JP5740153B2 - 位置検出装置、基板重ね合わせ装置、及び光軸合わせ方法 - Google Patents

位置検出装置、基板重ね合わせ装置、及び光軸合わせ方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板重ね合わせ装置などに用いられる精密な位置検出装置に関する。特に対物光学系を一対有する位置検出装置、これを備えた基板重ね合わせ装置に関する。なお、本出願は、下記の日本出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
特願2008−127827 出願日 2008年05月15日
近年、携帯電話やICカード等の電子機器の高機能化に伴い、その内部に実装される半導体デバイス(LSI、ICなど)の薄型化又は小型化が進んでいる。また、線幅を狭くすることなく記憶容量を増すために半導体ウエハを数層重ね合わせた三次元実装タイプの半導体デバイス、例えばSDカード又はMEMSなどが増えつつある。
半導体ウエハを重ね合わせするには、表裏の半導体ウエハの電極同士を合致させる必要があるため、サブミクロン単位で位置合わせする必要があり、その技術が半導体ウエハを重ね合わせる上で重要な技術となっている。
特許文献1のウエハ貼り合わせ装置の位置検出装置は、ウエハ貼り合わせ装置の上部に設置した基準顕微鏡及び測定用顕微鏡を用いている。特許文献1の位置検出装置は、あらかじめ基準顕微鏡を用いて、ウエハホルダのフィディシャルマーク及び半導体ウエハのアライメントマークを測定した後に、測定用顕微鏡を用いて測定することで、基準顕微鏡で計測した基準位置座標系における半導体ウエハのアライメントマークの位置座標を取得している。
特開2005−251972号公報
しかしながら、従来の位置検出装置は基準顕微鏡及び測定用顕微鏡が貼り合わせ装置の天井部に配置しているために、下部のステージにウエハホルダ及び半導体ウエハを載置して、フィディシャルマーク及びアライメントマークを計測した後に、計測済みウエハホルダ及び半導体ウエハを一旦取り外して、上部のステージへ固定して、裏面より再度上部ステージに固定したウエハホルダのフィディシャルマークの位置を検出していた。このため、ウエハホルダ及び半導体ウエハの位置検出には多くの時間と手間がかかっていた。
本発明の位置検出装置はこのような課題を解決するためになされたものであり、第1対物光学系と第2対物光学系とを有していても、それらの光軸の位置ずれ補正して精度良い位置検出を行うことができる。またこの位置検出装置を使用した処理能力の高い高精度なウエハ貼り合わせ装置を提供することができる。
第1の観点の位置検出装置は、第1対物光学系と、第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部と、第1対物光学系に対向して配置された第2対物光学系と、第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部と、第1対物光学系の光軸と第2対物光学系の光軸との相対的な位置ずれを調整する調整部と、を備える。
第2の観点の基板重ね合わせ装置は、第1アライメントマークを有する第1基板と第2アライメントマークを有する第2基板とを重ね合わせる基板重ね合わせ装置において、第1アライメントマークを検出する第1対物光学系と、第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部と有する第1位置検出部と、第1対物光学系と対向して配置され第2アライメントマークを検出する第2対物光学系と、第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部と有する第2位置検出部と、第1対物光学系の光軸と第2対物光学系の光軸との相対的な位置ずれを調整する調整部と、を備える。
第3の観点の光軸合わせ方法は、第1対物光学系と第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部とを有する第1位置検出部と、第1対物光学系と対向して配置される第2対物光学系と第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部とを有する第2位置検出部とを有する位置検出装置の光軸合わせ方法において、第1対物光学系と第2対物光学系とに調整光を照射する工程と、第2撮像部に照射された調整光に基づいて、第1対物光学系と第2対物光学系との位置ずれ量を算出する工程と、算出された位置ずれ量に基づいて第2位置検出部を第2対物光学系と直交する方向に移動させる工程と、を備える。
第4の観点の光軸合わせ方法は、第1対物光学系と第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部と有する第1位置検出部と、第1対物光学系と対向して配置される第2対物光学系と第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部と有する第2位置検出部とを有する位置検出装置の光軸合わせ方法において、第1対物光学系と第2対物光学系との間に反射素子を配置する工程と、第1対物光学系に調整光を入射し、反射素子で反射された調整光を第1対物光学系に再び入射させる工程と、第1撮像部に入射した調整光に基づいて、調整光と第1対物光学系又は第1撮像部との軸ずれ量を算出する工程と、算出された位置ずれ量に基づいて第1対物光学系又は第1撮像部との軸ずれを調整する工程と、を備える。
第5の観点の位置検出装置は、第1対物光学系と、第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部と、第1対物光学系に対向して配置された第2対物光学系と、第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部と、第1対物光学系の光軸と第2対物光学系の光軸との位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部と、を備える。
第6の観点の基板重ね合わせ装置は、第1アライメントマークを有する第1基板と第2アライメントマークを有する第2基板とを重ね合わせる基板重ね合わせ装置において、第1アライメントマークを検出する第1対物光学系と、第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部と有する第1位置検出部と、第1対物光学系と対向して配置され第2アライメントマークを検出する第2対物光学系と、第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部と有する第2位置検出部と、第1位置検出部の光軸と第2位置検出部の光軸との位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部と、を備える。
第7の観点の光軸合わせ方法は、第1対物光学系と第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部とを有する第1位置検出部と、第1対物光学系と対向して配置される第2対物光学系と第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部とを有する第2位置検出部とを有する位置検出装置の光軸合わせ方法において、第1対物光学系と第2対物光学系とに調整光を照射する工程と、第2撮像部に照射された調整光に基づいて、第1対物光学系と第2対物光学系との位置ずれ量を算出する工程と、算出された位置ずれ量を補正値として記憶する工程と、第1対物光学系および第2対物光学系の少なくとも一方による計測値に補正値を加える工程と、を備える。
本発明の位置検出装置は、第1対物光学系と第2対物光学系とを有しており、その第1対物光学系の光軸と第2対物光学系の光軸との位置ずれを把握することで、精度のよい位置検出を行うことができる。また、特に半導体ウエハの重ね合わせ装置において、短時間に高精度に基板を重ね合わすことができる。
位置検出装置70の概略側面図である。 ずれ検出方法及びずれの補正方法のフローチャートである。 (a)は、視野絞り47にピンホールPを形成した図である。 (b)は、視野絞り47に十字状のスリットSを形成した図である。 (c)は、視野絞り47に4つの開口部HOを形成した図である。 ウエハ貼り合わせ装置100の上面概略図である。 半導体ウエハWの上面図である。 (a)は、ウエハホルダWHの上面図である。 (b)は、(a)のA−A断面図である。 アライナー150の側面の構成図である。 アライナー150の動作のフローチャートである。
10 第1位置検出装置、11 第1対物光学部、12 第1撮像部、13 第1対物レンズ、14 第1結像レンズ、15 第1ハーフミラー、16 第2ハーフミラー、20 第2位置検出装置、21 第2対物光学部、22 第2撮像部、23 第2対物レンズ、24 第2結像レンズ、25 第3ハーフミラー、40 調整光学系、41 光源、43 ファイバ、46 ウエハ用リフトピン、47 視野絞り、48 開口絞り、50 第1落射照明部、51 照明光源、42、44、52、53、57、58 レンズ、45 コリメータレンズ、55 第2落射照明部、56 照明光源、60 位置ずれ量算出部、65 反射ミラー、70 位置検出装置、100 ウエハ貼り合わせ装置、110 ウエハストッカー、120 ウエハプリアライメント装置、130 ウエハホルダストッカー、140 ウエハホルダプリアライメント装置、150 アライナー、151 第1レーザー光波干渉式測長器、152 第2レーザー光波干渉式測長器、154 第1テーブル、153 第2駆動装置、155 第1駆動装置、156 第2テーブル、160 アライナー制御部、170 加熱加圧装置、180 分離冷却ユニット、185 貼り合わせウエハ用ストッカー、190 主制御装置、AM アライメントマーク、CH 半導体チップ領域、EL 印加電極、FM フィディシャルマーク、NC ノッチ、NT 切り欠け部、OA1、OA2、OA4 光軸、P ピンホール、SA 遮光領域、W 半導体ウエハ、W1 第1ウエハ、W2 第2ウエハ、WH ウエハホルダ、WH1 第1ウエハホルダ、WH2 第2ウエハホルダ、WL ウエハローダ、WHL ウエハホルダローダ
<<第1実施形態>>
<位置検出装置70>
図1は位置検出装置70の概略側面図である。位置検出装置70は図1に示すように、重ね合わせる2枚の第1ウエハW1及び第2ウエハW2を図面の中央に配置すると、第1ウエハW1及び第2ウエハW2の下部には第1位置検出装置10を備え、第1ウエハW1及び第2ウエハW2の上部には第2位置検出装置20を備えている。
第1位置検出装置10は第1対物光学部11と、調整光学系40と、第1落射照明部50と、第1撮像部12とから構成される。第2位置検出装置20は第2対物光学部21と、第2落射照明部55と、第2撮像部22とから構成される。第1撮像部12と第2撮像部22とには、コンピュータなどからなる位置ずれ量算出部60と接続されている。また位置ずれ量算出部60は、第2対物光学部21をXY平面で移動させる駆動部69に接続されている。
第1位置検出装置10の第1対物光学部11は、第1ウエハW1側の第1対物レンズ13と、第1撮像部12側の第1結像レンズ14とを有している。第1対物レンズ13と第1結像レンズ14との間には調整光学系40からの光を反射する第1ハーフミラー15と、第1落射照明部50からの光を反射する第2ハーフミラー16とが配置されている。なお、以下の実施形態において「レンズ」については、単レンズによって構成されていても、複数枚のレンズ群によって構成されていても、光学系を構成すればいずれであっても良い。
第1位置検出装置10の第1落射照明部50は照明光源51と、レンズ52と、レンズ53とから構成されている。照明光源51は可視光であり、レンズ52及びレンズ53を通過して平行光となり、第1対物光学部11内の第2ハーフミラー16に反射して第1ウエハW1方向に進む。視野絞りと開口絞りを描いていないが、第1落射照明部50は第1ウエハW1のアライメントマーク及びその周辺を可視光でケーラー照明している。
第1ウエハW1で反射された照明光は、第1対物レンズ13を通過して第1ハーフミラー15及び第2ハーフミラー16を透過し、第1結像レンズ14により、CCDカメラなどの第1撮像部12に結像する。このようにして、第1ウエハW1のアライメントマークなどの像が観察される。
第2位置検出装置20の第2対物光学部21は、第2ウエハW2側に第2対物レンズ23と、第2撮像部22側に第2結像レンズ24とを有している。第2対物レンズ23と第2結像レンズ24との間には、第2落射照明部55からの光を反射する第3ハーフミラー25が配置されている。
第2位置検出装置20の第2落射照明部55は、照明光源56と、レンズ57とレンズ58とから構成されている。照明光源56は可視光であり、レンズ57及びレンズ58を通過して平行光となり、第2対物光学部21内の第3ハーフミラー25に反射して第2ウエハW2方向に進み、第2ウエハW2のアライメントマーク及びその周辺を可視光で照明している。
第2ウエハW2で反射された照明光は、第2対物レンズ23を通過して第3ハーフミラー25を透過し、第2結像レンズ24により第2撮像部22に結像する。このようにして、第2ウエハW2のアライメントマークなどの像が観察される。
第1対物光学部11及び第2対物光学部21が、それぞれ第1ウエハW1のアライメントマーク及び第2ウエハW2のアライメントマークを観察する際に、第1対物光学部11の光軸OA1と第2対物光学部21の光軸OA2とが位置ずれ(XY方向)していると、正確に第1ウエハW1と第2ウエハW2との位置関係が判断できない。
このため、調整光学系40が射出する基準光を使って第1対物光学部11の光軸OA1と第2対物光学部21の光軸OA2と位置ずれ量(XY方向)を測定する。第1対物光学部11側に設けられた調整光学系40は、光源41とレンズ42と、ファイバ43と、レンズ44と、コリメータレンズ45と、ピンホールなどの視野絞り47と、開口絞り48とから構成されている。調整光学系40は第2対物光学部21側に設けられてもよい。光源41からの光は可視光又は可視光波長内の単波長の光である。
第1対物光学部11の光軸OA1と第2対物光学部21の光軸OA2との位置ずれ量は以下のようにして測定することができる。なお、以下の説明は調整光学系40の光軸OA4と第1対物光学部11の光軸OA1とが一致していることが前提となっている。
まず、第1対物光学部11の光軸OA1と第2対物光学部21との間の光路から、第1ウエハW1及び第2ウエハW2が取り外される。そして光源41が点灯し、光源41からの基準光はレンズ42により集光されてファイバ43に入射する。ファイバ43内を通過した可視光はレンズ44に向けて射出され、視野絞り47を通過した後コリメータレンズ45を通過して平行光となる。開口絞り48を通過した基準光は、第1対物光学部11内の第1ハーフミラー15で反射する。第1ハーフミラー15で反射した基準光は、第2ハーフミラー16を透過し、第1対物レンズ13を通過して第2対物レンズ23に進む。さらに基準光は、第2対物レンズ23を通過し、第3ハーフミラー25を透過して第2撮像部22に入射する。第2撮像部22における基準光の入射位置の画像信号は位置ずれ量算出部60に送られる。位置ずれ量算出部60は、基準光の画像信号から第2対物光学部21の光軸OA2がどれだけ位置ずれしているかを算出する。位置ずれ量算出部60はこの位置ずれ量を駆動部69に送り、駆動部69は第2対物光学部21をXY方向に移動させ、調整光学系40の光軸OA4と第2対物光学部21の光軸OA2との位置ずれ量を調整する。調整光学系40の光軸OA4と第1対物光学部11の光軸OA1とがすでに一致していることから、第1対物光学部11の光軸OA1と第2対物光学部21の光軸OA2とが調整されたことになる。
第1対物光学部11の光軸OA1と第2対物光学部21の光軸OA2とが、絶対基準のZ軸から倒れていた場合でも、例えば第1対物レンズ13及び第2対物レンズ23の集光位置が合っていれば、第1撮像部12及び第2撮像部22で測定される基準光のずれが生じないので、光軸の倒れに影響されずに光軸ずれが測定できる。
また、位置検出装置70は試料の厚さが厚い場合には、第1対物レンズ13と第2対物レンズ23との焦点面が光軸方向に離れることになるが、基準光が細いために焦点面の離れが影響しないで第1対物レンズ13から第2対物レンズ23へと基準光が通過する。つまり、試料の厚さが厚い場合においても位置検出装置70は光軸ずれを精密測定できる。
図2は、位置ずれ量を測定し、その位置ずれ量を補正するフローチャートである。以下はフローチャートを用いて説明する。
ステップS01からステップS06において、最初に調整光学系40の光軸OA4と第1対物光学部11の光軸OA1とが一致しているかを計測する。
ステップS01において、第1ウエハW1及び第2ウエハW2の代わりに反射ミラー65(図1参照)を挿入する。反射ミラー65の反射面は第1位置検出装置10の第1撮像部12側に向いている。なお、反射ミラー65は水平が保たれていれば良く、Z方向の位置に関して影響がない。
ステップS02において、位置ずれ量算出部60は調整光学系40の光源41を点灯させる。光源41を点灯させることで、視野絞り47を通過した基準光が第1ハーフミラー15に反射して、第2ハーフミラー16、第1対物レンズ13の順に通過して、挿入した反射ミラー65に投影される。反射ミラー65に投影された基準光は第1撮像部12側に反射して、第1対物レンズ13、第2ハーフミラー16、第1ハーフミラー15、第1結像レンズ14の順に通過して第1撮像部12側に入射する。
ステップS03において、位置ずれ量算出部60は第1撮像部12で検出した基準光から、第1対物光学部11の光軸OA1と調整光学系40の光軸OA4との位置ずれ量を算出する。基準光は細い光で形成されているため、距離及びレンズを通過しても、基準光による像の径があまり変化しない。また、径が拡大したとしても位置ずれ量算出部60は像の中心の位置を計測することで、正確に中心位置を計測することができ、第1撮像部12の中心位置と比較することができる。
ステップS04において、位置ずれ量算出部60は第1対物光学部11の光軸OA1と調整光学系40の光軸OA4との位置ずれが発生しているかを判断する。位置ずれが発生している場合であればステップS05へ進み位置ずれを修正する。位置ずれが発生していない場合はステップ06へ移る。
ステップS05において、位置ずれ量算出部60は第1対物光学部11の第1ハーフミラー15の角度を調整する。これにより、位置ずれ量算出部60は反射ミラー65に投影されたピンホール像の中心位置と第1撮像部12の中心位置とを合致させることができ、第1位置検出装置10の位置調整をすることができる。第1ハーフミラー15の角度を調整するのではなく、位置ずれ量算出部60は視野絞り47を光源41からの光路に交差する方向に移動させて調整することもできる。
ステップS06において、位置ずれ量算出部60はステップS01で挿入した反射ミラー65を退避させる。反射ミラー65を退避させることにより、基準光は第2位置検出装置20に入射する。
ステップS07において、位置ずれ量算出部60は第2位置検出装置20に入射した基準光から、第2対物光学部21の光軸OA2と調整光学系40の光軸OA4との位置ずれ量を算出する。基準光は第2対物光学部21の第2対物レンズ23、第3ハーフミラー25、第2結像レンズ24の順に通過し、その基準光の像を第2撮像部22で検出する。
ステップS08において、位置ずれ量算出部60は第2対物光学部21の光軸OA2と調整光学系40の光軸OA4との位置ずれが発生しているかを判断する。位置ずれが発生している場合はステップS09へ進み位置ずれを修正する。位置ずれが発生していない場合はステップ10へ移る。
ステップS09において、位置ずれ量算出部60は第2対物光学部21の光軸OA2と調整光学系40の光軸OA4とを一致させるように調整する。第2対物光学部21の調整は、駆動部69が第2対物光学部21をXY方向に移動させることで、光源41からの基準光の中心位置と第2撮像部22の中心位置とを合致させることができる。
ステップS10において、位置ずれ量算出部60は調整光学系40の光源41を消灯させる。第1対物光学部11の光軸OA1と第2対物光学部21の光軸OA2との位置調整が終了したため、必要のない光源41を消灯する。
以上より、位置検出装置70は第1位置検出装置10の計測値と第2位置検出装置20の計測値とがずれることなく正確な値で位置を検出することができる。このため、位置検出装置70は次に説明するウエハ貼り合せ装置において効果を発揮する。
なお、本実施形態では図2のフローチャートのステップS07からステップS10までのステップにより、第2対物光学部21の光軸OA2と調整光学系40の光軸OA4との位置ずれを、駆動部69で第2対物光学部21を移動させて修正した。しかし、駆動部69を第1対物光学部11に設けて第1対物光学部11を移動させて修正するように構成しても良い。また、駆動部69で第2対物光学部21を移動させることなく、ステップS07でピンホール像の中心位置と第2撮像部22の中心位置との位置ずれ量を計測して、位置ずれ量を補正値として、第2位置検出装置20または第1位置検出装置10の少なくとも一方の計測値に補正値を加える方法でもよい。この場合はステップS09において駆動部69で第2対物光学部21を移動させる必要がないために、処理工程が短くて済む。
図3は、基準光を形成する視野絞り47の例を示した図である。
図3(a)で示される視野絞り47は、遮光領域SAの中央にピンホールPを空けた視野絞り47である。遮光領域SAの中央にピンホールPを空けた視野絞り47は、第1撮像部12及び第2撮像部22において円形の像となって結像される。このため基準光の中心を求めるために、例えば円形の像の重心を計測すればよい。
図3(b)に示される視野絞り47は、遮光領域SAに十字状のスリットSを形成した視野絞り47である。この十字状のスリットSを形成した視野絞り47は、第1撮像部12及び第2撮像部22において十字状の像となって結像される。このため基準光の中心を求めるために、例えば十字状の像の中心が計測される。
図3(c)に示される視野絞り47は、遮光領域SAに4つの開口部HOを形成した視野絞り47である。この4つの開口部HOの中心が調整光学系40の光軸OA4の中心となっている。この4つの開口部HOを形成した視野絞り47は、第1撮像部12及び第2撮像部22において4つの点像となって結像される。このため基準光の中心を求めるために、例えば4つの点像の重心を計測すればよい。4つの開口部HOでなく、3以上の開口であれば調整光学系40の光軸OA4を求めることができる。
また、第1位置検出装置10の調整光学系40は視野絞り47を用いて細い基準光を形成したが、細い基準光を得るために可視光の指向性の高いレーザー光を用いても良い。この場合のレーザー光はビームエキスパンダを介して直接平行光束を第1対物光学部11内の第1ハーフミラー15に入射させる。
<<第2実施形態>>
<ウエハ貼り合わせ装置の全体構成>
図4はウエハ貼り合わせ装置100の上面概略図である。
ウエハ貼り合わせ装置100は、ウエハローダWL及びウエハホルダローダWHLを有している。ウエハローダWL及びウエハホルダローダWHLは、多関節ロボットであり六自由度方向(X,Y,Z,θX,θY,θZ)に移動可能である。さらにウエハローダWLはレールRAに沿ってY方向に長い距離を移動可能であり、ウエハホルダローダWHLはレールRAに沿ってX方向に長い距離を移動可能である。
ウエハ貼り合わせ装置100は、半導体ウエハWを複数枚収納するウエハストッカー110を有している。ウエハ貼り合わせ装置100は、第1ウエハW1と第2ウエハW2とを貼り合わせるため、第1ウエハW1を収納するウエハストッカー110−1と第2ウエハW2を収納するウエハストッカー110−2とが用意されている。また、ウエハストッカー110の近郊に半導体ウエハWをプリアライメントするウエハプリアライメント装置120が設けられている。ウエハローダWLによりウエハストッカー110から取り出された半導体ウエハWがウエハプリアライメント装置120に送られる。さらに、ウエハ貼り合わせ装置100は、ウエハホルダWHを複数枚収納するウエハホルダストッカー130と、ウエハホルダWHをプリアライメントするウエハホルダプリアライメント装置140と、2枚の半導体ウエハWを半導体チップの線幅精度で重ね合わせるアライナー150と、加熱加圧装置170と、分離冷却ユニット180と、主制御装置190とで構成されている。
半導体ウエハWは、図5で示すようにその周囲の一部に半導体ウエハWの結晶方向性を示すノッチNCが形成されている。また、貼り合わせられる半導体ウエハWには数十ショット〜数百ショット程度に半導体チップ領域CHが形成されている。半導体チップ領域CHの周辺には、フォトリソグラフィ工程にてアライメントマークAMが複数形成されている。アライメントマークAMは十字形状及び円形状で形成されている。
ウエハプリアライメント装置120は、アライメントカメラ(不図示)で2箇所以上のアライメントマークAMを観察し、半導体ウエハWがステージの所定位置からのX方向、Y方向及びθ方向のズレ量を計算し、半導体ウエハWをプリアライメントする。ウエハプリアライメント装置120は半導体ウエハWを設計基準値から10μmから50μmの範囲に位置決めされる。
なお、ウエハプリアライメント装置120は設計上のアライメントマークAMと、アライメントカメラによって観察された実際のアライメントマークAMとの関係において、その重ね合わせ誤差がどの半導体チップ領域CHに関しても平均的に小さくなるように、最小二乗法を用いて設計上の半導体チップ領域CH配列を補正して、実際の半導体チップ領域CHの位置を求めている。
再び図4に戻り、ウエハホルダストッカー130は、ウエハホルダWHを複数枚収納することができる。ウエハホルダWHは薄い半導体ウエハWを支持するためである。ウエハホルダWHは第1ウエハW1用の第1ウエハホルダWH1を有し、第2ウエハW2に対しても第2ウエハホルダWH2を有している。このため、ウエハ貼り合わせ装置100は第1ウエハホルダWH1用と、第2ウエハホルダWH2用とのウエハホルダストッカー130を収容するか、ウエハホルダストッカー130内部を分割するなどして第1ウエハホルダWH1と第2ウエハホルダWH2とを分ける。ウエハホルダWHを分けることはウエハホルダWHに固定機能を内蔵させる場合などに対応できる。
ウエハホルダWHは半導体ウエハWを吸着し、ウエハ同士を貼り合わすための支持体として利用され、繰り返し何度も使用される部品である。ウエハホルダWHは、アルミナ(Al2O3)又は窒化アルミニウム(AlN)などのセラミック材料から構成される。特に窒化アルミニウムは熱伝導率が高いので半導体ウエハWの加熱又は冷却に適している。
ウエハ貼り合わせ装置100は、ウエハホルダストッカー130の近郊にウエハホルダWHをプリアライメントするウエハホルダプリアライメント装置140が設けられている。ウエハホルダローダWHLによりウエハホルダストッカー130から取り出されたウエハホルダWHがウエハホルダプリアライメント装置140に送られる。
図6(a)はウエハホルダWHの上面図であり、図6(b)は図6(a)のA−A断面図である。図6(a)で示すように、ウエハホルダWHは円形で一部に切り欠け部NTが形成されて、周囲に2箇所のフィディシャルマークFMを有している。ウエハホルダWHのフィディシャルマークFMは、石英ガラスの母材にクロムなどで描かれている。すなわちフィディシャルマークFMはウエハホルダWHの表側及び裏側からでも観察することができる。また、フィディシャルマークFMはウエハホルダWHの中心を対称に一対設けられており、十字形状又は円形状のマークが形成されている。ウエハホルダWHは絶縁体であるアルミナセラミックで構成され、図6(b)で示すように、ウエハホルダWHの中央内部には、半導体ウエハWを静電吸着するための印加電極ELが内蔵されている。ウエハホルダWHの表面は研磨されており、その中央で半導体ウエハWを静電吸着する。
ウエハホルダプリアライメント装置140はアライメントカメラで2つのフィディシャルマークFMを観察し、ウエハホルダWHがステージの所定位置からX方向、Y方向及びθ方向のずれ量を修正する。これによりプリアライメントされたウエハホルダWHは、設計基準値から10μm以下から50μmの範囲に位置決めされる。
ウエハホルダWHは、正しい位置にプリアライメントされ、その位置で待機状態となる。ウエハホルダWHから3箇所のウエハ用リフトピン46が上昇し、そこにウエハプリアライメント装置120からのプリアライメントされた半導体ウエハWを所定の位置になるよう載置して、ウエハ用リフトピン46を下降し、ウエハホルダWHは印加電極ELに印加することによって半導体ウエハWを静電吸着する。
以上の動作により、プリアライメントされたウエハホルダWHにプリアライメントされた半導体ウエハWが精度良く載置される。つまり、ウエハホルダWHのフィディシャルマークFMに対して半導体ウエハWのアライメントマークAMを所定範囲内に位置決めすることができる。以上によりウエハホルダWH上の半導体ウエハWは、設計基準値から20μmから100μmの範囲に位置決めされる。このため、後述するアライナー150でフィディシャルマークFMを基準としてアライメントマークAMを検出する際に実施形態1で説明した位置検出装置70でさらに精度よく観察することができる。
アライナー150にはウエハホルダプリアライメント装置140から半導体ウエハWを載置したウエハホルダWHがウエハホルダローダWHLにより送られてくる。アライナー150は第1実施形態で示した位置検出装置70を設置することで、効率よく半導体チップの線幅精度で第1ウエハW1と第2ウエハW2とを重ね合わせることができる。線幅精度で第1ウエハW1と第2ウエハW2とを重ね合わせた後は、位置がずれないように予備加圧をかけて固定具で保持する。固定具で保持した第1ウエハホルダWH1と第2ウエハホルダWH2とはウエハホルダローダWHLにより加熱加圧装置170に送られる。なお、アライナー150の詳細な説明は後述する。
ウエハ貼り合わせ装置100の加熱加圧装置170では、真空雰囲気にしたあと加熱加圧することで第1ウエハW1と第2ウエハW2とを精度良く貼り合わせをすることができる。
ウエハ貼り合わせ装置100の分離冷却ユニット180は、貼り合わされた半導体ウエハWをウエハホルダWHから外すとともに、貼り合わされた半導体ウエハWを所定温度まで冷却する。冷却された半導体ウエハWはウエハローダWLにより分離冷却ユニット180から取り出され、貼り合わせウエハ用ストッカー185に送られる。冷却されたウエハホルダWHはウエハホルダローダWHLにより分離冷却ユニット180から取り出され、再びウエハホルダストッカー130に戻される。
ウエハ貼り合わせ装置100の主制御装置190は、ウエハローダWL、ウエハホルダローダWHL、ウエハプリアライメント装置120、及びウエハホルダプリアライメント装置140などの各装置を制御する制御装置と信号の受け渡しを行い全体の制御を行う。
<アライナー150の構成>
図7は、アライナー150を横から見た構成図である。アライナー150は、第1テーブル154と第2テーブル156とを有しており、第1テーブル154の上部に第1駆動装置155が設置され、第2テーブル156の下部に第2駆動装置153が設置されている。第1駆動装置155の横には第1レーザー光波干渉式測長器(以下、第1干渉計という)151が設置されており、第2駆動装置153の横には第2レーザー光波干渉式測長器(以下、第2干渉計という)152が設置されている。また、第1駆動装置155の横には天井に第2位置検出装置20が2箇所設置されており、第2駆動装置153の横には床に第1位置検出装置10が2箇所設置されている。アライナー150はアライナー制御部160を有していて、第1駆動装置155と第2駆動装置153とZ方向の移動手段(不図示)との制御や、第1干渉計151と、第2干渉計152と、第1位置検出装置10と第2位置検出装置20との制御をしている。
第1テーブル154のホルダ保持面と第2テーブル156のホルダ保持面とは互いに向かい合うようになっている。第1ウエハW1は第1ウエハホルダWH1に載置した状態で、第2ウエハW2は第2ウエハホルダWH2に載置した状態で、ウエハホルダローダWHLによってウエハホルダプリアライメント装置140からアライナー150に送られてくる。
第1ウエハホルダWH1は第1テーブル154に固定され、第2ウエハホルダWH2は第2テーブル156に固定される。つまり、第1ウエハW1と第2ウエハW2とは互いの重ね合わせ面が向かい合うようにセットされる。第1テーブル154は第1駆動装置155により少なくともX、Y方向に移動させられ、第1テーブル154の移動量は第1干渉計151により測定される。第2テーブル156は第2駆動装置153により少なくともX、Y方向に移動させられ、第2テーブル156の移動量は第2干渉計152により測定される。
第1位置検出装置10及び第2位置検出装置20とは天井及び床に固定されるため、移動しない。このため、第1実施形態で示した位置検出装置70の位置調整が行われると、ウエハホルダWHのフィディシャルマークFM及び半導体ウエハWのアライメントマークAMを正確に検出することができ、検出位置における第1干渉計151及び第2干渉計152の値が信用できる。
本実施形態では第1テーブル154及び第2テーブル156の両側にそれぞれ2個の位置検出装置70を天井及び床に配置されているため、テーブルの移動量はウエハの半径程度の移動量を持たせればよく、両側の位置検出装置70を用いて効率よくフィディシャルマークFM及びアライメントマークAMを計測していく。位置検出装置70は倍率が約40倍から100倍程度であり、倍率が高い分視野が狭くなっている。
複数のアライメントマークAM及びフィディシャルマークFMを精度よく計測した位置情報は、アライナー制御部160に送られ、第1ウエハW1と第2ウエハW2とが精度よく重なり合うよう配置させる。
半導体チップの線幅精度で第1ウエハW1と第2ウエハW2とが重なる位置に配置したアライナー150は、例えば、第1テーブル154をZ方向に下降させることで、第1ウエハW1と第2ウエハW2と近接させる。
近接した第1ウエハW1と第2ウエハW2とは固定具で保持され、次の工程の加熱加圧装置170に送られる。
本実施形態のウエハ貼り合わせ装置100はアライナー150において、第1実施形態の位置検出装置70を用いることで、ウエハごとに位置検出装置70の精度を調整することができるため、精密な貼り合わせを行うことができる。
図8はアライナー150の動作のフローチャートを示している。以下はフローチャートに基づいて動作の説明をする。
ステップS21において、アライナー制御部160は第1位置検出装置10と、第2位置検出装置20とを作動させ、位置精度を調整する。位置精度に問題がある場合は、第1実施形態の位置ずれ量算出部60により調整する。
ステップS22において、アライナー制御部160はウエハホルダローダWHLで搬送されてきた第1ウエハホルダWH1を第1テーブル154の所定位置に保持する。
ステップS23において、アライナー制御部160はウエハホルダローダWHLで搬送されてきた第2ウエハホルダWH2を第2テーブル156の所定位置に保持する。
ステップS24において、アライナー制御部160は第1ウエハホルダWH1のフィディシャルマークFM及び第1ウエハW1のアライメントマークAMを第1位置検出装置10で精密に計測する。フィディシャルマークFM及びアライメントマークAMの観察には第1テーブル154を動かし、第1位置検出装置10でフィディシャルマークFM及びアライメントマークAMを捉え、その位置を第1干渉計151で計測する。なお、第1位置検出装置10の視野を確保するために、第2テーブル156に保持した第2ウエハホルダWH2を移動させて、第1位置検出装置10の視野からはずす。例えば、アライナー制御部160は図7のY方向に第2ウエハホルダWH2を移動させることで、円形の第2ウエハホルダWH2が第1位置検出装置10の視野から外れる。
ステップS25において、アライナー制御部160は第2ウエハホルダWH2のフィディシャルマークFM及び第2ウエハW2のアライメントマークAMを第2位置検出装置20で精密に計測する。フィディシャルマークFM及びアライメントマークAMの観察には第2テーブル156を動かし、第2位置検出装置20でフィディシャルマークFM及びアライメントマークAMを捉え、その位置を第1干渉計151で計測する。なお、第2位置検出装置20の視野を確保するために、第1テーブル154に保持した第1ウエハホルダWH1を移動させて、第2位置検出装置20の視野からはずす。例えば、アライナー制御部160は図7のY方向に第1ウエハホルダWH1を移動させることで、円形の第1ウエハホルダWH1が第2位置検出装置20の視野から外れる。また、アライナー制御部160はウエハプリアライメント装置120でフィディシャルマークFM及びアライメントマークAMの位置情報を得ているために、視野の狭い第1位置検出装置10及び第2位置検出装置20でもすばやく検出視野に移動させることができる。
ステップS26において、アライナー制御部160は、第1ウエハW1上のアライメントマークAMと第2ウエハW2上のアライメントマークAMとの位置より半導体チップの線幅精度に重ね合わせ位置を調整する。このとき、アライナー制御部160は第1ウエハW1と第2ウエハW2とのアライメントマークAMの位置誤差が最小になるように最小自乗法で計算を行う。この結果に基づいて、第1位置検出装置10が第2ウエハホルダWH2のフィディシャルマークFMを観察しながら、また第2位置検出装置20が第1ウエハホルダWH1のフィディシャルマークFMを観察しながら、アライナー制御部160が第1テーブル154及び第2テーブル156を移動させる。
ステップS27において、アライナー制御部160は、第1ウエハW1と第2ウエハW2とを近接させる。第1ウエハW1と第2ウエハW2とを近接するには、テーブル位置を保持したまま第1テーブル154または第2テーブル156をZ方向に移動させる。この際も、第1位置検出装置10が第2ウエハホルダWH2のフィディシャルマークFMを観察している。また第2位置検出装置20が第1ウエハホルダWH1のフィディシャルマークFMを観察している。第1位置検出装置10と第2位置検出装置20との光軸が一致しているため、正確に第1ウエハホルダWH1と第2ウエハホルダWH2とを重ね合わせることができる。
ステップS28において、アライナー制御部160は、固定具で第1ウエハホルダWH1と第2ウエハホルダWH2とを保持してずれないようにする。保持した第1ウエハホルダWH1と第2ウエハホルダWH2とは、ウエハホルダローダWHLによってアライナー150から加熱加圧装置170に送られる。
なお、第1実施形態の位置検出装置70を本実施形態のアライナー150に用いる場合には、第2対物光学部21を移動させる、または位置ずれ量を補正値として計測値に加える方法の他に、ステップS26において、第1テーブル154または第2テーブル156の少なくとも一方の、XY方向の移動目標量に、位置ずれ量を補正値として加えても良い。

Claims (13)

  1. 第1対物光学系と、
    前記第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部と、
    前記第1対物光学系に対向して配置された第2対物光学系と、
    前記第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部と、
    基準光に対する前記第1対物光学系の光軸の位置ずれ量を測定して、前記基準光の調整光学系の光軸と前記第1対物光学系の光軸の位置ずれ量を調整し、前記基準光に対する前記第2対物光学系の光軸の位置ずれ量を測定して、前記調整光学系の光軸と前記第2対物光学系の光軸の位置ずれ量を調整することにより、前記第1対物光学系の光軸と前記第2対物光学系の光軸の相対的な位置ずれを調整する調整部と、
    を備えることを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記調整部は、前記第2対物光学系の光軸と直交する方向に前記第2撮像部及び前記第2対物光学系を移動させることを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記調整部は、位置ずれ量を補正値として記憶することを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  4. 前記調整光学系は、
    基準光源と、
    前記基準光源から照射された前記基準光の視野を絞る指標板と、
    前記第1対物光学系と前記第1撮像部との間に配置され、前記第1対物光学系に前記基準光を反射させる反射光学系と、
    を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の位置検出装置。
  5. 第1アライメントマークを有する第1基板と第2アライメントマークを有する第2基板とを重ね合わせる基板重ね合わせ装置において、
    前記第1アライメントマークを検出する第1対物光学系と、前記第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部と有する第1位置検出部と、
    前記第1対物光学系と対向して配置され前記第2アライメントマークを検出する第2対物光学系と、前記第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部と有する第2位置検出部と、
    基準光に対する前記第1対物光学系の光軸の位置ずれ量を測定して、前記基準光の調整光学系の光軸と前記第1対物光学系の光軸の位置ずれ量を調整し、前記基準光に対する前記第2対物光学系の光軸の位置ずれ量を測定して、前記調整光学系の光軸と前記第2対物光学系の光軸の位置ずれ量を調整することにより、前記第1対物光学系の光軸と前記第2対物光学系の光軸との相対的な位置ずれを調整する調整部と、
    を備えることを特徴とする基板重ね合わせ装置。
  6. 前記調整部は、前記第2対物光学系の光軸と直交する方向に前記第2位置検出部を移動させることを特徴とする請求項5に記載の基板重ね合わせ装置。
  7. 前記調整部は、位置ずれ量を補正値として、前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる際に、前記第1位置検出部と前記第2位置検出部との検出結果に加えることを特徴とする請求項5に記載の基板重ね合わせ装置。
  8. 前記調整光学系は、
    基準光源と、
    前記基準光源から照射された前記基準光の視野を絞る指標板と、
    前記第1対物光学系と前記第1撮像部との間に配置され、前記第1対物光学系に前記基準光を反射させる反射光学系と、
    を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の基板重ね合わせ装置。
  9. 前記第1位置検出部の光軸と第2位置検出部の光軸とが位置合わせされた後、前記第1基板と前記第2基板とが重ね合わされることを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか一項に記載の基板重ね合わせ装置。
  10. 第1対物光学系と前記第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部とを有する第1位置検出部と、前記第1対物光学系と対向して配置される第2対物光学系と前記第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部とを有する第2位置検出部とを有する位置検出装置の光軸合わせ方法において、
    前記第1対物光学系と前記第2対物光学系とに基準光を照射する工程と、
    基準光に対する前記第1対物光学系の光軸の位置ずれ量を測定して、前記基準光の調整光学系の光軸と前記第1対物光学系の光軸の位置ずれ量を調整し、前記基準光に対する前記第2対物光学系の光軸の位置ずれ量を測定して、前記調整光学系の光軸と前記第2対物光学系の光軸の位置ずれ量を調整する工程であって、前記第2位置検出部を前記第2対物光学系と直交する方向に移動させる工程と、
    を備えることを特徴とする光軸合わせ方法。
  11. 前記基準光を照射する工程は、指標板を使って基準光源から照射された基準光の視野を絞り、前記視野が絞られた基準光を前記第1対物光学系と前記第1撮像部との間に入射させることを特徴とする請求項10に記載の光軸合わせ方法。
  12. 第1対物光学系と前記第1対物光学系を通過した光束を受光する第1撮像部と有する第1位置検出部と、前記第1対物光学系と対向して配置される第2対物光学系と前記第2対物光学系を通過した光束を受光する第2撮像部と有する第2位置検出部とを有する位置検出装置の光軸合わせ方法において、
    前記第1対物光学系と前記第2対物光学系との間に反射素子を配置する工程と、
    前記第1対物光学系に基準光を入射し、前記反射素子で反射された前記基準光を前記第1対物光学系に再び入射させる工程と、
    前記第1撮像部に入射した基準光に基づいて、前記基準光の調整光学系の光軸と前記第1対物光学系又は前記第1撮像部との軸ずれ量を算出して、前記基準光の調整光学系の光軸と前記第1対物光学系又は前記第1撮像部との光軸の位置ずれ量を調整する工程と、
    前記第1対物光学系と前記第2対物光学系との間に配置された反射素子を取り去る工程と、
    前記第2撮像部に入射した基準光に基づいて、前記調整光学系の光軸と前記第2対物光学系又は前記第2撮像部との軸ずれ量を算出して、前記調整光学系の光軸と前記第2対物光学系又は前記第2撮像部との光軸の位置ずれ量を調整することにより、前記第1対物光学系の光軸と前記第2対物光学系の光軸との相対的な位置ずれを調整する工程と、を備えることを特徴とする光軸合わせ方法。
  13. 前記第1対物光学系に基準光を入射する際に、指標板を使って基準光の視野を絞り、且つ開口絞りを使って前記第1撮像部に入射する像のコントラストを調整することを特徴とする請求項12に記載の光軸合わせ方法。
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