JP5723316B2 - 電気掃除機 - Google Patents
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Description
吸込具としては、パワーブラシが組み込まれたものが知られており、パワーブラシは、清掃面の塵埃を掻き込むことが可能な回転清掃体と、この回転清掃体を駆動するための電動機(駆動部)を含んで構成されている。
この電気掃除機では、車輪の下端が使用開始前の刷毛の下端より上方に位置している。
この電気掃除機によれば、使用開始時において車輪は床面に接触しないが、使用を繰り返していくうちに刷毛が所定の厚み以上磨耗すると、車輪が床面に接触し、車輪により吸込具が支持されるようになっている。
前記した従来の電気掃除機では、車輪の下端が使用開始前の刷毛の下端より上方に位置しているので、絨毯上において吸込具が吸引力により密着し易くなり、吸込具を移動させる際の操作力が増大するおそれがあった。
なお、以下では、第1の吸込具10において、回転清掃体30(図2(b)参照)が配置される側(清掃時の前進方向)を前側、これとは反対に吸口継手15が設けられる側(清掃時の後進方向)を後側として説明する。
第1の吸込具(以下、単に「吸込具」という)10は、図2(b)に示すように、パワーブラシを構成する回転清掃体30と、この回転清掃体30を保持する軸受押さえ部材50,50とを備えている。
なお、電気掃除機1の全体において方向を言うときには、吸込具10から掃除機本体2への図示しない通風路に沿って、掃除機本体2に近い側を後側(後端)とし、これとは反対となる側を前端側(前端)として説明する。
なお、吸込具10は、延長管5の内管5b(図1参照)の前端や、操作管4(図1参照)の前端に対して接続して使用することも可能である。
なお、本実施形態の電気掃除機1では、この吸込具10の電動機35に給電する電力を、掃除機本体2からホース部3、操作管4、延長管5、第2の吸込具6を通じて供給するように構成している。
本実施形態では、ローラ11a1が、吸込具10の前後方向の中心線O1上に配置されている。
また、回転清掃体30は、1本の例を示したが、2本以上であってもよい。2本以上の複数である場合には互いに略平行に配置されるのが好ましい。
小径プーリー61は、電動機35の出力軸36に装着されており、電動機35の駆動によって回転する。大径プーリー62は、吸込室40の端部に設けられた軸受部40Aに回転可能に支持されている。大径プーリー62には、略有底円筒状の係合部64が連結されており、この係合部64は、回転清掃体30の噛合い部34に対して凹凸にて係合するようになっている。
図3(a)(b)に示すように、軸受押さえ部材50は、前部51と、後部52と、前部51と後部52とを連結する中間部53とを備え、これらが一体的に形成されいる。
前部51の下面51dには、図3(a)に示すように、刷毛部材(刷毛)54が配置されている。刷毛部材54は、軸受押さえ部材50上において、回転清掃体30の軸線の延長上に位置しており(図2(a)参照)、下面51dに設けられた縁部51d1の内側に配置されている。
車輪収容部52bには、軸受52cに支軸55aを挿通支持した車輪55が収容されている。車輪55は、車輪収容部52bに収容された状態で、後部52の下面52aから突出している(図6参照)。車輪55は、フエルト材やポリエステル系樹脂発泡体等により形成されている。これにより、車輪55は、材質が均質であるとともに、適度な弾力性を有し、しかも、清掃面に対する好適な摩擦力を発揮することのできるものとなっている。また、車輪55は、刷毛状とされた車輪に比べて摩耗性に優れたものとなっている。
なお、後部52の下面52aは、前部51の下面51dよりも上方に位置している。
中間部53の上面には、図3(b)(c)に示すように、前部51と後部52とに亘るリブ53aが形成されている。
また、図4に示すように、下面左側の軸受押さえ部材50を取り外すことによって、動力伝達手段60が露出し、回転清掃体30や大径プーリー62等の取り外しが可能となっている。下面左側の軸受押さえ部材50の固定は、図4に示すように、後部52に設けられたねじ孔52gに図示しないねじを挿通して締結することにより行うことができる。
(1)車輪55は、軸受押さえ部材50の下面51dに設けられた刷毛部材54の下面54aより下方に突出しているので、絨毯上において吸込具10が吸引力を発生すると、車輪55が毛足の中に柔軟に入り込むようにして当接し、絨毯に対して吸込具10が必要以上に密着することが防止される。これにより、絨毯上で吸込具10を移動させる際の操作力が軽減され、吸込具10の操作感を向上できる。また、回転清掃体30の駆動による吸込具10の前進時の操作性(自走性)を向上することができる。
(2)車輪55は、フエルト材やポリエステル系樹脂発泡体等により形成されているので、絨毯上で滑り易く、吸込具10を移動させる際の操作力が軽減され易い。したがって、吸込具10の操作感を向上できる。また、車輪55が絨毯上で滑り易いので、方向転換時の操作も行い易い。これにより、前記した吸口本体13を左右方向のいずれかに略90度回転させて吸口本体13の左右方向を移動方向にした掃除も、簡単に行うことができる。
(3)固定刷毛17の軸線の延長上に車輪55,55が配置されているので、固定刷毛17が絨毯に沈み込んで密着してしまうのを抑えることができる。これにより、絨毯上で吸込具10を移動させる際の操作力が軽減され、吸込具10の操作感を向上できる。
(4)吸込具10の前後方向の中心線O1を対称軸とする左右対称位置に車輪55,55が配置されているので、左右のバランスがよくなり、絨毯上で吸込具10を移動させる際の操作力が軽減される。
また、絨毯上における吸込具10の直進性、後進性に優れる。
(5)ローラ11a1の中心位置と、車輪55,55の中心位置とを結んだ図示しない線分が、ローラ11a1の中心位置を頂角とする二等辺三角形を構成するように配置されているので、左右のバランスを確保しつつ、前後のバランスもよくなり、絨毯上で吸込具10を移動させる際の操作力がより軽減される。
(6)車輪55は、軸受押さえ部材50に設けられているので、軸受押さえ部材50の取付により吸込具10に車輪55を配置することができ、生産性が向上する。
これによって、車輪55や支軸55aに付着したり絡み付いたりした塵埃を、吸込室40に吸引することができ、車輪55の滑らかな回転が維持される。
このような構成とすることによって、軸受押さえ部材50の構成を簡単化することができ、組付性が向上する。
2 掃除機本体
2c 電動送風機
10 第一の吸込具(吸込具)
11a ブラシ駆動スイッチ(駆動スイッチ)
11a1 ローラ
17 固定刷毛
30 回転清掃体
40 収容部
50 軸受押さえ部材
52b 車輪収容部
54 刷毛部材(刷毛)
54a 下端
55 車輪
O1 中心線
Claims (6)
- 吸引力を発生する掃除機本体に連通する吸込具と、
前記吸込具の下面に開口する収容部に配置された回転清掃体と、
前記回転清掃体の軸方向端部に配置され、前記回転清掃体を着脱自在に保持する軸受押さえ部材と、
前記軸受押さえ部材の下面に設けられた刷毛と、
前記軸受押さえ部材の下面から前記刷毛の下端より下方に突出する車輪と、
を備え、
前記軸受押さえ部材は、下面が下方へ膨出形成された前部と、下面が下方へ膨出形成された後部と、前記前部と前記後部とを連結し、清掃面との間に吸引路として機能する溝が設けられた中間部と、を備え、
前記刷毛は、前記前部の下面の前後に亘って配置されるとともに、その後端部が前記溝に向けて延在していることを特徴とする電気掃除機。 - 前記後部の下面は前記前部の下面よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
- 前記回転清掃体の後方において前記吸込具の下面には、前記回転清掃体の軸方向に沿って延びる固定刷毛が設けられており、前記固定刷毛の軸線の延長上に前記車輪が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
- 前記回転清掃体の後方において前記吸込具の下面略中央部には、前記回転清掃体の駆動スイッチを兼ねるローラが配置されており、前記吸込具の前後方向の中心線を対称軸とする左右対称位置に前記車輪が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
- 前記車輪は、前記軸受押さえ部材に設けられた車輪収容部に収容されており、前記車輪収容部には、前記収容部に連通する開口が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
- 前記吸込具は、上ケースと、下ケースとを備え、前記下ケースに前記車輪が設けられており、
前記軸受押さえ部材には、前記車輪が挿通される車輪開口部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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