JP2000067191A - カラーバーコードの生成方法及び装置並びに再生方法及び装置 - Google Patents
カラーバーコードの生成方法及び装置並びに再生方法及び装置Info
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- JP2000067191A JP2000067191A JP10236075A JP23607598A JP2000067191A JP 2000067191 A JP2000067191 A JP 2000067191A JP 10236075 A JP10236075 A JP 10236075A JP 23607598 A JP23607598 A JP 23607598A JP 2000067191 A JP2000067191 A JP 2000067191A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多くの情報を記録できるカラーバーコードを
用いて複数種類の情報、すなわちマルチメディア情報を
効率的に記録し、再生する方法を提案する。 【解決手段】 対象となる情報の種類がn(nは自然
数)である場合に、nビットのビットコードの種類2n
に対し、それぞれ異なる色を割り当てた対応表7と、前
記n種類の情報をそれぞれ所定の方法に従ってビット化
する手段5と、前記各情報のビット列における対応ビッ
トで生成される前記ビットコードから、前記対応表に従
って色を選択する手段6と、前記選択された色を配列し
カラーバーコードを生成する手段8とを備える。
用いて複数種類の情報、すなわちマルチメディア情報を
効率的に記録し、再生する方法を提案する。 【解決手段】 対象となる情報の種類がn(nは自然
数)である場合に、nビットのビットコードの種類2n
に対し、それぞれ異なる色を割り当てた対応表7と、前
記n種類の情報をそれぞれ所定の方法に従ってビット化
する手段5と、前記各情報のビット列における対応ビッ
トで生成される前記ビットコードから、前記対応表に従
って色を選択する手段6と、前記選択された色を配列し
カラーバーコードを生成する手段8とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーバーコード
の生成及び再生方法に関し、特に複数の異なる種類の情
報を1つのカラーバーコード上に記録し、復元するため
の方法に関する。
の生成及び再生方法に関し、特に複数の異なる種類の情
報を1つのカラーバーコード上に記録し、復元するため
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理技術の発達によって、情報をコ
ード化して記録したバーコードの多様化が進んでいる。
限られた面積の中に、より多くの情報を記録するため
に、新しい種類のバーコードの提案が多くなされてい
る。そのようなバーコードの一つに、カラーバーコード
と呼ばれる、色分けによって情報ビットを表現するもの
がある。そしてカラーバーコードの記録方法や再生方法
について、幾つかの提案がなされている(特開昭60−
129891号公報、特開平3−241483号公報、
特開平5−242287号公報など)。
ード化して記録したバーコードの多様化が進んでいる。
限られた面積の中に、より多くの情報を記録するため
に、新しい種類のバーコードの提案が多くなされてい
る。そのようなバーコードの一つに、カラーバーコード
と呼ばれる、色分けによって情報ビットを表現するもの
がある。そしてカラーバーコードの記録方法や再生方法
について、幾つかの提案がなされている(特開昭60−
129891号公報、特開平3−241483号公報、
特開平5−242287号公報など)。
【0003】一方で、情報処理技術の発達により、テキ
スト情報だけでなく、画像、音声、動画などの情報のデ
ジタル化が容易になり、このような複数の種類の情報を
複合して利用すること、すなわちマルチメディア化が推
進されている。情報のマルチメディア化により、情報の
多角的、多面的表現が可能になる。
スト情報だけでなく、画像、音声、動画などの情報のデ
ジタル化が容易になり、このような複数の種類の情報を
複合して利用すること、すなわちマルチメディア化が推
進されている。情報のマルチメディア化により、情報の
多角的、多面的表現が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、多くの情報を記録できるカラーバーコードを用いて
複数種類の情報、すなわちマルチメディア情報を効率的
に記録し、再生する方法を提案することにある。
は、多くの情報を記録できるカラーバーコードを用いて
複数種類の情報、すなわちマルチメディア情報を効率的
に記録し、再生する方法を提案することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るカラーバーコードの生成方法は、対象とな
る情報の種類がn(nは自然数)である場合に、nビッ
トのビットコードの種類2nに対し、それぞれ異なる色
を割り当てた対応表を作成する工程と、前記n種類の情
報をそれぞれ所定の方法に従ってビット化する工程と、
前記各情報のビット列における対応ビットで生成される
前記ビットコードから、前記対応表に従って色を選択す
る工程と、前記選択された色を配列しカラーバーコード
を生成する工程とを備えて構成される。
本発明に係るカラーバーコードの生成方法は、対象とな
る情報の種類がn(nは自然数)である場合に、nビッ
トのビットコードの種類2nに対し、それぞれ異なる色
を割り当てた対応表を作成する工程と、前記n種類の情
報をそれぞれ所定の方法に従ってビット化する工程と、
前記各情報のビット列における対応ビットで生成される
前記ビットコードから、前記対応表に従って色を選択す
る工程と、前記選択された色を配列しカラーバーコード
を生成する工程とを備えて構成される。
【0006】本発明はまた、前記方法により生成された
カラーバーコードから情報を再生する方法であって、前
記カラーバーコードを光学的に読み取る工程と、読み取
ったカラーバーコードの各ビットの色を、2n種類の色
の何れかに識別する工程と、前記カラーバーコードの各
ビットの色を、前記対応表に従ってビットコードに変換
する工程と、前記ビットコードの各桁を前記カラーバー
コードのビットの並びに従って得られるn個のビット列
から、それぞれ所定の方法に従って元のn種類の情報に
復元する工程とを備えて構成される。
カラーバーコードから情報を再生する方法であって、前
記カラーバーコードを光学的に読み取る工程と、読み取
ったカラーバーコードの各ビットの色を、2n種類の色
の何れかに識別する工程と、前記カラーバーコードの各
ビットの色を、前記対応表に従ってビットコードに変換
する工程と、前記ビットコードの各桁を前記カラーバー
コードのビットの並びに従って得られるn個のビット列
から、それぞれ所定の方法に従って元のn種類の情報に
復元する工程とを備えて構成される。
【0007】また、本発明はカラーバーコードの生成装
置に関する。本発明の生成装置は、対象となる情報の種
類がn(nは自然数)である場合に、nビットのビット
コードの種類2nに対し、それぞれ異なる色を割り当て
た対応表と、前記n種類の情報をそれぞれ所定の方法に
従ってビット化する手段と、前記各情報のビット列にお
ける対応ビットで生成される前記ビットコードから、前
記対応表に従って色を選択する手段と、前記選択された
色を配列しカラーバーコードを生成する手段とを備えて
構成される。
置に関する。本発明の生成装置は、対象となる情報の種
類がn(nは自然数)である場合に、nビットのビット
コードの種類2nに対し、それぞれ異なる色を割り当て
た対応表と、前記n種類の情報をそれぞれ所定の方法に
従ってビット化する手段と、前記各情報のビット列にお
ける対応ビットで生成される前記ビットコードから、前
記対応表に従って色を選択する手段と、前記選択された
色を配列しカラーバーコードを生成する手段とを備えて
構成される。
【0008】更に、本発明は、前記方法により生成され
たカラーバーコードから情報を再生する装置に関する。
本発明の再生装置は、前記カラーバーコードを光学的に
読み取る手段と、読み取ったカラーバーコードの各ビッ
トの色を、2n種類の色の何れかに識別する手段と、前
記カラーバーコードの各ビットの色を、前記対応表に従
ってビットコードに変換する手段と、前記ビットコード
の各桁を前記カラーバーコードのビットの並びに従って
得られるn個のビット列から、それぞれ所定の方法に従
って元のn種類の情報に復元する手段とを備えて構成さ
れる。
たカラーバーコードから情報を再生する装置に関する。
本発明の再生装置は、前記カラーバーコードを光学的に
読み取る手段と、読み取ったカラーバーコードの各ビッ
トの色を、2n種類の色の何れかに識別する手段と、前
記カラーバーコードの各ビットの色を、前記対応表に従
ってビットコードに変換する手段と、前記ビットコード
の各桁を前記カラーバーコードのビットの並びに従って
得られるn個のビット列から、それぞれ所定の方法に従
って元のn種類の情報に復元する手段とを備えて構成さ
れる。
【0009】また、本発明において、前記カラーバーコ
ードは、2次元バーコードで表現されたものであること
が好ましい。
ードは、2次元バーコードで表現されたものであること
が好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って説明する。図1は、本発明の一実施形態におけ
るカラーバーコード生成装置の構成ブロック図である。
本実施形態におけるカラーバーコード生成装置は、入力
した3種類の関連情報、すなわちテキスト(文字情
報)、音声及び画像をデジタル化し、それらの情報を格
納した一つのカラーバーコードを生成するものである。
カラーバーコード生成装置は、テキスト入力部1、音声
デジタル化部2、画像デジタル化部3及び情報記憶部4
を備えている。
に沿って説明する。図1は、本発明の一実施形態におけ
るカラーバーコード生成装置の構成ブロック図である。
本実施形態におけるカラーバーコード生成装置は、入力
した3種類の関連情報、すなわちテキスト(文字情
報)、音声及び画像をデジタル化し、それらの情報を格
納した一つのカラーバーコードを生成するものである。
カラーバーコード生成装置は、テキスト入力部1、音声
デジタル化部2、画像デジタル化部3及び情報記憶部4
を備えている。
【0011】テキスト入力部1は、テキストを対応文字
コードに変換するものであり、キーボード及びテキスト
エディタの組み合わせによる入力インターフェースで構
成される。テキスト入力部1により入力される1つのま
とまった文字情報は、一塊のビット列データとして、磁
気記録その他の方法による情報記憶部4に記憶される。
元となるテキスト情報が紙面上のものである場合、OC
Rその他の画像−テキスト変換手段を含んで上記テキス
ト入力部1を構成することもできる。音声デジタル化部
2は、音声をPCM(Pulse Coding Modulation)その
他の符号化方式によりビット信号に変換するものであ
り、マイクロフォン及びハードウェア又はソフトウェア
で構成されるA/Dコンバータを含んで構成することが
できる。文字情報の場合と同様に、入力された音声情報
は、一塊のビット列データとして、情報記憶部4に格納
される。
コードに変換するものであり、キーボード及びテキスト
エディタの組み合わせによる入力インターフェースで構
成される。テキスト入力部1により入力される1つのま
とまった文字情報は、一塊のビット列データとして、磁
気記録その他の方法による情報記憶部4に記憶される。
元となるテキスト情報が紙面上のものである場合、OC
Rその他の画像−テキスト変換手段を含んで上記テキス
ト入力部1を構成することもできる。音声デジタル化部
2は、音声をPCM(Pulse Coding Modulation)その
他の符号化方式によりビット信号に変換するものであ
り、マイクロフォン及びハードウェア又はソフトウェア
で構成されるA/Dコンバータを含んで構成することが
できる。文字情報の場合と同様に、入力された音声情報
は、一塊のビット列データとして、情報記憶部4に格納
される。
【0012】画像デジタル化部3は、紙その他の記録媒
体上のアナログ画像を読み取って、ビット信号に変換す
るものである。画像デジタル化部3は、画像読み取り手
段、画像処理手段を備えて構成され、読み取った画像を
面分割し、該面分割された各エリアの明暗に従ってビッ
ト情報を生成する。画像デジタル化部3は、カラー画像
における色成分をビット化する機能を備えて構成するこ
ともできる。この場合、3色分光プリズム等により画像
ビットの色成分をRGB分光し、各分光された色の明暗
によりビット信号を生成する。画像デジタル化部3で生
成された一塊のビット情報は、情報記憶部4に格納され
る。
体上のアナログ画像を読み取って、ビット信号に変換す
るものである。画像デジタル化部3は、画像読み取り手
段、画像処理手段を備えて構成され、読み取った画像を
面分割し、該面分割された各エリアの明暗に従ってビッ
ト情報を生成する。画像デジタル化部3は、カラー画像
における色成分をビット化する機能を備えて構成するこ
ともできる。この場合、3色分光プリズム等により画像
ビットの色成分をRGB分光し、各分光された色の明暗
によりビット信号を生成する。画像デジタル化部3で生
成された一塊のビット情報は、情報記憶部4に格納され
る。
【0013】カラーコード生成装置は、またビットコー
ド生成部5を備える。ビットコード生成部5は、情報記
憶部4に格納された3種類の情報、すなわちテキスト、
音声及び画像のビット列化された情報を読み出し、該ビ
ット列からビットコードを生成する。ここで、ビットコ
ードは、入力情報の数に対応した桁数のビット列であ
り、入力情報のビット列の各対応ビットにより構成され
る。本実施形態において、入力情報数は3であるから、
3桁のビット列でビットコードが構成される。例えば、
テキスト、音声、画像情報の第1ビットが、それぞれ
「1」「0」「0」である場合、これに対応するビット
コードとして「100」(これを10進表記すれば、
「4」)が得られる。
ド生成部5を備える。ビットコード生成部5は、情報記
憶部4に格納された3種類の情報、すなわちテキスト、
音声及び画像のビット列化された情報を読み出し、該ビ
ット列からビットコードを生成する。ここで、ビットコ
ードは、入力情報の数に対応した桁数のビット列であ
り、入力情報のビット列の各対応ビットにより構成され
る。本実施形態において、入力情報数は3であるから、
3桁のビット列でビットコードが構成される。例えば、
テキスト、音声、画像情報の第1ビットが、それぞれ
「1」「0」「0」である場合、これに対応するビット
コードとして「100」(これを10進表記すれば、
「4」)が得られる。
【0014】ビットコード生成部5で生成されたビット
コードは、色コード変換部6において、対応する色コー
ドに変換される。色コード変換部6は、予め用意された
ビットコードと色コードとの対応表(色−ビットコード
対応表7)を参照し、入力ビットコードに対応する色コ
ードを抽出して出力する。図2は、色−ビットコード対
応表7の一例を示したものである。3ビットのビットコ
ードの組み合わせは8(23)種類であり、各ビットコ
ードに8色の色が割り当てられている。色コード変換部
6は、入力されたビットコードを対応表7から検索し、
対応する色のコードを出力する。例えば、入力ビットコ
ードが「100」である場合には、対応表より「赤」を
抽出し、「赤」を特定する色コードをカラーバーコード
生成部8へ出力する。
コードは、色コード変換部6において、対応する色コー
ドに変換される。色コード変換部6は、予め用意された
ビットコードと色コードとの対応表(色−ビットコード
対応表7)を参照し、入力ビットコードに対応する色コ
ードを抽出して出力する。図2は、色−ビットコード対
応表7の一例を示したものである。3ビットのビットコ
ードの組み合わせは8(23)種類であり、各ビットコ
ードに8色の色が割り当てられている。色コード変換部
6は、入力されたビットコードを対応表7から検索し、
対応する色のコードを出力する。例えば、入力ビットコ
ードが「100」である場合には、対応表より「赤」を
抽出し、「赤」を特定する色コードをカラーバーコード
生成部8へ出力する。
【0015】図3の例に従って、ビットコード生成部5
及び色コード変換部6の機能を更に説明する。図の例で
は、テキスト情報のビット列として「10011
1...」、音声情報のビット列として「00110
1...」、画像情報のビット列として「00101
1...」が、それぞれ出力されている。各ビット列の
対応ビットにより得られるビットコードは、先頭ビット
(第1桁目)から順に、「100」「000」「01
1」「110」「101」「111」...となる。図
2に示した対応表により、図3の下表の通り、前記各ビ
ットコードに対して、「赤」「紫」「緑」「黒」「白」
「茶」...が得られることとなる。
及び色コード変換部6の機能を更に説明する。図の例で
は、テキスト情報のビット列として「10011
1...」、音声情報のビット列として「00110
1...」、画像情報のビット列として「00101
1...」が、それぞれ出力されている。各ビット列の
対応ビットにより得られるビットコードは、先頭ビット
(第1桁目)から順に、「100」「000」「01
1」「110」「101」「111」...となる。図
2に示した対応表により、図3の下表の通り、前記各ビ
ットコードに対して、「赤」「紫」「緑」「黒」「白」
「茶」...が得られることとなる。
【0016】カラーバーコード生成部8は、色コード変
換部6から連続的に入力される色コードに基いて、カラ
ーバーコードのイメージデータを生成する。生成される
カラーバーコードは、色ビットを順次マトリックス状に
配列した2次元カラーバーコードとすることができる。
また、他の情報を格納した既存の2次元バーコード(例
えば、マキシコード、ベリコード、QRコードなど)に
色ビットを重畳し(例えば、バーコードの黒ビットを色
ビットに変更する)、バーコードを生成しても良い。カ
ラーバーコード生成部8で生成されたカラーバーコード
のイメージデータは、カラーバーコード印刷部9によっ
て、記録媒体上に印刷される。カラーバーコード印刷部
9は、シアン、マゼンタ、イエロー及び黒のインクを混
在することによって、前記8種類の色を表現するように
構成されたものを用いることができる。
換部6から連続的に入力される色コードに基いて、カラ
ーバーコードのイメージデータを生成する。生成される
カラーバーコードは、色ビットを順次マトリックス状に
配列した2次元カラーバーコードとすることができる。
また、他の情報を格納した既存の2次元バーコード(例
えば、マキシコード、ベリコード、QRコードなど)に
色ビットを重畳し(例えば、バーコードの黒ビットを色
ビットに変更する)、バーコードを生成しても良い。カ
ラーバーコード生成部8で生成されたカラーバーコード
のイメージデータは、カラーバーコード印刷部9によっ
て、記録媒体上に印刷される。カラーバーコード印刷部
9は、シアン、マゼンタ、イエロー及び黒のインクを混
在することによって、前記8種類の色を表現するように
構成されたものを用いることができる。
【0017】なお、前記テキスト入力部1、音声デジタ
ル化部2、画像デジタル化部3、情報記憶部4、ビット
コード生成部5、色コード変換部6及びカラーバーコー
ド生成部8は、コンピュータ装置、その周辺機器及び該
コンピュータ装置上で実行可能なプログラムにより実現
することができる。また、カラーバーコード印刷部9
は、前記コンピュータ装置に接続されたカラープリンタ
装置により構成することができる。
ル化部2、画像デジタル化部3、情報記憶部4、ビット
コード生成部5、色コード変換部6及びカラーバーコー
ド生成部8は、コンピュータ装置、その周辺機器及び該
コンピュータ装置上で実行可能なプログラムにより実現
することができる。また、カラーバーコード印刷部9
は、前記コンピュータ装置に接続されたカラープリンタ
装置により構成することができる。
【0018】図4は、本発明の一実施形態に係るカラー
バーコード再生装置の構成ブロック図である。カラーバ
ーコード再生装置は、前記カラーバーコード生成装置に
より生成され、任意の媒体上に印刷されたカラーバーコ
ードを読み取って、そこに記録されたテキスト、音声及
び画像情報を抽出して再生するものである。図におい
て、カラーバーコード再生装置は、カラーバーコード読
み取り部11、色ビット判定部12、ビットコード変換
部13、及びビット列分割部14を備える。カラーバー
コード読み取り部11は、CCDその他の画像読み取り
手段により構成され、カラーバーコードを走査して、バ
ーコードで表現された各ビットの色を取得する。色ビッ
ト判定部12は、カラーバーコード読み取り部11で取
得した各ビットの色を判定する。本実施形態において色
ビット判定部12で識別される色は、前記対応表7で定
められた8色である。色ビット判定部12は、順次カラ
ーバーコードの各ビットの色を識別し、該色に対応した
色コードをビットコード変換部へ出力する。
バーコード再生装置の構成ブロック図である。カラーバ
ーコード再生装置は、前記カラーバーコード生成装置に
より生成され、任意の媒体上に印刷されたカラーバーコ
ードを読み取って、そこに記録されたテキスト、音声及
び画像情報を抽出して再生するものである。図におい
て、カラーバーコード再生装置は、カラーバーコード読
み取り部11、色ビット判定部12、ビットコード変換
部13、及びビット列分割部14を備える。カラーバー
コード読み取り部11は、CCDその他の画像読み取り
手段により構成され、カラーバーコードを走査して、バ
ーコードで表現された各ビットの色を取得する。色ビッ
ト判定部12は、カラーバーコード読み取り部11で取
得した各ビットの色を判定する。本実施形態において色
ビット判定部12で識別される色は、前記対応表7で定
められた8色である。色ビット判定部12は、順次カラ
ーバーコードの各ビットの色を識別し、該色に対応した
色コードをビットコード変換部へ出力する。
【0019】ビットコード変換部13は、前記色コード
変換部6と逆の機能を実現するもので、入力した色コー
ドを、図2に示した色−ビットコード対応表7に従っ
て、対応するビットコードに変換する。ビットコード変
換部13には、カラーバーコードの各ビットの色コード
が連続的に入力され、ここで順次変換された後、ビット
列分割部14へ一連のビット列として出力される。ビッ
ト列分割部14は、入力したビット列を3つのビット列
に分割する。ビット列分割部14に入力されるビット列
は、テキスト、音声及び画像の情報ビットを、3つ置き
に配置して生成されたものである。ビット列分割部14
では、3つのバッファに1ビットずつ順次出力を切り替
えて、ビット列の分割を実現することができる。各バッ
ファに切り出されたテキスト、音声及び画像の3つのビ
ット列は、それぞれ情報記憶部15に格納される。
変換部6と逆の機能を実現するもので、入力した色コー
ドを、図2に示した色−ビットコード対応表7に従っ
て、対応するビットコードに変換する。ビットコード変
換部13には、カラーバーコードの各ビットの色コード
が連続的に入力され、ここで順次変換された後、ビット
列分割部14へ一連のビット列として出力される。ビッ
ト列分割部14は、入力したビット列を3つのビット列
に分割する。ビット列分割部14に入力されるビット列
は、テキスト、音声及び画像の情報ビットを、3つ置き
に配置して生成されたものである。ビット列分割部14
では、3つのバッファに1ビットずつ順次出力を切り替
えて、ビット列の分割を実現することができる。各バッ
ファに切り出されたテキスト、音声及び画像の3つのビ
ット列は、それぞれ情報記憶部15に格納される。
【0020】カラーバーコード再生装置は、更に、情報
記憶部15に格納されたテキスト、音声及び画像情報
を、表示又は再生するテキスト表示部16、音声再生部
17、画像表示部18を備える。テキスト表示部16
は、ディスプレイ装置及び該ディスプレイ装置上にテキ
ストを表示可能にするテキストビューワその他のソフト
ウェアを含むことができる。音声再生部17は、ハード
ウェア又はソフトウェアで構成されるD/Aコンバータ
及びスピーカを含んで構成され、符号化された音声情報
を復号化して、音声再生する。画像表示部18は、ディ
スプレイ装置及び該ディスプレイ装置上に画像を表示可
能にする画像ビューワその他のソフトウェアを含むこと
ができる。
記憶部15に格納されたテキスト、音声及び画像情報
を、表示又は再生するテキスト表示部16、音声再生部
17、画像表示部18を備える。テキスト表示部16
は、ディスプレイ装置及び該ディスプレイ装置上にテキ
ストを表示可能にするテキストビューワその他のソフト
ウェアを含むことができる。音声再生部17は、ハード
ウェア又はソフトウェアで構成されるD/Aコンバータ
及びスピーカを含んで構成され、符号化された音声情報
を復号化して、音声再生する。画像表示部18は、ディ
スプレイ装置及び該ディスプレイ装置上に画像を表示可
能にする画像ビューワその他のソフトウェアを含むこと
ができる。
【0021】前記テキスト表示部16、音声再生部17
及び画像表示部18によるテキスト表示、音声再生及び
画像表示は、これらの情報が関連する情報である場合、
その間の同期をとって前記表示及び再生をするよう構成
することもできる。例えば、順次表示される複数の画像
の説明を、テキスト及び音声で行わせるような場合、表
示される画像の切替えに合わせて、テキストを表示し、
また音声を再生するようにできる。このような同期を確
立する方法としては、前記3つの情報とは別にこれらの
間の同期についての情報を用意し、前記ビットコード生
成部5において、重畳することができる。この場合、ビ
ットコードは4ビットとなる。また、同期情報に従っ
て、情報ビット列の桁を揃えることにより実現しても良
い。
及び画像表示部18によるテキスト表示、音声再生及び
画像表示は、これらの情報が関連する情報である場合、
その間の同期をとって前記表示及び再生をするよう構成
することもできる。例えば、順次表示される複数の画像
の説明を、テキスト及び音声で行わせるような場合、表
示される画像の切替えに合わせて、テキストを表示し、
また音声を再生するようにできる。このような同期を確
立する方法としては、前記3つの情報とは別にこれらの
間の同期についての情報を用意し、前記ビットコード生
成部5において、重畳することができる。この場合、ビ
ットコードは4ビットとなる。また、同期情報に従っ
て、情報ビット列の桁を揃えることにより実現しても良
い。
【0022】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。前記実施
形態においては、テキスト、音声及び画像の情報を1つ
のカラーバーコードで表現する場合について説明した
が、本発明はこのような場合に限らず、より多くの種類
の情報(例えば動画を含むもの)を1つのカラーバーコ
ードで表現することができる。
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。前記実施
形態においては、テキスト、音声及び画像の情報を1つ
のカラーバーコードで表現する場合について説明した
が、本発明はこのような場合に限らず、より多くの種類
の情報(例えば動画を含むもの)を1つのカラーバーコ
ードで表現することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、複数種類の
情報を1つのカラーバーコードによって効率的に表現す
ることができるようになる。また、複数の情報が関連し
たものである場合、その管理及び相互の情報の同期取り
が容易になる。これによって、テキスト、音声、画像、
動画などを複合的に用いた商品の説明、マルチメディア
絵本等の作成が実現できる。
情報を1つのカラーバーコードによって効率的に表現す
ることができるようになる。また、複数の情報が関連し
たものである場合、その管理及び相互の情報の同期取り
が容易になる。これによって、テキスト、音声、画像、
動画などを複合的に用いた商品の説明、マルチメディア
絵本等の作成が実現できる。
【図1】本発明の一実施形態におけるカラーバーコード
生成装置の構成ブロック図である。
生成装置の構成ブロック図である。
【図2】色−ビットコード対応表の一例を示したもので
ある。
ある。
【図3】ビットコード生成部及び色コード変換部の機能
を説明するためのビットコードと色との対応表である。
を説明するためのビットコードと色との対応表である。
【図4】本発明の一実施形態に係るカラーバーコード再
生装置の構成ブロック図である。
生装置の構成ブロック図である。
1 テキスト入力部 2 音声デジタル化部 3 画像デジタル化部 4 情報記憶部 5 ビットコード生成部 6 色コード変換部 7 ビットコード対応表 8 カラーバーコード生成部 9 カラーバーコード印刷部 11 カラーバーコード読み取り部 12 色ビット判定部 13 ビットコード変換部 14 ビット列分割部 15 情報記憶部 16 テキスト表示部 17 音声再生部 18 画像表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 E
Claims (5)
- 【請求項1】 対象となる情報の種類がn(nは自然
数)である場合に、nビットのビットコードの種類2n
に対し、それぞれ異なる色を割り当てた対応表を作成す
る工程と、 前記n種類の情報をそれぞれ所定の方法に従ってビット
化する工程と、 前記各情報のビット列における対応ビットで生成される
前記ビットコードから、前記対応表に従って色を選択す
る工程と、 前記選択された色を配列しカラーバーコードを生成する
工程と、を備えたことを特徴とするカラーバーコードの
生成方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法により生成されたカ
ラーバーコードから情報を再生する方法であって、 前記カラーバーコードを光学的に読み取る工程と、 読み取ったカラーバーコードの各ビットの色を、2n種
類の色の何れかに識別する工程と、 前記カラーバーコードの各ビットの色を、前記対応表に
従ってビットコードに変換する工程と、 前記ビットコードの各桁を前記カラーバーコードのビッ
トの並びに従って得られるn個のビット列から、それぞ
れ所定の方法に従って元のn種類の情報に復元する工程
と、を備えたことを特徴とするカラーバーコードの情報
再生方法。 - 【請求項3】 対象となる情報の種類がn(nは自然
数)である場合に、nビットのビットコードの種類2n
に対し、それぞれ異なる色を割り当てた対応表と、 前記n種類の情報をそれぞれ所定の方法に従ってビット
化する手段と、 前記各情報のビット列における対応ビットで生成される
前記ビットコードから、前記対応表に従って色を選択す
る手段と、 前記選択された色を配列しカラーバーコードを生成する
手段と、を備えたことを特徴とするカラーバーコードの
生成装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の方法により生成されたカ
ラーバーコードから情報を再生する装置であって、 前記カラーバーコードを光学的に読み取る手段と、 読み取ったカラーバーコードの各ビットの色を、2n種
類の色の何れかに識別する手段と、 前記カラーバーコードの各ビットの色を、前記対応表に
従ってビットコードに変換する手段と、 前記ビットコードの各桁を前記カラーバーコードのビッ
トの並びに従って得られるn個のビット列から、それぞ
れ所定の方法に従って元のn種類の情報に復元する手段
と、を備えたことを特徴とするカラーバーコードの情報
再生方法。 - 【請求項5】 前記カラーバーコードが2次元バーコー
ドで表現されたものである請求項3又は4記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236075A JP2000067191A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | カラーバーコードの生成方法及び装置並びに再生方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236075A JP2000067191A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | カラーバーコードの生成方法及び装置並びに再生方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000067191A true JP2000067191A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=16995357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10236075A Withdrawn JP2000067191A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | カラーバーコードの生成方法及び装置並びに再生方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000067191A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031681A (ja) * | 2004-06-14 | 2006-02-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | バーコード作成装置、バーコード作成方法及びプログラム |
KR100786347B1 (ko) | 2006-04-14 | 2007-12-14 | (주)태성모바일 | 동영상 컬러코드 제공 장치 및 방법 |
US7823784B2 (en) | 2004-06-14 | 2010-11-02 | Fujifilm Corporation | Barcode creation apparatus, barcode creation method and program |
JP2012168858A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Kyocera Corp | メールシステム、通信端末、送信/受信方法、送信プログラム、送信方法、受信プログラムおよび受信方法 |
JP2016110216A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | トヨタ自動車株式会社 | マーカ生成装置、マーカ認識装置、マーカ生成方法、マーカ認識方法、お及びプログラム |
KR101773921B1 (ko) * | 2016-12-30 | 2017-09-12 | 주식회사 멀티코시 | 바코드 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10236075A patent/JP2000067191A/ja not_active Withdrawn
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US8622306B2 (en) | 2004-06-14 | 2014-01-07 | Fujifilm Corporation | Barcode creation apparatus, barcode creation method and program |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051114 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060118 |