JP5074050B2 - 樹脂供給機構 - Google Patents

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本発明は、半導体チップ等を搭載した基板を樹脂にて圧縮封止する樹脂封止装置の技術分野に関する。
近年、半導体チップ等の製品を樹脂にて封止する装置として、いわゆる圧縮型の樹脂封止装置に対する需要が高まっている。このような圧縮型の樹脂封止装置として、図4にて示した樹脂封止装置1が公知である(特許文献1参照)。樹脂封止装置1は、上型2と下型4とから構成されている。又、この下型4にはプレス(図示しない)が連結されており、所定のタイミングで下型4を上型2に対して接近、離反することが可能とされている。下型4は、貫通孔5を備えた枠状金型4Bと当該貫通孔5に嵌合して配置される圧縮金型4Aとを有した構成とされ、下型4の対向面(上型2側表面)の一部に形成されるキャビティ40において被成形品60を樹脂80にて圧縮封止する。
このような圧縮型の樹脂封止装置においては、一旦粉状若しくは粒状の樹脂をキャビティの形状に合わせてプレ成形(打錠)した上でキャビティへと供給する手法を採ることがある。これは、予めキャビティの形状に合った形状とすることで圧縮時の樹脂の流動を最小限に抑える目的がある。又、樹脂が粉状や粒状のままでは熱が内部まで伝達され難い場合や伝達むらが生じる場合があるが、プレ成形を行うことで熱の伝達を均一化し、樹脂封止時において全体として素早く樹脂を溶融させることが可能となるからである。
このようなプレ成形を行う装置が特許文献2に示されている。この特許文献2に示される装置を概略的に図5に示すと共に、構成及び作用について間単に説明する。
プレ成形部200は、樹脂供給機構100から供給された樹脂300を、樹脂封止装置(図示しない)のキャビティの形状に合わせて予め成形(プレ成形)することを目的としている。プレ成形部200は、ヒータ(図示しない)が備わった打錠プレス202と、当該打錠プレス202に隣接して配置される冷却部204とから構成される。又、第1ローラ208A、第2ローラ208B及び駆動ローラ210にはフィルム206が係合している。この駆動ローラ210は、自身が水平方向(図5において左右方向)に移動して、開いた状態の打錠プレス202と冷却部204の間に進入することが可能とされている。
図5(A)に示すように、樹脂供給機構100からシュータ112を介して樹脂300がフィルム206上に供給される。この最初にフィルム206上に供給された樹脂300を説明のため第1の樹脂300Aとする。その後、駆動ローラ210がプレ成形部200側(図5において右側)に移動する。これにより、図5(B)に示すように、第1の樹脂300Aが、打錠プレス202の位置にまで移動し、打錠プレス202により所定の形状(例えば、樹脂封止装置のキャビティの形状と相似する板状)へとプレ成形される。又、この間に、樹脂供給機構100から別の樹脂300がフィルム206上に供給される。ここで供給された樹脂300を第2の樹脂300Bとする。
その後は図5(C)〜(F)に示すように、第1、第2の樹脂300A、300Bが順次プレ成形、冷却された後、搬送機構によって運び出される。その後は図5(A)に戻り、同様の作用が繰り返される。なお、搬送機構によって運び出されたプレ成形された樹脂は、樹脂封止装置への投入に先立って再度確認のため計量(プレ成形後計量)された後、投入される。
特開2005−219297号公報 特開2006−142674号公報
上記説明した樹脂供給機構100においては、第1の樹脂300Aがフィルム206上に供給された後においても、当該第1の樹脂300Aが打錠プレス202へと移動して始めて次の樹脂(第2の樹脂300B)供給を開始することが可能であった。即ち、計量部102自体に計量待ちの時間が生じていた。しかしながら、圧縮成形においては、被成形品と共に金型内に予め計量した樹脂を投入し圧縮して封止するという性質上、成形品の精度(特に厚みの精度)は投入する樹脂の量によって変動することになる。そのため、投入される樹脂の量はできるだけ精度良く計量されて金型内へと投入されることが必要となる。その結果、求められる精度を維持するために、計量には不可避的にある程度の時間が必要となる。即ち、上記で説明したプレ成形の工程において、第1の樹脂300Aがフィルム上に供給されてから、第2の樹脂300Bの供給が完了するまでの間には、相当程度の時間を要することとなる。この第2の樹脂300Bの供給は、第1の樹脂300Aが打錠プレス202によって成形されている間を利用して供給されるため、成形の完了よりも樹脂供給の完了の方が早ければ問題は生じない。しかしながら、要求される精度を維持するためには必ずしも打錠プレス202による成形時間内に供給が完了するとは限らず、又、計量ミスにより、再度計量し直す必要が生じる場合もある。そのような場合には、計量部からの樹脂供給がボトルネックとなり、プレ成形のサイクルタイムが事実上支配されてしまう。プレ成形のサイクルタイムが長いということは、プレ成形された樹脂を使って封止を行う樹脂封止装置のサイクルタイムが事実上制限を受けることにも繋がり、生産効率を低下させてしまう。一方、プレ成形を行う装置自体を複数台用意することで対処しようとすれば、その分コストも掛かり、装置を設置する為の場所の確保が必要ともなり、設置自由度が阻害されてしまう。
本発明は、これらの問題点を解決するべくなされたものであって、精度良く樹脂を計量しつつ、必要なタイミングで必要量の樹脂をプレ成形部あるいは樹脂封止用金型のキャビティに対して供給可能な樹脂供給機構を提供することをその課題としている。
本発明は、樹脂封止用金型内に投入するために粉状又は粒状の樹脂を予め板状に成形するプレ成形部に対して、所定量の前記粉状又は粒状の樹脂を供給する樹脂供給機構であって、前記樹脂を計量可能な計量部と、前記プレ成形部に対して前記樹脂を搬送可能な搬送機構と、を備え、更に、前記計量部により計量された所定量の前記樹脂を一時的に保持可能な保持部を備えることにより、前記搬送機構の状態に関らず前記計量部による計量を可能としたことで、上記課題を解決するものである。
このような構成を採用することで、計量部の計量待ちの時間を低減することが可能となる。即ち、搬送機構が樹脂を受け取る準備が完了するまでの間計量を待つ必要がなく、保持部が空になった段階で、即時、計量部から当該保持部へと樹脂を供給し始めることができるため、全体として樹脂供給が完了するまでの待ち時間を短縮することができる。
又、前記保持部として、複数の容器と該複数の容器の位置を相互に変換可能な位置変換機構を備えた構成とすれば、1つの容器に所定量の樹脂供給が完了したら直ぐに他の容器に対して所定量の樹脂供給を開始することができ、更なる待ち時間の短縮を図ることができる。更に、予め当該複数の容器の全てに所定量の樹脂を供給しておけば、プレ成形のサイクルが進行する過程で、計量ミス等により樹脂を破棄する必要性が生じた場合においても、前記計量部による再計量が行われるまでの時間を待つ必要性を低減させることができる。
又、前記保持部を、単一の容器を備えた構成とすれば、簡易な構成で保持部を構成でき、低コストで実現することが可能となる。
又、前記容器を、自身が上下反転することで保持する前記樹脂を前記搬送機構へと受渡し可能に構成すれば、素早く樹脂を搬送機構へと供給することができる。
又、前記容器を、前記容器の底部が開口することで保持する前記樹脂を前記搬送機構へと受渡し可能に構成すれば、計量した樹脂を確実に搬送機構へと供給することができる。
又、樹脂封止用金型のキャビティに対して、所定量の粉状又は粒状の樹脂を供給する樹脂供給機構であって、前記樹脂を計量可能な計量部と、前記樹脂封止用金型に対して前記樹脂を搬送可能な搬送機構と、を備え、更に、前記計量部により計量された所定量の前記樹脂を一時的に保持可能な保持部を備えることにより、前記搬送機構の状態に関らず前記計量部による計量可能に構成してもよい、即ち、直接樹脂封止用金型に投入する場合に適用しても同様の効果を発揮させることができる。
なお、本発明における樹脂の「所定量」とは、許容される誤差を含んだ概念である。
本発明を適用することにより、プレ成形あるいは樹脂封止用金型のサイクルタイムを短縮することができる。
最初に、図1を参照しつつ、本発明の実施形態の一例である樹脂供給機構101の構成を説明する。図1は、本発明の実施形態の一例を示す樹脂供給機構101の概略構成図である。
樹脂供給機構101は、粉状又は粒状の樹脂300を計量可能な計量部102と、プレ成形部(詳細は後述)に対して樹脂300を搬送可能なフィルム(搬送機構)206と、該フィルム206が樹脂300を受け取る準備が完了するまでの間、計量部102により計量された所定量の樹脂300を受け取って一時的に保持可能な保持部110と、保持部110に保持されている所定量の樹脂300をフィルム206へと導くシュータ112とを有して構成されている。
計量部102は、樹脂300が投入されるホッパ103と樹脂300の出口となるフィーダ104を有している。又、図示はしないが、当該計量部102には振動子が設けられ、当該振動子の振動を調整することによって、ホッパ103内の樹脂300をフィーダ104を介して供給している。又、当該計量部102は図示せぬ電子天秤上に配置されており、当該電子天秤により計量部102全体の重量を計測可能とされている。即ち、樹脂300が供給されることにより、当該電子天秤の計量値が減少するような構成とされている。又、振動子と電子天秤とは図示せぬ演算装置に接続され、電子天秤の計量結果に基づいて振動子の振動をコントロール可能とされている。
保持部110は2つの容器(第1容器120、第2容器122)と当該2つの容器120、122を支持しつつ、軸心Oを中心に回転可能な位置変換機構116とを有して構成されている。即ち、2つの容器120、122の位置を相互に変換可能な構成とされている。又、位置変換機構116による各容器120、122の支持は、所定のタイミングで容器自身が上下反転することで容器内の樹脂300をシュータ112内へと投入可能な状態で支持されている。この他にも、各容器120、122の底部が開口することで樹脂300をシュータ112に投入可能な構成を採用してもよい。このような構成とすれば、より確実に樹脂300をシュータ112に投入することができる。なお、本実施形態では、容器が2つの構成とされているが、必要により3つ以上の構成としてもよい。
シュータ112は、保持部110から供給される樹脂300を次段であるフィルム206上に導く機能を果たしている。このシュータ112の形状(例えば、鉛直方向と直交する方向の断面形状)は種々考えられる。例えば、プレ成形の形状(即ち樹脂封止金型の形状)と相似な形状としておけば、供給された樹脂が予め当該形状に沿って供給されるため、プレ成形時の樹脂の溶融を容易とし、更に樹脂流れを抑えることができるため、プレ成形に要する時間を短縮させることが可能である。また、シュータ112内に樹脂300を拡散させる機構を設け、樹脂300の拡散を積極的に図るような構成を採用することも可能である。
次に、図2を参照しつつ、プレ成形工程に沿って樹脂供給機構101の作用を説明する。図2は、プレ成形工程及び樹脂供給機構101によるプレ成形部200への樹脂の供給過程を示した図である。
プレ成形部200は、樹脂供給機構101から供給された樹脂300を、樹脂封止装置(図示しない)のキャビティの形状に合わせて予め成形(プレ成形)することを目的としている。プレ成形部200は、ヒータ(図示しない)が備わった打錠プレス202と、当該打錠プレス202に隣接して配置される冷却部204とから構成される。この打錠プレス202と冷却部204とは、それぞれ上下2つの型から構成されており、図示せぬプレス機構によって所定のタイミングで開閉可能とされている。又、打錠プレス202と冷却部204との下型の位置と略同じ高さの位置に第1支持ローラ208Aが設けられている。又、打錠プレス202と冷却部204との上型の位置と略同じ高さの位置に第2支持ローラ208Bが設けられている。さらにこの第1支持ローラ208A及び第2支持ローラ208Bは水平方向(図2において左右方向)に位置が異なるように配置されている。その上で、第1支持ローラ208Aより上側且つ第2支持ローラ208Bより下側の位置に駆動ローラ210が設けられている。この駆動ローラ210は、自身が水平方向(図2において左右方向)に移動することが可能とされており、開いた状態の打錠プレス202と冷却部204の間に進入することが可能とされている。又、第1ローラ208A、第2ローラ208B及び駆動ローラ210にはフィルム206が係合している。このフィルム206は、例えば、ポリプロピレンフイルムが使用される。このフィルム206は、プレ成形部200に対する樹脂300の搬送機構及び当該樹脂300がプレ成形部200に付着すること等を防止する機能を発揮する。
最初に図2(A)に示すように、樹脂300がフィルム206上に供給される。このとき予め保持部110に備わる2つの容器120、122にはともに所定量の樹脂300が供給されて、保持されている。このうち第1容器120に保持されていた樹脂300がフィルム206上に供給される。この最初にフィルム206上に供給された樹脂300を区別のため第1の樹脂300Aとする。この第1の樹脂300Aの供給が終わると直ぐに位置変換機構116(図2においては図示していない)により、第1容器120と第2容器122との位置が相互に変換される。当該位置変換により、空いた第1容器120が計量部102(図2においては図示していない)から樹脂300を受け取ることが可能な位置へと移動すると直ぐ、計量部102から所定量の樹脂300の供給が開始される。同時に、駆動ローラ210がプレ成形部200側(図2において右側)に移動する。
これにより、図2(B)に示すように、フィルム206上に供給された第1の樹脂300Aが、打錠プレス202の位置にまで移動する。このとき第1の樹脂300Aは、フィルム206によって上下が包まれた状態で移動する。第1の樹脂300Aが打錠プレス202の位置まで運ばれると、打錠プレス202がプレス機構によって型閉じされ、目的とする形状(例えば、樹脂封止装置のキャビティの形状と相似する板状)へとプレ成形される。又、このフィルム206の移動により搬送機構としてのフィルム206は樹脂300を受け取る準備が完了するため(即ち、シュータ112の下に空のフィルム206が位置することを意味する)、樹脂300が保持されている第2容器122からシュータ112を介して別の樹脂300がフィルム206上に供給される。この供給は第2容器122を上下に反転させるのみで完了するため、打錠プレス202による第1の樹脂300Aのプレ成形が完了するよりも早いタイミングで供給することが可能である。ここで供給された樹脂300を第2の樹脂300Bとする。
更に図2(C)に示すように、駆動ローラ210がプレ成形部200側(図2において右側)に移動し、打錠プレス202によって成形された第1の樹脂300Aが冷却部204の位置へと移動する。同時に第2の樹脂300Bが、打錠プレス202の位置にまで移動する。続いて第1の樹脂300Aは冷却部204によって必要な程度にまで冷却される。同時に、第2の樹脂300Bは、打錠プレス202よって板状に形成される。又、この時点で、第1容器120に対しての樹脂300の供給は完了している。第1容器120への樹脂300の供給が完了すると直ぐ、位置変換機構116の作用により、2つの容器120、122の位置が相互に変換される。即ち、空いた第2容器122が、計量部102から樹脂300を受け取ることが可能な位置へと変位する。更に変位と同時に第2容器122に対して所定量の樹脂300の供給が開始される。
続いて図2(D)に示すように、駆動ローラ210が更にプレ成形部200側(図2において右側)に移動し、打錠プレス202によって成形された第2の樹脂300Bが冷却部204の位置へと移動する。同時に第1の樹脂300Aが、冷却部204の位置から外れた位置にまで移動する。続いて第2の樹脂300Bが冷却部204によって必要な程度にまで冷却される。この時点で、第2容器122には所定量の樹脂300の供給が完了している。
続いて図2(E)に示すように、第2の樹脂300Bの冷却が終った段階で駆動ローラ210が第1支持ローラ208A側(図2において左側)に戻る。最初に取出機構400によって第1の樹脂300Aが運び出される。
続いて図2(F)に示すように、第2の樹脂300Bが取出機構400によって運び出されることとなる。これと同時に、次のプレ成形サイクルで利用する第1の樹脂300Cがフィルム206上に供給さる。この時点では既に2つの容器120、122に対して所定量の樹脂300の供給が完了しているため、第1容器120を上下に反転させることで即供給を完了できる。その後は図2(A)に戻り、同様の作用が繰り返される。
このように、本実施形態に係る樹脂供給機構を利用すれば、容器に空きが生じると直ぐに所定量の樹脂の供給を開始できるようになる。即ち、計量部102が停止している時間(計量の待ち時間)を減らすことができ、効率よく計量部102を利用することができる。その結果、プレ成形の工程において、樹脂供給が完了するまでの待ち時間が無くなり、プレ成形のサイクルタイムを全体として短くすることが可能となる。又、場合により待ち時間が無くならない場合においても待ち時間の短縮を確実に図ることができる。更に、プレ成形のサイクルタイムが、プレ成形された樹脂を使って封止を行う樹脂封止装置のサイクルタイムを事実上制限していた場合でも、当該樹脂供給機構101を用いることで、樹脂封止装置自体の生産効率を向上させることができる。又、この場合にプレ成形を行う装置自体を複数台用意する必要は無く、コスト上昇、設置自由度の阻害が生じることもない。
次に、保持部が上記のように複数ではなく、単一の容器(第1容器220)から構成される実施形態について、図3を参照しつつ説明する。なおその他の部分の構成及び作用は同一であるため、同一の符号を付するに留め重複した説明は省略する。
この実施形態においては、上述したとおり樹脂300を一時的に保持可能な容器が第1容器220のみであるため、保持部を簡易且つ低コストで実現することができる。しかしながら、第1容器220が保持する樹脂300をシュータ112内へと投入すれば、即時に、計量部102による樹脂300の供給を開始できるため、同様の効果を期待することができる。
本発明は、プレ形成装置あるいは樹脂封止用金型のキャビティに対して樹脂を供給する樹脂供給機構として好適である。
本発明の実施形態の一例を示す樹脂供給機構101の概略構成図 プレ成形工程及び保持部が複数の容器と該複数の容器の位置を相互に変換可能な位置変換機構を備えた樹脂供給機構101によるプレ成形部への樹脂の供給過程を示した図 プレ成形工程及び保持部が単一の容器からなる樹脂供給機構201によるプレ成形部への樹脂の供給過程を示した図 特許文献1に記載される樹脂封止装置の概略構成図 特許文献2に記載されるプレ成形装置の概略構成図
符号の説明
101…樹脂供給機構
102…計量部
103…ホッパ
104…フィーダ
110…保持部
112…シュータ
116…位置変換機構
120…第1容器
122…第2容器
200…プレ成形部
202…打錠プレス
204…冷却部
208A…第1支持ローラ
208B…第2支持ローラ
210…駆動ローラ
300…樹脂
400…取出機構

Claims (6)

  1. 樹脂封止用金型内に投入するために粉状又は粒状の樹脂を予め板状に成形するプレ成形部に対して、所定量の前記粉状又は粒状の樹脂を供給する樹脂供給機構であって、
    前記樹脂を計量可能な計量部と、
    前記プレ成形部に対して前記樹脂を搬送可能な搬送機構と、を備え、
    更に、前記計量部により計量された所定量の前記樹脂を一時的に保持可能な保持部を備えることにより、前記搬送機構の状態に関らず前記計量部による計量を可能とした
    ことを特徴とする樹脂供給機構。
  2. 樹脂封止用金型のキャビティに対して、所定量の粉状又は粒状の樹脂を供給する樹脂供給機構であって、
    前記樹脂を計量可能な計量部と、
    前記樹脂封止用金型に対して前記樹脂を搬送可能な搬送機構と、を備え、
    更に、前記計量部により計量された所定量の前記樹脂を一時的に保持可能な保持部を備えることにより、前記搬送機構の状態に関らず前記計量部による計量を可能とした
    ことを特徴とする樹脂供給機構。
  3. 請求項1又は2において、
    前記保持部が、複数の容器と該複数の容器の位置を相互に変換可能な位置変換機構を備えた構成とされている
    ことを特徴とする樹脂供給機構。
  4. 請求項1又は2において、
    前記保持部が、単一の容器を備えた構成とされている
    ことを特徴とする樹脂供給機構。
  5. 請求項3又は4において、
    前記容器は、自身が上下反転することで保持する前記樹脂を前記搬送機構へと受渡し可能である
    ことを特徴とする樹脂供給機構。
  6. 請求項3又は4において、
    前記容器は、前記容器の底部が開口することで保持する前記樹脂を前記搬送機構へと受渡し可能である
    ことを特徴とする樹脂供給機構。
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