JP5736798B2 - スラストころ軸受 - Google Patents
スラストころ軸受 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5736798B2 JP5736798B2 JP2011012705A JP2011012705A JP5736798B2 JP 5736798 B2 JP5736798 B2 JP 5736798B2 JP 2011012705 A JP2011012705 A JP 2011012705A JP 2011012705 A JP2011012705 A JP 2011012705A JP 5736798 B2 JP5736798 B2 JP 5736798B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter side
- cage
- cylindrical portion
- rollers
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/54—Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal
- F16C33/542—Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal made from sheet metal
- F16C33/547—Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal made from sheet metal from two parts, e.g. two discs or rings joined together
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/30—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for axial load mainly
- F16C19/305—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for axial load mainly consisting of rollers held in a cage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
特に、本発明のスラストころ軸受に於いては、前記第一、第二両円輪部のうちの径方向の一部を同じく残部に対して軸方向に突出させている。そして、このうちの残部と前記各ころの転動面が転がり接触する1対のスラスト軌道面とを、互いに軸方向に対向する面同士の間に油膜が形成されない程度以上に離隔させている。
図1〜2は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例を含めて、本発明の特徴は、スラストころ軸受を構成する保持器の形状を工夫する事により、この保持器の軸方向側面とレース面とが当接若しくは近接対向した場合にも、この保持器の回転抵抗の増大を抑える点にある。その他の部分の構成及び作用は、前述の図9に示した従来構造の第2例と同様であるから、同等部分に関する説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
(1) 油膜を挟んで互いに対向する1対の面同士の相対変位速度を低く抑えられる。前記回転抵抗の一因となる油膜の剪断抵抗は、この相対変位速度の増大に伴って著しく大きくなる。従って、この油膜を前記保持器3bの径方向内端部以外に形成されない様にしてこの油膜の直径を小さくし、前記相対変位速度を低く抑える事は、前記剪断抵抗、延いては前記回転抵抗の低減に大きく寄与できる。
(2) この剪断抵抗を発生する部分の直径を小さく抑えられる事で、この剪断抵抗に基づくモーメントのアーム長さを短くできて、このモーメントに基づく前記回転抵抗の増大を抑えられる。
図3〜4は、請求項2に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、上述した実施の形態の第1例の場合とは逆に、第一、第二両保持器素子5c、6cの内周縁部に形成した、第一、第二両内径側円筒部9b、13bの高さを、同じく外周縁部に形成した第一、第二両外径側円筒部10b、14cの高さよりも小さくしている。従って、前記両保持器素子5c、6c同士を組み合わせて保持器3cとした状態で、これら両保持器素子5c、6cを構成する第一、第二両円輪部8c、12c同士の間隔が、内径側から外径側に向かうに従って漸増する。即ち、前記保持器3cの軸方向に関する厚さ寸法が、内径側端部で外径側端部よりも小さい。又、前記両円輪部8c、12cに形成するポケット7cを構成する、第一、第二各透孔11c、15cの形状を、円周方向に関する幅が径方向外方に向かうに従って小さくなる方向に傾斜したテーパ形状としている。
図5〜6は、本発明に関する参考例を示している。本参考例の構造の場合には、第一、第二両保持器素子5d、6dを構成する、第一、第二両円輪部8d、12dの径方向中間部を、保持器3dの軸方向に関する厚さ方向の内側に向けて凹ませている。そして、この保持器3dの軸方向に関する厚さ寸法を、径方向中間部で径方向両端部よりも小さくしている。従って、スラストころ軸受1dを組み立てた状態で、前記保持器3dの軸方向両側面と、レース24のスラスト軌道面25とが、前記径方向両端部を除き、各ころ2aに対しこの保持器3dが軸方向に変位した状態でも、互いの間に油膜が形成されない程度以上に離隔する。
2、2a ころ
3、3a、3b、3c、3d 保持器
4a、4b レース
5、5a、5b、5c、5d 第一保持器素子
6、6a、6b、6c、6d 第二保持器素子
7、7a、7b、7c、7d ポケット
8、8a、8b、8c、8d 第一円輪部
9、9a、9b 第一内径側円筒部
10、10a、10b 第一外径側円筒部
11、11a、11b、11c、11d 第一透孔
12、12a、12b、12c、12d 第二円輪部
13、13a、13b 第二内径側円筒部
14、14a、14b、14c 第二外径側円筒部
15、15a、15b、15c、15d 第二透孔
16a、16b フランジ
17a、17b 係止部
18 ケーシング
19 保持部
19a 奥面
20 相手部材
20a 端面
21 端面
22 当接部
23a、23b スラスト軌道面
24 スラストレース
25 スラスト軌道面
Claims (2)
- それぞれが放射方向に長いポケットを円周方向複数個所に設けた円輪状の保持器と、これら各ポケット内に転動自在に設けられた複数本のころとを備え、この保持器は第一、第二両保持器素子を軸方向に重ね合わせて成るものであり、このうちの第一保持器素子は、前記各ポケットを構成する為の、それぞれが放射方向に長い第一透孔を円周方向複数個所に設けた第一円輪部と、この第一円輪部の内周縁に形成された第一内径側円筒部と、この第一円輪部の外周縁に形成された第一外径側円筒部とを備えたものであり、前記第二保持器素子は、前記各ポケットを構成する為の、それぞれが放射方向に長い第二透孔を円周方向に関して前記第一透孔と同ピッチで設けた第二円輪部と、この第二円輪部の内周縁に形成された第二内径側円筒部と、この第二円輪部の外周縁に形成された第二外径側円筒部とを備えたものであり、前記第一、第二両保持器素子は、前記各第一透孔と前記各第二透孔とを軸方向に関して互いに整合させた状態で、前記第一外径側円筒部の内径側に前記第二外径側円筒部を内嵌すると共に、前記第一内径側円筒部の外径側に前記第二内径側円筒部を外嵌しているスラストころ軸受に於いて、
前記各ころが円筒ころであり、
前記第一、第二両円輪部を前記各ころの中心軸に対して互いに反対方向に傾斜させる事により、前記保持器の軸方向に関する厚さ寸法が、内径側端部から外径側端部に向かうに従って漸次小さくなっていて、前記保持器の軸方向両側面と前記各ころの転動面が転がり接触する1対のスラスト軌道面とが、内径側端部を除き、前記各ころに対しこの保持器が軸方向に変位した状態でも、これら互いに軸方向に対向する面同士の間に油膜が形成されない程度以上に離隔していると共に、前記各ポケットの円周方向に関する幅寸法が外径側端部から内径側端部に向かうに従って漸次小さくなっていて、前記各ころの転動面と前記各ポケットの円周方向側縁との距離が径方向に関して実質的に均一である、
事を特徴とするスラストころ軸受。 - それぞれが放射方向に長いポケットを円周方向複数個所に設けた円輪状の保持器と、これら各ポケット内に転動自在に設けられた複数本のころとを備え、この保持器は第一、第二両保持器素子を軸方向に重ね合わせて成るものであり、このうちの第一保持器素子は、前記各ポケットを構成する為の、それぞれが放射方向に長い第一透孔を円周方向複数個所に設けた第一円輪部と、この第一円輪部の内周縁に形成された第一内径側円筒部と、この第一円輪部の外周縁に形成された第一外径側円筒部とを備えたものであり、前記第二保持器素子は、前記各ポケットを構成する為の、それぞれが放射方向に長い第二透孔を円周方向に関して前記第一透孔と同ピッチで設けた第二円輪部と、この第二円輪部の内周縁に形成された第二内径側円筒部と、この第二円輪部の外周縁に形成された第二外径側円筒部とを備えたものであり、前記第一、第二両保持器素子は、前記各第一透孔と前記各第二透孔とを軸方向に関して互いに整合させた状態で、前記第一外径側円筒部の内径側に前記第二外径側円筒部を内嵌すると共に、前記第一内径側円筒部の外径側に前記第二内径側円筒部を外嵌しているスラストころ軸受に於いて、
前記各ころが円筒ころであり、
前記第一、第二両円輪部を前記各ころの中心軸に対して互いに反対方向に傾斜させる事により、前記保持器の軸方向に関する厚さ寸法が、外径側端部から内径側端部に向かうに従って漸次小さくなっていて、前記保持器の軸方向両側面と前記各ころの転動面が転がり接触する1対のスラスト軌道面とが、外径側端部を除き、前記各ころに対しこの保持器が軸方向に変位した状態でも、これら互いに軸方向に対向する面同士の間に油膜が形成されない程度以上に離隔していると共に、前記各ポケットの円周方向に関する幅寸法が内径側端部から外径側端部に向かうに従って漸次小さくなっていて、前記各ころの転動面と前記各ポケットの円周方向側縁との距離が径方向に関して実質的に均一である、
事を特徴とするスラストころ軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011012705A JP5736798B2 (ja) | 2011-01-25 | 2011-01-25 | スラストころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011012705A JP5736798B2 (ja) | 2011-01-25 | 2011-01-25 | スラストころ軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012154384A JP2012154384A (ja) | 2012-08-16 |
JP5736798B2 true JP5736798B2 (ja) | 2015-06-17 |
Family
ID=46836321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011012705A Active JP5736798B2 (ja) | 2011-01-25 | 2011-01-25 | スラストころ軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5736798B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4174138A (en) * | 1978-08-28 | 1979-11-13 | The Torrington Company | Thrust bearing and separator |
JP2002070872A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-08 | Nsk Ltd | スラスト針状ころ軸受 |
-
2011
- 2011-01-25 JP JP2011012705A patent/JP5736798B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012154384A (ja) | 2012-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3039087B2 (ja) | 保持器付自動調心ころ軸受 | |
JP4803031B2 (ja) | 自動調心ころ軸受用保持器の製造方法 | |
JP2007120687A (ja) | 保持器付自動調心ころ軸受 | |
JP2016109253A (ja) | 転がり軸受 | |
JP2007278406A (ja) | 保持器付ころ軸受 | |
JP7485948B2 (ja) | 自動調心ころ軸受用保持器 | |
JP2007024292A (ja) | 回転支持部 | |
JP2015102144A (ja) | 自動調心ころ軸受 | |
JP2006242199A (ja) | スラストころ軸受 | |
US7927022B2 (en) | Thrust roller bearing | |
JP2008267400A (ja) | 玉軸受 | |
JP6141606B2 (ja) | 自動調心ころ軸受 | |
JP5736798B2 (ja) | スラストころ軸受 | |
JP2011085153A (ja) | 転がり軸受 | |
JP4305187B2 (ja) | スラストころ軸受 | |
JP2012172784A (ja) | 玉軸受 | |
JP5012383B2 (ja) | 保持器付きラジアルころ軸受 | |
JP2006200672A (ja) | スラストころ軸受 | |
JP2007085542A (ja) | 保持器付自動調心ころ軸受及び自動調心ころ軸受用保持器の製造方法 | |
JP2007187207A (ja) | スラストころ軸受 | |
JP2015031390A (ja) | スラストころ軸受 | |
JP5909893B2 (ja) | ラジアルニードル軸受 | |
JP5998694B2 (ja) | ラジアルころ軸受用保持器 | |
JP5218231B2 (ja) | 転がり軸受用保持器、並びにこれを備えた内輪組立体、外輪組立体、および転がり軸受 | |
JP2010270884A (ja) | ラジアルニードル軸受用保持器及びラジアルニードル軸受 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140716 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140729 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150324 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5736798 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |