JP5706495B2 - 配信装置、配信方法及び配信プログラム - Google Patents

配信装置、配信方法及び配信プログラム Download PDF

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本発明は、配信装置、配信方法及び配信プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。例えば、ウェブページの所定の位置に、企業や商品等を宣伝する広告コンテンツを表示し、かかる広告コンテンツがクリックされた場合に、広告主のウェブページ(以下、「広告主ページ」と表記する場合がある)へ遷移させる広告配信が行われている。
このような広告配信に関する技術として、カスタマイズされたインターネット・コンテンツを要求側クライアント装置に提供する技術が知られている。例えば、このような技術では、ページ全体内の画像データを指す埋込みURLを動的に選択して、検出されたクライアント装置にとって最もよく見える画像を提供する。
特開平11−194983号公報
しかしながら、上記の従来技術では、広告効果を高めることができるとは限らなかった。具体的には、上記の技術では、要求側クライアント装置のデバイスを区別せずにカスタマイズされたインターネット・コンテンツを提供する。このため、要求側クライアント装置のデバイスによってはドットピッチが大きく異なるので、インターネット・コンテンツがゆがんでデバイスに表示される場合がある。このようなことから、上記の従来技術では、広告効果を高めることができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、広告効果を高めることができる配信装置、配信方法及び配信プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る配信装置は、コンテンツに含まれる広告枠に表示する広告コンテンツの取得要求を受信する受信手段と、前記受信手段によって広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、当該広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて前記広告枠の実寸を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された実寸に基づいて広告コンテンツを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された広告コンテンツを前記取得要求の送信元へ配信する配信手段とを備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、広告効果を高めることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る配信装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るドットサイズ記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るドットピッチ記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る補正係数記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る配信装置による処理手順を示すシーケンスである。 図9は、変形例に係る配信装置による処理手順を示すシーケンスである。 図10は、配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る配信装置、配信方法及び配信プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る配信装置、配信方法及び配信プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.配信処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る配信処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す説明図である。図1の例では、端末装置10及び10に広告コンテンツを配信する配信装置100によって配信処理が行われる。
図1の例では、端末装置10は、例えば、表示デバイスを有するPC(Personal Computer)等の情報処理装置である。図1の例では、端末装置10は、デバイス「24インチPC」であるものとする。また、端末装置10は、例えば、図1に示すように、「аa サイト」のウェブページW1を表示部(例えば、液晶ディスプレイ)に表示する。なお、「аa サイト」のウェブページW1は、液晶ディスプレイのサイズが24インチのPC「24インチPC」の画面サイズに対応するウェブページである。また、ウェブページW1は、広告コンテンツを表示する広告枠SP1を有する。広告枠SP1は、高さの実寸がH1である。また、広告枠SP1は、幅の実寸がWD1である。
端末装置10は、例えば、スマートフォン等の情報処理装置である。図1の例では、端末装置10は、デバイス「スマートフォンX」であるものとする。端末装置10は、例えば、図1に示すように、「スマートフォンX」の画面サイズに対応した「аa サイト」のウェブページW2を表示部に表示する。ここで、「аa サイト」のウェブページW2は、ウェブページW1と同一のウェブページである。ただし、端末装置10は、端末装置10と比較して、ドットの間隔を示すドットピッチが短いので、ウェブページW2は、ウェブページW1と比較して小さく画面に表示される。また、ウェブページW2は、広告コンテンツを表示する広告枠SP2を有する。広告枠SP2は、高さの実寸がH2である。また、広告枠SP2は、幅の実寸がWD2である。
配信装置100は、広告枠に表示されるコンテンツである広告コンテンツC1及び広告コンテンツC2を記憶する。広告コンテンツC1及び広告コンテンツC2は、広告枠の実寸の違いによってゆがんだ広告コンテンツが画面に表示されたり、文字が読めないほど小さい広告コンテンツが画面に表示されることを防ぐために、広告主によって予め入稿されたドットサイズが同一の広告コンテンツである。具体的には、広告コンテンツC1は、PCなど画面が相対的に大きなデバイスに対応する広告コンテンツである。図1の例では、広告コンテンツC1は、24インチPC用の広告コンテンツである。
広告コンテンツC2は、スマートフォンなど画面が相対的に小さなデバイスに対応する広告コンテンツである。図1の例では、広告コンテンツC2は、スマートフォンX用の広告コンテンツである。なお、広告コンテンツC1及び広告コンテンツC2は、携帯電話の販売を営む同一の広告主によって入稿されたスマートフォンの予約受付を宣伝する広告コンテンツである。
ここで、端末装置10は、広告枠SP1に表示される広告コンテンツを要求する広告コンテンツの取得要求R1を配信装置100に送信する(ステップS1)。なお、広告コンテンツの取得要求R1には、端末装置10に関する情報である端末情報T1が含まれる。端末情報T1は、例えば、端末装置10のユーザエージェント情報と端末装置10が有するデバイスの画面ピクセル数とによって形成される。なお、ユーザエージェント情報には、OS(Operating System)や端末装置10の型番が含まれる。
そして、配信装置100は、端末装置10から広告コンテンツの取得要求R1を受信する。ここで、配信装置100は、広告コンテンツの取得要求R1に基づいて、広告枠SP1を有するウェブページW1を特定する。例えば、配信装置100は、リファラを参照して広告コンテンツの取得要求R1の送信元のウェブページであるウェブページW1を特定する。
また、配信装置100は、端末情報T1に基づいて、広告枠SP1の実寸を算出する(ステップS2)。具体的には、配信装置100は、広告枠SP1の幅の実寸WD1を算出する。なお、配信装置100は、広告枠SP1の高さの実寸H1のみを算出してもよいし、広告枠SP1の幅の実寸WD1及び高さの実寸H1の両方を算出してもよい。
そして、配信装置100は、算出された広告枠SP1の幅の実寸WD1に基づいて広告コンテンツを抽出する(ステップS3)。例えば、配信装置100は、広告枠SP1の幅の実寸WD1が所定の閾値以上の場合に、広告コンテンツC1を抽出する。一方、配信装置100は、広告枠SP1の幅の実寸WD1が所定の閾値未満の場合には、広告コンテンツC2を抽出する。ここで、図1の例では、広告枠SP1の幅の実寸WD1が所定の閾値以上であるものとする。この場合、配信装置100は、広告枠SP1の幅の実寸WD1が所定の閾値以上なので、広告コンテンツC1を抽出する。
そして、配信装置100は、抽出した広告コンテンツC1を広告コンテンツの取得要求R1の送信元である端末装置10に配信する(ステップS4)。これにより、端末装置10は、広告枠SP1に広告コンテンツC1を表示する。
同様に、端末装置10が、広告枠SP2に表示される広告コンテンツを要求する広告コンテンツの取得要求R2を配信装置100に送信したものとする(ステップS5)。そして、配信装置100は、広告コンテンツの取得要求R2に含まれる端末情報T2に基づいて広告枠SP2の幅の実寸WD2を算出する(ステップS2)。ここで、広告枠SP2の幅の実寸WD2は、所定の閾値未満であるものとする。この場合、配信装置100は、広告コンテンツC2を抽出する(ステップS3)。そして、配信装置100は、抽出した広告コンテンツC2を広告コンテンツの取得要求R2の送信元である端末装置10に配信する(ステップS6)。このように、配信装置100は、端末装置10と比較してドットピッチが短い端末装置10には、縮小されて広告枠SP2に表示されても文字が読める大きさの広告コンテンツC2を配信するので、広告効果を高めることができる。これにより、端末装置10は、広告枠SP2に広告コンテンツC2を表示する。
このように、実施形態に係る配信装置100は、広告枠の実寸に応じて広告コンテンツを抽出するので、広告枠に適した広告コンテンツを配信することができる。これにより、配信装置100は、ゆがんだ広告コンテンツが広告枠に表示されたり、広告の文字が読めないほど小さい広告コンテンツが広告枠に表示されることを防ぐことができる。このため、配信装置100は、広告効果を高めることができる。
〔2.配信システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る配信システムについて説明する。図2は、実施形態に係る配信システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、配信システム1には、端末装置10と、広告主装置20と、情報提供装置30と、配信装置100とが含まれる。端末装置10、広告主装置20、情報提供装置30、配信装置100は、それぞれネットワークNと有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図2では、配信システム1に、1台の端末装置10と、1台の広告主装置20と、1台の情報提供装置30と、1台の配信装置100とが含まれる例を示したが、配信システム1には、複数台のユーザ端末10や、複数台の広告主装置20や、複数台の情報提供装置30や、複数台の配信装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置である。例えば、端末装置10は、情報提供装置30にアクセスすることで、情報提供装置30からウェブページを取得し、取得したウェブページを表示部に表示する。また、端末装置10は、ウェブページに広告枠が含まれる場合には、配信装置100にアクセスすることで、配信装置100から広告コンテンツを取得し、取得した広告コンテンツをウェブページ上に表示する。ただし、この例に限られず、端末装置10は、広告コンテンツを含むウェブページを情報提供装置30から取得してもよい。この場合、情報提供装置30は、広告コンテンツを埋め込んだウェブページを端末装置10に配信する。なお、端末装置10は、図1の端末装置10及び10に対応する。
広告主装置20は、配信装置100に広告配信を依頼する広告主によって利用される情報処理装置である。かかる広告主装置20は、広告主による操作に従って、広告コンテンツを配信装置100に入稿する。例えば、広告主装置20は、広告コンテンツとして静止画像を配信装置100に入稿する。なお、広告コンテンツは、静止画像に限らず、動画像、テキストデータ、画像及びテキストデータを組み合わせたファイルであってもかまわない。
また、広告主は、広告主装置20を用いて、広告コンテンツを配信装置100に入稿せずに、広告コンテンツの入稿を代理店に依頼する場合もある。この場合、配信装置100に広告コンテンツを入稿するのは代理店となる。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主装置」といった表記は、広告主装置だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
情報提供装置30は、端末装置10にウェブページを提供するウェブサーバ等である。例えば、情報提供装置30は、端末装置10によってアクセスされたURL(Uniform Resource Locator)に対応するHTML(HyperText Markup Language)テキスト等をHTTP(Hypertext Transfer Protocol)に基づいて端末装置10に配信する。一例を挙げると、情報提供装置30は、ニュース、天気、グルメ(飲食店)、ショッピング、オークション、路線情報、地図情報等の各種コンテンツ及び広告枠を含むポータルサイトを配信する。
配信装置100は、端末装置10に広告コンテンツを配信するサーバ装置である。上記の通り、配信装置100は、端末装置10から広告コンテンツの取得要求を受信した場合に、端末装置10に応じて広告主装置20から入稿された広告コンテンツを抽出する。そして、配信装置100は、抽出した広告コンテンツを端末装置10に配信する。また、配信装置100は、情報提供装置30から広告コンテンツの取得要求を受信した場合には、広告コンテンツを情報提供装置30に配信する。
〔3.配信装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る配信装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る配信装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、配信装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、配信装置100は、配信装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。かかる通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置10や広告主装置20や情報提供装置30との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部120は、広告コンテンツ記憶部121と、ドットサイズ情報記憶部122と、ドットピッチ情報記憶部123と、補正情報記憶部124とを有する。
(広告コンテンツ記憶部121について)
広告コンテンツ記憶部121は、広告主装置20から入稿される広告コンテンツに関する各種情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部121の一例を示す。図4に示すように、広告コンテンツ記憶部121は、「ドットサイズ」、「広告コンテンツID」、「実寸(幅)」「広告コンテンツ」といった項目を有する。
「ドットサイズ」は、広告コンテンツのドットサイズを示す。例えば、「ドットサイズ」には、縦のピクセル数及び横のピクセル数が記憶される。なお、配信装置100が広告コンテンツを抽出する際には、広告枠のドットサイズと同一のドットサイズの広告コンテンツの中から抽出するので、「ドットサイズ」の項目を有する。「広告コンテンツID」は、広告主装置20から入稿された広告コンテンツを識別するための識別情報を示す。「実寸(幅)」は、広告コンテンツが抽出される条件となる広告枠の実寸の幅を示す。例えば、図4の例では、広告枠の実寸の幅が40mm未満である場合に、広告コンテンツC1を抽出する指標となる値である。「広告コンテンツ」は、広告主装置20から入稿された広告コンテンツを示す。なお、図4では、「広告コンテンツ」に静止画像が格納される例を示したが、静止画像のファイルが格納されている場所を示すURLなどが記憶されてもよい。
すなわち、図4では、ドットサイズ「350×240」のうち、広告コンテンツID「C1」によって識別される広告コンテンツC1は、広告枠の幅の実寸の条件が「40mm未満」で、広告主が販売するスマートフォンの画像と文言「人気のスマホネットでかんたん予約受付中!」と、文言「今すぐ予約する」とが含まれる画像である例を示している。なお、ドットサイズ「350×240」は、縦のピクセル数350及び横のピクセル数240であることを示す。また、図4では、ドットサイズ「350×240」のうち、広告コンテンツID「C2」によって識別される広告コンテンツC2は、広告枠の幅の実寸の条件が「40mm以上」で、広告主が販売するスマートフォンの画像と文言「予約受付中」とが含まれる画像である例を示している。なお、広告コンテンツC2は、広告コンテンツが縮小されて表示されるドットピッチの短いデバイスの場合でも読めるように入稿された文字数が少なくてフォントが大きい広告コンテンツである。
(ドットサイズ情報記憶部122について)
ドットサイズ情報記憶部122は、ウェブページ毎に、かかるウェブページに含まれる広告枠のドットサイズを記憶する。ここで、図5に、実施形態に係るドットサイズ情報記憶部122の一例を示す。図5に示すように、ドットサイズ情報記憶部122は、「ウェブページ」、「広告枠のドットサイズ」といった項目を有する。
「ウェブページ」は、広告枠を含むウェブページを示す。なお、図5では、「ウェブページ」にウェブページの名称が格納される例を示したが、実際にはかかるウェブページのURLが記憶される。「広告枠のドットサイズ」は、ウェブページに含まれる広告枠のドットサイズを示す。例えば、「広告枠のドットサイズ」には、縦のピクセル数及び横のピクセル数が記憶される。
すなわち、図5では、ウェブページW1「аa サイト」に含まれる広告枠SP1のドットサイズが、縦のピクセル数350及び横のピクセル数240である例を示している。
(ドットピッチ情報記憶部123について)
ドットピッチ情報記憶部123は、デバイス毎に、かかるデバイスのドットピッチを記憶する。ここで、図6に、実施形態に係るドットピッチ情報記憶部123の一例を示す。図6に示すように、ドットピッチ情報記憶部123は、「デバイス」、「ドットピッチ」といった項目を有する。
「デバイス」は、端末装置10のデバイスの種類を示す。例えば、「デバイス」には、端末装置10の名称や型番が記憶される。「ドットピッチ」は、デバイスのドットの間隔を示す。
すなわち、図6では、デバイス「24インチPC」は、ドットピッチ「0.27021」である例を示している。また、図6では、デバイス「スマートフォンX」は、ドットピッチ「0.07791」である例を示している。なお、図6の例では、ドットピッチの値の単位は、「mm/px」である。
(補正係数情報記憶部124について)
補正係数情報記憶部124は、ウェブページ毎に、デバイスに応じて設定される補正係数を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係る補正係数情報記憶部124の一例を示す。図7に示すように、補正係数情報記憶部124は、「ウェブページ」、「デバイス」、「補正係数」といった項目を有する。
「ウェブページ」は、広告枠を含むウェブページを示す。なお、図7では、「ウェブページ」にウェブページの名称が格納される例を示したが、実際にはかかるウェブページのURLが記憶される。「デバイス」は、端末装置10のデバイス名を示す。「補正係数」は、デバイス毎に設定されたウェブページのデバイス画面上の表示縮尺を補正する係数である。
すなわち、図7では、ウェブページ「аa サイト」においてデバイス「24インチPC」の補正係数は、「1」である例を示している。なお、補正係数「1」は、「24インチPC」で「аa サイト」を表示する場合には、「аa サイト」を補正しないで表示ことを意味する。すなわち、ウェブページ「аa サイト」においては、デバイス「24インチPC」が基準であることを示す。また、図7では、ウェブページ「аa サイト」においてデバイス「スマートフォンX」の補正係数は、「0.64」である例を示している。なお、補正係数「0.64」は、「スマートフォンX」で「аa サイト」にを表示する場合には、「аa サイト」を64%に縮小して表示することを意味する。
(制御部130について)
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、配信装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
かかる制御部130は、図3に示すように、入稿受付部131と、受信部132と、算出部133と、抽出部134と、配信部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(入稿受付部131について)
入稿受付部131は、広告主装置20から広告コンテンツの入稿を受け付ける。そして、入稿受付部131は、広告コンテンツのドットサイズ毎に、受け付けた広告コンテンツを広告コンテンツ記憶部121に格納する。このとき、入稿受付部131は、広告コンテンツに対応する広告コンテンツIDと、かかる広告コンテンツを表示させる広告枠の実寸とについても広告コンテンツ記憶部121に格納する。例えば、入稿受付部131は、広告コンテンツ毎に、広告コンテンツIDとして固有の識別番号を割り当てた上で、広告コンテンツID及び広告枠の実寸に対応付けて広告コンテンツを広告コンテンツ記憶部121に格納する。
(受信部132について)
受信部132は、端末装置10や情報提供装置30から広告コンテンツの取得要求を受信する。例えば、受信部132は、HTTPリクエスト等により、広告コンテンツの取得要求を受信する。
なお、受信部132に広告コンテンツの取得要求を送信する装置は、情報提供装置30によって配信されるウェブページによって異なる。例えば、配信装置100にアクセスするためのURLが埋め込まれたウェブページが端末装置10に配信される場合、受信部132は、端末装置10から広告コンテンツの取得要求を受信する。
(算出部133について)
算出部133は、広告枠の実寸を算出する。具体的には、算出部133は、受信部132によって広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、ドットサイズ情報記憶部122、ドットピッチ情報記憶部123および補正情報記憶部124に記憶されている各種の情報を用いて広告枠の実寸を算出する。
この点について、図1、図5〜図7の例を用いて詳細に説明する。まず、算出部133は、広告コンテンツの取得要求R1に基づいて、かかる広告コンテンツの取得要求R1の送信元である端末装置10のデバイスを特定する。例えば、算出部133は、広告コンテンツの取得要求R1に含まれる端末装置10のユーザエージェント情報及び端末装置10が有するデバイスの画面ピクセル数からデバイスを特定する。図1の例では、算出部133は、端末装置10のデバイスである「24インチPC」を特定する。
そして、算出部133は、特定したデバイスに基づいてかかるデバイスのドットピッチを特定する。例えば、算出部133は、ドットピッチ情報123を用いてデバイスのドットピッチを特定する。図1の例では、算出部133は、デバイス「24インチPC」のドットピッチ「0.27021mm/px」を特定する。
また、算出部133は、特定したデバイス及びドットピッチに基づいて補正係数を特定する。例えば、算出部133は、補正係数情報124を用いて補正係数を特定する。図1の例では、算出部133は、ウェブページ「аa サイト」の場合の24インチPCに対応する補正係数「1」を特定する。
そして、算出部133は、広告枠SP1の幅の実寸を算出する。具体的には、算出部133は、特定されたドットサイズ「240」、ドットピッチ「0.27021」及び補正係数「1」を乗算する。これにより、算出部133は、広告枠SP1の幅の実寸「64.8504」を算出する。なお、かかる広告枠SP1の実寸の単位は、「mm」である。
(抽出部134について)
抽出部134は、算出部133によって算出された広告枠の実寸に基づいて広告コンテンツを抽出する。具体的には、抽出部134は、広告枠の実寸の所定の閾値に基づいて、ドットサイズが広告枠と同一の広告コンテンツの中から広告枠に表示される広告コンテンツを抽出する。
例えば、抽出部134は、図4の例において、広告枠のドットサイズが「350×240」であって、広告枠の幅の実寸が40mm以上の場合には、ドットサイズが「350×240」の広告コンテンツのうち、広告コンテンツC1を抽出する。一方、抽出部134は、広告枠の幅の実寸が40mm未満の場合には、ドットサイズが「350×240」の広告コンテンツのうち、広告コンテンツC2を抽出する。図1、図5〜図7の例では、抽出部134は、広告枠SP1の幅の実寸「64.8504」が40mm以上なので、ドットサイズが「350×240」の広告コンテンツのうち、広告コンテンツC1を抽出する。
(配信部135について)
配信部135は、抽出部134によって抽出された広告コンテンツを配信する。図1、図5〜図7の例では、配信部135は、抽出した広告コンテンツC1を広告コンテンツの取得要求R1の送信元である端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、広告枠SP1に広告コンテンツC1を表示する。
図1、図5〜図7の端末装置10における場合の例を説明する。端末装置10が、広告枠SP2に表示される広告コンテンツを要求する広告コンテンツの取得要求R2を配信装置100に送信したものとする。この場合、配信装置100の算出部133は、ドットサイズ「240」、ドットピッチ「0.07791」及び補正係数「0.64」を特定する。そして、算出部133は、ドットサイズ「240」、ドットピッチ「0.07791」及び補正係数「0.64」を乗算する。これにより、算出部133は、広告枠SP2の幅の実寸「11.9670」を算出する。この場合、抽出部134は、広告枠SP2の幅の実寸「11.9670」が40mm未満なので、広告コンテンツC2を抽出する。そして、配信部135は、抽出した広告コンテンツC2を広告コンテンツの取得要求R2の送信元である端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、広告枠SP2に広告コンテンツC2を表示する。
〔4.配信処理手順〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る配信装置100による処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る配信装置100による処理手順を示すシーケンスである。
図8に示すように、端末装置10は、ウェブページの取得要求を情報提供装置30に送信する(ステップS101)。そして、情報提供装置30は、ウェブページの取得要求を受信した場合に、ウェブページを端末装置10に配信する(ステップS102)。
そして、端末装置10は、情報提供装置30から配信されたウェブページに含まれる広告枠に表示する広告コンテンツの取得要求を配信装置100に送信する(ステップS103)。
そして、配信装置100は、広告コンテンツの取得要求を受信した場合に、広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて、広告枠の実寸を算出する(ステップS104)。続いて、配信装置100は、算出された広告枠の実寸に基づいて広告コンテンツを抽出する(ステップS105)。
そして、配信装置100は、抽出された広告コンテンツを端末装置10に配信する(ステップS106)。
〔5.変形例〕
上述した実施形態に係る配信装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の配信装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.サーバサイドによる配信処理〕
上記実施形態では、端末装置10が広告コンテンツの取得要求を配信装置100に送信する処理を例に挙げて説明したが、上述してきた情報提供装置30が、広告コンテンツの取得要求を送信して配信処理を行ってもよい。
この点について、図9を用いて配信処理手順を説明する。図9に示すように、端末装置10は、ウェブページの取得要求を情報提供装置30に送信する(ステップS201)。そして、情報提供装置30は、ウェブページの取得要求を受信した場合に、広告コンテンツの取得要求を配信装置100に送信する(ステップS202)。
そして、配信装置100は、広告コンテンツの取得要求を情報提供装置30から受信した場合に、広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて、広告枠の実寸を算出する(ステップS203)。続いて、配信装置100は、算出された広告枠の実寸に基づいて広告コンテンツを抽出する(ステップS204)。
そして、配信装置100は、抽出された広告コンテンツが埋め込まれたウェブページを端末装置10に配信する(ステップS205)。
このように、配信装置100は、情報提供装置30から広告コンテンツ取得要求を受信するので、サーバサイドで配信処理を実行することができる。これにより、配信装置100は、端末装置10の負荷を軽減することができる。
〔5−2.ブラウザ上の拡大縮小率〕
上記実施形態では、広告枠の実寸を算出する処理を例に挙げて説明したが、上述してきた配信装置100は、ブラウザ(表示画面の一例に相当)上の拡大率や縮小率を考慮してもよい。
例えば、端末装置10は、ブラウザ上の拡大率また縮小率を含む広告コンテンツの取得要求を配信装置100に送信する。そして、配信装置100は、広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて、広告枠の実寸を算出する。ここで、配信装置100は、広告コンテンツの取得要求に含まれるブラウザ上の拡大率また縮小率に関する情報を用いて広告枠の実寸を算出する。例えば、配信装置100は、ブラウザ上の拡大率また縮小率を算出された広告枠の実寸に乗算する。これにより、配信装置100は、ブラウザ上の拡大率また縮小率を加味した広告枠の実寸を算出するので、広告枠に適した広告コンテンツを端末装置10に配信することができる。
なお、配信装置100は、広告コンテンツを抽出する際に、ブラウザ上の拡大率また縮小率に応じて広告コンテンツを抽出してもよい。例えば、配信装置100は、広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて広告枠の実寸を算出する。そして、配信装置100は、ブラウザ上の拡大率また縮小率に応じて広告コンテンツを抽出する。例えば、配信装置100は、所定の閾値にブラウザ上の拡大率また縮小率を乗算した値に基づいて広告コンテンツを抽出する。これにより、配信装置100は、ブラウザ上の拡大率または縮小率を加味して広告コンテンツを抽出するので、広告枠に適した広告コンテンツを端末装置10に配信することができる。
〔6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示した広告コンテンツ記憶部121や、ドットサイズ情報記憶部122や、ドットピッチ情報記憶部123や、補正係数情報記憶部124は、配信装置100が保持せずに、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、配信装置100は、ストレージサーバにアクセスすることで、広告コンテンツや、ドットサイズに関する情報や、ドットピッチに関する情報や、補正係数情報を取得する。
また、例えば、上述してきた配信装置100は、ウェブページを配信する情報提供装置30と一体となって構成されてもよい。また、配信装置100は、広告コンテンツの配信処理は行わず、算出部133による算出処理のみを行う算出装置であってもよい。この場合、算出装置は、少なくとも抽出部134や配信部135を有しない。そして、抽出部134を有する抽出装置が、算出装置によって算出された広告枠の実寸に基づいて広告コンテンツを抽出する。配信部135を有する配信装置が、抽出装置によって抽出された広告コンテンツを端末装置10等に配信する。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、広告コンテンツの抽出処理として説明した処理の全部または一部を広告コンテンツの抽出処理にも適用でき、あるいは、広告コンテンツの抽出処理として説明した処理の全部または一部を広告コンテンツの抽出処理として適用することもできる。
なお、上記実施形態における配信装置100は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ70によって実現される。図10は、配信装置100の機能を実現するコンピュータ70の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ70は、CPU71、RAM72、ROM(Read Only Memory)73、HDD(Hard Disk Drive)74、通信インターフェイス(I/F)75、入出力インターフェイス(I/F)76、およびメディアインターフェイス(I/F)77を備える。
CPU71は、ROM73またはHDD74に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM73は、コンピュータ70の起動時にCPU71によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ70のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD74は、CPU71によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス75は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU71へ送り、CPU71が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU71は、入出力インターフェイス76を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU71は、入出力インターフェイス76を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU71は、生成したデータを、入出力インターフェイス76を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス77は、記録媒体78に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM72を介してCPU71に提供する。CPU71は、当該プログラムを、メディアインターフェイス77を介して記録媒体78からRAM72上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体78は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ70が実施形態における配信装置100として機能する場合、コンピュータ70のCPU71は、RAM72上にロードされたプログラムを実行することにより、入稿受付部131、受信部132、算出部133、抽出部134及び配信部135の各機能を実現する。また、HDD74には、広告コンテンツ記憶部121、ドットサイズ情報記憶部122、ドットピッチ情報記憶部123及び補正係数情報記憶部124内のデータが格納される。
コンピュータ70のCPU71は、これらのプログラムを、記録媒体78から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る配信装置100は、受信部132と、算出部133と、抽出部134と、配信部135とを有する。受信部132は、ウェブページ(コンテンツの一例に相当)に含まれる広告枠に表示する広告コンテンツの取得要求を受信する。算出部133は、受信部132によって広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、当該広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて広告枠の実寸を算出する。抽出部134は、算出部133によって算出された実寸に基づいて広告コンテンツを抽出する。配信部135は、抽出部134によって抽出された広告コンテンツを取得要求の送信元である端末装置10に配信する。
このように、実施形態に係る配信装置100は、広告枠の実寸に応じて広告コンテンツを抽出するので、広告枠に適した広告コンテンツを配信することができる。これにより、配信装置100は、ゆがんだ広告コンテンツが広告枠に表示されたり、広告の文字が読めないほど小さい広告コンテンツが広告枠に表示されることを防ぐことができる。このため、配信装置100は、広告効果を高めることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、算出部133は、受信部132によって受信された広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて、かかる広告コンテンツの取得要求の送信元である端末装置10のデバイス種類を特定し、特定されたデバイス種類に対応付けられたドットピッチと要求にかかるコンテンツの広告枠のドットサイズとを用いて広告枠の実寸を算出する。
これにより、配信装置100は、広告枠の実寸を高い精度で算出することができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、算出部133は、要求にかかるコンテンツの特定されたデバイス種類に対して設定されたかかるコンテンツのデバイス画面上の表示縮尺を補正する補正係数を用いて広告枠の実寸を算出する。
これにより、配信装置100は、デバイス毎に設定された補正係数によって実寸をリサイズするので、広告枠の実寸をより高い精度で算出することができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、受信部132は、端末装置10からウェブページを表示するブラウザ(表示画面の一例に相当)上の拡大率または縮小率に関する情報を含む広告コンテンツの取得要求を受信する。算出部133は、拡大率または縮小率に関する情報を用いて広告枠の実寸を算出する。
これにより、配信装置100は、ブラウザ上の拡大率または縮小率を加味して広告枠の実寸を算出するので、広告枠の実寸を高い精度で算出することができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、受信部132は、端末装置10からウェブページを表示するブラウザ(表示画面の一例に相当)上の拡大率または縮小率に関する情報を含む広告コンテンツの取得要求を受信する。抽出部134は、算出部133によって算出された実寸と、受信部132によって受信された拡大率または縮小率に関する情報とに基づいて広告コンテンツを抽出する。
これにより、配信装置100は、ブラウザ上の拡大率または縮小率を加味して広告コンテンツを抽出するので、広告枠の実寸に適した広告コンテンツを配信することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した配信装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、抽出手段は、抽出部や抽出回路に読み替えることができる。
1 配信システム
10 端末装置
20 広告主装置
30 情報提供装置
100 配信装置
121 広告コンテンツ記憶部
122 ドットサイズ情報記憶部
123 ドットピッチ情報記憶部
124 補正係数情報記憶部
131 入稿受付部
132 受信部
133 算出部
134 抽出部
135 配信部

Claims (7)

  1. コンテンツに含まれる広告枠に表示する広告コンテンツの取得要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、当該広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて前記広告枠の実寸を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された実寸に基づいて広告コンテンツを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された広告コンテンツを前記取得要求の送信元へ配信する配信手段と
    を備えたことを特徴とする配信装置。
  2. 前記算出手段は、
    前記受信手段によって受信された広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて、当該広告コンテンツの取得要求の送信元である端末装置のデバイス種類を特定し、特定されたデバイス種類に対応付けられたドットピッチと要求にかかるコンテンツの広告枠のドットサイズとを用いて前記広告枠の実寸を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  3. 前記算出手段は、
    要求にかかるコンテンツの前記特定されたデバイス種類に対して設定された当該コンテンツのデバイス画面上の表示縮尺を補正する補正係数を用いて前記広告枠の実寸を算出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の配信装置。
  4. 前記受信手段は、
    前記端末装置から前記コンテンツを表示する表示画面上の拡大率または縮小率に関する情報を含む広告コンテンツの取得要求を受信し、
    前記算出手段は、
    前記拡大率または前記縮小率に関する情報を用いて前記広告枠の実寸を算出する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の配信装置。
  5. 前記受信手段は、
    前記端末装置から前記コンテンツを表示する表示画面上の拡大率または縮小率に関する情報を含む広告コンテンツの取得要求を受信し、
    前記抽出手段は、
    前記算出手段によって算出された実寸と、前記受信手段によって受信された拡大率または縮小率に関する情報とに基づいて広告コンテンツを抽出する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の配信装置。
  6. 配信装置が実行する配信方法であって、
    コンテンツに含まれる広告枠に表示する広告コンテンツの取得要求を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、当該広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて前記広告枠の実寸を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された実寸に基づいて広告コンテンツを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された広告コンテンツを前記取得要求の送信元へ配信する配信工程と
    を含んだことを特徴とする配信方法。
  7. コンテンツに含まれる広告枠に表示する広告コンテンツの取得要求を受信する受信手順と、
    前記受信手順によって広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、当該広告コンテンツの取得要求に含まれる情報に基づいて前記広告枠の実寸を算出する算出手順と、
    前記算出手順によって算出された実寸に基づいて広告コンテンツを抽出する抽出手順と、
    前記抽出手順によって抽出された広告コンテンツを前記取得要求の送信元へ配信する配信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする配信プログラム。
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