JP2015205435A - 画像形成装置、情報通知プログラム、情報通知方法および画像読取装置 - Google Patents

画像形成装置、情報通知プログラム、情報通知方法および画像読取装置 Download PDF

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Abstract

【構成】画像形成装置10は、プロセッサ(110)を含み、プロセッサは複数のジャムセンサ(90〜98)からの出力に基づいて紙詰まりを検知すると、紙詰まり情報を含む通知画面(200)をディスプレイ18に表示する。また、プロセッサは、開閉センサ(124〜136)の出力に基づいて開閉部22、24、38〜44の開閉状態を検知し、通知画面(200)の開閉情報も表示する。【効果】ユーザは紙詰まりを解消する作業を行うときに、紙詰まり情報のみならず開閉部の開閉状態も確認できるので、詰まった紙を適切に除去することができる。【選択図】図1

Description

この発明は、画像形成装置、情報通知プログラム、情報通知方法および画像読取装置に関し、特にたとえば、記録用紙を搬送する搬送手段を備える、画像形成装置、情報通知プログラム、情報通知方法および画像読取装置に関する。
背景技術の一例が特許文献1に開示されている。この特許文献1のプリンタでは、給紙遅延ジャムまたは定着滞留紙詰まりが発生すると、ジャム処理方法のガイダンス情報がステップ毎に順次表示される。たとえば、カセットから給紙されたシートが分離ローラの周辺で詰まった場合には、制御部はオペレーションパネルに、“給紙部周辺のシートを取り除いてください。除去が終了したら右ドアを閉じてください。”とのガイダンス情報を表示させる。オペレータがガイダンス情報に従ってシートの除去を実施し、右ドアを閉じると、ジャム処理が終了し、制御部はガイダンス情報の表示動作を終了する。
特開2008-162061号公報[B41J 29/42, H04N 1/00, G06F 3/12, G06F 3/048, G03G 21/00]
しかし、特許文献1に開示されるようなプリンタでは、オペレータがシートを除去してもドアが正しく閉じられていない場合には、ジャムが解消したかどうかの確認動作が行われないため、ガイダンス情報が終了または更新されない。このため、オペレータは取り除いていないシートやシートの破片があるのか、または、ドアを閉じていないのかを知ることができず、混乱してしまう。特に、ドアが正常に閉じられていないことを、オペレータが気づかない可能性がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、画像形成装置、情報通知プログラム、情報通知方法および画像読取装置を提供することである。
この発明の他の目的は、紙詰まりが発生したときに適切な情報を通知することができる、画像形成装置、情報通知プログラム、情報通知方法および画像読取装置を提供することである。
第1の発明は、紙詰まりを検出する第1検出手段、筐体の開閉部の開閉状態を検出する第2検出手段、および第1検出手段によって紙詰まりが検出されている状態で、第2検出手段によって開閉部の開状態が検出されたとき、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する第1通知手段を備える、画像形成装置である。
第1の発明では、画像形成装置は、第1検出手段は、たとえば内部の用紙搬送路の周辺に設けられるジャムセンサを利用して、用紙搬送路上の紙詰まりを検出する。筐体の開閉部は、たとえば用紙搬送路上で発生した紙詰まりを取り除くために開状態にされる。たとえば開閉部の周辺には、開閉部の開閉状態に基づいて状態が変化する機械式のスイッチなど含む開閉センサが設けられる。第2検出手段は、たとえばこのような開閉センサを利用して、開閉部の開閉状態を検出する。第1通知手段は、たとえば紙詰まりが検出された状態で開閉部の開状態が検出されると、その開閉部が開状態であることをユーザに通知する。
第1の発明によれば、紙詰まりが検出されている状態において、開閉部が開状態であることおよび開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知するので、紙詰まりが発生したときに適切な情報を通知することができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、第1検出手段によって紙詰まりが検出されている状態で、第2検出手段によって開閉部が開状態から閉状態に変化したことが検出されたとき、当該開閉部が閉状態であることを通知する第2通知手段をさらに備える。
第2の発明では、たとえば開状態にされた開閉部がユーザによって閉じられると、第2通知手段は、その開閉部が閉状態であることを通知する。
第2の発明によれば、ユーザは、閉状態にした開閉部を確実に確認することが出来る。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明に従属し、第1検出手段によって紙詰まりが検出されている状態で、第2検出手段によって開閉部の開状態が検出されたときからの時間を計測する計測手段をさらに備え、第1通知手段は、計測部によって計測された時間が所定時間に達したときに第2検出手段によって開閉部が開状態であることが検出されている場合に、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する。
第3の発明では、たとえば、紙詰まりが検出されているときに開閉部が開状態にされると、タイマが実行される。計測手段は、このタイマを利用して時間を計測する。そして、計測された時間に基づいて、開閉部が開状態にされてから所定時間が経過したと判断されると、第1通知手段は、たとえば開閉部が開状態であることを通知する。
第3の発明によれば、ユーザが紙を取り除く作業を行っている間は開状態の通知は行わず、ユーザが開閉部を正常に閉じ損ねた場合に正常に閉じていない開閉部をユーザに通知することが出来る。
第4の発明は、第1の発明ないし第3の発明のいずれかに従属し、第1検出手段によって検出された紙詰まりの位置を通知する第3通知手段をさらに備える。
第4の発明では、たとえば、第3通知手段は、アイコンを利用して紙詰まりの位置を通知する。
第4の発明によれば、紙詰まりの位置と開閉部の開閉状態とがまとめて通知されるため、ユーザは紙詰まりが発生している画像形成装置の状態を詳細に把握することが出来る。
第5の発明は、第1の発明ないし第4の発明のいずれかに従属し、表示手段をさらに備え、第1通知手段は、開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する通知画面を、表示手段に表示する。
第5の発明では、表示手段はたとえばディスプレイとも呼ばれる。この表示手段には、たとえば開閉部が開状態であること通知する通知画面が表示される。
第5の発明によれば、表示手段を利用して紙詰まりの位置および各開閉部の開閉状態が通知されるため、ユーザは表示手段を確認することで開閉部の開閉状態を容易に把握することが出来る。
第6の発明は、第5の発明に従属し、通知画面は、開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知するメッセージを含む。
第6の発明では、たとえば、画像形成装置の外観の画像と共に、開閉部が開状態であることおよび開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を伝えるメッセージが表示される。
第6の発明によれば、開閉部の開閉状態はメッセージを利用して通知することが出来る。
第7の発明は、第6の発明に従属し、第1通知手段は、メッセージを吹き出しで表示する。
第7の発明では、メッセージを含む吹き出しは、対応する開閉部を指し示す。
第7の発明によれば、開閉部を指し示す吹き出しを利用して開閉部の開閉状態が通知されるため、ユーザは開閉部の位置と状態とを直感的に把握することが出来る。
第8の発明は、第1の発明ないし第7の発明のいずれかに従属し、音声出力手段をさらに備え、第1通知手段は、開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する音ないし音声を、音声出力手段から出力する。
第8の発明では、音声出力手段は、たとえばスピーカなどを含む。そして、音声出力手段は、たとえば開閉部が開状態であること通知する音声を出力する。
第8の発明によれば、ユーザは、音または音声によって開閉部の開閉状態を把握することが出来る。
第9の発明は、画像形成装置のコンピュータによって実行される情報通知プログラムであって、コンピュータのプロセッサを、紙詰まりを検出する第1検出手段、筐体の開閉部の開閉状態を検出する第2検出手段、および第1検出手段において紙詰まりを検出している状態で、第2検出手段において開閉部の開状態を検出したとき、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する通知手段として機能させる、情報通知プログラムである。
第9の発明でも、第1の発明と同様、紙詰まりが検出されている状態において、開閉部が開状態であることおよび開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知するので、紙詰まりが発生したときに適切な情報を通知することができる。
第10の発明は、画像形成装置の情報通知方法であって、画像形成装置のプロセッサは、(a)紙詰まりを検出し、(b)筐体の開閉部の開閉状態を検出し、そして(c)ステップ(a)において紙詰まりを検出している状態で、ステップ(b)において開閉部の開状態を検出したとき、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する、情報通知方法である。
第10の発明でも、第1の発明と同様、紙詰まりが検出されている状態において、開閉部が開状態であることおよび開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知するので、紙詰まりが発生したときに適切な情報を通知することができる。
第11の発明は、紙詰まりを検出する第1検出手段、筐体の開閉部の開閉状態を検出する第2検出手段、および第1検出手段によって紙詰まりが検出されている状態で、第2検出手段によって開閉部の開状態が検出されたとき、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する通知手段を備える、画像読取装置である。
第11発明でも、第1の発明と同様、紙詰まりが発生したときに適切な情報を通知することができる。
この発明によれば、紙詰まりが発生したときに適切な情報を通知することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の画像形成装置の外観を示す図解図である。 図2は図1に示す画像形成装置の内部構造を示す概略図である。 図3は図1に示す画像形成装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 図4は紙詰まりテーブルの一例を示す図解図である。 図5は開閉状態データの一例を示す図解図である。 図6は紙詰まりが発生した当初に表示される通知画面の一例を示す図解図である。 図7は紙詰まり位置および開閉部の開閉状態を通知する通知画面の例を示す図解図であり、(A)は開閉部の開閉情報を通知しない通知画面の一例を示し、(B)は紙詰まり情報および開閉情報を通知する通知画面の一例を示し、図7(C)は紙詰まり情報および開閉情報を通知する通知画面の他の例を示す。 図8は図3に示すRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。 図9は図3に示すプロセッサの情報通知処理の一例の一部を示すフロー図である。 図10は図3に示すプロセッサの情報通知処理の他の一部であって、図9に後続するフロー図である。 図11は第2実施例の通知画面の一例を示す図解図である。 図12は第3実施例の通知画面の一例を示す図解図である。
[第1実施例]
図1はこの発明の一実施例である画像形成装置10の外部構成を斜め上方から見た斜視図である。また、図2は画像形成装置10の内部構造を示す概略図である。
図1を参照して、画像形成装置10は、一例として複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能などを有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である。なお、この発明は複合機だけでなく、印刷装置(プリンタ)および画像読取装置(ファクシミリ)のような他の画像形成装置に適応可能であり、また、画像読取装置(スキャナ)にも適用可能であることを予め指摘しておく。
画像形成装置10は画像読取装置12を含み、この画像読取装置12は画像形成装置10の装置本体14の上方に配置される。画像形成装置10は、外部から入力される画像データのみならず、スキャナによって原稿から読み取った画像データに応じて多色または単色の画像を記録媒体(用紙)に形成することもできる。
また、画像形成装置10の装置本体14には、その鉛直方向の下端部に、第1カセット22および第2カセットが設けられる。第1カセット22および第2カセット24は、たとえば、サイズの異なる用紙を収容する。また、第1カセット22および第2カセット24は、装置本体14(筐体)に、引き出して開くことができ、押し入れて閉めることができる。
また、第1カセット22および第2カセット24を引き出す側(以下、「前面」という)であり、これらの第1カセット22および第2カセット24の鉛直方向の上方には、前カバー36が設けられる。たとえば、前カバー36は装置本体14の筐体の一部を構成し、ヒンジなどを用いて開閉可能に設けられる。
また、装置本体14の一方側面には、鉛直方向の上方から順に、第1横開閉部38および第2横開閉部40が設けられ、さらに、手差しトレイ26を介して第3横開閉部42が設けられる。手差しトレイ26、第1横開閉部38、第2横開閉部40および第3横開閉部42もまた、装置本体14の筐体の一部を構成し、ヒンジなどを用いて開閉可能に設けられる。
さらに、装置本体14の鉛直方向の上方向の面(上面)には排紙トレイ28が形成され、この排紙トレイ28の上方に、画像読取装置12が設けられる。また、排紙トレイ28の上方であり、画像読取装置12よりも前面側には、ディスプレイ(表示手段)18および複数の操作ボタン22が設けられる。また、ディスプレイ18の上方には、タッチパネル16が設けられる。たとえば、タッチパネル16、ディスプレイ18および操作ボタン20によって操作パネルが形成される。
図2も参照して分かるように、画像読取装置12は、矩形平板状の底板およびその周縁部から立ち上がる側壁を有する筐体30を備える。筐体30には、装置本体14の上方においてヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる原稿押さえカバー32が含まれる。この原稿押さえカバー32には、自動的に1枚ずつ給紙するADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)34が設けられる。このADF34には、ADFカバー44が設けられる。
なお、第1カセット22、第2カセット24、前カバー36、第1横開閉部38、第2横開閉部40、第3横開閉部42およびADFカバー44を、まとめて「開閉部」と呼ぶことがある。つまり、第1実施例における開閉部には、ヒンジを有する片開きの扉のようなものや、引き出しのようなものが含まれる。
また、この第1実施例では、第1カセット22および第2カセット24を引き出し可能に設け、手差しトレイ26をヒンジによって開閉可能に設けたが、これに限定される必要はない。給紙カセットを装置本体14に着脱可能に設けてもよい。かかる場合には、給紙カセットを装着した状態を閉状態といい、給紙カセットを装着していない状態を開状態という。したがって、かかる場合の給紙カセットも開閉部に含まれる。
図2に示すように、画像読取装置12における筐体30の天面には、透明材によって形成される原稿載置台50が設けられる。ADF34から給紙された原稿は、画像読取位置52で1枚ずつ読み取られる。
また、画像読取装置12には、光源、複数のミラー、結像レンズおよびラインセンサ等を備える画像読取部54が内装される。画像読取部54は、原稿表面を光源によって露光し、原稿表面から反射した反射光を複数のミラーによって結像レンズに導く。そして、結像レンズによって反射光をラインセンサの受光素子に結像させる。ラインセンサでは、受光素子に結像した反射光の輝度や色度が検出され、原稿表面の画像に基づく読取画像データが生成される。ラインセンサとしては、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(Contact Image Sensor)等が用いられる。
画像形成部56は、露光ユニット58、現像器60、プロセスユニット62、中間転写ベルトユニット64、転写ローラ66および定着ユニット68などを備える。画像形成部56は、第1カセット22などから搬送される用紙上に画像を形成し、画像形成済みの用紙を排紙トレイ28に排出する。
また、画像形成装置10において扱われる形成画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の4色のカラー画像に応じたものである。このため、現像器60、感光体ドラム、クリーナユニットおよび帯電器のそれぞれは、各色に応じた4種類の潜像を形成するように4個ずつ設けられ、これらによって4つの画像ステーションが構成される。また、感光体ドラム、クリーナユニットおよび帯電器は、ユニット化(カートリッジ化)されており、これらによってプロセスユニット62が構成される。つまり、画像形成部56には、感光体ドラム、クリーナユニットおよび帯電器等を備える4つのプロセスユニットが設けられている。プロセスユニット62のそれぞれは、前カバー36を開状態にすることで、装置本体14の前面側から個別に着脱することが可能である。
感光体ドラムは、導電性を有する円筒状の基体の表面に感光層が形成された像担持体であり、帯電器は、この感光体ドラムの表面を所定の電位(たとえば、−600V)に帯電させる部材である。また、露光ユニット58は、レーザ出射部および反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(Laser scanning unit : LSU)として構成され、帯電された感光体ドラムの表面を露光することによって、形成画像データに応じた静電潜像を感光体ドラムの表面に形成する。現像器60は、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーによって顕像化するものである。また、クリーナユニットは、現像および画像転写後における感光体ドラムの表面に残留したトナーをクリーニングブレードで除去し、除去したトナーを廃トナーボックス(図示せず)に搬送する。
中間転写ベルトユニット64は、中間転写ベルト70、駆動ローラ72、従動ローラ74および4つの中間転写ローラ76等を備え、感光体ドラムの上方に配置される。中間転写ベルト70は、各感光体ドラムに接触するように設けられており、中間転写ローラ76を用いて、各感光体ドラムに形成された各色のトナー像を中間転写ベルト70に順次重ねて転写することによって、中間転写ベルト70上に多色のトナー像が形成される。また、駆動ローラ72の近傍には、転写ローラ66が配置されており、中間転写ベルト70と転写ローラ66との間のニップ域を用紙が通過することによって、中間転写ベルト70に形成されたトナー像が用紙に転写される。
定着ユニット68は、ヒートローラ78および加圧ローラ80を備え、転写ローラ66の上方に配置される。ヒートローラ78は、所定の定着温度となるように設定されており、ヒートローラ78と加圧ローラ80との間のニップ域を用紙が通過することによって、用紙に転写されたトナー像が溶融、混合および圧接されて、用紙に対してトナー像が熱定着される。
装置本体14内には、第1カセット22(第2カセット24)または手差しカセット26に載置された用紙を、転写ローラ66および定着ユニット68を経由させて排紙トレイ28に送るための第1用紙搬送路T1が設けられる。また、用紙に対して両面印刷を行う際に、片面印刷が終了して定着ユニット68を通過した後の用紙を、転写ローラ66の用紙搬送方向の上流側において第1用紙搬送路T1に戻すための第2用紙搬送路T2が設けられる。なお、説明の都合上、第1用紙搬送路T1と第2用紙搬送路T2とを区別する必要がない場合には、第1用紙搬送路T1と第2用紙搬送路T2とをまとめて用紙搬送路Tと呼ぶこととする。そして、この第1用紙搬送路T1および第2用紙搬送路T2には、用紙の搬送を補助するための複数の搬送ローラ82(82a、82b、82c)が適宜設けられる。
装置本体14において片面印刷を行う際には、第1カセット22(第2カセット24)または手差しカセット26に載置された用紙がピックアップローラ84によって1枚ずつ第1用紙搬送路T1に導かれ、搬送ローラ82aによってレジストローラ86まで搬送される。そして、レジストローラ86によって、用紙の先端と中間転写ベルト70上の画像情報の先端とが整合するタイミングで転写ローラ66に搬送され、用紙上にトナー像が転写される。その後、定着ユニット68を通過することによって用紙上の未定着トナーが熱で溶融して固着され、排紙ローラ88を経て排紙トレイ28上に用紙が排出される。
一方、両面印刷を行う際には、片面印刷が終了して定着ユニット68を通過した用紙の後端部が排紙トレイ28近傍の排紙ローラ88まで到達したとき、この排紙ローラ88を逆回転させることによって、用紙が逆走して第2用紙搬送路T2に導かれる。第2用紙搬送路T2に導かれた用紙は、搬送ローラ82bおよび82cによって第2用紙搬送路T2を搬送されて、レジストローラ86の用紙搬送方向の上流側において第1用紙搬送路T1に導かれる。この時点で用紙の表裏は反転されるので、その後、転写ローラ66および定着ユニット68を用紙が通過することによって、用紙の裏面に印刷が行われる。
また、第1ジャムセンサ90は搬送ローラ82aとレジストローラ86との間に設けられ、第2ジャムセンサ92は転写ローラ66と定着ユニット68との間に設けられ、第3ジャムセンサ94は排紙ローラ88の用紙搬送方向の下流側に設けられる。第4ジャムセンサ96は、搬送ローラ82cの用紙搬送方向の下流側に設けられる。そして、第5ジャムセンサ98はADF34の用紙搬送方向の上流に設けられる。第1実施例では、これらのジャムセンサ90〜98を利用して、紙詰まりが検出される。ただし、各ジャムセンサの配置位置および個数は一例であり、限定されるべきではない。
図3は画像形成装置10の電気的な構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置10はプロセッサ110などを含む。このプロセッサ110には、バス112を介して、画像読取装置12、操作ボタン20、画像形成部56、フラッシュメモリ114、RAM116、第1ジャムセンサ90、第1ジャムセンサ92、第3ジャムセンサ94、第4ジャムセンサ96、第5ジャムセンサ98、D/A変換器100、表示制御回路118、タッチパネル制御回路120、画像処理回路122、第1開閉センサ124、第2開閉センサ126、第3開閉センサ128、第4開閉センサ130、第5開閉センサ132、第6開閉センサ134および第7開閉センサ136などが接続される。
プロセッサ110は、画像形成装置10の全体的な制御を司る。フラッシュメモリ114は、画像形成装置10を動作させるためのプログラムを記憶したり、各種の画像データやその他の画像データを保存したりする。フラッシュメモリ114に保存された保存画像データは、プロセッサ110から与えられる指示の下、表示制御回路118のVRAMに書き込まれたり、画像形成部56に入力されたりする。
RAM116はさらに、プロセッサ110のワーキング領域ないしバッファ領域として用いられる。したがって、RAM116には、フラッシュメモリ114に予め記憶されているプログラムの全部または一部が使用に際して展開され、プロセッサ110はこのRAM116上のプログラムに従って処理を実行する。
表示制御回路118には図1に示すディスプレイ18が接続され、ディスプレイ18は表示制御回路118から出力される画面データに従って各種の画面を表示する。たとえば、表示制御回路118は、GPUおよびVRAMなどを含んでおり、プロセッサ110の指示の下、RAM116から読み出した画面データをVRAMに記憶(展開)する。そして、表示制御回路118は、VRAMの内容に従って、ディスプレイ18に画面を表示する。たとえば、印刷モード、コピーモード、スキャナモードおよびファクシミリモードの各モードに応じた画面が表示される。ディスプレイ18としては、たとえばLCDやEL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどを用いることができる。
タッチパネル制御回路120には、タッチパネル16が接続される。タッチパネル制御回路120は、タッチパネル16に必要な電圧などを付与するとともに、タッチパネル16のタッチ有効範囲内でのタッチ操作を検出して、そのタッチ操作の位置を示す座標データをプロセッサ110に出力する。したがって、プロセッサ110はこの座標データに基づいて、タッチされたGUIを判断する。
なお、タッチ操作は、タッチ、リリース、スライド、フリックなどの操作を意味する。また、タッチパネル16は、汎用のタッチパネルであり、静電容量方式、電磁誘導方式、抵抗膜方式、赤外線方式など、任意の方式のものを用いることができる。この第1実施例では、静電容量方式のタッチパネル16がディスプレイ18の表示面上に設けられる。なお、タッチ操作はユーザの指だけに限らず、スタイラスペンなどによって行われてもよい。
操作ボタン20は、ハードウェアのボタンないしキーで構成され、ユーザによるボタンないしキーの操作に応じて、操作されたボタンないしキーについての操作信号(操作データ)をプロセッサ110に入力する。
したがって、プロセッサ110は、タッチパネル16および複数の操作ボタン20への入力操作に応じて、画像形成装置10の各部位に制御信号を送信し、画像形成装置10に種々の動作を実行させる。
画像読取装置12は、プロセッサ110から与えられる指示の下、原稿からの反射光をラインセンサで読み取って、読み取った画像データを出力する。こうして画像読取装置12から出力される画像データは、一旦フラッシュメモリ114に保存される。
画像形成部56は、この第1実施例では、汎用のレーザプリンタであり、感光体、帯電器、露光装置、現像装置、転写装置、定着装置などを備え、画像処理回路122で処理された画像データ(印刷用画像データ)に対応する画像を記録紙(用紙)などに印刷する。簡単に説明すると、レーザプリンタでは、帯電された感光体ドラムに静電潜像が形成され、この静電潜像にトナーが現像される。つまり、トナー像が形成される。そして、感光体ドラムに形成されたトナー像が転写ローラによって用紙に転写され、転写されたトナー像が溶融および圧接されることにより、用紙に定着される。したがって、画像データに対応する画像が紙面に印刷される。ただし、カラーで印刷する場合には、黒、マゼンタ、シアン、イエローの各色について設けられた感光体ドラムに、各色についての静電潜像が形成され、各色のトナー像が形成され、各色のトナー像が中間転写ローラに一次転写され、その後、用紙に転写(二次転写)される。
画像処理回路122は、表示制御回路118のVRAMを使用して、フラッシュメモリ114から読み出した画像データに対してRIP(Raster image processing)処理を施したり、外部へ送信する際にそのデータの形式を変換する変換処理を施したりする。ただし、RIP処理とは、外部のコンピュータから送信されたプリンタ言語で表現された印刷データをビットマップデータのような画像データ(印刷用画像データ)に変換する処理である。
第1ジャムセンサ90〜第5ジャムセンサ98は、たとえば、反射型の光学センサであり、用紙の有無を検知する。この光学センサは、用紙を検出していない場合にオフとなり、用紙を検出するとオンとなる。プロセッサ110(第1検出手段)は、印刷中において第1所定時間以内にジャムセンサ(90、92、94、96または98)がオンにならない場合には、用紙搬送方向において当該ジャムセンサ(90、92、94、96または98)の上流側で紙詰まりが発生していると判断する。また、プロセッサ110(第1検出手段)は、ジャムセンサ(90、92、94、96または98)がオンである状態が第2所定時間を超える場合には、当該ジャムセンサ(90、92、94、96または98)が配置された位置で紙詰まりが発生していると判断する。
なお、ジャムセンサ(90、92、94、96または98)が配置される位置は予め決定されているため、ジャムセンサ(90、92、94、96または98)に基づいて判断される紙詰まりの各位置は予め知ることができ、紙詰まりの各位置はフラッシュメモリ114に記憶されている。このため、プロセッサ110は、第1ジャムセンサ90〜第5ジャムセンサ98の出力に基づいて紙詰まりが発生したことを判断すると、その紙詰まりの位置を特定することができる。
また、他の実施例では、第1ジャムセンサ90〜第5ジャムセンサ98としては、フィラー型センサやリミットスイッチなどを用いることができるし、センサを設ける位置に応じて、それらを使い分けても良いし、それらと光学センサの両方を用いて紙詰まりを検知してもよい。また、この第1実施例では、ジャムセンサ(90〜98)として反射型の光学センサを用いるようにしてあるが、透過型の光学センサを用いてもよい。
さらに、第1所定時間および第2所定時間は、それぞれ、用紙のサイズ(搬送方向における長さ)に応じて異なる値が設定され、予めフラッシュメモリ114に記憶されている。
図3に戻って、D/A変換器100には、スピーカ102が接続され、プロセッサ110の指示に従って、所定の音や音声についての音声データがアナログの音声信号に変換され、スピーカ102から出力される。
さらに、第1開閉センサ124〜第7開閉センサ136は、上述した開閉部の開閉状態を検出するためのセンサである。たとえば、これらの開閉センサとしては、AMR(Anisotropic Magneto Resistance)センサを利用する磁気スイッチが用いられる。ただし、光学センサを用いるようにしてもよい。プロセッサ110(第2検出手段)は、開閉センサ(124、126、128、130、132、134または136)がオフの場合には、対応する開閉部が開いていることを検知する。また、プロセッサ110(第2検出手段)は、開閉センサ(124、126、128、130、132、134または136)がオンの場合には、対応する開閉部が閉じていることを検知する。いずれかの開閉部が開いている場合には、印刷等の指示が入力されたとしても、プロセッサ110は、その指示に応じた動作を実行しない。
このような画像形成装置10では、紙詰まりを検知すると、紙詰まりの位置を示す情報(紙詰まり情報)やその解除方法を説明するガイダンス情報がディスプレイ18に表示される。したがって、ユーザは紙詰まり情報やガイダンス情報を参照して、紙詰まりが発生している位置を確認したり、紙詰まりを解消する方法を参照したりして、開閉部を開けて詰まった用紙を除去する。
ユーザが詰まった用紙を除去して、すべての開閉部を閉じると、画像形成装置10は、転写ローラ66、ヒートローラ78、加圧ローラ80、搬送ローラ82、ピックアップローラ84およびレジストローラ86を駆動し、ジャムセンサ(90〜98)の出力に基づいて、詰まった用紙が除去されたかどうかを判断(確認)する。つまり、紙詰まりを解消したかどうかが確認される。以下、このような確認動作を、正常な状態へ復帰するための「復帰動作」と称することがある。
復帰動作が実行され、紙詰まりが解消されると、紙詰まり情報やガイダンス情報は消去され、正常な動作を実行できる状態となり、各モードに応じた操作画面が表示される。一方、紙詰まりが解消されていない場合には、正常な動作を実行することができないため、紙詰まり情報やガイダンス情報が表示(更新)される。
このように、画像形成装置10では、詰まった用紙を取り除いた後では、すべての開閉部を閉じなければ、復帰動作が実行されない。また、復帰動作が実行されないと、紙詰まり情報やガイダンス情報は消去されたり、更新されたりしない。
このため、復帰動作が実行されない場合には、ユーザは、詰まった用紙を除去できていないのか、閉じていない開閉部があるのかを知ることができず、混乱してしまう可能性がある。特に、開閉部が正常に閉じられていないことを、ユーザが気づかない可能性がある。
このような不都合を回避するため、この第1実施例では、紙詰まりが発生した場合に、開閉部の開閉状態を検出し、紙詰まり情報のみならず、開閉部の開閉状態もユーザに通知するようにしてある。
具体的には、後述する通知画面200がディスプレイ18に表示される。このため、画像形成装置10では、紙詰まりの有無および位置を示すテーブル(紙詰まりテーブル)および開閉部の開閉状態を示すテーブル(開閉状態テーブル)が生成され、これらのテーブルに基づいて、通知画面200が表示される。
図4は紙詰まりテーブルの一例を示す。この紙詰まりテーブルでは、予め特定された紙詰まりの各位置に対応して紙詰まりの有無が記述される。たとえば、紙詰まりの位置として、第1位置、第2位置、第3位置、第4位置、…が記述される。たとえば、第1位置は、第1カセット22または第2カセット24(図2では省略)から搬送ローラ82aまでの間の位置である。また、第2位置は、搬送ローラ82aから転写ローラ66までの間の位置である。さらに、第3位置は、転写ローラ66から定着ユニット68までの間の位置である。さらにまた、第4位置は、定着ユニット68から排出ローラ88までの間の位置である。また、第5位置は、排出ローラ88から搬送ローラ82cまでの間の位置である。さらに、第6位置は、搬送ローラ82cから第1搬送路T1と第2搬送路T2が合流するまでの間の位置である。そして、第7位置は、ADF34の用紙搬送路の全体における位置である。
上記のように、ジャムセンサ90〜98を用いて紙詰まりの有無が判断されるが、ジャムセンサ90〜98によって用紙を検出している時間が第2所定時間を超える場合には、第1位置と第2位置、第2位置と第3位置、第3位置と第4位置、第4位置と第5位置、第5位置と第6位置のように、隣接する2つの位置に詰まった用紙が跨っていると考えられる。このため、かかる場合には、隣接する2つの位置で紙詰まりが発生していると判断される。
図4に示す紙詰まりテーブルによれば、第1カセット22または第2カセット24から搬送ローラ82aまでの第1位置で紙詰まりが発生していることが分かる。また、転写ローラ66から定着ユニット68までの間の第3位置と、定着ユニット68から排出ローラ88までの間の第4位置で紙詰まりが発生していることが分かる。つまり、定着ユニット68の位置で紙詰まりが発生していることが分かる。
また、図5は開閉状態テーブルの一例を示す。この開閉状態テーブルでは、開閉センサに対応して、開閉部および状態が記述される。開閉センサは、上述した第1開閉センサ124〜第7開閉センサ136のそれぞれであり、開閉センサの欄には、これらを識別するための情報が記述される。開閉部の欄には、各開閉センサが開閉を検出する開閉部を識別するための情報が記述される。そして、状態の欄には、各開閉センサ(開閉部)の状態(開閉状態)が記述される。たとえば、開閉センサの状態がオフであれば、対応する開閉部が開いている状態を示す。また、開閉センサの状態がオンであれば、対応する開閉部が閉じている状態を示す。
この図5に示す開閉状態テーブルによれば、第1カセット22および第3横開閉部42が開いた状態であることが分かる。
図6は通知画面200の一例を示す。ただし、図6に示す通知画面200は、紙詰まりが発生した当初においてディスプレイ18に表示される通知画面である。また、上述したように、紙詰まりが発生したかどうかを判断することにより、図4に示したような紙詰まりテーブルが生成(更新)され、この紙詰まりテーブルに従って通知画面200がディスプレイ18に表示される。この紙詰まりテーブルに基づいて、通知画面200に紙詰まり情報が表示される。以下、通知画面200を表示(更新)する場合について同様である。
上述したように、この図6に示す通知画面200では、紙詰まり情報が通知されるが、開閉部の開閉情報(開閉状態)は通知されていない。これは、紙詰まりが発生した直後においては、詰まった用紙を除去する作業を開始していないため、開閉部が開かれていなかったり、また、詰まった用紙を除去する作業を行っている最中であったりするためである。つまり、開閉部を閉め忘れているとは考えにくいためである。
たとえば、この第1実施例では、紙詰まりが発生し、最初に開閉部が開かれてから第3所定時間(たとえば、10秒)を経過すると、通知画面200に開閉部の開閉情報を表示するようにしてある。
図6に示すように、通知画面200は、第1画像202および第2画像204を含む。第1画像202は、画像形成装置10を前面から見た場合のイラストであり、第1カセット22、第2カセット24、前カバー36およびADFカバー44の画像と、用紙搬送路T1、T2の画像を含む。
第2画像204は、画像形成装置10を一方側面から見た場合のイラストであり、手差しカセット26、第1横開閉部38、第2横開閉部40および第3横開閉部42の画像を含む。
なお、通知画面200では、第1画像202の上方には、紙詰まりが発生していることのメッセージが表示される。以下、同様である。
上述したように、紙詰まりが発生してから第3所定時間を経過すると、開閉部の開閉情報も通知されるため、図7(A)に示すような通知画面200が表示される。ただし、上述したように、開閉部の状態に応じて図5に示したような開閉状態テーブルが生成(更新)される。この開閉状態テーブルに基づいて、通知画面200に開閉部の開閉情報が表示される。以下、通知画面200を表示(更新)する場合について同様である。
図7(A)に示すように、通知画面200には、第1画像202上(前面)であり、紙詰まりが発生した位置(ここでは、第1位置、第3位置および第4位置)に、紙詰まりが発生していることを示すマーク画像(逆三角形の画像)208および210が表示される。
また、図7(A)に示すように、通知画面200では、すべての開閉部は閉じた状態(閉状態)であり、閉状態であることを示すように、すべての開閉部の画像に所定の色(たとえば、緑色)が付される。ただし、図面においては、開閉部の画像に縦縞模様を付すことにより、緑色が付されていることを表現してある。
図7(B)は、ユーザが第3位置および第4位置(定着ユニット68の位置)に詰まった用紙を取り除くために、第1横開閉部38を開いた場合にディスプレイ18に表示される通知画面200の一例を示す。図7(B)に示す通知画面200では、第1横開閉部38が開状態であることを示すように、第2画像204において、第1横開閉部38に相当する画像に、閉状態とは異なる所定の色(たとえば、赤色)が付される。ただし、図面においては、第1横開閉部38の画像に斑点模様を付すことにより、赤色が付されていることを表現してある。
他の内容については、図7(A)に示した通知画面200と同じであるため、重複した説明は省略する。
図7(C)は、ユーザが第3位置に詰まった用紙を取り除き、第1横開閉部38を閉じた場合にディスプレイ18に表示される通知画面200の一例を示す。図7(C)に示す通知画面200では、第1位置に用紙が詰まっていることを示すマーク画像208が第1画像202上に表示される。つまり、第3位置および第4位置に用紙が詰まっていることを示すマーク画像210が第1画像202上から消去された以外は、図7(A)に示した通知画面200と同じであるため、重複した説明は省略する。
このように、第1実施例では、紙詰まりが発生した場合には、復帰動作が行わるか否かに拘わらず、開閉部の開閉状態に応じて、開閉部の画像の色を変化させることにより、開閉部の開閉状態をユーザに通知するようにしてある。
なお、第1実施例では、紙詰まりが発生した場合に、開閉部の開状態および閉状態の両方を通知するようにしたが、少なくとも開状態を通知すれば、ユーザは閉じていない開閉部を知ることができ、適切に紙詰まりを解消するための作業を行うことができる。
また、第1実施例では、紙詰まりが発生した場合に、開閉部が開いている場合には、開いていることを示す開情報を通知するようにしてあるが、この通知に代えて、または、この通知とともに、開いている開閉部を閉じるべきことを示す情報を通知するようにしてもよい。たとえば、メッセージを表示する領域を通知画面200に設けて、開いている開閉部を閉じるべきことを示すメッセージを表示するようにすればよい。
図8は図3に示したRAM116のメモリマップ300の一例を示す。図8に示すように、RAM116には、プログラム記憶領域302およびデータ記憶領域304が設けられる。プログラム記憶領域302は、フラッシュメモリ114(図3)に予め記憶されるプログラムデータの一部または全部を読み出して記憶(展開)するための領域である。
プログラム記憶領域302には、情報通知プログラム310、紙詰まり検出プログラム312および開閉状態検出プログラム314が記憶される。情報通知プログラム310は、紙詰まり情報および開閉情報を通知するためのプログラムである。紙詰まり検出プログラム312は、第1ジャムセンサ90−第5ジャムセンサ98の出力に基づいて紙詰まりの有無を検出するためのプログラムである。開閉状態検出プログラム314は、第1開閉センサ124−第7開閉センサ136の出力に基づいて各開閉部の開閉状態を検出するためのプログラムである。
なお、図示は省略するが、プログラム記憶領域302には、画像の読取機能、プリント機能およびファクシミリ機能を実現するための各プログラムなども記憶される。
また、RAM116のデータ記憶領域304には、紙詰まりデータ330、開閉状態データ332および画面データ334が記憶されるとともに、開タイマ336が設けられる。
紙詰まりデータ330は、たとえば図4に示した紙詰まりテーブルについてのデータである。この紙詰まりデータ330は、上述した紙詰まり検出プログラム312によって生成(更新)される。開閉状態データ332は、たとえば図5に示した開閉状態テーブルについてのデータである。この開閉状態データ332は、上述した開閉状態検出プログラム314によって生成(更新)される。
画面データ334は、ディスプレイ18に通知画面200や操作画面を表示するためのデータであり、これららの画面に表示される文字、メッセージおよびマーク画像についてのデータなども含む。
開タイマ336は、紙詰まりが発生し、最初に開閉部の開状態が検出されてからの時間を計測するためのタイマである。
なお、図示は省略するが、データ記憶領域304には、音データなどの他のデータが記憶されたり、プログラムの実行に必要な、フラグやタイマ(カウンタ)が設けられたりする。また、図示は省略するが、データ記憶領域304には、印刷等するための画像データが展開されるVRAMとして用いられる領域も含まれる。
図9および図10は、図3に示すプロセッサ110の情報通知処理のフロー図である。ただし、紙詰まりを検知する処理および開閉部の開閉を検知する処理は、情報通知処理とは別に並行して実行される。紙詰まりを検知する処理および開閉部の開閉を検知する処理についてはすでに周知であり、本願発明の本質的な内容ではないため、図示および説明を省略してある。また、紙詰まりを検知する処理に応じて図4に示した紙詰まりテーブルは更新され、同様に、開閉部の開閉を検知する処理に応じて図5に示した開閉状態テーブルは更新される。
たとえば、紙詰まりが発生し、これが検知されると、図9に示すように、プロセッサ110は情報通知処理を開始し、ステップS1で、図6に示したような開閉部の開閉情報を含まない通知画面200をディスプレイ18に表示する。ここでは、プロセッサ110の指示の下、表示制御回路118が画面データ334を読み出して、通知画面200についてのデータを生成し、ディスプレイ18に表示する。以下、画面を表示する場合について同じ。図示は省略するが、このとき、紙詰まりが発生したことを通知する音がスピーカ102から出力される。このとき、プロセッサ110は、RAM116から音データを読み出し、D/A変換器100に出力する。
次のステップS3では、開閉状態テーブルを参照して、開状態の開閉部が有るかどうかを判断する。ステップS3で“NO”であれば、つまり開状態の開閉部が無ければ、詰まった用紙を除去する作業が開始されていないと判断して、同じステップS3に戻る。一方、ステップS3で“YES”であれば、つまり開状態の開閉部が有れば、詰まった用紙を除去する作業が開始されたと判断して、ステップS5で、開タイマ336をリセットおよびスタートする。
続いて、ステップS7では、開タイマ336のカウント値が第1所定値(たとえば、10秒)よりも大きいかどうかを判断する。つまり、詰まった用紙を除去する作業が開始されてから所定時間が経過したかが判断される。ステップS7で“NO”であれば、つまり開タイマ336のカウント値が第1所定値以下であれば、そのまま同じステップS7に戻る。一方、ステップS7で“YES”であれば、つまり開タイマ336のカウント値が第1所定値よりも大きければ、ステップS9で、開閉情報を通知する。具体的には、第1実施例では、プロセッサ110の指示の下、表示制御回路118は、VRAM上で、通知画面200の第1画像202および第2画像204において、閉じている開閉部に対応する画像に緑色を付し、開いている開閉部に対応する画像に赤色を付す。
図10に示すように、次のステップS11では、すべての開閉部が閉じられたかどうかを判断する。プロセッサ110は、開閉状態テーブルにおいて、すべての開閉部が閉状態になったかどうかを判断することにより、復帰動作を実行するかどうかを判断する。ステップS11で“NO”であれば、つまり開状態の開閉部が有れば、ステップS13で、開閉情報を更新して、ステップS11に戻る。ステップS13では、開閉状態テーブルに従って、第1画像202および第2画像204に含まれる開閉部の画像の色を変化させる。ただし、開閉状態テーブルが更新されていない場合には、ステップS13の処理は実行しなくてよい。
一方、ステップS11で“YES”であれば、つまりすべての開閉部が閉状態であれば、ステップS15で復帰動作を開始し、ステップS17で、紙詰まりテーブルが更新されたかどうかを判断する。なお、復帰動作の処理は情報通知処理とは別に実行される。また、復帰動作の処理と並行して、紙詰まりを検知する処理も実行される。これによって、紙詰まりテーブルが更新される。また、この第1実施例では、復帰動作が実行されると、紙詰まりが解消されているかどうかに拘わらず、紙詰まりを検知する処理の実行に応じて、紙詰まりテーブルは更新される。
ステップS17で“NO”であれば、つまり紙詰まりテーブルが更新されていなければ、そのまま同じステップS17に戻る。一方、ステップS17で“YES”であれば、つまり紙詰まりテーブルが更新されれば、ステップS19で、紙詰まりが解消されたかどうかを判断する。ここでは、プロセッサ110は、紙詰まりテーブルを参照して、紙詰まりの有無を検出する。
ステップS19で“YES”であれば、つまり紙詰まりが解消されれば、ステップS21で、通知画面を消去して、情報通知処理を終了する。一方、ステップS19で“NO”であれば、つまり紙詰まりが解消されていなければ、ステップS23で、通知画面200を更新して、ステップS3に戻り、再び開状態の開閉部があるかどうかを判断する。ステップS3で“NO”であれば、用紙を除去する作業が開始されていないと判断して、そのまま同じステップS3に戻る。一方、ステップS3で“YES”であれば、用紙を除去する作業が開始されたと判断して、ステップS5で再び開タイマ336をリセットおよびスタートする。以降の処理は前述と同じであるため、詳細な説明は省略する。
第1実施例によれば、紙詰まりが発生した場合には、紙詰まり情報のみならず、開閉部の開閉情報を通知するので、ユーザは紙詰まりが解消されていないことまたは開閉部が閉じられていないことを知ることができる。したがって、適切な作業により、紙詰まりを解消することができる。
[第2実施例]
第2実施例の画像形成装置10は、通知画面200において開閉部の開閉情報を通知する方法が異なる以外は第1実施例と同じであるため、重複した説明は省略する。
この第2実施例では、図11に示す通知画面200において、第1実施例に示した通知画面200の第2画像204に代えて、開閉状態をテキスト文字で表示するための表示領域220が第1画像202の横に表示される。表示領域220では、開閉部の名称に対応してその開閉状態が記述される。
ただし、各開閉部の名称はユーザに分かりにくい可能性があるため、別の通知方法を採用してもよい。たとえば、第1実施例で示したように、通知画面200において、第1画像202および第2画像204を表示するとともに表示領域220を設け、各開閉部の画像に番号ないし記号を付し、当該番号に対応して開閉状態をテキスト文字で表示領域220に表示するようにしてもよい。
第2実施例によれば、ユーザは、一覧で表示された各開閉部の開閉状態を見ることにより、各開閉部の開閉状態を把握することができる。したがって、第1実施例と同様に、ユーザは紙詰まりが解消されていないことまたは開閉部が閉じられていないことを知ることができる。
なお、第1実施例に示した通知画面200においてさらに表示領域220を設け、開閉部の開閉状態を対応する画像の色で表現するとともに、表示領域220に開閉部の開閉状態をテキスト文字で表示するようにしてもよい。
[第3実施例]
第3実施例の画像形成装置10は、通知画面200において開閉部の開閉情報を通知する方法が異なる以外は第1実施例と同じであるため、重複した説明は省略する。
図12に示すように、第3実施例では、第1実施例で示した通知画面200において、第2画像204の横に空白の表示領域230が設けられる。そして、開閉部が開いていることを示す情報が、その表示領域230を用いて、対応する開閉部の画像から吹き出しで表示するようにしてある。
かかる場合には、開閉部が開いていることを吹き出しで表示することにより、何も表示されていない開閉部が閉じていることを知ることができるが、開閉部が閉じていることも吹き出しで表示するようにしてもよい。
第3実施例によれば、吹き出しで開閉部の開状態が通知されるため、ユーザは開閉部の位置と開閉部の開閉状態を直感的に把握することができる。したがって、第1実施例と同様に、ユーザは紙詰まりが解消されていないことまたは開閉部が閉じられていないことを知ることができる。
なお、第1実施例に示した通知画面200においてさらに表示領域230を設け、開閉部の開閉状態を対応する画像の色で表現するとともに、表示領域230を用いて、開閉部の開閉状態を吹き出し表示するようにしてもよい。
また、第1実施例〜第3実施例では、各開閉部の開閉状態を画像やテキスト文字を用いて表示することにより、ユーザにその開閉状態を通知するようにしたが、これに限定される必要はない。たとえば、音声によって開閉部の開閉状態を通知することもできる。かかる場合には、各開閉部について開いていることを通知するためのメッセージの合成音声データをそれぞれ記憶しておき、通知画面に開閉状態を表示(更新)することに代えて、開いている開閉部に対応して記憶された合成音声データをD/A変換器100に出力するようにすればよい。ただし、音声および表示の両方で開閉状態を通知するようにしてもよい。
さらに、第1〜第3実施例では、説明を省略したが、フィニッシャーおよび大容量トレイなどのオプション機器が画像形成装置10に装着されてもよい。この場合、通知画面200の第1画像202および第2画像204はオプション機器が装着された状態のものに変更される。また、オプション機器が備える開閉部の開閉センサおよびジャムセンサはプロセッサ110に接続される。そのため、プロセッサ110は、オプション機器で発生した紙詰まりおよびオプションの開閉部の開閉状態についても通知することができる。
さらにまた、第1〜第3実施例では、ドアが開閉したり、カバーが開閉したり、カセットが加開閉したりする開閉部について説明したが、これに限定される必要はない。たとえば、カセットは、画像形成装置10に差し込んだり(閉状態)、抜いたり(開状態)するものであってもよい。
また、第1〜第3実施例で示したプログラムは、ネットワークを介して通信可能に接続されるサーバから画像形成装置10に配信されてもよい。また、CD、DVDまたはBD(Blue-Ray Disk)などの光学ディスク、USBメモリおよびメモリカードなどの記憶媒体に上述のプログラムを記憶してもよい。かかる場合には、このような記憶媒体を画像形成装置10に装着して直接的にプログラムを書き込むことができる。また、画像形成装置10は、このような記憶媒体を装着したコンピュータと通信することより、当該コンピュータから間接的にプログラムを書き込むこともできる。
そして、本明細書中で挙げた、具体的な数値は、いずれも単なる一例であり、製品の仕様変更などに応じて適宜変更可能である。
10 … 画像形成装置
12 … 画像読取装置
18 … ディスプレイ
22 … 第1カセット
24 … 第2カセット
36 … 前カバー
38 … 第1横開閉部
40 … 第2横開閉部
42 … 第3横開閉部
44 … ADFカバー
90 … 第1ジャムセンサ
92 … 第2ジャムセンサ
94 … 第3ジャムセンサ
96 … 第4ジャムセンサ
98 … 第5ジャムセンサ
110 … プロセッサ
114 … フラッシュメモリ
116 … RAM
124 … 第1開閉センサ
126 … 第2開閉センサ
128 … 第3開閉センサ
130 … 第4開閉センサ
132 … 第5開閉センサ
134 … 第6開閉センサ
136 … 第7開閉センサ
200 … 通知画面
202 … 第1画像
204 … 第2画像
208,210 … マーク画像
220,230 … 表示領域

Claims (11)

  1. 紙詰まりを検出する第1検出手段、
    筐体の開閉部の開閉状態を検出する第2検出手段、および
    前記第1検出手段によって紙詰まりが検出されている状態で、前記第2検出手段によって前記開閉部の開状態が検出されたとき、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する第1通知手段を備える、画像形成装置。
  2. 前記第1検出手段によって紙詰まりが検出されている状態で、前記第2検出手段によって前記開閉部が開状態から閉状態に変化したことが検出されたとき、当該開閉部が閉状態であることを通知する第2通知手段をさらに備える、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1検出手段によって紙詰まりが検出されている状態で、前記第2検出手段によって前記開閉部の開状態が検出されたときからの時間を計測する計測手段をさらに備え、
    前記第1通知手段は、前記計測部によって計測された時間が所定時間に達したときに前記第2検出手段によって前記開閉部が開状態であることが検出されている場合に、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する、請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1検出手段によって検出された紙詰まりの位置を通知する第3通知手段をさらに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 表示手段をさらに備え、
    前記第1通知手段は、前記開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する通知画面を、表示手段に表示する、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記通知画面は、前記開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知するメッセージを含む、請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記第1通知手段は、前記メッセージを吹き出しで表示する、請求項6記載の画像形成装置。
  8. 音声出力手段をさらに備え、
    前記第1通知手段は、前記開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する音ないし音声を、前記前記音声出力手段から出力する、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置のコンピュータによって実行される情報通知プログラムであって、
    前記コンピュータのプロセッサを、
    紙詰まりを検出する第1検出手段、
    筐体の開閉部の開閉状態を検出する第2検出手段、および
    前記第1検出手段において紙詰まりを検出している状態で、前記第2検出手段において前記開閉部の開状態を検出したとき、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する通知手段として機能させる、情報通知プログラム。
  10. 画像形成装置の情報通知方法であって、
    前記画像形成装置のプロセッサは、
    (a)紙詰まりを検出し、
    (b)筐体の開閉部の開閉状態を検出し、そして
    (c)前記ステップ(a)において紙詰まりを検出している状態で、前記ステップ(b)において前記開閉部の開状態を検出したとき、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する、情報通知方法。
  11. 紙詰まりを検出する第1検出手段、
    筐体の開閉部の開閉状態を検出する第2検出手段、および
    前記第1検出手段によって紙詰まりが検出されている状態で、前記第2検出手段によって前記開閉部の開状態が検出されたとき、当該開閉部が開状態であることおよび当該開閉部を閉じるべきことの少なくとも一方を通知する通知手段を備える、画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018049515A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 カシオ計算機株式会社 情報検索装置、情報検索システム、情報検索方法、プログラム

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