。このとき、右打ちを指示する表示も行われている。

その後、大当り開始演出が終了して1ラウンド目に移行すると、図82(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示される。なお、装飾図柄表示装置208の左上隅には、確定表示された装飾図柄の組み合わせが表示されている。また、装飾図柄表示装置208の左下隅には、連荘回数が表示されている。今回の大当り遊技は、特図低確率普図低確率状態(通常の遊技状態)から移行した初回の大当り遊技であるため、装飾図柄表示装置208の左下隅には、その旨の表示である「1回目」の表示が行われている。なお、図82(h)の中央下部には、主制御部300での制御状態が表されており、大当り遊技の1ラウンド目の制御状態であることが示されている。

図82(i)は、4ラウンド目における演出内容を示している。図82(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、16ラウンド目において第二の可変入賞口235aが長時間開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来するか否かを示唆する昇格演出が行われ、その結果、昇格演出に成功した演出内容が実行される。すなわち、第三の遊技条件が成立しやすい大当り遊技であることが報知される。なお、図82(i)に示すように、主制御部300は、4ラウンド目の制御状態となっている。

その後、大当り遊技が進行して、15ラウンド目になると、図82(j)に示すような演出が実行される。すなわち、図82(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の15ラウンド目であることの表示が行われるとともに、次のラウンド、すなわち16ラウンド目でV通過を行わせることを促す旨の「次のRでVを狙え」という表示が行われる。これにより、遊技者にV通過を確実に行わせることができる場合がある。なお、図82(j)に示すように、主制御部300は、15ラウンド目の制御状態となっている。

その後、16ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aが開状態となるとともに、Vシャッタ2352aが開状態となってV通過が容易な状態となり、装飾図柄表示装置208では、図82(k)に示すように、16ラウンド目であることの表示が行われるとともに、V通過させることを促進する旨の「V狙え」という表示が行われる。なお、図82(k)に示すように、主制御部300は、16ラウンド目の制御状態となっている。

そして、図82(l)に示すタイミングで、第二の可変入賞口235a内のV通過スイッチSW2への遊技球の通過(V通過)があると、図82(m)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。すなわち、この確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示は、V通過があったことに基づいて表示されるものである。

その後、16ラウンド目が終了すると、図82(n)に示すような態様で大当り遊技の終了演出が行われる。上述した大当り遊技においては、16ラウンド目にV通過したことにより、第三の遊技条件が成立したので、大当り遊技の終了後(第三の要件を満たした後)に150回の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。そのため、大当り遊技の終了演出では、確変状態に移行する旨を表す「吉宗モード突入」の表示(第二の演出)が行われる。

上述したようにして大当り遊技が終了すると、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行し、図82(o)に示すように、装飾図柄表示装置208において、確変状態である旨の「吉宗モード」の演出が実行されるとともに、大当りとなる演出表示の内容を説明する「敵を倒すと大当り」の表示が行われる。このとき、特図2の変動表示の保留がなく、特図1の変動表示の保留が3つであったので、特図1の保留(第1保留)が消化され、第1特図表示装置212の図柄変動表示が開始されるとともに、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始される。なお、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の左上隅において変動表示されている。また、装飾図柄表示装置208の中央上部には、確変状態を実行可能な図柄変動表示の残り回数が表示されており、図柄変動表示が開始される毎に1ずつデクリメントされる。さらに、装飾図柄表示装置208の右側には、第1の特図2保留表示h21、第2の特図2保留表示h22、第3の特図2保留表示h23および第4の特図2保留表示h24が表示されているが、特図2の変動表示の保留がないことから、いずれもブランクである旨の表示がなされている。また、大当り遊技において表示されていた、連荘回数の表示や右打ちを指示する表示も引き続き行われている。

その後、第1特図表示装置212の図柄変動表示の実行中に、第2特図始動口232へ少なくとも4つの遊技球の入賞があると、4つの特図2の変動表示が保留される。すると、図82(p)に示すように、第2特図保留ランプ220における保留ランプが4つとも点灯する。併せて、第1の特図2保留表示h21〜第4の特図2保留表示h24においてデフォルトの表示態様での保留表示が行われる。

図83は、第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図83(a)〜図83(e)に示される演出は、図82(a)〜図82(e)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

図83(f)に示す例では、装飾図柄表示装置208に、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されるが、第1特図表示装置212に16R大当り図柄である「特図B」が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示される「特図B」に対応する青色丸印の図柄が停止表示される。

第1特図表示装置212に「特図B」が停止表示されると、大当り遊技が開始され、装飾図柄表示装置208では、図83(g)に示すような大当り開始演出が実行される。なお、図83(g)および図83(h)に示される演出は、図82(g)および図82(h)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

その後、4ラウンド目になると、図83(i)に示すような演出内容が実行される。すなわち、図83(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した昇格演出が行われた結果、昇格演出に失敗した演出内容が実行される。すなわち、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技であることが報知される。このような失敗演出は、図83(j)に示すように、15ラウンド目まで継続して行われる。

その後、大当り遊技が進行して、16ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aが開状態となるとともに、Vシャッタ2352aが開状態となるが、いずれもきわめて短い時間だけの開状態であるので、V通過がきわめて困難となっている。装飾図柄表示装置208では、図83(k)に示すように、16ラウンド目となっても上述した失敗演出が継続して行われる。

そして、図83(l)に示すように、V通過スイッチSW2への遊技球の通過がなく、図83(m)に示すように、16ラウンド目が終了すると、図83(n)に示すような態様で大当り遊技の終了演出が行われる。上述した大当り遊技においては、16ラウンド目にV通過がなかったことにより、第三の遊技条件が成立しなかったので、大当り遊技の終了後(第三の要件を満たした後)に、100回の図柄変動表示が行われる間、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行する。大当り遊技の終了演出では、電サポ状態に移行する旨を表す「探索モード突入」の表示(第一の演出)が行われる。

上述したようにして大当り遊技が終了すると、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行し、図83(o)に示すように、装飾図柄表示装置208において、電サポ状態である旨の「探索モード」の演出が実行されるとともに、大当りとなる演出表示の内容を説明する「姫発見で大当り」の表示が行われる。このとき、特図2の変動表示の保留がなく、特図1の変動表示の保留が3つであったので、特図1の保留(第1保留)が消化され、第1特図表示装置212の図柄変動表示が開始されるとともに、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始される。なお、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の左上隅において変動表示されている。また、装飾図柄表示装置208の中央上部には、電サポ状態を実行可能な図柄変動表示の残り回数が表示されており、図柄変動表示が開始される毎に1ずつデクリメントされる。さらに、装飾図柄表示装置208の右側には、第1の特図2保留表示h21、第2の特図2保留表示h22、第3の特図2保留表示h23および第4の特図2保留表示h24が表示されているが、特図2の変動表示の保留がないことから、いずれもブランクである旨の表示がなされている。また、大当り遊技において表示されていた、連荘回数の表示や右打ちを指示する表示も引き続き行われている。

その後、第1特図表示装置212の図柄変動表示の実行中に、第2特図始動口232へ少なくとも4つの遊技球の入賞があると、4つの特図2の変動表示が保留される。すると、図83(p)に示すように、第2特図保留ランプ220における保留ランプが4つとも点灯する。併せて、第1の特図2保留表示h21〜第4の特図2保留表示h24においてデフォルトの表示態様での保留表示が行われる。

なお、確変状態あるいは電サポ状態において、特図1において特図B等の第三の遊技条件が成立し難い大当りとなった場合に移行される大当り遊技でも、この演出例による演出が実行される場合がある。あるいは、このような場合にこの演出例とは異なる特有の演出を行ってもよい。

図84は、第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図84(a)〜図84(h)に示される演出は、図82(a)〜図82(h)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

図84(i)は、4ラウンド目における演出内容を示している。すなわち、図84(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した昇格演出が行われた結果、昇格演出に失敗した演出内容が実行される。すなわち、この時点では、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技であることが示唆される。

ところが、この演出例においては、図84(j)に示すように、14ラウンド目において、復活演出が行われ、昇格演出に成功した旨の演出内容が装飾図柄表示装置208において実行される。すなわち、第三の遊技条件が成立しやすい大当り遊技であることが報知されるのである。

その後は、図84(k)〜図84(q)に示される演出が行われる。これらの演出は、図82(j)〜図82(p)に示して上述したのと同様である。

なお、この演出例のように、失敗演出の後に復活演出が行われる大当り遊技と、成功演出が行われる大当り遊技とで、例えば、第二の可変入賞口235aの開放パターンを異ならせるようにしてもよく、さらに、その結果、大当り遊技における出玉を変化させて利益に差別を設けるようにしてもよい。

図85は、第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図85(a)〜図85(k)に示される演出は、図83(a)〜図83(k)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

図85(l)は、図83(l)に示した例とは異なり、V通過スイッチSW2へ遊技球が通過(V通過)した状態を示している。すると、図85(m)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。なお、この場合において、「V」の表示を行わないようにしてもよい。また、「V」の表示以外の特有の表示を行うようにしてもよい。また、「V」の表示に代えて、表示以外の他の報知手段(例えば、音声の出力やランプの点滅等)により報知を行うようにしてもよい。また、確変獲得が確定した旨の報知が複数種類の手段(例えば、音声出力による報知手段と表示による報知手段)により実行される場合には、一部の手段でのみ実行するようにしてもよい。

そして、16ラウンド目が終了すると、図85(n)に示すような態様で大当り遊技の終了演出が行われる。この演出例では、16ラウンド目にV通過があったものの、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技において生じたもの(すなわち、イレギュラーによるV通過)であるので、確変状態に移行する旨を表す「吉宗モード突入」の表示(第二の演出)は行わず、図85(n)に示すように、電サポ状態に移行する旨を表す「探索モード突入」の表示(第一の演出)が行われる。この場合に、電サポ状態である期間が100回の図柄変動表示が行われるまでである旨を表示するようにしてもよい。本実施形態では、この「探索モード突入」の表示を行うか否かについては、例えば、大当り図柄の種類に基づいて決定されるものであり、V通過があったか否かに基づいて表示されるものではない。なお、「探索モード突入」の表示を行うか否かについて、第三の遊技条件が成立し難い大当りであることを示す大当り図柄(例えば、「特図B」)で大当りして移行した大当り遊技状態において、V通過があったことに基づいて決定するようにしてもよい。

上述したようにして大当り遊技が終了すると、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行し、図85(o)および図85(p)に示すような演出が実行される。なお、図85(o)および図85(p)に示される演出は、図82(o)および図82(p)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

なお、上述した演出例では、確変状態における演出および電サポ状態における演出をそれぞれ一種類ずつ示したが、複数種類あってもよく、例えば、停止表示された特図の種類に応じて異ならせるようにしてもよい。また、第一の演出および第二の演出をそれぞれ一種類ずつ示したが、複数種類あってもよく、例えば、第一の演出にあっては、上述した「探索モード突入」の表示を行う演出の他、図85(q)に示すように、「冒険モード突入」の表示を行う演出が実行されるようにしてもよい。第二の演出についても同様である。

なお、確変状態あるいは電サポ状態において、特図1において特図B等の第三の遊技条件が成立し難い大当りとなった場合に移行される大当り遊技でも、この演出例による演出が実行される場合がある。

図86は、第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図86(a)〜図86(k)に示される演出は、図82(a)〜図82(k)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

図86(l)では、図82(l)に示した例とは異なり、V通過スイッチSW2への遊技球の通過(V通過)がなく、16ラウンド目が終了した状態が示されている。すると、図86(m)に示すように、電サポ状態に移行する旨を表す「探索モード突入」の表示(第一の演出)が行われる。この演出例では、確変状態に移行されやすい第二の大当り遊技状態となったが、16ラウンド目にV通過がなかったことにより第三の遊技条件が成立しなかったために(すなわち、イレギュラーによるV不通過であったために)、第一の演出が行われることを示している。

上述したようにして大当り遊技が終了すると、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行し、図86(n)および図86(o)に示すような演出が実行される。なお、図86(n)および図86(o)に示される演出は、図83(o)および図83(p)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

なお、上述した演出例では、成功演出が行われた後でV通過がなかった場合について示したものであるが、図84のように、失敗演出の後に復活演出が行われ、その後にV通過がなかった場合にも同様の演出が行われる。ここで、失敗演出の後に復活演出が行われ、その後にV通過がなかった場合には、例えば、第一の演出として、図86(m)とは異なる内容の演出が行われるようにしてもよい。また、電サポ状態における演出を「探索モード」とは異なったものであってもよい。

図87は、第8実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。図87に示される演出例は、図86(m)に示される演出が図87(m)に示される演出とは異なる点を除いて、図86に示される演出例と同様であるので、異なる点についてのみ説明し、その他については説明を省略する。

図87(m)では、図86(m)に示される演出とは異なり、確変状態に移行する旨を表す「吉宗モード突入」の表示(第二の演出)が行われる。この演出例では、確変状態に移行されやすい第二の大当り遊技状態において、16ラウンド目にV通過がなかったことにより第三の遊技条件が成立しなかった場合でも、電サポ状態に移行する旨を表す「探索モード突入」の表示(第一の演出)を行わずに、第二の演出を行うものである。この場合において、第二の演出は、例えば、V通過があったか否かに基づいて表示するか否かを決定せずに、大当り図柄の種類に基づいて表示するか否かを決定するようにしてもよいし、V通過があったか否かに基づいて表示するか否かを決定するようにしてもよい。

本実施形態において、第二の大当り遊技状態でイレギュラーによるV不通過となった場合に、図86に示される演出例および図87に示される演出例のうちのいずれか一方のみを実行するようにしてもよいし、両方を実行するようにしてもよい。

[実施形態9]
本発明の第9実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施形態におけるパチンコ機100は、図74に示されるアタッカユニット2340を備えたものを例に説明するが、もちろん、図3に示すような遊技盤200を備えたパチンコ機100にも本実施形態を適用することもできる。

図88(a−1)は、第9実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、図88(a−2)は、第9実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものである。

図88(a−1)にも図88(a−2)にも、図柄変動表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図E」の5種類の特図が示されている。

第9実施形態でも、特図1の停止図柄態様と、特図2の停止図柄態様は共通している。また、第9実施形態では、大当りは16ラウンド大当りと4ラウンド大当りとがあり、いずれも電サポ付きの大当りである。具体的には、特図2では大当り図柄は総て確変獲得を予定した大当り(特別大当り)であって、「特図A」と「特図B」が16ラウンド大当りとなっており、「特図C」が4ラウンド大当りとなっている。一方、特図1では「特図A」と「特図B」のみが確変を予定した大当り(特別大当り)であり、「特図C」は、確変獲得を予定していない大当りであって、「特図A」が16ラウンド大当りとなっており、「特図B」と「特図C」が4ラウンド大当りとなっている。このように、第二の遊技状態に移行しやすい第二の大当り遊技状態が開始される特別大当りとなる特図1における「特図A」と「特図B」や特図2における「特図A」〜「特図C」を第二の図柄という場合があり、確変獲得を予定していない(すなわち、第二の遊技状態に移行し難い)第一の大当り遊技状態が開始される大当りとなる特図1における「特図C」を第一の図柄という場合がある。

図88(b−1)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示したものであり、図88(b−2)は、特図2の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示したものである。

特図1において特図Aが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜3ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、4ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放し、5ラウンド〜16ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放する。すなわち、特図1における特図Aは、1ラウンド〜16ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な16ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図1において特図Bが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜3ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、4ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放する。すなわち、特図1における特図Bは、1ラウンド〜4ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な4ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図1において特図Cが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜3ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)は29.0秒開放するが、4ラウンドでは、第2の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が0.1秒しか開放しない。すなわち、特図1における特図Cは、1ラウンド〜3ラウンドでは、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能であるが、4ラウンドでは、可変入賞口への入球の可能性がほとんどない実質3ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図2において「特図A」および「特図B」が表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜3ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、4ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放し、5ラウンド〜16ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放する。すなわち、特図2における特図Aおよび特図Bは、1ラウンド〜16ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な16ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図2において「特図C」が表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜3ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、4ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放する。すなわち、特図2における特図Cは、1ラウンド〜4ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な4ラウンド大当りであることを示す図柄である。

本実施形態では、上記いずれの図柄による大当り遊技においても、4ラウンドとなって、第二の可変入賞口235aの開放中に入球した遊技球が第二の可変入賞口235a内の確変領域に設けられたV通過スイッチSW2を通過すると確変作動領域がONとなり、大当り遊技終了後、150回の図柄変動表示が行われる間、第二の遊技状態の一例である特図高確率普図高確率状態が維持される。一方、大当り遊技において、V通過スイッチSW2を遊技球が通過しなかった場合は、確変作動領域がONとならず(確変作動領域がOFFのままであり)、大当り遊技終了後、100回の図柄変動表示が行われる間、第一の遊技状態の一例である特図低確率普図高確率状態が維持される。

第9実施形態では、4ラウンド目に第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)のV通過スイッチSW2を遊技球が通過することで、第三の遊技条件が成立する。したがって、特図1の特図Cによる大当りは、確変獲得の可能性は0%ではないものの、その可能性は極めて低く、確変獲得を予定していない大当りということができる。一方、特図1の特図A,Bによる大当りは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあって、V通過スイッチSW2への遊技球の通過の可能性が高く、確変獲得を予定した大当りということができる。

また、特図2において特図A,Bが表示されて移行される大当り遊技でのアタッカの作動は、特図1における特図Aの場合のアタッカの作動と同じである。また、特図2において特図Cが表示されて移行される大当り遊技でのアタッカの作動は、特図1における特図Bの場合のアタッカの作動と同じである。したがって、特図2の大当り図柄(特図A〜C)による大当りはいずれも、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあって、V通過スイッチSW2への遊技球の通過の可能性が高く、確変獲得を予定した大当りということができる。なお、特図2における特図A〜Cによる大当りにおけるアタッカの作動について、特図1における特図Aあるいは特図Bによる大当りにおけるアタッカの作動態様とは異なっていてもよい。

このように、特図1における特図Cが表示されて移行される4ラウンド大当りによる大当り遊技のように、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技状態を第一の大当り遊技状態ということがあり、特図1における特図Aや特図2における特図Aおよび特図Bが表示されて移行される16ラウンド大当りによる大当り遊技や、特図1における特図Bや特図2における特図Cが表示されて移行される4ラウンド大当りによる大当り遊技のように、第三の遊技条件が成立しやすく、第一の大当り遊技状態よりも第二の遊技状態が開始されやすい大当り遊技状態を第二の大当り遊技状態ということがある。

次に、本実施形態における大当り遊技での第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)および第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の各動作について、図89を参照しながら説明する。

図89(a)は、4ラウンド(実質3ラウンド)大当りにおける第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)および第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の各動作について説明する図であり、図89(b)は、4ラウンド特別大当りにおける第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)および第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の各動作について説明する図であり、図89(c)は、16ラウンド特別大当りにおける第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)および第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の各動作について説明する図であり、図89(d)は、16ラウンド(実質3ラウンド)大当りにおける第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)および第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の各動作について説明する図である。

本実施形態では、いずれの大当りにおいても、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が開放するラウンドが4ラウンド目となっている。すなわち、いずれの大当りにおいても、同一のラウンドで第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が開放し、V通過が発生し得るようになっている。

続いて、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例について説明する。

図90は、4R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。

上述したようにして、第1特図表示装置212において「特図B」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図90(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示されるとともに、遊技者に右打ちをするように指示する表示が行われる。なお、装飾図柄表示装置208の左上隅には、確定表示された装飾図柄の組み合わせが表示されている。また、装飾図柄表示装置208の左下隅には、連荘回数が表示されている。今回の大当り遊技では、特図低確率普図低確率状態(通常の遊技状態)から移行した初回の大当り遊技であるため、連荘回数の表示は「1回目」となっている。

なお、この演出例では、大当り遊技が開始されたときは、16ラウンド目まで実行される16ラウンド大当りであるか否かが遊技者に認識困難である演出を行っている。すなわち、大当り遊技開始時には、4ラウンド大当りであるか16ラウンド大当りであるかが認識困難な態様で演出が行われる。

図90(b)は、2ラウンド目における演出内容を示している。図90(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、4ラウンド目において第二の可変入賞口235aが長時間開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来するか否かを示唆する昇格演出が行われ、その結果、昇格演出に成功した演出内容が実行される。すなわち、第三の遊技条件が成立しやすい大当り遊技であることが報知される。

その後、3ラウンド目になると、図90(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の3ラウンド目であることの表示が行われるとともに、次のラウンド、すなわち4ラウンド目でV通過を行わせることを促す旨の「次のRでVを狙え」という表示が行われる。これにより、遊技者にV通過を確実に行わせることができる場合がある。

その後、4ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aが開状態となるとともに、Vシャッタ2352aが開状態となってV通過が容易な状態となり、装飾図柄表示装置208では、図90(d)に示すように、4ラウンド目であることの表示が行われるとともに、V通過させることを促進する旨の「V狙え」という表示が行われる。

そして、図90(e)に示すタイミングで、第二の可変入賞口235a内のV通過スイッチSW2への遊技球の通過(V通過)があると、図90(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。

なお、この演出例において、大当り遊技中に5ラウンド目以降(エクストララウンド)が実行されるか否かを報知するための演出を行うようにしてもよい。この場合は、例えば、失敗演出を行って5ラウンド目以降が実行されない旨を報知してもよい。

その後、4ラウンド目が終了すると、図90(g)に示すような態様で大当り遊技の終了演出が行われる。上述した大当り遊技においては、4ラウンド目にV通過したことにより、第三の遊技条件が成立したので、大当り遊技後に150回の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。大当り遊技の終了演出では、確変状態に移行する旨を表す「吉宗モード突入」の表示(第二の演出)が行われる。

図91は、16R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。

上述したようにして、第1特図表示装置212において「特図A」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図91(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示されるとともに、遊技者に右打ちをするように指示する表示が行われる。なお、装飾図柄表示装置208の左上隅には、確定表示された装飾図柄の組み合わせが表示されている。また、装飾図柄表示装置208の左下隅には、連荘回数が表示されている。今回の大当り遊技では、特図低確率普図低確率状態(通常の遊技状態)から移行した初回の大当り遊技であるため、連荘回数の表示は「1回目」となっている。

この演出例でも、大当り遊技が開始されたときは、16ラウンド目まで実行される16ラウンド大当りであるか否かが遊技者に認識困難である演出を行っている。すなわち、大当り遊技開始時には、4ラウンド大当りであるか16ラウンド大当りであるかが認識困難な態様で演出が行われる。

その後は、図91(b)〜図91(f)に示される演出が行われる。これらの演出は、図90(b)〜図90(f)に示して上述したのと同様である。

この演出例では、V通過があって、図91(f)に示すような確変獲得が確定した旨の報知に続いて、図91(g)に示すように、5ラウンド目以降(エクストララウンド)が実行される旨の「エクストララウンドゲット」の表示を行う演出が行われる。すなわち、16ラウンド特別大当りであることが報知される。このとき、装飾図柄表示装置208では、左上隅に表示された装飾図柄の組み合わせの下方に、16ラウンド特別大当りである旨を示す「SUPER」の文字が表示される。

なお、この演出例では、確変獲得が確定した旨の報知(「V」の表示)が行われた後にエクストララウンドが実行される旨の表示を行うようにしたが、エクストララウンドが実行される旨の表示が行われた後に確変獲得が確定した旨の報知を行ってもよく、また、これらが同時に行われるようにしてもよい。また、この演出例では、エクストララウンドが実行される旨の表示をV通過のタイミングとしたが、V通過以外のタイミングで表示するようにしてもよく、例えば、4ラウンド目の終了時や、4ラウンド目が開始されてから第一の報知時間が経過したとき等に実行するようにしてもよい。

その後は、16ラウンド目まで、図91(h)に示すような大当り演出を実行した後、図91(i)に示すような態様で大当り遊技の終了演出が行われる。上述した大当り遊技においては、4ラウンド目にV通過したことにより、第三の遊技条件が成立したので、大当り遊技後に150回の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。大当り遊技の終了演出では、確変状態に移行する旨を表す「吉宗モード突入」の表示(第二の演出)が行われる。

図92は、16R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例の他の例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。この演出例は、図91に示される演出例とは異なり、大当り遊技が開始されたときから16ラウンド特別大当りであることが報知された態様での演出が実行されるものである。

上述したようにして、第1特図表示装置212において「特図A」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図92(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示されるとともに、遊技者に右打ちをするように指示する表示が行われる。なお、装飾図柄表示装置208の左上隅には、確定表示された装飾図柄の組み合わせが表示されている。ここでは、装飾図柄の組み合わせとして、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」が停止表示されており、さらに、その下方には16ラウンド特別大当りである旨を示す「SUPER」の文字が表示されている。すなわち、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されることにより、4ラウンド目において第二の可変入賞口235aが長時間開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来することが事前に報知され、「SUPER」の文字が表示されることにより、エクストララウンドが実行されることが事前に報知されるのである。なお、この演出例では、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示される場合には、大当り遊技の開始時に必ず「SUPER」の文字が表示されてエクストララウンドの実行を事前に報知するようにしたが、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示された場合でも、「SUPER」の文字を表示せず、大当り遊技開始時に、4ラウンド大当りであるか16ラウンド大当りであるかが認識困難であってもよい。装飾図柄表示装置208の左下隅には、連荘回数が表示されている。今回の大当り遊技では、特図低確率普図低確率状態(通常の遊技状態)から移行した初回の大当り遊技であるため、連荘回数の表示は「1回目」となっている。

その後、2ラウンド目までは、図92(b)に示すような大当り演出が継続して行われる。この演出例では、大当り遊技の開始時に、4ラウンド目において第二の可変入賞口235aが長時間開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来することが報知されているので、上述した昇格演出は行われない。なお、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されて、4ラウンド目において第二の可変入賞口235aが長時間開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来することが大当り遊技の開始時に事前に報知されて場合であっても、大当り遊技中に昇格演出を行うようにしてもよい。

その後は、図92(c)〜図92(f)に示される演出が行われる。これらの演出は、図91(c)〜図91(f)に示して上述したのと同様である。

この演出例では、上述したように、大当り遊技の開始時にエクストララウンドが実行されることが事前に報知されているので、確変獲得が確定した旨の報知(「V」の表示)が行われた後にエクストララウンドが実行される旨の表示を行わず、図92(g)に示すように、上述した大当り演出を実行する。この大当り演出は、図92(h)に示すように、16ラウンド目の終了まで実行される。なお、この演出例においても、図91(g)に示すような態様で、エクストララウンドが実行される旨の表示を行う演出が実行されるようにしてもよい。

このようにして、16ラウンド目まで大当り演出を実行した後、図92(i)に示すような態様で大当り遊技の終了演出が行われる。上述した大当り遊技においては、4ラウンド目にV通過したことにより、第三の遊技条件が成立したので、大当り遊技後に150回の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。大当り遊技の終了演出では、確変状態に移行する旨を表す「吉宗モード突入」の表示(第二の演出)が行われる。

図93は、4R大当り(実質3R大当り)の大当り遊技における具体的演出例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。

上述したようにして、第1特図表示装置212において「特図C」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図93(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示されるとともに、遊技者に右打ちをするように指示する表示が行われる。なお、装飾図柄表示装置208の左上隅には、確定表示された装飾図柄の組み合わせが表示されている。また、装飾図柄表示装置208の左下隅には、連荘回数が表示されている。今回の大当り遊技では、特図低確率普図低確率状態(通常の遊技状態)から移行した初回の大当り遊技であるため、連荘回数の表示は「1回目」となっている。

なお、この演出例でも、大当り遊技が開始されたときは、16ラウンド目まで実行される16ラウンド大当りであるか否かが遊技者に認識困難である演出を行っている。すなわち、大当り遊技開始時には、4ラウンド大当り(あるいは、実質3ラウンド大当り)であるか16ラウンド大当りであるかが認識困難な態様で演出が行われる。

図93(b)は、2ラウンド目における演出内容を示している。図93(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した昇格演出が行われ、その結果、昇格演出に失敗した演出内容が実行される。すなわち、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技であることが報知される。

その後、3ラウンド目になると、図93(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した大当り演出が実行される。

その後、4ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aが開状態となるとともに、Vシャッタ2352aが開状態となるが、いずれもきわめて短い時間だけの開状態であるので、V通過がきわめて困難となっている。装飾図柄表示装置208では、図93(d)に示すように、4ラウンド目となっても上述した大当り演出が継続して行われる。

図93(e)は、4ラウンド目においてV通過スイッチSW2へ遊技球が通過(V通過)した状態を示している。すると、図93(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。

そして、4ラウンド目が終了すると、図93(g)に示すような態様で大当り遊技の終了演出が行われる。この演出例では、4ラウンド目にV通過があったが、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技において生じたもの(すなわち、イレギュラーによるV通過)であるので、確変状態に移行する旨を表す「吉宗モード突入」の表示は行われず、図93(g)に示すように、電サポ状態に移行する旨を表す「探索モード突入」の表示(第一の演出)が行われる。

図94は、16R特別大当りの大当り遊技における具体的演出例の他の例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図94(a)〜図94(d)に示される演出は、図91(a)〜図91(d)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

図94(e)は、図91(e)に示した例とは異なり、V通過スイッチSW2への遊技球の通過(V通過)がなく、4ラウンド目が終了した状態が示されている。すると、第二の可変入賞口235aが開状態から閉状態に変位したタイミングで、図94(f)に示すように、5ラウンド目以降(エクストララウンド)が実行される旨の「エクストララウンドゲット」の表示を行う演出が行われる。すなわち、16ラウンド特別大当りであることが報知される。このとき、装飾図柄表示装置208では、左上隅に表示された装飾図柄の組み合わせの下方に、16ラウンド特別大当りである旨を示す「SUPER」の文字が表示される。

なお、この演出例では、V通過がなく、第二の可変入賞口235aが閉状態となったタイミングでエクストララウンドが実行される旨の表示を行うようにしたが、エクストララウンドが実行される旨の表示のタイミングはこれに限定されない。

その後は、16ラウンド目まで、図94(g)に示すような大当り演出を実行した後、図94(h)に示すような態様で大当り遊技の終了演出(電サポ状態に移行する旨を表す「探索モード突入」の表示(第一の演出))が行われる。この演出例では、確変状態に移行されやすい第二の大当り遊技状態となったが、4ラウンド目にV通過がなかったことにより第三の遊技条件が成立しなかったために(すなわち、イレギュラーによるV不通過であったために)、第一の演出が行われることを示している。

なお、この演出例は、例えば、図92に示すように、大当り遊技が開始されたときから16ラウンド特別大当りであることが報知された態様での演出が実行される場合であっても適用可能であることは言うまでもく、また、このような場合において、図94(f)に示すタイミングでエクストララウンドが実行される旨の演出をさらに行ってもよい。

図95は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図95に示される演出例は、上述した確変状態において、特図1で大当り図柄が停止表示されて大当り遊技が開始された場合に実行される演出の一例である。

図95(a)では、上述した確変状態である旨の「吉宗モード」の演出中に、第2特図表示装置214による図柄変動表示が行われている様子が表されている。そして、これに対応して、装飾図柄表示装置208の左上隅において装飾図柄の変動表示が行われ、特図2第四図柄t2も、例えば、四角印内に表されている色が複数種類に変化する態様で変動表示が行われている。このとき、2つの特図1の変動表示が保留されており、第1特図保留ランプ218における2つのランプが点灯している。なお、本実施形態では、確変状態や電サポ状態においては、特図1の保留を表す第1の特図1保留表示h11、第2の特図1保留表示h12、第3の特図1保留表示h13および第4の特図1保留表示h14の表示を行わないようにしているが、これらの保留表示を行うようにしてもよい。一方、確変状態においては、装飾図柄表示装置208の右側に、第1の特図2保留表示h21、第2の特図2保留表示h22、第3の特図2保留表示h23および第4の特図2保留表示h24が表示されている。ここでは、特図2の変動表示の保留がないので、いずれもブランクである旨の表示がなされている。

また、図95(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変状態を実行可能な図柄変動表示の残り回数が39回であることが表示されている。また、このとき、特図低確率普図低確率状態から初回の大当り遊技が実行され、その後、確変状態又は電サポ状態で2回の大当り遊技が実行された後に移行した確変状態であることから、装飾図柄表示装置208の左下隅には、その旨の「3回目」の表示が行われている。

その後、第2特図表示装置214による図柄変動表示が終了すると、図95(b)に示すように、第2特図表示装置214に第1ハズレ図柄であることを示す「特図D」が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208では、「装飾6」−「装飾2」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)してハズレであることが報知される。

続いて、特図2の変動表示の保留がなく、特図1の変動表示の保留が2つであるので、図95(c)に示すように、特図1の保留(第1保留)が消化され、第1特図表示装置212の図柄変動表示が開始されるとともに、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄と特図1第四図柄t1の変動表示が開始される。このとき、装飾図柄表示装置208における残り回数の表示が1デクリメントされて38回となっている。

その後、図95(d)に示すように、第1特図表示装置212に16R大当り図柄である「特図A」が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示される「特図A」に対応する黒色丸印の図柄が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208には、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、特図の変動遊技が終了する。

そして、第1特図表示装置212に「特図A」が停止表示されると、大当り遊技が開始され、装飾図柄表示装置208では、図95(e)に示すような大当り開始演出が実行される。

その後、大当り開始演出が終了して1ラウンド目に移行すると、図95(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示される。この演出例では、確変状態又は電サポ状態において、特図2での大当りではなく、特図1での大当りで大当り遊技に移行したので、連荘回数の表示が「1回目」にリセットされている。なお、確変状態又は電サポ状態において、特図1での大当りで大当り遊技に移行した場合であっても連荘回数をリセットしないようにしてもよい。

その後は、図95(g)〜図95(m)に示される演出が行われる。これらの演出は、図82(i)〜図82(o)に示して上述したのと同様である。

なお、この演出例では、確変状態あるいは電サポ状態で特図1で大当りとなった場合に、連荘回数をリセットするものであるが、例えば、イレギュラーによるV通過があった場合に連荘回数をリセットするようにしてもよい。また、イレギュラーによるV通過があった場合でも連荘回数をリセットしないでインクリメントするようにしてもよい。また、イレギュラーによるV通過があった場合には連荘回数をインクリメントせず、現状維持のまま更新しないようにしてもよい。

[実施形態10]
本発明の第10実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施形態におけるパチンコ機100は、図74に示されるアタッカユニット2340を備えたものを例に説明するが、もちろん、図3に示すような遊技盤200を備えたパチンコ機100にも本実施形態を適用することもできる。

図96(a−1)は、第10実施形態のパチンコ機における特図1の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものであり、図96(a−2)は、第10実施形態のパチンコ機における特図2の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示したものである。

図96(a−1)にも図96(a−2)にも、図柄変動表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図E」の5種類の特図が示されている。

第10実施形態でも、特図1の停止図柄態様と、特図2の停止図柄態様は共通している。また、第10実施形態では、大当りはいずれも16ラウンドの電サポ付きの大当りであるが、特図2では大当り図柄は総て確変獲得を予定した大当り(特別大当り)である。一方、特図1では「特図A」と「特図B」のみが確変を予定した大当り(特別大当り)であり、「特図C」は、確変獲得を予定していない大当りである。このように、第二の遊技状態に移行しやすい第二の大当り遊技状態が開始される特別大当りとなる特図1における「特図A」と「特図B」や特図2における「特図A」〜「特図C」を第二の図柄という場合があり、確変獲得を予定していない(すなわち、第二の遊技状態に移行し難い)第一の大当り遊技状態が開始される大当りとなる特図1における「特図C」を第一の図柄という場合がある。

図96(b−1)は、特図1の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示したものであり、図96(b−2)は、特図2の大当り遊技中におけるアタッカの作動の一例と、大当り遊技後に移行される遊技状態について示したものである。

特図1において特図Aが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜13ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、14ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放し、15ラウンドでは、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、16ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放する。すなわち、特図1における特図Aは、1ラウンド〜16ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な16ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図1において特図Bが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜13ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放するが、14ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が0.1秒しか開放しない。また、15ラウンドでは、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、16ラウンドでは、第二の可変入賞口325a(第2のアタッカ)が29.0秒開放する。すなわち、特図1における特図Bは、1ラウンド〜13ラウンドおよび15ラウンド〜16ラウンドでは、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能であるが、14ラウンドでは、可変入賞口への入球の可能性がほとんどない実質15ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図1において特図Cが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜13ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放するが、14ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が0.1秒しか開放せず、15ラウンドでは、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が0.1秒しか開放せず、16ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が0.1秒しか開放しない。すなわち、特図1における特図Cは、1ラウンド〜13ラウンドでは、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能であるが、14ラウンド〜16ラウンドでは、可変入賞口への入球の可能性がほとんどない実質13ラウンド大当りであることを示す図柄である。

特図2において特図A〜Cが表示されて移行される大当り遊技では、1ラウンド〜13ラウンドまで、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、14ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放し、15ラウンドでは、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が29.0秒開放し、16ラウンドでは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29.0秒開放する。すなわち、特図2における特図A〜Cは、1ラウンド〜16ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な16ラウンド大当りであることを示す図柄である。

本実施形態では、上記いずれの図柄による大当り遊技においても、14ラウンドあるいは16ラウンドとなって、第二の可変入賞口235aの開放中に入球した遊技球が第二の可変入賞口235a内の確変領域に設けられたV通過スイッチSW2を通過すると確変作動領域がONとなり、大当り遊技終了後、150回の図柄変動表示が行われる間、第二の遊技状態の一例である特図高確率普図高確率状態が維持される。一方、大当り遊技において、V通過スイッチSW2を遊技球が通過しなかった場合は、確変作動領域がONとならず(確変作動領域がOFFのままであり)、大当り遊技終了後、100回の図柄変動表示が行われる間、第一の遊技状態の一例である特図低確率普図高確率状態が維持される。

第10実施形態では、14ラウンド目又は16ラウンド目に第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)のV通過スイッチSW2を遊技球が通過することで、第三の遊技条件が成立する。したがって、特図1の特図Cによる大当りは、確変獲得の可能性は0%ではないものの、その可能性は極めて低く、確変獲得を予定していない大当りということができる。一方、特図1の特図A,Bによる大当りは、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあって、V通過スイッチSW2への遊技球の通過の可能性が高く、確変獲得を予定した大当りということができる。

また、特図2において特図A〜Cが表示されて移行される大当り遊技でのアタッカの作動は、特図1における特図Aの場合のアタッカの作動と同じである。したがって、特図2の大当り図柄(特図A〜C)による大当りはいずれも、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の開放時間が十分にあって、V通過スイッチSW2への遊技球の通過の可能性が高く、確変獲得を予定した大当りということができる。なお、特図2における特図A〜Cによる大当りにおけるアタッカの作動について、特図1における特図Aによる大当りにおけるアタッカの作動態様とは異なっていてもよく、例えば、特図2における特図A〜Cによる大当りのうちの一部または全部のアタッカの作動態様を特図1における特図Bによる大当りにおけるアタッカの作動態様と同様にしてもよい。

このように、本実施形態では、特図1における特図Cが表示されて移行される16ラウンド大当りによる大当り遊技のように、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技状態を第一の大当り遊技状態ということがあり、特図1における特図A,Bや特図2における特図A〜Cが表示されて移行される16ラウンド大当りによる大当り遊技のように、第三の遊技条件が成立しやすく、第一の大当り遊技状態よりも第二の遊技状態が開始されやすい大当り遊技状態を第二の大当り遊技状態ということがある。

また、特図1において特図Aが表示されて移行される大当り遊技では、14ラウンド目と16ラウンド目とでアタッカの作動態様を同じにしたが、異ならせるようにしてもよく、例えば、図96(c)に示される作動態様としてもよい。図96(c)は、特図1において特図Aが表示されて移行される大当り遊技の14ラウンド目におけるアタッカの作動態様の一例を示す図である。

すなわち、14ラウンド目では、0.1秒開放した後に一旦閉鎖し、インターバルとして3秒が経過した後に再び29.0秒開放する態様で第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)を作動させる。

図97(a)は、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルの一例を示す図であり、図97(b)は、特図1で大当りした場合のテーブルセット選択テーブルの他の例を示す図である。

本実施形態では普図低確率状態では普図抽選は1/100の確率でしか当たらないため、電チューはほとんど開放せず、第2特図始動口232への入賞の確率は低いため、図97(a)および図97(b)に示すテーブルは、普図低確率(特図低確率普図低確率)状態の場合に多く使用されるテーブルセット選択テーブルに相当する。

図97(a)に示すテーブルセット選択テーブルは、停止表示した特図の種類と、確変作動領域がONとなったか否かとによって、使用されるテーブルセットの種類が異なるように構成されている。すなわち、特図Aで大当りし、確変作動領域がONとなった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(確変状態)においてテーブルセット1Aが使用される。また、特図Aで大当りし、確変作動領域がOFFであった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(電サポ状態)においてテーブルセット1Bが使用される。また、特図Bで大当りし、確変作動領域がONとなった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(確変状態)においてテーブルセット2Aが使用される。また、特図Bで大当りし、確変作動領域がOFFであった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(電サポ状態)においてテーブルセット2Bが使用される。また、特図Cで大当りし、確変作動領域がONとなった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(確変状態)においてテーブルセット3Aが使用される。また、特図Cで大当りし、確変作動領域がOFFであった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(電サポ状態)においてテーブルセット3Bが使用される。

図97(b)に示すテーブルセット選択テーブルは、図97(a)に示されるテーブルセット選択テーブルとは異なり、大当り遊技において確変作動領域がONとなった場合には、大当り遊技が終了して移行される確変状態において使用されるテーブルセットが、停止表示した特図の種類によって異なるように構成されているが、確変作動領域がOFFであった場合には、大当り遊技が終了して移行される電サポ状態において使用されるテーブルセットが、停止表示した特図の種類にかかわらず同一となるように構成されている。具体的には、特図Aで大当りし、確変作動領域がONとなった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(確変状態)においてテーブルセット1Aが使用される。また、特図Aで大当りし、確変作動領域がOFFであった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(電サポ状態)においてテーブルセット1Bが使用される。また、特図Bで大当りし、確変作動領域がONとなった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(確変状態)においてテーブルセット2Aが使用される。また、特図Bで大当りし、確変作動領域がOFFであった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(電サポ状態)においてテーブルセット1Bが使用される。また、特図Cで大当りし、確変作動領域がONとなった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(確変状態)においてテーブルセット3Aが使用される。また、特図Cで大当りし、確変作動領域がOFFであった場合には、大当り遊技が終了して移行される遊技状態(電サポ状態)においてテーブルセット1Bが使用される。

図98は、16R大当り(実質13R大当り)の大当り遊技における具体的演出例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。

上述したようにして、第1特図表示装置212において「特図C」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図98(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示されるとともに、遊技者に右打ちをするように指示する表示が行われる。なお、装飾図柄表示装置208の左上隅には、確定表示された装飾図柄の組み合わせが表示されている。また、装飾図柄表示装置208の左下隅には、連荘回数が表示されている。今回の大当り遊技では、特図低確率普図低確率状態(通常の遊技状態)から移行した初回の大当り遊技であるため、連荘回数の表示は「1回目」となっている。

その後、4ラウンド目になると、図98(b)に示すような演出内容が実行される。すなわち、図98(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、14ラウンド目および16ラウンド目において第二の可変入賞口235aが長時間開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来するか否かを示唆する昇格演出が行われ、その結果、昇格演出に失敗した演出内容が実行される。すなわち、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技であることが報知される。このような失敗演出は、図98(c)に示すように、13ラウンド目まで継続して行われる。

その後、大当り遊技が進行して、14ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aが開状態となるとともに、Vシャッタ2352aが開状態となるが、いずれもきわめて短い時間だけの開状態であるので、V通過がきわめて困難となっている。装飾図柄表示装置208では、図98(d)に示すように、14ラウンド目となっても上述した失敗演出が継続して行われる。

図98(e)は、14ラウンド目において、遊技球がV通過スイッチSW2を通過(V通過)した状態を示している。すると、図98(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。

図98(g)は、14ラウンド目が終了したときの演出内容を示している。本実施形態では、入賞カウントスイッチSW1を通過した遊技球の数と、V通過スイッチSW2および排出球検出スイッチSW3を通過した遊技球の数をそれぞれ計数し、ラウンドの終了時にそれぞれの数が異なった場合には大入賞口エラーが発生したと判定してエラー報知をしており、この演出例では、14ラウンド目において大入賞口エラーが発生したため、図98(g)に示すように、「V」の表示に重ねて「大入賞口エラー」の表示が行われている。例えば、14ラウンド目で、入賞カウントスイッチSW1を通過させないで、V通過スイッチSW2を手入れ等の不正行為により通過させた場合にこのようなエラーが発生する。この「大入賞口エラー」の表示は、例えば、電源がOFFとなるまで継続して表示される。なお、「大入賞口エラー」の表示を行う期間は適宜設定することができ、例えば、大当り遊技の終了とともに終了させるようにしてもよい。なお、本実施形態では、「V」の表示と「大入賞口エラー」の表示を異なるタイミングで開始するようにしたが、同じタイミングで表示を開始するようにしてもよい。また、本実施形態では、「V」の表示に重ねて「大入賞口エラー」を表示するようにしたが、「大入賞口エラー」の表示に重ねて「V」の表示を行うようにしてもよい。また、本実施形態では、大入賞口エラーが発生したことを装飾図柄表示装置208にその旨を表示することにより報知するようにしたが、音声による出力や、ランプの点滅により報知するようにしてもよい。

その後、16ラウンド目が終了すると、図98(h)に示すような態様で大当り終了演出が行われる。この演出例では、14ラウンド目にV通過があったが、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技において生じたもの(すなわち、イレギュラーによるV通過)であるので、確変状態に移行する旨を表す「吉宗モード突入」の表示は行われず、図98(h)に示すように、電サポ状態に移行する旨を表す「探索モード突入」の表示(第一の演出)が行われる。また、併せて、上述した「大入賞口エラー」の表示が継続して行われている。この「大入賞口エラー」の表示は、「探索モード突入」の表示に重ねて行われている。なお、「大入賞口エラー」の表示に重ねて「探索モード突入」の表示を行うようにしてもよい。

上述したようにして大当り遊技が終了すると、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行し、図98(i)に示すように、装飾図柄表示装置208において、確変状態である旨の「吉宗モード」の演出が実行される。このとき、特図2の変動表示の保留がなく、特図1の変動表示の保留が3つであったので、特図1の保留(第1保留)が消化され、第1特図表示装置212の図柄変動表示が開始されるとともに、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始される。また、このときも、上述した「大入賞口エラー」の表示も継続して行われている。この「大入賞口エラー」の表示は、「吉宗モード」演出に重ねるようにして行われている。

なお、この演出例において、14ラウンド目において、V通過しなかった場合には、大当り遊技が終了するまで失敗演出が引き続き行われるが、このようにV通過がなかった後に実行される失敗演出は、電サポ状態に移行する旨を表す第一の演出の一例ということができる。

図99は、第10実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。

上述したようにして、第1特図表示装置212において「特図A」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図99(a)に示すように、大当り演出が開始される。この演出例では、装飾図柄表示装置208の左下の連荘回数の表示の上方に、アタッカへの入賞により獲得した賞球数の表示が行われている。図99(a)に示されるタイミングでは、アタッカへの入賞が未だないので、賞球数の表示は「00000」となっている。なお、本実施形態では、第一の可変入賞口234aおよび第二の可変入賞口235aへの入賞により獲得する賞球数は15としているが、15以外の賞球数であってもよい。また、第一の可変入賞口234aへの入賞により獲得する賞球数と第二の可変入賞口235aへの入賞により獲得する賞球数とが同じであってもよいし、異なっていてもよい。

その後、図99(b)に示すように、1ラウンド目において、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)に10個の遊技球が入賞して、賞球数の表示が「00150」となっている。この演出例では、アタッカへ10個の遊技球の入賞があると、ラウンド終了条件が成立してアタッカが開状態から閉状態に変位してラウンドが終了するのであるが、図99(c)に示すように、アタッカが開状態から閉状態に移行している状態において、さらに1個の遊技球が第一の可変入賞口234aへ入賞すると、図99(d)に示すように、賞球数の表示が「00165」となり、オーバー入賞音がスピーカ120から出力される。このとき、賞球数の表示を、図99(d)に示すように、強調表示するようにしてもよい。また、オーバー入賞があった旨の演出を音声出力により実現したが、装飾図柄表示装置208における表示やランプの点滅等により演出するようにしてもよい。また、このオーバー入賞にかかる演出は、上述した「V」の表示とともに実行される場合がある。本実施形態では、このようにしてオーバー入賞があった旨の演出を行うことにより、遊技者に対して得した気分を味わわせることができる場合がある。なお、本実施形態では、アタッカへ10個の遊技球の入賞があるとラウンド終了条件が成立するが、ラウンド終了条件が成立するアタッカへの遊技球の入賞数を9個以下としてもよく、また、11個以上としてもよい。

また、別の演出例について説明すると、上述したようにして、第1特図表示装置212において「特図A」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図99(e)に示すように、大当り演出が開始される。

図99(f)は、2ラウンド目に移行する際の様子が示されている。そして、図99(g)に示すように、2ラウンド目となって第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が閉状態から開状態に変位すると、図99(h)に示すように、2ラウンド目となったことが表示されるとともに、ラウンド開始音がスピーカ120から出力される。なお、ラウンド開始を報知する演出を音声出力により実現したが、装飾図柄表示装置208における表示やランプの点滅等により演出するようにしてもよい。また、このラウンド開始にかかる演出は、上述した「V」の表示とともに実行される場合がある。

また、別の演出例について説明すると、例えば、第1特図表示装置212において「特図B」が停止表示されて移行した大当り遊技において、16ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aが開状態となるとともに、Vシャッタ2352aが開状態となってV通過が容易な状態となり、装飾図柄表示装置208では、図99(i)に示すように、16ラウンド目であることの表示が行われるとともに、V通過させることを促進する旨の「V狙え」という表示が行われる。

そして、図99(j)に示すタイミングで、第二の可変入賞口235a内のV通過スイッチSW2への遊技球の通過(V通過)があると、図99(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。そして、この演出例では、「V」の表示とともに、V入賞音がスピーカ120から出力される。本実施形態では、このようにしてV入賞演出が実行される。なお、V入賞音の出力タイミングは、「V」の表示と同時であってもよいし、「V」の表示の後にV入賞音が出力されてもよいし、V入賞音が出力された後に「V」の表示が行われてもよい。また、「V」の表示を行わず、V入賞音のみ出力するようにしてもよい。

図100は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。

さらに、別の演出例について説明すると、例えば、第1特図表示装置212において「特図B」が停止表示されて移行した大当り遊技において、16ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aが開状態となるとともに、Vシャッタ2352aが開状態となってV通過が容易な状態となり、装飾図柄表示装置208では、図100(a)に示すように、16ラウンド目であることの表示が行われるとともに、V通過させることを促進する旨の「V狙え」という表示が行われる。

そして、図100(b)に示すタイミングで、第二の可変入賞口235a内のV通過スイッチSW2への遊技球の通過(V通過)があると、図100(c)に示すように、装飾図柄表示措置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「VV」の表示とともに、保留連音がスピーカ120から出力される。この「VV」の表示は、保留された特図1の図柄変動表示を先読みして、大当りとなる図柄変動表示が含まれる場合に実行されるものである。本実施の形態では、このようにして先読み予告演出が可能に構成されている。なお、先読みした結果、大当りとなる図柄変動表示が含まれる場合であっても、「VV」の表示は行わず、「V」の表示を行うようにしてもよい。また、大当りとなる図柄変動表示が含まれていない場合であっても、偽の先読み予告として「VV」の表示を行うようにしてもよい。また、保留連音の出力タイミングは、「VV」の表示と同時であってもよいし、「VV」の表示の後に保留連音が出力されてもよいし、保留連音が出力された後に「V」の表示が行われてもよい。また、「VV」の表示を行わず、保留連音のみ出力するようにしてもよい。また、保留された特図2の図柄変動表示の先読みのみを行い、特図1の図柄変動表示に関する先読みを行わないようにしてもよいし、特図1および特図2のいずれの図柄変動表示についても先読みを行うようにしてもよい。

さらに、別の演出例について説明すると、例えば、第1特図表示装置212において大当り図柄が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図100(d)に示すように、大当り演出が開始される。この演出例では、装飾図柄表示装置208の左下の連荘回数の表示の上方に、アタッカへの入賞により獲得した賞球数の表示が行われている。図100(d)に示されるタイミングでは、アタッカへの入賞が未だないので、賞球数の表示は「00000」となっている。なお、本実施形態では、第一の可変入賞口234aおよび第二の可変入賞口235aへの入賞により獲得する賞球数は15としているが、15以外の賞球数であってもよい。

図100(e)は、7ラウンド目における演出内容を示している。図100(e)に示されるタイミングでは、賞球数の表示が「00990」となっている。この状態で、図100(f)に示すように、第一可変入賞口234aへ遊技球が1つ入賞すると、図100(g)に示すように、賞球数の表示が「01005」に更新表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の中央下方に、賞球を1000獲得した旨の「GET1000pt」の表示が行われる。また、このとき、賞球1000獲得音がスピーカ120から出力される。なお、賞球を1000獲得した旨の演出を装飾図柄表示装置208における表示とスピーカ120からの音声出力により実現したが、いずれか一方のみ実施するものであってもよい。また、賞球1000獲得音の出力タイミングは、「GET1000pt」の表示と同時であってもよいし、「GET1000pt」の表示の後に賞球1000獲得音が出力されてもよいし、賞球1000獲得音が出力された後に「GET1000pt」の表示が行われてもよい。また、この賞球を1000獲得した旨の演出は、上述した「V」の表示とともに実行される場合がある。また、この演出例では、賞球を1000獲得した場合にその旨の報知を行ったが、報知を実行する賞球の獲得数はこれに限定されず、例えば、500、1500、2000、10000の賞球を獲得したとき等に報知するようにしてもよい。また、報知の回数は1回に限らず、複数回行うようにしてもよい。

図100(h)〜図100(k)は、図78(e)に示して上述した第一の可変入賞口234bおよび第二の可変入賞口235bを適用したときの演出例の一例について説明する図である。

図100(h)に示す例では、第一の可変入賞口234bの第一の通過検出スイッチSW5が入賞カウントスイッチとして機能し、第二の通過検出スイッチSW6がラウンド継続スイッチとして機能し、第二の可変入賞口235bの第三の通過検出スイッチSW7が入賞カウントスイッチとして機能し、第四の通過検出スイッチSW8がラウンド継続スイッチとして機能している。この演出例では、アタッカの開放中にラウンド継続スイッチへの遊技球の通過を条件として次のラウンドに移行することができ、ラウンド継続スイッチへの遊技球の通過がなかった場合には、当該ラウンドで大当り遊技が終了するように構成されている。なお、この演出例では、第一の可変入賞口234bおよび第二の可変入賞口235bのそれぞれにラウンド継続スイッチを設けたものであるが、いずれか一方のみ設けられた構成であってもよく、この場合、例えば、ラウンド継続スイッチが設けられていないアタッカが開放するラウンドにあっては、必ず次のラウンドに移行するようにし、ラウンド継続スイッチが設けられているアタッカが開放するラウンドにあっては、ラウンド継続スイッチへの遊技球の通過を条件に次のラウンドに移行するように構成してもよい。さらに、このような構成では、例えば、1ラウンド目をラウンド継続スイッチが設けられていないアタッカが開放するようにして、必ず2ラウンド目に移行するようにしてもよい。

このような構成のパチンコ機で、第1特図表示装置212において大当り図柄が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図100(i)に示すように、大当り演出が開始され、第一の可変入賞口234bが開放し、1ラウンド目が開始する。そして、図100(j)のタイミングで、第一の可変入賞口234bに入賞し、ラウンド継続スイッチとして機能する第二の通過検出スイッチSW6を遊技球が通過すると、図100(k)に示すように、装飾図柄表示装置208の中央下部に次のラウンドに移行する条件が成立したことを示す「継続」の表示が行われるとともに、継続音がスピーカ120から出力される。なお、次のラウンドに移行する条件が成立したことを示すラウンド継続の演出を装飾図柄表示装置208における表示とスピーカ120からの音声出力により実現したが、いずれか一方のみ実施するものであってもよい。また、継続音の出力タイミングは、「継続」の表示と同時であってもよいし、「継続」の表示の後に継続音が出力されてもよいし、継続音が出力された後に「継続」の表示が行われてもよい。また、このラウンド継続の演出は、上述した「V」の表示とともに実行される場合がある。

本実施形態において、上述した「大入賞口エラー」の表示、オーバー入賞があった旨の演出、ラウンド開始にかかる演出、V入賞演出、先読み予告演出、賞球を1000獲得した旨の演出、および、ラウンド継続の演出のうちの2以上の演出が同時に行われるようにしてもよい。

次に、本実施形態に適用可能な種々の構成について図101を参照しながら説明する。ここで、図101(a)は、始動入賞装置の一例について説明する正面図であり、図101(b)は、始動入賞装置の他の例について説明する斜視図であり、図101(c)は、大当り発生装置の一例について説明する正面図であり、図101(d)は、主制御部で制御される各種表示を行うためのランプモジュールの一例について説明する図である。

上述した実施形態において、第1特図始動口230および第2特図始動口232に代えて、例えば、図101(a)に示される始動入賞装置2300を適用することができる。

始動入賞装置2300は、上端に遊技球が入球可能な入球口2301と、入球口2301から入球した遊技球が流下する第一の案内通路2303と第二の案内通路2304と、入球口2301から入球した遊技球を第一の案内通路2303および第二の案内通路2304のうちいずれか一方に振り分ける回転体2302とを備えている。

回転体2302は、円盤状の本体部の背面に3つの羽根2302a,2302b,2302cが後方に向けて立設されており、これら3つの羽根2302a,2302b,2302cは、等間隔に本体部の中心から外周に向けて放射状に配置されている。羽根2302aは、回転体2302が時計方向(CW方向)に回転したときに、第二の案内通路2304の内壁に当接して回転体2302の一定以上の回転を規制する。このとき、羽根2302b,2302cで形成される第1球受部2305aが上方に向いて遊技球を受け止め可能な状態となる。また、羽根2302cは、回転体2302が反時計方向(CCW方向)に回転したときに、第一の案内通路2303の内壁に当接して回転体2302の一定以上の回転を規制する。このとき、羽根2302a,2302bで形成される第2球受部2305bが上方に向いて遊技球を受け止め可能な状態となる。

第一の案内通路2303は、図示しない第1特図始動口に連通し、第一の案内通路2303に案内された遊技球は、第1特図始動口に入賞する。また、第二の案内通路2304は、図示しない第2特図始動口に連通し、第二の案内通路2304に案内された遊技球は、第2特図始動口に入賞する。

始動入賞装置2300は、上述したようにして構成されているので、例えば、図101(a)に示すように、羽根2302aが第二の案内通路2304に内壁に当接して第1球受部2305aが上方を向いているときに、遊技球が入球口2301から入球すると、当該遊技球が第1球受部2305aに受け止められる。すると、遊技球の自重により、回転体2302が反時計方向に回転する。回転体2302は、羽根2302cが第一の案内通路2303の内壁に当接すると回転を停止する。第1球受部2305aは、第一の案内通路2303に臨み、第1球受部2305aに受け止められた遊技球は、第一の案内通路2303を流下して、第1特図始動口に入賞する。

この状態では、第2球受部2305bは、上方を向いているので、このときに、遊技球が入球口2301から入球すると、当該遊技球が第2球受部2305bに受け止められる。すると、遊技球の自重により、回転体2302が時計方向に回転する。回転体2302は、羽根2302aが第二の案内通路2304の内壁に当接すると回転を停止する。第2球受部2305bは、第二の案内通路2304に臨み、第2球受部2305bに受け止められた遊技球は、第二の案内通路2304を流下して、第2特図始動口に入賞する。

始動入賞装置2300は、このようにして、第1特図始動口と第2特図始動口とに交互に入賞させることができる。

また、例えば、図101(b)に示される始動入賞装置2300Aを適用することもできる。

始動入賞装置2300Aは、入球口2301Aと、第一の案内通路2303Aと、第二の案内通路2304Aと、回転体2302Aとを備えている。入球口2301A、第一の案内通路2303Aおよび第二の案内通路2304Aは、図101(a)に示される始動入賞装置2300と同様なので、ここでは、回転体2302Aの具体的構成について説明し、その他については説明を省略する。

回転体2302Aは、始動入賞装置2300の回転体2302と同様に、3つの羽根(図示省略)を備えているが、回転軸の後端がモーターM1に接続されている。すなわち、回転体2302Aは、モーターM1の駆動により、反時計方向および時計方向に回転することができるようになっている。例えば、モーターM1は、周期的あるいはランダムに回転体2302Aの位置を変換することができるので、遊技球が入球口2301に入球したタイミングで第1特図始動口および第2特図始動口のうちいずれか一方に遊技球を振り分けることができる。

上述した実施形態において、例えば、図101(c)に示すような大当り発生装置2500を設けることもできる。大当り発生装置2500は、特図1あるいは特図2で図柄変動表示の結果、大当り図柄で停止表示(確定停止)した後に通過させることで、大当り遊技を開始させるための装置である。

大当り発生装置2500は、上端に遊技球が入球可能な入球口2501と、入球口2501から入球した遊技球が流下する第一の案内通路2503と第二の案内通路2504と、入球口2501から入球した遊技球を第一の案内通路2503および第二の案内通路2504のうちいずれか一方に振り分ける振分部材2502とを備えている。

振分部材2502は、板状に形成されており、一端が回転軸に接続されて回動可能に構成されており、例えば、回転軸はモータに接続されている。これにより、振分部材2502は、周期的にあるいはランダムに入球口2501と第一の案内通路2503とを連通する位置と、入球口2501と第二の案内通路2504とを連通する位置とに変更することが可能である。

第一の案内通路2503には、大当りを発生させるための第一の大当り発生スイッチSW11が設けられており、第一の案内通路2503を流下する遊技球を検出可能としている。第一の大当り発生スイッチSW11を通過した遊技球は、例えば、下端から排出されて、遊技盤200の遊技領域124に戻される。

第二の案内通路2504には、大当りを発生させるための第二の大当り発生スイッチSW12が設けられており、第二の案内通路2504を流下する遊技球を検出可能としている。第二の大当り発生スイッチSW12を通過した遊技球は、例えば、下端から排出されて、遊技盤200の遊技領域124に戻される。

上述した実施形態において、この大当り発生装置2500を用いることで、例えば、大当り遊技を開始させるとともに、大当り遊技において実行可能なラウンド数を決定することもできる。例えば、第一の大当り発生スイッチSW11を遊技球が通過した場合には、10ラウンドの大当り遊技を開始させる一方、第二の大当り発生スイッチSW12を遊技球が通過した場合には、4ラウンドの大当り遊技および16ラウンドの大当り遊技のうちいずれか一方を抽選し、当選したラウンド数の大当り遊技を開始させる。

また、上述した実施形態において、例えば、第1特図表示装置、第2特図表示装置、普通図柄表示装置、普通図柄保留ランプ、第1特図保留ランプ、第2特図保留ランプ、ラウンド数表示ランプ、状態表示ランプ等を1つのモジュール上に配置したランプモジュール2000を備えて、例えば、遊技盤200の遊技領域124外に設けることができる。

より具体的には、ランプモジュール2000は、第1特図表示ランプ2212と、第2特図表示ランプ2214と、ラウンド数表示ランプ2328と、普通図柄表示ランプ2210と、普通図柄保留ランプ2216と、第1特図保留ランプ2218と、第2特図保留ランプ2220とを備えている。

第1特図表示ランプ2212は、8つのLEDにより構成されており、これらのLEDの点灯および消灯の組み合わせにより、特図1の停止図柄を特定することができる。

第2特図表示ランプ2214は、8つのLEDにより構成されており、これらのLEDの点灯および消灯の組み合わせにより、特図2の停止図柄を特定することができる。

ラウンド数表示ランプ2328は、8つのLEDにより構成されており、これらのLEDの点灯および消灯の組み合わせにより、大当り遊技において実行されるラウンド数を特定することができる。

普通図柄表示ランプ2210は、4つのLEDにより構成されており、これらのLEDの点灯および消灯の組み合わせにより、普図の停止図柄を特定することができる。

普通図柄保留ランプ2216は、4つのLEDにより構成されており、普図の変動表示の保留数をLEDの点灯数により表すことができる。

第1特図保留ランプ2218は、4つのLEDにより構成されており、特図1の変動表示の保留数をLEDの点灯数により表すことができる。

第2特図保留ランプ2220は、4つのLEDにより構成されており、特図2の変動表示の保留数をLEDの点灯数により表すことができる。

図102は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。

図102(a)は、例えば、図101(a)に示される始動入賞装置2300や、図101(b)に示される始動入賞装置2300Aを用いたパチンコ機100において実現可能な演出の一例を示している。この演出例では、特図2優先変動機ではなく、第1特図始動口および第2特図始動口のいずれに入賞したかにかかわらず、入賞した順序で特別図柄の変動表示を開始する8個保留入賞順変動(8保入順)機に適用したものである。

図102(a)に示すように、第1特図表示装置212において、特図1の図柄変動表示が開始されるとともに、これに対応して装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が行われている。図102(a)では、特図1の変動表示の保留数が1つであるので、第1特図保留ランプ218における1つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数が2つであるので、第2特図保留ランプ220における2つの保留ランプが点灯している。

一方、この演出例では、装飾図柄表示装置208における図柄変動の保留表示を、特図1と特図2とで区別することなく行っている。すなわち、装飾図柄表示装置208には、第1の特図保留表示h01、第2の特図保留表示h02、第3の特図保留表示h03、第4の特図保留表示h04、第5の特図保留表示h05、第6の特図保留表示h06、第7の特図保留表示h07および第8の特図保留表示h08が表示されている。そして、1つの特図1の変動表示と2つの特図2の変動表示が保留されているので、第1の特図保留表示h01〜第3の特図保留表示h03がそれぞれデフォルトの表示態様で表示されている。いずれも特図1の保留表示であるか特図2の保留表示であるかが特定困難な態様で表示されている。一方、第4の特図保留表示h04〜第8の特図保留表示h08は、いずれもブランクである旨の表示がなされている。また、図102(a)に示す演出例では、第1の特図保留表示h01に並んで変動アイコンh00が表示されている。変動アイコンは、例えば、特図の保留表示と関連した表示態様からなり、保留表示と同様の表示態様で表示される。変動アイコンは、例えば、その表示態様によって当該変動表示の表示結果についての予告(当該変動予告)を実行可能なものである。変動アイコンは、当該変動表示の終了とともに消去される。なお、変動アイコンの消去タイミングはこれに限定されず、例えば、当該変動表示中において消去されるようにしてもよい。

図102(b)は、図102(a)と同様の演出表示を行うものであるが、特図1の保留表示であるか特図2の保留表示であるかが特定可能な態様で表示されている。具体的には、第2の特図保留表示h02は、特図1の保留表示を示しており、第1の特図保留表示h01、第3の特図保留表示h03は、特図2の保留表示を示している。また、変動アイコンh00は、特図1の変動表示であることを示している。

なお、図102(a)や図102(b)に示す演出例において、例えば、特図1の図柄変動表示とともに実行される装飾図柄の変動表示で、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが表示される場合には、第三の遊技条件が成立しやすい特別大当りであることを報知可能である一方、特図2の大当りは総て第三の遊技条件が成立しやすい特別大当りであって、特図2の図柄変動表示で大当りとなる場合には、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで必ず停止表示(確定表示)する場合において、「装飾7」以外の装飾図柄によってリーチ状態を形成するようにして、遊技の興趣を高めるようにしてもよい。この場合、例えば、「装飾7」以外の装飾図柄が3つ揃って仮停止表示した後に再変動表示を行って「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示する等の演出を行うことが考えられる。

また、特図1の図柄変動表示とともに実行される装飾図柄の変動表示と、特図2の図柄変動表示とともに実行される装飾図柄の変動表示とで同じ演出を行うようにしてもよい。このとき、例えば、「装飾7」でリーチ状態となる確率が特図1の図柄変動表示のときと、特図2の図柄変動表示のときとで異ならせるようにしてもよい。また、特図1の図柄変動表示とともに実行される装飾図柄の変動表示と、特図2の図柄変動表示とともに実行される装飾図柄の変動表示とで同じ演出を行うが、特図1の図柄変動時間を、再変動表示を行う時間だけ、特図2の図柄変動時間よりも長くするようにしてもよい。

また、例えば、特図1で大当りした場合と、特図2で大当りした場合とで大当り遊技における演出内容を異ならせてもよい。また、例えば、大当り開始時において第三の遊技条件が成立しやすい大当りである旨を報知する確率を特図1で大当りした場合と、特図2で大当りした場合とで異ならせてもよい。具体的には、特図2で大当りした場合には、第三の遊技条件が成立しやすい大当りである旨の報知を少なくとも大当り遊技の開始時において100%の確率で報知するが、特図1で大当りした場合には、特別大当りである大当り遊技の開始時において90%の確率でしか報知しないようにしてもよい。

図102(c)は、例えば、図101(c)に示される大当り発生装置2500を備えたパチンコ機100において実現可能な演出の一例を示している。この演出例では、特図2優先変動機および8保入順機のいずれでも適用可能である。

図102(c)は、第1特図表示装置212に大当り図柄が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示される図柄に対応する態様の第四図柄が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208には、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されている。

図102(c)に示される演出例では、第1特図表示装置212に大当り図柄が停止表示されても大当り遊技は開始されず、大当り図柄が停止表示された後、大当り発生装置2500の第一の大当り発生スイッチSW11又は第二の大当り発生スイッチSW12への遊技球の通過があったことにより大当り遊技が開始され、また、第一の大当り発生スイッチSW11および第二の大当り発生スイッチSW12のいずれを遊技球が通過したことによって大当り遊技において実行されるラウンド数が決定する。

そのため、図102(c)に示される演出例では、第1特図表示装置212に大当り図柄が停止表示されたタイミングで、大当り発生装置2500を狙って遊技球を打ち出す旨の表示が行われる。

図102(d)は、図102(c)と同様の演出表示を行うものであるが、第一の大当り発生スイッチSW11又は第二の大当り発生スイッチSW12への遊技球の通過があったことにより移行される大当り遊技が、第三の遊技条件が成立しやすい大当り遊技である可能性が高いことを示す表示が装飾図柄表示装置208で実行されていることを示している。

なお、図102(c)および図102(d)に示される演出例において、第一の大当り発生スイッチSW11又は第二の大当り発生スイッチSW12への遊技球の通過があったときに第三の遊技条件が成立しやすい大当り遊技が開始されることを示唆する演出を行うようにしてもよい。

また、小当り遊技を開始可能なパチンコ機100にあっては、例えば、特図1(あるいは特図2)で大当り図柄および小当り図柄が停止表示する場合において、当該図柄変動表示が終了する前に図102(c)あるいは図102(d)に示すような演出を行うようにしてもよい。これにより、例えば、第一の大当り発生スイッチSW11又は第二の大当り発生スイッチSW12へ遊技球を通過させることにより、大当り遊技が開始されるか小当り遊技が開始されるかについて遊技者に期待を持たせることができる場合がある。なお、この場合、小当り遊技は、小当り図柄が停止表示された後は、第一の大当り発生スイッチSW11又は第二の大当り発生スイッチSW12へ遊技球を通過させることなく開始可能である。

図102(e)は、例えば、上述した小当り遊技を開始可能なパチンコ機100において実現可能な演出の一例を示している。この実施形態では、例えば、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214に小当り図柄が停止表示されて小当りとなると、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が0.1秒だけ開状態となる動作を複数回(例えば、3回)行う小当り遊技が実行される。なお、アタッカの開閉回数は3回に限らず、1回であってもよく、2回又は4回以上であってもよい。また、小当りにおけるアタッカの開放時間は0.1秒に限らず、例えば、1又は複数の遊技球が入賞可能とするのに十分な時間(例えば、1.0秒)に設定してもよい。また、大当り遊技では、1ラウンド目に第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)を、例えば、0.1秒だけ開状態となる動作を複数回(例えば、3回)行った後、29.0秒開放する動作が行われる。この動作は、一部の大当り遊技においてのみ実行されるものであってもよい。

図102(e)に示される演出例では、第1特図表示装置212に図柄が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示される図柄に対応する態様の第四図柄が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208には、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されている。

図102(e)に示される演出例では、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されているだけでは大当りであるか小当りであるかが遊技者に認識困難となっている。

そのため、図102(e)に示される演出例では、大当り遊技又は小当り遊技に移行して開閉動作を行う第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)の動作に注目する旨の「アタッカがロング開放で大当り」の表示が装飾図柄表示装置208にて行われていることを示している。

これにより、遊技者は、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)の開閉動作に注目し、例えば、3回の短時間の開閉の後、長時間の開放を確認することにより、大当り遊技となったことを認識することができる場合がある。

図102(f)は、図102(e)と同様の演出表示を行うものであるが、大当り遊技に移行する場合にあっては、第三の遊技条件が成立しやすい大当り遊技である可能性が高いことを示す表示が装飾図柄表示装置208で実行されることを示している。

次に、本実施形態において実施される遊技履歴に関する情報の報知の一例について説明する。

図102(g)は、特図1および特図2の変動表示の保留のない待機状態を示している。このとき、図102(h)に示すように、所定の操作が行われると、図102(i)に示すような遊技履歴が装飾図柄表示装置208に表示される。

遊技履歴を表示させるための操作は、例えば、図102(h)に示すように、設定スイッチ161のダイヤルを、管理情報を表示させるための位置となるように回転させた後、チャンスボタン136を押下することにより行われる。操作方法は、これに限らず、例えば、設定スイッチ161を備えない構成であるパチンコ機100にあっては、チャンスボタン136の所定回数の操作により行われるようにしてもよい。なお、この場合において、チャンスボタン136の操作回数は、1回であってもよいし、複数回であってもよい。

上述したようにして遊技履歴を表示させるための操作が行われると、図102(i)に示すように、例えば、大当り遊技における第三の遊技条件の成立回数あるいは非成立回数が大当り遊技の種類毎に装飾図柄表示装置208に表示される。なお、他の遊技履歴に関する情報を表示させるようにしてもよい。

なお、これまでに説明した実施形態では、普図始動口228が遊技領域124の右側に配設しており、確変状態および電サポ状態でない通常の遊技状態においては、ほとんど仏始動口228を遊技球が通過することがないため、普図変動遊技が実行されることはほとんどないが、普図始動口228を遊技領域124の左側にも配設して通常の遊技状態においても普図変動遊技が実行されるようにしてもよい。この場合において、例えば、普図の当り図柄の種類を複数種類設定して、第2特図始動口232が開状態となる時間を当り図柄の種類によって異ならせるようにしてもよい。また、例えば、通常の遊技状態において、特図2の図柄変動が行われる場合には、例えば、装飾図柄表示装置208にキャラクタが表示される等の特殊演出を行うようにしてもよい。

次に、本実施形態のパチンコ機において実行される一連の演出の一例について説明する。以下に説明する演出例は、特図の変動が開始してから特図が停止表示されるまで、又は、大当り遊技が終了するまでの期間(例えば、図81中Hで示される期間)において実行可能な演出である。なお、以下に説明する演出例は、第三の遊技条件が成立したか否かにかかわらず実行される場合がある演出である。

図103は、一連の演出の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。

図103(a)に示す装飾図柄表示装置208には、刀を持った主人公の殿様が表示画面の左側に現れる様子が表示されている。

その後、図103(b)に示すように、装飾図柄表示装置208において、「剣豪見参」の表示とともに、敵役の剣豪が現れる表示が行われる。

続いて、図103(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。

その後、図103(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が勝負の開始を告げる「勝負じゃ」と叫ぶ画面が表示される。

その後、図103(e)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪が互いの方向に向かっていく様子を示す画面が表示される。

その後、図103(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、勝負の結果、主人公の殿様および敵役の剣豪のうちのいずれが勝利するかについて期待させる画面が表示される。

続いて、図103(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、勝負が決した画面が表示される。この場合は、主人公の殿様が敵役の剣豪を打ち負かした様子を表すことにより、主人公の殿様が勝負に勝ったことを示唆する画面が表示される。反対に、敵役の剣豪が主人公の殿様を打ち負かした様子を表す場合もある。

その後、図103(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が力尽き、主人公の殿様が完全勝利した様子が表示される。

次に、一連の演出の他の例について説明する。

図103(i)に示される装飾図柄表示装置208には、主人公の殿様が疾走する様子を表すとともに、大当り等の有利な状況に移行するための条件である「姫orチビ姫を発見しろ」の文字が表示されている。

その後、図103(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が姫又はチビ姫が向こう側に隠れているであろうと思われる襖を発見する様子が表示されている。

続いて、図103(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、襖が開きはじめ、姫又はチビ姫が襖の向こう側にいるか否かについて期待させる画面が表示される。

そして、図103(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、襖が開くと姫が現れて有利な状況に移行する旨の演出表示が行われる。なお、この場合において、姫に代えてチビ姫が現れて有利な状況に移行される旨を演出する場合もあり、また、大奥や爺が現れて有利な状況への移行とはならない旨の演出表示が行われる場合もある。

なお、以上説明した一連の演出はあくまで一例に過ぎず、これらに限定されるものではないことは言うまでもない。

次に、本実施形態のパチンコ機において実行可能な具体的演出例について説明する。

図104は、大当りとなる図柄変動における具体的演出例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。

なお、図104を参照して説明する演出例では、装飾図柄表示装置208の右側にサブ演出表示装置208Aが隣接して配置されている。サブ演出表示装置208Aは、例えば、装飾図柄表示装置208よりも小さいサイズの各種の表示手段が採用可能であり、図104では、例えば、LCDが使用されている。サブ演出表示装置208Aは、例えば、リンク部材を介してモータ等のアクチュエータに接続されており、第2副制御部500の駆動制御により、装飾図柄表示装置208にオーバーラップしない第一の位置と、装飾図柄表示装置208にオーバーラップする第二の位置とに変位することができるように構成されている。この場合において、サブ演出表示装置208Aの一部が装飾図柄表示装置208にオーバーラップするようにしてもよいし、サブ演出表示装置208Aの全部が装飾図柄表示装置208にオーバーラップするようにしてもよい。

図104(a)では、第1特図表示装置212において図柄変動表示が開始された後、装飾図柄表示装置208においてスーパーリーチに発展する表示が行われている様子が示されている。

ここで、特図1の変動表示の保留数が3つであるため、第1特図保留ランプ218における3つのランプが点灯している。装飾図柄表示装置208には、これに対応して、第1の特図1保留表示h11、第2の特図1保留表示h12および第3の特図1保留表示h13がいずれもデフォルトの表示態様で表示され、第4の特図1保留表示h14はブランクである旨の表示がなされている。一方、特図2の変動表示の保留はないので、第2特図保留ランプ220においてはいずれのランプも点灯していない。

また、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示されている。また、装飾図柄表示装置208では、特図1第四図柄t1が、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して、上述したような態様で変動表示を行っている。

その後、図104(b)に示すように、装飾図柄表示装置208には、チャンスボタン136の押下を促すチャンスボタン136の絵柄と「押せ」という文字表示が行われている。また、サブ演出表示装置208Aには、「吉宗」の文字が表示されている。この演出によれば、チャンスボタン136が押下されることにより、大当り確定の表示が行われるかもしれないという期待感を遊技者に持たせることができる場合がある。

そして、図104(c)に示されるタイミングでチャンスボタン136が押下されると、図104(d)に示すように、サブ演出表示装置208Aが第一の位置から第二の位置に変位する。また、サブ演出表示装置208Aでは、「吉宗」の文字表示が行われている背景の色を変更する表示が行われている。

その後、図104(e)に示すように、中図柄表示領域208bに「装飾4」の装飾図柄が停止表示した後、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせで揺れ変動を開始する。このとき、サブ演出表示装置208Aは、第二の位置から第一の位置に変位する。

その後、図104(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、再変動表示が行われて16R特別大当りとなることが約束される装飾図柄の組み合わせに変更されるか否かについて期待させる昇格演出が行われる。具体的には、装飾図柄表示装置208では、揺れ変動している左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cに表示されている各装飾図柄が再び左上隅に表示され、昇格演出が行われる旨の「昇格チャレンジ」の表示と、チャンスボタン136の押下を促すチャンスボタン136の図柄と「押せ」という文字表示が行われる。

そして、図104(g)に示されるタイミングでチャンスボタン136が押下されると、図104(h)に示すように、サブ演出表示装置208Aが第一の位置から第二の位置に変位する。また、サブ演出表示装置208Aでは、「吉宗」の文字表示が行われている背景の色を変更する表示が行われている。これにより、再変動表示が行われて16R特別大当りとなることが約束される装飾図柄の組み合わせに変更されることが確定することを報知することができる。

その後、図104(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、揺れ変動していた装飾図柄が、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせに変更される。このとき、サブ演出表示装置208Aは、第二の位置から第一の位置に変位する。

その後、図104(j)に示すように、第1特図表示装置212に16R特別大当り図柄である「特図A」が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示される「特図A」に対応する黒色丸印の図柄が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208では、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、特図の変動遊技が終了する。

その後、大当り遊技が開始され、装飾図柄表示装置208では、図104(k)に示すような大当り開始演出が実行される。このとき、右打ちを指示する表示も行われている。

その後、大当り開始演出が終了して1ラウンド目に移行すると、図104(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示される。なお、装飾図柄表示装置208の左上隅には、確定表示された装飾図柄の組み合わせが表示されている。また、装飾図柄表示装置208の左下隅には、連荘回数が表示されている。今回の大当り遊技は、特図低確率普図低確率状態(通常の遊技状態)から移行した初回の大当り遊技であるため、装飾図柄表示装置208の左下隅には、その旨の表示である「1回目」の表示が行われている。その後は、これまでに説明した実施形態と同様の要領で大当り遊技が進行する。

図105は、大当りとなる図柄変動における具体的演出例の他の例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図105(a)〜図105(g)に示される演出は、図104(a)〜図104(g)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

図105(h)では、図104(h)とは異なり、チャンスボタン136が押下されたにもかかわらず、サブ演出表示装置208Aが第一の位置のまま移動しない。これにより、再変動表示が行われて16R特別大当りとなることが約束される装飾図柄の組み合わせに変更されないことが報知される。

その後、図105(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせのまま揺れ変動が継続して行われる。

その後、図105(j)に示すように、第1特図表示装置212に16R特別大当り図柄である「特図A」が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示される「特図A」に対応する黒色丸印の図柄が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208では、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、特図の変動遊技が終了する。この演出例では、開始される大当り遊技は、第三の遊技条件が成立しやすい16R特別大当りであるが、遊技者には、開始される大当り遊技が16R特別大当りであるか否かが認識困難となっている。

その後は、図105(k)〜図105(l)に示される演出が行われる。これらの演出は、図104(k)〜図105(l)に示して上述したのと同様である。

図106は、大当り遊技における具体的演出例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。

上述したようにして、第1特図表示装置212において「特図A」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図106(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が実行される。なお、今回開始された大当り遊技は、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)された後に開始された大当り遊技であるので、遊技者には、16R特別大当りであるか否かについては、認識困難となっている。

その後、大当り開始演出が終了して1ラウンド目に移行すると、図106(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り演出が実行され、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示される。また、サブ演出表示装置208Aは、第一の位置に配置され、「吉宗」の文字が表示されている。

図106(c)は、4ラウンド目における演出内容を示している。図106(c)に示すように、14ラウンド目において第二の可変入賞口235aが長時間開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来するか否かを示唆する昇格演出が行われる。具体的には、図106(c)に示すように、装飾図柄表示装置208には、チャンスボタン136の押下を促すチャンスボタン136の絵柄とともに「押せ」という文字が表示され、チャンスボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間表示バーも表示されている。また、サブ演出表示装置208Aには、「吉宗」の文字が表示されている。この演出によれば、チャンスボタン136が押下されることにより、今回の大当り遊技が、第三の遊技条件が成立しやすい16R特別大当りであることが報知されるかもしれないという期待感を遊技者に持たせることができる場合がある。

そして、図106(d)に示されるタイミングでチャンスボタン136が押下されると、図106(e)に示すように、装飾図柄表示装置208では、昇格演出に成功した演出内容が実行され、サブ演出表示装置208Aが第一の位置から第二の位置に変位する。また、サブ演出表示装置208Aでは、「吉宗」の文字表示が行われている背景の色を変更する表示が行われている。これにより、今回の大当り遊技が、第三の遊技条件が成立しやすい16R特別大当りであることが報知される。

その後、図106(f)に示すように、サブ演出表示装置208Aは、第二の位置から第一の位置に変位する。その後は、これまでに説明した実施形態と同様の要領で大当り遊技が進行する。

また、別の演出例について説明すると、第1特図表示装置212において「特図C」が停止表示されて大当り遊技が開始されると、図106(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が実行される。なお、今回開始された大当り遊技は、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)された後に開始された大当り遊技であるので、遊技者には、16R特別大当りであるか否かについては、認識困難となっている。また、今回開始された大当り遊技は、第三の遊技条件が成立し難い16R(実質13R)大当り図柄である「特図C」が停止表示されて開始された大当り遊技である。

その後は、図106(h)〜図106(j)に示される演出が行われる。これらの演出は、図106(b)〜図106(d)に示して上述したのと同様である。

図106(k)〜図106(l)では、図106(e)〜図106(f)とは異なり、装飾図柄表示装置208では、昇格演出に失敗した演出内容が実行され、サブ演出表示装置208Aが第一の位置のまま移動しない。これにより、今回の大当り遊技が、第三の遊技条件が成立し難い16R大当りであることが報知される。なお、この演出例において、その後の大当り遊技において、例えば、上述した復活演出を行い、16R特別大当りであれば、復活演出に成功する演出を行い、16R特別大当りでない16R大当りであれば、復活演出に失敗する演出をさらに行うようにしてもよい。

この演出例では、その後、大当り遊技が進行して、14ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aが開状態となるとともに、Vシャッタ2352aが開状態となるが、いずれもきわめて短い時間だけの開状態であるので、V通過がきわめて困難となっている。装飾図柄表示装置208では、図106(m)に示すように、14ラウンド目となっても失敗演出が継続して行われている。

図106(n)は、14ラウンド目において、遊技球がV通過スイッチSW2を通過(V通過)した状態を示している。すると、図106(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。このとき、「V」の表示は、失敗演出の表示に重ねて行われる。

また、別の演出例について説明すると、大当り遊技が進行して、14ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aが開状態となるとともに、Vシャッタ2352aが開状態となるが、いずれもきわめて短い時間だけの開状態であるので、V通過がきわめて困難となっている。装飾図柄表示装置208では、図106(p)に示すように、14ラウンド目となっても失敗演出が継続して行われている。

図106(q)は、14ラウンド目において、遊技球がV通過スイッチSW2を通過(V通過)した状態を示している。この演出例では、このとき、図106(r)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示を行わず、失敗演出のみが継続して行われている。すなわち、この演出例では、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技において、V通過があってもその旨を報知しないことにより、大当り遊技の終了後に確変状態に移行することを遊技者に認識困難とさせることができる場合がある。

次に、装飾図柄表示装置208における視認状態(視認性の程度)について説明する。図107は、装飾図柄表示装置208における視認状態を説明するための図である。ここで、同図における「オブジェクト」とは、装飾図柄表示装置208の視認状態(視認性の程度)を変化させることが可能な有体物や無体物を意味し、例えば、画像(例えば、保留アイコン、変動アイコン、保留アニメを構成するテクスチャ画像、演出に使用される各種画像、予告に使用される画像、キャラクタ画像)や、可動体(例えば、演出可動体、遮蔽装置)や、ガラス製または樹脂製の透明板部材などが少なくとも含まれる。

同図(a)(1)に示す例は、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部を、第一のオブジェクトob1で覆うことで、装飾図柄表示装置208の表示領域のうち、少なくとも第一のオブジェクトob1によって覆われた表示領域が、正面から視認不能(または視認困難)とされる。また、本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部と第一のオブジェクトob1の一部を、さらに第二のオブジェクトob2で覆うことで、装飾図柄表示装置208の表示領域のうち、第二のオブジェクトob2のみによって覆われた表示領域も、正面から視認不能(または視認困難)とされるとともに、第一のオブジェクトob1のうち、第二のオブジェクトob2によって覆われた部位も、正面から視認不能(または視認困難)とされる。

すなわち、本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が第一のオブジェクトob1と第二のオブジェクトob2によって覆い隠されるとともに、第一のオブジェクトob1の一部も第二のオブジェクトob2によって覆い隠される。なお、図示はしないが、装飾図柄表示装置208の表示領域に、第一のオブジェクトob1と第二のオブジェクトob2が互いに重ならないように表示を行った後、同図(a)(1)に示すように、第一のオブジェクトob1の一部を第二のオブジェクトob2によって覆い隠し、さらに、同図(a)(2)に示すように、第一のオブジェクトob1のすべてを第二のオブジェクトob2によって覆い隠す表示を連続して実行してもよい。

同図(a)(2)に示す例は、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部を、第一のオブジェクトob1で覆うとともに、この第一のオブジェクトob1全体を第二のオブジェクトob2で覆うことで、装飾図柄表示装置208の表示領域のうち、少なくとも第二のオブジェクトob2によって覆われた表示領域が、正面から視認不能(または視認困難)とされる。また、同図(a)(3)に示す例は、第二のオブジェクトob2によって覆われた表示領域が、正面から視認不能(または視認困難)とされている点で同図(a)(2)に示す例と同様であるが、同図(a)(2)に示す例よりも、第二のオブジェクトob2によって視認不能(または視認困難)とする範囲を広げている。このように、装飾図柄表示装置208の表示領域外を視認不能(または視認困難)としてもよい。また、換言すれば、同図(a)(3)に示す例は、第二のオブジェクトob2は、装飾図柄表示装置208のある辺の一部を視認不能(または視認困難)としているということができる。

また、同図(b)(2)に示す例は、同図(b)(1)に示す第一のオブジェクトob1と第二のオブジェクトob2の位置関係を入れ替えている。本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部を、第二のオブジェクトob2で覆うことで、装飾図柄表示装置208の表示領域のうち、少なくとも第二のオブジェクトob2によって覆われた表示領域が、正面から視認不能(または視認困難)とされる。また、本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部と第二のオブジェクトob2の一部を、さらに第一のオブジェクトob1で覆うことで、装飾図柄表示装置208の表示領域のうち、第一のオブジェクトob1のみによって覆われた表示領域も、正面から視認不能(または視認困難)とされるとともに、第二のオブジェクトob2のうち、第一のオブジェクトob1によって覆われた部位も、正面から視認不能(または視認困難)とされる。

すなわち、本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が第一のオブジェクトob1と第二のオブジェクトob2によって覆い隠されるとともに、第二のオブジェクトob2の一部も第一のオブジェクトob1によって覆い隠される。

同図(c)(1)に示す例は、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部を、第一のオブジェクトob1と第三のオブジェクトob3で覆うことで、装飾図柄表示装置208の表示領域のうち、少なくとも第一のオブジェクトob1と第三のオブジェクトob3によって覆われた表示領域が、正面から視認不能(または視認困難)とされる。また、本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部、第一のオブジェクトob1の一部、および第三のオブジェクトob3の一部を、さらに第二のオブジェクトob2で覆うことで、装飾図柄表示装置208の表示領域のうち、第二のオブジェクトob2のみによって覆われた表示領域も、正面から視認不能(または視認困難)とされるとともに、第一のオブジェクトob1および第三のオブジェクトob3のうち、第二のオブジェクトob2によって覆われた部位も、正面から視認不能(または視認困難)とされる。

すなわち、本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が第一のオブジェクトob1、第二のオブジェクトob2、および第三のオブジェクトob3によって覆い隠されるとともに、第一のオブジェクトob1および第三のオブジェクトob3の一部も、第二のオブジェクトob2によって覆い隠される。

同図(c)(2)に示す例は、同図(c)(1)に示す例から第三のオブジェクトob3の位置を変更している。本例は、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が第一のオブジェクトob1、第二のオブジェクトob2、および第三のオブジェクトob3によって覆い隠される点は同図(c)(1)に示す例と同様であるが、第三のオブジェクトob3の位置を第二のオブジェクトob2によって覆われない範囲に移動しているため、第三のオブジェクトob3は、正面から視認可能とされる。

同図(c)(3)に示す例は、同図(c)(2)に示す例から第三のオブジェクトob3の位置を変更している。本例は、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が第一のオブジェクトob1、第二のオブジェクトob2、および第三のオブジェクトob3によって覆い隠される点は同図(c)(1)、(2)に示す例と同様であるが、第三のオブジェクトob3の位置を第一のオブジェクトob1を覆う位置に移動しているため、第三のオブジェクトob3は、正面から視認可能とされる一方で、第一のオブジェクトob1の一部が、第三のオブジェクトob3によって覆い隠される。

同図(c)(4)に示す例は、同図(c)(3)に示す例から第三のオブジェクトob3の位置を変更している。本例は、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が第一のオブジェクトob1、第二のオブジェクトob2、および第三のオブジェクトob3によって覆い隠される点は同図(c)(1)〜(3)に示す例と同様であるが、第三のオブジェクトob3の位置を第二のオブジェクトob2を覆う位置に移動しているため、第三のオブジェクトob3は、正面から視認可能とされる一方で、第二のオブジェクトob2の一部が、第三のオブジェクトob3によって覆い隠される。

同図(c)(5)に示す例は、同図(c)(4)に示す例から第三のオブジェクトob3の位置を変更している。本例は、装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が第一のオブジェクトob1、第二のオブジェクトob2、および第三のオブジェクトob3によって覆い隠される点は同図(c)(1)〜(4)に示す例と同様であるが、第三のオブジェクトob3の位置を第一のオブジェクトob1と第二のオブジェクトob2を覆う位置に移動しているため、第三のオブジェクトob3は、正面から視認可能とされる一方で、第一のオブジェクトob1と第二のオブジェクトob2の一部が、第三のオブジェクトob3によって覆い隠される。

同図(d)は、第二のオブジェクトob2の形状のバリエーションを示した図である。第二のオブジェクトob2は、同図(d)(1)に示すように、矩形形状であってもよいし、同図(d)(2)に示すように、一部に開口部を形成することで、この開口部を通じて後方を視認可能に構成してもよい。また、同図(d)(3)に示すように、外縁の一部に切欠部を形成することで、この切欠部を通じて後方を視認可能に構成してもよいし、同図(d)(4)に示すように、開口部と切欠き部の両方を形成してもよい。

図108は、第10実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。なお、この演出例では、第一の可変入賞口および第二の可変入賞口として、図78(e)に示される第一の可変入賞口234bおよび第二の可変入賞口235bを使用するものとし、第二の可変入賞口235b内に設けられた第四の通過検出スイッチSW8をV通過スイッチとして機能するものとして説明する。

例えば、第1特図表示装置212において16R大当り図柄である「特図C」が停止表示されると、図108(a)に示すように、大当り演出が実行されて大当り遊技が開始される。この演出例では、装飾図柄表示装置208の左下の連荘回数の表示の上方にアタッカへの入賞により獲得した賞球数の表示が行われている。図108(a)に示されるタイミングでは、アタッカへの入賞が未だにないので、賞球数の表示は「00000」となっている。なお、本実施形態では、第一の可変入賞口234bおよび第二の可変入賞口235bへの入賞により獲得する賞球数は14としているが、14以外の賞球数であってもよい。

図108(b)は、4ラウンド目における演出内容を示している。図108(b)に示されるタイミングでは、賞球数の表示が「00504」となっている。なお、このとき、装飾図柄表示装置208では、上述した昇格演出に失敗した失敗演出が表示されている。この失敗演出は16ラウンド目の終了まで継続して行われる。

図108(c)は、15ラウンド目の終了時における演出内容を示している。図108(c)に示されるタイミングでは、賞球数の表示が「01988」となっている。

その後、16ラウンド目になると、第二の可変入賞口235bが開状態となるが、きわめて短い時間だけの開状態であるので、V通過がきわめて困難となっている。装飾図柄表示装置208では、図108(d)に示すように、16ラウンド目となっても上述した失敗演出が継続して行われる。

図108(e)は、16ラウンド目において、第二の可変入賞口235bへ1つの遊技球が入賞した様子が示されている。すると、図108(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、賞球数の表示が「2002」に更新されるとともに、装飾図柄表示装置208の中央下方に、賞球を2000獲得した旨の「GET2000pt」の表示が行われる。また、このとき、賞球2000獲得音がスピーカ120から出力される。なお、賞球を2000獲得した旨の演出を装飾図柄表示装置208における表示とスピーカ120からの音声出力により実現したが、いずれか一方のみ実施するものであってもよい。また、賞球2000獲得音の出力タイミングは、「GET2000pt」の表示と同時であってもよいし、「GET2000pt」の表示の後に賞球2000獲得音が出力されてもよいし、賞球2000獲得音が出力された後に「GET2000pt」の表示が行われてもよい。

図108(g)は、第二の可変入賞口235bへ入賞した遊技球がV通過スイッチとして機能する第四の通過検出スイッチSW8を通過した状態を示している。すると、図108(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われるとともに、V入賞音がスピーカ120から出力される。このとき、装飾図柄表示装置208では、上述した「GET2000pt」の表示に重ねて「V」の表示が行われている。なお、「V」の表示に重ねて「GET2000pt」の表示を行うようにしてもよい。また、この演出例では、確変獲得が確定した旨の報知を装飾図柄表示装置208における表示とスピーカ120からの音声出力により実現したが、いずれか一方のみ実施するものであってもよい。また、V入賞音の出力タイミングは、「V」の表示と同時であってもよいし、「V」の表示の後にV入賞音が出力されてもよいし、V入賞音が出力された後に「V」の表示が行われてもよい。

この演出例では、賞球を獲得した旨の演出と確変獲得が確定した旨の報知とが重複して行われているものであるが、これらはあくまで演出の組み合わせの一例として説明するものであって、実行可能な演出の組み合わせは上述したものに限定されるものではない。また、複数種類の演出のうち、ある演出の組み合わせ(例えば、第一の演出の組み合わせ)については重複して実行されないようにしてもよい。また、例えば、遊技の条件に応じてある演出の組み合わせ(例えば、第一の演出の組み合わせ)が重複して実行される場合と、ある演出の組み合わせ(例えば、第一の演出の組み合わせ)が重複して実行されない場合とがあってもよく、例えば、第三の遊技条件が成立し難い大当り遊技においては、賞球を獲得した旨の演出と確変獲得が確定した旨の報知とが重複して実行されず、第三の遊技条件が成立しやすい大当り遊技においては、賞球を獲得した旨の演出と確変獲得が確定した旨の報知とが重複して実行されるようにしてもよい。

[実施形態11]
本発明の第11実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施形態におけるパチンコ機100は、図74に示されるアタッカユニット2340を備えたものを例に説明するが、もちろん、図3に示すような遊技盤200を備えたパチンコ機100にも本実施形態を適用することもできる。また、これまでの説明では、第二の可変入賞口235やV通路2340gを第一の領域の一例と定義して説明したが、以下の説明では、第二の可変入賞口235やV通路2340gを第二の領域の一例と定義して説明することとする。

図109〜図111を参照しながら、ラウンド間での第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)及び第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の動作タイミングの一例について説明する。

図109(a)は、連続する4つのラウンドの全てでロング開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートであり、図109(b)は、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドのみロング開放し、他のラウンドでは短開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートであり、図109(c)は、第二の可変入賞口235aが開放されるラウンドが開始されるときに設定される確変作動領域ソレノイドの動作パターン及び確変作動領域有効状態である期間の一例を示すタイミングチャートである。ここで、図109(a)〜図109(c)のいずれの場合も大当り遊技中を示しており、特別遊技を示す信号は継続してONの状態となっている。なお、以下に説明する、連続する4つのラウンドは、最終ラウンドを含むものであってもよいし、1ラウンド目を含むものであってもよいし、最終ラウンド及び1ラウンド目のいずれも含まれないものであってもよいし、最終ラウンド及び1ラウンド目のいずれも含まれるものであってもよい。連続する3つのラウンドの場合でも、連続する2つのラウンドの場合でも同様である。

最初に、図109(a)を参照して、連続する4つのラウンドの全てでロング開放する場合の動作の一例について説明する。すなわち、図109(a)に示す例は、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、2つ目のラウンドで第2のアタッカがロング開放し、3つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、4つ目のラウンドで第2のアタッカがロング開放している様子が示されている。図109(a)に示す動作パターンは、確変獲得を予定した大当り(特別大当り)で実行される場合がある動作パターンである。また、図109(a)に示す動作パターンを含む大当り遊技は、第三の大当り遊技の一例である。

図109(a)に示すように、a01のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開放するラウンド(ラウンドRA)が開始すると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234a(第一の可変入賞手段)の第一の扉部材2341aが閉状態(第一の状態)から開状態(第二の状態)に変位する。すなわち、第一の可変入賞口234aは、遊技球が少なくとも入球不可能な閉状態と遊技球が少なくとも入球可能な開状態とに変化可能に構成されている。このとき、例えば、主制御部300から出力される大入賞口1開放信号、大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。ここで、大入賞口1開放信号は、ソレノイドSOL1の動作状態を示す信号である。すなわち、大入賞口1開放信号は、第1のアタッカが開状態であるか閉状態であるかを示すものである。なお、大入賞口1開放信号がソレノイドSOL1の駆動信号であってもよく、また、大入賞口1開放信号を出力しない構成であってもよい。また、大入賞口1作動中信号は、第1のアタッカに進入した遊技球を入賞カウントスイッチSW4で検出するための期間であるか否かを示す信号であり、ラウンドが開始してから後述するラウンド間インターバルが開始されるまでの期間を示すものである。また、大入賞口1有効状態の期間は、図80に示して上述したアタッカ1有効期間に相当するものであり、入賞カウントスイッチSW4を通過する遊技球を有効なものとして取り扱う期間を示すものである。なお、大入賞口1有効状態となる期間は、任意に設定することができ、例えば、電源投入後から電源が遮断されるまで常に大入賞口1有効状態の期間が設定されていてもよいし、大当り遊技の開始から終了まで設定されていてもよいし、第2のアタッカが開状態となっている場合において少なくとも一部の期間で設定されていてもよい。また、アタッカ1有効期間外であっても入賞カウントスイッチSW4を通過する遊技球を有効なものとして取り扱うようにしてもよい。この場合、第2のアタッカの開放中は無効としてもよい。また、以下の説明では、入賞カウントスイッチSW4を第一の領域の一例ということがある。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、a02のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号もOFFとなる。その後、所定のラウンド後閉鎖時間(例えば、1.9秒)が経過してa03のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRAが終了する。ここで、a02からa03の期間を、残存球検知期間ということがある。この残存球検知期間を設けることにより、アタッカに進入した遊技球が、次のラウンドが開始された後で入賞カウントスイッチにより検知されることを防止できる場合がある。なお、本実施形態では、後述するラウンド間インターバル時間の開始のタイミング(例えば、a03のタイミング)でラウンドが終了するものとして定義しているが、次のラウンドの開始のタイミング(例えば、a04のタイミング)でラウンドが終了するものと定義してもよい。また、ソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが閉状態に変位したタイミング(例えば、a02のタイミング)でラウンドが終了するものと定義してもよい。つまり、ラウンド間でアタッカが閉状態となっている期間の一部はラウンドに含まれないと定義してもよいし、ラウンド間でアタッカが閉状態となっている期間の全部はラウンドに含まれないと定義してもよい。また、ラウンド間でアタッカが閉状態となっている期間はいずれかのラウンドに属すると定義してもよい。

a03のタイミングとなった後、所定のラウンド間インターバル時間(例えば、0.1秒)が経過すると、a04のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRB)が開始する。このとき、大入賞口1有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL2がONとなって第二の可変入賞口235a(第二の可変入賞手段)のシャッタ部材2351aが閉状態(第一の状態)から開状態(第二の状態)に変位する。すなわち、第二の可変入賞口235aは、遊技球が少なくとも入球不可能な閉状態と遊技球が少なくとも入球可能な開状態とに変化可能に構成されている。なお、大入賞口1有効状態の期間は、次のラウンドが開始されるタイミングで終了するようにしたが、次のラウンドが開始された後で終了するようにしてもよい。また、大入賞口1有効状態の期間は、一度設定された後は、大当り遊技が終了するまで継続するようにしてもよい。また、このとき、ソレノイドSOL3(確変作動領域ソレノイド)がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、例えば、主制御部300から出力される大入賞口2開放信号及び大入賞口2作動中信号がONとなり、大入賞口2有効状態の期間及び確変作動領域有効状態の期間が設定される。ここで、大入賞口2開放信号は、ソレノイドSOL2の動作状態を示す信号である。すなわち、大入賞口2開放信号は、第2のアタッカが開状態であるか閉状態であるかを示すものである。また、大入賞口2作動中信号は、第2のアタッカに進入した遊技球を入賞カウントスイッチSW1で検出するための期間であるか否かを示す信号であり、ラウンドが開始してからラウンド間インターバルが開始されるまでの期間を示すものである。また、大入賞口2有効状態の期間は、図80に示して上述したアタッカ2有効期間に相当するものであり、入賞カウントスイッチSW1を通過する遊技球を有効なものとして取り扱う期間を示すものである。なお、大入賞口2有効状態となる期間は、任意に設定することができ、例えば、電源投入後から電源が遮断されるまで常に大入賞口2有効状態の期間が設定されていてもよいし、大当り遊技の開始から終了まで設定されていてもよいし、第1のアタッカが開状態となっている場合において少なくとも一部の期間で設定されていてもよい。また、確変作動領域有効状態の期間は、図80に示して上述したV通過有効期間に相当するものであり、V通過スイッチSW2(第二の領域)を通過する遊技球を有効なものとして取り扱う期間を示すものである。以下の説明において、確変作動領域有効状態を第二の領域有効状態ということがある。なお、確変作動領域有効状態となる期間は、任意に設定することができ、例えば、電源投入後から電源が遮断されるまで常に確変作動領域有効状態の期間が設定されていてもよいし、大当り遊技の開始から終了まで設定されていてもよい。Vシャッタ2352aは、a04のタイミングで開状態となった後は、所定の第一のシャッタ開放時間(例えば、0.5秒)が経過すると一旦閉状態となり、その後、所定の第一のシャッタ閉鎖時間(例えば、3秒)が経過すると再び開状態となるように作動する。なお、Vシャッタ2352aの作動パターン及び作動時間は適宜の態様とすることができる。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、a05のタイミングでソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口2開放信号もOFFとなる。以下の説明では、例えば、a04からa05の期間のように、第二の可変入賞口235aが開状態とされている期間を第一の期間ということがある。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してa06のタイミングになると、大入賞口2作動中信号がOFFとなってラウンドRBが終了する。このとき、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位するとともに、確変作動領域有効状態の期間も終了する。ここでも同様に、a05からa06の期間が残存球検知期間となっている。以下の説明において、ラウンドRBを、第一の期間を少なくとも含む第一のラウンドの一例ということがある。

a06のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、a07のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRC)が開始する。このとき、大入賞口2有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号及び大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。以降、a08〜a13に示すタイミングで行われる動作は、それぞれ、a02〜a07に示すタイミングで行われる動作と同様である。なお、ラウンドRDが最終ラウンドである場合には、a12のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。また、a12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してa13のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。ラウンドRDが最終ラウンドでない場合には、a12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してa13のタイミングとなったときに次のラウンドが開始されるようにしてもよい。以下の説明では、例えば、a07からa08の期間のように、第二の可変入賞口235aが閉状態とされ、且つ、第一の可変入賞口234aが開状態とされている期間を第二の期間ということがある。また、以下の説明では、例えば、a10からa11の期間のように、第二の可変入賞口235aが開状態とされている期間を第三の期間ということがある。また、以下の説明において、ラウンドRCを、第二の期間を少なくとも含む第二のラウンドの一例ということがあり、また、ラウンドRDを、第三の期間を少なくとも含む第三のラウンドの一例ということがある。そして、上述したように、第二の期間は、第一の期間の後で開始される期間であるということができ、また、第三の期間は、第二の期間の後で開始される期間であるということができる。また、以下の説明では、例えば、a04からa05の期間や、a10からa11の期間のように、第二の可変入賞口235aが開状態とされている期間を第六の期間ということがある。

このように、図109(a)に示す動作パターンにおいて、ラウンドRB及びラウンドRDでは、第2のアタッカがロング開放とされるとともに、V通過スイッチSW2への遊技球の進入も容易となっている。

次に、図109(b)を参照して、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドのみロング開放し、他のラウンドでは短開放する場合の動作の一例について説明する。すなわち、図109(b)に示す例は、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、2つ目のラウンドで第2のアタッカが短開放し、3つ目のラウンドで第1のアタッカが短開放し、4つ目のラウンドで第2のアタッカが短開放している様子が示されている。図109(b)に示す動作パターンは、確変獲得を予定していない大当りで実行される場合がある動作パターンである。また、図109(b)に示す動作パターンを含む大当り遊技は、第一の大当り遊技の一例である。

図109(b)に示すように、b01のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開放するラウンド(ラウンドRA)が開始すると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号、大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、b02のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してb03のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRAが終了する。ここでも同様に、b02からb03の期間が残存球検知期間となっている。

b03のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、b04のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRB)が開始する。このとき、大入賞口1有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL2がONとなって第二の可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、ソレノイドSOL3(確変作動領域ソレノイド)がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、例えば、大入賞口2開放信号及び大入賞口2作動中信号がONとなり、大入賞口2有効状態の期間及び確変作動領域有効状態の期間が設定される。

ラウンドRBは短開放のラウンドであるため、ラウンドRBにおけるアタッカの開放時間は、ロング開放のラウンドよりも短い時間(短開放時間)となっている(例えば、0.5秒)。そのため、ラウンドRBの開始から短開放時間が経過するとb05のタイミングでラウンド終了条件が成立してソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態となる。したがって、ラウンドRBは、第2のアタッカへの遊技球の進入が困難なラウンドということができる。ここで、Vシャッタ2352aを駆動するソレノイドSOL3(確変作動ソレノイド)は、図109(c)の破線で示されるように、b04のタイミングで開状態となった後は、上述した第一のシャッタ開放時間が経過すると一旦閉状態となり、その後、上述した第一のシャッタ閉鎖時間が経過すると再び開状態となるように作動させるための駆動設定が行われるが、短開放のラウンドでは、第一のシャッタ開放時間が経過するタイミングで(あるいは、第一のシャッタ閉鎖時間が経過する以前に)ラウンド終了条件が成立してしまうため、その後の駆動動作が行われることなくラウンドが終了することとなる。確変作動領域有効状態の期間についても同様である。したがって、ラウンドRBは、第2のアタッカへの遊技球の進入が困難であるとともに、V通過スイッチSW2への進入も困難であるということができる。このように、b04からb05の期間を第一の期間の一例ということができる。なお、第2のアタッカの短開放時間は、第1のアタッカの短開放時間と同一の時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。この場合、第2のアタッカの短開放時間の方が長くてもよいし、第1のアタッカの短開放時間の方が長くてもよい。

その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してb06のタイミングになると、大入賞口2作動中信号がOFFとなってラウンドRBが終了する。このとき、ソレノイドSOL3はOFFのままであるので、Vシャッタ2352aも閉状態のままとなっている一方で、確変作動領域有効状態の期間は、このタイミングで終了する。ここでも同様に、b05からb06の期間が残存球検知期間となっている。

b06のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、b07のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRC)が開始する。このとき、大入賞口2有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号、大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。

ラウンドRCも短開放のラウンドであるため、ラウンドRCにおけるアタッカの開放時間は上述した短開放時間となっている。そのため、ラウンドRCの開始から短開放時間が経過するとb08のタイミングでラウンド終了条件が成立してソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態となる。したがって、ラウンドRCは、第1のアタッカへの遊技球の進入が困難なラウンドということができる。このように、b07からb08の期間を第二の期間の一例ということができる。

その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してb09のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRCが終了する。ここでも同様に、b08からb09の期間が残存球検知期間となっている。

b09のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、b10のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRD)が開始する。以降、b10〜b13に示すタイミングで行われる動作は、それぞれb04〜b07に示すタイミングで行われる動作と同様である。したがって、ラウンドRDは、第2のアタッカへの遊技球の進入が困難であるとともに、V通過スイッチSW2への進入も困難であるということができる。なお、ラウンドRDが最終ラウンドである場合には、b12のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。また、b12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してb13のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。ラウンドRDが最終ラウンドでない場合には、b12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してb13のタイミングとなったときに次のラウンドが開始されるようにしてもよい。

このように、b10からb11の期間を第三の期間の一例ということができる。また、以下の説明では、例えば、b01からb02の期間や、b07からb08の期間のように、第一の可変入賞口234aが開状態とされている期間を第四の期間ということがあり、例えば、b04からb05の期間や、b10からb11の期間のように、第二の可変入賞口235aが開状態とされている期間を第五の期間ということがある。

図110(a)は、連続する4つのラウンドのうちの2つ目のラウンドのみ短開放し、他のラウンドではロング開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートであり、図110(b)は、連続する4つのラウンドのうちの2つ目のラウンドのみ短開放し、他のラウンドではロング開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。ここで、図110(a)及び図110(b)のいずれの場合も大当り遊技中を示しており、特別遊技を示す信号は継続してONの状態となっている。

図110(a)を参照して、連続する4つのラウンドのうちの2つ目のラウンドのみ短開放し、他のラウンドではロング開放する場合の動作の一例について説明する。すなわち、図110(a)に示す例では、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、2つ目のラウンドで第2のアタッカが短開放し、3つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、4つ目のラウンドで第2のアタッカがロング開放している様子が示されている。図110(a)に示す動作パターンは、確変獲得を予定した大当り(特別大当り)で実行される場合がある動作パターンである。また、以下の説明では、図110(a)に示す動作パターンを含む大当り遊技を第二の大当り遊技の一例ということがある。

図110(a)に示すように、c01のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開放するラウンド(ラウンドRA)が開始すると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号及び大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、c02のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間経過してc03のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRAが終了する。ここでも同様に、c02からc03の期間が残存球検知期間となっている。

c03のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、c04のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRB)が開始する。このとき、大入賞口1有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL2がONとなって第二の可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、ソレノイドSOL3(確変作動領域ソレノイド)がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、例えば、大入賞口2開放信号及び大入賞口2作動中信号がONとなり、大入賞口2有効状態の期間及び確変作動領域有効状態の期間が設定される。

ラウンドRBは短開放のラウンドであるため、ラウンドRBにおけるアタッカの開放時間は短開放時間となっている。ここで、ラウンドRBに係るc04〜c07に示すタイミングで行われる動作は、それぞれ図109(b)におけるb04〜b07に示すタイミングで行われる動作と同様である。したがって、ラウンドRBは、第2のアタッカへの遊技球の進入が困難であるとともに、V通過スイッチSW2への進入も困難であるということができる。以降、c07〜c13に示すタイミングで行われる動作は、それぞれ、図109(a)におけるa07〜a13に示すタイミングで行われる動作と同様である。

このように、図110(a)に示す動作パターンにおいて、ラウンドRDでは、第2のアタッカがロング開放とされるとともに、V通過スイッチSW2への遊技球の進入も容易となっている。なお、ラウンドRDが最終ラウンドである場合には、c12のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。また、c12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してc13のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。ラウンドRDが最終ラウンドでない場合には、c12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してc13のタイミングとなったときに次のラウンドが開始されるようにしてもよい。

このように、c04からc05の期間を第一の期間の一例ということができ、c07からc08の期間を第二の期間の一例ということができ、c10からc11の期間を第三の期間の一例ということができる。また、本実施形態では、第三の期間(c10からc11の期間)は、第一の期間(c04からc05の期間)よりも長い期間であるということができ、第二の期間(c07からc08の期間)は、第一の期間(c04からc05の期間)よりも長い期間であるということができる。また、c01からc02の期間や、c07からc08の期間を第四の期間の一例ということができ、c04からc05の期間や、c10からc11の期間を第五の期間の一例ということができる。

なお、第2のアタッカの短開放と第2のアタッカのロング開放とにより特定開放を構成するということがある。この特定開放は、複数のラウンドによって構成される場合もあるし、同一のラウンドによって構成される場合もある。

次に、図110(b)を参照して、連続する4つのラウンドのうちの2つ目のラウンドのみ短開放し、他のラウンドではロング開放する場合の動作の一例について説明する。図110(b)に示す例では、ラウンドRDにおける動作が異なっている以外は、図110(a)に示す例と同様となっている。すなわち、図110(b)に示す動作パターンは、確変獲得を予定した大当り(特別大当り)で実行される場合がある動作パターンである。また、図110(b)に示す動作パターンを含む大当り遊技を第二の大当り遊技の一例ということができる。

図110(b)に示すように、d01〜d10に示すタイミングで行われる動作は、それぞれ、図110(a)におけるc01〜c10に示すタイミングで行われる動作と同様である。この演出例において、d04からd05の期間のように、第二の可変入賞口235aが開状態(短開放)とされている期間を第一の期間ということがある。

d10のタイミングとなってラウンドRDが開始されると、大入賞口1有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL2がONとなって第二の可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、ソレノイドSOL3(確変作動領域ソレノイド)がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、大入賞口2開放信号及び大入賞口2作動中信号がONとなり、大入賞口2有効状態の期間及び確変作動領域有効状態の期間が設定される。ここで、シャッタ部材2351aは、d10のタイミングで開状態となった後は、所定のアタッカ2開放時間(例えば、0.5秒)が経過すると一旦閉状態となり、その後、所定のアタッカ2閉鎖時間(例えば、2秒)が経過すると再び開状態となるように作動する。ここで、アタッカ2閉鎖時間は、ラウンド終了条件が成立してアタッカが閉状態となってから、次のラウンドが開始してアタッカが開状態となるまでの期間と同じであってもよいし、アタッカ2閉鎖時間の方が長くてもよいし、アタッカ2閉鎖時間の方が短くてもよい。また、第2のアタッカが短開放するラウンドで第2のアタッカが閉状態となってから、第2のアタッカがロング開放するラウンドで第2のアタッカが開状態となるまでの時間と、アタッカ2閉鎖時間とが同じ時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。このとき、アタッカ2閉鎖時間の方が長くてもよいし、第2のアタッカが短開放するラウンドで第2のアタッカが閉状態となってから、第2のアタッカがロング開放するラウンドで第2のアタッカが開状態となるまでの時間の方が長くてもよい。また、アタッカ2開放時間は、ラウンドRBにおける第2のアタッカの開放時間(短開放時間)と同じ時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。換言すれば、第2のアタッカが短開放とロング開放とを行うラウンドにおける短開放を行う時間と、短開放のみを行うラウンドにおけるアタッカの開放時間とが同じ時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。このとき、アタッカ2開放時間の方が長くてもよいし、第2のアタッカの短開放時間の方が長くてもよい。一方、Vシャッタ2352aの動作パターンは、図109(a)に示したのと同様である。図110(b)に示す動作パターンでは、ラウンドRDで第2のアタッカが、短開放して一定時間の閉鎖の後にロング開放する動作を行うので、遊技者は、当該大当り遊技が特別大当りの大当り遊技ではなくて残念に思っていたところ、その後に第2のアタッカがロング開放して結局特別大当りであったことがわかり、大当り遊技の終了後に移行する遊技状態に対する期待感を高めることができる場合がある。なお、本実施形態では、上述したアタッカ2閉鎖時間(例えば、2秒)が上述した第一のシャッタ閉鎖時間(例えば、3秒)よりも短い時間となっているが、同じ時間であってもよいし、アタッカ2閉鎖時間の方が長い時間であってもよい。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、d11のタイミングでソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口2開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してd12のタイミングになると、大入賞口2作動中信号がOFFとなってラウンドRDが終了する。このとき、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位するとともに、確変作動領域有効状態の期間も終了する。ここでも同様に、d11からd12の期間が残存球検知期間となっている。このように、この演出例では、d10のタイミングで第2のアタッカが開状態となってから、上述したアタッカ2開放時間が経過して閉状態となるまで(短開放)の期間を第一の期間の一例ということができ、一旦第2のアタッカ2が閉状態となってからアタッカ2閉鎖時間が経過して再び開状態となるまでの期間を第二の期間ということができ、第2のアタッカが再び開状態となってからd11のタイミングとなって閉状態となるまでの期間を第三の期間ということができる。ここで、上述したd04からd05の期間及びd10のタイミングで第2のアタッカが開状態となってからアタッカ2開放時間が経過して閉状態となるまでの期間のいずれか一方又は両方を第一の期間ということもできる。なお、ラウンドRDが最終ラウンドである場合には、d12のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。また、d12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してd13のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。ラウンドRDが最終ラウンドでない場合には、d12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してd13のタイミングとなったときに次のラウンドが開始されるようにしてもよい。

なお、この演出例において、第一の期間、第二の期間及び第三の期間の各期間の間に他の期間が介在してもよい。例えば、第2のアタッカについて(1)短開放−(2)長閉鎖−(3)短開放−(4)短閉鎖−(5)長開放の動作を行う場合において、第一の期間が(1)短開放とした場合は、第二の期間は(2)長閉鎖及び(4)短閉鎖のいずれか一方ということができる。

図111(a)は、連続する2つのラウンドの全てで第1のアタッカがロング開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートであり、図111(b)は、連続する3つのラウンドのうちの1つ目のラウンドのみ第1のアタッカがロング開放し、他のラウンドでは第2のアタッカが短開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。ここで、図111(a)及び図111(b)のいずれの場合も大当り遊技中を示しており、特別遊技を示す信号は継続してONの状態となっている。

最初に、図111(a)を参照して、連続する2つのラウンドの全てで第1のアタッカがロング開放する場合の動作の一例について説明する。すなわち、図111(a)に示す例は、連続する2つのラウンドのうちの1つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、2つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放している様子が示されている。なお、図111(a)に示す動作パターンは、確変獲得を予定した大当り(特別大当り)及び確変獲得を予定していない大当りのいずれにおいても実行される場合がある動作パターンである。

図111(a)に示すように、e01のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開放するラウンド(ラウンドRE)が開始すると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号、大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、e02のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してe03のタイミングとなると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドREが終了する。ここでも、e02からe03の期間が残存球検知期間となっている。

e03のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、e04のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRF)が開始する。このとき、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号及び大入賞口1作動中信号がONとなる。一方、大入賞口1有効状態の期間は終了しないで継続している。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、e05のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してe06のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRFが終了する。ここでも同様に、e05からe06の期間が残存球検知期間となっている。

e06のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、e07のタイミングとなって大入賞口1有効状態の期間が終了する。なお、ラウンドRFが最終ラウンドである場合には、e07のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。また、e06のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。ラウンドRFが最終ラウンドでない場合には、e06のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してe07のタイミングとなったときに次のラウンドが開始されるようにしてもよい。

次に、図111(b)を参照して、連続する3つのラウンドのうちの1つ目のラウンドのみ第1のアタッカがロング開放し、他のラウンドでは第2のアタッカが短開放する場合の動作の一例について説明する。すなわち、図111(b)に示す例は、連続する3つのラウンドのうちの1つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、2つ目のラウンドで第2のアタッカが短開放し、3つ目のラウンドで第2のアタッカが短開放している様子が示されている。図111(b)に示す動作パターンは、確変獲得を予定していない大当りで実行される場合がある動作パターンである。

図111(b)に示すように、f01のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開放するラウンド(ラウンドRG)が開始すると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号、大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、f02のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してf03のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRGが終了する。ここでも同様に、f02からf03の期間が残存球検知期間となっている。

f03のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、f04のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRH)が開始する。このとき、大入賞口1有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL2がONとなって第二の可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、ソレノイドSOL3(確変作動領域ソレノイド)がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、大入賞口2開放信号及び大入賞口2作動中信号がONとなり、大入賞口2有効状態の期間及び確変作動領域有効状態の期間が設定される。

ラウンドRHは短開放のラウンドであるため、ラウンドRHにおけるアタッカの開放時間は上述した短開放時間となっている。そのため、ラウンドRHの開始から短開放時間が経過するとf05のタイミングでラウンド終了条件が成立してソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態となる。したがって、ラウンドRHは、第2のアタッカへの遊技球の進入が困難であるとともに、V通過スイッチSW2への進入も困難であるということができる。

その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してf06のタイミングとなると、大入賞口2作動中信号がOFFとなってラウンドRHが終了する。このとき、ソレノイドSOL3はOFFのままであるので、Vシャッタ2352aも閉状態のままとなっている一方で、確変作動領域有効状態の期間は、このタイミングで終了する。ここでも同様に、f05からf06が残存球検知期間となっている。

f06のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、f07のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRI)が開始する。このとき、ソレノイドSOL2がONとなって第二の可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、ソレノイドSOL3(確変作動領域ソレノイド)がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、大入賞口2開放信号及び大入賞口2作動中信号がONとなり、確変作動領域有効状態の期間が設定される。一方、大入賞口2有効状態の期間は終了しないで継続している。

ラウンドRIも短開放のラウンドであるため、ラウンドRIにおけるアタッカの開放時間は上述した短開放時間となっている。そのため、ラウンドRIの開始から短開放時間が経過するとf08のタイミングでラウンド終了条件が成立してソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態となる。したがって、ラウンドRIは、第2のアタッカへの遊技球の進入が困難であるとともに、V通過スイッチSW2への進入も困難であるということができる。

その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してf09のタイミングとなると、大入賞口2作動中信号がOFFとなってラウンドRIが終了する。このとき、ソレノイドSOL3はOFFのままであるので、Vシャッタ2352aも閉状態のままとなっている一方で、確変作動領域有効状態の期間は、このタイミングで終了する。ここでも同様に、f08からf09が残存球検知期間となっている。

f09のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、f10のタイミングとなって大入賞口2有効状態の期間が終了する。なお、ラウンドRIが最終ラウンドである場合には、f10のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。また、f09のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。ラウンドRIが最終ラウンドでない場合には、f09のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してf10のタイミングとなったときに次のラウンドが開始されるようにしてもよい。

このように、図111(b)に示す演出例では、f04からf05の期間を第一の期間の一例ということができ、f05からf07の期間を第二の期間の一例ということができ、f07からf08の期間を第三の期間の一例ということができる。

次に、図112を参照しながら、ラウンド間での第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)及び第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)の動作タイミングの一例について説明する。これまでに説明した実施形態では、大当り遊技においてV通過スイッチSW2を遊技球が通過すると、当該大当り遊技の終了後に確変状態に移行するように構成されていたが、図112に示す実施形態では、第2のアタッカが開放するラウンド遊技の実行中に第2のアタッカに備えられたV通過スイッチSW2を遊技球が通過することを条件として次のラウンドに移行可能とするように構成されている。すなわち、V通過スイッチSW2は、継続領域として機能する。本実施形態では、上述したラウンド終了条件が成立すると当該ラウンド遊技を終了し、当該ラウンド遊技においてV通過スイッチSW2を遊技球が通過している場合に次のラウンドに移行するように構成されているが、ラウンド遊技の実行中にV通過スイッチSW2を遊技球が通過した時点で当該ラウンド遊技を終了して次のラウンドに移行するようにしてもよい。いずれにしても、図112に示す実施形態は、少なくとも第2のアタッカ(V通過スイッチSW2を備えたアタッカ)が開放するラウンド遊技の実行中において、V通過スイッチSW2に遊技球が通過することなく当該ラウンド遊技が終了した場合には、次のラウンドに移行することなく大当り遊技が終了するように構成されている。

図112(a)は、連続する4つのラウンドの全てでロング開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートであり、図112(b)は、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドのみロング開放し、他のラウンドでは短開放する場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。ここで、図112(a)及び図112(b)のいずれの場合も大当り遊技中を示しており、特別遊技を示す信号は継続してONの状態となっている。また、本実施形態では、少なくとも大当り遊技中においては、継続領域有効状態の期間が設定されている。継続領域有効状態の期間は、V通過スイッチSW2を通過する遊技球を有効なものとして取り扱う期間を示すものである。なお、継続領域有効状態の期間は、大当り遊技以外の遊技状態においても設定されていてもよいし、第二の可変入賞口235aの作動中でのみ設定されていてもよいし、大入賞口2作動中信号がONとなっている間でのみ設定されていてもよい。

最初に、図112(a)を参照して、連続する4つのラウンドの全てでロング開放する場合の動作の一例について説明する。すなわち、図112(a)に示す例は、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、2つ目のラウンドで第2のアタッカがロング開放し、3つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、4つ目のラウンドで第2のアタッカがロング開放している様子が示されている。

図112(a)に示すように、g01のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開放するラウンド(ラウンドRJ)が開始すると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号及び大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、g02のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してg03のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRJが終了する。ここでも同様に、g02からg03が残存球検知期間となっている。

g03のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、g04のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRK)が開始する。このとき、大入賞口1有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL2がONとなって第二の可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、ソレノイドSOL3(この実施形態では、継続領域ソレノイド)がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、大入賞口2開放信号及び大入賞口2作動中信号がONとなり、大入賞口2有効状態の期間が設定される。Vシャッタ2352aは、g04のタイミングで開状態となった後は、上述した第一のシャッタ開放時間が経過すると一旦閉状態となり、その後、上述した第一のシャッタ閉鎖時間が経過すると再び開状態となるように作動する。なお、Vシャッタ2352aの作動パターンは予め定められており、例えば、大当り遊技の開始から予め定められた作動パターンでVシャッタ2352aが作動するものであってもよいし、第2のアタッカが開放するタイミングで予め定められた作動パターンでVシャッタ2352aの作動を開始するものであってもよい。また、ラウンドRKのように、第2のアタッカがロング開放するラウンドが開始されたときに、継続領域を狙わせる旨の表示を装飾図柄表示装置208に行わせるようにしてもよい。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、g05のタイミングでソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口2開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してg06のタイミングになると、大入賞口2作動中信号がOFFとなってラウンドRKが終了する。このとき、ソレノイドSOL3がOFFとなってVシャッタ2352aが開状態から閉状態に変位する。ここでも同様に、g05からg06の期間が残存球検知期間となっている。

g06のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過してg07のタイミングとなると、大入賞口2有効状態の期間が終了するとともに、ラウンドRKにおいてV通過スイッチSW2を遊技球が通過したか否かが判定される。ラウンドRKにおいてV通過スイッチSW2を遊技球が通過したと判定されると、次のラウンド(ラウンドRL)が開始される。一方、ラウンドRKにおいてV通過スイッチSW2を遊技球が通過したと判定されない場合、すなわち、ラウンドRKにおいてV通過スイッチSW2を遊技球が通過しなかった場合には、ラウンドRLに移行することなく大当り遊技終了演出が実行され、その後、大当り遊技が終了する。

ラウンドRLが開始されると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号及び大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。以降、g08〜g13に示すタイミングで行われる動作は、それぞれ、g02〜g07に示すタイミングで行われる動作と同様である。なお、ラウンドRMが最終ラウンドである場合には、g12のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。また、g12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してg13のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。ラウンドRMが最終ラウンドでない場合には、g12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してg13のタイミングとなったときに、ラウンドRMにおいてV通過スイッチSW2を通過したことを条件として、次のラウンドが開始されるようにしてもよい。

このように、図112(a)に示す動作パターンにおいて、ラウンドRK及びラウンドRMでは、第2のアタッカがロング開放とされるとともに、V通過スイッチSW2への遊技球の進入も容易となっている。

次に、図112(b)を参照して、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドのみロング開放し、他のラウンドでは短開放する場合の動作の一例について説明する。すなわち、図112(b)に示す例は、連続する4つのラウンドのうちの1つ目のラウンドで第1のアタッカがロング開放し、2つ目のラウンドで第2のアタッカが短開放し、3つ目のラウンドで第1のアタッカが短開放し、4つ目のラウンドで第2のアタッカが短開放している様子が示されている。図112(b)に示す動作パターンでは、ほとんどの場合、2つ目のラウンド(ラウンドRK)において、V通過スイッチSW2への遊技球の通過が困難であるので、その後のラウンドには移行せずに大当り遊技が終了することとなる。すなわち、図112(b)に示す動作パターンは、実質的にラウンドRJで大当り遊技が終了することとなる動作パターンである。

図112(b)に示すように、h01のタイミングで第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が開放するラウンド(ラウンドRJ)が開始すると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号及び大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、h02のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してh03のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRJが終了する。ここでも同様に、h02からh03の期間が残存球検知期間となっている。

h03のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、h04のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRK)が開始する。このとき、大入賞口1有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL2がONとなって第二の可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、ソレノイドSOL3(継続領域ソレノイド)がONとなってVシャッタ2352aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、例えば、大入賞口2開放信号及び大入賞口2作動中信号がONとなり、大入賞口2有効状態の期間が設定される。

ラウンドRKは短開放のラウンドであるため、ラウンドRKにおけるアタッカの開放時間は短開放時間となっている。そのため、ラウンドRKの開始から短開放時間が経過するとh05のタイミングでラウンド終了条件が成立してソレノイドSOL2がOFFとなってシャッタ部材2351aが開状態から閉状態となる。したがって、ラウンドRKは、第2のアタッカへの遊技球の進入が困難であるとともに、V通過スイッチSW2への進入も困難であるということができる。

その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してh06のタイミングになると、大入賞口2作動中信号がOFFとなってラウンドRKが終了する。このとき、ソレノイドSOL3はOFFのままであるので、Vシャッタ2352aも閉状態のままとなっている。ここでも同様に、h05からh06の期間が残存球検知期間となっている。

h06のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過してh07のタイミングとなると、大入賞口2有効状態の期間が終了するとともに、ラウンドRKにおいてV通過スイッチSW2を遊技球が通過したか否かが判定される。ラウンドRKにおいてV通過スイッチSW2を遊技球が通過したと判定されると、次のラウンド(ラウンドRL)が開始される。一方、ラウンドRKにおいてV通過スイッチSW2を遊技球が通過したと判定されない場合、すなわち、ラウンドRKにおいてV通過スイッチSW2を遊技球が通過しなかった場合には、ラウンドRLに移行することなく大当り遊技終了演出が実行され、その後、大当り遊技が終了する。

ラウンドRLが開始されると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号及び大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。

ラウンドRLも短開放のラウンドであるため、ラウンドRLにおけるアタッカの開放時間は上述した短開放時間となっている。そのため、ラウンドRLの開始から短開放時間が経過するとh08のタイミングでラウンド終了条件が成立してソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態となる。したがって、ラウンドRLは、第1のアタッカへの遊技球の進入が困難なラウンドということができる。

その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してh09のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRLが終了する。ここでも同様に、h08からh09の期間が残存球検知期間となっている。

h09のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、h10のタイミングとなって次のラウンド(ラウンドRM)が開始する。以降、h10〜h13に示すタイミングで行われる動作は、それぞれh04〜h07に示すタイミングで行われる動作と同様である。したがって、ラウンドRMは、第2のアタッカへの遊技球の進入が困難であるとともに、V通過スイッチSW2への進入も困難であるということができる。なお、ラウンドRMが最終ラウンドである場合には、h12のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。また、h12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してh13のタイミングで大当り遊技終了演出が開始されるようにしてもよい。ラウンドRMが最終ラウンドでない場合には、h12のタイミングとなった後にラウンド間インターバル時間が経過してh13のタイミングとなったときに、ラウンドRMにおいてV通過スイッチSW2を通過したことを条件として、次のラウンドが開始されるようにしてもよい。

なお、本実施形態では、継続領域を有するアタッカ(第2のアタッカ)が開放するラウンドを2ラウンド目以降としているが、1ラウンド目であってもよい。

また、本実施形態において、継続領域を有しないアタッカ(第1のアタッカ)を短開放させる1又は複数のラウンドを実行させるようにして、何ラウンド目であるかを遊技者にわかりにくくするように構成してもよい。

次に、図113を参照しながら、小当り遊技及び大当り遊技における第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)の動作タイミングの一例について説明する。図113(a)は、小当り遊技における動作の一例を示すタイミングチャートであり、図113(b)は、大当り遊技における動作の一例を示すタイミングチャートである。なお、この実施形態では、大当り遊技においてV通過スイッチSW2を遊技球が通過すると、当該大当り遊技の終了後に確変状態に移行するように構成されている。また、この実施形態では、第一の可変入賞口234aに進入して入賞カウントスイッチSW4を通過した遊技球を排出する一般排出通路(第一の排出通路ということがある)と、一般排出通路とは別の演出用排出通路(第二の排出通路ということがある)とが設けられるとともに、演出用排出通路への遊技球の進入を許容する状態と進入を阻止する状態とに変位可能な演出領域シャッタが設けられている。演出領域シャッタは、例えば、演出領域ソレノイドが駆動することにより変位可能に構成されており、演出領域ソレノイドは、例えば、第一副制御部400により駆動制御されるように構成されている。

最初に、図113(a)を参照して、小当り遊技における動作の一例について説明する。すなわち、図113(a)に示す例は、小当り遊技が開始されると、第1のアタッカが複数回(例えば、2回)だけ短開放する様子が示されている。

図113(a)に示すように、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214において小当り図柄が停止表示されると、i01のタイミングで小当り遊技が開始される。このとき、特別遊技を示す信号がONとなり、例えば、小当り遊技開始演出が開始される。

その後、小当り遊技開始演出が終了してi02のタイミングとなると、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号及び大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。第一の扉部材2341aは、i02のタイミングで開状態となった後は、所定の第一の大入賞口1開放時間(例えば、0.5秒)が経過すると一旦閉状態となり、その後、所定の第一の大入賞口1閉鎖時間(例えば、0.5秒)が経過すると再び開状態となる。その後は、所定の第二の大入賞口1開放時間(例えば、0.5秒)が経過するとi03のタイミングで閉状態となる。なお、第一の大入賞口1開放時間及び第二の大入賞口1開放時間は、同じ時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。また、第一の大入賞口1閉鎖時間は、第一の大入賞口1開放時間と同じ時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。また、第一の大入賞口1閉鎖時間は、第二の大入賞口1開放時間と同じ時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。

一方、i02のタイミングから所定の演出領域ソレノイド駆動開始時間(例えば、0.1秒)が経過すると、演出領域ソレノイドが駆動して演出領域シャッタが演出用排出通路への遊技球の進入を許容する状態に変位する。演出領域シャッタは、所定の演出領域開放時間(例えば、0.5秒)が経過するまで演出用排出通路への遊技球の進入を許容する状態を維持し、演出領域開放時間が経過すると演出用排出通路への遊技球の進入を阻止する状態に変位する。演出領域シャッタは、上述したように動作するので、小当り遊技においては、遊技球が第一の可変入賞口234aに進入しても、当該遊技球が演出用排出通路に進入するよりも前に演出領域シャッタが演出用排出通路への進入を阻止する状態となる。

i03のタイミングの後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してi04のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなる。なお、小当り遊技におけるラウンド後閉鎖時間は、大当り遊技におけるラウンド後閉鎖時間と同じ時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。ここでも、i03からi04の期間が残存球検知期間となっている。

i04のタイミングとなった後、所定の小当り終了インターバル時間(例えば、0.1秒)が経過してi05のタイミングとなると、大入賞口1有効状態の期間が終了する。このとき、例えば、小当り遊技終了演出が開始される。

その後、i06のタイミングとなると小当り遊技終了演出が終了して、小当り遊技が終了する。このとき、特別遊技を示す信号がOFFとなる。

次に、図113(b)を参照して、大当り遊技における動作の一例について説明する。すなわち、図113(b)に示す例は、大当り遊技が開始されると、1ラウンド目で第1のアタッカが複数回(例えば、2回)だけ短開放した後にロング開放する様子が示されている。

図113(b)に示すように、第1特図示表示装置212あるいは第2特図表示装置214において大当り図柄が停止表示されると、j01のタイミングで大当り遊技が開始される。このとき、特別遊技を示す信号がONとなり、例えば、大当り遊技開始演出が開始される。ここで、開始される大当り遊技開始演出の内容は、例えば、上述した小当り遊技開始演出と同じとしてもよく、このようにすると、遊技者に、大当り遊技であるか小当り遊技であるかについての期待感を持たせて興趣を向上させることができる場合がある。

その後、大当り遊技開始演出が終了してj02のタイミングとなると、1ラウンド目(ラウンドRN)が開始し、ソレノイドSOL1がONとなって第一の可変入賞口234aの第一の扉部材2341aが閉状態から開状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号及び大入賞口1作動中信号がONとなり、大入賞口1有効状態の期間が設定される。第一の扉部材2341aは、j02のタイミングで開状態となった後は、上述した第一の大入賞口1開放時間が経過すると一旦閉状態となり、その後、上述した第一の大入賞口1閉鎖時間が経過すると再び開状態となる。その後は、上述した第二の大入賞口1開放時間が経過するとj03のタイミングとなって閉状態となり、その後、所定の第二の大入賞口1閉鎖時間(例えば、3秒)が経過してj04のタイミングとなると再び開状態となる。

一方、j02のタイミングから上述した演出領域ソレノイド駆動開始時間が経過すると、演出領域ソレノイドが駆動して演出領域シャッタが演出用排出通路への遊技球の進入を許容する状態に変位する。演出領域シャッタは、上述した演出領域開放時間が経過すると一旦閉状態となり、その後、j04のタイミングとなって第1のアタッカが開状態となってから上述した演出領域ソレノイド駆動開始時間が経過すると、演出領域ソレノイドが駆動して演出領域シャッタが演出用排出通路への遊技球の進入を許容する状態に再び変位する。

その後、上述したラウンド終了条件が成立すると、j05のタイミングでソレノイドSOL1がOFFとなって第一の扉部材2341aが開状態から閉状態に変位する。このとき、大入賞口1開放信号もOFFとなる。その後、上述したラウンド後閉鎖時間が経過してj06のタイミングになると、大入賞口1作動中信号がOFFとなってラウンドRNが終了する。ここでも同様に、j05からj06の期間が残存球検知期間となっている。一方、演出領域シャッタは、j06のタイミングから所定時間(例えば、0.1秒)経過すると、演出領域ソレノイドがOFFとなって演出用排出通路への遊技球の進入を阻止する状態に変位する。

j06のタイミングとなった後、上述したラウンド間インターバル時間が経過すると、j07となって次のラウンド(ラウンドRO)が開始する。このとき、大入賞口1有効状態の期間が終了するとともに、ソレノイドSOL2がONとなって第二の可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが閉状態から開状態に変位する。また、このとき、大入賞口2開放信号及び大入賞口2作動中信号がONとなり、大入賞口2有効状態の期間が設定される。

上述したように、図113(b)に示す実施形態では、演出領域シャッタが上述したように動作するので、大当り遊技において、第一の可変入賞口234aに進入した遊技球が演出用排出通路に進入しやすくなり、例えば、演出用排出通路に設けられた演出用V通過スイッチへの遊技球の通過を契機として大当りとなったことを報知する演出を実行することが可能となる。

なお、図109〜図113の説明において、各信号のON/OFF等の各タイミング間の期間は図示したものに限られない。例えば、上記期間のうちの一の期間の長さについて、当該一の期間以外の他の期間の長さと同じものがあってもよいし、当該一の期間以外の他の期間よりも長いものがあってもよいし、当該一の期間以外の他の期間よりも短いものがあってもよい。一の期間と当該一の期間以外の他の期間には、各タイミングが入るものとしてもよい。

[実施形態12]
本発明の第12実施形態について説明する。以下、これまで説明した実施形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施形態におけるパチンコ機100は、図74に示されるアタッカユニット2340を備えたものを例に説明するが、もちろん図3に示すような遊技盤200を備えたパチンコ機100にも本実施形態を適用することもできる。

図114(a)は、第12実施形態のパチンコ機における特別図柄の大当り停止図柄態様とラウンド毎のアタッカの動作パターンの一例を示したものであり、図114(b)は、大当り遊技における大入賞口(可変入賞口)の具体的動作パターンの一例を示したものである。

図114(a)に示すように、第12実施形態のパチンコ機での大当り図柄は「図柄1」〜「図柄9」、「図柄A」、「図柄C」、「図柄E」及び「図柄F」から構成されている。このうち、特図1の大当り図柄は、「図柄1」〜「図柄9」、「図柄A」、「図柄C」、「図柄E」及び「図柄F」であり、特図2の大当り図柄は、「図柄1」である。本実施形態では、大当り図柄により大当り遊技における大入賞口の動作パターンが異なっている。その他、特図1及び特図2のいずれも、ハズレ図柄や小当り図柄の表示が可能である。なお、小当りを備えないものであってもよい。また、特図2の大当り図柄は、「図柄1」以外の図柄も表示可能であってもよい。

図114(b)に示すように、大入賞口の動作パターンは9種類用意されており、ラウンド毎の大入賞口の動作は、これらのうちのいずれかの動作パターンに基づいている。

「図柄1」で大当りした場合は、1ラウンド目〜13ラウンド目及び15ラウンド目では、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が最大29秒間開放した後、ラウンド後閉鎖時間(閉鎖状態1)として1.9秒間閉鎖し、さらにその後、ラウンド間インターバル時間(閉鎖状態2)として0.1秒間閉鎖する(パターン6)。14ラウンド目及び16ラウンド目では、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が29秒間開放した後、ラウンド後閉鎖時間として1.9秒間閉鎖し、さらにその後、ラウンド間インターバル時間として0.1秒間閉鎖する(パターン9)。すなわち、「図柄1」は、1ラウンド〜16ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な16ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2を遊技球が通過しやすくなるため、「図柄1」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。本実施形態では、「図柄1」が表示されて開始された大当り遊技は、第三の大当り遊技の一例ということができる。

「図柄2」で大当りした場合は、1ラウンド目〜13ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目では、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が0.5秒間開放、3秒間閉鎖、28秒間開放する動作を行った後、ラウンド後閉鎖時間として1.9秒間閉鎖し、さらにその後、ラウンド間インターバル時間として0.1秒間閉鎖する(パターン8)。16ラウンド目では、上述したパターン9によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄2」は、1ラウンド〜16ラウンドまで、いずれのラウンドにおいても多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な16ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2が通過しやすくなるため、「図柄2」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。

「図柄3」で大当りした場合は、1ラウンド目〜13ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目では、第二の可変入賞口235a(第2のアタッカ)が0.5秒間開放開放した後、ラウンド後閉鎖時間(閉鎖状態1)として1.9秒間閉鎖し、さらにその後、ラウンド間インターバル時間(閉鎖状態2)として0.1秒間閉鎖する(パターン7)。16ラウンド目では、上述したパターン9によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄3」は、1ラウンド〜13ラウンド、15ラウンド及び16ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質15ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2が通過しやすくなるため、「図柄3」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。本実施形態では、「図柄3」が表示されて開始された大当り遊技は、第二の大当り遊技の一例ということができる。

「図柄4」で大当りした場合は、1ラウンド目〜13ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目及び16ラウンド目では、上述したパターン7によるアタッカの動作が行われる。15ラウンド目では、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が0.5秒間開放した後、ラウンド後閉鎖時間(閉鎖状態1)として1.9秒間閉鎖し、さらにその後、ラウンド間インターバル時間(閉鎖状態2)として0.1秒間閉鎖する(パターン1)。すなわち、「図柄4」は、1ラウンド〜13ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質13ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドのいずれのラウンドにおいても第2のアタッカが短開放となり、V通過スイッチSW2が通過し難くなるため、「図柄4」は、確変獲得を予定していない大当りであることを示す図柄である。本実施形態では、「図柄4」が表示されて開始された大当り遊技は、第一の大当り遊技の一例ということができる。

「図柄5」で大当りした場合は、1ラウンド目及び2ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。3ラウンド目〜12ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン1によるアタッカの動作が行われる。13ラウンド目では、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が0.5秒間開放した後、ラウンド後閉鎖時間(閉鎖状態1)として1.9秒間閉鎖し、さらにその後、ラウンド間インターバル時間(閉鎖状態2)として8.1秒間閉鎖する(パターン3)。14ラウンド目では、上述したパターン8によるアタッカの動作が行われる。16ラウンド目では、上述したパターン9によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄5」は、1ラウンド、2ラウンド、14ラウンド及び16ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質4ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2が通過しやすくなるため、「図柄5」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。

「図柄6」で大当りした場合は、1ラウンド目〜6ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。7ラウンド目〜11ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン1によるアタッカの動作が行われる。12ラウンド目では、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が0.5秒間開放した後、ラウンド後閉鎖時間(閉鎖状態1)として1.9秒間閉鎖し、さらにその後、ラウンド間インターバル時間(閉鎖状態2)として4.1秒間閉鎖する(パターン2)。13ラウンド目では、上述したパターン3によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目では、上述したパターン8によるアタッカの動作が行われる。16ラウンド目では、上述したパターン9によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄6」は、1ラウンド〜6ラウンド、14ラウンド及び16ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質8ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2が通過しやすくなるため、「図柄6」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。

「図柄7」で大当りした場合は、1ラウンド目〜6ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。7ラウンド目〜11ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン1によるアタッカの動作が行われる。12ラウンド目では、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が0.5秒間開放した後、ラウンド後閉鎖時間(閉鎖状態1)として1.9秒間閉鎖し、さらにその後、ラウンド間インターバル時間(閉鎖状態2)として20.1秒間閉鎖する(パターン5)。13ラウンド目では、上述したパターン3によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目では、上述したパターン8によるアタッカの動作が行われる。16ラウンド目では、上述したパターン9によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄7」は、1ラウンド〜6ラウンド、14ラウンド及び16ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質8ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2が通過しやすくなるため、「図柄7」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。

「図柄8」で大当りした場合は、1ラウンド目〜6ラウンド目、13ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。7ラウンド目〜12ラウンド目では、上述したパターン1によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目では、上述したパターン7によるアタッカの動作が行われる。16ラウンド目では、上述したパターン8によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄8」は、1ラウンド〜6ラウンド、13ラウンド、15ラウンド及び16ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質9ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2が通過しやすくなるため、「図柄8」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。

「図柄9」で大当りした場合は、1ラウンド目〜6ラウンド目、13ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。7ラウンド目〜12ラウンド目では、上述したパターン1によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目及び16ラウンド目では、上述したパターン7によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄9」は、1ラウンド〜6ラウンド、13ラウンド及び15ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質8ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドのいずれのラウンドにおいても第2のアタッカが短開放となり、V通過スイッチSW2が通過し難くなるため、「図柄9」は、確変獲得を予定していない大当りであることを示す図柄である。

「図柄A」で大当りした場合は、1ラウンド目〜8ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。9ラウンド目〜13ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン1によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目では、上述したパターン8によるアタッカの動作が行われる。16ラウンド目では、上述したパターン9によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄A」は、1ラウンド〜8ラウンド、14ラウンド及び16ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質10ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2が通過しやすくなるため、「図柄A」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。

「図柄C」で大当りした場合は、1ラウンド目〜11ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン1によるアタッカの動作が行われる。12ラウンド目では、第一の可変入賞口234a(第1のアタッカ)が0.5秒間開放した後、ラウンド後閉鎖時間(閉鎖状態1)として1.9秒間閉鎖し、さらにその後、ラウンド間インターバル時間(閉鎖状態2)として12.1秒間閉鎖する(パターン4)。13ラウンド目では、上述したパターン3によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目では、上述したパターン8によるアタッカの動作が行われる。16ラウンド目では、上述したパターン9によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄C」は、14ラウンド及び16ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質2ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2が通過しやすくなるため、「図柄C」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。

「図柄E」で大当りした場合は、1ラウンド目〜13ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン1によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目及び16ラウンド目では、上述したパターン7によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄E」は、1ラウンド〜16ラウンドのいずれのラウンドも短開放であり、実質0ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドのいずれのラウンドにおいても第2のアタッカが短開放となり、V通過スイッチSW2が通過し難くなるため、「図柄E」は、確変獲得を予定していない大当りであることを示す図柄である。

「図柄F」で大当りした場合は、1ラウンド目〜8ラウンド目では、上述したパターン6によるアタッカの動作が行われる。9ラウンド目〜13ラウンド目及び15ラウンド目では、上述したパターン1によるアタッカの動作が行われる。14ラウンド目では、上述したパターン8によるアタッカの動作が行われる。16ラウンド目では、上述したパターン9によるアタッカの動作が行われる。すなわち、「図柄F」は、1ラウンド〜8ラウンド、14ラウンド及び16ラウンドで多くの遊技球が可変入賞口へ入球可能な実質10ラウンド大当りであることを示す図柄である。また、14ラウンド及び16ラウンドにおいて第2のアタッカがロング開放となり、V通過スイッチSW2が通過しやすくなるため、「図柄F」は、確変獲得を予定している大当りであることを示す図柄である。

このように、本実施形態において、特図1による図柄変動表示は、特図2による図柄変動表示よりも第二の大当り遊技が開始されやすい図柄変動表示ということができ、また、特図2による図柄変動表示は、特図1による図柄変動表示よりも第三の大当り遊技が開始されやすい図柄変動表示ということができる。

図115(a)は、第12実施形態のパチンコ機で実行される大当り遊技での演出パターンの一例を示したものであり、図115(b)は、ラウンド毎の演出内容の一例を示したものである。

図115(a)に示すように、第12実施形態のパチンコ機100では、パターン01〜パターン09の9つの演出パターンが用意されており、大当り遊技においては、これらのパターンからいずれか1つが実行されるように構成されている。いずれの演出パターンが選択されるかは、例えば、大当り図柄及び抽選に基づいている。

パターン01の演出パターンは、確変獲得を予定していない大当りであることを示す特図が表示されて移行された大当り遊技において実行される場合がある演出パターンである。

パターン01の演出パターンが実行される場合には、大当りとなる装飾図柄の変動表示において、例えば、特別大当りであることが約束された装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾3」−「装飾3」−「装飾3」の装飾図柄の組み合わせ:確変大当り図柄の組み合わせ)以外の大当りの装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせ:非確変大当り図柄の組み合わせ)での仮停止表示が行われる((1)装飾図柄仮停止演出)。その後、「煽り1」の演出内容として、上述したような昇格演出が実行される((2)煽り1(図柄昇格)演出)。その後、昇格演出の結果として、再度、非確変大当り図柄の組み合わせでの停止表示(確定表示)が行われる((3)チャンス1(昇格成否)演出)。

パターン01では、最初に、大当り開始演出が実行された後((4)大当り開始演出)、「煽り2」の演出内容として、味方キャラクタと敵キャラクタとが対決する攻防演出が行われる((5)煽り2(攻防)演出)。その後、攻防演出の結果として、味方キャラクタが敵キャラクタに攻撃され、その防御に失敗して敗北する演出が行われる((6)チャンス2(勝敗)演出)。その後、「煽り3」の演出内容として、敗北した味方キャラクタが生還に成功するか否かを演出する生還演出が行われる((7)煽り3(生還)演出)。その後、生還演出の結果として、味方キャラクタが生還に失敗する演出が行われる((8)チャンス3(生還成否)演出)。その後は、大当り中演出として、大当り中1の演出が行われる((9)大当り中演出)。大当り中1の演出内容は、適宜の内容とすることができるが、本実施形態では、例えば、大当り遊技終了後には非確変状態となる可能性が高いことを示す演出内容となっている。その後、大当り遊技が終了して実行される大当り遊技終了演出として、大当り終了1の演出が行われる((15)大当り終了演出)。大当り終了1の演出内容は、適宜の内容とすることができるが、本実施形態では、例えば、大当り遊技終了後に電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することを報知する演出内容となっている。

パターン02の演出パターンは、確変獲得を予定していない大当りであることを示す特図が表示されて移行された大当り遊技において実行される場合がある演出パターンである。

パターン02の演出パターンが実行される場合には、大当りとなる装飾図柄の変動表示において、例えば、非確変大当り図柄の組み合わせでの仮停止表示が行われる((1)装飾図柄仮停止演出)。その後、「煽り1」の演出内容として、上述したような昇格演出が実行される((2)煽り1(図柄昇格)演出)。その後、昇格演出の結果として、再度、非確変大当り図柄の組み合わせでの停止表示(確定表示)が行われる((3)チャンス1(昇格成否)演出)。

パターン02では、最初に、大当り開始演出が実行された後((4)大当り開始演出)、「煽り2」の演出内容として、上述した攻防演出が行われる((5)煽り2(攻防)演出)。その後、攻防演出の結果として、味方キャラクタが敵キャラクタに攻撃され、その防御に失敗して敗北する演出が行われる((6)チャンス2(勝敗)演出)。その後は、大当り中演出として、上述した大当り中1の演出が行われる((9)大当り中演出)。その後、大当り遊技が終了して実行される大当り遊技終了演出として、上述した大当り終了1の演出が行われる((15)大当り終了演出)。

パターン03の演出パターンは、確変獲得を予定している大当りであることを示す特図が表示されて移行された大当り遊技において実行される場合がある演出パターンである。

パターン03の演出パターンが実行される場合には、大当りとなる装飾図柄の変動表示において、例えば、非確変大当り図柄の組み合わせでの仮停止表示が行われる((1)装飾図柄仮停止演出)。その後、「煽り1」の演出内容として、上述したような昇格演出が実行される((2)煽り1(図柄昇格)演出)。その後、昇格演出の結果として、再度、非確変大当り図柄の組み合わせでの停止表示(確定表示)が行われる((3)チャンス1(昇格成否)演出)。

パターン03では、最初に、大当り開始演出が実行された後((4)大当り開始演出)、「煽り2」の演出内容として、上述した攻防演出が行われる((5)煽り2(攻防)演出)。その後、攻防演出の結果として、味方キャラクタが敵キャラクタに攻撃され、その防御に失敗して敗北する演出が行われる((6)チャンス2(勝敗)演出)。その後、「煽り3」の演出内容として、上述した生還演出が行われる((7)煽り3(生還)演出)。その後、生還演出の結果として、味方キャラクタが生還に失敗する演出が行われる((8)チャンス3(生還成否)演出)。その後は、大当り中演出として、上述した大当り中1の演出が行われる((9)大当り中演出)。その後、復活キャラクタが登場してチャンスを獲得した旨の復活キャラ登場演出が行われる((10)チャンス4(復活キャラ)演出)。復活キャラ演出が行われることにより、遊技者は、実行中の大当り遊技が特別大当りの大当り遊技であることを認識することができる場合がある。その後は、チャンスを獲得した旨の獲得表示が第2のアタッカがロング開放されるラウンドとなるまで継続して表示される((11)チャンス獲得演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドの1つ前のラウンドにおいて、「指示1」の演出内容として、次のラウンドで遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((12)打ち方指示1演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドにおいて、「指示2」の演出内容として、遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((13)打ち方指示2演出)。その後、V通過スイッチSW2を遊技球が通過すると、V入賞した旨の演出が実行される((14)V入賞演出)。その後、大当り遊技が終了して実行される大当り遊技終了演出として、大当り終了2の演出が行われる((15)大当り終了演出)。大当り終了2の演出内容は、適宜の内容とすることができるが、本実施形態では、例えば、大当り遊技終了後に確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行することを報知する演出内容となっている。

パターン04の演出パターンは、確変獲得を予定している大当りであることを示す特図が表示されて移行された大当り遊技において実行される場合がある演出パターンである。

パターン04の演出パターンが実行される場合には、大当りとなる装飾図柄の変動表示において、例えば、非確変大当り図柄の組み合わせでの仮停止表示が行われる((1)装飾図柄仮停止演出)。その後、「煽り1」の演出内容として、上述したような昇格演出が実行される((2)煽り1(図柄昇格)演出)。その後、昇格演出の結果として、再度、非確変大当り図柄の組み合わせでの停止表示(確定表示)が行われる((3)チャンス1(昇格成否)演出)。

パターン04では、最初に、大当り開始演出が実行された後((4)大当り開始演出)、「煽り2」の演出内容として、上述した攻防演出が行われる((5)煽り2(攻防)演出)。その後、攻防演出の結果として、味方キャラクタが敵キャラクタに攻撃され、その防御に失敗して敗北する演出が行われる((6)チャンス2(勝敗)演出)。その後は、大当り中演出として、上述した大当り中1の演出が行われる((9)大当り中演出)。その後、上述した復活キャラ登場演出が行われる((10)チャンス4(復活キャラ)演出)。その後は、上述した獲得表示が第2のアタッカがロング開放されるラウンドとなるまで継続して表示される((11)チャンス獲得演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドの1つ前のラウンドにおいて、「指示1」の演出内容として、次のラウンドで遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((12)打ち方指示1演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドにおいて、「指示2」の演出内容として、遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((13)打ち方指示2演出)。その後、V通過スイッチSW2を遊技球が通過すると、V入賞した旨の演出が実行される((14)V入賞演出)。その後、大当り遊技が終了して実行される大当り遊技終了演出として、大当り終了2の演出が行われる((15)大当り終了演出)。

パターン05の演出パターンは、確変獲得を予定している大当りであることを示す特図が表示されて移行された大当り遊技において実行される場合がある演出パターンである。

パターン05の演出パターンが実行される場合には、大当りとなる装飾図柄の変動表示において、例えば、非確変大当り図柄の組み合わせでの仮停止表示が行われる((1)装飾図柄仮停止演出)。その後、「煽り1」の演出内容として、上述したような昇格演出が実行される((2)煽り1(図柄昇格)演出)。その後、昇格演出の結果として、再度、非確変大当り図柄の組み合わせでの停止表示(確定表示)が行われる((3)チャンス1(昇格成否)演出)。

パターン05では、最初に、大当り開始演出が実行された後((4)大当り開始演出)、「煽り2」の演出内容として、上述した攻防演出が行われる((5)煽り2(攻防)演出)。その後、攻防演出の結果として、味方キャラクタが敵キャラクタに攻撃され、その防御に失敗して敗北する演出が行われる((6)チャンス2(勝敗)演出)。その後、「煽り3」の演出内容として、上述した生還演出が行われる((7)煽り3(生還)演出)。その後、生還演出の結果として、味方キャラクタが生還に成功する演出が行われる((8)チャンス3(生還成否)演出)。その後は、大当り中演出として、大当り中2の演出が行われる((9)大当り中演出)。大当り中2の演出内容は、適宜の内容とすることができるが、本実施形態では、例えば、大当り遊技終了後には確変状態となる可能性が高いことを示す演出内容となっている。なお、大当り中1の演出と大当り中2の演出とは、同じ演出内容であってもよいし、異なる演出内容であってもよい。また、その後は、上述した獲得表示が第2のアタッカがロング開放されるラウンドとなるまで継続して表示される((11)チャンス獲得演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドの1つ前のラウンドにおいて、「指示1」の演出内容として、次のラウンドで遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((12)打ち方指示1演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドにおいて、「指示2」の演出内容として、遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((13)打ち方指示2演出)。その後、V通過スイッチSW2を遊技球が通過すると、V入賞した旨の演出が実行される((14)V入賞演出)。その後、大当り遊技が終了して実行される大当り遊技終了演出として、大当り終了2の演出が行われる((15)大当り終了演出)。

パターン06の演出パターンは、確変獲得を予定している大当りであることを示す特図が表示されて移行された大当り遊技において実行される場合がある演出パターンである。

パターン06の演出パターンが実行される場合には、大当りとなる装飾図柄の変動表示において、例えば、非確変大当り図柄の組み合わせでの仮停止表示が行われる((1)装飾図柄仮停止演出)。その後、「煽り1」の演出内容として、上述したような昇格演出が実行される((2)煽り1(図柄昇格)演出)。その後、昇格演出の結果として、再度、非確変大当り図柄の組み合わせでの停止表示(確定表示)が行われる((3)チャンス1(昇格成否)演出)。

パターン06では、最初に、大当り開始演出が実行された後((4)大当り開始演出)、「煽り2」の演出内容として、上述した攻防演出が行われる((5)煽り2(攻防)演出)。その後、攻防演出の結果として、味方キャラクタが敵キャラクタに攻撃され、その防御に成功してチャンスを獲得した旨の防御成功演出が行われる((6)チャンス2(勝敗)演出)。この防御成功演出が行われることにより、遊技者は、実行中の大当り遊技が特別大当りの大当り遊技であることを認識することができる場合がある。その後は、大当り中演出として、上述した大当り中2の演出が行われる((9)大当り中演出)。また、その後は、上述した獲得表示が第2のアタッカがロング開放されるラウンドとなるまで継続して表示される((11)チャンス獲得演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドの1つ前のラウンドにおいて、「指示1」の演出内容として、次のラウンドで遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((12)打ち方指示1演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドにおいて、「指示2」の演出内容として、遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((13)打ち方指示2演出)。その後、V通過スイッチSW2を遊技球が通過すると、V入賞した旨の演出が実行される((14)V入賞演出)。その後、大当り遊技が終了して実行される大当り遊技終了演出として、大当り終了2の演出が行われる((15)大当り終了演出)。

パターン07の演出パターンは、確変獲得を予定している大当りであることを示す特図が表示されて移行された大当り遊技において実行される場合がある演出パターンである。

パターン07の演出パターンが実行される場合には、大当りとなる装飾図柄の変動表示において、例えば、非確変大当り図柄の組み合わせでの仮停止表示が行われる((1)装飾図柄仮停止演出)。その後、「煽り1」の演出内容として、上述したような昇格演出が実行される((2)煽り1(図柄昇格)演出)。その後、昇格演出の結果として、再度、非確変大当り図柄の組み合わせでの停止表示(確定表示)が行われる((3)チャンス1(昇格成否)演出)。

パターン07では、最初に、大当り開始演出が実行された後((4)大当り開始演出)、「煽り2」の演出内容として、上述した攻防演出が行われる((5)煽り2(攻防)演出)。その後、攻防演出の結果として、味方キャラクタが敵キャラクタを攻撃し、その攻撃に成功してチャンスを獲得した旨の攻撃成功演出が行われる((6)チャンス2(勝敗)演出)。この攻撃成功演出が行われることにより、遊技者は、実行中の大当り遊技が特別大当りの大当り遊技であることを認識することができる場合がある。その後は、大当り中演出として、上述した大当り中2の演出が行われる((9)大当り中演出)。また、その後は、上述した獲得表示が第2のアタッカがロング開放されるラウンドとなるまで継続して表示される((11)チャンス獲得演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドの1つ前のラウンドにおいて、「指示1」の演出内容として、次のラウンドで遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((12)打ち方指示1演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドにおいて、「指示2」の演出内容として、遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((13)打ち方指示2演出)。その後、V通過スイッチSW2を遊技球が通過すると、V入賞した旨の演出が実行される((14)V入賞演出)。その後、大当り遊技が終了して実行される大当り遊技終了演出として、大当り終了2の演出が行われる((15)大当り終了演出)。

パターン08の演出パターンは、確変獲得を予定している大当りであることを示す特図が表示されて移行された大当り遊技において実行される場合がある演出パターンである。

パターン08の演出パターンが実行される場合には、大当りとなる装飾図柄の変動表示において、例えば、非確変大当り図柄の組み合わせでの仮停止表示が行われる((1)装飾図柄仮停止演出)。その後、「煽り1」の演出内容として、上述したような昇格演出が実行される((2)煽り1(図柄昇格)演出)。その後、昇格演出の結果として、確変大当り図柄の組み合わせでの停止表示(確定表示)が行われる((3)チャンス1(昇格成否)演出)。

パターン08では、最初に、大当り開始演出が実行された後は((4)大当り開始演出)、大当り中演出として、大当り中3の演出が行われる((9)大当り中演出)。大当り中3の演出内容は、適宜の内容とすることができるが、本実施形態では、例えば、大当り遊技終了後には確変状態となる可能性が高いことを示す演出内容となっている。なお、大当り中3の演出と大当り中2の演出とは、同じ演出内容であってもよいし、異なる演出内容であってもよい。また、大当り中3の演出と大当り中1の演出とは、同じ演出内容であってもよいし、異なる演出内容であってもよい。また、上述した獲得表示が第2のアタッカがロング開放されるラウンドとなるまで継続して表示される((11)チャンス獲得演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドの1つ前のラウンドにおいて、「指示1」の演出内容として、次のラウンドで遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((12)打ち方指示1演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドにおいて、「指示2」の演出内容として、遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((13)打ち方指示2演出)。その後、V通過スイッチSW2を遊技球が通過すると、V入賞した旨の演出が実行される((14)V入賞演出)。その後、大当り遊技が終了して実行される大当り遊技終了演出として、大当り終了2の演出が行われる((15)大当り終了演出)。

パターン09の演出パターンは、確変獲得を予定している大当りであることを示す特図が表示されて移行された大当り遊技において実行される場合がある演出パターンである。

パターン09の演出パターンが実行される場合には、大当りとなる装飾図柄の変動表示において、例えば、確変大当り図柄の組み合わせでの仮停止表示が行われる((1)装飾図柄仮停止演出)。その後、「煽り1」の演出内容として、上述したような昇格演出が実行される((2)煽り1(図柄昇格)演出)。その後、昇格演出の結果として、再び、確変大当り図柄の組み合わせでの停止表示(確定表示)が行われる((3)チャンス1(昇格成否)演出)。

パターン09では、最初に、大当り開始演出が実行された後は((4)大当り開始演出)、大当り中演出として、大当り中4の演出が行われる((9)大当り中演出)。大当り中4の演出内容は、適宜の内容とすることができるが、本実施形態では、例えば、大当り遊技終了後には確変状態となる可能性が高いことを示す演出内容となっている。なお、大当り中4の演出と大当り中3の演出とは、同じ演出内容であってもよいし、異なる演出内容であってもよい。また、大当り中4の演出と大当り中2の演出とは、同じ演出内容であってもよいし、異なる演出内容であってもよい。また、大当り中4の演出と大当り中1の演出とは、同じ演出内容であってもよいし、異なる演出内容であってもよい。また、上述した獲得表示が第2のアタッカがロング開放されるラウンドとなるまで継続して表示される((11)チャンス獲得演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドの1つ前のラウンドにおいて、「指示1」の演出内容として、次のラウンドで遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((12)打ち方指示1演出)。その後、第2のアタッカが最初にロング開放となるラウンドにおいて、「指示2」の演出内容として、遊技球をV通路2340gに通過させるように指示する旨の演出が実行される((13)打ち方指示2演出)。その後、V通過スイッチSW2を遊技球が通過すると、V入賞した旨の演出が実行される((14)V入賞演出)。その後、大当り遊技が終了して実行される大当り遊技終了演出として、大当り終了2の演出が行われる((15)大当り終了演出)。

図115(b)に示すように、ラウンド毎の演出内容はパターン01〜09から選択されたパターンによって決定される。

パターン01が選択されると、1ラウンド目〜3ラウンド目において(5)煽り2(攻防)演出が実行され、4ラウンド目において(6)チャンス2(勝敗)演出が実行され、5ラウンド目において(7)煽り3(生還)演出及び(8)チャンス3(生還成否)演出が実行され、6ラウンド目〜16ラウンド目において(9)大当り中演出が実行される。

また、パターン02が選択されると、1ラウンド目〜3ラウンド目において(5)煽り2(攻防)演出が実行され、4ラウンド目及び5ラウンド目において(6)チャンス2(勝敗)演出が実行され、6ラウンド目〜16ラウンド目において(9)大当り中演出が実行される。

また、パターン03が選択されると、1ラウンド目〜3ラウンド目において(5)煽り2(攻防)演出が実行され、4ラウンド目において(6)チャンス2(勝敗)演出が実行され、5ラウンド目において(7)煽り3(生還)演出及び(8)チャンス3(生還成否)演出が実行され、6ラウンド目〜14ラウンド目において(9)大当り中演出が実行され、15ラウンド目において(10)チャンス4(復活キャラ)演出及び(12)打ち方指示1演出が実行されるとともに(11)チャンス獲得演出が開始され、16ラウンド目において(13)打ち方指示2演出が実行され、V通過スイッチSW2の通過があると(14)V入賞演出が実行される。

また、パターン04が選択されると、1ラウンド目〜3ラウンド目において(5)煽り2(攻防)演出が実行され、4ラウンド目及び5ラウンド目において(6)チャンス2(勝敗)演出が実行され、6ラウンド目〜14ラウンド目において(9)大当り中演出が実行され、15ラウンド目において(10)チャンス4(復活キャラ)演出及び(12)打ち方指示1演出が実行されるとともに(11)チャンス獲得演出が開始され、16ラウンド目において(13)打ち方指示2演出が実行され、V通過スイッチSW2の通過があると(14)V入賞演出が実行される。

また、パターン05が選択されると、1ラウンド目〜3ラウンド目において(5)煽り2(攻防)演出が実行され、4ラウンド目において(6)チャンス2(勝敗)演出が実行され、5ラウンド目において(7)煽り3(生還)演出及び(8)チャンス3(生還成否)演出が実行されるとともに(11)チャンス獲得演出が開始され、6ラウンド目〜12ラウンド目において(9)大当り中演出が実行され、13ラウンド目において(12)打ち方指示1演出が実行され、14ラウンド目において(13)打ち方指示2演出が実行され、V通過スイッチSW2の通過があると16ラウンド目まで(14)V入賞演出が実行される。なお、(13)打ち方指示2演出は、V通過スイッチSW2の通過があるまではラウンドの移行にかかわらず継続して行われる。

また、パターン06が選択されると、1ラウンド目〜3ラウンド目において(5)煽り2(攻防)演出が実行され、4ラウンド目において(6)チャンス2(勝敗)演出が実行されるとともに(11)チャンス獲得演出が開始され、5ラウンド目〜12ラウンド目において(9)大当り中演出が実行され、13ラウンド目において(12)打ち方指示1演出が実行され、14ラウンド目において(13)打ち方指示2演出が実行され、V通過スイッチSW2の通過があると16ラウンド目まで(14)V入賞演出が実行される。

また、パターン07が選択されると、1ラウンド目〜3ラウンド目において(5)煽り2(攻防)演出が実行され、4ラウンド目において(6)チャンス2(勝敗)演出が実行されるとともに(11)チャンス獲得演出が開始され、5ラウンド目〜12ラウンド目において(9)大当り中演出が実行され、13ラウンド目において(12)打ち方指示1演出が実行され、14ラウンド目において(13)打ち方指示2演出が実行され、V通過スイッチSW2の通過があると16ラウンド目まで(14)V入賞演出が実行される。

また、パターン08が選択されると、1ラウンド目〜12ラウンド目において(9)大当り中演出が実行され、13ラウンド目において(12)打ち方指示1演出が実行され、14ラウンド目において(13)打ち方指示2演出が実行され、V通過スイッチSW2の通過があると16ラウンド目まで(14)V入賞演出が実行される。

また、パターン09が選択されると、1ラウンド目〜12ラウンド目において(9)大当り中演出が実行され、13ラウンド目において(12)打ち方指示1演出が実行され、14ラウンド目において(13)打ち方指示2演出が実行され、V通過スイッチSW2の通過があると16ラウンド目まで(14)V入賞演出が実行される。

続いて、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例について説明する。

図116は、第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図であり、図117は、図116に示す具体的演出例の続きを示す図である。図116〜図117に示す演出例は、図115に示される9つの演出パターンのうちのパターン01の演出パターンの一例を示している。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。

図116(1)では、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が開始され、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった後、スーパーリーチに発展する表示が行われている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示される。なお、図116には、第一の図柄表示手段としての第1特図表示装置212や第1特図保留ランプ218、及び第二の図柄表示手段としての第2特図表示装置214や第2特図保留ランプ220も示されている。図116(1)では、特図1の変動表示の保留が3つあるので、第1特図保留ランプ218における3つのランプが点灯している。一方、特図2の変動表示の保留は0であるので、第2特図保留ランプ220ではいずれのランプも点灯していない。また、第1特図表示装置212では、上述したような変動表示が行われており、第2特図表示装置212では、ハズレ図柄が停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数に対応して、特図1の保留を表す第1の特図1保留表示h11、第2の特図1保留表示h12及び第3の特図1保留表示h13がいずれもデフォルトの表示態様で表示され、第4の特図1保留表示h14はブランクである旨の表示がなされている。また、装飾図柄表示装置208の右上隅部には、特図1第四図柄t1及び特図2第四図柄t2が設けられている。特図1第四図柄t1は、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して、例えば、丸印内に表されている色が複数種類に変化する態様で変動表示が行われる。特図2第四図柄t2は、第2特図表示装置214に停止表示されているハズレ図柄に対応して、例えば、ハズレ図柄である白色四角印が停止表示された状態となって表示されている。また、本実施形態では、装飾図柄表示装置208の右側にサブ演出表示装置208Aが隣接して配置されている。サブ演出表示装置208Aは、「吉宗」の表示が行われた状態で装飾図柄表示装置208にオーバーラップしない位置(第一の位置)となっている。

その後、図116(2)に示すように、装飾図柄表示装置208には、チャンスボタン136の押下を促すチャンスボタン136の絵柄と「押せ」という文字表示が行われている。

そして、図116(3)に示されるタイミングでチャンスボタン136が押下されると、図116(4)に示すように、サブ演出表示装置208Aが第一の位置から装飾図柄表示装置208にオーバーラップする位置(第二の位置)に変位する。また、サブ演出表示装置208Aでは、「吉宗」の文字表示が行われている背景の色を変更する表示が行われている。

その後、図116(5)に示すように、中図柄表示領域208bに「装飾4」の装飾図柄が停止表示した後、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせで揺れ変動を開始する。このとき、サブ演出表示装置208Aは、第二の位置から第一の位置に変位する。

その後、図116(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、再変動表示が行われて16R特別大当りとなることが約束される装飾図柄(確変図柄)の組み合わせに変更されるか否かについて期待させる昇格演出が行われる。具体的には、装飾図柄表示装置208では、揺れ変動している左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cに表示されている各装飾図柄が再び左上隅に表示され、昇格演出が行われる旨の「昇格チャレンジ」の表示と、チャンスボタン136の押下を促すチャンスボタン136の図柄と「押せ」という文字表示が行われる。

そして、図116(7)に示されるタイミングでチャンスボタン136が押下されたが、図116(8)に示すように、サブ演出表示装置208Aが第一の位置のまま移動しない。これにより、再変動表示が行われて16R特別大当りとなることが約束される確変図柄の組み合わせに変更されないことが報知される。

その後、図116(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせのまま揺れ変動が継続して行われる。

その後、図116(10)に示すように、第1特図表示装置212に実質13ラウンド大当り図柄である「図柄4」が停止表示されるとともに、特図1第四図柄t1には、第1特図表示装置212に停止表示される「図柄4」に対応する青色丸印の図柄が停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208では、「装飾4」−「装飾4」−「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、特図の変動遊技が終了する。この演出例では、開始される大当り遊技は、第三の遊技条件が成立し難い16R大当り(実質13ラウンド大当り)であるが、遊技者には、開始される大当り遊技が第三の遊技条件が成立しやすい大当りであるか否かが認識困難となっている。なお、装飾図柄及び特図の確定停止タイミングは、同時であってもよいし、装飾図柄の方が特図よりも確定停止のタイミングが早くてもよいし、特図の方が装飾図柄よりも確定停止のタイミングが早くてもよい。

その後、大当り遊技が開始され、装飾図柄表示装置208では、図116(11)に示すような大当り開始演出が実行される。このとき、右打ちを指示する表示も行われている。なお、大当り開始演出の開始タイミングと、右打ち指示表示の開始タイミングは同じであってもよいし、大当り開始演出の開始タイミングが右打ち指示表示の開始タイミングよりも早くてもよいし、右打ち指示表示の開始タイミングが大当り開始演出の開始タイミングよりも早くてもよい。

その後、大当り開始演出が終了して1ラウンド目に移行すると、図116(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の1ラウンド目であることが表示される。なお、装飾図柄表示装置208の左上隅には、確定表示された装飾図柄の組み合わせが表示されている。また、装飾図柄表示装置208の左下隅には、連チャン回数が表示されている。今回の大当り遊技は、特図低確率普図低確率状態(通常の遊技状態)から移行した初回の大当り遊技であるため、装飾図柄表示装置208の左下隅には、その旨の表示である「1回目」の表示が行われている。また、本実施形態では、上述した攻防演出が行われている。なお、攻防演出の開始タイミングは、1ラウンド目の開始と同時であってもよいし、1ラウンド目の開始よりも前であってもよいし、1ラウンド目の開始よりも後であってもよい。

図116(13)は、3ラウンド目における演出内容を示している。図116(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、攻防演出の一部の演出として、14ラウンド目あるいは16ラウンド目において第二の可変入賞口235aがロング開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来するか否かを示唆する演出が行われる。具体的には、図116(13)に示すように、装飾図柄表示装置208には、チャンスボタン136の連打を促すチャンスボタン136の絵柄とともに「連打しろ」という文字が表示され、連打の達成度を表すインジケータと、チャンスボタンの押下の受付期間の残り時間を表す残時間表示バーとが表示されている。パターン01の演出では、このインジケータが最大まで表示されることはない。この演出によれば、チャンスボタン136を連打してインジケータを最大まで表示させることにより、攻防の結果が成功する結果となるかもしれないという期待感を遊技者に持たせることができる場合がある。なお、チャンスボタン136の連打を促す演出表示の開始タイミングは、3ラウンド目の開始と同時であってもよいし、3ラウンド目の開始よりも前であってもよいし、3ラウンド目の開始よりも後であってもよい。

そして、図116(14)に示すように、遊技者によってチャンスボタン136が連打された後、図116(15)に示されるタイミングとなると、装飾図柄表示装置208では、残時間表示バーが時間切れを示す表示となる。このとき、インジケータは、連打の達成度が3/5であることが示されている。

図116(16)は、4ラウンド目における演出内容を示している。図116(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、味方キャラクタが敵キャラクタに攻撃され、その防御に失敗して敗北する内容の演出が実行される。このとき、サブ演出表示装置208Aは第一の位置のまま移動しない。これにより、今回の大当り遊技が、第三の遊技条件が成立し難い大当りである可能性が高いことが報知される。なお、防御に失敗して敗北する内容の演出の開始タイミングは、4ラウンド目の開始と同時であってもよいし、4ラウンド目の開始よりも前であってもよいし、4ラウンド目の開始よりも後であってもよい。

図116(17)は、5ラウンド目における演出内容を示している。図116(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した生還演出が実行される。具体的には、図116(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、チャンスボタン136の押下を促すチャンスボタン136の絵柄とともに「押して生還させろ」という文字が表示され、チャンスボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間表示バーも表示されている。この演出によれば、チャンスボタン136が押下されることにより、今回の大当り遊技が、第三の遊技条件が成立しやすい特別大当りであることが報知されるかもしれないという期待感を遊技者に持たせることができる場合がある。なお、このチャンスボタン136の押下を促す演出の開始タイミングは、5ラウンド目の開始と同時であってもよいし、5ラウンド目の開始よりも前であってもよいし、5ラウンド目の開始よりも後であってもよい。

そして、図116(18)に示されるタイミングでチャンスボタン136が押下されると、図117(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、生還に失敗する内容の演出が実行される。これにより、今回の大当り遊技が、第三の遊技条件が成立し難い大当りである可能性が高いことが報知される。

その後、6ラウンド目〜16ラウンド目では、図117(20)〜図117(24)に示すように、大当り中演出としての大当り中1演出が行われる。この大当り中1演出は、実際には、例えば、大当り遊技が開始されたときに実行される演出であり、図117(20)のタイミングとなるまでは装飾図柄表示装置208には表示されないが、第2副制御部500においてその演出内容が進行するように制御されている。そして、図117(20)のタイミングになると、進行後の演出内容で大当り中1演出が装飾図柄表示装置208に表示される。すなわち、大当り中1演出における映像が裏で進んでいるということができる。このように構成されることにより、例えば、1ラウンド目〜3ラウンド目では、大当り中1演出を実行し、4ラウンド目以降で攻防演出や生還演出等の昇格演出を実行する一方で大当り中1演出が内部で進行し、その後、8ラウンド目以降では進行後の演出内容で大当り中1演出を再開させるようにすることもできる。なお、大当り中1演出は、図117(20)のタイミングで開始されるようにしてもよい。後述する大当り中2演出も同様である。なお、本実施形態では、第二の可変入賞口235aが短開放する14ラウンド目になると、図117(22)に示すように、13ラウンド目まで装飾図柄表示装置208の中央上部に表示されていたラウンド数表示が消去される。以下の説明において、ラウンド数表示は第一の演出に相当する。ここで、ラウンド数表示は、大当りラウンドに関する演出の一例ということができる。そして、ラウンド数表示は、図117(22)〜図117(24)に示すように、大当り遊技が終了するまで継続して消去された状態となる。本実施形態では、第二の可変入賞口235aが短開放するラウンドにおいてラウンド数表示を消去することにより、V通過の可能性のあるラウンドをわかりにくくさせることができ、例えば、復活演出が行われてV通過への期待感を持たせて、興趣を向上させることができる場合がある。なお、第2のアタッカが開放する14ラウンド目及び16ラウンド目でのみラウンド数表示を消去させて、15ラウンド目ではラウンド数を表示させるようにしてもよい。また、ラウンド数表示の消去を行わないようにしてもよい。また、ラウンド数表示の消去を行わない場合があってもよい。

16ラウンド目が終了すると、図117(25)に示すように、上述した大当り終了1の演出が行われる。上述した大当り遊技においては、14ラウンド目又は16ラウンド目にV通過がなかったことにより、第三の遊技条件が成立しなかったので、大当り遊技の終了後(第三の要件を満たした後)に、所定回数(例えば、100回)の図柄変動表示が行われる間、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行する。

このように、本実施形態によれば、第一の演出は、第四の期間において少なくとも実行可能な演出であるということができ、また、第一の演出は、第五の期間において少なくとも実行されない演出であるということができる。また、第一の演出は、第四の期間の少なくとも一部の期間において実行される演出であるということもできる。

なお、第一の演出は、ラウンド数表示に限らず、大当りラウンドに関する種々の演出を適用してもよく、例えば、ラウンド開始時の音声出力による演出等であってもよい。また、複数種類の大当りラウンドに関する演出のうちのいずれか一つのみを第一の演出としてもよいし、複数種類の大当りラウンドに関する演出のうちの2以上を第一の演出としてもよいし、複数種類の大当りラウンドに関する演出のうちの全てを第一の演出としてもよい。

図118は、第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図であり、図119は、図118に示す具体的演出例の続きを示す図である。図118〜図119に示す演出例は、図115に示される9つの演出パターンのうちのパターン05の演出パターンの一例を示している。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図118(1)〜図118(18)に示される演出は、図116(1)〜図116(18)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。なお、図118(1)〜図118(18)に示される演出例では、図118(10)に示されるように、第1特図表示装置212に16ラウンド大当り図柄である「図柄1」が停止表示されて大当り遊技が開始される点で、図116(1)〜図116(18)に示される演出例と異なっている。

上述した生還演出の実行中において、図118(18)に示されるタイミングでチャンスボタン136が押下されると、図119(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様がカットインにより表示される内容の演出が実行され、その後、図119(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、生還に成功した旨の演出表示が実行される。また、生還に成功した旨の演出表示が開始されると、上述した獲得表示が装飾図柄表示装置208の右下隅部に表示される。この獲得表示は、図119(20)〜図119(23)に示すように、14ラウンド目が開始されるまで継続して行われる。これにより、今回の大当り遊技が、第三の遊技条件が成立しやすい大当りであることが報知される。なお、獲得表示の表示開始タイミングは、生還に成功した旨の演出表示の開始タイミングと同時であってもよいし、生還に成功した旨の演出表示の開始よりも後であってもよいし、生還に成功した旨の演出表示の開始よりも前であってもよい。

その後、6ラウンド目〜12ラウンド目では、図119(21)〜図119(22)に示すように、大当り中演出としての大当り中2演出が行われる。なお、大当り中演出の開始タイミングは、ラウンド(例えば、6ラウンド目)の開始と同時であってもよいし、ラウンドの開始よりも後であってもよい。

その後、大当り遊技が進行して、13ラウンド目になると、図119(23)に示すように、上述した打ち方指示1演出が実行される。すなわち、図119(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の13ラウンド目であることの表示が行われるとともに、次のラウンド、すなわち14ラウンド目でV通過を行わせることを促す旨の「次のRでVを狙え」という表示が行われる。これにより、遊技者に次のラウンドでV通過を確実に行わせることができる場合がある。なお、打ち方指示1演出の開始タイミングは、13ラウンド目の開始と同時であってもよいし、13ラウンド目の開始よりも前であってもよいし、13ラウンド目の開始よりも後であってもよい。

その後、14ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aがロング開放し、V通過が容易な状態となり、装飾図柄表示装置208では、図119(24)に示すように、14ラウンド目であることの表示が行われるとともに、V通過させることを促進する旨の「V狙え」という打ち方指示2演出が実行される。なお、打ち方指示2演出の開始タイミングは、14ラウンド目の開始と同時であってもよいし、14ラウンド目の開始よりも前であってもよいし、14ラウンド目の開始よりも後であってもよい。本実施形態では、14ラウンド目及び16ラウンド目がロング開放となる場合には、ラウンド数表示を消去しないようにしているので、遊技者に現在のラウンド数を確実に報知することができる場合がある。なお、14ラウンド目以降において、ラウンド数表示を消去するようにしてもよい。

そして、図119(25)に示すタイミングで、第二の可変入賞口235a内のV通過スイッチSW2への遊技球の通過(V通過)があると、図119(26)に示すように、V入賞した旨の演出が実行される。すなわち、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。この演出は、図119(26)〜図119(28)に示すように、16ラウンド目が終了するまで継続して行われる。なお、この演出例において、14ラウンド目でV通過があった場合には、15ラウンド目及び16ラウンド目において、上述した大当り中2演出が再開されるようにしてもよい。

16ラウンド目が終了すると、図119(29)に示すように、上述した大当り終了2の演出が行われる。上述した大当り遊技においては、14ラウンド目においてV通過があったことにより、第三の遊技条件が成立したので、大当り遊技の終了後(第三の要件を満たした後)に、所定回数(例えば、150回)の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。

このように、本実施形態によれば、第一の演出は、第六の期間において少なくとも実行可能な演出であるということができる。

なお、図121に示される演出例において、例えば、第二の可変入賞口235aが短開放する14ラウンド目においてV通過があった場合には、上述したようなV入賞した旨の演出を行わず、16ラウンド目に上述した打ち方指示2演出を実行し、第二の可変入賞口235aがロング開放する16ラウンド目においてV通過があった場合に初めてV入賞した旨の演出を行うようにしてもよい。また、例えば、第二の可変入賞口235aが短開放する14ラウンド目においてV通過があった場合にV入賞した旨の演出を行うが、16ラウンド目に打ち方指示2演出をさらに実行するようにしてもよい。

図120は、第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図であり、図121は、図120に示す具体的演出例の続きを示す図である。図120〜図121に示す演出例は、図115に示される9つの演出パターンのうちのパターン03の演出パターンの一例を示している。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図120(1)〜図121(22)に示される演出は、図116(1)〜図117(22)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。なお、図120(1)〜図121(22)に示される演出例では、図120(10)に示されるように、第1特図表示装置212に実質15ラウンド大当り図柄である「図柄3」が停止表示されて大当り遊技が開始される点で、図116(1)〜図117(22)に示される演出例とは異なっている。また、この演出例においても、第二の可変入賞口235aが短開放する14ラウンド目になると、13ラウンド目まで装飾図柄表示装置208に表示されていたラウンド数表示が消去され、大当り遊技が終了するまで継続される。

図121(23)は、15ラウンド目における演出内容を示している。図121(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した復活キャラ演出が実行され、その後、例えば、図119(23)に示すような打ち方指示1演出が実行される。なお、復活キャラ演出の開始タイミングは、15ラウンド目の開始と同時であってもよいし、15ラウンド目の開始よりも前であってもよいし、15ラウンド目の開始よりも後であってもよい。

その後、16ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aがロング開放し、V通過が容易な状態となり、装飾図柄表示装置208では、図121(24)に示すように、上述した打ち方指示2演出が行われる。

そして、図121(25)に示すタイミングで、第二の可変入賞口235a内のV通過スイッチSW2への遊技球の通過(V通過)があると、図121(26)に示すように、V入賞した旨の演出が実行される。すなわち、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。この演出は、16ラウンド目が終了するまで継続して行われる。なお、本実施形態では、アタッカがロング開放する15ラウンド目と16ラウンド目においてもラウンド数表示を消去するようにしたが、14ラウンド目にラウンド数表示を消去して、15ラウンド目及び16ラウンド目ではラウンド数を再表示するようにしてもよい。

16ラウンド目が終了すると、図121(27)に示すように、上述した大当り終了2の演出が行われる。上述した大当り遊技においては、16ラウンド目においてV通過があったことにより、第三の遊技条件が成立したので、大当り遊技の終了後(第三の要件を満たした後)に、所定回数(例えば、150回)の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。

このように、本実施形態によれば、第一の演出は、第四の期間において少なくとも実行可能な演出であるということができ、また、第一の演出は、第五の期間において少なくとも実行されない演出であるということができる。また、第一の演出は、第四の期間の少なくとも一部の期間において実行される演出であるということもできる。

図122は、第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図であり、図123は、図122に示す具体的演出例の続きを示す図である。図122〜図123に示す演出例は、図115に示される9つの演出パターンのうちのパターン05の演出パターンの一例を示している。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図122(1)〜図123(24)に示される演出は、図118(1)〜図119(24)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

図123(24)は、14ラウンド目における演出内容を示している。図123(24)に示すように、14ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aがロング開放し、V通過が容易な状態となり、装飾図柄表示装置208では、図123(24)に示すように、14ラウンド目であることの表示が行われるとともに、上述した打ち方指示2演出が実行される。

そして、図123(25)に示すように、V通過スイッチSW2への遊技球の通過がなく14ラウンド目が終了した場合には、図123(26)に示すように、15ラウンド目に移行しても、上述した打ち方指示2演出が継続して行われる。本実施形態において、複数種類のうちの少なくとも一部の演出は、ラウンドが切り替えられることをトリガーとして演出内容を切り替えているが、この演出例では、この打ち方指示2演出が、ラウンドが切り替えられてもこれをトリガーとして演出内容を変更しないものの一例となっている。

図123(27)は、16ラウンド目における演出内容を示している。図123(27)に示すように、16ラウンド目になると、第二の可変入賞口235aがロング開放し、V通過が容易な状態となる。一方、装飾図柄表示装置208では、16ラウンド目に移行されても、上述した打ち方指示2演出は継続して行われたままである。

そして、図123(28)に示すタイミングで、第二の可変入賞口235a内のV通過スイッチSW2への遊技球の通過(V通過)があると、図123(29)に示すように、V入賞した旨の演出が実行される。すなわち、装飾図柄表示装置208では、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が行われる。この演出は、16ラウンド目が終了するまで継続して行われる。

16ラウンド目が終了すると、図123(30)に示すように、上述した大当り終了2の演出が行われる。上述した大当り遊技においては、14ラウンド目においてV通過がなかったものの、16ラウンド目においてV通過があったことにより、第三の遊技条件が成立したので、大当り遊技の終了後(第三の要件を満たした後)に、所定回数(例えば、150回)の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。

図124は、第12実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。図124に示す演出例は、図115に示される9つの演出パターンのうちのパターン07の演出パターンの一例を示している。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図124(1)〜図124(11)に示される演出は、図118(1)〜図118(11)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。

図124(12)は、1ラウンド目における演出内容を示している。すなわち、大当り開始演出が終了して1ラウンド目に移行すると、図124(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した攻防演出が行われる。

図124(13)は、3ラウンド目における演出内容を示している。図124(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、攻防演出として、味方キャラクタが敵キャラクタを攻撃する演出が行われる。このとき、サブ演出表示装置208Aが第一の位置から第二の位置に変位する。また、サブ演出表示装置208Aでは、「吉宗」の文字表示が行われている背景の色を変更する表示が行われている。なお、攻防演出の開始タイミングは、3ラウンド目の開始と同時であってもよいし、3ラウンド目の開始よりも前であってもよいし、3ラウンド目の開始よりも後であってもよい。また、サブ演出表示装置208Aの動作開始タイミングは、攻防演出の開始と同時であってもよいし、攻防演出の開始よりも前であってもよいし、攻防演出の開始よりも後であってもよい。