JP5724367B2 - 音楽再生装置及び再生音量制御システム, - Google Patents

音楽再生装置及び再生音量制御システム, Download PDF

Info

Publication number
JP5724367B2
JP5724367B2 JP2010284706A JP2010284706A JP5724367B2 JP 5724367 B2 JP5724367 B2 JP 5724367B2 JP 2010284706 A JP2010284706 A JP 2010284706A JP 2010284706 A JP2010284706 A JP 2010284706A JP 5724367 B2 JP5724367 B2 JP 5724367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
importance
signal
information
voice
music
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010284706A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012134741A (ja
Inventor
大地 鈴木
大地 鈴木
雄介 盛田
雄介 盛田
凡 賈
凡 賈
優介 高橋
優介 高橋
山田 大輔
大輔 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2010284706A priority Critical patent/JP5724367B2/ja
Publication of JP2012134741A publication Critical patent/JP2012134741A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5724367B2 publication Critical patent/JP5724367B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

ポータブル型の音楽再生装置の音量を、ユーザが音楽再生装置を操作することなく変更するための技術に係わる。
MP3プレイヤやマルチメディアプレイヤなど,音楽を再生できるポータブル型の音楽再生装置が普及し,ユーザは,イヤホンを耳に差し込んで場所を問わず音楽を聞くことができるようになったが,音楽再生装置の再生音量を大きくしてしまうと,外部からの音声情報を聞き逃してしまうことがある。
例えば,音楽再生装置の再生音量を大きくして,列車の車内で音楽を聞いているユーザは,列車の音声情報(アナウンス)が聞き取りづらくなり,他社の運行状況など重要な音声情報を聞き逃してしまうことがあるため,音楽再生装置の再生を止める、再生音量を小さくする、イヤホンを耳からはずす等の操作することなく,音楽再生装置を利用している最中であっても,外部から重要な音声情報が流れる際,音楽再生装置の再生音量を自動的に調整して外部からの音声情報を聞けるようにすることが望まれている。
ポータブル型の音楽再生装置の再生音量を自動的に調整する発明としては,例えば,特許文献1では,センサが検出した騒音に基づいて、音楽再生装置の再生音量を切り換える機能を有する音楽再生装置が開示されているが,特許文献1で開示されている発明では,周囲の騒音がうるさく音楽が聞き取りにくい場合には,自動的に再生音量を上げるため、外部から音声情報が流れると,自動的に再生音量が上がってしまうと想定される。
また,外部信号によりポータブル型の機器の振る舞いを制御する発明も既に開示されており,例えば,特許文献2では,情報発信手段(例えば,中継局)から携帯型無線機(例えば,携帯電話)宛に情報信号を発信し、携帯型無線機が、情報発信手段より発信された情報信号を受信したときに当該情報信号が表す情報内容とそのレベルを判別し、情報発信手段が発信した情報信号のレベルに応じて,携帯型無線機は自機の運用形態(例えば,電源切入、着信音の制限等)を変更する通信システムが開示されている。
しかし,特許文献2で開示されている発明は、携帯型無線機の運用形態を制御する発明で、 ポータブル型の音楽再生装置の再生音量を調整する内容に関しての記述はない。
特開2003−271197号公報 特開平11−331948号公報
そこで,本発明の課題は,音楽再生装置の再生を止める、音量を小さくする、イヤホンを耳からはずす等の操作をすることなく,外部から流れる音声情報の重要度に応じて,再生音量を調整できる音楽再生装置,及び,音楽再生装置の外部から流す音声情報の重要度に応じて,音声再生装置の再生音量を自動的に調整できるシステムを提供することにある。
上述した課題を解決する第1の発明は,音楽再生装置の外部から流す音声情報の重要度に応じて,音声再生装置の再生音量を自動的に調整できるように,列車の車両に流す音声情報を記憶するメモリと,列車の車両に流す音声情報の入力に用いるマイク装置と,無線の信号を発信する信号発信手段と,音声情報を出力する音声出力手段と,前記メモリに記憶されている音声情報を前記音声出力手段で発信する場合は,この音声情報のメタ情報に含まれる重要度を前記音声出力手段で発信する音声情報の重要度として決定し,前記マイク装置から入力された音声情報を前記音声出力手段で発信する場合は,前記マイク装置から入力される音声情報を利用するときの重要度を前記音声出力手段で発信する音声情報の重要度として決定し,前記信号発信手段を用いて,前記音声出力手段で発信する音声情報の重要度を示す無線の重要度信号を発信した後,前記音声出力手段を用いて音声情報を出力する制御手段を備えた音声出力装置と,無線の信号を受信する信号受信手段と,音楽を再生する音楽再生手段と,前記音楽再生手段で再生する音楽の再生音量を設定するための電子ボリューム手段と,前記音楽再生手段で音楽を再生している間に,外部装置が発信する音声情報の重要度を示す無線の重要度信号を前記信号受信手段が受信すると,音声情報の重要度毎に再生音量を記憶したテーブルを参照し,前記信号受信手段が受信した前記重要度信号で示される重要度に対応する再生音量に前記電子ボリューム手段を設定する再生音量制御手段を備えた音楽再生装置と,から少なくとも構成されたことを特徴とする再生音量制御システムである。
更に,第2の発明は,音声情報の出力が終了すると,音声情報が出力される前の再生音量に自動的に戻るように,前記音声出力装置の前記制御手段は,音声情報の出力が終了すると,前記信号発信手段を用いて,音声情報の出力終了を示す無線の音声終了信号を発信し,音楽再生装置の前記再生音量制御手段は,前記重要度信号を前記信号受信手段が受信したときの再生音量を保持し,前記音声終了信号を前記信号受信手段が受信すると,保持している再生音量に前記電子ボリューム手段を設定する
ことを特徴とする,第の発明に記載の再生音量制御システムである。
このように,本発明によれば,音声出力装置が,音声情報に対応した重要度号を発信してから音声情報を出力し,音声情報の出力が終了すると,音声終了信号を発信することで,音声情報が出力されている間,音楽再生装置の再生音量は,該音声情報の重要度に対応した再生音量に変更されることになり,音楽再生装置の再生を止める、音量を小さくする、イヤホンを耳からはずす等の操作をすることなく,外部から流れる音声情報の重要度に応じて,再生音量を調整できるようになる。
本実施形態に係る再生音量制御システムを説明する図。 音声出力装置のブロック図。 音声出力装置の動作を説明するフロー図。 音楽再生装置のブロック図。 音楽再生装置の動作を説明するフロー図。
ここから,本発明の実施形態について,本発明の技術分野に係わる当業者が発明の内容を理解し,発明を実施できる程度に説明する。なお、これから説明する実施形態は本発明の一実施形態にしか過ぎず、本発明は,これから説明する実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。
図1は,本実施形態に係る再生音量制御システム1を説明する図である。図1は,再生音量制御システム1を列車の車内に適用したときの図で,図1で図示した再生音量制御システム1には,外部から受信した無線信号に基づき再生音量を制御するポータブル型の音楽再生装置2と,音楽再生装置2の再生音量を制御する無線信号を発信する機能を有し,車内に音声情報を流す音声出力装置3とから少なくとも構成されている。
音声出力装置3の具体的な態様は,再生音量制御システム1が適用される場所によって異なり,本実施形態において,再生音量制御システム1は列車の車内に適用されているため,音声出力装置3は,列車の運行に係る様々な音声情報を記憶し,輪の回転数などから列車の走行距離を算出する走行距離演算装置4から得られる走行距離などに応じた音声情報を車内に流す車内アナウンス装置を利用して実現される。なお,音声出力装置3は,音声出力装置3に記憶している音声情報ばかりではなく,緊急時には,車掌室のマイク装置5から送信された音声情報を車内に流すことになる。
図1に図示したように,音声出力装置3は,列車の運行状況に係る音声情報を車内に流すためのスピーカ33aと,音楽再生装置2の再生音量を制御するための無線信号を車内に向けて発信するアンテナ32aを備え,アンテナ32aを用いて車内に流す音声情報の重要度を示す無線信号である重要度信号を車内に発信した後,スピーカ33aを用いて車内に音声情報を流し,音声情報が終了すると,アンテナ32aを用いて音声情報の終了を意味する無線信号である音声終了信号を車内に発信する。
音声出力装置3が車内に流す音声情報に重要度を設けるのは,車内に流す音声情報の種別毎に重要度が異なるからである。例えば,他社の運行状況など緊急時に流す音声情報は,音声情報の内容が毎回異なるため聞き逃し易く,かつ,路線変更をユーザに強いることもあるため,緊急時に流す音声情報の重要度を高くし,また,次の停車駅案内など毎回流す音声情報は,ユーザがその内容(例えば,駅名)を把握していることが多いため,毎回流す音声情報の重要度は低くする。
ユーザが所持する音楽再生装置2は,車内に流す音声情報の重要度を示す重要度信号を音声出力装置3から受信すると,重要度信号を受信したときの再生音量を保持した後,受信した重要度信号で示される重要度に対応した再生音量に音楽再生装置2の再生音量を設定する動作を行い,音声出力装置3から音声終了信号を受信すると,重要度信号を受信した時に保持した再生音量に音楽再生装置2を設定する動作を行う。
このように,音声出力装置3から音声情報が流れている間,音楽再生装置2の再生音量は,音声出力装置3から受信した重要度信号で示される重要度に対応した再生音量になるため,重要度に応じて音楽再生装置2の再生音量を小さくすれば,ユーザは,重要度が高くなるほど音声情報を聞き逃してしまうことをなくすことができる。
例えば,緊急時に流す音声情報など重要度の高い音声情報を流すときの音楽再生装置2の再生音量を消音にすれば,ユーザは,緊急時に流す音声情報を聞き逃すことが無くなる。また,次の停車駅案内など重要度の低い音声情報を流すときの音楽再生装置2の再生音量を,ユーザが音声情報の一部を確認できる程度の再生音量に小さくすれば,ユーザは音声情報の一部からその内容を推測できるようになる。
まず,再生音量制御システム1に含まれる音声発信装置3について説明する。図2は,音声出力装置3のブロック図である。
図2(a)は,音声出力装置3に実装された電気部品を示し,音声出力装置3には,CPU,RAM及びROMなどが実装され,音声出力装置3を制御する制御回路30と,アンプなどが実装され,スピーカ33aを利用して音声情報を出力する音声情報出力回路33と,アンプなどが実装され,アンテナ32aを利用して無線信号を発信する信号発信回路32と,車内に流す音声情報が記憶されるメモリ31が実装され,本実施形態では,音声出力装置3には,車輪の回転数などから列車の走行距離を算出する走行距離演算装置4と車掌室のマイク装置5が接続されている。
音声出力装置3の信号発信回路32は,無線により信号を発信できる技術を利用でき,例えば,ポータブル型の機器で汎用的に利用されているWi−Fi(ワイファイ、wireless fidelity)を用いることができる。
また,本実施形態では,音声出力装置3のメモリ31に記憶されている音声情報のメタ情報には,音声情報を流すときの距離情報と,音声情報の重要度が含まれている。音声出力装置3のメモリ31に記憶される音声情報のメタ情報に含まれる距離情報は,音声出力装置3が発信する音声情報を決定する際に利用され,また,該メタ情報に含まれる重要度は,音声出力装置3が発信する重要度信号を決定する際に利用される。
図2(b)は,音声出力装置3に備えられる機能を説明する図である。図2(b)で図示したように,音声出力装置3には,図2(a)で図示した電気部品を用いて実現される機能として,無線の信号を発信する信号発信手段301と,音声情報を出力する音声出力手段302と,信号発信手段301を用いて,音声出力手段302で発信する音声情報の重要度を示す無線の重要度信号を発信した後,音声出力手段302を用いて音声情報を発信する処理を少なくとも実行する制御手段300が備えられる。
音声出力装置3に備えられる信号発信手段301は,アンテナ32aを利用して無線信号を発信する信号発信回路32で実現され,音声出力装置に備えられる音声出力手段302は,スピーカ33aを利用して音声情報を出力する音声情報出力回路33で実現される。
また,音声出力装置3の制御回路30には,音声出力装置3の制御回路30を制御手段300として機能させるためのコンピュータプログラムが実装され,このコンピュータプログラムが制御回路30で動作することで,音声出力装置3の制御回路30は制御手段300として機能する。
図3は,音声出力装置3の動作を説明するフロー図である。本実施形態において,走行距離演算装置4から入力された走行距離が,音声出力装置3のメモリ31に記憶されている音声情報のメタ情報に含まれる距離情報のいずれかに達したとき,又は,マイク装置4のスイッチがONになったことを示すON信号を車掌室のマイク装置4から受信したときに,音声出力装置3の制御手段300は音声情報を車内に流す動作を開始する(S1)。
音声出力装置3の制御手段300は,音声情報を車内に流す動作を開始すると,まず,音声出力装置3は,車内に流す音声情報とこの音声情報の重要度を決定する処理を行う(S2)。
音声出力装置3の制御手段300には,車内に流す音声情報の重要度が予め設定され,本実施形態では,車内に流すアナウンスの重要度はレベル1からレベル5までの5段階で,表1に示すように,車内に流す音声情報の重要度が予め設定されている。
Figure 0005724367
本実施形態において,走行距離演算装置4から入力された走行距離が,音声出力装置3のメモリ31に記憶されている音声情報のメタ情報に含まれる距離情報のいずれかに達した場合,音声出力装置3の制御手段300は,走行距離演算装置4から入力された走行距離が達した距離情報をメタ情報に含む音声情報を車内に流す音声情報として特定し,該音声情報のメタ情報に含まれる重要度(表1では,レベル1からレベル4のいずれか)を車内に流す音声情報の重要度として決定する。
また,マイク装置5のスイッチがONになったことを示すON信号を車掌室のマイク装置5から受信した場合,音声出力装置3の制御手段300は,マイク装置5から入力される音声情報を車内に流す音声情報として決定し,マイク装置5から入力される音声情報を利用するときの重要度(表1では,レベル5)を車内に流す音声情報の重要度として決定する。
音声出力装置3の制御手段300は,車内に流す音声情報とその重要度を特定すると,特定した重要度を示す重要度信号の発信を信号発信手段301に指示し,信号発信手段301は,制御手段300から指示された重要度信号を車内に向けて発信する(S3)。表1に従えば,「次の停車駅案内」を音声情報で車内に流すときの重要度のレベル2であるため,「次の停車駅案内」を音声情報で車内に流すとき,重要度がレベル2を示す重要度信号が信号発信手段301から車内に発信される。
音声出力装置3の制御手段300は,重要度信号を車内に向けて発信すると,特定した音声情報を音声出力手段302に入力し,特定した音声情報を車内に流す処理を実行する(S4)。音声出力装置3のメモリ31に記憶されている音声情報を車内に流す場合,音声出力装置3の制御手段300は,走行距離演算装置4から入力された走行距離が達した距離情報をメタ情報に含む音声情報を読み出して音声出力手段302に入力することになる。また,マイク装置5から入力された音声情報を車内に流す場合,マイク装置5から入力された音声情報を音声出力手段302に入力することになる。
音声出力装置3の制御手段300は,音声情報を車内に流し終えると,音声情報の終了を音楽再生装置2に伝達するための音声終了信号の発信を信号発信手段301に指示し,信号発信手段301は音声終了信号を車内に向けて発信して(S5),この手順を終了する。
次に,再生音量制御システム1に含まれる音楽再生装置2について説明する。図4は,音楽再生装置2のブロック図である。図4(a)は音楽再生装置2に備えられている電気部品を示し,音楽再生装置2には,CPU,RAM及びROMなどが実装され,音楽の再生や再生音量の自動設定など音楽再生装置2を制御する制御回路20と,アンテナ21aを利用して無線信号を受信する信号受信回路21と,音楽のデジタルデータが記憶されるフラッシュメモリ22と,音楽のデジタルデータをアナログ信号に変換するDAC(Digital Analogue Converter)23と,半導体を用いたボリュームである電子ボリューム回路24と,電子ボリューム回路24からの出力を増幅するアンプ25と,タッチパネルや十字キーなどの操作回路26と,再生している音楽に係るテキストや映像を表示するディスプレイ27などが備えられ,音楽再生装置2のアンプ25にはイヤホン28が接続されている。
アンテナ21aを利用して音声出力装置3から発信される信号を受信する信号受信回路21の具体的な内容は,音声出力装置3の信号発信回路32に対応し,例えば,音声出力装置3の信号発信回路32がWi−Fiに対応した無線回路ならば,音楽再生装置2の信号受信回路21もWi−Fiに対応した無線回路になる。なお,音楽再生装置2のその他の電気部品については,汎用的な内容であるため特に詳細は説明しない。
図4(b)は,音楽再生装置2に備えられる機能を説明する図である。図4(b)で図示したように,音楽再生装置2には,図4(a)で図示した電気部品を用いて実現される機能として,無線の信号を受信する信号受信手段201と,音楽を再生する音楽再生手段202と,音楽再生手段202で再生する音楽の再生音量を変更する電子ボリューム手段203と,音楽再生手段202が音楽を再生している間に,外部から発信される音声情報の重要度を示す無線の重要度信号を信号受信手段201が受信すると,音声情報の重要度に設定されたレベル毎に再生音量を記憶したテーブルを参照し,信号受信手段201が受信した重要度信号で示される重要度に対応する再生音量に電子ボリューム手段203を設定する処理を少なくとも実行する再生音量制御手段200が備えられる。
音楽再生装置2に備えられる信号受信手段201は,アンテナ21aを利用して無線信号を受信する信号受信回路21で実現され,電子ボリューム手段203は,半導体を用いたボリュームである電子ボリューム回路24で実現される。
また,音楽再生装置2の制御回路20には,フラッシュメモリ22に記憶されている音楽をDAC23に入力して再生するコンピュータプログラムが実装され,このコンピュータプログラムが制御回路20で動作することで,音楽再生装置2の制御回路は音楽再生手段202として機能する。
更に,音楽再生装置2の制御回路20又はフラッシュメモリ22には,再生音量制御手段200として制御回路を機能させるためのコンピュータプログラムが実装され,このコンピュータプログラムが実行されることで,制御回路20は再生音量制御手段200として機能する。
図5は,音楽再生装置2の動作を説明するフロー図である。音楽再生装置2の信号受信手段201が,音声出力装置3から無線信号を受信すると,音楽再生装置2の再生音量制御手段200は,音声出力装置3から受信した無線信号に対応する処理を開始する(S10)。
音声出力装置3から受信した無線信号が重要度信号の場合,音楽再生装置2の再生音量制御手段200は,音楽再生手段202が音楽を再生しているか確認し(S11),音楽再生手段202が音楽を再生している場合,この時点の再生音量を保持した後(S12),音声出力装置3から受信した重要度信号で示される重要度に対応する再生音量になるように電子ボリューム手段(S13)を設定する処理を行う。
音声出力装置3から受信した重要度信号で示される重要度に対応する値に再生音量にするために,音楽再生装置2の再生音量制御手段200には,音声情報の重要度に設けられたレベル毎に再生音量を関連付けたテーブルが予め記憶され,音楽再生装置2の再生音量制御手段200は,該テーブルを参照し,音声出力装置3から受信した重要度信号で示される重要度のレベルに対応する再生音量になるように電子ボリューム手段203を設定する処理を行う。
表2は,音楽再生装置2の再生音量制御手段200に設定されたテーブルの一例で,表2のテーブルは表1の内容に対応付けている。
Figure 0005724367
表2で図示したテーブルでは,音声情報の重要度がレベル1,レベル2及びレベル3の場合,すなわち,車内に流れるアナウンスが「優先席の案内」,「次の停車駅案内」及び「終点案内」の場合,再生音量を30dbにする設定になっている。また,音声情報の重要度がレベル4の場合,すなわち,車内に流れるアナウンスが「信号等による一時的な停止」の場合,電子ボリュームの値を15dbにする設定になっている。更に,音声情報の重要度がレベル5の場合,すなわち,車掌室のマイク装置から入力される音声を車内に流す場合,電子ボリュームの値を0db(消音)にする設定になっている。
なお,重要度信号で示されるレベルに対応する再生音量が0db(消音)の場合,音楽が聞こえることなく再生されてしまうため,再生音量が0db(消音)にする代わりに音楽再生手段202を停止させるようにしてもよい。なお,音楽再生手段202を停止させた場合は,操作回路26からの指示ではなく,再生音量制御手段200が音楽再生手段202を停止させたことを示す情報を一時的に保持しておく。
また,音楽再生装置2の再生音量制御手段200は,音声出力装置3から受信した無線信号が音声終了信号の場合,音楽再生装置2の再生音量制御手段200が保持している再生音量になるように電子ボリューム手段203を設定する処理を行う(S14)。なお,再生音量制御手段200が音楽再生手段202を停止させた場合は,電子ボリューム手段203に再生音量を設定する処理ではなく,音楽再生手段202を再生開始する処理が実行される。
上述したように,音声出力装置3は,車内に流す音声情報に対応した重要度信号を車内に発信した後,音声情報を車内に流し,音声情報を流し終えると,音声終了信号を車内に発信するため,図5を用いて説明したフローが実施されることで,車内に音声情報が流されている間,音楽再生装置2の再生音量は,該音声情報の重要度に対応した再生音量に変更されることになる。
1 再生音量制御システム
2 音楽再生装置
200 再生音量制御手段
201 信号受信手段
202 音楽再生手段
203 電子ボリューム手段
3 音声出力装置
300 制御手段
301 信号発信手段
302 音声出力手段
4 走行距離演算装置
5 マイク装置

Claims (2)

  1. 列車の車両に流す音声情報を記憶するメモリと,列車の車両に流す音声情報の入力に用いるマイク装置と,無線の信号を発信する信号発信手段と,音声情報を出力する音声出力手段と,前記メモリに記憶されている音声情報を前記音声出力手段で発信する場合は,この音声情報のメタ情報に含まれる重要度を前記音声出力手段で発信する音声情報の重要度として決定し,前記マイク装置から入力された音声情報を前記音声出力手段で発信する場合は,前記マイク装置から入力される音声情報を利用するときの重要度を前記音声出力手段で発信する音声情報の重要度として決定し,前記信号発信手段を用いて,前記音声出力手段で発信する音声情報の重要度を示す無線の重要度信号を発信した後,前記音声出力手段を用いて音声情報を出力する制御手段を備えた音声出力装置と,
    無線の信号を受信する信号受信手段と,音楽を再生する音楽再生手段と,前記音楽再生手段で再生する音楽の再生音量を設定するための電子ボリューム手段と,前記音楽再生手段で音楽を再生している間に,外部装置が発信する音声情報の重要度を示す無線の重要度信号を前記信号受信手段が受信すると,音声情報の重要度毎に再生音量を記憶したテーブルを参照し,前記信号受信手段が受信した前記重要度信号で示される重要度に対応する再生音量に前記電子ボリューム手段を設定する再生音量制御手段を備えた音楽再生装置と,から少なくとも構成されたことを特徴とする再生音量制御システム。
  2. 前記音声出力装置の前記制御手段は,音声情報の出力が終了すると,前記信号発信手段を用いて,音声情報の出力終了を示す無線の音声終了信号を発信し,音楽再生装置の前記再生音量制御手段は,前記重要度信号を前記信号受信手段が受信したときの再生音量を保持し,前記音声終了信号を前記信号受信手段が受信すると,保持している再生音量に前記電子ボリューム手段を設定することを特徴とする,請求項に記載の再生音量制御システム。
JP2010284706A 2010-12-21 2010-12-21 音楽再生装置及び再生音量制御システム, Active JP5724367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010284706A JP5724367B2 (ja) 2010-12-21 2010-12-21 音楽再生装置及び再生音量制御システム,

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010284706A JP5724367B2 (ja) 2010-12-21 2010-12-21 音楽再生装置及び再生音量制御システム,

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012134741A JP2012134741A (ja) 2012-07-12
JP5724367B2 true JP5724367B2 (ja) 2015-05-27

Family

ID=46649810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010284706A Active JP5724367B2 (ja) 2010-12-21 2010-12-21 音楽再生装置及び再生音量制御システム,

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5724367B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105976829B (zh) * 2015-03-10 2021-08-20 松下知识产权经营株式会社 声音处理装置、声音处理方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001333161A (ja) * 2000-05-18 2001-11-30 Nec Corp 携帯端末
JP2002041414A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子メール着信通知装置及び電子メール着信通知方法
JP2005348020A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム
JP2009004823A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Nec Corp 自動車内通話環境制御システム,携帯端末,自動車内通話環境制御方法およびプログラム
JP2009014653A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Denso Corp 車載装置
JP2010119019A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯端末、音声出力制御方法及び音声出力制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012134741A (ja) 2012-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6209684B2 (ja) 状況に応じた音声チューニング
JP4645709B2 (ja) 近距離無線通信機能付きストリーミングデータ再生装置
US9883271B2 (en) Simultaneous multi-source audio output at a wireless headset
US20080165988A1 (en) Audio blending
JP2010518388A (ja) ナビゲーションプロンプトをブロードキャストするためのシステム及び方法
US8306233B2 (en) Transmission of audio signals
JP2006352799A (ja) 無線通信装置とその方法、及び携帯型情報処理装置
JP5724367B2 (ja) 音楽再生装置及び再生音量制御システム,
JP2015130574A (ja) オーディオシステム、オーディオシステムの制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2015002394A (ja) 情報処理装置及びコンピュータプログラム
JP4271550B2 (ja) オーディオシステム、オーディオ装置及び音声信号出力処理方法
US20130039154A1 (en) Remote control of a portable electronic device and method therefor
CN116671114A (zh) 多媒体回放同步
JP2007299450A (ja) オーディオ処理装置及び方法
JP5085431B2 (ja) 無線通信装置
EP2557763A1 (en) Remote control of a portable electronic device and method therefor
CN103578512A (zh) 录音快速回放的方法及其装置
JP2008207768A (ja) 車載用音響装置及び車載用音響装置の制御方法
CN215868619U (zh) 一种车载k歌系统
JP2013017210A (ja) 無線通信装置
JP2012175647A (ja) 車内放送認識システム
JP2012129692A (ja) 携帯端末、オーディオデータ再生システム、オーディオデータ再生方法及びプログラム
CN109144457B (zh) 音频播放装置及其音频控制电路
JP2009049620A (ja) 携帯電話装置
KR20060001215A (ko) 외부 음향기기 연결포트를 갖는 차량정보단말기

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20130823

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5724367

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150