JP5713846B2 - 車両の軸重計測装置及び車種判別装置 - Google Patents

車両の軸重計測装置及び車種判別装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両の軸重を計測することで車両の重量を検出する車両の軸重計測装置、並びにこの車両の軸重計測装置を有する車種判別装置に関するものである。
従来、例えば、トラックなどの車両の軸重が車両制限令に規定されている軸重を超えているかどうかを判定するために、軸重計測装置が用いられている。この軸重計測装置は、一般道路や有料道路の料金所入口手前の道路に埋設されており、車両がこの荷重計測装置の上を走行することで、車両の各軸重を計測することができる。この場合、軸重計測装置による車両の軸重計測は、一般的に、複数のロードセルにより行われている。
このような車両の軸重計測装置として、例えば、下記特許文献1、2に記載されたものがある。
特許第3484686号公報 特許第3935645号公報
上述した従来の車両の軸重計測装置では、複数のロードセルによりこの軸重計測装置が構成されている。即ち、道路の幅方向に沿って載置板を設置することから、この載置板の長手方向(道路の幅方向)に沿って複数のロードセルを配置しなければならない。そのため、従来の車両の軸重計測装置は、構造の複雑化、高コスト化を招いてしまい、計測データの処理系統も複雑化して計測精度が低下してしまうおそれもある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、構造の簡素化及び低コスト化を可能とする車両の軸重計測装置及び車種判別装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の車両の軸重計測装置は、道路の路面に幅方向に沿って配置される踏板と、前記踏板からの入力荷重に応じて温度変化が可能な断熱圧縮体と、前記断熱圧縮体の温度を計測する温度計測器と、前記温度計測器が計測した前記断熱圧縮体の温度に基づいて軸重を算出する軸重算出部と、を備えることを特徴とするものである。
従って、車輪から踏板を介して断熱圧縮体に荷重が入力すると、この断熱圧縮体は、入力荷重に応じて温度が変化することから、温度計測器は、この断熱圧縮体の温度を計測し、軸重算出部は断熱圧縮体の温度に基づいて軸重を算出する。その結果、踏板の下方に断熱圧縮体を設けるだけで、車両の軸重を容易に計測することができ、構造の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。
本発明の車両の軸重計測装置では、前記踏板は弾性体により構成され、前記断熱圧縮体は前記踏板内に埋設されることを特徴としている。
従って、車両からの入力荷重を弾性体で構成される踏板により断熱圧縮体に適正に伝達することで、軸重の計測精度を向上することができる。
本発明の車種判別装置は、道路の路面に幅方向に沿って配置される踏板と、前記踏板からの入力により軸数を検出する複数の軸数検知器と、前記踏板からの入力荷重に応じて温度変化が可能な断熱圧縮体と、前記断熱圧縮体の温度を計測する温度計測器と、前記温度計測器が計測した前記断熱圧縮体の温度に基づいて軸重を算出する軸重算出部と、前記軸数検知器と前記軸重算出部の出力に基づいて車種を判別する車種判別部と、を備えることを特徴とするものである。
従って、車輪から踏板に荷重が入力すると、各軸数検知器は車両の軸数を検出する一方、断熱圧縮体は入力荷重に応じて温度が変化し、温度計測器は断熱圧縮体の温度を計測し、軸重算出部は断熱圧縮体の温度に基づいて軸重を算出する。車種判別部は、軸数と軸重とに基づいて車種を判別する。その結果、踏板の下方に複数の軸数検知器と断熱圧縮体を設けるだけで、車種を容易に判別することができ、構造の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。
本発明の車種判別装置では、前記複数の軸数検知器と前記断熱圧縮体は、前記道路の長手方向に沿って所定間隔をもって配列されることを特徴としている。
従って、踏板内に複数の軸数検知器と断熱圧縮体を並べて配置することで、装置のコンパクト化を可能とすることができる。
本発明の車種判別装置では、前記断熱圧縮体は前記複数の軸数検知器の間に配置され、該軸数検知器は、少なくとも2つ連続して配置されることを特徴としている。
従って、断熱圧縮体を複数の軸数検知器の間に配置すると共に軸数検知器を2つ連続配置することで、検出精度を向上することができる。
本発明の車種判別装置では、前記複数の軸数検知器は、前記道路の長手方向に沿って所定間隔をもって配列され、前記断熱圧縮体は前記複数の軸数検知器の上方または下方に配置されることを特徴としている。
従って、踏板の長さを短縮して装置全体のコンパクト化を可能とすることかできる。
本発明の車両の軸重計測装置及び車種判別装置によれば、踏板からの入力荷重に応じて温度変化が可能な断熱圧縮体と、断熱圧縮体の温度を計測する温度計測器と、温度計測器が計測した前記断熱圧縮体の温度に基づいて軸重を算出する軸重算出部とにより軸重計測装置を構成し、また、踏板からの入力により軸数を検出する複数の軸数検知器と、軸数検知器と軸重算出部の出力に基づいて車種を判別する車種判別部とにより車種判別装置を構成している。従って、踏板の下方に断熱圧縮体や複数の軸数検知器を設けるだけで、軸重を容易に計測したり、車種を容易に判別したりすることができ、構造の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。
図1は、本発明の実施例1に係る車両の軸重計測装置が適用された車種判別装置の平面図である。 図2は、実施例1の車両の車種判別装置の縦断面図である。 図3は、断熱圧縮体の作用を表すグラフである。 図4は、実施例1の車種判別装置を表す概略図である。 図5は、本発明の実施例2に係る車両の軸重計測装置が適用された車種判別装置の平面図である。 図6は、本発明の実施例3に係る車両の軸重計測装置が適用された車種判別装置の平面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る車両の軸重計測装置及び車種判別装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本発明の実施例1に係る車両の軸重計測装置が適用された車種判別装置の平面図、図2は、実施例1の車両の車種判別装置の縦断面図、図3は、断熱圧縮体の作用を表すグラフ、図4は、実施例1の車種判別装置を表す概略図である。
実施例1の車種判別装置は、有料道路または有料駐車場などの入口部や出口部に設けられており、料金収受システムの一部として機能する。即ち、料金収受システムは、車種判別装置により有料道路や有料駐車場に進入する車両の種類、例えば、4輪車または2輪車、普通車または大型車などを判別し、その車種に応じた料金を収受するものである。
実施例1において、図4に示すように、道路101は、車両102が走行可能であり、有料道路の入口部に車種判別装置103が設けられている。この車種判別装置103は、道路101における有料道路の入口部の両側に設けられた一対の車高検出器104(104a,104b)と、踏板105とを有している。車高検出器104は、光学式の検出器であって、発光部104aと受光部104bとからなり、この発光部104aと受光部104bとの間を車両102が通過すと光を遮ることから、車両102の通過を確認すると共に、その高さを検出する。
踏板105は、車高検出器104における発光部104aと受光部104bの間の道路101にその幅方向に沿って埋設されている。この踏板105は、この上を車両102が通過することにより、軸数、輪数、軸重、トレッドなどを検出し、この検出結果から車種を判別することができる。なお、符号の106は、料金収受器や通行券発行機などが設けられた料金収受器である。
ここで、踏板105について詳細に説明する。図1及び図2に示すように、踏板105は、弾性部材(例えば、ゴム部材など)からなり、内部に1つの断熱圧縮体11と、複数(本実施例では、3つ)の軸数検知器12,13,14が収容されている。この場合、断熱圧縮体11と各軸数検知器12,13,14は、道路101の長手方向(図1及び図2の左右方向)に沿って所定間隔(均等間隔)をもって配列されている。そして、踏板105は、上方が開口した収容ケース20内に収容され、道路101に形成された穴に埋設されている。
断熱圧縮体11は、踏板105からの入力荷重に応じて発熱することで、温度変化が可能な構成となっている。この場合、断熱圧縮体11は、周囲の部材である踏板105の温度の伝達を遮断可能となっており、踏板105からの入力荷重により圧縮されて体積が変化することで発熱し、踏板105からの入力荷重がなくなると、圧縮が解除されて体積が元に戻って発熱が終了する。温度センサ(温度計測器)21は、断熱圧縮体11の温度を計測して出力する。即ち、図3に示すように、断熱圧縮体11は、踏板105への入力荷重の増加に対して、その温度が比例して上昇するような特性を有している。なお、この断熱圧縮体11は、膨張係数の高い有機液体が好ましく、例えば、ハイドロカーボン(炭化水素)などが適用される。この場合、有機液体は、容器内に充填された状態で、踏板105内に配置される。
軸数検知器12,13,14は、踏板105からの入力により軸数を検出するものであり、ほぼ同様の構成をなしている。この軸数検知器12,13,14は、空洞部31の上部に第1接点32が固定されると共に、下部に第2接点33が固定され、側部に第1接点32と第2接点33との接触を検出する接点検出器34が設けられて構成されている。従って、踏板105上を車両が走行すると、車重によりこの踏板105が押しつぶされ、空洞部31の第1接点32が第2接点33に接触し、接点検出器34は、第1接点32と第2接点33との接触を検出して出力する。
車種判別部41は、温度センサ21が検出した断熱圧縮体11の温度が入力されると共に、3つの接点検出器34が検出した第1接点32と第2接点33との接触結果が入力される。従って、車種判別部41は、温度センサ21が検出した断熱圧縮体11の温度に基づいて、例えば、軸重を算出(軸重算出部)する。この場合、断熱圧縮体11の温度変化と、踏板105に入力する入力荷重、つまり、車両の軸重の変化との相関関係を予め実験等により求めておき、両者の関係をマップ化しておくことが望ましい。
また、車種判別部41は、3つの接点検出器34から入力された信号により車両の軸数を検出する。即ち、車両のタイヤが踏板105上を転動するとき、軸数検知器12,13,14は、第1接点32と第2接点33とが順に接触するため、各接点検出器34が接触信号を出力するが、その接触信号の出力期間が重複することで、人ではなく車両が通過したことを検出する。また、軸数検知器12,13,14は、第1接点32と第2接点33とが接触して各接点検出器34が接触信号を出力することで、車利用の軸数を検出する。そして、車種判別部41は、車高検出器104(図4参照)の検出結果と、この各接点検出器34からの接触信号を合わせて、車両のトレッド、輪数、軸数などを計測する。そして、車種判別部41は、車両の軸重、トレッド、輪数、軸数などから車種を判別する。
なお、実施例1では、踏板105、断熱圧縮体11、温度センサ21、車種判別部41により本発明の軸重計測装置が機能する。
このように実施例1の車両の軸重計測装置にあっては、道路101の路面に幅方向に沿って配置される踏板105と、この踏板105からの入力荷重に応じて温度変化が可能な断熱圧縮体11と、断熱圧縮体11の温度を計測する温度センサ21と、温度センサ21が計測した断熱圧縮体11の温度に基づいて軸重を算出する車種判別部41とを設けている。
従って、車輪から踏板105を介して断熱圧縮体11に荷重が入力すると、この断熱圧縮体11は、入力荷重に応じて温度が変化することから、温度センサ21は、この断熱圧縮体11の温度を計測し、車種判別部41は断熱圧縮体11の温度に基づいて軸重を算出する。その結果、踏板105の下方に断熱圧縮体11を設けるだけで、車両102の軸重を容易に計測することができ、構造の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。
また、実施例1の車両の軸重計測装置では、踏板105を弾性部材により構成し、断熱圧縮体11を踏板105内に埋設している。従って、車両102からの入力荷重を弾性部材で構成される踏板105により断熱圧縮体11に適正に伝達することで、軸重の計測精度を向上することができる。
また、実施例1の車種判別装置にあっては、道路101の路面に幅方向に沿って配置される踏板105と、踏板105からの入力により軸数を検出する複数の軸数検知器12,13,14と、踏板105からの入力荷重に応じて温度変化が可能な断熱圧縮体11と、断熱圧縮体11の温度を計測する温度センサ21と、温度センサ21が計測した断熱圧縮体11の温度に基づいて算出した軸重と軸数検知器12,13,14が検出した踏板105からの入力により検出された軸数に基づいて車種を判別する車種判別部41とを設けている。
従って、車輪から踏板105に荷重が入力すると、各軸数検知器12,13,14はこれを検出する一方、断熱圧縮体11は入力荷重に応じて温度が変化し、温度センサ21が断熱圧縮体11の温度を計測し、車種判別部41は、断熱圧縮体11の温度に基づいて算出された軸重と軸数とに基づいて車種を判別する。その結果、踏板105の下方に複数の軸数検知器12,13,14と断熱圧縮体11を設けるだけで、車種を容易に判別することができ、構造の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。
また、実施例1の車種判別装置では、各軸数検知器12,13,14と断熱圧縮体11を道路101の長手方向に沿って所定間隔をもって配列している。従って、踏板105内に各軸数検知器12,13,14と断熱圧縮体11を並べて配置することで、装置のコンパクト化を可能とすることができる。
図5は、本発明の実施例2に係る車両の軸重計測装置が適用された車種判別装置の平面図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2の車両の車種判別装置において、図5に示すように、踏板105は、道路101の幅方向に沿って埋設されており、踏板105の上を車両102が通過することにより、軸数、輪数、軸重、トレッドなどを検出し、この検出結果から車種を判別することができる。
この踏板105は、内部に1つの断熱圧縮体51と、複数(本実施例では、4つ)の軸数検知器12,13,14,15が収容されている。この場合、断熱圧縮体51は、4つの軸数検知器12,13,14,15の中間位置に配置され、2つの軸数検知器12,13及び2つの軸数検知器14,15は、それぞれ連続して配置されている。即ち、踏板105は、内部に、軸数検知器12,13、断熱圧縮体51、軸数検知器14,15の順に道路101の長手方向(図5の左右方向)に沿って所定間隔(均等間隔)をもって配列されている。そして、踏板105は、上方が開口した収容ケース20内に収容され、道路101に形成された穴に埋設されている。
車種判別部41は、温度センサ21が検出した断熱圧縮体51の温度が入力されると共に、4つの軸数検知器12,13,14,15の接触結果が入力される。従って、車種判別部41は、温度センサ21が検出した断熱圧縮体51の温度に基づいて、例えば、軸重を算出(軸重算出部)する。また、車種判別部41は、4つの軸数検知器12,13,14,15の信号により車両を検出する。そして、車種判別部41は、各軸数検知器12,13,14,15からの接触信号と、車両の軸重などから車種を判別する。
このように実施例2の車種判別装置にあっては、道路101の路面に幅方向に沿って配置される踏板105と、踏板105からの入力により軸数を検出を検出する複数の軸数検知器12,13,14,15と、踏板105からの入力荷重に応じて温度変化が可能な断熱圧縮体51と、断熱圧縮体51の温度に基づいて算出した軸重と軸数検知器12,13,14,15が検出した車両の軸数に基づいて車種を判別する車種判別部41とを設けている。
従って、車輪から踏板105に荷重が入力すると、各軸数検知器12,13,14,15は車両の軸数を検出する一方、断熱圧縮体51は入力荷重に応じて温度が変化し、車種判別部41は、断熱圧縮体51の温度に基づいて算出された軸重と車両の軸数とに基づいて車種を判別する。その結果、踏板105の下方に複数の軸数検知器12,13,14,15と断熱圧縮体51を設けるだけで、車種を容易に判別することができ、構造の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。
また、実施例2の車種判別装置では、断熱圧縮体51を4つの軸数検知器12,13,14,15の中間位置に配置している。従って、軸数検知器12,13,14,15が少なくとも2つ連続して配置されることで、検出精度を向上することができる。
図6は、本発明の実施例3に係る車両の軸重計測装置が適用された車種判別装置の平面図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例3の車両の車種判別装置において、図6に示すように、踏板105は、道路101の幅方向に沿って埋設されており、踏板105の上を車両102が通過することにより、軸数、輪数、軸重、トレッドなどを検出し、この検出結果から車種を判別することができる。
この踏板105は、内部に1つの断熱圧縮体61と、複数(本実施例では、4つ)の軸数検知器12,13,14,15が収容されている。この場合、断熱圧縮体61は、4つの軸数検知器12,13,14,15の下方に配置されている。即ち、踏板105は、内部に、軸数検知器12,13,14,15の順に道路101の長手方向(図6の左右方向)に沿って所定間隔(均等間隔)をもって配列されており、4つの軸数検知器12,13,14,15の下方に位置して1つの断熱圧縮体61が配置されている。そして、踏板105は、上方が開口した収容ケース20内に収容され、道路101に形成された穴に埋設されている。
この場合、踏板105の内部に、軸数検知器12,13,14,15を道路101の長手方向に沿って所定間隔をもって配列し、4つの軸数検知器12,13,14,15の上方に1つの断熱圧縮体61を配置してもよい。また、断熱圧縮体61は、軸数検知器12,13,14,15の全ての下方にわたって配置する必要はなく、軸数検知器12,13,14,15のうちの1つの上方または下方に配置してもよい。
車種判別部41は、温度センサ21が検出した断熱圧縮体61の温度が入力されると共に、4つの軸数検知器12,13,14,15の接触結果が入力される。従って、車種判別部41は、温度センサ21が検出した断熱圧縮体51の温度に基づいて、例えば、軸重を算出(軸重算出部)する。また、車種判別部41は、4つの軸数検知器12,13,14,15の信号により車両の軸数を検出する。そして、車種判別部41は、各軸数検知器12,13,14,15からの接触信号と、車両の軸重などから車種を判別する。
このように実施例3の車種判別装置にあっては、道路101の路面に幅方向に沿って配置される踏板105と、踏板105からの入力荷重を検出する複数の軸数検知器12,13,14,15と、踏板105からの入力荷重に応じて温度変化が可能な断熱圧縮体61と、断熱圧縮体61の温度に基づいて算出した軸重と軸数検知器12,13,14,15が検出した車両の軸数に基づいて車種を判別する車種判別部41とを設けている。
従って、車輪から踏板105に荷重が入力すると、各軸数検知器12,13,14,15はこれを検出する一方、断熱圧縮体61は入力荷重に応じて温度が変化し、車種判別部41は、断熱圧縮体61の温度に基づいて算出された軸重と車両の軸数とに基づいて車種を判別する。その結果、踏板105の下方に複数の軸数検知器12,13,14,15と断熱圧縮体61を設けるだけで、車種を容易に判別することができ、構造の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。
また、実施例3の車種判別装置では、複数の軸数検知器12,13,14,15を道路101の長手方向に沿って所定間隔をもって配列し、断熱圧縮体61をこの複数の軸数検知器12,13,14,15の上方または下方に配置している。従って、踏板105の長さを短縮して装置全体のコンパクト化を可能とすることかできる。
なお、上述した各実施例では、断熱圧縮体11,51,61や軸数検知器12,13,14,15を踏板105の内部のそれぞれの位置に必要な数だけ配置したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、適宜設定すればよいものである。
11,51,61 断熱圧縮体
12,13,14,15 軸数検知器
21 温度センサ(温度計測器)
41 車種判別部
101 道路
102 車両
103 車種判別装置
105 踏板

Claims (6)

  1. 道路の路面に幅方向に沿って配置される踏板と、
    前記踏板からの入力荷重に応じて温度変化が可能な断熱圧縮体と、
    前記断熱圧縮体の温度を計測する温度計測器と、
    前記温度計測器が計測した前記断熱圧縮体の温度に基づいて軸重を算出する軸重算出部と、
    備え、
    前記断熱圧縮体は、前記踏板からの入力荷重に応じて発熱して温度変化が可能であり、前記踏板の温度の伝達を遮断可能であり、容器内に充填された有機液体である、
    ことを特徴とする車両の軸重計測装置。
  2. 前記踏板は弾性体により構成され、前記断熱圧縮体は前記踏板内に埋設されることを特徴とする請求項1に記載の車両の軸重計測装置。
  3. 道路の路面に幅方向に沿って配置される踏板と、
    前記踏板からの入力により軸数を検出する複数の軸数検知器と、
    前記踏板からの入力荷重に応じて温度変化が可能な断熱圧縮体と、
    前記断熱圧縮体の温度を計測する温度計測器と、
    前記温度計測器が計測した前記断熱圧縮体の温度に基づいて軸重を算出する軸重算出部と、
    前記軸数検知器と前記軸重算出部の出力に基づいて車種を判別する車種判別部と、
    備え、
    前記断熱圧縮体は、前記踏板からの入力荷重に応じて発熱して温度変化が可能であり、前記踏板の温度の伝達を遮断可能であり、容器内に充填された有機液体である、
    ことを特徴とする車種判別装置。
  4. 前記複数の軸数検知器と前記断熱圧縮体は、前記道路の長手方向に沿って所定間隔をもって配列されることを特徴とする請求項3に記載の車種判別装置。
  5. 前記断熱圧縮体は前記複数の軸数検知器の間に配置され、該軸数検知器は、少なくとも2つ連続して配置されることを特徴とする請求項4に記載の車種判別装置。
  6. 前記複数の軸数検知器は、前記道路の長手方向に沿って所定間隔をもって配列され、前記断熱圧縮体は前記複数の軸数検知器の上方または下方に配置されることを特徴とする請求項3に記載の車種判別装置。
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