JP5707512B2 - 無線中継装置、無線通信方法およびプロセッサ - Google Patents

無線中継装置、無線通信方法およびプロセッサ Download PDF

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Description

関連出願へのクロスリファレンス
本出願は、日本国特許出願2011−281917号(2011年12月22日出願)の優先権を主張するものであり、当該出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本発明は、無線中継装置、無線通信方法およびプロセッサに関するものである。
無線端末が無線基地局と通信するためには、無線基地局からの無線信号が届く範囲(サービスエリア)に無線端末が位置する必要がある。しかし、山岳地帯や高層ビル等が建ち並ぶ市街地には障害物が多いため無線信号が届きにくい領域が存在する。このような無線信号が届かない領域をカバーするため、無線基地局と無線端末との間の無線信号を中継する無線中継装置(レピータ)が必要となる。
無線中継装置は、ドナーノード(基地局側ユニット)とサービスノード(端末側ユニット)とを備える。ここで、ドナーノードは無線基地局とデータを送受信するユニットであり、サービスノードは無線端末とデータを送受信するユニットである。
無線中継装置に接続する無線端末は、無線中継装置が送信するダウンリンク信号に含まれるプリアンブルを取得する。プリアンブルは、一般的に、フレームの先頭に付加される既知信号であり、無線端末はプリアンブルを取得してタイミング同期を確立する。
プリアンブルは無線基地局や無線中継装置毎に異なるビットパターンから構成され、プリアンブルのそれぞれのビットパターンはプリアンブルインデックスと対応づけられている。例えば、WiMAX(登録商標)においては、0〜114までのプリアンブルインデックスがある。
無線端末が接続する無線中継装置のプリアンブルインデックスと、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスとが同じ値の場合、無線端末は、接続している無線中継装置ではなく、周辺の無線基地局からの無線信号を受信するおそれがある。
従来の無線中継装置はプリアンブルインデックスの値が固定値であるため、周辺の無線基地局と同じプリアンブルインデックスになることを防ぐために、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスを調査してから、異なるプリアンプルインデックスの値を有する無線中継装置を設置していた。
特開2011−91784号公報
しかしながら、無線中継装置の設置時などに、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスを調査して、異なるプリアンブルインデックスの値を有する無線中継装置を設置することは多くの工数がかかる。
また、無線中継装置は、設置後に位置を変更する場合もあるが、無線中継装置の位置を変更した結果、無線中継装置のプリアンブルインデックスと周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスとが同じ値になってしまうことも起こりうる。
無線中継装置を含む無線通信システムにおける干渉回避の技術としては、例えば特許文献1のように、無線中継装置が無線端末のハンドオーバを制御する発明が知られている。
しかしながら、無線中継装置のプリアンブルインデックスと、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスとが同じ値になってしまった場合に、無線中継装置に接続する無線端末が周辺の無線基地局からのデータを誤って受信してしまうことは、特許文献1に記載の発明のように無線端末をハンドオーバさせることによっては有効に解決することができない。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、周囲の無線基地局と異なる値になるように自装置のプリアンブルインデックスを自動的に決定する無線中継装置、無線通信方法およびプロセッサを提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る無線中継装置の発明は、
無線基地局と無線端末との間で送受信される無線信号を中継する無線中継装置であって、
前記無線端末と無線信号を送受信する端末側通信部と、
前記無線基地局と無線信号を送受信する基地局側通信部と、
該無線中継装置のプリアンブルインデックスである第1プリアンブルインデックスを設定し、前記基地局側通信部が複数の無線基地局から受信する無線信号から、前記各無線基地局のプリアンブルインデックスである第2プリアンブルインデックスを取得する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記第2プリアンブルインデックスと異なる値になるように前記第1プリアンブルインデックスを決定する
ことを特徴とする。
第2の観点に係る発明は、第1の観点に係る無線中継装置であって、前記制御部は、
所定の初期値を前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定し、
該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較し、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較し、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定する
ことを特徴とする。
第3の観点に係る発明は、第2の観点に係る無線中継装置であって、前記所定の初期値は、当該無線中継装置のMACアドレスの値から算出されることを特徴とする。
第4の観点に係る発明は、第1の観点に係る無線中継装置であって、前記制御部は、
前回接続時の第1プリアンブルインデックスを前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定し、
該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較し、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較し、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定する
ことを特徴とする。
第5の観点に係る発明は、第1乃至第4の観点のいずれかの観点に係る無線中継装置であって、前記制御部は、所定のイベントを検出したときに、前記第1プリアンブルインデックスを決定することを特徴とする。
第6の観点に係る発明は、第5の観点に係る無線中継装置であって、前記所定のイベントの検出は、該無線中継装置と前記無線基地局との間の初期接続または再接続の検出であることを特徴とする。
第7の観点に係る発明は、第5の観点に係る無線中継装置であって、前記所定のイベントの検出は、該無線中継装置と前記無線基地局との間のアイドル状態から復帰またはハンドオーバの検出であることを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明を方法として実現させた第8の観点に係る無線通信方法の発明は、
無線基地局と無線端末との間で送受信される無線信号を中継する無線中継装置の無線通信方法であって、該無線中継装置が、
前記無線端末と無線信号を送受信する端末側通信部と、
前記無線基地局と無線信号を送受信する基地局側通信部と、
を備え、
前記基地局側通信部が複数の無線基地局から受信する無線信号から、前記各無線基地局のプリアンブルインデックスである第2プリアンブルインデックスを取得するステップと、
前記第2プリアンブルインデックスと異なる値になるように、前記無線中継装置のプリアンブルインデックスである第1プリアンブルインデックスを決定するステップと
を含むことを特徴とする。
第9の観点に係る発明は、第8の観点に係る無線通信方法であって、さらに、
所定の初期値を前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定するステップと、
該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較するステップと、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較するステップと、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定するステップと
を含むことを特徴とする。
第10の観点に係る発明は、第8の観点に係る無線通信方法であって、さらに、
前回接続時の第1プリアンブルインデックスを前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定するステップと、
該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較するステップと、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較するステップと、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定するステップと
を含むことを特徴とする。
また、例えば、本発明をプロセッサとして実現させた第11の観点に係るプロセッサの発明は、
無線基地局と無線端末との間で送受信される無線信号を中継する無線中継装置のプロセッサであって、
該無線中継装置のプリアンブルインデックスである第1プリアンブルインデックスを設定し、
複数の無線基地局から受信する無線信号から、前記各無線基地局のプリアンブルインデックスである第2プリアンブルインデックスを取得し、
前記第2プリアンブルインデックスと異なる値になるように前記第1プリアンブルインデックスを決定する
ことを特徴とする。
第12の観点に係る発明は、第11の観点に係るプロセッサであって、さらに、
所定の初期値を前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定し、
該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較し、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較し、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定する
ことを特徴とする。
第13の観点に係る発明は、第11の観点に係るプロセッサであって、さらに、
前回接続時の第1プリアンブルインデックスを前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定し、
該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較し、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較し、
該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定する
ことを特徴とする。
本発明によれば、周囲の無線基地局と異なる値になるように自装置のプリアンブルインデックスを自動的に決定する無線中継装置、無線通信方法およびプロセッサを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略図である。 本発明の一実施形態に係る無線中継装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る無線中継装置においてプリアンブルインデックスを決定する処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る無線中継装置において、初期化時にプリアンブルインデックスを決定するシーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係る無線中継装置において、再接続時にプリアンブルインデックスを決定するシーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係る無線中継装置において、アイドル状態からの復帰時またはハンドオーバ時にプリアンブルインデックスを決定するシーケンスを示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略図である。無線通信システムは、無線基地局40と無線端末と無線中継装置10とから構成される。無線中継装置10は、無線基地局40と無線端末との間で送受信されるデータを中継する。
図2は、本発明の一実施形態に係る無線中継装置の概略構成を示す機能ブロック図である。無線中継装置10は、ドナーノード20とサービスノード30とを備える。
まず、ドナーノード20の機能ブロックについて説明する。ドナーノード20は、基地局側通信部22と基地局側制御部24とを備える。
基地局側通信部22は、アンテナを介して無線基地局40とデータを送受信する。ダウンリンクデータについては、基地局側通信部22は、無線基地局40から無線信号を受信し、ダウンコンバートしてベースバンド信号に変換してから端末側通信部32に出力する。また、アップリンクデータについては、基地局側通信部22は、端末側通信部32からベースバンド信号として受け取り、アップコンバートして無線信号に変換してから無線基地局40へ送信する。
また、基地局側通信部22は、複数の周辺の無線基地局からの無線信号を受信する。なお、「周辺の無線基地局」との用語は、周辺の無線中継装置も含んだ意味で用いる。これは、無線中継装置のサービスノードも、無線基地局と同様の機能を有するからである。
基地局側制御部24は、基地局側通信部22をはじめとしてドナーノード20の全体を制御する。基地局側制御部24は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成したりすることもできる。
基地局側制御部24は、無線中継装置10と無線基地局40との間の初期接続、再接続、アイドル状態からの復帰、または、ハンドオーバなどのイベント(以下、「所定のイベント」と称する)を検出すると、ドナーノード20と無線基地局40との接続を確立する処理を実行する。
ここで、「初期接続時」とは電源オンまたはリセット時などをいい、「再接続」とは無線中継装置10と無線基地局40との接続が何らかの原因により切断した後に再接続することをいう。また、「アイドル状態」とはデータの送受信を停止してパワーセービングしている状態をいい、「ハンドオーバ」の用語は通常の意味で用いている。
基地局側制御部24は、ドナーノード20と無線基地局40との接続を確立する際にドナーノード20の周波数を決定する。基地局側制御部24は、決定したドナーノード20の周波数を端末側制御部34に通知する。
基地局側制御部24は、周辺の無線基地局から受信した無線信号からプリアンブルを取得し、当該プリアンブルに対応するプリアンブルインデックスを端末側制御部34に供給する。
基地局側制御部24は、プリアンブルのビットパターンとプリアンブルインデックスとを対応づけるテーブルを有しており、当該テーブルを参照して、周辺の無線基地局からの受信信号から取得したプリアンブルをプリアンブルインデックスに対応づける。
続いて、サービスノード30の機能ブロックについて説明する。サービスノード30は、端末側通信部32と端末側制御部34とを備える。
端末側通信部32は、ダウンリンクデータについては、基地局側通信部22からダウンリンクデータをベースバンド信号として受け取り、アップコンバートして無線信号に変換して無線端末に送信する。
端末側通信部32は、アップリンクデータについては、無線端末からアップリンクデータを無線信号として受信し、ダウンコンバートしてベースバンド信号に変換して基地局側通信部22に出力する。
端末側制御部34は、端末側通信部32をはじめとしてサービスノード30の全体を制御する。端末側制御部34は、CPU等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP)によって構成したりすることもできる。なお、本実施形態においては、ドナーノード20が基地局側制御部24を備え、サービスノード30が端末側制御部34を備えるというように、ドナーノード20およびサービスノード30の各々が制御部を備える構成として説明したが、本発明は、この構成に限定されるわけではない。例えば、ドナーノード20とサービスノード30とを1つの制御部で制御する構成とすることもできる。
端末側制御部34は、所定のイベントを検出すると、基地局側制御部24が決定したドナーノード20の周波数を受け取り、当該ドナーノード20の周波数に基づいてサービスノード30の使用周波数を決定する。
端末側制御部34は、例えば、サービスノード30の使用周波数を決定した後に、無線中継装置10のプリアンブルインデックスを決定する処理を実行する。
端末側制御部34は、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスを基地局側制御部24から取得する。端末側制御部34は、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスと異なるプリアンブルインデックスになるように、無線中継装置10のプリアンブルインデックスを決定する。
図3のフローチャートを参照しながら、無線中継装置10が当該無線中継装置10のプリアンブルインデックスを決定する処理を説明する。なお、図3のフローチャートに示す処理は、例えば、端末側制御部34がサービスノード30の使用周波数を決定した後に実行する。
基地局側制御部24および端末側制御部34は、所定のイベントを定期的に監視し、所定のイベントを開始した場合、当該所定のイベントが初期接続であるか否かを判定する(ステップS101)。
ステップS101において、所定のイベントが初期接続であった場合、端末側制御部34は、所定の初期値をプリアンブルインデックスの候補値に設定する(ステップS102)。端末側制御部34は、例えば、無線中継装置10のMACアドレスの値を114で割った値の余りを所定の初期値とすることができる。WiMAX(登録商標)の場合、プリアンブルインデックスは0〜114までの値であるため、このようにして所定の初期値を算出することにより、0〜114までの適当な値をランダムに選択することができる。
ステップS101において、所定のイベントが初期接続ではなかった場合、端末側制御部34は、無線端末が前回無線中継装置10に接続していた時におけるプリアンブルインデックスの値をプリアンブルインデックスの候補値に設定する(ステップS103)。
無線中継装置10は周辺の無線基地局をサーチし、基地局側制御部24は、周辺の無線基地局から受信した無線信号のプリアンプルを取得し、プリアンブルインデックスに対応づける(ステップS104)。
端末側制御部34は、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスを基地局側制御部24から受け取り、プリアンブルインデックスの候補値と比較する(ステップS105)。
ステップS105において、プリアンブルインデックスの候補値と、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスの値とが等しくなかった場合は、端末側制御部34は、当該プリアンブルインデックスの候補値を、無線中継装置10のプリアンブルインデックスに決定する(ステップS106)。
ステップS105において、プリアンブルインデックスの候補値と、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスの値とが等しい値であった場合は、端末側制御部34は、当該プリアンブルインデックスの候補値を1つ増やし(ステップS107)、ステップS105に戻って、再度、周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスの値との比較を行う。なお、ステップS107において、プリアンブルインデックスの候補値を1つ増やす場合を例に挙げて説明したが、プリアンブルインデックスの候補値を変える方法はこれに限るものではない。例えば、増分を2や3など、1より大きい値にしてもよいし、増やすのではなく減らしてもよい。
図4に、初期接続時に無線中継装置10がプリアンブルインデックスを決定するシーケンスを示す。
電源オンまたはリセットなどにより、サービスノード30およびドナーノード20が初期化されると(ステップS201)、ドナーノード20の基地局側制御部24は、無線基地局40との接続処理を開始し(ステップS202)、ドナーノード20の周波数を決定する(ステップS203)。
サービスノード30の端末側制御部34は、基地局側制御部24からドナーノード20の周波数の通知を受け(ステップS204)、サービスノード30の周波数を決定する(ステップS205)。
無線中継装置10は、サービスノード30の周波数が決定すると、図3に示したプリアンブルインデックスを決定する処理を実行する(ステップS206)。
図5に、再接続時に無線中継装置10がプリアンブルインデックスを決定するシーケンスを示す。
ドナーノード20と無線基地局40との間の接続が何らかの原因により切断すると(ステップS301)、ドナーノード20の基地局側制御部24は、無線基地局40との接続処理を開始し(ステップS302)、ドナーノード20の周波数を決定する(ステップS303)。以後のシーケンス(ステップS304〜S306)は図4のステップS204〜S206と同様であるので説明を省略する。
図6に、アイドル状態からの復帰時またはハンドオーバ時に無線中継装置10がプリアンブルインデックスを決定するシーケンスを示す。
ドナーノード20と無線基地局40との間で、アイドル状態からの復帰またはハンドオーバのイベントが発生すると(ステップS401)、ドナーノード20の基地局側制御部24は、無線基地局40との接続処理を開始し(ステップS402)、ドナーノード20の周波数を決定する(ステップS403)。以後のシーケンス(ステップS404〜S406)は図4のステップS204〜S206と同様であるので説明を省略する。
このように、本実施形態によれば、周囲の無線基地局と異なる値になるように自装置のプリアンブルインデックスを自動的に決定する無線中継装置、無線通信方法およびプロセッサを提供することができる。これにより、無線中継装置の設置時に周辺の無線基地局のプリアンブルインデックスを調査する必要がなくなり、セル設計が容易になる。また、無線中継装置の設置時における工数を低減することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
10 無線中継装置
20 ドナーノード
22 基地局側通信部
24 基地局側制御部
30 サービスノード
32 端末側通信部
34 端末側制御部

Claims (13)

  1. 無線基地局と無線端末との間で送受信される無線信号を中継する無線中継装置であって、
    前記無線端末と無線信号を送受信する端末側通信部と、
    前記無線基地局と無線信号を送受信する基地局側通信部と、
    該無線中継装置のプリアンブルインデックスである第1プリアンブルインデックスを設定し、前記基地局側通信部が複数の無線基地局から受信する無線信号から、前記各無線基地局のプリアンブルインデックスである第2プリアンブルインデックスを取得する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第2プリアンブルインデックスと異なる値になるように前記第1プリアンブルインデックスを決定する
    ことを特徴とする無線中継装置。
  2. 請求項1に記載の無線中継装置であって、前記制御部は、
    所定の初期値を前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定し、
    該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較し、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較し、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定する
    ことを特徴とする無線中継装置。
  3. 請求項2に記載の無線中継装置であって、前記所定の初期値は、当該無線中継装置のMACアドレスの値から算出されることを特徴とする無線中継装置。
  4. 請求項1に記載の無線中継装置であって、前記制御部は、
    前回接続時の第1プリアンブルインデックスを前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定し、
    該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較し、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較し、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定する
    ことを特徴とする無線中継装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の無線中継装置であって、前記制御部は、所定のイベントを検出したときに、前記第1プリアンブルインデックスを決定することを特徴とする無線中継装置。
  6. 請求項5に記載の無線中継装置であって、前記所定のイベントの検出は、該無線中継装置と前記無線基地局との間の初期接続または再接続の検出であることを特徴とする無線中継装置。
  7. 請求項5に記載の無線中継装置であって、前記所定のイベントの検出は、該無線中継装置と前記無線基地局との間のアイドル状態から復帰またはハンドオーバの検出であることを特徴とする無線中継装置。
  8. 無線基地局と無線端末との間で送受信される無線信号を中継する無線中継装置の無線通信方法であって、該無線中継装置が、
    前記無線端末と無線信号を送受信する端末側通信部と、
    前記無線基地局と無線信号を送受信する基地局側通信部と、
    を備え、
    前記基地局側通信部が複数の無線基地局から受信する無線信号から、前記各無線基地局のプリアンブルインデックスである第2プリアンブルインデックスを取得するステップと、
    前記第2プリアンブルインデックスと異なる値になるように、前記無線中継装置のプリアンブルインデックスである第1プリアンブルインデックスを決定するステップと
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  9. 請求項8に記載の無線通信方法であって、さらに、
    所定の初期値を前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定するステップと、
    該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較するステップと、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較するステップと、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定するステップと
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  10. 請求項8に記載の無線通信方法であって、さらに、
    前回接続時の第1プリアンブルインデックスを前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定するステップと、
    該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較するステップと、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較するステップと、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定するステップと
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  11. 無線基地局と無線端末との間で送受信される無線信号を中継する無線中継装置のプロセッサであって、
    該無線中継装置のプリアンブルインデックスである第1プリアンブルインデックスを設定し、
    複数の無線基地局から受信する無線信号から、前記各無線基地局のプリアンブルインデックスである第2プリアンブルインデックスを取得し、
    前記第2プリアンブルインデックスと異なる値になるように前記第1プリアンブルインデックスを決定する
    ことを特徴とするプロセッサ。
  12. 請求項11に記載のプロセッサであって、さらに、
    所定の初期値を前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定し、
    該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較し、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較し、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定する
    ことを特徴とするプロセッサ。
  13. 請求項11に記載のプロセッサであって、さらに、
    前回接続時の第1プリアンブルインデックスを前記第1プリアンブルインデックスの候補値として設定し、
    該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとを比較し、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しい場合は、該候補値を変更して、再度前記第2プリアンブルインデックスと比較し、
    該比較の結果、該候補値と前記第2プリアンブルインデックスとが等しくない場合は、該候補値を前記第1プリアンブルインデックスに決定する
    ことを特徴とするプロセッサ。
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