JP5724512B2 - 精密成形装置及びその成形方法 - Google Patents
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Description
顆粒状、粉末状、または顆粒状と粉末状を混合した材料を貯蔵する材料貯蔵手段と、
前記材料貯蔵手段に貯蔵された前記材料の適宜量を取り出す材料供給手段と、
前記材料供給手段により取り出された適宜量の材料から、所定体積の材料を計量する材料計量手段と、
前記計量された顆粒状、粉末状、または顆粒状と粉末状を混合した材料を錠剤状に打錠する打錠手段と、
前記打錠された錠剤状材料を所定のパターンを有する成形版上に搬送して載置する搬送手段と、
前記成形版上に載置された錠剤状材料を加熱溶融する加熱溶融手段と、
前記加熱溶融手段により加熱溶融された材料を成形する成形手段と、
前記成形手段により成形された成形体を冷却する冷却手段と、
前記冷却手段による冷却後に前記成形版から成形体を剥離する剥離手段と、
前記剥離手段により剥離された成形体を取り出す成形体取出手段と、を備えたことを特徴とする成形装置、としたものである。
請求項2に係る発明は、前記材料貯蔵手段において、顆粒状と粉末状の材料を混合する材料混合機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の成形装置、としたものである
請求項3に係る発明は、前記材料供給手段と前記材料計量手段を複数組備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の成形装置、としたものである。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の成形装置を用いて成形体を成形する成形方法としたものである。
請求項5に係る発明は、成形体の製造方法であって、
顆粒状、粉末状、または顆粒状と粉末状を混合した材料を貯蔵する材料貯蔵手段に貯蔵された前記材料の適宜量を取り出す材料計量準備工程と、
前記材料供給手段により取り出された適宜量の材料から、所定体積の材料を計量する材料計量工程と、
前記計量された顆粒状、粉末状、または顆粒状と粉末状を混合した材料を打錠し錠剤状材料とする打錠工程と、
前記錠剤状材料を、所定のパターンを有する成形版上に搬送し、該成形版上に載置された錠剤状材料を加熱溶融する加熱溶融工程と、
前記加熱溶融手段により加熱溶融された材料を成形する成形工程と、
前記成形手段により成形された成形体を冷却する冷却工程と、前記冷却手段による冷却後に前記成形版から成形体を剥離する剥離工程と、
前記剥離手段により剥離された成形体を取り出す成形体取出工程と、を順に備えたことを特徴とする成形体の製造方法としたものである。
本発明にあっては、材料計量供給部3に供給される材料として、顆粒状、粉末状、または顆粒状と粉末状を混合した材料を用いることを特徴とする。
供給口2bの真下に材料供給部3aが移動してきて、いったん停止すると、貫通穴である材料供給部3aの内部に材料1が充填される(図2参照)。
材料計量供給部3の下には、支持部材4が配置されているので、所定量の材料1が材料供給部3aの内部に保持される。支持部材4の材料計量供給部3に接する側の面は平らで、材料計量供給部3の摺動運動が可能な状態となっている。
次に、支持部材4に形成された材料計量部4aの真上に、材料供給部3aが配置されるような位置に材料計量供給部3が移動して、いったん停止する(図1参照)。
材料計量部4aは支持部材4に形成された貫通穴であり、材料計量部4aの下側の開口部には打錠下パンチ7が挿入されている。材料供給部3aに充填されていた材料1の一部が、材料計量部4aの上側の開口部を介して材料計量部4aの内部に充填され、打錠下パンチ7の上面で保持される。
さらに、支持部材4に形成された材料計量部4aの真上に、材料搬送部9が位置するように材料計量供給部3が移動して、いったん停止する(図2参照)。
この材料計量供給部3の移動により、材料計量部4aの内部に材料1が充填された状態ですり切り動作を行うことができ、材料1が少量の場合でも精度良く計量することが可能となる。
材料計量部4aの内部には、上記の[3.材料計量工程]で計量された計量済材料5が保持された状態となっている(図2参照)。
計量済材料5は、打錠部6の打錠下パンチ7と打錠上パンチ8にて、所定の圧力、温度、時間の最適な組合せで打錠し、錠剤状材料13を形成する。
打錠された錠剤状材料13もしくは顆粒状や粉末状の計量済材料5は、打錠下パンチ7により材料搬送部9へ持ち上げられる。
支持部材4の所定箇所には、貫通穴である材料版供給部10が設けられており、その真下には成形版セット部11に保持された成形版12が配置されている。この材料版供給部10の真上に、材料搬送部9が位置するように材料計量供給部3が移動して、いったん停止する(図1参照)と、錠剤状材料13もしくは計量済材料5は、成形版12上の所定位置に載置される。
成形版12に供給された錠剤状材料13もしくは顆粒状や粉末状の計量済材料5は、加熱溶融部14の下側加熱部15と上側加熱部16にて、所定の温度および溶融時間の最適な組合せで、微細なパターンを持つ成形版12上においても気泡の残留や発生がない状態で溶融し、溶融材料17となる。加熱溶融部14の温度、溶融時間は、所定の数値範囲内で管理可能とする。
成形版12上の溶融材料17が所定の溶融状態となったら、溶融材料17が漏れない様に成形部18の成形外パンチ19を成形版12に密着した後、成形内パンチ20にて、所定の圧力、温度、加圧時間の最適な組合せで、加圧する。成形部18の圧力、温度、加圧時間は所定の数値範囲内で管理可能とする。
成形後、成形体23と成形外パンチ19及び成形内パンチ20との離型を可能とするため、エアーやペルチェ素子等の冷却手段を持つ冷却部21にて、所定の温度、冷却時間の最適な組合せで、成形体23を冷却し、成形外パンチ19及び成形内パンチ20と離型する。冷却部21の温度、冷却時間は所定の数値範囲内で管理可能とする。
混合機構としては、ホッパー2の上部に顆粒状材料用ホッパーと粉末状材料用ホッパーを設置し、それぞれよりホッパー2へ所定量供給し、ホッパー2に装備している材料拡散機構により、顆粒状材料と粉末状材料をかき混ぜる構成とすることができる。
2…ホッパー
2a…ホッパーの投入口
2b…ホッパーの供給口
3…材料計量供給部
3a…材料供給部
4…支持部材
4a…材料計量部
5…計量済材料
6…打錠部
7…打錠下パンチ
8…打錠上パンチ
9…材料搬送部
10…材料版供給部
11…成形版セット部
12…成形版
13…錠剤状材料
14…加熱溶融部
15…下側加熱部
16…上側加熱部
17…溶融材料
18…成形部
19…成形外パンチ
20…成形内パンチ
21…冷却部
22…剥離部
23…成形体
24…成形体取出部
Claims (5)
- 成形体を成形する装置であって、
顆粒状、粉末状、または顆粒状と粉末状を混合した材料を貯蔵する材料貯蔵手段と、
前記材料貯蔵手段に貯蔵された前記材料の適宜量を取り出す材料供給手段と、
前記材料供給手段により取り出された適宜量の材料から、所定体積の材料を計量する材料計量手段と、
前記計量された顆粒状、粉末状、または顆粒状と粉末状を混合した材料を錠剤状に打錠する打錠手段と、
前記打錠された錠剤状材料を所定のパターンを有する成形版上に搬送して載置する搬送手段と、
前記成形版上に載置された錠剤状材料を加熱溶融する加熱溶融手段と、
前記加熱溶融手段により加熱溶融された材料を成形する成形手段と、
前記成形手段により成形された成形体を冷却する冷却手段と、
前記冷却手段による冷却後に前記成形版から成形体を剥離する剥離手段と、
前記剥離手段により剥離された成形体を取り出す成形体取出手段と、を備えたことを特徴とする成形装置。 - 前記材料貯蔵手段において、顆粒状と粉末状の材料を混合する材料混合機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
- 前記材料供給手段と前記材料計量手段を複数組備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の成形装置。
- 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の成形装置を用いて成形体を成形する成形方法。
- 成形体の製造方法であって、
顆粒状、粉末状、または顆粒状と粉末状を混合した材料を貯蔵する材料貯蔵手段に貯蔵された前記材料の適宜量を取り出す材料計量準備工程と、
前記材料供給手段により取り出された適宜量の材料から、所定体積の材料を計量する材料計量工程と、
前記計量された顆粒状、粉末状、または顆粒状と粉末状を混合した材料を打錠し錠剤状材料とする打錠工程と、
前記錠剤状材料を、所定のパターンを有する成形版上に搬送し、該成形版上に載置された錠剤状材料を加熱溶融する加熱溶融工程と、
前記加熱溶融手段により加熱溶融された材料を成形する成形工程と、
前記成形手段により成形された成形体を冷却する冷却工程と、
前記冷却手段による冷却後に前記成形版から成形体を剥離する剥離工程と、
前記剥離手段により剥離された成形体を取り出す成形体取出工程と、
を順に備えたことを特徴とする成形体の製造方法。
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JP2011070086A JP5724512B2 (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 精密成形装置及びその成形方法 |
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