JP5739397B2 - 燃焼補助器具 - Google Patents

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本発明は、被加熱容器をガスコンロ等で加熱する際に使用される燃焼補助器具に関するものである。
家庭で一般的に使用されているガスコンロのガスバーナから発生する炎は、被加熱容器の外周面に沿って逃げてしまい熱エネルギーの利用効率が悪いという問題があった。
これに対し、特許文献1には、ガスバーナを有する調理用ガステーブルにおいて、ガスバーナを燃焼部の周囲を包囲しトッププレートにほぼ垂直方向に中心軸を有するように形成された熱逃げ防止外筒を備え、熱逃げ防止外筒の下端部に内方に向けて連設された熱誘導部を有し、熱誘導部はガスバーナから燃焼により生じた熱を外周方向に逃がさないようにしたガス消費低減器が記載されている。
特開2004−176939号公報
しかし、上記に示すガス消費低減器は、熱誘導部の先端部(五徳からかさ上げされた位置)で鍋、やかん等の被加熱容器の底面付近を支持するため、ガスバーナから放出された炎から距離が遠くなり熱エネルギーの利用効率が悪くなる問題があった。
本発明は、上記事情に鑑み、ガスバーナから放出された炎から近い位置で被加熱容器が炎を受けられて熱エネルギーの利用効率を良くする燃焼補助器具を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明の燃焼補助器具では、被加熱容器の外周面を取り囲む筒状の隔壁部を備え、隔壁部の一端側に内側に曲げられ被加熱容器の外周面と当接可能な保持部を形成して、隔壁部の他端側に、被加熱容器と五徳との当接部分で囲まれた領域を、その領域の外側で包囲可能として五徳に載置される載置部を設けている。
これにより、被加熱容器が五徳に直接載置され、ガスバーナから放出された炎から近い位置で被加熱容器が炎を受けられるとともに、隔壁部と被加熱容器の外周面との間に熱エネルギーを保持する空間が形成されることにより、被加熱容器の外周面から逃げた炎から熱エネルギーが放散するのを防止できるので、熱エネルギーの利用効率を良くすることができる。
また、載置部を、隔壁部とは別体の枠体として形成して、隔壁部を、隔壁部の周方向に沿って連設された複数枚の分割片で構成して、各分割片が、保持部とは反対側の端部で枠体に回動可能に支持することにより、分割片を回動させて、隔壁部の保持部を拡縮径させることが可能となり、サイズ、形状の異なる被加熱容器に使用することができる。
また、枠体を円環状に形成して、各分割片を、周方向における両端部を、隣接する分割片と重ね合せ、隔壁部の周方向における一端を隣接する分割片より外側に配置し、他端を隣接する分割片より内側に配置すれば、一つの分割片を回動させることにより、隣接する分割片が連動して回動するので、隔壁部全体をサイズ、形状の異なる被加熱容器に対応させることが容易となる。
また、分割片を、付勢部材によって隔壁部の内側に付勢すれば、各分割片が被加熱容器の外周面を取り囲んだ状態を維持できるので、隔壁部を構成する分割片が被加熱容器の外周面から離れて熱エネルギーが放散するのを防止でき、熱エネルギーの利用効率を良くすることに寄与することになる。
本発明の一実施形態の燃焼補助器具の斜視図である。 本発明の一実施形態の燃焼補助器具の側面図である。 本発明の一実施形態の燃焼補助器具の平面図である。 本発明の一実施形態の燃焼補助器具の側断面図、分割片の支持部分及び保持部の部分拡大図である。
本発明の燃焼補助器具の一実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明では、後述する保持部21a側を上とし、載置部30側を下とする。
本実施形態の燃焼補助器具10は、ガスコンロGに備え付けられている五徳Hに載置されて使用するものである。
燃焼補助器具10は、図1乃至4に示すように、隔壁部20と、隔壁部20とは別体に形成された載置部30と、を有している。
隔壁部20は、耐熱性を有する金属製で筒状に形成され、周方向に沿って連設された複数枚の分割片21で構成されている。
分割片21は、板状で略台形に形成され、上端側には内側に略U字状に曲げられ被加熱容器Kの外周面と当接可能な保持部21aが形成され、隔壁部20の周方向に沿って換気孔21bが二か所設けられている。下端中央部に突片21cが形成され、突片21cの上方に挿通孔21dが形成されている。
保持部21aは、平面視における、時計周り方向前側の端部21eが、隣接する分割片21の保持部21aと重ね合わせ可能とするため、隣接する分割片21の保持部21aの時計周り方向後側の端部21fの内周側に配置可能に、時計周り方向後側の端部21fより小さく曲げられて形成されている。
載置部30は、隔壁部20とは別体の枠体31として形成され、枠体31が円環状に形成され、分割片21の数に対応した孔31aが形成され、孔31aの周縁の内側部分から下方向に延びる突片31bが設けられている。枠体31は、被加熱容器Kと五徳Hとの当接部分Xで囲まれた領域Yを、領域Yの外側で包囲可能に形成されている。
分割片21は、図4に示すように、枠体31の孔31aに分割片21の突片21cを上側から挿入して、さらに、分割片21の挿通孔21dに枠体31の突片31bを挿通させることで、分割片21と枠体31とが係合され、枠体31に対して回動可能に支持されている。
分割片21の隔壁部20の時計周り方向(周方向)における両端部が、隣接する分割片21と重ね合わされ、各分割片21の、隔壁部20の時計周り方向(周方向)における、前側の端部21eが隣接する分割片21より内側に配置され、後側の端部21fが隣接する分割片21より外側に配置されている。
分割片21は、付勢部材40によって隔壁部20の内側に付勢されている。本実施形態では、連設している隔壁部20の周方向における一つ飛ばした分割片21の換気孔21b間に、付勢部材40としてのコイルばね41が、隔壁部20の対向する位置に二か所架け渡されて、隔壁部20の内側に付勢されている。
燃焼補助器具10の使用態様について説明する。
ガスコンロGの五徳Hに燃焼補助器具10の枠体31を下にして載置して、さらに、被加熱容器Kの外周面を、隔壁部20の内側に付勢されている分割片21の保持部21aに当接させるとともに、分割片21を隔壁部20の外側方向に押し広げながら、ガスコンロGの五徳Hに被加熱容器Kを載置する。
この時、コイルばね41の付勢力により、架け渡されたコイルばね41が、隔壁部20の時計周り方向(周方向)における、コイルばね41が係止されている換気孔21b間の距離を縮めるように作用する。
これにより、隣接する分割片21より外側に配置されている分割片21の時計周り方向における後側の端部21fが、隣接する分割片21より内側に配置される分割片21の時計周り方向における前側の端部21eを、隔壁部20の外側方向に押し広げるのを防止する。そして、各分割片21が連動して回動することで、保持部21aが縮径して被加熱容器Kの形状に対応するとともにその状態を維持する。
サイズの大きい被加熱容器K1に用いる場合でも、図4の二点鎖線で示すように、各分割片21が連動して回動することで、保持部21aが拡径して被加熱容器Kの形状に対応するとともにその状態を維持する。
枠体31は、被加熱容器Kと五徳Hとの当接部分Xで囲まれた領域Yを、領域Yの外側で包囲可能に形成されているので、被加熱容器Kが五徳Hに直接載置され、ガスバーナGBから放出された炎Fから近い位置で被加熱容器Kが炎Fを受けることになる。
ガスバーナGBから発生して被加熱容器Kの外周面から逃げる炎Fは、隔壁部20を構成する分割片21により規制される。また、保持部21aにより、上方に熱エネルギーが逃げるのを防止するとともに被加熱容器Kの外周面と当接する部分は被加熱容器Kの外周面に熱を伝導させる。さらに、被加熱容器Kの外周面と分割片21との間の空間で、熱エネルギーが保持される。
以上の構成の本実施形態の燃焼補助器具10では、被加熱容器Kの外周面を取り囲む筒状の隔壁部20を備え、隔壁部20の一端側に内側に曲げられた保持部21aを形成して、隔壁部20の他端側に、被加熱容器Kと五徳Hとの当接部分Xで囲まれた領域Yを、その領域Yの外側で包囲可能とする載置部30を設けている。
これにより、被加熱容器Kが五徳Hに直接載置され、ガスバーナGBから放出された炎Fから近い位置で被加熱容器Kが炎Fを受けられるとともに、隔壁部20と被加熱容器Kの外周面との間に熱エネルギーを保持する空間が形成されることにより、被加熱容器Kの外周面から逃げた炎Fから熱エネルギーが放散するのを防止できるので、熱エネルギーの利用効率を良くすることができる。
また、載置部30を、隔壁部20とは別体の枠体31として形成して、隔壁部20を、隔壁部20の周方向に沿って連設された複数枚の分割片21で構成して、各分割片21が、保持部21aとは反対側の端部で枠体31に回動可能に支持することにより、分割片21を回動させて、隔壁部20の保持部21aを拡縮径させることが可能となり、サイズ、形状の異なる被加熱容器Kに使用することができる。
また、枠体31を円環状に形成して、分割片21の周方向における両端部を、隣接する分割片21と重ね合せ、隔壁部20の時計周り方向(周方向)における、前側の端部21eを隣接する分割片21より内側に配置し、後側の端部21fを隣接する分割片21より外側に配置している。これにより、一つの分割片21を回動させることによって、隣接する分割片21が連動して回動するので、隔壁部20全体をサイズ、形状の異なる被加熱容器Kに対応させることが容易となる。
また、分割片21を、付勢部材40としてのコイルばね41によって隔壁部20の内側に付勢している。これにより、各分割片21が被加熱容器Kの外周面を取り囲んだ状態を維持できるので、隔壁部20を構成する分割片21が被加熱容器Kの外周面から離れて熱エネルギーが放散するのを防止でき、熱エネルギーの利用効率を良くすることに寄与することになる。
本発明の燃焼補助器具は上記構成に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。
たとえば、被加熱容器Kの形状、サイズが規格で決まっているのであれば、それに対応した隔壁部20を一体化して形成することができる。
また、保持部21aが被加熱容器Kの外周面と当接できるのであれば、隔壁部20の断面形状は、三角形、五角形、六角形等の多角形状に形成したり、楕円形状に形成したりすることも可能である。その際には枠体31も、隔壁部20に対応した形状にすることができる。
また、付勢部材40は、隔壁部20の内側に付勢できるのであれば、分割片21と枠体31に板ばねを配設する等、既存の手法を用いることができる。
また、分割片21を枠体31に対して回動可能に支持できるのであれば、軸と軸受等の既存の機構を用いることができる。
10 燃焼補助器具
20 隔壁部
21 分割片
21a 保持部
21e 前側の端部
21f 後側の端部
30 載置部
31 枠体
40 付勢部材
G ガスコンロ
H 五徳
K 被加熱容器

Claims (4)

  1. ガスコンロの五徳に載置される燃焼補助器具であって、
    被加熱容器の外周面を取り囲む筒状の隔壁部を備え、
    前記隔壁部の一端側には内側に曲げられ前記被加熱容器の外周面と当接可能な保持部が形成され、
    前記隔壁部の他端側には、前記被加熱容器と前記五徳との当接部分で囲まれた領域を、前記領域の外側で包囲可能として前記五徳に載置される載置部が設けられていることを特徴とする燃焼補助器具。
  2. 前記載置部が、前記隔壁部とは別体の枠体として形成され、
    前記隔壁部が、前記隔壁部の周方向に沿って連設された複数枚の分割片で構成され、
    各前記分割片が、前記保持部とは反対側の端部で前記枠体に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載の燃焼補助器具。
  3. 前記枠体が円環状に形成され、
    各前記分割片は、前記隔壁部の周方向における両端部が、隣接する前記分割片と重ね合わされ、前記隔壁部の周方向における一端が隣接する前記分割片より外側に配置され、他端が隣接する前記分割片より内側に配置されていることを特徴とする請求項2記載の燃焼補助器具。
  4. 前記分割片が、付勢部材によって前記隔壁部の内側に付勢されていることを特徴とする請求項2又は3記載の燃焼補助器具。
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