JP5729822B2 - 情報通信端末、電化製品の機能実行方法、及び電化製品の機能実行用プログラム - Google Patents

情報通信端末、電化製品の機能実行方法、及び電化製品の機能実行用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電化製品の機能を実行するための情報通信端末、電化製品の機能実行方法、及び電化製品の機能実行用プログラムに関する。
近年、コンピュータの周辺機器の無線化が進むことで、ノートパソコンを有線のLANケーブルに接続することなく、無線によるWi―Fi接続が一般化している。さらに、ネットワークの無線化のみならず、周辺機器であるマウスを無線で接続したり、キーボードを無線で接続して使用可能とすることが知られている。
さらに、パソコンの画面を他の画面に表示させるため、ワイヤレス・ディスプレイという技術が知られている。すなわち、無線により、パソコンの画面をTVなどの大型ディスプレイに転送して表示することが可能である(例えば、特許文献1、非特許文献1等)。
特表2011−509022号公報
インテル株式会社、"インテル ワイヤレス・ディスプレイ"、[online]、[平成23年7月15日検索]、インターネット<URL:http://www.intel.com/ja_JP/consumer/products/technology/wirelessdisplay.htm?cid=ijkk:ggl|widi_jp_wireless|jpCB〇CB|s>
ここで、現状のワイヤレス等の通信機器では、その通信を利用した機器の機能は、一つであることが多い。すなわち、ディスプレイであればワイヤレスでの表示の機能に限定されるし、マウスであればワイヤレスでのマウスの機能のみに限定される。しかしながら、情報通信端末と高度な電化製品をワイヤレスで接続して所定の機能を実現させようとする場合は、互いに多機能であるため、ワイヤレスで実現したい機能は、必ずしも一つの機能に限定されない。
例えば、情報通信端末と高度な制御部を備えるテレビであれば、ワイヤレスで情報通信端末の画面情報をテレビに転送して表示する機能や、情報通信端末をテレビのリモコンとして使用する機能など、複数の機能が存在する。そのため、複数のボタンを設け、ここから所望するボタンを選択して、各機能を実行可能とできる。
しかしながら、ユーザインターフェースの問題として、これらの各機能を実行するためのアイコンやボタンを情報通信端末の表示部のどこに配置するかが問題となる。特に、スマートフォンのように、情報通信端末の表示部が小さい場合は、これらのアイコンやボタンを配置するスペースが少ない場合も多い。
ところで、一般的に、ユーザは、WebブラウザにURLアドレスを指定してWebページを閲覧する操作に慣れてきている。そこで、このWebブラウザにURLアドレスを指定するという操作から、情報通信端末とテレビで実現する機能を選択して、実行することができるのではないかという点に、発明者は着目した。
本発明は、このような課題に鑑み、アドレスを指定することで、端末と電化製品が協働して実行する所定の機能を実行することが可能な情報通信端末、電化製品の機能実行方法、及び電化製品の機能実行用プログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、電化製品と当該情報通信端末が協働して実行可能な機能と、当該電化製品のアドレス情報とを対応付けて記憶するアドレス情報記憶手段と、
前記アドレス情報に対するユーザの指定を受付けるユーザ指定手段と、
前記アドレス情報に対する指定に応じて、当該情報通信端末が、当該電化製品と協働して実行可能な機能を実行させるためのコマンドを、前記電化製品に対して送信する機能コマンド送信手段と、を備える情報通信端末を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、電化製品と当該情報通信端末が協働して実行可能な機能と、当該電化製品のアドレス情報とを対応付けて記憶しておき、アドレス情報に対するユーザの指定を受付けて、アドレス情報に対する指定に応じて、当該情報通信端末が、当該電化製品と協働して実行可能な機能を実行させるためのコマンドを、電化製品に対して送信する。したがって、端末から電化製品のアドレスを指定するのみで、端末と電化製品が協働して実行する所定の機能を実行することが可能となる。
第1の特徴に係る発明は、発明のカテゴリにおいて端末のみならず、方法、プログラムにおいても同様の作用・効果を奏する。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、さらに、電化製品と当該情報通信端末が協働して実行可能な機能が二以上あることで、前記二以上の機能のいずれかを優先的に実行するかを定めた優先順位とともに、当該二以上の機能と前記電化製品のアドレス情報とを、記憶するアドレス情報記憶手段と、
前記優先順位に基づいて、前記二以上の機能のうち何れかの機能を決定する機能決定手段と、
前記機能コマンド送信手段は、前記機能決定手段が決定した機能を実行させるためのコマンドを、前記電化製品に対して送信する情報通信端末を提供する。
第2の特徴に係る発明は、電化製品と当該情報通信端末が協働して実行可能な機能が二以上あることで、二以上の機能のいずれかを優先的に実行するかを定めた優先順位とともに、当該二以上の機能と電化製品のアドレス情報とを、記憶しておき、優先順位に基づいて、二以上の機能のうち何れかの機能を決定する。そして、ここで、決定した機能を実行させるためのコマンドを、電化製品に対して送信する。したがって、電化製品と情報通信端末間で協働して実行可能な機能が二以上ある場合であっても、優先順位に基づいて、ユーザが所望していると想定される機能を実行することが可能である。
第2の特徴に係る発明は、発明のカテゴリにおいて端末のみならず、方法、プログラムにおいても同様の作用・効果を奏する。
本発明によれば、ユーザは、情報通信端末に電化製品に予め対応づけられたアドレスを指定するのみで、情報通信端末と電化製品が協働して実行する所定の機能であって、当該ユーザが所望すると想定される妥当な機能を実行することが可能である。
図1は、機能実行システム1の構成図である。 図2は、電化製品100、情報通信端末10、ゲートウェイ50の機能ブロック図である。 図3は、電化製品100、情報通信端末10、ゲートウェイ50が実行する機能実行制御処理を示すフローチャート図である。 図4は、機能選択テーブルを示す図である。 図5は、情報通信端末10に表示される画面イメージ図である。 図6は、電化製品100に表示される画面イメージ図である。 図7は、優先順位入替処理のフローチャート図である。 図8は、ゲートウェイ50の代わりに、機能選択管理サーバ200により実現する場合を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[機能実行システムのシステム構成]
図1は、本発明の好適な実施形態である機能実行システム1のシステム構成図である。機能実行システム1は、情報通信端末10a、10b(以下、単に「10」とする)、電化製品100a、100b(以下、単に「100」とする)、ゲートウェイ50から構成される。これらの装置は、無線、有線を問わず互いに通信可能に接続されている。
情報通信端末10は、電化製品100と、LAN(Local Area Network)で接続されていてもよいし、インターネット等の公衆回線網を介して接続されていてもよい。ここでは、情報通信端末10と電化製品100、ゲートウェイ50は、無線LANにより通信可能に接続され、ゲートウェイ50がインターネット等の公衆回線網に接続されていることを想定する。
情報通信端末10は、ユーザ端末と呼ばれる一般的な情報端末であってよく、後述する機能を備える情報機器や電化製品である。情報通信端末10は、例えば、スレート端末10a、スマートフォン10b、携帯電話、ネットワーク機器、コンピュータに加えて、ネットブック端末、電子書籍端末、電子辞書端末、携帯型音楽プレーヤ、携帯型コンテンツ再生・録画プレーヤ等の一般的な情報家電であってよい。
電化製品100とは、ネットワーク接続機能を備える電化製品であって、例えば、テレビ100a、モニタ、電話機、コンピュータに加えて、携帯電話、携帯情報端末、携帯型音楽プレーヤ、テレビ、オーディオコンポ100b、コンテンツ再生・録画プレーヤ、プリンタ、電話機、FAX機、コピー機、スキャナ機、MFP(多機能周辺装置、多機能プリンタ)等の情報家電のみならず、冷蔵庫、洗濯機、食器洗浄乾燥機、扇風機、エアコン、電気ストーブ、炊飯器、電子レンジ等の白物家電や、電気照明、サーバ、交換機、ルータ等も含む。
ゲートウェイ50は、LANに接続される一般的なゲートウェイ、ルータ、ハブ等であってよい。
[各機能の説明]
図2は、ゲートウェイ50、電化製品100、情報通信端末10の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。各装置のハードウェア構成について図2を用いて説明する。
情報通信端末10は、制御部11、データ記憶部12、データ通信部13、入出力部14を備えていれば、家庭用電化製品、業務用電化製品、携帯端末、業務用端末のいずれであってもよい。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、データ通信部13として、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイス又は、第3世代移動通信システム等のIMT−2000規格に準拠した無線デバイス等を備える(有線によるLAN接続であってもよい)。さらに、データ記憶部12として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のいずれか又は双方を備える。さらに、入出力部14として、画像を表示する液晶モニタ等の表示部と、ユーザからの入力を受付けるキーボードやタッチパネル、音声入力等の入力部を備える。
制御部11は、所定のプログラムを読み込んで、データ記憶部12と協働して、アドレス情報記憶手段に対応するアドレス情報記憶モジュール21、及び機能決定手段に対応する機能決定モジュールを実現する。さらに、制御部11は、所定のプログラムを読み込んで、入出力部14と協働して、ユーザ指定手段に対応するユーザ指定モジュール23を実現する。加えて、制御部11は、所定のプログラムを読み込んで、データ通信部13と協働して、機能コマンド送信手段に対応する機能コマンド送信モジュール24を実現する。
電化製品100は、制御部101、データ記憶部102、データ通信部103を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、データ通信部103として、有線又は無線対応の通信デバイスを備え、データ記憶部102として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のいずれか又は双方を備える。
制御部101は、所定のプログラムを読み込んで、データ通信部103と協働して、機能コマンド送信モジュールから受信した機能コマンドを実行する機能コマンド実行モジュール110を実現する。
ゲートウェイ50は、制御部51、データ記憶部52、データ通信部53を備える。
制御部51は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、データ通信部53として、有線又は無線対応の通信デバイスを備え、データ記憶部52として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のいずれか又は双方を備える。
制御部51は、所定のプログラムを読み込んで、データ記憶部52と協働して、機能決定モジュール61を実現する。この機能決定モジュール61は、情報通信端末10の機能決定モジュール22が動作しなかった場合に、代替的にゲートウェイ50で実行されるモジュールである。
[機能実行制御処理]
図3は、情報通信端末10、電化製品100、ゲートウェイ50が実行する機能実行制御処理のフローチャートである。前提として、情報通信端末10と通信を行う電化製品10は、複数あってよく、各電化製品10に予めIPアドレス等の識別情報が対応付けられている。
最初に、情報通信端末10は、所定のタイミングで、電化製品10の選択を受付けるための選択ウィンドウを表示する(ステップS01)。選択ウィンドウとは、図5の例に示すように、情報通信端末10の画面表示に、電化製品10の選択を受け付けるアイコン31を表示したウィンドウ32である。この例では、情報通信端末10に月次報告書が表示されている。ここで、ユーザが所定の操作をすることで、電化製品10の選択を受け付けるアイコン31が表示される。なお、図5では、リビングTVしか電化製品10が表示されていないが、情報通信端末10がアクセス可能であれば、複数の電化製品10が表示されてよい。
次に、情報通信端末10は、識別情報となるアドレスの指定をユーザから受付ける(ステップS02)。ここで、アドレスの指定とは、情報通信端末10にユーザが直接、IPアドレスやMACアドレス等の識別可能なアドレスを入力して指定してもよいし、電化製品100に対応付けられたURLアドレスを指定する処理であってもよい。また、単に、図5に示すようなアイコン31を操作して、予め対応付けられたアドレスを読み出して処理してもよい。
なお、識別情報となるアドレスは、IPアドレス、MACアドレスであってもよいし、URLアドレスであってもよい。後者の場合は、ゲートウェイ50がDNS(Domain Name System)機能を有してよい。
情報通信端末10は、ユーザからアドレスの指定を受けると(ステップS02:「YES」)、ゲートウェイ50に問合せを行う。情報通信端末10は、ユーザからアドレスの指定を受けるまでは(ステップS02:「NO」)、処理の待受けとなる。
情報通信端末10の問合せを受けて、ゲートウェイ50は、指定されたアドレスの電化製品100が起動しているか否かを電化製品100からの返信があるか否かで確認する(ステップS03)。そして、ゲートウェイ50は、電化製品100が起動していると判断した場合は、その旨を情報通信端末10に通知する。情報通信端末10は、この通知を受けて、アクション選択処理を実行する(ステップS04)。
情報通信端末10は、図4に示す機能選択テーブルを参照して、アクション選択処理を実行する。機能選択テーブルは、情報通信端末10に予め記憶されているテーブルである。図4では、電化製品(テレビ)10に対応する、アドレス:www.local.TV.jpの機能選択テーブルである。機能選択テーブルは、優先順位、アクション、実行履歴、起動アプリケーションから構成されている。情報通信端末10は、このテーブルの優先順位が1番のアクションを選択して、起動アプリケーションを実行する。ここでは、優先順位1番が、画面転送のアクションであるため、情報通信端末10の画面転送アプリケーションを実行する。
次に、情報通信端末10は、起動した画面転送アプリケーションにより、電化製品(テレビ)10に、画面データの転送を行うコマンドを送信する(ステップS05)。これに応じて、電化製品10は、コマンドの実行処理を行ない(ステップS06)、画面転送アプリケーションの画面出力デバイスとして機能する。この例では、図6に示すように、情報通信端末10に表示されている画面表示を、電化製品(テレビ)10に(LANを介して)転送して表示する。
例えば、優先順位1番のアクションが、画面転送アプリケーションではなく、TVリモコンアプリケーションの場合は、ユーザからのアドレスの指定に応じて、情報通信端末10に電化製品(テレビ)10のリモコンに対応したアプリケーションを起動する。そして、情報通信端末10の入出力部14によりユーザがリモコン操作をすると、この操作コマンドをネットワーク経由で電化製品10が受信して、操作に応じた電化製品10の機能(例えば、チャンネル切替えの操作であれば、電化製品10のチャンネルを切替える)を実行する。
なお、上述の説明では、優先順位1番のアクションを、即座に情報通信端末10が実行する例で説明したが、機能選択テーブルの優先順位順に情報通信端末10に上から表示して、ユーザにアクションの選択を受けてから、選択されたアクションを実行してもよい。
なお、上述の説明では、アクション選択処理(ステップS04)が、情報通信端末10にて実行する例で説明したが、機能選択テーブルがゲートウェイ50に記憶されていて、ゲートウェイ50で実行されてもよい。この場合は、機能選択テーブルがゲートウェイ50で管理されるため、後述する優先順位入替処理において、1台の情報通信端末10の実行履歴のみではなく、複数の情報通信端末10で実行された実行履歴をカウントして、優先順位の決定をすることが可能となる。
[優先順位入替処理]
次に、機能選択テーブルの優先順位を入れ替える処理について説明する。上述のように、機能選択テーブルは、ユーザ毎に、逐次、更新されることが望ましい。というのも、ユーザによって、対象となる電化製品10に対して所望するアクションが異なるからである。また、同じユーザであっても、アクションを希望する時期によって、異なるアクションを欲する場合がある。したがって、常に実行履歴に基づいて、優先順位を入れ替えることが望ましい。
優先順位入替処理は、常時、情報通信端末10にて実行されることが望ましい。最初に、情報通信端末10は、所定のアプリケーションの起動を検知する(ステップS10)。ここで、所定のアプリケーションとは、通信機能を実行するアプリケーションであれば、情報通信端末10にインストールされたアプリケーション全てであってよいし、予め該当するアプリケーションを設定しておいてもよい。情報通信端末10は、所定のアプリケーションの起動を検知した(ステップS10:「YES」)場合には、ステップS11に処理を移す。情報通信端末10は、所定のアプリケーションの起動を検知しない(ステップS10:「NO」)場合には、処理待ちとなる。
次に、情報通信端末10は、起動を検知したアプリケーションが通信可能に接続された電化製品100にアクセスするために、この電化製品100のアドレスを使用したか否かを検知する(ステップS11)。すなわち、このアプリケーションが起動して、電化製品100との協働で所定の機能を実現する際に、電化製品100のアドレス(IPアドレス等)を参照して、TCP/IP等の通信を実現するが、アプリケーションがこのアドレスを使用したことを情報通信端末10が検知する。
情報通信端末10は、アプリケーションがアクセスするアドレスを検知した場合(ステップS11:「YES」)には、ステップS12に処理を移す。情報通信端末10は、アプリケーションがアクセスするアドレスを検知するまで(ステップS11:「NO」)は、処理待ちとなる。
次に、情報通信端末10は、検知した電化製品で実行したアプリケーション(機能)をカウントして、実行履歴として、機能選択テーブルに記憶する(ステップS12)。具体的には、情報通信端末10は、アクセスした電化製品10のアドレスに対応する機能選択テーブルを選択し、この機能選択テーブルの起動アプリケーションに、アプリケーション名を登録して、実行履歴の数値を加算する。
そして、情報通信端末10は、加算された実行履歴の数値を比較して、数字が高いものの優先順位を上げるようにして優先順位の入替えを行う(ステップS13)。
このように、電化製品100毎の機能選択テーブルが、ユーザがアプリケーションを起動して、その電化製品10と通信を行うごとに更新されるため、そのユーザにとって適切なアクションを実行することが可能となる。
例えば、電化製品10がテレビ100aの場合は、起動したアプリケーションが画面共有のアプリケーション(設定プログラム)であってよいし、電化製品10がオーディオコンポ100bの場合は、起動したアプリケーションが音楽再生アプリケーションであってよい。
[機能選択管理サーバの例]
上述の説明では、機能選択テーブルが情報通信端末10又はゲートウェイ50に記憶されていて、ステップS04のアクション選択処理が、これらの装置で実行される態様について説明した。一方、図8に示すように、機能選択管理サーバ200が、機能選択テーブルを記憶して、ステップS04のアクション選択処理を実行してもよい。すなわち、情報通信端末10と電化製品100と公衆回線網3を介して通信可能に接続された機能選択管理サーバ200が、遠隔から機能選択テーブルを管理して、アクセス選択処理を実行してもよい。
この場合には、情報通信端末10を操作するユーザID毎に、機能選択管理サーバ200が、機能選択テーブルを管理する。すなわち、情報通信端末10よりユーザIDと電化製品10のアドレスのデータを受信して、機能選択テーブルに基づいてアクションを選択する。その結果を、情報通信端末10に返して、ステップS05を情報通信端末10が実行する。
また、機能選択管理サーバ200が、優先順位入替処理の一部も実行してもよい。すなわち、ステップS10、S11を情報通信端末10が実行し、電化製品100で実行した機能をカウントする際に、機能選択管理サーバ200にアクセスして、記憶された機能選択テーブルを更新する。そして、更新された機能選択テーブルに基づいて、機能選択管理サーバ200が優先順位の入替を行う(ステップS13)。
このように、機能選択管理サーバ200により機能選択テーブルを管理することができれば、情報通信端末10の種類によらずに、ユーザIDにより電化製品100との協働機能の実行履歴を管理することが可能である。すなわち、一の情報通信端末10のみに機能選択テーブルが記憶されていると、他の情報通信端末10はそのデータを有効活用することができない。しかし、機能選択管理サーバ200により機能選択テーブルを管理していれば、どの情報通信端末10であっても、機能選択テーブルを活用することが可能である。
また、ゲートウェイ50に機能選択テーブルを記憶している場合は、機能選択テーブルを参照する際には、協働して使用したい電化製品100が接続されているLANを管理するゲートウェイ50にアクセスする必要がある。しかし、機能選択管理サーバ200により機能選択テーブルを管理していれば、公衆回線網3にアクセス可能でありさえすればよいので、LANやゲートウェイ50に依存せずに、機能選択テーブルを利用することが可能となる。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 機能実行システム、3 公衆回線網、10 情報通信端末、100 電化製品、50 ゲートウェイ

Claims (5)

  1. 電化製品情報通信端末が協働して実行可能な機能と、当該電化製品のアドレス情報とを対応付けて記憶するアドレス情報記憶手段と、
    前記アドレス情報に対するユーザの指定を受付けるユーザ指定手段と、
    前記アドレス情報に対する指定に応じて、当該情報通信端末が、当該電化製品と協働して実行可能な機能を実行させるためのコマンドを、前記電化製品に対して送信する機能コマンド送信手段と、
    を備える情報通信端末。
  2. 電化製品と当該情報通信端末が協働して実行可能な機能が二以上あることで、前記二以上の機能のいずれかを優先的に実行するかを定めた優先順位とともに、当該二以上の機能と前記電化製品のアドレス情報とを、記憶するアドレス情報記憶手段と、
    前記優先順位に基づいて、前記二以上の機能のうち何れかの機能を決定する機能決定手段と、
    前記機能コマンド送信手段は、前記機能決定手段が決定した機能を実行させるためのコマンドを、前記電化製品に対して送信する請求項1に記載の情報通信端末。
  3. 電化製品と情報通信端末が協働して実行可能な機能と、当該電化製品のアドレス情報とを対応付けて記憶するアドレス情報記憶ステップと、
    前記アドレス情報に対するユーザの指定を受付けるユーザ指定ステップと、
    前記アドレス情報に対する指定に応じて、当該情報通信端末が、当該電化製品と協働して実行可能な機能を実行させるためのコマンドを、前記電化製品に対して送信する機能コマンド送信ステップと、
    を情報通信端末が実行する電化製品の機能実行方法。
  4. 電化製品と当該情報通信端末が協働して実行可能な機能が二以上あることで、前記二以上の機能のいずれかを優先的に実行するかを定めた優先順位とともに、当該二以上の機能と前記電化製品のアドレス情報とを、記憶するアドレス情報記憶ステップと、
    前記優先順位に基づいて、前記二以上の機能のうち何れかの機能を決定する機能決定ステップと、をさらに実行し、
    前記機能コマンド送信ステップでは、前記機能決定ステップが決定した機能を実行させるためのコマンドを、前記電化製品に対して送信する請求項3に記載の電化製品の機能実行方法。
  5. 情報通信端末に、
    電化製品と情報通信端末が協働して実行可能な機能と、当該電化製品のアドレス情報とを対応付けて記憶するアドレス情報記憶ステップ、
    前記アドレス情報に対するユーザの指定を受付けるユーザ指定ステップ、
    前記アドレス情報に対する指定に応じて、当該情報通信端末が、当該電化製品と協働して実行可能な機能を実行させるためのコマンドを、前記電化製品に対して送信する機能コマンド送信ステップ、
    を実行させるための機能実行用プログラム。
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