JP5744757B2 - テクスチャード加工装置および連続的なヤーンをテクスチャード加工するための方法 - Google Patents

テクスチャード加工装置および連続的なヤーンをテクスチャード加工するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、独立特許請求項の前段部の特徴を有する、テクスチャード加工装置と、複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するための方法とに関する。
複数のフィラメントからなる連続的なヤーンをテクスチャード加工するために、今日では、流体を与えることができるノズルが好ましくは使用され、使用される流体は好ましくは空気である。連続的なヤーンのテクスチャード加工は、ここおよび以下において、連続的なヤーン上の引結び(Schlingen)およびループ(Schlaufen)の製造を意味するものと理解され、ヤーンはこの処理中に短縮される。
EP0088254A2は、エアブラストテクスチャード加工のためのテクスチャード加工装置について記載しており、ヤーンダクトは、外方に凸に開く出口オリフィスを有する。出口オリフィスは、ヤーンダクトの直径の少なくとも4倍になる直径を有する。出口オリフィスに隣接して配置されるのは、出口オリフィスとともに環状の間隙を形成する球状または半球状のバッフル体である。バッフル体は、出口オリフィスの最大2倍の直径を有する。
EP0880611A1は、連続的なヤーンダクトを有するエアブラストテクスチャード加工のためのテクスチャード加工装置について記載している。ノズルコアのヤーンダクトの出口領域は、超音波トンネルとして設計されている。圧縮空気孔を介して供給される空気は、マッハ2より大きい速度に加速される。ここでも、球状のバッフル体が出口オリフィスに隣接して配置される。
WO2004/085722A1は、超音波トンネルとしてEP0880611に対応して設計されている出口領域を有する、エアブラストテクスチャード加工のためのテクスチャード加工装置について記載している。空気は、ここでは、ヤーンダクトの軸に関して48°〜80°の角度で少なくとも1つの圧縮空気孔を介して供給される。ここでも、球状バッフル体が出口オリフィスの領域に配置される。
WO2004/106605A1は、ほぼ一定の壁厚のセラミックノズルコアおよびハウジングから形成される、エアブラストテクスチャード加工のためのテクスチャード加工装置について記載している。セラミックノズルコアは、中心テクスチャード加工機能を実現し、組立てられたテクスチャード加工装置は、先行技術と一致し、したがって交換可能なコアとして使用することを可能にする外側寸法を有する。ノズルコアとハウジングとに分割することにより、テクスチャード加工装置の製造コストが削減される。
これらの既知のテクスチャード加工装置は、いずれの場合も、製造速度を上昇させることによる連続的なヤーンのテクスチャード加工品質の向上、またはテクスチャード加工装置の製造コストの削減をもたらした。しかし、これらによって実現される成果は、製造速度、品質、送達性、ノズルコアの汚れやすさ、アセンブリの堅固さ、および製造中のテクスチャード加工装置の取扱いに関して、現在の要件を必ずしも満たすとは限らない。
本発明の目的は、したがって既知の先行技術の欠点を回避することであり、つまり、特にテクスチャード加工装置および方法を開発することであり、それによって、連続的なヤーンのテクスチャード加工において製造速度を上昇させることができ、製造中のテクスチャード加工装置の汚れを低減することができ、製造中の取扱いを簡略化することができる。
これらの目的は、独立請求項にかかる新規なテクスチャード加工装置およびテクスチャード加工方法におけるその使用によって実現される。
本発明にかかる実施例は、複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するためのテクスチャード加工装置に関する。このテクスチャード加工装置は、少なくとも1つのハウジングと、流体を与えることができる少なくとも1つのノズルコアとを有する。ハウジングおよびノズルコアは、多部品設計である。したがって、異なるノズルコアを交換可能なコアとしてハウジングと組合せることが可能である。ノズルコアは、ヤーンダクトと、径方向成分によってヤーンダクトに流入する少なくとも1つの流体供給ダクトとを含む。径方向成分によってヤーンダクトに流入する流体供給ダクトは、以下において、供給軸とヤーンダクトの軸との角度が0°より大きく90°未満であることを意味するものと理解される。
さらに、ノズルコアは、たとえば糸移動方向において広がり得るヤーンダクトの出口領域と、ヤーンダクトの入口オリフィスを有する進入領域とを含む。ノズルコアの出口領域および進入領域は、ここおよび以下において、所期の使用中の糸の進入および出口の領域を意味するものと理解される。進入領域の入口オリフィスと、ノズルコアの、ヤーンダクトに流入する流体供給ダクトとの間の距離は、最大12.5mmとなる。ヤーンダクトへの流体供給ダクトの入口オリフィスの位置は、この入口オリフィスの、進入領域の入口オリフィスから最も遠い点が基準とされるように規定される。
糸移動方向においてノズルコアの進入領域の上流に位置する領域は、径方向外周を有する。これは、糸移動方向に狭まる20°の円錐の外側にある。外周は、好ましくは30°の円錐の外側にある。これは、換言すると、ノズルコアの要素もノズルコアを担持するハウジングの要素も、仮想円錐面内にはないことを意味する。
仮想円錐面は、ノズルコアの入口オリフィスにおいて、少なくとも入口オリフィスの半径に等しい半径を有する。
先行技術と比較してノズルコアが短いことの利点は、テクスチャード加工装置へのフィラメントの可能な限り高い送達性である。フィラメントのより高い送達性は、より厚い連続的なヤーンを製造することが可能であるという利点を有する。この実施例のさらなる利点は、品質は同じままで、実現可能な限り速い製造速度である。
糸移動方向においてノズルコアの進入領域の上流に位置する領域は、最大5mmのヤーンダクトの軸と平行な範囲を有する。当該領域は、好ましくは最大4mm、特に好ましくは最大3mmの範囲を有する。
これは、たとえば、ノズルコアの要素も、仮想円錐内により大きな距離突出するノズルコアを担持するハウジングの要素も、保護の範囲下には当たらないことを意味する。
テクスチャード加工装置の本発明にかかるノズルコアは、一部品設計であり得る。しかし、テクスチャード加工装置の本発明にかかるノズルコアは、たとえば、EP1618236B1にかかるスライドジェット(SlideJet)型の構造として知られているもののように、二部品設計であってもよい。この種のノズルコアは、たとえば、流体供給ダクトがヤーンダクトに流入する領域において、本質的に長方形のヤーンダクト断面を有し得る。二部品のノズルコアは、たとえば、糸を通すための開位置と、装置を操作するための閉位置とを有し得る。
本質的に長方形の断面のこのようなヤーンダクトに径方向成分によって流入する流体供給ダクトは、ヤーンダクト軸と流体供給ダクト軸との間に、0°より大きく180°未満、好ましくは30°と150°との間、特に好ましくは45°と90°との間、最も特に好ましくは48°と80°との間の角度を有する。ここでは、たとえば45°の角度は、流体供給ダクトを介してヤーンダクトに与えることができる流体が、糸移動方向と平行な平均流れの流速成分を有することを意味する。
また、意外なことに、一部品または二部品形態の本発明にかかるテクスチャード加工装置は、仮巻付けテクスチャード加工での使用に好適であることが分かり、これは仮撚りとも称される。この処理では、ノズルコアの交織ステップ(Verwirbelungsschritt)において、複数のフィラメントからなる連続的なヤーンが交織され、したがってフィラメントを互いに保持するためにフィラメント間に実質的な結び目を形成する必要なく、フィラメントどうしの結束(Kohaesion)が生じる。好ましい実施例は、円筒状の領域の入口オリフィスと、ヤーンダクトに流
入する流体供給ダクトの入口オリフィスとの間の長さが最大6mmである本質的に円筒状の領域を有するノズルコアを含む。糸移動方向においてノズルコアの円筒状の領域の上流に位置している領域全体は、糸移動方向に狭まる20°の円錐の外側にある径方向外周を有する。外周は、好ましくは30°の円錐の外側にある。
先行技術と比較するとより短い円筒状の領域は、テクスチャード加工装置へのフィラメントの可能な送達性と実現可能な製造速度とに対して有益な効果を同様に有する。また、連続的なヤーンのヤーン品質は、テクスチャード加工処理後に上昇する。つまりテクスチャード加工処理の結果として連続的なヤーン上に形成されるループは、長さが変動する程度が小さくなる。さらに、連続的なヤーンの全体的な外観が向上し、これは品質を判断するために使用される。
特に好ましい実施例は、進入領域において糸移動方向に狭まるヤーンダクトを有するノズルコアを含む。この狭まりは好ましくは円錐状であり、30°と120°との間の開口角度を形成する。
この構造上の改善の結果として、送達性のさらなる向上が実現され、また製造速度がより速くなり、同時に、連続的なヤーンのヤーン品質が向上する。
本発明のさらなる好ましい実施例は、フィラメントを誘導するための追加的な糸誘導部を含み、糸誘導部は、糸移動方向においてノズルコアの入口オリフィスの上流に配置される。
糸誘導部は、以下において、糸誘導部の構造的な形状にしたがった所定のやり方で、連続的なヤーンのフィラメントをノズルコアのヤーンダクトに導入する装置を意味するものと理解される。
このような配置によって、ノズルコアのヤーンダクトに無限ヤーンを供給する際の調整可能性が、異なるヤーンごとの最適なテクスチャード加工結果のために可能となる。これはたとえば、異なって成形された糸誘導部、またはノズルコアの前に糸誘導部を取付ける種類によって実現され得る。異なる変形例は、たとえば、異なるヤーン種類または異なる製造速度によっていずれの場合も調整され得る。
さらに有利な実施例では、糸誘導出口と流体供給ダクトの入口オリフィスとは、互いに離間される。
糸誘導出口までの距離は、糸移動方向に見て、ノズルコアに最も近い糸誘導部の点を通って延び、かつヤーンダクトの軸に本質的に垂直である面によって規定される。
糸誘導部の離間された取付けがヤーンダクト内の汚れを低減することが示された。この汚れは、たとえば、フィラメントが糸誘導部またはノズルコア内を誘導され、かつこの場合に糸誘導部またはノズルコアに接しているときに、フィラメントの摩耗によって生じる。使用されている糸誘導部によって、フィラメントのノズルコアとの接触と、したがってヤーンダクトの汚れとが低減される。これは、製造においてテクスチャード加工装置のより長い耐用年数につながる。
離間された取付けのさらなる利点は、逆流オリフィスとして機能することができるオリフィスが糸誘導部とノズルコアとの間に形成される点である。このようなオリフィスがノズルコアの入口オリフィスの領域に生じることが特に有利であることが予期せずに示された。テストによって、糸移動方向の成分を有する流れと、対向する成分を有する流れとがノズルコアのヤーンダクトに存在することが分かっている。この逆流オリフィスは、対向する成分を有する流れの一部を吸収し、したがってフィラメントに対する流体抵抗が低下することにつながる。したがってフィラメントが減速される程度が小さくなる。これは、可能な限り高い送達性と高いヤーン品質とをもたらす。
逆流の少なくとも一部を追加的な逆流オリフィスを通って送出することのこのプラスの影響は驚くべきものである。Ali Demirによる"Synthetic Filament Yarn: Texturing Technology" (ISBN 0-13-440025-9)において、逆流空気はテクスチャード加工処理に影響しないと233
ページに説明されている。Textile Research Journalにおいて発表されたSyang-Peng RweiおよびHsin-I Paiによる"Fluid Simulation of the Airflow in Texturing Jets"という論文において、この見解は、この逆流はフィラメントに対して緩める効果のみを有するという意見によって支持されている。
糸誘導部の距離は、たとえば、異なって寸法決めされた糸誘導部の選択によって選択可能であり、したがって所定の距離は取付け中に設定される。さらなる可能性は、調整可能な糸誘導部を使用することであり、したがって要件に応じて距離を設定することができる。
さらなる好ましい実施例において、糸誘導出口と流体供給ダクトの入口オリフィスとの間の距離は、好ましくは最大14mmとなる。
また好ましくは、糸誘導部は、糸誘導部の入口オリフィスの直径から糸誘導部の目直径まで糸移動方向に狭まるヤーンダクトを有する。
異なる目直径を有する異なる糸誘導部の可能な選択によって、逆流に大きく影響を与えることができるという利点がある。これは上記の利点をもたらす。
糸誘導部のヤーンダクトの狭まりが円錐状であり、30°と120°との間の角度を形成することがさらに好ましい。
有利に、糸誘導部は、糸誘導部とノズルコアを有するハウジングとの間のオリフィスが、進入領域において間隙として設計されるように配置される。
この間隙は、たとえば、ノズルコアの、および/またはハウジングの進入領域が円錐状に狭まり、糸誘導部がノズルコアおよび/またはハウジングの進入領域に部分的に挿入されるように構造的に設計され得る。さらに、ノズルコアの、および/またはハウジングの進入領域に位置する糸誘導部の部分の少なくとも外形は円錐状に狭まる。それにより、糸誘導部とノズルコアおよび/またはハウジングとの間の進入領域に間隙が形成される。この領域の糸誘導部の外形は、特にハウジングの円錐状に狭まっている進入領域に本質的にほぼ平行に延び、したがって環状の間隙が形成される。
この設計の結果として生じる環状の間隙は、最適なテクスチャード加工成果のために、逆流を有効に吸収することができるという利点を有する。環状の間隙は、場合によっては、流れ方向に本質的に平行に、ウェブによって遮られ得る。糸誘導部ならびに、ノズルコアの、および/またはハウジングの進入領域の円錐形の適切な選択によって、先細りもしくは広がる間隙も必要に応じて形成され得る。この構造上の改善によって、ノズルコアに与えることができる異なる流体および/または異なる圧力が使用される場合、ノズルコア内の異なる流れ条件に最適にテクスチャード加工装置を適合させることが可能となる。
糸誘導部の目直径は、ノズルコアのヤーンダクトの最小径よりも典型的に小さい。
ノズルコアおよびハウジングは、ノズルコアをハウジングに交換可能に接続することができるように設計されることが好ましい。
これは、たとえば、ノズルコアをねじ式ハウジングに一体化することができるという点で実現され得、したがって、異なる構造的形状を有する異なるノズルコアを取替えることが可能である。
代替的に、ノズルコアおよびハウジングは、ノズルコアがハウジング10に交換可能に接続可能ではないように設計される。
この構造上の改善は、たとえば、ノズルコアがハウジングに押し込まれるかまたは貼付けられ、ノズルコアをハウジングから分離することができなくなるように後者に接続されるという点で実施され得る。
この利点は、用途に好適ではないノズルコアの選択によってテクスチャード加工装置が使用されている場合に引起される起こり得る動作誤差を排除することができる点である。したがってノズルコアとハウジングとの非交換可能な接続は、動作誤差に対する安全性の増大をもたらす。
発明のさらなる局面は、複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するためのテクスチャード加工装置に関する。このテクスチャード加工装置は、少なくとも1つのヤーンダクトを含み、少なくとも1つの流体供給ダクトが径方向成分によってヤーンダクトに流入する。また、このテクスチャード加工装置は、ヤーンダクトの出口領域とヤーンダクトの進入領域とを含む。発明によれば、テクスチャード加工装置は、糸移動方向に対向する成分を有する流れの一部を吸収するための少なくとも1つの逆流オリフィスを含む。径方向成分を有する流体供給ダクトの入口オリフィスからの逆流オリフィスの距離は、最大14mmとなる。
ヤーンダクト内の逆流オリフィスの位置は、この逆流オリフィスの、テクスチャード加工装置の入口オリフィスから最も近い点が基準とされるように規定される。
逆流ダクトの逆流オリフィスは、糸移動方向において、テクスチャード加工装置の入口オリフィスと、ヤーンダクトへの流体供給ダクトの入口オリフィスとの間に位置する。この構造上の改善は、糸移動方向に対向する成分を有する流れが、糸誘導部の目直径を通って流れる一部と、逆流オリフィスを通って送出される一部とに分割されるという利点を有する。
逆流オリフィスの数は、使用される流体と、テクスチャード加工装置に与えることができる流体の圧力とに関して、用途に応じて選択され得る。逆流オリフィスの断面積は、最も狭い点におけるテクスチャード加工装置のヤーンダクトの断面積よりも全体的に大きい。断面積は、ここでは逆流オリフィスに沿った軸に垂直である面に沿った断面を意味するものと理解される。入口オリフィスからの逆流オリフィスの個々の距離は、用途に応じて同様に選択され得る。逆流ダクトの軸とヤーンダクトの軸との角度は、糸移動方向の反対を指し、特に好ましくは15°と80°との間である。
既に上述したように、この逆流オリフィスは、対向する成分を有する流れの一部を吸収し、したがってフィラメントに対する流体抵抗が低下することにつながる。したがってフィラメントが減速される程度が小さくなる。これは、可能な限り高い送達性と高いヤーン品質とをもたらす。
好ましい実施例は逆流オリフィスを有し、その断面積は、少なくとも最小径の点におけるヤーンダクトの断面積より大きい。
最小径の点におけるヤーンダクトの断面積は、ヤーンダクトの軸に垂直な面に沿った断面を意味するものと理解される。
本発明のさらなる局面は、複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するためのテクスチャード加工装置に関する。このテクスチャード加工装置は、流体を与えることができる少なくとも1つのノズルコアを含む。さらに、このテクスチャード加工装置は、径方向成分によってヤーンダクトに流入する少なくとも1つの流体供給ダクトを有する少なくとも1つのヤーンダクトを含む。また、このテクスチャード加工装置は、ヤーンダクトの出口領域とヤーンダクトの進入領域とを含む。さらに、ヤーンダクトの出口側を区切るためのバッフル体が含まれる。発明によれば、バッフル体は、ノズルコアに面する側において球状キャップの形態を有する。これは半球より小さい。バッフル体は、ノズルコアから離れる方に面する側において、球状キャップの後ろに不連続な移行部を有する。
球状キャップは、球体を通る平断面の結果として生じる球状セグメントを意味するものと理解される。バッフル体については球セグメントが使用され、その高さは、球状キャップが製造された球体の元の半径よりも小さい。球状キャップの高さは、切断面の中心点に垂直に立ち、かつ球状セグメント表面に接する直線の長さとして規定される。この垂直に立つ直線は、バッフル体が動作位置にあるときにヤーンダクトの軸に本質的に平行に方向付けされる。
不連続な移行部は、バッフル体を保持するように機能し得るバッフル体のさらなる一部が、端縁が形成されるように構成される点で生じる。
特に好ましくは、不連続な移行部は、バッフル体の分離端縁を形成する。
分離端縁の利点は、ノズル出口での流れ条件が変更され、したがってテクスチャード加工装置が汚れにくい点である。これは、テクスチャード加工装置を洗浄するのに必要な動作の間隔が長くなるという有益な効果をもたらし、その結果、製造中の取扱いが減少する。
また好ましくは、分離端縁は、出口オリフィスによって規定される面から0mmと2mmとの間の距離にある。
この調整可能な距離は、ヤーン、流体、およびテクスチャード加工装置に与えることができる流体の圧力の組合せについて好適な距離を選択することによって、テクスチャード加工装置の汚れやすさを最小化することができるという利点を有する。
また好ましくは、テクスチャード加工装置は、出口オリフィスによって規定される面からの分離端縁の距離を設定する目的でハウジングによって収納することができる長さが異なる少なくとも2つのノズルコアの組を含む。
距離を設定するためのこの実施例は、バッフル体の可変に調整可能な距離を有する先行技術にかかる実施例と比較して、動作誤差を回避し、かつバッフル体のホルダのより堅固な構造の可能性という利点を有する。
特に好ましくは、バッフル体の最大径は、少なくとも出口オリフィスの直径の0.5倍に等しい。
本発明はさらに、テクスチャード加工装置によって、複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するための方法に関する。この方法は、
− 進入領域を介してノズルコアのヤーンダクトに連続的なヤーンを供給するステップと、
− 径方向成分によってヤーンダクトに流入する少なくとも1つの流体供給ダクトを介してテクスチャード加工装置に流体を与えるステップと、
テクスチャード加工されたヤーンをその出口領域において送出するステップとを含む。
連続的なヤーンは、第1に、糸移動方向に狭まる20°の円錐の外側にある径方向外周を有するテクスチャード加工装置の領域を通って導かれる。この外周は、好ましくは30°の円錐の外側にある。連続的なヤーンは、続いて、最大12.5mmの長さのノズルコアのヤーンダクトの領域を通って導かれる。これは、ノズルコアの入口オリフィスと、ヤーンダクトへの流体供給ダクトの入口オリフィスとの間の距離である。
この方法は好ましくは、請求項1から10にかかる上記のテクスチャード加工装置によって実行され得る。
代替的に、本発明は、テクスチャード加工装置によって、複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するための方法に関する。この方法は、
− 進入領域を介してノズルコアのヤーンダクトに連続的なヤーンを供給するステップと、
− 径方向成分によってヤーンダクトに流入する少なくとも1つの流体供給ダクトを介してテクスチャード加工装置に流体を与えるステップと、
テクスチャード加工されたヤーンをその出口領域において送出するステップとを含む。
流体流は、糸移動方向の成分を有する流体流と、糸移動方向に対向する成分を有する流体流とに分割される。対向する成分を有する流体流は、糸移動方向において流体供給ダクトの上流に位置する径方向成分を有する逆流オリフィスを通って少なくとも部分的に送出される。特に、流体供給ダクトの入口オリフィスと逆流オリフィスとの間の距離は、最大14mmとなる。
この方法は、好ましくは、請求項11および12にかかる上記の発明の局面で適用される。
発明はさらに、テクスチャード加工装置によって、複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するための方法に関する。発明にかかる方法は、
− 進入領域を介してノズルコアのヤーンダクトに連続的なヤーンを供給するステップと、
− 径方向成分によってヤーンダクトに流入する少なくとも1つの流体供給ダクトを介してテクスチャード加工装置に流体を与えるステップと、
テクスチャード加工されたヤーンを、バッフル体によって区切られているその出口領域において送出するステップとを含む。
テクスチャード加工された連続的なヤーンはバッフル体を介して送出され、バッフル体は、ノズルコアに面する側において、半球より小さい球状キャップの形態を有し、ノズルコアから離れる方に面する側において、球状キャップの後ろに不連続な移行部を有する。
特に好ましくは、当該方法は、ハウジングによって収容することができる異なる長さの少なくとも2つのノズルコアの交換を含む。これらは、出口オリフィスによって規定される面からのバッフル体の分離端縁の距離を設定する目的で交換される。
テクスチャード加工処理におけるバッフル体の使用に関するこの方法は、好ましくは、請求項13から17にかかる上記のテクスチャード加工装置によって実行される。
発明は、例示的な実施例および図面によって、より明確な理解のために以下に説明される。
発明にかかるテクスチャード加工装置のヤーンダクトの軸に沿った第1の面を通る断面を示す図である。 発明にかかるノズルコアのヤーンダクトの軸に沿った面を通る断面を示す図である。 発明にかかるテクスチャード加工装置のさらなる実施例のヤーンダクトの軸に沿った面を通る断面を示す図である。 発明にかかるテクスチャード加工装置のヤーンダクトの軸に沿った第2の面を通る断面を示す図である。 発明にかかるテクスチャード加工装置によって実現可能なヤーン品質の、先行技術に関する比較を示す図である。 発明にかかるテクスチャード加工装置によって実現可能な製造速度および実現可能な送達性の、先行技術に関する比較を示す図である。 発明にかかるテクスチャード加工装置の流れ条件の、先行技術に関する比較を示す図である。 発明にかかるテクスチャード加工装置の斜視図である。 外に揺動されたバッフル体を有する発明にかかるテクスチャード加工装置の斜視図である。 第1の代替的な実施例における発明にかかる逆流オリフィスを有するテクスチャード加工装置の機構を示す図である。 第2の代替的な実施例における発明にかかるバッフル体を有するテクスチャード加工装置の機構を示す図である。 さらなる代替的な実施例における発明にかかる逆流オリフィスを有するテクスチャード加工装置の機構を示す図である。 発明にかかるテクスチャード加工装置の追加的な実施例のヤーンダクトの軸に沿った面を通る断面を示す図である。
図1aは、発明にかかるテクスチャード加工装置1を示す。図1aからのノズルコアの拡大図が図1bに示される。
テクスチャード加工装置は、回転対称形のノズルコア20を有するハウジング10を含む。このノズルコア20は、通常はセラミックまたは高級な金属からなる。ノズルコア20は、長さ1が16mmのヤーンダクト21を有する。ヤーンダクト21は、入口オリフィス25を有する進入領域24を有する。この進入領域24は、60°の角度A1で円錐状に狭まる。ヤーンダクト21は続いて、糸移動方向に、1.1mmの直径d11と流体供給22のためのオリフィス28とを有する本質的に円筒状の領域26を有する。円筒状の領域26への入口オリフィス27と流体供給ダクト22の入口オリフィス28との間の距離d3は4mmとなる。入口オリフィス28と入口オリフィス25との間の距離d1は6mmとなる。糸移動方向に従うヤーンダクト21の領域は、出口オリフィス29の12mmの直径d7まで広がる。この広がり領域において、連続的なヤーンのテクスチャード加工を行うことができるような速度に流れが加速される。ノズルコア20の進入領域24の上流に位置するのは、ハウジング10によって区切られ、かつ60°の角度で円錐状に狭まる領域11である。ハウジング10のどの部分も領域11内に位置しない。
糸誘導部40は入口オリフィス25の上流に取付けられ、したがって領域11に部分的に導入され、直径d5の間隙が、進入領域11の外周12と糸誘導部の外周44との間に形成される。直径d5のこの間隙が逆流オリフィス50を形成する。この逆流オリフィス50の断面積は、円筒状の領域26の断面積よりも大きくなるように設定されるべきである。逆流オリフィス50の断面積は、入口オリフィス28と糸誘導出口41との間の距離d2を変動させることによって設定することができる。ここでは、距離d2は7mmとなる。
糸誘導部40は、60°の角度A2にて1mmの目直径d6まで円錐状に狭まるヤーンダクト42を有する。糸誘導部40のノズルコアに面する側は、糸誘導出口41を有する。
12mmの長さl2および9mmの直径d4を有するバッフル体60が、バッフル体ホルダ63に据付けられる。このバッフル体ホルダ63は、糸移動方向のノズルコアの出口領域23の下流に位置する。バッフル体ホルダ63は、バッフル体60を外に揺動することができるように構造的に構成される。たとえば、バッフル体60を動作位置に旋回することが可能である。つまり、長さl2に平行な軸は、ノズル本体20のヤーンダクト21の軸と平行である。バッフル体60のさらに可能な位置は、たとえば外に揺動された位置である。これにより、たとえば洗浄する目的で、またはノズル本体20を交換するために、ノズル本体20によりよくアクセスすることが可能となる。
バッフル体60は、出口オリフィス29に面する側において、1.9mmの高さh1を有する球状キャップ61として設計され、分離端縁62を有する。この分離端縁62は、出口オリフィス29から0.7mmの距離d9にある。
図1cは、発明にかかるテクスチャード加工装置1のさらなる実施例を示す。これは、図1aとは対照的に、ハウジング10内に押込まれ、したがって交換可能ではないノズルコア20を示す。
図2は、図1に記載したテクスチャード加工装置1を通る代替的な断面を示す。この例示において、入口オリフィス28を有する流体供給ダクト22をより明確に見ることができる。
ノズルコア20を収容するハウジング10は、ハウジング10上の流体供給源のための接続が流体供給ダクト22に接続されるようなやり方で構成され、したがって流体供給ダクト22を介してノズルコア20に流体を与えることができる。代替的に、ハウジングは、流体供給ダクト22への流体供給の直接接続を可能にし得、したがってノズルコア20に流体を与えることができる。
この改善の詳細はここには開示されない。
図3は、発明にかかる様々なテクスチャード加工装置1の実現可能なヤーン品質についての、EP0088254A2にかかる先行技術に対応するテクスチャード加工装置T311に関する比較テストを示す。
これらのテストは、テクスチャード加工方法に記載されるテクスチャード加工装置の使用が以下の利点を実現することを示した。
− 12.5mmの入口オリフィス25からの流体供給22の距離d1では、連続的なヤーンの品質の尺度であるヤーン張力は、連続的なヤーンPA66 dtex 78f51タクテル(登録商標)について、先行技術と比較しておよそ6%増大する。また、連続的なヤーンの100m当りのヤーン中の欠陥数は40%減少する。品質のさらなる尺度である、視覚的に判定されるヤーンの均一性は同様に向上する。
− 8mmの距離d1では、ヤーン張力は、連続的なヤーンPA66 dtex 78f51タクテル(登録商標)について、先行技術と比較しておよそ15%増大する。また、連続的なヤーンの100m当りのヤーン中の欠陥数は60%減少する。視覚的に判定されるヤーンの均一性は、再び同様に向上する。
図4は、発明にかかるテクスチャード加工装置1によって実現可能な製造速度および実現可能な送達性の、(EP0088254A2にかかる)テクスチャード加工装置T311、(WO2004/085722A1にかかる)A317および(EP0880611A1にかかる)S315に関する比較テストを示す。
発明にかかるテクスチャード加工装置1を通って連続的なヤーンを導くことができる最大実現可能速度は、当該テストによれば、A317と比較して18%まで上昇する。発明にかかるテクスチャード加工装置1による最大実現可能送達性は、T311と比較して50%まで向上する。
図5は、A317にかかる先行技術と比較した、テクスチャード加工装置1における質量流量の計算を示す。
給気として知られている空気は、流体供給源22によってノズル本体20のヤーンダクト21に過剰圧力下で供給される。この質量流量は、糸移動方向の成分である搬送流と、糸移動方向に対向する成分である逆流とに分割される。この逆流は、逆流オリフィス50および逆流ダクト51を通る流出流と、糸誘導出口41を通る流れとに分割することができる。
先行技術において、逆流全体がフィラメントに対して流体抵抗として作用する。逆流オリフィス50を有する発明にかかるテクスチャード加工装置1により、逆流の一部が逆流オリフィス50を介して送出される。これは、逆流ダクト51を有するテクスチャード加工装置1の構造的な形状について既述の利点をもたらす。
計算は、目直径d6を好ましくは円筒状の領域26の直径d11およびヤーンダクト21よりも小さくすべきであることを示している。円筒状の領域26の直径d11に関して目直径d6が小さいほど、逆流ダクト51によって送出される逆流の部分が大きくなる。
図6は、図1に記載したテクスチャード加工装置1の斜視図を示す。ここで、バッフル体60は、たとえば、連続的なヤーンを通すかまたはテクスチャード加工装置を洗浄するために外に揺動される。この例示において、ハウジング10と出口オリフィス29を有する出口領域23とを見ることができる。また、出口領域23の、およびヤーンダクト21のヤーンダクト軸に関する回転対称性を確認することができる。
図7は、図1に記載したテクスチャード加工装置1のさらなる斜視図を示す。ここで、バッフル体60は、たとえば動作中に取る位置にある。
図8は、図1に記載したようにハウジング10、ノズルコア50、および糸誘導部40を有する発明にかかるテクスチャード加工装置1を示す。図1とは対照的に、ここでは、テクスチャード加工された連続的なヤーンが、テクスチャード加工動作後に、分離端縁のない球状バッフル体60を介して送出される。バッフル体ホルダ63は図示されない。
図9は、ノズルコア20を有する発明にかかるテクスチャード加工装置1の詳細を示す。ノズルコア20のヤーンダクト21の構造は、EP0880611にかかる先行技術に対応する。テクスチャード加工された連続的なヤーンの送出しは、ここでは分離端縁62を有する発明にかかるバッフル体60を介して行われる。これは、テクスチャード加工装置の汚れやすさを最小化することにつながるが、製造速度の上昇にはつながらない。
図10は、EP0880611A1にかかる先行技術に対応するヤーンダクト21の構造を有するノズルコア20を概略的に示す。流体は、入口オリフィス28を有する流体供給ダクト22を介してヤーンダクト21に供給される。先行技術とは対照的に、ここでは、逆流ダクト51として機能するダクトが、入口オリフィス25と入口オリフィス28を有する流体のための流体供給ダクト22との間に存在する。入口オリフィス28からの逆流オリフィス50の距離d10は、好ましくは14mm未満である。逆流ダクト51の軸とヤーンダクト21の軸との角度A3は、糸移動方向の反対を指し、15°と80°との間である。
流体70は、流体供給ダクト22を介して供給される。ヤーンダクト21において、糸移動方向の成分を有する部分である搬送流71と、糸移動方向に対向する成分である逆流72とに流れが分割される。逆流72は、逆流オリフィス50を通る流出流73と、ヤーンダクト21の入口オリフィス25を通る流出流74とに分割される。この分割により、糸移動方向に対向する成分を有する流れが、逆流オリフィス50および逆流ダクト51を介して部分的に送出される。ここでも、逆流の一部を逆流ダクト51を通って別途送出すことは、製造速度を増すことができる効果を有し、テクスチャード加工された連続的なヤーンの品質が高まる。
バッフル体60は先行技術に対応し、分離端縁を有していない。
図11は、発明にかかるテクスチャード加工装置1の追加的な実施例を示す。ハウジング10は、ノズルコア20を収容する。ノズルコア20は、図1bに例示したヤーンダクト21に対応するヤーンダクト21を、流体供給源22とともに有する。領域11は、糸移動方向において、入口オリフィス25を有する進入領域24の上流に位置する。
ここでは、たとえば図1aとは対照的に、領域11は、ハウジングによって形成され、かつ円錐状に狭まる外周を有していない。糸移動方向のノズルコア20の進入領域24の上流において、領域11は、2.9mmのヤーンダクトの軸と平行な範囲を有する。

Claims (20)

  1. 複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するためのテクスチャード加工装置(1)であって、少なくとも1つのハウジング(10)とフィードされることが可能な少なくとも1つのノズルコア(20)とを含み、前記ノズルコア(20)は、
    ヤーンダクト(21)と、
    記ヤーンダクトに流入し、径方向成分を有する少なくとも1つの流体供給ダクト(22)と、
    前記ヤーンダクト(21)の出口領域(23)と、
    前記ヤーンダクト(21)の入口オリフィス(25)を有する進入領域(24)とを有し、
    前記流体供給ダクト(22)は、前記ヤーンダクト(21)の途中に対して入口オリフィス(28)を介して接続しており、
    前記進入領域(24)の前記入口オリフィス(25)と、前記ノズルコア(20)の、前記ヤーンダクト(21)に流入する前記流体供給ダクト(22)の前記入口オリフィス(28)との間の距離(d1)は最大12.5mmとなることと、
    糸移動方向において前記ノズルコア(20)の前記進入領域(24)の上流に位置する領域(11)は径方向外周面(12)を有し、前記径方向外周面(12)の全体は、糸移動方向に狭まる20°の円錐の外側にある径方向外周面(12)を有することとを特徴とする、テクスチャード加工装置。
  2. 前記径方向外周面(12)の全体が、糸移動方向に狭まる30°の円錐の外側にあることを特徴とする、請求項1に記載のテクスチャード加工装置。
  3. 糸移動方向において前記ノズルコア(20)の前記進入領域(24)の上流に位置する前記領域(11)全体は、ヤーンダクトの軸と平行な方向に最大5mmの広がりを有することを特徴とする、請求項1または2に記載のテクスチャード加工装置。
  4. 前記ノズルコア(20)は、本質的に円筒状の領域(26)を有し、前記円筒状の領域(26)の入口オリフィス(27)と、前記ヤーンダクト(21)に流入する前記流体供給ダクト(22)の入口オリフィス(28)との間の長さ(d3)は最大6mmであることと、糸移動方向において前記ノズルコア(20)の前記円筒状の領域(26)の上流に位置する領域は径方向外周面(12)を有し、前記径方向外周面(12)の全体は、糸移動方向に狭まる20°の円錐の外側にある径方向外周面(12)を有することとを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のテクスチャード加工装置。
  5. 前記径方向外周面(12)の全体が、糸移動方向に狭まる30°の円錐の外側にあることを特徴とする、請求項4に記載のテクスチャード加工装置。
  6. 前記ノズルコア(20)の前記ヤーンダクト(21)は、好ましくは30°と120°との間の開口角度(A1)を形成する円錐状の狭まりによって、前記進入領域(24)において糸移動方向に狭まることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載のテクスチャード加工装置。
  7. フィラメントを誘導するための糸誘導部(40)は、前記ノズルコア(20)の前記入口オリフィス(25)の上流に糸移動方向に配置されることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載のテクスチャード加工装置。
  8. 前記糸誘導部(40)の糸誘導出口(41)と前記流体供給ダクト(22)の入口オリフィス(28)とは離間されることを特徴とする、請求項7に記載のテクスチャード加工装置。
  9. 前記糸誘導出口(41)と前記流体供給ダクト(22)の前記入口オリフィス(28)との間の距離は、好ましくは最大14mmとなることを特徴とする、請求項8に記載のテクスチャード加工装置。
  10. 前記糸誘導部(40)は、前記糸誘導部(40)の入口オリフィスの直径から前記糸誘導部(40)の目直径(d6)まで糸移動方向に狭まるヤーンダクト(42)を有することを特徴とする、請求項7から9のいずれかに記載のテクスチャード加工装置。
  11. 糸誘導部(40)のヤーンダクト(42)の狭まりは円錐状であり、30°と120°との間の角度(A2)を形成することを特徴とする、請求項7から10のいずれかに記載のテクスチャード加工装置。
  12. 糸誘導部(40)は、前記糸誘導部(40)と、前記ノズルコア(20)を有する前記ハウジング(10)との間の進入領域(11)に間隙が形成されるようなやり方で配置されることを特徴とする、請求項7から11のいずれかに記載のテクスチャード加工装置。
  13. 糸誘導部の目直径(d6)は、前記ノズルコア(20)の最小径(d11)よりも小さいことを特徴とする、請求項7から12のいずれかに記載のテクスチャード加工装置。
  14. 前記ノズルコア(20)は、前記ハウジング(10)に交換可能に接続することができることを特徴とする、請求項7から13のいずれかに記載のテクスチャード加工装置。
  15. 前記ノズルコア(20)は、前記ハウジング(10)に交換可能に接続可能ではないことを特徴とする、請求項1から13のいずれかに記載のテクスチャード加工装置。
  16. 前記広がりは最大4mmである、請求項3に記載のテクスチャード加工装置。
  17. 前記広がりは最大3mmである、請求項3に記載のテクスチャード加工装置。
  18. 特に請求項1から17のいずれかに記載のように、テクスチャード加工装置(1)によって複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するための方法であって、
    進入領域(24)を介して連続的なヤーンを供給するステップと、
    径方向成分によってヤーンダクトに流入する少なくとも1つの流体供給ダクト(22)を介して前記テクスチャード加工装置(1)に流体を与え、前記流体供給ダクト(22)は、前記ヤーンダクト(21)の途中に対して入口オリフィス(28)を介して接続しているステップと、
    テクスチャード加工されたヤーンをその出口領域(23)において送出するステップとからなり、
    前記連続的なヤーンは、
    第1に、径方向外周面(12)を有する前記テクスチャード加工装置(1)の領域を通って導かれ、前記径方向外周面(12)の全体は、糸移動方向に狭まる20°の円錐の外側にあり、
    続いて、ノズルコア(20)の入口オリフィス(25)と、前記流体供給ダクト(22)の入口オリフィス(28)との間の領域を通って、前記テクスチャード加工装置(1)の前記ヤーンダクト(21)に導かれ、前記領域は、前記入口オリフィス(25)から前記入口オリフィス(28)の下流側の端までで最大12.5mmの長さ(d1)を有する、方法。
  19. 特に請求項1から17のいずれかに記載のように、テクスチャード加工装置(1)によって複数のフィラメントからなる少なくとも1本の連続的なヤーンをテクスチャード加工するための方法であって、
    進入領域(24)を介して連続的なヤーンを供給するステップと、
    径方向成分によってヤーンダクトに流入する少なくとも1つの流体供給ダクト(22)を介して前記テクスチャード加工装置(1)に流体を与えるステップと、
    テクスチャード加工されたヤーンをその出口領域(23)において送出するステップとからなり、
    前記テクスチャード加工装置(1)内の流体流は、糸移動方向の成分を有する流体流と、糸移動方向に対向する成分を有する流体流とに分割され、対向する成分を有する流体流は、糸移動方向において前記流体供給ダクト(22)の上流に、特に前記流体供給ダクト(22)の入口オリフィス(28)の下流側の端から逆流オリフィス(50)の上流側の端までの距離(d10)が最大14mmとなるように位置する径方向成分を有する前記逆流オリフィス(50)を通って少なくとも部分的に送出される、方法。
  20. 前記径方向外周面(12)の全体が、30°の円錐の外側にある、請求項18に記載の方法。
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