JP5948634B2 - 在庫管理装置 - Google Patents
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Description
これら個々のパラメータは関連しており、あるパラメータの値は、他のパラメータの値によって制約されることがある。例えば、補充点および発注点は関連があり、補充点は発注点を下回ることができないという制約がある。また、補充点は、発注方式が補充点発注方式のときだけ意味を持つため、それ以外の発注方式のときは設定する必要がない。
安全在庫を設定する際、このような計算によって求めた安全在庫(理論安全在庫)を設定するユーザもいれば、独自の考え方で安全在庫を設定するユーザもいる。
入力された値がエラーであることを通知する技術として、例えば、Webブラウザにおいては、「バリデーション」と呼ばれる技術が知られている。この技術は、入力フォーム等の入力領域に入力された値が、予め定められた所定のルールに適合しているか否かを検証し、検証の結果、適合していない場合はエラーを表示する等して、入力された値が誤りであることをユーザに通知している。
なお、他の発明に関しては、本明細書中で明らかにする。
図1は、本実施形態に係る在庫管理装置のハードウェア構成図である。
在庫管理装置100は、相互にバスで接続された、中央制御装置(制御部)110、主記憶装置(記憶部)120、補助記憶装置(記憶部)130、入力装置(入力部)140および出力装置(出力部)150を有する。
出力装置150は、ディスプレイ等であり、在庫管理装置100の操作画面を表示する装置である。
次に、図2に沿って、在庫管理装置100の操作画面を説明する。図2は、在庫管理装置100の操作画面であるパラメータ編集画面200を説明する図である。
ロットサイズ欄202は、ロットサイズを入出力する欄である。ロットサイズとは、発注量の最小単位である。
発注量欄203は、発注量を入出力する欄である。発注量とは、1回の発注により補充する製品の量である。発注量欄203は、発注方式が発注点発注の場合でのみ使用される。
発注点欄204は、発注点を入出力する欄である。発注点とは、発注の水準となる在庫量である。発注点は、発注のタイミングの目安とされ、在庫量が発注点を下回ると発注が行われる。
安全在庫欄206は、安全在庫を入出力する欄である。安全在庫とは、需要の変動による欠品を防ぐために必要とされる在庫量の水準である。
リードタイム欄207は、リードタイムを入出力する欄である。リードタイムとは、製品を発注してから納品されるまでの期間である。
サービスレベル欄208は、サービスレベルを入出力する欄である。サービスレベルとは、顧客からの受注量に対する販売量の割合であり、「(1−欠品率)×100」(%)により表される。
需要標準偏差欄209は、需要標準偏差を入出力する欄である。需要標準偏差とは、需要量の標準偏差であり、需要の変動の大きさを表すものである。
発注サイクル欄210は、発注サイクルを入出力する欄である。発注サイクルとは、発注してから次に発注するまでの間隔(発注間隔)の日数である。発注サイクル欄210は、発注方式が定期発注の場合でのみ使用される。
図3に沿って、不使用パラメータ情報131を説明する。不使用パラメータ情報131は、発注方式ごとに、使用しないパラメータ(不使用パラメータ)を示す情報である。
不使用パラメータ情報131においては、発注方式欄1311の発注方式に対応づけて、不使用パラメータ欄1312には不使用パラメータが、記憶されている。
不使用パラメータ欄1312の不使用パラメータは、発注方式欄1311の発注方式において使用しないパラメータである。不使用パラメータは、ロットサイズ欄202〜発注サイクル欄210(図2参照)の各パラメータの中から設定される。なお、ロットサイズ欄202〜発注サイクル欄210の全てのパラメータを使用する場合、不使用パラメータ欄1312には「なし」が設定される。
図4に沿って、パラメータ関連情報132を説明する。パラメータ関連情報132は、発注方式ごと、パラメータごとに、他のパラメータとの間の関連と、パラメータの値を修正するための定式とを示す情報である。
パラメータ関連情報132においては、発注方式欄1321の発注方式およびパラメータ欄1322のパラメータに対応づけて、関連情報欄1323には関連情報が、修正定式欄1324には修正定式が、記憶されている。
パラメータ欄1322のパラメータは、在庫補充の方針を決定する要素であり、ロットサイズ欄202〜発注サイクル欄210(図2参照)の各パラメータの中から設定される。
関連情報欄1323の関連情報は、パラメータ欄1322のパラメータと他のパラメータとの間において、どのような関連や制約があるかを示す情報である。
修正定式欄1324の修正定式は、パラメータ欄1322のパラメータの値を修正するための定式である。
図5に沿って、パラメータ選択候補情報133を説明する。パラメータ選択候補情報133は、各パラメータの値の候補と、その算出方法を示す情報である。
パラメータ選択候補情報133においては、パラメータ欄1331のパラメータに対応づけて、パラメータ候補欄1332にはパラメータ候補が、算出方法欄1333には算出方法が、記憶されている。
パラメータ候補欄1332のパラメータ候補は、パラメータ欄1331のパラメータの候補となる値の名称である。なお、パラメータの候補が算出されない場合、パラメータ候補欄1332には「なし」が設定される。
算出方法欄1333の算出方法は、パラメータ候補欄1332のパラメータ候補を算出する方法である。なお、パラメータの候補が算出されない場合、算出方法欄1333には「なし」が設定される。
図6に沿って、在庫実績情報134を説明する。在庫実績情報134は、ある日付における在庫量を示す情報である。
在庫実績情報134においては、確認日欄1341の確認日に対応づけて、在庫量欄1342には在庫量が、記憶されている。
在庫量欄1342の在庫量は、在庫の数量である。なお、本実施形態において、在庫量の単位は「個」であるものとする。
図7に沿って、発注実績情報135を説明する。発注実績情報135は、ある日付における発注量を示す情報である。
発注実績情報135においては、発注日欄1351の発注日に対応づけて、発注量欄1352には在庫量が、リードタイム欄1353にはリードタイムが、記憶されている。
発注量欄1352の発注量は、発注した製品の数量である。なお、本実施形態において、発注量の単位は「個」であるものとする。
リードタイム欄1353のリードタイムは、製品を発注してから納品されるまでの期間である。なお、本実施形態において、リードタイムの単位は「日」であるものとする。
図8に沿って、生産実績情報136を説明する。生産実績情報136は、ある日付における生産量を示す情報である。
生産実績情報136においては、生産日欄1361の生産日に対応づけて、生産量欄1362には生産量が、記憶されている。
生産量欄1362の生産量は、生産した製品の数量である。なお、本実施形態において、生産量の単位は「個」であるものとする。
図9に沿って、販売実績情報137を説明する。販売実績情報137は、ある日付における販売量を示す情報である。
販売実績情報137においては、販売日欄1371の販売日に対応づけて、販売量欄1372には販売量が、記憶されている。
販売量欄1372の販売量は、販売した製品の数量である。なお、本実施形態において、販売量の単位は「個」であるものとする。
次に、図10に沿って、パラメータ入力中のパラメータ編集画面200を説明する。(a)は、発注方式が「発注点発注」である場合におけるパラメータ入力中のパラメータ編集画面200を説明する図である。(b)は、発注方式が「補充点発注」である場合におけるパラメータ入力中のパラメータ編集画面200を説明する図である。
補充点欄205が不活性等になるのは、不使用パラメータ情報131(図3参照)において、発注方式が「発注点発注」である場合、パラメータ「補充点」が不使用であるという情報が記憶されているからである。なお、補充点欄205に既に値が入力されていた場合、その値も不活性または非表示となる。
また、ロットサイズ欄202を始点とし発注量欄203を終点とする矢印である関連線221aが表示されるのは、パラメータ関連情報132(図4参照)において、発注方式が「発注点発注」である場合、パラメータ「発注量」がパラメータ「ロットサイズ」によって制約されるという情報が記憶されているからである。
発注量欄203が不活性等になるのは、不使用パラメータ情報131(図3参照)において、発注方式が「補充点発注」である場合、パラメータ「発注量」が不使用であるという情報が記憶されているからである。なお、発注量欄203に既に値が入力されていた場合、その値も不活性または非表示となる。
また、発注点欄204および補充点欄205を両端とする双方向矢印である関連線221bが表示されるのは、パラメータ関連情報132(図4参照)において、発注方式が「補充点発注」である場合、パラメータ「発注点」および「補充点」が相互に制約されるという情報が記憶されているからである。
次に、図11に沿って、入力したパラメータの値が修正される場合のパラメータ編集画面200を説明する。(a)は、パラメータの値が修正される前のパラメータ編集画面200を説明する図である。(b)は、パラメータの値が修正された後のパラメータ編集画面200を説明する図である。
この場合に、ユーザが発注量欄203に「98」を入力し、キーボードのエンターキーを押下する等して入力した値を確定させたり、他の入力領域へカーソルを移動させたりすると、図11(b)に示すように、発注量欄203に入力された「98」が自動修正されて「100」となる。また、発注量欄203の近傍に、「ロットサイズに合わせました。」というメッセージを示したツールチップ222が表示される。このツールチップ222は、在庫管理装置100がユーザに対して通知する情報を示すものであり、本実施形態においては、エラーが発生した箇所や値が自動修正された箇所の近傍に、情報を示した矩形がツールチップ222として表示されるものとする。
次に、図12に沿って、パラメータの値の候補が表示される場合のパラメータ編集画面200を説明する。(a)は、パラメータの値の候補が表示される場合のパラメータ編集画面200を説明する図である。(b)は、パラメータの値の候補が選択されたパラメータ編集画面200を説明する図である。
次に、図13に沿って、在庫管理装置100の処理内容を説明する。図13は、在庫管理装置100が行う処理のフローチャートである。
操作が「発注方式の選択」である場合、ステップS1311に進む。ここで、発注方式の選択とは、パラメータ編集画面200(図2参照)において、発注方式欄201に発注方式が入力または選択されたことをいう。
操作が「値の入力」である場合、ステップS1321に進む。ここで、値の入力とは、パラメータ編集画面200(図2参照)において、ロットサイズ欄202〜発注サイクル欄210に値が入力されたことをいう。
操作が「右クリック」である場合、ステップS1331に進む。ここで、右クリックとは、ユーザがマウスを操作してパラメータ編集画面200上を右クリックしたことをいう。
不使用パラメータが有る(取得できた)場合(ステップS1313“Yes”)、ステップS1314に進む。
不使用パラメータがない(取得できなかった)場合(ステップS1313“No”)、ステップS1315に進む。
関連が有る(パラメータおよび関連情報が取得できた)場合(ステップS1316“Yes”)、ステップS1317に進む。
関連がない(パラメータおよび関連情報が取得できなかった)場合(ステップS1316“No”)、ステップS1301に戻る。
情報が有る(関連情報および修正定式が取得できた)場合(ステップS1323“Yes”)、ステップS1324に進む。
情報がない(関連情報および修正定式が取得できなかった)場合(ステップS1323“No”)、ステップS1301に戻る。
入力値が適正である場合(ステップS1324“Yes”)、ステップS1301に戻る。
入力値が適正でない場合(ステップS1324“No”)、ステップS1325に進む。
情報が有る(パラメータ候補および算出方法が取得できた)場合(ステップS1333“Yes”)、ステップS1334に進む。
情報がない(パラメータ候補および算出方法が取得できなかった)場合(ステップS1333“No”)、ステップS1301に戻る。
候補の選択を検知した場合(ステップS1335“Yes”)、ステップS1336に進む。
候補の選択を検知しなかった場合(ステップS1335“No”)、ステップS1301に戻る。
本実施形態の在庫管理装置100は、予めパラメータ間の関連を把握することができ、入力された値が不正であった場合に当該値を自動で修正し、また、パラメータの値を自動で計算した候補の中から選択できるので、パラメータに適切な値を設定することが容易となり、在庫補充に伴うユーザの負担を軽減することが可能となる。
また、本実施形態の在庫管理装置100は、図11に示すように、入力された値を自動修正した際に、その旨や修正内容をユーザに通知するので、ユーザは自分が入力した値と異なる値が表示された場合でも、その理由を知ることができる。
なお、前記した実施形態は、本発明を実施するための好適なものであるが、その実施形式はこれらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更することが可能である。
110 中央制御装置(制御部)
120 主記憶装置(記憶部)
121 ルールチェック部
122 データ修正部
123 パラメータ計算部
124 コンテキストメニュー制御部
130 補助記憶装置(記憶部)
131 不使用パラメータ情報
132 パラメータ関連情報
133 パラメータ選択候補情報
134 在庫実績情報
135 発注実績情報
136 生産実績情報
137 販売実績情報
140 入力装置(入力部)
150 出力装置(出力部)
Claims (5)
- 製品や部品の在庫補充の方針を決定する要素であるパラメータに従って在庫管理を行う在庫管理装置であって、
前記在庫管理装置の記憶部は、
在庫補充を行う際の一定のやり方である発注方式および前記パラメータに対応付けて、他のパラメータとの間の関連を記憶しているパラメータ関連情報を格納しており、
前記在庫管理装置の制御部は、
出力部に表示された前記発注方式および前記パラメータを選択および指定する画面であるパラメータ編集画面においてユーザが選択した前記発注方式を取得し、
前記取得した発注方式に対応付けて記憶されている前記パラメータと前記他のパラメータとの間の関連を、前記パラメータ関連情報から取得し、
当該パラメータを指定する領域および当該他のパラメータを指定する領域を相互に関連付ける図形を前記パラメータ編集画面に表示するに際し、
前記パラメータと前記他のパラメータとの間の関連が因果関係にある場合、前記パラメータの欄を始点とし前記他のパラメータの欄を終点とする一方向の矢印である関連線で表示し、
前記パラメータと前記他のパラメータとの間の関連が相互依存関係にある場合、前記パラメータの欄と前記他のパラメータの欄を両端とする双方向の矢印である関連線で表示する
ことを特徴とする、在庫管理装置。 - 前記在庫管理装置の記憶部は、更に、
前記発注方式に対応付けて、当該発注方式において使用しない前記パラメータを記憶している不使用パラメータ情報を格納しており、
前記在庫管理装置の制御部は、
前記取得した発注方式に対応付けて記憶されているパラメータを、前記不使用パラメータ情報から取得し、前記パラメータ編集画面において当該取得したパラメータを指定する領域を不活性または非表示とする、
ことを特徴とする、請求項1に記載の在庫管理装置。 - 前記パラメータ関連情報は、更に、
前記パラメータの値を修正するための定式である修正定式を記憶しており、
前記在庫管理装置の制御部は、
前記パラメータ編集画面においてユーザが選択した前記パラメータの値を、前記修正定式に基づいて修正し、表示する、
ことを特徴とする、請求項2に記載の在庫管理装置。 - 前記在庫管理装置の制御部は、
前記パラメータの値を修正した旨をユーザに通知する情報を表示する、
ことを特徴とする、請求項3に記載の在庫管理装置。 - 前記在庫管理装置の記憶部は、
前記パラメータの値の候補および当該値の算出方法を記憶しているパラメータ選択候補情報を格納しており、
前記在庫管理装置の制御部は、
ユーザが指定した前記パラメータの値の候補を、前記パラメータ選択候補情報に基づいて算出し、
前記算出した前記パラメータの値の候補の中から、いずれかを選択するようにユーザに促すこと、
ことを特徴とする、請求項4に記載の在庫管理装置。
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