JP5708719B2 - 点灯装置、直管形ledランプおよび照明器具 - Google Patents

点灯装置、直管形ledランプおよび照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP5708719B2
JP5708719B2 JP2013136548A JP2013136548A JP5708719B2 JP 5708719 B2 JP5708719 B2 JP 5708719B2 JP 2013136548 A JP2013136548 A JP 2013136548A JP 2013136548 A JP2013136548 A JP 2013136548A JP 5708719 B2 JP5708719 B2 JP 5708719B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transformer
core
lighting device
substrate
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013136548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015011868A (ja
Inventor
雄一郎 伊藤
雄一郎 伊藤
吉野 勇人
勇人 吉野
康則 阿野
康則 阿野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Lighting Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013136548A priority Critical patent/JP5708719B2/ja
Publication of JP2015011868A publication Critical patent/JP2015011868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5708719B2 publication Critical patent/JP5708719B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、点灯装置、直管形LEDランプ、および照明器具に関するものである。
近年、白熱電球や蛍光灯に代わる新たな光源として発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下「LED」とも略称する)を用いた照明器具が注目されている。従来の蛍光灯器具をそのまま流用してLED照明器具へのリニューアルが可能な直管形LEDランプも普及している。
直管形LEDランプには、次に述べる2つのタイプが存在している。第1のタイプは、例えば特許文献1に記載されているような、商用交流電圧を直流電圧に変換しLEDに電流を供給するLED点灯装置を、ランプ管内に内蔵するタイプである。第2のタイプは、例えば特許文献2に記載されているような、ランプ管内にはLEDのみ設置し、LED点灯装置をランプ管外、例えば照明器具内に設置するタイプである。
特開2010−192242号公報 特開2012−023021号公報
特許文献1に示すようなランプ管内にLED点灯装置を内蔵するものは、サイズの制約により小型の回路基板しか搭載することができない。その結果、高出力化することが困難であり、必要な明るさが得られない場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、回路基板の縮小化と高出力とを両立した点灯装置、直管形LEDランプ、および照明器具を提供することを目的とする。
本発明にかかる点灯装置は、
商用交流電源を直流に変換する整流回路と、
基板上に設けられ、前記整流回路に接続され、スイッチング素子を含み、出力に接続された半導体発光素子に電力を供給する第1トランスおよび第2トランスを有するコンバータ回路と、
前記スイッチング素子を制御する制御回路と、
を備え、
前記第1トランスおよび前記第2トランスは、前記基板上で隣りに配置されており、それぞれが磁路を形成するコアを有し、
前記第1トランスの前記コアおよび前記第2トランスの前記コアは、互いに最も近い部位において内部に発生する磁束の向きが同一方向であることを特徴とする。
本発明にかかる直管形LEDランプは、
半導体発光素子および前記半導体発光素子を点灯させる点灯装置を収納するカバーを備えた直管形LEDランプであって、
前記点灯装置は、
商用交流電源を直流に変換する整流回路と、
基板上に設けられ、前記整流回路に接続され、スイッチング素子を含み、前記半導体発光素子に電力を供給する第1トランスおよび第2トランスを有するコンバータ回路と、
前記スイッチング素子を制御する制御回路と、
を備え、
前記第1トランスおよび前記第2トランスは、前記基板上で隣りに配置されており、それぞれが磁路を形成するコアを有し、
前記第1トランスの前記コアおよび前記第2トランスの前記コアは、互いに最も近い部位において内部に発生する磁束の向きが同一方向であることを特徴とする。
本発明にかかる照明器具は、
半導体発光素子と前記半導体発光素子を点灯させる点灯装置とを備えた照明器具であって、
前記点灯装置は、
商用交流電源を直流に変換する整流回路と、
基板上に設けられ、前記整流回路に接続され、スイッチング素子を含み、前記半導体発光素子に電力を供給する第1トランスおよび第2トランスを有するコンバータ回路と、
前記スイッチング素子を制御する制御回路と、
を備え、
前記第1トランスおよび前記第2トランスは、前記基板上で隣りに配置されており、それぞれが磁路を形成するコアを有し、
前記第1トランスの前記コアおよび前記第2トランスの前記コアは、互いに最も近い部位において内部に発生する磁束の向きが同一方向であることを特徴とする。
本発明によれば、高出力でありながら回路基板を小型化することができる。
本発明の実施の形態1にかかるLED点灯装置の回路図である。 本発明の実施の形態1にかかるLED点灯装置の部品配置図である。 本発明の実施の形態1に対する比較例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるLED点灯装置のトランスの配置図である。 本発明の実施の形態1の変形例にかかるLED点灯装置の部品配置図である。 本発明の実施の形態1の変形例にかかるLED点灯装置のトランスの配置図である。 本発明の実施の形態2にかかるLED点灯装置のトランスの配置図である。 本発明の実施の形態2にかかるLED点灯装置のトランスのEE型コアの図である。 本発明の実施の形態2にかかるLED点灯装置のトランスのEI型コアの図である。 本発明の実施の形態2にかかるLED点灯装置のトランスの配置図である。 本発明の実施の形態2の変形例にかかるLED点灯装置のトランスの配置図である。 本発明の実施の形態2の変形例にかかるLED点灯装置のトランスの配置図である。 本発明の実施の形態2の変形例にかかるLED点灯装置のトランスの配置図である。 本発明の実施の形態2の変形例にかかるLED点灯装置の部品配置図である。 本発明の実施の形態3にかかるLED点灯装置の回路図である。 本発明の実施の形態4にかかる直管形LEDランプの断面図である。
実施の形態1.
図1は本実施の形態1を示すLED点灯装置100の回路図である。図1において、LED点灯装置100は商用交流電源1に接続され、電力の供給を受けてLEDモジュール12を点灯させる装置である。LED点灯装置100は、第1フィルタコンデンサ2、整流回路3、第2フィルタコンデンサ4、第1トランス5、第2トランス6、スイッチング素子7、ダイオード8、平滑コンデンサ9、LED電流検出素子10、制御回路11を備えている。
整流回路3は、商用交流電源1から印加された交流電圧を直流電圧に変換する。第1フィルタコンデンサ及び第2フィルタコンデンサ4は、例えば小容量のフィルムコンデンサが用いられ、スイッチングリプルの除去を行う。従って整流回路3によって直流化された電圧は平滑化されず、商用周波数の2倍の周波数で脈動する波形となる。第1トランス5、第2トランス6、スイッチング素子7、ダイオード8、および平滑コンデンサ9は、フライバックコンバータ回路102を構成する。
図1の回路図から分かるように、第1トランス5の1次巻き線5aと第2トランス6の1次巻き線6aは、直列接続されている。第1トランス5の2次巻き線5bと第2トランス6の2次巻き線6bも直列接続されている。平滑コンデンサ9は、第1トランス5の2次巻き線5bおよび第2トランス6の2次巻き線6bから出力される電圧を平滑化し、LEDモジュール12に平滑化された電流を供給する。
LED電流検出素子10はLEDモジュール12に流れる電流の大きさに対応した電圧を出力し、制御回路11に入力される。制御回路11は、入力されたLED電流検出信号と予め設定された目標信号値と比較する。制御回路11は、入力された信号よりも目標信号の方が大きければ、LED電流を増加させるようにスイッチング素子7を制御する。一方、制御回路11は、入力された信号よりも目標信号の方が小さければ、LED電流を減少させるようにスイッチング素子7を制御する。
図2は、LED点灯装置100の構成要素をプリント基板20上に配置した状態を示す。図2(a)はプリント基板20の平面図であり、図2(b)はプリント基板20の側面図である。図1と図2との間で対応する部品には、同一の符号を付与している。
図2では、図1に図示していない部品として、商用交流電源1を接続するための入力端子21と、LEDモジュール12を接続するための出力端子22を設けている。また、プリント基板上のパターン配線は図示を省略しているが、実際には図1に示す回路図のとおりに各部品を電気的に接続するパターン配線が設けられている。
図1に示すように、第1トランス5と第2トランス6はプリント基板20の長手方向に、互いに隣り合う位置に近接して配置される。部品実装されたプリント基板20は、直管形LEDランプの管内に配置できるように細長い外形を備えている。
図2では図示しないが、LEDモジュール12が出力端子22と管内で接続され、出力端子22からLEDモジュール12内のLEDに電流が供給される。LEDモジュール12の具体的構造は、プリント基板20上に複数のLED素子が実装されたものである。また、図2には商用交流電源1も図示していないが、実際には、器具側に設けられたソケット及び直管形LEDランプの口金を介して入力端子21と商用交流電源1が接続する。
次に、本実施の形態1にかかるLED点灯装置の動作について説明する。
LED点灯装置100に商用交流電源1を投入すると、整流回路3は商用交流電源1から供給される交流電圧を直流電圧に変換する。スイッチング素子7は制御回路11によりオンオフ動作が高速に繰り返され、スイッチング周波数は例えば50kHzである。このオンオフ動作により、第1トランス5の1次巻き線5a及び第2トランス6の1次巻き線6aに流れる電流がオン、オフされる。
スイッチング素子7がオンすると、整流回路3及び第2フィルタコンデンサ4から第1トランス5の1次巻き線5a、第2トランス6の1次巻き線6a、スイッチング素子7の経路を電流が流れ、第1トランス5及び第2トランス6にエネルギーを蓄える。このとき、第1トランス5の2次巻き線5b、第2トランス6の2次巻き線6bには電流は流れない。
次にスイッチング素子7をオフすると、第1トランス5の1次巻き線5a及び第2トランス6の1次巻き線6aの電流は遮断される。そうすると、トランスに蓄えられたエネルギーが第1トランス5の2次巻き線5b、第2トランス6の2次巻き線6bより出力され、ダイオード8を介して平滑コンデンサ9及びLEDモジュール12に供給される。
平滑コンデンサ9はLEDモジュール12に供給される電流を平滑化する役割を果たす。スイッチング素子7のオン時間又はデューティ比を調節することによりLEDに供給する電流を調節することができる。実際にはLED電流がLED電流検出素子10により検出され、制御回路11によるフィードバック制御が実施されることで電流が一定値に保たれる。
実施の形態1においては第1トランス5と第2トランス6を用い、トランスを2個直列接続としている。このようにトランスを2個に分割しているので、トランス1個で構成する場合と比較してトランス1個当たりの1次巻き線のインダクタンスを半分にすることができる。すなわち、トランス1個当たりのサイズを小型化することができる。
図2に示したように、第1トランス5と第2トランス6をプリント基板20の長手方向に沿って2個配置することにより、プリント基板20の幅を細くすることができる。なお、図示しないが、2個のトランスを並列接続してもよい。この場合、トランス1個の場合と比較して各トランスに流れる電流が半分の値となるので、巻き線の線径を細くすることができる。すなわち、トランス1個あたりのサイズを小型化することができる。
以下、図3および図4を用いて、本発明の実施の形態1にかかるトランス配置の作用効果について説明する。これらの図を用いて、第1トランス5及び第2トランス6の2つを近接して配置する方法について述べる。図3は、本発明の実施の形態1に対する比較例を示す図である。図4は、本発明の実施の形態1にかかるLED点灯装置100のトランスの配置図である。
トランスの巻き線に電流が流れると磁束が発生し、発生した磁束はトランスのコアを磁路として通る。磁束の通りやすさは透磁率で表わされるが、一般的なスイッチングトランスのコア材として用いられるフェライトの透磁率は2.89×10−2H/m程度であり、空気の透磁率4π×10−7H/mと比較して磁束の通り易さは2300倍程度である。発生した磁束の大部分はフェライトコア内を流れるが、逆に言えば、僅かにコアから空気中にもその磁束は漏れだしていると言える。またコア材にエアギャップが設けられる場合はさらに漏れ磁束は増加する。
発生する磁束の向きは、トランスの巻き線に流れる電流の向きによって変化する。図3および図4は、2つの分割されたE字型コアからなるEE型コアを例にとって、2つのトランスを近接配置した場合の平面図であり、巻き線及びコア材の断面を表している。ここでは巻き線に流れる電流の向きと、その電流によって発生する磁束の向きの関係を示している。なお、「近接配置」とは、プリント基板20上で他の回路部品を介在させずに隣り合っている状態をいうものとする。
巻き線断面には電流の流れる向きを表す記号を付与している。また、図中の実線の矢印はコア材内部の磁束の向きを表しており、破線はコア材の外部に漏洩する漏れ磁束の向きを表している。電流と磁束の向きの関係はアンペアの右ネジの法則に従う。
図3の比較例のように、2つのトランスを近接した状態で配置したときに、互いに最も近接した部位である第1トランス5のコアの側面5c、第2トランス6のコアの側面6cを通る磁束の向き(実線の矢印)が互いに逆方向であったとする。そうすると、隣接したコアの側面からの漏れ磁束は互いに打ち消しあうことになる。
この場合、トランスの1次巻き線インダクタンスの減少や1次巻き線と2次巻き線の結合低下などの現象が発生し、ノイズ増加や効率低下などの悪影響を引き起こす原因となる(以後、「磁気干渉」とも呼ぶ)。このような悪影響を避けるためには、2つのトランスを離して配置する必要がある。しかし、2つのトランスを離して配置することは、プリント基板20の大型化という問題を引き起こす。
そこで、実施の形態1では、図4に示すように、互いに向かい合う側面5c、6cにおいて磁束の向き(実線の矢印)が同一方向となるように第1トランス5および第2トランス6をプリント基板20上に配置している。このように配置することで、隣り合う側面5c、6cからの漏れ磁束が互いに同一方向の向きとなる。したがって、磁束が打ち消されず、磁気干渉を抑制することができる。よって2つのトランスをプリント基板20上で近接して配置することが可能となる。
直管形LEDランプ管内にプリント基板20を配置するためには、プリント基板20の幅を直管形LEDランプの管径(例えば25mm)未満に抑えなければならない。この点、実施の形態1では、第1トランス5及び第2トランス6をプリント基板20の長手方向に沿って近接配置することにより、プリント基板20の幅を直管形LEDランプの管径(例えば25mm)未満に抑えることができる。
その結果、直管形LEDランプ管内に収まる程度のプリント基板20上に高出力の点灯装置を実装することができ、従来の蛍光灯と同等の明るさが得られる高出力の直管形LEDランプを提供することができる。また、磁気干渉の抑制が図られているので、2つのトランスをプリント基板20上で近接して配置することが可能となり、プリント基板20の全長(長手方向)も抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、横型トランスを例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図5に示すように縦型トランスにおいても、図中の矢印に示すように隣接するコアに発生する磁束の向きが互いに同一方向となるようにトランスを配置することにより同様の効果を得ることができる。図5(a)はプリント基板20の平面図であり、図5(b)はプリント基板20の側面図である。図1と図5との間で対応する部品には、同一の符号を付与している。
さらに、本実施の形態ではEE型コアを例にとって説明したが、図6に示すようにE字型とI次型に分割されたEI型コアを用いてもよい。EI型コアを用いる場合は、隣接する2つのコア側面の磁束の向きを同一方向とすることにより同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では回路方式としてフライバックコンバータを例に挙げて説明したが、本発明は本方式に限定されるものではない。フォワードコンバータであっても本発明を適用することができる。
また、1次巻き線と2次巻き線からなるトランスについて説明したが、例えば制御回路11に制御電源を供給する補助巻き線をいずれかのトランスに追加してもよい。さらに、巻き線の巻き順はトランスの内側に1次巻き線、外側に2次巻き線を巻きつけた構成で説明したが、本発明の巻き線の巻きつけ方法はこれに限定されるものではなく、例えば一般的によく用いられるサンドイッチ巻きを採用しても良い。また、トランスのコアはEE型及びEI型に限定されるものではなく、例えばEER型コアでもよい。
なお、上述した実施の形態1では、第1トランス5と第2トランス6という2つのトランスを用いることで、トランスの小型化を図った。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。3つ以上の複数のトランスを用いて、互いに直列接続または並列接続を行うことで、トランスの小型化を図っても良い。この場合には、3つ以上の複数のトランスのうち、少なくとも2つのトランスを上述した第1トランス5と第2トランス6のごとき構成、配列にしてもよく、あるいは全てのトランスをプリント基板20に直線的に並べても良い。これは、後述する実施の形態2以降でも同様である。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2にかかるLED点灯装置を構成する2個のトランスの配置図である。LED点灯装置の回路図は実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
2つのコア材を組み合わせて1つのコアとして用いるときには、それら2つのコア材の継ぎ目が発生する。この継ぎ目のことを「分割部」と称す。図7には、分割部5d、6dが図示されている。実施の形態2が有する実施の形態1との相違点は、2つのコアを近接して配置する場合において、隣接するコア側面は、コア材の分割部5d、6dがない面としていることである。図7においては、第1トランス5及び第2トランス6の互いに隣接する側面5c、6cにコア材の分割部5d、6dが表れないように、第1トランス5及び第2トランス6の配置方向を工夫している。
図8にEE型コア(ボビンは図示せず)の形状を示し、図9にEI型コア(ボビンは図示せず)の形状を示す。このようにトランスを構成するコア材は一般的に2分割されており、2つのコアを組み合わせたときに形成される2つの空間部にボビンを介してコイルを巻き付ける構成となっている。
実施の形態1においては、磁気干渉を抑制するため、隣接するコア側面に発生する磁束の向きが同一方向となるようにトランスを配置した。実施の形態2では、さらに磁気干渉の影響を低減するため、分割部5d、6dのない面が他方のトランスと隣り合う位置となるように配置している。
実施の形態1で述べたように、発生する磁束はコア材から空気中に漏洩する。しかし、コア材の分割部5d、6dにおいては、2つのコア材の接触が完全なものではなく、空気層、すなわちエアギャップが形成される。そのため分割部5d、6dを有する面からは、分割部5d、6dを有しない面と比較して漏れ磁束が多くなる。
この点、実施の形態2では、図7に示したように、EE型コアを近接配置するトランスにおいて、分割部5d、6dを有しない面を、隣接するトランスのコア側に向けて配置している。したがって、2つのトランスが最も接近する部分において、漏洩磁束を少なくでき、磁気干渉の影響をさらに低減することができる。これにより2つのトランスをプリント基板20の長手方向に沿って近接して配置できるので、プリント基板20の幅を管径(例えば25mm)未満に抑えることができ、且つプリント基板20の全長(長手方向)も短くすることができる。
図10および図11は、図9に示すEI型コアを用いた場合のトランスの配置図の例である。図10では、第1トランス5のコアのI字型コア材が第2トランス6のI字型コア材と隣り合うようになっている。図11では、2つのE字型コア材が同じ方向を向いて設けられており、第1トランス5のコアのI字型コア材が第2トランス6のコアのE字型コア材と隣り合うようになっている。EI型のコアにおいても同様にコア材の分割部5d、6dがない面(側面5c、6c)を、互いに隣接するトランス側を向けて配置することにより、磁気干渉を抑制することができる。
図12のように、2つのE字型コア材を反対向きに配置して両端にI字型コア材を置くように配置すれば、分割部5d、6dを互いに最も遠ざけることができ、磁気干渉を最も抑えることができる。
また、分割部5d、6dが他方のトランスと隣り合う側面に現れる配置関係であっても、図13のように2つのE字型コア材を反対向き(一方のE字型コア材が紙面下方を向き、他方のE字型コア材が紙面上方を向く)としてもよい。I字型コア材の位置を離し、分割部5d、6dが互いに遠ざかるように配置することにより、実施の形態1で述べた場合と比較して磁気干渉を抑制することができる。
図13の変形例は、図14に示すように縦型トランスを用いた場合に磁気干渉を抑制する有効な配置方法である。図14(a)はプリント基板20の平面図であり、図14(b)はプリント基板20の側面図である。図1と図14との間で対応する部品には、同一の符号を付与している。
以上説明したように、実施の形態2によれば、第1トランス5と第2トランス6を近接して配置する場合において、互いに向かい合う側面5c、6cにおいて磁束の向きが同一方向となるように配置し、且つコア材の分割部5d、6dが側面5c、6cに表れないようにしている。これにより、磁気干渉をさらに抑制することができる。したがって、プリント基板20をより一層小型化することができる。
なお、実施の形態2においても、実施の形態1と同様の変形が可能である。すなわち、
回路方式として、フライバックコンバータを例に挙げて説明したが、本方式に限定するものではなく、例えばフォワードコンバータでも良い。また、1次巻き線と2次巻き線からなるトランスについて説明したが、例えば制御回路11に制御電源を供給する補助巻き線をいずれかのトランスに追加してもよい。
さらに、巻き線の巻き順はトランスの内側に1次巻き線、外側に2次巻き線を巻きつけた構成で説明したが、本発明の巻き線の巻きつけ方法はこれに限定されるものではなく、例えば一般的によく用いられるサンドイッチ巻きを採用しても良い。また、トランスのコアはEE型及びEI型に限定されるものではなく、例えばEER型コアでもよい。
実施の形態3.
図15は本発明の実施の形態3にかかるLED点灯装置110の回路図である。以下の説明では、実施の形態3と実施の形態1、2との間の共通の構成部分は説明を省略する。実施の形態1、2との相違点は、トランスが制御電源供給用の補助巻き線を備えていることである。
実施の形態3にかかるLED点灯装置110も、フライバックコンバータ回路112を備えている。実施の形態3においては第1トランス5及び第2トランス6にそれぞれ補助巻き線が設けられ、プリント基板20上で電気的に直列接続されている。
すなわち第1トランス5の補助巻き線51の一端はダイオード13を介して制御電源用平滑コンデンサ14及び制御回路11の制御電源入力端子に接続され、第1トランス5の補助巻き線51の他端は第2トランスの補助巻き線61の一端に接続される。
さらに第2トランスの補助巻き線61の他端はグランドに接続される。さらに起動抵抗15が設けられており、起動抵抗15の一端はフィルタコンデンサ4と第1トランス5の間に接続し、起動抵抗15の他端はダイオード13のカソードと制御電源用平滑コンデンサ14との間に接続している。
次に、実施の形態3にかかるLED点灯装置110の動作について説明する。
商用交流電源1を投入すると、起動抵抗15を介して制御電源用平滑コンデンサ14が充電される。電圧が所定電圧に達すると、制御電源用平滑コンデンサ14に蓄えられたエネルギーにより制御回路11はスイッチング素子7の駆動を開始する。
スイッチング素子7が駆動を開始すると、第1トランス5及び第2トランス6の2次巻き線5b、6bにエネルギーが伝達され、平滑コンデンサ9が充電される。これにより平滑コンデンサ9の電圧は徐々に上昇する。
補助巻き線51は2次巻き線5bと磁気的に結合しており、補助巻き線61は2次巻き線6bと磁気的に結合している。したがって巻き数比に応じて2次巻き線に発生する電圧に比例した電圧が補助巻き線に発生する。2次巻き線5bと6bの合計電圧は、出力電圧すなわち平滑コンデンサ9の電圧からダイオード8の順方向電圧を差し引いた電圧となる。このため、平滑コンデンサ9の電圧が上昇するにつれて、補助巻き線から発生する電圧も上昇する。
制御電源用平滑コンデンサ14は補助巻き線51、61から安定的な電力の供給を受け、制御回路11は動作を継続する。制御電源用平滑コンデンサ14に印加される電圧は、補助巻き線51と補助巻き線61で発生する電圧の合計電圧となる。
このように、実施の形態2では、第1トランス5と第2トランス6のそれぞれに分割して補助巻き線を設けている。したがって、実施の形態2におけるトランス1個当たりの補助巻き線の巻き数は、第1トランス5又は第2トランス6のいずれか一つのみに補助巻き線を設けた場合と比較して、少なくなる。よってトランスのボビンに補助巻き線を巻きつける際に巻き数過多による巻き太りを抑制することができ、トランス1個あたりのサイズを小型化することができる。また、トランスを搭載するプリント基板20をより一層小型化することができる。
さらに、第1トランス5の1次巻き線5aと第2トランス6の1次巻き線6aの巻き数を同一巻き数としてもよい。第1トランス5の2次巻き線5bと第2トランス6の2次巻き線6bの巻き数を同一巻き数としてもよい。第1トランス5の補助巻き線51と第2トランス6の補助巻き線61の巻き数を同一巻き数としてもよい。さらに第1トランス5の1次巻き線5aと第2トランス6を同一種類のコア、ボビンで構成してもよい。すなわち第1トランスと第2トランスは同一仕様のトランスとしてもよい。
これにより、1つのLED点灯装置110につき同一仕様トランスを2個使用することになるので、量産効果が高くなる。例えば補助巻き線をいずれか一方のトランスのみに設けるなど、第1トランス5と第2トランス6を異なる仕様とした場合と比較して、製造時の原価を抑えることができる。これによりLED点灯装置110を低コスト化できる。
実施の形態4.
図16は、本実施の形態4にかかる直管形LEDランプ200の断面図である。直管形LEDランプ200本体の内部には、LED点灯装置30が収納されている。LED点灯装置30は、電線31、口金32、口金ピン33を介して外部の商用交流電源に接続される。
このLED点灯装置30は、上述した実施の形態1にかかるLED点灯装置100と同じ構成を備えるものとする。ただし、LED点灯装置30を、実施の形態2または実施の形態3にかかるLED点灯装置と同じ構成としても良い。
LEDモジュールはLED素子34及び基板35からなり、直管形LEDランプ本体の発光面に装着される。基板35のLED非実装面にはLED素子34の放熱を行う放熱部材36が設けられる。LED素子34とLED点灯装置30は配線37と基板35の図示しないパターン配線を介して接続される。発光面にはガラスまたは樹脂からなる拡散カバー38が設けられ、LEDの光を外部の空間に拡散する。
本実施の形態4にかかる直管形LEDランプ200によれば、実施の形態1乃至3で述べたLED点灯装置を組み込むことで、従来の蛍光灯と同じ管径の直管形LEDランプを構成することができる。また、従来の蛍光灯と同等の明るさが得られる直管形LEDランプを提供することができる。
なお、実施の形態4では、直管形LEDランプを例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、細型形状や薄型形状のLED照明器具など、LED点灯装置を配置する空間が小さく、LED点灯装置の小型化を必要とする照明器具にも適用することが可能である。
なお、特許文献2に示すような、ランプの管外にLED点灯装置を設置するタイプは、回路基板のサイズに制約がないため、高出力化することが可能である。しかし、直管形LEDとLED点灯装置に対してそれぞれ配線工事が必要になるなど、LED点灯装置と一体化された直管形LEDランプと比較して導入コストが高くなるというデメリットがある。この点、本実施の形態によれば、導入コストを安く抑えることができる。
1 商用交流電源、2 フィルタコンデンサ、3 整流回路、4 フィルタコンデンサ、5 第1トランス、5c、6c コア側面、5d、6d 分割部、6 第2トランス、7 スイッチング素子、8 ダイオード、9 平滑コンデンサ、10 電流検出素子、11 制御回路、12 LEDモジュール、13 ダイオード、14 制御電源用平滑コンデンサ、15 起動抵抗、20 プリント基板、21 入力端子、22 出力端子、30 点灯装置、31 電線、32 口金、33 口金ピン、34 LED素子、35 基板、36 放熱部材、37 配線、38 拡散カバー、100、110 点灯装置、200 直管形LEDランプ

Claims (9)

  1. 商用交流電源を直流に変換する整流回路と、
    基板上に設けられ、前記整流回路に接続され、スイッチング素子を含み、出力に接続された半導体発光素子に電力を供給する第1トランスおよび第2トランスを有するコンバータ回路と、
    前記スイッチング素子を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第1トランスおよび前記第2トランスは、前記基板上で隣りに配置されており、それぞれが磁路を形成するコアを有し、
    前記第1トランスの前記コアおよび前記第2トランスの前記コアは、互いに最も近い部位において内部に発生する磁束の向きが同一方向であることを特徴とする点灯装置。
  2. 前記第1トランスのコアと前記第2トランスのコアの少なくとも一方は、複数のコア材が組み合わせられて成りかつ前記複数のコア材の継ぎ目である分割部を有し、
    前記第1トランスのコアにおける前記第2トランス側を向く側面と前記第2トランスのコアにおける前記第1トランス側を向く側面とに前記分割部が位置しない向きで、前記第1トランスおよび前記第2トランスが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記第1トランスと前記第2トランスの少なくとも一方の前記コアは、E字型コア材とI字型コア材とが組み合わされたものであることを特徴とする請求項2に記載の点灯装置。
  4. 前記第1トランスと前記第2トランスの少なくとも一方は、前記制御回路に電力の供給を行う補助巻き線を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の点灯装置。
  5. 前記第1トランスと前記第2トランスは、それぞれが前記補助巻き線を有し、
    前記第1トランスと前記第2トランスは、前記整流回路側に設けられた1次巻き線の巻き数、前記出力側に設けられた2次巻き線の巻き数、および前記補助巻き線の巻き数がそれぞれ等しいことを特徴とする請求項4に記載の点灯装置。
  6. 前記基板が、長方形であり、
    前記第1トランスおよび前記第2トランスは前記基板の長手方向に並べて配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の点灯装置。
  7. 前記コンバータ回路はフライバックコンバータ回路であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の点灯装置。
  8. 半導体発光素子および前記半導体発光素子を点灯させる点灯装置を収納するカバーを備えた直管形LEDランプであって、
    前記点灯装置は、
    商用交流電源を直流に変換する整流回路と、
    基板上に設けられ、前記整流回路に接続され、スイッチング素子を含み、前記半導体発光素子に電力を供給する第1トランスおよび第2トランスを有するコンバータ回路と、
    前記スイッチング素子を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第1トランスおよび前記第2トランスは、前記基板上で隣りに配置されており、それぞれが磁路を形成するコアを有し、
    前記第1トランスの前記コアおよび前記第2トランスの前記コアは、互いに最も近い部位において内部に発生する磁束の向きが同一方向であることを特徴とする直管形LEDランプ。
  9. 半導体発光素子と前記半導体発光素子を点灯させる点灯装置とを備えた照明器具であって、
    前記点灯装置は、
    商用交流電源を直流に変換する整流回路と、
    基板上に設けられ、前記整流回路に接続され、スイッチング素子を含み、前記半導体発光素子に電力を供給する第1トランスおよび第2トランスを有するコンバータ回路と、
    前記スイッチング素子を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第1トランスおよび前記第2トランスは、前記基板上で隣りに配置されており、それぞれが磁路を形成するコアを有し、
    前記第1トランスの前記コアおよび前記第2トランスの前記コアは、互いに最も近い部位において内部に発生する磁束の向きが同一方向であることを特徴とする照明器具。
JP2013136548A 2013-06-28 2013-06-28 点灯装置、直管形ledランプおよび照明器具 Active JP5708719B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013136548A JP5708719B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 点灯装置、直管形ledランプおよび照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013136548A JP5708719B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 点灯装置、直管形ledランプおよび照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015011868A JP2015011868A (ja) 2015-01-19
JP5708719B2 true JP5708719B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=52304863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013136548A Active JP5708719B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 点灯装置、直管形ledランプおよび照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5708719B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6593749B2 (ja) * 2015-07-07 2019-10-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置及びそれを用いた照明器具
KR200482417Y1 (ko) * 2016-10-07 2017-01-19 루미컴 주식회사 Led 조명용 플리커 프리 전원공급장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01162788U (ja) * 1988-04-27 1989-11-13
JPH0737407Y2 (ja) * 1988-12-06 1995-08-23 株式会社東芝 高圧回路
JP5595255B2 (ja) * 2010-12-17 2014-09-24 三菱電機株式会社 Led電源装置
JP3175965U (ja) * 2012-03-21 2012-06-07 サイバーコイン株式会社 直管蛍光灯型ledランプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015011868A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8710765B2 (en) LED illumination systems
JP6145821B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP5788012B2 (ja) 光源点灯装置
JP2003324017A (ja) トランス
TWI509932B (zh) Lighting fixtures, power supply units and lighting fixtures
JP2016515764A (ja) マルチプル誘導素子
JP5708719B2 (ja) 点灯装置、直管形ledランプおよび照明器具
JP5863282B2 (ja) Ledランプ、電源モジュール、トランス回路
JP5830914B2 (ja) 電源装置ならびにこの電源装置を備える照明器具
JP2012105401A (ja) 電源装置および照明装置
JP6504400B2 (ja) 電源装置および照明器具
JP6593749B2 (ja) 点灯装置及びそれを用いた照明器具
JP2015050150A (ja) 照明器具、led電球、点灯装置および発光モジュール
JP5348407B2 (ja) インバータトランスおよび放電灯点灯装置
JP5057081B2 (ja) 照明装置
JP2013222514A (ja) 照明用非接触給電システム
JP2021118587A (ja) 電源装置、照明装置及び照明器具
KR101275848B1 (ko) 코일리스 발광 다이오드 구동회로 및 이를 포함한 발광 다이오드 조명장치
JP2023150344A (ja) 電源装置、連動照明システム、及び照明装置
JP2016066625A (ja) Led照明装置
JP2017005850A (ja) 受電負荷装置および照明装置
JP2014099309A (ja) 点灯装置及び照明器具
JP2021157869A (ja) 光源、照明器具
CN110741199A (zh) 用于灯的管状led装置的转换电路
JP2012048974A (ja) Led点灯装置およびそれを備えた照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5708719

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250