JP5712809B2 - 通信方法、通信システム、中央装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信方法、通信システム、中央装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、センサが取得したデータを端末装置を介して中央装置へ送信する通信方法、通信システム、中央装置及びコンピュータプログラムに関する。
最近、携帯電話機やスマートフォンなどの携帯型の端末装置には、加速度センサ、地磁気センサなどのセンサが搭載されたものが存在する。例えば、加速度センサや地磁気センサを利用して、端末装置を所持する者(ユーザ)の移動を検出することにより、GPS(Global Positioning System)が使用できない屋内、地下等においてユーザの位置を測定することができる。各ユーザが所持する端末装置のセンサにてセンシングしたデータを中央装置へ送信し、中央装置にて蓄積して解析することにより、各ユーザの行動を把握することが可能となる。
上述したセンサは、ユーザによってどのように携帯されるかによって、取得するデータが異なることが多い。そこで、ユーザがセンサを一定の状態で携帯できるように、センサ部分を端末装置(親機)から分離し、独立した装置(子機)として構成したものが知られている(例えば、特許文献1等を参照)。
センサを有する子機側が取得したデータは、例えば、ブルートゥース(登録商標)による無線通信により、親機側へ送信される。親機側は、3G携帯電話網や無線LANなどの無線通信を利用して、子機側から取得したデータを中央装置へ送信することができる。
特開2007−150904号公報 特開2010−66854号公報 特開2009−193315号公報 特開2006−41633号公報 特開2001−36459号公報 特開2009−111455号公報 特開2003−33235号公報 特開2003−32263号公報
端末装置の本来の機能を有する親機と、センシング機能を有する子機とに分離した場合、両者を独立して駆動するために、親機及び子機の双方にバッテリを搭載する。親機側には、ディスプレイなどの消費電力が大きい電子部品が搭載されることが多いため、使い方によっては親機側と子機側との間で電力消費に差が発生する。そのため、子機側にはバッテリ残量が十分あるにも関わらず、親機側にバッテリ切れが発生し、子機側で取得したデータを親機側を介して中央装置へ送信することができない場合がある。
本願の一側面として、センサからのデータを無線通信により中継する端末装置のバッテリ残量が少ない場合に、この端末装置の消費電力を抑えつつ、代替の中継経路を確保することを目的とする。
本願の通信方法は、中央装置と複数の端末装置とが第1通信方式を利用して通信を行う通信方法において、各端末装置は、前記第1通信方式と異なる第2通信方式の無線通信を用いてデータを送信するデータ送信装置と前記第2通信方式による通信接続を行い、自装置を識別する識別情報、位置情報及びバッテリ情報を前記中央装置へ送信し、前記中央装置は、端末装置から送信される識別情報、位置情報及びバッテリ情報を受信し、受信した位置情報及びバッテリ情報を、識別情報に関連付けて記憶部に記憶し、前記記憶部が記憶する端末装置のバッテリ情報を参照して、バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在するか否かを判断し、バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在する場合、該端末装置と所定距離範囲内に存在する他の端末装置の識別情報を、前記記憶部が記憶する端末装置の位置情報を参照して検索し、検索された識別情報により識別される他の端末装置に対し、バッテリ残量が所定値以下と判断された端末装置の識別情報と共に、データ送信装置を探索させ、探索されたデータ送信装置と通信接続させる指示を送信することを特徴とする。
一態様においては、センサからのデータを無線通信により中継する端末装置のバッテリ残量が少ない場合に、この端末装置の消費電力を抑えつつ、代替の中継経路を確保することができる。
本実施の形態に係る通信システムの全体構成を示す模式図である。 中央装置、端末装置及びデータ送信装置の機能的構成を説明するブロック図である。 端末管理DBの一例を示す模式図である。 端末装置に対して送信する探索・接続開始指示の一例を示す図である。 データ送信装置に送信する命令の一例を示す図である。 中央装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 データ送信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 中央装置が実行する処理手順の一例を説明するフローチャートである。 端末装置が実行するデータ送信装置との接続手順の一例を説明するフローチャートである。 端末装置が実行する通信手順の一例を説明するフローチャートである。 中央装置から探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を受信した場合に端末装置が実行する処理の手順の一例を説明するフローチャートである。 接続管理テーブルの一例を示す模式図である。 データ送信装置が通信接続を行う際に実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 センシングデータの送信手順の一例を示すフローチャートである。 探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を受信した場合にデータ送信装置が実行する処理の手順の一例を説明するフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本実施の形態に係る通信システムの全体構成を示す模式図である。本実施の形態に係る通信システムは、中央装置10、端末装置20a,20b,20c,…、及びデータ送信装置30a,30b,30c,…を含む。端末装置20a,20b,20c,…は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型コンピュータ等の通信機能を有する情報端末である。データ送信装置30a,30b,30c,…は、後述するように、各種データをセンシングする機能及び通信機能を備えた装置である。中央装置10は、端末装置20a,20b,20cを介してデータ送信装置30a,30b,30cから送信されるデータを蓄積するためのサーバ装置である。
端末装置20a及びデータ送信装置30aは、ある特定のユーザ(例えば、ユーザA)によって所持されるバッテリ駆動の装置である。データ送信装置30aは、後述するように周囲環境に関するデータをセンシングし、得られたデータを、端末装置20aを介して中央装置10へ送信するように構成されている。
他の組の端末装置及びデータ送信装置についても同様であり、例えば、端末装置20b及びデータ送信装置30b、端末装置20c及びデータ送信装置30cの組は、それぞれユーザB、ユーザCによって所持されるバッテリ駆動の装置であり、データ送信装置30b,30cが取得したデータは、それぞれ端末装置20b,20cを介して中央装置10へ送信するように構成されている。
端末装置20a及びデータ送信装置30aには、他の組の端末装置及びデータ送信装置と識別するための識別情報(例えば、1234)が割り当てられているものとする。同様に、端末装置20b及びデータ送信装置30bには、識別情報として「1235」が割り当てられ、端末装置20c及びデータ送信装置30cには、識別情報として「1236」が割り当てられているものとする。
これらの識別情報は、端末装置20a,20b,20c,…及びデータ送信装置30a,30b,30cに予め記憶されているか、または互いに最初に通信を行った際に端末装置20a,20b,20c,…が設定するものとする。
なお、以下の説明において、端末装置20a,20b,20c,…を区別して説明する必要がない場合、端末装置20と記載することとする。また、データ送信装置30a,30b,30c,…を区別して説明する必要がない場合、データ送信装置30と記載することとする。
中央装置10と端末装置20との間では、第1通信方式を採用した無線通信により通信を行う。第1通信方式として、例えば、W−CDMA、CDMA2000などのIMT−2000の規格に準拠した通信方式、無線LANなどの通信方式が用いられる。なお、中央装置10と端末装置20との間で直接的に無線通信を行う必要はなく、中央装置10と端末装置20との間の通信経路にルータ、基地局などの中継装置(不図示)が含まれていてもよい。この場合、端末装置は、中継装置と第1通信方式による無線通信を行い、中継装置を介して中央装置10と通信を行う。
端末装置20とデータ送信装置30との間では、第1通信方式とは異なる第2通信方式を採用した無線通信により通信を行う。第2通信方式として、例えば、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)、ジグビー(Zigbee:登録商標)などの通信方式が用いられる。
第2通信方式による無線通信は、第1通信方式の無線通信と比較して、低消費電力を優先した近距離の無線通信である。また、第2通信方式による無線通信は、通信接続時に外部から指示を与えた場合、通信可能な相手側の通信装置を探索することを特徴の1つとしている。すなわち、第2通信方式による無線通信は、第1通信方式による無線通信と異なり、通信接続時に、外部から指示が与えられることなく自発的に通信可能な相手側の通信装置を探索しないように構成されている。
以下では、第2通信方式による無線通信を近距離無線通信と記載し、第1通信方式による無線通信とは区別して説明を行う。
データ送信装置30は、自装置の周辺環境に関するデータをセンシングするセンサ部31を備える(図2を参照)。このセンサがセンシングするデータの種類は任意であり、例えば、データ送信装置30の位置を表す経度及び緯度などのデータが含まれる。また、データ送信装置30を所持するユーザの行動、動作、健康状態等を表す加速度、体温、血圧値、心拍数などのデータが含まれていてもよい。また、データ送信装置30の周辺環境の状態を表す気温、湿度、映像、音声などのデータが含まれていてもよい。
データ送信装置30は、センサ部31によってセンシングしたデータを、自装置に割り当てられている識別情報と共に、近距離無線通信により端末装置20へ送信する。
端末装置20は、データ送信装置30から送信されるデータ及び識別情報を受信し、受信したデータ及び識別情報を、第1通信方式による無線通信を利用して中央装置10へ送信する。中央装置10は、端末装置20より送信されるデータを受信し、このデータをセンシングしたデータ送信装置30の識別情報に対応付けてデータを蓄積する。
また、端末装置20は、自装置の位置を示す位置情報、及び自装置のバッテリ残量を示すバッテリ情報を取得する。データ送信装置30から送信されてくるデータにデータ送信装置30の位置を表すデータが含まれる場合には、前記位置情報に代えて、データ送信装置30の位置情報を用いてもよい。
端末装置20は、取得した自装置又はデータ送信装置30の位置情報、及び自装置のバッテリ情報を、自装置の識別情報と共に、第1通信方式による無線通信を利用して中央装置10へ送信する。中央装置10は、端末装置20より送信される位置情報及びバッテリ情報を受信し、これらの情報の送信元である端末装置20の識別情報に対応付けて、受信した位置情報及びバッテリ情報を記憶する。
中央装置10は、記憶した個々の端末装置20のバッテリ情報を参照して、バッテリ残量が所定値以下である端末装置20が存在するか否かを判断する。バッテリ残量が所定値以下の端末装置20が存在する場合(例えば、端末装置20aとする)には、中央装置10は、個々の端末装置20の位置情報を参照して、端末装置20aと所定距離範囲内に存在する他の端末装置20を検索する。他の端末装置20が検索された場合(例えば、端末装置20bとする)には、中央装置10は、端末装置20bに対し、端末装置20aと近距離無線通信で通信を行っているデータ送信装置30aを探索させ、探索されたデータ送信装置30aと近距離無線通信による接続を開始させる指示(以下、探索・接続開始指示という)を送信する。このとき、端末装置20bと対象のデータ送信装置30aとの間で、探索及び接続が容易となるように、中央装置10は、それぞれに対して電波強度を高くする指示(以下、電波強度変更指示という)を送信してもよい。
探索・接続開始指示を受信した端末装置20bは、データ送信装置30aを探索する処理を行う。データ送信装置30aが探索された場合、端末装置20bは、データ送信装置30aとの近距離無線通信による接続を開始する。近距離無線通信により端末装置20b及びデータ送信装置30aの接続が確立した場合、データ送信装置30aは、送信すべきデータを、端末装置20bを経由して中央装置10へ送信することができる。
図2は中央装置10、端末装置20及びデータ送信装置30の機能的構成を説明するブロック図である。
データ送信装置30は、センサ部31、通信接続部32、データ送信部33、及び記憶部34を備える。
センサ部31は、データ送信装置30の周辺環境に関するデータをセンシングする。センサ部31がデータをセンシングするタイミングは、ユーザが適宜設定することができる。センサ部31がセンシングするデータの種類は、前述したように任意であるが、本実施の形態では、データ送信装置30の位置を表すデータをセンシングするものとして以下の説明を行う。
通信接続部32は、端末装置20と近距離無線通信による通信接続を行う。接続手順は、近距離無線通信の規格に準じる。例えば、データ送信装置30の通信接続部32は、他の装置(端末装置20)から探索される状態に設定しておき、端末装置20より探索された場合、データ送信装置30の通信接続部32及び端末装置20の通信接続部27の双方に同一の認証キーを入力することで接続を行う。データ送信装置30側の認証キーとしては、記憶部34の端末IDテーブル34aに記憶されている識別情報を用いることができ、通信接続部32が記憶部34の端末IDテーブル34aに記憶されている識別情報を読み出すことにより、認証キーの入力を行う。
データ送信部33は、通信接続部32にて接続した端末装置20に対し、センサ部31によってセンシングしたデータを近距離無線通信を利用して送信する。このとき、端末IDテーブル34aに記憶されている自装置の識別情報をデータと共に送信する。
記憶部34は、端末IDテーブル34a及び接続管理テーブル34bを備える。端末IDテーブル34aには、データ送信装置30を識別する識別情報が記憶される。この識別情報は、例えば、「1234」、「1235」、「1236」のような適宜の桁数を有する数値であり、本実施の形態では、近距離無線通信の通信相手を特定(ペアリング)するためにも利用される情報である。
接続管理テーブル34bには、端末IDテーブル34aに記憶されている識別情報と異なる識別情報を有する端末装置20と近距離無線通信の接続した場合に、当該端末装置20の識別情報が記憶される。
端末装置20は、データ受信部21、データ送信部22、取得部23、記憶部24、情報送信部25、探索部26、通信接続部27、及び電力モード制御部28を備える。
データ受信部21は、通信接続部27にて接続したデータ送信装置30から送信されるデータを受信する。
データ送信部22は、データ受信部21にて受信したデータを、このデータの送信元であるデータ送信装置30の識別情報と共に、第1通信方式による無線通信を利用して中央装置10へ送信する。データ送信部22は、データ受信部21にてデータを受信する都度、中央装置10へ送信する構成としてもよく、記憶部24にて一時的にデータを蓄積した後、定期的又は適宜のタイミングで中央装置10へ送信する構成としてもよい。
取得部23は、自装置(端末装置20)を識別する識別情報、自装置又は自装置と通信接続しているデータ送信装置30の位置を示す位置情報、及び自装置のバッテリ残量を示すバッテリ情報を取得する。
取得部23は、記憶部24の端末IDテーブル24aに記憶された識別情報を読み出すことにより、自装置を識別する識別情報を取得することができる。
また、取得部23は、データ受信部21にて受信したデータ(すなわち、データ送信装置30がセンシングしたデータ)に基づき、位置情報を取得する。取得部23が取得する位置情報は、他の端末装置20との相対位置が把握できる情報であれば十分であり、本実施の形態では、ある基準点を原点にとった直交座標系により表すことができる3次元座標(x,y,z)を位置情報として用いる。なお、端末装置20の取得部が、GPSを利用して緯度、経度、高度等の情報(自装置の位置情報)を取得するものであってもよい。
また、端末装置20は、図に示していないバッテリ残量検知部により自装置のバッテリ残量を検知する。取得部23は、バッテリ残量検知部により検知されたバッテリ残量に係る情報を取得する。
記憶部24は、端末IDテーブル24a、接続管理テーブル24b、位置情報記憶部24c、及びバッテリ情報記憶部24dを備える。
端末IDテーブル24aには、自装置(端末装置20)を識別する識別情報が記憶される。本実施の形態では、個々のユーザが一組の端末装置20及びデータ送信装置30を所持するようにしてあり、組となっている端末装置20及びデータ送信装置30には同一の識別情報が割り当てられる。端末装置20は、端末IDテーブル24aに記憶されている識別情報を用いることにより、ペアリングすべき通信相手(例えば、同じユーザにより所持されるデータ送信装置30)を探索し、近距離無線通信による通信接続を行うことができる。
接続管理テーブル24bには、近距離無線通信により接続した通信相手(データ送信装置30)の識別情報が記憶される。本実施の形態では、端末装置20のバッテリ残量が少なくなった場合、この端末装置20と接続しているデータ送信装置30は、他の端末装置20とペアリングを行い、他の端末装置20経由でデータを中央装置10へ送信するため、接続管理テーブル24bには、複数の端末装置20の識別情報が記憶されることもある。
位置情報記憶部24c及びバッテリ情報記憶部24dには、取得部23が取得した最新の位置情報及びバッテリ情報が記憶される。
情報送信部25は、取得部23が取得した情報(自装置の識別情報、位置情報、及びバッテリ情報)を、第1通信方式の無線通信により中央装置10へ送信する。上述した位置情報は、端末装置20及びデータ送信装置30を所持するユーザの移動に伴って適宜更新される情報である。また、バッテリ情報は、端末装置20の使用状況に応じて適宜更新される情報である。情報送信部25は、取得部23が取得した情報を定期的に中央装置10へ送信する構成としてもよく、位置情報が示す位置に変化が生じたタイミングで、位置情報を他の情報(識別情報及バッテリ情報)と共に送信する構成としてもよい。
探索部26は、データ送信装置30を探索する。端末装置20を所持するユーザの操作によって探索が指示された場合、探索部26は、端末IDテーブル24aに記憶されている識別情報と同一の識別情報を有するデータ送信装置30を探索する処理を行う。また、中央装置10から探索・接続開始指示が与えられた場合、中央装置10により指定されるデータ送信装置30を探索する処理を行う。
また、中央装置10から電波強度変更指示が与えられた場合、探索部26は、電波強度を高くする処理を行う。ブルートゥース(登録商標)では、電波強度がクラスにより規定されている。クラス1は、電波出力が100mW(到達距離は100m)、クラス2は、電波出力が2.5mW(到達距離は10m)、クラス3は、電波出力が1mW(到達距離は1m)に規定されている。
そこで、近距離無線通信としてブルートゥース(登録商標)を採用している場合、中央装置10から電波強度変更指示が与えられていない状態では、探索部26は、例えばクラス3の電波強度を設定してデータ送信装置30を探索する。データ送信装置30が探索された場合、端末装置20は、クラス3の電波強度を維持して通信接続を行い、データ送信装置30との通信を行う。
一方、中央装置10から電波強度変更指示が与えられた場合、探索部26は、例えばクラス2の電波強度を設定してデータ送信装置30を探索する。データ送信装置30が探索された場合、端末装置20は、クラス2の電波強度を維持して通信接続を行い、データ送信装置30との通信を行う。
通信接続部27は、探索部26が探索したデータ送信装置30と通信接続を行う。このとき、探索部26が探索したデータ送信装置30の通信接続部32及び端末装置20の通信接続部27の双方に同一の認証キーを入力することで接続を行う。端末装置20側の認証キーとしては、記憶部24の端末IDテーブル24aに記憶されている識別情報を用いることができ、通信接続部27が記憶部24の端末IDテーブル24aに記憶されている識別情報を読み出すことにより、認証キーの入力を行う。
電力モード制御部28は、端末装置20の電力モードを制御する。電力モードとして、端末装置20が省電力で動作する省電力モードを備えるものとする。例えば、後述するように、自装置と近距離無線通信を行っているデータ送信装置30が、他の端末経由でデータを中央装置10へ送信することとなった場合、電力モード制御部28は、省電力モードに移行させる。
中央装置10は、データ受信部11、情報受信部12、記憶部13、判断部14、検索部15、及び指示部16を備える。
データ受信部11は、端末装置20のデータ送信部22を通じて送信されるデータ及び識別情報を受信する。データ受信部11は、受信したデータ及び識別情報を時刻に対応付けて記憶部13内のデータ管理DB13aに記憶させる。なお、データ及び識別情報に対応付けて記憶させる時刻は、そのデータがデータ送信装置30によってセンシングされた時刻であることが望ましい。そのため、データ送信装置30がセンシングするデータには時刻情報が含まれていてもよい。
情報受信部12は、端末装置20の情報送信部25を通じて送信される情報(端末装置20の識別情報、位置情報、及びバッテリ情報)を受信する。情報受信部12は、情報を受信する都度、受信した情報を記憶部13内の端末管理DB13bに記憶させる。これにより、端末管理DB13bには、それぞれの端末装置20について最新の位置情報及びバッテリ情報が記憶されることになる。
図3は端末管理DB13bの一例を示す模式図である。端末管理DB13bは、端末装置20の識別情報、位置情報、及びバッテリ情報を関連付けて記憶する。図3に示す例では、「1234」の識別情報により識別される端末装置20aの位置が(100,150,10)の座標値により示され、バッテリ残量が10であることが示されている。同様に、「1235」の識別情報により識別される端末装置20bの位置は(101,140,10)の座標値により示され、バッテリ残量は96であることが示されている。また、「1236」の識別情報により識別される端末装置20cの位置は(200,145,10)の座標値により示され、バッテリ残量は99であることが示されている。
図2に示す中央装置10の判断部14は、上述したような端末管理DB13bに記憶されているバッテリ情報を参照し、バッテリ残量が所定値以下の端末装置20が存在するか否かを判断する。
検索部15は、バッテリ残量が所定値以下の端末装置20が存在すると判断部14が判断した場合、端末管理DB13bに記憶されている位置情報を参照し、バッテリ残量が所定値以下の端末装置20と所定距離範囲内に存在する端末装置20の識別情報を検索する。所定距離範囲内に存在する端末装置20が複数存在する場合、検索部15は、バッテリ残量が所定値以下の端末装置20と最も距離が近い端末装置20の識別情報を検索すればよい。
例えば、バッテリ残量に対する閾値(所定値)を10に設定している場合、図3に示す端末管理DB13bのバッテリ情報を参照すれば、バッテリ残量が10以下の端末装置として、識別情報「1234」により識別される端末装置20aが存在するので、検索部15は、この端末装置20aから所定距離範囲内に存在する端末装置20の識別情報を検索する。検索に用いる閾値(所定距離)を例えば50とした場合、図3に示す端末管理DB13bの位置情報を参照すれば、端末装置20a及び端末装置20bの距離は10.05であり、端末装置20a及び端末装置20cの距離は100.12であるので、検索部15は、端末装置20aから所定距離範囲内に存在する端末装置20の識別情報として、端末装置20bの識別情報「1235」を取得する。
指示部16は、検索部15が検索した識別情報により識別される端末装置20に対し、探索・接続開始指示を送信する。このとき、探索及び接続の対象のデータ送信装置30を指定するために、指示部16は、バッテリ残量が所定値以下と判断された端末装置20の識別情報を付加して、探索・接続開始指示を送信する。また、探索・接続開始指示を送信する端末装置20に対し、指示部16は、電波強度を高くする電波強度変更指示を送信してもよい。図4は端末装置20に対して送信する探索・接続開始指示の一例を示す図である。図4に示した例は、端末装置20に対して、識別情報が「1234」のデータ送信装置30(sensor)に接続することを指示し、かつ端末装置20の電波強度を高めることを指示する命令を表したものである。
また、指示部16は、探索される側のデータ送信装置30を探索待ちの状態に移行させるために、バッテリ残量が所定値以下とされた端末装置20に対し、その旨を指示する命令を送信する。このとき、指示部16は、検索部15が検索した識別情報(すなわち、バッテリ残量が所定値以下とされた端末装置20から最も近い位置に存在する端末装置20の識別情報)を付加した命令を送信する。中央装置10の通信相手は端末装置20であるため、前記命令を端末装置20に送信する構成としているが、前記命令の実行対象は端末装置20と近距離無線通信を行うデータ送信装置30である。そのため、端末装置20が前記命令を受信した場合、端末装置20は、近距離無線通信により前記命令を対象のデータ送信装置30へ送信する。図5はデータ送信装置30に送信する命令の一例を示す図である。図5に示した例は、データ送信装置30に対して、識別情報が「1235」の端末装置20(terminal)に接続することを指示し、かつデータ送信装置30の電波強度を高めることを指示する命令を表したものである。
図6は中央装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。中央装置10は、CPU101、ROM102、RAM103、第1通信インタフェース104、ハードディスクドライブ105、及び光ディスクドライブ106を備える。
ROM102には、上述したハードウェア各部の動作を制御するために必要な制御用プログラムが予め格納されている。また、ハードディスク105Dには、本願の通信方法を実現するためのコンピュータプログラムが予め格納されている。
CPU101は、適宜のタイミングでROM102又はハードディスク105Dに格納されているコンピュータプログラムをRAM103上に読み出し、実行することにより、上述したハードウェア各部の動作を制御し、全体として本願の通信方法を実現する装置として動作させる。
RAM103は、例えば、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、フラッシュメモリなどであり、CPU101によるコンピュータプログラムの実行時に発生する種々のデータ(例えば、各種パラメータ、判断結果、検索結果等)を一時的に記憶する。
第1通信インタフェース104は、第1通信方式による無線通信により、端末装置20と通信を行うためのインタフェースである。
ハードディスクドライブ105は、ハードディスク105Dに対してデータの書き込み、及びハードディスク105Dからのデータの読み出しを制御する。ハードディスクドライブ105は、通信インタフェース104にて受信した情報やデータ等をハードディスク105Dに書き込むことにより、ハードディスク105Dに各種情報を記憶させる。
光ディスクドライブ106は、光ディスク106Dに対してデータの書き込み、及び光ディスク106Dに記録されたデータの読み出しを制御する。なお、本実施の形態では、本願のコンピュータプログラムがハードディスク105Dに記憶されているものとするが、光ディスク106Dに記録された状態で提供されるものであってもよい。
なお、中央装置10は、ユーザによる操作及び文字入力を受付ける入力インタフェース、ユーザに報知する情報を表示するディスプレイを備えるものであってもよい。
中央装置10は、ハードディスク105Dに格納されたコンピュータプログラムをCPU101に実行させ、ROM102に格納された制御用プログラムに従ってハードウェア各部を制御することにより、図2に示すデータ受信部11、情報受信部12、記憶部13、判断部14、検索部15、及び指示部16による各処理を実行する。
図7は端末装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。端末装置20は、CPU201、ROM202、RAM203、第1通信インタフェース204、第2通信インタフェース205、入力インタフェース206、ディスプレイ207、及びバッテリ210を備える。
ROM202には、上述したハードウェア各部の動作を制御するために必要な制御用プログラムが予め格納されている。CPU201は、適宜のタイミングでROM202に格納されている制御プログラムをRAM203上に読み出し、実行することにより、上述したハードウェア各部の動作を制御し、全体として本願の端末装置として動作させる。
RAM203は、例えば、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、フラッシュメモリなどであり、CPU201によるコンピュータプログラムの実行時に発生する種々のデータ(例えば、各種パラメータ、ユーザにより入力された操作内容等)を一時的に記憶する。
第1通信インタフェース204は、第1通信方式による無線通信により、中央装置10と通信を行うためのインタフェースである。第2通信インタフェース205は、第2通信方式による無線通信(近距離無線通信)により、データ送信装置30と通信を行うためのインタフェースである。
入力インタフェース206は、例えば、キーボード、タッチパネルであり、ユーザによる操作及び文字入力を受付ける。ディスプレイ207は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの表示デバイスを備え、ユーザに報知する情報を表示する。
バッテリ210は、上述したハードウェア各部に電力を供給する。バッテリ210による供給電力は、CPU201によって制御される。CPU201は、必要に応じて省電力モードに移行させる制御等を行う。
図8はデータ送信装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。データ送信装置30は、CPU301、ROM302、RAM303、第2通信インタフェース304、センサ305、及びバッテリ310を備える。
ROM302には、上述したハードウェア各部の動作を制御するために必要な制御用プログラムが予め格納されている。CPU301は、適宜のタイミングでROM302に格納されている制御プログラムをRAM303上に読み出し、実行することにより、上述したハードウェア各部の動作を制御し、全体として本願のデータ送信装置として動作させる。
RAM303は、例えば、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、フラッシュメモリなどであり、CPU301によるコンピュータプログラムの実行時に発生する種々のデータ、センサ305がセンシングしたデータ等を一時的に記憶する。
第2通信インタフェース304は、第2通信方式による無線通信(近距離無線通信)により、端末装置20と通信を行うためのインタフェースである。
センサ305は、本実施の形態では、データ送信装置30の位置を示すデータをセンシングするためのセンサである。なお、位置データをセンシングするために複数のセンサを搭載する構成であってもよい。また、本実施の形態では、データ送信装置30の位置を示すデータをセンシングするセンサを搭載する構成としたが、ユーザの使用目的に応じて、その他の種類のデータをセンシングするセンサが搭載される構成であってもよい。
バッテリ310は、上述したハードウェア各部に電力を供給する。バッテリ310による供給電力は、CPU301によって制御される。
以下、中央装置10、端末装置20、データ送信装置30が実行する処理について説明する。
図9は中央装置10が実行する処理手順の一例を説明するフローチャートである。中央装置10の情報受信部12は、端末装置20から送信される識別情報、位置情報、及びバッテリ情報を受信し、受信した識別情報、位置情報、及びバッテリ情報を記憶部13の端末管理DB13bに記憶させる(ステップS11)。
次いで、中央装置10の判断部14は、端末管理DB13bに記憶されているバッテリ情報を参照し、バッテリ残量が所定値以下の端末装置20が存在するか否かを判断する(ステップS12)。バッテリ残量が所定値以下の端末装置20が存在しない場合(S12:NO)、判断部14は、処理をステップS11へ戻す。
バッテリ残量が所定値以下の端末装置20が存在すると判断した場合(S12:YES)、検索部15は、その端末装置20との距離を未計算の端末装置20が存在するか否かを判断する(ステップS13)。未計算の端末装置20が存在しない場合には(S13:NO)、検索部15は、処理をステップS11へ戻す。
未計算の端末装置20が存在する場合(S13:YES)、検索部15は、未計算の端末装置20の位置情報を端末管理DB13bから取得し(ステップS14)、端末装置間の距離を計算する(ステップS15)。
次いで、検索部15は、計算した端末装置間の距離が所定値以下であるか否かを判断する(ステップS16)。所定値以下であると判断した場合(S16:YES)、検索部15は、両端末装置の識別情報を端末管理DB13bから取得する(ステップS17)。このとき取得する識別情報は、一方は、バッテリ残量が所定値以下とされた端末装置20の識別情報であり、他方は、その端末装置20との距離が所定値以下と判断された端末装置20の識別情報である。
計算した端末装置間の距離が所定値以下でないと判断した場合(S16:NO)、検索部15は、処理をステップS13へ戻す。
次いで、指示部16は、検索部15が検索した識別情報により識別される端末装置20に対し、探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を送信する(ステップS18)。このとき、指示部16は、バッテリ残量が所定値以下と判断された端末装置20の識別情報を付加して、当該端末装置20と所定距離範囲内にある端末装置20に対し、探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を送信する。すなわち、図4に示すように、データ送信装置30に接続する指示、及び送信先の端末装置20の電波強度を高める指示を送信する。
また、指示部16は、探索される側のデータ送信装置30を探索待ちの状態に移行させるために、バッテリ残量が所定値以下とされた端末装置20に対し、その旨を指示する命令を送信する(ステップS19)。
以上の処理手順により、中央装置10は、バッテリ残量が所定値以下となった端末装置20と接続しているデータ送信装置30を探索待ちの状態に移行させることができると共に、その端末装置20と所定距離範囲内にある端末装置20に対し、前記データ送信装置30を探索させ、探索されたデータ送信装置30と通信接続させることができる。
図10は端末装置20が実行するデータ送信装置30との接続手順の一例を説明するフローチャートである。端末装置20の探索部26は、接続管理テーブル24bに記憶されている識別情報を参照し、未接続のデータ送信装置30が存在するか否かを判断する(ステップS21)。未接続のデータ送信装置30を識別する識別情報が接続管理テーブル24bに記憶されていない場合、探索部26は、未接続のデータ送信装置30が存在しないと判断し(S21:NO)、探索部26は、処理をステップS21へ戻す。
未接続のデータ送信装置30を識別する識別情報が接続管理テーブル24bに記憶されている場合、探索部26は、未接続のデータ送信装置30が存在すると判断し(S21:YES)、探索部26は、接続管理テーブル24bに記憶されている識別情報に基づき、未接続のデータ送信装置30を探索する(ステップS22)。データ送信装置30が探索された場合、通信接続部27が当該データ送信装置30と通信接続を行う(ステップS23)。
図11は端末装置20が実行する通信手順の一例を説明するフローチャートである。端末装置20のデータ受信部21は、データ送信装置30が近距離無線通信により送信するデータをデータ送信装置30の識別情報と共に受信する(ステップS31)。
次いで、取得部23は、自装置(端末装置20)を識別する識別情報、自装置又は自装置と通信接続しているデータ送信装置30の位置を示す位置情報、及び自装置のバッテリ残量を示すバッテリ情報を取得する(ステップS32)。このとき、取得部23は、記憶部24の端末IDテーブル24aに記憶された識別情報を読み出すことにより、自装置の識別情報を取得する。また、取得部23は、データ受信部21にて受信したデータ(すなわち、データ送信装置30がセンシングしたデータ)に基づき、位置情報を取得する。更に、取得部23は、図示しないバッテリ残量検知部により検知されたバッテリ残量に係る情報を取得する。
次いで、情報送信部25は、取得部23が取得した情報(自装置の識別情報、位置情報、及びバッテリ情報)を、第1通信方式の無線通信により中央装置10へ送信する(ステップS33)。
なお、端末装置20のデータ送信部22は、データ受信部21が受信したデータを中央装置10へ適宜送信する。
図12は中央装置10から探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を受信した場合に端末装置20が実行する処理の手順の一例を説明するフローチャートである。端末装置20が、中央装置10から送信される探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を識別情報と共に受信した場合(ステップS41)、端末装置20の探索部26は、それらの指示がデータ送信装置30に対する指示であるか否かを判断する(ステップS42)。データ送信装置30に対する指示であるか否かは、例えば、指示対象の装置種別が「terminal」であるか、又は「sensor」であるかを判断することによって区別することができる。
データ送信装置30に対する指示と判断した場合(S42:YES)、探索部26は、受信した探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を識別情報と共にデータ送信装置30に送信する(ステップS43)。
次いで、電力モード制御部28は、自装置(端末装置20)を省電力モードに移行させる(ステップS44)。また、電力モード制御部28は、データ送信装置30から省電力モードからの復帰指示を受信した場合(ステップS45)、省電力モードから復帰させる処理を行う(ステップS46)。
一方、ステップS42で、データ送信装置30に対する指示でないと判断した場合(S42:NO)、自装置に対する指示と判断し、探索部26は、電波強度を高くする処理を行う(ステップS47)。例えば、近距離無線通信としてブルートゥース(登録商標)を採用している場合、クラスを変更することによって電波強度を高くすることができる。自装置に対する指示である場合、探索・接続開始の対象のデータ送信装置30を指定する識別情報をステップS41で受信することになるため、探索部26は、ステップS41で受信した識別情報を接続管理テーブル24bに追加して記憶させる(ステップS48)。
図13は接続管理テーブル24bの一例を示す模式図である。図13(a)は、端末IDテーブル24aに記憶されている識別情報を基にデータ送信装置30と通信接続を行った状態を示している。すなわち、端末装置20が本来接続すべきデータ送信装置30の識別情報(例えば、1234)が記憶される。一方、図13(b)は、中央装置10から探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を受信した後の状態を示している。すなわち、中央装置10は接続すべきデータ送信装置30の識別情報と共に探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を送信するので、新たな接続先として、ステップS41で受信した識別情報(例えば、1235)が記憶される。
以上の処理により、端末装置20は、自装置のバッテリ残量が少ない場合に、データ送信装置30が送信すべきデータの送信経路として代替経路を確保することができる。
図14はデータ送信装置30が通信接続を行う際に実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。データ送信装置30の通信接続部32は、端末装置20と接続されているか否かを判断する(ステップS51)。何れの端末装置20にも接続されていないと判断した場合(S51:NO)、通信接続部32は、端末装置20から探索されることを待ち受ける探索待ちの状態に移行させる(ステップS52)。何れかの端末装置20に接続されている場合には(S51:YES)、本フローチャートによる処理を終了する。
次に、通信接続部32は、接続してきた端末装置20が、端末IDテーブル34aに記憶されている識別情報を有しているか否かを判断する(ステップS53)。接続してきた端末装置20が、接続管理テーブル34aに記憶されている識別情報を有していないと判断した場合(S53:NO)、通信接続部32は、処理をステップS51へ戻す。
接続してきた端末装置20が、接続管理テーブル34aに記憶されている識別情報を有している場合(S53:YES)、データ送信装置30は、接続してきた端末装置20と通信接続を行う(ステップS54)。
図15はセンシングデータの送信手順の一例を示すフローチャートである。データ送信装置30のセンサ部31は、定期的又は適宜のタイミングでデータのセンシングを行う(ステップS61)。次いで、データ送信部33は、接続管理テーブル34bに識別情報が記憶されているか否かを判断することにより、代替接続の端末装置20が存在するか否かを判断する(ステップS62)。
接続管理テーブル34bに識別情報が記憶されていない場合、データ送信部33は、代替接続の端末装置20が存在しないと判断し(S62:NO)、データ送信部33は、センシングしたデータ及び端末IDテーブル34aに記憶されている識別情報(すなわち、自装置の識別情報)を送信する(ステップS66)。この場合の送信先は、自装置と同一の識別情報を有する端末装置20である。
接続管理テーブル34bに識別情報が記憶されている場合、データ送信部33は、代替接続の端末装置20が存在すると判断する(S62:YES)。そして、通信接続部32は、代替の端末装置20との接続状態が維持されているか否かを判断し(ステップS63)、代替の端末装置20との接続状態が維持されている場合には(S63:YES)、データ送信部33が、センシングしたデータ及び端末IDテーブル34aに記憶されている識別情報(自装置の識別情報)を送信する(S66)。この場合の送信先は、中央装置10によって指定される代替の端末装置20となる。
代替接続の端末装置20との接続状態が維持されていないと判断した場合(S63:NO)、通信接続部32は、接続管理テーブル34bに記憶されている識別情報(すなわち、代替接続の端末装置20の識別情報)を削除し(ステップS64)、元の端末装置20(自装置と同一の識別情報を有する端末装置20)に対して省電力モードから復帰させる復帰指示を送信する(ステップS65)。
次いで、データ送信部33は、センシングしたデータ及び端末IDテーブル34aに記憶されている識別情報(自装置の識別情報)を送信する(ステップS66)。この場合の送信先は、自装置と同一の識別情報を有する端末装置20である。
図16は探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を受信した場合にデータ送信装置30が実行する処理の手順の一例を説明するフローチャートである。データ送信装置30は、中央装置10から送信される探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を、端末装置20を介して受信した場合(ステップS71)、通信接続部32は、電波強度の変更を行う(ステップS72)。このとき、通信接続部32は、電波強度を高くして、端末装置20からの探索を待ち受ける探索待ちの状態に移行させる(ステップS73)。
中央装置10は、探索・接続開始指示及び電波強度変更指示を送信する際、接続対象端末装置の識別情報を付加するので(例えば、図5を参照)、通信接続部32は、探索・接続開始指示及び電波強度変更指示に付加された識別情報を参照することにより、接続してきた端末装置20が中央装置10によって指示された端末装置20であるか否かを判断することができる(ステップS74)。
接続してきた端末装置20が中央装置10によって指示された端末装置20であると判断した場合(S74:YES)、通信接続部32は、中央装置10によって指示された端末装置20と通信接続を行い(ステップS75)、接続管理テーブル34bにその端末装置20の識別情報を記憶させる(ステップS76)。
接続してきた端末装置20が中央装置10によって指示された端末装置20でない場合には(S74:NO)、本フローチャートによる処理を終了する。
以上のように、本実施の形態では、端末装置20は、第1通信方式の無線通信と第2通信方式の無線通信(近距離無線通信)とを利用して、データ送信装置30からのデータを中央装置10へ中継することができる。中央装置10は、個々の端末装置20のバッテリ残量を監視しており、端末装置20のバッテリ残量が少ない場合には、この端末装置20と近距離にある別の端末装置20に対し、データの中継を代替させるための指示(探索・接続開始指示及び電波強度変更指示)を与える。よって、本実施の形態では、バッテリ残量が少なくなった端末装置20の消費電力を抑えつつ、代替の中継経路を確保することができる。
端末装置20は通常移動して利用するため、データ送信装置30により得られるセンシングデータを他の端末経由で送信しようとしても、どの端末経由にすればいいかを事前に決めておくことはできない。センシングデータを他の端末経由で送信しようとするときに、経由させるべき他の端末装置20を端末装置20間の無線通信により探索するのでは、常に端末装置20が探索のための通信を受け付けるか、又は逆に端末装置20が探索しなくてはいけないため、電力消費量が大きくなる。本願では、そのような探索による無駄な電力消費を抑制し、データ送信装置30によるセンシングデータを継続して中央装置10に送信することができる。
さらに、本実施の形態で説明したように、分離携帯端末の場合、端末装置20とデータ送信装置30とは、それぞれが接近した状態で使用される。したがって、通常状態では低い電波強度で互いに通信可能である。また、本願では、必要な場合にのみ高い電波強度を利用することで無駄な電力消費を抑える効果が得られる。
なお、本実施の形態では、中央装置10が探索・接続開始指示を送信する際に、電波強度変更指示を併せて送信する構成としたが、電波強度変更指示については省略することも可能である。
10 中央装置
11 データ受信部
12 情報受信部
13 記憶部
13a データ管理DB
13b 端末管理DB
14 判断部
15 検索部
16 指示部
20 端末装置
21 データ受信部
22 データ送信部
23 取得部
24 記憶部
24a 端末IDテーブル
24b 接続管理テーブル
24c 位置情報記憶部
24d バッテリ情報記憶部
25 情報送信部
26 探索部
27 通信接続部
28 電力モード制御部
30 データ送信装置
31 センサ部
32 通信接続部
33 データ送信部
34 記憶部
34a 端末IDテーブル
34b 接続管理テーブル

Claims (9)

  1. 中央装置と複数の端末装置とが第1通信方式を利用して通信を行う通信方法において、
    各端末装置は、
    前記第1通信方式と異なる第2通信方式の無線通信を用いてデータを送信するデータ送信装置と前記第2通信方式による通信接続を行い、
    自装置を識別する識別情報、位置情報及びバッテリ情報を前記中央装置へ送信し、
    前記中央装置は、
    端末装置から送信される識別情報、位置情報及びバッテリ情報を受信し、
    受信した位置情報及びバッテリ情報を、識別情報に関連付けて記憶部に記憶し、
    前記記憶部が記憶する端末装置のバッテリ情報を参照して、バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在するか否かを判断し、
    バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在する場合、該端末装置と所定距離範囲内に存在する他の端末装置の識別情報を、前記記憶部が記憶する端末装置の位置情報を参照して検索し、
    検索された識別情報により識別される他の端末装置に対し、バッテリ残量が所定値以下と判断された端末装置の識別情報と共に、データ送信装置を探索させ、探索されたデータ送信装置と通信接続させる指示を送信する
    ことを特徴とする通信方法。
  2. 記中央装置は、前記指示を送信する前記他の端末装置に対して電波強度を高くする指示を送信し、
    前記他の端末装置は、前記中央装置から電波強度を高くする指示を受信した場合、前記第2通信方式による無線通信を行う際の電波強度を高くする
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 記中央装置は、バッテリ残量が所定値以下と判断された端末装置に対してデータ送信装置の電波強度を高くする指示を送信し、
    前記端末装置は、自装置と第2通信方式による無線通信を行っているデータ送信装置に対し、前記指示を転送し、
    前記データ送信装置は、前記端末装置から転送される指示を受信した場合、前記第2通信方式による無線通信を行う際の電波強度を高くする
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信方法。
  4. 前記端末装置は、自装置と第2通信方式による無線通信を行っているデータ送信装置に対し、前記指示を送信した場合、より消費電力が少ないモードに移行することを特徴とする請求項3に記載の通信方法。
  5. 前記データ送信装置は、
    通信接続した端末装置から該端末装置の識別情報を取得して記憶部に記憶し、
    前記他の端末装置との通信接続が切断されたか否かを判断し、
    前記他の端末装置との通信接続が切断されたと判断した場合、前記記憶部を参照して、前記他の端末装置より先に接続していた端末装置に対して接続要求を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1つに記載の通信方法。
  6. 前記中央装置は、バッテリ残量が所定値以下である端末装置と最も距離が近い他の端末装置の識別情報を検索することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1つに記載の通信方法。
  7. 中央装置と、
    第1通信方式を利用して前記中央装置と通信可能な複数の端末装置と、
    前記第1通信方式と異なる第2通信方式の無線通信を用いてデータを送信するデータ送信装置と
    を備え、
    各端末装置は、
    データ送信装置を探索する探索部と、
    該探索部により探索されたデータ送信装置と前記第2通信方式による通信接続を行う通信接続部と、
    自装置を識別する識別情報、位置情報及びバッテリ情報を前記中央装置へ送信する情報送信部と
    を備え、
    前記中央装置は、
    端末装置から送信される識別情報、位置情報及びバッテリ情報を受信する情報受信部と、
    情報受信部にて受信した位置情報及びバッテリ情報を識別情報に関連付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する端末装置のバッテリ情報を参照して、バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在するか否かを判断する判断部と、
    該判断部が、バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在すると判断した場合、該端末装置と所定距離範囲内に存在する他の端末装置の識別情報を、前記記憶部が記憶する端末装置の位置情報を参照して検索する検索部と、
    該検索部により検索された識別情報により識別される他の端末装置に対し、バッテリ残量が所定値以下と判断された端末装置の識別情報と共に、データ送信装置を探索させ、探索されたデータ送信装置と通信接続させる指示を送信する指示部と
    を備える
    ことを特徴とする通信システム。
  8. 第1通信方式を利用して通信を行う複数の端末装置夫々から送信される端末装置の識別情報、位置情報及びバッテリ情報を受信する情報受信部と、
    受信した位置情報及びバッテリ情報を識別情報に関連付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する端末装置のバッテリ情報を参照して、バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在するか否かを判断する判断部と、
    該判断部が、バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在すると判断した場合、該端末装置と所定距離範囲内に存在する他の端末装置の識別情報を、前記記憶部が記憶する端末装置の位置情報を参照して検索する検索部と、
    該検索部により検索された識別情報により識別される他の端末装置に対し、バッテリ残量が所定値以下と判断された端末装置の識別情報と共に、前記第1通信方式と異なる第2通信方式の無線通信を用いてデータを送信するデータ送信装置を探索させ、探索されたデータ送信装置と通信接続させる指示を送信する指示部と
    を備えることを特徴とする中央装置。
  9. コンピュータに、
    第1通信方式を利用して通信を行う複数の端末装置夫々の識別情報、位置情報及びバッテリ情報を記憶する記憶部を参照して、バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在するか否かを判断し、
    バッテリ残量が所定値以下である端末装置が存在する場合、該端末装置と所定距離範囲内に存在する他の端末装置の識別情報を、前記記憶部が記憶する端末装置の位置情報を参照して検索し、
    検索された識別情報により識別される他の端末装置に対し、バッテリ残量が所定値以下と判断された端末装置の識別情報と共に、前記第1通信方式と異なる第2通信方式の無線通信を用いてデータを送信するデータ送信装置を探索させ、探索されたデータ送信装置と通信接続させる指示を出力する
    処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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