JP5704283B2 - 手押し車 - Google Patents

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Description

本発明は、歩行を補助する車輪を備えた手押し車に関し、特に車輪を駆動、制御する電動手押し車に関する。
従来、老人、身障者等の歩行を補助する装置として、多くの歩行補助車が開発されている。従来の歩行補助車は、歩行中の転倒を防止するよう、4輪又は8輪で構成されることが多く、キャリーバッグ等を備えて歩行補助車の重心を下げることにより、歩行中の安定度を高めている。
また、老人、身障者等の歩行を補助するべく、電動モータ等で車輪を回転させる歩行補助車も開発されている。被歩行補助者の安全を確保するため、歩行補助車の本体部の傾斜角度を検出して、本体部を安定した傾斜角度に維持することで被歩行補助者の姿勢を維持するようオブザーバ制御している。
歩行補助車の本体部の傾斜角度は、加速度センサによる傾斜角度情報と、ジャイロセンサによる角速度情報とに基づいてオブザーバを構成して推定している。例えば特許文献1では、2軸以上の加速度センサの検出値に基づいて幾何学的に算出した角度を基調として、外力オブザーバを介して高い精度で傾斜角度を推定する移動体が開示されている。
特許第4281777号公報
特許文献1に開示してある移動体では、前後方向の加速状態では加速度センサの検出値を低めに、ジャイロセンサの検出値を高めに、それぞれ重み付けを行うようオブザーバがゲイン調整を行っている。したがって、前後方向の加速状態が継続する場合、ジャイロセンサの検出値のみで傾斜角度を推定しなければならなくなり、傾斜角度の推定精度が著しく低下するおそれがあるという問題点があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、高い精度で本体部のピッチ方向の傾斜角度を推算することができる手押し車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る手押し車は、一対の車輪と、該一対の車輪を回転させる一又は複数の駆動部と、一方に前記一対の車輪が回転可能に支持される本体部と、前記本体部の他方に設けられている把持部と、一方にてピッチ方向に回転可能に前記本体部と連結してあり、他方にて一又は一対の補助輪を回転可能に支持する支持部と、前記一又は複数の駆動部の動作を制御する制御部とを備える手押し車において、前記本体部と前記支持部とのなす角度を検出する角度検出手段と、該角度検出手段で検出された角度に基づいて、前記本体部が路面に対して垂直方向に対してなす角度を推算する角度推算手段とを備え、推算された角度に基づいて前記本体部の動作を制御することを特徴とする。
上記構成では、本体部と支持部とのなす角度を検出して、検出された角度に基づいて、本体部が路面に対して垂直方向に対してなす角度を推算する。推算された角度に基づいて本体部の動作を制御するので、高価な傾斜角センサを用いることなく、また前後方向の加速状態が継続する場合であっても、高い精度で本体部のピッチ方向の傾斜角度を推算することができ、推算したピッチ方向の傾斜角度に基づいて、本体部が倒れこまない平衡角度に収束するよう本体部の姿勢を制御することが可能となる。
また、本発明に係る手押し車は、前記車輪及び前記補助輪、又は前記補助輪が路面に接地しているか否かを判断する接地判断手段を、前記車輪及び前記補助輪の両方、又は前記補助輪に備えることが好ましい。
上記構成では、車輪及び補助輪、又は補助輪が路面に接地しているか否かを判断することができるので、車輪及び補助輪、又は補助輪が路面に接地していることを確認した上で、本体部が路面に対して垂直方向に対してなす角度を推算する。推算された角度に基づいて本体部の動作を制御するので、高価な傾斜角センサを用いることなく、また前後方向の加速状態が継続する場合であっても、高い精度で本体部のピッチ方向の傾斜角度を推算することができ、推算したピッチ方向の傾斜角度に基づいて、本体部が倒れこまない平衡角度に収束するよう本体部の姿勢を制御することが可能となる。なお、接地判断手段としては、例えばリミットスイッチを用いる接触式センサ、赤外線センサ、超音波センサ等の非接触式センサ等を用いれば良い。
また、本発明に係る手押し車は、前記車輪及び前記補助輪、又はいずれか一方が路面に接地しているか否かを判断する接地判断手段を、前記車輪及び前記補助輪に備え、前記接地判断手段は、走行時における前記車輪の回転移動距離と前記補助輪の回転移動距離との差分に基づいて路面に接地しているか否かを判断することが好ましい。
上記構成では、走行時における車輪の回転移動距離と補助輪の回転移動距離との差分に基づいて路面に接地しているか否かを判断することができるので、車輪及び補助輪又はいずれか一方が路面に接地していることを確認した上で、本体部が路面に対して垂直方向に対してなす角度を推算する。推算された角度に基づいて本体部の動作を制御するので、高価な傾斜角センサを用いることなく、また前後方向の加速状態が継続する場合であっても、高い精度で本体部のピッチ方向の傾斜角度を推算することができ、推算したピッチ方向の傾斜角度に基づいて、本体部が倒れこまない平衡角度に収束するよう本体部の姿勢を制御することが可能となる。
また、本発明に係る手押し車は、前記車輪の回転数及び前記補助輪の回転数を検出するエンコーダをそれぞれ備えることが好ましい。
上記構成では、車輪の回転数及び補助輪の回転数をエンコーダで検出することができ、走行時におけるそれぞれの回転移動距離の差分に基づいて路面に接地しているか否かを判断することができる。
上記構成によれば、本体部と支持部とのなす角度を検出して、検出された角度に基づいて、本体部が路面に対して垂直方向に対してなす角度を推算する。推算された角度に基づいて本体部の動作を制御するので、高価な傾斜角センサを用いることなく、また前後方向の加速状態が継続する場合であっても、高い精度で本体部のピッチ方向の傾斜角度を推算することができ、推算したピッチ方向の傾斜角度に基づいて、本体部が倒れこまない平衡角度に収束するよう本体部の姿勢を制御することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る手押し車の構成を示す斜視図である。 ピッチ方向、ロール方向及びヨー方向を説明する模式図である。 本発明の実施の形態1に係る手押し車のピッチ方向の転倒を防止する制御の一例を示す制御ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る手押し車のモデルを側面から見た模式図である。 交差角度とピッチ傾斜角度との関係を示すグラフである。 交差角度が20度から50度までの間で変動する場合の交差角度とピッチ傾斜角度との関係を一次近似したグラフである。 本発明の実施の形態1に係る手押し車の制御基板のコントローラのピッチ方向の転倒防止処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る手押し車の接地判断処理の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る手押し車の制御基板のコントローラの接地判断処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る手押し車の、接地判断部としてリミットスイッチを設ける場合の構成を示す例示図である。 本発明の実施の形態2に係る手押し車の、接地判断部として赤外線センサを設ける場合の構成を示す例示図である。 本発明の実施の形態2に係る手押し車の、接地判断部として超音波センサを設ける場合の構成を示す例示図である。 本発明の実施の形態2に係る手押し車の、車輪及び補助輪の車軸にロータリーエンコーダを設ける場合の構成を示す例示図である。 本発明の実施の形態2に係る手押し車の、本体部と支持部とのなす交差角度を検出するロータリーエンコーダを設ける場合の構成を示す例示図である。
以下、本発明の実施の形態に係る手押し車について、図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る手押し車の構成を示す斜視図である。本実施の形態1に係る手押し車1は、一対の車輪2が、回転することが可能に本体部3に支持されており、一対の車輪2が支持されている側とは反対側の、本体部3の一端に設けられている把持部4を被歩行補助者である老人、身障者等が把持して歩行する。なお、把持部4は必ずしも一端に設けられている必要はなく、本体部3の途中に設けられていても良い。
ここで、ピッチ方向を明確にしておく。図2は、ピッチ方向、ロール方向及びヨー方向を説明する模式図である。図2に示すように、手押し車1がxy面上をx軸の(+)方向へ前進又はx軸の(−)方向へ後退するように移動する場合、y軸周りの回転方向がピッチ方向である。y軸の(+)方向を向いて反時計回りに車輪2が回転した場合には本体部3が前方へ傾斜し、y軸の(+)方向を向いて時計回りに車輪2が回転した場合には本体部3が後方へ傾斜する。また、x軸周りの回転方向がロール方向であり、本体部3が左右方向へ揺動する場合の回転方向である。さらに、z軸周りの回転方向がヨー方向であり、一対の車輪2の向きをx軸方向から傾ける場合の回転方向である。
図1に戻って、本体部3には、一対の車輪2を回転させるピッチ用モータ(駆動部)6、及びピッチ用モータ6の回転位置(角度)又は回転速度を検出するピッチ用エンコーダ61を備える。本体部3と一対の車輪2とは、一対の車輪2を回転自在に支持するフレーム31で連結され、ピッチ用モータ6の回転は、本体部3に備えたベルト又はギヤ(図示せず)を介して一対の車輪2へ伝わる。なお、フレーム31は、本体部3の一部分である。また、本体部3のピッチ角速度を検出するセンサ、例えばジャイロセンサを備えていても良い。
本体部3には、ピッチ用モータ6の動作(回転)を制御する制御基板(制御部)32及び電池33を備えている。制御基板32には、ドライバ、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、カウンタ、ピッチ用モータ6の動作を制御するコントローラ等が搭載されている。コントローラは、具体的にはマイクロプロセッサ、CPU、LSI等である。手押し車1は、一対の車輪2の回転に伴う反動トルクを利用してピッチ方向の釣合いをとるように制御されている。
また、本実施の形態1に係る手押し車1は、被歩行補助者の歩行中の安定度を高めるために、補助輪8を備えている。補助輪8は、ピッチ方向に回転することが可能に一端を本体部3に連結してある支持部7の他端において、回転することが可能に支持されている。図1に示すように、一つの補助輪8を備えていても良いし、ロール方向の安定度を高めるために一対の補助輪8を備えていても良い。また、支持部7の他端において回転することが可能に支持されている補助輪8が路面から離れるのを防止するべく、補助輪8を路面に対して押し付ける方向に付勢する他の駆動部、本体部3と支持部7とを連結するバネ等の弾性体を設けても良い。なお、支持部7は、必ずしも一端が本体部3に連結している必要はなく、支持部7の中間部分が本体部3に連結していても良い。また、補助輪8は、必ずしも支持部7の他端で支持されている必要はなく、支持部7の他端が地面に接することがない範囲内であれば、支持部7の中間部分で支持されていても良い。
支持部7の回転中心である支点10の位置は、本体部3内であれば特に限定されるものではない。本体部3の転倒を防止することができれば足りるからである。
なお、本体部3と支持部7との連結部分を回転させる、又は補助輪8を回転させる電動モータ9を、本体部3と支持部7との連結部分に備えていても良い。この場合には、制御基板32を電動モータ9の動作(回転)を制御する制御部として機能させれば良い。支持部7と本体部3とのなす角度(以下、交差角度)θ1は、電動モータ9に内蔵された又は単独で配置された支持部角度エンコーダ(角度検出手段)91の出力(パルス信号)から算出することにより検出される。
図3は、本発明の実施の形態1に係る手押し車1のピッチ方向の転倒を防止する制御の一例を示す制御ブロック図である。図3に示すように、目標ピッチ角設定部44では、制御目標となるピッチ傾斜角度(目標ピッチ角)θrpの設定を受け付ける。
一方、角度検出部45では、支持部角度エンコーダ91の出力(パルス信号)から本体部3と支持部7とのなす角度である交差角度θ1を算出することにより検出する。ピッチ傾斜角度推算部47では、算出された交差角度θ1に基づいて、本体部3が鉛直方向に対してなす、ピッチ方向の傾斜角度(ピッチ傾斜角度)θ2を推算する。
目標ピッチ角速度計算部48では、設定を受け付けた目標ピッチ角θrpから推算された絶対傾斜角度を減じたピッチ角度偏差に比例ゲインを乗算して、目標ピッチ角速度ω2pを算出する。ピッチ用トルク指令生成部49では、算出された目標ピッチ角速度ω2pに対して、例えばPID制御によりピッチ用トルク指令τ0pを生成する。ピッチ用モータトルク指令電圧計算部50では、ピッチ用トルク指令τ0pに対して変換係数を乗算して、指令電圧を算出する。最後に、ピッチ用D/Aコンバータ部51では、ドライバにD/A変換した指令電圧を出力し、ピッチ用モータ6の動作を制御する。また、ピッチ用トルク指令生成部49において、ジャイロセンサ等、本体部3のピッチ方向の角速度を検出する検出手段を備えている場合には、目標ピッチ角速度ω2pと該検出手段から得られたピッチ角速度との偏差に対して、例えばPID制御によりピッチ用トルク指令τ0pを生成しても良い。
ここで、ピッチ傾斜角度θ2を推算する方法について、以下に説明する。ピッチ傾斜角度θ2は、本体部3のピッチ角速度を検出するジャイロセンサ等を備えている場合には、ジャイロセンサの検出値を積分して求めても良いが、ノイズ、温度ドリフト等により、時間が経過するにつれて真の値との乖離が大きくなる。そこで、本実施の形態1では、本体部3と支持部7とのなす交差角度θ1に基づいて、本体部3が鉛直方向に対してなす角度であるピッチ傾斜角度θ2を推算する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る手押し車1のモデルを側面から見た模式図である。図4では、説明を簡単にするために、一対の車輪2及び補助輪8の路面への接地位置と一対の車輪2及び補助輪8の回転中心とが一致するよう模式的に表現してある。
図4に示すように、本体部3は、鉛直方向に対してピッチ傾斜角度θ2をなすように傾斜している。そして、支持部7は、本体部3と交差角度θ1をなすように傾斜することにより、本体部3を支持する。図4では、左向きの矢印方向が手押し車1の前進方向であり、本体部3が後方へ傾斜した状態を示している。
交差角度θ1は、本体部3が鉛直方向に対してなす角度(ピッチ傾斜角度)θ2に依存して変動する。これは、支持部7が本体部3を支持するよう傾斜するからである。しかし、本体部3の接地位置(一対の車輪2の接地位置)から本体部3と支持部7との交点までの距離L1、及び支持部7の接地位置(補助輪8の接地位置)から本体部3と支持部7との交点までの距離L2は一定であるので、一対の車輪2及び補助輪8が路面に接地している限り、幾何学的にピッチ傾斜角度θ2を推算することができる。
すなわち、図4より(式1)の関係を導き出すことができる。
(式1)をピッチ傾斜角度θ2について解くと、(式2)のようにピッチ傾斜角度θ2を求めることができる。
しかし、(式2)に基づくピッチ傾斜角度θ2の算出方法は、三角関数を用いていることから演算処理負荷が比較的大きく、算出するまでに時間を要するので、リアルタイム性が求められる姿勢制御には向かない。そこで、本実施の形態1では、交差角度θ1とピッチ傾斜角度θ2との関係を一次近似することにより、演算処理負荷を軽減して算出するまでに要する時間を短縮している。
図5は、交差角度θ1とピッチ傾斜角度θ2との関係を示すグラフである。図5では、距離L2=1.2×距離L1としている。図5に示すように、交差角度θ1が小さい部分ではピッチ傾斜角度θ2が大きく変動しているが、実際には、交差角度θ1が小さすぎると歩行中の安定感を欠く。
そこで、本実施の形態1では、交差角度θ1が、20度から50度までの間で変動すると仮定することにより、交差角度θ1とピッチ傾斜角度θ2との関係を一次近似しやすくしている。図6は、交差角度θ1が20度から50度までの間で変動する場合の交差角度θ1とピッチ傾斜角度θ2との関係を一次近似したグラフである。
図6に示すように、交差角度θ1とピッチ傾斜角度θ2との関係を一次近似することにより、例えばθ2=1.009×θ1−34.87という一次関数を得ることができ、精度を低下させることなくピッチ傾斜角度θ2を推算することができる。
次に、図3の制御ブロック図で示した手押し車1の動作制御の一例について、フロ−チャートに基づいて説明する。図7は、本発明の実施の形態1に係る手押し車1の制御基板32のコントローラのピッチ方向の転倒防止処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように制御基板32のコントローラは、制御目標となるピッチ傾斜角度(目標ピッチ角)θrpの設定を受け付ける(ステップS701)。コントローラは、支持部角度エンコーダ91の出力(パルス信号)から本体部3と支持部7とのなす角度である交差角度θ1を算出する(ステップS702)。
コントローラは、算出された交差角度θ1に基づいて、本体部3のピッチ方向の傾斜角度(ピッチ傾斜角度)θ2を推算する(ステップS703)。コントローラは、設定を受け付けた目標ピッチ角θrpからピッチ傾斜角度θ2の推算値を減じたピッチ角度偏差を算出し(ステップS704)、算出したピッチ角度偏差に比例ゲインを乗算して、目標ピッチ角速度ω2pを算出する(ステップS705)。
コントローラは、ピッチ用トルク指令生成部49において目標ピッチ角速度ω2pに対して、例えばPID制御によりピッチ用トルク指令τ0pを生成するか否かを判断する(ステップS706)。何らかの理由によってピッチ用モータ6の動作制御を停止する必要がある場合は、ピッチ用トルク指令τ0pを生成しないと判断する。コントローラが、ピッチ用トルク指令τ0pを生成すると判断した場合(ステップS706:YES)、コントローラは、生成されたピッチ用トルク指令τ0pに対して変換係数を乗算して指令電圧を算出する(ステップS707)。コントローラは、算出した指令電圧をD/A変換し、ピッチ用モータ6の動作を制御するドライバに出力する(ステップS708)。コントローラは、処理をステップS702に戻し、上述した処理を繰り返す。
一方、コントローラが、ピッチ用トルク指令τ0pを生成しないと判断した場合(ステップS706:NO)、コントローラは、ピッチ用モータ6の動作制御を停止して処理を終了する。これにより、ピッチ用D/Aコンバータ部51への指令が停止されるため、ピッチ用モータ6の動作制御は停止する。コントローラが、ピッチ用トルク指令τ0pを生成しないと判断する場合としては、例えば故意であるか、事故であるかを問わず、ピッチ用モータ6の動作制御中に電源が切れた場合、あるいはユーザがピッチ用モータ6の動作制御を停止するためにスイッチ等を介して停止入力を与えた場合等が考えられる。
以上のように本実施の形態1によれば、本体部3と支持部7とのなす角度である交差角度θ1を検出して、検出された交差角度θ1に基づいて、本体部3が鉛直方向に対してなすピッチ傾斜角度θ2を推算する。推算されたピッチ傾斜角度θ2に基づいて本体部3の動作を制御するので、高価な傾斜角センサを用いることなく、また前後方向の加速状態が継続する場合であっても、高い精度で推算した本体部3のピッチ傾斜角度θ2に基づいて、本体部3が倒れこまない平衡角度に収束するよう、本体部3の姿勢を制御することが可能となる。
(実施の形態2)
本実施の形態2に係る手押し車1の構成は、実施の形態1と同様であることから、同一の符号を付することにより詳細な説明は省略する。本実施の形態2に係る手押し車1は、一対の車輪2及び一又は一対の補助輪8、若しくはいずれか一方が路面に接地しているか否かを判断する接地判断部(接地判断手段)を備えている点で、実施の形態1と相違する。
図8は、本発明の実施の形態2に係る手押し車1の接地判断処理の機能ブロック図である。図8に示すように、本実施の形態2に係る手押し車1では、一対の車輪2及び一又は一対の補助輪8、若しくはいずれか一方が路面に接地しているか否かを判断する接地判断部46を備えている。接地判断部46は、走行時における一対の車輪2及び補助輪8の回転数を検出する回転数検出手段を有し、回転数に基づいて算出した、走行時における一対の車輪2の回転移動距離と補助輪8の回転移動距離との差分に基づいて路面に接地しているか否かを判断する。本実施の形態2では、回転数検出手段として、走行時における一対の車輪2及び補助輪8の回転数を検出する回転数センサを、一対の車輪2の車軸、補助輪8の車軸にそれぞれ備えている。回転数センサの種類は特に限定されるものではないが、本実施の形態2ではロータリーエンコーダを用いている。
一対の車輪2の車軸、補助輪8の車軸に設けられているロータリーエンコーダ(ピッチ用エンコーダ、補助輪用エンコーダ)のそれぞれの出力値をカウンタ部41A、41Bにおいて取得し、回転角度計算部42A、42Bにおいて走行時における一対の車輪2の回転移動距離と補助輪8の回転移動距離とが算出される。接地判断部46では、算出された一対の車輪2の回転移動距離と補助輪8の回転移動距離との差分が所定値より大きいか否かを判断している。一対の車輪2及び補助輪8が路面に接地している場合、通常の使用状態であれば一対の車輪2及び補助輪8の回転移動距離は略一致する。しかし、いずれかが路面に接地していない場合、一対の車輪2及び補助輪8の回転移動距離は一致しない。したがって、一対の車輪2の回転移動距離と補助輪8の回転移動距離とを比較することにより、路面に接地しているか否かを判断することができる。なお、回転角度計算部42A、42Bには、ノイズを除去するためのLPF(ローパスフィルタ)を備えていても良い。
また、本実施の形態2では、手押し車1の釣合い方向を鉛直方向としている。したがって、一対の車輪2は常に路面に接地している状態であり、補助輪8が路面に接地しているか否かを判断することになる。
図9は、本発明の実施の形態2に係る手押し車1の制御基板32のコントローラの接地判断処理の手順を示すフローチャートである。図9において、制御基板32のコントローラは、一対の車輪2の車軸、補助輪8の車軸に設けられているロータリーエンコーダ(ピッチ用エンコーダ、補助輪用エンコーダ)のそれぞれの出力値を取得し(ステップS901)、走行時における一対の車輪2の回転数及び補助輪8の回転数に基づいて、それぞれの回転移動距離を算出する。
コントローラは、算出した一対の車輪2の回転移動距離と補助輪8の回転移動距離との差分を算出し(ステップS902)、算出した差分が所定値より大きいか否かを判断する(ステップS903)。コントローラが、算出した差分が所定値より大きいと判断した場合(ステップS903:YES)、コントローラは、差分が所定値より大きい状態が所定時間継続しているか否かを判断する(ステップS904)。コントローラが、所定時間継続していると判断した場合(ステップS904:YES)、コントローラは、補助輪8が路面から離れている(接地していない)と判断する(ステップS905)。
補助輪8が路面から離れている場合、実施の形態1に記載の方法では、ピッチ傾斜角度θ2を推算することはできない。したがって、例えば本体部3のピッチ方向の角速度ω1pを検出するジャイロセンサ等を備えておくことにより、従来と同様、ジャイロセンサの検出値を積分してピッチ傾斜角度θ2を求める。
コントローラが、算出した差分が所定値以下であると判断した場合(ステップS903:NO)、又は所定時間継続していないと判断した場合(ステップS904:NO)、コントローラは、補助輪8が路面に接地していると判断し(ステップS906)、実施の形態1に記載した方法で、本体部3が鉛直方向に対してなすピッチ傾斜角度θ2を推算する。
コントローラは、処理を終了するか否かを判断し(ステップS907)、コントローラが、処理を継続すると判断した場合(ステップS907:NO)、コントローラは、処理をステップS901へ戻して上述した処理を繰り返す。コントローラが、処理を終了すると判断した場合(ステップS907:YES)、処理を終了する。
上述した実施例では、接地判断部46が走行時における一対の車輪2及び補助輪8の回転数を検出する回転数検出手段を備えているが、特にこれに限定されるものではなく、直接路面に接地しているか否かを判断することができるよう、接地判断部46としてリミットスイッチを設けても良いし、路面との距離を計測する測距センサを設けても良い。
図10は、本発明の実施の形態2に係る手押し車1の、接地判断部46としてリミットスイッチを設ける場合の構成を示す例示図である。図10(a)は、リミットスイッチを設ける場合の構成を示す模式図であり、図10(b)は、リミットスイッチを設ける場合の補助輪8近傍の構成を示す部分拡大図である。
図10(a)及び図10(b)に示すように、リミットスイッチ103は、補助輪8のシャフト(回転軸)102に設けてある。そして、リミットスイッチ103にはコロ104が連結してあり、コロ104が路面から離れた場合にスイッチがオン状態となることで、補助輪8が路面から離れたことを検知することができるようになっている。
また、接地判断部46は、リミットスイッチ103のような接触式センサに限定されるものでもない。図11は、本発明の実施の形態2に係る手押し車1の、接地判断部46として赤外線センサを設ける場合の構成を示す例示図である。図11(a)は、赤外線センサを設ける場合の構成を示す模式図であり、図11(b)は、赤外線センサを設ける場合の補助輪8近傍の構成を示す部分拡大図である。
図11(a)及び図11(b)に示すように、赤外線センサ111は、センサの自重により常に水平を維持するよう、補助輪8のシャフト102に回転可能に取りつけられている。そして、路面との距離を測定し、測定値が所定値を超えて変動した場合にスイッチがオン状態となることで、補助輪8が路面から離れたことを検知することができるようになっている。
また、赤外線センサ111の代わりに超音波センサを設けても良い。図12は、本発明の実施の形態2に係る手押し車1の、接地判断部46として超音波センサを設ける場合の構成を示す例示図である。図12(a)は、超音波センサを設ける場合の構成を示す模式図であり、図12(b)は、超音波センサを設ける場合の補助輪8近傍の構成を示す部分拡大図である。
図12(a)及び図12(b)に示すように、超音波センサ121は、センサの自重により常に水平を維持するよう、補助輪8のシャフト102に回転可能に取りつけられている。そして、路面との距離を測定し、測定値が所定値を超えて変動した場合にスイッチがオン状態となることで、補助輪8が路面から離れたことを検知することができるようになっている。
もちろん、従来と同様、ロータリーエンコーダを設けても良い。図13は、本発明の実施の形態2に係る手押し車1の、車輪2及び補助輪8の車軸にロータリーエンコーダを設ける場合の構成を示す例示図である。
図13に示すように、車輪2の車軸に設けたロータリーエンコーダ(ピッチ用エンコーダ)131、補助輪8の車軸に設けたロータリーエンコーダ(補助輪用エンコーダ)132の、それぞれの出力値の微分値の差分を算出する。車輪2及び補助輪8が路面に接地している場合には、算出した微分値の差分は理論上‘0’である。したがって、算出した微分値の差分が所定値を超えた場合にスイッチがオン状態となることで、補助輪8が路面から離れたことを検知することができるようになっている。
同様に本体部3と支持部7とのなす角度である交差角度θ1を検出するロータリーエンコーダを設け、補助輪8が接地しているか否かの判断に用いても良い。図14は、本発明の実施の形態2に係る手押し車1の、本体部3と支持部7とのなす交差角度θ1を検出するロータリーエンコーダを設ける場合の構成を示す例示図である。
図14に示すように、本体部3と支持部7との連結部分に、両者のなす交差角度θ1を検出するロータリーエンコーダ(支持部角度エンコーダ)141が単独で配置されて設けられている。ロータリーエンコーダ141の出力値の微分値を算出することで、算出した微分値が所定値を超えた場合に大きな変動、すなわち補助輪8が路面から離れたこと、あるいは路面に接地したことを検知することができるようになっている。
以上のように本実施の形態2によれば、車輪2及び補助輪8、又はいずれか一方が路面に接地しているか否かを判断することができるので、車輪2及び補助輪8、又はいずれか一方が路面に接地していることを確認した上で、本体部3が鉛直方向に対してなすピッチ傾斜角度θ2を推算する。推算されたピッチ傾斜角度θ2に基づいて本体部3の動作を制御するので、高価な傾斜角センサを用いることなく、また前後方向の加速状態が継続する場合であっても、高い精度で本体部3のピッチ傾斜角度θ2を推算することができ、推算したピッチ傾斜角度θ2に基づいて、本体部3が倒れこまない平衡角度に収束するよう本体部3の姿勢を制御することが可能となる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができることは言うまでもない。例えば、ピッチ用モータ6を一対の車輪2に1個設けることに限定されるものではなく、車輪2ごとに1個ずつピッチ用モータ6を設けても良い。また、電動モータ9も、本体部3と支持部7との連結部分に備えるのではなく、一又は複数の補助輪8ごとに備えても良い。また、支持部7が前方側に配置される構成、すなわち支持部7と被歩行補助者との間に本体部3が配置される構成であっても良い。この場合、前方、後方等の表現は、適宜読みかえれば良い。
1 手押し車
2 車輪
3 本体部
4 把持部
6 ピッチ用モータ(駆動部)
7 支持部
8 補助輪
9 電動モータ
10 支点
31 フレーム
32 制御基板(制御部)
33 電池
41A、41B カウンタ部
42A、42B 回転角度計算部
44 目標ピッチ角設定部
45 角度検出部(角度検出手段)
46 接地判断部(接地判断手段)
47 ピッチ傾斜角度推算部(角度推算手段)
48 目標ピッチ角速度計算部
49 ピッチ用トルク指令生成部
50 ピッチ用モータトルク指令電圧計算部
51 ピッチ用D/Aコンバータ部
61 ピッチ用エンコーダ
91 支持部角度エンコーダ(角度検出手段)

Claims (4)

  1. 一対の車輪と、
    該一対の車輪を回転させる一又は複数の駆動部と、
    一方に前記一対の車輪が回転可能に支持される本体部と、
    前記本体部の他方に設けられている把持部と、
    一方にてピッチ方向に回転可能に前記本体部と連結してあり、他方にて一又は一対の補助輪を回転可能に支持する支持部と、
    前記一又は複数の駆動部の動作を制御する制御部と
    を備える手押し車において、
    前記本体部と前記支持部とのなす角度を検出する角度検出手段と、
    該角度検出手段で検出された角度に基づいて、前記本体部が路面に対して垂直方向に対してなす角度を推算する角度推算手段と
    を備え、推算された角度に基づいて前記本体部の動作を制御することを特徴とする手押し車。
  2. 前記車輪及び前記補助輪、又は前記補助輪が路面に接地しているか否かを判断する接地判断手段を、前記車輪及び前記補助輪の両方、又は前記補助輪に備えることを特徴とする請求項1に記載の手押し車。
  3. 前記車輪及び前記補助輪、又はいずれか一方が路面に接地しているか否かを判断する接地判断手段を、前記車輪及び前記補助輪に備え、
    前記接地判断手段は、走行時における前記車輪の回転移動距離と前記補助輪の回転移動距離との差分に基づいて路面に接地しているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の手押し車。
  4. 前記車輪の回転数及び前記補助輪の回転数を検出するエンコーダをそれぞれ備えることを特徴とする請求項3に記載の手押し車。
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