JP2005147904A - 原子炉の制御棒駆動機構及びその据付け方法 - Google Patents

原子炉の制御棒駆動機構及びその据付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
原子力プラントの制御棒駆動機構の据付け高さを制御棒駆動機構を回転プラグから完全に抜き取らない状態で調整出来るようにする。
【解決手段】
据付けリング34が回転プラグ33への据付け面51に搭載されている。その据付けリング34の上端面には高さ調整用凸部36と高さ調整用凹部38とが形成され、その据付けリング34の上端面に搭載される制御棒駆動機構の上部案内管21の面には高さ調整用凸部35と高さ調整用凹部37とが形成され、高さ調整用凸部36と高さ調整用凸部35とが上下に重なっている。この据付けリング34の側面には周方向の案内溝40と上下方向の各位置決め溝41,42,43が設けられ、この溝の内側に位置させた案内ピン39が上部案内管21の側面に固定されている。
【選択図】図3


Description

本発明は、原子力プラントに使用する原子炉の制御棒駆動機構に係り、さらに詳しくは、その制御棒駆動機構の駆動軸の駆動下限位置を調整する機構を備えた制御棒駆動機構とその据付け方法に関するものである。
一般に、高速増殖炉(FBR)の原子炉容器には、冷却材として液体のナトリウムが収容されるとともに、原子炉容器の中央部には多くの燃料集合体が装荷された炉心が配置される。燃料集合体の間には制御棒(CR)が設置されて、原子炉の起動・停止,反応度補償,負荷追従等の制御は、炉心に対し制御棒を挿入もしくは引き抜きすることにより行われる。
原子炉容器の上部に装着されている回転プラグには、制御棒駆動機構(CRD)が据付けられている。その制御棒駆動機構の駆動軸をモータによって上下方向に移動させることで、駆動軸で把持した制御棒を上下動させ、炉心に対し制御棒を挿入もしくは引き抜きできる。
この制御棒駆動機構は、一般に上下に長尺品であり原子炉容器の上部に備わる回転プラグに据付けられる。この場合の制御棒駆動機構の高さ方向に係わる据付位置は、建設時に得られた実測値を反映して、制御棒駆動機構の上部案内管の据付け部の高さを定めることで決定している。
制御棒駆動機構の駆動軸は、炉心への制御棒の全挿入時においては、上部案内管の内部の段付部、即ち上部ダッシュポット部又はそれより上方で上部案内管内部に突き出た段付部で受けとめられる。そのため、それ以上の制御棒の炉心内への挿入、即ちそれ以上の制御棒や駆動軸の下方への動き、が阻止される。このようにして、制御棒駆動機構の駆動軸は、上部案内管の内部の段付部で受けとめられる高さが駆動出来る駆動下限位置となる
(例えば、特許文献1を参照)。
一方、制御棒駆動機構の高さ方向に係わる据付位置の調整は、駆動軸による制御棒の掴み離しの操作を確実に行う上で重要な管理項目の一つであり、上部案内管の据付け部の高さを高くすると駆動軸下端の位置は上方へ移動し、制御棒の上端部と相対的に上方へ離れることになり、逆にこの高さを低くすると駆動軸下端の位置は下方へ移動し、制御棒の上端部と相対的に近づくことになる。
特公平3−53592号公報
上記従来技術においては、将来、制御棒の仕様変更やその他の不特定事象が生じ、制御棒駆動機構の駆動軸がとどく下端の位置をさらに下方へ延長させる調整の必要が生じた場合に、制御棒駆動機構を回転プラグから引き出して、部品の取付けあるいは交換等の対応を行う必要性がある。
制御棒駆動機構を回転プラグから引き出す際には、上部案内管の据付け部が原子炉容器のカバーガスのシール機能も有していることから、放射線防護設備や不活性ガス雰囲気保持設備や遠隔操作機器等の特殊設備を別途、製作する必要があり、時間と多くの費用を要することから、すみやかなる実施は困難である。
本発明は、原子炉容器の回転プラグから制御棒駆動機構を引き出すことなく制御棒駆動機構の駆動下限位置を調整出来るようにすることを目的とする。
上記目的を達成するための一手段は、原子炉容器の上部に備わる回転プラグに据付けられる上部案内管と、前記上部案内管内部の構造で駆動下限位置において下方への動きが受けとめられる駆動軸とを備えた制御棒駆動機構において、前記上部案内管の据付部下端面に下向きに設けた凹凸形状部分と、これに噛合う上向きの凹凸形状の接触面と側面に案内溝を有する据付けリングと、前記案内溝の内側に位置するように前記上部案内管に固定された案内ピンとを備える構成を備え、前記上向きの凹凸形状の凹形状と前記下向きの凹凸形状の下向きの凸形状との噛合わせ出来る位置と、前記上向きの凹凸形状の凸形状に前記下向きの凹凸形状の下向きの凸形状を搭載する位置との間で、前記下向きの凹凸形状と上向きの凹凸形状との相対的位置を、案内ピンが案内溝を移動出来る範囲内で上部案内管を回転させることによって変更して、前記上部案内管の据付け高さを変更し、もって駆動軸の駆動下限位置を変更して制御棒駆動機構を回転プラグに据付ける方法を採用した。
その上、前記据付けリングに、前記据付けリングと前記回転プラグとの間に前記据付けリングの回転を拘束する拘束力を付加する手段を備えることが好ましく、その手段を備えると、上部案内管を回転させる際に前記拘束力がその回転に伴って据付けリングが同時に供回り作用を防止し、確実に据付けリングに対する上部案内管の相対的回転作用が達成できる。
本発明によれば、原子力プラントの制御棒駆動機構を回転プラグから引き出さずに上部案内管の据付け部の高さを変更できるので、簡単且つ短期間で駆動軸の駆動下限位置を調整できる原子力プラントの制御棒駆動機構が提供できる。
原子力プラントの制御棒駆動機構の据付高さを制御棒駆動機構を回転プラグから完全に抜き取らない状態で調整出来るようにする目的で、以下の構成を発案した。
即ち、据付けリング34が回転プラグ33への据付け面51に搭載されている。その据付けリング34の上端面には高さ調整用凸部36と高さ調整用凹部38とが形成され、その据付けリング34の上端面に搭載される制御棒駆動機構の上部案内管21の面には高さ調整用凸部35と高さ調整用凹部37とが形成され、高さ調整用凸部36と高さ調整用凸部35とが上下に重なっている。この据付けリング34の側面には周方向の案内溝40と上下方向の各位置決め溝41,42,43が設けられ、この溝の内側に位置させた案内ピン39が上部案内管21の側面に固定されている。
その高さ調整用凸部35が高さ調整用凸部36に重なる状態から高さ調整用凸部35が高さ調整用凹部38に重なって噛合う位置に重なり合いを変更することで上部案内管の据付け高さを下方に調整できる。
原子力プラントの一つで高速増殖炉に採用できる制御棒駆動機構は、図1に全体構造の縦断面を示すような構造を有する。その構造を示す図1に基づいて主な構成を以下に述べる。
図1は、制御棒16がほぼ下限にある時の制御棒駆動機構の縦断面図である。その下限位置においては、制御棒駆動機構の上部案内管内の段付き部81又はダッシュポット57で制御棒駆動機構の下部駆動軸65の段付き部がそれ以上に下方へ移動できないように受け止められる構成となっている。その段付き部81又はダッシュポット57が下部駆動軸65の下方への移動を阻止する移動阻止部と成っている。このように、制御棒駆動機構は、上部案内管内に装備されて下部駆動軸の駆動下限位置で下部駆動軸の下方への動きを受け止める構成を備える。
図1において駆動部20は上部ハウジング52内に納められている。その上部ハウジング52は、原子炉容器の回転プラグ33の上面に設置されている駆動部用案内筒80に取付けて支持されている。
駆動部20は以下のとおりである。即ち、上部ハウジング52の上端付近にストローク用モータ1が設置されている。このストローク用モータ1の回転は、歯車列53を介してボールスクリュー2に伝達される。ボールスクリュー2の回転によりボールスクリュー2に沿って上下動するボールナット3は、フランジ19に固定されている。また、ロードセル17を介して、下端フランジ54が、上部ハウジング52の周方向に設けられた複数のロック部55を滑動可能に吊設している。
ロック部55には、スライド部56の下端にブラケット58を介してロック爪31が設けられており、その下方にはホールドマグネット8が設けられている。このホールドマグネット8は、アーマチュア9を介してリンク11を作動させる。このリンク11は、上部駆動軸14の上部段付き部15と係合し、ストローク用モータ1の駆動により制御棒16を上下させる。
さらに、駆動部20は、中間部に制御棒16の切り離しまたは結合を行うための機構を有している。フランジ19からロードセル17を介して吊持されるブラケット59にラッチ用モータ4が取付けられており、ラッチ用モータ4の回転がボールスクリュー5とボールスクリュー5に螺合したボールナット6を介してボールナット6に固定したフランジ
60を上下させるようになっている。
なお、フランジ19の上面に、前述のホールドマグネット8やラッチ用モータ4に電源を供給するスプリングケーブル61の一端が固定されている。
上部駆動軸14には、上部ラッチ軸7が挿入されている。この上部ラッチ軸7は、上部ラッチ軸用ばね62によって上方へ付勢されるとともに、下端フランジ54に設けられたデラッチ軸22が貫入されている。
また、駆動部20は、下端付近にガス供給管63を介して導かれた高圧ガスを蓄えるアキュムレータ18が形成され、アキュムレータ18に蓄えられた高圧ガスをシリンダ部
64に導くようになっている。
そして、上部駆動軸14は、下端部が下部駆動軸65の上端部とボールラッチ機構23により着脱可能に結合している。
すなわち、上部駆動軸14は、下端部にはめ込まれた下部駆動軸65の上端とボール
66により結合している。そして、下部駆動軸65は、可動片67の上方への移動により、上部駆動軸14との結合が解除される。可動片67は、下部駆動軸65内を上下動する下部ラッチ軸68の上端部とボール69により着脱可能に結合しており、この結合が解除された時は可動片用ばね70の付勢力により上方へ移動する。また、下部ラッチ軸68は、下部ラッチ軸用ばね71により上方へ付勢されており、上端部に可動片67との結合を解除するための可動棒72がはめ込まれている。なお、上部案内管21は、上方に設けられたストロークべローズ24により下部駆動軸65を覆って、例えばナトリウム蒸気等の炉内物が駆動部20に漏れることがないようにしている。
上部案内管21は、中間部においてラッチベローズ25が下部駆動軸65と下部ラッチ軸68との間に設けられていて、前記したようにナトリウム蒸気等の炉内物が駆動部20に漏れることがないようにしている。
さらに、液体ナトリウム等の冷却材液面10の下方となる上部案内管21部分には内部に上部ダッシュポット57が形成されている。そして、下部駆動軸65の下端には制御棒16を把持したり離したりすることのできる保持部であるグリッパ45を有する。すなわち、下部駆動軸65は、下端部にフィンガ13が設けられており、このフィンガ13が制御棒16の上端部に形成されたハンドリングヘッド26と着脱自在に結合する。このフィンガ13とハンドリングヘッド26との結合は、下部ラッチ軸68の下端の形成されたグリッパロッド27により解除されるようになっている。
なお、下部駆動軸65の下端に結合した制御棒16は、前記した上部駆動軸14が上下動することにより制御棒案内管46内を上下動する。また、制御棒16の下端にはスクラム時等の衝撃を緩衝するための下部ダッシュポット32が形成されている。
図1のように、上部案内管21の回転プラグ33への据付け部には環状の水平面となる据付け面51が作られている。その据付け面51の上に据付けリング34がリング部材として搭載されるように配置されることになる。図1に示すように、上部案内管21の外周囲に位置したリング状の据付けリング34の上端面には、上向きの据付けリング側高さ調整用凸部36と据付けリング側高さ調整用凹部38とが据付けリング34の周方向へ交互に形成されている。また、据付けリング34の上端面に搭載される上部案内管21の環状で下向きの面には、図2のように、下向きの上部案内管21側の高さ調整用凸部35と上部案内管21側の高さ調整用凹部37とが上部案内管21の周方向へ交互に形成されている。
このようにして、据付けリング34の上端面には上向きの凹凸形状が段付部として形成され、上部案内管21の据付けリング34に対向する下向きの面には下向きの凹凸形状が段付部として形成される。その上向きの凹凸形状の上向きの凸部は据付けリング側高さ調整用凸部36であり、下向きの凹凸形状の下向きの凸部は上部案内管21側の高さ調整用凸部35であり、両凸部は図2のように上下に重なって接している。このことによって、据付けリング34の上端面に上部案内管21が搭載されて支持される。
このような支持関係は、上部案内管21側の高さ調整用凸部35と据付けリング34側の高さ調整用凸部36とが上下に重ねた状態で、回転プラグ33の据付け面51上へ据付けリング34を着地させることで達成できる。
この据付けリング34の側面には、図2のように、第1溝部として周方向に長い案内溝40が形成され、その案内溝40の右端には第2溝部として上方向に延長された位置決め溝41と、同じく左端には第2溝部として上方向に延長された位置決め溝42が、同じく左端には第3溝部として下方向に延長された位置決め溝43が設けられている。このような案内溝40と位置決め溝41,42,43から成る溝の内側に位置させた円柱状の案内ピン39が水平に上部案内管21の側面に固定されている。その案内溝40や位置決め溝41,42,43の溝幅は案内ピン39の直径よりも大きくして、案内ピン39がその案内溝40や位置決め溝41,42,43の溝内を溝に沿って移動できるようにしてある。このような案内ピンと案内溝40や位置決め溝41,42,43との構成は、一箇所だけに設けられることであっても良いが、据付けリングや上部案内管の周方向の複数箇所に分散して設けてもよい。
図2のように、上部案内管21側の高さ調整用凸部35と据付けリング34側の高さ調整用凸部36とが重なって一致するようにして、回転プラグ33の据付け面51上へ設定されている状態では、案内ピン39は案内溝40を外周囲側から見て右端であって位置決め溝41の真下に位置している。この状態で下部駆動軸65を駆動部20で駆動下限位置まで下降させると、グリッパ45で連結把持した制御棒16は、原子炉容器内の炉心の支持板44に支持された制御棒案内管46内の最下部に到達して制御棒案内管46内の下部ダッシュポット32にて受けとめられる状態を生じる。
次に、制御棒駆動機構の動作や下部駆動軸の駆動下限位置の調整作業などについて説明する。
(1)出力制御時等における駆動軸及び制御棒の上下動について、
駆動軸14及び制御棒16の上下動は、制御棒16を駆動軸14の下端部にラッチした後、アーマチュア9をホールドマグネット8に吸引させ、リンク11の挾持部12により駆動軸14の上部段付き部15を挾持させた状態において、ストローク用モータ1の軸回転運動を、ボールスクリュー2とボールナット3とのかみ合い機構により上下直線運動に変換し、ロ−ドセル17,ホールドマグネット8に吸着されているアーマチュア9,リンク11及び挾持部12などを介して、ストローク用モータ1の軸回転力を駆動軸14に伝達させることにより行う。
なお、ストローク用モータ1には、駆動軸14及び制御棒16の自重、並びにスクラム加速用のアキュムレ−タ18内のガス圧力が駆動軸14のピストン部に作用して発生する下向きの力が負荷される。また、ストローク用モータ1の軸回転が停止された場合、駆動軸14及び制御棒16の保持は、電磁ブレーキ28により行われる。
(2)原子炉の急速停止時におけるスクラム動作について、
制御棒16をスクラムさせる際には、図1中のホールドマグネット8を消磁するとアーマチュア9がl1だけ落下する。すると、リンク11と挟持部12が矢印に示すごとく時計方向に回動し、上部段付き部15の係合が解除される。そして、上部駆動軸14は、下部駆動軸65と制御棒16を結合した状態のまま自重により落下する。この際、シリンダ部64へアキュムレータ18から高圧ガスを導き、上部駆動軸14を下方へ加速して、制御棒16を急速に炉心内の制御棒案内管46の深い部位へ挿入されるようになっている。
(3)燃料交換時における制御棒の切り離し動作について、
下部駆動軸65と制御棒16の切り離しは、ラッチ用モータ4の操作により行われる。ラッチ用モータ4を駆動させてフランジ60を下降させると、上部ラッチ軸7が押し下げられ、上部ラッチ軸7の下端が可動片67を下方へ押す。そのため、ボール69により可動片67と結合している下部ラッチ軸68は、可動片67と一体的に下方へ押し下げられ、下端のグリッパロッド27が下部駆動軸65の下端より飛び出す。これに伴いフィンガ13は、図7において時計方向に回動し、ハンドリングヘッド26との結合が解除される。
したがって、この状態においてストローク用モータ1を駆動させることにより、上部駆動軸14および下部駆動軸65を引き上げて制御棒16の切り離しをすることができる。
このように上部駆動軸14を引き上げた状態において、ラッチ用モータ4を軸回転させて上部ラッチ軸7を引き抜き、この動作に連動して引き抜かれるホルダ29の内側に設けてあるテ−パ部を滑って内側に閉じる複数のロック爪31により、上部駆動軸14の上端段付き部30を挾持し、駆動軸14の落下を防止する。
その後、炉心と制御棒駆動機構との物理的干渉を無くし、回転プラグ33の回転に支障を及ぼさないように、ストローク用モータ1を軸回転させて上部駆動軸14を制御棒全引き抜き位置まで引き上げ、その状態を保持する。次いで、回転プラグ33が回転できるように、スプリングケーブル61から制御棒駆動機構の外側へ延長されている制御棒駆動機構用電源供給ケーブル(図示せず)の電源への接続を手動で切り離し、回転プラグ33と回転プラグ33周辺の固定側との間の拘束を解く。
すなわち、駆動軸14を機械的に挾持するので、ホールドマグネット8への電源供給が断たれても、駆動軸14を落下させることなく、引き抜き終了時の状態を保持することができる。なお、制御棒16のラッチ時及びデラッチ時におけるラッチ軸7の状態保持は、ラッチ用モータ4に直結するOFFブレーキ(図示せず)により行う。
(4)駆動部と上部案内管との切り離し及び結合動作について、
駆動部20と上部案内管21との切り離しは、制御棒駆動機構を保守管理する場合などに行う。
駆動部20と上部案内管21との切り離しは、ストローク用モータ1を駆動させることにより行う。すなわち、図7に示すように制御棒16の下限位置にある状態から、下端フランジ54をさらに降下すると、下端フランジ54に設けたデラッチ軸22が、可動棒
72を下方へ押す。そのため、可動棒72は、ボール69により下部ラッチ軸68と結合し、下部ラッチ軸68と可動片67との結合を解除する。下部ラッチ軸68との結合が解除された可動片67は、可動片用ばね70により上方へ移動し、ボール66によって下部駆動軸65と結合し、下部駆動軸65と上部駆動軸14との結合を解除する。したがって、この状態において、ストローク用モータ1を逆回転させて上部駆動軸14を引き上げることにより上部案内管21は駆動部20から切り離される。
その後、ラッチ用モータ4を軸回転させてホルダ29を引き抜き、複数のロック爪31を内側に閉じることにより、複数のロック爪31で上部駆動軸14の上端段付き部30を挾持し、上部駆動軸14の落下を防止する。
次いで、上部駆動軸14の落下を防止しながら、ストローク用モータ1を軸回転させて上部駆動軸14を所定位置まで引き抜き、この引き抜いた状態を保持しながら、駆動部
20を据付け位置から引き抜き、メンテナンス場所への移動準備の1つとして、制御棒駆動機構用電源供給ケーブルを手動で切り離す。
この場合も、上述の(3)の場合と同様に、上部駆動軸14を機械的に挾持するので、ホールドマグネット8への電源供給が断たれた場合でも、上部駆動軸14を落下させることなく、上部駆動軸14を全引き抜き終了時の位置に保持することができる。なお、制御棒16のラッチ時及びデラッチ時における上部ラッチ軸7の状態保持は、ラッチ用モータ4に直結するOFFブレーキ(図示せず)により行う。
次に、駆動部20と上部案内管21との結合は、制御棒16が原子炉(図示せず)内に完全に挿入されている状態において、ラッチ用モータ4を軸回転させることにより駆動部20側の上部ラッチ軸7のみを降下させ、上部駆動軸14と下部駆動軸65との連結部であるボールラッチ機構23を結合状態にすることによって行う。その後、ラッチ用モータ4を逆方向に軸回転させ、ラッチ軸7を元の位置まで引き抜くことにより再結合動作が終了する。
(5)シ−ル機能について、
上部案内管21の内側上部と下部駆動軸65との間にストロークベローズ24を、下部駆動軸65と下部ラッチ軸68との間にラッチベローズ25を設けており、炉内の雰囲気と外気とを遮断する。
(6)下部駆動軸の駆動下限位置の調整作業について、
下部駆動軸の駆動下限位置の調整作業は上部案内管の据付け高さを調整することで行われる。その調整作業の一実施形態の操作手順を図3のフロー図で示す。図3のAに示すように、据付けリング34は、上部案内管21側の高さ調整用凸部35と据付けリング34側の高さ調整用凸部36が上下方向に重なって周方向の位置が一致するようにした状態で、据付け面51に設定されている。その設定には、原子炉容器の納まっている建屋内に存在しているクレーンで下部駆動軸65や上部案内管21を吊って据付け面51に運搬して吊り降ろすことで行う。このときには、据付けリング34は案内ピン39に引っ掛り上部案内管と同時に運搬される。なお、この際には、案内ピン39は位置決め溝41に入っていて、上部案内管21をクレーンによって回転プラグ33内へ挿入している途中で、上部案内管21側の高さ調整用凸部35と据付けリング34側の高さ調整用凸部36の上下重なり合いが成立する周方向の位置関係が保持される。
このような位置関係を保って据付けリング34が据付け面に着地するまでクレーンによって回転プラグ33の下方へ上部案内管21や下部駆動軸65を降下させる。その内に、ついには、据付けリング34が回転プラグ33上の据付け面51に着地して図3のBの状態に示すように、上部案内管21側の高さ調整用凸部35が据付けリング34側の高さ調整用凸部36上に搭載されて、上部案内管21が高い位置に据付けられる。このような据付けで下部駆動軸65の駆動下限位置は高い位置に調整された状態で制御棒駆動機構が回転プラグ33にセットされる。
次に、下部駆動軸65の駆動下限位置を低い位置に調整する作業を解説する。即ち、原子炉容器内の雰囲気が原子炉容器外へ多量に漏れ出ないように、上部案内管21側の高さ調整用凸部35と据付けリング側の高さ調整用凸部36との接触が断たれる程度に、クレーンによって、上部案内管21を、わずかに引き上げる。このようにすると、上部案内管21側の高さ調整用凸部35が据付けリング側の高さ調整用凸部36から僅かに浮く。一方で、据付けリング34はその自重によって据付け面51に接触した状態を保つために、据付けリング側の高さ調整用凸部36の高さの位置は変わらない。
次に、図3のCに示すように、上部案内管21を上から見て時計方向へ回すと、上部案内管21側の高さ調整用凸部35は、据付けリング34側の高さ調整用凹部38の上側に移動する。この場合、上部案内管21に固定されている案内ピン39が案内溝40に沿って移動し、所定の回転角度で案内溝40の左端と接触することで、凹凸部の噛合う位置が自ずと決定されるようにしている。なお、据付けリング34はその自重によって据付け面51に接触した状態を保つために、上部案内管21の回転時において案内ピン39が案内溝40に沿って移動し、所定の回転角度で案内溝40と接触するまでの間は、据付けリング34が誤って同時に回転することはない。据付けリング34が誤って同時に回転しないように、上部案内管21側の高さ調整用凸部35が据付けリング側の高さ調整用凸部36から僅かに浮く状態にあっても、案内ピン39が案内溝40の内壁面に接触することが無いように案内溝40の溝幅を案内ピン39の直径よりも大きく形成されている。
次に、図3のDに示すように、クレーンによって上部案内管21を下降させることで、上部案内管21側の高さ調整用凸部35は、据付けリング34側の高さ調整用凹部38と噛合った形となる。この場合、案内ピン39が案内溝40に接触しないように、位置決め溝43に落とし込まれてゆく。このことにより、凹凸部の深さ寸法分だけ上部案内管21の据付け高さを下方向へ変更することができるようになる。上部案内管21の据付け高さを下方向へ変更することで、下部駆動軸65の駆動下限位置がその変更相当分下方へ下がる調整が達成される。
また、図3のD,C,Bの順に操作することで、一旦、下方向へ変更した据付け高さを変更前の高さに復帰させる調整も可能である。なお、位置決め溝42には、上部案内管
21の交換作業のために回転プラグ33から上部案内管等を引き抜く際に、案内ピン39が入り込んで上部案内管21側の高さ調整用凸部35と据付けリング34側の高さ調整用凹部38の周方向への相対的位置関係を保持するために設けられている。
以上のように、上部案内管21の据付け高さを調整する際に、上部案内管21を、その全長にわたって回転プラグ3から上方へ引き出す必要性がなくなり、上部案内管21の引き出しに対応するための放射線防護設備や不活性ガス雰囲気保持設備や遠隔操作機器等の特殊設備も不要となり、簡単に比較的短期間で実施でき、コストも低減できるという効果がある。
なお、以上の第1実施例では、据付け高さ調整作業は、上部案内管21の回転時における据付けリング34が同時に回転しないための手段として、据付けリング34の自重のみによる構成としたが、これに限らず、例えば据付けリング34の外周部に溝82を設け、その溝82に回転プラグ33との間に拘束力を付加する付加手段を備える構成も考えられる。
その付加手段を中心に本発明の第2実施例を図4に基づいて以下に解説する。尚、その付加手段以外は既述の第1実施例と同じなので、同じ部分の解説は省略する。
図4に示すように、据付けリング34の外周部には、案内溝40や位置決め溝41,
42,43と交差しないように、それらの溝から離れた位置に上下方向の溝82を設け、その溝82に回転プラグ33との間にバネ力を発揮して拘束力を据付けリング34に付加する板バネ47を取付けネジ48によって固定する構成が採用される。その板バネ47はバネ力で強く回転プラグ33に接触して据付けリング34が回転しようとすると大きな摩擦力を生じて、その据付けリング34の回転を防止する。
このようにして板バネ47はバネ力が据付けリング34の回転を拘束する拘束力として働く。そのために、上部案内管21の回転時において案内ピン39が案内溝40に沿って移動し、所定の回転角度で案内溝40と接触するまでの間は、据付けリング34が、誤って同時に回転することは確実に防止されて、上部案内管21側の高さ調整用凸部35と、据付けリング34側の高さ調整用凹部38の位置合わせが正しく実施できるようになる。また、板バネ47と取付けネジ48は、周方向の複数箇所に設けられていてもよく、この場合も同様な効果が得られる。また、取付けネジ48の替わりに溶接によって板バネ47を据付けリング34に固定してもよい。
本発明の第3実施例を、図5を用いて説明する。本発明の第3実施例では、既述の第1実施例に据付けリング34と回転プラグ33との間に拘束力を付加する付加手段を備える実施例である。本発明の第3実施例を図5に基づいて以下に解説する。尚、その付加手段以外は既述の第1実施例と同じなので、同じ部分の解説は省略する。
図5に示すように、据付けリング34の外周部に周方向に連続した一条の溝85を設け、その溝85内にOリング49を納めて、Oリング49が回転プラグ33と据付けリング34とに挟まれて弾性領域範囲で扁平に変形する様にしてある。そのOリング49の変形による反発力が据付けリング34と回転プラグ33との間に作用する。その反発力はOリング49自身を据付けリング34と回転プラグ33に強く押し付けるので、据付けリングが回転しようとすると、Oリング49と据付けリング34及びOリング49と回転プラグ33との間に大きな摩擦力を生み、その摩擦力が据付けリングを回転させないようにする拘束力として作用する。
これによって、上部案内管21の回転時において案内ピン39が案内溝40に沿って移動し、所定の回転角度で案内溝40と接触するまでの間は、据付けリング34が、誤って同時に回転することはなくなり、上部案内管21側の高さ調整用凸部35と、据付けリング34側の高さ調整用凹部38の位置合わせが正しく実施できるようになる。また、溝
85とOリング49の組合せ構成が上下の複数個所に渡って多段に設けられていてもよく、この場合も同様な効果が得られる。
Oリング49に代えて、図6に示したように溝85にパッキン50を装着して拘束力得るようにしても良く、その際に、溝85とパッキン50の組合せ構成が上下の複数個所に渡って多段に設けられていてもよい。
この発明は、原子力プラントの出力を調整する制御棒の駆動を司る制御棒駆動機構に用いられる。
本発明の第1実施例による制御棒駆動機構の縦断面図である。 図1の据付けリング部の拡大図である。 本発明の実施例における上部案内管の据付け高さ調整作業の手順を表すフロー図である。 本発明の第2実施例による据付けリング部の要部断面表示図である。 本発明の第3実施例による据付けリング部の要部断面表示図である。 本発明の第3実施例の変形例による据付けリング部の要部断面表示図である。
符号の説明
14…上部駆動軸、16…制御棒、21…上部案内管、33…回転プラグ、34…据付けリング、35…上部案内管側高さ調整用凸部、36…据付けリング側高さ調整用凸部、37…上部案内管側高さ調整用凹部、38…据付けリング側高さ調整用凹部、39…案内ピン、40…案内溝、41,42,43…位置決め溝、45…グリッパ、46…制御棒案内管、47…板バネ、48…取付けネジ、49…Oリング、50…パッキン、51…据付け面、57…上部ダッシュポット、65…下部駆動軸。

Claims (8)

  1. 原子炉容器の回転プラグに据付けられる案内管と、前記案内管内に設置されて制御棒と連結される駆動軸と、前記駆動軸を駆動するモータとを備え、前記案内管内に前記駆動軸の駆動下限位置で前記駆動軸の下方への移動を阻止する移動阻止部を設けた原子炉の制御棒駆動機構において、
    前記案内管の周囲に配置されて前記回転プラグ上に置かれるリング部材であって、上端部において周方向に一方の段付部が形成された前記リング部材を有し、前記一方の段付部の少なくとも一部によって支持される他方の段付部を前記案内管に形成した原子炉の制御棒駆動機構。
  2. 請求項1において、前記リング部材には溝が形成され、
    前記案内管には、前記溝内に前記溝に沿って移動自在に組み込まれているピンが固定設置され、
    前記溝は、前記両段付部の各段部の重なり合いが変えられるように前記ピンを案内する形状を有することを特徴とした原子炉の制御棒駆動機構。
  3. 原子炉容器の回転プラグに据付けられる案内管と、前記案内管内に設置されて制御棒と連結される駆動軸と、前記駆動軸を駆動するモータとを備え、前記案内管内に前記駆動軸の駆動下限位置で前記駆動軸の下方への移動を阻止する移動阻止部を設けた原子炉の制御棒駆動機構において、
    前記案内管の周囲に配置されて前記回転プラグ上に置かれるリング部材であって、上端部において周方向に一方の凹凸部が形成された前記リング部材を有し、
    前記一方の凹凸部の少なくとも一部によって支持される他方の凹凸部が前記案内管に形成され、
    前記リング部材はその側壁に、周方向に伸びて且つ上下方向にも伸びる溝を形成しており、
    前記溝内を移動するピンを前記案内管に取付けた原子炉の制御棒駆動機構。
  4. 請求項3において、前記溝は、前記集方向に伸びる第1溝部、前記第1溝部に連通して前記第1溝部よりも上方に伸びる第2溝部、及び前記第1溝部に連通して前記第1溝よりも下方に伸びる第3溝部を有することを特徴とした原子炉の制御棒駆動機構。
  5. 請求項4において、前記一方の凹凸部の凸部と前記他方の凹凸部の凸部とが上下に重なる状態で前記ピンが前記第1溝部内に位置し、前記両凹凸部のうちの一方の前記凹凸部の凸部が残りの前記凹凸部の凹部と噛合う状態で前記ピンが前記第3溝部内に位置することを特徴とした原子炉の制御棒駆動機構。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項において、前記リング部材と前記回転プラグとの間に前記リング部材の回転を拘束する手段が装備されていることを特徴とした原子炉の制御棒駆動機構。
  7. 原子炉の制御棒駆動機構の案内管に設けられた下向きの段付部を、回転プラグに据付けられるリング部材に設けた上向きの段付部に上下に重ねて搭載する過程をもって前記回転プラグに前記案内管を据付ける原子炉制御棒駆動機構の据付け方法。
  8. 原子炉の制御棒駆動機構の案内管に設けられた下向きの段付部を、回転プラグに据付けられるリング部材に設けた上向きの段付部に上下に重ねて前記回転プラグに前記案内管を据付けられている状態から、前記上下各段付部の重なり合う段を変更する過程をもって前記案内管の据付け高さを調整する原子炉制御棒駆動機構の据付け方法。
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