JP5728610B1 - 歯科矯正用インプラント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯を移動させるためのワイヤを容易に着脱することができ、治療の進行状況に応じて、簡単に交換することができる歯列矯正用インプラント装置を提供する。【解決手段】口蓋M1に固定される一対のアンカー部材10と、一対のアンカー部材10の間を結ぶように伸長して形成され、一対のアンカー部材10に固定されるブリッジ部材20と、ブリッジ部材20に配設され、角ワイヤを挿入可能な角柱状受部31が設けられた接続部材30と、歯に対して固定して歯を移動させるアーム部41、及び、このアーム部41に配設され、角ワイヤよりなり、角柱状受部31に挿入する挿入部42を有するエクステンションアーム40とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、口腔内に固定して歯を移動させるための歯列矯正用インプラント装置に関する。
矯正治療において固定源の確保は治療を成功に導く為の重要な要素であり、従来これを強化するために顎内固定や顎外固定など様々な装置が用いられてきた。しかしそれらの装置はその効果が患者の協力度に依存する欠点があった。そこで近年、骨を固定源(インプラントアンカー)として歯を移動させる方法が考案され、マルチブラケットシステムの一部に組み込まれる装置として急速に普及した。インプラントアンカーとしては、スクリュー型のものが安価で簡便であり、埋め込み時の外科的侵襲が非常に小さいことから広く使用されている。しかし、スクリュー型のインプラントアンカーは、埋め込み位置に制限があり、また、脱落してしまう場合があるという問題があった。特に、上顎の頬側は、隣接歯の歯根の近接、上顎洞の歯根間への張り出し、付着歯肉幅が狭いなどの理由から埋め込み位置が制限されることが多い。また、狭い歯根間の歯槽骨に埋込できたとしても、その存在が歯の移動を制限してしまう場合がある。更に、骨質が悪いと脱落率が増加してしまい、埋め込み時の歯根損傷とそれに伴うインプラントアンカーの脱落や、遊離歯肉部位への埋め込み時におこるインプラントアンカー頭部の歯肉への埋没など問題が多い。
そこで、近年では、スクリュー型のインプラントアンカーを骨質がよく、歯の移動に制限のない口蓋に埋め込んだ歯列矯正用インプラント装置が提案されている。例えば、特許文献1には、口蓋を横断するように配置され、口蓋の正中線に対応する箇所に貫通孔が形成され、この貫通孔には雄ねじが形成され、長手方向両端部は切断可能に構成されかつ歯を固定するためのバンドと接続可能に構成された歯科矯正用インプラントプレートが記載されている。また、特許文献2には、頭部雄ねじ部が形成された一対のスクリューを口蓋に埋め込み、複数の係合穴と上方に突出して突出雄ねじ部が形成されたベースプレートの係合穴をスクリューの頭部雄ねじ部にはめ合わせ、頭部雄ねじ部に螺合部材を螺合することにより固定し、かつ、挿通穴を有する上部構造体の挿通穴をベースプレートの突出雄ねじ部にはめ合わせ、突出雄ねじ部に螺合部材を螺合することにより固定する歯列矯正用インプラントが記載されている。
特開2006−314419号公報 特許2008−183016号公報
しかしながら、特許文献1に記載の歯科矯正用インプラントプレートは、雄ねじにより口蓋に直接固定するので、異なる形状のプレートに交換して矯正するような場合には、雄ねじを抜いて、再び、新しいプレートを雄ねじにより固定しなければならず、容易にプレートを変えることができないという問題があった。
また、特許文献2に記載の歯列矯正用インプラントによれば、スクリューを埋め込んだままで、ベースプレート及び上部構造体を交換することはできるものの、これらの部材を固定する螺合部材の大きさいは極めて小さいので、口腔内での作業が煩雑であり、しかも、交換作業の際に口腔内に落下して誤飲する恐れがあるという問題があった。
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、歯を移動させるためのワイヤを容易に着脱することができ、治療の進行状況に応じて、簡単に交換することができる歯列矯正用インプラント装置を提供することを目的とする。
本発明の歯列矯正用インプラント装置は、口腔内に固定し、歯を移動させるためのワイヤよりなるエクステンションアームを接続して歯列矯正を行うものであって、口腔内に固定される一対のアンカー部材と、この一対のアンカー部材の間を結ぶように伸長して形成され、一対のアンカー部材に固定されるブリッジ部材と、このブリッジ部材に配設され、角ワイヤを挿入可能な角柱状受部が設けられており、この角柱状受部に前記エクステンションアームの一部が挿入されて接続される接続部材とを備えたものである。
本発明の他の歯列矯正用インプラント装置は、口腔内に固定される一対のアンカー部材と、この一対のアンカー部材の間を結ぶように伸長して形成され、一対のアンカー部材に固定されるブリッジ部材と、このブリッジ部材に配設され、角ワイヤを挿入可能な角柱状受部が設けられた接続部材と、ワイヤよりなり、歯に対して固定して歯を移動させるアーム部と、このアーム部に配設され、角ワイヤよりなり、角柱状受部に挿入する挿入部とを有するエクステンションアームとを備えたものである。
本発明の歯列矯正用インプラント装置によれば、角ワイヤを挿入可能な角柱状受部が設けられた接続部材を備えるようにしたので、角柱状受部に、エクステンションアームの角ワイヤよりなる挿入部を挿入することにより、回転することなく安定してエクステンションアームを口腔内に固定することができる。よって、エクステンションアームを容易に着脱することができ、治療の進行状況に応じて、簡単に交換することができる。
また、アンカー部材の頭部に側面と底面とが垂直の関係を有する溝を形成し、ブリッジ部材に角ワイヤよりなる結合部を設けるようにすれば、結合部をアンカー部材の溝にはめ合わせることにより、ブリッジ部材を容易にアンカー部材に配設することができる。
本発明の一実施の形態に係る歯列矯正用インプラント装置の構成を表す図である。 図1に示したアンカー部材の構成を表すものである。 図1に示したアンカー部材にブリッジ部材を配設した状態を表すものである。 図1に示したブリッジ部材及び接続部材の構成を表すものである。 図1に示したエクステンションアームの構成を表すものである。 図1に示した歯列矯正用インプラント装置の取付工程を表すものである。 図6に続く取付工程を表すものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る歯列矯正用インプラント装置1の構成を表わすものである。この歯列矯正用インプラント装置1は、口腔内、具体的には口蓋M1に固定される一対のアンカー部材10と、この一対のアンカー部材10の間を結ぶように伸長して形成され、一対のアンカー部材10に固定されるブリッジ部材20と、このブリッジ部材20に配設され、角ワイヤを挿入可能な接続部材30とを備えている。この歯列矯正用インプラント装置1は、また、ワイヤよりなり、一部を接続部材30に挿入して接続し、他の一部を歯M2に対して固定して、歯M2を移動させるエクステンションアーム40を備えていてもよい。
図2は、アンカー部材10の構成を表すものであり、(A)は横から見た構成を表し、(B)は上から見た構成を表している。一対のアンカー部材10は、例えば、チタニウム合金により構成されており、ねじ山が形成された軸11と、この軸11の一端部に形成された頭部12とを有している。頭部12の軸11と反対側には、直線状の溝13が形成されている。溝13は、アンカー部材10を口蓋M1に埋め込む際に、ドライバなどの道具を挿入して回転させるために用いられると共に、アンカー部材10を口蓋M1に埋め込んだ後に、ブリッジ部材20を配設するために用いられるものである。溝13は、頭部12の周縁部から中央部を通り対向する周縁部まで上部全面にわたって形成されていることが好ましい。ブリッジ部材20を配設するためである。
溝13は、例えば、一対の側面13Aとその間の底面13Bとを有しており、一対の側面13Aと底面13Bとが垂直の関係、すなわち直角に交わる関係を有するように構成されていることが好ましい。例えば、溝13の伸長方向に対して垂直な面における断面形状は長方形となるように構成されていることが好ましい。なお、長方形には正方形を含む。溝13は、例えば、1条であってもよいが、頭部12の中央部において直交するように2条形成されていることが好ましい。ブリッジ部材20を配設するために一対のアンカー部材10の溝13が同一直線上に位置するように調節しやすいからである。
図3は、アンカー部材10にブリッジ部材20を配設した状態を表すものであり、(A)は横から見た断面構成を表し、(B)は上から見た構成を表している。アンカー部材10には、軸11の頭部12の側に、結紮線14を通すための貫通孔15が設けられていることが好ましい。溝13にブリッジ部材20を配設したのち、貫通孔15に通した結紮線14でアンカー部材10とブリッジ部材20とを結紮することにより、容易にブリッジ部材20を固定することができるからである。貫通孔15は、例えば、軸11を幅方向に貫通するように設けられている。なお、結紮線14は、図1においては省略している。
図4は、ブリッジ部材20及び接続部材30の構成を表すものであり、(A)は上から見た構成を表し、(B)は(A)に示したI−I線に沿った断面構成を表すものである。ブリッジ部材20は、例えば、一対のアンカー部材10の溝13にはめ合わせて一対のアンカー部材10の間を結ぶ結合部21を有している。結合部21は、例えば、溝13に適合する角ワイヤにより構成されることが好ましい。また、結合部21は、例えば、貫通孔15に通した結紮線14によりアンカー部材10に固定され、更に、補強として図示しない接合剤によりアンカー部材10に固定されることが好ましい。接合剤としては、例えば、光硬化樹脂などのプラスチックが好ましく挙げられる。結合部21の両端部には、例えば、角ワイヤをリング状に曲げた環状部22が形成されている。環状部22は、エラスティックや結紮線などの矯正装置を固定するために有利な構造であると当時に、口腔内での異害性を低くするためのものある。ブリッジ部材20は、例えば、ステンレススチール製の角ワイヤにより構成されることが好ましい。
接続部材30は、例えば、ステンレススチールよりなり、角ワイヤを挿入可能な角柱状の角柱状受部31が設けられている。エクステンションアーム40を角柱状受部31に挿入した際に回転せず安定させることができるからである。また、接続部材30には、例えば、ブリッジ部材20の結合部21を挿入して配設するための配設孔32が設けられている。配設孔32は、例えば、角ワイヤよりなる結合部21に対応した角柱状に形成されていることが好ましい。角柱状受部31及び配設孔32は、例えば、接続部材30の伸長方向に伸長してそれぞれ設けられている。接続部材30の伸長方向に対して垂直な面における断面形状は、例えば長方形である。接続部材30は、例えば、一対のアンカー部材10の間に配置され、その長さは、エクステンションアーム40を安定させるために、3mmから5mmの範囲内であることが好ましい。接続部材30は、例えば、配設孔32にブリッジ部材20の結合部21を挿入してかしめることにより結合部21に固定されている。
図5はエクステンションアーム40の構成を表すものであり、(A)は全体構成を表し、(B)はエクステンションアーム40と接続部材30との接続部分を拡大して表している。エクステンションアーム40は、例えば、歯に対して固定して歯を移動させるアーム部41と、このアーム部41に配設され、角柱状受部31に挿入する挿入部42とを有している。アーム部41は、ステンレススチール製あるいはコバルトクロム製の丸ワイヤにより構成されることが好ましい。丸ワイヤは角ワイヤより自由に屈曲でき形態賦形が容易だからである。挿入部42は、ステンレススチール製の角ワイヤにより構成されることが好ましい。挿入部42は、例えば、アーム部41が図5に示したような左右に伸びる形状の場合には、ろう着などによりアーム部41に接合されている。アーム部41は、どのような形状でもよく、治療内容に応じて決定される。例えば、アーム部41が一本だけで良い場合には、アーム部41と挿入部42とを角ワイヤにより連続して形成してもよい。なお、エクステンションアーム40は、治療内容に応じて、歯科医師などが作成してもよい。エクステンションアーム40は、例えば、挿入部42を接続部材30の角柱状受部31に挿入したのち、ブリッジ部材20に対して結紮線43で固定される。なお、結紮線43は、図1においては省略している。
この歯列矯正用インプラント装置1は、例えば、次のようにして用いられる。まず、例えば、図6に示したように、歯列矯正を行う患者の口蓋M1に一対のアンカー部材10を埋め込む。具体的には、例えば、ドライバなどの道具を溝13に挿入して、アンカー部材10を回転させることにより埋め込む。その際、最終的に、一対のアンカー部材10の溝13が同一直線上に位置するように調節することが好ましい。なお、一対のアンカー部材10の溝13が同一直線上からずれていても、後述する手順において対応することは可能である。
次いで、例えば、図7に示したように、接続部材30が配設されたブリッジ部材20を用意し、一対のアンカー部材10に固定する。具体的には、例えば、一対のアンカー部材10の溝13に、ブリッジ部材20の結合部21をはめ合わせ、結紮線14により固定する。なお、一対のアンカー部材10の溝13が同一直線上からずれている場合には、ブリッジ部材20の結合部21を屈曲させて溝13にはめ合わせることができる。続いて、例えば、図1に示したように、エックステンションアーム40を用意し、図5(B)で示したように挿入部42を接続部材30の角柱状受部31に挿入して接続したのち、結紮線43で固定する。また、エクステンションアーム40のアーム部41は、移動させる歯M2に固定する。これにより、歯列矯正が行われる。
なお、治療の進行状況に応じて、エクステンションアーム40の形状を変更する必要がある場合には、エクステンションアーム40を交換する。すなわち、接続部材30に挿入されているエクステンションアーム40を取り外し、新しいエクステンションアーム40を接続部材30に挿入する。また、エクステンションアーム40のアーム部41は、治療内容に応じて、任意のワイヤにより作成する。
このように本実施の形態によれば、角ワイヤを挿入可能な角柱状受部31が設けられた接続部材30を備えるようにしたので、角柱状受部31に、エクステンションアーム40の角ワイヤよりなる挿入部42を挿入することにより、回転することなく安定してエクステンションアーム40を口蓋M1に固定することができる。よって、エクステンションアーム40を容易に着脱することができ、治療の進行状況に応じて、簡単に交換することができる。また、エクステンションアーム40をワイヤにより形成することができるので、患者に合わせて簡単に加工することができ、かつ、価格を安価とすることができる。
また、アンカー部材10の頭部12に側面13Aと底面13Bとが垂直の関係を有する溝13を形成し、ブリッジ部材20に角ワイヤよりなる結合部21を設けるようにすれば、結合部21をアンカー部材10の溝13にはめ合わせることにより、ブリッジ部材20を容易にアンカー部材10に容易にかつ安定的に配設することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、全ての構成要素を備えていなくてもよく、また、他の構成要素を備えていてもよい。また、各構成要素は、他の構成を備えていてもよい。また、アンカー部材10を固定する部位も、口蓋M1に限定されるものではなく、口腔内において付着歯肉が存在し歯の移動に支障がない部位、例えば、無歯顎部歯槽頂にも固定可能である。
歯列矯正に用いることができる。
1…歯列矯正用インプラント装置、10…アンカー部材、11…軸、12…頭部、13…溝、13A…側面、13B…底面、14…結紮線、15…貫通孔、20…ブリッジ部材、21…結合部、22…環状部、30…接続部材、31…角柱状受部、32…配設孔、40…エクステンションアーム、41…アーム部、42…挿入部、43…結紮線

Claims (3)

  1. 口腔内に固定し、歯を移動させるためのワイヤよりなるエクステンションアームを接続して歯列矯正を行う歯列矯正用インプラント装置であって、
    口腔内に固定される一対のアンカー部材と、
    この一対のアンカー部材の間を結ぶように伸長して形成され、前記一対のアンカー部材に固定されるブリッジ部材と、
    このブリッジ部材に配設され、角ワイヤを挿入可能な角柱状受部が設けられており、この角柱状受部に前記エクステンションアームの一部が挿入されて接続される接続部材と
    を備え、
    前記一対のアンカー部材は、ねじ山が形成された軸と、この軸の一端部に形成された頭部とを有し、この頭部には、側面と底面とが垂直の関係を有する溝が形成されており、
    前記ブリッジ部材は、角ワイヤよりなり、前記一対のアンカー部材の溝にはめ合わせて前記一対のアンカー部材の間を結ぶ結合部と、この結合部の両端部に形成され、角ワイヤをリング状に曲げた環状部とを有し、
    前記接続部材には、前記結合部を挿入して配設するための角柱状に形成された配設孔が設けられた
    ことを特徴とする歯列矯正用インプラント装置。
  2. 口腔内に固定される一対のアンカー部材と、
    この一対のアンカー部材の間を結ぶように伸長して形成され、前記一対のアンカー部材に固定されるブリッジ部材と、
    このブリッジ部材に配設され、角ワイヤを挿入可能な角柱状受部が設けられた接続部材と、
    ワイヤよりなり、歯に対して固定して歯を移動させるアーム部と、このアーム部に配設され、角ワイヤよりなり、前記角柱状受部に挿入する挿入部とを有するエクステンションアームと
    を備え、
    前記一対のアンカー部材は、ねじ山が形成された軸と、この軸の一端部に形成された頭部とを有し、この頭部には、側面と底面とが垂直の関係を有する溝が形成されており、
    前記ブリッジ部材は、角ワイヤよりなり、前記一対のアンカー部材の溝にはめ合わせて前記一対のアンカー部材の間を結ぶ結合部と、この結合部の両端部に形成され、角ワイヤをリング状に曲げた環状部とを有し、
    前記接続部材には、前記結合部を挿入して配設するための角柱状に形成された配設孔が設けられた
    ことを特徴とする歯列矯正用インプラント装置。
  3. 前記一対のアンカー部材には、前記軸の前記頭部の側に、結紮線を通るための貫通孔が設けられており、
    前記ブリッジ部材は、前記溝に配設され、前記貫通孔に通した結紮線により前記アンカー部材と結紮されることにより固定される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の歯列矯正用インプラント装置。
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