JP5734218B2 - 情報出力装置、情報出力方法、及びプログラム - Google Patents

情報出力装置、情報出力方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、手配される部品の数量や納期を修正するための情報を出力する情報出力装置、情報出力方法、及びプログラムに関する。
顧客に納入した製品が故障した場合、一般に故障した部品を交換する対応が取られる。この対応がすぐに行われないと、製品を使用できない状態で顧客を長時間待たせることになり、顧客に対するサービス性が大幅に低下する。特に、故障連絡を受けた後に部品供給拠点が交換部品を手配する場合には、顧客をさらに長時間待たせることになる。このため、部品供給拠点は、予め交換部品を手配して在庫している。
近年、部品のリードタイムや需要予測値等に基づき、供給拠点が部品を手配する数量を理論的に算出する技術が提案されている(例えば特許文献1〜3)。しかしながら現状では、在庫不足で部品が供給できない事態を確実に防止するため、手配数量の理論値に、担当者の判断による増分を加えた数量を手配することが行われている。その結果、供給拠点の在庫が過剰になることで、保管スペースが不足し、在庫コストが過大になる問題が発生している。
特許文献4には、手配数量の修正を促すアラームを出力する装置が開示されている。この装置では、担当者が入力する製品の生産台数に基づき、部品の手配数量が算出される。そして、部品の手配数量に基づき在庫コストが算出されて、該在庫コストが限度額を超える場合、アラームが出力される。
特開2009−129092号公報 特開2005−276124号公報 特開2009−245217号公報 特開2004−192169号公報
しかしながら、特許文献4では、アラームが出力されることで、在庫コストの観点から手配数量を修正することはできるが、保管スペースの容積の観点から手配数量を修正することはできない。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、出力情報により手配される保管対象部品の数量及び納期の修正が促されることで、過剰在庫で保管スペースが不足したり在庫コストが過大になることを防止可能な情報出力装置、情報出力方法、及びプログラムを提供することである。
本発明に係る情報出力装置は、手配要求情報入力部と、在庫数量推移算出部と、必要容積推移算出部と、容積差分算出部と、在庫コスト推移算出部と、在庫コスト差分算出部と、情報出力部とを備える。手配要求情報入力部は、保管対象部品の手配数量と納期とを含む手配要求情報の入力を受け付ける。在庫数量推移算出部は、手配要求情報に基づき、納期を含む将来期間の単位期間ごとに保管対象部品の在庫数量を算出する。必要容積推移算出部は、在庫数量推移算出部が算出した各単位期間の在庫数量と、保管対象部品の荷姿の容積とに基づき、各単位期間で保管対象部品の保管に必要とされる保管必要容積を算出する。容積差分算出部は、保管スペースの容積から、必要容積推移算出部が算出した各単位期間の保管必要容積をそれぞれ差し引いた容積の差分を算出して、容積の差分が負になる単位期間が有るか否かを判定する。在庫コスト推移算出部は、在庫数量推移算出部が算出した各単位期間の在庫数量と、保管対象部品の単価とに基づき、各単位期間における保管対象部品の在庫コストを算出する。在庫コスト差分算出部は、単位期間ごとに、単位期間で費やすことのできる在庫コストの限界値から、在庫コスト推移算出部が算出した在庫コストを差し引いた在庫コストの差分を算出して、在庫コストの差分が負になる単位期間が有るか否かを判定する。情報出力部は、容積の差分が負になる単位期間が有ると判定された場合、保管必要容積が保管スペースの容積を超えることを示す容積超過情報を出力し、在庫コストの差分が負になる単位期間が有ると判定された場合、在庫コストが限界値を超えることを示す在庫コスト超過情報を出力する。
本発明によれば、保管必要容積が保管スペースの容積を超過する手配内容を示す手配要求情報が入力された場合、容積の差分が負になる単位期間が有ると判定されることで、容積超過情報が出力される。これにより、担当者に保管必要容積が保管スペースの容積を超過することが通知されるため、手配される保管対象部品の数量や納期等を見直すことが促される。よって、過剰在庫により保管スペースが不足する事態が防止される。
また、在庫コストが限界値を超過する手配内容を示す手配要求情報が入力された場合には、在庫コストの差分が負になる単位期間が有ると判定されることで、在庫コスト超過情報が出力される。これにより、担当者に在庫コストが限界値を超過することが通知されるため、手配される保管対象部品の数量や納期を見直すことが促される。よって、過剰在庫により在庫コストが過大になる事態が防止される。
本発明の実施の形態に係る情報出力装置の構成を示すブロック図である。 部品マスタ情報の一例を示す図である。 手配要求情報の一例を示す図である。 手配数量情報の一例を示す図である。 供給実績値情報の一例を示す図である。 供給予測値情報の一例を示す図である。 現在在庫数量情報の一例を示す図である。 在庫数量推移情報の一例を示す図である。 図4の手配数量情報が変更された状態を示す図である。 必要容積推移情報の一例を示す図である。 倉庫情報の一例を示す図である。 容積差分情報の一例を示す図である。 在庫コスト推移情報の一例を示す図である。 在庫コスト限界値情報の一例を示す図である。 在庫コスト差分情報の一例を示す図である。 アラーム情報の一例を示す図である。 情報出力装置の動作を示すフローチャートである。 情報出力装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 在庫数量予測値情報の一例を示す図である。 図19の在庫数量予測値情報が変更された状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る情報出力装置1を図を参照しながら説明する。情報出力装置1は、製品の修理に使用される部品X1〜X3の供給拠点に設けられる。供給拠点では、製品の故障連絡を受けた時などに、部品X1〜X3を供給できるように、予め担当者の判断で部品X1〜X3が手配されて、部品X1〜X3が倉庫の保管スペースに保管される。情報出力装置1は、在庫コストや保管スペースの容積の観点から、保管対象部品X1〜X3の手配数量の修正を促す情報を出力する。
図1に示すように、情報出力装置1は、部品マスタ情報記憶部10と、手配数量記憶部11と、供給予測値記憶部12と、現在在庫数量記憶部13と、手配要求情報入力部14と、在庫数量推移算出部15と、必要容積推移算出部16と、在庫コスト推移算出部17と、倉庫情報記憶部18と、在庫コスト限界値情報記憶部19と、容積差分算出部20と、在庫コスト差分算出部21と、供給実績値記憶部22と、平均供給量取得部23と、在庫期間数算出部24と、情報出力部25とを備える。
部品マスタ情報記憶部10には、図2の部品マスタ情報が記憶される。部品マスタ情報には、保管対象部品X1〜X3の部品番号・品名・型名・発売年度・リードタイム・単価・荷姿の容積が含まれる。
手配要求情報入力部14は、図3の手配要求情報の入力を受け付ける。手配要求情報には、担当者の判断で手配される保管対象部品X1,X2の部品番号と、保管対象部品X1,X2の要求数量「50」「20」と納期「2012年2月」「2012年3月」とが含まれる。
手配数量記憶部11には、図4の手配数量情報が記憶される。手配数量情報には、納期「2012年2月」「2012年3月」を含む将来1年間「2012年1月〜12月」の月単位で、供給拠点に手配される予定の保管対象部品X1〜X3の数量が示される。
供給実績値記憶部22には、図5の供給実績値情報が記憶される。供給実績値情報には、過去1年間「2011年1月〜12月」に保管スペースから外部に供給された保管対象部品X1〜X3の数量の実績値が月単位で示される。
供給予測値記憶部12には、図6の供給予測値情報が記憶される。供給予測値情報には、将来1年間「2012年1月〜12月」の月単位で、保管スペースから外部に供給される保管対象部品X1〜X3の数量の予測値が示される。各月の予測値は、供給実績値情報に示す実績値に基づき設定される。図6の例では、各月の予測値は、前年の同一月の実績値(図5)と一致するように設定されている。
現在在庫数量記憶部13には、図7の現在在庫数量情報が記憶される。現在在庫数量情報には、現在「2011年12月末」の保管対象部品X1〜X3の在庫数量「170」「70」「350」が示される。
在庫数量推移算出部15は、手配要求情報(図3)と、手配数量情報(図4)と、供給予測値情報(図6)と、現在在庫数量情報(図7)とに基づき、将来1年間「2012年1月〜12月」の各月における保管対象部品X1〜X3の在庫数量を算出して、該算出した各月の在庫数量を示す在庫数量推移情報(図8)を取得する。以下、在庫数量推移算出部15の処理の詳細について説明する。
まず、在庫数量推移算出部15は、手配数量情報(図4)に示される手配数量のうち、手配要求情報(図3)に示される保管対象部品X1,X2の手配数量であって、手配要求情報に示される部品X1の納期「2012年2月」・部品X2の納期「2012年3月」における手配数量「140」「30」を特定する。
ついで、在庫数量推移算出部15は、特定した手配数量「140」「30」を、手配要求情報(図3)に示される要求数量「50」「20」を加算した数量に変更する。この結果、手配数量情報は、図9の状態になる。図9の状態では、納期「2012年2月」における保管対象部品X1の手配数量が「190」に変更されている。また、納期「2012年3月」における保管対象部品X2の手配数量が「50」に変更されている。
ついで、在庫数量推移算出部15は、供給予測値情報(図6)と、現在在庫数量情報(図7)と、手配数量が変更された手配数量情報(図9)とに基づき、将来1年間「2012年1月〜12月」の各月における保管対象部品X1〜X3の在庫数量を算出して、該各月の在庫数量を示す在庫数量推移情報(図8)を取得する。
図8において、「2012年1月」の保管対象部品X1〜X3の在庫数量は、現在在庫数量情報(図7)の現在「2011年12月末」の在庫数量に、手配数量情報(図9)の「2012年1月」の手配数量を加算して、該加算した数量から、供給予測値情報(図6)の「2012年1月」の供給数量の予測値を差し引くことで求められる。
例えば「2012年1月」の保管対象部品X1の在庫数量「200」(図8)は、現在「2011年12月末」の部品X1の在庫数量「170」(図7)に、「2012年1月」の部品X1の手配数量「100」(図9)を加算し、該加算した数量「270」から、「2012年1月」の部品X1の供給数量の予測値「70」(図6)を差し引くことで求められる。
また図8において、「2012年2月」以降の各月の保管対象部品X1〜X3の在庫数量は、前月の在庫数量に、手配数量情報(図9)の当月の手配数量を加算して、該加算した数量から、供給予測値情報(図6)の当月の供給数量の予測値を差し引くことで求められる。
例えば「2012年2月」の保管対象部品X1の在庫数量「360」(図8)は、「2012年1月」の部品X1の在庫数量「200」(図8)に、「2012年2月」の部品X1の手配数量「190」(図9)を加算し、該加算した数量「390」から、「2012年2月」の部品X1の供給数量の予測値「30」(図6)を差し引くことで求められる。
必要容積推移算出部16は、在庫数量推移情報(図8)に示される保管対象部品X1〜X3の各在庫数量に、部品マスタ情報(図2)に示される保管対象部品X1〜X3の荷姿の容積を乗じることで、将来1年間「2012年1月〜12月」の各月で保管対象部品X1〜X3の各々の保管に必要な保管必要容積を算出する。
さらに、必要容積推移算出部16は、将来1年間「2012年1月〜12月」の月ごとに、保管対象部品X1〜X3の各々の保管必要容積を合計することで、各月の保管対象部品X1〜X3の保管必要容積を算出して、算出した各保管必要容積を示す必要容積推移情報(図10)を取得する。
図10において、例えば「2012年2月」における保管対象部品X1の保管必要容積「288m」は、「2012年2月」の部品X1の在庫数量「360」(図8)に、部品X1の荷姿の容積「0.8m」(図2)を乗じることで算出されるものである。
また図10において、例えば「2012年2月」における保管対象部品X1〜X3の保管必要容積「409m」は、「2012年2月」の部品X1〜X3の各々の保管必要容積「288m」「78m」「43m」を合計することで算出されるものである。
倉庫情報記憶部18には、図11の倉庫情報が記憶される。倉庫情報には、倉庫の保管スペースを構成する各棚の収納容積が示される。
容積差分算出部20は、図11の倉庫情報に示される棚「No.1」〜「No.100」の収納容積を合計することで、保管スペースの容積「400m(=2.0m+5.0m+6.0m+4.0m・・・+4.0m+3.0m+4.0m)」を算出する。
さらに、容積差分算出部20は、保管スペースの容積「400m」から、必要容積推移情報(図10)に示される各月の保管必要容積をそれぞれ差し引いた容積の差分を算出して、算出した各容積の差分を示す容積差分情報(図12)を取得する。さらに、容積差分算出部20は、容積差分情報を用いて、容積の差分が負になる月が有るか否かを判定する。
図12の容積差分情報によれば、保管対象部品X1の納期「2012年2月」で、容積の差分「−9m」が負である。このため、容積の差分が負になる月が有ると判定される。容積の差分「−9m」は、保管スペースの容積「400m」から、納期「2012年2月」の保管対象部品X1〜X3の必要保管容積「409m」(図10)を差し引くことで求められるものである。なお、容積の差分は、必ずしも、上記のように納期の月で負になるものではない。例えば、他の月の手配数量(図9)が多く、また、他の月の供給数量の予測値(図6)が少ない場合には、他の月でも、容積の差分が負になり得る。
在庫コスト推移算出部17は、在庫数量推移情報(図8)に示される保管対象部品X1〜X3の各在庫数量に、部品マスタ情報(図2)に示される保管対象部品X1〜X3の単価を乗じることで、将来1年間「2012年1月〜12月」の各月における保管対象部品X1〜X3の各々の在庫コストを算出する。
ついで、在庫コスト推移算出部17は、将来1年間「2012年1月〜12月」の月ごとに、保管対象部品X1〜X3の各々の在庫コストを合計することで、各月における保管対象部品X1〜X3の在庫コストを算出して、算出した各在庫コストを示す在庫コスト推移情報(図13)を取得する。
図13において、例えば「2012年2月」の保管対象部品X1の在庫コスト「5,400万円」は、「2012年2月」の部品X1の在庫数量「360」(図8)に、部品X1の単価「15万円」(図2)を乗じることで算出されるものである。
また図13において、例えば「2012年2月」の保管対象部品X1〜X3の在庫コスト「11,890万円」は、「2012年2月」の部品X1〜X3の各々の在庫コスト「5,400万円」「5,200万円」「1,290万円」を合計することで算出されるものである。
在庫コスト限界値情報記憶部19には、図14の在庫コスト限界値情報が記憶される。在庫コスト限界値情報には、将来1年間「2012年1月〜12月」の各月で費やすことのできる在庫コストの限界値が示される。
在庫コスト差分算出部21は、将来1年間「2012年1月〜12月」の月ごとに、在庫コスト限界値情報(図14)に示される在庫コストの限界値から、在庫コスト推移情報(図13)に示される保管対象部品X1〜X3の在庫コストを差し引いた在庫コストの差分を算出して、該各月の在庫コストの差分を示す在庫コスト差分情報(図15)を取得する。さらに、在庫コスト差分算出部21は、在庫コスト差分情報を用いて、在庫コストの差分が負になる月が有るか否かを判定する。
図15の在庫コスト差分情報によれば、保管対象部品X2の納期「2012年3月」で、在庫コストの差分「−310万円」が負である。このため、在庫コストの差分が負になる月が有ると判定される。在庫コストの差分「−310万円」は、納期「2012年3月」の在庫コストの限界値「12,000万円」(図14)から、納期「2012年3月」の保管対象部品X1〜X3の在庫コスト「12,310万円」(図13)を差し引くことで求められるものである。なお、在庫コストの差分は、必ずしも、上記のように納期の月で負になるものではない。例えば、他の月の手配数量(図9)が多く、他の月における供給数量の予測値(図6)が少なく、他の月の在庫コストの限界値(図14)が高い場合には、他の月でも、在庫コストの差分が負になり得る。
平均供給量取得部23、在庫期間数算出部24、及び情報出力部25の処理は、容積の差分又は在庫コストの差分が負になる月が有ると判定された場合に実行される。
平均供給量取得部23は、供給実績値情報(図5)に示される供給数量の実績値のうち、手配要求情報(図3)に示される保管対象部品X1,X2の供給数量の実績値「70,30,120,50,・・・,80」「30,40,20,50,・・・,40」を特定する。
さらに、平均供給量取得部23は、保管対象部品X1,X2ごとに、特定した供給数量の実績値の月単位の平均値を算出する。保管対象部品X1については、「(70+30+120+50+・・・+80)/12」の計算から、平均値「60」が算出される。保管対象部品X2については、「(30+40+20+50+・・・+40)/12」の計算から、平均値「40」が算出される。
在庫期間数算出部24は、供給数量の平均値「60」「40」が算出されることに応じて、在庫数量推移情報(図8)に示される在庫数量のうち、手配要求情報(図3)に示される保管対象部品X1,X2の在庫数量であって、手配要求情報に示される部品X1の納期「2012年2月」・部品X2の納期「2012年3月」における在庫数量「360」「160」を特定する。
さらに、在庫期間数算出部24は、保管対象部品X1,X2ごとに、特定した在庫数量「360」「160」を、平均供給量取得部23が算出した平均値「60」「40」で除した在庫期間数を算出する。
保管対象部品X1については、「360/60」の計算から、在庫期間数「6.0月」が算出される。この在庫期間数「6.0月」は、保管対象部品X1の納期「2012年2月」では、部品X1が手配されることで、部品X1の在庫数量「360」が、部品X1の供給数量の平均値「60」に対して、6倍になることを示す。
また、保管対象部品X2については、「160/40」の計算から、在庫期間数「4.0月」が算出される。この在庫期間数「4.0月」は、保管対象部品X2の納期「2012年3月」では、部品X2が手配されることで、部品X2の在庫数量「160」が、部品X2の供給数量の平均値「40」に対して、4倍になることを示す。
情報出力部25は、在庫期間数「6.0月」「4.0月」が算出されることに応じて、図16のアラーム情報を出力する。アラーム情報には、手配要求情報と、在庫期間数と、容積超過情報と、在庫コスト超過情報とが含まれる。
容積超過情報は、容積の差分が負になる月が有ると判定される場合に出力される。容積超過情報は、将来1年間「2012年1月〜12月」の保管対象部品X1〜X3の保管必要容積の推移や、保管スペースの容積「400m」を表すグラフである。各月の保管必要容積の推移は、必要容積推移情報(図10)に基づき出力される。該容積超過情報は、部品X1の納期「2012年2月」に、保管対象部品X1〜X3の保管必要容積が、保管スペースの容積「400m」を超えることを示す。
在庫コスト超過情報は、在庫コストの差分が負になる月が有ると判定される場合に出力される。在庫コスト超過情報は、将来1年間「2012年1月〜12月」における保管対象部品X1〜X3の在庫コストや限界値の推移を表すグラフであり、在庫コスト推移情報(図13)や在庫コスト限界値情報(図14)に基づき出力される。該在庫コスト超過情報は、保管対象部品X2の納期「2012年3月」に、保管対象部品X1〜X3の在庫コストが、限界値を超えることを示す。
在庫期間数は、手配要求情報(図3)に示される保管対象部品X1,X2ごとに出力される。図16の例によれば、保管対象部品X1の在庫期間数「6.0」が、保管対象部品X2の在庫期間数「4.0」よりも大きいことを把握できる。
次に、図17のフローチャートを用いて、情報出力装置1が実行する動作の例について説明する。
まず、手配要求情報入力部14は、手配要求情報(図3)の入力を受け付ける(ステップS101)。
ついで、在庫数量推移算出部15は、手配数量情報(図4)に示される手配数量のうち、手配要求情報(図3)に示される保管対象部品X1,X2の手配数量であって、手配要求情報(図3)に示される納期「2012年2月」「2012年3月」における手配数量を特定する(ステップS102)。
ついで、在庫数量推移算出部15は、ステップS102で特定した手配数量を、手配要求情報(図3)に示される要求数量「50」「20」を加算した数量に変更する(ステップS103)。
ついで、在庫数量推移算出部15は、供給予測値情報(図6)と、現在在庫数量情報(図7)と、手配数量情報(図9)とに基づき、将来1年間の各月の保管対象部品X1〜X3の在庫数量を算出して、在庫数量推移情報(図8)を取得する(ステップS104)。
ついで、必要容積推移算出部16は、ステップS104で算出された各月の在庫数量と、部品マスタ情報(図2)に示される荷姿の容積とに基づき、将来1年間の各月における保管対象部品X1〜X3の各々の保管必要容積や、保管対象部品X1〜X3の保管必要容積を算出して、必要容積推移情報(図10)を取得する(ステップS105)。
在庫コスト推移算出部17は、ステップS105で算出された各月の在庫数量と、部品マスタ情報(図2)に示される単価とに基づき、将来1年間の各月における保管対象部品X1〜X3の各々の在庫コストや、保管対象部品X1〜X3の在庫コストを算出して、在庫コスト推移情報(図13)を取得する(ステップS106)。
容積差分算出部20は、図11の倉庫情報に基づき、保管スペースの容積を算出する(ステップS107)。
さらに、容積差分算出部20は、ステップS107で算出された保管スペースの容積から、ステップS105で算出された各月の保管必要容積を差し引くことで、将来1年間の月ごとに容積の差分を算出し(ステップS108)、容積の差分が負になる月が有るか否か判定する(ステップS109)。
在庫コスト差分算出部21は、在庫コスト限界値情報(図14)に示す各月の在庫コストの限界値から、ステップS106で算出された各月の在庫コストを差し引くことで、将来1年間の月ごとに在庫コストの差分を算出し(ステップS110)、在庫コストの差分が負になる月が有るか否かを判定する(ステップS111)。
ステップS109,又はS111で、容積の差分又は在庫コストの差分が負になる月が有ると判定された場合、平均供給量取得部23は、供給実績値情報(図5)に示される供給数量のうち、手配要求情報(図3)に示される保管対象部品X1,X2の供給数量の実績値を特定する(ステップS112)。
さらに、平均供給量取得部23は、保管対象部品X1,X2ごとに、ステップS112で特定した供給数量の実績値の月単位の平均値を算出する(ステップS113)。
ついで、在庫期間数算出部24は、在庫数量推移情報(図11)に示される在庫数量のうち、手配要求情報(図3)に示される保管対象部品X1,X2の在庫数量であって、手配要求情報に示される納期における在庫数量を特定する(ステップS114)。
さらに、在庫期間数算出部24は、保管対象部品X1,X2ごとに、ステップS114で特定された在庫数量を、ステップS113で算出された平均値で除した在庫期間数を算出する(ステップS115)。
ついで、情報出力部25は、ステップS101で入力された手配要求情報や、ステップS115で算出された在庫期間数が含まれるアラーム情報を出力する(ステップS116)。
また、ステップS109で容積の差分が負になる月が有ると判定された場合には、情報出力部25は、ステップS105で取得された必要容積推移情報(図10)や、ステップS107で算出された保管スペースの容積に基づき、容積超過情報をさらに出力する。
また、ステップS111で在庫コストの差分が負になる月が有ると判定された場合には、情報出力部25は、ステップS106で取得された在庫コスト推移情報(図13)や、在庫コスト限界値情報(図14)に基づき、在庫コスト超過情報をさらに出力する。
次に図18を用いて、情報出力装置1のハードウェア構成について説明する。情報出力装置1は、制御部50と、記憶部51と、表示部52と、操作部53とを備える。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)から構成されて、記憶部51に格納されるプログラムに従って、情報出力装置1の動作を制御する。
記憶部51は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリや、RAM(Random Access Memory)から構成される。記憶部51には、制御部50に実行させる動作プログラムや、各種情報が記憶される。また、記憶部51は、制御部50のワークメモリとしても機能する。部品マスタ情報記憶部10、手配数量記憶部11、供給予測値記憶部12、現在在庫数量記憶部13、倉庫情報記憶部18、在庫コスト限界値情報記憶部19、及び供給実績値記憶部22は、記憶部51に構成される。
表示部52は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成される。表示部52は、手配要求情報、在庫期間数、保管スペースの容積、容積超過情報、及び在庫コスト超過情報等、各種情報を表示する。
操作部53は、各種情報を入力するためのキー若しくはボタン又はマウスを備える。担当者は、操作部53を用いて、手配要求情報等、各種情報を入力することができる。
図1に示す各部の処理は、動作プログラムが、制御部50、記憶部51、表示部52、及び操作部53を資源として用いて処理することによって実行する。
本実施の形態によれば、保管必要容積が保管スペースを超過する手配内容(納期・数量等)を示す手配要求情報(図3)が入力された場合、容積の差分が負になる月が有ると判定されることで、容積超過情報(図16)が出力される。これにより、担当者に保管必要容積が保管スペースを超過することが通知されるため、保管スペースの観点から手配される保管対象部品X1,X2の数量や納期等を見直すことが促される。よって、過剰在庫により保管スペースが不足する事態が防止される。
また、在庫コストが限界値を超過する手配内容を示す手配要求情報が入力された場合には、在庫コストの差分が負になる月が有ると判定されることで、在庫コスト超過情報(図16)が出力される。これにより、担当者に在庫コストが限界値を超過することが通知されるため、在庫コストの観点から手配される保管対象部品X1,X2の数量や納期を見直すことが促される。よって、過剰在庫により在庫コストが過大になる事態を防止可能である。
また、在庫期間数(図16)が出力されることで、担当者は、手配要求情報に示される保管対象部品X1,X2のうち、供給量に対して在庫量が過大になる保管対象部品X1を把握できる。このため、上記在庫量が過大になる保管対象部品X1が、手配数量を減じる部品に選択されることが促される。よって、不動在庫が生じることが防止される。
本発明は、上記の実施の形態に限られず種々改変することができる。
例えば、手配要求情報(図3)は、保管対象部品X1〜X3の手配に使用されるシステムが自動で入力するものであってもよい。
また、手配数量情報(図4)や供給予測値情報(図6)は省略されてもよい。この場合、情報出力装置1には、図19に示す在庫数量予測値情報が予め記憶される。該在庫数量予測値情報には、将来1年間の各月の保管対象部品X1〜X3の在庫数量の予測値が示される。
そして、在庫数量推移算出部15、必要容積推移算出部16、及び在庫コスト推移算出部17は、図19の在庫数量予測値情報を用いて、将来1年間の各月における保管対象部品X1〜X3の在庫数量・保管必要容積・在庫コストを算出する。以下、具体的に説明する。
在庫数量推移算出部15は、手配要求情報(図3)が入力されることに応じて、在庫数量予測値情報(図19)に示される在庫数量のうち、手配要求情報(図3)に示される保管対象部品X1,X2の在庫数量であって、手配要求情報に示される納期以降の月における在庫数量を特定する。
保管対象部品X1については、納期「2012年2月」以降の月「2012年2月〜12月」の在庫数量「310,250,270,・・・,150」が特定される。保管対象部品X2については、納期「2012年3月」以降の月「2012年3月〜12月」の在庫数量「140,130,・・・,80」が特定される。
ついで、在庫数量推移算出部15は、特定した在庫数量を、手配要求情報(図3)に示される要求数量「50」「20」を加算した数量に変更する。この結果、在庫数量予測値情報は、図20に示す状態になる。
図20の状態では、保管対象部品X1の「2012年2月〜12月」の手配数量が、要求数量「50」の加算により「360,300,320,・・・,200」に変更されている。また、保管対象部品X2の「2012年3月〜12月」の手配数量が、要求数量「20」の加算により「160,150,・・・,100」に変更されている。
そして、必要容積推移算出部16は、図20の在庫数量予測値情報に示される保管対象部品X1〜X3の各在庫数量に、部品マスタ情報(図2)に示される保管対象部品の荷姿の容積を乗じることで、将来1年間「2012年1月〜12月」の各月で保管対象部品X1〜X3の各々の保管必要容積を算出する。さらに、必要容積推移算出部16は、各月ごとに保管対象部品X1〜X3の各々の保管必要容積を合計することで、各月の保管対象部品X1〜X3の保管必要容積を算出する。この結果、図10の必要容積推移情報が得られる。
また、在庫コスト推移算出部17は、図20の在庫数量予測値情報に示される保管対象部品X1〜X3の各在庫数量に、部品マスタ情報(図2)に示される保管対象部品X1〜X3の単価を乗じることで、将来1年間の各月における保管対象部品X1〜X3の各々の在庫コストを算出する。さらに、在庫コスト推移算出部17は、各月ごとに保管対象部品X1〜X3の各々の在庫コストを合計することで、各月の保管対象部品X1〜X3の在庫コストを算出する。この結果、図13の在庫コスト推移情報が得られる。
また上記実施の形態では、供給実績値情報(図5)に示される供給量の実績値を用いて、供給量の平均値が算出されたが、供給数量の平均値を取得する方法はこれに限られない。例えば、供給量の平均値は、供給予測値情報(図6)に示される供給量の予測値を用いて算出されてもよく、また、担当者が入力するものであってもよい。
また上記実施の形態では、在庫期間数(図16)は、保管対象部品の納期の月のみ出力されたが、他の月についても出力されてもよい。このようにすることで、担当者は、供給量に対して在庫量が小さい月を把握できるため、該在庫量が小さい月に納期を再設定することが促される。
また、保管スペースにおける保管対象部品の種類は、上記実施の形態で示す保管対象部品X1〜X3の3種類に限らず、任意に設定され得る。また、手配要求情報(図3)に示される保管対象部品の種類・要求数量・納期も、上記実施の形態に示す数や期日に限らず、任意に設定され得る。
また、部品マスタ情報(図2)には、保管対象部品の品名・型名・発売年度・リードタイムは含まれず、部品番号・単価・荷姿の容積のみが含まれるようにしてもよい。
また上記実施の形態では、手配数量情報、供給実績値情報、供給予測値情報、及び在庫コスト限界値情報に1年間のデータを含めることにしたが、納期が含まれる任意の期間のデータを含めることができる。
また上記実施の形態では、手配数量、供給数量、在庫数量、保管必要容積、及び在庫コスト等のデータを月単位で示したが、上記データの期間単位は、納期の期間単位に応じて任意に設定され得る。例えば、納期が日単位で設定される場合には、上記データの期間単位は、日単位、週単位、月単位、及び年単位のいずれにも設定され得る。
また、倉庫情報は、保管スペースの容積(すなわち各棚の収納容積の合計値)を示すものであってもよい。この場合、容積差分算出部20が各棚の収納容積を合計する処理は省略される。
また、図16に示す容積超過情報や在庫コスト超過情報は、文字により、保管必要容積が保管スペースの容積を超えることや、在庫コストが限界値を超えることを示すものであってもよい。なお上記実施の形態のように、保管必要容積・在庫コスト等の推移を表すグラフである場合には、担当者は、「2012年12月」のように、保管必要容積や在庫コストが小さくなる期間を把握できるため、該期間に納期を再設定することが促される。
また、本実施の形態の情報出力装置1における各種処理を行う手段及び方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえばフレキシブルディスクやCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に伝送されて記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
本発明は、部品供給拠点から手配される部品の数量や納期を、在庫コストや保管スペースの容積の観点から修正するために好適に使用することができる。
1 情報出力装置
10 部品マスタ情報記憶部
11 手配数量記憶部
12 供給予測値記憶部
13 現在在庫数量記憶部
14 手配要求情報入力部
15 在庫数量推移算出部
16 必要容積推移算出部
17 在庫コスト推移算出部
18 倉庫情報記憶部
19 在庫コスト限界値情報記憶部
20 容積差分算出部
21 在庫コスト差分算出部
22 供給実績値記憶部
23 平均供給量取得部
24 在庫期間数算出部
25 情報出力部
50 制御部
51 記憶部
52 表示部
53 操作部
X1,X2,X3 保管対象部品

Claims (4)

  1. 保管対象部品の手配数量と納期とを含む手配要求情報の入力を受け付ける手配要求情報入力部と、
    前記手配要求情報に基づき、前記納期を含む将来期間の単位期間ごとに保管対象部品の在庫数量を算出する在庫数量推移算出部と、
    前記在庫数量推移算出部が算出した前記各単位期間の在庫数量と、前記保管対象部品の荷姿の容積とに基づき、前記各単位期間で前記保管対象部品の保管に必要とされる保管必要容積を算出する必要容積推移算出部と、
    保管スペースの容積から、前記必要容積推移算出部が算出した前記各単位期間の保管必要容積をそれぞれ差し引いた容積の差分を算出して、該容積の差分が負になる前記単位期間が有るか否かを判定する容積差分算出部と、
    前記在庫数量推移算出部が算出した前記各単位期間の在庫数量と、前記保管対象部品の単価とに基づき、前記各単位期間における前記保管対象部品の在庫コストを算出する在庫コスト推移算出部と、
    前記単位期間ごとに、該単位期間で費やすことのできる在庫コストの限界値から、前記在庫コスト推移算出部が算出した前記在庫コストを差し引いた在庫コストの差分を算出して、該在庫コストの差分が負になる前記単位期間が有るか否かを判定する在庫コスト差分算出部と、
    前記容積の差分が負になる前記単位期間が有ると判定された場合、前記保管必要容積が前記保管スペースの容積を超えることを示す容積超過情報を出力し、前記在庫コストの差分が負になる前記単位期間が有ると判定された場合、前記在庫コストが前記限界値を超えることを示す在庫コスト超過情報を出力する情報出力部と、
    を備える情報出力装置。
  2. 前記容積の差分又は前記在庫コストの差分が負になる前記単位期間が有ると判定された場合、前記手配要求情報に示される保管対象部品が前記保管スペースから外部に供給される数量の単位期間当たりの平均値を取得する平均供給量算出部と、
    前記在庫数量推移算出部が算出した在庫数量のうち、前記手配要求情報に示される前記保管対象部品の在庫数量であって、前記手配要求情報に示される納期における在庫数量を特定して、該特定した在庫数量を前記平均値で除した在庫期間数を算出する在庫期間数算出部と、
    をさらに備え、
    前記情報出力部は、前記在庫期間数を出力する、請求項1に記載の情報出力装置。
  3. 情報出力装置が行う情報出力方法であって、
    手配要求情報入力部が、保管対象部品の手配数量と納期とを含む手配要求情報の入力を受け付ける手配要求情報入力段階と、
    在庫数量推移算出部が、前記手配要求情報に基づき、前記納期を含む将来期間の単位期間ごとに保管対象部品の在庫数量を算出する在庫数量推移算出段階と、
    必要容積推移算出部が、前記在庫数量推移算出段階で算出された前記各単位期間の在庫数量と、前記保管対象部品の荷姿の容積とに基づき、前記各単位期間で前記保管対象部品の保管に必要とされる保管必要容積を算出する必要容積推移算出段階と、
    容積差分算出部が、保管スペースの容積から、前記必要容積推移算出段階で算出された前記各単位期間の保管必要容積をそれぞれ差し引いた容積の差分を算出して、該容積の差分が負になる前記単位期間が有るか否かを判定する容積差分算出段階と、
    在庫コスト推移算出部が、前記在庫数量推移算出段階で算出された前記各単位期間の在庫数量と、前記保管対象部品の単価とに基づき、前記各単位期間における前記保管対象部品の在庫コストを算出する在庫コスト推移算出段階と、
    在庫コスト差分算出部が、前記単位期間ごとに、該単位期間で費やすことのできる在庫コストの限界値から、前記在庫コスト推移算出段階で算出された前記在庫コストを差し引いた在庫コストの差分を算出して、該在庫コストの差分が負になる前記単位期間が有るか否かを判定する在庫コスト差分算出段階と、
    情報出力部が、前記容積の差分が負になる前記単位期間が有ると判定された場合、前記保管必要容積が前記保管スペースの容積を超えることを示す容積超過情報を出力し、前記在庫コストの差分が負になる前記単位期間が有ると判定された場合、前記在庫コストが前記限界値を超えることを示す在庫コスト超過情報を出力する情報出力段階と、
    を備える情報出力方法。
  4. コンピュータを、
    保管対象部品の手配数量と納期とを含む手配要求情報の入力を受け付ける手配要求情報入力部、
    前記手配要求情報に基づき、前記納期を含む将来期間の単位期間ごとに保管対象部品の在庫数量を算出する在庫数量推移算出部、
    前記在庫数量推移算出部が算出した前記各単位期間の在庫数量と、前記保管対象部品の荷姿の容積とに基づき、前記各単位期間で前記保管対象部品の保管に必要とされる保管必要容積を算出する必要容積推移算出部、
    保管スペースの容積から、前記必要容積推移算出部が算出した前記各単位期間の保管必要容積をそれぞれ差し引いた容積の差分を算出して、該容積の差分が負になる前記単位期間が有るか否かを判定する容積差分算出部、
    前記在庫数量推移算出部が算出した前記各単位期間の在庫数量と、前記保管対象部品の単価とに基づき、前記各単位期間における前記保管対象部品の在庫コストを算出する在庫コスト推移算出部、
    前記単位期間ごとに、該単位期間で費やすことのできる在庫コストの限界値から、前記在庫コスト推移算出部が算出した前記在庫コストを差し引いた在庫コストの差分を算出して、該在庫コストの差分が負になる前記単位期間が有るか否かを判定する在庫コスト差分算出部、及び、
    前記容積の差分が負になる前記単位期間が有ると判定された場合、前記保管必要容積が前記保管スペースの容積を超えることを示す容積超過情報を出力し、前記在庫コストの差分が負になる前記単位期間が有ると判定された場合、前記在庫コストが前記限界値を超えることを示す在庫コスト超過情報を出力する情報出力部、
    として機能させるプログラム。
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