JP5715760B2 - クレーン用フックブロック、及びその組み立て方法 - Google Patents

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Description

本願は、クレーンブーム又は起伏ジブの1本又は複数のワイヤロープの端部に使用して重荷重を吊り上げるフックブロックに関する。より具体的には、本願は、それぞれの荷重に合わせて設計された異なるフックブロックを組み立てるため、異なる数及びタイプの構成要素によって組み立てることが可能なフックブロックアセンブリに関する。本明細書に開示される様々な実施形態は、通常は吊上げ作業中に動く部品を静止させて安定させる働きにより、フックブロックのシーブへのワイヤロープのリービングを促進する改良を含む。
フックブロックは滑車装置として機能し、より具体的には、複数のシーブを使用することから、複合的なプーリ系として機能する。プーリは、加える力の方向を変えたり、回転運動を伝えたり、又は直線運動系若しくは回転運動系のいずれかにおいて機械的利益を実現したりするために使用される。ワイヤロープは重荷重下の大きい張力に耐えることができるため、クレーンフックブロックと共にワイヤロープが使用される。フックブロックのハウジング内には一組のシーブがある。シーブは車輪であり、車輪の外周を囲む2つのフランジ間に溝を有する。
平衡状態では、基本プーリに対する合力はゼロである。これは、プーリの回転軸に対する力が、プーリに掛け回される2本のラインによって均等に分け合われていることを意味する。ラインが平行でない場合には、各ラインの張力はなお等しいが、全ての力のベクトル和としてゼロとなる。基本プーリについての第2の基本等式は、エネルギーの保存から得られる:吊り上げられる重量に、それが動いた距離を乗じた積は、吊上げ力(吊上ラインの張力)に、吊上ラインが動いた距離を乗じた積に等しい。吊り上げられた重量を吊上げ力で除したものが、そのプーリ系の利益である。プーリの系では、行われる仕事の大きさは変わらないことに留意されたい。仕事は、力に移動距離を乗じることによって求められる。プーリは、力を距離に簡単に換えることができる:より小さい力で、より長い距離を引くことができる。
リービングを行うという用語は、穴、リング、プーリ、又はブロックにロープを通すことを意味する。フックブロックのシーブのリービングを行うために、フックブロックは頻繁に直立位置に置かれたり、水平に横倒しにされたりするが、ある場合には、フックに対して寄り掛からせることができて、フックによってある角度に起きた状態に支えられる。大型のフックブロックは、完全に組み立てられると重量が10万ポンド(5万キログラム)を超えることがあり得るため、フックブロックの操作はいずれも、一般的に吊上げ機によって行われる。フックブロックが水平になっている場合には、ブロックの下にあるワイヤロープの取り扱いが困難で、危険であり得る。好適な向きは、クレーンのブーム上端がブロックの真上に位置するか、又はブロックから水平方向に少し離れたところに位置するかに依存することがあり得る。
その後リービングが行われ、これは、ワイヤロープをブロックの一方の側からシーブの周りにめぐらせ、ブロックの他方の側へと通し、次にブーム上端のシーブの周りにめぐらせるなどをして、所望のシーブ全てのリービングが完了するまで行われる。シーブが地上に立っている人の手の届く範囲にあるとき、フックブロックのリービングはより容易となる。リービング中には、ブロックが転倒することのないよう、ロープを強く引っ張り過ぎたり、又は斜めに引っ張ったりしないように注意を払う必要がある。また、ワイヤロープが破損する恐れがあるため、プレート、締付けボルト、又はクロスバーなど、いかなる固定された縁端にもワイヤロープを擦らないように注意を払う必要もある。
本開示に係るカウンタウェイトを備えた移動式リフトクレーンの側面立面図である。 本開示に係るフックブロックの斜視図である。 図2のフックブロックの正面立面図である。 図2のフックブロックの側面図である。 ロック位置にある図5のロックバーの正面図である。 図4のフックブロックのハウジングフレームとクロスビームのブラケットの表面との間に挿入されたロックバーの拡大断面図である。 図2のフックブロックの2つのシーブハウジングの下部の正面斜視図であり、左側のロックバーは利用され、右側のロックバーは収納されている。 図2のフックブロックのデフレクションローラの拡大斜視図であり、これらのデフレクションローラは、リービング中にワイヤロープを転向させるように設計されている。 図2のフックブロックの代替的実施形態の斜視図であり、使用する三連シーブハウジングの数がより少ない。 図9のフックブロックの正面立面図である。 図2のフックブロックの代替的実施形態の斜視図であり、4つの三連シーブハウジングを使用している。 図11のフックブロックの正面立面図である。 図2のフックブロックの代替的実施形態の斜視図であり、2つの五連シーブハウジングを使用している。 図13のフックブロックの正面立面図である。 図2のフックブロックの代替的実施形態の正面立面図であり、2つの三連シーブハウジングと単一のクロスビームとを使用している。 図15のフックブロックの代替的実施形態の正面立面図であり、1つの五連シーブハウジングを使用している。 図16のフックブロックの代替的実施形態の側面図であり、連結プレートとシャフト連結プレートとを使用している。 図17のフックブロックの正面立面図である。 図2のフックブロックのフックブロックサブアセンブリの側面図であり、このフックブロックサブアセンブリは、シーブハウジングがクロスビームに対して90°の角度になった状態で地面に横倒しにされ、安定用脚部とロックバーとにより、リービングに向けて静止した状態が得られている。 図19のフックブロックサブアセンブリの正面立面図である。 図17のフックブロックの代替的実施形態の斜視図であり、三角形のフック吊下部プレートの代わりに接続プレートを使用している。 図21のフックブロックの側面図である。 図21のフックブロックの正面立面図である。 図21のフックブロックの側面図であり、そのシーブハウジングを45°の角度にして横倒しにされていることが示される。 図25〜図46は図2のフックブロックの斜視図であって、段階を追ってその組立てが示され、ここで図25は、一組のシーブハウジングアセンブリを示す。 図25のシーブハウジングの各々と接続される接続リンクの斜視図である。 図25の接続リンクとの接続ビームの接続の部分分解図である。 図2のフックブロックを組み立てるためのクロスビームとシャフトとの分解図であり、クロスビームは安定用脚部を備える。 シャフトがクロスビームと図25のシーブハウジングアセンブリとの中にどのように回転可能に拘束されるかについての部分分解図である。 組み立て後にシャフトが外れ落ちるのを防ぐため、図29のシャフトにキャップを固定する斜視図である。 図29の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、シーブハウジングのハウジングフレームとクロスビームのブラケットとの間のロックバーの挿入を示す。 図2のフックブロックのイコライザビームの部分分解図である。 図30の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、空中に吊り上げられ、ロックバーが取り外されている。 図32の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、図31のイコライザビームのプレート間に降下されている。 図33の部分的に組み立てられたフックブロックの、クロスビームのイコライザビームとの枢動可能な接続の斜視図であり、固定ピンをクロスビームとイコライザビームとの間に挿入することにより、それらの相対的な移動がロックされる。 図25〜図34のステップを繰り返すことにより、もう一組のシーブハウジングアセンブリをイコライザビームの他方の側に接続した後の、図34の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図である。 ロックバーの取外しを含む、図35の部分的に組み立てられたフックブロックの各シーブハウジングアセンブリの接続ビームに対する主接続ビームの取付けの斜視図である。 図36の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、横置き位置になるよう傾転されている。 図37の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、イコライザビーム及びクロスビームが地面に横置きされ、シーブハウジングアセンブリはクロスビームに対して90°の角度にあり、安定用脚部によって安定している。 シーブハウジングアセンブリがロックバーにより地面に対して45°の角度にロックされ、リービングを開始できる状態となった後の、図38の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、ブーム上端はフックブロックの上方にある。 リービングの準備のため、シーブハウジングアセンブリの上端の接続ビームを地面に向かって側方に回転させた後の、図39の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、ブーム上端はフックブロックの側方にある。 リービング後の図40の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、接続ビームは上方に回転して元に戻され、ロックバーは取り外されている。(明確にするためワイヤロープは図示せず)。 垂直位置までゆっくりと吊り上げられている図41の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図である。 直立位置にある図42の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、固定ピンを取り外した後、イコライザビームが地面に立ち、部分的に組み立てられたフックブロックは吊り上げて作業を開始できる状態にある。 空中に吊り上げられた後の図43の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図であり、イコライザビームの主アイ部材がフック吊下部と回転可能に接続されている。 フック吊下部が主アイ部材と回転可能に接続された状態の図44の部分的に組み立てられたフックブロックの斜視図である。 図25〜図45に従い組み立てられた後の図2の組み立てられたフックブロックの斜視図であり、作業を開始できる状態にある。
ここで、本明細書の実施形態をさらに説明する。以下の節では、実施形態の種々の態様がさらに詳細に定義される。そのように定義される各態様は、明確にそれに反する旨が示されない限り、任意の他の1つ又は複数の態様と組み合わされてもよい。特に、好ましい、又は有利であるとして示される任意の特徴が、好ましい、又は有利であるとして示される任意の他の1つ又は複数の特徴と組み合わされてもよい。
フックブロック及びそれに関連するアセンブリの実施形態は、他のクレーン又は機械に使用されるフックブロックに対する適用性を有するが、図1に示される移動式リフトクレーン10に関連して説明するものとする。移動式リフトクレーン10は、カーボディ12とも称される下部機構と、クローラ14及び16の形態の可動接地部材とを備える。2つのフロントクローラ14と2つのリアクローラ16とがあり、図1の側面図では、そのうち各1つしか見ることができない。クレーン10では、接地部材は、それぞれの側に1つのクローラがあるだけの一組のクローラであってもよい。
回転台20が、接地部材に対して旋回することができるようにカーボディ12に回転可能に接続される。回転台は、旋回リングによってカーボディ12に取り付けられ、従って回転台20は、接地部材14、16に対して軸線を中心に旋回することができる。回転台は、回転台の前部に枢動可能に取り付けられたブーム22と;シーブを含むブーム上端のシーブブロック23と;その第1の端部が回転台20に取り付けられたマスト28と;マストと回転台の後部との間に接続されたバックヒッチ30と;支持部材上にカウンタウェイトを有する可動カウンタウェイトユニット34とを支持する。
マスト28の上端とブーム22との間のブーム巻上げ索具25を用いてブーム角度を制御し、荷重を移動させることにより、カウンタウェイトを利用して、クレーン10によって吊り上げられる荷重のバランスをとることができる。吊り荷ホイストライン24は、本明細書ではワイヤロープ24とも称されるもので、ブーム22から伸張して、重い荷重を吊り上げるように設計されたフックブロック100を支持する。
吊り荷ホイストライン24は、ブーム22の上端にあるシーブブロック23に通され、次にフックブロック26に通される。ホイストライン24は、最終的には回転台20に接続されているため、ブーム22のブーム下げ動作時(すなわち降下時)、ホイストライン24が事実上短くなるので、フックブロック100はブーム端部に向かって引き寄せられる。フックブロックがシーブブロック23にぶつかると「ツーブロック状態(two−block condition)」が生じ、ホイストライン24が一気に切れ、荷重の落下が起こり得る。これは、伸張しているブーム22に合わせてワイヤロープ(又はケーブル)を十分に速く繰り出すことによって防止することができる。クレーン10は、アンチツーブロック(anti−two−block)と称される機械式センサを備えてもよく、これは、ツーブロック状態が起こりそうになると操縦者に警告を発する。
回転台20はまた、移動式リフトクレーンに一般的に存在する他の要素、例えば、運転室、並びに索具25及びホイストライン24用の巻上げドラムなども備え得る。必要に応じて、ブーム22は、主ブームの上端に枢動可能に取り付けられたラッフィングジブか、又は他のブーム構成を備え得る。バックヒッチ30はマスト28の上端に隣接して、但し、マストに接続される他の構成品を妨害しないように十分マストの下方に離して接続される。バックヒッチ30は、図1に示されるとおり、圧縮荷重及び引張荷重の双方を支えるように設計されたラチス部材を含み得る。クレーン10では、つかみ上げ、移動させて、置くといったクレーン動作中、マスト28は回転台に対して一定の角度に保たれる。
カウンタウェイトユニット34は、回転台20の後の部分に対して移動可能である。マストの上端に隣接して接続された引張部材32が、カウンタウェイトユニットを懸垂式に支持する。回転台20とカウンタウェイトユニット34との間にカウンタウェイト移動構造が接続され、それによりカウンタウェイトユニット34を、マストの上端の前方の第1の位置まで移動させてそこに保持し、また、マストの上端の後方の第2の位置まで移動させてそこに保持し得る。
クレーン10のカウンタウェイト移動構造においては、少なくとも1つの線形駆動装置、この実施形態ではラックアンドピニオン機構36と、第1の端部で回転台に、第2の端部でラックアンドピニオン機構36に枢動可能に接続された少なくとも1本のアームとを使用して、カウンタウェイトユニット34の位置が変えられる。アーム及びラックアンドピニオン機構36は、ラックアンドピニオン機構36の伸縮によって、カウンタウェイトユニット34の回転台20に対する位置が変わるように、回転台とカウンタウェイトユニット34との間に接続される。図1は、カウンタウェイトユニット34の最前方位置を実線で、最も遠い後方位置を点線で示す。ラックアンドピニオン機構36は、荷重がフック26から吊り下げられたときなどに、カウンタウェイトユニット34を中間位置に移動させる。
回転台20とラックアンドピニオン機構36の第2の端部との間に枢動フレーム40が接続され、これは中実の溶接プレート構造である。枢動フレーム40とカウンタウェイトユニット34との間には後部アーム38が接続される。後部アーム38と枢動フレーム40とは、一組のピン37を使用して接続される。後部アーム38もまた溶接プレート構造であり、枢動フレーム40に接続する端部に傾斜部分39を有する。これにより、アーム38を枢動フレーム40と一直線状に直接接続することが可能となる。
クレーン10にはカウンタウェイト支持システム80が装備され、国によっては、これはクレーンに関する規制に準拠することが求められ得る。カウンタウェイトユニット34は回転台の前部に対して遠く離れて先方に移動し得るため、支持システム80のカウンタウェイト支持部は、それらが十分に離間されていなければ、旋回動作を妨げ得る。しかしながら、それによって支持構造それ自体は非常に幅広となる。従って、クレーン10は、カウンタウェイトユニット34に取り付けられた、テレスコープ型カウンタウェイト支持システム80を備えるカウンタウェイト支持構造を使用する。カウンタウェイトユニット34は、カウンタウェイト支持システム80を取り外すことができ、且つそれがあっても無くても、クレーンが機能することができるように構成される。
本実施形態の利点の1つは、いくつかの異なるフックブロックを、全て同じ一組のフックブロック構成部品から作製できることである。クレーンは、販売時には、クレーンの最大可搬定格荷重を吊り上げるために使用されるフックブロックの作製に必要な全ての構成部品を備えている。しかしながら、クレーンが常にそれほどの高荷重を吊り上げるために使用されるとは限らないことを考えると、フックブロック構成部品を組み立てて、より小さい荷重を吊り上げるためのフックブロックを作製できることは有益である。
本実施形態では、一組の構成部品を使用して、6つの異なるフックブロック構成を作製することができる。図1〜4に示されるフックブロック100では、これらの構成部品が全て使用される。これらの構成部品は、4つの三連シーブハウジング及び2つの五連シーブハウジング102と;2つの接続ビーム112と;主接続ビーム113と;各1つずつの右側及び左側クロスビーム118と;2本のシャフト121と;イコライザビーム140と;2つのフック吊下部側面プレート150と;ロックなしフック吊下部152、及びロック付きフック吊下部154とを含む。以下の表1がこれらの構成部品を示し、表の左側の列に列挙される。
同じこれらの構成部品で作製することのできる他のフックブロック装置及び当該のフックブロックを示す本願の図を、表1の上欄にわたって列挙する。実施形態200〜600は、フックブロック100と同じ構成部品で作製される別のアセンブリであり、図9〜16を参照して詳細に考察されるとおりである。他の2つのフックブロック実施形態(700及び800)は、大部分はフックブロック100に使用される構成部品を使用するが、フックブロック100には使用されないいくつかの特別な構成部品(表1に列挙される)も含み、それぞれ、図17〜図18及び図21〜図24を参照して論じることにする。
Figure 0005715760
従って、表1の構成部品は、種々のフックブロックアセンブリのなかのそのアセンブリに異なる形で統合され、様々な荷重に対して各フックブロックの重量を低減することが可能となり得る。例えば、図2〜図4に図示されるフックブロック100は、最高2,000メートルトンの荷重を吊り上げるように構成される。主ブーム22上で使用されるフックブロック300、500、又は600のアセンブリでは、例えば、起伏ジブ又は別のクレーンで同時に使用するためのフックブロック800を組み立てるのに十分な構成部品が残る。当業者には明らかであろうとおり、表1の構成部品のアセンブリは実施形態100〜800とさらに異なってもよく、従って本明細書には具体的に詳説されない、さらなるフックブロック実施形態が構成され得る。
より具体的には、フックブロック100は6つのシーブハウジング102を備え、各々が延長部分103を備え、且つ一定の数のシーブ104を含む。2つのシーブハウジングサブアセンブリ(図19〜図20の100A)があり、各々が、2つの三連シーブハウジング102と1つの五連シーブハウジング102とを備える。図3で最も良く分かるとおり、各シーブハウジングサブアセンブリは、フックブロック100の半分を形成する。図25以降でさらに詳細に論じることにするとおり、各シーブハウジングサブアセンブリは個別に組み立てることができる。
各シーブハウジング102の側面間の上端に、接続リンク106が枢動可能に接続される。各シーブハウジング102の下端、シーブ104の下方に、ワイヤロープがシーブ104の周りに巻き掛かるのに十分な空間を有するようにして、ハウジングフレーム107が接続される。ハウジングフレーム107は半円形であり、円形のシーブ104に形状が適合する。シーブハウジング102はまた、三角形のブラケット108も備え、そこにステンレス鋼ピン109が挿通される。次に、上述のアンチツーブロック装置を、ステンレス鋼製のピンに装着することができる。
各シーブハウジング102のそれぞれの接続リンク106が2つ以上使用されるとき、それらに接続ビーム112が取り付けられる。接続ビーム112には多数の穴が形成され、そこに通されるボルト及びナットにより、接続ビーム112が各接続リンク112上のそれぞれ穴に対して固定され得る。この実施形態100では、3つのシーブハウジング102に対して接続ビームが使用され、そのシーブハウジング102のうち2つが3つのシーブを有し、中央のシーブハウジング102が5つのシーブを有することに留意されたい。
接続ビーム112は、様々な数のシーブ104を有する異なる数のシーブハウジング102に対する取付けに適合するように、十分な数の、適切な位置に形成された穴を有し得る。例えば、図1〜図2及び図9〜図10に示されるもののように、単一のフックブロックに十分な数のシーブハウジングが利用されるとき、2つの接続ビーム112に主接続ビーム113が接続される。主接続ビーム113は、シーブハウジングを適切に離間させ、互いにほぼ平行に整列した状態に保つ働きをし、それによりフックブロック100の上端で力が適切に分配される。主接続ビーム113はまた、組立て及びリービング中、フックブロック100の吊上げ箇所としても機能する。以下に考察されるような接続ビーム112のみを使用する実施形態では、接続ビーム112が吊上げ箇所としても使用され得る。
シーブハウジング102の延長部分103は、その下部に向かってそこに穴が形成されている。フックブロック100はまた、2つのクロスビーム118(1つは右側、もう1つは左側)も備え、各々が、その上端に溶接された複数のブラケット119を備える。各ブラケット119はその遠位端に穴を有し、こうした穴が延長部分103の下部の穴に対応し、それぞれの穴が整列すると、延長部分103はブラケット119間に分散して置かれる(図29)。シーブハウジングの延長部分103及びクロスビーム118のブラケット119の双方の穴の中に、シャフト121が回転可能に拘束される。さらに小さい貫通穴を有するキャップ122が提供され、フックブロック100の中から抜け落ちないようにシャフト121の各端部を固定する。
各ブラケット119は、その遠位の穴を中心とした、好ましくは平坦な複数の表面で形成される。各表面は、シーブハウジング102とクロスビーム118との間の相対位置の角度に対応する。図4及び図6で分かるとおり、シーブハウジング102に対し、表面119aは90°に対応し、表面119bは45°に対応し、及び表面119cは0°に対応する。ハウジングフレーム107の下端にクロスバー124が取り付けられ、これはハウジングフレーム107の底面に沿って合致するよう、一側面が湾曲している。クロスバー124とブラケット119の各表面119a、119b、119cとの間には間隙が形成される。開示される実施形態は取り付けられたクロスバー124を備えるが、フレームハウジング107はまた、シングルピースとして成形されることで、クロスバー124によって提供されるようなロック面を備えてもよい。
図5は、ロック位置にある図5のロックバー125を示す。ブラケット119の少なくとも1つに沿って、1つ又は複数の保管チャンバ126が取り付けられてもよく、そこに使用していないロックバー125を収納することができる。図7は、2つの隣接するシーブハウジング102の下部を示し、ここでは左側のロックバー125が利用されていて、右側のロックバー125は収納されている。さらに図3を参照すると、三連シーブハウジング102は、1つのクロスバー124と1本のロックバー125とを各々備え、一方、五連シーブハウジング102は、それぞれを2つずつ備えることで、シーブハウジング102がより大きくなってより重くなるに従い、相対的な移動に対するさらなる抵抗性を提供する。シーブハウジング102のタイプごとのロックバー125の数は例示に過ぎない;さらなる実施形態が想定される。さらに、クロスバー124は、クロスバー124の他の部分より厚いリップ部分を含むシーブハウジング102から隔たった表面により、チャネルを備え得る。ロックバー125は、クロスバー124によって形成されるこのチャネルと、クロスバー124とブラケット表面との間の間隙との中に嵌入するサイズであり得る。
図6は、クロスバー124−又はロック面−とブラケットの表面119a、119b、119cとの間に形成された間隙に挿入されたロックバー125を示し、ここではシーブハウジング102とクロスビーム118との間の相対的な移動が実質的に阻止される。このようにシーブハウジング102がクロスビーム118に対して動くのを静止させることは、フックブロック100の組立て中及びリービング中の双方において有用であり、これは以下でより詳細に論じられる。ロックバー125は、それを間隙に挿入したり取り外したりし易くするためのハンドルを備える。フックブロック100が地面から持ち上げられて吊上げ動作に入るとき、ロックバー125は取り外され、従ってクロスビーム118はシーブハウジング102に対して枢動できるようになる。
図3〜図4及び図6で分かるとおり、1つ又は複数の安定用脚部130が、クロスビーム118のブラケット119の間のシャフト121に回転可能に取り付けられ得る。安定用脚部130は、シャフト用の穴と、一方の端部に平坦部分131と、他方の端部に、ブーツのかかとのように見えるカウンタウェイト132とを備える。平坦部分131とカウンタウェイト132とはシャフト121を挟んで反対側に、その外方へと延在し、これにより、クロスビーム118が90°まで枢動して、リービングの準備のため地面に水平に横置きされるとき、平坦部分131が自然に地面に向かって振れるようにする重心を生み出す。ロックバー125がロック位置に装置されると、シーブハウジング102は、フックブロック100の一方の側では安定用脚部130により、及び他方の側ではブロックの重量により、転倒しないように直立位置に支持され得る(図19)。安定用脚部130が位置する2つのブラケット119の間にはストッパ133(図19)が取り付けられ、垂直時に、クロスビーム118に対して測ったときの、安定用脚部130の90°を超える回転を防止する。
図2〜図3(及び図26)に示されるとおり、接続リンク106はシーブハウジング102に回転可能に取り付けられ、シャフト121の軸線と平行な軸線に沿って回転することができ、それにより接続リンク106は、リービング中、ハウジング102の一方の側に動かされる。従って、接続リンク106に取り付けられたいずれの接続ビーム112、113もまた、回転可能である(図40)。これにより、ワイヤロープをシーブ104に接続し易くすることができるが、それでもなお、ワイヤロープが接続リンク106にかかって擦れ、破損する可能性はある。
図8は、リービング中にワイヤロープを転向させるように設計されたいくつかのデフレクションローラ136を示す。デフレクションローラ136は、シーブハウジング102の側面間に、そこに位置するシーブ104に隣接して回転可能に取り付けられる。各デフレクションローラ136は、それが隣接するそれぞれのシーブ104の溝に対応する平面に沿って溝を備える。シーブ104及びデフレクションローラ136の溝は、実質的に又は厳密に同じ直径であり得る。リービング中にフックブロック100に通されるワイヤロープはデフレクションローラ136の上を通り、従って接続リンク106から離される。デフレクションローラ136はナイロン又は別の、条件に合った材料で作製され得る。
右側クロスビーム118は、図3で見てイコライザビーム140の右側に見えるクロスビーム118である。従って、左側クロスビーム118は、図3のイコライザビーム140の左側に見えるクロスビーム118である。各クロスビーム118は対向プレートを備え、その対向プレートの下部分において、各プレートの少なくとも2つの開口部が他方のプレートの2つの開口部と整列する(図33で最も良く分かる)。イコライザビーム140もまた対向プレートを備え、それらは各クロスビーム118の対向プレートの外側に位置決めされ得る。イコライザビーム140の各対向プレートの上部分に沿って4つの開口部141があり、これらは他方のプレートの開口部141と整列する。これらの4組の整列した開口部141は、各クロスビーム118の対向プレートの整列した開口部と実質的に整列する。フックブロック100では、イコライザビーム140の整列した開口部141のうち外側の二組が、各クロスビーム118の対向プレートの整列した開口部のうちの外側の一組と並び、そこを通して長尺ピン142が挿入されることで、クロスビーム118がイコライザビーム140と固定される(図33及び34)。イコライザビーム140の対向プレート及びクロスビーム118の対向プレートは、長尺ピン142の周りに側方に枢動可能である。
以下で論じる実施形態が備えるシーブハウジング102の数、従ってシーブ104の総数はより少ないため、各シーブを通るワイヤロープに基づくイコライザビーム140を通る中心線の周りのトルクにより、全体的なバランスが変わる。従って、イコライザビーム140の整列した開口部の組が、全て同時に、対応するクロスビーム118の整列した開口部の組と正確に並んでいないことが有利である。従って、以下で見るとおり、より軽い荷重を吊り上げるための、シーブ総数がより少ないフックブロック100の組み立て時には、イコライザビーム140とクロスビーム118との整列した開口部のうち内側の組が使用され得る。
フックブロック100においてイコライザビーム140がクロスビーム118に取り付けられるとき、イコライザビーム140とクロスビーム118との整列した開口部の残りの(内側の)セットは4つの三日月形開口部143を形成し、1つは双方のクロスビーム118の各対向プレートの下部に沿うものである。これらの三日月形開口部143に挿入するための特別なサイズの4本のピン144が、イコライザビーム140のプレートの中心にある、片側に寄って形成されたさらなる穴に保管される。これらのピン144は、三日月形開口部143に嵌入する三日月形のサイズの端部分を有し、本明細書では三日月形ピン又は固定ピンとも称され得る。フックブロック100の組立て中、ピン144はそれらの保管位置から取り出されて三日月形開口部に挿入され、イコライザビーム140とクロスビーム118との相対的な動きを静止させる。
イコライザビーム140は、その対向プレートの間に回転可能に取り付けられた主アイ部材148を備え、これはその他端にアイ(eye)すなわち穴、を備える。イコライザビーム140はまた、その片側にカットアウト部147も画定し、それにより組立て中にイコライザビーム140が地面に立っている間、主アイ部材148を上方に回転させ、カットアウト部147に隣接させてストラップで固定しておくことが可能となる。イコライザビーム140は長手方向レール149を備え、フックブロック100の組立て中、地面に置く際にはその上に立つ。主アイ部材148はその遠位端において、対向するフック吊下部側面プレート150と回転可能に接続される。次にフック吊下部側面プレート150が、フック吊下部152、154と枢動可能に接続され、これらはそれぞれ、1つはロックがなく、もう1つはロック付きである。フック吊下部152、154は、その下端に、クレーン10によって吊り上げられる荷重を取り付けるためのフック部分を備える。ロック付きフック吊下部154はフォーク状のピン155を備え、これがフック吊下部側面プレート150の間のトラニオンに挿入されると、フック吊下部154の回転にロックがかかる。
上述のとおり、図9〜図16に示されるフックブロック200〜600は、フックブロック100に使用されるものと同じ構成部品の異なる組み合わせを用いている。従って、フックブロック100と変わる点を論じ、上記で既に開示されたものと同じ特徴は繰り返さない。ある実施形態においては、吊り上げる荷重がより軽く、それに必要なシーブハウジング102、従ってクロスビーム118の数はより少なくてもよい。より軽いフックブロック100を有するということは、つまり、フックブロック100の組立てが簡略化され、作業現場でより迅速に行うことができることを意味する。さらに、クレーン10によって吊り上げられる総荷重を低減できることにより、作業効率を高め、必要なカウンタウェイトを減らすことが可能となる。
図9〜図10はフックブロック200を示し、これは、使用する3連シーブハウジング及び5連シーブハウジング102の数がより少ないことを除き、フックブロック100と同様のものである。フックブロック200は、フックブロックの両側に三連シーブハウジング及び五連シーブハウジング102を備えることで、最高1,400メートルトンの吊上げが可能である。
このフックブロック200については、イコライザビーム140の4組の整列した開口部141のうちの内側の2組が、長尺ピン142を挿入してイコライザビーム140を各クロスビーム118と枢動可能に接続するために用いられ得る。これにより、以下の実施形態にも適用可能なとおり、イコライザビーム140とクロスビーム118との間の接続点を互いに近接させることが可能となり、同時にシーブハウジング102の重量もまた、フックブロック100のより中心に寄るようになる。前述のように外側の組ではなく、イコライザビーム140の整列した開口部141の内側の組を、クロスビーム118の内側の整列した開口部と整列させる結果、ここでは各々の整列した開口部の外側の組が三日月形開口部143を形成する。三日月形開口部143に挿入するための特別なサイズを有する三日月形ピン144がそこに挿入され、組立て中のイコライザ140とクロスビーム118との相対的な動きを静止させる。
ここでは、シーブハウジング102の各組のいずれかの端からシャフト121がいくらか露出している。また、接続ビーム112も同様に露出している。しかしながら、これらの構成部品は、より少ないシーブハウジング102を用いるより小さいフックブロックでの使用に適合するように設計されていることに留意されたい。それでもなお、主接続ビーム113は2つの接続ビーム112の接続に使用することができる。
図11〜図12はフックブロック300を示し、これは4つの3連シーブハウジング102を使用するもので、最高1,200メートルトンの吊上げが可能である。このフックブロック300は、使用しているシーブ104が全体で4つ少ないため、シーブハウジングアセンブリの全体の幅がいくらか狭まっていることを除き、フックブロック200と実質的に同様のものである。結果として、シャフト121及び接続ビーム112は、その両端からさらに多く露出しているが、それでもなおフックブロック300は、図1〜図4の実施形態で使用されるものと同じ構成部品から組み立てられ得る。
図10のフックブロック200と同じく、イコライザビーム140はフックブロック300のクロスビーム118と、それぞれの内側の組の整列した開口部を介して枢動可能に接続される。三日月形ピン144は、部分的に整列した開口部の外側の組の三日月形開口部143に嵌入するサイズであり、それにより、フックブロック300の組立て中、イコライザ140とクロスビーム118との間の相対的な動きを静止させる。
図13〜図14はフックブロック400を示し、これは2つの5連シーブハウジング102を使用するもので、最高1,000メートルトンの吊上げが可能である。ここでは、各々が5つのシーブ104を有する僅か2つのシーブハウジング102のみを使用してフックブロック400が組み立てられる。従って、2つのシーブハウジング102を一体に接続するのに、単一の接続ビーム112だけで十分であり、組立て及びリービング中のフックブロック400の吊上げもまた、その接続ビーム112によって行われる。
フックブロック400では、ロックなしのフック吊下部152のみが使用されるが、ロック付きフック吊下部152に加えて、又はその代わりに、ロック付きフック吊下部154もまた用いられ得る。単一のフック吊下部152、154が使用される場合、フック吊下部側面プレート150と主アイ部材148及びフック吊下部152、154の双方との間の枢動接続点は、図示されるとおり、全てイコライザビーム140の下に垂直方向に並ぶ。
フックブロック200と同じく、イコライザビーム140は、それらの対向プレートの整列した開口部の内側の組を介してフックブロック400のクロスビーム118と枢動可能に接続される。三日月形ピン144は部分的に整列した開口部の外側の組の三日月形開口部143に嵌入するサイズであり、それにより、フックブロック300の組立て中、イコライザビーム140とクロスビーム118との間の相対的な動きを静止させる。
図15はフックブロック500を示し、これは2つの三連シーブハウジングと単一のクロスビームとを使用するもので、最高600メートルトンの吊上げが可能である。フックブロック500はさらに、表1から、接続ビーム112、右側クロスビーム118、イコライザビーム140と;2つのフック吊下部側面プレート150と;ロックなしフック吊下部152と(しかしながらロック付きフック吊下部154が使用されてもよい)を備える。接続ビーム112は、シーブハウジング102をその接続リンク106において互いに接続する。
イコライザビーム140の4組の整列した開口部141のうち、カットアウト部147から最も遠い1組が、右側クロスビーム118の整列した開口部の外側の組と整列し、そこを通して長尺ピン142の1本が使用され、イコライザビーム140をクロスビーム118に固定する。2つの三連シーブハウジング102は、クロスビーム118内でほぼ中心に位置する接続点の長尺ピン142に関して整列する。このように接続点が唯1つであることにより、イコライザビーム140は重力によって枢動し、その向きが約45度だけ変わる。図14に示されるフックブロック400と同じく、フック吊下部152、154が重力によって下方に引かれるに従い、フック吊下部150もまた主アイ部材148を中心に枢動する。フックブロック100〜300と比較したとき、これらの構成部品の一部は斜めになっているように見えるが、それでもなお、それらの構成部品は有効であり、追加の構成部品を製造する必要なしにフックブロック500を組み立てるために使用され得る。
図16はフックブロック600を示し、これは1つの五連シーブハウジング102を使用するもので、最高500メートルトンの吊上げが可能である。この実施形態は、2つの三連シーブハウジング102の代わりに1つの五連シーブハウジング102を使用することを除き、図15の実施形態と実質的に同じである。五連シーブハウジング102は、右側クロスビーム118とイコライザビーム140との間の接続点の上方の実質的な中心に位置する。
図17〜図18はフックブロック700を示し、これは、五連シーブハウジング102と、2つのフック吊下部側面プレート150と、ロック付きフック吊下部154と、連結プレートシャフト718と、連結プレート740とを備える。従ってフックブロック700は、上述の特殊な部品、すなわち、連結プレートシャフト718と連結プレート740とを使用して、500メートルトンを吊り上げるように構成される。上述のとおり、同様にロックなしフック吊下部152が代用されてもよい。
五連シーブハウジング102の延長部分103は、それを貫通する穴の周りにメス型の耳を備える(図25で最も良く分かる)。連結プレート740は、上部、すなわち第1の端部にボスを有する厚いプレートであり、それらのボスが第1の端部の穴の周りにオス型の耳を形成する(図示せず)。連結プレートシャフト718は、五連シーブハウジング102の延長部分103の穴と連結プレート740の第1の端部の穴との中に回転可能に拘束される。連結プレート740の穴のオス型の耳が、延長部分103のメス型の耳に嵌入する。
連結プレート740は矩形であり、五連シーブハウジング102の幅に、より緊密に合致するよう、より小さい外形を有する。連結プレート740の第2の端部の穴は、フック吊下部側面プレート150と枢動可能に接続され、次にそれが、ロック付きフック吊下部154と枢動可能に接続される。フックブロック700の構成部品が重力下で自然に互いの下方に垂下されるとき、構成部品間の接続点は垂直方向に整列する。
シーブハウジング102は、フレームハウジング107の下端に沿ってロック面(又はクロスビーム)124を備える。ロック面と連結プレート740の上部分との間には間隙が形成され、そこにロックバー125(図示せず)が挿入されることで、リービング及び組立て、或いはそのどちらか一方を行う間の、シーブハウジング102と連結プレート740との間の相対的な動きが静止する。
連結プレート740は、その外側部分に連結プレートロックバー保管部758を備え、そこに連結プレートロックバー(図示せず)を保管する。この外側部分と連結プレート740の本体との間の、その下部には、リービング中に連結プレート740とフック吊下部プレート150との間の相対的な動きを静止させるために連結プレートロックバー(図示せず)を挿入する空間760が形成される。
図19〜図20は、図2のフックブロック100のフックブロックサブアセンブリ100Aを示し、ここでフックブロックサブアセンブリ100Aは、シーブハウジング102がクロスビーム118に対して90°の角度になった状態で地面に水平に横倒しにされ、リービングのために安定用脚部130及びロックバー125によって静止した状態がもたらされている。既に開示されたフックブロック100の態様は、ここでは繰り返さない。図19及び図20を参照する以下の説明はまた、クロスビーム118が使用されない場合には含まれない安定用脚部130を除き、フックブロック200〜800にも適用することが可能である。
クロスビーム118のブラケット119のうちの1つの表面119aは、それとハウジングフレーム107のロック面(又はクロスバー)124との間に間隙を形成する。ロックバー125がこの間隙に挿入されると、シーブハウジング102がクロスビーム118に対して90°の角度で静止する。シーブハウジング102はまた、45°の角度又は0°の角度までさらに下げることもでき、同様にロックバー125により、それぞれ表面119b及び119cに対して静止され得る。
静止させる第2の態様としては、上記で考察される安定用脚部130が挙げられ、その各々は2つのブラケット119の間に回転可能に取り付けられる。安定用脚部130は、端部のカウンタウェイト132によって重力を受けて自由に回転するため、クロスビーム118が横倒しにされると、その平坦部分131が地面に向かって旋回する。これによりシーブハウジング102の重量が、フックブロックの下部分−クロスビーム118及びその下方を含めた全て−の重量と安定用脚部130との間で安定するようになる。ストッパ133が2つのブラケット119にかけて取り付けられ、これは、それらの間で各安定用脚部130が回転するブラケット119である。ストッパ133があるため、垂直時に、クロスビーム118に対して測ったときの、安定用脚部130の90度を超えた回転が防止される。
リービングを行うワイヤロープ24が、ブーム22からフックブロック100のほぼ直上に垂下されるときには、図19に示されるとおり、地面上のフックブロック100の下部に対して90°の向きが好ましい。接続ビーム112をいずれかの側に枢動させると、リービング中におけるワイヤロープ24との接触を防止するのに役立つ。シーブハウジング102の上端近傍のデフレクションローラ136もまた、ワイヤロープを接続リンク106に触れないよう転向させるのに役立ち得る。ブーム22の上端がフックブロック100の位置から水平方向に隔たっていて、ワイヤロープが斜めに入る場合、地面に対して45°の向きが好ましい。組立て及びリービングのさらなる態様は、以下でより詳細に論じる。
図21〜図24は、フックブロック700のフックブロック800を示し、これは、五連シーブハウジング102と、ロック付きフック吊下部154と、連結プレートシャフト718と、連結プレート740と、2つの接続プレート850とを備える。従ってフックブロック800は、500メートルトンを吊り上げるように構成され、及びフックブロック700の代替的実施形態であって、フック吊下部側面プレート150の代わりに接続プレート850を備える。上記に考察されるとおり、同様にロックなしフック吊下部152が代用されてもよい。
接続プレート850は、フック吊下部プレート150と同様のフック吊下部を提供する。接続プレート850は細長く、単一の五連シーブハウジング102を有するフックブロック800の細い外形に適合している。各接続プレート850はいずれの端部にも穴を備え、それらの穴は、他方の接続プレートの穴と整列する。整列した穴の上部の組が、連結プレート740の第2の端部にある穴との枢動可能な接続を提供し、整列した穴の下部の組が、フック吊下部152、154との枢動可能な接続を提供する。
連結プレート740は、その外側部分に連結プレートロックバー保管部758を備え、そこには連結プレートロックバー858が保管され、これは図24で最も良く分かる。この外側部分と連結プレート740の本体との間の、その下部には、リービング中に連結プレート740とフック吊下部プレート150との間の相対的な動きを静止させるために連結プレートロックバー858を挿入する空間760が形成される。図24は、そのシーブハウジング102を45°の角度にして水平に横倒しにされているフックブロック800を示す。フレームハウジング107のロック面124とシャフト連結プレート718の傾斜面との間にロックバー125が挿入される。空間760に連結プレートロックバー858を入れることで、接続プレート850と連結プレート740との間の座屈が防止され、シーブハウジング102がフックブロック800の下部分の重量によって支持される。
図25〜図46は、図2〜図4のフックブロック100を、その段階を追った組立てを示しながら図示するもので、ここで図25は、一組のシーブハウジングアセンブリ902を示す。各シーブハウジングアセンブリ902は、複数のシーブ104を含むシーブハウジング102と、その上端に枢動可能に取り付けられた接続リンク106と、その下部に取り付けられたフレームハウジング107と、フレームハウジング107の下端に取り付けられた少なくとも1本のクロスバー124とによって組み立てられる。各シーブハウジングアセンブリ902はまた、シーブハウジング102の上端の近傍に、シーブ104に隣接して回転可能に取り付けられた複数のデフレクションローラ136も備える。シーブハウジング102は延長部分103を備え、各々はそれを貫通する穴905を有する。
図26は、図25のシーブハウジング102の各々と接続される接続リンク106を示す。接続リンク106は、側面プレート910と、複数のロッキングストリップ911と、各ロッキングストリップ911を所定位置にロックするための安全リンチピン914とを備える。安全リンチピン914及びロッキングストリップ911を取り外すと、接続リンク106はシーブハウジング102の側面間で前後に枢動することが可能となる。
図27は、図25の接続リンク106との接続ビーム112の接続を示す。接続ビーム112の穴は、三連シーブハウジング及び五連シーブハウジング102の種々の組み合わせに対する接続リンク106と並ぶ。接続ビーム112の接続リンク106との接続は、ボルト及びナットによって行われる。
図28は、図2のフックブロック100を組み立てるためのクロスビーム118とシャフト121とを示し、クロスビーム118は安定用脚部130を備える。安定用脚部がいかにクロスビーム118の2つのブラケット119の間から旋回して飛び出し、それらの平坦部分131が地面と接触しているかについて留意されたい。シャフト121がハウジング102の延長部分103の穴の内側とブラケット119の穴の中とに回転可能に拘束された後、シャフト121にはシャフト121用のキャップ122が多数のボルトによって取り付けられ、シャフト121が固定される。各ブラケット119は穴915を備え、図28にはそのうちの1つが見えている。
図29は、クロスビーム118と図25のシーブハウジングアセンブリ902との中に回転可能に拘束されるシャフト121を示す。接続ビーム112で一体に接続されたときの一纏まりのシーブハウジングアセンブリ902は、接続ビーム112で補助クレーンによって吊り上げられ、そのブラケット119をシーブハウジング102に対して90°の角度として横置きされているクロスビーム118まで降下される。シーブハウジング102の延長部分103の穴905は、ブラケット119の遠位端の穴915と整列する。整列した穴905、915の中にシャフト121が回転可能に拘束され、図29Aで分かるとおり、その端部にボルトによってキャップ122が固定され、組み立て後にシャフト121が外れ落ちることが防止される。
図30は、ハウジングフレーム107のクロスバー124とクロスビーム118のブラケット119との間へのロックバー125の挿入を示す。これによりシーブハウジングアセンブリ902がクロスビーム118に対して固定化され、フックブロックサブアセンブリ100Aを保持している補助クレーンラインを切り離し得る。
図31は地面に置かれた後のイコライザビーム140を示し、その長手方向レール149上に立っている。長尺ピン142が整列した開口部141の各組と整列し、クロスビーム118との接続を開始できる状態にある。そのそれぞれの保管用穴に三日月形ピン144が保管されている。長尺ピン142は、イコライザビーム140とクロスビーム118とを通じて挿入された後、ロックリング945及び一組のボルトを使用してイコライザビーム140に固定される。
図32は、空中に吊り上げられてロックバー125が取り外されたフックブロックサブアセンブリ100Aを示す。補助クレーンによってフックブロックサブアセンブリ100Aを空中に吊り上げると、ロックバー125を押さえ付けている圧力を解放することができ、ロックバー125を取り外すことが可能となる。
図33は、図32の部分的に組み立てられたフックブロックが、補助クレーンによって図31のイコライザビーム140のプレート間に降下されているところを示す。イコライザビーム140は地面に立っており、従って、クロスビーム118の対向プレートがイコライザビーム140の対向プレートの間の半分に至るまで、フックブロックサブアセンブリ100Aを降下させることができる。クロスビームは、一組の整列した内側開口部951と一組の整列した外側開口部952とを備える。この実施形態では、クロスビーム118の整列した開口部のうちの外側の組952が、イコライザビーム140の整列した開口部141の外側の組と整列し、そこを通じて長尺ピン142が挿入されることで、クロスビーム118がイコライザビーム140と枢動可能に取り付けられる。
図34は、クロスビーム118のイコライザビーム140との枢動可能な接続を示す。ロックリング945が長尺ピン142上に置かれ、ボルトを使用してロックリング945がイコライザビーム140に取り付けられる。クロスビーム118とイコライザビーム140との間に、それらの各対向プレートにおいて三日月形固定ピン144が挿入され、それらの相対的な動きを静止させる。一対のボルトを使用して固定ピン144がイコライザビーム140に固定される。
図示されないが、ここでロックバー125が再び挿入され、シーブハウジング102とクロスビーム118との間の相対的な動きを静止させる。図35は、図25〜図34のステップを繰り返すことにより、もう一組のシーブハウジングアセンブリ902をイコライザビーム140の他方の側に接続した後の、図34の部分的に組み立てられたフックブロックを示す。実際にはロックバー125は、クロスバー124とブラケット表面119cとの間のそれらのロック位置にあることに留意されたい。フックブロックサブアセンブリ100Aを組み立て、それをイコライザビーム140に取り付けるための上記に従うステップを繰り返すことで、第2のフックブロックサブアセンブリ100Aが構築され、イコライザビーム140の他方の側に取り付けられる。上記のとおり、もう一組の三日月形固定ピン142が挿入され、所定位置に固定される。
図36は、図35の部分的に組み立てられたフックブロックの各フックブロックサブアセンブリ100Aの接続ビーム112に対する主接続ビーム113の取付けを示す。イコライザビーム140と主アイ部材148との間にストラップ(図示せず)を接続し、部分的に組み立てられたフックブロックが吊り上げられるときに、カットアウト147内で主アイ部材148が起き上がった状態に保たれるようにしてもよい。図36はまた、補助クレーンが部分的に組み立てられたフックブロックを吊り上げ始めて地面から離すときの、ロックバー125の取外しも示す。以上で、部分的に組み立てられたフックブロックは、リービングの準備のために地面に横置きできる状態となる。
図37は、横置き位置に向かって傾転されている部分的に組み立てられたフックブロックを示す。これは補助クレーンを用いてゆっくりと行われなければならず、その結果イコライザ140は横置き位置になる。安定用脚部130は、地面に着いて安定した位置となるまで、アセンブリと共に自動的に旋回する。図38は、イコライザビーム140とクロスビーム118とが地面に横置きされた状態の、図37の部分的に組み立てられたフックブロックを示し、シーブハウジングアセンブリ902はクロスビーム118に対して90°の角度にあり、安定用脚部130によって安定している。この位置では、シーブハウジング102は、図39に示されるとおり地面に対して45°の角度になるまで、地面に向かってさらに下げることができる。部分的に組み立てられたフックブロックをその角度の所定位置にロックするために、それぞれのブラケット119のブラケット表面119bと対応するクロスバー124との間にロックバー125が挿入される。ロックバー125は、図26を参照して開示されるものと同様のリンチピン(図示せず)によって所定位置にロックすることができる。接続ビーム112、113は補助クレーンのラインとある角度で対向して上に延びていることに留意されたい。
図40は、ブーム上端がフックブロック100の側方にある、リービングの準備中の、シーブハウジングアセンブリ902の上端の接続ビーム112、113を側方に、地面に向けて、回転させた後の、部分的に組み立てられたフックブロックを示す。これは静止位置として知られ、接続リンク106及び接続ビーム112、113を、シーブ104に対してある角度を有するワイヤロープ24と隔てることが可能となる。この位置で、ステンレス鋼ピン109がシーブハウジング102から取り外され、フックブロックサブアセンブリ100Aのリービングが行われる。
図41は、リービング後の図40の部分的に組み立てられたフックブロックを示し、ここで接続ビーム112、113は上方に回転して元に戻され、ロックバー125は取り外されている。明確にするためワイヤロープの線は図示しない。以上で、部分的に組み立てられ、リービングが行われたフックブロックは、クレーン10によって吊り上げることができる状態となる。これは、図42に示されるとおりゆっくりと、且つ、ワイヤロープ124の吊上ラインが同じ速度で走り、従ってフックブロックアセンブリ100Aが水平のままであるように注意しながら行わなければならない。部分的に組み立てられたフックブロックは、垂直方向に真っ直ぐになっているときに、イコライザビーム140の長手方向レール149上に着地させなければならない。ここで、吊上ラインを緊張させながら、4個の三日月形固定ピン142を取り外す。固定ピン142は、イコライザビーム140の中のそれらの保管用穴に保管される。
図43は、直立位置にある部分的に組み立てられたフックブロックを示し、固定ピン142を取り外した後、イコライザビーム140が地面に立ち、部分的に組み立てられたフックブロックは吊り上げて作業を開始できる状態にある。図44は、空中に吊り上げられた後の部分的に組み立てられたフックブロックを示し、ここでイコライザビーム140の主アイ部材148が、地面に置かれているフック吊下部プレート150と回転可能に接続される。フック吊下部プレート150に枢動可能に接続されるフック吊下部152、154もまた、地面に置かれている。主アイ部材148とフック吊下部の上部にある開口部とを通じて、長尺ピン142と同様の長尺ピン955が挿入される。図45に示されるとおり、ロックリング945が長尺ピン955の他方の端部に固定され、フック吊下部150とボルト締めされる。図46は、図25〜図45に従い組み立てられ、クレーン10によって空中に吊り上げられた後の、作業を開始できる状態にある図2の組み立てられたフックブロック100を示す。フックブロック100を組み立てるための記載の方法は、同様にフックブロック200〜600を組み立てるためにも用いられ得ることに留意されたい。フックブロック700及び800の組立ても同様であり得るが、安定用脚部130は使用されない。フックブロック700及び800は重量がより軽く、構成部品がより少ないため、その組立てはさらにいくらか容易となる。
当業者には明らかであろうとおり、開示される実施形態に関連して記載される方法のステップ又は動作の順序は変更されてもよい。従って、図に示されるか、又は図を参照して、若しくは詳細な説明のなかで記載される順序は、いずれも例示目的に過ぎず、明示的に要求される場合を除き、必須の順序を含意することを意味するものではない。
本明細書に記載される本明細書の好ましい実施形態に対する様々な変更及び修正が当業者には明らかであり、そのうちのいくつかは、既に指摘されたことは理解されなければならない。さらに、たとえ構造が異なったとしても、同等の機能を提供する構成部品によって、フックブロックのうちの1つの様々な構成部品が代用されてもよい。イコライザ及びクロスビーム、或いはそのどちらか一方の整列した穴の配置又は離間距離は、ある程度異なってもよく、それでもなお、それらの間の枢動可能な接続を提供する機能は果たし得る。シーブハウジングによっては、追加の、又はより少ないシーブを備えてもよく、種々の組み合わせのシーブハウジングが用いられ得る。かかる変更及び修正は、本実施形態の趣旨及び範囲から逸脱することなく、且つその意図される利点を損なうことなく行うことができる。従って、かかる変更及び修正は、添付の特許請求の範囲によって網羅されることが意図される。

Claims (23)

  1. a)複数のシーブを含み、各々がを備える延長部分を有する、第1のシーブハウジングであって、その下端に、ロック面を備えるハウジングフレームを備える第1のシーブハウジングと、
    b)各々がを備える複数のブラケットを有する第1のクロスビームであって、前記複数のブラケットのうちの少なくとも1つが、前記第1のシーブハウジングと前記第1のクロスビームとの間の相対位置の複数の角度に対応する複数の表面を有し、前記複数の表面が前記ロック面に対応し、前記複数の角度の各々においてそれらの間に間隙を形成する、第1のクロスビームと、
    c)前記第1のシーブハウジングの前記延長部分の前記穴と、前記第1のクロスビームの前記複数のブラケットの前記穴との中に回転可能に拘束される第1のシャフトと、
    d)前記ロック面と前記複数の表面のいずれかとの間の前記間隙に設置されるサイズのロックバーであって、所定位置にあるとき、前記第1のシーブハウジングの前記第1のクロスビームに対する動きを実質的に静止させるロックバーと、
    を含む、クレーン用フックブロック。
  2. 前記ハウジングフレームに取り付けられて前記ロック面を設けるクロスバーをさらに含み、前記クロスバーは、それぞれの相対位置の角度において前記複数の表面の各々と平行なチャネルを備え、前記ロックバーが前記チャネルに嵌合される部分を有する、請求項1に記載のクレーン用フックブロック。
  3. 前記相対位置の角度が少なくとも0度、45度、及び90度を含み、前記相対位置の角度の1つに関連する前記間隙内に前記ロックバーを設置すると、前記第1のシーブハウジングと前記第1のクロスビームとが当該角度で実質的に静止する、請求項1に記載のクレーン用フックブロック。
  4. 前記第1のクロスビームが、2つのブラケット間に前記第1のシャフトと回転可能に接続された少なくとも1つの安定用脚部であって、一端に平坦部分を、及び前記平坦部分と反対側の端部にカウンタウェイトを有することで、前記第1のクロスビームが水平に横倒しになっている間、前記平坦部分が地面に対して正しく位置決めされるように重心を生み出す安定用脚部を備える、請求項1に記載のクレーン用フックブロック。
  5. 前記第1のクロスビームが、前記2つのブラケットの間にストッパを備え、垂直時に、前記第1のクロスビームに対して測ったときの、前記安定用脚部の90度を超えた回転を防止する、請求項4に記載のクレーン用フックブロック。
  6. 前記間隙から隔たった位置で前記第1のクロスビームに接続される保管チャンバであって、前記ロックバーを保管するサイズ及び構成の保管チャンバ
    をさらに含む、請求項1に記載のクレーン用フックブロック。
  7. 少なくとも第2のシーブハウジングと、第2のクロスビームと、第2のシャフトとをさらに含み、前記第2のシャフトが、前記第2のシーブハウジングの延長部分の穴と、前記第2のクロスビームの複数のブラケットの穴との中に回転可能に拘束される、請求項1に記載のクレーン用フックブロック。
  8. 前記第1及び第2のクロスビームがそれぞれ一対の対向プレートを含み各一対の対向プレートの各々がその下部2つの第1の開口部を有し、各一対の対向プレートの一方に設けられた前記2つの第1の開口部が各一対の対向プレートの他方に設けられた前記2つの第1の開口部とそれぞれ整列して、2組の整列された第1の開口部を構成するようになっており
    前記クレーン用フックブロックが、更に、
    一対の対向プレートを有するイコライザビームを含み該対向プレートの各々がその上端4つの第2の開口部を有し、前記イコライザビームの前記対向プレートの一方に設けられた前記4つの第2の開口部が前記イコライザビームの前記対向プレートの他方に設けられた前記4つの第2の開口部とそれぞれ整列して、4組の整列された第2の開口部を構成するようにされ、該4組の整列された第2の開口部のうちの1組は、前記第1のクロスビームの前記2組の整列された第1の開口部のうちの1組と整列し、前記4組の整列された第2の開口部の別の1組は前記第2のクロスビームの前記2組の整列された第1の開口部のうちの1組と整列し、それにより前記イコライザビームが前記第1のクロスビーム及び第2のクロスビームと枢動可能に接続されるようにした、請求項7に記載のクレーン用フックブロック。
  9. 前記第1のクロスビームの前記2組の整列された第1の開口部のうちの他の1組が、前記4組の整列した第2の開口部の他の2組の一方と部分的に整列し、前記第1のクロスビーム及び前記イコライザビームをそれらの各対向プレートにおいて貫通する一対の三日月形開口部を形成し、前記第2のクロスビームの前記2組の整列された第1の開口部のうちの他の1組が、前記4組の整列した第2の開口部の他の2組の他方と部分的に整列して、前記第2のクロスビーム及び前記イコライザビームをそれらの各対向プレートにおいて貫通する一対の三日月形開口部を形成し、
    前記クレーン用フックブロックが、更に、
    前記三日月形開口部に挿入され、組立て中における前記イコライザビームと前記第1のクロスビーム及び前記第2のクロスビームとの間の相対的な動きを静止させるサイズの複数のピン含む、請求項8に記載のクレーン用フックブロック。
  10. 前記イコライザビームが、前記クレーン用フックブロックが動作している間に前記複数のピンを保管するための複数のさらなる開口部をさらに備え、請求項9に記載のクレーン用フックブロック。
  11. 前記第1のシーブハウジング及び前記第2のシーブハウジングが、各々5個のシーブを含む、請求項7に記載のクレーン用フックブロック。
  12. 第3のシーブハウジング及び第4のシーブハウジングをさらに含み、前記第1のシャフトが、前記第3のシーブハウジングの延長部分の穴の中にも回転可能に拘束され、且つ前記第2のシャフトが、前記第4のシーブハウジングの延長部分の穴の中にも回転可能に拘束される、請求項7に記載のクレーン用フックブロック。
  13. a)前記第1のシーブハウジングと前記第3のシーブハウジングとを接続する第1の接続ビームと、
    b)前記第2のシーブハウジングと前記第4のシーブハウジングとを接続する第2の接続ビームと、
    c)前記第1の接続ビームと前記第2の接続ビームとを接続する第3の接続ビームと、
    をさらに含む、請求項12に記載のクレーン用フックブロック。
  14. 各シーブハウジングがその上端に枢着された接続リンクを有し、該接続リンクに前記第1又は第2接続ビームが接続されている請求項13に記載のクレーン用フックブロック。
  15. 前記第2のシーブハウジング及び前記第4のシーブハウジングが、前記第1のシーブハウジング及び前記第3のシーブハウジングと同じシーブ総数を収容する、請求項12に記載のクレーン用フックブロック。
  16. 前記第1のシーブハウジング、前記第2のシーブハウジング、前記第3のシーブハウジング及び前記第4のシーブハウジングが、各々3個のシーブを収容する、請求項15に記載のクレーン用フックブロック。
  17. 前記第1のシーブハウジング及び前記第2のシーブハウジングが、各々5個のシーブを収容し、且つ、前記第3のシーブハウジング及び前記第4のシーブハウジングが、各々3個のシーブを収容する、請求項15に記載のクレーン用フックブロック。
  18. 第5のシーブハウジング及び第6のシーブハウジングをさらに含み、前記第1のシャフトが、前記第5のシーブハウジングの延長部分の穴の中にも回転可能に拘束され、且つ前記第2のシャフトが、前記第6のシーブハウジングの延長部分の穴の中にも回転可能に拘束され、前記第5のシーブハウジング及び前記第6のシーブハウジングが、各々3個のシーブを収容する、請求項17に記載のクレーン用フックブロック。
  19. a)前記第1、第3及び第5のシーブハウジングを接続する第1の接続ビームと、
    b)前記第2、第4及び第6のシーブハウジングを接続する第2の接続ビームと、
    c)前記第1及び第2の接続ビームを接続する第3の接続ビームと、
    をさらに含む、請求項18に記載のクレーン用フックブロック。
  20. 各シーブハウジングがその上端に枢着された接続リンクを有し、該接続リンクに前記第1又は第2接続ビームが接続されている請求項19に記載のクレーン用フックブロック。
  21. a)複数のシーブを含み、且つをそれぞれ備える延長部分を有するシーブハウジングと、
    b)をそれぞれ備える複数のブラケットを有するクロスビームと、
    c)前記クロスビーム内の前記ブラケットに位置決めされた少なくとも1つの安定用脚部であって、を有し、且つ、その一方の側に平坦部分を、そのもう一方の側にカウンタウェイトを有することで、前記クロスビームが水平に横倒しになっている間、前記平坦部分が地面に対して正しく位置決めされるように重心を定める安定用脚部と、
    d)前記シーブハウジングの前記延長部分の前記穴と、前記クロスビームの前記複数のブラケットの前記穴と、前記安定用脚部の前記穴との中に回転可能に拘束されるシャフトであって、前記シーブハウジングと前記クロスビームとの間の相対的回動を可能とするシャフトと、
    e)前記クロスビームの前記ブラケットの間に接続されたストッパであって、垂直時に、前記クロスビームに対して測ったときの、前記安定用脚部の90度を超えた回転を防止するストッパと、
    f)前記クロスビームが水平に横倒しになっている間、前記クロスビームと前記シーブハウジングとの間に設定されて前記シーブハウジングを前記クロスビームに対して静止させるためのロックバーと、
    を含む、クレーン用フックブロック。
  22. リービング中に前記クレーン用フックブロックが地面に横置きされたときに、前記安定用脚部が前記シャフトに対して前記クロスビームとは反対側の位置でその前記平坦部分が地面に接触するように構成される、請求項21に記載のクレーン用フックブロック。
  23. クレーン用フックブロックを組み立てる方法であって、
    a)シーブハウジングであって、前記シーブハウジングの上端に固定された枢動可能な接続リンクを備えた複数のシーブをそれぞれ備える複数の延長部分と、前記複数のシーブの下方に位置決めされたハウジングフレームとを備え、前記ハウジングフレームがロック面を有する、シーブハウジングを用意するステップと、
    b)複数のブラケットと、該ブラケットとは独立して動く安定用脚部とを備え、各ブラケットが穴を有しているクロスビームを用意するステップと、
    c)前記クロスビームを、前記安定用脚部が前記クロスビーム及び前記シーブハウジングの重量を支持できるように地面に定置した状態で、横に置くステップと、
    )前記シーブハウジングの前記延長部分を前記クロスビームの複数のブラケット内に位置決めするステップと、
    )前記シーブハウジングの前記延長部分の前記穴を前記ブラケットの前記穴と整列させるステップと、
    )前記シーブハウジングの前記延長部分の前記穴と前記ブラケットの前記穴とを通してシャフトを挿入するステップと、
    各穴に対する前記シャフトの横方向への移動が防止されるように前記シャフトの端部にキャップを固定するステップと、
    )前記ハウジングフレームの前記ロック面と前記クロスビームの前記ブラケットの表面との間にロックバーを挿入してこれ以降の組立て中における前記シーブハウジングと前記クロスビームとの間の相対的な動き防止するステップと、
    を含む、方法。

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