JP5711543B2 - 油圧アクチュエータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、航空機の翼に設けられた可動部を動かすための油圧アクチュエータシステムに関する。
航空機には、その飛行姿勢や飛行方向を変えたり、その受ける揚力を変えたりするための複数の可動部が翼に設けられる。当該可動部として、例えば主翼には、離着陸時に高揚力を発生させるためのフラップ、機体のローリングのためのエルロンが設けられる。これらの可動部を動かすための油圧アクチュエータとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
ここで、従来技術に係る油圧アクチュエータシステム100を図4に示している。図4に示したように、油圧アクチュエータシステム100は、航空機の翼に設けられた可動部を動かす複数の1系油圧アクチュエータ51(No.1系統アクチュエータ)および複数の2系油圧アクチュエータ52(No.2系統アクチュエータ)、ならびに、翼に対する可動部の角度などを検出するためのLVDT53(変位センサ)などを具備してなる。油圧アクチュエータ(51、52)、およびLVDT53は翼に配置される。
1系油圧アクチュエータ51と2系油圧アクチュエータ52とは、異なる油圧源に接続される。図示を省略するコントローラが、LVDT53などからの信号をもとに、1系油圧アクチュエータ51および2系油圧アクチュエータ52を制御する。なお、油圧アクチュエータを複数の系統に分けているのは、仮に1つの油圧源が故障したとしても、他の系統の油圧源で可動部を動かせるようにするためである。ここで、従来技術に係る油圧アクチュエータシステム100では、図4に示すように、1系油圧アクチュエータ51と2系油圧アクチュエータ52とを分けて、それぞれ、まとめて翼に配置している。
特開2000−65011号公報
1系油圧アクチュエータ51と2系油圧アクチュエータ52とは、異なる油圧源に接続されるため、1系油圧アクチュエータ51のピストンロッドの移動速度と、2系油圧アクチュエータ52のピストンロッドの移動速度との間にはどうしても差が生じてしまう。1系油圧アクチュエータ51と2系油圧アクチュエータ52とを同時に動作させると、ピストンロッドの移動速度の差により、油圧アクチュエータの動作が互いに干渉する。この現象は、Force Fightと呼ばれている。
前記したように、従来技術に係る油圧アクチュエータシステム100では、1系油圧アクチュエータ51と2系油圧アクチュエータ52とを分けて、それぞれ、まとめて配置しているため、翼および可動部へのForce Fightの影響が大きい。
一方で、航空機の翼を従来よりも薄くしたいというニーズがある。航空機の翼を単純に薄くすると翼の疲労強度が低下する。ここで、繰り返し動く油圧アクチュエータ(51、52)による翼および可動部へのForce Fightの影響を小さく抑えることができれば、翼の疲労強度低下をある程度許容することができる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、航空機の翼および可動部への油圧アクチュエータによるForce Fightの影響を従来よりも抑えることができる油圧アクチュエータシステムを提供することである。
本発明は、航空機の翼に設けられた可動部を動かすための油圧アクチュエータシステムであって、前記可動部に連結される複数の第1油圧アクチュエータおよび複数の第2油圧アクチュエータを備え、前記第1油圧アクチュエータは、前記翼に設けられるとともに第1油圧源に接続されており、前記第2油圧アクチュエータは、前記第1油圧アクチュエータと並列に前記翼に設けられるとともに第2油圧源に接続されており、複数の前記第1油圧アクチュエータと複数の前記第2油圧アクチュエータとが同じ可動部を動作させるように交互に配置されることを特徴とする、油圧アクチュエータシステムである。
この構成によると、第1油圧アクチュエータと第2油圧アクチュエータとを、航空機の翼の所定箇所に混在させて設けることにより、異なる油圧源に接続される油圧アクチュエータ同士の間隔が従来よりも小さくなる。ここで、力のモーメントは、力の大きさと距離とに比例して大きくなる。異なる油圧源に接続される油圧アクチュエータ同士の間隔が小さくなることで、同一の油圧原に接続される油圧アクチュエータを全てまとめて配置する場合(図4参照)に比して、翼および可動部へのForce Fightによるモーメントは小さくなる。すなわち、航空機の翼および可動部の疲労強度へのForce Fightの影響を従来よりも抑えることができる。
本発明によれば、航空機の翼および可動部への油圧アクチュエータによるForce Fightの影響を従来よりも抑えることができる油圧アクチュエータシステムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る油圧アクチュエータシステムの平面配置図である。 図1に示した油圧アクチュエータシステムの油圧回路図である。 図1に示したA−A断面図の拡大図である。 従来技術に係る油圧アクチュエータシステムの平面配置図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。
航空機には、その飛行姿勢や飛行方向を変えたり、その受ける揚力を変えたりするための複数の可動部が翼に設けられる。当該可動部として、例えば主翼には、離着陸時に高揚力を発生させるためのフラップ、機体のローリングのためのエルロンが設けられる。また、水平尾翼には、機首の上げ下げのためのエレベータが設けられ、垂直尾翼には機体のヨーイングのためのラダーが設けられる。これらの可動部は、翼に対する取り付け角が変化したり翼に対して並進移動したりするように変位可能に取り付けられており、このように変位させることで航空機の飛行姿勢や飛行方向を変えたり高揚力を発生させたりする。本発明の油圧アクチュエータシステム(油圧アクチュエータ)は、これらの可動部を動かすためのシステム(アクチュエータ)である。
(油圧アクチュエータシステムの構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る油圧アクチュエータシステム1の平面配置図である。図2は、図1に示した油圧アクチュエータシステム1の油圧回路図である。
図1に示すように、本実施形態の油圧アクチュエータシステム1は、7台の1系油圧アクチュエータ2(2a〜2g)と、7台の2系油圧アクチュエータ3(3a〜3g)と、変位センサであるLVDT4(差動トランス式変位計)とを具備してなる。なお、当然ながら、1系油圧アクチュエータ2(2系油圧アクチュエータ3)の数は、7台に限定されるものではない。
7台の1系油圧アクチュエータ2、7台の2系油圧アクチュエータ3、およびLVDT4は、航空機の翼5に設けられる。7台の1系油圧アクチュエータ2および2系油圧アクチュエータ3にそれぞれ取り付けられた連結用部材20に、例えばエルロンなどの可動部が取り付けられる。そして、7台の1系油圧アクチュエータ2および2系油圧アクチュエータ3で1枚の可動部(例えばエルロン)を動作させる。すなわち、図示を省略しているが、計14台の油圧アクチュエータ(2a〜2g、3a〜3g)が、1枚の可動部(例えばエルロン)に取り付けられる。なお、LVDT4は、油圧アクチュエータ(2、3)が取り付けられた可動部(例えばエルロン)の変位を検出するための変位センサである。
本実施形態では、1系油圧アクチュエータ2と2系油圧アクチュエータ3とを交互に並べて並列に配置している。すなわち、1系油圧アクチュエータ2と2系油圧アクチュエータ3とを相互に1つ飛ばし毎に並べて配置している。そして、並列に並べられた計14台の油圧アクチュエータ(2a〜2g、3a〜3g)の真ん中にLVDT4を配置している。
次に、図2に示したように、1系油圧アクチュエータ2(2a〜2g)は、いくつかの制御弁(スプール弁7、8など)を介して1系油圧ポンプP1(第1油圧源)に接続される。同様に、2系油圧アクチュエータ3(3a〜3g)は、いくつかの制御弁(スプール弁7、8など)を介して、1系油圧ポンプP1(第1油圧源)とは別の2系油圧ポンプP2(第2油圧源)に接続される。なお、図2中において、油圧アクチュエータ(2、3)、スプール弁(7、8)などの各要素を結ぶ実線は油の経路を示し、点線は電気信号の経路を示す。
コントローラ6は、LVDT4からの電気信号を受けてスプール弁7の弁位置を、位置7a〜位置7c間で制御することで、油圧アクチュエータ(2、3)のピストンロッド13を制御する。スプール弁7は、いわゆる方向切換弁である。例えば、1系油圧ポンプP1からの圧油は、スプール弁7、8を経由して1系油圧アクチュエータ2(2a〜2g)の一方の油室に供給される。これにより、ピストンロッド13が動くことで、1系油圧アクチュエータ2(2a〜2g)の他方の油室から排出された圧油は、スプール弁7、8を経由してタンクTに戻される(2系側についても同様)。
なお、例えば、1系油圧ポンプP1が故障すると、油圧が低下して1系側のスプール弁8の弁位置が、位置8aから、位置8bや位置8cに切り換わる。このとき、1系油圧アクチュエータ2(2a〜2g)は、2系油圧ポンプPで駆動される2系油圧アクチュエータ3(3a〜3g)の動きに従動する(2系側についても同様)。
なお、図2では、1系油圧ポンプP1に接続される1系側のスプール弁7と、2系油圧ポンプP2に接続される2系側のスプール弁7とを別のバルブとして示しているが、これらの2つのバルブを1つのバルブ(スプール弁)として構成してもよい(スプール弁8についても同様)。
(油圧アクチュエータの構造)
次に、図3および図1を参照しつつ、油圧アクチュエータ(2、3)の構造について説明する。なお、2系油圧アクチュエータ3の構造と1系油圧アクチュエータ2の構造は同じである。
図3に示すように、1系油圧アクチュエータ2は、シリンダ9と、シリンダ9の開口を封止する封止部材10と、シリンダ9の中に配置されるピストン11と、ピストン11の中空部に配置されるピストンロッド13とを有する。
(シリンダ)
シリンダ9は翼5に設けられる。本実施形態では、翼5の一部にシリンダ9が形成されている。すなわち、翼5自体に計14個のシリンダ9が形成されている。なお、必ずしも翼5自体にシリンダ9を形成する必要はなく、翼5とシリンダ9とを別体としてもよい。
シリンダ9は、その内部にピストン11を収容するシリンダ本体部9aと、シリンダ本体部9aから延在する可動部連結用部9bとから構成される。可動部連結用部9bは、シリンダ本体部9aから離れるにつれて厚みが増すように形成されており、その先端には連結用部材20を取り付けるための孔9b1が形成された取付部が設けられている。シリンダ本体部9aの下面と可動部連結用部9bの下面とは段差なく連続するように形成されている。
(封止部材)
シリンダ9の開口に嵌め込まれる封止部材10は、筒状の部材であって、外周にシールリング17が取り付けられ、内周にはシールリング18・19が取り付けられている。シリンダ9と封止部材10とでシリンダ室9cが区画形成される。
(ピストン)
ピストン11は、シリンダ9の内壁に沿って直線運動(前進・後退運動)する部材である。このピストン11は、中空とされており、外周がシリンダ9の内壁と摺動する有底(底部14a)のピストン本体部14と、ピストン本体部14から延在する筒状のロッド収容部15とで構成される。ピストン本体部14の外周にはシールリング16が取り付けられている。また、ピストン本体部14には、その中空部を横切るようにピン12が取り付けられている。ロッド収容部15は、外周が封止部材10の内壁と摺動するように形成されている。
ここで、ピストン本体部14に底部14aを設けることで(有底のピストン本体部14とすることで)、ピストン本体部14およびロッド収容部15でシリンダ室9cを2つの油室(9c1、9c2)に仕切っている。ピストン本体部14に底部14aを設けることで、油室間で油漏れの少ない2つの油室(9c1、9c2)を形成することができる。2つの油室(9c1、9c2)に対して、1系油圧ポンプP1から圧油が給排されることで、ピストン11とともにピストンロッド13が動作する。
(ピストンロッド)
ピストンロッド13の一端部にはピン12が貫装され、ピストンロッド13の他端部には、連結用部材20を取り付けるための孔13aが形成された取付部が設けられている。ピストンロッド13は、中実の棒状部材であり、ピン12を支点にして揺動するようにされている。なお、ピン12をピストン本体部14に固定して、ピン12の回りをピストンロッド13が揺動するように構成してもよいし、ピン12をピストンロッド13に固定して、ピン12とともにピストンロッド13が揺動するように構成してもよい。
(連結用部材20)
連結用部材20は、翼5に設けられる可動部と1系油圧アクチュエータ2(または2系油圧アクチュエータ3)とを連結する部材である。連結用部材20に設けられた下側の孔には、ブッシュ23を介してピン22が挿入される。連結用部材20に設けられた上側の孔には、ブッシュ24を介してピン21が挿入される。ピン22およびブッシュ23で、シリンダ9の可動部連結用部9bと連結用部材20とが相互に回動自在に連結される。また、ピン21およびブッシュ24で、ピストンロッド13と連結用部材20とが相互に回動自在に連結される。
(油圧アクチュエータシステムの動作)
1系油圧アクチュエータ2は1系油圧ポンプP1により駆動され、2系油圧アクチュエータ3は2系油圧ポンプP2により駆動される。1系油圧ポンプP1および2系油圧ポンプP2が故障していない場合は、いずれかの油圧ポンプを停止させておくのではなく、両系統の油圧ポンプをいずれも動作させて、1系油圧アクチュエータ2および2系油圧アクチュエータ3の両方で、翼に設けられた1つの可動部を動かす。このとき、コントローラ6からの信号で、1系油圧アクチュエータ2および2系油圧アクチュエータ3を同じように動かす。
本実施形態によると、7台の1系油圧アクチュエータ2(2a〜2g)と、7台の2系油圧アクチュエータ3(3a〜3g)とを、航空機の翼5の所定箇所に交互に配置しているため、異なる油圧源に接続される油圧アクチュエータ(2、3)同士の間隔が図4に示した従来のシステムのものよりも小さくなる。ここで、力のモーメントは、力の大きさと距離とに比例して大きくなる。異なる油圧源に接続される油圧アクチュエータ(2、3)同士の間隔が小さくなることで、同一の油圧原に接続される油圧アクチュエータを全てまとめて配置する場合(図4参照)に比して、翼および可動部へのForce Fightによるモーメントは小さくなる。すなわち、航空機の翼および可動部の疲労強度へのForce Fightの影響を従来よりも抑えることができる。結果として、航空機の翼を従来よりも薄くし得る。
ここで、航空機の翼を従来よりも薄くし得る効果については、油圧アクチュエータ(2、3)自体の構造からも得られる。本実施形態の油圧アクチュエータ(2、3)によると、ピストンロッド13は、ピストン11とともにピストン運動(前進・後退運動)するだけでなく、ピン12の軸回りに揺動運動も行う。その結果、翼に設けられた可動部とピストンロッド13とを連結するリンク機構の部品(リンク)を少なくすることができる。本実施形態では、連結用部材20のみとすることができている。リンク機構の部品を少なくできることは、航空機の翼を従来よりも薄くすることに寄与する。
なお、特開2000−65011号公報(特許文献1)に記載の油圧アクチュエータ(流体シリンダ)によってもリンク機構の部品(リンク)を少なくできるが、この油圧アクチュエータのピストンロッド(ロッド)は、中空であるため、そのロッド径を比較的大きくしなければならない。一方、本実施形態のピストンロッド13は、中実の棒状部材であり、ロッド径を小さくしたとしてもその強度を確保し易い(ピン12を用いてロッドを揺動させるので中実の棒状部材を採用することができる)。この観点からも、本実施形態に係る油圧アクチュエータ(2、3)を採用したほうが航空機の翼を薄くすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することが可能なものである。
例えば、本実施形態では、1系油圧アクチュエータ2(2a〜2g)と、2系油圧アクチュエータ3(3a〜3g)とを、航空機の翼5の所定箇所に交互に(1つ飛ばしで)配置する例を示したが、必ずしも交互に配置しなくてもよい。図4に示したように、1系油圧アクチュエータ51(2系油圧アクチュエータ52)のみを全てまとめて配置するのではなく、例えば、2つ飛ばしでも、1系油圧アクチュエータと2系油圧アクチュエータとを翼の所定箇所に混在させて配置すれば、本発明の効果(Force Fightの影響低減効果)を得ることができる。
1:油圧アクチュエータシステム
2:1系油圧アクチュエータ(第1油圧アクチュエータ)
3:2系油圧アクチュエータ(第2油圧アクチュエータ)
4:LVDT
5:翼
9:シリンダ
10:封止部材
11:ピストン
12:ピン
13:ピストンロッド
P1:1系油圧ポンプ(第1油圧源)
P2:2系油圧ポンプ(第2油圧源)

Claims (1)

  1. 航空機の翼に設けられた可動部を動かすための油圧アクチュエータシステムであって、
    前記可動部に連結される複数の第1油圧アクチュエータおよび複数の第2油圧アクチュエータを備え、
    前記第1油圧アクチュエータは、前記翼に設けられるとともに第1油圧源に接続されており、
    前記第2油圧アクチュエータは、前記第1油圧アクチュエータと並列に前記翼に設けられるとともに第2油圧源に接続されており、
    複数の前記第1油圧アクチュエータと複数の前記第2油圧アクチュエータとが同じ可動部を動作させるように交互に配置されることを特徴とする、油圧アクチュエータシステム。
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