JP5732848B2 - 記憶媒体処理装置、画像形成システム、およびプログラム - Google Patents

記憶媒体処理装置、画像形成システム、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、記憶媒体処理装置、画像形成システム、およびプログラムに関する。
xDピクチャーカード用の挿入口、スマートメディア用の挿入口、メモリースティック用の挿入口が設けられたメディア挿入口を有したプリント装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、情報処理部を備える装置本体と、情報処理部によって情報処理される情報記録媒体を装置本体内に挿入させるための挿入部と、この挿入部を開閉するシャッタと、このシャッタの外面側にその幅方向に沿って形成された凹部と、を有する情報記録媒体処理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−82397号公報 特開2001−67437号公報
本発明の目的は、操作に慣れたユーザの操作性の低下を抑えつつ記憶媒体の誤挿入を抑制することができる記憶媒体処理装置等を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、第1の記憶媒体が挿入される第1の挿入部と、前記第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体が挿入される第2の挿入部と、記憶媒体の選択をユーザから受け付ける受け付け手段と、ユーザにより選択された記憶媒体が前記第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所が前記第2の挿入部であることをユーザに通知し、ユーザにより選択された当該記憶媒体が前記第1の記憶媒体である場合には、ユーザに当該第1の記憶媒体の挿入を案内する前に、当該第1の記憶媒体と当該第2の記憶媒体とを識別させる、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する処理手段と、を含む記憶媒体処理装置である。
請求項2に記載の発明は、第1の記憶媒体が挿入される第1の挿入部と、前記第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体が挿入される第2の挿入部と、記憶媒体の選択をユーザから受け付ける受け付け手段と、ユーザにより選択された記憶媒体が前記第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所が前記第2の挿入部であることをユーザに通知し、ユーザにより選択された当該記憶媒体が前記第1の記憶媒体である場合には、当該第1の記憶媒体と当該第2の記憶媒体とを識別させる、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する処理手段と、を含み、前記処理手段は、記憶媒体の再度の選択がユーザにより行われた場合、当該再度の選択により選択された記憶媒体の挿入箇所を当該ユーザに通知することを特徴とする記憶媒体処理装置である。
請求項3に記載の発明は、第1の記憶媒体が挿入される第1の挿入部と、前記第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体が挿入される第2の挿入部と、記憶媒体の選択をユーザから受け付ける受け付け手段と、ユーザにより選択された記憶媒体が前記第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所が前記第2の挿入部であることをユーザに通知し、ユーザにより選択された当該記憶媒体が前記第1の記憶媒体である場合には、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する処理手段と、を含み、前記処理手段は、選択を再度行わせるための前記画面にて、前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体を実物大で表示することを特徴とする記憶媒体処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記処理手段は、選択を再度行わせるための前記画面をタッチパネル方式の表示装置にて表示するとともに、当該画面の予め定められた箇所に、ユーザによる再度の選択がなされる際に当該ユーザにより押圧される画像を表示し、前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体の前記実物大の表示は、前記予め定められた箇所とは異なる箇所にて行われることを特徴とする請求項3記載の記憶媒体処理装置である。
請求項5に記載の発明は、選択を再度行わせるための前記画面が表示される表示面は、傾斜して配置され、前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体の前記実物大の表示は、前記予め定められた箇所の上方に位置する領域以外の領域にて行われることを特徴とする請求項4記載の記憶媒体処理装置である。
請求項6に記載の発明は、選択を再度行わせるための前記画面を正面から眺めた場合に、前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体の前記実物大の表示は、当該画面の幅方向における中央部又は当該中央部よりも右側にて行われ、選択を再度行わせるための前記画面を正面から眺めた場合に、ユーザにより押圧される前記画像は、前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体の前記実物大の表示よりも左側に表示されることを特徴とする請求項4又は5に記載の記憶媒体処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第1の挿入部に挿入された前記第2の記憶媒体を当該第1の挿入部から排出する排出機構を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の記憶媒体処理装置である。
請求項8に記載の発明は、第1の記憶媒体が挿入される第1の挿入部と、前記第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体が挿入される第2の挿入部と、記憶媒体の選択をユーザから受け付ける受け付け手段と、ユーザにより選択された記憶媒体が前記第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所が前記第2の挿入部であることをユーザに通知し、ユーザにより選択された当該記憶媒体が前記第1の記憶媒体である場合には、ユーザに当該第1の記憶媒体の挿入を案内する前に、当該第1の記憶媒体と当該第2の記憶媒体とを識別させる、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する処理手段と、前記第1の挿入部に挿入された前記第1の記憶媒体または前記第2の挿入部に挿入された前記第2の記憶媒体から読み出された情報に基づき、記録材に対して画像を形成する画像形成部と、を含む画像形成システムである。
請求項9に記載の発明は、第1の記憶媒体および当該第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体を含む複数の記憶媒体の中からユーザによって選択された記憶媒体が当該第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所をユーザに通知し、ユーザによって選択された当該記憶媒体が当該第1の記憶媒体である場合には、ユーザに当該第1の記憶媒体の挿入を案内する前に、当該第1の記憶媒体と当該第2の記憶媒体とを識別させる、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する機能と、ユーザにより行われる記憶媒体の再度の選択を受け付ける受け付け機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、操作に慣れたユーザの操作性の低下を抑えつつ、記憶媒体の挿入前に記憶媒体の再度の選択をより確実に行い、記憶媒体の誤挿入を抑制することができる記憶媒体処理装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、操作に慣れたユーザの操作性の低下を抑えつつ記憶媒体の誤挿入を抑制することができる記憶媒体処理装置において、再度の選択により選択された記憶媒体の挿入箇所が明確となり記憶媒体の誤挿入が抑制されるようになる。
請求項3の発明によれば、操作に慣れたユーザの操作性の低下を抑えつつ記憶媒体の誤挿入を抑制することができる記憶媒体処理装置において、実物大の表示を行わない場合に比べ、ユーザが有する記憶媒体が第1の記憶媒体および第2の記憶媒体のいずれであるかをユーザが判断する際の誤りが減るようになる。
請求項4の発明によれば、ユーザによる再度の選択がなされる際にユーザにより押圧される画像が誤って押圧されることを抑制可能になる。
請求項5の発明によれば、ユーザによる再度の選択がなされる際にユーザにより押圧される画像が誤って押圧されることを抑制可能になる。
請求項6の発明によれば、ユーザによる再度の選択がなされる際にユーザにより押圧される画像が誤って押圧されることを抑制可能になるとともに、実物大の表示が画面の左側に位置している場合に比べ、実物大の表示に対して記憶媒体を重ねる際の操作性が向上するようになる。
請求項7の発明によれば、排出機構が設けられていない場合に比べ、第1の挿入部に誤って挿入された第2の記憶媒体をより簡易に取り出すことができるようになる。
請求項8の発明によれば、操作に慣れたユーザの操作性の低下を抑えつつ、記憶媒体の挿入前に記憶媒体の再度の選択をより確実に行い、記憶媒体の誤挿入を抑制することができる画像形成システムを提供することができる。
請求項9の発明によれば、操作に慣れたユーザの操作性の低下を抑えつつ、記憶媒体の挿入前に記憶媒体の再度の選択をより確実に行い、記憶媒体の誤挿入を抑制することができるプログラムを提供することができる。
金銭が支払われたことを条件としてプリントを行う課金制のプリントシステムを示した図である。 インタフェース部に形成されたスロットを説明するための図である。 画像形成装置に設けられた制御部のハードウェア構成例である。 画像形成装置にてプリントが行われる際に制御部が実行する処理の流れを示したフローチャートである。 モニタに表示される表示画面の一例を示した図である。 表示画面の一例を示した図である。 モニタに表示される表示画面を示した図である。 表示画面の一例を示した図である。 表示画面の一例を示した図である。 表示画面の一例を示した図である。 表示画面の一例を示した図である。 表示画面の他の一例を示した図である。 記憶媒体の排出機構を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、金銭が支払われたことを条件としてプリントを行う課金制のプリントシステム1を示した図である。このプリントシステム(画像形成システム)1は、ユーザからの金銭を受領する課金装置12と、課金装置12にて金銭が収受されたことを条件として用紙に対して画像を形成する画像形成装置10とから構成されている。
画像形成装置10には、原稿上の画像を読み取る画像読み取り部22、用紙に対して画像を形成する画像形成部24が設けられている。また画像形成装置10には、画像読み取り部22、画像形成部24、課金装置12、および後述するインタフェースユニット16を制御する制御部60が設けられている。ここで、画像読み取り部22は、不図示のスキャナユニットを動作させることで所謂ライン走査によって原稿上の画像を読み取り、画像データを取得する。
また、画像形成装置10は、コピー機能を備えており、コピーの指示がユーザからあった場合には、上記画像形成部24が、画像読み取り部22にて取得された画像データに基づき用紙に対し画像の形成を行う。なおこの際、画像形成部24の下方に配置された用紙収容部30から画像形成部24に対して用紙が供給される。なお画像形成部24は、例えば、感光体ドラム、感光体ドラムを帯電する帯電器、感光体ドラムにレーザ光を照射し静電潜像を形成するレーザ露光器、感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現像装置、感光体ドラム上に形成されたトナー像を用紙に対し転写する転写装置により構成することができる。なお本実施形態では、電子写真方式によって画像を形成する場合を例示したが、インクジェット方式などによって画像を形成するようにしてもよい。
また本実施形態のプリントシステム1には、ユーザからの指示を受け付けるとともにユーザが有する記憶媒体から情報を取得し、さらに、情報の表示を行うインタフェースユニット16が設けられている。ここで、このインタフェースユニット16には、タッチパネル方式のモニタ18が設けられている。またインタフェースユニット16には、ユーザが有する記憶媒体が挿入されこの記憶媒体から画像データなどの情報を読み出すインタフェース部20が設けられている。ここでこのインタフェース部20には、記憶媒体が挿入されるスロット(後述)を覆うカバー20Aが設けられている。なおこのカバー20Aは開閉可能な状態で設けられている。またインタフェース部20には、モータを備えこのカバー20Aを開閉する開閉機構(不図示)が設けられている。
ここでモニタ18には、コピー(複写)機能、スキャナ(画像読み取り)機能、プリント(印刷)機能のいずれを行うかをユーザに選択させるための表示がなされる。また詳細は後述するが、モニタ18には、インタフェース部20に挿入される記憶媒体を特定するための表示がなされる。
課金装置12は、箱状に形成され、上面には操作パネル12Aが設けられている。そしてこの操作パネル12Aには、不図示の操作ボタンや表示部が設けられている。また操作パネル12Aには、金銭投入部(不図示)が設けられている。本実施形態では、プリントシステム1を利用するユーザが、予め定められた金銭をこの金銭投入部に投入することで、コピー機能、スキャナ機能、プリント機能が利用できるようになる。なお課金装置12およびインタフェースユニット16は、画像形成装置10に接続されており、課金装置12からの課金情報、インタフェースユニット16からの情報に基づき、画像形成装置10は動作するようになっている。
図2は、インタフェース部20に形成されたスロットを説明するための図である。なお本図では、カバー20Aが開かれている状態を図示している。
本実施形態におけるインタフェース部20では、「SD(登録商標)カード」、「miniSDカード」(第1の記憶媒体の一例)、「microSDカード」(第2の記憶媒体の一例)、「xDピクチャーカード(登録商標)」、「メモリースティック(登録商標)」、「メモリースティックDuo(登録商標)」、「コンパクトフラッシュ(登録商標)」、「マイクロドライブ(登録商標)」、「USBメモリー」、「CD/DVD」、および「携帯電話」から、画像データの読み出しができるようになっている。
ここでインタフェース部20には、図2に示すように、「SDカード」が挿入される第1スロット41、「miniSDカード」が挿入される第2スロット42(第1の挿入部の一例)、「microSDカード」が挿入される第3スロット43(第2の挿入部の一例)、「xDピクチャーカード」が挿入される第4スロット44、「メモリースティック」が挿入される第5スロット45、「メモリースティックDuo」が挿入される第6スロット46、「コンパクトフラッシュ」あるいは「マイクロドライブ」が挿入される第7スロット47、「USBメモリー」が差し込まれる第8スロット48が設けられている。
またインタフェース部20には、「CD/DVD」からの画像データを読み出すCD/DVDドライブ49A(図1参照)、「携帯電話」から送信される画像データを受信する受信部49B(図2参照)が設けられている。またインタフェース部20には、第1スロット41〜第8スロット48の各々に対応する第1ランプL1〜第8ランプL8が設けられている。またインタフェース部20には、CD/DVDドライブ49Aに対応する第9ランプ(不図示)、受信部49Bに対応する第10ランプL10が設けられている。なお、第1ランプL1〜第10ランプL10は、例えばLED(Light Emitting Diode)により構成することができる。また本実施形態では、第1スロット41〜第8スロット48の内部に、記憶媒体に設けられた接点に接触する端子(不図示)が設けられている。
図3は、画像形成装置10に設けられた制御部60(図1参照)のハードウェア構成例である。制御部60は、CPU(Central Processing Unit)34、RAM(Random Access Memory)36、ROM(Read Only Memory)38、外部I/F55を備えている。ここでCPU34は、ROM38に記憶されたプログラムに従い、RAM36との間でデータのやりとりを行いながら処理を実行する。なおCPU34、RAM36、ROM38、および外部I/F42は、コントロールバスやデータバス等のバス56を介して互いに接続されている。
またバス56には、第1のI/F57を介してインタフェースユニット16が接続されている。また、バス56には、第2のI/F58を介して課金装置12が接続されている。また、バス56には、上記画像形成部24と接続される第3のI/F50、上記画像読み取り部22と接続される第4のI/F59が接続されている。なお本実施形態では、ROM38に予めプログラムが記憶されているが、通信手段によって別途プログラムが提供されるようにしてもよい。またこのプログラムは、CDROM等の記憶媒体に格納して提供することも可能である。
ここで、上記記憶媒体から画像データを読み出し画像形成装置10にてプリントを行う際に実行される処理について詳細に説明する。
図4は、画像形成装置10にてプリントが行われる際に制御部60が実行する処理の流れを示したフローチャートである。本実施形態のプリントシステム1では、まず、コピー、スキャン、プリントのいずれを行うかをユーザに選択させるための表示が、インタフェースユニット16のモニタ18に表示される。そして、ユーザがプリントを選択した場合には、ユーザが有している記憶媒体を特定するための画像(画面)をモニタ18に表示する(ステップ101)。
ここで図5は、ステップ101にてモニタ18に表示される表示画面の一例を示した図である。上記のとおり、また同図に示すように、プリントがユーザにより選択された場合、ユーザが有している記憶媒体を特定するための表示がモニタ18になされる。付言すると、モニタ18にはインタフェース部20に挿入可能な記憶媒体の一覧が表示される。なお本実施形態では、モニタ18に、各記憶媒体の画像および名称が表示されるようになっている。また本実施形態では、モニタ18に、「メディア(記憶媒体)を選択して下さい。」との表示が行われる。また、「メモリースティック」には、「メモリースティック」と「メモリースティックDuo」の2つの種類がある旨の表示がなされる。
またステップ101では、背景色とは異なる色で形成され且つ矩形状に形成された画像を複数表示することで、各々独立している複数の領域181をモニタ18に表示する。より具体的には、第1領域181A〜第10領域181Jの10個の領域181を表示する。さらに説明すると、格子状に且つ2行、5列で配列された10個の領域181を表示する。また本実施形態では、第1領域181A〜第10領域181Jの各領域181の内部に、「SDカード」、「miniSDカード」、「microSDカード」、「xDピクチャーカード」、「メモリースティック」、「メモリースティックDuo」、「コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ」、「USBメモリー」、「CD/DVD」、「赤外線IrDA(携帯電話)」の文字および画像が表示されるようになっている。
図4に戻りさらに説明を行う。
ステップ101にて上記の表示を行った後は、モニタ18に対するユーザの操作を待つ。そしてモニタ18に対するユーザの操作があり記憶媒体の選択がなされた場合には、選択された記憶媒体が、「miniSDカード」であるか否かを判断する(ステップ102)。付言すると、受け付け手段として機能する制御部60は、上記第1領域181A〜第10領域181Jのいずれかがユーザにより押圧され記憶媒体の選択があった場合、この選択を受け付けるとともに、選択されたこの記憶媒体が、「miniSDカード」であるか否かを判断する。そして、「miniSDカード」ではないと判断した場合、選択された記憶媒体が「メモリースティック」であるか否かを判断する(ステップ103)。
そしてステップ103にて「メモリースティック」ではないと判断した場合、即ち、ユーザにより選択された記憶媒体が、「miniSDカード」、「メモリースティック」以外の記憶媒体である場合には、処理手段としても機能する制御部60は、選択された記憶媒体に対応したランプ(第1ランプL1〜第10ランプL10(図2参照))の点灯を行う(ステップ104)。これにより記憶媒体の挿入箇所がユーザに通知されるようになる。例えばユーザにより選択された記憶媒体が「microSDカード」であった場合には、図2の第3ランプL3を点灯する。また、ユーザにより選択された記憶媒体が例えば「xDピクチャーカード」であった場合には、第4ランプL4を点灯する。これにより、記憶媒体の挿入箇所がより明確となり、誤ったスロットに記憶媒体が挿入されることが抑制されるようになる。
一方、上記ステップ102にて、ユーザにより選択された記憶媒体が「miniSDカード」であると判断した場合には、「miniSDカード」および「microSDカード」のいずれであるかをユーザに選択(特定)させるための画面をモニタ18に表示する(ステップ105)。付言すると、記憶媒体の選択をユーザに再度行わせるための画面をモニタ18に表示する。ここで図6は、ステップ105にて表示される画面の一例を示した図である。ユーザにより選択された記憶媒体が「miniSDカード」であるとステップ102にて判断した場合、制御部60は、図6に示すように、ユーザが有する記憶媒体が「miniSDカード」および「microSDカード」のいずれであるかを選択(特定)させるための画面をモニタ18に表示する。
より具体的に説明すると、表示画面の左側の領域に、上記と同様、背景色とは異なる色で形成され且つ矩形状に形成された画像を複数表示することで、各々独立している複数の領域182を表示する。より具体的には、第1領域182A、第2領域182Bの2つの領域182を表示する。さらに説明すると、上下方向において、第1領域182A、第2領域182Bの2つの領域182を並べて表示するとともに、第1領域182Aを上方に第2領域182Bを下方に配置する。また第1領域182Aの内部には「miniSDカード」の文字および画像を表示し、第2領域182Bの内部には、「microSDカード」の文字および画像を表示する。なお第1領域182Aおよび第2領域182Bは、ユーザによる再度の選択がなされる際にユーザにより押圧される画像として捉えることができる。
さらに本実施形態では、モニタ18の幅方向における中央部且つ第1領域182Aの右側に、「miniSDカード」の画像が実物と同じ大きさで表示される。付言すると、第1領域182Aの右側に、「miniSDカード」の画像が原寸大(実物大)で表示される。また本実施形態では、原寸大で表示されたこの「miniSDカード」の第1側辺61を通るように設けられるとともにこの第1側辺61から上方および下方に向かって延びる第1直線51を表示する。また原寸大で表示されたこの「miniSDカード」の第2側辺62を通るように設けられるとともにこの第2側辺62から上方および下方に向かって延びる第2直線52を表示する。さらに、「miniSDカード」の上辺63を通るように設けられるとともにこの上辺63から左方および右方に向かって延びる第3直線53、「miniSDカード」の下辺64を通るように設けられるとともにこの下辺64から左方および右方に向かって延びる第4直線54を表示する。
また本実施形態では、モニタ18の幅方向における中央部且つ第2領域182Bの右側に、「microSDカード」の画像が実物と同じ大きさで表示される。付言すると、第2領域182Bの右側に、「microSDカード」の画像が原寸大で表示される。また本実施形態では、上記と同様、原寸大で表示された「microSDカード」の第1側辺61を通る第1直線51、「microSDカード」の第2側辺62を通る第2直線52、「microSDカード」の上辺63を通る第3直線53、「microSDカード」の下辺64を通る第4直線54を表示する。
また本実施形態では、原寸大で表示された「miniSDカード」と、第1領域182A内の情報(文字情報、画像情報)とが対応していることを示す矢印AR1がモニタ18に表示されるようになっている。同様に、原寸大で表示された「microSDカード」と、第2領域182B内の情報(文字情報、画像情報)とが対応していることを示す矢印AR2がモニタ18に表示されるようになっている。
ところで、本実施形態では図5にて示した表示を行った後、ユーザにより記憶媒体の選択が行われるが、この際、誤った選択がなされうる。例えば、「miniSDカード」と「microSDカード」とでは種類が同じでありまたデザインや名称が近似しているため、ユーザが有する記憶媒体が「miniSDカード」であるに関わらず「microSDカード」が選択され、また、ユーザが有する記憶媒体が「microSDカード」であるに関わらず「miniSDカード」が選択されることが起こり得る。
さらに説明すると、「microSDカード」は極めて小さいため、図5にて示した表示画面では、拡大した状態で表示している。そしてこの場合、「miniSDカード」の大きさと「microSDカード」の大きさとが接近するようになり、大きさの観点から、「miniSDカード」と「microSDカード」とを見分けることが難しくなる。そしてこのような場合、上記のように、ユーザが有する記憶媒体が「miniSDカード」であるに関わらず「microSDカード」が選択されるなどの事態が起こり得る。
ここで、上記のように記憶媒体の選択が誤ってなされると、誤ったスロットに対応したランプが点灯するようになり、誤ったスロットに記憶媒体が挿入される事態が起こり得る。例えば、ユーザが有している記憶媒体が「microSDカード」であるにも関わらず、「miniSDカード」が挿入される予定である第2スロット42(図2参照)に対応した第2ランプL2が点灯し、この第2スロット42に対して「microSDカード」が挿入されることが起こりうる。そしてこのように誤ったスロットに記憶媒体が挿入された場合、この記憶媒体を除去するのに手間を要するようになってしまう。
このため本実施形態では、図5にて示した表示画面にて「miniSDカード」が選択された場合(第2領域181Bが押圧された場合)には、図6に示したように、確認のための画面を表示するようにしている。このような画面を表示することで、「miniSDカード」と「microSDカード」の近似した2種類のカードが存在することをユーザは認識するようになり、記憶媒体の誤った選択が抑制され誤ったスロットへの記憶媒体の挿入が抑制されるようになる。ここで本実施形態では、上記確認のための画面(図6参照)にて、上述のとおり、「miniSDカード」および「microSDカード」を原寸大で表示するようにしている。これにより、大きさの観点からも記憶媒体の種類を識別することが可能となり、記憶媒体の誤った選択およびスロットへの記憶媒体の誤挿入がさらに抑制されるようになる。
なお本実施形態では、原寸大で表示された「miniSDカード」や「microSDカード」を、図6に示すように、第1領域182A、第2領域182Bの側方に配置している。付言すると、「miniSDカード」、「microSDカード」についての原寸大で表示を、第1領域182Aや第2領域182Bの上方ではなく、第1領域182Aや第2領域182Bの側方に配置している。
ここで本実施形態におけるモニタ18の上面(表示面)には、図1に示すように傾斜が付与されている。このため、原寸大の上記「miniSDカード」、「microSDカード」を第1領域182Aや第2領域182Bの上方に表示してしまうと、モニタ18の上に実際に載せられた「miniSDカード」、「microSDカード」が滑り、これらのカードが第1領域182Aや第2領域182Bまで達することが起こり得る。そしてこの場合、この滑った「miniSDカード」、「microSDカード」をユーザが除去等する際に、第1領域182Aや第2領域182Bが押圧されることが起こり得る。
付言すると、本実施形態では、ユーザの有している記憶媒体が「miniSDカード」および「microSDカード」のいずれであるかが判断される際に、原寸大で表示されている「miniSDカード」、「microSDカード」に対して、実物の「miniSDカード」「microSDカード」が重ねられる場合がある。この際に、この実物の「miniSDカード」、「microSDカード」が滑り、これらのカードが第1領域182Aや第2領域182Bまで達することが起こり得る。そしてこの場合、この滑った「miniSDカード」、「microSDカード」をユーザが除去等する際に、第1領域182Aや第2領域182Bが押圧されることが起こり得る。
ここで、第1領域182Aや第2領域182Bが押圧された場合、この押圧により選択されたカード(記憶媒体)と、ユーザが実際に有しているカードとが一致していればよいが、このような一致が起こらず誤った選択がなされることも起こり得る。このため本実施形態では、原寸大の上記表示を、第1領域182Aや第2領域182Bの上方に位置する領域以外の領域(本実施形態では側方)にて行うようにしている。
また本実施形態では、第1領域182Aの内部および第2領域182Bの内部ではなく、第1領域182Aの外部および第2領域182Bの外部にて、原寸大の上記表示を行うようにしている。ここで、第1領域182Aの内部および第2領域182Bの内部に、原寸大の上記表示を行ってしまうと、原寸大のこの表示に対して実物の「miniSDカード」や「microSDカード」が重ねられる際に、第1領域182Aや第2領域182Bが押圧されてしまう。そしてこの場合、上記と同様、記憶媒体の誤った選択がなされうる。このため本実施形態では、上記のとおり、第1領域182Aの外部および第2領域182Bの外部にて、原寸大の上記表示を行うようにしている。
また本実施形態では、モニタ18を正面から眺めた場合に、第1領域182Aや第2領域182Bよりも左側に位置する領域ではなく、右側に位置する領域にて、原寸大の上記表示を行っている。ここで、原寸大のこの表示に対して、実物の「miniSDカード」や「microSDカード」をユーザが重ねる際、ユーザは一般的に右手でこの作業を行うことが多い。ところでこのような場合に、第1領域182Aや第2領域182Bの左側の領域に、原寸大の上記表示がなされていると、ユーザの手が第1領域182Aや第2領域182Bに触れやすくなる。そしてこの場合、上記と同様、誤った選択がなされることが起こり得る。このため本実施形態では、第1領域182Aや第2領域182Bの左側に位置する領域以外の領域(本実施形態では右側に位置する領域)にて、原寸大の上記表示を行うようにしている。
また本実施形態では、モニタ18を正面から眺めた場合に、原寸大の上記表示を、図6に示すように、モニタ18の中央部(モニタ18の幅方向における中央部)にて行っている。ここでモニタ18に対するユーザの操作は、モニタ18の正面にユーザが立った状態で且つユーザの右手により行われることが多い。ここで、上記原寸大の表示を、モニタ18の左側にて行うことも考えられるが、この場合、原寸大の上記表示が中央部にてなされている場合に比べ操作性が低下しやすい。
より具体的に説明すると、原寸大の上記表示をモニタ18の左側にて行うと、ユーザの右手は真っすぐではなく左斜め前方に出されることとなる。付言すると、ユーザの体とモニタ18との間を横切るようにユーザの腕が出されるようになる。そしてこの場合、ユーザの腕の背後にモニタ18が位置しモニタ18が見にくくなるとともに、ユーザはより遠い位置まで腕を伸ばす必要が生じる。そしてこの場合、原寸大の上記表示が中央部にてなされている場合に比べ操作性が低下しやすくなる。このため本実施形態では、原寸大の上記表示を、モニタ18の中央部にて行うようにしている。
なお、上記原寸大の表示は、モニタ18の図中右側に位置する領域にて行うことも可能である。なお本実施形態では、図6に示すように、モニタ18の右側且つ下側に、ユーザにより押圧される押圧ボタン90が表示されるようになっている。ここで、原寸大の上記表示をモニタ18の右側にて行ってしまうと、上記と同様、モニタ18の下方に向かって実物の「miniSDカード」等が滑って移動した際に、この押圧ボタン90が誤って押圧されてしまうおそれがある。このため本実施形態では、モニタ18の中央部に上記原寸大の表示を行うようにしている。付言すると、押圧ボタン90の上方に位置する領域を外した箇所に、上記原寸大の表示を行うようにしている。なお押圧ボタン90は、前画面に戻る際にユーザによって押圧され、押圧ボタン90がユーザにより押圧された場合、図5にて示した表示に戻るようになっている。
ところで、上記原寸大で表示されている「miniSDカード」や「microSDカード」に対して、実物の「miniSDカード」などが重ねられる場合、この実物の「miniSDカード」の背後に、モニタ18に表示されている原寸大の「miniSDカード」や「microSDカード」が位置し、この原寸大の表示が隠れてしまうことがある。また原寸大で表示されている「microSDカード」に対して、実物の「microSDカード」が重ねられる場合も、この「microSDカード」の背後に、モニタ18に表示されている原寸大の「microSDカード」が位置し、この原寸大の表示が隠れてしまうことがある。
そしてこの場合、ユーザが有するカードが、「miniSDカード」および「microSDカード」のいずれであるかを判別しにくくなる。このため本実施形態では、上記のように、「miniSDカード」の第1側辺61、第2側辺62、上辺63、および下辺64を通る、第1直線51、第2直線52、第3直線53、および第4直線54を表示するようにしている。また「microSDカード」の第1側辺61、第2側辺62、上辺63、および下辺64を通る、第1直線51、第2直線52、第3直線53、および第4直線54を表示するようにしている。
このように第1直線51〜第4直線54を表示する場合、例えば、実物の「miniSDカード」の背後に、モニタ18に表示されている「miniSDカード」や「microSDカード」が隠れたとしても、上記第1直線51〜第4直線54が見えるようになり、ユーザが有する記憶媒体の判別がより行いやすくなる。また、例えば、実物の「microSDカード」の背後に、モニタ18に表示されている「microSDカード」が隠れたとしても、第1直線51〜第4直線54が見えるようになり、ユーザが有する記憶媒体の判別がより行いやすくなる。
なお、上記では説明を省略したが、図6にて示した第1領域182Aおよび第2領域182Bの何れかが押圧され、「miniSDカード」、「microSDカード」のいずれかがユーザにより選択された場合は、上記にて説明したステップ104の処理に進む。そしてこのステップ104では上記にて説明したように、ユーザにより選択された記憶媒体に対応したランプの点灯が行われる。例えば第1領域182Aがユーザにより押圧され「miniSDカード」が選択された場合には、図2の第2ランプL2が点灯する。また、第2領域182Bがユーザにより押圧され「microSDカード」が選択された場合には、図2の第3ランプL3が点灯する。
次に、ステップ103にて、ユーザにより選択された記憶媒体が「メモリースティック」であると判断された場合の処理について説明する。ステップ103にて、ユーザにより選択された記憶媒体が「メモリースティック」であると判断された場合、「メモリースティック」および「メモリースティックDuo」のいずれであるかをユーザに選択(特定)させるための画面をモニタ18に表示する(ステップ106)。
ここで、図7は、ステップ106にてモニタ18に表示される表示画面を示した図である。制御部60は、ユーザにより選択された記憶媒体が「メモリースティック」であるとステップ103にて判断した場合、図7に示すように、ユーザが有する記憶媒体が「メモリースティック」および「メモリースティックDuo」のいずれであるかを選択させるための画面をモニタ18に表示する。ここで、「メモリースティック」という名称と、「メモリースティックDuo」という名称は近似しており、上記と同様、図5の表示にてユーザによる選択がなされる際に誤った選択がなされうる。
このため本実施形態では、図5の一覧の中から、「メモリースティック」が選択された場合には、図7に示すように、ユーザが有する記憶媒体が「メモリースティック」および「メモリースティックDuo」のいずれであるかを選択(特定)させるための画像をモニタ18に表示する。なお「メモリースティック」、「メモリースティックDuo」のいずれかがユーザにより選択された場合は、上記にて説明したステップ104に進む。そしてこのステップ104では上記にて説明したように、ユーザにより選択された記憶媒体に対応したランプの点灯が行われる。例えば「メモリースティック」が選択された場合には、図2の第5ランプL5が点灯する。また、「メモリースティックDuo」が選択された場合には、図2の第6ランプL6が点灯する。なお図7にて示す表示画面の構成は図6にて示した表示画面の構成と同様になっている。このため、図7の表示画面についての詳細な説明は省略する。
図4を再度参照し、ステップ104以降の処理について説明する。
ステップ104の処理が実行された後、本実施形態では、インタフェース部20へ記憶媒体を挿入する際の手順を説明するための画面をモニタ18に表示する(ステップ107)。そしてインタフェース部20へ記憶媒体が挿入されると、この記憶媒体から画像データが読みだされる。そしてこの画像データに基づき、プリント(用紙に対する画像形成処理)が行われる(ステップ108)。
ここで上記ステップ107では、例えば、図8に示すような表示が行われる。ここで図8は、上記ステップ105において「miniSDカード」が選択された場合の表示画面の一例を示した図である。この表示画面では、符号8Aに示すように、インタフェース部20を表示するとともに第2スロット42を取り囲む破線を表示し、また、符号8Bに示すように、「miniSDカード」の挿入箇所を拡大した画像を表示する。
ここで本実施形態では、第2スロット42に「miniSDカード」が実際に挿入された場合に、モニタ18の右下の領域に、「セット確認」という文字が内部に書かれた矩形状のボタン91が表示されるようになっている。また本実施形態では、表示されたこのボタン91がユーザにより押圧されることを条件として、カバー20A(図2参照)の閉動作、「miniSDカード」からの画像データの読み出し、およびプリントがなされるようになっている。付言すると、ボタン91がユーザにより押圧されない場合には、以降の処理がなされないようになっている。
また例えば、図5にて示した第3領域181Cが押圧され、「microSDカード」がユーザにより選択された場合には、図9(「microSDカード」が選択された場合の表示画面の一例を示した図)の符号9Aに示すように、インタフェース部20を表示するとともに第3スロット43を取り囲む破線を表示し、「microSDカード」の挿入箇所を指し示す画像を表示する。また上記と同様、符号9Bに示すように、「microSDカード」の挿入箇所を拡大した画像を表示する。
また例えば、図7の表示にて「メモリースティック」が選択された場合には、図10(「メモリースティック」が選択された場合の表示画面の一例を示した図)の符号10Aに示すように、インタフェース部20を表示するとともに第5スロット45を取り囲む破線を表示する。また、符号10Bに示すように、「メモリースティック」の挿入箇所を拡大した画像を表示する。また例えば、図5にて示した第6領域181Fが押圧され「メモリースティックDuo」がユーザにより選択された場合には、図11(「メモリースティックDuo」が選択された場合の表示画面の一例を示した図)の符号11Aに示すように、インタフェース部20を表示するとともに第6スロット46を取り囲む破線を表示する。また符号11Bに示すように、「メモリースティックDuo」の挿入箇所を拡大した画像を表示する。
なお図示は省略するが、例えば、図5にて示した第4領域181Dが押圧され「xDピクチャーカード」がユーザにより選択された場合には、上記と同様、インタフェース部20が表示されるとともに、第4スロット44(図2参照)を取り囲む破線が表示される。また例えば、図5にて示した第8領域181Hが押圧され「USBメモリー」がユーザにより選択された場合には、インタフェース部20が表示されるとともに第8スロット48(図2参照)を取り囲む破線が表示される。
ところで、本実施形態では、図5における第2領域181Bがユーザにより押圧され、「miniSDカード」がユーザにより選択された場合は、上記のように、記憶媒体が「miniSDカード」および「microSDカード」のいずれであるかを選択させるための画面を表示する(図6参照)。その一方、本実施形態では、第3領域181C(図5参照)がユーザにより押圧され、「microSDカード」がユーザにより選択された場合は、上記選択させるための画面を表示しない。付言すると、第3領域181Cが押圧され「microSDカード」がユーザにより選択された場合には、上記ステップ105(図4参照)の処理が省略される。
ここで、上述のとおり、「miniSDカード」と「microSDカード」とでは名称などが近似しているため、ユーザが実際に有している記憶媒体が「miniSDカード」であるに関わらず、第3領域181Cが押圧され「microSDカード」が選択されことが起こり得る。そしてこの場合、第3ランプL3(図2参照)が点灯するとともに、第3スロット43に対する「miniSDカード」の挿入操作(ユーザによる挿入操作)がなされうる。
ところで、「miniSDカード」は「microSDカード」よりも大きく形成されており、「miniSDカード」の幅の方が「microSDカード」の幅よりも大きくなっている。このため、上記のように第3ランプL3が点灯し第3スロット43に対する上記挿入操作が行われた場合、第3スロット43に対する「miniSDカード」の挿入は防がれる。即ち本実施形態の構成では、図6の表示を行わなかったとしても、「miniSDカード」の第3スロット43への誤挿入が起こらないようになっている。
ここで、図5における第3領域181Cが押圧された場合(「microSDカード」が選択された場合)も、図6にて示した、選択させるための画面を表示することもできる。また例えば、図12(表示画面の他の一例を示した図)に示すように、一つの表示領域内に、「miniSDカード」および「microSDカード」を表示しておき、この一つの表示領域が押圧された場合に、図6にて示した、選択させるための画面を表示することもできる。この場合、スロットへの挿入を行う前に、自身が有する記憶媒体をユーザはより確実に認識するようになる。そしてこの場合、上記、第3スロット43に対する「miniSDカード」の上記挿入操作が行われにくくなる。
ところで、本プリントシステム1を頻繁に使用するユーザは、このプリントシステム1の操作手順などを既に理解しており、このようなユーザがプリントシステム1を使用する場合には、スロットへの記憶媒体の誤挿入が起こりくい。このため、図6に示した表示は、初めてプリントシステム1を使用するユーザ等にとっては役立つものであるが、プリントシステム1を頻繁に使用するユーザにとっては役に立ちにくいものとなる。付言すると、図6に示す表示を行う場合、プリントを行うまでに要する操作の数が増加するようになり、このような表示を行う場合、上記頻繁に使用するユーザが本プリントシステム1を使用する際の操作性が低下しやすくなる。
このため本実施形態では、記憶媒体の誤挿入を起こし得る、「第2領域181B」が押圧された場合に、図6にて示した表示を行い、記憶媒体の誤挿入が起きにくい、「第3領域181C」が押圧された場合には、図6にて示した表示を行わないようにしている。これにより、記憶媒体の誤挿入が抑制されるとともに、頻繁にプリントシステム1を使用するユーザの操作性の低下が抑制されるようになる。
なお、「メモリースティック」の幅も、「メモリースティックDuo」の幅よりも大きくなっており、「メモリースティック」の第6スロット46への挿入ができないようになっている。このため、本実施形態では、図5の表示にて第5領域181Eが押圧された場合(「メモリースティック」が選択された場合)には、図7の、選択させるための表示を行うようにしている。その一方で、図5の表示にて第6領域181Fが押圧された場合(「メモリースティックDuo」が選択された場合)には、図7の表示を行わないようにしている。
なお本実施形態では、上記のように、記憶媒体の誤挿入を抑制しているが、この誤挿入を完全に防止することは困難である。このため、誤ったスロットに挿入された記憶媒体をスロットから排出させる排出機構を設けることが好ましくなる。この排出機構は、例えば、図13(記憶媒体の排出機構を示した図)に示すように、記憶媒体の挿入方向に沿って進退可能に設けられた進退部材210と、モータ等の駆動源を用いてこの進退部材210をスロットの入口側に向けて移動させる移動機構(不図示)とにより構成することができる。ここで記憶媒体の誤挿入が起きた場合、進退部材210によってこの記憶媒体が押圧されることでスロットからこの記憶媒体が排出される。
なおこの進退部材210は、複数設けられた上記スロット毎に設けることできるし、例えば、進退部材210を長尺状に形成するとともに複数のスロットを跨るようにこの進退部材210を設け、一つの進退部材210によって複数のスロットから記憶媒体を排出できるようにしてもよい。さらに「microSDカード」が挿入される第3スロット43などのように、幅が小さく記憶媒体の誤挿入が起こりにくいスロットについては、上記進退部材210を設けない構成とすることもできる。なお記憶媒体の誤挿入が起きているか否かは、センサを用いることで判断することができる。また例えば、記憶媒体を存在を検知するセンサにより記憶媒体の存在が検知されているにも関わらず記憶媒体から情報を読み出せない場合に、誤挿入が起きていると判断することもできる。
なお上記では、「miniSDカード」と「microSDカード」のように、同一の種類間における誤挿入を抑制する場合を説明した。ところで、種類が異なっていても、色、形状、大きさなどが近似している場合には、上記にて説明した誤挿入が起こりうる。このため、上記にて説明した本実施形態の構成は、異なる種類間における誤挿入を抑制する際にも用いることができる。
1…プリントシステム、24…画像形成部、42…第2スロット、43…第3スロット、60…制御部、182A…第1領域、182B…第2領域、210…進退部材

Claims (9)

  1. 第1の記憶媒体が挿入される第1の挿入部と、
    前記第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体が挿入される第2の挿入部と、
    記憶媒体の選択をユーザから受け付ける受け付け手段と、
    ユーザにより選択された記憶媒体が前記第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所が前記第2の挿入部であることをユーザに通知し、ユーザにより選択された当該記憶媒体が前記第1の記憶媒体である場合には、ユーザに当該第1の記憶媒体の挿入を案内する前に、当該第1の記憶媒体と当該第2の記憶媒体とを識別させる、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する処理手段と、
    を含む記憶媒体処理装置。
  2. 第1の記憶媒体が挿入される第1の挿入部と、
    前記第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体が挿入される第2の挿入部と、
    記憶媒体の選択をユーザから受け付ける受け付け手段と、
    ユーザにより選択された記憶媒体が前記第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所が前記第2の挿入部であることをユーザに通知し、ユーザにより選択された当該記憶媒体が前記第1の記憶媒体である場合には、当該第1の記憶媒体と当該第2の記憶媒体とを識別させる、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する処理手段と、
    を含み、
    前記処理手段は、記憶媒体の再度の選択がユーザにより行われた場合、当該再度の選択により選択された記憶媒体の挿入箇所を当該ユーザに通知することを特徴とする記憶媒体処理装置。
  3. 第1の記憶媒体が挿入される第1の挿入部と、
    前記第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体が挿入される第2の挿入部と、
    記憶媒体の選択をユーザから受け付ける受け付け手段と、
    ユーザにより選択された記憶媒体が前記第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所が前記第2の挿入部であることをユーザに通知し、ユーザにより選択された当該記憶媒体が前記第1の記憶媒体である場合には、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する処理手段と、
    を含み、
    前記処理手段は、選択を再度行わせるための前記画面にて、前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体を実物大で表示することを特徴とする記憶媒体処理装置。
  4. 前記処理手段は、選択を再度行わせるための前記画面をタッチパネル方式の表示装置にて表示するとともに、当該画面の予め定められた箇所に、ユーザによる再度の選択がなされる際に当該ユーザにより押圧される画像を表示し、
    前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体の前記実物大の表示は、前記予め定められた箇所とは異なる箇所にて行われることを特徴とする請求項3記載の記憶媒体処理装置。
  5. 選択を再度行わせるための前記画面が表示される表示面は、傾斜して配置され、
    前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体の前記実物大の表示は、前記予め定められた箇所の上方に位置する領域以外の領域にて行われることを特徴とする請求項4記載の記憶媒体処理装置。
  6. 選択を再度行わせるための前記画面を正面から眺めた場合に、前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体の前記実物大の表示は、当該画面の幅方向における中央部又は当該中央部よりも右側にて行われ、
    選択を再度行わせるための前記画面を正面から眺めた場合に、ユーザにより押圧される前記画像は、前記第1の記憶媒体および前記第2の記憶媒体の前記実物大の表示よりも左側に表示されることを特徴とする請求項4又は5に記載の記憶媒体処理装置。
  7. 前記第1の挿入部に挿入された前記第2の記憶媒体を当該第1の挿入部から排出する排出機構を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の記憶媒体処理装置。
  8. 第1の記憶媒体が挿入される第1の挿入部と、
    前記第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体が挿入される第2の挿入部と、
    記憶媒体の選択をユーザから受け付ける受け付け手段と、
    ユーザにより選択された記憶媒体が前記第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所が前記第2の挿入部であることをユーザに通知し、ユーザにより選択された当該記憶媒体が前記第1の記憶媒体である場合には、ユーザに当該第1の記憶媒体の挿入を案内する前に、当該第1の記憶媒体と当該第2の記憶媒体とを識別させる、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する処理手段と、
    前記第1の挿入部に挿入された前記第1の記憶媒体または前記第2の挿入部に挿入された前記第2の記憶媒体から読み出された情報に基づき、記録材に対して画像を形成する画像形成部と、
    を含む画像形成システム。
  9. 第1の記憶媒体および当該第1の記憶媒体よりも小さい第2の記憶媒体を含む複数の記憶媒体の中からユーザによって選択された記憶媒体が当該第2の記憶媒体である場合には、当該第2の記憶媒体の挿入箇所をユーザに通知し、ユーザによって選択された当該記憶媒体が当該第1の記憶媒体である場合には、ユーザに当該第1の記憶媒体の挿入を案内する前に、当該第1の記憶媒体と当該第2の記憶媒体とを識別させる、記憶媒体の選択を再度行わせるための画面を表示する機能と、
    ユーザにより行われる記憶媒体の再度の選択を受け付ける受け付け機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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