JP5737247B2 - コネクタアセンブリの組立て方法、光ケーブル、コネクタアセンブリ - Google Patents

コネクタアセンブリの組立て方法、光ケーブル、コネクタアセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、コネクタアセンブリの組立て方法、光ケーブル及びコネクタアセンブリに関する。
特許文献1には、パネルアセンブリが開示されている。このパネルアセンブリでは、溝が形成されたパネルと、光ファイバの端部にコネクタが取り付けられた光導波路モジュールとを備えており、パネルに設けられた溝に光導波路モジュールが取り付けられて固定され、光ファイバの端部に取り付けられたコネクタがパネル内において他の光学部品に光学的に接続される。
米国特許出願公開第2005/0041926号公報
ところで、インターコネクト分野(機器間または機器内の部品を光ファイバで接続する分野)では、機器周りの配線の省スペース化のため、光ファイバケーブルの外径が細いことが望まれる。しかしながら、光ファイバケーブルの外径が細いと、外部から衝撃を受けたときに、伝送損失が増大し、また光ファイバの断線が生じてしまうおそれもある。
また、光ファイバケーブルが引張られたときに、内部の光ファイバに過度な張力がかかることを防ぐため、光ファイバケーブル内において、抗張力体が光ファイバに沿って設けられることがある。しかしながら、この光ファイバケーブルを曲げた際に、光ファイバケーブルの曲げ中心線の外側に抗張力体が位置していると、抗張力体が突っ張ることにより、光ケーブルが強張ることがある。特に、曲げ半径が小さいほど、光ケーブルの強張りが大きくなる。
そこで、抗張力体を光ファイバと共にチューブ内に収容する構成の光ケーブルが提案されている。この構成では、外部からの衝撃による伝送損失の増大や光ファイバの断線、並びに光ケーブル自体の強張りを抑制している。一方で、この光ケーブルでは、抗張力繊維により、光ファイバの軸方向での移動が規制される。この光ケーブルを用いて例えばコネクタアセンブリを組み立てる場合には、光ファイバをコネクタモジュール内で光学部品に接続する必要がある。このとき、上記のように光ケーブルが固定される構成では、光学部品にコネクタを接続する際、特に狭いスペースでは、光ファイバに屈曲が生じるおそれがある。これにより、光ファイバが破損するおそれがあり、光ケーブルの信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、光ケーブルの信頼性の低下を防止できるコネクタアセンブリの組立て方法、光ケーブル及びコネクタアセンブリを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るコネクタアセンブリの組立て方法は、光ケーブルとコネクタモジュールとからなるコネクタアセンブリの組立て方法であって、光ケーブルは、一又は複数の光ファイバと、一又は複数の光ファイバに沿って配置された抗張力体と、一又は複数の光ファイバ及び抗張力体を収容するチューブと、を備え、当該光ケーブルの中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体の占める面積が、該断面におけるチューブの内面積の5%以上33%以下であり、コネクタモジュールは、一端部に電気コネクタが搭載されると共に、電子部品及び光素子が搭載された回路基板と、電気コネクタを固定するコネクタ固定部を前方に有し、回路基板を収容する筐体と、光ケーブルを筐体に固定するための固定部材と、を備え、該コネクタアセンブリの組立て方法は、光ケーブルの末端に固定部材を固定する工程と、電気コネクタをコネクタ固定部に固定して回路基板を筐体に固定する工程と、固定部材と筐体とを固定する工程と、光ファイバを固定部材に対して前後方向に動かしながら、光ファイバと光素子とを光学的に接続する工程とを含むことを特徴とする。
このコネクタアセンブリの組立て方法では、光ケーブルの中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体の占める面積が、該断面におけるチューブの内面積の5%以上33%以下である光ケーブルを固定部材に固定して筐体に組み付け、光ファイバと光素子とを光学的に接続している。この光ケーブルでは、抗張力体の占める面積をチューブの内面積に対して上記の所定の値とすることにより、光チューブ内に収容された光ファイバが中心軸線方向に沿って移動可能とされる。したがって、光ファイバを固定部材に対して前後方向に動かしながら、光ファイバと光素子とを光学的に接続するときに、光ファイバが屈曲することを抑制でき、光ファイバの破損を防止できる。したがって、光ケーブルの信頼性の低下を防止できる。
また、光ケーブルは、抗張力体が光ファイバと共にチューブ内に収容されている。これにより、外部から衝撃を受けたときに、抗張力体の緩衝効果により光ファイバを保護し、伝送損失の増大や光ファイバの断線を抑制することができる。また、抗張力体が光ファイバと共にチューブ内に収容されていることによって、この光ケーブルを曲げた際に、抗張力体が常に光ケーブルの曲げ中心線の近傍に位置することとなり、抗張力体の突っ張りによる光ファイバの強張りを低減することができる。このように、上記の光ケーブルによれば、衝撃や曲げによる伝送損失の増大や光ファイバの断線、並びに光ケーブル自体の強張りを抑制することができる。したがって、コネクタアセンブリの組立てを良好に行うことができる。
一実施形態においては、コネクタモジュールは、ガイドピンを有するレンズブロックからなり、且つ回路基板において光素子に対応する位置に搭載される光路変換部品と、光ファイバの端部に設けられ、ガイドピンを挿入するガイド穴を有するコネクタと、を備え、光ケーブルは、中心軸線に沿って光ファイバがガイドピンの長さ以上に移動可能とされており、光路変換部品とコネクタとを結合して、光ファイバと光素子とを光学的に接続する。このように、光変換部品とコネクタとにより光ファイバと光素子とを光学的に接続する構成において、光ファイバがガイドピンの長さ以上に移動可能とされていることにより、コネクタと光路変換部品とを結合するときに、光ファイバが屈曲して破損することを防止できる。
一実施形態においては、光ファイバには、可動範囲長さの内の所定の位置に目印が付されている。このような構成によれば、光ファイバの可動長さを目印で確認しながら作業を良好に行うことができる。また、目印により、光ファイバを無理に引っ張り出したり押し込んだりすることを防止できる。
一実施形態においては、目印は、固定部材に対してガイドピンの長さ以上に光ファイバが押し込まれる位置と、固定部材に対して光ファイバが所定の長さ引き出される位置との範囲内に付されている。好ましくは、目印が可動範囲長さの内の中間位置に設けられている。
本発明に係る光ケーブルは、一又は複数の光ファイバと、一又は複数の光ファイバに沿って配置された抗張力体と、一又は複数の光ファイバ及び抗張力体を収容するチューブと、を備え、該光ケーブルの中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体の占める面積が、当該断面におけるチューブの内面積の5%以上33%以下であることを特徴とする。好ましくは、光ケーブルの中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体の占める面積が、当該断面におけるチューブの内面積の5%以上25%以下である。
この光ケーブルでは、該光ケーブルの中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体の占める面積が、当該断面におけるチューブの内面積の5%以上33(25)%以下である。このような構成により、光ケーブルでは、光チューブ内に収容された光ファイバが中心軸線方向に沿って移動可能とされる。したがって、光ファイバをコネクタモジュールに組み付ける際、光ファイバを前後方向に動かしながら、光ファイバと例えば光素子とを光学的に接続できる。したがって、光ファイバが屈曲することを抑制でき、光ファイバの破損を防止できる。その結果、光ケーブルの信頼性の低下を防止できる。
本発明に係るコネクタアセンブリは、上記の光ケーブルとコネクタモジュールとからなるコネクタアセンブリであって、コネクタモジュールは、一端部に電気コネクタが搭載されると共に、電子部品及び光素子が搭載された回路基板と、電気コネクタを固定するコネクタ固定部を前方に有し、回路基板を収容する筐体と、光ケーブルを筐体に固定するための固定部材と、を備え、光ケーブルの光ファイバと光素子とが光学的に接続されていることを特徴とする。
一実施形態においては、光ケーブルの光ファイバには、可動範囲長さ内の所定の位置に目印が付されている。
光ケーブルの信頼性の低下を防止できる。
一実施形態に係るコネクタアセンブリを示す斜視図である。 光ケーブルの断面構成を示す図である。 光ファイバテープ心線の断面構成例を示す図である。 コネクタモジュールを示す斜視図である。 コネクタモジュールに光ケーブルが組み付けられた状態を示す斜視図である。 ハウジングを外した状態を示す斜視図である。 回路基板を示す図である。 光ファイバの可動範囲長さを示す図である。 比較例及び実施例の光ケーブルの構成及び特性を示す図表である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、一実施形態に係るコネクタアセンブリを示す斜視図である。図1に示すコネクタアセンブリ1は、光通信技術などにおいて信号(データ)の伝送に用いられるものであり、接続先のパソコンなどといった電子機器に電気的に接続され、入出力される電気信号を光信号に変換して光信号を伝送するものである。
図1に示すように、コネクタアセンブリ1は、光ケーブル3と、コネクタモジュール5とを備えている。コネクタアセンブリ1では、単芯或いは多芯の光ケーブル3の末端がコネクタモジュール5に取り付けられて構成されている。
図2は、光ケーブルの断面構成を示す図である。図2に示すように、光ケーブル3は、光ファイバテープ心線10と、抗張力体12と、光ファイバテープ心線10及び抗張力体12を収容する円筒状のチューブ14と、チューブ14を覆う外被16とを備えている。
光ファイバテープ心線10は、複数(一般には偶数)の光ファイバ11が並列配置され一体化されたものである。光ファイバテープ心線10は、チューブ14の内部空間に配置されており、その内部空間において遊動可能である。好ましくは、光ファイバテープ心線10は光ケーブル3の中心軸線上またはその近傍に配置される。チューブ14は、その内部空間に光ケーブル3の中心軸線を含んでいる。本実施形態では、チューブ14の内部空間に一つの光ファイバテープ心線10が配置されている。チューブ14の外径は、光ケーブル3を細径化するために、例えば4.0mm以下であることが好ましい。また、外部からの衝撃による破れ防止のため、チューブ14の厚みは例えば0.3mm以上であることが好ましい。
チューブ14は、例えば押出機により製造される。チューブ14の材料としては、ポリ塩化ビニル(PVC)や塩化ビニリデンなどのハロゲン含有樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(Ethylene-Vinyl Acetate;EVA)などのポリオレフィン樹脂、ETFEやPFAなどのフッ素樹脂が好適である。更に、チューブ14の材料としては、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ナイロン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリオレフィンオキサイド樹脂などを用いてもよい。
チューブ14には、ヤング率が外被16と同等か、またはヤング率が外被16よりも大きい材料が使用される。チューブ14の内部における光ファイバテープ心線10の耐衝撃性の向上および側圧特性の向上の観点から、チューブ14のヤング率は外被16のヤング率よりも大きいことが好ましい。チューブ14のヤング率は、例えば10MPa〜100MPaとすることができる。
ここで、図3は、光ファイバテープ心線の断面構成例を示す図である。同図に示される光ファイバテープ心線10は、4本の光ファイバ11が並列配置されて被覆13により一体化されたものである。各光ファイバ11は、コア11aと、このコア11aを取り囲むクラッド11bとを有する。
コア11aは、クラッド11bの屈折率より高い屈折率を有し、光を導波することができる。コア11a及びクラッド11bは、ガラスによって構成されることができ、或いは、プラスチックによって構成されてもよい。なお、コア11a及びクラッド11bの双方がガラスからなる光ファイバはAGF(All Glass Fiber)と呼ばれ、コア11aがガラスからなりクラッド11bがプラスチックからなる光ファイバはHPCF(Hard Plastic Clad Fiber)と呼ばれる。本実施形態の光ファイバ11は、これらのうち何れであってもよい。
光ファイバ11がAGFである場合、クラッド11bの外周にプライマリ層、セカンダリ層、及び着色層が設けられることが好ましい。これらの層は、例えば、ウレタンアクリレート系やウレタンメタアクリレート系の紫外線硬化型樹脂からなるとよい。プライマリ層には低いヤング率(例えば数MPa)の樹脂が使用され、セカンダリ層は高いヤング率(例えば数百〜千数百MPa)の樹脂が使用される。
また、光ファイバ11がHPCFである場合、クラッド11bの材料として、フッ素を含む紫外線硬化型樹脂などを使用することができる。光ファイバ11がHPCFである場合においても、クラッド11bの外周にプライマリ層、セカンダリ層、及び着色層が配置されてもよい。或いは、プライマリ層及びセカンダリ層が設けられない場合であっても、着色層が配置されることが好ましい。
上記のように、クラッド11bの外周に着色層が配置されることによって、光ケーブル3の末端において光ファイバ11を加工する際に、加工対象となる光ファイバ11を容易に識別することができ、作業性を向上させることができる。
また、例えばインターコネクト分野などにおいて、光ケーブル3は、パソコンなどの機器の周辺で用いられ、人に触れられる機会が多くなる場合がある。このような場合、光ケーブル3に過度な曲げが加わることもあり、光ケーブル3を極度に折り曲げたまま放置されても、光ファイバ11が長期間にわたって破断しないことが望まれる。その対策として、光ファイバ11のガラス径を細くすることが有効である。このような観点から、光ファイバ11のガラス部分の径は、60μm以上130μm以下であることが好ましい。なお、AGFとHPCFとを比較すると、クラッド径が等しい条件下では、HPCFの方がガラス部分の径を細くすることができる。すなわち、本実施形態では、光ファイバ11としてHPCFを用いることが最も好適である。
再び図2を参照する。抗張力体12は、光ケーブル3の中心軸線の方向を長手方向とする抗張力体であって、チューブ14の内面と光ファイバテープ心線10との隙間に配置され、且つ光ファイバテープ心線10に沿って配置されている。抗張力体12は、繊維状のものが好ましく、例えばアラミド繊維(例えば、東レ・デュポン社製のケブラー(登録商標)や帝人社製のテクノーラ(登録商標)など)からなるとよい。
このように、光ケーブル3では、抗張力体12が光ファイバテープ心線10と共にチューブ14内に収容されている。これにより、外部から衝撃を受けたときに、抗張力体12の緩衝効果により光ファイバテープ心線10を保護し、伝送損失の増大や光ファイバ11の断線を抑制することができる。また、抗張力体12が光ファイバテープ心線10と共にチューブ14内に収容されていることによって、この光ケーブル3を曲げた際に、抗張力体12が常に光ケーブル3の曲げ中心線の近傍に位置することとなり、抗張力体12の突っ張りによる光ケーブル3の強張りを低減することができる。このように、本実施形態の光ケーブル3によれば、外部からの衝撃による伝送損失の増大や光ファイバ11の断線、並びに光ケーブル3の強張りを抑制することができる。
光ケーブル3の中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体12の占める面積は、該断面におけるチューブ14の内面積の5%以上であることが好ましく、また、33%以下であることが好ましい。更に好ましくは、25%以下である。抗張力体12の占める面積がチューブ14の内面積の5%以上であることにより、十分な緩衝効果を得ることができ、伝送損失の増大や光ファイバ11の断線をより効果的に抑制することができる。
また、抗張力体12の占める面積がチューブ14の内面積の33%以下であることにより、光ケーブル3では、光ファイバ11がその中心軸方向(前後方向)に沿って移動可能に設けられている。内面積が33%である場合、光ファイバ11の可動範囲の長さは、1mmである。内面積が23%である場合、光ファイバ11の可動範囲の長さは、8mmである。
また、抗張力体12の量は、500デニール以上であることが好ましく、また、30000デニール以下であることが好ましい。抗張力体12の量が500デニール以上であることにより、光ケーブル3が引張られたときに抗張力機能を効果的に発揮し、光ファイバ11の伸び歪みによる伝送損失の増加を効果的に抑えることができる。また、抗張力体12の量が30000デニール以下であることにより、光ケーブル3の外径が過度に大きくならず、インターコネクト分野に好適な光ケーブルを提供できる。なお、1デニールは9000メートルあたり1グラムである糸の太さを表す。
上述したチューブ14の内面積に対して抗張力体12の占める面積の割合を、チューブ14内に入れられる抗張力体12の量(単位:デニール)をチューブ14の内面積(単位:mm)で割った値で表すと、上述した面積比5%は650d/mmに相当する。また、上述の面積比5%以上33%以下は、650d/mm以上4290d/mm以下と表される。また、上述の面積比10%以上25%以下は、1300d/mm以上3250d/mm以下と表される。
また、本実施形態の光ファイバ11の開口数は、0.25以上であることが好ましく、また0.45以下であることが好ましい。光ファイバ11の開口数が0.25以上であることにより、曲げ損失を十分に小さく抑えることができ、更に光送信器との結合損失も十分に抑えることができる。また、光ファイバ11の開口数が0.45以下であることにより、光受信器との結合損失を十分に抑えることができる。
また、光ファイバ11のコア径が60μm以上であることが好ましく、また100μm以下であることが好ましい。光ファイバ11のコア径が60μm以上であることにより、光送信器との接続の際に、光軸ずれに因る結合損失を小さく抑えることができる。また、光ファイバ11のコア径が100μm以下であることにより、光受信器との結合損失を小さく抑えることができる。
また、例えばインターコネクト分野などにおいて、一本の光ケーブル3につき光ファイバ11の本数が数本ないし十数本程度となることがある。このような場合、本実施形態のように、複数本の光ファイバ11が光ファイバテープ心線10の状態でチューブ14内に配置されていることが好ましい。これにより、細径化された光ケーブル3に側圧が加わった場合であっても、光ファイバ11同士がチューブ14内で交差することを防ぎ、伝送損失の増加を抑えることができる。
外被16は、光ケーブル3の全体を保護するために設けられ、略円筒状を呈している。外被16は、チューブ14を覆っている。例えばインターコネクト分野では、機器周りの配線の省スペース化が望まれるので、外被の外被16の外径は8.0mm以下であることが好ましい。また、外部からの衝撃による破れ防止のため、外被16の厚みは例えば0.3mm以上であることが好ましい。
外被16は、チューブ14と同様に、例えば押出機により製造される。外被16の材料もまたチューブ14の材料と同様であり、PVCや塩化ビニリデンなどのハロゲン含有樹脂、PE、PP、EVAなどのポリオレフィン樹脂、ETFEやPFAなどのフッ素樹脂が好適である。更に、外被16の材料としては、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ナイロン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリオレフィンオキサイド樹脂などを用いてもよい。外被16のヤング率は、例えば、1MPa〜20MPaとすることができる。
図2を参照すると、光ケーブル3は、電磁シールド層18を更に備えている。電磁シールド層18は、チューブ14と外被16との間との間に設けられる。電磁シールド層18は、例えばテープ状の金属を螺旋巻きしたものや、金属線を螺旋巻き若しくは編組したもの等によって好適に構成される。
光ケーブル3の周囲の電磁ノイズは、光ファイバ11を伝搬する光信号に対しては影響しないが、光ケーブル3の端部のコネクタモジュール5の内部に光電変換部が存在する場合、変換後の電気信号に対して影響を及ぼすおそれがある。本実施形態のように光ケーブル3が電磁シールド層18を備えることにより、このような影響を効果的に低減することができる。また、光電変換部において発生する熱を、電磁シールド層18を介して効率良く放熱することができる。
続いて、コネクタモジュール5について詳細に説明する。図4は、コネクタモジュールを示す斜視図である。図5は、コネクタモジュールに光ケーブルが組み付けられた状態を示す斜視図である。図6は、ハウジングを外した状態を示す斜視図である。図7は、回路基板を示す図である。図4及び5では、一部の構成を省略して図示している。
図5に示すように、コネクタモジュール5は、ハウジング20と、ハウジング20の前端(先端)側に設けられる電気コネクタ22と、ハウジング20に収容される回路基板24とを備えている。
図7に示すように、電気コネクタ22は、接続対象(パソコンなど)に挿入され、接続対象と電気的に接続される部分である。電気コネクタ22は、ハウジング20の前端側(一端部)に配置される。電気コネクタ22は、回路基板24の前端部(一端部)に搭載され、接触子22aにより回路基板24に電気的に接続されている。
回路基板24は、後述する金属ハウジング34(収容部材40)の収容空間Sに収容されている。回路基板24には、制御用半導体(電子部品)25と、受発光素子27とが搭載されている。回路基板24は、制御用半導体25と受発光素子27とを電気的に接続している。回路基板24は、平面視で略矩形形状を呈しており、所定の厚みを有している。回路基板24は、例えば、ガラスエポキシ基板、セラミック基板などの絶縁基板であり、その表面又は内部には、金(Au)、アルミ(Al)又は銅(Cu)などにより回路配線が形成されている。本実施形態において、制御用半導体25は、回路基板24における、受発光素子27より前方であって、且つ、電気コネクタ22より後方の位置に配置されている。
制御用半導体25は、駆動IC(Integrated Circuit)25aや波形整形器であるCDR(Clock Data Recovery)装置25bなどを含んでいる。制御用半導体25は、回路基板24において、表面24aの前端側に配置されている。制御用半導体25は、電気コネクタ22と電気的に接続されている。
受発光素子27は、複数(ここでは2つ)の発光素子27aと、複数(ここでは2つ)の受光素子27bとを含んで構成されている。発光素子27a及び受光素子27bは、回路基板24において、表面24aの後端側に配置されている。発光素子27aとしては、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、レーザダイオード(LD:LaserDiode)、面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface EmittingLASER)などを用いることができる。受光素子27bとしては、例えば、フォトダイオード(PD:PhotoDiode)などを用いることができる。
受発光素子27は、光ケーブル3の光ファイバ11と光学的に接続されている。具体的には、図7(b)に示すように、回路基板24には、受発光素子27及び駆動IC25aを覆うようにレンズアレイ部品(レンズブロック、光路変換部品)29が配置されている。レンズアレイ部品29には、発光素子27aから出射された光、又は、光ファイバ11から出射された光を反射して屈曲させる反射膜30が配置されている。光ファイバ11の末端にはコネクタ部品32が取り付けられており、コネクタ部品32とレンズアレイ部品29とがガイドピン29aとガイド穴32aとによって位置決めされて結合することにより、光ファイバ11と受発光素子27とが光学的に接続される。ガイドピン29aの長さは、例えば1.0mmである。レンズアレイ部品29は、光の入射部および出射部に、入射光を平行光とし、平行光を集光して出射するコリメートレンズを備えることが好ましい。このようなレンズアレイ部品29は、樹脂の射出成形により、一体に構成することができる。
図1及び図4に示すように、ハウジング20は、金属ハウジング34と、樹脂ハウジング36とから構成されている。金属ハウジング34は、収容部材(筐体)40と、収容部材40の後端部に連結され、光ケーブル3の末端を固定する加締め部材(固定部材)42とから構成されている。金属ハウジング34は、鋼(Fe系)、ブリキ(錫めっき銅)、ステンレス、銅、真鍮、アルミなどの金属材料により形成されている。
収容部材40は、断面が略矩形形状を呈する筒状の中空部材である。収容部材40は、回路基板24などを収容する収容空間S(図5参照)を画成している。収容部材40の前端側には、電気コネクタ22が設けられ、収容部材40の後端側には、加締め部材42が連結される。収容部材40は、複数の部材により構成されている。収容部材40は、後端部が開口している。
収容部材40の前端部には、電気コネクタ22を保持するコネクタ固定部41が設けられている。コネクタ固定部41は、電気コネクタ22を収容すると共に、電気コネクタ22(回路基板24)の前後方向の移動を規制する。コネクタ固定部41の前端は、電気コネクタ22の前端と略面一となっている。また、収容部材40には、保持片40a,40bが設けられている。保持片40a,40bは、収容部材40の後端部において両端側(左右)に一対設けられており、収容部材40の上部から下側に折り返されて下部に向かって延びている。
加締め部材42は、基部44と、筒部46と、圧着部48a,48bとを有している。基部44は、板状の部材であり、収容部材40に連結される部分である。筒部46は、略円筒形状をなしており、基部44から後方に突出するように設けられている。筒部46は、光ファイバ11を挿通すると共に、圧着部48a,48bとの協働により光ケーブル3を保持する。
圧着部48a,48bは、基部44から折り返されて筒部46の径方向の外側に位置している。圧着部48a,48bは、筒部46との間で光ケーブル3を挟持して圧着することにより、光ケーブル3を加締め部材42に固定する。
続いて、コネクタアセンブリ1の組立て方法について説明する。なお、以下の組立て工程は、記載されている順に限定されない。まず、図7に示す回路基板24を用意する。回路基板24には、電気コネクタ22、制御用半導体25、受発光素子27及びレンズアレイ部品29が搭載されている。
続いて、加締め部材42を用意し、加締め部材42に光ケーブル3を固定する。具体的には、最初に、加締め部材42の筒部46にチューブ14(光ファイバ11)を挿通させると共に、筒部46の外周面に金属シールド層18を被せる。次に、加締め部材42の圧着部48a,48bを光ケーブル3側に折り返し、圧着部48a,48bにより光ケーブル3を圧着する。これにより、加締め部材42に光ケーブル3の末端が固定される。その後、光ファイバ11にコネクタ部品32を取り付ける。
続いて、回路基板24を収容部材40に固定する。具体的には、回路基板24に固定された電気コネクタ22を収容部材40のコネクタ固定部41に挿入すると共に、回路基板24を収容部材40の空間Sに収容する。これにより、電気コネクタ22が収容部材40に固定され、回路基板24が収容部材40に収容される。
続いて、収容部材40と加締め部材42とを固定する。加締め部材42を収容部材40に連結するときには、加締め部材42を収容部材40の保持片40a,40bの間に下側から押し込む。これにより、基部44が保持片40a,40bとの間に保持されるように、加締め部材42と収容部材40とが連結される。
そして、レンズアレイ部品29にコネクタ部品32を結合する。すなわち、光ファイバ11と受発光素子27とを光学的に接続する。コネクタ部品32をレンズアレイ部品29のガイドピン29aよりも後方に位置させ、ガイドピン29aに沿ってコネクタ部品32をレンズアレイ部品29に挿入する。これにより、レンズアレイ部品29とコネクタ部品32とが嵌合し、光ファイバ11と受発光素子27とが光学的に接続される。
ここで、本実施形態では、図8に示すように、光ファイバ11には、目印Mが付されている。目印Mは、光ファイバ11の可動範囲長さDの中間位置に付されている。可動範囲長さDは、加締め部材42を基準(若しくは、チューブ14の端部を基準)として、チューブ14から引っ張り出した最大引出し位置と、チューブ14に押し込んだ最大押込み位置との間の距離である。目印Mは、例えば光ファイバ11の可動範囲長さDが8mmの場合には、その中間の4mmの位置に付されている。目印Mは、光ファイバ11にインク等によりマーキングされていてもよいし、テープ等が巻回されていてもよい。
レンズアレイ部品29にコネクタ部品32を挿入するときには、光ファイバ11に設けられた目印Mを確認しながら、コネクタ部品32を後方に後退させる。このとき、光ファイバ11は、軸方向に沿って後方に移動し、チューブ14内に押し込まれる。そして、コネクタ部品32をレンズアレイ部品29のガイドピン29aの後方に位置させた後、コネクタ部品32をレンズアレイ部品29に挿入する。このとき、光ファイバ11は、チューブ14から引っ張り出される。その後、金属ハウジング34を構成する他の部材、樹脂ハウジング36等の残りの部品を組み立て、コネクタアセンブリ1を組み立てる。
以上説明したように、本実施形態では、光ケーブル3は、この光ケーブル3の中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体12の占める面積が、断面におけるチューブ14の内面積の5%以上33%以下である。これにより、光ケーブル3では、チューブ14内に収容された光ファイバ11が中心軸線方向に沿って移動可能とされる。したがって、光ファイバ11を加締め部材42に対して前後方向に動かしながらレンズアレイ部品29とコネクタ部品32とを結合するときに、光ファイバ11が屈曲することを抑制でき、光ファイバ11の破損を防止できる。したがって、光ケーブル3の信頼性の低下を防止できる。
また、光ケーブル3は、抗張力体12が光ファイバ11と共にチューブ14内に収容されている。これにより、外部から衝撃を受けたときに、抗張力体12の緩衝効果により光ファイバ11を保護し、伝送損失の増大や光ファイバ11の断線を抑制することができる。また、抗張力体12が光ファイバ11と共にチューブ14内に収容されていることによって、この光ケーブル3を曲げた際に、抗張力体12が常に光ケーブル3の曲げ中心線の近傍に位置することとなり、抗張力体12の突っ張りによる光ファイバ11の強張りを低減することができる。このように、本実施形態の光ケーブル3によれば、衝撃や曲げによる伝送損失の増大や光ファイバ11の断線、並びに光ケーブル3自体の強張りを抑制することができる。したがって、コネクタアセンブリ1の組立てを良好に行うことができる。
また、本実施形態では、光ファイバに目印Mが付されている。目印Mは、光ファイバ11の最大引出し位置と最大押込み位置との間に付されている。この目印Mにより、コネクタ部品32をレンズアレイ部品29に結合するときに、光ファイバ11の可動範囲長さDを確認しながら作業を良好に行える。また、目印Mにより、光ファイバ11が無理に引き出されたり押し込んだりされることが防止され、光ファイバ11が屈曲することが抑制される。したがって、光ファイバ11が破損することが防止される。
次に、実施例及び比較例を挙げて本実施形態をより具体的に説明するが、本実施の形態はその要旨を超えない限り、下記の実施例に限定されるものではない。
図9は、比較例及び実施例の光ケーブル構成及び特性を示す図表である。図9では、外被16の構造として外径及び内径を挙げており、チューブ14の構造として外径及び内径を挙げており、抗張力体12の構造として量及びSTe/STu(STe:中心軸線に対し垂直な断面における抗張力体12の面積。STu:該断面におけるチューブ14の内面積)を挙げている。また、光ファイバ11の構造として、種類、開口数(NA)、コア径、クラッド径、プライマリ径、セカンダリ径、インク径(すなわち着色層の外径)を挙げている。
また、図9では、光ファイバ11の可動範囲長さを示している。図9に示すように、比較例では、光ケーブル3の中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体12の占める面積が、断面におけるチューブ14の内面積の44%とされている。このような構造の比較例では、光ファイバ11の可動範囲長さが0[mm]である。つまり、比較例の構成では、光ファイバ11は移動しない。
実施例1では、光ケーブル3の中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体12の占める面積が、断面におけるチューブ14の内面積の33%とされている。このような構造の実施例1では、光ファイバ11の可動範囲長さが1[mm]である。また、実施例2では、光ケーブル3の中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体12の占める面積が、断面におけるチューブ14の内面積の23%とされている。このような構造の実施例2では、光ファイバ11の可動範囲長さが8[mm]である。
以上のように、実施例1及び2では、光ケーブル3の中心軸線に対して垂直な断面において抗張力体12の占める面積が、断面におけるチューブ14の内面積の33%以下であるため、光ファイバ11が移動可能に設けられていることが確認された。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、コネクタモジュール5の構成は、上記実施形態に限定されない。
1…コネクタアセンブリ、3…光ケーブル、5…コネクタモジュール、11…光ファイバ、12…抗張力体、14…チューブ、24…回路基板、25…制御用半導体(電子部品)、27…受発光素子(光素子)、29…レンズアレイ部品(レンズブロック、光路変換部品)、29a…ガイドピン、32…コネクタ部品、32a…ガイド穴、40…収容部材(筐体)、41…コネクタ固定部、42…加締め部材(固定部材)、M…目印。

Claims (5)

  1. 光ケーブルとコネクタモジュールとからなるコネクタアセンブリの組立て方法であって、
    前記光ケーブルは、
    複数の光ファイバが一体化されてなる光ファイバテープ心線と、
    光ファイバテープ心線に沿って配置された抗張力体と、
    光ファイバテープ心線及び前記抗張力体を収容するチューブと、を備え、
    当該光ケーブルの中心軸線に対して垂直な断面において、前記チューブの内面と前記光ファイバテープ心線との隙間に配置された前記抗張力体の占める面積が、該断面における前記隙間の内面積の5%以上33%以下であり、
    前記コネクタモジュールは、
    一端部に電気コネクタが搭載されると共に、電子部品及び光素子が搭載された回路基板と、
    前記電気コネクタを固定するコネクタ固定部を前方に有し、前記回路基板を収容する筐体と、
    前記光ケーブルを前記筐体に固定するための固定部材と、を備え、
    該コネクタアセンブリの組立て方法は、
    前記光ケーブルの末端に前記固定部材を固定する工程と、
    前記電気コネクタを前記コネクタ固定部に固定して前記回路基板を前記筐体に固定する工程と、
    前記固定部材と前記筐体とを固定する工程と、
    前記固定部材と前記筐体とを固定した後に、前記光ファイバを前記固定部材に対して前後方向に動かしながら、前記光ファイバと前記光素子とを光学的に接続する工程とを含むことを特徴とするコネクタアセンブリの組立て方法。
  2. 前記コネクタモジュールは、
    ガイドピンを有するレンズブロックからなり、且つ前記回路基板において前記光素子に対応する位置に搭載される光路変換部品と、
    前記光ファイバの端部に設けられ、前記ガイドピンを挿入するガイド穴を有するコネクタと、を備え、
    前記光ケーブルは、前記中心軸線に沿って前記光ファイバが前記ガイドピンの長さ以上に移動可能とされており、
    前記光路変換部品と前記コネクタとを結合して、前記光ファイバと前記光素子とを光学的に接続することを特徴とする請求項1記載のコネクタアセンブリの組立て方法。
  3. 前記光ファイバには、可動範囲長さ内の所定の位置に目印が付されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタアセンブリの組立て方法。
  4. 前記目印は、前記固定部材に対して前記ガイドピンの長さ以上に前記光ファイバが押し込まれる位置と、前記固定部材に対して前記光ファイバが所定の長さ引き出される位置との範囲内に付されていることを特徴とする請求項3記載のコネクタアセンブリの組立て方法。
  5. 前記目印が前記可動範囲長さ内の中間位置に設けられていることを特徴とする請求項3又は4記載のコネクタアセンブリの組立て方法。
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