JP5725525B1 - 配管固着部剥がし工具及び配管固着部剥がし方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管を破断させることなく、かつ、狭隘な作業環境においても容易にかつ安全に取り外せるようにする配管固着部剥がし工具を提供する。【解決手段】配管固着部剥がし工具1は、雌ネジSfが形成されたねじ式の管継手Jに対し端部に雄ネジSmが形成された配管Pが固着した部分を引き剥がす工具であって、フレーム10と押込み凸片20とスライダ30と梁40とジャッキボルト50とを備える。フレーム10は、受部11及びガイドアーム12を有する。押込み凸片20は、先端面21、凸曲面22、及び凹曲面23を含み、配管Pを挟んで受部11の反対側に配置される。先端面21は、配管Pの外周面に当接する。凸曲面22は、配管Pの長手方向に先端面21の両端になだらかに接続される。【選択図】 図1

Description

本発明は、経年劣化や錆等によって管継手に固着した配管を取り外す際に用いられる配管固着部剥がし工具及びこれを用いた配管固着部剥がし方法に関する。
給水配管、上下水道配管、蒸気配管、ガス配管等、鉄製の配管は、ねじ式の管継手を利用して接続されている。この管継手は、テーパ形状の雌ねじに同じくテーパ形状の雄ねじをねじ込み接合される。このとき、流体が接合部から漏洩しないように、ねじ部にシール材を巻いたり、接着剤を塗ったりすることがある。このようなねじ式の管継手は、使用環境条件や経年劣化に伴い、錆付きあるいは焼付きなどによってねじ部が固着してしまうことがある。
固着してしまった管継手は、ハンマで叩いて衝撃を加えたり、ガスバーナで焙って熱膨張させたりすることで、簡単に外せるようになる場合もある。しかしながら、劣化した配管に衝撃を加えると継手以外の部分が損傷したり漏洩の原因となったりする。また、ガスバーナは、周囲に可燃性のものが無い環境でないと使用できないだけでなく、シール材や接着剤に引火することも有るため注意が必要である。さらに、管継手が配置されるのは、建物の壁際であったり、壁面で囲われた狭隘部であったりすることも少なくない。そのような場合は、ハンマで叩くなど衝撃を加えようにも十分な広さが確保できない。ボイラーの改修工事などにおいて、伝熱管を押しつぶして変形させることで伝熱管を取り除く方法が知られている。
特許文献1に記載された管と管板の間の接合剤を破壊する装置は、ボイラーの管板から管を外すための装置である。この装置は、管板の接合面を損傷しないで管を管板から取り外すために、管板の近辺で管の長手方向に沿って皺が入るように管をクリンプする。特に、円周方向に間隔を空けて少なくとも3つの点をクリンプすることで、管の直径が管板部分で十分に減少され、管と管板の接合部が少なくとも一部破壊される。これにより、管は管板から外れる。具体的な構成として、管の円周の約半分にわたって密着するように配置されるU形のフレームと、U形のフレームの脚部(両端部)を架橋する板と、板に取り付けられた液圧作動ジャッキと、管に向かって延びるジャッキのピストンの先端に固定されたウエッジと、フレームのスロットにスライド嵌合されウエッジに連結されてウエッジの向きを保持するガイド板と、を備える。管の外壁の周りにフレームを密着させることで、管が簡単に扁平されることを阻止し、管が元の直径を超えて拡張されないようにする。これにより管板が損傷されないようにしている。
また、特許文献2に記載された配管切断方法によれば、老朽化した配管をソケットから撤去して新しい配管に取り替えるために、撤去対象となる配管の長手方向に沿ってタガネを押し込み内側に巻き込むように切断することで、配管を全周にわたってソケットから完全に切り離す。この配管切断方法に用いられる配管切断装置は、ソケットに固着した撤去配管を囲うようにセットされる基体と、撤去配管に向かって移動可能に基体に組み付けられ撤去配管の長手方向に沿って細長い先端部を有した切断用タガネと、切断用タガネを案内するガイドとを有している。基体は、撤去配管の外周面を2点で支持するV字形状の配管受座と、切断用タガネが先端に連結された押し込みボルトを進退可能に螺合するボルトガイドと、ボルトガイドと配管受座とを接続しガイドをスライド可能に固定するサイド壁と、を備えている。切断用タガネの先端部は、ソケットと撤去配管の接合部であるテーパねじの傾斜角度に合わせて形成されている。押し込みボルトで切断タガネを押し付け撤去配管の長手に沿って1か所を切断した後、撤去配管の中心軸に対して既切断部と反対側の位置に切断タガネが当たるように組み換え、再度、押し込みボルトで切断タガネを押し付け撤去配管の反対側の長手を切断する。直径の両端に位置する長手の2か所をタガネで押し込み切断することで、撤去配管の円筒面は、中心軸に落ち込むように巻き込まれ、ソケットに固着していた撤去配管の接合部である雄ねじ部が、ソケットの接合部である雌ねじ部から全周にわたって完全に切り離される。
実願昭54−104931号(実開昭55−60976号)のマイクロフィルム 特許第5235951号公報
ところで、古くなった配管を修理する際、配管とねじ式の管継手との接続部を外そうとしても、ねじ部が錆び付いて固着しており、容易には弛められない。プラントの蒸気配管など熱が加わっている場合には、ねじ部が焼付いている場合もある。また、管継手は、エルボ管によって配管の向きを変える場合や、短管又はソケット管によって接合部の長さを調整する場合など、作業場所としては狭い場所に設けられることが多い。そのため、管継手から配管を外すために工具をかける充分なスペースが確保しづらく、無理な作業姿勢を強いられることも有るため、危険な作業になる。無理な作業姿勢のまま、あるいは工具の掛け方が不十分なまま作業をすると、再利用しなければならない配管部分を損傷させることも有る。したがって、既設配管の修理作業や撤去作業には、熟練工の経験や技術が必要であることが多い。
特許文献1及び特許文献2に記載された技術は、いずれも接続部に差し込まれた配管を、中心軸に向かって凹ませることで、固着している管板やソケットなどから完全に引きはがし、配管を除去している。特許文献1の場合、管と管板は、滑らかな円筒面で密着しているので、偏平させれば簡単に抜管することができる。しかし変形量が大きいため、管の長手方向に皺を作るようにクリンプすると、長手方向だけでなくウエッジで押し込んだ部分を中心に周りの部材が引き込まれるように変形する。このとき、特許文献2のように接合部にネジが形成されているとネジ山を横切るように撤去配管がソケットの雌ねじ部を損傷させてしまう恐れがある。また、特許文献2のように撤去配管の長手が切断されるまで切断タガネを押し込む場合、先端部がテーパねじの傾斜角度に合わせて造られていると、切断タガネが押し付けられる初期段階で、傾斜したタガネの先端が撤去配管のねじ部に当たり、ねじ部に応力集中が生じる。撤去配管に十分な靱性が残っていればよいが、錆による腐食が激しく、材料自体が劣化していると、ねじ部で剪断されてしまうことも有る。また、特許文献1に記載された装置のウエッジの先端も多少の丸みを帯びているものの、最初に配管の外周に当接するときは線接触になり、応力が集中しやすい。したがって、応力が集中したことによって、その部分が十分に変形する前に破断してしまうと、期待していた変形量を得ることができなくなってしまう。その場合は、雌ネジ部を損傷しないよう配管を取り除く別の方法や工具が必要になる。対象部位が設置される場所は、狭隘部であったり壁面や床面近傍であったりするので、破断された雄ネジ部が雌ネジ部に残るとさらに作業しづらくなる。
そこで、本発明は、配管を破断させることなく、かつ、狭隘な作業環境においても容易にかつ安全に取り外せるようにする配管固着部剥がし工具及びこれを使った配管固着部剥がし方法を提供する。
本発明の一実施形態の配管固着部剥がし工具は、雌ネジが形成されたねじ式の管継手に対し端部に雄ネジが形成された配管が固着した部分引き剥がす工具であって、フレームと押込み凸片とスライダと梁とジャッキボルトとを備える。フレームは、受部及びガイドアームを有する。受部は、雌ネジに雄ネジが螺合された状態の配管に対して管継手の近傍に配置され、配管の外周面に沿う円弧形状である。ガイドアームは、配管を挟んで受部の反対方向へ受部の両端から一対に延びている。押込み凸片は、先端面、凸曲面、及び凹曲面を含み、配管を挟んで受部の反対側に配置される。先端面は、配管の外周面に当接する。凸曲面は、配管の長手方向に先端面の両端になだらかに接続される。凹曲面は、配管の周方向に先端面の縁に接続される。スライダは、押込み凸片を搭載し、ガイドアームに沿って配管の半径方向へ移動可能である。梁は、ガイドアームの先端部に着脱可能に架け渡される。ジャッキボルトは、梁に螺合し、押込み凸片を受部に保持された配管に向かって押し出す。
このとき、配管固着部剥がし工具の耐久性を向上させるために、ジャッキボルト及び梁の螺合部は、台形ねじに形成する。また、配管固着部剥がし工具の汎用性を広げるために、配管の外径寸法に応じた大きさの異なる円弧形状の受部を有しフレームの受部に装着可能に形成された少なくとも1つのアダプタをさらに備える。このとき、アダプタの耐久性を向上させるために、フレームの受部の円弧中心よりも梁側へ偏った位置にアダプタの受部の円弧中心を配置する。フレーム及びアダプタの受部は、少なくとも半周にわたって配管の外周面に当接するように形成される。さらに、一対のガイドアームに内接する底部を有して配管の長手方向にガイドアームを挟むスロットを、スライダが両端部に有していることも好ましい。
また、本発明に係る一実施形態の配管固着部剥がし方法は、上述の配管固着部剥がし工具を用いてねじ式の管継手に固着した配管を外せるようにすることを前提とし、設置工程と、第1の変形工程と、再設置工程と、第2の変形工程とを含む。設置工程では、管継手の近傍の配管にフレームを配置する。第1の変形工程では、ジャッキボルトでスライダを受部に向けて移動させ、押込み凸片の先端面を配管の外周面に当接した状態からさらに配管の中心に向かって押し込み配管を変形させる。再設置工程では、ジャッキボルトを弛めて、押込み凸片の先端面が管継手に近接する位置の配管を変形させた凹部から、配管の円周方向へ90°以内の回転角度範囲内で、先端面の位置を変えて、配管にフレームを再び固定する。第2の変形工程では、ジャッキボルトでスライダを受部に向けて移動させ、再設置工程で位置決めされた押込み凸片の先端面を配管の外周面に当接した状態からさらに配管の中心に向かって押し込み、配管を変形させる。そして、第2の変形工程を経ても管継手に対して配管が回らない場合、先の際設置工程と第2の変形工程とを少なくとも1回繰り返す反復工程を実施する。
本発明に係る配管固着部剥がし工具によれば、ねじ式の管継手の近傍の配管に、押込み凸片をフレームによって配置し、配管の中心に向けて押込み凸片をジャッキボルトで押し込み、配管を凹ませる。このとき押込み凸片は、配管の外周面に当接する先端面を有しているので、この先端面が当たっている配管の外周面に一定の荷重を加えることができる。これにより、配管の外周面がなだらかに変形し、雄ネジの一部が雌ネジから剥がされる。固着している部分の面積、すなわち雌ネジに対する雄ネジの接触面積が小さくなることによって、管継手の雌ネジから配管の雄ネジを小さいトルクで弛めて外すことができる。そして、凸曲面を有しているので、押込み凸片によって管継手の近傍の配管を凹ませても配管の雄ネジに応力が集中しにくい。
叩いて衝撃を与えるなどすることなく、ジャッキボルトを締めて徐々に変形させるので、管継手に不要な応力が加わらない。また、狭い場所で作業する場合や高所作業の場合でも、フレームと梁を組み立て、ジャッキボルトを操作するだけであるので、安全に作業を行えるとともに、作業時間も短く作業コストの軽減の効果を奏する。
さらに、ジャッキボルト及び梁の螺合部が台形ねじに形成された発明の配管固着部剥がし工具によれば、ジャッキボルトを絞め込む際のトルクに対するジャッキボルトのねじ部の耐久性が向上する。そして、トルクを軸力に替えて配管を押すため、小さい力で配管を変形させることができるため、だれでも簡単に取り扱うことができる。
配管の外径寸法に応じた大きさの異なる円弧形状の受部を有しフレームの受部に装着可能に形成された少なくとも1つのアダプタを備える発明の配管固着部剥がし工具によれば、この配管固着部剥がし工具の汎用性が拡大する。そして、アダプタの受部の円弧中心がフレームの受部の円弧中心よりも梁側へ偏った位置に配置される発明の配管固着部剥がし工具によれば、アダプタの受部に加わる荷重に対する耐久性が向上する。
また上述の配管固着部剥がし工具において、少なくとも半周にわたって配管の外周に受部が当接する発明の配管固着部剥がし工具によれば、配管を部分的に変形させるために押込み凸片によって配管に負荷を加える際に、配管の外形を維持することができ、したがって配管を介して管継手に加わる応力を軽減する。
一対のガイドアームにそれぞれ内接する底部を有し配管の長手方向にガイドアームを挟むスロットを、スライダが両端部に備える発明の配管固着部剥がし工具によれば、スライダに搭載された押込み凸片の位置が安定し、配管の半径方向に中心に向かって押し込み凸片を押し込むことができる。
本発明に係る配管固着部剥がし方法によれば、ねじ式の管継手に固着した配管に上述の配管固着部剥がし工具を設置して、ジャッキボルトで締め上げるだけであるので、作業はいたって簡単であり、力が必要でもなく、作業スペースが狭くてもよい。特に、配管の外周面に当接する先端面を押込み凸片に有しているので、配管に対する局所的な応力集中を回避することができ、また配管の長手方向に先端面の両端になだらかにつながる凸曲面を有しているので、管継手に近い位置の配管、すなわち雄ネジが形成されている部分に押込み凸片の一部が差し掛かっていても雄ネジに応力が集中しにくい。その結果、ねじ部を起点に配管が破断することを防止できる。また、第1の変形工程で配管を変形させた部位に対して、円周方向へ90°以内の回転角度範囲内で第2の変形工程を実施するので、管継手の雌ネジに固着していた配管の雄ネジを第1の変形工程で外した剥離部が、第2の変形工程においてさらに配管の雄ねじを管継手の雌ネジから剥がすための起点になりやすい。
そして、第2の変形工程を経ても管継手に対して配管が回らない場合、再設置工程と第2の変形工程を少なくとも1回繰り返す反復工程を実施する発明の配管固着部剥がし方法によれば、段取り変えが少なく作業工数を大きく増やさずに確実に配管が外れやすくなる。
本発明に係る一実施形態の配管固着部剥がし工具の斜視図。 図1の配管固着部剥がし工具の分解斜視図。 図1の配管固着部剥がし工具を配管に設置した状態の斜視図。 図3中のF4−F4線に沿う配管固着部剥がし工具及び配管の断面図。 図4に対応する配管固着部剥がし工具及び配管の正面図。 図4の状態から配管に変形を加えた配管固着部剥がし工具及び配管の断面図。 図5に対応する配管固着部剥がし工具及び配管の正面図。 図7の状態から角度を変えて配管固着部剥がし工具を設置した状態の斜視図。 図8に対応する配管固着部剥がし工具及び配管の正面図。
本願発明の一実施形態の配管固着部剥がし工具1について、図1から図9を参照して以下に説明する。図1は、配管固着部剥がし工具1及び付属のアダプタA1,A2,A3を並べた分解斜視図である。この配管固着部剥がし工具1は、既設の配管Pとねじ式の管継手Jとの接続部Sを外すために使用され、特に、雌ネジSfが形成されたねじ式の管継手Jから、端部に雄ネジSmが形成された配管Pを取り外すために使用される。そこで本実施形態では、図3に示すように、配管Pを90°の角度で接続する管継手J、いわゆる「エルボ継手」、の雌ネジSfに配管Pの雄ネジSmが固着した場合に配管固着部剥がし工具1を使用して配管Pを取り外すことを一例に説明する。
配管固着部剥がし工具1は、図1に示すように、フレーム10と、押込み凸片20と、スライダ30と、梁40と、ジャッキボルト50とを備える。また、この配管固着部剥がし工具1は、少なくとも1つのアダプタ、ここでは異なる外径寸法の配管に各々対応する3種類のアダプタA1,A2,A3をさらに備えている。なお、本実施形態の配管固着部剥がし工具1は、アダプタA1,A2,A3を装着しない状態で、JIS規格の管の呼び径として、50Aの配管に適応しており、アダプタA1,A2,A3はそれぞれ呼び径40A,32A,25Aの配管Pに適応している。つまり、呼び径50Aの配管Pに使用する場合にはアダプタA1〜A3を取り付けず、呼び径40Aの配管Pに使用する場合にはアダプタA1をフレーム10に装着する。同様に、呼び径32Aの配管Pに使用する場合にはアダプタA2をフレーム10に装着し、呼び径25Aの配管Pに使用する場合にはアダプタA3をフレーム10に装着する。
フレーム10は、図1及び図2に示すように受部11とガイドアーム12とを有している。受部11は、管継手Jの雌ネジSfに配管Pの雄ネジSmが螺合された状態の配管Pに対して管継手Jの近傍に配置され、配管Pの外周面に沿う円弧形状に形成されている。この受部11は、少なくとも半周にわたって配管Pの外周面に当接する。ガイドアーム12は、受部11に配置される配管Pを挟んで受部11の反対方向へ受部11の両端から一対に延びている。
押込み凸片20は、フレーム10が設置される配管Pを挟んで受部11の反対側に配置される。この押込み凸片20は、先端面21、凸曲面22、及び凹曲面23を含む。先端面21は、図4雄及び図5に示すように、配管Pの外周面に当接する、配管Pの長手方向に沿う長さ及び周方向に沿う幅を有した平面である。凸曲面22は、図4に示すように、配管Pの長手方向に先端面21の両端になだらかに接続される丸みを有した角部を形成している。凹曲面23は、図5に示すように、配管Pの外周面に対してほぼ垂直に立ち上がるように、配管Pの周方向に先端面21の縁に接続されている。このように形成された押込み凸片20は、設置される配管Pの長手方向に見た場合、先端面21を頂面とし両側の斜面が内側に沿った台形、いわゆる「富士山形」に形成される。なお、先端面21と凹曲面23の接続部は、先端面21が平面として十分な面積を有していれば、丸みを有していてもよい。
スライダ30は、押込み凸片20を搭載しガイドアーム12に沿って配管Pの半径方向へ移動可能に設けられている。具体的には図2に示すように、スライダ30は、配管Pの長手方向を横切る方向に延びた両端にスロット31を有している。このスロット31は、一対のガイドアーム12に内接する底部311を有し、ガイドアーム12を配管Pの長手方向に挟む。スライダ30がガイドアーム12に沿ってフレーム10に組み合わされると、底部311がガイドアーム12の内側に接するので、押込み凸片20の先端面21は、配管Pの中心から外れることはない。
梁40は、図1に示すように、スライダ30が挿入されたガイドアーム12の先端部121に着脱可能に架け渡されている。具体的には図2に示すように、ガイドアーム12の先端部121には、ボルト穴122が設けられているとともに、梁40を位置決めするストッパ123を、配管Pの長手方向に面した両側に有している。これに対応して、配管Pの長手方向を横切る方向に延びた梁40の両端部にも、ガイドアーム12の先端部121に設けられたボルト穴122に連結されるボルト穴41を有している。梁40のボルト穴41は、ガイドアーム12のボルト穴122に重ねられて締結具であるボルト14及びナット15で固定される。
梁40がガイドアーム12の先端部121に位置決めされればよいので、ストッパ123は、長手方向にどちらか一方の側に形成されていればよい。ただし、スライダ30がガイドアーム12の先端部121から挿入されるので、スライダ30のスロット31に干渉しないように形成される。なお、梁40は、配管Pに配管固着部剥がし工具1を装着する際にガイドアーム12の先端部121から外されて、フレーム10を配管Pに装着した後、再びガイドアーム12の先端部121に組み合わされる。この場合もスロット31がガイドアーム12の間に装着する際に干渉しない形状に、ガイドアーム12の先端部121と貼り40の端部との連結部が作られることは言うまでもない。したがって、図3に示すように配管Pにフレーム10を装着できればよいので、梁40のどちらかの端部がどちらかのガイドアーム12の先端部121にヒンジのように回動可能に連結されていてもよい。
ジャッキボルト50は、図1、図2、図3及び図5に示すように、梁40の中央に設けられたネジ穴42に螺合され、受部11と押込み凸片20の先端面21を通る直線状に配置される。ジャッキボルト50の基端部は、一般的なスパナやレンチを掛けられるように六角柱に形成されており、先端部は、スライダ30に設けられた嵌合孔35に差し込まれる。ジャッキボルト50は、梁40に対してねじ込まれることで、押込み凸片20を受部11に保持された配管Pに向かって押し出す。このジャッキボルト50と梁40との螺合部となるジャッキボルト50の外周面52及び梁40のネジ穴42は、台形ねじに形成されている。台形ねじに作られることによって、ジャッキボルト50をねじ込むことによる軸力がジャッキボルト50の軸線方向に加わっても、外周面52及びネジ穴42は、剪断荷重に耐える剛性を確保することができる。
なお、ジャッキボルト50の外周面52と梁40のネジ穴42とをボールねじのように構成してもよい。すなわち、ジャッキボルト50の外周面52及び梁40のネジ穴42の内面にボール溝を形成し、ボールを循環させるチューブを取り付ける。これにより、配管Pの半径方向に押込み凸片20を押し出すさらに大きな軸力を発生させることができる。
アダプタA1,A2,A3は、フレーム10の受部11の大きさに対応した配管Pよりも直径の小さい呼び径40A,32A,25Aの配管Pに対応する受部111,112,113をそれぞれ有している。各アダプタA1,A2,A3は、図4に示すように、フレーム10の受部11に全体的に当接する座面114を有しており、アダプタA1,A2,A3の受部111,112,113に掛る荷重をフレーム10の受部11に分散する。また、アダプタA1,A2,A3の受部111,112,113の円弧中心CAは、図1に示すように、フレーム10の受部11の円弧中心Cよりも梁40側へ偏った位置に配置される。したがって、アダプタA1,A2,A3は、いずれも座面114から受部111,112,113までの間に十分な大きさを確保できるので、アダプタA1,A2,A3の受部111,112,113に係る荷重に対する耐久性が向上する。
アダプタA1,A2,A3は、フレーム10に対していずれか1つを装着可能であり、フレーム10から脱落しないように、フレーム10の受部11の外周位置に設けられる結合部13を介して固定される。本実施形態の場合、図1、図2及び図4に示すように、結合部13は、フレーム10を配管Pの長手方向へ貫通するネジ穴に形成されている。アダプタA1,A2,A3は、フレーム10の受部11よりも外周側に延びたフランジ部130に、結合部13に対応するボルト穴131をそれぞれ有しており、ボルト132でフレーム10に固定される。結合部13は貫通しているので、アダプタA1,A2,A3は、フレーム10に対して配管Pの長手方向にどちらの側からでも固定することができる。結合部13をネジ山の無いボルト穴にする場合、アダプタA1,A2,A3は、ボルト穴131及び結合部13を貫通するボルトとナットで固定される。結合部13をボルト穴とし、アダプタA1,A2,A3のボルト穴131をネジ穴にしてもよい。
また、各アダプタA1,A2,A3の受部111,112,113は、図4に示すように、受ける荷重をフレーム10の受部11に均等に伝えるために、配管Pの長手方向にフレーム10の受部11と同じ厚みに形成されており、したがって、ボルト穴131が形成されたフランジ部130は、受部111,112,113に対して配管Pの長手方向にフレーム10の厚み分だけオフセットされた状態である。これにより、図1に示すように、段差部133が形成される。
以上のように構成された配管固着部剥がし工具1は、これを用いて管継手Jに固着した配管Pを外す配管固着部剥がし方法に適用される。その配管固着部剥がし方法について、本実施形態では、エルボ形のねじ式の管継手Jによって接続された呼び径32Aの配管Pを取り外す場合を一例に図3から図9を参照して以下に説明する。この配管固着部剥がし方法は、図3、図4及び図5に示す設置工程と、図6及び図7に示す第1の変形工程と、図8及び図9に示す再設置工程と、第2の変形工程を含む。そして、第2の変形工程を経ても管継手に対して配管が回らない場合、さらに再設置工程及び第2の変形工程を少なくとも1回繰り返す反復工程を実施する。なお、第2の変形工程は、第1の変形工程と同じであり、反復工程は、再設置工程及び第2の変形工程を繰り返すことなので、図面はそれぞれ対応する図面を参照するものとする。また、図5及び図7は、配管Pのみ押込み凸片20の中心を通る面で切った断面を示している。
設置工程では、図3及び図4に示すように、配管固着部剥がし工具1は、呼び径32Aの配管Pに適合したアダプタA2をセットしたフレーム10を、管継手Jの近傍の配管Pに装着する。押込み凸片20を搭載したスライダ30をフレーム10のガイドアーム12の先端部121から挿入し、梁40をボルト14及びナット15でガイドアーム12の先端部121に固定する。ジャッキボルト50は、予め梁40のネジ穴42に組み付けられていてもよいし、梁40を取り付けた後でネジ穴を通してスライダ30の嵌合孔35に差し込まれてもよい。設置工程によって配管Pに装着された配管固着部剥がし工具1の押込み凸片20の先端面21は、図4及び図5に示すように配管Pの長手方向及び周方向のそれぞれに長さを有した面で配管Pの外周面に接触している。
次に、第1の変形工程では、図6及び図7に示すように、ジャッキボルト50でスライダ30を受部11に向けて移動させ、押込み凸片20の先端面21を配管Pの外周面に当接した状態からさらに配管Pの中心に向かって押し込み、配管Pを変形させる。これにより、配管Pは、押込み凸片20によって変形された凹部Dを中心に周囲が引き込まれ、特に雄ネジSmが雌ネジSfから引き剥がされる。押込み凸片20は、配管Pの長手方向の両端に凸曲面22を有しているので、図6に示すように、雄ネジSmの近傍を押し込んでも雄ネジSm掛る応力が緩和され雄ねじSmを起点に断裂することはない。
また、図7に示すように、押込み凸片20の先端面21は、配管Pの周方向に幅を有しているので、内側に向かって変形した凹部Dの内面に集中する引っ張り応力を軽減することができ、配管Pが長手方向に沿って割れることを防止できる。配管Pが長手方向に沿って割れにくいため、凹部Dの近傍が凹部Dに向かって引っ張られることで、広範囲にわたって管継手Jの雌ネジSfから配管Pの雄ネジSmを引き剥がすことができる。
なお、配管Pが破断されないため、凹部Dを変形させ過ぎると凹部Dから離れた位置で配管Pの長手方向に雄ネジSmが変形し、管継手Jの雌ネジSfを長手方向に引っ張ってしまう。したがって、凹部Dは、あまり大きく変形させないほうがよく、例えば、配管Pの直径の1/4倍以上、内側に変形させないほうがよい。
次に、再設置工程では、図8及び図9に示すように、ジャッキボルト50を弛めて、押込み凸片20の先端面21が管継手Jに近接する位置の配管Pを変形させた凹部Dから、配管Pの円周方向へ90°以内の回転角度範囲内で、かつ、凹部Dの変形の影響を受けた範囲よりも外側へ、先端面21の位置を変えて配管Pにフレーム10を再び固定する。図8及び図9では、第1の変形工程で変形させた凹部Dに対して60°回転させた位置に押込み凸片20の先端面21を配置している。
次に、第2の変形工程では、ジャッキボルト50でスライダ30を受部11に向かって移動させ、再設置工程で位置決めされた押込み凸片20の先端面21を配管Pの外周面に当接した状態からさらに配管Pの中心に向かって押し込み、配管Pを変形させる。第2の変形工程によって形成される凹部は、図6及び図7に示した第1の変形工程において形成される凹部Dと同程度に凹まされる。つまり第2の変形工程を経ると、図6及び図7に示した凹部Dが角度を変えて2つ並んでいる状態になる。この結果、管継手Jの雌ネジSfに対して配管Pの雄ネジSmが引き剥がされた範囲は、さらに拡大する。
そして、反復工程では、上述の再設置工程と第2の変形工程とを少なくとも1回繰り返す。この反復工程は、第2の変形工程を経たことによって、管継手Jに対して配管Pを回せる程度に雌ネジSfから雄ネジSmが剥れなかった場合に実施される。したがって、反復工程が実施されると、第1及び第2の変形工程において形成された凹部Dに加えて3つ目以降の凹部が形成されることになる。配管Pの直径にもよるが、本実施形態のように呼び径32Aの配管であれば、第2の変形工程を実施することで、ほとんどの場合は配管Pを管継手Jに対して回すことができるようになる。
このように、本発明の配管固着部剥がし工具1を採用して本発明の配管固着部剥がし方法を実施することで、狭い場所でも配管Pを外すことができるようになる。したがって、配管Pの改修工事において、取替が必要な配管Pもしくはその近傍の局部的な一部の改修工事で済むため、工事費用が大幅に削減できる効果が期待される。
また、本発明の配管固着部剥がし工具を利用して配管の改修工事を行うと、バーナ等の火器を使用しなくてもよいし、グラインダやハンマによって火花が散ることもない。したがって、火気厳禁の場所でも改修工事を行える。火災などの心配がなく、狭隘な作業環境にも適しているので、安全で安心な工事が施工でき、安全性が非常に高い。
そして、ねじ式の管継手Jの近傍の配管Pにこの配管固着部剥がし工具1を設置し、配管Pを変形させて管継手Jの雌ネジSfに固着している配管Pの雄ネジSmを引き剥がし、互いの固着面積を減らすことで、小さいトルクでも管継手Jに対して配管Pを回して外すことが簡単にできるようになる。
なお、第1の変形工程の後、第2の変形工程の後のいずれかにおいて、管継手に固着した配管が外れて回すことができるようになれば、その後の第2の変形工程や、反復工程を実施する必要はない。第2の変形工程や反復工程を実施しないものも、本願の発明の配管固着部剥がし方法に含まれる。また、設置工程において、取り外すべき対象となる配管Pが管継手Jからさほど遠くない位置で既に切断されている状態であれば、図1のようにフレーム10に対して、押込み凸片20を搭載したスライダ30、梁40、ジャッキボルト50がそれぞれ組み付けられた配管固着部剥がし工具1を、切断された端部から通して装着することができる。改修工事のために配管固着部剥がし工具1によって外された配管Pは廃棄されるので、取替えが決まっている配管を予め切断してしまうことで、配管固着部剥がし工具1の設置工程を容易にすることができる。
1…配管固着部剥がし工具、10…フレーム、11…受部、12…ガイドアーム、20…押込み凸片、21…先端面、22…凸曲面、23…凹曲面、30…スライダ、31…スロット、311…底部、40…梁、42…ネジ穴(螺合部)、50…ジャッキボルト、52…外周面(螺合部)、A1,A2,A3…アダプタ、111,112,113…受部、114…座面、P…配管、J…管継手、Sf…雌ネジ、Sm…雄ネジ、C…(フレームの受部の)円弧中心、CA…(アダプタの受部の)円弧中心、D…(配管に形成される)凹部。

Claims (8)

  1. 雌ネジが形成されたねじ式の管継手に対し端部に雄ネジが形成された配管が固着した部分引き剥がす配管固着部剥がし工具であって、
    前記雌ネジに前記雄ネジが螺合された状態の前記配管に対して前記管継手の近傍に配置され前記配管の外周面に沿う円弧形状の受部、及び、前記配管を挟んで前記受部の反対方向へ前記受部の両端から一対に延びたガイドアームを有したフレームと、
    前記配管を挟んで前記受部の反対側に配置され、前記配管の外周面に当接する先端面、前記配管の長手方向に前記先端面の両端になだらかに接続される凸曲面、及び、前記配管の周方向に前記先端面の縁に接続される凹曲面を含む押込み凸片と、
    前記押込み凸片を搭載し前記ガイドアームに沿って前記配管の半径方向へ移動可能なスライダと、
    前記ガイドアームの先端部に着脱可能に架け渡される梁と、
    前記梁に螺合し前記押込み凸片を前記受部に保持された前記配管に向かって押し出すジャッキボルトと、を備える
    ことを特徴とする配管固着部剥がし工具。
  2. 前記ジャッキボルト及び前記梁の螺合部は、台形ねじに形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載された配管固着部剥がし工具。
  3. 前記配管の外径寸法に応じた大きさの異なる円弧形状の受部を有し、前記フレームの前記受部に装着可能に形成された少なくとも1つのアダプタをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された配管固着部剥がし工具。
  4. 前記アダプタの前記受部の円弧中心は、前記フレームの前記受部の円弧中心よりも前記梁側へ偏った位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項3に記載された配管固着部剥がし工具。
  5. 前記受部は、少なくとも半周にわたって前記配管の外周面に当接する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載された配管固着部剥がし工具。
  6. 前記スライダは、一対の前記ガイドアームにそれぞれ内接する底部を有し前記配管の長手方向に前記ガイドアームを挟むスロットを、両端部に備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載された配管固着部剥がし工具。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載された配管固着部剥がし工具を用いて、ねじ式の管継手に固着した配管を外せるようにする配管固着部剥がし方法であって、
    前記管継手の近傍の前記配管に前記フレームを配置する設置工程と、
    前記ジャッキボルトで前記スライダを前記受部に向けて移動させ、前記押込み凸片の前記先端面を前記配管の外周面に当接した状態からさらに前記配管の中心に向かって押し込み前記配管を変形させる第1の変形工程と、
    前記ジャッキボルトを弛めて、前記押込み凸片の前記先端面が前記管継手に近接する位置の前記配管を変形させた凹部から、前記配管の円周方向へ90°以内の回転角度範囲内で、前記先端面の位置を変えて前記配管に前記フレームを再び固定する再設置工程と、
    前記ジャッキボルトで前記スライダを前記受部に向けて移動させ、前記再設置工程で位置決めされた前記押込み凸片の前記先端面を前記配管の外周面に当接した状態からさらに前記配管の中心に向かって押し込み前記配管を変形させる第2の変形工程と、
    を含むことを特徴とする配管固着部剥がし方法。
  8. 前記第2の変形工程を経ても前記管継手に対して前記配管が回らない場合、前記再設置工程と前記第2の変形工程とを少なくとも1回繰り返す反復工程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項7に記載された配管固着部剥がし方法。
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