JP5734324B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示素子に印加する電流量、あるいは発光時間に応じて輝度を制御可能な画像表示装置に係り、特に、有機EL(Electro Luminescence)、あるいは有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode)とも称する自発光型に代表される表示素子で構成した画像表示装置に関する。
様々な情報処理装置の普及により、役割に応じた表示装置が種々存在する。その中で、自発光型の表示装置として有機EL素子を用いたディスプレイ(有機EL表示装置)が注目されている。この表示装置に用いるOLEDなどの発光素子は液晶ディスプレイ(液晶表示装置)のようなバックライトが不要で、低消費電力に向いている。また、液晶ディスプレイに比べて画素の視認性が高く、応答速度が速い、等の利点がある。
更に、この有機EL素子はダイオードに似た特性を持っており、該素子に流す電流量によって輝度を制御することができる。このような自発光型の表示装置における駆動方法については、特許文献1などに開示がある。また、このような表示装置にタッチパネルなどの入力デバイスを組み込む構成に関しては、特許文献2などを挙げることができる。
特開2006−91709号公報 特開平10−49305号公報
有機EL素子(OLED)の特性として、使用期間や周囲環境により素子の内部抵抗値が変化する。特に、使用期間が増大すると経時的に内部抵抗が高くなり、素子に流れる電流が減少する性質がある。そのため、例えばメニュー表示など画面内の同一箇所の画素を長時間点灯させていると、その部分に焼付き現象が生じる。この焼付き現象を対策するためには画素の状態を検出する必要がある。この検出方法としては、表示データの帰線期間にこれを検出する方法をとる。帰線期間では画素を発光させないので表示用の電圧がかけられない。そのため、発光に使用する電源とは別電源を用い、帰線期間に画素に対してある一定の電流を印加しその状態での電圧を検出することで、電圧の変化から焼付きにおける劣化を検出する方法をとる。また、表示期間では画素に電流を印加することができないので、上記の検出に使用する回路は帰線期間しか使用しないことになる。
一方、温度特性や周囲の明るさ検出、あるいはタッチパネルなどの入力センサを使用する場合、それぞれの検出を行うために同じような検出回路がそれぞれ必要になる。これらを表示装置のシステムとして持たせるには、焼き付き検出や温度特性検出、周囲の明るさ検出に対応のための更なるコントローラ等の制御手段が必要になり、回路規模が大きくなる。
本発明の目的は、OLEDの焼付き劣化の検出、温度特性の検出、センサパネルの検出等、検出系の回路を一系統の回路で対応し共有化させて回路規模を低減することである。
本発明の一つの実施態様によれば、表示用と検出用の独立した電源と、表示素子と、電源と各素子を独立して接続するためのスイッチと、そのスイッチを制御する回路と、各素子の状態を読み出す機能を持つ。そして、その読み出した結果を制御できる形に生成する内部検出機能を持ち、また、外部のセンサからの検出結果と内部検出をタイミング制御により切り替えて検出対象に応じた値に変換できるような可変増幅器(適応アンプとも称する)を検出手段に備えて一系統の検出回路で検出する機能を持つというものである。
上記構成において、表示期間と帰線期間で検出回路に接続する検出デバイスを順次切り替え、検出対象により適応アンプのゲイン及びタイミングを制御することで、複数の検出デバイスを同一の検出回路で検出可能画像表示装置が得られる。
検出系の回路、コントローラを複数の検出系に対して共有することで回路規模を縮小することができる。例えば、以下で説明する本発明の第1の実施形態によれば、内部の画素状態と外部検出デバイスと同一検出回路で検出できる。また本発明の第2の実施形態によれば、複数の外部検出デバイスと内部の画素状態を同一検出回路で検出できる。そして、本発明の第3の実施形態によれば、定期的に検出する必要のある外部検出デバイスに対して内部の画素状態を同一検出回路で検出できる。
以下、本発明の最良の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の画像表示装置の全体構成を説明するシステム構成図である。この構成は、大きく分けて表示ドライバ1、表示パネル部2、およびセンサ部3とからなる。表示パネル部2には行方向(走査線方向)と列方向(データ線方向)にマトリクス配列された複数の画素回路が含まれる。センサ部3は、焼き付きセンサ、温度センサ、周囲光センサ等の動作環境センサと、情報入力手段であるタッチパネルなどの外部入力機器などが含まれる。
表示ドライバ1には、制御バス4を介して、RAM5、CPU6が接続する。ここでは、主要なデバイスとして、RAM5とCPU6のみを挙げているが、その他のデバイスである、ROM、各種I/Oコントローラなどが接続されていてもよい。表示ドライバ1には、コントローラ10があり、表示ドライバ1内の各部を制御する。また、コントローラ10は、各種センサからの検出データをRAM5に書き込んだり、表示パネル部2に表示する表示データをRAM5から読み込んだりする制御を行う。
コントローラ10には、データ線11、検出線14が接続されている。図1にはデータ線11、検出線14を各一つのみを示しているが、実際には表示パネル部2を構成する表示パネルの画素の列数(データ線数)だけ設けられる。データ線11上には、D/A変換器12、アンプ13がある。また、検出線14上には、A/D変換器15、適応アンプ16、電源18がある。データ線11は、コントローラ10からの出力線でもある。この出力線には、表示データやプリチャージデータが出力されD/A変換器12に入力し、その出力値をアンプ13で増幅する。データ線14は、コントローラ10への入力線でもある。
この入力線は、数種類の検出結果をコントローラ10に入力するためのものである。検出結果は、適応アンプ16を通してA/D変換器15でデジタル値に変換され、コントロール10に入力される。適応アンプ16は電圧レベルの異なる検出値をある一定の範囲に押さえ込む役割をする。この適応アンプ16と検出用の電源18を、制御線17を通してコントローラ10が制御する。ドライバ1と表示パネル部2はパネル制御線19で接続され、表示ドライバ1とセンサ部3はセンサ制御線20で接続される。
パネル制御線19はパネル部/データ線接続スイッチ21を介してデータ線11と接続し、パネル部/検出線接続スイッチ22を介して検出線14と接続する。センサ制御線20はスイッチ23を介して検出線14と接続する。これら、パネル部/データ線接続スイッチ21、パネル部/検出線接続スイッチ22、センサ部/検出線接続スイッチ23はコントローラ10からのスイッチ制御線24で制御される。このスイッチ制御線24は、上記各スイッチ21、22、23を独立に制御しても、あるいは纏めて制御してもよく、独立に制御する場合にはスイッチ制御線24は複数の線を使用する構成となる。センサ部3には、温度センサ、照度センサ、色度センサ、音センサ、タッチパネル、その他入力デバイス等、様々な検出デバイスが接続可能である。
図2は、図1における表示パネル部2の内部に存在する画素の構成を説明する図である。本発明は画像表示装置に関するものであるが、ここでは画像表示装置の一例として有機EL表示装置(OLED)を例にして説明する。図2において、電圧減27は表示用電源であり、画素制御部26で表示素子25と接続する。パネル制御線19はデータを送受する入出力線になる。表示パネル部2への入力、つまり、表示データは、画素制御部25で処理され表示用電源27で表示素子25を駆動する。表示パネル部2からの出力、つまり、検出データは、表示素子25から選択スイッチ28を通り、パネル制御線19を通してドライバ1に入力される。この時の表示素子25の駆動電源は電源18である。この検出データは画素状態を示すことになるので焼き付き検出に使用することができる。
図3は、図1におけるドライバ1内の切替スイッチの構成例を説明する回路図である。図3の(a)は、前記各スイッチ(21−23)を独立線で制御する構成としたものであり、制御線30はパネル制御線19とデータ線11の接続をパネル部/データ線接続スイッチ21で制御する。また、制御線31はパネル制御線19と検出線14の接続をパネル部/検出線接続スイッチ22で制御する。そして、制御線32はセンサ制御線20と検出線14の接続をセンサ部/検出線接続スイッチ23で制御する。これらの制御線30、制御線31、制御線32は独立して制御動作ができるため、パネル部/データ線接続スイッチ21、パネル部/検出線接続スイッチ22、センサ部/検出線接続スイッチ23の開閉も任意のタイミングで制御できる。
一方、図3の(b)は各スイッチを一意に制御する構成としたものである。制御線33は、パネル制御線19とデータ線11の接続をパネル部/データ線接続スイッチ21で制御し、センサ制御線20と検出線14の接続をセンサ部/検出線接続スイッチ23で制御する。また、インバータ35は制御線33の信号を反転するためのもので、インバータ35の出力である制御線34は、パネル制御線19と検出線14をパネル部/検出線接続スイッチ22で制御する。制御線33と制御線34は反転した信号であるため、パネル部/データ線接続スイッチ21とセンサ部/検出線接続スイッチ23がオン状態の時はスイッチ22がオフ状態になり、パネル部/データ線接続スイッチ21とセンサ部/検出線接続スイッチ23がオフ状態の時はパネル部/検出線接続スイッチ22がオン状態になる。これらの動作は同時に行われる。図3の(a)では制御線の本数が増えるが任意のスイッチ制御が可能である。図3の(b)では制御線の本数が少なくてすむが動作は固定になる。
図4は、図1における適応アンプ16の構成を説明する図である。図4の(a)は適応アンプ16の内部構成を示す。この適応アンプ16には、コントローラ10からの制御信号17で制御できる可変抵抗40と固定抵抗41と増幅器42がある。
図4の(b)は適応アンプ16の設定モード45と可変抵抗40の抵抗値46を示したテーブル44の内容を示す。設定モード45は検出対象と対になったもので、検出部の検出範囲によりコントロール10は設定モード45を選択し、設定モードに対応した抵抗値46を使用して適応アンプの設定をする。テーブル44は、固定値として使用する場合は、ドライバ1内にメモリとしておいてもよい。また、ドライバ1外にメモリとしておいてもよく、任意の値とする場合は、設定モードに合わせて動的に計算させてもよい。
図5は、図1におけるコントローラ10の内部構成を説明するシステム構成図である。図5において、メモリアクセス部50は、ドライバ外部とはバス4で接続された外部メモリであるRAM5とデータの送受を行う。そして、ドライバ内部では、表示時に用いる補正制御部51、表示制御部52と、検出時に用いるプリチャージ制御部53と、スイッチ制御部56、アンプ制御部57と接続する。補正制御部51は検出から得られたデータをもとに表示データに補正処理するための演算部である。補正処理については、検出系の種類について別々の処理をし、例えば焼き付き検出の場合はその度合いに応じた劣化補正を行い、温度特性検出の場合は温度変動分の補正を行う。
表示制御部52は補正制御部51で補正された表示データを表示パネルのタイミングに合わせて送信制御する。プリチャージ制御部53は、検出時のデータ線の電圧を固定するもので、応答速度を改善するために用いられる。切替制御部54は、コントローラ10内の信号タイミングや、外部信号のタイミングを調整する。信号選択部55は、切替制御部54からの制御で表示制御部52とプリチャージ制御部53の出力を切り替えてデータ線11に送信する。スイッチ制御部56は、制御線24の制御を行う。
この制御線24はデータ線11、検出線14につながる線の選択スイッチ類を制御するもので、スイッチの制御構成によって単線あるいは複数線からなる。アンプ制御部57は、切替制御部54から適応アンプの状態を制御するもので、適応アンプの設定に設定テーブルを用いる場合、アンプ制御部57はメモリ58上に用意したテーブルからの設定情報で適応アンプを設定変更する。
図6は、本発明の第1の実施形態における表示と検出のタイミングを説明する図である。本実施形態は表示と温度検出と焼き付き検出を行うタイミングである。参照符号60は1フレーム期間を示しており、表示系では表示期間と帰線期間(非表示期間)から構成する。表示期間は、さらに、画素回路への表示データや表示電圧の書き込み期間と、書き込まれた表示データや表示電圧に応じて表示(発光)する表示(発光)期間を含んでもよい。検出系では温度検出期間と焼き付き検出期間から構成する。1水平期間内に、表示系では表示期間と帰線期間(非表示期間)を含み、検出系では温度検出期間と焼き付き検出期間を含んでもよい。このタイミングを図3の(a)に示した構成を基に説明する。パネル制御線19には表示パネルが接続し、センサ制御線20には温度検出センサが接続されているものとする。表示系の制御では表示期間61においてデータ線11とパネル制御線19を接続するために制御線30によってスイッチ21をオンに、制御線31によってパネル部/検出線接続スイッチ22をオフにする。
また、この期間は検出系では温度検出期間63になり、検出系の制御では温度検出を行うために検出線14と制御線20を接続するために制御線32によってセンサ部/検出線接続スイッチ23をオンにする。これにより、これらの期間では表示を行いながら温度検出することになる。次に表示系の制御では帰線期間62において検出線14と制御線19を接続するために制御線31によってパネル部/検出線接続スイッチ22をオンに、制御線30によってパネル部/データ線接続スイッチ21をオフにする。この期間は検出系では焼き付き検出期間64になり、検出系の制御では検出線14と制御線20を切り離すために制御線32によってセンサ部/検出線接続スイッチ23をオフにする。
これにより、これらの期間では画素状態(例えば、電圧や電流)を検出することになる。また、適応アンプの設定は、温度検出状態の設定を設定A65、焼き付き検出状態の設定を設定B66とした場合、温度検出期間63は設定A65の状態とし、焼き付き検出期間64は設定B66の状態とすることでアンプの状態を設定する。これらの動作を1フレーム毎に行い、表示と検出を両立させる。
図7は、図1におけるコントローラ10の制御フローチャートである。制御開始の処理70において、コントローラ10が制御を開始すると、処理71に遷移する。処理71において初期化処理を行い、処理72に遷移する。処理72において表示動作を開始し、処理73に遷移する。処理73において検出動作を開始する。処理71における初期化処理では各状態の初期設定制御や状態検査を実施し、システム内を初期化する。処理72、処理73における動作は後述するが、これらの処理によってコントローラ10内を初期化する。
次に、処理74においてコントローラ10内の信号選択部55の切り替えを行う。処理75において制御線17により適応アンプを設定する。処理76において制御線24により切替スイッチを設定する。処理77において、検出フラグを解除し、処理78において、表示フラグを設定する。この検出フラグと表示フラグは、コントローラ10内部に持つもので、表示系の状態を記憶するものである。処理79において表示期間の判定を行う。この表示期間の判定にはタイマーやカウンタによって行う。
表示期間が終了した場合、帰線期間に移行する。処理80においてコントローラ10内の信号選択部55の切り替えを行う。処理81において制御線17により適応アンプを設定する。処理82において制御線24により切替スイッチを設定する。処理83において、表示フラグを解除し、処理84において、検出フラグを設定する。処理85において帰線期間の判定を行う。この帰線期間の判定にはタイマーやカウンタによって行う。帰線期間が終了した場合、表示期間に移行し、処理74に遷移する。本例では表示フラグと検出フラグを同時に切り替えているが、時間差をおくことも可能である。
図8は、図1における表示系の制御フローチャートである。処理90において表示系の処理を開始すると、処理91において、表示フラグ状態を監視する。表示フラグが"0"の場合、処理91で監視を継続する。表示フラグが"1"に変化すると処理92に遷移しメモリコントローラ部が表示データを読み込む。更に処理93においてメモリコントローラ部が補正データを読み込み、処理94において表示データと補正データから変換データを作成する。処理95において変換データを表示部に送信する。処理96において1フレームの表示期間が終了か判定する。1フレームの表示が終了していない場合、処理92からの処理を繰り返し、表示パネルに表示データを送信する。1フレームの表示が終了すると、処理97に遷移し、表示フラグを解除する。そして処理91に遷移し、表示フラグ状態の監視を継続する。
図9は、図1における検出系の制御フローチャートである。処理100において検出系の処理を開始すると、処理101において、表示フラグ状態を監視する。表示フラグが"1"に変化する、つまり表示期間中になると、処理102においてセンサ部の検出を行う。処理103において表示フラグが"1"の状態であれば処理104において一回の検出が全て終了か判断し、検出途中であれば処理102からの動作を繰り返す。処理103において表示フラグが"0"の場合、検出の途中で表示期間が終了したことを示すので、処理111に遷移する。
処理104において一回の検出が全て終了した場合、処理105に遷移する。処理105において、表示フラグが"1"の場合、表示フラグが"0"になるまで待機し、表示フラグが"0"に変化すると処理101に遷移する。処理101で表示フラグが"0"の場合、処理106に遷移する。処理106において検出フラグが"0"の場合、処理101に遷移し、表示フラグの状態を監視する。処理106において検出フラグが"1"の場合、処理107に遷移する。処理107において表示パネル部からの検出を行う。
処理108において検出フラグが"1"の状態であれば処理109において一回の検出が全て終了か判断し、検出途中であれば処理107からの動作を繰り返す。処理108において検出フラグが"0"の場合、検出の途中で帰線期間が終了したことを示すので、処理111に遷移する。処理109において一回の検出が全て終了した場合、処理110に遷移する。処理110において、検出フラグ"1"の場合、検出フラグが"0"になるまで待機し、検出フラグが"0"に変化すると処理101に遷移する。処理111はエラー処理を行う。このエラー処理の例として、表示期間、あるいは、検出期間でタイムアウトになった場合をみると、コントローラ10からCPU6に対して処理を中断した状態を送信し、CPU6ではこの信号を受けた場合、オペレーティングシステムの例外処理を実行する手順を踏む。
(第2の実施形態)
図10は、本発明の第2の実施形態を説明するための第1の実施形態を説明する図3に関連する部分を別構成とした回路図である。この構成では、複数のセンサ部からの入力を検出系に使用する構成であり、各スイッチを独立線で制御する構成である。制御線120は、パネル制御線19とデータ線11の接続をパネル部/データ線接続スイッチ21で制御する。
制御線121は、パネル制御線19と検出線14の接続をパネル部/検出線接続スイッチ22で制御する。制御線122は、温度検出センサ制御線124、タッチパネルセンサ制御線125、他の制御線126の中の任意の一制御線と検出線14の接続をスイッチ123で制御する。制御線120、制御線121、制御線122は独立した制御ができるため、パネル部/データ線接続スイッチ21、パネル部/検出線接続スイッチ22、センサ線/検出線接続スイッチ123の開閉も任意のタイミングで制御できる。更にセンサ線/検出線接続スイッチ123は一種のセレクタ構成であるので制御線122が単線の場合、順次切替が可能であり、制御線122が複線の場合、任意の切替が可能になる。センサ線/検出線接続スイッチ123で切り替えるセンサの種類は何種類でも構わない。
図11は、本発明の第2の実施形態における表示と検出のタイミングを説明する図である。図11は、図10におけるスイッチ123に接続するセンサとして、温度と照度を交互に検出する場合のタイミングを示す。参照符号60は1フレーム期間を示しており、表示系では表示期間と帰線期間から構成する。検出系では温度検出期間と照度検出期間と焼き付き検出期間から構成する。制御線19には表示パネルが、温度検出センサ制御線124には温度検出センサが、タッチパネルセンサ制御線125には照度検出センサが接続されているものとする。
表示系の制御では、表示期間61においてデータ線11とパネル制御線19を接続するために制御線120によってスイッチ21をオンに、パネル部/データ線接続制御線121によってパネル部/検出線接続スイッチ22をオフにする。また、この期間は検出系では1フレーム毎に温度検出期間130と照度検出期間132を交互に検出することになり、検出系の制御では、温度検出を行うときには検出線14と温度検出センサ制御線124を、照度検出を行うときには検出線14とタッチパネルセンサ制御線125を接続するために制御線122によってスイッチ123を選択する。これにより、これらの期間では表示を行いながらセンサ部の検出をすることになる。
次に、表示系の制御では帰線期間62において検出線14とパネル制御線19を接続するために制御線121によってパネル部/検出線接続スイッチ22をオンに、制御線120によってパネル部/データ線接続スイッチ21をオフにする。この期間は検出系では焼き付き検出期間131になり、検出系の制御では検出線14と制御線124またはタッチパネルセンサ制御線125を切り離すために制御線122によってスイッチ123を全てオフにする。これにより、これらの期間では画素状態を検出することになる。
また、適応アンプの設定は、温度検出状態の設定を設定A133、焼き付き検出状態の設定を設定B134、照度検出状態の設定を設定C135とした場合、温度検出期間130は設定A133の状態とし、焼き付き検出期間131は設定B134とし、照度検出期間132は設定C135の状態とすることでアンプの状態を設定する。この異なるセンサからの検出動作を2フレーム単位で行い、表示と検出を両立させる。
(第3の実施形態)
図12は、本発明の第3の実施形態における表示と検出のタイミングを説明する図である。図12は、第2の実施形態を説明する図11に関連する部分を別構成としたものである。この構成では複数のセンサ部からの入力を検出系に使用する構成である。特に、ある周期で必ず検出を行う必要があるセンサに対応した場合のタイミング図である。この例では、図10におけるスイッチ123に接続するセンサとして温度検出とタッチパネルのタッチ座標を交互に検出する場合のタイミングを示す。
タッチパネルのような入力デバイスは一定間隔でアクセスする必要があり、アクセスの間隔が変わると検出後の処理で不都合が生じることがある。つまり、特定の入力デバイスに対しては優先度を設定することが可能である。参照符号60は1フレーム期間を示しており、表示系では表示期間と帰線期間から構成する。検出系では温度検出期間とタッチパネル検出期間と焼き付き検出期間から構成する。
パネル制御線19には表示パネルが、温度検出センサ制御線124には温度検出センサが、タッチパネルセンサ制御線125にはタッチパネルセンサが、それぞれ接続されているものとする。表示系の制御では表示期間61においてデータ線11とパネル制御線19を接続するために制御線120によってパネル部/データ線接続スイッチ21をオンに、制御線121によってパネル部/検出線接続スイッチ22をオフにする。また、この期間は、検出系では1フレーム内で温度検出期間140とタッチパネル検出期間141を交互に検出することになり、検出系の制御では、温度検出を行うときには検出線14と温度検
出センサ制御線124を、タッチパネル検出を行うときには検出線14とタッチパネルセンサ制御線125を接続するために制御線122によってスイッチ123を選択する。これにより、これらの期間では表示を行いながらセンサ部の検出をすることになる。
次に、表示系の制御では帰線期間62において制御線120によってパネル部/データ線接続スイッチ21をオフにする。本実施形態では、帰線期間でも制御線125を制御線14に接続する必要があるため、検出線14に対してパネル制御線19とタッチパネルセンサ制御線125を交互に接続するために制御線121及び制御線122によってパネル部/検出線接続スイッチ22及びスイッチ123のどちらか一方をオンにもう一方をオフにする。これにより、検出線14と制御線19が接続した状態では焼き付き検出期間142になり、検出線14とタッチパネルセンサ制御線125が接続した状態ではタッチパネル検出期間141になる。
また、適応アンプの設定は、温度検出状態の設定を設定A143、タッチパネル検出状態の設定を設定B144、焼き付き検出状態の設定を設定C145とした場合、温度検出期間140は設定A143の状態とし、タッチパネル検出期間141は設定B144とし、焼き付き検出期間142は設定C145の状態とすることでアンプの状態を設定する。この一連の検出動作を1フレーム単位で行い、表示と検出を両立させる。
表示装置単体や組み込みパネル、情報処理端末の表示装置として利用可能である。
本発明の画像表示装置の全体構成を説明するシステム構成図である。 図1における表示パネル部2の内部に存在する画素の構成を説明する図である。 図1におけるドライバ1内の切替スイッチの構成例を説明する回路図である。 図1における適応アンプ16の構成を説明する図である。 図1におけるコントローラ10の内部構成を説明するシステム構成図である。 本発明の第1の実施形態における表示と検出のタイミングを説明する図である。 図1におけるコントローラ10の制御フローチャートである。 図1における表示系の制御フローチャートである。 図1における検出系の制御フローチャートである。 本発明の第2の実施形態を説明するための第1の実施形態を説明する図3に関連する部分を別構成とした回路図である。 本発明の第2の実施形態における表示と検出のタイミングを説明する図である。 本発明の第3の実施形態における表示と検出のタイミングを説明する図である。
1・・・ドライバ、2・・・表示パネル部、3・・・センサ部、4・・・データバス、5・・・RAM、6・・・CPU、10・・・コントローラ、11・・・データ線、12・・・D/A変換器、13・・・増幅器、14・・・検出線、15・・・A/D変換器、16・・・可変増幅器(適応アンプ)、18・・・検出用電源、21・・・表示パネル部とデータ線の接続スイッチ、22・・・表示パネル部と検出線の接続スイッチ、23・・・センサ部と検出線の接続スイッチ。

Claims (7)

  1. 電流量に応じて発光量が変化する複数の表示画素により構成された画素領域を有する表示パネル部と、前記画素領域に表示信号電圧を入力し該画素領域内の画素状態を出力する信号線を有する画像表示装置であって、
    前記信号線を介した前記表示信号電圧の入力と前記画素領域内の画素状態の出力を切り替え、前記画素領域内の画素状態の出力と外部状態を検出するセンサ部からの検出状態の出力を切り替えるためのスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路に接続された画素状態出力用電源と、
    前記表示信号電圧に応じた発光量を制御する画素制御回路と、
    前記画素制御回路に接続された表示用電源と、
    前記画素領域内の画素状態の出力と前記外部状態を検出する前記センサ部からの検出状態の出力を検出する検出回路とを備え、
    前記表示パネル部で表示する表示データの表示期間においては前記外部状態を検出する前記センサ部からの検出状態の出力が前記検出回路に入力され、前記表示データの帰線期間においては前記画素領域内の画素状態の出力が前記検出回路に入力され、前記表示期間と前記帰線期間が互いに繰り返されることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記検出回路に、ゲインおよびタイミングを設定値に制御できる可変増幅器を備え、
    前記検出回路による前記画素領域内の画素状態の出力と前記外部状態を検出する前記センサ部からの検出状態に対応する検出対象とその特性から前記可変増幅器の設定値を前記検出回路内に設定可能としたことを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項2において、
    前記検出回路は、検出経路設定と前記可変増幅器の設定を連動して制御することを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項2において、
    前記可変増幅器の設定値として、検出対象ごとの設定値を前記検出回路内に設定可能であることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項2において、
    前記可変増幅器の設定値として、検出対象ごとの設定値を動的に演算する回路を備える
    ことを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項2において、
    検出対象を接続するスイッチ回路を切り替える回路を備えることを特徴と
    する画像表示装置。
  7. 電流量に応じて発光量が変化する複数の表示画素により構成された画素領域を有する表示部と、前記画素領域に表示信号電圧を入力し該画素領域内の画素状態を出力する信号線を有する画像表示装置であって、
    前記信号線を介した前記表示信号電圧の入力と前記画素領域内の画素状態の出力を切り替え、前記画素領域内の画素状態の出力と外部状態を検出するセンサ部からの検出状態の出力と、タッチパネルセンサからの出力を切り替えるためのスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路に接続された画素状態出力用電源と、
    前記表示信号電圧に応じた発光量を制御する画素制御回路と、
    前記画素制御回路に接続された表示用電源と、
    前記画素領域内の画素状態の出力と前記外部状態を検出する前記センサ部からの検出状態の出力と前記タッチパネルセンサからの出力を切り替えるための前記スイッチ回路の出力を検出する検出回路とを備え、
    前記表示部で表示する表示データの表示期間においては前記外部状態を検出する前記センサ部からの検出状態の出力が前記検出回路に入力され、前記表示データの帰線期間においては前記画素領域内の画素状態の出力が前記検出回路に入力され、前記表示期間と前記帰線期間においては前記タッチパネルセンサからの出力が前記検出回路に入力され、前記表示期間と前記帰線期間が互いに繰り返され、
    前記検出回路により検出され前記タッチパネルセンサからの出力に関する第一検出対象は、前記表示期間と前記帰線期間において一定間隔で検出され、
    前記検出回路により検出され前記外部状態を検出する前記センサ部からの検出状態の出力に関する第二検出対象は、前記表示期間において前記第一検出対象の検出期間以外の期間にて検出され、
    前記検出回路により検出され前記画素領域内の画素状態の出力に関する第三検出対象は、前記帰線期間において前記第一検出対象の検出期間以外の期間にて検出されることを特徴とする画像表示装置。
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