JP5734992B2 - 薬配送装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、薬配送装置および方法、特に薬の配送に使用されるネブライザ、およびこのようなネブライザを動作させる方法に関する。
アトマイザとも呼ばれるネブライザは、通常液体の細かい噴霧またはエアロゾルを生成する装置である。特にネブライザの有用な用途は、溶解したまたは懸濁した微粒子の薬剤を含む細かい噴霧を患者への投与のために吸入により提供することである。
ピエゾメッシュ式ネブライザがこのような薬配送装置においてエアロゾルを生成するために一般的に使用され、圧電素子が細かいエアロゾルの噴霧を作り出すようにメッシュを振動させる。特に、メッシュ上に分配される液滴は、噴霧を作るために圧電素子により振動する。このようなピエゾメッシュ式ネブライザには2つの設計原理がある。特許文献1および特許文献2は、圧電素子がメッシュ要素に接着される設計の1つの種類を開示し、特許文献3および特許文献4は、メッシュ要素が圧電素子から分離される設計を開示する。メッシュ要素を圧電素子から分離させる利点は、メッシュ要素がより製造コストが安く、したがってより頻繁に交換され得るということである。
しかし、全てのメッシュ式ネブライザの共通する欠点は、使用者が使用後にメッシュを洗浄する必要があり、そうでなければメッシュの孔が詰まり得るということである。典型的なメッシュでは領域内に5000の2μmの孔があり、これらは環境中のまたは塩の結晶(すなわち、薬はしばしば生理食塩水を基剤とするので)からの粒子により、容易に詰まり得る。
洗浄方法は通常、メッシュを温かい石鹸水で約5分間洗い、次にすすいでメッシュを乾かすことである。このプロセスは、薬物治療自体と同じくらい多くの時間がかかり、したがって患者の多大な負担である。故に、時間とともに、良好な洗浄であっても、メッシュの性能は、多くの孔が詰まるので劣化する−これは典型的には何週間もかかって生じ得る。いったんメッシュが詰まると、メッシュを洗浄することおよび孔に詰まった粒子を除去することは非常に難しいので、メッシュを交換する必要がある。メッシュは最大12ヶ月まで耐えるように設計されるが、それらは典型的には3ヶ月ごとに、または何人かの患者に対しては下手な洗浄のためにさらに毎月交換されなければならない。
このような薬配送装置は、典型的には、例えば、交換可能なマウスピース、交換可能なプランジャ組立体等、1つまたは複数の交換可能な部品および/または交換可能な薬室も有する。これらの交換可能な部品は、ネブライザが特定の患者の要求に最も合うように適合されるまたはカスタマイズされることを可能にする。例えば、異なるマウスピースが特定の使用者に好まれる吸入量に応じて選択され得る一方、異なる薬室が配送される薬に応じて異なる量を提供するように選択され得る。
このような交換可能な部品を有することの欠点は、薬配送装置が適宜薬の配送を制御することができるように、薬配送装置は、交換可能な部品のセットのどの特定の部品が取り付けられているかをどの特定の時間においても知らなければならないということである。
米国特許第5938117号 米国特許第6983747号 米国特許第6651650号 米国特許第6405934号
本発明の目的は、1つまたは複数の上述の欠点を緩和または削減するのに役立つ薬配送システムを提供することである。
本発明の第1の態様によれば、データキャリアを有する取り外し可能な構成部品と、取り外し可能な構成部品のデータキャリアと通信するデータリーダとを有するネブライザが提供される。
取り外し可能な構成部品は、関連した取り外し可能な構成部品のセットの1つであり得る。データリーダはそれによって、ネブライザが取り外し可能な構成部品のセットのどの構成部品がネブライザに取り付けられているかを決定することを可能にし、したがって、ネブライザの動作が適宜制御されることを可能にする。
本発明の他の態様によれば、ネブライザを動作させる方法が提供され、この方法は、ネブライザの取り外し可能な構成部品に関連付けられたデータキャリアからの情報を受信するステップと、データキャリアから受け取った情報に基づいてネブライザの動作を制御するステップとを有する。
本発明の他の態様によれば、ネブライザに用いるメッシュ組立体が提供され、このメッシュ組立体は、使用中、ネブライザに設けられたデータリーダと通信するためのデータキャリアを有する。
本発明の他の態様によれば、薬配送装置とともに使用されるマウスピースが提供され、このマウスピースは、使用中、ネブライザに設けられたデータリーダと通信するためのデータキャリアを有する。
本発明の他の態様によれば、薬配送装置とともに使用される薬室が提供され、この薬室は、使用中、ネブライザに設けられたデータリーダと通信するためのデータキャリアを有する。
本発明の他の態様によれば、薬配送装置とともに使用される計量室が提供され、この計量室は、使用中、ネブライザに設けられたデータリーダと通信するためのデータキャリアを有する。このデータキャリアは、計量された薬剤投与量に関連する情報をネブライザに提供する。
本発明の他の態様によれば、薬配送装置とともに使用されるプランジャ組立体が提供され、このプランジャ組立体は、使用中、ネブライザに設けられたデータリーダと通信するためのデータキャリアを有する。
本発明のより良い理解のために、そして本発明がどのように実施され得るかをより明確に示すために、例示のみを目的として、以下の図面が参照される。
図1は、本発明の実施形態によるネブライザを示す。 図2aは、本発明の他の実施形態によるネブライザのメッシュ組立体をより詳細に示す。 図2bは、本発明の他の実施形態によるネブライザのメッシュ組立体をより詳細に示す。 図2cは、本発明の他の実施形態によるネブライザのメッシュ組立体をより詳細に示す。 図3aは、本発明の他の実施形態によるネブライザのメッシュ組立体をより詳細に示す。 図3bは、本発明の他の実施形態によるネブライザのメッシュ組立体をより詳細に示す。 図3cは、本発明の他の実施形態によるネブライザのメッシュ組立体をより詳細に示す。 図4は、本発明の1つの実施形態により実行されるステップを説明するフローチャートを示す。 図5は、本発明の他の実施形態によるネブライザを示す。 図6は、本発明の実施形態により実行されるステップを説明するフローチャートを示す。 図7は、本発明の実施形態により実行されるステップを説明するフローチャートを示す。 図8は、本発明の他の実施形態によるネブライザを示す。
下記の実施形態は、ピエゾメッシュ式薬配送装置に関連して説明される。しかし、幾つかの実施形態は、例えば、マウスピースおよび薬室等の交換可能な構成部品を有するネブライザに関連する実施形態等、このようなピエゾメッシュ式薬配送装置に限定される必要が無いことに留意されたい。また、ネブライザの語は、薬配送装置またはアトマイザと同じ意味で用いることができ、下記および図面に描かれた特定のタイプのネブライザ以外のネブライザの他の形態および設計を含むことが意図されることにも留意されたい。
図1は本発明の実施形態によるネブライザ1を示す。ネブライザ1は、マウスピース5、プランジャ組立体7およびメッシュ組立体9等、1つまたは複数の取り外し可能な構成部品(すなわち、交換可能な部品)を受ける本体3を有する。メッシュ組立体9はメッシュ9bを有する。このメッシュ9bは、細かい噴霧またはエアロゾルを生成するために圧電素子により振動する。本発明の1つの態様によれば、メッシュ組立体9はデータキャリア9aも有する。データキャリア9aは、例えばネブライザの本体内等、ネブライザ1に取り付けられたデータリーダ11と通信する。この特定の実施形態では、データキャリア9aはRFIDタグを有するとともにデータリーダ11はアンテナを有し、それぞれコイル(図1では各コイルループの断面を示し、コイル面は図の平面に直交する)を有する。RFIDタグおよびアンテナの動作は当業者にはよく知られている。本発明は、受動RFIDタグ(すなわち、このRFIDタグは対応付けられたアンテナで受信されたエネルギから電源供給される)または能動RFIDタグ(すなわち、このRFIDタグは電源内蔵形である)を含むが、これらに限定されるものではなく、如何なるタイプのRFIDタグ付けシステムの使用も含むことが意図される。本明細書で後述するように、データキャリアおよびデータリーダの他の形態もまた、本発明の範囲を離れること無しに、想定される。
メッシュ9bに関連付けられたデータキャリア9aは、本明細書で後述されるように、メッシュ9bに関連する情報をネブライザ1に提供する。
図1の実施形態では、メッシュ組立体9の本体はまた薬室13を形成することが分かる。このようなものとして、データキャリア9aはまた、薬室13に関連する情報をネブライザ1に提供するようにも使用され得る。プランジャ組立体7は薬計量室15を有する。薬計量室15は、噴霧状にされる薬を噴霧化のために噴霧装置に供給するように構成される一方、薬室13は、薬計量室15内に入れられる量を超える如何なる薬も収容されるとともに保持されるように構成される。これは、噴霧状にされる薬の単位投与量(すなわち、バイアル)がリザーバ内に注がれることを可能にするが、薬計量室15の計量された量のみが治療中に噴霧状にされ、薬の残りまたは余剰分は薬室13内の保持されることを可能にする。薬計量室15およびその動作のさらなる詳細は、米国特許出願第2003/0146300A1号に記載されている。
図1に示された実施形態は、薬室13がメッシュ組立体9を使用して形成されることを示しているが、薬室が独立した物理的実体として形成され得ることに留意されたい。この場合、薬室は、薬室に関する情報をネブライザに提供するための独立したデータキャリア(すなわち、メッシュに関連付けられたデータから独立したデータキャリア)を有し得る。
図2a乃至2cは、図1のメッシュ組立体9に対して異なって構成されたメッシュ組立体9をより詳細に示す。図2aは、メッシュ組立体9の平面図を示す。図2bは、図2aの断面X−Xを通る側断面図を示す。この特定の実施形態のメッシュ組立体9は、データキャリア9aおよびメッシュ9bが同じ平面、すなわち、同一面にあるように、構成される。これは、メッシュ組立体9が薬剤パックに取り付けられることを可能にするという利点を有する。図2cはメッシュ組立体9の端面図を示す。この特定の実施形態ではメッシュ組立体9が図1に示されたように薬室13を形成しないことが明らかであり、これはネブライザ1が独立した薬室(および場合によってはこのような薬室に関連付けられた独立したデータキャリア)を必要とすることを意味する。
図2a乃至2cには示されていないが、さらなる実施形態では、メッシュ組立体9は、メッシュ9b、計量室およびデータキャリア9aを有し得る。データキャリアは、メッシュおよび計量された投与量に関する情報をネブライザに提供することができ、この情報は臨床医により例えば誤りチェックのために使用され得る。例えば、患者の治療の合計時間が、ネブライザの流速および薬剤投与量および計量室容積に関するデータキャリアからの情報に基づいて予想されるものより長い場合、臨床医はメッシュが交換される必要があると結論を下し得る。
図3a乃至3cは、メッシュ組立体9のさらなる代替構成を示す。図3aはメッシュ組立体9の側面図を示す。このメッシュ組立体9は、データキャリア9aおよびメッシュ9bを有する。図3bは端面図を示し、図3cは図3bの断面X−Xを通る断面図を示す。この特定の実施形態によれば、データキャリア9aは、メッシュ9bがある平面とは異なる平面にあり、これは、例えばデータキャリア9aがネブライザの対応するデータリーダ11のより近くに配置されることを可能にするために等、特定の用途において望ましい場合がある。特定の用途および使用されるネブライザのタイプに応じて、データキャリア9aおよびメッシュ9bを取り付けるための様々な構成が可能であることが明らかである。
メッシュ組立体9のメッシュ9bに関連付けられたデータキャリア9aは、メッシュ9bに関する情報を含む。この情報は、ネブライザ1のデータリーダ11により読み取られ得る。例えば、データキャリア9aは、使用されるメッシュ9bのタイプを識別するために使用され得る。データキャリア9aは、使用目的または、例えばメッシュ9bが交換前に何回使用されるべきか等、メッシュ9bの寿命に関する情報を含み得る。好ましくは、(データキャリア9aおよびメッシュ9bを含む)メッシュ組立体9全体が所定数の使用後に交換される。
代替的には、データキャリア9aおよびメッシュ9bがメッシュ組立体9の本体に取り外し可能に接続される場合、データキャリア9aおよびメッシュ9bは、メッシュ組立体9の主要な本体と独立して交換され得る。例えば、使用者は、新しいデータキャリア9aおよび新しいメッシュ9bをメッシュ組立体9の既存の本体に取り付けることにより、セットとして交換されるデータキャリア9aおよびメッシュ9bを購入することができる。
データリーダ11により受信された情報は、多くの目的のためにネブライザにより使用され得る。1つの実施形態によれば、データリーダ11により受信された情報は、特定のメッシュ9bが使用された回数を数えるために、そしてメッシュ9bが所定の回数使用された後にネブライザが操作されることを防ぐために使用され得る。したがって、メッシュ9bの予定寿命が終了したときに、薬配送装置においてメッシュ9bが使用されることは妨げられ得る。代替的にまたは追加的に、ネブライザは、いったん予定寿命が終了すると、すなわちネブライザが完全に使用されることを防ぐというより、何らかの形態の表示または警告を使用者に提供するように構成され得る。この種の表示または警告は、使用者にメッシュを交換することを促すが、ネブライザが使用されることを妨げない。
図4は、図1乃至3に記載したように、関連付けられたデータキャリアを有するメッシュを備えるネブライザ内で実行され得るステップを示す。図4に示されたステップは、例えば、使用者の薬配送動作の始動に応じて、薬配送動作の一部として実行され得る。ステップ401では、ネブライザはメッシュに関連付けられたデータキャリアを読む。ステップ403では、ネブライザは、メッシュの使用に関するカウント値を確かめるためにデータキャリアのデータフィールドを読み、カウント値が所定置と等しいかどうか決定する。例えば、特定のメッシュが、255回使用されることが意図されるとともに毎回の使用後に減らされる(デクリメントされる)255のカウント値を有して供給される場合、ステップ403はカウント値が0に達したかどうかのチェックを必要とし得る。あるいは、メッシュが毎回の使用後に増やされる(インクリメントされる)0のカウント値を有して供給される場合、ステップ403はカウント値が所定値、すなわちこの特定の例では255、に達したかどうかのチェックを必要とし得る。
ステップ403においてカウント値が所定値と等しくないと決定された場合、次にステップ405においてカウント値が更新され(すなわち、増やされるまたは減らされる)、ステップ407においてネブライザが薬を配送するように動作される。
ステップ403においてカウント値が所定値と等しいと決定され、したがって、メッシュが所定回数使用されたことを示している場合、ネブライザはステップ409において、メッシュが交換を必要としていることを表示する。これは、メッシュをもはや使用できないように、ネブライザを使用できないようにすることを含み得る。
上述のように、メッシュが所定の回数使用された後にネブライザが動作されることを防ぐことの代替として、ネブライザは、その代わりに(あるいは、さらに)メッシュが交換されるべきであるという警告を使用者に提供するように構成され得る。例えば、ネブライザは、メッシュがその予定された寿命に達したときに、視覚的および/または可聴式の警告を提供するように構成され得る。
ネブライザはまた、このような警告をメッシュがその寿命になる前に所定の間隔で提供するように構成されることもでき、したがって使用者に新しいメッシュを購入するように警告する。
好ましくは、ステップ405に示された更新されたカウント値は、メッシュ9bに関連付けられたデータキャリア9aに記憶される。このようなものとして、データリーダ11は、データリーダに加えてデータライタとして作用する。言い換えると、データリーダ11(例えばアンテナ)は、データキャリア9aからデータを読み取ることはもちろん、データをデータキャリア9aに送信するように適合される。このような実施形態では、データキャリアは、例えば、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)等、当業者によく知られている、電気的に消去可能なメモリを含む。カウント値を記憶するとともに更新できるデータキャリアの他の形態もまた、本発明に包含されることが意図される。
上述の代替として、更新されたカウント値はネブライザ自体に記憶され得る。このような実施形態では、データキャリア9aは、製造中にメッシュの予定寿命に対応するカウント値を一回プログラムされる読み取り専用メモリ(ROM)等、より単純な形態のメモリデバイスを有し得る。しかし、前者の方法は、実際に監視されるカウント値を装置で保持する利点を有し、より確実な適用を提供する。
データキャリア9aおよびデータリーダ11は、RFIDタグおよびアンテナを使用することの代替的な方法で実現され得ることに留意されたい。例えば、バーコード、デュプレックス(DX)またはシリアルインターフェース等、他の識別手段が、メッシュとネブライザとの間で情報を伝達するために使用され得る。しかし、RFIDタグおよびアンテナの使用は、如何なる相互接続する電気的接触も必要としないという利点を有する。この相互接続する電気的接触は、そうでなければ、ネブライザ装置内で見られる種類の環境において劣化し得る。
データキャリア9aが対応するメッシュ9bの使用に関する情報を記憶するために使用されることに加えて、データキャリア9aは、投薬される薬に関する情報等、他の情報を記憶するためにも使用され得ることに留意されたい。言い換えると、データキャリア9aはネブライザの使用についての情報を記憶するように使用されるので、データキャリア9aはまた、投薬される薬のバイアルの数を含む、そのような他の情報を記憶するためにも使用され得る。したがって、ネブライザのメッシュが薬の容器と同時に交換される場合、メッシュのデータキャリア9aは、薬の容器がいつ交換される必要があるかを示すためにも使用され得る。また、図1において上述のように、メッシュ組立体9が薬室の一部を形成する場合、データキャリア9aは薬室に関する情報も記憶し得る。
図5は本発明の他の実施形態によるネブライザ1を示す。ネブライザ1は、マウスピース5、プランジャ組立体7およびメッシュ組立体9等、1つまたは複数の取り外し可能な構成部品を受ける本体3を有する。図1と同様に、メッシュ組立体9は薬室13を形成する(しかし、これらは、本発明の範囲から離れること無しに、独立した物理的な構成部品であり得ることに留意されたい)。プランジャ組立体7は薬計量室15を有する。この実施形態によれば、メッシュ組立体9は第1のデータキャリア9aを有し、マウスピース5は第2のデータキャリア5aを有し、プランジャ組立体7は第3のデータキャリア7aを有する。メッシュ組立体9に関連付けられた第1のデータキャリア9aは、この特定の実施形態のための薬室のデータキャリアも兼ねる。各データキャリア5a、7aおよび9aは、ネブライザ1の本体3に取り付けられたデータリーダ11と通信する。
1つまたは複数の取り外し可能な構成部品5、7、または9は、このような取り外し可能な構成部品のセットに関連付けられた取り外し可能な構成部品であり得る(すなわち、このような交換可能な部品のセットから選択された交換可能な部品の形態)。例えば、取り外し可能なマウスピース5は、ネブライザに取り付けられ得る異なるマウスピースのセットから選択され得る。ネブライザは、その時にネブライザに取り付けられている特定の取り外し可能な構成部品に応じて、ネブライザの動作を制御する制御手段を有する。
例えば、図6は、ネブライザに取り付けられたマウスピースのタイプに応じてネブライザで実行され得るステップを示す。ステップ601では、ネブライザは、マウスピース5のデータキャリア5aを読む。ステップ603では、ネブライザは、データキャリア5aから集められた情報を使用してネブライザに取り付けられたマウスピース5のタイプを決定する。そして、ステップ605では、ネブライザは、どのタイプのマウスピース5がネブライザに取り付けられたかに応じてネブライザの動作を調整または制御する。
マウスピース5は、例えば、使用者の特定の好み、または特定の種類の薬の配送にどれが最も合うかに応じて等、ネブライザで使用され得る対応するマウスピースのセットの一部である。
例えば、患者は、毎分約14−18リットルの高い抵抗を与える第1のマウスピース、毎分約24−36リットルの低い抵抗を与える第2のマウスピース、および毎分約40−60リットルの抵抗を与える第3のマウスピース等、個人的な好みに合うように様々な抵抗を有する2つ以上のマウスピースを供給され得る。ネブライザ内の制御ソフトウェアは、ネブライザを正しく動作させるために、どのマウスピースが取り付けられたかを知る必要があり、マウスピースに取り付けられたデータキャリア5aは製造中にこのような情報を記憶するために使用され得る。
図7は、ネブライザに取り付けられた薬室13のタイプに応じてネブライザで実行され得るステップを示す。ステップ701では、ネブライザは、薬室13のデータキャリアを読む(このデータキャリアは、薬室13がメッシュ組立体9から形成されるので、図1および5におけるデータキャリア9aである−薬室がメッシュ組立体とは独立した物理的実体として形成される場合、独立したデータキャリアが設けられる)。ステップ703では、ネブライザは、データキャリア9aから集められた情報を使用してネブライザに取り付けられた薬室のタイプを決定する。そして、ステップ705では、ネブライザは、どのタイプの薬室がネブライザに取り付けられたかに応じてネブライザの動作を調整または制御する。
薬室13は、例えば、どの特定の薬室が特定の種類の薬の配送に最も合うかに応じて等、ネブライザで使用され得る対応する薬室のセットの一部である。
幾つかの用途では、複数の容量の薬が、異なる薬室を使用することにより同じ薬剤パックから配送され得る。このような用途では、メッシュ9bに関連付けられたデータキャリア9aの薬剤投与量情報は、ネブライザのソフトウェアが薬剤投与量を正確に決定するのに十分でないかもしれない。これは、薬剤投与量を独自に特定するように装置に配置されている薬室13に対して、データキャリアを上述のように薬室13に(または計量システムに)加えることにより改善される。
ネブライザは、データリーダ11により検出された情報に基づいて他の特徴を実行するように構成され得る。例えば、ネブライザは、メッシュ組立体9、マウスピース5、プランジャ組立体7および薬室13が存在すると検出されている場合等、一度構成部品の所定のセットがネブライザに取り付けられていると検出されたときのみ治療を開始するように構成され得る。
図5の実施形態は、マウスピース5、プランジャ組立体7およびメッシュ組立体9それぞれに関連するデータキャリア5a、7aおよび9aそれぞれと通信するように設けられた単一のデータリーダ11を示しているが、ネブライザは、1つまたは複数のデータキャリアと通信するための1つまたは複数のデータリーダ11を有し得ることに留意されたい。図1の実施形態と同様に、データキャリア5a、7aおよび9aはRFIDタグであり得るとともに、データリーダ11はアンテナであり得るが、他の形態の通信手段もまた、本発明に含まれることが意図される。
RFIDシステムの到達距離は、組立てられた構成部品およびそれに関連付けられたデータキャリアのみがデータリーダ11により検出されるように設定され得る。これは、ネブライザの近くに配置されるが、ネブライザに付けられていないRFIDタグ付け構成部品が、データリーダ11により検出されないという利点を有する。
これは、動作領域が必要な最小範囲に制限されるようにデータリーダ11および対応するデータキャリア5a、7a、9aを設計するとともに位置決めすること、およびデータキャリアをデータリーダの近くに位置決めすることにより達成され得る。
図8は代替実施形態を示し、ネブライザの構成は、プランジャ組立体7に関連付けられたデータキャリア7aがデータリーダ11に接近されるようになることを可能にし、それによってRFIDシステムの到達距離を減少することを可能にし、したがって、他の装置からの干渉の可能性を減少させる。図5と同様に、ネブライザは、関連付けられたデータキャリア5aを有するマウスピース5、関連付けられたデータキャリア7aを有するプランジャ組立体7および関連付けられたデータキャリア9aを有するメッシュ組立体9を有する。
上述の実施形態に記載されたネブライザはまた、無線周波数タグ付けシステムによる不要な項目の検出の削減または予防に役立つ1つまたは複数の他の方法も採用し得る。例えば、シールドが、データキャリア5a、7aおよび9aが配置された側と反対側のデータリーダ11の側部に設けられ得る。
上述の実施形態では、RFIDデータ伝送は、メッシュを振動させるために使用される圧電素子等の外部RF(無線周波数)源により、またはすぐ近くにある携帯電話により、妨害され得る。しかし、RFIDタグは通常、薬配送動作より前に、すなわち、圧電素子が駆動されるより前に、したがってこのような妨害が存在する前に読まれるので、外部RF源はRFIDシステムの動作を劣化させる効果を有さない。携帯電話等の他の原因からの妨害は、当業者によく知られているように、ワイヤレス技術で一般的に見られるデータ補正技術を使用して克服され得る。
RFIDシステムは、薄いプラスチックフィルム内に封入され得る、銅コイルを持つ集積回路から成り得る。これは通常、直径約10mmかつ厚さ約1−2mmの製品を典型的に含み得る。しかし、他の寸法も、本発明の範囲から離れること無く、特定のネブライザに応じて使用され得ることは明らかである。
RFIDタグは、図2a乃至2cまたは3a乃至3cに示されるように、密封シール組立体を作るために、埋め込むことにより機械的にまたはオーバーモールディングにより、プラスチックハウジングに一体化され得る。このプラスチックハウジングはまた、典型的には直径10mm、厚さ0.025−0.5mmであるエアロゾル発生のために必要なメッシュも包含し、これもまた機械的にまたはオーバーモールドされて取り付けられる。これは、典型的には35mm×20mmおよび厚さ2−3mmあるいは、構成部品が同軸上に取り付けられた場合、直径25mmおよび厚さ2−3mmの組立体を作り出す。しかし、他の取り付け配置および構成が本発明の範囲を離れること無しに使用され得ることは、明らかである。
データキャリアはまた、IDカードまたはラベル等、ネブライザの他の取り外し可能な構成部品に加えられ得ることにも留意されたい。
以下の表1は、例えば、本発明の実施形態によるネブライザに使用され得るリーダコイルおよびタグコイルの幾つかのパラメータを示す。
Figure 0005734992
直径:コイルの直径
巻き:巻き数
オフセット:リーダコイルの中心からのオフセット
アルファ:リーダコイル平面と平行な面からの角度
アンテナは、例えば13.56MHzに調整され得る、専用のアンテナであり得る。アンテナは、40mmの直径を持つ4つの円形の巻線を有し得る。
メッシュに関連付けられたRFIDタグは、メッシュおよび/または薬および/または配送システムに関連した多くのフィールドを含み得ることにも留意されたい。例えば、「バイアルカウントの残り」フィールドは治療が行われた時には毎回1つ減らされるので、「バイアルカウントの残り」フィールドはいつタグがもはや使用されないかを決定するために使用され得る。
上述の実施形態は、交換可能なマウスピース、薬室またはメッシュに関連して説明されているが、本発明が、薬配送装置の任意のほかの部品、および特にこのような交換可能な部品のセットを形成する交換可能な部品にも同様に適用可能であることは明らかである。
用語「取り外し可能な構成部品」は、投薬される実際の薬等の非機能部品というより、ネブライザの一部または構成部品、少なくともネブライザの実際の機能に寄与するネブライザの一部を含むことが意図される。言い換えると、取り外し可能な構成部品の少なくとも一部は、実際のネブライザの物理的な部分であり、この部分はネブライザの物理的な作用に寄与する。
さらに、図1および5の実施形態は、取り外し可能なメッシュ組立体、取り外し可能なマウスピース、取り外し可能なプランジャ組立体および取り外し可能な薬室を有するネブライザを示しているが、これらの構成部品の全てが必ず取り外し可能である必要はない、または交換可能部品のセットから来る必要が無いことは明らかである。例えば、図1の実施形態では、マウスピースおよび薬室は、取り外し可能な構成部品というより、固定された構成部品であり得る。
RFIDタグは、吸入される薬品でしばしば使われる生理食塩水を基剤とする薬により影響され得る電気的な接触を必要としないので、RFIDタグは説明された実施形態に理想的に適していることが上述から明らかである。この吸入される薬品は、そうでなければ、電気的な接触を必要とするDXまたはシリアルインターフェース等の代替実施形態に影響を及ぼす。毎回の治療後にバイアルカウントがタグ自体でデクリメントされ得るので、RFIDタグはまたバーコードよりもより適切であり、これはバーコードを読むとともに配送システム自体の中でカウントを決定するよりもより確実である。しかし、上述のように、本発明はRFIDタグだけに限定されるものではなく、他の識別システムも本発明の範囲から離れることなく使用され得る。
本発明が、圧電素子およびメッシュが互いに接着されるピエゾメッシュ式ネブライザで、または圧電素子およびメッシュが独立して形成されるピエゾメッシュ式ネブライザで使用され得ることにも留意されたい。
上述の実施形態は本発明を限定するものではなく、当業者は添付の請求項の範囲から離れること無しに多くの代替実施形態を設計することができることを留意すべきである。例えば「有する」または「含む」(“comprising”)等の語は、請求項に挙げられたもの以外の要素またはステップの存在を除外せず、「1つの」(“a”または“an”)は複数を除外せず、単一のプロセッサまたは他のユニットは請求項に挙げられた幾つかの項目の機能を果たし得る。請求項における如何なる参照記号も、請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (13)

  1. ネブライザであって:
    データキャリアを有する取り外し可能な構成部品と;
    前記取り外し可能な構成部品の前記データキャリアと通信するデータリーダと、を有し;
    前記取り外し可能な構成部品はメッシュ組立体を含み;
    前記ネブライザが前記データキャリアにより提供された情報に基づいて前記ネブライザの動作を制御する制御手段をさらに有し、
    前記データキャリアは、前記メッシュ組立体の使用に関するカウント値を記憶し、
    前記制御手段は、所定数の使用後に前記メッシュ組立体のメッシュが前記ネブライザで使用されることを防ぐように適合される、
    ネブライザ。
  2. 前記ネブライザは、データキャリアを有する少なくとも1つのさらなる取り外し可能な構成部品を有する、
    請求項1に記載のネブライザ。
  3. 前記取り外し可能な構成部品または各前記取り外し可能な構成部品は、関連する取り外し可能な構成部品のセットの1つである、
    請求項1または2に記載のネブライザ。
  4. 前記データリーダは、前記取り外し可能な構成部品の前記データキャリアに含まれた情報を使用して、前記関連する取り外し可能な構成部品のセットから特定の取り外し可能な構成部品を識別するように適合される、
    請求項3に記載のネブライザ。
  5. 前記制御手段は、前記少なくとも1つのさらなるデータキャリアにより提供された情報に基づいて前記ネブライザの動作を制御するように適合される、
    請求項2乃至4のいずれか1項に記載のネブライザ。
  6. 前記制御手段は、いったん所定の数の前記取り外し可能な構成部品が前記ネブライザに取り付けられていると検出されたときのみ前記ネブライザの動作が可能になるように構成される、
    請求項5に記載のネブライザ。
  7. 前記データキャリアおよび前記データリーダは無線周波数識別(RFID)タグ付けシステムを有する、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のネブライザ。
  8. 前記データキャリアはRFIDタグを有し、前記データリーダはアンテナを有する、
    請求項に記載のネブライザ。
  9. 前記RFIDタグ付けシステムの動作範囲は、前記アンテナが前記ネブライザに取り付けられた前記取り外し可能な構成部品内に取り付けられた前記RFIDタグと通信するのに適するように、制限される、
    請求項に記載のネブライザ。
  10. 前記少なくとも1つのさらなる取り外し可能な構成部品は、マウスピース、プランジャ組立体または薬室の1つである、
    請求項2乃至のいずれか1項に記載のネブライザ。
  11. ネブライザに使用されるメッシュ組立体であって、
    使用中、前記ネブライザに設けられたデータリーダと通信するためのデータキャリアを有し、
    前記データキャリアは、前記ネブライザの動作を制御するための情報を記憶するように適合され
    前記データキャリアは、所定回数の使用後に前記メッシュ組立体のメッシュが前記ネブライザで使用されることを防ぐための情報を記憶するように適合される、
    メッシュ組立体。
  12. 前記データキャリアはカウント値を記憶し、前記カウント値は前記メッシュの毎回の使用後に増加または減少される、
    請求項11に記載のメッシュ組立体。
  13. ネブライザを動作させる方法であって:
    前記ネブライザの取り外し可能な構成部品に関連付けられたデータキャリアからの情報を受信するステップと;
    前記データキャリアから受け取った情報に基づいて前記ネブライザの動作を制御手段が制御するステップと、を有し;
    前記取り外し可能な構成部品はメッシュ組立体を含み、
    前記データキャリアは、前記メッシュ組立体の使用に関するカウント値を記憶し、
    前記制御手段は、所定数の使用後に前記メッシュ組立体のメッシュが前記ネブライザで使用されることを防ぐように適合される、
    方法。
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