JP5735353B2 - MnZnAlCo系フェライト - Google Patents
MnZnAlCo系フェライト Download PDFInfo
- Publication number
- JP5735353B2 JP5735353B2 JP2011127595A JP2011127595A JP5735353B2 JP 5735353 B2 JP5735353 B2 JP 5735353B2 JP 2011127595 A JP2011127595 A JP 2011127595A JP 2011127595 A JP2011127595 A JP 2011127595A JP 5735353 B2 JP5735353 B2 JP 5735353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mol
- oxide
- ferrite
- equivalent
- mnznalco
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Magnetic Ceramics (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
Description
(1)酸化鉄(Fe2O3換算):46.0〜49.8mol%、
酸化亜鉛(ZnO換算):2.0〜18.0mol%、
酸化アルミニウム(Al2O3換算):0.1〜1.5mol%、
酸化コバルト(CoO換算):0.1〜3.0mol%、
酸化マンガン(MnO換算):残部
からなる基本成分中に、さらに副成分として、
酸化ケイ素(SiO2換算)と酸化カルシウム(CaO換算)を、合計で100〜2500質量ppm含有し、かつ、酸化ケイ素(SiO2換算)と酸化カルシウム(CaO換算)の混合比率を、モル%にして、酸化ケイ素(SiO2換算):0超え40以下に対し、酸化カルシウム(CaO換算):60以上100未満とすることを特徴とするMnZnAlCo系フェライト。
まず、本発明のMnZnAlCo系フェライトは、基本組成を酸化鉄(Fe2O3換算):46.0〜49.8mol%、酸化亜鉛(ZnO換算):2.0〜18.0mol%、酸化アルミニウム(Al2O3換算):0.1〜1.5mol%、酸化コバルト(CoO換算):0.1〜3.0mol%、酸化マンガン(MnO換算):残部とすることで、Bs,比抵抗,μiの優れたMnZnAlCo系フェライトを実現する。以下、本発明のMnZnAlCo系フェライトの基本成分組成について説明する。なお、基本成分の含有量はmol%で示すものとし、これらの含有量の合計は100mol%である。
Fe2O3は、飽和磁束密度Bsおよび比抵抗に大きく影響する成分である。Fe2O3の配合量が46.0mol%未満では高周波帯域のμi値が低下し、49.8mol%を超えると比抵抗が急激に低下する。そのため、Fe2O3の配合量は、46.0〜49.8mol%の範囲内とする。より好ましくは47.0〜49.6mol%である。
ZnOは、Bs,初透磁率μiおよびキュリー温度Tcに大きく影響する成分である。ZnOの配合量が2.0mol%未満では、全帯域を通して初透磁率μiの値自体が小さくなり、一方、18.0mol%を超えるとBs≧450mTを得ることができない。また、TcはZnOの配合量が多いほど低下し、ZnOが18.0mol%を超えると150℃以下となり、100℃におけるBsが低下してしまう。よって、ZnOの配合量は、2.0〜18.0mol%の範囲内とする。より好ましくは6.0〜13.0mol%であり、最も好ましくは8.0〜13.0mol%である。
少量のCoOを含有することでBsを大きく増大させる効果がある。CoOの配合量が0.1mol%未満ではBsの改善効果が小さく、一方、3.0mol%を超えると全帯域を通してμi値自体が低下する傾向があるため好ましくない。よって、CoOの配合量は、0.1〜3.0mol%の範囲内とする。より好ましくは0.2〜2.5mol%である。
さらに、本発明のMnZnAlCo系フェライトは、基本成分としてAl2O3を0.1〜1.5mol%含有することで、高周波磁気損失tanδを低減してμiの高周波特性を平坦化する効果と、粒界の絶縁性を改善して比抵抗を増大させる相乗効果が得られる。Al2O3の含有量が0.1mol%未満ではtanδを低減する効果が十分でなく、1.5mol%を超えると、焼結密度が低下してBsが低下し、さらに比抵抗も低下する。よって、Al2O3の配合量は、0.1〜1.5mol%の範囲内とする。より好ましくは0.2〜1.0mol%である。
1.室温での印加磁場1.2kA/mにおけるBs≧450mT
2.比抵抗≧104Ωm
3.10kHz〜1MHzにおけるμi≧780
4.μi(1MHz)≧0.96×μi(10kHz)
条件4は、1MHzにおける初透磁率が、10kHzにおける初透磁率を基準とした減少幅が、4%以内であることを意味する。
本発明のMnZnAlCo系フェライトは、焼成後の成分組成が上記適正範囲となるように出発原料を配合しさえすれば、特に限定されるものではなく、通常のフェライト製造方法を適用することができる。好ましい製造方法としては、例えば、出発原料となるFe2O3,Mn3O4またはMnCO3,ZnO,CoOまたはCo3O4,Al2O3,(必要によりSnO2,TiO2,GeO2)を適正量秤量し、これらをアトライターやボールミルなどの混合機を用いて、湿式または乾式で混合した後、800〜1000℃で仮焼する。その後、その仮焼粉に上記適正範囲の副成分を添加し、アトライターやボールミルなどの混合機を用いて、湿式または乾式で混合し、粉砕して粒径が0.8〜1.6μm程度の原料粉とする。その後、その原料粉にPVA(ポリビニルアルコール)などの結合剤(バインダー)を添加し、スプレードライヤーや篩を用いて造粒した後、その造粒粉を所定形状の金型に充填してプレス成形する。その後、その成形体を焼成することによって、本発明のMnZnAlCo系フェライトを製造することができる。なお、上記の焼成は、鉄過剰組成を有する一般的なMnZn系フェライトと同様のヒートパターンおよび雰囲気で行うことができ、特別な条件は必要とされない。したがって、従来のMnZn系フェライトと同様、高い生産性で製造することが可能である。
焼成後のMnZnAlCo系フェライトの基本成分組成が表1に示した値となるように、基本成分の原料であるFe2O3,ZnO,Mn3O4,CoO,Al2O3を秤量し、これをボールミルで湿式混合した後、900℃で仮焼した。次いで、上記仮焼粉に、副成分としてSiO2,CaCO3を、基本成分中への不純物としての混合量とも併せてSiO2=150質量ppm,CaO=1800質量ppmとなるように添加し、ボールミルでさらに湿式粉砕して平均粒径1.1μm(空気透過法で測定)の原料粉を得た。これにバインダーとしてPVAを加え、目開き500μmの篩を通して造粒した後、リング型試料に成形した。その後、上記成形体を、電気炉を用いて、酸素分圧を制御した雰囲気中で1340℃×3時間の焼成を行い、外径31mm、内径19mm、高さ7mmのMnZnAlCo系フェライトコアを得た。
1.Bs≧450mT
2.比抵抗≧104Ωm
3.10kHzおよび1MHzにおけるμi≧780
4.μi(1MHz)≧0.96×μi(10kHz)
実施例1とは異なる比率と量の副成分として、実施例1と同様の実験を行った。具体的には、焼成後のMnZnAlCo系フェライトの基本成分組成が表2に示した値となるように、基本成分の原料であるFe2O3,ZnO,Mn3O4,CoO,Al2O3を秤量し、ボールミルで湿式混合した後、950℃で仮焼した。次いで、上記仮焼粉に、副成分としてSiO2,CaCO3を、基本成分中への不純物としての混合量とも併せてSiO2=200質量ppm,CaO=1500質量ppmとなるように添加し、ボールミルで湿式粉砕して平均粒径1.2μm(空気透過法)の原料粉を得た。実施例1と同様にリング型試料に成形した後、電気炉を用いて、酸素分圧を制御した雰囲気中で1330℃×5時間の焼成を行い、外径31mm、内径19mm、高さ7mmのMnZnAlCo系フェライトコアを得た。
1.Bs≧450mT
2.比抵抗≧104Ωm
3.10kHzおよび1MHzにおけるμi≧780
4.μi(1MHz)≧0.96×μi(10kHz)
主成分を固定し、副成分の添加量を種々の値として、実施例1と同様の実験を行った。具体的には、焼成後のMnZnAlCo系フェライトの基本成分組成がFe2O3:ZnO:MnO:CoO:Al2O3=47.5:10:41:1:0.5(mol%)の組成となるように、基本成分の原料であるFe2O3,ZnO,Mn3O4,CoO,Al2O3を秤量し、ボールミルで湿式混合した後、950℃で仮焼した。次いで、上記仮焼粉に、副成分としてSiO2,CaCO3を、基本成分中への不純物としての混合量とも併せて表3に示す含有量となるように添加し、ボールミルで湿式粉砕して平均粒径1.2μm(空気透過法)の原料粉を得た。実施例1と同様にリング型試料に成形した後、電気炉を用いて、酸素分圧を制御した雰囲気中で1320℃×2時間の焼成を行い、外径31mm、内径19mm、高さ7mmのMnZnAlCo系フェライトコアを得た。
1.Bs≧450mT
2.比抵抗≧104Ωm
3.10kHzおよび1MHzにおけるμi≧780
4.μi(1MHz)≧0.96×μi(10kHz)
主成分の比率を実施例3とは異ならせ、副成分の添加量を種々の値として、実施例3と同様の実験を行った。具体的には、焼成後のMnZnAlCo系フェライトの基本成分組成がFe2O3:ZnO:MnO:CoO:Al2O3=48.8:9.5:39.35:1.6:0.75(mol%)の組成となるように、基本成分の原料であるFe2O3,ZnO,Mn3O4,CoO,Al2O3を秤量し、ボールミルで湿式混合した後、900℃で仮焼した。次いで、上記仮焼粉に、副成分としてSiO2,CaCO3を、基本成分中への不純物としての混合量とも併せて表4に示す含有量となるように添加し、ボールミルで湿式粉砕して平均粒径1.1μm(空気透過法)の原料粉を得た。実施例1と同様にリング型試料に成形した後、電気炉を用いて、酸素分圧を制御した雰囲気中で1350℃×1時間の焼成を行い、外径31mm、内径19mm、高さ7mmのMnZnAlCo系フェライトコアを得た。
1.Bs≧450mT
2.比抵抗≧104Ωm
3.10kHzおよび1MHzにおけるμi≧780
4.μi(1MHz)≧0.96×μi(10kHz)
主成分として、MnOの一部に代えてSnO2,TiO2,GeO2から選ばれる少なくとも1種を含めて、同様の実験を行った。具体的には、焼成後のMnZnAlCo系フェライトの基本成分組成がFe2O3:ZnO:MnO:CoO:Al2O3=47.5:10:(残部):1:0.5(mol%)の組成となるように、基本成分の原料であるFe2O3,ZnO,Mn3O4,CoO,Al2O3を秤量し、ボールミルで湿式混合した後、950℃で仮焼した。次いで、上記仮焼粉に、副成分として表3のNo.3−3と同じSiO2=180質量ppm,CaO=2000質量ppmとなるように、SiO2,CaCO3を加えて、表5に示す量のSnO2,TiO2,GeO2を添加し、ボールミルで湿式粉砕して平均粒径1.2μm(空気透過法)の原料粉を得た。実施例3と同じ条件で成形、焼成を行い、外径31mm、内径19mm、高さ7mmのMnZnAlCo系フェライトコアを得た。なお、上記のMnO:残部とは、SnO2,TiO2,GeO2をも含めたものである。
1.Bs≧450mT
2.比抵抗≧104Ωm
3.10kHzおよび1MHzにおけるμi≧780
4.μi(1MHz)≧0.96×μi(10kHz)
SnO2,TiO2,GeO2から選ばれる追加の基本成分の比率を実施例5と同様にして、それ以外の主成分の比率と副成分の添加量を実施例5とは異ならせ、実施例5と同様の実験を行った。具体的には、焼成後のMnZnAlCo系フェライトの基本成分組成がFe2O3:ZnO:MnO:CoO:Al2O3=48.8:9.5:(残部):1.6:0.75(mol%)の組成となるように、基本成分の原料であるFe2O3,ZnO,Mn3O4,CoO,Al2O3を秤量し、ボールミルで湿式混合した後、900℃で仮焼した。次いで、上記仮焼粉に、副成分として表4のNo.4−1と同じSiO2=200質量ppm,CaO=600質量ppmとなるように、SiO2,CaCO3を加えて、表6に示す量のSnO2,TiO2,GeO2を添加し、ボールミルで湿式粉砕して平均粒径1.1μm(空気透過法)の原料粉を得た。実施例5と同じ条件で成形、焼成を行い、外径31mm、内径19mm、高さ7mmのMnZnAlCo系フェライトコアを得た。なお、上記のMnO:残部とは、SnO2,TiO2,GeO2をも含めたものである。
1.Bs≧450mT
2.比抵抗≧104Ωm
3.10kHzおよび1MHzにおけるμi≧780
4.μi(1MHz)≧0.96×μi(10kHz)
Claims (2)
- 酸化鉄(Fe2O3換算):46.0〜49.8mol%、
酸化亜鉛(ZnO換算):2.0〜18.0mol%、
酸化アルミニウム(Al2O3換算):0.1〜1.5mol%、
酸化コバルト(CoO換算):0.1〜3.0mol%および
酸化マンガン(MnO換算):残部
からなる基本成分中に、さらに副成分として、
酸化ケイ素(SiO2換算)と酸化カルシウム(CaO換算)を、合計で100〜2500質量ppm含有し、かつ、酸化ケイ素(SiO2換算)と酸化カルシウム(CaO換算)の混合比率を、モル%にして、酸化ケイ素(SiO2換算):0超え40以下に対し、酸化カルシウム(CaO換算):60以上100未満とすることを特徴とするMnZnAlCo系フェライト。 - 前記基本成分として、酸化マンガンの一部に代えて、酸化スズ(SnO2換算)、酸化チタン(TiO2換算)および酸化ゲルマニウム(GeO2換算)から選ばれる少なくとも1種を合計で0.05〜2.2mol%含有する請求項1に記載のMnZnAlCo系フェライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011127595A JP5735353B2 (ja) | 2010-06-11 | 2011-06-07 | MnZnAlCo系フェライト |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010134327 | 2010-06-11 | ||
JP2010134327 | 2010-06-11 | ||
JP2011127595A JP5735353B2 (ja) | 2010-06-11 | 2011-06-07 | MnZnAlCo系フェライト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012017251A JP2012017251A (ja) | 2012-01-26 |
JP5735353B2 true JP5735353B2 (ja) | 2015-06-17 |
Family
ID=45602775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011127595A Active JP5735353B2 (ja) | 2010-06-11 | 2011-06-07 | MnZnAlCo系フェライト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5735353B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102344888B1 (ko) * | 2017-05-02 | 2021-12-30 | 엘지전자 주식회사 | 자기장 차폐용 페라이트 조성물 및 그 제조 방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06310320A (ja) * | 1993-04-22 | 1994-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 酸化物磁性体材料 |
JP2003257724A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-09-12 | Hitachi Metals Ltd | Mn−Zn系フェライト |
-
2011
- 2011-06-07 JP JP2011127595A patent/JP5735353B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012017251A (ja) | 2012-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010180101A (ja) | 高抵抗高飽和磁束密度MnZnCoフェライトおよびその製造方法 | |
JP5423962B2 (ja) | フェライト組成物、フェライトコアおよび電子部品 | |
JP2011096977A (ja) | フェライト組成物、フェライトコアおよび電子部品 | |
JP5488536B2 (ja) | フェライトコアおよび電子部品 | |
JP5786454B2 (ja) | フェライトコアおよび電子部品 | |
JP2007112695A (ja) | Mnフェライトの製造方法 | |
JP5089963B2 (ja) | MnZnNiフェライトの製造方法 | |
JP5699542B2 (ja) | フェライト組成物、フェライトコアおよび電子部品 | |
JP4826093B2 (ja) | フェライト、電子部品及びそれらの製造方法 | |
KR101886489B1 (ko) | 페라이트 조성물 및 전자 부품 | |
JP5019023B2 (ja) | Mn−Zn系フェライト材料 | |
JP5871017B2 (ja) | 磁性体材料およびそれを用いて形成したコアを備える巻線型コイル部品 | |
JP2022156991A (ja) | フェライト組成物、電子部品、および、電源装置 | |
JP5699540B2 (ja) | フェライト組成物、フェライトコアおよび電子部品 | |
JP5735353B2 (ja) | MnZnAlCo系フェライト | |
JP5510296B2 (ja) | フェライト組成物、フェライトコアおよび電子部品 | |
JP2011088774A (ja) | 高抵抗高飽和磁束密度MnZnCrCoフェライト | |
JP7037434B2 (ja) | 耐熱性高透磁率MnZnフェライト | |
JP4031886B2 (ja) | Ni−Zn系フェライトの製造方法 | |
JP5882811B2 (ja) | フェライト焼結体およびこれを備えるパルストランス用コア | |
JP6901990B2 (ja) | 耐熱性高透磁率MnZnフェライト | |
JP2010285311A (ja) | フェライト組成物、フェライトコアおよび電子部品 | |
JP2005108977A (ja) | Mn−Zn系フェライト、トランス用磁心およびトランス | |
JP7160720B2 (ja) | 耐熱性高透磁率MnZnフェライト | |
JP4654559B2 (ja) | フェライト磁性材料およびフェライトコア |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150407 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5735353 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |