JP5952474B1 - 配信装置、配信方法、及び配信プログラム - Google Patents

配信装置、配信方法、及び配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切な広告を配信すること。【解決手段】本願に係る配信装置は、受付部と、配信部とを有する。受付部は、端末装置におけるアプリケーションからコンテンツの配信要求を受け付ける。配信部は、配信要求により要求されるコンテンツであって、アプリケーションに関連する広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツを、端末装置に配信する。例えば、受付部は、アプリケーション中のブラウザに表示されるコンテンツの配信要求を受け付ける。【選択図】図3

Description

本発明は、配信装置、配信方法、及び配信プログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイスが普及してきている。このようなスマートデバイス等の端末装置を使用するユーザは、端末装置にインストールされた種々のアプリケーション(以下、単に「アプリ」とする場合がある)を用いてコンテンツを取得する。また、アプリに表示するコンテンツに広告を配信する技術が提供されている。このような端末装置において各アプリが操作履歴等のユーザに関する情報を蓄積する場合、各アプリは他のアプリが蓄積したユーザに関する情報を利用することができないことが多い。例えば、従来、Webコンテンツの閲覧は所定のブラウザで行われていた。一方で、近年、各アプリはアプリ内ブラウザ(即ち別ブラウザ)を用いてWebコンテンツを閲覧する場合が多い。このような場合、ユーザを特定する識別子(Cookie等)は、各アプリ内ブラウザに紐付くため、他のアプリ内ブラウザにおいてユーザが閲覧した情報を利用することができない場合が多い。
特表2014−534481号公報
そのため、上記の従来技術では適切な広告を配信することが難しい。例えば、ユーザに関する情報が十分でない場合、ユーザが利用する端末装置に適切な広告を配信することは難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、適切な広告を配信する配信装置、配信方法、及び配信プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る配信装置は、端末装置におけるアプリケーションからコンテンツの配信要求を受け付ける受付部と、前記配信要求により要求されるコンテンツであって、前記アプリケーションに関連する広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツを、前記端末装置に配信する配信部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、適切な広告を配信することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る配信装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る配信装置におけるコンテンツ配信の一例を示す図である。 図7は、変形例に係る配信処理の一例を示す図である。 図8は、変形例に係る配信システムの構成例を示す図である。 図9は、変形例に係る配信装置の構成例を示す図である。 図10は、変形例に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、変形例に係る広告配信装置の構成例を示す図である。 図12は、変形例に係る広告情報記憶部の一例を示す図である。 図13は、変形例に係る広告配信装置における広告配信の一例を示す図である。 図14は、変形例に係る配信処理の他の一例を示す図である。 図15は、変形例に係る広告配信装置における広告配信の他の一例を示す図である。 図16は、変形例に係る配信装置の構成例を示す図である。 図17は、配信装置及び広告配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る配信装置、配信方法、及び配信プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る配信装置、配信方法、及び配信プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.配信処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る配信処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。図1に示す配信システム1において、配信装置100は、所定の提供元が提供するアプリAP11(以下、「要求元アプリAP11」とする場合がある)からコンテンツの要求を受け付けた場合に、アプリAP11のアプリ内ブラウザAB11に表示されるコンテンツを配信する。具体的には、配信装置100は、要求元アプリAP11からの要求に応じて、要求元アプリAP11が起動された端末装置10に、要求元アプリAP11中のコンテンツ表示プログラムであるアプリ内ブラウザAB11に表示されるコンテンツを配信する。なお、以下に示す例においては、配信装置100は、要求元アプリAP11において収集されたユーザに関する情報を利用することができないものとして説明する。また、図1に示す例において、要求元アプリAP11におけるユーザと、端末装置10における標準ブラウザのクッキー(Cookie)に関する情報を収集可能なユーザとが同一ユーザであっても、紐付け(関連付け)されていないものとする。すなわち、図1に示す例において、配信装置100や配信装置100が通常広告配信を依頼する広告配信装置は、要求元アプリAP11で表示するコンテンツに広告を表示させる際に、ユーザの紐付けされていないため、端末装置10における標準ブラウザのクッキー(Cookie)に関する情報を利用できない。また、以下では、配信装置100は、要求元アプリAP11に配信するコンテンツの広告表示領域に表示する広告を、要求元アプリAP11において収集されたユーザに関する情報を利用できる広告配信装置(広告サーバ)に配信させる場合を説明する。図1に示す例において、広告サーバ51は、要求元アプリAP11に関連する広告配信装置である。例えば、広告サーバ51は、要求元アプリAP11や要求元アプリAP11を提供する提供元のサービスにおいて収集されたユーザ情報等を利用できる。そのため、広告サーバ51は、配信装置100や配信装置100が通常広告配信を依頼する広告配信装置よりも、要求元アプリAP11において広告を配信する際に利用できる情報が多い。
図1に示す例において、端末装置10は、要求元アプリAP11を起動した場合、要求元アプリAP11に関するコンテンツ配信装置であるコンテンツ配信サーバ50にコンテンツの要求を送信する(ステップS11)。コンテンツの要求を受け付けたコンテンツ配信サーバ50は、要求元アプリAP11に表示されるコンテンツを配信する(ステップS12)。また、コンテンツ配信サーバ50は広告配信を広告サーバ51に依頼し、コンテンツ配信サーバ50と広告サーバ51とは、同じ配信グループSG1に属するものとして以下説明する。すなわち、図1に示す例においては、広告サーバ51は、コンテンツ配信サーバ50が収集したユーザに関する情報を利用して広告を配信することができる。また、配信グループSG1の提供元は、所定の提供元に対応する。例えば、広告サーバ51は、コンテンツ配信サーバ50が配信するコンテンツに含まれる広告表示領域に表示される広告を配信するDSP(Demand Side Platform)であってもよい。
ステップS12において、コンテンツを受信した端末装置10は、コンテンツ配信サーバ50から受信したコンテンツを表示する(ステップS13)。図1に示す例においては、要求元アプリAP11における表示領域AR11には、配信装置100の提供元が提供するサービスに関するコンテンツCT11が表示される。具体的には、要求元アプリAP11における表示領域AR11には、配信装置100が配信するニュースに関するコンテンツCT11が表示される。また、要求元アプリAP11における表示領域AR12には、別の提供元が提供するサービスに関するコンテンツCT12が表示される。なお、要求元アプリAP11は、コンテンツCT11及びコンテンツCT12がユーザに選択された場合、アプリ内ブラウザAB11に各コンテンツCT11、CT12に対応するサイトのウェブページを表示するものとして、以下説明する。
図1に示す例において、端末装置10を利用するユーザ(以下、「ユーザU1」とする場合がある)は、要求元アプリAP11における表示領域AR11に表示されたコンテンツCT11を選択する(ステップS14)。その後、端末装置10は、コンテンツCT11に対応するサイトを提供する配信装置100にコンテンツの配信要求(以下、単に「要求」とする場合がある)を送信する(ステップS15)。
端末装置10からコンテンツの要求を受け付けた配信装置100は、端末装置10に配信するコンテンツを生成する(ステップS16)。図1に示す例において、配信装置100は、端末装置10において起動された要求元アプリAP11のアプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツを生成する。具体的には、配信装置100は、コンテンツCT11に対応するコンテンツCT20を生成する。なお、コンテンツCT20には、広告を表示する広告表示領域AR20が含まれるものとして、以下説明する。また、広告表示領域を広告枠とする場合がある。例えば、広告表示領域AR20を広告枠AR20とする場合がある。
ここで、上述したように、配信装置100は、要求元アプリAP11において収集されたユーザに関する情報を利用することができない。そのため、配信装置100は、広告枠AR20に表示する広告を適切に決定することができない、言い換えると、配信装置100は、ユーザU1に関する情報が不十分なため、ユーザU1にどのような広告を閲覧させることが効果的であるかを判定できない。すなわち、配信装置100または配信装置100が通常広告配信を依頼する広告配信装置等が広告枠AR20に表示する広告を決定する場合、広告効果を向上させることは難しい。一方、広告サーバ51は、要求元アプリAP11において収集されたユーザに関する情報を利用することができる。すなわち、広告サーバ51は、アプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツに含まれる広告枠に表示する広告を適切に選択することができる。
そこで、配信装置100は、コンテンツCT20中の広告枠AR20に表示広告を、配信装置100の提供元以外の他の提供元の広告配信装置(広告サーバ)に配信させる。具体的には、配信装置100は、配信グループSG1の提供元の広告サーバ51に、コンテンツCT20中の広告枠AR20に表示する広告を配信させる。
そのため、ステップS16において、配信装置100は、広告枠AR20に表示する広告を、コンテンツ配信サーバ50が広告配信を依頼する広告配信装置(広告サーバ)から取得するコンテンツCT20を生成する。例えば、配信装置100は、広告枠AR20に表示する広告を、広告サーバ51から取得するコンテンツCT20を生成する。この場合、配信装置100は、例えば、広告枠AR20に表示する広告を広告サーバ51から取得する制御情報を含むコンテンツCT20を生成する。例えば、配信装置100は、広告枠AR20に広告サーバ51から広告を取得するアドタグを貼り付けることにより、端末装置10に広告枠AR20に表示する広告を広告サーバ51から取得させる。その後、配信装置100は、ステップS16において生成したコンテンツCT20を端末装置10へ配信する(ステップS17)。
配信装置100からコンテンツCT20を受信した端末装置10は、コンテンツCT20に含まれる広告枠AR20に表示する広告の取得を要求する広告要求を、指定された広告配信装置へ送信する(ステップS18)。図1に示す例において、端末装置10は、広告枠AR20に表示する広告の広告要求を、広告サーバ51へ送信する。
端末装置10から広告要求を受信した広告サーバ51は、要求元アプリAP11において収集されたユーザU1に関する情報に基づいて抽出した広告を端末装置10へ配信する(ステップS19)。具体的には、広告サーバ51は、要求元アプリAP11において収集されたユーザU1に関する情報に基づいてゲームAに関する広告AC20を抽出し、広告AC20を端末装置10へ配信する。
広告サーバ51から広告AC20を受信した端末装置10において、要求元アプリAP11は、表示を遷移させる(ステップS20)。図1に示す例において、要求元アプリAP11は、アプリ内ブラウザAB11にコンテンツCT20を表示する。具体的には、要求元アプリAP11は、広告枠AR20に広告AC20が表示されるコンテンツCT20をアプリ内ブラウザAB11に表示する。
ここで、アプリ内ブラウザAB11は、いわゆるウェブビュー等であって、要求元アプリAP11内においてウェブページ等を表示する。図1に示す例において、要求元アプリAP11は、アプリ内ブラウザAB11における表示領域AR13にコンテンツCT20を表示する。
上述したように、配信装置100は、コンテンツCT20中の広告枠AR20に表示する広告を、配信装置100の提供元以外の他の提供元の広告サーバに配信させる。これにより、配信装置100は、コンテンツCT20中の広告枠AR20に適切な広告を表示させることができる。また、配信装置100自身が収集したユーザに関する情報が十分にある場合は、配信装置100や配信装置100が通常広告配信を依頼する広告配信装置等が広告を配信する。このように、配信装置100は、配信装置100自身が収集したユーザに関する情報が十分でない場合のみ、他の提供元の広告サーバに広告を配信させる。これにより、配信装置100は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。なお、配信装置100は、広告枠AR20に表示する広告を広告サーバ51から取得して、端末装置10へ配信してもよい。例えば、配信装置100は、広告枠AR20に表示する広告の取得を要求し、広告サーバ51から広告を取得してもよい。この場合、配信装置100は、例えば、ステップS17において広告枠AR20に表示する広告を含むコンテンツCT20を生成し、端末装置10へ配信してもよい。また、この場合、ステップS18及びステップS19の処理は行われなくてもよい。
また、配信装置100の提供元は、広告枠AR20に表示する広告を配信した広告サーバに関する他の提供元から、広告枠AR20に表示された広告から得られた収益のうち所定の割合を、広告枠AR20における広告表示の対価として受け取る。すなわち、配信装置100は、他の提供元とレベニューシェアすることにより、ユーザに関する情報が十分でない配信装置100自身が広告を決定して表示する場合よりも、より多くの収益を上げることが可能となる。
〔2.配信システムの構成〕
図2に示すように、配信システム1は、端末装置10と、コンテンツ配信サーバ50と、広告サーバ51と、配信装置100とが含まれる。端末装置10と、コンテンツ配信サーバ50と、広告サーバ51と、配信装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示した配信システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のコンテンツ配信サーバ50や、複数台の広告サーバ51や、複数台の配信装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。また、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。なお、端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がタッチパネル機能を有するスマートフォンである場合を示す。
端末装置10は、ユーザによる操作を受け付ける。図1に示す例において端末装置10は、ユーザの操作により要求元アプリAP11を起動する。そして、端末装置10は、ユーザの操作により要求元アプリAP11に表示するコンテンツをコンテンツ配信サーバ50へ要求する。また、端末装置10は、ユーザの操作により要求元アプリAP11のアプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツを配信装置100へ要求する。
コンテンツ配信サーバ50は、要求元アプリAP11に表示されるコンテンツを配信する情報処理装置である。また、広告サーバ51は、コンテンツ配信サーバ50からの広告配信の依頼に応じて広告を配信する情報処理装置である。また、広告サーバ51は、配信装置100が配信するコンテンツに含まれる広告枠に表示される広告を配信する。
配信装置100は、端末装置10にコンテンツを配信する情報処理装置である。例えば、配信装置100は、コンテンツの配信サービスを提供する配信サーバである。図1に示す例において、配信装置100は、要求元アプリAP11からの要求に応じて、要求元アプリAP11が起動された端末装置10にアプリ内ブラウザAB11に表示されるコンテンツを配信する。
〔3.配信装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る配信装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る配信装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、配信装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、配信装置100は、配信装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図3に示すように、コンテンツ情報記憶部121を有する。
(コンテンツ情報記憶部121)
実施形態に係るコンテンツ情報記憶部121は、コンテンツに関する各種情報を記憶する。図4に、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部121の一例を示す。図4に示すコンテンツ情報記憶部121は、「コンテンツID」、「コンテンツ」、「カテゴリ」、「広告枠」といった項目を有する。
「コンテンツID」は、コンテンツを識別するための識別情報を示す。「コンテンツ」は、コンテンツIDに対応するコンテンツを示す。図4では「コンテンツ」に「CT20」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像や動画像やテキストデータやURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。また、「カテゴリ」は、コンテンツの内容に基づく分類情報を示す。また、「広告枠」は、コンテンツに含まれる広告枠を識別する情報を示す。
例えば、図4に示す例において、コンテンツID「C20」により識別されるコンテンツCT20は、内容がカテゴリ「経済」に分類され、コンテンツCT20には、広告枠AR20が含まれることを示す。
なお、コンテンツ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、コンテンツ情報記憶部121はコンテンツが作成された日時に関する情報を記憶してもよい。なお、配信装置100自身が広告の配信も行う場合、配信装置100は、広告に関する各種情報を記憶する広告情報記憶部(図12参照)を有する。
(制御部130)
図3の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、配信装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、受付部131と、生成部132と、配信部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部131)
受付部131は、端末装置10におけるアプリからコンテンツの配信要求を受け付ける。例えば、受付部131は、所定の提供元が提供するアプリからコンテンツの配信要求を受け付ける。また、受付部131は、アプリ中のブラウザに表示されるコンテンツの配信要求を受け付ける。例えば、図1に示す例において、受付部131は、要求元アプリAP11中のアプリ内ブラウザAB11に表示されるコンテンツの配信要求を受け付ける。また、受付部131は、広告枠AR20に表示する広告を広告サーバ51から取得してもよい。
また、受付部131は、外部の情報処理装置からコンテンツ情報記憶部121に記憶されるコンテンツ情報を受け付けてもよい。この場合、例えば、受付部131は、コンテンツプロバイダ等が管理する情報処理装置からコンテンツを受け付ける。また、受付部131は、広告主から広告コンテンツの入稿を受け付けてもよい。なお、受付部131は、配信装置100自身が広告の配信も行う場合、広告主から広告コンテンツの入稿を依頼された代理店から広告コンテンツの入稿を受け付けてもよい。この場合、例えば、受付部131は、広告主や代理店が利用する情報処理装置から広告コンテンツの入稿を受け付ける。また、例えば、受付部131は、受け付けた広告コンテンツを広告情報記憶部に記憶する。
(生成部132)
生成部132は、受付部131によりコンテンツの配信要求が受け付けられた場合、その要求に対応するコンテンツを生成する。図1に示す例において、生成部132は、端末装置10において起動された要求元アプリAP11のアプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツを生成する。例えば、生成部132は、コンテンツCT11に対応するコンテンツCT20を生成する。具体的には、生成部132は、広告を表示する広告枠AR20を含むコンテンツCT20を生成する。
例えば、生成部132は、広告枠AR20に表示する広告を、コンテンツ配信サーバ50が広告配信を依頼する広告配信装置から取得するコンテンツCT20を生成する。図1に示す例において、生成部132は、広告枠AR20に表示する広告を、広告サーバ51から取得するコンテンツCT20を生成する。
(配信部133)
配信部133は、生成部132により生成されたコンテンツを配信する。具体的には、配信部133は、コンテンツの取得を要求した端末装置10に、生成部132により生成されたコンテンツを配信する。例えば、配信部133は、アプリが起動された端末装置10へ配信するコンテンツに広告枠が含まれる場合、アプリに関連する広告配信装置から取得された広告が広告枠に表示されるコンテンツを端末装置10に配信する。図1に示す例において、配信部133は、要求元アプリAP11が起動された端末装置10へ配信するコンテンツCT20に広告枠AR20が含まれる場合、要求元アプリAP11に関連する広告サーバ51から取得された広告AC20が広告枠AR20に表示されるコンテンツCT20を端末装置10に配信する。また、配信部133は、広告枠AR20に表示される広告を広告配信装置から取得する制御情報を含むコンテンツを端末装置10に配信してもよい。また、配信部133は、広告配信装置から取得した広告を端末装置10に配信してもよい。
〔4.端末装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図5は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図5に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定の通信網と有線または無線で接続され、コンテンツ配信サーバ50や広告サーバ51や配信装置100との間で情報の送受信を行う。
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
(入力部13)
入力部13は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部13は、タッチパネル機能により表示面(例えば表示部153)を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部13は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部14)
出力部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(制御部15)
制御部15は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶部12などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、インストールされているアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部15は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部15は、要求部151と、受信部152と、表示部153とを有し、以下に説明する配信処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する配信処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部151は、入力部13により受け付けたユーザ操作に従って、コンテンツ配信サーバ50や配信装置100へ配信要求を送信する。例えば、要求部151は、起動した要求元アプリAP11からの配信要求をコンテンツ配信サーバ50へ送信する。また、要求部151は、要求元アプリAP11中のアプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツの配信要求を配信装置100へ送信する。
受信部152は、コンテンツ配信サーバ50や配信装置100から配信されたコンテンツを受信する。また、受信部152は、広告サーバ51から配信された広告を受信する。
表示部153は、受信部152により受信されたコンテンツや広告を表示する。例えば、表示部153は、受信部152により受信されたコンテンツや広告を出力部14に表示する。
表示部153は、コンテンツ配信サーバ50から受信したコンテンツを表示する図1に示す例においては、表示部153は、要求元アプリAP11における表示領域AR11にコンテンツCT11を表示する。また、表示部153は、要求元アプリAP11における表示領域AR12に、コンテンツCT12を表示する。
表示部153は、要求元アプリAP11中のアプリ内ブラウザAB11にコンテンツCT20を表示する。具体的には、表示部153は、広告枠AR20に広告AC20が表示されるコンテンツCT20をアプリ内ブラウザAB11に表示する。図1に示す例において、表示部153は、アプリ内ブラウザAB11における表示領域AR13にコンテンツCT20を表示する。
なお、上述した制御部15による選択処理等の処理は、例えば、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。また、上述した表示処理が所定のアプリケーションにより行われる場合や選択処理が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリや専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
〔5.配信処理のフロー〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る配信システム1の配信装置100におけるコンテンツ配信の手順について説明する。図6は、実施形態に係る配信装置におけるコンテンツ配信の一例を示す図である。
図6に示すように、配信装置100の受付部131は、端末装置10から配信要求を受け付ける(ステップS101)。例えば、図1に示す例において、受付部131は、端末装置10において要求元アプリAP11中のアプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツの配信要求を受け付ける。
ステップS101において受け付けた配信要求の要求元が所定のサービスである場合(ステップS102:Yes)、配信装置100の生成部132は、広告表示領域に表示する広告を要求元に関連する広告サーバ51から取得するように設定されたコンテンツを生成する(ステップS103)。例えば、生成部132は、ステップS101において受け付けた配信要求の要求元が要求元アプリAP11である場合、アプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツを生成する。例えば、図1に示す例において、生成部132は、広告枠AR20に表示する広告を、広告サーバ51から広告を取得するコンテンツCT20を生成する。その後、配信装置100の配信部133は、生成部132により生成されたコンテンツを配信する(ステップS105)。
また、ステップS101において受け付けた配信要求の要求元が所定のサービスでない場合(ステップS102:No)、生成部132は、広告表示領域に表示する広告を広告配信装置から取得するように設定されたコンテンツを生成する(ステップS104)。例えば、生成部132は、ステップS101において受け付けた配信要求の要求元が要求元アプリAP11でない場合、配信装置100が広告配信を依頼する通常の広告配信装置から広告を取得するコンテンツを生成する。その後、配信装置100の配信部133は、生成部132により生成されたコンテンツを配信する(ステップS105)。なお、配信装置100自身が広告配信を行う場合、生成部132は、広告表示領域に広告を配置したコンテンツを生成してもよい。
〔6.変形例〕
上述した実施形態に係る配信システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、配信システム1の他の実施形態について説明する。
〔6−1.配信処理〕
まず、図7を用いて、変形例に係る配信処理の一例について説明する。図7は、変形例に係る配信処理の一例を示す図である。なお、配信システム2において、実施形態における配信システム1と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。図7に示す配信システム2において、配信装置200は、要求元アプリAP11からコンテンツの要求を受け付けた場合に、そのアプリのアプリ内ブラウザに表示されるコンテンツを配信する。配信装置200は、広告枠に表示する広告を、広告サーバ51ではなく、広告配信装置300に要求する点において、実施形態に係る配信装置100と相違する。なお、以下に示す例においては、配信装置200や広告配信装置300は、要求元アプリAP11において収集されたユーザに関する情報を利用することができないものとして説明する。
図7に示す例において、端末装置10は、要求元アプリAP11を起動した場合、コンテンツ配信サーバ50にコンテンツの要求を送信する(ステップS21)。コンテンツの要求を受け付けたコンテンツ配信サーバ50は、要求元アプリAP11に表示されるコンテンツを配信する(ステップS22)。
ステップS22において、コンテンツを受信した端末装置10は、コンテンツ配信サーバ50から受信したコンテンツを表示する(ステップS23)。図7に示す例においては、要求元アプリAP11における表示領域AR11には、配信装置200の提供元が提供するサービスに関するコンテンツCT11が表示される。また、要求元アプリAP11における表示領域AR12には、別の提供元が提供するサービスに関するコンテンツCT12が表示される。
図7に示す例において、端末装置10を利用するユーザU1は、要求元アプリAP11における表示領域AR11に表示されたコンテンツCT11を選択する(ステップS24)。その後、端末装置10は、コンテンツCT11に対応するサイトを提供する配信装置200にコンテンツの要求を送信する(ステップS25)。この場合、端末装置10は、要求元アプリAP11におけるユーザU1を識別する識別情報を配信装置200に送信する。
端末装置10からコンテンツの要求を受け付けた配信装置200は、端末装置10に配信するコンテンツを生成する(ステップS26)。図7に示す例において、配信装置200は、端末装置10において起動された要求元アプリAP11のアプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツを生成する。具体的には、配信装置200は、コンテンツCT11に対応するコンテンツCT30を生成する。なお、コンテンツCT30には、広告を表示する広告表示領域AR30が含まれるものとして、以下説明する。なお、広告表示領域AR30を広告枠AR30とする場合がある。
配信装置200は、生成したコンテンツCT30を端末装置10へ配信する(ステップS27)。また、配信装置200は、コンテンツCT30に含まれる広告枠AR30に表示する広告を端末装置10に配信することを要求する広告要求を広告配信装置300へ送信する(ステップS28)。この場合、配信装置200は、要求元アプリAP11におけるユーザU1を識別する識別情報を広告配信装置300に送信する。また、配信装置200は、ステップS28よりも前にユーザU1を識別する識別情報を広告配信装置300に送信してもよい。
なお、広告枠AR30に表示する広告を端末装置10に配信することを要求する広告要求は、端末装置10が広告配信装置300へ送信してもよい。例えば、配信装置200が広告枠AR30に表示する広告を広告配信装置300から取得する制御情報を含むコンテンツCT30を生成した場合、コンテンツCT30を受信した端末装置10が広告要求を広告配信装置300へ送信してもよい。この場合、配信装置200は、例えば、広告枠AR30に広告配信装置300から広告を取得するアドタグを貼り付けることにより、端末装置10に広告枠AR30に表示する広告を広告配信装置300から取得させてもよい。
ここで、上述したように、広告配信装置300は、要求元アプリAP11において収集されたユーザに関する情報を利用することができない。そのため、広告配信装置300は、広告枠AR30に表示する広告を適切に決定することができない、言い換えると、広告配信装置300は、ユーザU1に関する情報が不十分なため、ユーザU1にどのような広告を閲覧させることが効果的であるかを判定できない。すなわち、広告配信装置300がAR30に表示する広告を決定する場合、広告効果を向上させることは難しい。一方、広告サーバ51は、要求元アプリAP11において収集されたユーザに関する情報を利用することができる。すなわち、広告サーバ51は、アプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツに含まれる広告枠に表示する広告を適切に選択することができる。
そこで、広告配信装置300は、コンテンツCT30中の広告枠AR30に表示する広告を、配信装置200の提供元以外の他の提供元の広告配信装置(広告サーバ)に配信させる。具体的には、配信装置200は、配信グループSG1の提供元の広告サーバ51に、コンテンツCT30中の広告枠AR30に表示する広告を配信させる。
そのため、ステップS28において広告要求を受け付けた広告配信装置300は、広告枠AR30に表示する広告の取得を要求する広告要求を、コンテンツ配信サーバ50が広告配信を依頼する広告サーバに送信する(ステップS29)。具体的には、広告配信装置300は、広告枠AR30に表示する広告の取得を要求する広告要求を、広告サーバ51に送信する。また、この場合、広告配信装置300は、要求元アプリAP11におけるユーザU1を識別する識別情報を広告サーバ51に送信する。
広告配信装置300から広告要求を受信した広告サーバ51は、要求元アプリAP11において収集されたユーザU1に関する情報に基づいて抽出した広告を端末装置10へ配信する(ステップS30)。具体的には、広告サーバ51は、広告配信装置300から受信した識別情報によりユーザU1を特定し、要求元アプリAP11において収集されたユーザU1に関する情報に基づいて広告を抽出する。図7に示す例においては、広告サーバ51は、要求元アプリAP11において収集されたユーザU1に関する情報に基づいて旅行ツアーAに関する広告AC30を抽出し、広告AC30を端末装置10へ配信する。
広告サーバ51から広告AC30を受信した端末装置10において、要求元アプリAP11は、表示を遷移させる(ステップS31)。図7に示す例において、要求元アプリAP11は、アプリ内ブラウザAB11にコンテンツCT30を表示する。具体的には、要求元アプリAP11は、広告枠AR30に広告AC30が表示されるコンテンツCT30をアプリ内ブラウザAB11に表示する。図7に示す例において、要求元アプリAP11は、アプリ内ブラウザAB11における表示領域AR13にコンテンツCT30を表示する。
上述したように、配信装置200は、コンテンツCT30中の広告枠AR30に表示する広告を、配信装置200の提供元以外の他の提供元の広告サーバに配信させる。これにより、広告配信装置300は、コンテンツCT30中の広告枠AR30に適切な広告を表示させることができる。また、配信装置200自身が収集したユーザに関する情報が十分にある場合は、広告配信装置300が広告を配信する。このように、配信装置200の提供元は、配信装置200自身が収集したユーザに関する情報が十分でない場合のみ、他の提供元の広告サーバに広告を配信させる。これにより、広告配信装置300は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、配信装置200の提供元は、広告枠AR30表示する広告を配信した広告サーバに関する他の提供元から、広告枠AR30に表示された広告から得られた収益のうち所定の割合を、広告枠AR30における広告表示の対価として受け取る。すなわち、配信装置200は、他の提供元とレベニューシェアすることにより、ユーザに関する情報が十分でない配信装置200自身が広告を決定して表示する場合よりも、より多くの収益を上げることが可能となる。
〔6−2.配信システムの構成〕
図8に示すように、配信システム2は、端末装置10と、コンテンツ配信サーバ50と、広告サーバ51と、配信装置200と、広告配信装置300とが含まれる。端末装置10と、コンテンツ配信サーバ50と、広告サーバ51と、配信装置200とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図8に示した配信システム2には、複数台の端末装置10や、複数台のコンテンツ配信サーバ50や、複数台の広告サーバ51や、複数台の配信装置200や、複数台の広告配信装置300が含まれてもよい。
配信装置200は、端末装置10にコンテンツを配信する情報処理装置である。図7に示す例において、配信装置200は、要求元アプリAP11からの要求に応じて、要求元アプリAP11が起動された端末装置10にアプリ内ブラウザAB11に表示されるコンテンツを配信する。
広告配信装置300は、広告配信を行う配信装置である。すなわち、広告配信装置300は、外部装置からの要求に応じて広告を配信するサービスを提供する情報処理装置である。例えば、広告配信装置300は、配信装置200が広告配信を依頼する広告サーバである。また、広告配信装置300は、配信装置200が配信するコンテンツに含まれる広告枠に表示される広告を要求する広告要求を広告サーバ51へ送信する。
〔6−3.配信装置の構成〕
次に、図9を用いて、変形例に係る配信装置200の構成について説明する。図9は、変形例に係る配信装置200の構成例を示す図である。図9に示すように、配信装置200は、通信部110と、記憶部220と、制御部230とを有する。なお、配信装置200は、配信装置200の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(記憶部220)
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。変形例に係る記憶部220は、図9に示すように、コンテンツ情報記憶部221を有する。
(コンテンツ情報記憶部221)
変形例に係るコンテンツ情報記憶部221は、コンテンツに関する各種情報を記憶する。図10に、変形例に係るコンテンツ情報記憶部221の一例を示す。図10に示すコンテンツ情報記憶部221は、「コンテンツID」、「コンテンツ」、「カテゴリ」、「広告枠」といった項目を有する。
例えば、図10に示す例において、コンテンツID「C33」により識別されるコンテンツCT33は、内容がカテゴリ「スポーツ」に分類され、コンテンツCT33には、広告枠AR32が含まれることを示す。
なお、コンテンツ情報記憶部221は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、コンテンツ情報記憶部221はコンテンツが作成された日時に関する情報を記憶してもよい。
(制御部230)
図9の説明に戻って、制御部230は、例えば、CPUやMPU等によって、配信装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図9に示すように、制御部230は、受付部131と、生成部232と、配信部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図9に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部230が有する各処理部の接続関係は、図9に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。生成部232は、受付部131によりコンテンツの配信要求が受け付けられた場合、その要求に対応するコンテンツを生成する。図7に示す例において、生成部232は、端末装置10において起動された要求元アプリAP11のアプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツを生成する。例えば、生成部232は、コンテンツCT11に対応するコンテンツCT30を生成する。具体的には、生成部232は、広告を表示する広告枠AR30を含むコンテンツCT30を生成する。配信部133は、生成部232により生成されたコンテンツを配信する。具体的には、配信部133は、コンテンツの取得を要求した端末装置10に、生成部232により生成されたコンテンツを配信する。また、配信部133は、生成部232により生成されたコンテンツに含まれる広告枠に表示する広告の配信要求を広告配信装置300に送信する。
〔6−4.広告配信装置の構成〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る広告配信装置300の構成について説明する。図11は、実施形態に係る広告配信装置300の構成例を示す図である。図11に示すように、広告配信装置300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを有する。なお、広告配信装置300は、広告配信装置300の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部310)
通信部310は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部310は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10や配信装置200との間で情報の送受信を行う。
(記憶部320)
記憶部320は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部320は、図11に示すように、広告情報記憶部321を有する。
(広告情報記憶部321)
実施形態に係る広告情報記憶部321は、コンテンツに関する各種情報を記憶する。図12に、実施形態に係る広告情報記憶部321の一例を示す。図12に示す広告情報記憶部321は、「広告ID」、「広告コンテンツ」、「広告主ID」、「商品名」といった項目を有する。
「広告ID」は、広告を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツ」は、広告主から入稿された広告コンテンツを示す。図12では「広告コンテンツ」に「AC11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像や動画像やテキストデータやURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。「広告主ID」は、広告主を識別するための識別情報を示す。なお、広告主は、入稿作業等を代理店に依頼する場合もある。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であるものとする。「商品名」は、広告の対象となる商品名やサービス名を示す。なお、各商品を識別する情報としては「商品名」に限らず、商品を識別するための「商品ID」等の情報を記憶してもよい。
例えば、図12に示す例において、広告ID「A11」により識別される広告コンテンツAC11は、広告主ID「AP1」により識別される広告主から取得した広告コンテンツであり、その広告の対象となる商品は「車A」であることを示す。
なお、広告情報記憶部321は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、広告情報記憶部321は入札価格に関する情報等を記憶してもよい。
(制御部330)
図11の説明に戻って、制御部330は、例えば、CPUやMPU等によって、広告配信装置300内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部330は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図11に示すように、制御部330は、受付部331と、抽出部332と、配信部333とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部330の内部構成は、図11に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部330が有する各処理部の接続関係は、図11に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部331)
受付部331は、広告の配信を要求する広告要求を受け付ける。例えば、受付部331は、端末装置10におけるアプリ中に表示される広告を要求する広告要求を受け付ける。例えば、受付部331は、所定の提供元が提供するアプリケーションにおいて表示される広告を要求する広告要求を受け付ける。例えば、受付部331は、要求元アプリAP11において表示される広告を要求する広告要求を受け付ける。例えば、受付部331は、配信装置200から広告要求を受け付ける。また、例えば、受付部331は、端末装置10から広告要求を受け付ける。また、受付部331は、端末装置10を識別する識別情報受け付ける。例えば、受付部331は、配信装置200から識別情報を受け付ける。また、例えば、受付部331は、端末装置10から識別情報を受け付ける。
また、受付部331は、広告主から広告コンテンツの入稿を依頼された代理店から広告コンテンツの入稿を受け付けてもよい。この場合、例えば、受付部331は、広告主や代理店が利用する情報処理装置から広告コンテンツの入稿を受け付ける。また、例えば、受付部331は、受け付けた広告コンテンツを広告情報記憶部321に記憶する。
(抽出部332)
抽出部332は、広告要求に応じて広告を抽出する。例えば、抽出部332は、受付部331により広告要求が受け付けられた場合、広告要求に対応する広告を抽出する。なお、抽出部332は、種々の従来技術を適宜用いて、広告要求に対応する広告を抽出する。例えば、抽出部332は、広告が表示されるコンテンツの取得を要求する端末装置10を利用するユーザに関する情報に基づいて広告を抽出する。また、抽出部332は、広告情報記憶部321から広告を抽出する。なお、抽出部332は、広告の抽出を行わなくてもよい。例えば、抽出部332は、受付部331が広告サーバ51へ広告要求を送信するように配信部333へ指示した場合、広告の抽出を行わない。
(配信部333)
配信部333は、抽出部332により生成された広告を配信する。また、配信部333は、受付部331により広告サーバ51へ広告要求を送信するように指示された場合、広告サーバ51へ広告要求を送信する。この場合、配信部333は、アプリにおける情報を利用可能な外部装置に広告要求を配信する。例えば、配信部333は、要求元アプリAP11における情報を利用可能な広告サーバ51に広告要求を配信する。また、配信部333は、識別情報により識別される端末装置10に広告を配信する外部装置に広告要求を配信する。例えば、配信部333は、識別情報により識別される端末装置10に広告を配信する広告サーバ51に広告要求を配信する。また、配信部333は、広告サーバ51へ識別情報を送信する。また、配信部333は、受付部331により受け付けられた広告要求の要求元が所定のアプリケーションである場合、広告要求を外部装置に配信する。例えば、配信部333は、受付部331により受け付けられた広告要求の要求元が要求元アプリAP11である場合、広告要求を広告サーバ51に配信する。また、配信部333は、受付部331により受け付けられた広告要求の要求元が所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、抽出部332により抽出された広告を端末装置10に配信する。例えば、配信部333は、受付部331により受け付けられた広告要求の要求元が要求元アプリAP11以外のアプリケーションである場合、抽出部332により抽出された広告を端末装置10に配信する。
〔6−5.配信処理のフロー〕
次に、図13を用いて、変形例に係る配信システム2の広告配信装置300における広告配信の手順について説明する。図13は、変形例に係る広告配信装置における広告配信の一例を示す図である。
図13に示すように、広告配信装置300の受付部331は、広告要求を受け付ける(ステップS201)。例えば、受付部331は、配信装置200から広告要求を受け付ける。図7に示す例において、受付部331は、コンテンツCT30に含まれる広告枠AR30に表示する広告の要求を受け付ける。この場合、受付部331は、コンテンツを要求したユーザを識別する識別情報を受け付ける。
コンテンツの配信要求の要求元が所定のサービスである場合(ステップS202:Yes)、広告配信装置300の配信部333は、識別情報を含む広告要求を要求元に関連する広告サーバに送信する(ステップS203)。例えば、配信部333は、識別情報を含む広告要求を広告サーバ51に送信する。広告配信装置300は、処理を終了する。広告配信装置300から識別情報を含む広告要求を受け付けた広告サーバ51は、端末装置10へ広告を配信する。
また、コンテンツの配信要求の要求元が所定のサービスでない場合(ステップS202:No)、抽出部332は、広告表示領域に表示する広告を抽出する(ステップS204)。例えば、抽出部332は、ステップS201において受け付けた配信要求の要求元が要求元アプリAP11でない場合、広告枠に表示する広告を抽出する。その後、配信部333は、抽出部332により抽出された広告を配信する(ステップS205)。例えば、配信部333は、抽出部332により抽出された広告を端末装置10へ広告を配信する。
〔6−6.広告配信装置を経由した配信処理〕
なお、広告サーバ51から配信される広告は、広告配信装置300を経由して端末装置10へ配信されてもよい。この点について、図14及び図15を用いて説明する。図14は、変形例に係る配信処理の他の一例を示す図である。
図14に示す例において、端末装置10は、要求元アプリAP11を起動した場合、コンテンツ配信サーバ50にコンテンツの要求を送信する(ステップS41)。コンテンツの要求を受け付けたコンテンツ配信サーバ50は、要求元アプリAP11に表示されるコンテンツを配信する(ステップS42)。
ステップS42において、コンテンツを受信した端末装置10は、コンテンツ配信サーバ50から受信したコンテンツを表示する(ステップS43)。図14に示す例においては、要求元アプリAP11における表示領域AR11には、配信装置200の提供元が提供するサービスに関するコンテンツCT11が表示される。また、要求元アプリAP11における表示領域AR12には、別の提供元が提供するサービスに関するコンテンツCT12が表示される。
図14に示す例において、端末装置10を利用するユーザU1は、要求元アプリAP11における表示領域AR11に表示されたコンテンツCT11を選択する(ステップS44)。その後、端末装置10は、コンテンツCT11に対応するサイトを提供する配信装置200にコンテンツの要求を送信する(ステップS45)。この場合、端末装置10は、要求元アプリAP11におけるユーザU1を識別する識別情報を配信装置200に送信する。
端末装置10からコンテンツの要求を受け付けた配信装置200は、端末装置10に配信するコンテンツを生成する(ステップS46)。図14に示す例において、配信装置200は、端末装置10において起動された要求元アプリAP11のアプリ内ブラウザAB11に表示するコンテンツを生成する。具体的には、配信装置200は、コンテンツCT11に対応するコンテンツCT30を生成する。なお、コンテンツCT30には、広告を表示する広告表示領域AR30が含まれるものとして、以下説明する。
配信装置200は、生成したコンテンツCT30を端末装置10へ配信する(ステップS47)。また、配信装置200は、コンテンツCT30に含まれる広告枠AR30に表示する広告を端末装置10に配信することを要求する広告要求を広告配信装置300へ送信する(ステップS48)。この場合、配信装置200は、要求元アプリAP11におけるユーザU1を識別する識別情報を広告配信装置300に送信する。なお、広告枠AR30に表示する広告を端末装置10に配信することを要求する広告要求は、端末装置10が広告配信装置300へ送信してもよい。例えば、配信装置200が広告枠AR30に表示する広告を広告配信装置300から取得する制御情報を含むコンテンツCT30を生成した場合、コンテンツCT30を受信した端末装置10が広告要求を広告配信装置300へ送信してもよい。この場合、配信装置200は、例えば、広告枠AR30に広告配信装置300から広告を取得するアドタグを貼り付けることにより、端末装置10に広告枠AR30に表示する広告を広告配信装置300から取得させてもよい。
そして、広告配信装置300は、コンテンツCT30中の広告枠AR30に表示する広告を、配信装置200の提供元以外の他の提供元の広告配信装置(広告サーバ)に配信させる。具体的には、配信装置200は、配信グループSG1の提供元の広告サーバ51に、コンテンツCT30中の広告枠AR30に表示する広告を配信させる。
そのため、ステップS48において広告要求を受け付けた広告配信装置300は、広告枠AR30に表示する広告の取得を要求する広告要求を、コンテンツ配信サーバ50が広告配信を依頼する広告サーバに送信する(ステップS49)。具体的には、広告配信装置300は、広告枠AR30に表示する広告の取得を要求する広告要求を、広告サーバ51に送信する。また、この場合、広告配信装置300は、要求元アプリAP11におけるユーザU1を識別する識別情報を広告サーバ51に送信する。
広告配信装置300から広告要求を受信した広告サーバ51は、要求元アプリAP11において収集されたユーザU1に関する情報に基づいて抽出した広告を広告配信装置300へ配信する(ステップS50)。具体的には、広告サーバ51は、広告配信装置300から受信した識別情報によりユーザU1を特定し、要求元アプリAP11において収集されたユーザU1に関する情報に基づいて広告を抽出する。図14に示す例においては、広告サーバ51は、要求元アプリAP11において収集されたユーザU1に関する情報に基づいて旅行ツアーAに関する広告AC30を抽出し、広告AC30を広告配信装置300へ配信する。
広告サーバ51から広告を受信した広告配信装置300は、端末装置10へ広告を配信する(ステップS51)。図14に示す例においては、広告配信装置300は、広告サーバ51から受け付けた旅行ツアーAに関する広告AC30を端末装置10へ配信する。
広告配信装置300から広告AC30を受信した端末装置10において、要求元アプリAP11は、表示を遷移させる(ステップS52)。図14に示す例において、要求元アプリAP11は、アプリ内ブラウザAB11にコンテンツCT30を表示する。具体的には、要求元アプリAP11は、広告枠AR30に広告AC30が表示されるコンテンツCT30をアプリ内ブラウザAB11に表示する。図14に示す例において、要求元アプリAP11は、アプリ内ブラウザAB11における表示領域AR13にコンテンツCT30を表示する。
〔6−7.配信処理のフロー〕
次に、図15を用いて、変形例に係る配信システム2の広告配信装置300における広告配信の手順について説明する。図15は、変形例に係る広告配信装置における広告配信の他の一例を示す図である。
図15に示すように、広告配信装置300の受付部331は、広告要求を受け付ける(ステップS301)。例えば、受付部331は、配信装置200から広告要求を受け付ける。図7に示す例において、受付部331は、コンテンツCT30に含まれる広告枠AR30に表示する広告の要求を受け付ける。この場合、受付部331は、コンテンツを要求したユーザを識別する識別情報を受け付ける。
コンテンツの配信要求の要求元が所定のサービスである場合(ステップS302:Yes)、広告配信装置300の配信部333は、識別情報を含む広告要求を要求元に関連する広告サーバに送信する(ステップS303)。例えば、配信部333は、識別情報を含む広告要求を広告サーバ51に送信する。その後、配信部333は、受付部331が広告を受け付けていない場合(ステップS304:No)、処理を待機する。また、配信部333は、受付部331が広告を受け付けた場合(ステップS304:Yes)、配信部333は、受け付けた広告を配信する(ステップS305)。例えば、配信部333は、受付部331により受け付けた広告を端末装置10へ広告を配信する。
また、コンテンツの配信要求の要求元が所定のサービスでない場合(ステップS302:No)、抽出部332は、広告表示領域に表示する広告を抽出する(ステップS306)。例えば、抽出部332は、ステップS301において受け付けた配信要求の要求元が要求元アプリAP11でない場合、広告枠に表示する広告を抽出する。その後、配信部333は、抽出部332により抽出された広告を配信する(ステップS307)。例えば、配信部333は、抽出部332により抽出された広告を端末装置10へ広告を配信する。
〔6−8.広告配信を行う配信装置の構成〕
上述したように、コンテンツを配信する配信装置が広告の配信を行ってもよい。すなわち、配信装置は、配信装置100の機能と広告配信装置300の機能を有してもよい。この場合の配信装置の構成について、図16を用いて説明する。図16は、変形例に係る配信装置400の構成例を示す図である。図16に示すように、配信装置400は、通信部110と、記憶部420と、制御部430とを有する。なお、配信装置400は、配信装置400の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。なお、配信装置100や広告配信装置300と同様の構成については、同一符号を付して同一の処理については説明を省略する。
(記憶部420)
記憶部420は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。変形例に係る記憶部420は、図16に示すように、コンテンツ情報記憶部121と広告情報記憶部321とを有する。
(制御部430)
制御部430は、例えば、CPUやMPU等によって、配信装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部430は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図16に示すように、制御部430は、受付部131と、生成部132と、抽出部332と、配信部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部430の内部構成は、図16に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部430が有する各処理部の接続関係は、図16に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
抽出部332は、広告要求に応じて広告を抽出する。例えば、抽出部332は、受付部131によりコンテンツの配信要求が受け付けられた場合、生成部132が生成するコンテンツに含まれる広告表示領域に表示する広告を抽出する。なお、抽出部332は、種々の従来技術を適宜用いて、広告要求に対応する広告を抽出する。例えば、抽出部332は、広告が表示されるコンテンツの取得を要求する端末装置10を利用するユーザに関する情報に基づいて広告を抽出する。また、抽出部332は、広告情報記憶部321から広告を抽出する。なお、抽出部332は、広告の抽出を行わなくてもよい。例えば、抽出部332は、受付部131により受け付けられた配信要求の要求元が要求元アプリAP11である場合、広告の抽出を行わなくてもよい。また、例えば、抽出部332は、生成部132が生成するコンテンツに含まれる広告表示領域に表示する広告を広告サーバ51から取得する制御情報を含む場合、広告の抽出を行わなくてもよい。
配信部133は、受付部131により受け付けられた配信要求の要求元が所定のアプリケーションである場合、広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツを端末装置10に配信する。例えば、配信部133は、受付部131により受け付けられた配信要求の要求元が要求元アプリAP11である場合、広告サーバ51から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツを端末装置10に配信する。また、配信部133は、受付部131により受け付けられた配信要求の要求元が所定のアプリケーション以外である場合、抽出部332により抽出された広告を配信する。例えば、配信部133は、受付部131により受け付けられた配信要求の要求元が要求元アプリAP11以外である場合、抽出部332により抽出された広告を配信する。すなわち、配信部133は、受付部131により受け付けられた配信要求の要求元が要求元アプリAP11以外である場合、配信要求に対応するコンテンツに含まれる広告表示領域に表示する広告を配信する。また、配信部133は、広告表示領域に表示される広告を広告配信装置から取得する制御情報を含むコンテンツを端末装置10に配信してもよい。また、配信部133は、広告配信装置から取得した広告を端末装置10に配信してもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400は、受付部131と、配信部133とを有する。受付部131は、端末装置10におけるアプリケーション(実施形態においては「要求元アプリAP11」。以下同じ。)からコンテンツの配信要求を受け付ける。配信部133は、配信要求により要求されるコンテンツ(実施形態においては「コンテンツCT20」。以下同じ。)であって、アプリケーションに関連する広告サーバ51から取得された広告が広告表示領域(実施形態においては「広告表示領域AR20」。以下同じ。)に表示されるコンテンツを、端末装置10に配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400は、コンテンツ中の広告枠に表示する広告を、配信装置100、400の提供元以外の他の提供元の広告配信装置(広告サーバ51)に配信させる。これにより、配信装置100、400は、コンテンツ中の広告枠に適切な広告を表示させることができる。また、配信装置100、400自身が収集したユーザに関する情報が十分にある場合は、配信装置100、400や配信装置100、400が通常広告配信を依頼する広告配信装置等が広告を配信する。このように、配信装置100、400は、配信装置100、400自身が収集したユーザに関する情報が十分でない場合のみ、配信装置100、400の提供元以外の他の提供元の広告配信装置(広告サーバ51)に配信させる。これにより、配信装置100、400は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400において、配信部133は、アプリケーションにおける情報を利用可能な広告サーバ51から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツを、端末装置10に配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400は、アプリケーションにおける情報を利用可能な広告配信装置(広告サーバ)に広告を配信させる。したがって、配信装置100、400は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400において、受付部131は、アプリケーション中のコンテンツ表示プログラム(実施形態においては「アプリ内ブラウザAB11」。以下同じ。)に表示されるコンテンツの配信要求を受け付ける。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400は、アプリケーション中のブラウザにコンテンツが表示される場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400において、配信部133は、広告表示領域に表示される広告を広告配信装置から取得する制御情報を含むコンテンツを端末装置10に配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400は、コンテンツにアドタグ等の制御情報を含ませることにより、アプリケーションにおける情報を利用可能な広告配信装置(広告サーバ)に広告を配信させる。したがって、配信装置100、400は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400において、配信部133は、広告配信装置から取得した広告を端末装置10に配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置400は、アプリケーションにおける情報を利用可能な広告配信装置(広告サーバ)から取得した広告を端末装置10に配信する。したがって、配信装置100、400は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、変形例に係る配信装置400は、抽出部332を有する。抽出部332は、コンテンツの配信要求に応じてコンテンツに含まれる広告表示領域に表示する広告を抽出する。また、配信部133は、受付部131により受け付けられた配信要求の要求元が所定のアプリケーションである場合、広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツを端末装置10に配信し、受付部131により受け付けられた配信要求の要求元が所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、抽出部332により抽出された広告を端末装置10に配信する。
これにより、変形例に係る配信装置400は、コンテンツの配信要求の要求元が要求元アプリAP11である場合、要求元アプリAP11における情報を利用可能な広告配信装置(広告サーバ)に広告を配信させる。また、配信装置400は、コンテンツの配信要求の要求元が要求元アプリAP11以外である場合、配信装置400自身が抽出した広告を配信する。したがって、配信装置400は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、変形例に係る広告配信装置300は、受付部331と、配信部333とを有する。受付部331は、端末装置10におけるアプリケーション(実施形態においては「要求元アプリAP11」。以下同じ。)中に表示される広告を要求する広告要求を受け付ける。配信部333は、受付部331により受け付けられた広告要求を、アプリケーションに関連する外部装置(変形例においては「広告サーバ51」。以下同じ。)であって、広告要求に応じた広告を選択する外部装置に配信する。
これにより、変形例に係る広告配信装置300は、コンテンツ中の広告枠に表示する広告を、配信装置200の提供元以外の他の提供元の広告配信装置(広告サーバ51)に配信させる。これにより、広告配信装置300は、コンテンツ中の広告枠に適切な広告を表示させることができる。また、配信装置200や広告配信装置300が収集したユーザに関する情報が十分にある場合は、広告配信装置300が広告を配信する。このように、広告配信装置300は、配信装置200や広告配信装置300が収集したユーザに関する情報が十分でない場合のみ、配信装置200の提供元以外の他の提供元の広告配信装置(広告サーバ51)に配信させる。これにより、広告配信装置300は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、変形例に係る広告配信装置300において、配信部333は、アプリケーションにおける情報を利用可能な外部装置に広告要求を配信する。
これにより、変形例に係る広告配信装置300は、配信装置200や広告配信装置300が収集したユーザに関する情報が十分でない場合、配信装置200の提供元以外の他の提供元の広告配信装置(広告サーバ51)に配信させる。したがって、広告配信装置300は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、変形例に係る広告配信装置300において、受付部331は、端末装置10を識別する識別情報を受け付ける。配信部333は、識別情報により識別される端末装置10に広告を配信する外部装置に広告要求を配信する。
これにより、変形例に係る広告配信装置300は、外部装置に広告の配信先となる端末装置10を特定させることができ、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、変形例に係る広告配信装置300において、受付部331は、外部装置により選択された広告を外部装置から受け付ける。配信部333は、受付部331により受け付けられた広告を端末装置10に配信する。
これにより、変形例に係る広告配信装置300は、適切に選択された広告を外部装置から受け付け、その広告を端末装置10へ配信することにより、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、変形例に係る広告配信装置300において、受付部331は、アプリケーション中のブラウザ(変形例においては「アプリ内ブラウザAB11」。以下同じ。)に表示される広告を要求する広告要求を受け付ける。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、アプリケーション中のブラウザに広告が表示される場合であっても、適切な広告を配信することができる。
また、変形例に係る広告配信装置300は、抽出部332を有する。抽出部332は、広告要求に応じて広告を抽出する。また、配信部333は、受付部331により受け付けられた広告要求の要求元が所定のアプリケーションである場合、広告要求を外部装置に配信し、受付部331により受け付けられた広告要求の要求元が所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、抽出部332により抽出された広告を端末装置10に配信する。
これにより、変形例に係る広告配信装置300は、広告の要求元が要求元アプリAP11である場合、要求元アプリAP11における情報を利用可能な広告配信装置(広告サーバ)に広告を配信させる。また、広告配信装置300は、広告の要求元が要求元アプリAP11以外である場合、広告配信装置300自身が抽出した広告を配信する。したがって、広告配信装置300は、ユーザに関する情報が十分でない場合であっても、適切な広告を配信することができる。
〔8.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る広告配信装置300は、例えば図17に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図17は、配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る広告配信装置300として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130、230の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔9.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
1 配信システム
100 配信装置
121 コンテンツ情報記憶部
130 制御部
131 受付部
132 生成部
133 配信部
10 端末装置
151 要求部
152 受信部
153 表示部
50 配信装置
51 広告配信装置
N ネットワーク

Claims (16)

  1. 端末装置におけるアプリケーションからコンテンツの配信要求を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた前記配信要求の要求元が所定のアプリケーションである場合第1の広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツであって、前記受付部により受け付けられた前記配信要求の要求元が前記所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、第2の広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツを、前記端末装置に配信する配信部と
    を備えたことを特徴とする配信装置。
  2. 前記配信部は、
    前記受付部により受け付けられた前記配信要求の要求元が所定のアプリケーションである場合、前記所定のアプリケーションにおける情報を利用可能な前記第1の広告配信装置から取得された広告が前記広告表示領域に表示される前記コンテンツを前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  3. 前記受付部は、
    前記所定のアプリケーション中のコンテンツ表示プログラムに表示されるコンテンツの配信要求を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配信装置。
  4. 前記配信部は、
    前記広告表示領域に表示される広告を前記第1の広告配信装置から取得する制御情報を含む前記コンテンツを前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の配信装置。
  5. 前記配信部は、
    前記第1の広告配信装置から取得した広告を前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の配信装置。
  6. コンテンツの配信要求に応じてコンテンツに含まれる広告表示領域に表示する広告を抽出する抽出部を備え、
    前記配信部は、
    前記受付部により受け付けられた前記配信要求の要求元が前記所定のアプリケーションである場合、前記第1の広告配信装置から取得された広告が前記広告表示領域に表示されるコンテンツを前記端末装置に配信し、前記受付部により受け付けられた前記配信要求の要求元が前記所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、前記抽出部により抽出された広告を前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の配信装置。
  7. コンピュータが実行する配信方法であって、
    端末装置におけるアプリケーションからコンテンツの配信要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により受け付けられた前記配信要求の要求元が所定のアプリケーションである場合第1の広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツであって、前記受付工程により受け付けられた前記配信要求の要求元が前記所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、第2の広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツを、前記端末装置に配信する配信工程と、
    を含むことを特徴とする配信方法。
  8. 端末装置におけるアプリケーションからコンテンツの配信要求を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順により受け付けられた前記配信要求の要求元が所定のアプリケーションである場合第1の広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツであって、前記受付手順により受け付けられた前記配信要求の要求元が前記所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、第2の広告配信装置から取得された広告が広告表示領域に表示されるコンテンツを、前記端末装置に配信する配信手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする配信プログラム。
  9. 端末装置におけるアプリケーション中に表示される広告を要求する広告要求を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた前記広告要求の要求元が所定のアプリケーションである場合、前記広告要求を、前記アプリケーションに関連する外部装置であって、前記広告要求に応じた広告を選択する外部装置に配信し、前記受付部により受け付けられた前記広告要求の要求元が前記所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、所定の広告を前記端末装置に配信する配信部と、
    を備えたことを特徴とする配信装置。
  10. 前記配信部は、
    前記受付部により受け付けられた前記広告要求の要求元が所定のアプリケーションである場合、前記所定のアプリケーションにおける情報を利用可能な前記外部装置に前記広告要求を配信する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の配信装置。
  11. 前記受付部は、
    前記端末装置を識別する識別情報を受け付け、
    前記配信部は、
    前記識別情報により識別される端末装置に前記広告を配信する前記外部装置に前記広告要求を配信する、
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の配信装置。
  12. 前記受付部は、
    前記外部装置により選択された前記広告を前記外部装置から受け付け、
    前記配信部は、
    前記受付部により受け付けられた前記広告を前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の配信装置。
  13. 前記受付部は、
    前記所定のアプリケーション中のブラウザに表示される広告を要求する前記広告要求を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の配信装置。
  14. 前記広告要求に応じて広告を抽出する抽出部を備え、
    前記配信部は、
    前記受付部により受け付けられた前記広告要求の要求元が前記所定のアプリケーションである場合、前記広告要求を前記外部装置に配信し、前記受付部により受け付けられた前記広告要求の要求元が前記所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、前記抽出部により抽出された広告を前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の配信装置。
  15. コンピュータが実行する配信方法であって、
    端末装置におけるアプリケーション中に表示される広告を要求する広告要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により受け付けられた前記広告要求の要求元が所定のアプリケーションである場合、前記広告要求を、前記アプリケーションに関連する外部装置であって、前記広告要求に応じた広告を選択する外部装置に配信し、前記受付工程により受け付けられた前記広告要求の要求元が前記所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、所定の広告を前記端末装置に配信する配信工程と、
    を含むことを特徴とする配信方法。
  16. 端末装置におけるアプリケーション中に表示される広告を要求する広告要求を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順により受け付けられた前記広告要求の要求元が所定のアプリケーションである場合、前記広告要求を、前記アプリケーションに関連する外部装置であって、前記広告要求に応じた広告を選択する外部装置に配信し、前記受付手順により受け付けられた前記広告要求の要求元が前記所定のアプリケーション以外のアプリケーションである場合、所定の広告を前記端末装置に配信する配信手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする配信プログラム。
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