JP5715446B2 - シャッター装置 - Google Patents

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本発明は複数のスラットを連結してなるシャッターカーテンを巻取軸に巻き取るようにしているシャッター装置に関し、とくに、シャッターカーテンを構成しているスラットの横ずれを防止しながら巻取軸に巻き取ることができるシャッター装置に関する。
シャッター装置は、巻取軸をモータなどの駆動機構で回転させて、シャッターカーテンをガイドレールに沿って上下に移動させる。巻取軸にシャッターカーテンを巻き取ってシャッターを開き、シャッターカーテンを巻取軸から繰り出してガイドレールに沿って降下させてシャッターを閉じる。この状態で使用されるシャッター装置は、シャッターカーテンを巻取軸に巻き取りできるように、複数のスラットを折曲できる構造で連結している。この構造のシャッターカーテンは、上下に移動させるときに、上下に連結しているスラットの横方向のずれが原因で、ガイドレールを擦って大きな騒音が発生する。この欠点を解消するために、巻取軸に巻き取られるスラットの横ずれを防止する構造を備えるシャッター装置が開発されている。(特許文献1参照)
特開2010−156115号公報
特許文献1のシャッター装置の横ずれ防止機構を図1に示している。この横ずれ防止機構91は、巻取軸92の回転軸94に鍔プレート95を固定している。鍔プレート95は、回転軸94を挿通する貫通孔95Aを中心に設けている。鍔プレート95を固定するために、回転軸94の外側にボス部材96を固定して、ボス部材96の外側に巻取筒93を固定し、ボス部材96の側面96Aに、ビス等で円盤状の鍔プレート95を固定している。この横ずれ防止機構91は、鍔プレート95を固定するために、巻取軸92を極めて複雑な構造とする必要がある。また、巻取軸92を特殊な構造に改造し、さらに、円盤状の鍔プレート95を固定するために、巻取軸92の端部を分解する必要があるので、既存のシャッター装置を改造して、横ずれ防止機構を装備できない欠点がある。さらに、鍔プレートを巻取筒の外側にある狭い隙間に配置するので、鍔プレートの固定位置を、巻取軸の軸方向に移動して最適な位置に調整するのが難しい欠点もある。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、極めて簡単な構造としながら、簡単かつ容易に、しかも既存のシャッター装置を改造して横ずれ防止機構を設けることができ、さらに横ずれ防止機構の鍔プレートを最適な位置に固定してシャッターカーテンを構成するスラットの横ずれを理想的な状態で解消できるシャッター装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のシャッター装置は、シャッターカーテン1と、このシャッターカーテン1を巻き取る巻取軸2と、この巻取軸2を回転できるように連結しているブラケット3と、巻取軸2を駆動してシャッターカーテン1を巻き取り、また繰り出す駆動機構4と、巻取軸2から繰り出されるシャッターカーテン1の両側に設けられて、シャッターカーテン1を上下方向にガイドする一対のガイドレール5と、巻取軸2に巻き取られるシャッターカーテン1の横ずれを防止する横ずれ防止機構6とを備えている。巻取軸2は、シャッターカーテン1を巻き取る巻取筒10と、この巻取筒10の両端に巻取筒10と同軸に固定されて、ブラケット3に回転できるように連結してなる回転軸11とを備え、この回転軸11を駆動機構4に連結して、巻取筒10を回転する構造としている。さらに、横ずれ防止機構6は、巻取筒10の外周面に沿う形状であって、巻取筒10の軸方向に延びる分割ライン23で分割されたカバー筒20と、各々のカバー筒20の一端部に固定してなる鍔プレート21とからなり、カバー筒20を巻取筒10の端部に固定して、シャッターカーテン1の横ずれを防止する鍔プレート21を巻取筒10に固定している。
以上のシャッター装置は、横ずれ防止機構を極めて簡単な構造としながら、簡単かつ容易に、しかも既存のシャッター装置を改造して、シャッターカーテンの横ずれを防止する機構を設けることができ、さらに横ずれ防止機構の鍔プレートを最適な位置に固定してシャッターカーテンを構成するスラットの横ずれを理想的な状態で解消できる特徴がある。それは、鍔プレートを分割されたカバー筒を介して巻取軸の巻取筒の端部に固定するからである。
本発明のシャッター装置は、カバー筒20の対向する分割ライン23に、巻取筒10の軸方向には移動できるが、半径方向には移動できない係止構造24を設けて、一方のカバー筒20を巻取筒10に固定して、他方のカバー筒20を係止構造24で巻取筒10に固定している。
以上のシャッター装置は、係止構造で隣接するカバー筒を連結するので、より簡単に横ずれ防止機構を巻取軸に固定できる特徴がある。
本発明のシャッター装置は、カバー筒20が円筒を2分割してなる半円筒状で、このカバー筒20に固定してなる鍔プレート21が半円形で、2分割されたカバー筒20が巻取筒10に固定される状態で、半円形の鍔プレート21を両端部で連結することができる。
以上のシャッター装置は、各々のカバー筒に固定している鍔プレートをその両端部で連結するので、鍔プレートを介してカバー筒を連結できる。また、鍔プレートを連結して一枚にできるので、シャッターカーテンの横ずれを確実に防止しながら巻取軸に巻き取りできる特徴も実現する。
本発明のシャッター装置は、鍔プレート21を両端の連結部で互いに積層し、積層部21Bを止ネジ22で固定することができる。
以上のシャッター装置は、鍔プレートの両端を簡単な構造で確実に固定できる。
本発明のシャッター装置は、カバー筒20を貫通し、かつ巻取筒10にねじ込まれてなる止ネジ25を介して、カバー筒20を巻取筒10に固定することができる。
以上のシャッター装置は、止ネジをカバー筒に貫通して巻取筒にねじ込むことで、極めて簡単に、しかも確実に巻取筒に横ずれ防止機構を固定できる特徴がある。
本発明のシャッター装置は、カバー筒20を貫通し、かつ巻取筒10の表面を押圧する止ネジ25を介してカバー筒20を巻取筒10に固定することができる。
以上のシャッター装置は、巻取筒の最適な位置に鍔プレートを固定できる特徴がある。また、止ネジを巻取筒にねじ込んで固定する必要がないので、巻取筒に止ネジをねじ込む雌ねじ孔を設ける必要もなく、さらに簡単に鍔プレートを巻取筒に固定できる特徴がある。
従来のシャッター装置の断面図である。 本発明の一実施例にかかるシャッター装置の正面図である。 図2に示すシャッター装置の上部の右側面図である。 図2に示すシャッター装置の上部の一部拡大垂直縦断面図である。 図3に示すシャッター装置の一部拡大水平断面図である。 図2に示すシャッター装置の横ずれ防止機構を示す分解斜視図である。 カバー筒を巻取軸に固定する他の一例を示す一部拡大垂直横断面図である。 横ずれ防止機構を巻取軸に固定する工程を示す垂直横断面図である。 横ずれ防止機構を巻取軸に固定する工程を示す平面図である。 横ずれ防止機構を巻取軸に固定する工程を示す正面図である。 横ずれ防止機構を巻取軸に固定する工程を示す垂直横断面図である。 横ずれ防止機構を巻取軸に固定する工程を示す平面図である。 横ずれ防止機構を巻取軸に固定する工程を示す正面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのシャッター装置を例示するものであって、本発明はシャッター装置を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2の正面図、図3の側面図、図4と図5の断面図に示すシャッター装置は、シャッターカーテン1と、このシャッターカーテン1を巻き取る巻取軸2と、この巻取軸2を水平姿勢として回転できるように連結しているブラケット3と、巻取軸2を駆動してシャッターカーテン1を巻き取り、また繰り出す駆動機構4と、巻取軸2から繰り出されるシャッターカーテン1の両側に設けられて、シャッターカーテン1を上下方向にガイドする一対のガイドレール5と、巻取軸2に巻き取られるシャッターカーテン1の横ずれを防止する横ずれ防止機構6とを備える。
シャッターカーテン1は、図2に示すように、水平方向に延びる複数のスラット7を互いに折曲できるように連結している。スラット7は水平方向に細長い形状で、その上縁と下縁とを互いに引っ掛ける構造として折曲できるように連結している。この構造で連結されたスラット7は、水平方向の位置ずれを皆無にはできず、わずかに水平方向にずれる特性がある。水平方向にずれるスラット7は、シャッターカーテン1を巻取軸2に巻き取り、また繰り出すときに水平方向にずれて、シャッターカーテン1の両側に配置しているガイドレール5を擦って大きな騒音を発生させる。スラット7を位置ずれしないように、巻取軸2に巻き取り、また巻き取ったシャッターカーテン1を繰り出すと、スラット7の両端がガイドレール5を擦って大きな騒音を発することがない。
ガイドレール5は、金属板を底プレート5Aの両側にガイド側壁5Bを設けている溝型に加工したもので、溝内にスラット7を案内して、シャッターカーテン1を上下に移動させる。シャッターカーテン1の両側に対向して配置されるガイドレール5は、溝の開口部を対向する姿勢に配置されて、シャッターカーテン1のスラット7の端部を、底プレート5Aと両側のガイド側壁5Bの内側に沿って、上下に移動するように案内する。ガイドレール5は、建物に固定され、あるいは脱着できるように連結されて、シャッターカーテン1を垂直方向に移動させる。
本発明のシャッター装置は、シャッターカーテン1のスラット7の横ずれを防止するために、巻取軸2に横ずれ防止機構6を設けている。巻取軸2は、シャッターカーテン1を巻き取る巻取筒10と、この巻取筒10の両端に巻取筒10と同軸に固定されて、ブラケット3に回転できるように連結してなる回転軸11とを備える。回転軸11は、その一端を駆動機構4に連結している。巻取軸2は、回転軸11を駆動機構4で回転して、回転軸11に固定している巻取筒10を正逆に回転して、シャッターカーテン1を巻き取り、また、巻き取ったシャッターカーテン1を繰り出す。
巻取筒10は、シャッターカーテン1を巻き取ることができる外径の円筒で、これと同軸に、すなわち巻取筒10の中心に回転軸11を固定している。回転軸11よりも太い巻取筒10は、回転軸11との間に、金属製の円盤やアーム等の連結金具12を配置し、この連結金具12を巻取筒10と回転軸11に溶接して固定している。
回転軸11は、巻取筒10の両端から突出するように固定され、突出部を軸受け13を介して回転できるようにブラケット3に連結している。回転軸11でもって、巻取軸2は水平姿勢となるようにブラケット3に連結される。
巻取軸2を駆動する駆動機構4は、正逆に回転する減速モータ14を備える。減速モータ14は、回転軸11の一端に固定しているスプロケット15と、減速モータ14の回転軸14Aに固定しているスプロケット16と、両方のスプロケット15、16に連結しているチェーン17とを介して回転軸11に連結される。減速モータ14が正転して、正転される巻取軸2でシャッターカーテン1を巻き取り、反対に減速モータ14が逆転して巻き取ったシャッターカーテン1を巻取軸2から繰り出すようにしている。
横ずれ防止機構6は、巻取軸2に固定されるカバー筒20と、このカバー筒20に固定している鍔プレート21を備え、鍔プレート21でもって、シャッターカーテン1のスラット7を揃えて巻取軸2に巻き取る。鍔プレート21は、ガイドレール5の溝に沿って巻き上げられるガイドレール5の横ずれを防止しながらスラット7を巻取筒10に巻き取る。この鍔プレート21は、ガイドレール5の底プレート5Aの真上よりも内側に固定される。鍔プレート21に沿って巻かれたスラット7が、ガイドレール5の底プレート5Aに接触しないで繰り出されるようにするためである。図4において、底プレート5Aと鍔プレート21との垂直面内における間隔(d)は、例えば5mm〜20mmに設定される。この間隔(d)が狭すぎるとシャッターカーテン1を繰り出すときに、スラット7がガイドレール5の底プレート5Aに接触して大きな騒音を発生するからである。したがって、間隔(d)はスラット7の横ずれを防止しながら、シャッターカーテン1をスムーズに巻取筒10に巻き取りでき、かつガイドレール5の底プレート5Aを擦らないように繰り出しできる位置に調整される。
図4と図5の鍔プレート21は、その外周縁に沿って、外側に折曲しているガイド部21Aを設けている。ガイド部21Aは、外側に5度〜30度折曲されて、シャッターカーテン1のスラット7を揃えてスムーズに巻取筒10に案内する。
横ずれ防止機構6は、カバー筒20を介して鍔プレート21を巻取軸2に固定している。カバー筒20は、図6に示すように、巻取筒10の外周面に沿う形状であって、巻取筒10の軸方向に延びる分割ライン23で分割している。図の巻取軸2は、巻取筒10を円筒状とするので、カバー筒20を円筒の外側に沿う湾曲面としている。さらに、図のカバー筒20は、2分割された構造とするので、カバー筒20を半円筒状としている。ただし、本発明のシャッター装置は、カバー筒20を2分割する構造には特定せず、3分割以上に分割することもできる。
カバー筒20が巻取筒10の端部に固定されて、鍔プレート21が巻取筒10に固定される。図6のカバー筒20は、簡単に巻取筒10に固定できるように、カバー筒20の対向する分割ライン23に、巻取筒10の軸方向には移動できるが、半径方向には移動できない係止構造24を設けている。図のカバー筒20は、係止片24Aと、この係止片24Aを案内して引っ掛ける引っ掛け凹部24Bとで係止構造24を設けている。係止片24Aはフック状で、一方のカバー筒20の分割ライン23から突出して設けられる。引っ掛け凹部24Bは、フック状の係止片24Aを円筒の軸方向に移動でき、かつ係止方向に移動して係止できるように、フック状の係止片24Aの引っ掛け凸部24Cを開口部に設けている。この係止構造24は、係止片24Aを引っ掛け凹部24Bに案内し、一方のカバー筒20を軸方向に移動させて、両方のカバー筒20を係止構造24で外れないように連結できる。
係止構造24で連結されるカバー筒20は、図4と図5に示すように、タッピングビス25A等の止ネジ25を介して巻取筒10に固定される。係止構造24で連結されるカバー筒20は、一方のカバー筒20を巻取筒10に固定して、他方のカバー筒20を巻取筒10に固定できる。ただし、カバー筒を係止状態としながら両方のカバー筒を巻取筒に固定することもできるのは言うまでもない。
カバー筒20は、タッピングビス25A等の止ネジ25を貫通するために、円筒の軸方向に延びるスリット26を設けている。このスリット26にタッピングビス25Aを挿入し、タッピングビス25Aを巻取筒10にねじ込んで巻取筒10に固定される。このカバー筒20は、タッピングビス25Aをスリット26に挿入する状態で長手方向に移動させて、鍔プレート21の固定位置を調整することができる。すなわち、鍔プレート21を最適な位置に調整して、タッピングビス25Aをねじ込んで巻取筒10に固定できる。タッピングビス25Aは、カバー筒20に雌ねじ孔を加工する必要がなく、カバー筒20に孔を開けて、この孔にタッピングビスをねじ込んでカバー筒20を固定できる。ただし、巻取筒に雌ねじ孔を設けて、この雌ねじ孔に止ネジをねじ込んでカバー筒を固定することもできる。
以上のシャッター装置は、巻取筒10の最適な位置に鍔プレート21を固定できる特徴がある。また、止ネジ25をカバー筒20にねじ込んで固定する必要がないので、カバー筒20に止ネジ25をねじ込む雌ねじ孔を設ける必要もなく、さらに簡単に鍔プレート21をカバー筒20に固定できる特徴がある。
さらに、係止構造24で連結しているカバー筒20は、図7の一部拡大断面図に示すように、カバー筒20を貫通して、巻取筒10の表面を押圧する押圧ネジ25Bである止ネジ25を介して巻取筒10に固定することもできる。図のカバー筒20は、押圧ネジ25Bである止ネジ25をねじ込む雌ねじ孔27を設けている。ただ、カバー筒は、押圧ネジをねじ込む雌ねじ孔を設けたナットを表面に固定することもできる。雌ねじ孔27にねじ込まれる押圧ネジ25Bは、その先端で巻取筒10の表面を押圧して、カバー筒20を巻取筒10に固定する。この構造のカバー筒20は、巻取筒10を加工することなく、カバー筒20を巻取筒10に固定できる。また、押圧ネジ25Bを緩めてカバー筒20を巻取筒10に沿って移動できるので、鍔プレート21を最適位置に固定できる特徴もある。
図6の横ずれ防止機構6は、カバー筒20を、円筒を2分割した半円筒状として、このカバー筒20に固定している鍔プレート21を半円形としている。この横ずれ防止機構6は、2分割されたカバー筒20を巻取筒10に固定する状態で、半円形の鍔プレート21を両端部で連結して、1枚の円形の鍔プレート21としている。図の鍔プレート21は、両端の連結部21Aを互いに積層して、積層部21Bを止ネジ22で固定している。この構造は、鍔プレート21の両端を簡単な構造で確実に固定できる。
以上のシャッター装置は、巻取軸2の両端に横ずれ防止機構6の鍔プレート21を固定している。このシャッター装置は、スラット7の左右の横ずれを防止してシャッターカーテン1を巻取軸2に巻き取りでき、また繰り出しできる。ただ、本発明のシャッター装置は、巻取軸の片方の端部に鍔プレートを固定することもできる。巻取軸の片方に鍔プレートを固定している巻取軸は、シャッターカーテンの一方の横ずれを防止するので、この鍔プレートに沿ってシャッターカーテンを巻き取る構造として、スラットがガイドレールを擦るのを少なくできる。
図2ないし図6の横ずれ防止機構6は、図8ないし図13に示すようにして、巻取軸2に固定する。
図8に示すように、シャッターカーテン1のスラット7を巻取軸2から繰り出した状態とする。この状態は、シャッターカーテン1を全開にする状態からさらに繰り出して、上端のスラット7の固定部18を真上よりもさらに繰り出した位置とする。この状態で、図8の矢印で示すように、片方のカバー筒20をスラット7と巻取筒10との間に巻き込むように挿入する。ここに挿入されるカバー筒20は、スラット7と巻取筒10との間に挿入できるように、あらかじめスラット7の固定部18を案内する切欠部(図示せず)を設けている。
この状態で、スラット7と巻取筒10との間に挿入されるカバー筒20は、図9と図10に示すように、鍔プレート21をガイドレール5の底プレート5Aから所定の間隔(d)だけ内側に配置するように位置させる。
その後、図11に示すように、他方のカバー筒20を巻取筒10にセットする。後からセットされるカバー筒20は、図12の矢印で示すように、軸方向に移動させて、先にセットしているカバー筒20に係止構造24で連結する。その後、後からセットしたカバー筒20のスリット26にタッピングビス25Aをねじ込んで、これを巻取筒10に固定する。その後、図13に示すように、鍔プレート21の両端の積層部21Bを止ネジ22で固定して1枚の鍔プレート21に連結する。
以上の方法で、巻取軸2の両端に、あるいは一端に横ずれ防止機構6が固定される。その後、巻取軸2を駆動して、シャッターカーテン1を巻取軸2に巻き取ると、シャッターカーテン1のスラット7は、鍔プレート21でもって横ずれが防止されながら、巻取軸2に巻き取られる。また、巻き取ったシャッターカーテン1を繰り出す状態においても、シャッターカーテン1のスラット7は、鍔プレート21でもって横ずれが防止されながら、巻取軸2から繰り出される。
1…シャッターカーテン
2…巻取軸
3…ブラケット
4…駆動機構
5…ガイドレール 5A…底プレート
5B…ガイド側壁
6…横ずれ防止機構
7…スラット
10…巻取筒
11…回転軸
12…連結金具
13…軸受け
14…減速モータ 14A…回転軸
15…スプロケット
16…スプロケット
17…チェーン
18…固定部
20…カバー筒
21…鍔プレート 21A…ガイド部
21B…積層部
22…止ネジ
23…分割ライン
24…係止構造 24A…係止片
24B…引っ掛け凹部
24C…引っ掛け凸部
25…止ネジ 25A…タッピングビス
25B…押圧ネジ
26…スリット
27…雌ねじ孔
91…横ずれ防止機構
92…巻取軸
93…巻取筒
94…回転軸
95…鍔プレート 95A…貫通孔
96…ボス部材 96A…側面

Claims (5)

  1. シャッターカーテン(1)と、このシャッターカーテン(1)を巻き取る巻取軸(2)と、この巻取軸(2)を回転できるように連結しているブラケット(3)と、前記巻取軸(2)を駆動してシャッターカーテン(1)を巻き取り、また繰り出す駆動機構(4)と、巻取軸(2)から繰り出されるシャッターカーテン(1)の両側に設けられて、シャッターカーテン(1)を上下方向にガイドする一対のガイドレール(5)と、前記巻取軸(2)に巻き取られるシャッターカーテン(1)の横ずれを防止する横ずれ防止機構(6)とを備えるシャッター装置であって、
    前記巻取軸(2)は、シャッターカーテン(1)を巻き取る巻取筒(10)と、この巻取筒(10)の両端に巻取筒(10)と同軸に固定されて、ブラケット(3)に回転できるように連結してなる回転軸(11)とを備え、この回転軸(11)が前記駆動機構(4)に連結されて、巻取筒(10)を回転する構造としており、
    さらに、前記横ずれ防止機構(6)は、前記巻取筒(10)の外周面に沿う形状であって、巻取筒(10)の軸方向に延びる分割ライン(23)で分割されたカバー筒(20)と、各々のカバー筒(20)の一端部に固定してなる鍔プレート(21)とからなり、
    前記カバー筒(20)の対向する分割ライン(23)に、巻取筒(10)の軸方向には移動できるが、半径方向には移動できない係止構造(24)を設けており、一方のカバー筒(20)が前記巻取筒(10)に固定されて、他方のカバー筒(20)が係止構造(24)で巻取筒(10)に固定され、
    前記カバー筒(20)が前記巻取筒(10)の端部に固定されて、シャッターカーテン(1)の横ずれを防止する鍔プレート(21)を巻取筒(10)に固定してなるシャッター装置。
  2. カバー筒(20)が円筒を2分割してなる半円筒状で、このカバー筒(20)に固定してなる鍔プレート(21)が半円形で、2分割されたカバー筒(20)が巻取筒(10)に固定される状態で、半円形の鍔プレート(21)が両端部で連結されてなる請求項1に記載されるシャッター装置。
  3. 前記鍔プレート(21)が両端の連結部で互いに積層され、積層部(21B)が止ネジ(22)で固定されてなる請求項1又は2に記載されるシャッター装置。
  4. 前記カバー筒(20)を貫通し、かつ前記巻取筒(10)にねじ込まれてなる止ネジ(25)を介して、前記カバー筒(20)が巻取筒(10)に固定されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載されるシャッター装置。
  5. 前記カバー筒(20)を貫通し、かつ巻取筒(10)の表面を押圧する止ネジ(25)を介して前記カバー筒(20)が巻取筒(10)に固定されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載されるシャッター装置。
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