JP5740960B2 - 接合方法および接合装置 - Google Patents
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Description
<第1実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る導電材料の接合装置1は、図1,2に示すように、導電性を備えた一対の被接合部材101a,101bを接合するための接合装置である。接合装置1は、概説すれば、被接合部材101a,101bの接合面102a,102bを対向させ、一対の被接合部材101a,101bを相対的に摺動させつつ、被接合部材101a,101bの一方から他方へ第1電極3および第2電極4(以下、第1電極および第2電極を単に電極ともいう。)を経由して電流を流して抵抗加熱することによって、接合面102a,102b同士を接合する接合手段を有している。抵抗加熱および摩擦熱(塑性流動)を利用する接合手段は、被接合部材101a,101b同士を相対的に押し付ける加圧装置6(加圧手段)と、被接合部材101a,101bを相対的に摺動させる摺動装置7(摺動手段)と、被接合部材101a,101bの一方から他方へ電極3,4を経由して電流を流すための電流供給装置5(電流供給手段)と、被接合部材101a,101bと電極3,4とを相対的に押し付ける電極加圧装置14(電極加圧手段)と、制御装置8(制御手段)を有する。制御装置90は、加圧装置6、摺動装置7、電流供給装置5、および電極加圧装置14のそれぞれの作動を制御する。以下、詳述する。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る接合装置20は、一方の被接合部材121aのフランジ部124aの形状が、第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態に係る接合装置1と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る接合装置30は、両方の被接合部材131a,131bのフランジ部134a,134b(延設部)に、傾斜面135,136が形成される点で、第2実施形態と異なる。なお、第1,第2実施形態に係る接合装置と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態に係る接合装置40は、被接合部材131a,131bを接合する点で、第3実施形態と共通するが、被接合部材131a,131bに電流を供給する構成が、第3実施形態に係る接合装置30と異なる。なお、第1〜3実施形態に係る接合装置と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
<第5実施形態>
本発明の第5実施形態に係る接合装置50は、加工される被接合部材151a,151bが、管状体である点で、第1〜第4実施形態と異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
3,15,33 第1電極、
4,16,34 第2電極、
5 電流供給装置(電流供給手段)、
6 加圧装置(加圧手段)、
7 摺動装置(摺動手段)、
8 制御装置(制御手段)、
9 第2固定部材、
11 第1固定部材、
12 第1加圧部材、
13 第2加圧部材(加圧部)、
14 電極加圧装置(電極加圧手段)、
23,43,53 第1加圧部材(加圧部)、
24,44,54 第1傾斜加圧面、
31,41,51,61 第2固定部材(加圧部)、
32,42,52 第2傾斜加圧面、
103 中間材料、
101a,101b,121a,121b,131a,131b,137a,137b,151a,151b,161a,161b 被接合部材、
102a,102b,122a,122b,132a,132b,152a,152b,152a,152b,162a,162b 接合面、
104a,104b,124a,124b,134a,134b,154a,154b,164a,164b フランジ部、
125,135,136,155,156,165,166 傾斜面、
S11 予備摺動工程、
S12 第1接合工程、
S13 第2接合工程、
S14 冷却工程、
S15 除去工程、
X 接合面に沿う方向、
Z 押圧方向。
Claims (13)
- 導電性を備えた一対の被接合部材を接合するための接合方法であって、
互いに接合される前記被接合部材の接合面を対向させて、一対の前記被接合部材を相対的に摺動させつつ、前記被接合部材の一方から他方へ電極を経由して電流を流して抵抗加熱することによって、前記接合面同士を接合する接合工程を有し、
前記接合工程において、(a)前記被接合部材同士を相対的に押し付ける加圧力、(b)摺動の変位、(c)前記電極を経由した通電のうち、少なくとも1つを、前記被接合部材の前記接合面側に当該接合面を延長する延設部を介して、前記被接合部材に作用させる接合方法。 - 前記接合工程の後に、前記延設部を除去する除去工程を有する、請求項1に記載の接合方法。
- 前記接合工程において、前記延設部の前記接合面と反対側にて前記接合面に対して傾斜して形成される傾斜面に、当該傾斜面と対応する形状の加圧部を接触させ、当該加圧部により前記被接合部材を保持しつつ加圧する請求項1または2に記載の接合方法。
- 一対の前記被接合部材の一方にのみ前記傾斜部を形成し、
前記接合工程において、傾斜部が形成されない前記被接合部材を、前記傾斜部が形成される前記被接合部材に対して摺動させる請求項3に記載の接合方法。 - 前記接合工程において、前記延設部に、前記加圧力および前記変位の少なくとも一方を作用させる場合であって、前記被接合部材における部位のうち前記延設部よりも前記接合面に対して離れた前記延設部以外の部位から、前記電極により電流を流す請求項1〜4のいずれか1項に記載の接合方法。
- 前記接合工程において、前記被接合部材における部位のうち前記延設部よりも前記接合面に対して離れた前記延設部以外の部位から電流を流される前記被接合部材を、対をなす他の前記被接合部材に対して摺動させる請求項5に記載の接合方法。
- 前記延設部は、前記接合面に沿う全周に形成される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の接合方法。
- 導電性を備えた一対の被接合部材を接合するための接合装置であって、
互いに接合される前記被接合部材の接合面を対向させ、一対の前記被接合部材を相対的に摺動させつつ、前記被接合部材の一方から他方へ電極を経由して電流を流して抵抗加熱することによって、前記接合面同士を接合する接合手段を有し、
前記接合手段は、
前記被接合部材同士を相対的に押し付ける加圧手段と、
前記被接合部材を相対的に摺動させる摺動手段と、
前記被接合部材の一方から他方へ前記電極を経由して電流を流すための電流供給手段と、を有し、
(a)前記加圧手段による加圧力、(b)前記摺動手段による摺動の変位、(c)前記電流供給手段による通電のうち、少なくとも1つを、前記被接合部材の前記接合面側に当該接合面を延長する延設部を介して、前記被接合部材に作用させる接合装置。 - 前記被接合部材は、前記延設部の前記接合面と反対側に前記接合面に対して傾斜して形成される傾斜面を有し、
前記傾斜面と対応する形状の傾斜加圧面が形成され、前記加圧手段による加圧力を前記延設部に伝達する加圧部を有する、請求項8に記載の接合装置。 - 一対の前記被接合部材の一方にのみ前記傾斜部が形成され、
前記摺動手段は、前記傾斜部が形成されない前記被接合部材を、傾斜部が形成される前記被接合部材に対して摺動させる、請求項9に記載の接合装置。 - 前記延設部に、前記加圧力および前記変位の少なくとも一方を作用させる場合において、前記電極は、前記被接合部材における部位のうち前記延設部よりも前記接合面に対して離れた前記延設部以外の部位に電気的に接続される、請求項8〜10のいずれか1項に記載の接合装置。
- 前記摺動手段は、前記被接合部材における部位のうち前記延設部よりも前記接合面に対して離れた前記延設部以外の部位に前記電極が接続される前記被接合部材を、対をなす他の前記被接合部材に対して摺動させる、請求項11に記載の接合装置。
- 前記延設部は、前記接合面に沿う全周に形成される、請求項8〜12のいずれか1項に記載の接合装置。
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