JP5736847B2 - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、PCI(Peripheral Component Interconnect)−Express(以下「PCIe」ともいう)規格の伝送方式で画像データの転送処理が可能なデジタル複写機,ファクシミリ装置,プリンタ,それらの機能を統合した機能を有すデジタル複合機(MFP)等の画像形成装置、およびその制御方法に関する。
例えば、スキャナ等の画像読取手段を備えたデジタル複写機のような画像形成装置では、画像読取手段によって原稿から読み取った画像データをプロッタ等の画像形成手段に転送することにより、用紙等の記録媒体上に印刷(画像形成)を行うようにしている。
このような画像形成装置としては、例えば以下の(1)(2)に示すような前提条件を満たすインクジェットの広幅機のような機種の画像形成装置があり、長尺原稿のコピーを可能にしている。
(1)画像読取手段に長尺原稿の画像読み取り機能がある。
(2)画像形成手段が印刷中にヘッドを停止して印刷を停止可能なシステムである。
この種の画像形成装置は、例えば図5に示すように、スキャナ1,プロッタ2の各エンジンと、エンジンドライバを構成する画像処理ASIC3およびエンジンCPU4と、コントローラを構成する画像処理ASIC5,メモリ6,およびHDD(ハードディスク装置)7とを備えている。
スキャナ1は、原稿の画像を読み取って画像データを画像処理ASIC3へ出力する画像読取手段である。
プロッタ2は、画像処理ASIC3からの画像データに基づいて記録媒体上に印刷を行う画像形成手段である。
画像処理ASIC3は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(集積回路)であり、スキャナ1からの画像データに対して誤差拡散やガンマ変換等の画像処理を行う。また、スキャナ1とプロッタ2とエンジンCPU4と画像処理ASIC5とを接続するブリッジの役割も有する。そして、スキャナ1から画像処理ASIC5への画像データの転送および画像処理ASIC5からプロッタ2への画像データの転送を制御する。よって、第1の制御手段としての機能を果す。
エンジンCPU4は、内部ROMに格納されているプログラムに基づいて、画像処理ASIC3の動作や、画像処理ASIC3経由でのスキャナ1およびプロッタ2の動作等を制御するマイクロコンピュータである。
画像処理ASIC5は、画像処理ASIC3と同様なICであり、その画像処理ASIC3とメモリ6とHDD7とを接続するブリッジの役割も有する。そして、画像処理ASIC3とメモリ6との間の画像データの転送、およびメモリ6とHDD7との間の画像データの転送を制御する。よって、第2の制御手段としての機能を果す。
メモリ6は、画像処理ASIC3から画像処理ASIC5経由で送られてくる画像データを蓄積するためのRAM等の半導体メモリである。
HDD7は、メモリ6から画像処理ASIC5経由で送られてくる画像データを蓄積して保存するための大容量記憶装置である。
このように構成された画像形成装置では、長尺原稿のコピー時に、図5の矢印線Aに示すように、スキャナ1によって読み取った画像データ(スキャナデータ)をメモリ6に蓄積するが、長尺原稿1ページ分の画像データをメモリ6に全て保存することができないため、同図の矢印線Bに示すように、メモリ6に一旦蓄積した画像データ(1ページに満たない画像データ)を読み出してHDD7へ蓄積し、保存させる。この原稿の画像読み取り時のデータ転送処理は、長尺原稿1ページ分の画像データがHDD7に保存し終わるまで繰り返し行われる。
そして、HDD7に保存した画像データによる印刷を行う際は、図5の矢印線Cに示すように、HDD7からその画像データを読み出してメモリ6に展開した後、同図の矢印線Dに示すように、プロッタ2へデータ転送して、印刷を行わせる。この印刷時のデータ転送処理は、長尺原稿1ページ分の画像データがプロッタ2へ転送し終わるまで繰り返し行われる。
ところで、画像処理ASIC3と画像処理ASIC5との間を結ぶバスライン(データ伝送路)には、PCI−Express(PCIe)規格による伝送方式が用いられており、これにより画像データの転送を可能にしている。
画像処理ASIC5は、VOUT用のラインFIFO(先入れ先出しメモリ)を持っており、上述したデータ転送処理時には、メモリ6に展開された後送られてくる画像データを、そのラインFIFOに充填(格納)する。
画像処理ASIC3は、画像処理ASIC5のラインFIFOに対してリードリクエスト(読み出し要求)を発行する。
画像処理ASIC5は、画像データのHDD7への蓄積時には、通常、画像データを圧縮してからHDD7へ蓄積していく。極端に圧縮率の低い画像データなどは、データ量が増えるため、必要とされるHDD7の読み出し速度は速くなる。
HDD7の読み出し速度が遅いと、メモリ6へのデータ展開がプロッタ2へのデータ転送より遅くなる。それによって、画像処理ASIC5のFIFO充填用DMAコントローラ(以下「DMAコントローラ」を「DMAC」という)がポーズ制御(休止制御)されることがあり、画像処理ASIC5のFIFO(バッファ)へのデータ充填が完了していないうちに、画像処理ASIC3よりリードリクエストが発行されると、画像処理ASIC5内部ではリードリクエストを保持したまま、読み出し完了を示すコンプリーション(Completion)の応答を返さない。このコンプリーション応答には、画像データが含まれる。
そのため、画像処理ASIC3内部では、例えば図6に示すように、画像処理ASIC5に対してリードリクエスト「MemRd」を発行しても、その時点からのタイマによる計測時間が予め設定された時間に達する前(タイマ設定値内)に画像処理ASIC5からコンプリーション応答「Cpl」を受けなかった場合には、コンプリーション・タイムアウト(Completion Timeout)が発生し、リードリクエストを破棄してしまう。
したがって、画像処理ASIC5のポーズが解除された後、画像処理ASIC3が画像処理ASIC5からコンプリーション応答「Cpl」を受けても、システムエラーとなってしまう。
そのため、HDD7の読み出し速度を満足するために、HDD7の接続個数は常に圧縮率の低い画像データでも転送が間に合うような個数にする必要があった。
しかし、オフィス文書においては、圧縮率が低くなるような自然画像データを扱うことは少なく、そのためにHDD7の個数を増やしてコストアップしてしまうことが問題であった。
さらに、上記課題を解決するのに、下記のような課題があった。
画像処理ASIC3で使用されるPCIe論理層回路は、コンプリーション・タイムアウトの発生時に、リードリクエストを破棄してしまう。従って、コンプリーション・タイムアウトの発生後にコンプリーション応答があっても、「アンエクスペクテッド・コンプリーション(Unexpected Completion)」エラーとするため、プロッタ2側へデータ転送を行うためのDMA(Direct Memory Access)コントローラ(DMAC)を有するユーザ回路側に画像データを出力しない。そのため、正常な画像データの転送を行うことは不可能となる。
また、コンプリーション・タイムアウト機能をディスエーブル(無効)にすることは可能であるが、例えば画像処理ASIC5がハングアップしてコンプリーション応答がない状態の際にデバッグ性が悪くなるため、機能自体は有効にしておく必要がある。
そこで、PCIe論理層回路にて、コンプリーション・タイムアウトの発生時に、リードリクエストを破棄することなく、コンプリーション応答を待ち続けることが可能な仕組みとすれば、コンプリーション・タイムアウトは検知可能なまま、コンプリーション・タイムアウトの発生時においても、正常に画像データの転送が可能となる。
一方、例えば特許文献1には、パフォーマンス低下を適切に防止するため、PCI−Express・I/F(インタフェース)で発生する「Correctableエラー(状態を変えることなく通常状態に復帰できるエラー)」や「Non−Fatalエラー(プロトコルだけでは修復が難しいエラーであり、トランザクション層に依存性が高いエラー)」等のエラーを検知し、所定回数のエラーを検知すると、割り込みを発生し、リセットおよびハード交換を促す構成について開示されている。
しかしながら、上述したようなPCIe論理層回路において、単純にリードリクエストを破棄せずに、コンプリーション応答を待ち続けると、例えば図7に示すような問題が生じ、場合によっては性能低下に結びついてしまう。
ここで、図7に示す問題について具体的に説明する。
図7において、「MRd」はリードリクエストを、「Cpl」はコンプリーション応答を、「←」「→」の各矢印は、リードリクエストに対するコンプリーション応答を示している。例えば、リードリクエスト「MRd2」に対するコンプリーション応答が「cpl2」となる。
PCIeの規格は、リードリクエストの発行時に、そのリードリクエストおよびそれに対応するコンプリーション応答分のバッファ(「TX Non−Postedヘッダバッファ」および「TX Cplデータバッファ」)の領域に空きがある分のみ、その領域を確保することにより、リードリクエストを発行可能という規格になっている。
よって、例えば図7の(a)に示す4つのリードリクエスト「MRd1」〜「MRd4」が順次発行される場合、同図の(b)に示すように、その各リードリクエスト「MRd1」〜「MRd4」およびそれらに対するコンプリーション応答分のバッファの領域に空きがある場合に、その領域を確保することにより、それらのリードリクエストを発行することができる。
ここで、リードリクエスト「MRd1」の発行時にコンプリーション・タイムアウトとなる動作を考えたときに、図7の(c)に示すように、そのタイムアウト発生まではリードリクエスト「MRd1」およびそれに対応するコンプリーション応答「Cpl1」用のバッファが占有され、開放されない。
したがって、図7の(d)に示すように、更に4つのリードリクエスト「MRd5」〜「MRd8」が順次発行される場合でも、リードリクエスト「MRd1」用のバッファ分の空きが不足するため、リードリクエスト「MRd8」を保持することはできず、待ち(wait)状態となる。つまり、「MRd1」分のリクエスト発行能力が劣化する。
特許文献1に記載のものは、CorrectableエラーやNon−Fatalエラーを検知して、それらのエラーリカバリを行うようにしたものであるが、コンプリーション・タイムアウトを検知して、そのエラーリカバリを行うことはできない。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、PCI−Express規格の伝送方式を用いて画像データの転送を行う際に使用するリードリクエスト用のバッファを無駄に占有することなく、コンプリーション・タイムアウトを検知し、そのエラーリカバリを行えるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、以下に示す画像形成装置およびその制御方法を提供する。
この発明による画像形成装置は、画像データを記憶する記憶手段と、上記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、上記画像形成手段への上記画像データの転送を制御する第1の制御手段と、上記記憶手段から上記第1の制御手段への上記画像データの転送を制御する第2の制御手段とを有し、上記第2の制御手段から上記第1の制御手段への上記画像データの転送をPCI−Express規格の伝送方式によって行う画像形成装置であって、以下に示すようにしたことを特徴とする。
すなわち、上記第1の制御手段に、上記第2の制御手段に対してリードリクエストを発行するリードリクエスト発行手段と、それによって発行された上記リードリクエストに対して所定時間内に上記第2の制御手段から所定量の画像データを含むコンプリーション応答を受けた場合に、そのコンプリーション応答に含まれている画像データを上記画像形成手段へ転送するデータ転送手段と、上記リードリクエストに対して上記所定時間内に上記コンプリーション応答を受けなかった場合に、コンプリーション・タイムアウトを検知するコンプリーション・タイムアウト検知手段と、それによって上記コンプリーション・タイムアウトが検知された場合に、上記所定時間内に受けなかった上記コンプリーション応答に対応する上記リードリクエストを退避させるリードリクエスト退避手段とを備えている
そして、上記第1の制御手段に、上記所定時間内に受けなかった上記コンプリーション応答に対応する上記リードリクエストを保持するための専用バッファを備え、上記リードリクエスト退避手段が、上記所定時間内に受けなかった上記コンプリーション応答に対応する上記リードリクエストを上記専用バッファに退避させる
また、上記第1の制御手段に、上記リードリクエスト発行手段による上記リードリクエストの発行時に時間の計測を開始し、その計測時間が上記所定時間を経過する前に上記コンプリーション応答を受けなかった場合に、タイムアウト信号を通知するコンプリーション・タイムアウト・タイマ手段を備え、上記コンプリーション・タイムアウト検知手段が、上記タイムアウト信号の通知を受けた場合に、上記コンプリーション・タイムアウトを検知してもよい。
この場合、上記第1の制御手段に、上記タイムアウト信号がアサートされている場合に、上記第2の制御手段からの上記コンプリーション応答の受信の有無を監視し、そのコンプリーション応答を受信した場合に、その受信したコンプリーション応答と上記退避された上記リードリクエストとが対応するものであれば、上記受信したコンプリーション応答に含まれている画像データを上記データ転送手段へ渡すコンプリーション監視手段を備えることが望ましい。そのコンプリーション監視手段が、上記受信したコンプリーション応答に含まれている画像データを上記データ転送手段へ渡した後、上記コンプリーション・タイムアウト・タイマ手段に対して上記タイムアウト信号のネゲートを要求するとよい。
この発明による制御方法は、画像データを記憶する記憶手段と、上記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、上記画像形成手段への上記画像データの転送を制御する第1の制御手段と、上記記憶手段から上記第1の制御手段への上記画像データの転送を制御する第2の制御手段とを有し、上記第1の制御手段がリードリクエスト退避手段と専用バッファとを有し、上記第2の制御手段から上記第1の制御手段への上記画像データの転送をPCI−Express規格の伝送方式によって行う画像形成装置における制御方法であって、以下に示すようにしたことを特徴とする。
すなわち、上記第1の制御手段が、上記第2の制御手段に対してリードリクエストを発行し、そのリードリクエストに対して所定時間内に上記第2の制御手段から所定量の画像データを含むコンプリーション応答を受けた場合には、そのコンプリーション応答に含まれている画像データを上記画像形成手段へ転送し、上記所定時間内に上記コンプリーション応答を受けなかった場合には、コンプリーション・タイムアウトを検知して、上記所定時間内に受けなかった上記コンプリーション応答に対応する上記リードリクエストを、上記リードリクエスト退避手段によって上記専用バッファに退避させて保持する
この発明によれば、PCI−Express規格の伝送方式を用いて画像データの転送を行う際に使用するリードリクエスト用のバッファを無駄に占有することなく、コンプリーション・タイムアウトを検知し、そのエラーリカバリを行うことができる。
したがって、例えばインクジェットの広幅機のような機種の画像形成装置において、記憶手段(ハードディスク装置等)の転送帯域が遅いためにコンプリーション・タイムアウトが発生しても、リカバリによる性能低下も無く、正常に画像データ転送を行うことが可能となり、記憶手段の転送帯域向上のために記憶手段の個数を増やす必要が無くなり、画像形成装置の低コスト化につながる。
この発明の一実施形態である画像形成装置に使用される画像処理ASICの主要部の構成例を示すブロック図である。 図1のPCIe論理層回路14の構成例を示すブロック図である。 図2のコンプリーション監視回路27による動作例を示すフローチャートである。 図2に示したPCIe論理層回路14の動作説明に供する説明図である。 従来の画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。 図5の画像処理ASIC3におけるコンプリーション・タイムアウトの説明に供する説明図である。 従来のPCIe論理層回路の動作説明に供する説明図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である画像形成装置に使用される画像処理ASICの主要部の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付している。ここでは、説明の便宜上、この実施形態の画像形成装置を図5に示した構成の画像形成装置とし、画像処理ASIC3の主要部を図1に示す構成とする。
画像処理ASIC3は、複数のライトDMAコントローラ(WDMAC)11と、複数のリードDMAコントローラ(RDMAC)12と、アービタ(Arbiter)13と、PCIe論理層回路14とを備えている。
複数のライトDMAコントローラ11は、スキャナ1からの画像データをメモリ6に書き込む(蓄積する)ために、メモリ6に対してアドレスおよびデータ転送の制御を行う。
複数のリードDMAコントローラ12は、メモリ6に蓄積された画像データを読み出してプロッタ2へ出力するために、メモリ6に対してアドレスおよびデータ転送の制御を行う。この複数のリードDMAコントローラ12は、データ転送手段に相当する。
アービタ13は、複数のライトDMAコントローラ11からのライトリクエストあるいは複数のリードDMAコントローラ12からのリードリクエストをアービトレーション(調停)し、PCIe論理層回路14にそれらのライトリクエスト又はリードリクエストを発行する制御を行う。
PCIe論理層回路14は、PCIe論理層としての役割を担う。各種パケット生成、エラー検知、パワーマネージメント等の制御を行う。
図2は、図1のPCIe論理層回路14の構成例を示すブロック図である。なお、図中の「ユーザ回路I/F」とは、ユーザ回路を構成する図1の各ライトDMAコントローラ11、各リードDMAコントローラ12、およびアービタ13との間のバスラインに相当する。
このPCIe論理層回路14は、ライト・バス(Write BUS)21と、リード・バス(Read BUS)22と、Postedリクエストバッファ制御回路23と、Non−Postedリクエストバッファ制御回路24と、コンプリーション・タイムアウト・タイマ25と、NP_tempバッファ26と、コンプリーション(Cpl)監視回路27と、コンプリーションバッファ制御回路28と、OR回路29と、送信ポート30と、受信ポート31とを備えている。
ライト・バス21は、「ユーザ回路I/F」のうち、各ライトDMAコントローラ11およびアービタ13との間のインタフェースに相当するバスラインを接続する。
リード・バス22は、「ユーザ回路I/F」のうち、各リードDMAコントローラ12およびアービタ13との間のインタフェースに相当するバスラインを接続する。
Postedリクエストバッファ制御回路23は、ライト・バス21から入力されるライトリクエスト,アドレス,およびデータ(ライトデータである画像データ等)をそれぞれ内部のバッファに一旦格納した後、そのライトリクエストの発行を制御し、送信ポート30へアドレスおよびデータと共に転送する。
Non−Postedリクエストバッファ制御回路24は、リードリクエスト発行手段,コンプリーション・タイムアウト検知手段,およびリードリクエスト退避手段としての機能を果すものであり、リード・バス22から入力されるリードリクエストおよびアドレスをそれぞれ内部バッファに一旦格納した後、そのリードリクエストの発行を制御し、画像処理ASIC5との間のPCI−Express I/Fへアドレスと共に転送する。また、後述するタイムアウト信号の通知を受け取った場合に、コンプリーション・タイムアウトを検知し、対象となるリードリクエストをNP_tempバッファ26に退避させる。
コンプリーション・タイムアウト・タイマ25は、コンプリーション・タイムアウト・タイマ手段であり、リードリクエストが発行された際に、時間の計測を開始し(タイマスタートし)、コンプリーション応答があるまで動作し続ける。そして、開始した計測時間が予め設定された所定時間を経過する前に(タイマ設定時間内に)画像処理ASIC5からコンプリーション応答を受けなかった場合に、タイムアウト信号の通知を行う(タイムアウト信号をアサートする)。
NP_tempバッファ26は、タイムアウト信号の通知を受け取ったNon−Postedリクエストバッファ制御回路24が対象となるリードリクエスト(タイマ設定時間内に受けなかったコンプリーション応答に対応するリードリクエスト)を内部バッファから退避させるための専用バッファであり、そのリードリクエストを保持できる。
コンプリーション監視回路27は、コンプリーション監視手段であり、コンプリーション・タイムアウト・タイマ25からのタイムアウト信号がアサートされている際に、受信ポート31からのコンプリーション応答の受信の有無を監視し、その結果に応じた処理を行う。その処理の詳細は、図3によって後述する。
コンプリーションバッファ制御回路28は、コンプリーション監視回路27からのコンプリーション応答に含まれている画像データを一旦格納し、所定のタイミングでOR回路29へ出力する。このとき、その画像データを基本的には直ちに転送するが、図1に示したアービタ13や複数のリードDMAコントローラ12を構成するユーザ回路側がデータを受信できない状態の場合にのみ、データを受信できる状態になるまで、一旦格納した画像データを保持する。
OR回路29は、コンプリーションバッファ制御回路28又はコンプリーション監視回路27からの画像データをリード・バス22経由でユーザ回路側へ転送する(渡す)。
送信ポート30は、Postedリクエストバッファ制御回路23からのライトリクエスト,アドレス,およびデータ、あるいはNon−Postedリクエストバッファ制御回路24からのリードリクエストおよびアドレスをPCI−Express I/F経由で画像処理ASIC5へ送信する。
受信ポート31は、画像処理ASIC5からのコンプリーション応答を受信する。
ユーザ回路では、OR回路29からの画像データをアービタ13が複数のリードDMAコントローラ12へ渡す。その複数のリードDMAコントローラ12は、渡された画像データをプロッタ2へDMA転送する。
ここで、画像処理ASIC5によるメモリ6から画像処理ASIC3への画像データの転送について説明する。
画像処理ASIC5は、図5のHDD7に保存されている画像データを読み出してメモリ6に展開する。このとき、その画像データが符号化(圧縮)されていれば、それを復号化(伸張)する。そして、メモリ6に展開した画像データを所定ビット(所定量)ずつ読み取って内部バッファに格納する。そして、画像処理ASIC3からリードリクエストを受けた場合に、内部バッファに上記所定ビットの画像データが格納されていれば、その画像データを含むコンプリーション応答を画像処理ASIC3に対して発行する。このとき、リードリクエストに含まれているタグ(識別情報)と同じものもコンプリーション応答に含める。よって、画像処理ASIC5が、格納手段およびコンプリーション応答発行手段としての機能を果す。
図3は、図2のコンプリーション監視回路27による動作例を示すフローチャートである。
このコンプリーション監視回路27は、ステップS1でコンプリーション・タイムアウト・タイマ25からのタイムアウト信号の状態をチェックし、その状態がアサートされている場合にのみステップS2へ進み、受信ポート31(画像処理ASIC5)からのコンプリーション応答の受信の有無を監視し、そのコンプリーション応答を受信するとステップS3へ進んで、その受信したコンプリーション応答のタグ(Tag)とNP_tempバッファ26内に退避されたリードリクエストのタグとを比較する。
そして、ステップS4で両タグが一致するか否かを判断し、一致する(受信したコンプリーション応答と上記退避されたリードリクエストとが対応する)場合にはステップS5へ進み、受信したコンプリーション応答に含まれている画像データをそのままOR回路29およびリード・バス22経由でユーザ回路側へ転送した後、ステップS6でコンプリーション・タイムアウト・タイマ25に対してタイムアウト信号のネゲートを要求する。一方、ステップS4で上記両タグが一致しなければステップS7へ進み、通常通りコンプリーションバッファ制御回路28へ受信したコンプリーション応答に含まれている画像データを転送する。
図4は、図2に示したPCIe論理層回路14の動作説明に供する説明図である。
図7による従来例でも説明したように、PCIeの規格の場合、例えば図4の(a)に示す4つのリードリクエスト「MRd1」〜「MRd4」が順次発行される場合、同図の(b)に示すように、その各リードリクエスト「MRd1」〜「MRd4」およびそれらに対するコンプリーション応答分のバッファの領域に空きがある場合に、その領域を確保することにより、それらのリードリクエストを発行することができる。
ここで、リードリクエスト「MRd1」の発行時にコンプリーション・タイムアウトとなる動作を考えたときに、従来は、図7の(c)に示したように、そのタイムアウト発生まではリードリクエスト「MRd1」およびそれに対応するコンプリーション応答「Cpl1」用のバッファが占有され、開放されなかった。
しかし、この実施形態における図2に示したPCIe論理層回路14では、リードリクエスト「MRd1」の発行時にコンプリーション・タイムアウトが発生した場合、Non−Postedリクエストバッファ制御回路24が、コンプリーション・タイムアウトを検知し、図4の(c)に示すように、リードリクエスト「MRd1」をNP_tempバッファ(テンポラリバッファ)26に退避させるため、自身が備えている内部バッファ「TX Non−Postedヘッダバッファ」の領域がタイムアウトしたリードリクエストに占有されず、開放される。
そのため、従来占有されていたリードリクエスト分の発行能力が劣化せずに済む。
このように、画像処理ASIC3内のPCIe論理層回路14が、画像処理ASIC5に対してリードリクエストを発行し、そのリードリクエストに対して所定時間内に画像処理ASIC5から所定量の画像データを含むコンプリーション応答を受けなかった場合に、コンプリーション・タイムアウトを検知して、上記所定時間内に受けなかった上記コンプリーション応答に対応する上記リードリクエストを退避させることにより、以下に示す効果を得ることができる。
すなわち、PCI−Express規格の伝送方式を用いて画像データの転送を行う際に使用するリードリクエスト用のバッファ(PCIe論理層回路14のNon−Postedリクエストバッファ制御回路24の内部バッファ)を無駄に占有することなく、コンプリーション・タイムアウトを検知し、そのエラーリカバリを行うことができる。
したがって、この実施形態の画像形成装置が、例えばインクジェットの広幅機のような印刷中にヘッドを停止できるような機種の画像形成装置であれば、HDD7の転送帯域が遅いためにコンプリーション・タイムアウトが発生しても、リカバリによる性能低下も無く、正常に画像データ転送を行うことが可能となり、HDD7の転送帯域向上のためにHDD7の個数を増やす必要が無くなる。よって、画像形成装置の低コスト化につながる。
さらに、以下の(1)〜(4)に示す作用効果を得ることもできる。
(1)画像処理ASIC3内のPCIe論理層回路14に、上記所定時間内に受けなかったコンプリーション応答に対応するリードリクエストを保持するためのNP_tempバッファ26を備え、PCIe論理層回路14内のNon−Postedリクエストバッファ制御回路24が、上記所定時間内に受けなかったコンプリーション応答に対応するリードリクエストをNP_tempバッファ26に退避させることにより、そのリードリクエストを確実に保持できるため、コンプリーション・タイムアウトのエラーリカバリを確実に行うことができる。
(2)PCIe論理層回路14に、Non−Postedリクエストバッファ制御回路24によるリードリクエストの発行時に時間の計測を開始し、その計測時間が上記所定時間を経過する前にコンプリーション応答を受けなかった場合に、タイムアウト信号を通知するコンプリーション・タイムアウト・タイマ25を備え、Non−Postedリクエストバッファ制御回路24が、上記タイムアウト信号の通知を受けた場合に、コンプリーション・タイムアウトを検知することにより、コンプリーション・タイムアウトを最適なタイミングで確実に検知することができる。
(3)PCIe論理層回路14に、上記タイムアウト信号がアサートされている場合に、画像処理ASIC5からのコンプリーション応答の受信の有無を監視し、そのコンプリーション応答を受信した場合に、その受信したコンプリーション応答と上記退避されたリードリクエストとが対応するものであれば、上記受信したコンプリーション応答に含まれている画像データをユーザ回路側へ渡すコンプリーション監視回路27を備えることにより、上記退避されたリードリクエストに対応するコンプリーション応答に含まれている画像データを確実にプロッタ2へ転送することができる。
(4)コンプリーション監視回路27が、受信したコンプリーション応答に含まれている画像データをユーザ回路側へ渡した後、コンプリーション・タイムアウト・タイマ25に対してタイムアウト信号のネゲートを要求することにより、コンプリーション・タイムアウト・タイマ25が上記タイムアウト信号をネゲート(出力停止)することができる。そのため、Non−Postedリクエストバッファ制御回路24では、コンプリーション・タイムアウトの検知を解除し、次のコンプリーション・タイムアウトの検知に備えることができる。
なお、この発明を半導体メモリ,HDD,スキャナを備えた画像形成装置に適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限らない。
例えば、スキャナ以外の画像読取手段を備えてもよいし、画像読取手段を備えていないプリンタのような画像形成装置にこの発明を適用することもできる。また、HDDの代わりに光ディスク等の他の大容量記憶装置を備えてもよいし、大容量記憶装置を備えず、半導体メモリとして大容量のフラッシュメモリ等の他のメモリを用いた画像形成装置にこの発明を適用することもできる。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、PCI−Express規格の伝送方式を用いて画像データの転送を行う際に使用するリードリクエスト用のバッファを無駄に占有することなく、コンプリーション・タイムアウトを検知し、そのエラーリカバリを行うことができる。したがって、低コストの画像形成装置およびその制御方法を提供することができる。
2:プロッタ 3,5:画像処理ASIC 4:エンジンCPU 6:メモリ
7:HDD 11:ライトDMAコントローラ 12:リードDMAコントローラ
13:アービタ 14:PCIe論理層回路 21:ライト・バス
22:リード・バス 23:Postedリクエストバッファ制御回路
24:Non−Postedリクエストバッファ制御回路
25:コンプリーション・タイムアウト・タイマ 26:NP_tempバッファ
27:コンプリーション監視回路 28:コンプリーションバッファ制御回路
29:OR回路 30:送信ポート 31:受信ポート
特開2009−140246号公報

Claims (8)

  1. 画像データを記憶する記憶手段と、前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段への前記画像データの転送を制御する第1の制御手段と、前記記憶手段から前記第1の制御手段への前記画像データの転送を制御する第2の制御手段とを有し、前記第2の制御手段から前記第1の制御手段への前記画像データの転送をPCI−Express規格の伝送方式によって行う画像形成装置であって、
    前記第1の制御手段は、前記第2の制御手段に対してリードリクエストを発行するリードリクエスト発行手段と、該リードリクエスト発行手段によって発行された前記リードリクエストに対して所定時間内に前記第2の制御手段から所定量の画像データを含むコンプリーション応答を受けた場合に、そのコンプリーション応答に含まれている画像データを前記画像形成手段へ転送するデータ転送手段と、前記リードリクエストに対して前記所定時間内に前記コンプリーション応答を受けなかった場合に、コンプリーション・タイムアウトを検知するコンプリーション・タイムアウト検知手段と、該コンプリーション・タイムアウト検知手段によって前記コンプリーション・タイムアウトが検知された場合に、前記所定時間内に受けなかった前記コンプリーション応答に対応する前記リードリクエストを退避させるリードリクエスト退避手段とを有し、
    前記第1の制御手段は、前記所定時間内に受けなかった前記コンプリーション応答に対応する前記リードリクエストを保持するための専用バッファを有し、
    前記リードリクエスト退避手段は、前記所定時間内に受けなかった前記コンプリーション応答に対応する前記リードリクエストを前記専用バッファに退避させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像データを記憶する記憶手段と、前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段への前記画像データの転送を制御する第1の制御手段と、前記記憶手段から前記第1の制御手段への前記画像データの転送を制御する第2の制御手段とを有し、前記第2の制御手段から前記第1の制御手段への前記画像データの転送をPCI−Express規格の伝送方式によって行う画像形成装置であって、
    前記第1の制御手段は、前記第2の制御手段に対してリードリクエストを発行するリードリクエスト発行手段と、該リードリクエスト発行手段によって発行された前記リードリクエストに対して所定時間内に前記第2の制御手段から所定量の画像データを含むコンプリーション応答を受けた場合に、そのコンプリーション応答に含まれている画像データを前記画像形成手段へ転送するデータ転送手段と、前記リードリクエストに対して前記所定時間内に前記コンプリーション応答を受けなかった場合に、コンプリーション・タイムアウトを検知するコンプリーション・タイムアウト検知手段と、該コンプリーション・タイムアウト検知手段によって前記コンプリーション・タイムアウトが検知された場合に、前記所定時間内に受けなかった前記コンプリーション応答に対応する前記リードリクエストを退避させるリードリクエスト退避手段とを有し、
    前記第1の制御手段は、前記リードリクエスト発行手段による前記リードリクエストの発行時に時間の計測を開始し、その計測時間が前記所定時間を経過する前に前記コンプリーション応答を受けなかった場合に、タイムアウト信号を通知するコンプリーション・タイムアウト・タイマ手段を有し、
    前記コンプリーション・タイムアウト検知手段は、前記タイムアウト信号の通知を受けた場合に、前記コンプリーション・タイムアウトを検知することを特徴とする画像形成装置
  3. 前記第1の制御手段は、前記所定時間内に受けなかった前記コンプリーション応答に対応する前記リードリクエストを保持するための専用バッファを有し、
    前記リードリクエスト退避手段は、前記所定時間内に受けなかった前記コンプリーション応答に対応する前記リードリクエストを前記専用バッファに退避させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の制御手段は、前記タイムアウト信号がアサートされている場合に、前記第2の制御手段からの前記コンプリーション応答の受信の有無を監視し、そのコンプリーション応答を受信した場合に、その受信したコンプリーション応答と前記退避された前記リードリクエストとが対応するものであれば、前記受信したコンプリーション応答に含まれている画像データを前記データ転送手段へ渡すコンプリーション監視手段を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の制御手段の前記コンプリーション監視手段は、前記受信したコンプリーション応答に含まれている画像データを前記データ転送手段へ渡した後、前記コンプリーション・タイムアウト・タイマ手段に対して前記タイムアウト信号のネゲートを要求することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 画像データを記憶する記憶手段と、前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段への前記画像データの転送を制御する第1の制御手段と、前記記憶手段から前記第1の制御手段への前記画像データの転送を制御する第2の制御手段とを有し、前記第2の制御手段から前記第1の制御手段への前記画像データの転送をPCI−Express規格の伝送方式によって行う画像形成装置であって、
    前記第1の制御手段は、前記第2の制御手段に対してリードリクエストを発行するリードリクエスト発行手段と、該リードリクエスト発行手段によって発行された前記リードリクエストに対して所定時間内に前記第2の制御手段から所定量の画像データを含むコンプリーション応答を受けた場合に、そのコンプリーション応答に含まれている画像データを前記画像形成手段へ転送するデータ転送手段と、前記リードリクエストに対して前記所定時間内に前記コンプリーション応答を受けなかった場合に、コンプリーション・タイムアウトを検知するコンプリーション・タイムアウト検知手段と、該コンプリーション・タイムアウト検知手段によって前記コンプリーション・タイムアウトが検知された場合に、前記所定時間内に受けなかった前記コンプリーション応答に対応する前記リードリクエストを退避させるリードリクエスト退避手段とを有し、
    前記第2の制御手段は、前記記憶手段に記憶されている画像データを前記所定量ずつ読み取って内部バッファに格納する格納手段と、前記第1の制御手段から前記リードリクエストを受けた場合に、前記内部バッファに前記所定量の画像データが格納されていれば、その画像データを含むコンプリーション応答を前記第1の制御手段に対して発行するコンプリーション応答発行手段とを有することを特徴とする画像形成装置
  7. 前記記憶手段は、半導体メモリと、ハードディスク装置とからなり、
    前記第2の制御手段の前記格納手段は、前記ハードディスク装置に保存されている画像データを読み出して前記半導体メモリに展開し、その展開した画像データを前記所定量ずつ読み取って前記内部バッファに格納することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 画像データを記憶する記憶手段と、前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段への前記画像データの転送を制御する第1の制御手段と、前記記憶手段から前記第1の制御手段への前記画像データの転送を制御する第2の制御手段とを有し、前記第1の制御手段がリードリクエスト退避手段と専用バッファとを有し、前記第2の制御手段から前記第1の制御手段への前記画像データの転送をPCI−Express規格の伝送方式によって行う画像形成装置における制御方法であって、
    前記第1の制御手段が、前記第2の制御手段に対してリードリクエストを発行し、そのリードリクエストに対して所定時間内に前記第2の制御手段から所定量の画像データを含むコンプリーション応答を受けた場合には、そのコンプリーション応答に含まれている画像データを前記画像形成手段へ転送し、前記所定時間内に前記コンプリーション応答を受けなかった場合には、コンプリーション・タイムアウトを検知して、前記所定時間内に受けなかった前記コンプリーション応答に対応する前記リードリクエストを、前記リードリクエスト退避手段によって前記専用バッファに退避させて保持することを特徴とする制御方法。
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