JP5717071B2 - すべり出し自然換気窓 - Google Patents
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Description
また、左右の竪枠の一方には操作部の操作により上下動する連動部材が設けてあり、連動部材は一方のコーナードライブを介して水平移動する水平部材の一端に連結してあり、水平部材の他端にも他方のコーナードライブを介して他方の連動部材に連結して、障子の左右でメインアームの他端を上下移動するようにしている。
そして、障子を閉鎖するときには、閉じ位置にある障子を室内側に引寄せて障子にロックピンを係合している。
ロックピンは、水平部材に取り付けてあり、障子下框に設けた係合部材には室内側を下方にして傾斜する傾斜面を設けて、水平部材の移動によりロックピンを水平移動し、ロックピンが係合部材の傾斜面を乗り越えることで障子を室内側に引寄せている。
また、障子の開閉リンク機構を竪枠側に設け、障子の引寄せ機構を下枠側に設けているので、障子を引寄せるタイミング調整がし難いという問題があった。
障子と竪框との間に設けた各アームやプレートにより障子開閉機構と障子引寄せ機構を形成しているので、障子の開閉機構と引寄せ機構を集約でき、障子引寄せのタイミング調整がし易い。
図8に示すように、本実施の形態にかかるすべり出し換気窓1を設けた窓2は、上枠3と、下枠5と左右の竪枠7とで枠組された枠を備えており、竪枠7、7間には無目9が架設されており、無目9と下枠5との間で嵌め殺し窓11が設けあり、無目9と上枠3との間に、2つのすべり出し自然換気窓1、1が左右に設けてあり、これらのすべり出し自然換気窓1、1の操作部13は、嵌め殺し窓11の下部であって一方の竪枠7に設けてある。尚、左右のすべり出し換気窓1、1間には、上枠と無目13との間にも竪枠7が設けてある。
左右のすべり出し自然換気窓1は、同じ構成であるから、室内側から見て右側のすべり出し自然換気窓について説明する。また、一方のすべり出し自然換気窓1において、その左右の構成は同一であるから、図8における右竪枠7側の構成について説明する。
竪枠7には、上部に上下方向に長い障子案内レール25が設けてあり、中間部には上下方向に長い開閉プレート案内レール27が設けてある。
図4(a)に示す障子15の閉鎖状態から自然換気状態にするときには、図8に示すように、操作部13のハンドル12を上位置Sから反時計方向に回して、T位置にすることにより、連動部材39を上方に移動する。これにより、水平部材45が図5においてH位置にあるロックピン45が、係合部材49と係合している状態からG位置に移動して係合部材49との係合が外れて、障子15のロックが解除される。
同時に、連動部材39と共に開閉プレート17が上方に移動し、図2及び図3に示す自然換気状態になる。
この自然換気状態では、図2に示すように障子15が開位置にあるとき及び図3に示すように障子15が閉位置のいずれの位置にあるときにもメインアーム19の他端19bに設けた軸20は長孔33を上下動自在になり且つ引寄せアーム23の他端23bに設けた突起24は係合孔部31の孔内を中間部23cを中心に回動自在となる。即ち、係合孔部31は障子15の開閉に伴う突起24の移動を許容する。
自然換気状態では、ウエイト29とのバランスにより、図2に示すように室外が無風又は微風のときには障子15が開き、図3に示すように、風が強いときには、障子15が閉じる。
一方、連動部材39が下方に移動すると、図5に示すように、障子15を引寄せた状態で、水平部材47が左側にスライドしてロックピン45がG位置からH位置に移動して係合部材49に係合し、障子15をロックする。
障子15と竪框7との間に、メインアーム19、サブアーム21や開閉プレート17を主とした障子開閉機構と、引寄せアーム23や開閉プレート17を主とした障子引寄せ機構を設けているので、障子の開閉機構と引寄せ機構を集約でき、障子引寄せのタイミング調整がし易い。
引寄せアーム23の形状を、一方側直線部23Eと他方側直線部23Fとが室内側に向けて開く鈍角を形成しているので、見込み方向における引寄せアーム23の移動面積を最小限にでき、竪枠7内に引寄せアーム23を収めようとしたときの竪枠7の見込み寸法を小さくできる
例えば、開閉プレートの長孔33は溝であっても良い。
請求項1に記載の発明においては、引寄せアーム23の形状は限定されず、例えば一端部23aと他端部23bと中間部23cとで三角形を成すものであっても良い。また、一端部23aと他端部23bと中間部23cとで直線状を成すものであっても良い。
7 竪枠
15 障子
17 開閉プレート
19 メインアーム
19a 一端
19b 他端
21 サブアーム
21a 一端
21b 端端
23 引寄せアーム
23a 一端部
23b 他端部
23c 中間部
23E 一方直線部
23F 他方直線部
31 係合孔部
35 移動許容部
37 湾曲突部
Claims (2)
- 障子と、竪枠と、開閉プレートと、メインアームと、サブアームと、引寄せアームとを備え、障子は上部が竪枠に上下動自在且つ回動自在に連結してあり、開閉プレートは竪枠に上下動自在に連結してあり且つ係合孔部を有し、係合孔部の室内側縁には竪枠の見込み方向室外側に突設した湾曲突部が形成してあり、メインアームは一端が障子の重心位置に回動自在に連結してあると共に他端が開閉プレートに上下動自在且つ回動自在に連結してあり、サブアームは一端がメインアームの中間部に回動自在に連結してあり且つ他端が竪枠に回動自在に連結してあり、引寄せアームは一端部がサブアームの中間部に上下動自在に連結してあり、中間部が竪枠に回動自在に連結してあり、他端部が開閉プレートの係合孔部に係合してあり、引寄せアームの他端部が開閉プレートの係合孔部内で湾曲突部よりも下方に位置しているときには障子の開閉に伴う引寄せアームの他端部の移動を許容し、この位置から開閉プレートが下方に移動すると、引寄せアームの中間部よりも下側で引寄せアームの他端部が湾曲突部に下方から乗り上げることで、引寄せアームがその中間部を中心にして他端部を室外側に向けて回動し、引寄せアームの一端部がサブアームを室内側に向けて回動して、障子を室内側に引寄せることを特徴とするすべり出し自然換気窓。
- 引寄せアームは一端部と中間部と他端部とで室内側に向けて開いた角度を形成していることを特徴とする請求項1に記載のすべり出し自然換気窓。
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JP2011226663A JP5717071B2 (ja) | 2011-10-14 | 2011-10-14 | すべり出し自然換気窓 |
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JP2011226663A JP5717071B2 (ja) | 2011-10-14 | 2011-10-14 | すべり出し自然換気窓 |
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- 2011-10-14 JP JP2011226663A patent/JP5717071B2/ja not_active Expired - Fee Related
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