JP5708954B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
かかる態様では、複数の液体噴射ヘッドにおいて、水頭圧に差が生じても、水頭圧の差を弁体によって吸収して、液体を複数の液体噴射ヘッドに供給することができる。
ここで、複数の前記弁体は、水頭圧の差による、前記複数の液体噴射ヘッドの供給圧のばらつきを抑制することが好ましい。これによれば、複数の液体噴射ヘッドにおいて、水頭圧に差が生じても、水頭圧の差を弁体によって吸収して、複数の液体噴射ヘッドに常に一定の圧力で液体を供給することができるため、複数の液体噴射ヘッドの間で液体の噴射特性を均一化することができる。
また、前記複数の液体噴射ヘッドのそれぞれは、前記循環路と前記接続部との間に、フィルターを有することが好ましい。これによれば、液体に含まれる気泡や異物を捕捉することができる。
また、さらに、前記供給路に設けられ、前記複数の液体噴射ヘッドのそれぞれに液体を送る圧送ポンプを具備することが好ましい。これによれば、圧送ポンプによって所望の圧力で液体を液体噴射ヘッドに供給することができる。
また、前記液体貯留部は、前記複数の液体噴射ヘッドのそれぞれ毎に設けられていることが好ましい。これによれば、液体噴射ヘッド毎に独立して液体を供給することができる。
他の態様は、液体が貯留された液体貯留部と、液体を噴射するノズル開口が並設されたノズル列が複数列設けられた液体噴射ヘッドと、前記液体貯留部から前記液体噴射ヘッドに液体を供給する供給路と、前記液体噴射ヘッドから前記液体貯留部に液体が回収される回収路と、該回収路に設けられて前記液体噴射ヘッド内の液体を吸引する吸引ポンプと、を具備し、前記液体噴射ヘッドには、前記ノズル列が1以上で構成されるノズル列群毎に連通するように設けられて、前記供給路と前記回収路とを連通する循環路が複数設けられ、各循環路には、当該循環路の前記ノズル列群と連通する接続部よりも上流側に設けられて当該循環路を開閉する弁体と、前記循環路を封止し、且つ前記弁体よりも下流側の前記循環路に作用する負圧と大気圧とに基づいて前記循環路側に変位し、この変位を前記弁体に伝達することにより前記弁体を移動させて当該循環路を開口するフィルムと、が設けられており、前記吸引ポンプによって前記循環路の前記弁体よりも下流側に印加された第1圧力が、前記弁体が前記循環路を開口するように前記フィルムを動作させるために必要な前記循環路の前記弁体よりも下流側の第2圧力よりも大きく、前記液体貯留部から各循環路に設けられた前記弁体により開閉される循環路までの高さで規定される水頭圧と、前記第1圧力との合計が、前記第2圧力よりも小さいことを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、液体噴射ヘッドが水頭圧に差が生じるように取り付けられても、水頭圧の差を弁体によって吸収して、ノズル列群に常に一定の圧力で液体を供給することができるため、複数のノズル列群の間で液体の噴射特性を均一化することができる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の平面図である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的構成は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態1では、記録ヘッド20A〜20Hに一つの液体貯留部50からインクを供給するようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、記録ヘッド20A〜20H毎に独立してインクを供給する液体貯留部を設けるようにしてもよい。ただし、液体貯留部50は、一般的に記録装置1の同じ位置(鉛直方向に同じ高さ)に配置されることが多いため、実質的には上述した実施形態1と同様に各記録ヘッド20A〜20Hには異なる水頭圧が生じる可能性が高い。しかしながら、各記録ヘッド20A〜20Hの各循環路42に弁体44を設けることで、水頭圧の差による供給圧のばらつきを抑制して、吐出特性を均一化することができる。
Claims (5)
- 液体を噴射するノズル開口が設けられ、鉛直方向の取り付け位置が異なる複数の液体噴射ヘッドと、
液体が貯留された液体貯留部から、前記複数の液体噴射ヘッドのそれぞれに液体を供給する供給路と、
前記複数の液体噴射ヘッドのそれぞれから、前記液体貯留部に液体が回収される回収路と、
前記回収路に設けられ、前記複数の液体噴射ヘッド内の液体を吸引する吸引ポンプと、を具備し、
前記複数の液体噴射ヘッドのそれぞれは、
前記供給路と前記回収路とを連通する循環路と、
前記循環路と前記ノズル開口とを連通する接続部よりも上流側に設けられ、前記循環路を開閉する弁体と、
前記循環路を封止し、且つ前記弁体よりも下流側の前記循環路に作用する負圧と大気圧とに基づいて前記循環路側に変位し、この変位を前記弁体に伝達することにより前記弁体を移動させて当該循環路を開口するフィルムと、を有し、
前記吸引ポンプによって前記循環路の前記弁体よりも下流側に印加された第1圧力が、前記弁体が前記循環路を開口するように前記フィルムを動作させるために必要な前記循環路の前記弁体よりも下流側の第2圧力よりも大きく、
前記液体貯留部から各循環路に設けられた前記弁体により開閉される循環路までの高さで規定される水頭圧と、前記第1圧力との合計が、前記第2圧力よりも小さいことを特徴とする液体噴射装置。 - 複数の前記弁体は、水頭圧の差による、前記複数の液体噴射ヘッドの供給圧のばらつきを抑制することを特徴とする請求項1記載の液体噴射装置。
- 前記複数の液体噴射ヘッドのそれぞれは、前記循環路と前記接続部との間に、フィルターを有することを特徴とする請求項1又は2記載の液体噴射装置。
- さらに、前記供給路に設けられ、前記複数の液体噴射ヘッドのそれぞれに液体を送る圧送ポンプを具備することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記液体貯留部は、前記複数の液体噴射ヘッドのそれぞれ毎に設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の液体噴射装置。
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