JP5717586B2 - 施解錠制御システム、施解錠制御方法及び電波送受体 - Google Patents
施解錠制御システム、施解錠制御方法及び電波送受体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5717586B2 JP5717586B2 JP2011177178A JP2011177178A JP5717586B2 JP 5717586 B2 JP5717586 B2 JP 5717586B2 JP 2011177178 A JP2011177178 A JP 2011177178A JP 2011177178 A JP2011177178 A JP 2011177178A JP 5717586 B2 JP5717586 B2 JP 5717586B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio wave
- acceleration
- distance
- unit
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
これによれば、電波送受体が通信可能領域の境界付近で留まっている場合でも、不要な施解錠を交互に繰り返えす誤動作を確実に防止する制御システムを提供できる。
これによれば、施錠領域と解錠領域を別々に設定でき、柔軟な所定領域の設定が行えることにより、施解錠の誤動作を回避できる。
これによれば、施錠領域と解錠領域いずれにも属さない領域を作ることにより、領域でも施錠状態又は解錠状態を維持する領域を形成できる。
これによれば、車両の制御システムにおいて、施解錠の誤動作を防止できる。
これによれば、所謂パッシブエントリシステムにおいても、電波送受体が通信可能領域の境界付近で留まっている場合でも、不要な施解錠を交互に繰り返えす誤動作をしない制御システムを提供できる。
これによれば、電波送受体が通信可能領域の境界付近で留まっている場合でも、不要な施解錠を交互に繰り返えす誤動作をしない制御システムにおける制御装置を提供することができる。
これによれば、電波送受体が通信可能領域の境界付近で留まっている場合でも、不要な施解錠を交互に繰り返えす誤動作をしない制御方法を提供することができる。
<第一実施例>
図1は、本発明に係る第一実施例における制御システム1を示すブロック図である。制御システム1は、電波送受体である携帯機30(別名をFOBとも言う)と、特定の対象物である車両Cに備えられ、携帯機30と通信し、車両Cの施解錠を制御する車載制御装置20とを有する。なお、特定の対象物は、車両に限定されるものはなく、施解錠の対象となる車両等の移動体や倉庫等の施設を含むものである。
使用者の携帯機30の保持の仕方は、様々である。例えば、携帯機30を手に持って保持する、ポケットに入れた状態で保持する、鞄に入れた状態で保持する、などである。また、携帯機30を保持した使用者は、併せて様々な動きをする。例えば、歩く、走る、給油等のために立ち止まる、軽作業する、屈伸運動などの軽い運動をする、などである。上記例の中では、移動に該当するのは「歩く」と「走る」であり、歩いている状態の加速度と走っている状態の加速度は、その場で立ち止まった状態、軽作業をしている状態、軽い運動をしている状態の加速度に比べると、大きく、かつ、横方向(水平方向)の加速度が生ずることが多い。従って、例えば、三軸の加速度センサを用いると、使用者がその場で上下動作(屈伸動作)をしているのか、歩いているのかを判断することができ、歩いている場合だけ施解錠を行うことが可能となる。このようにして、使用者の行動に伴って、使用者が車両に期待する施解錠動作と実際の車両の施解錠動作とが異なるという誤動作を防止することができる。
図2は、本発明に係る第二実施例における制御システム1Aを示すブロック図を示す。なお、以下では、第一実施例と異なる部分を中心に述べる。
制御システム1Aの車載制御装置20Aは、携帯機30Aに応答要求信号を送信する装置送信部25Aと、携帯機30Aの信号送信部32Aから信号を受信する装置受信部21Aと、装置受信部21Aが受信した信号に基づき車両CAの施解錠を制御する施解錠制御部22Aと、車両CAと携帯機30Aの間の距離についての予め定めた距離閾値を記憶する記憶部23Aと、携帯機30Aは所定領域内に在るか否かを判定する領域判定部24Aと、を備える。
図5は、本発明に係る第三実施例における制御システム1Bを示すブロック図を示す。なお、以下では、上記実施例と異なる部分を中心に述べる。本実施例における、制御システム1Bの車載制御装置20Bは、携帯機30Bに応答要求信号を送信する装置送信部25Bと、携帯機30Bの信号送信部32Bから信号を受信する装置受信部21Bと、装置受信部21B受信した信号に基づき車両CBの施解錠を制御する施解錠制御部22Bと、車両CBと携帯機30Bの間の距離についての予め定めた距離閾値及び携帯機30Bに与えられる加速度についての予め定めた加速度閾値を記憶する記憶部23Bと、車両CBと携帯機30Bの距離を測定する距離測定部33Bと、携帯機30Bが移動しているか否かを判定する移動判定部35Bと、携帯機30Bは所定領域内に在るか否かを判定する領域判定部24Bと、を備える。
20 車載制御装置
30 携帯機
21 装置受信部
22 施解錠制御部
23 記憶部
24 領域判定部
25 装置送信部
31 加速度検出部
32 信号送信部
33 距離測定部
34 記憶部
35 移動判定部
36 信号受信部
C 車両(対象物)
Claims (7)
- 電波送受体と、該電波送受体と通信し、特定の対象物の施解錠を制御する制御装置と、を有する制御システムであって、
前記電波送受体は、
自身に与えられる加速度を検出する加速度検出部と、
該加速度検出部が検出した加速度の情報を含む信号を送信する信号送信部と、
を備え、
前記制御装置は、
前記電波送受体の前記信号送信部から信号を受信する装置受信部と、
前記装置受信部が受信した前記信号に基づき、前記対象物の施解錠を制御する施解錠制御部と、
を備え、
前記電波送受体と前記制御装置のいずれか一方又は両方は、
前記対象物と前記電波送受体の距離を測定する距離測定部と、
前記対象物と前記電波送受体の間の距離についての予め定めた距離閾値及び/又は前記電波送受体に与えられる加速度についての予め定めた加速度閾値と、を記憶する記憶部と、
前記距離閾値と前記距離測定部が測定した距離とを比較し、前記距離測定部が測定した距離が前記距離閾値以下の場合には、前記電波送受体は所定領域内に在ると判定する領域判定部と、
前記加速度閾値と前記加速度検出部が検出した加速度とを比較し、前記加速度検出部が検出した加速度が前記加速度閾値以上の場合には、前記電波送受体は移動していると判定する移動判定部と、
を備え、
前記施解錠制御部は、前記距離測定部が測定した距離と前記加速度の情報を基に、前記対象物の施解錠を制御する制御システムであって、
前記領域判定部が前記電波送受体は前記所定領域内に在ると判定し、かつ、前記移動判定部が前記電波送受体は移動していると判定した場合、前記施解錠制御部は前記対象物を解錠し、
前記領域判定部が前記電波送受体は前記所定領域内に在ると判定せず、かつ、前記移動判定部が前記電波送受体は移動していると判定した場合、前記施解錠制御部は前記対象物を施錠し、
前記移動判定部が前記電波送受体は移動していると判定しない場合、前記施解錠制御部は前記対象物の施錠状態又は解錠状態を維持する、
制御システム。 - 前記記憶部は、前記距離閾値として予め定めた施錠距離閾値と解錠距離閾値とを記憶しており、
前記領域判定部は、
前記施錠距離閾値と前記距離測定部が測定した距離とを比較し、前記距離測定部が測定した距離が前記施錠距離閾値以上の場合には、前記電波送受体は施錠領域内に在ると判定し、
前記解錠距離閾値と前記距離測定部が測定した距離とを比較し、前記距離測定部が測定した距離が前記施錠距離閾値以下の場合には、前記電波送受体は解錠領域内に在ると判定し、
前記領域判定部が前記電波送受体は前記解錠領域内に在ると判定し、かつ、前記移動判定部が前記電波送受体は移動していると判定した場合、前記施解錠制御部は前記対象物を解錠し、
前記領域判定部が前記電波送受体は前記施錠領域内に在ると判定し、かつ、前記移動判定部が前記電波送受体は移動していると判定した場合、前記施解錠制御部は前記対象物を施錠する、
ことを特徴とする請求項1に記載の制御システム。 - 前記施錠距離閾値は、前記解錠距離閾値より大であることを特徴とする請求項2に記載の制御システム。
- 前記対象物は車両であり、前記制御装置は前記車両に備えられた車載制御装置であり、前記電波送受体は前記車載制御装置と通信する携帯機であることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の制御システム。
- 前記車載制御装置は、前記携帯機に応答要求信号を送信する装置送信部をさらに備え、
前記携帯機は、前記装置送信部が送信する応答要求信号を受信する信号受信部をさらに備え、
前記距離測定部と、前記加速度閾値を記憶する前記記憶部と、前記移動判定部は、前記携帯機に備えられ、
前記距離閾値を記憶する前記記憶部と前記領域判定部は、前記車載制御装置に備えられ、
前記携帯機の前記距離測定部は、前記信号受信部が受信した前記応答要求信号の信号強度を測定し、
前記携帯機の前記信号送信部は、測定された前記信号強度の情報をさらに含む前記信号を送信し、
前記車載制御装置の前記装置受信部は、前記信号を受信し、
前記車載制御装置の前記領域判定部は、受信した前記信号に含まれる前記信号強度の情報に基づき、前記携帯機が前記車両から前記所定領域内に在ると判定することを特徴とする請求項4に記載の制御システム。 - 請求項1乃至5に記載の制御システムに使用される制御装置。
- 電波送受体と制御装置が無線通信手段を介して通信し、特定の対象物の施解錠を制御する制御方法であって、
前記対象物と前記電波送受体の距離を測定し、
前記電波送受体が、自身に与えられる加速度を検出すると共に、該加速度の情報を前記制御装置に送信し、
前記制御装置が、送信された前記加速度の情報を受信し、
受信した前記加速度の情報を基に、前記加速度が予め定めた加速度閾値以上であることにより前記電波送受体が移動していると判定し、
測定した前記距離を基に、前記距離が予め定めた距離閾値以下であることにより前記電波送受体が所定領域内に在ると判定し、
前記電波送受体が前記所定領域内に在ると判定し、かつ、前記電波送受体が移動していると判定した場合、前記対象物を解錠し、
前記電波送受体が前記所定領域内に在ると判定せず、かつ、前記電波送受体が移動していると判定した場合、前記対象物を施錠し、
前記電波送受体が移動していると判定しない場合、前記対象物の施錠状態又は解錠状態を維持する、
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011177178A JP5717586B2 (ja) | 2011-08-12 | 2011-08-12 | 施解錠制御システム、施解錠制御方法及び電波送受体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011177178A JP5717586B2 (ja) | 2011-08-12 | 2011-08-12 | 施解錠制御システム、施解錠制御方法及び電波送受体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013040474A JP2013040474A (ja) | 2013-02-28 |
JP5717586B2 true JP5717586B2 (ja) | 2015-05-13 |
Family
ID=47889094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011177178A Active JP5717586B2 (ja) | 2011-08-12 | 2011-08-12 | 施解錠制御システム、施解錠制御方法及び電波送受体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5717586B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6050169B2 (ja) * | 2013-03-27 | 2016-12-21 | 株式会社東海理化電機製作所 | 通信不正成立防止システム |
JP6258989B2 (ja) * | 2016-02-12 | 2018-01-10 | オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 | 車両制御システム |
WO2018190186A1 (ja) | 2017-04-13 | 2018-10-18 | ヤマハ発動機株式会社 | オープンキャビンビークル及び携帯端末 |
JP7091728B2 (ja) * | 2018-03-09 | 2022-06-28 | トヨタ自動車株式会社 | 携帯機および車両 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4677875B2 (ja) * | 2005-10-11 | 2011-04-27 | パナソニック電工株式会社 | 入退室管理システム |
JP5150835B2 (ja) * | 2008-02-21 | 2013-02-27 | トヨタホーム株式会社 | 建物設備制御システム |
JP2010216079A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Omron Corp | ドアロック制御装置および方法、並びに携帯情報処理装置 |
-
2011
- 2011-08-12 JP JP2011177178A patent/JP5717586B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013040474A (ja) | 2013-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100953294B1 (ko) | 키리스 엔트리 장치 | |
US9725072B2 (en) | Vehicle control system | |
JP5260430B2 (ja) | 電子キーシステム | |
JP5391211B2 (ja) | 電子キーシステム | |
US9481298B2 (en) | Reporting system, reporting control method, and handheld device | |
KR101915420B1 (ko) | 통신 시스템, 위치 판정 방법 | |
US20190080539A1 (en) | Key security device | |
WO2015107609A1 (ja) | 制御システム | |
US20120092129A1 (en) | Method to track vehicle key near vehicle for smart entry | |
KR20160048004A (ko) | 휴대기, 통신 장치 및 통신 시스템 | |
JP2016014259A (ja) | 電子キー装置 | |
JP2015085899A (ja) | 車両制御装置 | |
US10994698B2 (en) | Remote keyless entry system | |
JP2012017558A (ja) | 制御システム | |
US20100231349A1 (en) | Communication device and communication method | |
JP6995434B2 (ja) | キーレスエントリーシステム | |
JP5717586B2 (ja) | 施解錠制御システム、施解錠制御方法及び電波送受体 | |
JP2014025206A (ja) | 車載機器制御システム | |
JP7018725B2 (ja) | リレーアタック検出装置及びリレーアタック検出方法 | |
JP2011184963A (ja) | キーレスエントリー装置 | |
JP6724873B2 (ja) | 携帯機、携帯機の制御方法 | |
JP2011135270A (ja) | 無線通信システム | |
JP2019203329A (ja) | 携帯機、車載器、及びリモートキーレスエントリーシステム | |
KR102620611B1 (ko) | 차량 제어 시스템, 휴대 단말기 및 차량 탑재 장치 | |
JP2012184609A (ja) | キーレスエントリー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130912 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140320 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140408 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140924 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141008 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150310 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150317 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5717586 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |