JP5726562B2 - 通信端末、送信プログラム、送信方法、メールシステムおよび送信/受信方法 - Google Patents

通信端末、送信プログラム、送信方法、メールシステムおよび送信/受信方法 Download PDF

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Description

この発明は、通信端末、送信プログラム、送信方法、メールシステムおよび送信/受信方法に関し、特にメールが送信/受信される、通信端末、送信プログラム、送信方法、メールシステムおよび送信/受信方法に関する。
メールが送信/受信される、メールシステムおよび通信端末の一例が特許文献1に開示されている。この背景技術の携帯電話機では、使用者は、電子メールの本文を作成するときに、文章と共に定型文コードを入力することができる。そして、使用者が本文の作成を終えると、本文中の定型文コードは定型文に置き換えられる。したがって、使用者は、定型文コードを利用して本文を作成することで、本文の作成に係る時間を短縮することができる。
特開2003−85096号公報[G06F 13/00, H04M 1/00, H04M 1/247, H04M 11/00]
近年、携帯電話機では、ショートメッセージサービスの利用が広がっている。ショートメッセージサービスは簡易型メールとも呼ばれ、本文の文字数が制限されるが、相手の携帯電話機の電話番号だけでメッセージを送信することができる。
ところが、特許文献1の携帯電話機でショートメッセージサービスが利用されると、次の問題が発生する。特許文献1の携帯電話機では、使用者が入力した本文の文字数と定型文コードが置き換えられた後の本文の文字数が異なる。そのため、特許文献1の携帯電話機でメッセージの本文を作成した場合、使用者は本文の文字数を正確に認識することが難しい。そして、定型文コードが置き換えられ、本文の文字数がショートメッセージの制限文字数を超えてしまうと、使用者は、作成したメッセージの本文を電子メールの本文に移さなければ、作成した本文を送信できなくなってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、通信端末、送信プログラム、送信方法、メールシステムおよび送信/受信方法を提供することである。
この発明の他の目的は、送信する文章の文字数が送信可能な最大文字数を超えていたとしても、送信/受信することができる、通信端末、送信プログラム、送信方法、メールシステムおよび送信/受信方法を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
の発明は、メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部、定型文と定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータを記憶する記憶部、キストに定型文が含まれているかを判断する判断部、断部によって定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文対応する定型文番号に変換する定型文番号変換部、定型文番号変換部によって定型文が定型文番号に変換された後、表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更部、および定型文番号変換部によって変換された定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信部を備える、通信端末である。
の発明では、通信端末(10a:実施例において対応する部分を例示する参照符号。以下、同じ。)はショートメッセージサービスに対応し、ショートメッセージによって、メッセージデータを送信する。表示部は、メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する。記憶部(34)には、「おはようございます」などの使用頻度の高い定型文と、その定型文よりも文字数が少ない「00」などの定型文番号とが関連付けられたリストデータ(334)が記憶される。判断部(24,S5)は、テキストに、たとえば「おはようございます」の定型文が含まれているか否かを判断する。また、「おはようございます」の定型文がテキストに含まれていれば、定型文番号変換部(24,S7)は、その定型文を、対応する「00」の定型文番号に変換する。文字数変更部は、定型文番号変換部によって定型文が定型文番号に変換された後、表示部によって表示される残り文字数を変更する。送信部(24,S9)は、定型文の文字コードが対応する定型文番号に変換された、定型文番号を含むメッセージデータを送信する。
の発明によれば、送信のときには、テキストの文字数を少なくすることで、送信可能な最大文字数を超える文章であっても、送信することができる。
また、使用者は、定型文を用いてテキストを作成すれば、送信する文章の文字数を少なくすることができる。
の発明は、第1の発明に従属し、表示部は、テキストをさらに表示し、表示部は、文字数変更部によって残り文字数が変更されたとき、テキストと共に変更後の残り文字数を表示する。
の発明は、第2の発明に従属し、テキストに定型文が含まれているとき、表示部が表示する定型文を強調表示に変更する変更部をさらに備える。
の発明では、たとえば、定型文は、変更部(24,S51)によって表示される文字色や背景色が他のテキストと異なった色に変更され、強調して表示される。
の発明によれば、使用者は、作成したメッセージにおいて、定型文を容易に知ることができる。
の発明は、第2の発明または第3の発明に従属し、表示部は、定型文番号変換部によって変換された定型文番号を含むテキストを表示する。
の発明では、表示部には、定型文番号を含むテキストが表示される。
の発明によれば、使用者は、実際に送信されるテキストおよびそのテキストの文字数を確認することができる。
の発明は、第の発明ないし第4の発明のいずれかに従属し、テキストに定型文番号が含まれているとき、リストデータに基づいて、定型文番号を定型文に変換する定型文変換部をさらに備える。
の発明では、たとえば、テキストに定型文番号の「00」が含まれていれば、定型文変換部(24,S63)は、その番号を「おはようございます」の定型文に変換する。
の発明によれば、使用者は、定型文番号を直接入力した文章であっても、相手に送信する文章を容易に知ることができる。
の発明は、第5の発明に従属し、テキストに含まれる定型文番号が定型文変換部によって定型文に変換されたとき、変更後の残り文字数に下線が付される。
の発明は、メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部および定型文と定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータ(334)を記憶する記憶部(34)を有する、通信端末(10a)のプロセッサ(24)を、キストに定型文が含まれているかを判断する判断部(S5)、断部によって定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文対応する定型文番号に変換する定型文番号変換部(S7)、定型文番号変換部によって定型文が定型文番号に変換された後、表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更部、および定型文番号変換部によって変換された定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信部(S9)として機能させる、送信プログラムである。
の発明でも、第の発明と同様、送信のときには、テキストの文字数を少なくすることで、送信可能な最大文字数を超える文章であっても、送信することができる。
の発明は、メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部および定型文と定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータ(334)を記憶する記憶部(34)を有する、通信端末(10a)における送信方法であって、通信端末のプロセッサが、テキストに定型文が含まれているかを判断する判断ステップ(S5)、判断ステップによって定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文対応する定型文番号に変換する定型文番号変換ステップ(S7)、定型文番号変換ステップによって定型文が定型文番号に変換された後、表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更ステップ、および定型文番号変換ステップによって変換された定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信ステップ(S9)を実行する、送信方法である。
の発明でも、第の発明と同様、送信のときには、テキストの文字数を少なくすることで、送信可能な最大文字数を超える文章であっても、送信することができる。
の発明は、第1通信端末および第2通信端末を有する、メールシステムであって、第1通信端末は、メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部、定型文と定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータを記憶する第1記憶部、テキストに、定型文が含まれているかを判断する第1判断部、第1判断部によって定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文を、対応する定型文番号に変換する定型文番号変換部、定型文番号変換部によって定型文が定型文番号に変換された後、表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更部、および定型文番号変換部によって変換された定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信部を備え、第2通信端末は、リストデータを記憶する第2記憶部、送信されたメッセージデータを受信する受信部、受信部によって受信されたメッセージデータのテキストに、定型文番号が含まれているかを判断する第2判断部、第2判断部によって定型文番号が含まれていると判断されたとき、その定型文番号を、対応する定型文に変換するテキスト変換部、およびテキスト変換部によって変換された定型文を含むテキストを表示するテキスト表示部を備える、メールシステムである。
第9の発明では、メールシステム(100)は、ショートメッセージサービスに対応する第1通信端末(10a)および第2通信端末(10b)を有する。そして、その2台の通信端末の間では、ショートメッセージによってメッセージデータが送信/受信される。
第1通信端末の表示部は、メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する。第1記憶部(34)には、「おはようございます」などの使用頻度の高い定型文と、その定型文よりも文字数が少ない「00」などの定型文番号とが関連付けられたリストデータ(334)が記憶される。第1判断部(24,S5)は、テキストに、たとえば「おはようございます」の定型文が含まれているか否かを判断する。また、「おはようございます」の定型文がテキストに含まれていれば、定型文番号変換部(24,S7)は、その定型文を、対応する「00」の定型文番号に変換する。文字数変更部は、定型文番号変換部によって定型文が定型文番号に変換された後、表示部によって表示される残り文字数を変更する。送信部(24,S9)は変換された定型文番号を含むメッセージデータを送信する。
また、第2通信端末の第2記憶部(34)にも、第1通信端末と同じように、リストデータが記憶される。受信部(24,S21)は、たとえば、第1通信端末が送信した、メッセージデータを受信する。第2判断部(24,S25)は、受信されたメッセージデータのテキストに、たとえば「おはようございます」の定型文に対応する、「00」の定型文番号が含まれているかを判断する。また、定型文番号「00」が含まれていれば、テキスト変換部(24,S27)は、その定型文番号を、「おはようございます」の定型文に変換する。さらに、定型文番号が定型文に変換されると、テキスト表示部(24,S31)は、テキスト変換部によって変換された定型文を含むテキストを表示する。
第9の発明によれば、送信/受信のときには、テキストの文字数を少なくすることで、送信可能な最大文字数を超える文章であっても、送信/受信することができる。
10の発明は、第1通信端末および第2通信端末を有する、メールシステムにおける送信/受信方法であって、第1通信端末は、メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部および定型文と定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータを記憶する第1記憶部を備え、第1通信端末のプロセッサが、テキストに、定型文が含まれているかを判断する第1判断ステップ、第1判断ステップによって定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文を、対応する定型文番号に変換する定型文番号変換ステップ、定型文番号変換ステップによって定型文が定型文番号に変換された後、表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更ステップ、および定型文番号変換ステップによって変換された定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信ステップを実行し、2通信端末は、リストデータを記憶する第2記憶部を備え、第2通信端末のプロセッサが、送信されたメッセージデータを受信する受信ステップ、受信ステップによって受信されたメッセージデータのテキストに、定型文番号が含まれているかを判断する第2判断ステップ、第2判断ステップによって定型文番号が含まれていると判断されたとき、その定型文番号を、対応する定型文に変換する変換ステップ、および変換ステップによって変換された定型文を含むテキストを表示するテキスト表示ステップを実行する、送信/受信方法である。
10の発明でも、第の発明と同様、送信/受信のときにはテキストの文字数を少なくすることで、送信可能な最大文字数を超える文章であっても、送信/受信することができる。
この発明によれば、送信のときにはテキストの文字数を少なくすることで、送信可能な最大文字数を超える文章であっても、送信することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の携帯電話機の電気的な構成を示す図解図である。 図2は図1に示すRAMに記憶される定型文リストの構成の一例を示す図解図である。 図3は図1に示すメッセージサーバに送信されるメッセージが変換される流れの一例を示す図解図である。 図4は図1に示すディスプレイに表示される送信メッセージの一例を示す図解図である。 図5は図1に示すRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。 図6は図1に示すプロセッサの送信処理の一例を示すフロー図である。 図7は図1に示すプロセッサの受信処理の一例を示すフロー図である。 図8は図1に示すプロセッサの確認処理の一例を示すフロー図である。
図1を参照して、この実施例のメールシステム100は、携帯電話機10a、携帯電話機10b、ネットワーク200およびメッセージサーバ202を備える。携帯電話機10aおよび携帯電話機10bは、ショートメッセージサービスを利用して、テキストデータを文字コードとして送信/受信することができる。また、本実施例のショートメッセージは、電子メールとは異なり、一度に送信できるテキストの文字数は制限されるが、相手の携帯電話機の電話番号だけで、メッセージを送信することができる。そのため、ショートメッセージは簡易型メールとも呼ばれることもある。
たとえば、携帯電話機10aから携帯電話機10bに対してショートメッセージが送信されると、ショートメッセージの本文を示すテキストのデータは文字コードとして送信される。また、ショートメッセージは、ネットワーク200を介してメッセージサーバ202に受信される。メッセージサーバ202は、メッセージの宛先の電話番号に基づいて、受信したショートメッセージを携帯電話機10bに送信する。そして、携帯電話機10bは、ショートメッセージの文字コードを受信すると、その文字コードをテキストに変換して、ショートメッセージの本文を示すテキストを表示する。
なお、携帯電話機10a,10bは共にショートメッセージの送信/受信を行うことができるため、この2つを区別しない場合には、「携帯電話機10」と言うことにする。
また、本実施例のショートメッセージサービスでは、最大文字数が全角で50文字(半角では100文字)となっている。ただし、最大文字数は、通信業者によって異なるため、他の実施例では最大文字数が50文字以上、または50文字未満であってもよい。
携帯電話機10は、携帯端末の一種であり、コンピュータまたはCPUと呼ばれるプロセッサ24を含む。また、プロセッサ24には、無線通信回路14、A/D変換器16、D/A変換器20、キー入力装置26、表示ドライバ28、フラッシュメモリ32およびRAM34が接続される。無線通信回路14にはアンテナ12が接続され、A/D変換器16にはマイク18が接続され、D/A変換器20にはスピーカ22が接続される。また、表示ドライバ28には、表示部として機能するディスプレイ30が接続される。
プロセッサ24は携帯電話機10の全体制御を司る。RAM34は、プロセッサ24の作業領域(描画領域を含む)ないしバッファ領域として用いられる。フラッシュメモリ32には、携帯電話機10の文字、画像、音声、音および映像のようなコンテンツのデータが記録される。なお、携帯電話機10aのRAM34は「第1記憶部」として機能し、携帯電話機10bのRAM34は「第2記憶部」として機能する。
A/D変換器16は、当該A/D変換器16に接続されたマイク18を通して入力される音声ないし音についてのアナログ音声信号を、デジタル音声信号に変換する。D/A変換器20は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換(復号)して、図示しないアンプを介してスピーカ22に与える。したがって、アナログ音声信号に対応する音声ないし音がスピーカ22から出力される。なお、プロセッサ24は、アンプの増幅率を制御することで、スピーカ22から出力される音声の音量を調整することができる。
キー入力装置26は操作部と呼ばれ、テキストを入力するための文字キーや、カーソルキー、通話キーおよび終話キーなどを備える。そして、使用者が操作したキーの情報(キーデータ)はプロセッサ24に入力される。また、キー入力装置26に含まれる各キーが操作されると、クリック音が鳴る。したがって、使用者は、クリック音を聞くことで、キー操作に対する操作感を得ることができる。なお、携帯電話機10は、キーに対する操作を無効化するキーロック機能を有する。
表示ドライバ28は、プロセッサ24の指示の下、当該表示ドライバ28に接続されたディスプレイ30の表示を制御する。また、表示ドライバ28は表示する画像データを一時的に記憶するビデオメモリ(図示せず)を含む。
無線通信回路14は、CDMA方式での無線通信を行うための回路である。たとえば、使用者がキー入力装置26を用いて電話発信(発呼)を指示すると、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、電話発信処理を実行し、アンテナ12を介して電話発信信号を出力する。電話発信信号は、基地局および通信網(図示せず)を経て相手の電話機に送信される。そして、相手の電話機において着信処理が行われると、通信可能状態が確立され、プロセッサ24は通話処理を実行する。
通常の通話処理について具体的に説明すると、相手の電話機から送られてきた変調音声信号はアンテナ12によって受信される。受信された変調音声信号には、無線通信回路14によって復調処理および復号処理が施される。そして、これらの処理によって得られた受話音声信号は、D/A変換器20によってアナログ音声信号に変換された後、スピーカ22から出力される。一方、マイク18を通して取り込まれた送話音声信号は、A/D変換器16によってデジタル音声信号に変換された後、プロセッサ24に与えられる。デジタル音声信号に変換された送話信号には、プロセッサ24の指示の下、無線通信回路14によって符号化処理および変調処理が施され、アンテナ12を介して出力される。したがって、変調音声信号は、基地局および通信網を介して相手の電話機に送信される。
また、相手の電話機からの電話発信信号がアンテナ12によって受信されると、無線通信回路14は、電話着信(着呼)をプロセッサ24に通知する。これに応じて、プロセッサ24は、表示ドライバ28を制御して、着信通知に記述された発信元情報(電話番号など)をディスプレイ30に表示する。また、これとほぼ同時に、プロセッサ24は、図示しないスピーカから着信音(着信メロディ、着信音声と言うこともある。)を出力させる。
そして、使用者が通話キーを用いて応答操作を行うと、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、電話着信処理を実行する。さらに、通信可能状態が確立され、プロセッサ24は上述した通常の通話処理を実行する。
また、通話可能状態に移行した後に終話キーによって通話終了操作が行われると、プロセッサ24は、無線通信回路14を制御して、通話相手に通話終了信号を送信する。そして、通話終了信号の送信後、プロセッサ24は通話処理を終了する。また、先に通話相手から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ24は通話処理を終了する。さらに、通話相手によらず、移動通信網から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ24は通話処理を終了する。
また、携帯電話機10は、上述したショートメッセージの送信/受信を行うためのショートメッセージ機能を備える。そして、携帯電話機10には、ショートメッセージの作成を容易にするために、複数の定型文が予め記憶されている。
ここで、本実施例の携帯電話機10aおよび携帯電話機10bのRAM34には、定型文毎に、定型文の文字数よりも少ない定型文番号(定型文識別子と呼ばれることもある)が関連付けられた定型文リストが記憶されている。そして、ショートメッセージを送信/受信する際には、その定型文リストに従って、定型文を定型文番号に変換することで、作成された文章の文字数を少なくする。
図2を参照して、定型文リストは、「定型文番号」の列と「定型文」の列とから構成されている。また、「定型文番号」の列は「番号」の列および「文字コード」の列から構成され、「定型文」の列は「テキスト」の列および「文字コード」の列から構成される。そして、定型文リストでは、定型文および定型文を示すテキストの文字コード(第1文字コード)に対して、定型文番号およびその番号の文字コード(第2文字コード)が、1行毎に関連付けられる。
たとえば、「00」の定型文番号には、「おはようございます」の定型文が関連付けられている。また、「00」の文字コードは「30 30」であり、「おはようございます」の文字コードは「82a8 82cd 82e6 82a4 82b2 82b4 82a2 82dc 82b7」である。
なお、本実施例では、文字コードとして「Shift JIS(S−JIS)」が用いられているが、他の実施例では「ISO−2022−JP」や、「EUC−JP」などが用いられてもよい。
また、他の実施例では、より多くの定型文が定型文リストに記録されていてもよい。また、その他の実施例では、定型文番号の代わりに、文字や記号が組み合わせられた定型文識別子が利用されてもよい。
また、定型文番号には半角文字が利用されているが、他の実施例では全角文字が利用されてもよい。
続いて、図3(A)−図3(D)を参照して、テキストが送信される際に実行される処理について説明する。まず、本文を示すテキストは、図3(B)のように、複数の文字コードに変換される。なお、以下の説明では、複数の文字コードを「文字コード列」と呼ぶ。
また、テキストが文字コード列に変換されると、定型文リストに記録されている、各定型文の文字コードが文字コード列から検索される。そして、図3(C)のような検索結果が得られると、図3(D)に示すように、定型文の文字コードは定型文番号の文字コードに変換される。
このとき、定型文番号の文字コードの前には、後続する文字コードが定型文番号であることを示す特定ヘッダとして「#」が付与される。そのため、定型文番号「00(文字コード:30 30)」の前には、特定ヘッダ「#(文字コード:23)」が付与される。ここで、図3(D)に示す文字コード列をテキストに変換した場合、図3(E)に示すテキストが得られる。すなわち、「おはようございます」は「#00」に変換され、「元気ですか」は「#03」に変換され、「連絡ください」は「#05」に変換される。
このように、使用者は、定型文を用いてショートメッセージを作成すれば、文章の文字数を少なくすることができる。
次に、文字コードで送信されたショートメッセージのデータを受信したときに実行される処理について説明する。まず、ショートメッセージのデータが文字コードで受信されると、RAM34のバッファに一時記憶され、定型文番号を示す文字コードが検索される。検索した結果、定型文番号を示す文字コードが文字コード列に含まれていれば、定型文番号の文字コードは定型文の文字コードに変換される。そして、変換された文字コード列はテキストに変換され、ショートメッセージを受信した携帯電話機10のディスプレイ30に表示される。
たとえば、図3(D)に示す文字コードでショートメッセージが受信されると、図3(C)に示すように、定型文番号を示す文字コードが定型文を示す文字コードに変換される。そして、文字コードがテキストに変換された後に、図3(A)に示すテキストがディスプレイ30に表示される。
このように、定型文を利用して作成されたショートメッセージであれば、ショートメッセージの最大文字数を超える文章であっても、実質的に受信することができる。
図4(A)−図4(B)を参照して、使用者は定型文確認キー80を利用することで、送信するメッセージに含まれる定型文を確認することができる。まず、ディスプレイ30の表示は、日時、電池残量および受信状態などを表すアイコンを含む状態表示領域60および送信するメッセージを作成するための作成画面が表示される機能表示領域62から構成される。また、機能表示領域62の作成画面には、宛先を指定する宛先領域70、メッセージの本文を入力する本文領域72および各領域を選択するカーソルCuが表示されると共に、文字数74、送信キー76、編集キー78および定型文確認キー80も表示される。なお、宛先領域70および本文領域72では、テキストの背景色は白色にされ、文字色は黒色にされている。
カーソルCuは、キー入力装置26に含まれるカーソルキーによって表示位置を変化させることができる。つまり、使用者は、カーソルキーによってカーソルCuによって選択される領域を任意に選択することができる。
また、文字数74には、送信可能な残り文字数が表示される。つまり、作成された本文の文字数がRAM34に格納された文字列のデータ量に基づいて求められ、入力可能な残りの文字数が算出される。ここで、残り文字数は半角の文字数で表示されるため、図4(A)のように文字数74に「31文字」と表示された場合、全角文字の残り文字数は「15文字」となる。なお、他の実施例の文字数74には、全角文字の残り文字数が表示されてもよいし、半角文字と対応するバイト数が表示されてもよい。さらに、本文に入力されている現在の文字数が文字数74に表示されてもよい。
送信キー76、編集キー78および定型文確認キー80は、ソフトキーとも呼ばれ、キー入力装置26に含まれるハードキーと対応する。そして、使用者は、キー入力装置26において、ソフトキーに対応するハードキーを操作することで、ディスプレイ30に表示されるソフトキーを操作することができる。
送信キー76は、作成したメッセージを送信するためのキーである。そして、送信キー76が操作されると、上述したように、定型文の文字コードが定型文番号の文字コードに変換された後に、ショートメッセージのテキストデータとして文字コードが送信される。編集キー78は、カーソルCuによって選択された領域の内容を編集するためのキーである。たとえば、カーソルCuによって宛先領域70が選択された状態で編集キー78が操作されると、宛先として指定されている携帯電話番号を編集することができる。また、カーソルCuによって本文領域72が選択された状態で編集キー78が操作されると、本文領域72に表示されているテキストが編集できる状態になる。
そして、定型文確認キー80は、ショートメッセージの本文を示すテキストに含まれる定型文を確認するためのキーである。たとえば、図4(A)に示す通常表示モードで定型文確認キー80が操作され、図4(B)に示す強調表示モードに遷移すると、定型文の背景色が黄色に変化し、定型文の文字色が赤色に変化する。また、文字数74に表示される残り文字数は、定型文番号を利用した場合の残り文字数に変化する。そのため、図4(B)では、後述する図4(C)で示される本文の文字数に対する、残り文字数(62文字)が表示される。
このように、強調表示モードに遷移すると、使用者は、作成したメッセージに含まれる定型文を、容易に知ることができる。ただし、ショートメッセージの本文を示すテキストに定型文が含まれていなければ、使用者にはエラーが通知される。
また、強調表示モードで定型文確認キー80が操作されると、番号表示モードに遷移する。具体的には、本文のテキストに含まれる定型文は、図4(C)に示すように、定型文番号に変換される。したがって、使用者は、実際に送信されるテキストおよびそのテキストの文字数を確認することができる。この場合、文字数74に表示される残り文字数は、本文領域72に表示される文章の文字数と対応する。
さらに、番号表示モードで定型文確認キー80が操作されると、通常表示モードに遷移する。具体的には、本文のテキストに含まれる定型文番号は、図4(D)に示すように、強調表示されていない定型文に変換される。つまり、ディスプレイ30に表示されるテキストは、元の状態に戻る。ただし、残り文字数が算出された状態であることを示すために、文字数表示74に表示される残り文字数には下線が付される。
ここで、使用者が定型文番号を直接入力して、定型文確認キー80が操作された場合、番号表示モードでなくても、定型文番号は定型文に変換される。つまり、使用者は、定型文番号を直接入力した文章であっても、相手に送信する文章を容易に知ることができる。
なお、ショートメッセージの本文は、定型文確認キー80が操作される毎に、通常表示モード、強調表示モードおよび番号表示モードの順番で変化する。
図5は、RAM34のメモリマップを示す図である。RAM34のメモリマップには、プログラム記憶領域302およびデータ記憶領域304が含まれる。また、プログラムおよびデータの一部は、フラッシュメモリ32から一度に全部または必要に応じて部分的かつ順次的に読み出され、RAM34に記憶されてからプロセッサ24によって処理される。
プログラム記憶領域302には、携帯電話機10を動作させるためのプログラムが記憶されている。たとえば、携帯電話機10を動作させるためのプログラムは、送信プログラム310、受信プログラム312および確認プログラム314などから構成されている。
送信プログラム310は、ショートメッセージを送信する際に実行されるプログラムであり、ショートメッセージの送信操作がされたときに実行される。また、送信プログラム310が実行されたときに、メッセージの本文に定型文が含まれている場合、その定型文の文字コードは、その定型文に対応する定型文番号の文字コードに変換される。
受信プログラム312は、ショートメッセージを受信したときに実行されるプログラムであり、メッセージサーバ202からの通知に応じて実行される。また、受信プログラム312が実行されたときに、メッセージの本文の文字コード列に定型文番号を示す文字コードが含まれている場合、その定型文番号の文字コードは、対応する定型文の文字コードに変換される。
確認プログラム314は、作成した本文が表示されている際に、定型文の確認操作に応じて、定型文を強調表示したり、定型文を対応する定型文番号に変換したり、定型文番号を対応する定型文に変換したりするためのプログラムである。
なお、図示は省略するが、携帯電話機10を動作させるためのプログラムには、音声着信状態を通知するためのプログラムおよび外部と通信するためのプログラムなどが含まれる。
続いて、データ記憶領域304には、作成メッセージバッファ330および変換バッファ332が設けられる。また、データ記憶領域304には、定型文リストデータ334、送信済メッセージデータ336および受信済メッセージデータ338が記憶されると共に、強調表示フラグ340などが設けられる。
作成メッセージバッファ330には、作成中のメッセージの本文が一時的に記憶される。変換バッファ332は、送信するメッセージの本文を文字コードに変換したり、受信したメッセージの本文の文字コード列をテキスト(文字列)に変換したりするために利用されるバッファである。
定型文リストデータ334は、図2に示すように、定型文番号およびその番号の文字コードと、定型文およびその定型文の文字コードとが関連付けられているリスト(テーブル)のデータである。送信済メッセージデータ336は、相手に送信されたメッセージの本文を示すテキストデータから構成される。また、送信済メッセージデータ336には、変換バッファ332に格納される文字コード列が送信された後に、作成メッセージバッファ330に格納されている、メッセージの本文を示すテキストデータが加えられる。
受信済メッセージデータ338は、受信したメッセージの本文を示すテキストデータから構成される。また、受信済メッセージデータ338には、受信したメッセージの本文の文字コード列がテキストに変換されると、変換バッファ332に格納されているテキストのデータが加えられる。
強調表示フラグ340は、強調表示モードが設定されているか否かを判断するためのフラグである。たとえば、強調表示フラグ340は、1ビットのレジスタで構成される。強調表示フラグ340がオン(成立)されると、レジスタにはデータ値「1」が設定される。一方、強調表示フラグ340がオフ(不成立)されると、レジスタにはデータ値「0」が設定される。
なお、図示は省略するが、データ記憶領域304には、待機状態で表示される画像データや、文字列のデータなどが記憶されると共に、携帯電話機10の動作に必要なカウンタや、フラグも設けられる。
プロセッサ24は、Android(登録商標)およびREXなどのLinux(登録商標)ベースのOSや、その他のOSの制御下で、図6に示す送信処理、図7に示す受信処理および図8に示す確認処理などを含む複数のタスクを並列的に処理する。
図6は送信処理のフロー図である。たとえば、使用者によって送信キー76が操作されると、プロセッサ24は、ステップS1で本文を文字コードに変換する。たとえば、作成メッセージバッファ330に、図3(A)に示すようなテキストが格納されている場合、プロセッサ24は、そのテキストデータを変換バッファ332にコピーした後に、図3(B)に示すような文字コード列に変換する。なお、ステップS1の処理を実行するプロセッサ24は、第1文字コード変換部として機能する。
続いて、ステップS3では、定型文の文字コードを検索する。つまり、変換バッファ332に格納されている文字コード列から、定型文リストデータ334に含まれる各定型文の文字コードをそれぞれ検索する。続いて、ステップS5では、定型文の文字コードが含まれているか否かを判断する。つまり、変換バッファ332に格納されている文字コード列の中に、定型文の文字コードが含まれている検索結果が得られたかを判断する。なお、ステップS5の処理を実行するプロセッサ24は、第1判断部または判断部として機能する。
ステップS5で“YES”であれば、つまり作成されたメッセージの本文の中に定型文が含まれていれば、ステップS7で定型文の文字コードを、定型文番号の文字コードに変換する。たとえば、ステップS7では、本文の文字コード列の中で、定型文の文字コードが図3(C)に示すように特定されていれば、定型文リストデータ334に基づいて、図3(D)に示すように変換する。なお、ステップS7の処理を実行するプロセッサ24は第2文字コード変換部として機能する。
続いて、ステップS9では、文字コードを送信する。つまり、変換バッファ332に格納されている、メッセージの本文を示す文字コード列を、メッセージサーバ202に送信する。また、文字コード列が送信された後に、作成メッセージバッファ330に格納されている、メッセージの本文を示すテキストデータが送信済メッセージデータ336に加えられる。なお、ステップS9の処理を実行するプロセッサ24は送信部として機能する。
続いて、ステップS11では、送信済メッセージを表示する。つまり、送信済メッセージデータ336に加えられた、最新のメッセージの本文を示すテキストがディスプレイ30に表示される。たとえば、図3(D)に示す文字コード列が送信された場合、図3(A)に示すテキストがディスプレイ30に表示される。そして、ステップS11の処理が終了すると、送信処理は終了する。
なお、ステップS5で“NO”であれば、つまり作成されたメッセージの本文に定型文が含まれていなければ、ステップS9では、変換バッファ332に格納される文字コード列がそのままメッセージサーバ202に送信される。
また、ステップS11の処理では、変換バッファ330に格納されている文字コード列を、テキストに変換して、ディスプレイ30に表示してもよい。この場合、定型文番号は、対応する定型文に変換された後に表示される。
図7は受信処理のフロー図である。メッセージサーバ202から新着メッセージの通知が有ると、プロセッサ24は、ステップS21で文字コードを受信する。つまり、メッセージの本文の文字コード列をメッセージサーバ202から受信する。また、受信された文字コードは変換バッファ332に一旦格納される。なお、ステップS21の処理を実行するプロセッサ24は受信部として機能する。
続いて、ステップS23では、定型文番号の文字コードを検索する。つまり、定型文リストに基づいて、変換バッファ332に格納されている文字コード列の中から、特定ヘッダ(#:23)と定型文番号(たとえば、「00」:30 30)との文字コードが連続している箇所(たとえば、「23 30 30」)を検索する。
続いて、ステップS25では、定型文番号の文字コードが含まれているか否かを判断する。つまり、ステップS23の検索処理によって、変換バッファ332に格納される文字コード列に定型文番号の文字コードが含まれているという検索結果が得られたか否かを判断する。なお、ステップS25の処理を実行するプロセッサ24は、第2判断部または判断部として機能する。
ステップS25で“YES”であれば、つまり受信されたメッセージの本文に定型文番号が含まれていれば、ステップS27で定型文番号の文字コードを、定型文の文字コードに変換する。たとえば、図3(D)に示す文字コード列が変換バッファ332に格納されていれば、定型文リストに基づいて、図3(B)に示す文字コードに変換される。なお、ステップS27の処理を実行するプロセッサ24は、第3文字コード変換部または文字コード変換部として機能する。
続いて、ステップS29では、文字コードをテキストに変換する。たとえば、図3(B)に示す文字コード列が変換バッファ332に格納されていれば、図3(A)に示すテキストに変換される。そして、変換されたテキストデータは、受信済メッセージデータ338に加えられる。なお、ステップS29の処理を実行するプロセッサ24はテキスト変換部として機能する。
続いて、ステップS31では、受信済メッセージを表示する。つまり、受信済メッセージデータ338に加えられた、最新の受信済メッセージの本文を示すテキストがディスプレイ30に表示される。そして、ステップS31の処理が終了すれば、受信処理を終了する。なお、ステップS31の処理を実行するプロセッサ24はテキスト表示部として機能する。
なお、ステップS25で“NO”であれば、つまり受信済メッセージに定型文番号が含まれていなければ、ステップS29で、変換バッファ332に格納されている文字コード列がテキストに変換される。
図8は確認処理のフロー図である。たとえば、使用者によって定型文確認キー80が操作されると、プロセッサ24はステップS41で定型文番号を検索する。たとえば、番号表示モードであるかを判断するために、特定ヘッダと定型文番号とから構成される文字列が検索される。続いて、ステップS43では、番号表示モードか否かを判断する。たとえば、メッセージの本文に、特定ヘッダおよび定型文番号から構成される文字列が含まれているという検索結果が得られたかを判断する。
ステップS43で“NO”であれば、たとえば文字表示モードでなければ、ステップS45で強調表示モードか否かを判断する。つまり、強調表示フラグ340がオンであるか否かを判断する。
ステップS45で“NO”であれば、つまり強調表示モードでなければ、ステップS47で定型文を検索する。つまり、通常表示モードであるため、定型文リストに基づいて、送信メッセージバッファ330に格納されているテキストから定型文を検索する。続いて、ステップS49で定型文が含まれているか否かを判断する。つまり、ステップS47で検索された結果、送信メッセージバッファ330に格納されているテキストに定型文が含まれていたかを判断する。ステップS49で“YES”であれば、つまり送信メッセージの本文に定型文が含まれていれば、ステップS51で定型文の表示を強調表示に変更する。たとえば、図4(B)に示すように、定型文の文字色を赤色に変更し、定型文の背景色を黄色に変更する。なお、ステップS51の処理を実行するプロセッサ24は変更部として機能する。
続いて、ステップS53では、強調表示フラグ340をオンにする。つまり、強調表示モードであることを示すために、強調表示フラグ340がオンにされる。そして、ステップS53の処理が終了すれば、確認処理を終了する。なお、ステップS49で“NO”であれば、つまり送信メッセージの本文に定型文が含まれていなければ、ステップS55でエラー表示をする。つまり、使用者に対して、送信メッセージの本文に定型文が含まれていないことを通知する。また、具体的には、「メッセージの本文に定型文は含まれていません」などの文字列がディスプレイ30に表示される。
また、ステップS45で“YES”であれば、つまり強調表示モードであれば、ステップS57で定型文を検索する。つまり、ステップS47と同様に、定型文を検索する。続いて、ステップS59では、定型文を定型文番号に変換する。たとえば、定型文リストデータ334に基づいて、メッセージの本文に含まれる定型文を、対応する定型文番号に変換する。その結果、ディスプレイ30の表示は、図4(B)の状態から図4(C)の状態に変化する。なお、ステップS59の処理を実行するプロセッサ24は番号変換部として機能する。
続いて、ステップS61では、強調表示フラグ340をオフにし、確認処理を終了する。つまり、番号表示モードに遷移したため、強調表示モードであることを示す強調表示フラグ340はオフにされる。なお、本実施例では、変換後の定型文番号も強調表示されるようにしているが、他の実施例では、文字色および背景色が元の色に戻されてもよい。
また、ステップS43で“YES”であれば、たとえば番号表示モードであれば、ステップS63で定型文番号を定型文に変換する。つまり、定型文リストデータ334に基づいて、本文に含まれる定型文番号を、対応する定型文に変換する。ここで、定型文番号が強調表示されている場合は、定型文の文字色および背景色を通常の色に戻す。また、ステップS63の処理を実行するプロセッサ24は定型文変換部として機能する。
なお、本実施例では、送信前のメッセージが表示されているときの確認処理について説明したが、送信済メッセージが表示されているときに確認処理が実行されてもよい。さらに、受信済みメッセージが表示されているときに確認処理が実行されてもよい。
以上の説明から分かるように、メールシステム100の携帯電話機10aおよび携帯電話機10bはショートメッセージサービスに対応し、2台の携帯電話機10の間では、ショートメッセージによって、本文を示すテキストデータが文字コードとして送信/受信される。また、2台の携帯電話機10のRAM34には、「おはようございます」などの使用頻度の高い定型文の文字コードと、その定型文よりも文字数が少ない「00」などの定型文番号の文字コードとが関連付けられたリストデータ334が記憶される。
携帯電話機10aでショートメッセージの送信操作が行われると、本文を示すテキストは文字コード列に変換される。また、変換後の文字コードから定型文の文字コードが検索され、見つかった場合は、その定型文の文字コードは対応する定型文番号の文字コードに変換される。そして、定型文が定型文番号に変換されると、ショートメッセージの本文を示すテキストの文字コード列が送信される。
また、携帯電話機10bでは、文字コードで送信されたショートメッセージのテキストが受信される。また、受信した文字コード列から定型文番号の文字コードが検索され、見つかった場合は、その定型文番号の文字コードは対応する定型文の文字コードに変換される。その後、受信および変換された文字コード列がテキストに変換され、ディスプレイ30に表示される。
このように、送信/受信のときにはテキストの文字数を少なくすることで、送信可能な最大文字数を超える文章であっても、送信/受信することができる。
なお、他の実施例では、「#」以外の特定ヘッダが利用されてもよい。また、定型文リストの内容は、携帯電話機10のOSアップデートなどと合わせて更新されてもよい。
また、本実施例の定型文リストは、全ての通信業者間で共通して利用されることを想定しているが、単一の通信業者だけで利用されてもよい。
また、その他の実施例では、携帯電話機10aによって送信されたテキストが、ブログなどにアップロードされてもよい。たとえば、アップロードの文字数が制限される「Twitter(登録商標)」などのブログは、電子メールを利用したアップロードサービスに対応していることがある。この場合、使用者は、アップロードする内容を電子メールの本文に書いて、ブログの管理サーバに対して電子メール送信することで、テキストをアップロードできる。そこで、その他の実施例では、管理サーバのRAMにも定型文リストデータ334を予め記憶させておく。これにより、携帯電話機10が定型文番号を含むテキストの文字コードを管理サーバに送信すれば、管理サーバは、定型文番号の文字コードを定型文の文字コードに変換して、保存することができる。そして、アップロードされたテキストが閲覧されると、アップロードの最大文字数を超えるテキストが、携帯電話機やPCなどのディスプレイなどに表示される。ここで、管理サーバで受信処理が実行される場合、受信済メッセージを表示するステップS31の処理は省略されてもよい。
また、さらにその他の実施例では、相手の携帯電話機が定型文リストデータ持っていると判断できる場合、句読点や感嘆詞および疑問詞が入力される毎に定型文が入力されたかを判断し、本文に定型文が含まれていれば、自動的に強調表示モードに遷移してもよい。この場合、アドレス帳には、相手の電話番号と定型文リストデータの有無を示すデータ(フラグ)とが予め対応づけて登録されている。そして、宛先として相手の電話番号が選択された時点で、プロセッサ24は相手の携帯電話機が定型文リストデータ持っているかを判断する。また、相手の携帯電話機が定型文リストデータ持っていないと判断された場合には、本文の定型文は定型文番号に変換されずに相手に送信される。
また、携帯電話機10の通信方式はCDMA方式であるが、LTE(Long Term Evolution)方式、W−CDMA方式、GSM方式、TDMA方式、FDMA方式およびPHS方式などが採用されてもよい。
また、本実施例で用いられた複数のプログラムは、データ配信用のサーバのHDDに記憶され、ネットワークを介して携帯電話機10に配信されてもよい。また、CD,DVD,BD(Blu−ray Disc)などの光学ディスク、USBメモリおよびメモリカードなどの記憶媒体に複数のプログラムを記憶させた状態で、その記憶媒体が販売または配布されてもよい。そして、上記したサーバや記憶媒体などを通じてダウンロードされた、複数のプログラムが本実施例と同等の構成の携帯電話機にインストールされた場合、本実施例と同等の効果が得られる。
さらに、本実施例は、携帯電話機10のみに限らず、スマートフォンおよびPDA(Personal Digital Assistant)に適用されてもよい。
そして、本明細書中で挙げた、最大文字数、定型文番号および文字コードなどの具体的な数値は、いずれも単なる一例であり、製品の仕様などの必要に応じて適宜変更可能である。
10 … 携帯電話機
12 … アンテナ
14 … 無線通信回路
24 … プロセッサ
26 … キー入力装置
34 … RAM

Claims (10)

  1. メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部、
    定型文と前記定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータを記憶する記憶部、
    記テキストに、前記定型文が含まれているかを判断する判断部、
    記判断部によって前記定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文対応する定型文番号に変換する定型文番号変換部、
    前記定型文番号変換部によって前記定型文が前記定型文番号に変換された後、前記表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更部、および
    前記定型文番号変換部によって変換された前記定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信部を備える、通信端末。
  2. 前記表示部は、前記テキストをさらに表示し、
    前記表示部は、前記文字数変更部によって残り文字数が変更されたとき、前記テキストと共に変更後の残り文字数を表示する、請求項1記載の通信端末。
  3. 記テキストに前記定型文が含まれているとき、前記表示部が表示する前記定型文を強調表示に変更する変更部をさらに備える、請求項2記載の通信端末。
  4. 記表示部は、前記定型文番号変換部によって変換された前記定型文番号を含むテキストを表示する、請求項2または3記載の通信端末。
  5. 前記テキストに前記定型文番号が含まれているとき、前記リストデータに基づいて、前記定型文番号を前記定型文に変換する定型文変換部をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の通信端末。
  6. 前記テキストに含まれる前記定型文番号が前記定型文変換部によって前記定型文に変換されたとき、変更後の残り文字数に下線が付される、請求項5記載の通信端末。
  7. メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部および定型文と前記定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータを記憶する記憶部を有する、通信端末のプロセッサを、
    記テキストに、前記定型文が含まれているかを判断する判断部、
    記判断部によって前記定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文対応する定型文番号に変換する定型文番号変換部、
    前記定型文番号変換部によって前記定型文が前記定型文番号に変換された後、前記表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更部、および
    前記定型文番号変換部によって変換された前記定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信部として機能させる、送信プログラム。
  8. メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部および定型文と前記定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータを記憶する記憶部を有する、通信端末における送信方法であって、前記通信端末のプロセッサが、
    記テキストに、前記定型文が含まれているかを判断する判断ステップ
    前記判断ステップによって前記定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文対応する定型文番号に変換する定型文番号変換ステップ
    前記定型文番号変換ステップによって前記定型文が前記定型文番号に変換された後、前記表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更ステップ、および
    前記定型文番号変換ステップによって変換された前記定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信ステップを実行する、送信方法。
  9. 第1通信端末および第2通信端末を有する、メールシステムであって、
    前記第1通信端末は、
    メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部、
    定型文と前記定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータを記憶する第1記憶部、
    記テキストに、前記定型文が含まれているかを判断する第1判断部、
    前記第1判断部によって前記定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文対応する定型文番号に変換する定型文番号変換部、
    前記定型文番号変換部によって前記定型文が前記定型文番号に変換された後、前記表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更部、および
    前記定型文番号変換部によって変換された前記定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信部を備え、
    前記第2通信端末は、
    前記リストデータを記憶する第2記憶部、
    信された前記メッセージデータを受信する受信部、
    前記受信部によって受信された前記メッセージデータのテキストに、前記定型文番号が含まれているかを判断する第2判断部、
    前記第2判断部によって前記定型文番号が含まれていると判断されたとき、その定型文番号対応する定型文に変換するテキスト変換部、および
    前記テキスト変換部によって変換された前記定型文を含むテキストを表示するテキスト表示部を備える、メールシステム。
  10. 第1通信端末および第2通信端末を有する、メールシステムにおける送信/受信方法であって、
    前記第1通信端末は、メッセージのためのテキストを入力するときに、送信可能な残り文字数を表示する表示部および定型文と前記定型文よりも文字数が少ない定型文番号とが関連付けられたリストデータを記憶する第1記憶部を備え、前記第1通信端末のプロセッサが、
    記テキストに、前記定型文が含まれているかを判断する第1判断ステップ
    前記第1判断ステップによって前記定型文が含まれていると判断されたとき、その定型文対応する定型文番号に変換する定型文番号変換ステップ
    前記定型文番号変換ステップによって前記定型文が前記定型文番号に変換された後、前記表示部によって表示される残り文字数を変更する文字数変更ステップ、および
    前記定型文番号変換ステップによって変換された前記定型文番号を含むメッセージデータを送信する送信ステップを実行し、
    前記第2通信端末は、前記リストデータを記憶する第2記憶部を備え、前記第2通信端末のプロセッサが、
    信された前記メッセージデータを受信する受信ステップ
    前記受信ステップによって受信された前記メッセージデータのテキストに、前記定型文番号が含まれているかを判断する第2判断ステップ
    前記第2判断ステップによって前記定型文番号が含まれていると判断されたとき、その定型文番号対応する定型文に変換するテキスト変換ステップ、および
    前記テキスト変換ステップによって変換された前記定型文を含むテキストを表示するテキスト表示ステップを実行する、送信/受信方法。
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