JP5746158B2 - 原子炉用の制御棒駆動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、何れもここでの参照によりその内容を本明細書の一部とする2009年6月10日付提出の米国仮特許出願第61/185,887号、2009年6月10日付提出の米国仮特許出願第61/185,887号の優先権を主張するものである。
本発明は原子炉用の制御棒駆動機構に関する。
加圧水型原子炉(PWR)またはその他タイプの原子炉では可動の制御棒を用いて核反応を制御する。制御棒は中性子吸収材料を含み、炉心に挿入するべく配置される。一般に、制御棒を炉心に挿入して行くと中性子吸収量が増加し、核反応率が減少する。挿入量を精密制御し且つ正確測定することが、反応度を正確に制御する上で有益である。当該制御は制御棒駆動機構(以下、CRDMとも称する)により提供される。
制御棒は緊急時に核反応を速やかに停止させるべく完全挿入され得る。この“原子炉緊急停止(以下、スクラムとも称する)”時に制御棒を素早く挿入させる代替機構を装備することが有益である。更にまたはあるいは、完全に挿通(従って核反応を“オフ”とする)する、または完全に引き抜(つまり原子炉を運転可能とする)く専用制御棒を装備することが知られている。それらシステムでは“オン/オフ”用制御棒を“制御棒”と称し、連続調節式制御棒を“グレイロッド”と称することがある。
これらの点を考慮し、分離式ローラーナットアセンブリを係合させた主ネジをその構造に採り入れたCRDMが知られている。通常運転中はローラーナットアセンブリが、偏倚バネに抗して作用する積極的な磁力により主ネジ上にクランプされる。ローラーナットを回すと主ネジが、従って主ネジに装着した制御棒が炉心に関して精密制御自在下に前後移動する。スクラム時には電流が遮断され、従って磁力が遮断されるため偏倚バネが分離式ローラーナットを開き、主ネジを含むグレイロッドが原子炉を救急停止させる。当該構成の一例は、例えば、ここでの参照によりその内容全体を本明細書の一部とする、Domingo Ricardo Giorsetti, “Analysis of the Technological Differences Between Stationary & Maritime Nuclear Power Plants”, M.S.N.E. Thesis, Massachusetts Institute of Technology (MIT) Department of Nuclear Engineering (1977)に記載される。
一体型加圧水炉(一体型PWR)の場合、CRDMを外側に取り付け、好適なフィードスルーで圧力容器内に制御棒に連結させることが知られている。フィードスルーの長さを抑制するためにCRDMを圧力容器内に一体化することも提案されてきた。例えば、日本原子力学会による1992年10月発行の、イシザキ他の“Development of a Built-in Type Control Rod Drive Mechanism (CRDM) For Advanced Marine Reactor X (MRX)”, Proceedings of the International Conference on Design and Safety of Advanced Nuclear Power Reactors (ANP '92), October 25-29, 1992 (Tokyo Japan)を参照されたい。
既存のCRDMデザインには幾つか欠点がある。これらの欠点は、選択されたCRDM設計構造が、複雑な電子機械的CRDMが圧力容器内で高圧及び高温に晒されるものである場合に増長される。CRDMを圧力容器内に配置することによっても構造上の困難な課題が生じる。
分離式ローラーナットは主ネジと共に複雑なリンク機構を構成し、当該リンク機構が通常運転中のグレイロッドの精密挿入に悪影響を及ぼし得る。分離式ローラーナットの再取付けは複雑化され得、再接合確立も即座には判別できず、従ってスクラム状況からの復帰後に位置オフセットが導入される。主ネジをスクラミングさせることも、当該主ネジのネジ山または構造的一体性を再生不能に損壊させる恐れがある。更には、複雑な分離式ローラーナットの場合はその経時損耗が問題となり得る。
他に考慮すべきはその信頼性である。ロッドスクラミングは安全上重要な特徴であって、冷却水喪失事故(LOCA)またはその他の、停電、大規模圧力変化等を含み得る障害モード時に信頼下に動作すべきである。
制御棒位置検出器もまた代表的には複雑な装置である。あるシステムでは圧力容器壁を横断するフィードスルーを要する外部位置検出器が採用される。大型船舶用原子炉(MRX)の炉内CRDM用の複雑な位置検出器が設計され、当該検出器では、トランスデューサーが磁気抵抗性導波管に通すねじれ歪みパルスを発生し、棒位置を提示させる磁界相互作用が測定される。一般に、電気抵抗ベースで動作する炉内位置検出器は温度による物体の抵抗性変化によるエラーを生じやすい。
米国仮特許出願第61/185,887号明細書
Domingo Ricardo Giorsetti, "Analysis of the Technological Differences Between Stationary & Maritime Nuclear Power Plants", M.S.N.E. Thesis, Massachusetts Institute of Technology (MIT) Department of Nuclear Engineering (1977) 日本原子力学会による1992年10月発行の、イシザキ他の"Development of a Built-in Type Control Rod Drive Mechanism (CRDM) For Advanced Marine Reactor X (MRX)", Proceedings of the International Conference on Design and Safety of Advanced Nuclear Power Reactors (ANP '92), October 25-29, 1992 (Tokyo Japan)
従来の問題を解決する原子炉用の制御棒駆動機構を提供することである。
本発明の1様相によれば、原子炉で使用する制御棒機構であって、炉心に挿入されて中性子を吸収する形態を有する制御棒と、該制御棒に連結した連結棒と、モーター被駆動式のナットと係合する主ネジにして、前記ナットを回転させると直線移送される主ネジと、前記連結棒と作動上連結して前記主ネジと共移動するラッチにして、停電または電力除去に応じて開放して前記連結棒を主ネジから切り離すラッチと、を含む制御棒機構が提供される。
本発明の他の様相によれば、制御棒制御方法であって、主ネジを使用して制御棒を直線移動させ、原子炉緊急停止に応答して主ネジから制御棒を切り離し、かくして制御棒がスクラムするが主ネジはスクラムしない方法が提供される。
本発明の他の様相によれば、原子炉であって、炉心と、圧力容器にして、前記炉心を収納する下方容器セクションと、前記炉心上方で且つ前記下方容器セクション上方に配置した上方容器セクションと、前記炉心上方に位置付けられ且つ前記下方容器セクションと上方容器セクションとの間に配置した中間フランジと、該中間フランジにより炉内に支持した制御棒駆動機構(CRDM)と、を含む原子炉が提供される。
本発明の他の様相によれば、原子炉で使用する制御棒駆動機構(CRDM)であって、少なくとも1つの制御棒に連結した連結棒と、主ネジと、該主ネジを直線移送する形態を有する駆動機構と、電磁コイルアセンブリと、前記電磁コイルアセンブリの賦活に応答して前記連結棒を前記主ネジにラッチ止めし、前記電磁コイルアセンブリの電力除去に応答して前記連結棒を前記主ネジから切り離すラッチアセンブリと、を含む制御棒駆動機構が提供される。
従来の問題を解決する原子炉用の制御棒駆動機構が提供される。
図1は、加圧水型原子炉(PWR)の原子炉容器のダイヤグラム図である。 図2は、図1の原子炉容器の上部炉内セクションのダイヤグラム図である。 図3は、流体圧リフトを採用する制御棒シャットダウンシステムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図4は、流体圧リフトを採用する制御棒シャットダウンシステムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図5は、流体圧リフトを採用する制御棒シャットダウンシステムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図6は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図7は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図8は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図9は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図10は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図11は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図12は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図13は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図14は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。 図15は、電磁式のグレイロッドの機能と、スクラム機能用の磁気ラッチシステムとを有する制御棒システムの1様相を示すダイヤグラム図である。
図1を参照するに、加圧水型原子炉(以下、PWRとも称する)の原子炉容器が略ダイヤグラム表示されている。例示される一次容器、即ち圧力容器10は炉心12と、炉内螺旋型蒸気発生機14と、炉内制御棒20とを収納する。例示した原子炉容器は4つの主コンポーネント、即ち、1)下部容器22、2)上部炉内構造物24、3)上部容器26、4)上部容器ヘッド28、を含む。下部及び上部の各容器セクション22及び26間には中間フランジ29が配置される。その他容器構成も意図されるものとする。図1はダイヤグラム的なものであり蒸気発生器に関する二次冷却材流入及び流出に関する圧力容器貫通部、電気的コンポーネント用の電気的貫通部及びその他等についての詳細は含まれない。
図1の圧力容器10の下部容器22は、実質的に任意の好適な形態を有し得る炉心12を収納する。好適な形態の1つには、燃料アセンブリを収納し、原子炉に燃料補給するべく交換自在であり且つ下部容器で支持したステンレススチール製の炉心支持枠構造が含まれる。例示した上部容器26は、本実施例のPWR用の、炉内蒸気発生器設計形状(しばしば炉内PWRデザインと称される)を有する蒸気発生器14を格納する。図1では蒸気発生器14はダイヤグラム図的に示される。円筒状の内側シェルまたは上部流れシュラウド30が、螺旋状の蒸気発生器14をその内部に位置付けるところの環状の下降管領域34から中央ライザ管領域32を分離する。例示した蒸気発生器14は螺旋コイル設計形状を有するがその他設計形状も意図されるものとする。一次冷却材は蒸気発生器14の管の外側を横断して流れ、二次冷却材は蒸気発生器14の管の内側を流れる。代表的な再循環パターンでは一次冷却材は炉心12により加熱され、中央ライザ管領域32を通して上昇し、上部シュラウド30の頂部を出た後、下降管領域34を経て再下降し、蒸気発生器14を横断する。この一次冷却材流れは自然対流、炉内または炉外の一次冷却材ポンプ(図示せず)、あるいはポンプ支援式自然対流、により駆動され得る。PWRは一体的設計形状において例示されるが、原子炉容器は炉外蒸気発生器(図示せず)を有するものをも意図し得るものであり、その場合、圧力容器貫通部により、当該炉外蒸気発生器内外に関する一次冷却材の移送が許容される。例示した上部容器ヘッド28は分離式コンポーネントである。容器ヘッドを上部容器26と一体化させ得、その場合は蒸気発生器14及び上部シュラウド30は容器ヘッドの内側の突起で随意的に支持される。
例示した実施例は炉内蒸気発生器14を含む一体型PWRであって、一般にいろいろの幾何学形態、例えば、螺旋、垂直、傾斜あるいはその他等の形態を有し得る。冗長性の目的上、そのパイプまたは管を熱的一様化を容易化するべく、下降管領域34内で代表的には交互配置させた1つ以上の蒸気発生器を有するのが一般に有益である。例示した蒸気発生器14はシュラウド30に接近して配置またはラッピング状態下に配置されるが、一般に蒸気発生器は下降管領域34の実質容積を充填し得、ある実施例ではシュラウド30の外面と圧力容器10の内面との間の環状容積を実質的に充填し得る。炉内蒸気発生器またはその一部に関し、その全体または一部をライザ領域32内でシュラウド30の上部または圧力容器10内のどこかに配置することも意図される。他方、ある実施例ではPWRは一体型PWRではない、つまりある実施例では例示した一体型の蒸気発生器は1つ以上の炉外蒸気発生器を採用することで省略され得る。
図2を参照するに、上部炉内構造物24の詳細が示される。例示設計形状では上部炉内構造物24はドライブまたは駆動機構40、42と、制御棒ガイドフレーム44とを支持すると共に、制御棒駆動電力及び制御機器信号がそこを通過する構造体でもある。従って、上部容器26及び一体型の蒸気発生器14はドライブ及び関連構造とは無関係に取り外し得る。しかしながら、更に別の一体デザイン、例えば、CRDM用支持体及び一体型蒸気発生器用支持体双方のための共通セクションを使用するデザインが意図され得る。
特に図2の実施例を参照するに、上部炉内構造物24が、上部炉内バスケット46と、CRDM支持構造48と、制御棒ガイドフレーム44と、制御棒駆動機構40、42とを含んでいる。上部炉内バスケット46は中間フランジ29と、制御棒ガイドフレーム44用の支持体とを含む溶接構造物であることが好ましい。好ましい1実施例では制御棒ガイドフレーム44は然るべくボルト止めした別個の304Lステンレススチール製の溶接構造物であり、中間フランジ29は SA508 Gr 4N Cl 2 炭素鋼鍛造物であり、残余構造は304Lステンレススチール製である。CRDM支持構造48はドライブ40、42用の支持ラティスと、炉心内機器用のガイド構造とを含む。これら構造の全ては304Lステンレススチール製であることが好ましい。CRDM支持構造48は上部炉内バスケット46にボルト止めされる。各材料及び構造は例示的なものであるに過ぎず、その他構成及びまたは原子炉適合性材料が意図され得るものとする。
図2の実施例では2つのタイプのドライブ40、42、即ち、炉心に関して完全引き抜きまたは完全挿入されるシャットダウンロッドを操作する流体駆動タイプのドライブ42と、炉心寿命を通して種々長さで挿入されて原子炉の通常運転中の核反応率を制御するグレイロッドを操作する電気駆動タイプのドライブ40とを使用する。グレイロッドは対スクラム構成、即ち、特定の緊急状態中に炉心12に急速挿入される構成をも有する。何れの実施例でもシャットダウンロッドを完全に省略することが意図され、その場合はグレイロッドがシャットダウン作動をも提供する。
図2を尚参照しつつ図3〜図5を参照するに、制御棒の各様相が例示される。制御棒はスパイダその他上に好適に集合設置され、前記スパイダはその全てがシングルバンクとして作動し且つ単独のドライブ42により移動される。図3〜図5には単一のドライブ42のみが示され、スパイダ及び個別のシャットダウンロッドは示されない。当該構成は、シャットダウンロッドが“オン/オフ”の2値モード下に使用され且つその全部が炉心12に挿入されて原子炉をシャットダウンするか、あるいはその全部が炉心12から引き抜かれて通常の原子炉運転を許容するかの何れかであるという事実の認識に基づくものである。
特に図3を参照するに、ドライブ42がシリンダハウジング50、シリンダキャップ52、シリンダベースプレート54、シャットダウンロッドラティス(図示せず)への連結を提供する連結ロッド56、を含んでいる。図3〜図5に示すドライブ42は流体駆動式であり、高圧インジェクションポンプからの、約500°F(260℃)及び110300000Pa(1600psi)の残留原子炉冷却材除去用戻り流れを使用してシャットダウンロッドのバンクを炉心12外に保持する。
特に図4を参照するに、制御棒が引き抜き位置にある場合のピストン領域断面が示される。図4の部分拡大図にはシリンダキャップ52の通気孔60が、リフトピストン62、ピストンリング64(ある実施例では金属製である)、スクラムバッファピストン66、バッファコッキングバネ68、と共に示される。図4に示す引き抜き位置はドライブ42のシリンダの加圧状態に相当する。
特に図5を参照するに、制御棒が挿入位置にある場合のピストン領域断面が示される。図5の部分拡大図にはリフトピストン62、ピストンリング64、スクラムバッファまたはスクラムバッファピストン66、ロッドガイドブッシュ70、ロッドシールリング72(ある実施例では金属製である)、が示される。シリンダベースプレート54は当該部分拡大図では圧力ポートまたは入口ポート74を含むものとして示される。図5に示す挿入位置はドライブ42のシリンダの非加圧状態に相当する。
ある実施例では冷却材はピストン64及びシャフトシール72から放出され得、原子炉容器10に戻る残留物の一部となる。制御棒ドライブ42は炉心12の上方に取り付けられる。ドライブ42を作動させる流体ライン(図示せず)は中間フランジ29を経由され、機器ラインは気密導管を経て、グレイロッド用のドライブ40用にやはり随意的に使用する共通コネクタに入る。前記スパイダをシャットダウンロッドラティスに連結する延長ロッドは随意的には、ある制御棒積層クラスタが他の制御棒セットの落下を妨害しないよう、シャットダウンロッドラティスを貫いて摺動するように設計される。また、前記延長ロッドは、上部炉内構造物24を取り外した後、シャットダウンロッドが炉心内に残るよう、前記スパイダから脱係合する設計とされる。当該脱係合及び再係合は燃料交換中にリモートツールを使用して成される。
原子炉通常運転中はシャットダウンロッドはドライブ42を加圧することで炉心の完全に外側(つまり、引き抜き位置)に懸架される。例えば、好ましい1実施例では高圧インジェクションポンプからの冷却材残留物除去用戻り流れが、シリンダベースプレート54の入口ポート74を介してリフトピストン62の下方に500°F(260℃)及び110300000Pa(1600psi)の状態下に供給される。当該実施例ではシリンダハウジング50内でリフトピストン62の上方の流体はシリンダキャップの通気孔60を通して原子炉容器10から供給され、従って、原子炉容器状況における600°F(315℃)及び10340000Pa(1500psi)を有し、かくしてリフトピストン62を横断する正味の差圧は689500Pa(100psi)となる。ピストンは、発生差圧がシャットダウンロッドの特定負荷及びスパイダ、及びその他関連コンポーネントを支持し且つシャットダウンロッドのバンクをシリンダストロークを介してリフトピストン62の上部ストッパへとリフトさせるに十分となるサイズを選択する。
容器圧力上昇スクラムの場合、リフトピストン62の底部側への加圧冷却材供給を止め、供給ラインを大気圧に通気させることでシャットダウンロッドのバンクが急速釈放される。前記各実施例において、リフトピストン62の上面位置での容器圧力はリフトピストンを横断する10340000Pa(1500psi)の初期差圧を創出すると予測され、この差圧に重力の影響が加わり、移送アセンブリ(リフトピストン62、スクラムバッファピストン66、コッキングバネ68、連結ロッド56、シャットダウンロッドラティス(図示せず)を含む)が下方の、図5に例示する完全挿入位置に移送される。移送アセンブリの降下中、バッファピストン66はコッキングバネ68の力でリフトピストン62の穿孔外に保持され、かくして流体を充填したバッファキャビティがリフトピストン62及びバッファピストン66間に維持される。バッファピストン66の底面がシリンダアセンブリの固定プレートであるシリンダベースプレート54に接触すると、引き続き移動するリフトピストン62が捕捉流体を制御拘束流れ下に排除し、かくして移送アセンブリの運動エネルギーを消散させる。更には、前記運動エネルギーは移送アセンブリの各コンポーネントの、特に、長く比較的細い連結ロッド56の弾性偏倚を介して消散される。その他の運動エネルギー消散機構も意図されるものとする。キャビティから流体が排除されるとリフトピストン62はバッファピストン66に接触し、かくして移送アセンブリを静止させる。
図1及び図2を尚参照しつつ図6〜図14を参照するに、グレイロッド及び関連するドライブ40の1例が示される。図6にはグレイロッド形態(タイプ1及びタイプ2)の異なる2つの実施例が示される。グレイロッド80はグレイロッドクラスタとして配置され、結局はヨークにより2または4群化され、図6に示す如く連結ロッド82により支持される。タイプ1形態には、連結ロッド/クラスタよりなる1ユニットに代わるカウンタウエイト84も含まれる。詳しくは、ヨーク86が2本の連結ロッド82を連結し、カウンタウエイト84がタイプ1形態を構成する。ヨーク88が3本の連結ロッド84を連結してタイプ2形態を構成する。グレイロッド用のドライブ40が炉心12の上方に取り付けられる。図7にはCRDMに関する、グレイロッド用のドライブ40と、シャットダウンロッド用のシリンダ支持構造48との位置を示す平面図が示される。シリンダハウジング50は中央に位置付けられる。外側の4つのドライブ40の各々はタイプ1形態の2本のロッドを移動させ、同時に移動するヨーク86を含む。内側の2つのドライブ40の各々はヨーク88を含むタイプ2形態の4本のロッドを移動させる。これらの異なるドライブ40セットは随意的には相互にまたは個別に移動する。電力及び信号連結部は気密導管またはコア内機器ガイド90を好適に経由されて中間フランジ29(図7には示さず)上のコネクタに入る。
シャットダウンロッドにおける如く、制御棒用スパイダをロッドラティスに連結する延長ロッドは随意的には、ある制御棒積層クラスタが他の制御棒セットの落下を妨害しないよう、シャットダウンロッドラティスを貫いて摺動するように設計される。また、前記延長ロッドは、上部炉内構造物の取り外し時、または上部炉内構造物がその支持スタンド上にある間の取り外し時にグレイロッドが炉心内に残るよう、前記スパイダから脱係合する設計とされる。グレイロッド制御機構用の好適な設計スタイルには、“磁気ジャッキ”タイプ及び“パワーネジ”タイプの2つがある。これらの内、パワーネジタイプのものはグレイロッドクラスタのより精密な位置制御を提供すると期待されることから、例示実施例ではパワーネジタイプ制御機構が採用される。
図8を参照するに、1実施例ではグレイロッド制御機構であるドライブ40はボールナット式リフトロッド形態を採用する。図8では完全挿入状態(図の左側)及び完全引き抜き状態(図で右側)の両方が示される。図8にはタイプ2形態のヨーク88が示されるが、タイプ1形態の場合はヨーク88をヨーク86に代替させる。図8の実施例では底部ストッパ/バッファアセンブリ100が原子炉支持体101上に、電磁コイルアセンブリ用に随意的に追加される横方向支持体と共に取り付けられる。底部ストッパ100の上部に取り付けた下方及び上方の各支持チューブ102、104が主ネジ/トルク受けアセンブリをガイドする。上方支持チューブ104の上部にはボールナット/モーターアセンブリ106を、またモーター上部には電磁コイルアセンブリ108を取り付ける。電磁コイルアセンブリ108内にはリフトロッド−主ネジラッチアセンブリ110が載置され、当該アセンブリが、そのラッチ状態下にリフト用/連結ロッドアセンブリ112(挿入状態における伸張状態で図の左側に示す)を支持する。
支持チューブ102及び104の、ボールナット/モーターアセンブリ106と底部ストッパ/バッファアセンブリ100との間にピストンインジケータアセンブリが搭載される。ある実施例では当該位置インジケータはリフトロッド−主ネジラッチアセンブリ110の下方に好適に搭載したストリングポテンショメータであるが、その他取付け位置が意図されるものとする。例示したストリングポテンショメータは、支持チューブ102上に取り付けた引張スプール120と、“ストリング”またはケーブルあるいはその他122にして、リフト用/連結ロッドアセンブリ112(及び、装着したグレイロッドクラスタ)が炉心12(図8には示さず)に向けて移動するに際しての引張に抗して引張スプール120を抜き出すよう、その端部をリフト用/連結ロッドアセンブリ112に装着したストリングと、を含む。前記動作を逆転すると引張スプール120の引張によりストリングまたはケーブル122がスプール120上にロールバックする。回転センサ124が、基準マーカーまたはその他の回転測定基準の通過回数をカウントするエンコーダを用いて引張スプール120の回転数を計測する。ストリングポテンショメータは、引張スプール120がグレイロッドと共移動せず且つストリングまたはケーブル122がグレイロッドと共移動するべく固定される限りにおいて、例示した以外の態様でも取付け得る。回転センサ124を引張スプール120と共に一体化することも意図され得る。ストリングポテンショメータはグレイロッドと共移動するリフト用/連結ロッドアセンブリ112またはその他コンポーネント位置に一致する出力電気信号を提供し、かくして炉心12内のグレイロッドの位置情報を提供する。位置を表示する前記出力電気信号は圧力容器10の外側で、小型で及びまたは別の電気的フィードスルーと一体化し得る電気的フィードスルー(図示せず)を通して送られる。前記位置表示用装置は圧力容器温度及び放射線レベルでの動作用に構成及び較正される。
尚図8を参照しつつ図9〜図14を参照するに、例示実施例ではグレイロッド用のCRDMであるドライブ40が3つの要素、即ち、主ネジ/トルク受けアセンブリと、リフトロッド/連結ロッドアセンブリと、リフトロッドを主ネジと作動上連結するラッチシステムとを含んでいる。図9では主ネジ/トルク受けアセンブリの斜視図(図で左側)と断面図(図で右側)とが示される。モーターアセンブリが、ステータ132及びローター134を格納するステータハウジング130を含む。上部ステータ端部プレート136と、調節自在スぺーサ140を備える半径方向ベアリング138とがモーターアセンブリの上方部分を完成し、下方ハウジング142とスラストベアリング144とがモーターアセンブリの下方部分を完成する。下方ハウジング142内に配置した下方ボールナットアセンブリ150がローター134に螺装され、上方ボールナットアセンブリ152がローター134にやはり螺装される。2つのボールナットアセンブリ150及び152は螺装態様下に主ネジ160(図9には示さず)と連結される。図9にはリフト用/連結ロッドアセンブリ112の一部及び上方支持チューブ104も示される。
図10を参照するに、ラッチシステムが例示され、リフトロッド−主ネジラッチアセンブリ110と、電磁コイルアセンブリ108の一部とを含んでいる。図10にはリフト用/連結ロッドアセンブリ112の上端111と、リフトロッド−主ネジラッチアセンブリ110の位置またはその内部で終端する主ネジ160の近位端も示される。ラッチ170が、通常運転時はリフト用/連結ロッドアセンブリ112の上端111を主ネジ160に直結し、スクラム(図11参照)中はリフト用/連結ロッドアセンブリ112を切り離す。リフト用/連結ロッドアセンブリ112の底部は連結ロッド82の上部に螺装され(随意的には中間のヨーク86またはヨーク88により)、かくして連続するリフトロッド/連結ロッドアセンブリを創出する。連結ロッド82の底部はスパイダに直結され、かくして制御棒を当該機構に装着する。随意的には、磁気ベースの位置インジケータ(図21参照)用の磁気信号を提供する磁石113がリフト用/連結ロッドアセンブリ112の上端111に接近配置される。図10にはモーターハウジング130、ステータ132、図9に完全に示されるローター134の各部分を含むモーター部分も示される。
ラッチ170がラッチハウジング172に格納され、ラッチハウジング172がラッチバネ174用のバネガイドを含んでいる。例示したラッチシステムの追加コンポーネントには、電磁コイルスタックを形成する電磁石アセンブリ177を格納する電磁ハウジングと、ラッチ170上の永久磁石178とが含まれる。ラッチネジ160がラッチハウジング172のラッチシステムベース179内に螺装される。各ラッチ170は、ピボット位置180を中心にピボット回転し、かくして下向きロッド負荷によるフェイルセーフスクラムを提供する。
本実施例では主ネジ160は、主ネジ位置の、そして結局は制御棒アセンブリの極めて微細な制御を可能とするボールナットモーターアセンブリ(図9に最もよく示される)により連続的に支持される。例示実施例ではモーター(例えばステータ132、ローター134)はローター134を永久磁石とするシンクロモーターである。このデザインはコンパクトさ及び簡素さ等の点で有益であるが、その他のモーター形態も意図されるものとする。
主ネジ160はスクラムを生じない。そうではなく、スクラム中、リフトロッド/連結ロッドアセンブリのリフト用/連結ロッドアセンブリ112の上端が、磁気動作するラッチシステム(図11参照)により主ネジ160から切り離される。電磁石177への電力を止めるとフェイルセーフラッチシステムがリフトロッド/連結ロッドアセンブリ(及びかくして制御棒アセンブリ)を主ネジ160から釈放してスクラムを開始させる。スクラムストロークの端部位置で運動エネルギーを消散させ、またロッド底部高さを設定するための、底部ストッパ及びバッファリングシステム(図示されないが好ましくは図4及び図5を参照してここで説明するシャットダウンロッド例の底部ストッパ及びバッファリングシステムに類似の)ベース/バッファアセンブリ内に組み込まれる。モータートルクに反応して主ネジ/制御棒アセンブリを移動させるトルク受け(図示せず)が主ネジ160に装着される。
通常状態、即ち、スクラム前の状況が図9及び図10に示される。図9にはボールナットモーターアセンブリが、図10には通常運転用に係合されたラッチシステムが夫々示される。図10に示す如く、ラッチ170上の永久磁石178が、給電される電磁石177方向に引き寄せられ、かくしてラッチ170をピボット位置180を中心としてピボット廻動させ、ラッチ170がリフト用/連結ロッドアセンブリ112の合致部分と係合する。かくして、各ラッチ170は図10に示す通常状態においてリフト用/連結ロッドアセンブリ112と共に固定される。また、ラッチシステムベース179が主ネジ160に螺装されあるいはそうでなければ固定される。従って、図10に示す通常状態ではリフト用/連結ロッドアセンブリ112はラッチシステムを介して主ネジ160に固定されるため、図9に示すボールナットモーターアセンブリが主ネジ160を移送するとリフト用/連結ロッドアセンブリ112が主ネジ160と共に移送される。
スクラム中のリフト用/連結ロッドアセンブリ112を、従って結局は制御棒アセンブリを示す図11を参照してスクラムを説明する。スクラムを開始させるために電磁石177への給電を止める、つまり遮断する。これによりラッチ170上の永久磁石178の引力が無くなり、ラッチバネ174が伸びてラッチ170をピボット位置180を中心としてピボット廻動させ、かくしてリフト用/連結ロッドアセンブリ112の合致部分から引き離す。これによりラッチ170がリフト用/連結ロッドアセンブリ112から切り離され、リフトロッド/連結ロッドアセンブリ(及びかくして制御棒アセンブリ)が炉心12方向に落下する。図11では主ネジ160は尚、それ以前の引き抜き高さ(つまり、主ネジ160がスクラムされない)位置で示されるが、電磁石177への給電が止められているため当該電磁コイルからの磁界は除去される。
図11に更に示されるように、ピボット位置180を中心とするラッチ170のピボット廻動は位置181でラッチハウジング172のバネガイドと当接することで停止される。
図11を尚参照しつつ図12及び図13を参照するに、スクラム後の機構を再係合させるために主ネジ160がボールナットモーター(図9参照)を介してその完全挿入位置に駆動される。主ネジの着底センサを用いて主ネジの完全挿通を確認する。特に図12を参照するに、主ネジ160が完全挿入位置に接近するに従い、リフト用/連結ロッドアセンブリ112の上端111の、底部にスクラムされるところのアングルカム面182がラッチ170をその完全引き抜き位置付近にカム移動させる。特に図13を参照するに、電磁石177への給電を再開するとラッチ170がリフト用/連結ロッドアセンブリ112の合致部分と完全に再係合し、かくしてリフトロッド/連結ロッドアセンブリがサイド主ネジ160に連結される。これにより図10に示す通常運転が再開される。繰り返すと、図12には主ネジ160がリフト用/連結ロッドアセンブリ112を再係合させるための完全挿入位置に戻すべく駆動される状況が示される。電磁石177への給電は尚停止され、ラッチ170は尚切り離されている。リフト用/連結ロッドアセンブリ112の上端111上のアングルカム面182はラッチ170にカム係合し、当該ラッチをリフト用/連結ロッドアセンブリ112の上端111との部分係合状態に戻す。図13では主ネジ160は尚底部にあるが電磁石177への給電は再開されている。再開された磁界によりラッチ170がリフト用/連結ロッドアセンブリ112の合致部分に再係合する。
図9には、下方及び上方の各ボールナットアセンブリ150、152を含むボールナット/モーターアセンブリ106の好ましい実施例がダイヤグラム図で示される。一般に、実質的に任意形式のモーターを使用可能であり、圧力容器環境において動作する形態を有することが好ましい。
図14及び図15を参照するに、下方ボールナットアセンブリ185と共にブラシレスDC電子制御(BLDC)モーター184を採用する実施例が示される。モーター184を含む前記アセンブリ185はボールナット/モーターアセンブリ106の例示的実施例である。特に図14を参照するに、例示されるBLDCモーター184が、ステータアウターシェル187とステータインナーシェル188との間に配置した巻きステータコアアセンブリ186にして、ステータ上方ハウジング189及びステータ下方ハウジング190により固定した巻きステータコアアセンブリを含んでいる。永久磁石ローター191が永久磁石192を含む。BLDCモーター184が、ローターの永久磁石192の磁束と、ステータコアアセンブリ186の電流搬送用ステータコンダクタとの相互作用によるトルクを発生する。下方ボールナットアセンブリ185は図9の下方ボールナットアセンブリ150と類似するが、図14の例示アセンブリでは図9の上方ボールナットアセンブリ152に相当する上方ボールナットアセンブリは無い。図14のアセンブリは半径方向ベアリング193、スラストベアリングロックナット195により固定したスラストベアリング194、モーター上部キャップ196をも含む。導線グランド197により、絶縁され且つ耐環境性の対モーター電気接続部が提供される。例えば、ある好ましい絶縁型導線グランドを米国ニューヨーク州バッファローのConax(商標名)Technologies社から入手可能である。特に図15を参照するに、BLDCモーター184及び下方ボールナットアセンブリ185が図10〜図13の制御棒駆動機構(CRDM)のコンテキストにおいて例示される。図15に例示するCRDMもまた、先に説明した電磁石177の積層アセンブリ、リフトロッド−主ネジラッチアセンブリ110、主ネジ160、リフト用/連結ロッドアセンブリ112を含む。ボールナットアセンブリ185は主ネジ160と係合し、モーター184が永久磁石ローター191及び固定したボールナットアセンブリ185を回転するに従い、主ネジ160を直線駆動する。
図1及び図2を再度参照するに、例示した原子炉設計形状は、中間セクションが炉内構造物支持フランジまたは“中間フランジ”29を有する点で有益性がある。当該中間セクションは比較的薄厚に作製し得、炉心内機器用の制御棒駆動機構及びガイドの支持を提供する。当該中間セクションは制御棒駆動機構(CRDM)に関する電気入力部及び流体入力部を提供する。当該中間セクションには随意的には原子炉冷却材ドレンライン差し込み部(図示せず)をも設け得る。ドレンラインを組み込む場合、当該ドレンラインは随意的には原子炉加圧時は常に内部弁により隔絶し、冷却材喪失(LOCA)の恐れを制限または排除する。
CRDMを含む例示した上部炉内構造物24は例示した断熱構造を含まない。しかしながら、少なくとも約650°F(343℃)の設計温度に耐え得る断熱システムを用いてこれらコンポーネントを絶縁することが意図される。断熱システムを用いることで、随意的にはやはり使用され得る外部冷却水が不要化される。冷却水は例えば、運転環境上付与される熱負荷の厳しさを低減させるべく電気的装置に供給され得る。断熱システムにより、圧力容器内の電気的CRDMの位置付けを容易化し、かくして原子炉容器10の全高を低減させ、原子炉容器内への針入数(number of penetration)を著しく低下させ、原子炉の完全モジュールを単独ユニットとして輸送可能とする。その他利益には容器構造(図示せず)の全高が低下する点がある。断熱使用が有益と考えられるが、水冷却及びまたは断熱無しで高い運転温度に耐え得る材料の選択を含むその他解決策が意図される。
例示した原子炉実施例は一体型の加圧水型原子炉(PWR)形態のものである。しかしながら、開示された技術、装置等はその他タイプの原子炉、例えば、炉内CRDM、有効な制御棒位置センサ等を有益に組み込み得る沸騰水型原子炉(BWR)においても好適使用されることが期待される。
以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
10 原子炉容器
12 炉心
14 蒸気発生器
20 制御棒
22 下部容器
24 上部炉内構造物
26 上部容器
28 上部容器ヘッド
29 中間フランジ
30 上部シュラウド
32 中央ライザ管領域
34 下降管領域
40 制御棒駆動機構
42 ドライブ
44 制御棒ガイドフレーム
46 上部炉内バスケット
48 CRDM支持構造
50 シリンダハウジング
52 シリンダキャップ
54 シリンダベースプレート
56 連結ロッド
60 通気孔
62 リフトピストン
64 ピストンリング
67 シャフトシール
66 スクラムバッファピストン
68 バッファコッキングバネ
70 ロッドガイドブッシュ
72 ロッドシールリング
74 入口ポート
80 グレイロッド
82 連結ロッド
84 カウンタウエイト
86 ヨーク
88 ヨーク
90 コア内機器ガイド
100 底部ストッパ/バッファアセンブリ
102 支持チューブ
104 上方支持チューブ
106 ボールナット/モーターアセンブリ
108 電磁コイルアセンブリ
110 リフトロッド−主ネジラッチアセンブリ
111 上端
112 リフト用/連結ロッドアセンブリ
113 磁石
120 引張スプール
122 ケーブル
124 回転センサ
130 ステータハウジング
132 ステータ
134 ローター
136 上部ステータ端部プレート
138 半径方向ベアリング
140 スペーサ
144 スラストベアリング
150 下方ボールナットアセンブリ
152 上方ボールナットアセンブリ
160 主ネジ
170 ラッチ
172 ラッチハウジング
174 ラッチバネ
177 電磁石
178 永久磁石
179 ラッチシステムベース
180 ピボット位置
181 位置
182 アングルカム面
184 BLDCモーター
185 ボールナットアセンブリ
186 ステータコアアセンブリ
187 ステータアウターシェル
188 ステータインナーシェル
189 ステータ上方ハウジング
190 ステータ下方ハウジング
191 永久磁石ローター
192 永久磁石
193 半径方向ベアリング
194 スラストベアリング
195 スラストベアリングロックナット
196 モーター上部キャップ
197 導線グランド

Claims (16)

  1. 原子炉内で使用する制御棒機構であって、
    原子炉に挿入されて中性子を吸収する形態を有する制御棒と、
    前記制御棒と連結した連結棒と、
    モーター被駆動式ナットと係合する主ネジを含む駆動機構にして、前記主ネジが、前記ナットの回転により直線移送される駆動機構と、
    前記主ネジにより固定されるラッチにして、前記連結棒を前記主ネジに連結して前記主ネジと共に移動させ、停電または電力除去に応じて開放されて前記主ネジから連結棒を切り離すラッチと、
    を含む制御棒機構。
  2. 前記制御棒が、スパイダアセンブリを介して前記連結棒に連結した複数の制御棒を含む請求項1に記載の制御棒機構。
  3. 前記ラッチを磁気作用で制御する電磁石を更に含み、該電磁石に対する停電または電力除去時に前記ラッチを開放させて前記主ネジから連結棒を切り離させる請求項1に記載の制御棒機構。
  4. 駆動機構により前記ラッチが直線移送され得るところの直線移送ストロークと少なくとも同じ長さを前記電磁石が有する請求項3に記載の制御棒機構。
  5. ラッチが、電磁石への給電時に該電磁石に引き寄せられる永久磁石を含む請求項3に記載の制御棒機構。
  6. ラッチが機械的偏倚により開放され、電磁石への給電がラッチを磁気作用で閉鎖する請求項3に記載の制御棒機構。
  7. ラッチがバネによる機械的偏倚により開放される請求項6に記載の制御棒機構。
  8. 前記電磁石は、駆動機構による主ネジの直線移送時は該主ネジと共移動しない請求項3に記載の制御棒機構。
  9. 電磁石を格納する電磁石ハウジングを更に含み、該電磁石ハウジング内にラッチも配置される請求項8に記載の制御棒機構。
  10. 制御棒制御方法であって、
    主ネジを駆動機構により直線移送させることにより制御棒を直線移動させることを含み、
    前記制御棒が連結棒により前記主ネジと共固定され、前記連結棒が、前記制御棒に連結した下端と、前記主ネジにより固定されるラッチにより固定した上端とを有し、
    スクラムに応じて、前記ラッチを主ネジから脱係合させて前記連結棒の上端を前記主ネジからアンラッチさせることで主ネジから制御棒を切り離すことを更に含み、
    かくして制御棒がスクラムするが主ネジがスクラムしない方法。
  11. 前記ラッチを磁気作用で閉鎖する電磁石の通電を止めることで主ネジから前記ラッチが脱係合される請求項10に記載の方法。
  12. 原子炉で使用する制御棒駆動機構(CRDM)であって、
    少なくとも1つの制御棒と連結した連結棒、
    主ネジ、
    該主ネジを直線移送させる形態を有する駆動機構、
    電磁コイルアセンブリの作動に応じて前記連結棒を主ネジに連結させ、前記電磁コイルアセンブリの停止に応じて前記連結棒を主ネジからアンラッチさせるラッチアセンブリ、 を含み、
    前記ラッチアセンブリが、前記主ネジと共固定され且つ該主ネジと共に直線移送される制御棒駆動機構(CRDM)。
  13. 電磁コイルアセンブリが主ネジと共移動しない請求項12に記載の制御棒駆動機構(CRDM)。
  14. 駆動機構により前記主ネジが直線移送され得るところの直線移送ストロークと少なくとも同じ長さを電磁コイルアセンブリが有する請求項13に記載の制御棒駆動機構(CRDM)。
  15. 前記ラッチアセンブリが機械的偏倚によりアンラッチされ、該ラッチアセンブリが、電磁コイルアセンブリの賦活に応じて前記機械的偏倚に打ち勝ってラッチアセンブリをラッチさせる力を受ける磁石を含む請求項12に記載の制御棒駆動機構(CRDM)。
  16. 前記ラッチアセンブリが電磁コイルアセンブリ内に配置される請求項12に記載の制御棒駆動機構(CRDM)。
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