JP5737068B2 - 回転電機用のコア部付軸体及び回転電機用のコア部付軸体の製造方法 - Google Patents

回転電機用のコア部付軸体及び回転電機用のコア部付軸体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、回転電機用のコア部付軸体及び回転電機用のコア部付軸体の製造方法に係り、コア部と軸体をキーピースを用いて固定する回転電機用のコア部付軸体及び回転電機用のコア部付軸体の製造方法に関する。
回転電機において、回転軸であるロータシャフトにロータコアを取り付けて固定する方法としては、かしめ法、圧入法、ねじ込み法等がある。かしめ法は、ロータシャフトとロータコアとの間を直接かしめて固定する方法、ロータコアを押さえる別部品をロータシャフトにかしめる方法等がある。圧入法は、ロータシャフトの外径寸法と、ロータコアの内径寸法との間で締め代を持たせ、ロータシャフトをロータコアに圧入して固定する方法である。ねじ込み法は、ロータシャフトにオネジを切り、ロータコアにメネジを切って、ロータコアにロータシャフトをねじ込む方法である。
例えば、特許文献1には、ロータが固定されるロータシャフトについて、シャフトに設けられる溝に、かしめプレートをあてがい、溝と反対側のかしめプレートの径方向端部をパンチの押圧部で押圧し、かしめプレートの肉の一部を溝に圧入することが開示されている。
また、特許文献2には、モータ用ロータの製造方法として、回転軸となる円筒状のパイプを積層鉄心に挿通して係合状態に組み付け、積層鉄心の両側である抜止部に対応する部位のみを外部に露出させた状態でパイプの両側をハイドロフォーミング成形機の成形型によって締め付けて固定し、高圧の流体をパイプの内部に注入し、抜止部を形成することが述べられている。
特開2007−124752号公報 特開2001−268858号公報
ロータシャフトにロータコアを取り付ける方法として、かしめ法は、構成部品の関係寸法が多く、各寸法のばらつきによりかしめ部の条件や状態が変化して、その結果、抜け荷重のばらつきが大きくなる。抜け荷重とは、ロータコアのロータシャフトからの離脱荷重のことである。ばらつきを減らすためには、各構成部品に高い寸法精度が要求される。また、圧入法は、構成部品の圧入代、締め代のばらつきによって、抜け荷重のばらつきが大きくなる。ねじ込み法は、ねじ込みの対象となる2部品にそれぞれねじ加工が必要で、製造コストが高くなる。
このように、ロータシャフトにロータコアを取り付けるには様々な方法があるが、抜け荷重を確保するには、構成部品の精度や締め代の管理を行うか、ねじ込み法やハイドロフォーミング法のように、コストの高くつく方法を用いることが必要である。
本発明の目的は、コストを抑制しながら、抜け荷重を確実に確保できる回転電機用のコア部付軸体及びその製造方法を提供することである。
本発明に係る回転電機用のコア部付軸体は、キー溝に対応する凸部を有するコア部と、軸方向の他方端に鍔を有しコア部の他方側を鍔の一方側の面である受止面で受け止めてコア部を保持する軸体であって、軸方向の一方端部から軸方向に沿って受止面に向かって、コア部の凸部の幅に対応する第1溝幅を有する第1溝部と、第1溝部に接続し第1溝部よりも幅広の第2溝幅、及びコア部の凸部の軸方向に沿った長さと同じ溝長さを有する第2溝部とを有し、第1溝部の溝の軸方向に延びる両側の壁部の中で一方側の壁部は第2溝部の溝方向に延びる両側の壁部の一方側と連続し、第1溝部から第2溝部に溝幅が広がるときに第1溝部の他方側の壁部から第2溝部の他方側の壁部に向かって、受止面に向かい合いコア部の凸部を押さえる壁部が周方向に延びる軸体と、軸体の端部の第1溝部にコア部の凸部を合わせてコア部を軸体の軸方向に沿って第2溝部の位置まで挿入し、その位置で、コア部に対し、コア部の他方側を受止面で受け止めてコア部の一方側をコア部を押さえる壁部に沿わせながら軸体をその中心軸周りに回転させ、軸体の周方向に対するコア部の凸部の位置を第1溝部の位置から第2溝部の他方側の壁部の位置に移してコア部が軸方向に抜けないようにし、その状態で軸体の端部の第1溝部から第2溝部へ挿入されてコア部の回り止めを行いながら軸体とコア部とを固定するキーピースと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る回転電機用のコア部付軸体において、コア部は、コア本体とその前後のエンドプレートを含み、コア本体もその前後のエンドプレートも同じ形状の凸部を有することが好ましい。
また、本発明に係る回転電機用のコア部付軸体の製造方法は、キー溝に対応する凸部を有するコア部と、軸方向の他端部に鍔を有しコア部の他方側を鍔の一方側の受止面で受け止めてコア部を保持する軸体であって、軸方向の一方端部から軸方向に沿って受止面に向かって、コア部の凸部の幅に対応する第1溝幅を有する第1溝部と、第1溝部に接続し第1溝部よりも幅広の第2溝幅、及びコア部の凸部の軸方向に沿った長さと同じ溝長さを有する第2溝部とを有し、第1溝部の溝の軸方向に延びる両側の壁部の中で一方側の壁部は第2溝部の溝方向に延びる両側の壁部の一方側と連続し、第1溝部から第2溝部に溝幅が広がるときに第1溝部の他方側の壁部から第2溝部の他方側の壁部に向かって、受止面に向かい合いコア部の凸部を押さえる壁部が周方向に延びる軸体と、をキーピースを用いて固定する回転電機用のコア部付軸体の製造方法であって、軸体の端部の第1溝部にコア部の凸部を合わせてコア部を軸体の軸方向に沿って第2溝部の位置まで挿入する挿入工程と、軸体にコア部が挿入された位置で、コア部に対し、コア部の他方側を受止面で受け止めてコア部の一方側をコア部の凸部を押さえる壁部に沿わせながら軸体をその中心軸周りに回転させ、軸体の周方向に対するコア部の凸部の位置を第1溝部の位置から第2溝部の他方側の壁部の位置に移してコア部が軸方向に抜けないようにする抜け止め工程と、抜け止めされた状態で、軸体の端部の第1溝部から第2溝部へキーピースを挿入してコア部の回り止めを行いながら軸体とコア部とを固定する固定工程と、を含むことを特徴とする。
上記構成の少なくとも1つによれば、コア部は、キー溝に対応する凸部を有し、軸体は、コア部の凸部の幅に対応する第1溝幅を有する第1溝部と、第1溝部に接続し第1溝部よりも幅広の第2溝幅を有する第2溝部とを有する。そして、軸体の端部の第1溝部にコア部の凸部を合わせてコア部を軸体の軸方向に沿って第2溝部の位置まで挿入し、その位置で、コア部に対し軸体をその中心軸周りに回転させ、軸体の周方向に対するコア部の凸部の位置を第1溝部の位置から第2溝部の位置に移してコア部が軸方向に抜けないようにし、その状態で軸体の端部の第1溝部にキーピースを挿入して軸体とコア部とを固定する。
ここでは、コア部を第2溝部の位置まで挿入し、その位置で、コア部に対し軸体をその中心軸周りに回転させ、軸体の周方向に対するコア部の凸部の位置を第1溝部の位置から第2溝部の位置に移す。このことによって、コア部の凸部は、第2溝部の壁部によって、軸方向に対して抜け止めされる。軸方向に抜け止めされている状態から元の状態にコア部が回らないように、キーピースが第1溝部から第2溝部にかけて挿入されて、コア部の周方向に対して回り止めされる。このように、抜け止めは、かしめ法によって行われるものでもなく、圧入法によって行われるものでもないので、コア部と軸体の寸法精度を高度に管理する必要がない。したがって、コストを抑制しながら、抜け荷重を確実に確保できる。
また、回転電機用のコア部付軸体において、第2溝部の軸方向に沿った長さは、コア部の軸方向に沿った長さと同じであるので、コア部が軸体の軸方向にがたつくこともない。
また、回転電機用のコア部付軸体において、コア部は、コア本体とその前後のエンドプレートを含んで構成される。そして、コア本体、その前後のエンドプレートは、同じ形状の凸部を有するので、これらの凸部が、第2溝部の壁部によって抜け止めされる。抜け止めは、かしめによって行われるものでもなく、圧入によって行われるものでもないので、コア部の外周側において、かしめや圧入の場合に生じやすいコア本体とエンドプレートの間の隙間が生じない。
本発明に係る実施の形態における回転電機用のコア部付軸体の分解図である。 本発明に係る実施の形態において、軸体の詳細図である。 本発明に係る実施の形態において、コア部の詳細図である。 図3において、凸部の詳細を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、キーピースの詳細図である。 本発明に係る実施の形態において、回転電機用のコア部付軸体の製造方法の手順を示す図である。 従来技術のコア部付軸体の分解図である。 本発明に係る実施の形態において、軸体の別の例を示す図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。以下では、コア部が、コア本体と、その両側のエンドプレートとを含むものとして述べるが、これは説明のための例示であって、一体化したコア部であってもよい。また、2つのキーピースを用いることを述べるが、キーピースは1つであってもよく、場合によって3以上を用いてもよい。
以下では、隙間を形成するための寸法差として、例えば50μmから0.1mm、圧入締め代を形成するための寸法差として、例えば数μmから数10μmとしたが、これは説明のための例示であって、コア部の寸法、材質、軸体の寸法、材質に応じて、適宜変更が可能である。
以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、コア部付軸体10の分解図である。コア部付軸体10は、回転電機に用いられる回転子であるロータである。コア部付軸体10は、コア部12と、コア部12を固定して保持する軸体40と、軸体40とコア部12とを固定するために用いられるキーピース30を含んで構成される。図2から図5は、軸体40、コア部12、キーピース30の詳細な内容を説明する図である。
軸体40は、回転電機のロータにおける回転軸である。軸体40は、端部42と、コア部12の端部を受け止める鍔部43と、軸本体44を含んで構成される。軸本体44は、回転軸となる部分であるが、溝深さが同じで、溝幅が異なる2種類の溝部が軸方向に沿って設けられる。図1では、第1溝部46と第2溝部48の全体が図示されているが、図1では軸体40の裏側に当る箇所にも、同じ形状の2種類の溝部が設けられる。裏側とは、軸体40の中心軸周りに180度の角度で回った箇所である。図1では、この裏側の2種類の溝部の中の第1溝部47が部分的に示されている。
2種類の溝部の中で、軸本体44の一方端、すなわち、鍔部43が設けられる側でない端部から他方端すなわち鍔部43が設けられる側に向かって延びる第1溝部46は、溝幅がWSとして示される。図2では、第1溝部46を含むA−A線に沿った軸本体44の断面図が示されている。
第1溝部46の溝幅WSは、後述するコア部12の凸部20,22の幅WCと、キーピース30の幅WKと基本的に同じ寸法である。詳しくは、コア部12の凸部20,22が摺動できるように、溝幅WSは、凸部20,22の実際の幅WCに対しやや大きめの寸法を有する。ここで、やや大きめとは、摺動隙間を形成できる程度で、例えば、50μmから0.1mm程度大きめである。また、キーピース30は、第1溝部46に必ずしも圧入する必要はないが、キーピース30を圧入する場合には、第1溝部46の溝幅WSを、キーピース30の実際の幅WKに対しやや小さめの寸法とする。ここで、やや小さめとは、圧入締め代を形成できる程度で、例えば、数μmから数10μm程度小さめである。
第1溝部46は、軸方向に延びる途中で溝幅の他方側が広がって、第2溝部48となる。つまり、第1溝部46と第2溝部48とは、溝深さが同じで、第1溝部46の溝底部と第2溝部48の溝底は、同じ面で連続している。また、第1溝部46の溝の軸方向に延びる両側の壁部の中で、一方側の壁部は、第2溝部48の溝の軸方向に延びる両側の壁部の一方側と連続している。図では、第2溝部48を含むB−B線に沿った軸本体44の断面図が示されている。
図2で第2溝部48の溝幅はWGとして示されているが、溝幅WGは、(WC+WK)と基本的に同じ寸法とされる。WCもWKも基本的には第1溝部46の溝幅WSと同じ寸法であるので、第2溝部48の溝幅WGは、第1溝部46の溝幅WSのおよそ2倍である。具体的には、第2溝部46の溝幅WGは、実際の(WC+WK)に対しやや小さめの寸法とされる。ここで、やや小さめとは、圧入締め代を形成できる程度で、例えば、数μmから数10μm程度小さめである。つまり、第2溝部48は、コア部12の凸部20とキーピース30とが並んで配置されたときに、しっかり固定される寸法に設定される。
第1溝部46から第2溝部48に溝幅が広がったときの周方向に沿って延びる壁部50は、コア部12の凸部20を押さえることで、鍔部43との間でコア部12を挟み込む機能を有する。これによって、コア部12の軸方向の抜け止めを行うことができる。その意味で、壁部50は、コア部12の軸方向抜け止め壁部である。
この壁部50から鍔部43までの軸方向に沿った長さLCが、第2溝部48の長さである。このLCは、コア部12の軸方向の長さと基本的に同じ寸法である。具体的には、LCの間にコア部12が配置できるように、コア部12の軸方向に沿った実際の長さに対しやや長めにLCの長さが設定される。ここでやや長めとは、コア部12を配置するのに十分ではあるが十分すぎないように、例えば、50μmから0.1mm程度長めの寸法である。また、エンドプレート16,18もしくはコア部12の軸方向のバネ性を利用して圧縮して組み付ける場合には、LCの長さは、コア部12の軸方向に沿った実際の長さに対し、やや短めに設定してもよい。
コア部12は、ロータの磁極形成部であるコア本体14と、その前後のエンドプレート16,18を含んで構成される。コア本体14は、例えば、所定の形状に成形した電磁鋼板を複数枚積層して所定の厚さとし、外周側に所定の配置条件に従って複数の永久磁石を埋め込んだものを用いることができる。この場合、各永久磁石は、軸方向に延びる方向に埋め込まれる。この他に、突極を有する電磁鋼板積層体を用いるリラクタンス型のロータ体とすることもできる。また、焼結磁粉を用いて一体化したコア本体14とすることもできる。このように、コア本体14は、ロータの磁極形成部であれば、どのような構成であっても構わない。
エンドプレート16,18は、コア本体14の軸方向の両側に配置される部材で、例えば、コア本体14が電磁鋼板の積層体の場合に、積層が剥がれないように両端部から押さえつける機能を有する。また、コア本体14に永久磁石が設けられるときは、永久磁石がコア本体14から脱落等をしないように押さえる機能を有する。エンドプレート16,18は、非磁性体で構成される。図1に示されるように、エンドプレート16,18は、コア本体14と別体で用いられる。
図1では、コア本体14も、エンドプレート16,18も同じ直径の円形外形を有するものとして示されているが、これは説明のための例示であって、回転電機回転子の使用に応じてコア本体14が正円形外形でないこともある。エンドプレート16,18の外形もコア本体14の外形と異なることがある。そのような場合でも、コア本体14と、エンドプレート16,18も、中心部に同じ形状の凸部20,22を有する。
図3は、コア部12の中心部の凸部20,22の説明をするために、コア本体14の平面図を示したものである。エンドプレート16,18がコア本体14と同じ円形外形を有するときは、図3はエンドプレート16,18の平面図ともなる。以下の凸部20,22の説明は、コア本体14について行うが、エンドプレート16,18に設けられる凸部20,22も同様の内容である。
コア本体14の中心部には、軸体40の軸本体44の外形が入る穴23が設けられる。穴23の直径は、鍔部43の最大直径よりは小さめに設定され、軸本体44の実際の直径に対しやや大きめに設定される。凸部20,22は、この穴23に対し、内径側に突き出すほぼ矩形の突出部である。ここでやや大きめとは、軸本体44を通すことができる隙間を形成する程度で、例えば、50μmから0.1mm程度大きめである。
凸部20,22は、コア本体14を軸本体44に挿入するときに、軸本体44の第1溝部46に沿って案内される外形を有する。また、凸部20,22の両側面の中の他方側の側面は、第1溝部46に沿って案内されて第2溝部48に入ったときに、軸本体44の中心軸周りにコア本体14を回転させ、第2溝部48の軸方向に延びる他方側の壁部に突き当てる当て部としての機能を有する。そして、凸部20,22の他方側の側面が第2溝部48の他方側の壁部に突き当たったときに、凸部20,22の両側面の中の一方側の側面は、第1溝部46の軸方向に延びる他方側の壁部と並ぶ位置に来るように、凸部20,22の形状の大きさが設定される。
このように設定することで、この状態においてキーピース30を第1溝部46に沿って通し、さらに、第2溝部48まで通すことができる。そして、キーピース30を第2溝部48まで通すことで、コア部12の凸部20,22の一方側の側面と、第2溝部48の一方側の壁部との間にキーピース30が入り込み、これによってコア部12の回転止めを行うことができる。
具体的には、凸部20,22の突出長さが、第1溝部46、第2溝部48の溝深さと同じ寸法に設定される。また、凸部20,22の幅WCが、第1溝部46の溝幅WSと基本的に同じ寸法に設定される。具体的には、第1溝部46の溝の中を凸部22が摺動できるように、実際の溝幅WSに対しやや小さめに幅WCが設定される。ここで、やや小さめとは、摺動隙間を形成できる程度で、例えば、50μmから0.1mm程度小さめである。
これが凸部20,22の基本的寸法であるが、図3に示されるように、実際には、この基本的寸法から、凸部20,22の一方側の側面から一部24,26を削除することが行なわれる。ここで、凸部20,22の一方側の側面とは、軸本体44に凸部20,22が挿入されたときに、第1溝部46と第2溝部48に共通となる一方側の壁部に向かい合う側面である。
図4は、一部24,26を削除する理由を説明する模式図である。図4(a)は、一部24,26の削除が行われる前の基本的寸法を有する凸部19,21が示されている。この基本的寸法のままで、凸部19,21は第1溝部46,47を摺動できる。図4(b)は、凸部19,21の他方側の側面を第2溝部48の他方側の壁部に突き当てるために、コア本体14が軸本体44の軸周りにΔθ回転したときを示す図である。Δθは、軸本体44における第2溝部48の溝幅WGと第1溝部46の溝幅WSの差に対応する回転角度である。
図4(c)は、図4(b)に図4(a)を重ねたときに、図4(b)で重複するところを、一部24,26として示す図である。図4(c)では、図4(b)の凸部19,21からこの一部24,26を削除した凸部20,22が示されている。この凸部20,22が、図3の凸部20,22である。このように、削除される一部24,26とは、コア本体14がΔθ回転したときに、凸部20,22の一方側の側面が、第1溝部46の溝幅WSに入り込む部分である。この一部24,26を削除しないと、キーピース30が、第2溝部48のところまで進むことができないからである。
図1に戻って、キーピース30は、コア部12を軸体40にはめ込んだ後に、軸体40について、第1溝部46,47を通ってこれらに対応する第2溝部48まで圧入する圧入部材である。キーピース30は、第1溝部46,47に対応し、2個ある。図5は、キーピース30の平面図である。キーピース30は先端側が斜面を有する長方形部材である。図5では斜面が両側面について設けられているが、上下面に対しても斜面を設けるものとしてよい。
なお、キーピース30を第1溝部46に圧入する場合には、キーピース30の幅WKは、第1溝部46の実際の溝幅WSに対しやや大きめの寸法とする。ここで、やや大きめとは、圧入締め代を形成できる程度で、例えば、数μmから数10μm程度大きめである。
キーピース30の厚さについては、キーピース30を径方向に圧入する必要がないので、第1溝部46の溝深さよりも適当に小さめに設定すればよい。
次に、上記構成のコア部付軸体10の製造方法の手順について図6を用いて説明する。コア部付軸体10を製造するには、図1で示すように、コア部12を構成するコア本体14、エンドプレート16,18、2個のキーピース30、軸体40をそれぞれ準備する(構成部品準備工程)。コア本体14は、所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を積層し、永久磁石を埋め込んで得られるものを準備する。エンドプレート16,18は、樹脂または非磁性金属材料を所定の形状に成形したものを準備する。キーピース30は、適当な金属材料を所定の形状に成形したものを準備する。軸体40は、適当な金属材料を機械加工等で所定の形状と寸法に成形したものを準備する。図6(a)は、そのようにして準備された軸体40を示す図である。
次に、軸体40の端部の第1溝部46,47に、エンドプレート18、コア本体14、エンドプレート16の凸部20,22を合わせて、これらを軸体40の軸方向に沿って、第2溝部48の位置まで挿入する(挿入工程)。図6(b)には、その途中の様子が示されている。すなわち、軸体40にエンドプレート18、コア本体14が挿入され、次に、エンドプレート16の凸部20,22を軸体40の第1溝部46,47に合わせて、これから挿入しようとする様子が示されている。
そして、コア部12を構成するエンドプレート18、コア本体14、エンドプレート16の全部が、軸体40の鍔部43に突き当てられて挿入された位置で、軸体40をコア部12に対し、その中心軸周りに回転させ、軸体40の周方向に対するコア部12の凸部20,22の位置を第1溝部46の位置から第2溝部48の位置に移してコア部12が軸方向に抜けないようにする(抜け止め工程)。図6(c)には、コア部12に対し、軸体40が、その中心軸周りに、反時計方向にΔθだけ回転されたときの様子が示される。
次に、軸体40に対しコア部12が軸方向について抜け止めされた状態で、軸体40の端部の第1溝部46から第2溝部48にかけて、また、裏側では第1溝部47から図示されていない第2溝部にかけて、それぞれキーピース30を圧入する。これによって、軸体40とコア部12とを固定し、コア部12が軸体40に対し、周方向に回転しないようにする(固定工程)。
このように、コア部12を第2溝部48の位置まで挿入し、その位置で、コア部12に対し軸体40をその中心軸周りに回転させ、軸体40の周方向に対するコア部12の凸部の位置を第1溝部46の位置から第2溝部48の位置に移す。このことによって、コア部12の凸部は、第2溝部48の壁部50によって、軸方向に対して抜け止めされる。軸方向に抜け止めされている状態から元の状態にコア部12が回らないように、キーピース30が第1溝部46から第2溝部48に渡って挿入されて、コア部12の周方向に対して回り止めされる。
このように、抜け止めは、ロータシャフトとロータコアとの間をかしめて固定するかしめ法を用いるのでもなく、ロータシャフトをロータコアに圧入して固定する圧入法を用いるのでもない。したがって、これらの方法におけるコア部12と軸体40の寸法精度の高度な管理が不要となる。
このことを比較するために、従来技術によるコア部付軸体60の分解図を図7に示した。ここでは、コア部12は、図1と同様に、凸部20,22を有するコア本体14とエンドプレート16,18で構成される。軸体70に端部72と鍔部74が設けられることも図1と同様である。図1と異なるのは、軸体70の軸方向に沿って凸部20,22に対応する溝部76,77が設けられ、溝部76,77の途中に、軸体70の外周に沿ってかしめ溝78が設けられる。また、図1のキーピース30に代えて、環状のかしめプレート62が用いられる。
この構成では、軸体70の溝部76,77に合わせて、エンドプレート18、コア本体14、エンドプレート16が順次挿入され、軸体70の鍔部74に押し当てられる。ここでは、その状態で、かしめ溝78がエンドプレート16の前面に出るように、かしめ溝78の位置が予め設定されている。そして、かしめプレート62を軸体70に挿入し、エンドプレート16の前面に出ているかしめ溝78を押しつぶすようにかしめて、かしめプレート62と軸体70とを一体化する。
この構成では、溝部76が、コア部12の周方向の回り止めの機能を有し、かしめによって軸体70と一体化したかしめプレート62によって、コア部12の軸方向の抜け止めが行われる。このように、かしめ法によって抜け止めを行っているので、コア部12の軸方向厚さの寸法、かしめ溝78の位置、かしめ溝78の形状寸法、かしめプレート62のかしめ部における内径寸法等の精度についての高度な管理が必要である。また、エンドプレート18、コア本体14、エンドプレート16を軸方向に重ねた状態で、エンドプレート16の側から、かしめ荷重をかけてかしめるので、かしめ荷重の掛け方によっては、エンドプレート16とコア本体14、コア本体14とエンドプレート18の間で、外周側に隙間が生じることがある。この隙間が生じると、コア本体14を構成する電磁鋼板が振動して疲労破壊が生じる可能性がある。
図1から図6の構成によれば、キーピース30の圧入は、コア部12の周方向の回り止めのためであり、軸方向の抜け止めのために内周側をかしめていない。したがって、エンドプレート16とコア本体14、コア本体14とエンドプレート18の間で、外周側に隙間が生じることがない。また、コア部12の抜け荷重は、軸体40にコア部が掛かっている部分のせん断強度によって決まるので、寸法精度によらず、バラツキをきわめて少なくでき、安定した抜け荷重を確保できる。このことから、抜け荷重の管理のための寸法精度の管理が、かしめに比較して緩和することができる。
なお、上記では、軸体において、第1溝部と第2溝部を軸本体に設けるものとして説明した。軸体にフランジと円環状のコア取付部を有する構成においては、円環状のコア取付部に、第1溝部と第2溝部を設けるものとできる。図8は、そのような軸体80の例を示す図である。この軸体80は、軸本体82にフランジが設けられ、フランジの外周側にコア取付部84が円環状に設けられる。
コア取付部84の薄肉円環には、第1溝部86と第2溝部88が設けられる。第1溝部86、第2溝部88とも、図2に関連して説明した第1溝部46、第2溝部48と同様の内容と機能を有するが、コア取付部84は薄肉円環であるので、第1溝部86と第2溝部88は、有底溝ではなく、薄肉部が切り取られた溝形状となっているところが相違する。
コア部は図示されていないが、図1、図3と同様に中心部に穴と凸部を有している。コア部の穴が、コア取付部84の外周面と嵌まりあい、コア部の凸部が、第1溝部86、第2溝部88に案内される。そして、第1溝部86と第2溝部88の溝幅の差を利用して、コア部の軸方向抜け止めが行われる。コア部の周方向回り止めは、図5で説明したキーピースと同様の部材を用いて行うことができる。
本発明に係る回転電機用のコア部付軸体は、車両搭載用の回転電機等に利用できる。
10,60 コア部付軸体、12 コア部、14 コア本体、16,18 エンドプレート、19,20,21,22 凸部、23 穴、24,26 一部、30 キーピース、40,70,80 軸体、42,72 端部、43,74 鍔部、44,82 軸本体、46,47,86 第1溝部、48,88 第2溝部、50 壁部、62 かしめプレート、76,77 溝部、78 かしめ溝、84 コア取付部。

Claims (3)

  1. キー溝に対応する凸部を有するコア部と、
    軸方向の他方端に鍔を有しコア部の他方側を鍔の一方側の面である受止面で受け止めてコア部を保持する軸体であって、
    軸方向の一方端部から軸方向に沿って受止面に向かって、コア部の凸部の幅に対応する第1溝幅を有する第1溝部と、
    第1溝部に接続し第1溝部よりも幅広の第2溝幅、及びコア部の凸部の軸方向に沿った長さと同じ溝長さを有する第2溝部とを有し、
    第1溝部の溝の軸方向に延びる両側の壁部の中で一方側の壁部は第2溝部の溝方向に延びる両側の壁部の一方側と連続し、
    第1溝部から第2溝部に溝幅が広がるときに第1溝部の他方側の壁部から第2溝部の他方側の壁部に向かって、受止面に向かい合いコア部の凸部を押さえる壁部が周方向に延びる軸体と、
    軸体の端部の第1溝部にコア部の凸部を合わせてコア部を軸体の軸方向に沿って第2溝部の位置まで挿入し、その位置で、コア部に対し、コア部の他方側を受止面で受け止めてコア部の一方側をコア部を押さえる壁部に沿わせながら軸体をその中心軸周りに回転させ、軸体の周方向に対するコア部の凸部の位置を第1溝部の位置から第2溝部の他方側の壁部の位置に移してコア部が軸方向に抜けないようにし、その状態で軸体の端部の第1溝部から第2溝部へ挿入されてコア部の回り止めを行いながら軸体とコア部とを固定するキーピースと、
    を備えることを特徴とする回転電機用のコア部付軸体。
  2. 請求項に記載の回転電機用のコア部付軸体において、
    コア部は、コア本体とその前後のエンドプレートを含み、コア本体もその前後のエンドプレートも同じ形状の凸部を有することを特徴とする回転電機用のコア部付軸体。
  3. キー溝に対応する凸部を有するコア部と、
    軸方向の他端部に鍔を有しコア部の他方側を鍔の一方側の受止面で受け止めてコア部を保持する軸体であって、
    軸方向の一方端部から軸方向に沿って受止面に向かって、コア部の凸部の幅に対応する第1溝幅を有する第1溝部と、
    第1溝部に接続し第1溝部よりも幅広の第2溝幅、及びコア部の凸部の軸方向に沿った長さと同じ溝長さを有する第2溝部とを有し、
    第1溝部の溝の軸方向に延びる両側の壁部の中で一方側の壁部は第2溝部の溝方向に延びる両側の壁部の一方側と連続し、
    第1溝部から第2溝部に溝幅が広がるときに第1溝部の他方側の壁部から第2溝部の他方側の壁部に向かって、受止面に向かい合いコア部の凸部を押さえる壁部が周方向に延びる軸体と、
    をキーピースを用いて固定する回転電機用のコア部付軸体の製造方法であって、
    軸体の端部の第1溝部にコア部の凸部を合わせてコア部を軸体の軸方向に沿って第2溝部の位置まで挿入する挿入工程と、
    軸体にコア部が挿入された位置で、コア部に対し、コア部の他方側を受止面で受け止めてコア部の一方側をコア部の凸部を押さえる壁部に沿わせながら軸体をその中心軸周りに回転させ、軸体の周方向に対するコア部の凸部の位置を第1溝部の位置から第2溝部の他方側の壁部の位置に移してコア部が軸方向に抜けないようにする抜け止め工程と、
    抜け止めされた状態で、軸体の端部の第1溝部から第2溝部へキーピースを挿入してコア部の回り止めを行いながら軸体とコア部とを固定する固定工程と、
    を含むことを特徴とする回転電機用のコア部付軸体の製造方法。
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