JP5708515B2 - 逆止弁 - Google Patents

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Description

本発明は、流体の一方向流れのみを許容する逆止弁に関するものである。
従来の逆止弁は、流体通路および弁座が形成されたケースと、弁座と接離して流体通路を開閉する弁部材と、弁部材を閉弁方向に付勢するばねとを備えている。そして、流体力による開弁向きの付勢力がばねによる閉弁向きの付勢力を上回ったときに開弁するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−50174号公報
しかしながら、従来の逆止弁においては、弁部材における反弁座側は流体通路となっていて流体が弁部材に沿って流れるため、開弁中の流体流れにより流体流れ方向(換言すると、弁部材往復動方向)に平行に流体力が発生し、弁部材が弁部材往復動方向にハンチングし易い。そして、弁部材のハンチングにより、脈圧が発生したり、さらにはその脈圧により機器や配管が振動して異音が発生するという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、逆止弁における弁部材のハンチングを防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ハウジング(50)に形成された管路(C)中に配置されて用いられるものであって、流体が流入する入口側流体通路(411)、流体が流出する出口側流体通路(412、417、422)、および入口側流体通路(411)の下流側端部に位置する弁座(413)が形成されたケース(41、42)と、弁座(413)と接離して入口側流体通路(411)と出口側流体通路(412、417、422)との間を開閉するとともに、入口側流体通路(411)からの流体の流体力により開弁向きに付勢される弁部材(43、44)と、弁部材(43、44)を閉弁方向に付勢するばね(45)とを備え、流体力による開弁向きの付勢力がばね(45)による閉弁向きの付勢力を上回ったときに開弁して管路(C)の流体の流動を許容する逆止弁において、弁部材(43、44)は、往復動するピストン部(44)と、ピストン部(44)における弁座(413)側に配置されて弁座(413)と接離する弁部(43)とを備え、ケース(41、42)は、ピストン部(44)を往復動自在に収容するピストン収容筒部(414、423)と、外周面から径方向外側に向かって突出して管路(C)を逆止弁上流側と逆止弁下流側とに分離する鍔部(415)とを備え、ハウジング(50)は、管路(C)における逆止弁上流側の径が鍔部(415)の径よりも小に形成され、管路(C)における逆止弁下流側の径が鍔部(415)よりも大に形成され、さらに、管路(C)における逆止弁上流側と逆止弁下流側との間に、鍔部(415)が圧入される段差部が形成され、ケース(41、42)は、鍔部(415)が段差部に圧入された部位のみでハウジング(50)に固定され、弁部材(43、44)における反弁座側に、弁部材(43、44)とケース(41、42)とによって形成されて減衰力を発生するダンパ室(418)を備え、出口側流体通路(412、417、422)を流れる流体がダンパ室(418)を経由せずに流れるように構成されていることを特徴とする。
これによると、流体はダンパ室(418)を通過しないため、弁開度が変化して流量が変化しても、流体流れによりピストン部(44)に発生する流体力が変動しにくく、弁部材(43、44)のハンチングを増長させにくい。また、ダンパ室(418)が発生する減衰力により、弁部材(43、44)の振動成分のうち弁部材往復動方向の振動成分について、その振幅を減少させることができる。したがって、それらが相俟って、弁部材(43、44)のハンチングを防止することができ、ひいては、脈圧の発生や、その脈圧による異音を防止することができる。
また、逆止弁下流側の圧力が逆止弁上流側の圧力よりも高い場合は、逆止弁下流側の圧力によって鍔部が段差部に押し付けられるため、高いシール性を得ることができる。
また、管路における逆止弁下流側の径が鍔部よりも小に形成され、これにより鍔部が段差部に係合状態になっているため、逆止弁下流側の圧力が逆止弁上流側の圧力より著しく高くなっても、ケースが外れることを確実に防止することができる。
また、ケースは鍔部が段差部に圧入された部位のみでハウジングに固定される構成であるため、逆止弁の簡素化を図ることができるとともに、ケースとハウジングをねじ結合する場合よりも組み付けが容易になる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の逆止弁において、ケース(41、42)は、ピストン収容筒部(414)を有する第1ケース(41)と、第1ケース(41)の外周側に圧入された有底筒状の第2ケース(42)とを備えることを特徴とする。
これによると、ダンパ室を備える逆止弁の簡素化および小型化を図ることができる。
請求項3に記載の発明のように、請求項1または2に記載の逆止弁は、車両用ブレーキ装置に用いることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の逆止弁において、車両用ブレーキ装置におけるマスタシリンダ(3)からポンプ(10)の吐出側へのブレーキの流れを阻止することを特徴とする。
これによると、ポンプ停止中にマスタシリンダ圧が作用する状況のように、逆止弁下流側の圧力が逆止弁上流側の圧力より著しく高い場合でも、ケースが外れることを確実に防止することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかる逆止弁を適用した車両用ブレーキ装置の配管概略図である。 図1の逆止弁40の閉弁状態を示す断面図である。 図1の逆止弁40の開弁状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる逆止弁を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態にかかる逆止弁を適用した車両用ブレーキ装置の配管概略図を示す。この図を参照して、本実施形態のブレーキ装置の基本構成について説明する。ただし、図1では逆止弁については簡略化してあり、本発明の特徴部分については図示していないため、特徴部分については後述する図2、図3を参照して説明する。なお、ここでは、右前輪−左後輪、左前輪−右後輪の各配管系統を備えるX配管の油圧回路を構成する車両に対して本実施形態にかかるブレーキ装置を適用した場合について説明する。
図1に示すように、車両に制動力を加える際に乗員によって踏み込まれるブレーキ操作部材としてのブレーキペダル1は倍力装置2と接続され、この倍力装置2によりブレーキペダル1に加えられた踏力が倍力される。
そして、倍力装置2は、倍力された踏力をマスタシリンダ(以下、M/Cという)3に伝達するプッシュロッド等を有しており、このプッシュロッドがM/C3に配設されたマスタピストンを押圧することによりM/C圧を発生させる。これらブレーキペダル1、倍力装置2及びM/C3によってブレーキ液圧発生手段が構成されている。
なお、このM/C3には、M/C3内にブレーキ液を供給したり、M/C3内の余剰ブレーキ液を貯留するマスタリザーバ3aが接続されている。
M/C圧は、ABSアクチュエータを介して各車輪のホイールシリンダ(以下、W/Cという)4、5、つまり車輪制動力発生手段へ伝達される。なお、図1では、右前輪FR用のW/C4及び左後輪RL用のW/C5に繋がる第1の配管系統のみを図示してあるが、左前輪FL及び右後輪RR側に繋がる第2の配管系統についても第1の配管系等と同様の構造とされている。以下の説明は、右前輪FR及び左後輪RL側について説明するが、第2の配管系統である左前輪FL及び右後輪RR側についても全く同様である。
また、ブレーキ装置は、M/C3に接続された管路(主管路)Aを備えている。管路Aには差圧制御弁7が備えられており、この差圧制御弁7の位置で管路Aが2部位に分けられている。具体的には、管路Aは、M/C3から差圧制御弁7までの間においてM/C圧を受ける管路A1と、差圧制御弁7から各W/C4、5までの間の管路A2に分けられている。
差圧制御弁7は、連通状態と差圧状態を制御するものである。差圧制御弁7は通常連通状態とされているが、この差圧制御弁7を差圧状態にすることによりW/C4、5側をM/C3側よりも所定の差圧分高い圧力に保持することができる。
さらに、管路A2において、管路Aは2つに分岐しており、開口する一方にはW/C4へのブレーキ液圧の増圧を制御する増圧制御弁30が備えられ、他方にはW/C5へのブレーキ液圧の増圧を制御する増圧制御弁31が備えられている。
これら増圧制御弁30、31は、図示しないブレーキ液圧制御用の電子制御装置(以下、ECUという)により連通・遮断状態を制御できる2位置弁として構成されている。そして、この2位置弁が連通状態に制御されているときには、M/C圧や後述するポンプ10の吐出等に基づくブレーキ液圧を各W/C4、5に加えることができる。これら増圧制御弁30、31は、ABS制御等のブレーキ液圧制御が実行されていない常用ブレーキ時には、常時連通状態にされている。
また、管路Aのうちの増圧制御弁30、31と各W/C4、5との間に管路Bが接続されており、この管路Bが調圧リザーバ20のリザーバ孔20Bに接続されている。そして、管路Bを通じて調圧リザーバ20へブレーキ液を流動させることにより、W/C4、5におけるブレーキ液圧を制御し、各車輪がロック傾向に至るのを防止できるように構成されている。
また、管路Bには、ECUにより連通・遮断状態を制御できる減圧制御弁32、33が配設されている。これらの減圧制御弁32、33は常用ブレーキ時には常時遮断状態とされており、上述した調圧リザーバ20へブレーキ液を流動させる際に適宜連通状態とされる。
管路Aのうち差圧制御弁7と増圧制御弁30、31との間には、管路Cが接続されており、この管路Cを通じて管路Aと調圧リザーバ20のリザーバ孔20Bとが結ばれている。管路Cには、ポンプ10および逆止弁40(詳細後述)が配設されていると共に、ポンプ10が吐出したブレーキ液の脈動を緩和するために、管路Cのうちのポンプ10の下流側にアキュムレータ12が配設されている。
そして、リザーバ孔20AとM/C3とを接続するように管路Dが設けられており、ポンプ10はこの管路Dと調圧リザーバ20を介して管路A1のブレーキ液を汲み取り、管路Bの一部および管路Cを通じて管路A2へ吐出してW/C圧を増圧させるようになっている。なお、ポンプ10は、例えばブレーキアシスト制御時、トラクション制御時、横すべり防止制御時に、駆動される。
調圧リザーバ20は、ABSアクチュエータのハウジングに内蔵されており、そのハウジング内にリザーバ室20Cが形成されている。このリザーバ室20Cは、リザーバ孔20A、20Bを通じて流動してきたブレーキ液を蓄え、リザーバ孔20Bを通じて送り出す部屋である。このリザーバ室20C内には、ピストン22が往復動自在に収容されている。また、リザーバ孔20Aには、リザーバ孔20Aを開閉する弁部21が備えられている。
次に、上述した逆止弁40の構成について、図2、図3に基づいて説明する。なお、図2は図1の逆止弁40の閉弁状態を示す断面図、図3は図1の逆止弁40の開弁状態を示す断面図である。
逆止弁40は、ブレーキ液を吸引して吐出するポンプ10の吐出弁として用いられるもので、ABSアクチュエータのハウジング50に内蔵されている。
逆止弁40は、弁座等が形成された略円筒状の第1ケース41、第1ケース41に嵌合された有底円筒状の第2ケース42、弁座と接離して通路を開閉する球状の弁部43、弁部43を保持する略円筒状のピストン部44、および弁部43とピストン部44を閉弁方向に付勢するばね45とを備えている。ばね45は、より詳細にはコイルばねである。なお、第1ケース41および第2ケース42は、本発明のケースを構成している。また、弁部43およびピストン部44は、本発明の弁部材を構成している。
以下の説明では、第1ケース41の軸方向を単に軸方向という。また、その軸方向に直交する方向を単に径方向という。
第1ケース41は、金属よりなり、ブレーキ液が流入する入口側流体通路411、ブレーキ液が流出する筒部貫通孔412、入口側流体通路411の下流側端部に位置する弁座413、ピストン部44を往復動自在に収容する円筒状のピストン収容筒部414、および外周面から径方向外側に向かって突出する鍔部415が形成されている。
ピストン収容筒部414の外周側に第2ケース42が圧入されている。鍔部415はABSアクチュエータのハウジング50に圧入されている。この鍔部415により、管路Cは、逆止弁40よりも上流側の管路Cと逆止弁40よりも下流側の管路Cに分離されている。
入口側流体通路411は、径方向中心部に位置し且つ軸方向に沿って延びている。また、入口側流体通路411は、その入口側端部が逆止弁40よりも上流側の管路Cに連通しており、ポンプ10から吐出されたブレーキ液が流入するようになっている。
ピストン収容筒部414の内周側に、ピストン部44が摺動する円柱状空間のガイド孔416が形成されている。このガイド孔416は、入口側流体通路411と同軸になっている。したがって、ピストン部44は軸方向に往復動する。また、ガイド孔416は、弁座413の下流側に位置し、弁部43およびピストン部44によって筒部内出口側流体通路417とダンパ室418に分離されている。以下の説明では、ピストン部44の往復動方向を弁部材往復動方向という。
筒部内出口側流体通路417は、弁座413と弁部43およびピストン部44との間の空間であり、入口側流体通路411を通過したブレーキ液が流入する。
筒部貫通孔412は、径方向に延びており、ピストン収容筒部414に1つ形成されている。そして、この筒部貫通孔412により、ピストン収容筒部414の外周側と筒部内出口側流体通路417とが連通しており、筒部内出口側流体通路417を通過したブレーキ液が筒部貫通孔412に流入する。また、筒部貫通孔412は、その出口側端部が逆止弁40よりも下流側の管路Cに連通している。したがって、筒部内出口側流体通路417および筒部貫通孔412を流れるブレーキ液は、ダンパ室418をバイパスして流れるようになっている。なお、筒部貫通孔412および筒部内出口側流体通路417は、本発明の出口側流体通路を構成している。
ダンパ室418は、弁部43およびピストン部44よりも反弁座側の空間であり、第1ケース41のピストン収容筒部414、第2ケース42の底部、弁部43、およびピストン部44によって形成されている。また、ダンパ室418と筒部内出口側流体通路417との間は、弁部43およびピストン部44によりシールされており、ダンパ室418は略密閉空間になっている。さらに、ダンパ室418には、ばね45が配置されている。
ピストン部44は、弁座413側に位置して弁部43の一部を収容する弁部収容凹部441、弁部収容凹部441とダンパ室418とを連通させる連通孔442、および反弁座側に位置してばね45の一部を収容するばね収容凹部443が形成されている。なお、ばね収容凹部443は、ダンパ室418の一部を構成している。
弁部収容凹部441は、弁座413に近い側が円柱状の空間になっており、弁座413から遠い側が円錐状の空間になっている。そして、弁部収容凹部441に収容された弁部43は、ピストン部44に対して相対移動可能な状態で保持されている。
ピストン部44の外周面には、弁部材往復動方向中間位置よりも弁部43側に、径方向外側に向かって突出する環状の第1摺動部444が形成されるとともに、弁部材往復動方向中間位置よりも反弁部側に、径方向外側に向かって突出する環状の第2摺動部445が形成されている。そして、ピストン部44は、第1摺動部444と第2摺動部445がガイド孔416に接して摺動するようになっている
また、図3に示すように、ピストン部44が傾いた際には、ピストン部44とガイド孔416は当接部a、bの二点で当接する。具体的には、第1摺動部444における弁部43側の端部と、第2摺動部445における反弁部側の端部が、ガイド孔416に当接する。ここで、その二点の当接部a、b間の、弁部材往復動方向の距離Lを、ピストン部44の直径の3分の2以上に設定している。
次に、逆止弁40の作動について、図2、図3に基づいて説明する。まず、ポンプ10が駆動されていないときには、弁部43に対して流体力による開弁向きの付勢力が作用しないため、図2に示すように、ばね45の付勢力により弁部43およびピストン部44が弁座413側に向かって移動し、弁部43が弁座413に当接して逆止弁40が閉弁状態となる。
ポンプ10が駆動されると、ポンプ10から吐出されたブレーキ液は、管路Cを介して入口側流体通路411に流入し、この流体の流体力により弁部43は開弁向きに付勢される。この流体力による開弁向きの付勢力がばね45による閉弁向きの付勢力を上回ると、図3に示すように、弁部43およびピストン部44が反弁座側に向かって移動し、弁部43が弁座413から離れて逆止弁40が開弁状態となる。このとき、弁部43は流体力で弁部収容凹部441の円錐面に押し付けられるため、弁部43はピストン部44に安定的に保持され、弁部43とピストン部44は一体的に動作する。
そして、逆止弁40の開弁により、ブレーキ液は、入口側流体通路411から筒部内出口側流体通路417さらには筒部貫通孔412へと流れ、ピストン収容筒部414の外周側に流出して逆止弁40よりも下流側の管路Cに流れる。すなわち、逆止弁40内を流れるブレーキ液は、ダンパ室418を経由せずに流れる。
このように、ブレーキ液がダンパ室418を通過しないため、弁開度が変化して流量が変化しても、流体流れによりピストン部44に発生する流体力が変動しにくく、弁部43およびピストン部44のハンチングを増長させにくい。また、略密閉空間であるダンパ室418が発生する減衰力により、弁部43およびピストン部44の振動成分のうち弁部材往復動方向の振動成分について、その振幅を減少させることができる。したがって、それらが相俟って、弁部43およびピストン部44のハンチングを防止することができ、ひいては、脈圧の発生や、その脈圧による異音を防止することができる。
また、図3に示すように、開弁状態においてピストン部44が傾くと、ピストン部44の外周面とガイド孔416が、弁部43側の当接部aと反弁部側の当接部bの二点で当接するため、ピストン部44が横揺れしにくい。換言すると、弁部材往復動方向に対して垂直方向にピストン部44がふらつくことを防止できる。したがって、ピストン部44の横揺れによる脈圧の発生や、その脈圧による異音を防止することができる。
さらに、二点の当接部a、b間の距離Lをピストン部44の直径以上として二点の当接部a、b間の距離Lを十分長くしているため、ピストン部44が横揺れすると逆方向の抗力が発生し、ピストン部44の横揺れがより確実に防止される。
また、筒部貫通孔412を1つにしているため、筒部内出口側流体通路417から筒部貫通孔412に向かって流れるブレーキ液により、ピストン部44は一定の方向に付勢される。したがって、ピストン部44の外周面とガイド孔416が二点で当接した状態を安定して維持することができ、ピストン部44の横揺れをより確実に防止することができる。
さらに、ピストン部44にばね収容凹部443を設けているため、ピストン部44の二点の当接部間の距離Lを大きく確保しつつ(すなわち、ピストン部の長さを確保しつつ)、ばね45の収容領域をピストン部44の内部に一部確保して、逆止弁全体の軸方向の大型化を抑えることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図4は本発明の第2実施形態にかかる逆止弁を示す断面図である。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図4に示すように、第1ケース41は、筒部貫通孔412(図2参照)およびピストン収容筒部414(図2参照)が廃止されている。第1ケース41には、外周側に環状の溝部419が形成されている。第2ケース42には、その開口端部に、径方向内側に向かって突出する係合片421が形成されている。そして、溝部419に係合片421が係合されて、第1ケース41と第2ケース42が一体化されている。
第2ケース42は、ブレーキ液が流出する筒部貫通孔422,およびピストン部44を往復動自在に収容する円筒状のピストン収容筒部423が形成されている。ピストン収容筒部423の内周側に、ピストン部44が摺動する円柱状空間のガイド孔424が形成されている。このガイド孔424は、入口側流体通路411と同軸になっている。
筒部貫通孔422は、ピストン収容筒部423に1つ形成されている。そして、この筒部貫通孔422により、ピストン収容筒部423の外周側と筒部内出口側流体通路417とが連通しており、筒部内出口側流体通路417を通過したブレーキ液が筒部貫通孔422に流入する。また、筒部貫通孔422は、その出口側端部が逆止弁40よりも下流側の管路Cに連通している。したがって、筒部内出口側流体通路417および筒部貫通孔422を流れるブレーキ液は、ダンパ室418を経由せずに流れるようになっている。なお、筒部貫通孔422および筒部内出口側流体通路417は、本発明の出口側流体通路を構成している。
ダンパ室418は、第2ケース42のピストン収容筒部423、第2ケース42の底部、弁部43、およびピストン部44によって形成されている。
本実施形態の逆止弁は、ポンプ10が駆動されると、ポンプ10から吐出されたブレーキ液の流体力により弁部43が開弁向きに付勢され開弁状態となる。そして、逆止弁40の開弁により、ブレーキ液は、入口側流体通路411から筒部内出口側流体通路417さらには筒部貫通孔422へと流れ、ピストン収容筒部423の外周側に流出して逆止弁40よりも下流側の管路Cに流れる。すなわち、逆止弁40内を流れるブレーキ液は、ダンパ室418をバイパスして流れる。したがって、第1実施形態と同様に、弁部43およびピストン部44のハンチングを防止することができ、ひいては、脈圧の発生や、その脈圧による異音を防止することができる。
また、開弁状態においてピストン部44が傾くと、ピストン部44の外周面とガイド孔424が二点で当接するため、第1実施形態と同様に、ピストン部44が横揺れしにくい。
また、筒部貫通孔422を1つにしているため、筒部内出口側流体通路417から筒部貫通孔422に向かって流れるブレーキ液により、ピストン部44は一定の方向に付勢される。したがって、第1実施形態と同様に、ピストン部44の外周面とガイド孔424が二点で当接した状態を安定して維持することができ、ピストン部44の横揺れをより確実に防止することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、ピストン部44を略円筒状にしたが、ピストン部44は、連通孔442やばね収容凹部443を廃止して略円柱状にしてもよい。
また、上記各実施形態では、本発明の逆止弁をブレーキ装置に適用したが、本発明の逆止弁は他の用途にも適用することができる。
さらに、上記各実施形態は、実施可能な範囲で任意に組み合わせが可能である。
41 第1ケース
42 第2ケース
43 弁部(弁部材)
44 ピストン部(弁部材)
45 ばね
411 入口側流体通路
412 筒部貫通孔(出口側流体通路)
413 弁座
414 ピストン収容筒部
417 筒部内出口側流体通路(出口側流体通路)
418 ダンパ室

Claims (4)

  1. ハウジング(50)に形成された管路(C)中に配置されて用いられるものであって、
    流体が流入する入口側流体通路(411)、流体が流出する出口側流体通路(412、417、422)、および前記入口側流体通路(411)の下流側端部に位置する弁座(413)が形成されたケース(41、42)と、
    前記弁座(413)と接離して前記入口側流体通路(411)と前記出口側流体通路(412、417、422)との間を開閉するとともに、前記入口側流体通路(411)からの流体の流体力により開弁向きに付勢される弁部材(43、44)と、
    前記弁部材(43、44)を閉弁方向に付勢するばね(45)とを備え、
    前記流体力による開弁向きの付勢力が前記ばね(45)による閉弁向きの付勢力を上回ったときに開弁して前記管路(C)の流体の流動を許容する逆止弁において、
    前記弁部材(43、44)は、往復動するピストン部(44)と、前記ピストン部(44)における前記弁座(413)側に配置されて前記弁座(413)と接離する弁部(43)とを備え、
    前記ケース(41、42)は、前記ピストン部(44)を往復動自在に収容するピストン収容筒部(414、423)と、外周面から径方向外側に向かって突出して前記管路(C)を逆止弁上流側と逆止弁下流側とに分離する鍔部(415)とを備え、
    前記ハウジング(50)は、前記管路(C)における前記逆止弁上流側の径が前記鍔部(415)の径よりも小に形成され、前記管路(C)における前記逆止弁下流側の径が前記鍔部(415)よりも大に形成され、さらに、前記管路(C)における前記逆止弁上流側と前記逆止弁下流側との間に、前記鍔部(415)が圧入される段差部が形成され、
    前記ケース(41、42)は、前記鍔部(415)が前記段差部に圧入された部位のみで前記ハウジング(50)に固定され、
    前記弁部材(43、44)における反弁座側に、前記弁部材(43、44)と前記ケース(41、42)とによって形成されて減衰力を発生するダンパ室(418)を備え、
    前記出口側流体通路(412、417、422)を流れる流体が前記ダンパ室(418)を経由せずに流れるように構成されていることを特徴とする逆止弁。
  2. 前記ケース(41、42)は、前記ピストン収容筒部(414)を有する第1ケース(41)と、前記第1ケース(41)の外周側に圧入された有底筒状の第2ケース(42)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
  3. 車両用ブレーキ装置に用いられることを特徴とする請求項1または2に記載の逆止弁。
  4. 車両用ブレーキ装置におけるマスタシリンダ(3)からポンプ(10)の吐出側へのブレーキの流れを阻止することを特徴とする請求項3に記載の逆止弁。
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