JP5720836B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5720836B2
JP5720836B2 JP2014121803A JP2014121803A JP5720836B2 JP 5720836 B2 JP5720836 B2 JP 5720836B2 JP 2014121803 A JP2014121803 A JP 2014121803A JP 2014121803 A JP2014121803 A JP 2014121803A JP 5720836 B2 JP5720836 B2 JP 5720836B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
installation
information
electronic device
unit
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014121803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014206995A (ja
Inventor
孫涛 厳
孫涛 厳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014121803A priority Critical patent/JP5720836B2/ja
Publication of JP2014206995A publication Critical patent/JP2014206995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5720836B2 publication Critical patent/JP5720836B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
従来、外部ネットワークを介して接続されるサーバ装置から、ソフトウェアをダウンロードしてインストールすることが可能な画像形成装置などの電子機器が知られている。
ところで、この種の電子機器においては、所定の構成要素部に対する電力供給を遮断するなどにより、消費電力の節約を図る省電力モードを実行する機能を有しているのが一般的である。
しかしながら、従来の電子機器にあっては、省電力モードの実行中に、ネットワークを介して接続される外部装置からインストール要求信号を受信すると、省電力モードから通常の電力モード(即ち、全ての構成要素部に電力が供給される通常状態)に遷移して、ソフトウェアのインストールを実行するようになっているため、装置の省エネを十分に行うことができないなどの課題がある。
そこで、本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、電子機器の省エネを十分に行うことが可能な情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、通常の電力モードおよび消費電力を節約する省電力モードを含む複数の電力モードを実行可能な電子機器に対するソフトウェアのインストールが可能または不可能を示す可否情報を、前記電力モードに対応して設定した可否判定情報を記憶する記憶手段と、ネットワークを介して接続される電子機器から、当該電子機器が実行している電力モードの情報を収集する収集手段と、前記可否判定情報および前記電力モードの情報を用いて、前記電子機器がソフトウェアのインストールを実行可能であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて前記電子機器に対するソフトウェアのインストールを要求するインストール要求手段と、を有する。
また、本発明の情報処理方法は、ネットワークを介して接続される電子機器から、当該電子機器が実行している電力モードの情報を収集する収集ステップと、記憶手段に記憶された、通常の電力モードおよび消費電力を節約する省電力モードを含む複数の電力モードを実行可能な電子機器に対するソフトウェアのインストールが可能または不可能を示す可否情報を、前記電力モードに対応して設定した可否判定情報、および前記電力モードの情報を用いて、前記電子機器がソフトウェアのインストールを実行可能であるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップによる判定結果に応じて前記電子機器に対するソフトウェアのインストールを要求するインストール要求ステップと、を含む。
本発明によれば、電子機器が省電力モードから消費電力量が大きい通常の電力モードに遷移するのを未然に防ぐことができ、電子機器の省エネを十分に行うことができる。
図1は、本実施形態に係わる機器管理システムの概略構成を説明するための概要図である。 図2は、複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、複合機の機能的構成を示すブロック図である。 図4は、アプリインストール制御サービスの詳細な構成を示す機能ブロック図である。 図5は、仲介装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、仲介装置の機能的構成を示すブロック図である。 図7は、アプリインストール管理モジュールの機能的構成を示す機能ブロック図である。 図8は、実行電力モードテーブルの一構成例を示す図である。 図9は、可否判定基準一覧表テーブルの一構成例を示す図である。 図10は、ライセンス管理サーバ、アプリ管理サーバ、中央管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図11は、機器管理システムにおいて、ユーザが外部アプリを購入した場合の処理の流れを示すシーケンス図である。 図12は、図11のシーケンスにおける仲介装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、変形例における複合機の機能的構成を示すブロック図である。 図14は、アプリインストール管理モジュールの機能的構成の変形例を説明する機能ブロック図である。 図15は、仲介装置の処理の手順の変形例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、機器管理システム1の概略構成を説明するための概要図である。
図1に示すように、この機器管理システム1は、仲介装置200、ライセンス管理サーバ300、アプリ管理サーバ400、中央管理装置500、Webサーバ600などが、インターネットなどの外部ネットワーク80を介して接続されている。
また、仲介装置200と外部ネットワーク80との間には、ファイアウォール90が設けられており、仲介装置200には、複数の複合機(画像形成装置)(複合機(1)100−1、複合機(2)100−2、・・・、複合機(N)100−N)(N:2以上の任意の整数)(以下、特定しない複合機を単に複合機100と称する。)が、外部ネットワーク80とは異なるLAN(Local Area Network)などのネットワークで接続されている。
ここで、ファイアウォール90は、インターネットなどの外部ネットワークを通じて仲介装置200に侵入した第三者による不正が行われないように、外部との境界を流れるデータを監視し、不正なアクセスの検出および遮断を行うものである。
複合機(MFP(Multi Function Peripherals))100は、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能などの各機能のうちの少なくとも二つ以上の機能を有し、アプリ管理サーバ400からダウンロードされたアプリケーションソフトウェア(以下、単に「外部アプリ」という。)(図3参照)をインストールすることが可能な装置であり、LANなどの内部ネットワークを介して仲介装置200に通信可能に接続されている。なお、複数の複合機100−1、・・・、100−Nは、会社、学校、家庭などの同一組織の管理下で設置されるものである。
また、本実施形態の複合機100は、仲介装置200から定時情報の取得要求を受信した場合に、サプライ状態情報、ジャム情報、カウンタ情報、バージョン情報、エラー情報、消費電力モードの種別を示す情報を含む機器設定情報などと、複合機100に新規に追加された外部アプリ118(図3参照)に関するカウンタ情報やパラメータ情報などを含む外部アプリの設定情報とを定時情報として、仲介装置200に送信する。
仲介装置200は、各複合機100と、ライセンス管理サーバ300、アプリ管理サーバ400、中央管理装置500、Webサーバ600などの外部装置との間の処理を仲介する情報処理装置である。
また、本実施形態の仲介装置200は、複合機100に対して、一定時間毎に上述の定時情報の送信要求をメソッド単位で送信し、また、送信要求に対応して複合機100から送信される定時情報を受信し、中央管理装置500に送信する機能を有している。
ライセンス管理サーバ300は、アプリ管理サーバ400からダウンロードされて複合機100にインストールされる外部アプリのライセンスキーなどを含むライセンス(利用権)データを管理する装置である。
アプリ管理サーバ400は、複合機100にインストールされる外部アプリを管理する装置である。
中央管理装置500は、複合機100のメーカやサービス提供会社のサービスセンタなどに設置されるサーバ装置であり、仲介装置200を介して管理対象である複合機100を遠隔管理する装置である。
なお、この中央管理装置500は、Webページでユーザインタフェースとなる画面(WebUI)を表示するWebUI画面表示機能を備えており、操作端末と接続することにより、WebUIから、管理対象となる複合機100の情報の収集、エラー状態確認などの検索を行うことが可能となっている。
Webサーバ600は、アプリケーションなどのソフトウェアのポータル販売サイトを有するサーバ装置である。即ち、ユーザは、パーソナルコンピュータなどのユーザ端末700(図11参照)や複合機100などから、このWebサーバ600のポータル販売サイトにアクセスして、所望の外部アプリを購入することが可能となっている。
そして、本実施形態の機器管理システム1は、遠隔管理を実現するため、各装置に、RPC(Remote Procedure Call)により、相互実装するアプリケーションのメソッドに対する処理の要求、応答を送受信する機能を有しており、また、RPCを実現するために、SOAP(Simple Object Access Protocol)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)などのプロトコルを利用することができる。
また、前記の接続環境において、仲介装置200とネットワーク80との間にファイアウォール90があるため、中央管理装置500が仲介装置200に要求を送信する際に、ファイアウォール90にはじかれるという問題点がある。このため、ファイアウォール90のHTTPレスポンスが通過できる特性を利用する。即ち、仲介装置200から定期的に中央管理装置500にポーリングを行い、そのポーリングのHTTPレスポンスに中央管理装置500が要求をのせるという通信手順を採用する。
そこで、以降の説明では、中央管理装置500から仲介装置200に要求を送信する場合には、全て、仲介装置200からの定期ポーリングを行った後に、HTTPレスポンスに要求をのせて送信するものとする。
図2は、複合機100のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
図2に示すように、この複合機100は、コントローラ10と、操作表示部20と、エンジン部(Engine)60とを主体に構成され、コントローラ10とエンジン部60とがPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続され、コントローラ10と操作表示部20とが所定の信号線を介して接続されている。
コントローラ10は、複合機100全体の制御、即ち、描画処理や、通信処理や、操作表示部20に対する操作入力および表示処理などの各種処理を制御するものであり、本実施形態では、CPU(Central Processing Unit)11、システムメモリ(MEM−P)12、ノースブリッジ(NB)13、サウスブリッジ(SB)14、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16、ローカルメモリ(MEM−C)17、ハードディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)103などを有している。
なお、ノースブリッジ(NB)13とASIC16は、AGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続されており、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bを有している。
CPU11は、複合機100全体を統括的に制御するものであり、MEM−P12、NB13、SB14からなるチップセットを介して他の機器と接続される。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用および展開用のメモリ、プリンタの描画用のメモリなどとして用いられるシステムメモリである。なお、ROM12aが、プログラムやデータの格納用のメモリとして用いられる読み出し専用のメモリであり、RAM12bが、プログラムやデータの展開用のメモリやプリンタの描画用のメモリなどとして用いられる書き込み/読み出し用のメモリである。
NB13は、CPU11と、MEM−P12、SB14、ASIC16などを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAPターゲットとを有する。
SB14は、NB13と、PCIデバイス、周辺デバイスなどとを接続するためのブリッジである。なお、このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部なども接続される。
AGPバス15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用バスインタフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にするものである。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス15、PCIバス、HDD103およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
また、このASIC16は、PCIターゲットと、AGPマスタと、このASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送を行うPCIユニットなどから構成される。
さらに、このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース50が接続されるとともに、操作表示部20が信号線を介して接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファなどとして用いられるローカルメモリである。
ハードディスク装置(HDD)103は、画像データ、プログラム、フォントデータ、フォームなどの蓄積を行うためのストレージである。
操作表示部20は、複合機100の各種機能を利用するための操作方法を表示するとともに、ユーザからの操作入力を受け付けるためのユーザインタフェースである。
エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、例えば、白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
図3は、複合機100の機能的構成を説明するためのブロック図である。
図3に示すように、複合機100は、白黒レーザプリンタ(B&W LP)101、カラーレーザプリンタ(Color LP)102、スキャナまたはファックスユニット、ハードディスク装置(HDD)103、メモリやネットワークインタフェースなどのその他のハードウェアリソース104、通信I/F105などの上述のエンジン部60としてのハードウェアを有するとともに、プラットホーム120とアプリケーション130から構成されるソフトウェア群110を有している。
プラットホーム120は、汎用OS121と、一または複数のハードウェア資源の管理を行い、コントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(SRM)123と、アプリケーションからの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生させる種々のコントロールサービス(122、124〜129、131など)とを有している。なお、プラットホーム120は、予め定義された関数によりアプリケーション130から処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインタフェース(API)を有している。
ここで、汎用OS121は、UNIX(登録商標)などの汎用オペレーティングシステムであり、プラットホーム120およびアプリケーション130の各ソフトウェアをそれぞれプロセスとして並列に実行する。
また、上述のコントロールサービスとしては、SCS(システムコントロールサービス)122、ECS(エンジンコントロールサービス)124、MCS(メモリコントロールサービス)125、OCS(オペレーションパネルコントロールサービス)126、FCS(ファックスコントロールサービス)127、NCS(ネットワークコントロールサービス)128、NRS(ニューリモートサービス)129、アプリインストール制御サービス131などを有している。
SCS122のプロセスは、アプリ管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、リソース管理、割り込みアプリ制御などを行うものである。
SRM123のプロセスは、SCS122とともにシステムの制御およびリソースの管理を行うものである。また、SRM123のプロセスは、スキャナ部やプリンタ部などのエンジン、メモリ、HDDファイル、ホストI/O(セントロI/F、ネットワークI/F、IEEE1394 I/F、R232C I/Fなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求に従って調停を行い、実行制御する。
より具体的には、SRM123は、要求されたハードウェア資源が利用可能であるか、即ち、他の要求により利用されていないかどうかを判断し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に伝える処理を実行する。また、SRM123は、上位層からの要求に対してハードウェア資源の利用スケジューリングを行い、プリンタエンジンにより紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成などの要求内容を直接実施する。
ECS124のプロセスは、白黒レーザプリンタ(B&W LP)101、カラーレーザプリンタ(Color LP)102、その他のハードウェアリソース104などのエンジン部60の制御を行うものである。
MCS125のプロセスは、画像メモリの取得および解放、ハードディスク装置(HDD)103の利用、画像データの圧縮および伸張などを行うものである。
OCS126のプロセスは、オペレータ(ユーザ)と本体制御間の情報伝達手段となる操作表示部(オペレーションパネル)20(図2参照)の制御を行うものである。
より具体的には、OCS126のプロセスは、操作表示部20からキー押下またはタッチ操作をキーイベントとして取得し、該取得したキーに対応したキーイベント関数をSCS122に送信するOCSプロセスの部分と、アプリケーション130または各種コントロールサービスからの要求により操作表示部20に各種画面を描画出力する描画関数や、その他、操作表示部20に対する制御を行う関数などが予め登録されたOCSライブラリの部分とから構成される。なお、OCSライブラリは、アプリケーション130およびコントロールサービスの各モジュールにリンクされて実装されている。なお、OCS126の全てをプロセスとして動作させるように構成しても良いし、OCS126の全てをOCSライブラリとして構成しても良い。
FCS127のプロセスは、システムコントローラの各アプリ層からPSTN/ISDN網を利用したファクシミリ送受信、BKM(バックアップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファクシミリ読み取り、ファクシミリ受信印刷、融合送受信などを行うためのAPIを提供するものである。
NCS128のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するものであり、より具体的には、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、アプリケーションからデータをネットワーク側に送信したりする際の仲介を行うものである。
NRS129は、ネットワークを介してデータを送受信する際のデータの変換を行うなど、ネットワークを介した遠隔管理に関する機能およびスケジューラ機能を実現するアプリケーションである。
アプリインストール制御サービス131は、複合機100で利用されるアプリケーションソフトのインストールに係わる処理を実行するものであり、具体的には、外部アプリ118のインストール処理を実行するとともに、インストールされた外部アプリ118のライセンスを取得する処理を実行する。また、仲介装置200からの定時情報の送信要求を受けて、複合機100の記憶手段に記憶されている定時情報を取得し、仲介装置200に送信する。
図4は、アプリインストール制御サービス131の詳細な構成を説明するための機能ブロック図である。
図4に示すように、アプリインストール制御サービス131は、インストール制御部131a、ライセンス取得部131b、定時情報取得部131c、データ受信部131d、データ送信部131eなどを有している。
ここで、インストール制御部131aは、仲介装置200を介して受信した外部アプリ118を複合機100にインストールする。
ライセンス取得部131bは、仲介装置200を介して受信したライセンス情報によって、該当する外部アプリ118のライセンスを取得する。
定時情報取得部131cは、仲介装置200から定時毎に定時情報の送信要求を受信した場合に、複合機100のRAM12bに記憶されている複合機100のサプライ情報、ジャム情報、カウンタ情報、バージョン情報、エラー情報、消費電力モードの種別を示す情報を含む機器設定情報などの機器状態に関する情報を取得する。また、この定時情報取得部131cは、外部アプリ118の設定情報において、遠隔管理のために送信する設定情報を記した外部アプリ118の送信情報一覧を参照して、外部アプリ用メモリ領域に記憶されている外部アプリ118の設定情報を取得する。
データ受信部131dは、仲介装置200から定時毎に送信される定時情報の送信要求を受信する。
データ送信部131eは、定時情報取得部131cによって取得された機器状態に関する情報および外部アプリ118の設定情報を含んだ定時情報を仲介装置200に送信する。
なお、前記したアプリインストール制御サービス131の各部(インストール制御部131a、ライセンス取得部131b、定時情報取得部131c、データ受信部131d、データ送信部131eなど)は、CPU(プロセッサ)11がROM12aまたはHDD103などに記憶されているプログラムをRAM12b上に展開して実行することにより実現されるものである。
図3に戻って、アプリケーション130は、ページ記述言語(PDL)、PCLおよびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ111と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ112と、ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ113と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ114と、ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ115と、工程検査用アプリケーションである工程検査アプリ116と、インターネットに接続されたPCなどのクライアント端末に対してWebサーバ(httpサーバ)として動作し、クライアント端末上で動作するWebブラウザに各種画面を表示するWebアプリ117と、機能を拡張するための外部アプリ118とを有している。
アプリケーション130の各プロセス、コントロールサービスの各プロセスは、関数呼び出しとその戻り値送信およびメッセージの送受信によってプロセス間通信を行いながら、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどの画像形成処理にかかるユーザサービスを実現している。
このように、複合機100には、複数のアプリケーション130および複数のコントロールサービスが存在し、いずれもプロセスとして動作している。そして、これらの各プロセス内部には、一または複数のスレッドが生成されて、スレッド単位の並列実行が行われる。そして、コントロールサービスがアプリケーション130に対し共通サービスを提供しており、このため、これらの多数のプロセスが並列動作、およびスレッドの並列動作を行って互いにプロセス間通信を行って協調動作をしながら、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどの画像形成処理にかかるユーザサービスを提供するようになっている。
また、複合機100には、コントロールサービス層の上のアプリケーション層に、複合機100の顧客、サードベンダなどの第三者が開発した外部アプリ118を搭載することが可能となっている。なお、図3の例では、外部アプリ118として、複数の外部アプリ(1)118−1、・・・、外部アプリ(M)118−M(M:2以上の任意の整数)(以下、特定しない外部アプリを単に外部アプリ118と称する。)が搭載されている様子を示しているが、これに限らず、一つの外部アプリのみを搭載することも可能である。
なお、本実施形態の複合機100では、複数のアプリケーション130のプロセスと複数のコントロールサービスのプロセスとが動作しているが、アプリケーション130とコントロールサービスのプロセスがそれぞれ単一の構成とすることも可能である。また、各アプリケーション130は、アプリケーションごとに追加または削除することができる。すなわち、上述したように、外部アプリ118をインストール可能であり、かつアンインストールも可能となっている。
図5は、仲介装置200のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
図5に示すように、仲介装置200は、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっており、例えば、CPU201と、RTC(Real Time Clock)202と、HDD(Hard Disk Drive)203と、ROM204と、RAM205と、外部記憶装置206と、NIC(Network Interface Card)207と、表示装置208と、入力装置209とを備えている。なお、各構成要素201〜209は、バス210で相互に接続されている。
ここで、CPU201は、この仲介装置200を統括的に制御するものである。また、RTC202は、発振器、分周器などを備え、クロック信号を生成する内部時計である。また、HDD203およびROM204は、不揮発性記憶媒体であり、仲介装置200で実行される種々のプログラムなどを記憶するものである。また、RAM205は、ROM204に記憶された各種プログラムを実行する際に各種データを維持的に保持するものである。また、外部記憶装置206は、CD−RW(Compact Disk Rewritable)などの外部記録媒体に対する読み書き処理を行う装置である。また、NIC207は、内部ネットワークを介して複合機100と、外部ネットワーク80を介して外部装置(ライセンス管理サーバ300、アプリ管理サーバ400、中央管理装置500など)と接続するインタフェースである。また、表示装置208は、液晶パネルなどを利用した表示装置である。また、入力装置209は、キーボードやマウスなどの入力装置である。
図6は、仲介装置200の機能的構成を説明するためのブロック図である。
図6に示すように、仲介装置200は、アプリケーション層270、サービス層280およびプロトコル層290の3層から構成されている。
アプリケーション層270は、デバイス制御モジュール271とNRS機能モジュール群272とを有している。
デバイス制御モジュール271は、複合機100の情報管理や通信の設定などを行うためのプログラムである。
NRS機能モジュール群272は、複合機100のカウンタ収集、即ち、定時情報の収集や、複合機100の設定変更や、複合機100のエラー状態確認や、中央管理装置500へのカウンタ通知や、異常通知などの各メソッドを備え、中央管理装置500からの要求に従って、複合機100に動作を行なわせたりするためのプログラムである。また、本実施形態のNRS機能モジュール群272は、アプリインストール管理モジュール273を備えている。
サービス層280は、セキュリティサービス281、通信サービス282、スケジューラサービス283を備えている。
セキュリティサービス281は、内部情報などの外部への不正流出を予防するなどのジョブを生成して実行するモジュールである。
通信サービス282は、仲介装置200と複合機100との間の情報の送受信、および、仲介装置200と中央管理装置500との間の情報の送受信を実現するモジュールである。
スケジューラサービス283は、所定の設定時間情報に基づいて、各メソッド群の処理を実施させるモジュールである。
プロトコル層290は、情報の送受信対象に応じたプロトコルを用いて情報の送受信を行うジョブを生成して実行するモジュールである。
図7は、アプリインストール管理モジュール273の機能的構成を説明する機能ブロック図である。
図7に示すように、このアプリインストール管理モジュール273は、入出力処理部273A、インストール管理制御部273Bなどを有している。
ここで、入出力処理部273Aは、データ受信部27aおよびデータ送信部27bを有している。
データ受信部27aは、各複合機100から送信された消費電力モードの種別を示す情報を含む定時情報や、中央管理装置500から送信されたインストール要求信号や、ライセンス管理サーバ300から送信されたライセンス情報や、アプリ管理サーバ400から送信されたアプリ情報などの各種情報を受信する。
データ送信部27bは、機器状態管理部27dから入力した定時情報の送信要求を各複合機100に送信するとともに、データ受信部27aで受信した各複合機100からの定時情報を中央管理装置500に送信する。また、このデータ送信部27bは、ライセンス管理サーバ300にライセンス発行要求を送信したり、アプリ管理サーバ400にアプリ取得要求を送信したり、アプリ管理サーバ400から取得した外部アプリ118と、ライセンス管理サーバ300から取得したライセンス情報とを含むインストール要求を複合機100に送信する。
また、インストール管理制御部273Bは、定時管理部27c、機器状態管理部27d、ライセンス取得処理部27e、アプリ取得処理部27f、インストール要求部27g、アンインストール要求部27h、消費電力モード記憶部27i、インストール可否判定部27j、インストール可否応答部27k、ID抽出部27lなどを有している。
定時管理部27cは、スケジューラなどによって、定時情報の取得要求を複合機100に送信する時刻に達したか否か、即ち、中央管理装置500への定時情報の通知の時刻に達したか否かを判定する。
機器状態管理部27dは、定時管理部27cによって定時になった旨、即ち、一定時間が経過した旨の通知を受けた場合、データ送信部27bに複合機100に対する定時情報の送信要求を出力する。また、この機器状態管理部27dは、複合機100にインストールされている外部アプリ118の検索を行う。
ライセンス取得処理部27eは、インストール対象の外部アプリ(以下、単に「対象外部アプリ」という。)118のIDを含むライセンス発行要求信号を生成してデータ送信部27bに出力するとともに、データ受信部27aで受信した応答信号を入力する。
アプリ取得処理部27fは、アプリ管理サーバ400に対するアプリ取得要求信号を生成してデータ送信部27bに出力する。また、このアプリ取得処理部27fは、アプリ取得要求信号に対する応答としてアプリ管理サーバ400から送信された外部アプリ118を含むアプリ情報をデータ受信部27aを介して取得する。
インストール要求部27gは、アプリ取得処理部27fが、アプリ情報を取得した場合に、アプリ取得処理部27fが取得した外部アプリ118を含むアプリ情報と、ライセンス取得処理部27eが取得したライセンス情報とを含むインストール対象となる複合機100に対するインストール要求信号を生成してデータ送信部27bに出力する。
アンインストール要求部27hは、入出力処理部273Aを介してアプリアンインストール要求信号を入力した場合に、アンインストール対象となる複合機100に対するアンインストール要求信号を生成してデータ送信部27bに出力する。
消費電力モード記憶部27iは、HDD203やRAM205などの記憶手段において実行電力モードテーブルT1(図8参照)を保持させ、各複合機100から取得した定時情報に含まれる消費電力モードの種別を示す情報に、該当する複合機100のID(識別情報)を対応付けて消費電力モードテーブルT1(図8参照)に登録する。
インストール可否判定部27jは、HDD203やRAM205などの記憶手段において可否判定基準一覧表テーブルT2(図9参照)を保持させ、中央管理装置500からインストール要求信号を受信した場合に、実行電力モードテーブルT1(図8参照)および可否判定基準一覧表テーブルT2(図9参照)の情報を用いて、インストール対象の複合機100のインストールの可否を判定し、インストール可またはインストール不可を示すインストール可否の判定結果をインストール可否応答部27kに出力するとともに、インストール不可と判定した場合に、その時の複合機100の消費電力モードの種別情報をインストール可否応答部27kに出力する。
インストール可否応答部27kは、インストール可否判定部27jから入力した判定結果および消費電力モードの種別情報を用いて、中央管理装置500に応答する応答信号を生成してデータ送信部27bに出力する。
より具体的には、インストール可否応答部27kは、インストール可の判定結果を入力した場合には、そのインストール可の判定結果を含む応答信号を生成してデータ送信部27bに出力し、他方、インストール不可の判定結果を入力した場合には、そのインストール不可の判定結果と、インストール対象の複合機100が、インストール可否判定部27jから入力した消費電力モードの種別情報で特定される省電力モードを実行していることからインストールができない旨を示す理由情報(不可原因)とを含む応答信号を生成してデータ送信部27bに出力する。
ID抽出部27lは、インストール処理対象の複合機100や外部アプリ118を特定するIDを抽出する。
なお、アプリインストール管理モジュール273の各機能構成部(入出力処理部273Aおよびインストール管理制御部273B)は、CPU(プロセッサ)201がHDD203またはROM204などに記憶されているプログラムをRAM205上に展開して実行することにより実現される。
図8は、実行電力モードテーブルT1の一構成例を説明するための図である。
図8に示すように、この実行電力モードテーブルT1は、定時毎の各複合機100が実行している消費電力モード(電力モード)の種別情報を登録管理するテーブルであり、各複合機100毎のIDに対応付けて、消費電力モードの種別情報を登録する。
なお、図8の例では、IDが「A」の複合機100の消費電力モードの種別が「待機状態」であり、IDが「B」の複合機100の消費電力モードの種別が「予熱状態」であり、IDが「N」の複合機100の消費電力モードの種別が「エンジンオフ状態」である場合を示している。
図9は、可否判定基準一覧表テーブルT2の一構成例を説明するための図である。
図9に示すように、この可否判定基準一覧表テーブルT2は、消費電力モード(電力モード)の種別毎に複合機100に対するソフトウェアのインストールが可能または不可能を示す可否情報を設定するテーブルであり、各消費電力モードの種別毎に、インストール可であることを示す「○」や、インストール不可であることを示す「×」などの可否情報を対応付けて登録する。
なお、図9の例では、消費電力モードの種別が「待機状態」、「予熱状態」、「低電力状態」および「静音状態」の場合には、外部アプリ118のインストールが実行可能であると定義したことにより、インストール可を示す「○」が設定され、他方、消費電力モードの種別が「エンジンオフ状態」である場合には、外部アプリ118のインストールが実行不可能であると定義したことにより、インストール不可を示す「×」が設定された様子を示している。
ここで、「待機状態」とは、各構成要素の動作に必要な電力が供給されている通常状態(即ち、通常の電力モード)のことであり、印刷要求があった場合に、準備動作をすることなく印刷を実行することが可能な状態のことである。
「予熱状態」および「低電力状態」とは、定着部(不図示)の定着温度を下げた状態であって、特に「低電力状態」は、エネルギースターに対応したものであり、印刷要求があった場合には、準備動作をしてから印刷を実行することができる状態のことである。
「静音状態」とは、定着部(不図示)の定着温度に係る電源供給を遮断し、その他の構成要素部が静音起動し、HDD103のアクセスが可能で、ファックスの着信やデータの入力に対応することができる状態のことである。
「エンジンオフ状態」とは、エンジン部60を停止させた状態であり、例えば、エンジン部60のCPU(不図示)がスリープ、または、そのCPU(不図示)に電力が供給されていない状態のことである。
即ち、本実施形態では、「待機状態」が、複合機100が通常の電力モードを実行中であることを示し、他方、「予熱状態」、「低電力状態」、「静音状態」および「エンジンオフ状態」が、複合機100が省電力モードを実行中であることを示している。
図10は、ライセンス管理サーバ300、アプリ管理サーバ400および中央管理装置500のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
図10に示すように、ライセンス管理サーバ300、アプリ管理サーバ400および中央管理装置500は、制御部301と、記憶部302と、入出力部303と、ネットワークI/F304とを主体に構成される。なお、各構成要素部は、バス305で相互に接続されている。
ここで、制御部301は、CPU301a、ROM301b、RAM301cなどから構成され、ライセンス管理サーバ300の制御全般を行う。
記憶部302は、各種情報を記憶するハードディスク装置(HDD)などの記憶手段である。
入出力部303は、キーボード、マウス、ディスプレイなどで構成されたオペレータによる各種データの入力インタフェースである。
ネットワークI/F304は、ネットワーク80と通信接続するためのインタフェースである。
次に、前記説明した構成の機器管理システム1における各種処理動作について説明する。
図11は、機器管理システム1において、ユーザが外部アプリ118を購入した場合の処理の流れを示すシーケンス図である。
図11に示すように、このシーケンスでは、まず、ユーザの指示に基づきパーソナルコンピュータなどのユーザ端末装置700からWebサーバ(ポータル販売サイト)600に対してインストール対象となる対象の外部アプリ118のインストール要求信号が送信され、続いて、Webサーバ600から中央管理装置500にソフト名やプロダクトキーなどを含むインストール要求信号が送信され、インストール要求信号を受信した中央管理装置500が、インストール要求信号を仲介装置200に送信する(ステップS1)。
続いて、インストール要求信号を受信した仲介装置200が、インストール処理(図12参照)を実行する(ステップS2)。
具体的には、ステップS2では、仲介装置200は、インストール要求信号を受信すると、インストール対象の複合機100の消費電力モードに基づいて、インストールが可能であるか否かのインストール可否判定を実行する。
そして、仲介装置200は、インストール可であると判定した場合、ライセンス発行要求信号をライセンス管理サーバ300に送信する。すると、ライセンス発行要求信号を受信したライセンス管理サーバ300が、ライセンスの発行処理を実行し(ステップS3)、ライセンス情報を応答信号として仲介装置200に送信する。
続いて、ライセンス情報を受信した仲介装置200は、アプリ管理サーバ400にアプリ取得要求信号を送信する。すると、アプリ取得要求信号を受信したアプリ管理サーバ400が、アプリの特定処理を実行し(ステップS4)、該当する対象外部アプリ118を含むアプリ情報を応答信号として仲介装置200に送信する。
続いて、アプリ情報を受信した仲介装置200は、インストール対象の複合機100に対象外部アプリ118のインストール要求信号を送信するとともに、中央管理装置500に対してインストール可を示す応答信号を送信する。なお、インストール要求信号を受信した複合機100は、インストール要求信号に含まれる対象外部アプリ118のインストール処理を実行する(ステップS5)。
他方、ステップS2において、仲介装置200が、インストール可否判定の結果、インストール不可であると判定した場合、仲介装置200は、中央管理装置500に対してインストール不可を示す応答信号を送信する。
なお、中央管理装置500は、インストール不可通知を受信した場合、所定のタイミング(例えば、一定時間が経過する毎など)でインストールのリトライ処理(即ち、仲介装置200に対するアプリインストール要求処理)を実行する。
図12は、図11のシーケンスにおける仲介装置200のインストール処理の詳細な手順を説明するためのフローチャートである。
図12に示すように、仲介装置200では、ステップS11において、入出力処理部273Aのデータ受信部27aが、中央管理装置500からアプリインストール要求信号を受信すると、該受信したアプリインストール要求信号をID抽出部27lに出力する。
続いて、ステップS12において、ID抽出部27lが、入力したアプリインストール要求信号から、インストール対象の外部アプリ118のIDを抽出するとともに、インストール対象の複合機100のID(例えば、「A」など)を抽出する。そして、ID抽出部27lは、抽出した複合機100のIDをインストール可否判定部27jに出力する。
続いて、ステップS13において、インストール可否判定部27jが、入力した複合機100のIDに基づいて、実行電力モードテーブルT1(図8参照)を検索し、該当する複合機100の消費電力モードの種別情報(例えば、「待機状態」など)を取得する。
続いて、ステップS14において、インストール可否判定部27jは、インストール対象となる複合機100の消費電力モードに基づいてインストールが可能であるか否かのインストール可否判定を行う。
具体的には、ステップS14の処理では、インストール可否判定部27jは、ステップS13で取得した消費電力モードの種別情報を、可否判定基準一覧表テーブルT2(図9参照)に照らし合わせることにより、インストール可否を判定し、判定結果などをインストール可否応答部27kに出力する。
そして、前記判定の結果、インストール可否判定部27jが、インストール可であると判定した場合(ステップS14:Yes)、例えば、ステップS12で抽出されたIDが「A」であり、そのID「A」によりステップS13で取得された消費電力モードの種別情報が「待機状態」であり、その「待機状態」を、図9の可否判定基準一覧表テーブルT2に照らし合わせ、「待機状態」に対応付けて設定されている可否情報が「○」であることを認識したことにより、インストール可であると判定した場合には、続いて、ステップS15において、図11で説明した処理により、ライセンス管理サーバ300からライセンスを取得し、アプリ管理サーバ400からインストール対象の外部アプリ118を取得して、アプリ情報およびライセンス情報を含むインストール要求信号をインストール対象の複合機100に送信する。
その後、ステップS16において、インストール可否応答部27kが、インストール可否判定部27jから入力したインストール可の判定結果を含む応答信号を生成してデータ送信部27bに出力する。これにより、インストール可の判定結果を含む応答信号が中央管理装置500に送信される。
一方、ステップS14の判定の結果、インストール可否判定部27jが、インストール不可であると判定した場合(ステップS14:No)、例えば、ステップS12で抽出されたIDが「N」であり、そのID「N」によりステップS13で取得された消費電力モードの種別情報が「エンジンオフ状態」であり、その「エンジンオフ状態」を、図9の可否判定基準一覧表テーブルT2に照らし合わせ、「エンジンオフ状態」に対応付けて設定されている可否情報が「×」であることを認識したことにより、インストール不可であると判定した場合には、続いて、ステップS17において、インストール可否応答部27kが、インストール不可の判定結果と、インストール対象の複合機100がエンジンオフ状態であることからインストールができない旨などを示す理由情報(不可原因)とを含む応答信号を生成する。
続いて、ステップS18において、インストール可否応答部27kが、ステップS17で生成した応答信号をデータ送信部27bに出力する。これにより、インストール不可を示す判定結果および理由情報を含む応答信号が中央管理装置500に送信される。
即ち、前記した実施形態によれば、複合機(画像形成装置)100と外部装置(ライセンス管理サーバ300、アプリ管理サーバ400および中央管理装置500など)との間の処理を仲介する仲介装置200が、省電力モード(特に、外部アプリ118のインストールが不可能な省電力モード)を実行している複合機100に対する外部アプリ118のインストール要求を受け付けた場合に、該当する複合機100にインストール要求を行うことなく、インストール要求元となる外部装置(中央管理装置500など)に対してインストール不可通知を行うように構成したため、複合機100が省電力モードから消費電力量が大きい通常の電力モードに遷移するのを未然に防ぐことができるので、複合機100の省エネを十分に行うことができる。
また、本実施形態によれば、前記インストール不可通知を受け取った中央管理装置500が所定のタイミングでインストールのリトライ処理を実行するように構成したため、ユーザの所望する外部アプリ118のインストール要求を確実に実行することができる。
次に、前記した実施形態の変形例について図13〜図15を用いて説明する。
具体的には、前記した実施形態では、仲介装置200が、インストール対象となる複合機100が、外部アプリ118のインストールが不可能な省電力モードの実行中で外部アプリ118のインストールが不可能であると判定した場合に、インストール要求元となる中央管理装置500にインストール不可通知を行うような形態について説明したが、これとは別に、インストールが不可能であると判定した場合に、インストール対象となる複合機100に対して、外部アプリ118のインストールが不可能な省電力モードから、通常の電力モードではなく、外部アプリ118のインストールが可能な省電力モードに遷移させる要求を行うような形態である変形例について説明する。
図13は、変形例の処理を実行するための複合機100の機能的構成を説明するためのブロック図である。
図13に示すように、複合機100は、遷移要求受信部132、消費電力モード遷移部133および遷移完了通知部134を有しており、これらは、図3に示す機能的構成に新たに追加される機能的構成である。
遷移要求受信部132は、仲介装置200の機能的構成である後述の遷移要求部27mからの遷移要求信号を受信するものである。
消費電力モード遷移部133は、遷移要求受信部132が受信した遷移要求信号に含まれる消費電力モードの種別情報に基づいて、当該複合機100の消費電力モードを前記種別情報で特定される消費電力モードに遷移させる処理を実行する。
遷移完了通知部134は、消費電力モード遷移部133による遷移が完了した場合に、遷移が完了したことを通知する遷移完了信号を仲介装置200に送信する。
図14は、図7に示す仲介装置200の機能的構成であるアプリインストール管理モジュール273の変形例を説明するためのブロック図である。
図14に示すように、このアプリインストール管理モジュール273は、図7のアプリインストール管理モジュール273と相違する点として、遷移要求部27mを新たに追加した点と、インストール可否判定部27jおよびインストール可否応答部27kの処理内容が異なる点がある。
遷移要求部27mは、インストール可否判定部27jが、インストール不可と判定した場合に、インストール対象の複合機100に対してインストール可能な消費電力モードに遷移する要求を行う遷移要求信号をデータ送信部27bに出力する。なお、遷移要求信号には、遷移先となる消費電力モードの種別情報(例えば、「低電力状態」を示す情報など)が含まれている。また、遷移要求部27mは、インストール対象の複合機100から遷移完了通知を受け取った場合に、インストール可否応答部27kにインストール要求の実行を指示する。
また、この変形例では、インストール可否判定部27jは、インストール不可と判定した場合に、インストール可否応答部27kに対してインストール不可の判定結果、および、消費電力モードの種別情報を出力せず、遷移要求部27mにインストール不可の通知を行う。また、インストール可否応答部27kは、インストール可否判定部27jがインストール不可と判定した場合には、遷移要求部27mからのインストール要求の実行指示を入力した場合にインストール対象の複合機100にインストール要求を行う。
図15は、図12に示す処理手順の変形例を説明するためのフローチャートである。
図15の処理手順の、図12の処理手順と異なる点は、図12の処理ステップS17およびステップS18を省略し、ステップS19およびステップS20の処理を新たに追加した点である。なお、ここでは、同一の処理については説明を省略する。
即ち、図15の処理においては、ステップS14の判定でNo、つまり、インストール不可であると判定した場合(ステップS14:No)、続いて、ステップS19において、遷移要求部27mが、データ送信部27bを介して遷移要求信号をインストール対象の複合機100に送信し、その後、当該複合機100からの遷移完了信号の待ち受け処理を行う(ステップS20)。
前記待ち受け処理により、当該複合機100から遷移完了信号を受信すると(ステップS20:Yes)、遷移要求部27mが、インストール可否応答部27kにインストール要求の実行指示を出力する。これにより、処理が、ステップS15に移行されて以下同様の処理が行われる。
即ち、前記した実施形態によれば、仲介装置200が、外部アプリ(ソフトウェア)118のインストールが不可能な省電力モードを実行中の複合機100に対する外部アプリ118のインストール要求を受け付けた場合に、該当する複合機100に対してインストール可能な省電力モードへの遷移要求を行い、当該複合機100がインストール可能な省電力モードに遷移した場合に、インストール要求を行うように構成したため、複合機100の省エネを行いつつ、ユーザの所望する外部アプリ118を複合機100に確実にインストールすることが可能である。
以上、例示的な実施形態に基づいて説明したが、本実施形態は、前記した実施形態により限定されるものではない。
例えば、前記した変形例の実施形態において、消費電力モードの種別(「予熱状態」、「低電力状態」、「静音状態」など)毎の消費電力量に応じてランクを設定するランク設定部(ランク設定手段)を新たに設け、遷移要求部27mが、ランク設定部により設定されたランク情報に従って、最小の消費電力量が定められた消費電力モードに遷移する要求を行い、インストール要求部27gは、複合機100が最小の消費電力量が定められた消費電力モードに遷移した後に、インストール要求を行うように構成しても良い。
また、前記した実施形態では、図9に示す可否判定基準一覧表テーブルT2に登録される可否判定情報が予め固定的に設定されたものである場合について説明したが、これ以外にも、ユーザからの変更要求を受付けた場合に、可否判定基準一覧表テーブルT2に登録される可否判定情報を変更設定する変更設定部(設定手段)を新たに設け、その変更設定部により可否判定情報を任意に変更設定することも可能である。具体的には、可否判定情報を、インストール対象の外部アプリ(ソフトウェア)や複合機(画像形成装置)の種別毎に設定することも可能である。
また、前記した実施形態の機器管理システム1では、仲介装置200を備え、仲介装置200が、図12や図15に示す処理手順を実行する形態について説明したが、これ以外にも、例えば、仲介装置200を備えずに、前記した仲介装置200と略同様な機能的構成を実装した中央管理装置500などのその他の情報処理装置が、図12や図15に示す処理手順を実行するような形態とすることも可能である。
また、前記した実施形態では、中央管理装置500で保守管理される電子機器として、外部アプリ(プラグイン)118がインストール可能であり、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびスキャナ機能のうちの少なくとも二つ以上の機能を有する複合機の場合について説明したが、これ以外にも、例えば、外部アプリ(プラグイン)118をインストール可能であるプリンタ装置、コピー装置、ファクシミリ装置、スキャナ装置などのその他の画像形成装置とすることも可能であるし、その他の電子機器とすることも可能である。
また、前記した実施形態の複合機(画像形成装置)100、仲介装置200、ライセンス管理サーバ300で実行される各種プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネットなどのネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
その他、前記した実施形態におけるシステム構成、各装置のハードウェア構成および機能的構成、各テーブルの構成(特に、消費電力モードの種別など)、処理手順などは、単なる例として記載したものであり、本実施形態は、これらにより限定されない。
1 機器管理システム(情報処理システム)
27a データ受信部
27b データ送信部
27c 定時管理部
27d 機器状態管理部
27e ライセンス取得処理部
27f アプリ取得処理部
27g インストール要求部(インストール要求手段)
27h アンインストール要求部
27i 消費電力モード記憶部(収集手段)
27j インストール可否判定部(判定手段)
27k インストール可否応答部(通知手段、生成手段)
27l ID抽出部
27m 遷移要求部(遷移要求手段)
80 ネットワーク
90 ファイアウォール
100、100−1、100−2、・・・、100−N 複合機(画像形成装置、電子機器)
118、118−1〜118−M 外部アプリ
131 アプリインストール制御サービス
131a インストール制御部
131b ライセンス取得部
131c 定時情報取得部
131d データ受信部
131e データ送信部
200 仲介装置(情報処理装置)
273 アプリインストール管理モジュール
273A 入出力処理部
273B インストール管理制御部
300 ライセンス管理サーバ
400 アプリ管理サーバ
500 中央管理装置(他の情報処理装置、外部装置)
特開2009−284395号公報

Claims (5)

  1. 通常の電力モードおよび消費電力を節約する省電力モードを含む複数の電力モードを実行可能な電子機器に対するソフトウェアのインストールが可能または不可能を示す可否情報を、前記電力モードに対応して設定した可否判定情報を記憶する記憶手段と、
    ネットワークを介して接続される電子機器から、当該電子機器が実行している電力モードの情報を収集する収集手段と、
    前記可否判定情報および前記電力モードの情報を用いて、前記電子機器がソフトウェアのインストールを実行可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて前記電子機器に対するソフトウェアのインストールを要求するインストール要求手段と、
    を有する、情報処理装置。
  2. 前記判定手段により前記電子機器へのソフトウェアのインストールが実行不可であると判定された場合に、所定のタイミングでインストールのリトライ処理を実行する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段により、インストール対象の電子機器がソフトウェアのインストールを実行不可能であると定義された電力モードを実行していることからインストール不可と判定された場合に、インストール対象の電子機器がソフトウェアのインストールを実行可能であると定義された省電力モードに遷移するように当該電子機器に対して遷移要求を行う遷移要求手段、
    を更に有し、
    前記インストール要求手段は、前記遷移要求手段の要求に対応して前記電子機器がインストールを実行可能な省電力モードに遷移した後に、前記電子機器に対して前記ソフトウェアのインストール要求を行う、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 各電力モードの消費電力量に応じたランク情報を設定するランク設定手段、
    を更に有し、
    前記遷移要求手段は、前記ランク設定手段により設定されたランク情報に従って、最小の消費電力量が定められる省電力モードに遷移させる遷移要求を行い、
    前記インストール要求手段は、前記電子機器が前記最小の消費電力量が定められる電力モードに遷移した後に、前記インストール要求を行う、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. ネットワークを介して接続される電子機器から、当該電子機器が実行している電力モードの情報を収集する収集ステップと、
    記憶手段に記憶された、通常の電力モードおよび消費電力を節約する省電力モードを含む複数の電力モードを実行可能な電子機器に対するソフトウェアのインストールが可能または不可能を示す可否情報を、前記電力モードに対応して設定した可否判定情報、および前記電力モードの情報を用いて、前記電子機器がソフトウェアのインストールを実行可能であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定結果に応じて前記電子機器に対するソフトウェアのインストールを要求するインストール要求ステップと、
    を含む、情報処理方法。
JP2014121803A 2014-06-12 2014-06-12 情報処理装置および情報処理方法 Active JP5720836B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121803A JP5720836B2 (ja) 2014-06-12 2014-06-12 情報処理装置および情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121803A JP5720836B2 (ja) 2014-06-12 2014-06-12 情報処理装置および情報処理方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010202919A Division JP5561047B2 (ja) 2010-09-10 2010-09-10 情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014206995A JP2014206995A (ja) 2014-10-30
JP5720836B2 true JP5720836B2 (ja) 2015-05-20

Family

ID=52120446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014121803A Active JP5720836B2 (ja) 2014-06-12 2014-06-12 情報処理装置および情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5720836B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0689181A (ja) * 1992-04-16 1994-03-29 Nec Corp ダウンロードによるプログラム更新方式
EP0727728A1 (en) * 1995-02-15 1996-08-21 International Business Machines Corporation Computer system power management
JP4852901B2 (ja) * 2005-06-15 2012-01-11 日本電気株式会社 電子装置及びその制御方法
JP2008017118A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Ntt Docomo Inc ダウンロード制御システム及びダウンロード制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014206995A (ja) 2014-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5509754B2 (ja) ソフトウェア管理装置、ソフトウェア配信システム、インストール方法およびプログラム
JP5293344B2 (ja) 画像処理装置、ソフトウェア配信システム、インストール処理方法およびプログラム
JP5515904B2 (ja) 情報処理システム、管理装置、情報処理装置、インストール処理方法、プログラム及び記憶媒体
US20110125655A1 (en) License-renewal management apparatus license management system and computer program product
US20090070864A1 (en) Image forming apparatus, image forming method, recording medium, and image forming system
US20110202433A1 (en) License management system, license management method, and computer program product
JP5434174B2 (ja) 機器管理システム、画像処理装置、機器管理装置、機器管理方法、機器管理プログラムおよび記憶媒体
JP5488014B2 (ja) 情報処理装置、ディアクティベーション処理制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP5581856B2 (ja) 情報処理装置、ソフトウェア配信システム、インストール方法およびプログラム
JP5454208B2 (ja) 画像処理装置、ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法およびプログラム
JP5359427B2 (ja) ライセンス管理システム、ライセンス管理サーバ、情報処理装置、画像形成装置、ライセンス管理方法、およびライセンス管理プログラム
JP2011180902A (ja) ライセンス管理システム、ライセンス管理方法およびプログラム
JP5561047B2 (ja) 情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム
JP2009064420A (ja) 画像形成装置および情報表示方法
JP5594413B2 (ja) 画像処理装置
JP2011126134A (ja) 情報処理装置、サーバ、一覧表示方法、一覧表示支援方法及びプログラム
JP2011170463A (ja) 情報処理システム、管理装置、インストール処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP5720836B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP5672347B2 (ja) ライセンス管理システムおよびライセンス管理方法
JP5691483B2 (ja) 画像形成装置、遠隔管理方法、およびプログラム
JP5347612B2 (ja) 画像処理装置、遠隔管理システム、ライセンス更新方法、およびプログラム
JP2014112378A (ja) 機器管理システム、画像処理装置、機器管理装置、機器管理方法、機器管理プログラムおよび記憶媒体
JP2011164790A (ja) ライセンス管理システム、ライセンス管理装置、情報処理装置、ライセンス発行処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP5637323B2 (ja) ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、およびプログラム
JP5482297B2 (ja) ライセンス管理システム、ライセンス管理方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150309

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5720836

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151