JP5734893B2 - コンピュータのドライブユニット固定機構 - Google Patents

コンピュータのドライブユニット固定機構 Download PDF

Info

Publication number
JP5734893B2
JP5734893B2 JP2012033160A JP2012033160A JP5734893B2 JP 5734893 B2 JP5734893 B2 JP 5734893B2 JP 2012033160 A JP2012033160 A JP 2012033160A JP 2012033160 A JP2012033160 A JP 2012033160A JP 5734893 B2 JP5734893 B2 JP 5734893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
fixing
drive unit
drive
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012033160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013171320A (ja
Inventor
覚 諏訪部
覚 諏訪部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012033160A priority Critical patent/JP5734893B2/ja
Priority to KR1020120132155A priority patent/KR101445198B1/ko
Priority to CN201310005713.2A priority patent/CN103257677B/zh
Publication of JP2013171320A publication Critical patent/JP2013171320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5734893B2 publication Critical patent/JP5734893B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1601Constructional details related to the housing of computer displays, e.g. of CRT monitors, of flat displays
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2200/00Indexing scheme relating to G06F1/04 - G06F1/32
    • G06F2200/16Indexing scheme relating to G06F1/16 - G06F1/18
    • G06F2200/163Indexing scheme relating to constructional details of the computer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

本発明の実施形態は、主に通信機器や放送機器、工場設備などの産業システム分野で使用されるコンピュータのドライブユニット固定機構に関する。
通信機器や放送機器、工場設備などの産業システム分野で使用されるコンピュータの場合、10年以上の長期間に渡って使用されることが多く、寿命に達した部品やユニット類を、定期的に交換しながらコンピュータのシステムを継続使用するのが一般的である。
定期交換が必要なユニットの一つに、ハードディスクドライブや光学ドライブなどのドライブユニットがある。特に、ハードディスクは振動/衝撃に弱く、他の部材に比べて故障しやすく、一般的に2年〜5年での交換が必要な部材である。そのため、特に信頼性が必要とされるシステムでは、RAID機能を搭載し冗長性を確保することで、1台のハードディスクに故障が発生してもシステムダウンにつながらないように設計されている。
また、RAID構築されたシステムでは、万一、1台のハードディスクの故障が発生しても、システムを停止させることなくディスク交換を可能とすることでダウンタイムの低減を図っている。
このように、産業システム分野で使用されるコンピュータでは、定期交換や故障交換のためハードディスクを含めたドライブユニット類の交換機会が多くなってきている。そのため、産業システム分野においては、メンテナンス性も重要視されており、本体を分解することなく正面から簡単にドライブユニットを着脱できる機構は実用上、重要な構成となりうる。
特開平4−259980号公報
従来のドライブユニット固定機構では、ドライブユニットとドッキングさせるためのコネクタを搭載したバックプレーン基板をドライブベイ(ドライブユニットを格納するベイ)の背面板金にねじ止め固定し、ハードディスクをねじ止め固定したドライブユニットを本体正面からドライブベイ内部側面に設けられたレールに沿ってスライドさせながら奥へ押し込んでいきコネクタ同士をドッキングさせて固定する機構を採用していた。なお、バックプレーン基板は4か所の固定ねじでドライブベイにしっかりと固定されているため、固定後は上下左右にズレない構造になっている。
ところで、ドライブユニットの製造、組立て作業時には、ドライブユニット側およびドライブベイ側でそれぞれ次のような寸法誤差が生じる可能性がある。ここで、ドライブユニット側では、ドライブユニット板金の製造誤差、ハードディスク(コネクタ位置)の製造誤差、ハードディスク固定時の組立誤差(固定穴の遊び)などの寸法誤差が生じる可能性がある。また、ドライブベイ側では、ドライブベイ板金の製造誤差、バックプレーン基板(コネクタ位置)の製造誤差、バックプレーン基板固定時の組立誤差(固定穴の遊び)などの寸法誤差が生じる可能性がある。そのため、例えば、ドライブユニット類の交換時などにドライブベイ側にドライブユニットを組み付ける作業時に上記ドライブユニット側およびドライブベイ側のそれぞれの寸法誤差が積み重なり、ドライブユニット側、ドライブベイ側のそれぞれのコネクタ位置にズレが生じ、コネクタ同士がぶつかって正しく接続出来ないケースがある、という課題があった。
本実施の形態では、ドライブユニット交換時にコネクタ位置ズレによりコネクタ同士がぶつかってドライブベイの第1のコネクタとドライブユニットの第2のコネクタ間が接続出来ないという事象を回避できるコンピュータのドライブユニット固定機構を提供する。
実施形態によればドライブユニットと接続させるための第1のコネクタが前記ドライブベイの背面板に固定されるバックプレーン基板または前記背面板に固定される前記第1のコネクタの固定フランジのいずれか一方であるコネクタ固定板に配設される。前記ドライブユニットに装着されたドライブ本体に前記第1のコネクタと着脱可能に接続される第2のコネクタが配設されるとともに、前記コネクタ固定板に設けられ、前記第1のコネクタをねじ止め固定するためのねじ止め用の固定穴の穴径を固定ねじの径よりも大きく開ける。前記固定穴の内部に前記固定ねじがねじ止め固定された状態で、通常時に前記固定ねじが前記固定穴の中心位置する状態で保持し、かつ前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの着脱時に前記コネクタ固定板が前記固定穴の中心位置に対し、上下左右の移動を許容可能な状態に付勢する弾性体を備えたフローティング構造体を設けた。前記弾性体は、前記固定穴の内部に前記固定ねじの周囲に配設され、上下左右方向から前記固定ねじを前記固定穴の中心位置方向に押圧することで、通常時に前記固定ねじが前記固定穴の中心に位置するように付勢する板ばね部材である。
第1の実施形態のコンピュータ本体の内部構成を示す斜視図。 第1の実施形態のコンピュータのドライブベイに挿入されるドライブユニットの挿入途中の状態を示す斜視図。 第1の実施形態のドライブユニット固定機構を示すもので、(A)はコンピュータのドライブベイに挿入されるドライブユニットの挿入途中の状態を示す側面図、(B)は同正面図、(C)は同平面図。 第1の実施形態のコンピュータのドライブベイのバックプレーン基板に取り付けられた第1のコネクタのねじ止め固定部を示すもので、(A)は正面図、(B)は(A)の4B−4B線断面図、(C)は防振材の斜視図。 第2の実施形態のコンピュータのバックプレーン基板に取り付けられた第1のコネクタのねじ止め固定部を示すもので、(A)は正面図、(B)は(A)の5B−5B線断面図。 第3の実施形態のコンピュータのドライブベイの背面板に固定される第1のコネクタのねじ止め固定部を示すもので、(A)は正面図、(B)は(A)の6B−6B線断面図、(C)は防振材の斜視図。 第4の実施形態のコンピュータのドライブベイの背面板に固定される第1のコネクタのねじ止め固定部を示すもので、(A)は正面図、(B)は(A)の7B−7B線断面図。 第5の実施形態のコンピュータのドライブベイの背面板に固定される第1のコネクタのねじ止め固定部を示すもので、(A)は正面図、(B)は(A)の8B−8B線断面図、(C)は固定穴の内部に配置された板ばね部材の配置状態を示す平面図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
第1の実施形態のドライブユニット固定機構であるバックプレーンフローティング構造(防振材を使用した例)を図1から図4(A)〜(C)を使用して説明する。図1は本実施の形態のコンピュータ本体1の内部構成図である。コンピュータ本体1の内部にドライブユニット格納用のドライブベイ2が実装されている。
図2は、ドライブベイ2の斜視図を示す。この図2に示すようにコンピュータ本体1の正面にはドライブベイ2の正面開口部3が形成されている。このコンピュータ本体1の正面開口部3からは、ドライブユニット4がドライブベイ2に着脱可能に挿入される(図3(A)〜(C)参照)。これにより、コンピュータ本体1の正面からドライブユニット4を着脱することが可能である。なお、本実施の形態ではドライブベイ2に上下2段にドライブユニット4が積層された状態で搭載されている。
ドライブベイ2の背面板5には、バックプレーン基板(コネクタ固定板)6がねじ止め固定されている。本実施の形態では、バックプレーン基板6は、長方形の平板状に形成されている。また、ドライブベイ2の背面板5には、4つの固定ねじ7と螺合する4つのねじ穴5a〜5dが形成されている。このバックプレーン基板6の4隅の角部がそれぞれ固定ねじ7によってドライブベイ2の背面板5のねじ穴5a〜5dにねじ止め固定されている。
バックプレーン基板6には、ドライブベイ側コネクタ(基板実装タイプのプラグ)である第1のコネクタ8が実装されている。さらに、ドライブベイ2の内部側面には、ドライブユニット4の移動を案内するスライドレール9が配設されている。そして、コンピュータ本体1の正面開口部3からドライブベイ2に挿入されたドライブユニット4は、スライドレール9によってドライブベイ2内の格納位置までスライド移動されるようになっている。
また、ドライブユニット4は、ドライブフレーム10上に例えばHDD(ハードディスクドライブ)などのドライブ本体11が取付け固定されている。ここで、ドライブ本体11の背面にはハードディスクに搭載されたドライブユニット側コネクタ(レセプタクル)である第2のコネクタ12が搭載されている。そして、バックプレーン基板6に実装されたドライブベイ2側の第1のコネクタ8と、ドライブユニット4内のハードディスクに搭載されたドライブユニット4側の第2のコネクタ12とが嵌合されて連結されることでドライブユニット4がドライブベイ2内の格納位置で固定される。
また、図4(A),(B)は、第1の実施形態のコンピュータ本体1のドライブベイ2のバックプレーン基板6に取り付けられた第1のコネクタ8のねじ止め固定部を示すもので、(A)は正面図、(B)は(A)の4B−4B線断面図である。
本実施の形態では、第1のコネクタ8のねじ止め固定部にフローティング構造体13が設けられている。このフローティング構造体13は、図4(B)に示すようにバックプレーン基板6に形成された(固定ねじ7の)ねじ止め用の固定穴14の穴径Dを固定ねじ7の径dよりも大きく(D>d)開ける状態に形成されている。さらに、固定穴14の内部にはリング状の防振材(弾性体)15が埋設されている。防振材15の外径d1は固定穴14の穴径Dと同じ(D=d1)か、その近傍の大きさのいずれかに設定され、かつ防振材15の内径d2は固定ねじ7の径dと同じ(d=d2)か、その近傍の大きさのいずれかに設定されている。そして、固定穴14の内部に固定ねじ7がねじ止め固定された状態で、防振材15によって上下左右方向から固定ねじ7を固定穴14の中心位置方向に押圧することで、通常時に固定ねじ7が固定穴14の中心に位置するように付勢する状態で保持するようになっている。さらに、第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との着脱時には防振材15の弾性変形によってバックプレーン基板6が固定穴14の中心位置に対し、上下左右の移動(図3(B)中で矢印Yで示す上下方向および同図中で矢印Xで示す左右方向)を許容可能な状態に保持されている。
(作用)
本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、コンピュータ本体1のドライブベイ2にドライブユニット4を格納する作業時には、ドライブユニット4をコンピュータ本体1の正面開口部3からドライブベイ2の内部に挿入する。このドライブユニット4の挿入時には、ドライブユニット4をドライブベイ2の内部側面のスライドレール9に沿ってスライドさせながら奥へ押し込み、ドライブベイ2側の第1のコネクタ8と、ドライブユニット4内のハードディスクに搭載されたドライブユニット4側の第2のコネクタ12とを嵌合させて連結させることで、コネクタ同士(第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12)をドッキングさせる。
この第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12との連結作業時に、寸法誤差の積み重ねでドライブユニット4側の第2のコネクタ12と、ドライブベイ2側の第1のコネクタ8のそれぞれのコネクタ位置に上下左右のいずれかの方向のズレが生じている場合には、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12との連結動作中に第1のコネクタ8のねじ止め固定部のフローティング構造体13が作動する。このフローティング構造体13の作動時には、ドライブユニット4側の第2のコネクタ12がドライブベイ2側の第1のコネクタ8に挿入される動作の進行にともない第2のコネクタ12側からドライブベイ2側の第1のコネクタ8側に対して上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に押圧力が作用する。この押圧力によってバックプレーン基板6の固定穴14内の防振材15が弾性変形し、この防振材15の弾性変形によってバックプレーン基板6が固定穴14の中心位置に対し、上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に移動することで位置ズレを吸収する。これにより、ドライブユニット4側の第2のコネクタ12とドライブベイ2側の第1のコネクタ8との連結動作中にコネクタ同士(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)がぶつかって第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とが連結出来ないという事象を回避することができる。
(効果)
そこで、上記構成の本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、バックプレーン基板6の固定穴14の穴径Dの寸法を固定ねじ7のねじ径dよりも大きくし、かつ固定穴14の内部にリング状の防振材15を埋設している。これにより、バックプレーン基板6が上下左右に移動可能なフローティング構造体13を有するフローティング機構を実現できる。その結果、ドライブユニット4の交換時にコネクタ同士(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)がぶつかってドッキング出来ないという事象が発生しないため、交換できずに未使用となるドライブユニット4などの不要資材の削減と、交換作業効率の向上(ダウンタイムの低減)に効果がある。
さらに、寸法誤差の積み重ねでドライブユニット4側の第2のコネクタ12と、ドライブベイ2側の第1のコネクタ8のそれぞれのコネクタ位置に上下左右のいずれかの方向のズレが生じている場合に本実施の形態のフローティング構造体13では固定穴14の内部の防振材15の弾性変形によってバックプレーン基板6が固定穴14の中心位置に対し、上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に移動することで位置ズレを吸収することができる。そのため、第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との位置ズレの量が比較的小さい場合に、従来のように無理に第1のコネクタ8と第2のコネクタ12とをドッキンングさせてコネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)およびバックプレーン基板6に機械的ストレスを与えることを防止することができる。その結果、コネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)およびバックプレーン基板6の機械的ストレスを無くすことで信頼性向上にも効果がある。
(第2の実施形態)
(構成)
第2の実施形態のドライブユニット固定機構であるバックプレーンフローティング構造(バネ材を使用した例)を図5(A),(B)を使用して説明する。なお、図5(A),(B)中で、図1〜図4(C)と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図5は本実施の形態のコンピュータ本体1のバックプレーン基板6に取り付けられた第1のコネクタ8のねじ止め固定部を示すもので、(A)は正面図、(B)は(A)の5B−5B線断面図である。本実施の形態は、バックプレーン基板6のフローティング機構は第1の実施形態(図4(B)参照)と同じである。すなわち、バックプレーン基板6に形成された(固定ねじ7の)ねじ止め用の固定穴14の穴径Dを固定ねじ7の径dよりも大きく(D>d)開ける状態に形成されている。ここで、固定ねじ7の座金7aの外径d4は、固定穴14の穴径Dよりも大きく(d4>D)なるように形成されている。これにより、バックプレーン基板6は、固定穴14の穴径Dと固定ねじ7の径dとの間の隙間の範囲で上下左右に移動可能である。
また、第1の実施形態の防振材15に代えて本実施の形態では複数の板ばね部材(弾性体)21a〜21hを使用したものである。すなわち、本実施の形態ではコンピュータ本体1のドライブベイ2におけるバックプレーン基板6の上面6aと対向する面に左右一対の板ばね部材21a,21bがそれぞれ配置されている。これらの板ばね部材21a,21bは、平板をほぼ円弧形状の弓形に湾曲させた板ばねによって形成されている。そして、各板ばね部材21a,21bは、一端部がドライブベイ2におけるバックプレーン基板6の上面6aと対向する面に固定され、他端が自由端になっている。これにより、バックプレーン基板6は、板ばね部材21a,21bによって図5(A)中で、下方向に向けて押圧される状態に付勢されている。
さらに、ドライブベイ2におけるバックプレーン基板6の下面6bと対向する面に同様に左右一対の板ばね部材21c,21dがそれぞれ配置されている。これらの板ばね部材21c,21dも板ばね部材21a,21bと同様に平板をほぼ円弧形状の弓形に湾曲させた板ばねによって形成され、かつ各板ばね部材21c,21dは、一端部がドライブベイ2におけるバックプレーン基板6の下面6bと対向する面に固定され、他端が自由端になっている。これにより、バックプレーン基板6は、板ばね部材21c,21dによって図5(A)中で、上方向に向けて押圧される状態に付勢されている。したがって、バックプレーン基板6は、上記上側の板ばね部材21a,21bと、下側の板ばね部材21c,21dとの間で上下方向に移動可能な状態で保持されている。
また、ドライブベイ2におけるバックプレーン基板6の左面6cと対向する面に上下一対の板ばね部材21e,21fがそれぞれ配置されている。これらの板ばね部材21e,21fも板ばね部材21a,21bと同様に平板をほぼ円弧形状の弓形に湾曲させた板ばねによって形成され、かつ各板ばね部材21e,21fは、一端部がドライブベイ2におけるバックプレーン基板6の左面6cと対向する面に固定され、他端が自由端になっている。これにより、バックプレーン基板6は、板ばね部材21e,21fによって図5(A)中で、右方向に向けて押圧される状態に付勢されている。
さらに、ドライブベイ2におけるバックプレーン基板6の右面6dと対向する面に同様に上下一対の板ばね部材21g,21hがそれぞれ配置されている。これらの板ばね部材21g,21hも板ばね部材21a,21bと同様に平板をほぼ円弧形状の弓形に湾曲させた板ばねによって形成され、かつ各板ばね部材21g,21hは、一端部がドライブベイ2におけるバックプレーン基板6の右面6dと対向する面に固定され、他端が自由端になっている。これにより、バックプレーン基板6は、板ばね部材21g,21hによって図5(A)中で、左方向に向けて押圧される状態に付勢されている。したがって、上記左側の板ばね部材21e,21fと、右側の板ばね部材21g,21hとの間でバックプレーン基板6が左右方向に移動可能な状態で保持されている。
これにより、バックプレーン基板6の周囲に配設された8つの板ばね部材21a〜21h(上下の4つの板ばね部材21a〜21dと左右の4つの板ばね部材21e〜21h)によって上下左右方向からバックプレーン基板6を固定穴14の中心位置方向に押圧することで、通常時に固定ねじ7が固定穴14の中心に位置するように付勢している。さらに、第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との着脱時には8つの板ばね部材21a〜21hの弾性変形によってバックプレーン基板6が固定穴14の中心位置に対し、上下左右の移動を許容可能な状態に保持されるフローティング構造体22が形成されている。
(作用)
本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、ドライブユニット4の交換時にドライブユニット4をコンピュータ本体1の正面開口部3からドライブベイ2の内部に挿入するドライブユニット4の挿入時に、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とをドッキングさせる際に、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12との連結動作中に第1のコネクタ8のねじ止め固定部のフローティング構造体22が次の通り作動する。すなわち、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とをドッキングさせる際に、寸法誤差の積み重ねでドライブユニット4側の第1のコネクタ8と、ドライブベイ2側の第2のコネクタ12とのコネクタ位置にズレが生じた場合でも、8つの板ばね部材21a〜21hの弾性変形により、バックプレーン基板6が上下左右に移動可能なフローティング機構を有することでドライブユニット4側の第1のコネクタ8と、ドライブベイ2側の第2のコネクタ12とのコネクタ位置の位置ズレを吸収することができる。これにより、ドライブユニット4側の第1のコネクタ8と、ドライブベイ2側の第2のコネクタ12とのコネクタ同士がぶつかって第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とがドッキング出来ないという事象を回避することができる。
(効果)
本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、ドライブユニット4の交換時に第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とのコネクタ同士がぶつかってドッキング出来ないという事象が発生しないため、交換できずに未使用となるドライブユニット4などの不要資材の削減と、交換作業効率の向上(ダウンタイムの低減)に効果がある。
さらに、寸法誤差の積み重ねでドライブユニット4側の第2のコネクタ12と、ドライブベイ2側の第1のコネクタ8のそれぞれのコネクタ位置に上下左右のいずれかの方向のズレが生じている場合に本実施の形態のフローティング構造体22ではバックプレーン基板6の周囲に配設された8つの板ばね部材21a〜21h(上下の4つの板ばね部材21a〜21dと左右の4つの板ばね部材21e〜21h)の弾性変形によってバックプレーン基板6が固定穴14の中心位置に対し、上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に移動することで位置ズレを吸収することができる。そのため、本実施の形態でも第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との位置ズレの量が比較的小さい場合に、従来のように無理に第1のコネクタ8と第2のコネクタ12とをドッキンングさせてコネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)およびバックプレーン基板6に機械的ストレスを与えることを防止することができる。その結果、コネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)およびバックプレーン基板6の機械的ストレスを無くすことで信頼性向上にも効果がある。
(第3の実施形態)
(構成)
図6(A)〜(C)は、第3の実施形態のドライブユニット固定機構であるコネクタフローティング構造(防振材を使用した例)である。なお、図6(A)〜(C)中で、図1〜図4(C)と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、バックプレーン基板6を使用せずに、第1のコネクタ8自身の固定フランジ(コネクタ固定板)31に(固定ねじ7の)ねじ止め用の固定穴32が形成されている。この固定穴32の穴径Dの寸法は、固定ねじ7のねじ径dよりも大きく(D>d)開ける状態に形成されている。
さらに、固定穴32の内部には第1の実施形態と同様のリング状の防振材(弾性体)15が埋設されている。そして、固定穴32の内部に固定ねじ7がねじ止め固定された状態で、防振材15によって上下左右方向から固定ねじ7を固定穴32の中心位置方向に押圧することで、通常時に固定ねじ7が固定穴32の中心に位置するように付勢する状態で保持するようになっている。さらに、第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との着脱時には防振材15の弾性変形によって第1のコネクタ8全体が固定穴32の中心位置に対し、上下左右の移動を許容可能な状態に保持されるフローティング構造体33が形成されている。
(作用)
本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、ドライブユニット4をコンピュータ本体1の正面開口部3からドライブベイ2の内部に挿入し、ドライブユニット4をドライブベイ2の内部側面のスライドレール9に沿ってスライドさせながら奥へ押し込みコネクタ同士(第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12)をドッキングさせる際に、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12との連結動作中に第1のコネクタ8のねじ止め固定部のフローティング構造体33が次の通り作動する。
すなわち、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とをドッキングさせる際に、寸法誤差の積み重ねでドライブユニット4側の第1のコネクタ8と、ドライブベイ2側の第2のコネクタ12とのコネクタ位置にズレが生じた場合でも、防振材15の弾性変形によって第1のコネクタ8自身の固定フランジ31が固定穴32の中心位置に対し、上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に移動することで位置ズレを吸収する。これにより、ドライブユニット4側の第2のコネクタ12とドライブベイ2側の第1のコネクタ8との連結動作中にコネクタ同士(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)がぶつかって第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とが連結出来ないという事象を回避することができる。
(効果)
そこで、上記構成の本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、第1のコネクタ8自身の固定フランジ31の固定穴32の穴径Dの寸法を固定ねじ7のねじ径dよりも大きくし、かつ固定穴32の内部にリング状の防振材15を埋設している。これにより、ドライブユニット4の交換時にコネクタ同士(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)がぶつかってドッキング出来ないという事象が発生しないため、交換できずに未使用となるドライブユニット4などの不要資材の削減と、交換作業効率の向上(ダウンタイムの低減)に効果がある。
さらに、寸法誤差の積み重ねでドライブユニット4側の第2のコネクタ12と、ドライブベイ2側の第1のコネクタ8のそれぞれのコネクタ位置に上下左右のいずれかの方向のズレが生じている場合に本実施の形態のフローティング構造体33では固定穴32の内部に配設された防振材15の弾性変形によって第1のコネクタ8自身の固定フランジ31が固定穴32の中心位置に対し、上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に移動することで位置ズレを吸収することができる。そのため、本実施の形態でも第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との位置ズレの量が比較的小さい場合に、従来のように無理に第1のコネクタ8と第2のコネクタ12とをドッキンングさせてコネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)に機械的ストレスを与えることを防止することができる。その結果、コネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)の機械的ストレスを無くすことで信頼性向上にも効果がある。
(第4の実施形態)
(構成)
図7(A),(B)は、第4の実施形態のドライブユニット固定機構であるコネクタフローティング構造(防振材を使用した例)である。本実施の形態は、第3の実施形態(図6(A)〜(C)参照)のフローティング構造体33の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図7(A),(B)中で、図6(A)〜(C)と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、第1のコネクタ8のフローティング機構は第3の実施形態と同じであるが、第3の実施形態の防振材15に代えて本実施の形態では複数の板ばね部材(弾性体)41を使用したものである。すなわち、第1のコネクタ8自身の固定フランジ31の周囲の上下左右方向に板ばね部材41がそれぞれ配置されている。これらの板ばね部材41は、平板をほぼ円弧形状の弓形に湾曲させた板ばねによって形成されている。そして、各板ばね部材41は、一端部がドライブベイ2の背面板5に固定され、他端が自由端になっている。これにより、固定穴32の内部に固定ねじ7がねじ止め固定された状態で、第1のコネクタ8自身の固定フランジ31は、上下左右の板ばね部材41によって上下左右方向から中心位置方向に押圧されることで、通常時に固定ねじ7が固定穴32の中心に位置するように付勢する状態で保持されるようになっている。さらに、第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との着脱時には板ばね部材41の弾性変形によって第1のコネクタ8全体が上下左右の移動を許容可能な状態に保持されるフローティング構造体42が形成されている。
(作用)
本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、ドライブユニット4をコンピュータ本体1の正面開口部3からドライブベイ2の内部に挿入し、ドライブユニット4をドライブベイ2の内部側面のスライドレール9に沿ってスライドさせながら奥へ押し込みコネクタ同士(第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12)をドッキングさせる際に、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12との連結動作中に第1のコネクタ8のねじ止め固定部のフローティング構造体42が次の通り作動する。
すなわち、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とをドッキングさせる際に、ドライブユニット4側の第1のコネクタ8と、ドライブベイ2側の第2のコネクタ12とのコネクタ位置にズレが生じた場合には、第1のコネクタ8自身の固定フランジ31の周囲の上下左右の板ばね部材41の弾性変形によって第1のコネクタ8自身の固定フランジ31が固定穴32の中心位置に対し、上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に移動することで位置ズレを吸収する。これにより、ドライブユニット4側の第2のコネクタ12とドライブベイ2側の第1のコネクタ8との連結動作中にコネクタ同士(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)がぶつかって第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とが連結出来ないという事象を回避することができる。
(効果)
そこで、上記構成の本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、第1のコネクタ8自身の固定フランジ31の固定穴32の穴径Dの寸法を固定ねじ7のねじ径dよりも大きくし、かつ第1のコネクタ8自身の固定フランジ31の周囲の上下左右方向に板ばね部材41がそれぞれ配置されている。これにより、ドライブユニット4の交換時にコネクタ同士(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)がぶつかってドッキング出来ないという事象が発生しないため、交換できずに未使用となるドライブユニット4などの不要資材の削減と、交換作業効率の向上(ダウンタイムの低減)に効果がある。
さらに、寸法誤差の積み重ねでドライブユニット4側の第2のコネクタ12と、ドライブベイ2側の第1のコネクタ8のそれぞれのコネクタ位置に上下左右のいずれかの方向のズレが生じている場合に本実施の形態のフローティング構造体42では第1のコネクタ8自身の固定フランジ31の周囲の上下左右方向にそれぞれ配置されている板ばね部材41の弾性変形によって第1のコネクタ8自身の固定フランジ31が固定穴32の中心位置に対し、上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に移動することで位置ズレを吸収することができる。そのため、本実施の形態でも第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との位置ズレの量が比較的小さい場合に、従来のように無理に第1のコネクタ8と第2のコネクタ12とをドッキンングさせてコネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)に機械的ストレスを与えることを防止することができる。その結果、コネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)の機械的ストレスを無くすことで信頼性向上にも効果がある。
(第5の実施形態)
(構成)
図8(A)〜(C)は、第5の実施形態のドライブユニット固定機構であるコネクタフローティング構造(防振材を使用した例)である。本実施の形態は、第3の実施形態(図6(A)〜(C)参照)のフローティング構造体33の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図7(A),(B)中で、図6(A)〜(C)と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、第1のコネクタ8のフローティング機構は第3の実施形態と同じであるが、第3の実施形態の防振材15に代えて本実施の形態では固定穴32の内部における固定穴32の内周面と固定ねじ7の外周面との間のリング状の隙間に複数、本実施の形態では3つの板ばね部材(弾性体)51を配置したものである。これらの板ばね部材51は、平板をほぼ円弧形状の弓形に湾曲させた板ばねによって形成されている。そして、各板ばね部材51は、一端部が固定穴32の内周面に固定され、他端が自由端になっている。これにより、固定穴32の内部に固定ねじ7がねじ止め固定された状態で、第1のコネクタ8自身の固定フランジ31は、各板ばね部材51によって固定穴32の中心位置方向に押圧されることで、通常時に固定ねじ7が固定穴32の中心に位置するように付勢する状態で保持されている。さらに、第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との着脱時には各板ばね部材51の弾性変形によって第1のコネクタ8全体が上下左右の移動を許容可能な状態に保持されるフローティング構造体52が形成されている。
(作用)
本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、ドライブユニット4をコンピュータ本体1の正面開口部3からドライブベイ2の内部に挿入し、ドライブユニット4をドライブベイ2の内部側面のスライドレール9に沿ってスライドさせながら奥へ押し込みコネクタ同士(第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12)をドッキングさせる際に、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12との連結動作中に第1のコネクタ8のねじ止め固定部のフローティング構造体52が次の通り作動する。
すなわち、第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とをドッキングさせる際に、ドライブユニット4側の第1のコネクタ8と、ドライブベイ2側の第2のコネクタ12とのコネクタ位置にズレが生じた場合でも、板ばね部材51の弾性変形によって第1のコネクタ8自身の固定フランジ31が固定穴32の中心位置に対し、上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に移動することで位置ズレを吸収する。これにより、ドライブユニット4側の第2のコネクタ12とドライブベイ2側の第1のコネクタ8との連結動作中にコネクタ同士(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)がぶつかって第1のコネクタ8と、第2のコネクタ12とが連結出来ないという事象を回避することができる。
(効果)
そこで、上記構成の本実施の形態のコンピュータのドライブユニット固定機構では、第1のコネクタ8自身の固定フランジ31の固定穴32の穴径Dの寸法を固定ねじ7のねじ径dよりも大きくし、かつ固定穴32の内部に3つの板ばね部材51を埋設している。これにより、ドライブユニット4の交換時にコネクタ同士(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)がぶつかってドッキング出来ないという事象が発生しないため、交換できずに未使用となるドライブユニット4などの不要資材の削減と、交換作業効率の向上(ダウンタイムの低減)に効果がある。
さらに、寸法誤差の積み重ねでドライブユニット4側の第2のコネクタ12と、ドライブベイ2側の第1のコネクタ8のそれぞれのコネクタ位置に上下左右のいずれかの方向のズレが生じている場合に本実施の形態のフローティング構造体52では固定穴32の内部に配設された3つの板ばね部材51の弾性変形によって第1のコネクタ8自身の固定フランジ31が固定穴32の中心位置に対し、上下左右のいずれかのズレ方向と反対方向に移動することで位置ズレを吸収することができる。そのため、本実施の形態でも第1のコネクタ8と第2のコネクタ12との位置ズレの量が比較的小さい場合に、従来のように無理に第1のコネクタ8と第2のコネクタ12とをドッキンングさせてコネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)に機械的ストレスを与えることを防止することができる。その結果、コネクタ(第1のコネクタ8と第2のコネクタ12)の機械的ストレスを無くすことで信頼性向上にも効果がある。
これらの実施形態によれば、ドライブユニット交換時にコネクタ位置ズレによりコネクタ同士がぶつかってドライブベイの第1のコネクタとドライブユニットの第2のコネクタ間が接続出来ないという事象を回避できるコンピュータのドライブユニット固定機構を提供することができる。
本実施の形態のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…ドライブベイ、4…ドライブユニット、5…背面板、6…バックプレーン基板(コネクタ固定板)、7…固定ねじ、8…第1のコネクタ、11…ドライブ本体、12…第2のコネクタ、13…フローティング構造体、14…固定穴、15…防振材。

Claims (1)

  1. コンピュータ本体の正面にドライブユニット着脱用の開口部を有し、前記コンピュータ本体の内部に配設されたドライブユニット格納用のドライブベイにドライブユニットが前記ドライブユニット着脱用の開口部から着脱できるコンピュータに設けられるコンピュータのドライブユニット固定機構であって、
    前記ドライブユニットと接続させるための第1のコネクタが前記ドライブベイの背面板に固定されるバックプレーン基板または前記背面板に固定される前記第1のコネクタの固定フランジのいずれか一方であるコネクタ固定板に配設され、
    前記ドライブユニットに装着されたドライブ本体に前記第1のコネクタと着脱可能に接続される第2のコネクタが配設されるとともに、
    前記コネクタ固定板に設けられ、前記第1のコネクタをねじ止め固定するためのねじ止め用の固定穴の穴径を固定ねじの径よりも大きく開け、
    前記固定穴の内部に前記固定ねじがねじ止め固定された状態で、通常時に前記固定ねじが前記固定穴の中心位置する状態で保持し、かつ前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの着脱時に前記コネクタ固定板が前記固定穴の中心位置に対し、上下左右の移動を許容可能な状態に付勢する弾性体を備えたフローティング構造体を設け、
    前記弾性体は、前記固定穴の内部に前記固定ねじの周囲に配設され、上下左右方向から前記固定ねじを前記固定穴の中心位置方向に押圧することで、通常時に前記固定ねじが前記固定穴の中心に位置するように付勢する板ばね部材である
    ことを特徴とするコンピュータのドライブユニット固定機構。
JP2012033160A 2012-02-17 2012-02-17 コンピュータのドライブユニット固定機構 Expired - Fee Related JP5734893B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012033160A JP5734893B2 (ja) 2012-02-17 2012-02-17 コンピュータのドライブユニット固定機構
KR1020120132155A KR101445198B1 (ko) 2012-02-17 2012-11-21 컴퓨터의 드라이브 유닛 고정 기구
CN201310005713.2A CN103257677B (zh) 2012-02-17 2013-01-08 计算机的驱动单元固定机构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012033160A JP5734893B2 (ja) 2012-02-17 2012-02-17 コンピュータのドライブユニット固定機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013171320A JP2013171320A (ja) 2013-09-02
JP5734893B2 true JP5734893B2 (ja) 2015-06-17

Family

ID=48961640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012033160A Expired - Fee Related JP5734893B2 (ja) 2012-02-17 2012-02-17 コンピュータのドライブユニット固定機構

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5734893B2 (ja)
KR (1) KR101445198B1 (ja)
CN (1) CN103257677B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9609781B2 (en) 2015-02-10 2017-03-28 Lenovo Enterprise Solutions (Singapore) Pte. Ltd. Modular chassis with floating midplane carrier
CN105528042A (zh) * 2015-12-09 2016-04-27 浪潮电子信息产业股份有限公司 一种免工具拆装背板的方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341795B2 (ja) * 1972-08-31 1978-11-07
US5454080A (en) * 1992-02-10 1995-09-26 International Business Machines Corporation Removable hard disk drive system with circuit for hot insertion and removal responsive to contacts of zero-insertion-force connector on the lateral side of the drive
JPH0917501A (ja) * 1995-06-27 1997-01-17 Nec Shizuoka Ltd 装置間の接続機構
JP3370851B2 (ja) * 1996-05-31 2003-01-27 三菱電機株式会社 電子機器ユニット
JP4331356B2 (ja) * 1999-10-29 2009-09-16 東芝テック株式会社 電気回路装置
JP2001291312A (ja) 2000-04-07 2001-10-19 Victor Co Of Japan Ltd 着脱可能に取り付けられるハードディスク装置
JP4311569B2 (ja) * 2004-08-04 2009-08-12 富士通株式会社 着脱機構、ユニット及びそれを有する電子機器
TWI292088B (en) * 2006-04-25 2008-01-01 Asustek Comp Inc Electronic device retention apparatus
CN201084414Y (zh) * 2007-07-02 2008-07-09 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 光驱的固定装置
JP5263408B2 (ja) 2009-10-16 2013-08-14 富士通株式会社 電子装置
JP2011086346A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Ricoh Co Ltd 取付アダプタ及び情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN103257677A (zh) 2013-08-21
JP2013171320A (ja) 2013-09-02
CN103257677B (zh) 2016-09-14
KR101445198B1 (ko) 2014-09-29
KR20130095166A (ko) 2013-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8817460B2 (en) Bracket of electronic device, draw set assembly of electronic device, and computer case
US7884688B2 (en) Waveguide connector and assembly using deformable convex conductive portions
US8248778B2 (en) Fixing mechanism for storage device
JP4829167B2 (ja) ハードディスクドライブ装置および表示装置
JP5734893B2 (ja) コンピュータのドライブユニット固定機構
US8359607B2 (en) Optical disc drive
US20130039014A1 (en) Mounting apparatus for data storage device
JP2011081878A (ja) 情報記憶システムおよび情報記憶装置搭載システム
CN213483289U (zh) 护角结构及led显示屏
US7813117B2 (en) Hard disk drive throughput-enhancing vibration control device
US10912211B2 (en) Flexure for accommodating misalignments in an assembly
US7577969B2 (en) Antistatic structure for optical disc device
US20160381815A1 (en) Mount board tray and electronic device with mount board tray
JP6131811B2 (ja) 情報処理装置
US20130115502A1 (en) Mounting device for battery
JP2006302353A (ja) ディスクドライブ装置の固定構造及びディスクドライブ装置並びに筐体
JP6747242B2 (ja) 電池モジュール
US20220050509A1 (en) Data storage device fixing structure and cabinet
JP2013077343A (ja) 情報処理装置のhdd支持構造
JP6709402B2 (ja) 電子機器
US20130115503A1 (en) Mounting device for battery
JP5830838B2 (ja) 記録媒体の取付構造および当該取付構造を備えた電子機器
JP2014093101A (ja) ハードディスクドライブパックの固定構造
JP2019109948A (ja) 磁気ディスク記憶装置固定器具
JP2013002498A (ja) 保持部材

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131205

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131212

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150415

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5734893

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees