JP5713340B2 - イベントの通知を送信する方法、並びにそのコンピュータ及びコンピュータ・プログラム - Google Patents

イベントの通知を送信する方法、並びにそのコンピュータ及びコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、イベントの通知を送信する技法に関する。特には、本発明は、イベントの通知を当該イベントに対応する変更管理情報の受信者のクライアント(以下、「送信先クライアント」ともいう)に送信する技法に関する。
イベントの発生を伴うアプリケーション、例えばコラボレーションによりソフトウェア開発を行うためのアプリケーションにおいて、例えばチーム・リーダがイベントを発生させると、その都度、当該イベントに対応する通知(例えば、電子メール又はインスタント・メッセージ)が受信者であるチーム・メンバ(例えば、変更管理システムの購読者又はサブスクライバ)に送信される。
図1は、コラボレーションによりソフトウェア開発を行うためのアプリケーションの例であるコラボレーション・ソフトウェアのユーザ画面(101)のインタフェースの例を示す。チーム・リーダは、担当プロジェクトについてのユーザ画面(101)を起動し、当該ユーザ画面(101)中の、当該プロジェクトに関する各種レコード(102)にデータを入力することが可能である。
図2は、チーム・リーダによって入力されたデータがメッセージとしてサーバに送信され、当該サーバが受信者であるチーム・メンバに当該メッセージのそれぞれから作成されたイベント・データに対応するメールを送信する態様を示す。
チーム・リーダ(201)のコンピュータは、ネットワークを介してサーバ(202)に接続されている。サーバ(202)は、同様に、ネットワークを介して少なくとも1つのチーム・メンバ(203)のコンピュータに接続されている。
チーム・リーダ(201)が、何らかのハードウェア的又はソフトウェア的な問題により入力データが損失することを避けるために、1つ又は複数のレコードを編集する毎に又は1つのレコードを繰り返し編集する毎に(例えば、211、212、213及び214を参照)、入力データを保存する場合がある。チーム・リーダ(201)のコンピュータは、入力データが保存される毎に、当該入力データをメッセージ(231、232、233)としてサーバ(202)に送信する(221)。サーバ(202)は、当該メッセージ(231、232及び233)それぞれに対応するイベント・データ(図示せず)を作成する。そして、サーバ(202)は、当該イベント・データそれぞれに対応するメール(241、242及び243)を作成して、当該メール(241、242及び243)を受信者であるチーム・メンバ(203)のコンピュータに送信する(222)。従って、チーム・メンバ(203)のコンピュータは、イベント・データの数に対応する数多くのメールを受け取ることになる。しかし、チーム・メンバ(203)にとって、数多くのメールの中から重要なイベントの情報を有するメールを探し出すことは苦痛であり又は困難である場合がある。さらには、数多くのメールをチーム・メンバ(203)のコンピュータに送信することは、チーム・メンバ(203)がイベント・データのメールを無視することによって又はチーム・メンバ(203)の過失によって、重要な情報を含むメールが見過ごされる事態を生じることにつながりかねない。
特許文献1は、受信した電子メールをユーザに通知する情報通知装置を記載する(請求項1)。当該情報通知装置は、時刻を検知する時刻検知手段と、前記メールの通知を行ったときの前記ユーザの反応を検知する反応検知手段と、前記メールの通知を行ったときの前記時刻検知手段で検知された時刻および前記反応検知手段で検知された前記ユーザの反応を反応履歴として蓄積する反応履歴蓄積手段と、前記反応履歴蓄積手段に蓄積されている前記反応履歴に基づいて、前記ユーザにメールを通知することが適切であるか否かを示す通知評価値を前記時刻に応じて計算する通知評価値計算手段と、前記ユーザに対して通知すべき、外部ネットワーク媒体から受信したメールを複数蓄積する通知情報蓄積手段と、現在の時刻以降に外部ネットワーク媒体から受信する未来のメールの受信時刻を取得する未来メール取得部を有し、前記時刻検知手段で検知された時刻に応じて、前記通知情報蓄積手段に蓄積されている全てのメールを所定の時刻において同時に通知するか否かを、前記通知評価値計算手段で計算された前記通知評価値と前記未来のメールの受信時刻とを用いて決定する通知タイミング制御手段と、前記通知タイミング制御手段が、前記通知情報蓄積手段に蓄積されている全てのメールを所定の時刻において同時に通知することを決定したときに、前記所定の時刻において、前記通知情報蓄積手段に蓄積されている全てのメールを同時にユーザに通知する情報通知手段とを備える(請求項1)。
特許文献2は、スケジューラ付き電子メール装置を記載する(請求項1)。当該スケジューラ付き電子メール装置は、スケジュールメールに含まれるスケジュールデータとスケジュールデータ記憶手段に記憶されているスケジュールデータとを比較し、前記両スケジュールデータ間に重複のあることが検出されたときに、電子メール自動送信手段に、前記重複を回避するスケジュールの変更に関する情報を有する電子メールを前記スケジュールメールの送信者へ自動送信させる(請求項1)。
特許文献3は、電子メール受信処理システムを記載する(請求項1)。当該電子メール受信処理システムは、予め定められている仕分けカテゴリであって、受信した電子メールの仕分けのカテゴリを保存するための仕分けカテゴリ保存手段と、前記カテゴリごとに仕分けするための判断基準を保存するための判断基準保存手段と、前記仕分けカテゴリ保存手段と前記判断基準保存手段とに関連付けされ、電子メール受信部が受信した電子メールを前記判断基準に従って前記カテゴリごとに仕分けするメール仕分け処理部とを備える(請求項1)。
特許文献4は、送り手装置から受け手装置への情報の配信を仲介する情報配信装置を記載する(請求項1)。当該情報配信装置は、配信情報の集約度指定を含む配信条件を複数段階に定義した配信ランクのうち、各送り手からの配信情報について各受け手が選択した配信ランクを記憶する配信ランク記憶部と、送り手装置からの配信情報の原文を記憶する配信情報記憶部と、前記送り手装置から送受信制御部を介して情報配信依頼を受けたとき、当該配信情報の受け手が当該送り手からの配信情報について選択した配信ランクを前記配信ランク記憶部から取得し、取得した配信ランクに対応する集約度指定に従って、前記配信情報記憶部に記憶した配信情報の集約処理を行う集約処理部とを備え、配信ランクに応じた配信情報を前記送受信制御部から各受け手装置へ配信する(請求項1)。
特許文献5は、通知処理方法を記載する(請求項1)。当該通知処理方法は、コンテンツ送信者のコンテンツと、当該コンテンツの宛先と、当該コンテンツに関連して生成される通知の通知条件とを受信した場合に、記憶装置に格納するステップと、システムの利用状況を記憶装置に記録するステップと、少なくとも前記利用状況及び前記通知条件に基づき、特定のイベントの発生を検出するステップと、前記特定のイベントが発生したことが検出された場合には、少なくとも前記通知条件及び当該特定のイベントに関連するコンテンツの宛先であるユーザの通知希望条件に基づき、少なくとも通知先及び通知時期に関する通知態様を決定する通知態様決定ステップとを含む。
特開2007−4781号公報 特開平11−184929号公報 特開2003−186807号公報 特開2002−207669号公報 特開2003−198627号公報
本発明は、イベントの通知を含むメールの受信において、メール受信者であるチーム・メンバが読むべきメールの数が減少されるようにして、メール受信者のユーザビリティを向上させる技法を提供することを目的とする。また、本発明は、チーム・メンバが重要なイベント内容を上記メール中において容易に認識することを可能にする技法を提供することを目的とする。
本発明は、イベントの通知を送信先クライアントに送信する方法を提供する。当該方法は、
上記受信した通知から生成されるイベント・データが当該イベントに関連付けられたプロファイル中の条件式とマッチする場合に、当該イベント・データを、当該イベントに対応する変更管理情報及び当該変更管理情報の受信者の少なくとも1つに関連付けられたキューに格納するステップであって、当該格納するステップは上記プロファイルに基づいて上記イベント・データに転送時期を設定するステップを含む、上記格納するステップと、
上記キュー内に格納されたイベント・データに設定された転送時期の最も早い時期が到来することに応じて、上記キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として上記受信者のクライアント(送信先クライアントである)に送信するステップと
を含む。
本発明の1つの実施態様において、上記送信するステップが、上記キュー内に格納されたイベント・データに個々に設定された転送時期のうち最も早い時期が到来することに応じて、当該キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として上記受信者のクライアントに送信するステップを含みうる。
本発明の1つの実施態様において、上記設定するステップが、
上記イベント・データが格納されるキューに転送時期が設定されていない場合、上記イベント・データに設定された転送時期を上記キューに設定するステップと、
上記イベント・データが格納される上記キューに転送時期が設定されている場合において、上記イベント・データに設定された転送時期が上記キューに設定された転送時期よりも早いことに応じて、上記キューに設定された転送時期を上記イベント・データに設定された転送時期に更新するステップと
を含みうる。本発明の1つの実施態様において、上記送信するステップが、上記キューに設定された転送時期に行われうる。
本発明の1つの実施態様において、上記設定するステップが、上記プロファイルに基づいて上記イベント・データに重要度を設定するステップをさらに含みうる。
本発明の1つの実施態様において、上記格納するステップが、上記イベント・データのイベントに対応する変更管理情報のキューがないことに応じて、上記イベント・データのイベントに対応する変更管理情報のキューをメモリ内に用意するステップをさらに含みうる。
本発明の1つの実施態様において、上記格納するステップが、上記プロファイルをサーバ中の記憶装置から読み取るステップをさらに含みうる。
本発明の1つの実施態様において、上記キューが、上記イベントに対応する変更管理情報と少なくとも1の上記受信者とに関連付けられていてもよい。また、本発明の1つの実施態様において、上記格納するステップが、上記イベント・データを、複数のキューに格納するステップをさらに含みうる。また、本発明の1つの実施態様において、上記送信するステップが、上記1つの通知を上記キューに関連付けられた複数の受信者の各クライアントに送信するステップを含みうる。
本発明の1つの実施態様において、上記1つの通知が、(1)高い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容と、(2)低い重要度を設定されたイベント・データを格納する場所を示すリンク、低い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容を要約した内容、又は、上記低い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容と、当該低い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容が上記高い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容よりも小さく表示されるように設定する属性とを含みうる。また、本発明の1つの実施態様において、上記1つの通知が、高い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容と、当該高い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容が強調表示されるように設定する属性とを含みうる。また、本発明の1つの実施態様において、上記1つの通知が、複数のイベント・データのイベント内容を要約した内容を含みうる。
本発明の1つの実施態様において、上記プロファイルが、上記受信者のユーザ・プロファイル、プロジェクト・プロファイル、又はそれらの組み合わせでありうる。本発明の1つの実施態様において、上記ユーザ・プロファイルが、電子カレンダに関連付けられた少なくとも1つの条件式、及び当該条件式に関連付けられた転送時期を含みうる。本発明の1つの実施態様において、上記プロジェクト・プロファイルが、プロジェクトに関連付けられた少なくとも1つの条件式、及び当該条件式に関連付けられた転送時期、並びに任意的に当該条件式に関連付けられた重要度を含みうる。また、本発明の他の実施態様において、上記プロジェクト・プロファイルが、電子カレンダに関連付けられた少なくとも1つの条件式、当該条件式に関連付けられた転送時期、及び任意的に当該条件式に関連付けられた重要度を含みうる。
また、本発明は、イベントの通知を送信先クライアントに送信するコンピュータ・プログラムを提供する。本発明の1つの実施態様において、当該コンピュータ・プログラムは、サーバに、上記方法に記載の各ステップを実行させる。
また、本発明は、イベントの通知を送信先クライアントに送信するコンピュータ、特にサーバを提供する。当該サーバは、
イベントの発生に応じて当該イベントに対応する通知を受信する受信手段と、
上記受信した通知から生成されるイベント・データが当該イベントに関連付けられたプロファイル中の条件式とマッチする場合に、当該イベント・データを格納し、且つ当該イベントに対応する変更管理情報及び当該変更管理情報の受信者の少なくとも1つに関連付けられているキューであって、当該キューに格納されたイベント・データは、上記プロファイルに基づいて設定された転送時期を有する、上記キューと、
上記キュー内に格納されたイベント・データに設定された転送時期の最も早い時期が到来することに応じて、上記キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として上記受信者のクライアント(送信先クライアントである)に送信する送信手段と
を備えている。
本発明の実施態様に従うと、イベントに対応する通知から生成され、且つサーバにキューイングされたイベント・データが1つまとめられて、1つの通知(以下、「サマリ・メール」ともいう)として、スケジューラによって指定された時間に受信者であるチーム・メンバに送信される。従って、チーム・メンバがサーバから受信する通知の数を減少することが可能である。このことはまた、ネットワークの負荷の低減をもたらしうる。また、本発明の実施態様に従うと、上記サマリ・メールにおいて、重要度の高いイベント・データのイベント内容は強調表示されうる。従って、チーム・メンバは、重要度の高いイベント・データのイベント内容を見過ごす可能性が低減される。
イベントの発生を伴うアプリケーションのユーザ画面のインタフェースの例を示す。 チーム・リーダによって入力されたデータがメッセージとしてサーバに送信され、当該サーバが受信者であるチーム・メンバに当該メッセージのそれぞれから作成されたイベント・データに対応するメールを送信する態様を示す。 本発明の実施態様に従い、チーム・リーダによって入力されたデータがメッセージとしてサーバに送信され、当該サーバが受信者であるチーム・メンバに当該メッセージから作成されたイベント・データに対応する1つの通知を送信する態様を示す。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、当該キュー内に格納されたイベント・データに個々に設定された転送時期のうち最も早い時期が到来することに応じて、当該キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として、チーム・メンバに送信する態様を示す。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、当該キューに設定された転送時期の最も早い時期が到来することに応じて、当該キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として、チーム・メンバに送信する態様を示す。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されないケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されないケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されないケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されないケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されないケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されないケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されるケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されるケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されるケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されるケースを説明するための図である。 本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されるケースを説明するための図である。 本発明の実施形態におけるコンピュータ・ハードウェアの基本的なブロック図を示す。 図8に示すコンピュータ・ハードウェアの機能を有し、本発明の実施態様に従うサーバ及びクライアントの機能ブロック図、並びにサーバとクライアントとを含むネットワーク環境を示す。 本発明の実施態様に従い、イベントの通知を含むイベント・データをサーバに用意されたキューに格納する処理のフロー・チャートを示す。 本発明の実施態様に従い、キュー中のイベント・データを1つの通知として受信者に送信する処理のフロー・チャートを示す。 本発明の実施態様に従い、図10のステップのうちのプロファイルを用いてイベント・データを評価する処理の詳細なフロー・チャートを示す。 本発明の実施態様に従い、図10のステップのうちのプロファイルを用いてイベント・データを評価する処理の詳細なフロー・チャートを示す。 本発明の実施態様に従い、図10のステップのうちのイベント・データをキューへ追加する処理の詳細なフロー・チャートを示す。 本発明の実施態様に従い、キュー中の複数のイベント・データを1つの通知にまとめる態様を示す。
本発明の実施形態を、以下に図面に従って説明する。以下の図を通して、特に断らない限り、同一の符号は同一の対象を指す。本発明の実施形態は、本発明の好適な態様を説明するためのものであり、本発明の範囲をここで示すものに限定する意図はないことを理解されたい。
図1は、イベントの発生を伴うアプリケーションのユーザ画面のインタフェースの例を示す。
ユーザ画面(101)は、典型的には、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を使用して表示されうる。また、GUIは、イベントの発生を伴うアプリケーションによるインタフェース、又は、ウェブ・ブラウザ・ベースのインタフェースでありうる。
ユーザ画面(101)は、コラボレーションによりソフトウェア開発を行うためのアプリケーションのアイテム編集画面の例である。ユーザ画面は、プロジェクトに関する各種レコード(102)、及び入力データを「保存」するための機能を有するボタン(103)を備えている。図1に示されている各種レコード(102)の内容は例示であって、これらに制限されるものでないことに留意されたい。各種レコードの項目は、イベントの発生を伴うアプリケーションの性質に従い、当業者によって適宜変更されうる。ユーザ、例えばチーム・リーダは、各種レコードに対応するデータを直接入力し又は編集し、又は所定の項目を選択することによって各種レコードに入力することが可能である。
ユーザは、各種レコードにデータを1つ又は複数入力するごとに、「保存」ボタン(103)をマウス等でクリックしうる。または、所定の時間経過後に、「保存」ボタン(103)がクリックされた場合と同じ命令がコンピュータに入力されるようにしてもよい。
図2は、チーム・リーダによって入力されたデータがメッセージとしてサーバに送信され、当該サーバが受信者であるチーム・メンバに当該メッセージのそれぞれから作成されたイベント・データに対応するメールを送信する態様を示す。当該態様については、上述した通りであるので、その説明を省略する。
図3は、本発明の実施態様に従い、チーム・リーダによって入力されたデータがメッセージとしてサーバに送信され、当該サーバが受信者であるチーム・メンバに当該メッセージから作成されたイベント・データに対応する1つの通知を送信する態様を示す。受信者は、例えばサーバ(302)が変更管理システムの場合、購読者又はサブスクライバとも呼ばれる。
チーム・リーダ(301)のコンピュータは、ネットワークを介してサーバ(302)に接続されている。サーバ(302)は、同様に、ネットワークを介して少なくとも1つのチーム・メンバ(303)のコンピュータに接続されている。ネットワークは、インターネット及びイントラネットのいずれであってもよい。また、チーム・リーダ(301)のコンピュータ及びチーム・メンバ(303)のコンピュータは、サーバ(302)と無線又は有線のいずれで接続されていてもよい。
チーム・リーダ(301)が、何らかのハードウェア的又はソフトウェア的な問題により入力データが損失することを避けるために、1つ又は複数のレコードを編集する毎に、又は、1つのレコードを繰り返し編集する毎に(311、312、313及び314)、入力データを保存する場合がある。チーム・リーダ(301)のコンピュータは、当該入力データの保存毎に当該入力データを通知、例えばメッセージ(331、332、333)としてサーバ(302)に送信する(321)。サーバ(302)は、当該メッセージ(331、332及び333)に対応するイベント・データをワーク・アイテム毎に又はワーク・アイテムの少なくとも1の受信者毎に用意された少なくとも1つのキュー(例えば、341、342及び343)に格納する。そして、サーバは、当該各キュー(341、342及び343)内に格納された全てのイベント・データを、キュー毎に1つの通知(サマリ・メール)、例えば、1通の電子メール又は1通のインスタント・メッセージにまとめる。そして、サーバ(302)は、当該1つのまとめられた通知(322)を各キューに関連付けられた少なくとも1つの受信者であるチーム・メンバ(303)のコンピュータに送信する。当該1つの通知(322)は、メッセージ(331、332及び333)に対応するイベント・データの全ての内容又はその一部を含みうる。チーム・メンバ(303)は、図2に示す態様と異なり、メッセージ(331、332、333)毎にメールを受けることがないので、読むべきメールの数が減少される。従って、チーム・メンバのユーザビリティの向上が図られる。
以下の図4〜図7Eにおいて、図3に示した態様を実現するための方法をさらに詳細に説明する。
図4は、本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、当該キュー内に格納されたイベント・データに個々に設定された転送時期のうち最も早い時期が到来することに応じて、当該キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として、チーム・メンバに送信する態様を示す。
サーバ(302)は、第1の変更管理情報(例えば、第1のワーク・アイテム)及び少なくとも1の受信者(例えば、チーム・メンバ(405))であるチーム・メンバのいずれか1つに少なくとも関連付けられているキュー(403)と、第2の変更管理情報(例えば、第2のワーク・アイテム)及び少なくとも1の受信者であるチーム・メンバ(例えば、チーム・メンバ(405))のいずれか1つに関連付けられているキュー(404)とをそのメモリ内に用意している。キューは、イベント・データをキューイングする。各イベント・データは、例えば、イベント名、イベント番号、転送時期(送信日時)、到着日時、及び任意的にイベント・データの重要度についての情報を備えうる。
キュー(403)は、イベント・データ(411、412及び413)をキューイングしている。イベント・データ(411)は、イベント名が「ev1」であり、転送時期が「午前10時」(10am)であり、及び重要度が「中」(mid)である。イベント・データ(412)は、イベント名が「ev2」であり、転送時期が「午前11時」(11am)であり、及び重要度が「中」(mid)である。イベント・データ(413)は、イベント名が「ev3」であり、転送時期が「午前12時」(12am)であり、及び重要度が「中」(mid)である。よって、キュー(403)内に格納されたイベント・データ(411、412及び413)のうち、その転送時期が最も早い時期は「午前10時」である。従って、サーバ(302)は、午前10時になることに応じて、その時点でキュー(403)内に格納されたイベント・データ(411、412及び413)を1つのメール(451)にまとめて、チーム・メンバ(405)に送信する(431)。また、3つのイベント・データ(411、412及び413)の重要度は全て「中」であるので、1つのメール(451)中において各イベント・データ(411、412及び413)の内容は同等の大きさで表示されるようにまとめられうる。チーム・メンバ(405)は、各イベント・データ(411、412及び413)に対応する3つのメールを受け取る代わりに、1つのメール(451)を受け取るだけですむ。従って、チーム・メンバ(405)のメールを確認する負担が軽減される。また、サーバ(302)からチーム・メンバ(405)への通信経路の通信コストが低減される。
キュー(404)は、イベント・データ(421、422及び423)をキューイングしている。イベント・データ(421)は、イベント名が「ev4」であり、転送時期が「午後10時」(10pm)であり、及び重要度が「中」(mid)である。イベント・データ(422)は、イベント名が「ev5」であり、転送時期が「午後11時」(11pm)であり、及び重要度が「中」(mid)である。イベント・データ(423)は、イベント名が「ev6」であり、転送時期が「今すぐ」(now)であり、及び重要度が「高」(high)である。よって、キュー(404)内に格納されたイベント・データ(421、422及び423)のうち、その転送時期が最も早い時期は「今すぐ」である。従って、サーバ(302)は、イベント・データ(423)がキュー(404)に格納されることに応じて、キュー(404)内に格納されたイベント・データ(421、422及び423)を1つのメール(452)にまとめて、チーム・メンバ(405)に直ちに送信する(432)。イベント・データ(421、422及び423)のうち、イベント・データ(421及び422)の重要度はいずれも「中」であり、且つイベント・データ(423)の重要度は「高」であることから、メール(452)においてイベント・データ(423)の内容はイベント・データ(421及び422)の内容よりも強調して(例えば、大きい文字で又は色付けされて)表示されるようにまとめられうる。または、イベント・データ(423)の内容は1つのメール(452)中に直接表示されているが、イベント・データ(421及び422)の内容はメール(452)中に直接表示されず、イベント・データ(421及び422)の内容が格納されている場所を示すリンク・データが張られていてもよい。チーム・メンバ(405)は、各イベント・データ(421、422及び423)に対応する3つのメールを受け取る代わりに、1つのメール(452)を受け取るだけですむ。また、1つのメール(452)においてイベント・データ(423)の内容が強調表示されているので、チーム・メンバ(405)は、イベント・データ(421、422及び423)のうち重要度の高いイベント・データ(423)の内容を容易に認識しうる。従って、チーム・メンバ(405)のメールを確認する負担が軽減されるとともに、重要度の高いイベント・データ(423)の内容を見過ごす危険が軽減される。また、サーバ(302)からチーム・メンバ(405)への通信経路の通信コストが低減される。
図5は、本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、当該キューに設定された転送時期の最も早い時期が到来することに応じて、当該キュー内に格納された全ての通知を1つの通知として、チーム・メンバに送信する態様を示す。
図5の実施態様は、キューにタイマーが設けられている点において図4に示す実施態様と異なる。
サーバ(302)は、第1の変更管理情報(例えば、第1のワーク・アイテム)及び少なくとも1の受信者(例えば、チーム・メンバ(505))であるチーム・メンバのいずれか1つに少なくとも関連付けられているキュー(503)と、第2の変更管理情報(例えば、第2のワーク・アイテム)及び少なくとも1の受信者であるチーム・メンバ(例えば、チーム・メンバ(505))のいずれか1つに関連付けられているキュー(504)とをそのメモリ内に用意している。
キュー(503)は、イベント・データ(511、512及び513)をキューイングしている。サーバ(302)は、イベント・データ(511、512及び513)がキュー(503)内に順次到来することに応じて、キュー(503)に付随する転送時期を示すタイマー(506)の日時を到来するイベント・データの転送時期と比較して、早い方の日時にキューのタイマー(506)の日時を更新する。同様に、サーバ(302)は、イベント・データ(521、522及び523)がキュー(504)内に順次到来することに応じて、キュー(504)に付随する転送時期を示すタイマー(507)の日時を到来するイベント・データの転送時期と比較して、早い方の日時にキューのタイマー(507)の日時を更新する。
イベント・データ(511)がキュー(503)に最初にキューイングされたイベント・データであるとする。キュー(503)では、イベント・データ(511)の転送時期(午前10時)がキュー(503)のタイマー(506)に設定された後、それよりも早い転送時期を有するイベント・データがキューイングされない。よって、タイマー(506)の転送時期は更新されない。従って、サーバ(302)は、タイマー(506)に設定された転送時期である「午前10時」になることに応じて、その時点でキュー(503)内に格納されたイベント・データ(511、512及び513)を1つのメールにまとめて、当該まとめられた1つのメール(551)をチーム・メンバ(505)に送信する(531)。
イベント・データ(521)がキュー(504)に最初にキューイングされたイベント・データであるとする。キュー(504)では、イベント・データ(521)の転送時期(午後10時)がキュー(504)のタイマー(507)に設定された後、それよりも遅い転送時期(午後11時)を有するイベント・データ(522)がキューイングされる。そのために、タイマー(507)の転送時期は「午後10時」から変更されない。次に、イベント・データ(523)がキューイングされる。当該イベント・データ(523)の転送時期は「今すぐ(now)」である。従って、現在時刻は午後10時より前であるので、タイマー(507)の転送時期は「午後10時」から「今すぐ」に更新される。サーバ(302)は、タイマー(507)に転送時期が「今すぐ」であることから、イベント・データ(523)がキュー(504)にキューイングされることに応じてキュー(504)内に格納されたイベント・データ(521、522及び523)を1つのメールにまとめて、当該まとめられた1つのメール(552)をチーム・メンバ(505)に直ちに送信する(532)。
図6A〜図6Fは、本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されないケースを説明するための図である。
(図6A)
ユーザA(601)が、イベントの発生を伴うアプリケーション、例えばRational Team Concert(以下、RTCという)(IBM(商標)の商標である)の端末ソフトウェアを起動する。そして、ユーザA(601)は、ワーク・アイテム(タスクNo.26)を選択し、当該ワーク・アイテム(タスクNo.26)に対応するユーザ画面(611)を画面上に表示させる。ユーザ画面(611)の表示直後のレコード「優先順位」は、「割り当てなし」である(621)。
(図6B)
ユーザA(601)が、2010年11月19日20時35分5秒に、ユーザ画面(611)を介して「優先順位」を「割り当てなし」(621)から「中」(622)に変更して保存したとする。当該保存に応じて、ユーザA(601)のコンピュータは、当該編集に対応するメッセージをサーバ(602)(例えば、RTCサーバ)に送信する。サーバ(602)は、ユーザA(601)のコンピュータから当該メッセージを受信する。サーバ(602)は、当該受信したメッセージに基づいて、対応するイベント・データ(641)を作成する。イベント・データ(641)のデータ構造(661)は、例えば図6Bに示す通りである。イベント・データ(641)のデータ構造(661)は、ワーク・アイテムの更新情報、及び更新後情報を有する。更新情報は、ユーザによって変更された属性の名前、並びに更新前及び更新後の属性値でありうる。イベント・データ(641)の例では、更新情報は、優先順位が「割り当てなし」から「中」に変更されたという情報である。また、更新後情報は、一般的に、更新後の全てのワーク・アイテムの全ての属性の名前と値(属性値ともいう)とのペアを含みうる。イベント・データ(641)の例では、更新後情報は、ワーク・アイテムの更新時間、ワーク・アイテムID、チーム・エリア、所有者(サブスクライバのうちの一人でもある)、及び優先順位である。サーバ(602)は、イベント・データ(641)中のワーク・アイテムIDに対応するキューがなければ、各受信者の数(人数分)に対応するキューをメモリ中に用意する。図6Bでは、ユーザB(user_b)用のキュー(631)がサーバ(602)内に用意されている。受信者は、ユーザA(601)が、例えば画面(611)を通じて指定又は追加可能でありうる。
(図6C)
サーバ(602)は、イベント・データ(641)を、サーバ(602)の記憶装置に格納されたユーザ・プロファイル(671)及びプロジェクト・プロファイル(672)のいずれか又はその両方を参照し、イベント・データ(641)のデータ構造(661)にプロファイル情報を追加する。プロファイル情報を追加されたイベント・データ(641)のデータ構造(662)は、プロファイル情報として、当該イベント・データの受信者への転送時期及び任意的に重要度を有する。
イベント・データ(661)へのプロファイル情報の追加は、下記のようにして行われる。サーバ(602)は、プロファイル(671又は672)を参照して、当該プロファイルの条件式中にイベント・データ(641)がマッチする条件を見つける。プロファイルは、ユーザ・プロファイル(671)及びプロジェクト・プロファイル(672)のいずれか又はその両方でありうる。いずれの又は両方のプロファイルを使用するかどうかは、例えば、各受信者によって指定されうる。図6Cでは、イベント・データ(641)のうちの所有者「user_b」が、プロジェクト・プロファイル(672)の条件式P2とマッチする。従って、サーバ(602)は、条件式P2において定義されている転送時期「1時間毎」(基準時間を毎時0分に設定している)及び任意的に重要度「中」をプロファイル情報としてイベント・データ(641)のデータ構造(661)に追加して、データ構造(662)を生成する。
(図6D)
サーバ(602)は、イベント・データ(641)のデータ構造(662)中のプロファイル情報を参照して、当該プロファイル情報にある転送時期を、キュー(631)のタイマーに設定された転送時期と比較する。キュー(631)のタイマーに転送時期が設定されていなければ、サーバ(602)は、イベント・データ(641)のプロファイル情報である転送時期をタイマーの転送時期に設定する。一方、キュー(631)のタイマーに転送時期がすでに設定されていれば、サーバ(602)は、イベント・データ(641)の上記転送時期とタイマーの転送時期とを比較する。そして、サーバ(602)は、イベント・データ(641)の上記転送時期がタイマーの転送時期よりも早く到来する場合は、タイマーの転送時期を、イベント・データ(641)の上記転送時期に更新し、イベント・データ(641)の上記転送時期がタイマーの転送時期よりも早く到来しない場合は、タイマーの転送時期を更新しない。サーバ(602)は、転送時期の上記比較が終わることに応じて、イベント・データ(641)を、キュー(631)に格納する。図6Dでは、イベント・データ(641)のデータ構造(662)において更新時間が2010年11月19日20時35分05秒であり、転送時期は1時間毎である。そして、キュー(631)のタイマーは初期状態であり、すなわち転送時期が設定されていない。よって、サーバ(602)は、更新されたイベント・データ(641)の上記転送時期をキュー(631)のタイマーに設定する。従って、キュー(631)のタイマーのデータ構造(681)は、送信日時が上記20時35分05秒の直後の「午後9時」であることを示す。
(図6E)
ユーザA(601)が、2010年11月19日20時40分から同20時55分までの間に、ユーザ画面(611)を通じて、各レコードの編集及び保存を繰り返したとする。その結果、サーバ(602)にイベント・データ(642)及びイベント・データ(643)が順にキューイングされたとする。イベント・データ(642)は、ユーザ画面(611)中の「説明」のレコードに「通常通り進めてください。」という文字(623)が追加されたというイベントに対応して生成されたイベント・データである。イベント・データ(643)は、ユーザ画面(611)中の「見積もり」に「2日」というデータ(624)が入力されたというイベントに対応して生成されたイベント・データである。
イベント・データ(642)のうちの所有者「user_b」が、プロジェクト・プロファイル(下記図6Cの672)の条件式P2とマッチする。従って、サーバ(602)は、条件式P2において定義されている転送時期「1時間毎」(基準時間を毎時0分に設定している)及び任意的に重要度「中」をプロファイル情報としてイベント・データ(642)のデータ構造に追加し、データ構造(663)に更新する。
同様に、イベント・データ(643)のうちの所有者「user_b」が、プロジェクト・プロファイル(672)の条件式P2とマッチする。従って、サーバ(602)は、条件式P2において定義されている転送時期「1時間毎」(基準時間を毎時0分に設定している)及び任意的に重要度「中」をプロファイル情報としてイベント・データ(643)のデータ構造に追加し、データ構造(664)に更新する。
サーバ(602)は、イベント・データ(642)がキュー(631)にキューイングされることに応じて、イベント・データ(642)のデータ構造(663)中のプロファイル情報を参照する。当該プロファイル情報にある転送時期は「1時間毎」であるので、イベント・データ(642)の送信時間は、当該イベント・データ(642)に対応するイベントが発生した時間(2010年11月19日20時40分から同20時55分)の直後の午後9時である。サーバ(602)は、キュー(631)に設定された送信時間「午後9時」がイベント・データ(642)の送信時間「午後9時」と同じであることから、キュー(631)に設定された送信時間を更新しない。従って、キュー(631)に設定された送信時間は、「午後9時」のままである。
サーバ(602)は、次に、イベント・データ(643)がキュー(631)にキューイングされることに応じて、イベント・データ(643)のデータ構造(664)中のプロファイル情報を参照する。当該プロファイル情報にある転送時期は「1時間毎」であるので、イベント・データ(643)の送信時間は、午後9時である。サーバ(602)は、キュー(631)に設定された送信時間「午後9時」がイベント・データ(643)の送信時間「午後9時」と同じであることから、キュー(631)に設定された送信時間を更新しない。従って、キュー(631)に設定された送信時間は、「午後9時」のままである。
(図6F)
サーバ(602)は、キュー(631)に設定された送信時間「2010年11月19日午後9時」と現在時刻とを比較して、当該送信時間が到来することに応じて、キュー(631)内にある全てのイベント・データ(641、642及び643)を1つの通知にまとめて、当該1つの通知(例えば、メール)をユーザB(603)(user_b)のコンピュータに送信する(690)。当該1つの通知の内容は、例えば、イベント・データ(641、642及び643)のうちの各更新情報のみを要約として列挙した内容でありうる(691)。
図7A〜図7Eは、本発明の実施態様に従い、サーバに用意されたキューにおいて、後続のイベント・データによって送信時期が更新されるケースを説明するための図である。
(図7A)
ユーザA(701)が、2010年11月19日21時00分から同21時55分までの間に、ユーザ画面(711)を通じて、各レコードへの編集及び保存を繰り返したとする。その結果、サーバ(702)にイベント・データ(741)及びイベント・データ(742)が順にキューイングされたとする。イベント・データ(741)は、ユーザ画面(711)中の「ディスカッション」のレコードに「急遽、方針Xに変わりました。」という文字(722)が追加されたというイベントに対応して生成されたイベント・データである。イベント・データ(742)は、ユーザ画面(711)中の「優先順位」を「中」から「高」に変更した(721)というイベントに対応して生成されたイベント・データである。
イベント・データ(741)のうちの所有者「user_b」が、プロジェクト・プロファイル(下記図7Cの772)の条件式P2とマッチする。従って、サーバ(702)は、条件式P2において定義されている転送時期「1時間毎」(基準時間を毎時0分に設定している)及び任意的に重要度「中」をプロファイル情報としてイベント・データ(741)のデータ構造に追加し、データ構造(763)に更新する。
同様に、イベント・データ(742)のうちの所有者「user_b」が、プロジェクト・プロファイル(772)の条件式P2とマッチする。従って、サーバ(702)は、条件式P2において定義されている転送時期「1時間毎」(基準時間を毎時0分に設定している)及び任意的に重要度「中」をプロファイル情報としてイベント・データ(742)のデータ構造に追加し、データ構造(764)に更新する。
サーバ(702)は、イベント・データ(741)がキュー(731)にキューイングされることに応じて、イベント・データ(741)のデータ構造(763)中のプロファイル情報を参照する。当該プロファイル情報にある転送時期は「1時間毎」であるので、イベント・データ(741)の送信時間は、当該イベント・データ(741)に対応するイベントが発生した時間(2010年11月19日21時00分から同21時55分)の直後の「午後10時」である。サーバ(702)は、キュー(731)のタイマーに転送時期が設定されていなければ、更新されたイベント・データ(741)の転送時期「午後10時」をタイマーの転送時期に設定する。
サーバ(702)は、次に、イベント・データ(742)がキュー(731)にキューイングされることに応じて、イベント・データ(742)のデータ構造(764)中のプロファイル情報を参照する。当該プロファイル情報にある転送時期は「1時間毎」であるので、イベント・データ(742)の送信時間は、当該イベント・データ(742)に対応するイベントが発生した時間(2010年11月19日21時00分から同21時55分)の直後の午後10時である。サーバ(702)は、キュー(731)に設定された送信時間「午後10時」がイベント・データ(742)の送信時間「午後10時」と同じであることから、キュー(731)に設定された送信時間を更新しない。すなわち、キュー(731)に設定された送信時間は、「午後10時」のままである。
(図7B)
ユーザA(701)が、2010年11月19日21時32分44秒に、ユーザ画面(711)を介して「期限」を「2010年11月19日」(今日)(723)に編集して保存したとする。当該保存に応じて、ユーザA(701)のコンピュータは、当該編集に対応するメッセージをサーバ(702)に送信する。サーバ(702)は、ユーザA(701)のコンピュータから当該メッセージを受信する。サーバ(702)は、当該受信したメッセージに基づいて、対応するイベント・データ(743)を作成する。イベント・データ(743)のデータ構造(765)は、例えば図7Bに示す通りである。イベント・データ(743)のデータ構造(765)は、ワーク・アイテムの更新情報及び更新後情報を有する。イベント・データ(765)の例では、更新情報は、期限が「なし」から「2010/11/19」に変更されたという情報である。サーバ(702)は、イベント・データ(765)中のワーク・アイテムIDに対応するキューがなければ、各受信者の数(人数分)に対応するキューをメモリ中に用意する。図7Bでは、ユーザB(user_b)用のキュー(731)がサーバ(702)内に用意されている。受信者は、ユーザA(701)が、例えば画面(711)を通じて指定又は追加可能でありうる。
(図7C)
サーバ(702)は、イベント・データ(743)を、サーバ(702)の記憶装置に格納されたユーザ・プロファイル(771)及びプロジェクト・プロファイル(772)のいずれか又はその両方を参照して、イベント・データ(743)のデータ構造(765)にプロファイル情報を追加する。プロファイル情報を追加されたイベント・データ(743)のデータ構造(766)は、プロファイル情報として、当該イベント・データの転送時期及び任意的に重要度を有する。
イベント・データ(743)へのプロファイル情報の追加は、下記のようにして行われる。サーバ(702)はプロファイルを参照して、当該プロファイルの条件式中にイベント・データ(743)がマッチする条件を見つける。プロファイルは、ユーザ・プロファイル(771)及びプロジェクト・プロファイル(772)のいずれか又はその両方でありうる。いずれの又は両方のプロファイルを使用するかどうかは、例えば、受信者によって指定されうる。図7Cでは、イベント・データ(743)のうちの期限「2010/11/19」が、プロジェクト・プロファイル(772)の条件式P1「期限=今日」とマッチする。従って、サーバ(702)は、条件式P1において定義されている転送時期「今すぐ」及び重要度「高」をプロファイル情報としてイベント・データ(743)のデータ構造(765)に追加し、データ構造(766)を生成する。
(図7D)
サーバ(702)は、イベント・データ(743)のデータ構造(766)中のプロファイル情報を参照して、当該プロファイル情報にある転送時期を、キュー(731)のタイマーに設定された転送時期と比較する。図7Dでは、イベント・データ(743)のデータ構造(766)において更新時間が「今すぐ」である。一方、キュー(731)のタイマーの転送時期は、「午後10時」である。よって、サーバ(702)は、キュー(731)のタイマーの転送時期を、イベント・データ(743)のデータ構造(766)中の転送時期「今すぐ」に更新する。従って、サーバ(702)は、キュー(731)のタイマーのデータ構造(781)を、送信日時「2010/11/19 21:32:44」(今すぐ)に更新する(782)。
(図7E)
サーバ(702)は、現在時刻が、キュー(731)に設定された送信時間「今すぐ」(2010/11/19 21:32:44)であること(又はそれよりも過ぎていること)に応じて、キュー(731)内にある全てのイベント・データ(741、742及び743)を1つの通知にまとめて、当該1つの通知(790)をユーザB(703)(user_b)のコンピュータに送信する。イベント・データ(743)のデータ構造(766)のプロファイル情報において、イベント・データ(743)の重要度が「高」になっている。一方、イベント・データ(741)及びイベント・データ(742)の各データ構造(763及び764)のプロファイル情報において、各イベント・データ(741及び742)の重要度が「中」になっている。従って、上記1つの通知(790)の内容は、例えば、イベント・データ(743)の内容をイベント・データ(741及び742)の内容よりも強調して表示した内容でありうる(791)。または、上記1つの通知(790)の内容は、例えば、イベント・データ(741)の重要度が「中」であるので、イベント・データ(741)及び必要に応じてイベント・データ(742)の内容を格納したサーバ(702)の場所を示すリンクを有するようにしてもよい(792)。
図8は、本発明の実施形態におけるコンピュータ・ハードウェアの基本的なブロック図を示す。
コンピュータ(801)は、CPU(802)とメイン・メモリ(803)とを備えており、これらはバス(804)に接続されている。CPU(802)は好ましくは、32ビット又は64ビットのアーキテクチャに基づくものであり、例えば、インテル社のCore i(商標)シリーズ、Core 2(商標)シリーズ、Atom(商標)シリーズ、Xeon(商標)シリーズ、Pentium(登録商標)シリーズ、Celeron(登録商標)シリーズ、AMD社のPhenom(商標)シリーズ、Athlon(商標)シリーズ、Turion(商標)シリーズ又はSempron(商標)が使用されうる。バス(804)には、ディスプレイ・コントローラ(805)を介して、ディスプレイ(806)、例えば液晶ディスプレイ(LCD)が接続されうる。ディスプレイ(806)は、コンピュータの管理のために、通信回線を介してネットワークに接続されたコンピュータについての情報と、そのコンピュータ上で動作中のソフトウェアについての情報を、適当なグラフィック・インタフェースで表示するために使用される。バス(804)にはまた、SATA又はIDEコントローラ(807)を介して、ディスク(808)、例えばハードディスク又はシリコン・ディスクと、ドライブ(809)、例えばCD、DVD又はBDドライブとが接続されうる。バス(804)にはさらに、キーボード・マウスコントローラ(810)又はUSBバス(図示せず)を介して、キーボード(811)及びマウス(812)が接続されうる。
ディスク(808)には、オペレーティング・システム、J2EEなどのJava(登録商標)処理環境、Java(登録商標)アプリケーション、Java(登録商標)仮想マシン(VM)、Java(登録商標)実行時(JIT)コンパイラを提供するプログラム、その他のプログラム、及びデータが、メイン・メモリにロード可能に記憶されている。
ドライブ(809)は、必要に応じて、CD−ROM、DVD−ROM又はBDからプログラムをディスク(808)にインストールするために使用される。
通信インタフェース(814)は、例えばイーサネット(登録商標)・プロトコルに従う。通信インタフェース(814)は、通信コントローラ(813)を介してバス(804)に接続され、コンピュータ(801)を通信回線(815)に物理的に接続する役割を担い、コンピュータ(801)のオペレーティング・システムの通信機能のTCP/IP通信プロトコルに対して、ネットワーク・インタフェース層を提供する。なお、通信回線は、有線LAN環境、又は例えばIEEE802.11a/b/g/nなどの無線LAN接続規格に基づく無線LAN環境であってもよい。
図9は、図8に示すコンピュータ(801)のハードウェア機能を有し、本発明の実施態様に従うサーバ(902)並びにクライアント(901−1〜901−n、及び903−1〜903−n)の機能ブロック図、及びサーバ(902)とクライアント(901−1〜901−n、及び903−1〜903−n)とのネットワーク環境を示す。
サーバ(902)は、イベントの発生を伴うアプリケーションからイベントを受け取り、受信者に通知を送る機能を備えているものであれば特には限定されない。サーバ(902)は、例えば、変更管理システム、タスク管理システム、プロジェクト管理システム、品質管理システム、バグ管理システム、障害管理システム、又はトラック管理システムのサーバでありうる。上記アプリケーションとして、例えば、IBM(商標)製品として、Rational Team Concert(商標)(http://www-06.ibm.com/software/jp/rational/products/scm/rtc/)、及びRational Clear Quest(商標)(http://www-06.ibm.com/software/jp/rational/products/scm/cq/)があり、その他に、Microsoft(商品)製品として、Team Foundation Server(商標)(http://www.microsoft.com/japan/visualstudio/products/2010-editions/team-foundation-server)があり、その他に、オープンソースとして、Bugzilla(http://www.bugzilla.org/)、Trac(http://trac.edgewall.org/)及び影舞(http://www.daifukuya.com/kagemai/)がある。また、クライアント(901−1〜901−n、及び903−1〜903−n)は、上記変更管理システム、タスク管理システム、プロジェクト管理システム、品質管理システム、バグ管理システム、障害管理システム、又はトラック管理システムにおける対応するクライアントでありうる。
サーバ(902)は、図8に示す例えばCPU(802)、メイン・メモリ(803)及びディスク(808)に加えて、受信手段(911)、イベント・データ生成手段(912)、プロファイル判定手段(913)、プロファイル記憶手段(914)、キュー処理手段(915)、及び送信手段(917)を備えうる。また、サーバ(902)は、クライアント(901−1〜901−n、又は903−1)から、イベント・データに対応するメッセージを受信し、イベントに対応する変更管理情報のキューがないことに応じて、当該イベントに対応する変更管理情報のキュー(916−1〜916−n)をメイン・メモリ(803)内に用意する。従って、サーバ(902)において、キュー(916−1〜916−n)は動的にメモリ内に作成されうる。
受信手段(911)は、少なくとも1つのクライアント(901−1〜901−n)から、イベントの発生に応じて送信される通知(例えば、メッセージ)を受け取り、例えばメモリのバッファ内に格納する。当該通知は、1つのイベントに対応して、クライアントによって1つ生成される。当該通知は、例えば、レコードの属性の、ユーザによって変更又は入力された値(以下、属性値ともいう)を含みうる。当該通知は、例えば、メール、メッセージ又はメタ・データの送信によって行われうる。
受信手段(911)は、当該通知からイベント・データを生成するために、当該通知をイベント・データ生成手段(912)に渡す。
イベント・データ生成手段(912)は、当該通知に基づいて、イベント・データを生成する。イベント・データは、例えば更新情報、及び更新後情報を含む。更新情報は、例えば、イベントにおいて、クライアント(901−1〜901−n)のユーザによって変更された属性の名前、並びに更新前及び更新後の属性値でありうる。更新後情報はプロファイル中の各条件式とのマッチのために用いられる情報であって、更新情報を除く情報を保持しており、更新後の全てのワーク・アイテムの全ての属性の名前と値とのペアを含みうる。なお、プロファイル中の各条件式とのマッチにおいて、更新情報に関連付けられた属性の条件マッチには、更新情報中の更新後部分の情報が参照されうる。更新後情報は、例えば、属性値の更新時間(イベントの発生時間でもある)、変更管理情報の識別子、チーム・エリア、所有者(サブスクライバのうちの一人でもある)、及び優先順位でありうる。変更管理情報は、チェンジング・リクエストともいう。変更管理情報は、例えばワーク・アイテムである。
また、イベント・データ生成手段(912)は、上記イベント・データにプロファイル情報を追加するために、当該イベント・データをプロファイル判定手段(913)に渡す。
プロファイル判定手段(913)は、イベント・データ生成手段(912)からイベント・データを受け取る。そして、プロファイル判定手段(913)は、イベント・データ生成手段(912)からの上記イベント・データが、当該イベント・データのイベントに関連付けられたプロファイル中の条件式とマッチするかどうかを判定する。プロファイル判定手段(913)は、上記イベント・データが当該条件式とマッチする場合に、マッチする当該条件式に設定された転送時期(イベント・データの受信者への転送時期である)及び任意的に重要度(イベント・データの重要度である)をプロファイル情報としてイベント・データ生成手段(912)に渡す。イベント・データ生成手段(912)は当該プロファイル情報(例えば、転送時期、重要度又はそれらの組み合わせを含む)を受信して、当該受信したプロファイル情報をイベント・データに追加する。なお、イベント・データ生成手段(912)が、プロファイル判定手段(913)の機能を兼ね備えていてもよい。
プロファイル記憶手段(914)は、プロファイル判定手段(913)で使用されるプロファイルを記憶する。プロファイルは、例えば、ユーザ・プロファイル及びプロジェクト・プロファイルのいずれか又はその両方でありうる。プロファイルは、受信者毎に用意される。従って、例えば、ユーザBには、ユーザB用のユーザ・プロファイル及びプロジェクト・プロファイルが用意される。受信者毎にプロファイルが用意される理由は、転送時期及び重要度がそれぞれ、受信者によって異なるケースがあるためである。ただし、各受信者を1つのチームとしてまとめ、当該まとめたチーム名を1つのユーザとして取り扱うことも可能である。
ユーザ・プロファイルは、電子カレンダに関連付けられた少なくとも1つの条件式、及び当該条件式に関連付けられた転送時期を含みうる。電子カレンダは、例えばサーバ(902)に格納されており、例えばスケジュール管理ソフトウェア、例えばLotus Notes(商標)のLotus Notes(商標)カンンダでありうる。条件式は、例えば、早朝、午前、午後、夜間、会議中、出張中、又は休暇中であり、例えば、デフォルトで又は受信者によって各条件式に対応する時間帯が予め登録されている。転送時期は、例えば、各条件式の終了時点であり、例えば、デフォルトで又は受信者によって各条件式に対応する転送時期が予め登録されている。
プロジェクト・プロファイルは、プロジェクトに関連付けられた少なくとも1つの条件式、及び当該条件式に関連付けられた転送時期、並びに任意的に上記条件式に関連付けられた重要度を含みうる。条件式は、例えば、チーム・エリア名、ワーク・アイテムID、又は変更管理情報の全属性及び属性値のペアであり、例えば、デフォルトで又は受信者によって各条件式に対応する期間又は時間帯が予め登録されている。転送時期は、例えば、各条件式の終了時点であり、例えば、デフォルトで又は受信者によって各条件式に対応する転送時期が予め登録されている。重要度は、重要度に応じてイベント・データの内容をどのように1つの通知にまとめるかを決定するための尺度である。重要度は、例えば、「高」、「中」及び「低」の3段階に設定されうる。
または、プロジェクト・プロファイルは、電子カレンダに関連付けられた少なくとも1つの条件式、当該条件式に関連付けられた転送時期、及び当該条件式に関連付けられた重要度を含みうる。条件式は、例えば、開発段階、試験段階、又は実用段階であり、例えば、デフォルトで又は受信者によって各条件式に対応する期間又は時間帯が予め登録されている。プロジェクト・プロファイルの電子カレンダに関連付けられた条件式がユーザ・プロファイルの電子カレンダに関連付けられた条件式と異なる点は、プロジェクト・プロファイルの電子カレンダに関連付けられた条件式が仕事に関連するスケジュールである点である。なお、プロジェクト・プロファイルの電子カレンダに関連付けられた条件式とユーザ・プロファイルの電子カレンダに関連付けられた条件式とが厳密に区別されなくともよい。転送時期は、例えば、各条件式の終了時点であり、例えば、デフォルトで又は受信者によって各条件式に対応する転送時期が予め登録されている。
キュー処理手段(915)は、イベント・データのイベントに対応する変更管理情報(例えば、ワーク・アイテム)のキューがないことに応じて、当該キューをメモリ内に用意する。キュー(916−1〜916−n)は、イベント・データを一時的にキューイングするために使用される。当該キュー(916−1〜916−n)は、イベントに対応する変更管理情報、当該変更管理情報の受信者、又はそれらの組み合わせに関連付けられている。例えば、キューは、ワーク・アイテムの識別子と、ワーク・アイテムの属性である受信者とをキーとして生成されうる。ワーク・アイテムの同じ識別子について複数の受信者が存在する場合があるので、キュー処理手段(915)は、ワーク・アイテムの同じ識別子に対応付けられた複数のキューを生成しうる。
キュー処理手段(915)は、キューをキュー集合により管理する。キュー処理手段(915)は、イベント・データが格納されるキューに転送時期が設定されていない場合、イベント・データに設定された転送時期をキューに設定する。また、キュー処理手段(915)は、イベント・データが格納されるキューに転送時期が設定されている場合において、当該イベント・データに設定された転送時期が上記キューに設定された転送時期よりも早いことに応じて、上記キューに設定された転送時期を当該イベント・データに設定された転送時期に更新する。
キュー処理手段(915)は、送信手段(917)が上記1つの通知をクライアント(901−1〜901−n、及び903−1〜903−n)に送信することに応じて、空になったキューをメモリから消去しうる。メモリ・コストの節約のためである。
送信手段(917)は、キュー内に格納されたイベント・データ通知に設定された転送時期の最も早い時期が到来することに応じて、キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として受信者である少なくとも1つのクライアント(903−1〜903−n)に送信する。送信手段(917)は、例えば、キューに設定された転送時期に、当該キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として、キューに関連付けられた少なくとも1の受信者のクライアント(903−1〜903−n)に送信しうる。または、送信手段(917)は、例えば、キュー内に格納されたイベント・データに個々に設定された転送時期のうち最も早い時期が到来することに応じて、当該キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として、キューに関連付けられた少なくとも1の受信者のクライアント(903−1〜903−n)に送信しうる。
クライアント(901−1〜901−n)は、サーバ(902)とネットワークを介して接続されうる。クライアント(901−1〜901−n)は、イベントの発生を伴うアプリケーションを実装することが可能であり、当該イベントの発生に応じて、サーバ(902)に当該イベントに対応する通知を送信する。ただし、クライアント(901−1〜901−n)が、クライアント(903−1〜903−n)の機能を兼ね備えることもありうる。クライアント(901−1〜901−n)のユーザは、アジャイル開発において、例えば、チーム・リーダ又はスクラム・マスタとも呼ばれうる。
クライアント(903−1〜903−n)は、サーバ(902)とネットワークを介して接続されうる。クライアント(903−1〜903−n)は、サーバ(902)から、イベント・データについての1つの通知を受信する。ただし、クライアント(903−1〜903−n)が、クライアント(901−1〜901−n)の機能を兼ね備えることもありうる。クライアント(903−1〜903−n)のユーザは、アジャイル開発において、例えば、チーム・メンバ又はスクラム・メンバとも呼ばれうる。
図10は、本発明の実施態様に従い、イベントの通知を含むイベント・データをサーバに用意されたキューに格納する処理のフロー・チャートを示す。
ステップ1001では、サーバ(902)は、イベント・データをサーバに用意されたキューに格納する処理を開始する。
ステップ1002では、受信手段(911)は、クライアント(901−1〜901−n)からの入力を検知する。当該入力の検知は、クライアント(901−1〜901−n)から、イベントに対応する通知を受信手段(911)が受信することによって行われうる。当該通知は、イベント情報(例えば、ユーザによって編集されたレコードの属性の名前の及びその値)を含む。受信手段(911)は、当該通知をイベント・データ生成手段(912)に渡す。
ステップ1003では、イベント・データ生成手段(912)は、イベント情報に対応するワーク・アイテムIDを格納するリポジトリから、当該通知に対応するワーク・アイテムIDを取得する。そして、イベント・データ生成手段(912)は、当該ワーク・アイテムIDに対応し且つサーバ(902)のリポジトリに格納されているレコードに前記通知による変更が加わる際の当該レコードと変更との差分を検出して、前記通知に対応するイベント・データを作成する。
ステップ1004では、イベント・データ生成手段(912)は、キュー集合(916−1〜916−n)に、上記取得されたワーク・アイテムIDに関連付けられた、受信者のキューが存在するかどうかを確認する。上記キューが存在する場合、イベント・データ生成手段(912)は、プロファイル判定手段(913)に処理を渡し、ステップ1005に進める。一方、上記キューが存在しない場合、イベント・データ生成手段(912)は、キュー処理手段(915)に処理を渡し、ステップ1006に進める。
ステップ1005では、イベント・データ生成手段(912)は、プロファイルを用いて、イベント・データを評価する。すなわち、イベント・データ生成手段(912)は、イベント・データが当該イベント・データのイベントに関連付けられたプロファイル中の条件式とマッチするかどうかを判定する。マッチする場合、イベント・データ生成手段(912)は、当該マッチした条件に関連付けられた転送時期及び任意的に重要度をイベント・データ生成手段(912)に渡す。そして、イベント・データ生成手段(912)は、当該転送時期及び任意的に重要度をイベント・データに追加して、当該イベント・データを更新する。イベント・データ生成手段(912)は、当該更新したイベント・データをキュー処理手段(915)に渡す。なお、ステップ1005の詳細を、図12A及び図12Bにおいて更に説明する。
ステップ1006では、キュー処理手段(915)は、上記取得されたワーク・アイテムIDに関連付けられた、受信者のキューを作成する。そして、キュー処理手段(915)は、当該作成されたキューをキュー集合に追加する。キューをキュー集合に追加後に、キュー処理手段(915)は、イベント・データ生成手段(912)に処理を渡し、ステップ1005に進める。なお、ステップ1006の詳細を、図13において更に説明する。
ステップ1007では、キュー処理手段(915)は、イベント・データを当該イベントに対応するキューに格納する。
ステップ1008では、サーバ(902)は、イベント・データをキューに格納する処理を終了する。
図11は、本発明の実施態様に従い、キュー中のイベント・データを1つの通知として受信者に送信する処理のフロー・チャートを示す。
図11Aは、上記処理の全体フローを示す。
ステップ1101では、送信手段(917)は、キュー内に格納されたイベント・データに設定された転送時期の最も早い時期が到来するまで待機する。
ステップ1102では、送信手段(917)は、キュー内に格納されたイベント・データに設定された転送時期の最も早い時期が到来することに応じて、キュー内のイベント・データを1つの通知にまとめて、当該1つの通知をキューに関連付けられた受信者のクライアントに送信する。ステップ1102の詳細は、図11Bにおいてさらに説明する。
ステップ1103では、送信手段(917)は、上記1つの通知を送信したことに応じて、キューに設定されたタイマーを初期状態にセットする。
図11Bは、図11Aのステップ1102の詳細なフローを示す。
ステップ1111では、送信手段(917)は、キュー中のイベント・データを送信するための処理を開始する。
ステップ1112では、送信手段(917)は、キュー集合に選択されていないキューが存在するかどうかを確認する。キュー集合に選択されていないキューが存在する場合、送信手段(917)は、処理をステップ1113に進める。一方、キュー集合に選択されていないキューが存在しない場合、送信手段(917)は、処理をステップ1116(終了操作)に進める。
ステップ1113では、送信手段(917)は、選択されていないキューをキュー集合から選択する。
ステップ1114では、送信手段(917)は、現在時刻が、ステップ1113で選択されたキューに設定された転送時期よりも後であるかどうかを判定する。現在時刻が上記キューに設定された転送時期よりも後である場合、送信手段(917)は、処理をステップ1115に進める。一方、現在時刻が上記キューに設定された転送時期よりも後でない場合、送信手段(917)は、処理をステップ1112に戻す。
ステップ1115では、送信手段(917)は、キュー内に格納されたイベント・データに設定された転送時期の最も早い時期が到来することに応じて、キュー内のイベント・データを1つの通知にまとめて、当該1つの通知をキューに関連付けられたクライアント(受信者)に送信する。1つの通知を送信後に、送信手段(917)は、処理をステップ1112に戻す。
ステップ1116では、送信手段(917)は、選択されていないキューが存在しないために、キュー中のイベント・データを送信するための処理を終了する。
図12Aは、図10のステップ1005において、プロファイルを用いてイベント・データを評価する処理の詳細なフロー・チャートを示す。
ステップ1201では、プロファイル判定手段(913)は、プロファイルを使用してイベント・データを評価する処理を開始する。
ステップ1202では、プロファイル判定手段(913)は、イベント・データ生成手段(912)からイベント・データを受け取り、イベント・データが、当該イベント・データのイベントに関連付けられたユーザ・プロファイル中の条件式とマッチするかどうかを判定するために、プロファイル記憶手段(914)からユーザ・プロファイルを取り出し参照する。
ステップ1203では、プロファイル判定手段(913)は、上記イベント・データにマッチする条件式が上記取り出したユーザ・プロファイル中に存在するかどうかを判定する。プロファイル判定手段(913)は、マッチする条件式がユーザ・プロファイル中に存在する場合、処理をステップ1206に進める。一方、マッチする条件式がユーザ・プロファイル中に存在しない場合、別のプロファイルを参照するために、処理をステップ1204に進める。
ステップ1204では、プロファイル判定手段(913)は、イベント・データが、当該イベント・データのイベントに関連付けられたプロジェクト・プロファイル中の条件式とマッチするかどうかを判定するために、プロファイル記憶手段(914)からプロジェクト・プロファイルを取り出し参照する。
ステップ1205では、プロファイル判定手段(913)は、上記イベント・データにマッチする条件式が上記取り出したプロジェクト・プロファイル中に存在するかどうかを判定する。プロファイル判定手段(913)は、マッチする条件式がプロジェクト・プロファイル中に存在する場合、処理をステップ1206に進める。一方、マッチする条件式がユーザ・プロファイル中に存在しない場合、処理をステップ1207に進める。
ステップ1206では、プロファイル判定手段(913)は、マッチする条件式に対応するプロファイル情報(転送時期、及び任意的に重要度)をイベント・データに追加する。
ステップ1207では、プロファイル判定手段(913)は、マッチする条件式がプロジェクト・プロファイル中に存在しないので、デフォルトのプロファイル情報をイベント・データに追加する。デフォルトのプロファイル情報は当業者が適宜設定しうる。デフォルトのプロファイル情報は、例えば、転送時期が「毎朝8時」であり、重要度は「低い」である。
ステップ1208では、プロファイル判定手段(913)は、プロファイルを使用してイベント・データを評価する処理を終了する。
図12Bは、図10のステップ1005において、プロファイルを用いてイベント・データを評価する処理の詳細なフロー・チャートを示す。
図12Bに示すフロー・チャートは、図12Aのステップ1202とステップ1204とが逆になっている点以外は、同じである。従って、図12Bの各ステップの説明は省略する。
なお、プロファイル判定手段(913)は、ステップ1212とステップ1214とを同時に実行しうる。この場合、プロファイル判定手段(913)は、ステップ1213とステップ1215とをまた同時に実行しうる。
図13は、図10のステップ1006において、イベント・データをキューへ追加する処理の詳細なフロー・チャートを示す。
ステップ1301では、キュー処理手段(915)は、キュー中にイベント・データを追加する処理を開始する。
ステップ1302では、キュー処理手段(915)は、イベント・データのプロファイル情報から転送時期を取得する。
ステップ1303では、キュー処理手段(915)は、イベント・データの転送時期が、キューに設定された転送時期よりも早いかどうかを判定する。イベント・データの転送時期がキューに設定された転送時期よりも早い場合、キュー処理手段(915)は、処理をステップ1304に進める。一方、イベント・データの転送時期がキューに設定された転送時期よりも早くない場合、キュー処理手段(915)は、処理をステップ1305に進める。
ステップ1304では、キュー処理手段(915)は、イベント・データの転送時期がキューに設定された転送時期よりも早いことに応じて、キューの転送時期を、イベント・データの転送時期で更新する。
ステップ1305では、キュー処理手段(915)は、ステップ1304の処理に応じて、イベント・データを当該イベントに対応するキューに格納する。
ステップ1306では、キュー処理手段(915)は、キュー中にイベント・データを追加する処理を終了する。
図14は、本発明の実施態様に従い、キュー中の複数のイベント・データを1つの通知(サマリ・メール)にまとめる態様を示す。
1つの通知(1401)では、重要度の高いイベント・データのイベント内容(1403)が重要度の低いイベント・データのイベント内容(1402)よりも強調(大きいフォント)されて表示されている。強調表示の方法は、フォント・サイズの大小だけでなく、異なる色若しくはフォントによる強調、リッチ・テキストによる強調、又はタグ・クラウドによる強調方法を採用しうる。
1つの通知(1411)では、重要度の高いイベント・データのイベント内容(1404)が重要度の低いイベント・データのイベント内容(1412及び1413)よりも強調(大きいフォント)されて表示されている。また、重要度の低いイベント・データのイベント内容(1412及び1413)のうち、イベント内容(1412)は当該通知(1411)内に表示されていず、その代わりに、内容を格納した場所を示すリンクが当該通知(1411)内に張られている。リンクを採用することで、オリジナルのイベント・データは例えばサーバに格納して確保しておき、一方メール転送量の削減を図ることが可能である。
1つの通知(1424)では、イベント・データ1(Ev1)のイベント内容(状態遷移を示す)(1422)及びイベント・データ(Ev2)のイベント内容(状態遷移を示す)(1423)がまとめられて表示されている。このように状態遷移をまとめることで、中間情報を除き、チーム・メンバに必要な、例えば最初と最後の情報のみを送信することが可能になる。

Claims (20)

  1. サーバ・コンピュータ(以下、「サーバ」という)と当該サーバにネットワークを介して接続された複数のクライアント・コンピュータ(以下、「クライアント」という)とを含むネットワーク環境において、イベントの通知を送信する方法であって、前記サーバが、
    イベントの発生に応じて当該イベントに対応する通知を記憶装置内に受信するステップと、
    前記受信した通知から生成されるイベント・データが前記イベントに関連付けられたプロファイル中の条件式とマッチする場合に、当該イベント・データを、当該イベントに対応する変更管理情報及び当該変更管理情報の受信者の少なくとも1つに関連付けられたキューに格納するステップであって、前記プロファイルに基づいて前記イベント・データに転送時期を設定するステップを含む、前記格納するステップと、
    前記キュー内に格納されたイベント・データに個々に設定された転送時期の最も早い時期が到来することに応じて、前記キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として前記受信者のクライアントに送信するステップと
    を実行することを含み、
    前記設定するステップが、
    前記イベント・データが格納される前記キューに転送時期が設定されている場合において、前記イベント・データに設定された転送時期が前記キューに設定された転送時期よりも早いことに応じて、前記キューに設定された転送時期を前記イベント・データに設定された転送時期に更新するステップ
    を含む、
    前記方法。
  2. 前記設定するステップが、
    前記イベント・データが格納されるキューに転送時期が設定されていない場合、前記イベント・データに設定された転送時期を前記キューに設定するステッ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信するステップが、前記キューに設定された転送時期に行われる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記設定するステップが、前記プロファイルに基づいて前記イベント・データに重要度を設定するステップをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記1つの通知が、(1)高い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容と、(2)低い重要度を設定されたイベント・データを格納する場所を示すリンク、低い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容を要約した内容、又は、前記低い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容と、当該低い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容が前記高い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容よりも小さく表示されるように設定する属性とを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記1つの通知が、高い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容と、当該高い重要度を設定されたイベント・データのイベント内容が強調表示されるように設定する属性とを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記1つの通知が、複数のイベント・データのイベント内容を要約した内容を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記キューが、前記イベントに対応する変更管理情報と少なくとも1の前記受信者とに関連付けられている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記格納するステップが、前記イベント・データを、複数のキューに格納するステップをさらに含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記送信するステップが、前記1つの通知を前記キューに関連付けられた複数の受信者の各クライアントに送信するステップを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記格納するステップが、
    前記イベントに対応する変更管理情報のキューがないことに応じて、当該イベントに対応する変更管理情報のキューをメモリ内に用意するステップ
    をさらに含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記プロファイルが、前記受信者のユーザ・プロファイル、プロジェクト・プロファイル、又はそれらの組み合わせである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記プロファイルが前記受信者のユーザ・プロファイルであり、当該ユーザ・プロファイルが、電子カレンダに関連付けられた少なくとも1つの条件式、及び当該条件式に関連付けられた転送時期を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記プロファイルがプロジェクト・プロファイルであり、当該プロジェクト・プロファイルが、プロジェクトに関連付けられた少なくとも1つの条件式、及び当該条件式に関連付けられた転送時期を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記プロファイルがプロジェクト・プロファイルであり、当該プロジェクト・プロファイルが、電子カレンダに関連付けられた少なくとも1つの条件式、及び当該条件式に関連付けられた転送時期を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記プロジェクト・プロファイルが、前記条件式に関連付けられた重要度をさらに含む、請求項14又は15に記載の方法。
  17. イベントの通知を送信するサーバ・コンピュータ(以下、「サーバ」という)であって、当該サーバは、ネットワークを介して複数のクライアント・コンピュータ(以下、「クライアント」という)に接続されることができ、前記サーバが、
    イベントの発生に応じて当該イベントに対応する通知を受信する受信手段と、
    前記受信した通知から生成されるイベント・データが前記イベントに関連付けられたプロファイル中の条件式とマッチする場合に当該イベント・データを格納し、且つ当該イベントに対応する変更管理情報及び当該変更管理情報の受信者の少なくとも1つに関連付けられているキューであって、当該キューに格納されたイベント・データは、前記プロファイルに基づいて設定された転送時期を有する、前記キューと、
    前記キュー内に格納されたイベント・データに個々に設定された転送時期の最も早い時期が到来することに応じて、前記キュー内に格納された全てのイベント・データを1つの通知として前記受信者のクライアントに送信する送信手段と
    を備えており、
    前記設定することが、
    前記イベント・データが格納される前記キューに転送時期が設定されている場合において、前記イベント・データに設定された転送時期が前記キューに設定された転送時期よりも早いことに応じて、前記キューに設定された転送時期を前記イベント・データに設定された転送時期に更新すること
    を含む、
    前記サーバ。
  18. 前記設定することが、
    前記イベント・データが格納されるキューに転送時期が設定されていない場合、前記イベント・データに設定された転送時期を前記キューに設定するこ
    を含む、請求項17に記載のサーバ。
  19. 前記サーバが、変更管理システム、タスク管理システム、プロジェクト管理システム、品質管理システム、バグ管理システム、障害管理システム、又はトラック管理システムのサーバである、請求項17又は18に記載のサーバ。
  20. コンピュータに、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法の各ステップを実行させるコンピュータ・プログラム。
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