JP5703878B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5703878B2 JP5703878B2 JP2011061905A JP2011061905A JP5703878B2 JP 5703878 B2 JP5703878 B2 JP 5703878B2 JP 2011061905 A JP2011061905 A JP 2011061905A JP 2011061905 A JP2011061905 A JP 2011061905A JP 5703878 B2 JP5703878 B2 JP 5703878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- foup
- unit
- manufacturing
- inspection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
図1に示すように、検査システム1は、欠陥の有無、個数、密度、形状、サイズ、座標等を出力する検査装置10と、検査装置10の検査結果を用いて欠陥についての評価、具体的にはSEMレビューを行う評価装置20とを有している。
図2に示す欠陥検出手段11は、例えばウェハWにレーザを照射し、その散乱光を検出するレーザ散乱測定により上記検査データを取得する。この欠陥検出手段11は、上記レーザ散乱測定を行うためにウェハWを搬送し、位置合わせを行って載置する機構を有している。また、欠陥検出手段11は、例えばウェハWにレーザを照射するレーザ照射手段と、そのレーザ照射によって生じる散乱光を検出する散乱光検出手段と、検出結果を用いて欠陥に関するデータを処理するデータ処理手段等を有している。この欠陥検出手段11は、取得した検査データを記憶手段12に格納する。
なお、欠陥検出手段11、記憶手段12、出力手段13、抽出手段14及び通信手段15の各動作は、不図示の制御部により統括制御される。
図3に示す通信手段21は、検査装置10から送信された検査データを受信する。この通信手段21は、検査装置10から受信した検査データを記憶手段22に格納する。なお、通信手段21は、有線又は無線の通信手段である。
次に、洗浄装置40の構成例を説明する。
複数のロードポート50には、評価装置20にてSEMレビューされたウェハWが収納されるポッド(Front Opening Unified Pod:FOUP)60が載置される。このFOUP60は、図5(a)に示すように、その内側壁にウェハを保持するための棚61が一体的に形成されている。この棚61には、複数段のスロット61aが形成され、そのスロット61aにウェハWが保持される。FOUP60は、SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)規格に準拠したフロントオープンタイプのポッドであり、前面に設けられた蓋62を開けることで、スロット61aに保持されたウェハWを出し入れが可能になっている。この蓋62の前面には、図5(b)に示すように、円形状の被吸着部63aが一対形成されるとともに、長方形状の係止穴63bが一対形成されている。
図6に示すように、ロードポート50は、略鉛直姿勢で配置される略矩形板状のフレーム52と、このフレーム52の前面側(図6において右側)に設けられた支持台53と、その支持台53に固定され上記FOUP60が載置される載置台54とを有している。また、フレーム52の背面側(図6において左側、すなわち搬送部41(図4参照)側)には、FOUP60の蓋62を開閉するためのFOUPオープナ55が設けられている。FOUPオープナ55は、駆動モータ56を備え、同駆動モータ56の駆動により、範囲Aにおいて上下方向に移動可能に構成されている。
データ処理部45は、コントローラ46と、入力手段47と、出力手段48とを有している。なお、入力手段47は、例えばキーボード、タッチパネルやマウス等であり、出力手段48は、例えば液晶ディスプレイやエレクトロルミネッセンスパネル等の表示装置やプリンタ等の印刷装置である。
CPU46aは、入力手段47からの指令に基づいて、記憶装置46cに記憶されている処理プログラムを実行することにより、洗浄装置40におけるロードポート50、搬送ロボット42、クーリングユニット43及び有機溶剤塗布ユニット44等を統括的に制御する。CPU46aは、ウェハ検出センサ58から出力される検出データに基づいて、FOUP60のどのスロット61aにウェハWが保持されているか否かを判定する。また、CPU46aは、測定装置51から出力される測定データ(電圧値)と所定の閾値とを比較し、SEMレビューが実施されたウェハWがFOUP60のどのスロット61aに保持されているかを検出する。具体的には、CPU46aは、上記測定データが所定の閾値以上である場合に、対応するウェハWがSEMレビューの実施されたウェハWであると検出する。なお、上記閾値は、SEMレビューの実施の有無を検出可能なように設定された値である。また、上記閾値は、シミュレーション等によって予め設定されて記憶装置46cなどに記憶された値であってもよいし、入力手段47から入力されて記憶装置46cなどに記憶された値であってもよい。そして、CPU46aは、前工程でSEMレビューが実施されたウェハWのみに対して上記洗浄処理が施されるように、図示しない駆動回路を介してサーボモータを駆動し、搬送ロボット42のアーム部42aを駆動制御する。
通信手段46bは、ロードポート50や搬送ロボット42等との間でデータの授受を行う。例えば通信手段46bは、CPU46aの指令に基づいて、ロードポート50との間でFOUPオープナ55の開閉制御等を行うための制御信号の送受信を行う。また、通信手段46bは、ロードポート50のウェハ検出センサ58から出力される検出データや、測定装置51から出力される測定データを受信し、それらのデータをCPU46aに出力する。
次に、半導体装置の製造方法を図9〜図11に従って説明する。
図10に示すように、まず、評価装置20から搬送されてきたFOUP60がロードポート50の載置台54に搭載される(ステップS11)。続いて、FOUP60を載せたロードポート50が洗浄装置40の前面に配置された後、図示しないスタートボタンが押されると、洗浄装置40のコントローラ46は、そのボタン操作に応答して通信手段46bからFOUP60の蓋62を開けるための制御信号をロードポート50に出力する。この制御信号によりロードポート50が制御され、FOUP60に収納されているウェハWの搬出処理が開始される。
(1)SEMレビューが実施されたウェハWに対して、有機溶剤を塗布するようにした。これにより、SEMレビューによってウェハW表面に付着された有機汚染物を除去(洗浄)することができる。このため、このような有機汚染物に起因して発生する配線間短絡等の問題の発生を抑制することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、製造装置30bとは別に洗浄装置40を設けるようにした。これに限らず、例えば洗浄装置40を製造装置30b内に組み込むようにしてもよい。ここでは、上記洗浄装置40(具体的には、測定装置51を備えるロードポート50、クーリングユニット43及び有機溶剤塗布ユニット44)を組み込んだレジスト塗布・現像装置の一例について説明する。
CPU87aは、入力手段88からの指令に基づいて、記憶装置87cに記憶されている処理プログラムを実行することにより、レジスト塗布・現像装置80におけるロードポート50、搬送ロボット42、処理システム82内の各ユニット43,44,83,84,85及び搬送ロボット(図示略)等を統括的に制御する。CPU87aは、上記CPU46aと同様に、測定装置51から出力される測定データ(電圧値)と所定の閾値とを比較し、SEMレビューが実施されたウェハWがFOUP60のどのスロット61aに保持されているかを検出する。また、CPU87aは、前工程でSEMレビューが実施されたウェハWのみに対して上記洗浄処理が施されるように、図示しない駆動回路を介してサーボモータを駆動し、搬送ロボット42及び処理システム82内の搬送ロボットを駆動制御する。
・上記実施形態では、測定装置51による帯電量測定を、ウェハ検出センサ58によるウェハ検出(マッピング)と並行して行うようにした。これに限らず、例えば測定装置51による帯電量測定を行った後、FOUPオープナ55を測定開始位置に戻し、ウェハ検出センサ58によるウェハ検出を行うようにしてもよい。また、逆にウェハ検出センサ58によるウェハ検出を行った後、FOUPオープナ55を測定開始位置に戻し、測定装置51による帯電量測定を行うようにしてもよい。
20 評価装置
23 SEM測定手段
30a 製造装置
30b 製造装置
40 洗浄装置
42 搬送ロボット
44 有機溶剤塗布ユニット
46 コントローラ
50 ロードポート
51 測定装置
55 FOUPオープナ
58 ウェハ検出センサ
60 FOUP
62 蓋
W ウェハ
Claims (2)
- 第1の製造工程後の複数のウェハの欠陥を検査する検査工程と、
前記検査工程にて検出された欠陥を走査型電子顕微鏡で観察するレビュー工程と、
前記複数のウェハの帯電量を測定し、前記測定した前記帯電量に基づいて前記レビューが行われたウェハを前記複数のウェハから検出する検出工程と、
前記複数のウェハのうち、前記検出したウェハのみに対して有機溶剤を塗布して、前記検出したウェハ上に前記レビュー工程で付着した有機汚染物を洗浄する洗浄工程と、
前記洗浄工程後、前記複数のウェハに対して、前記第1の製造工程の次工程の製造処理を実施する第2の製造工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記検出工程における前記複数のウェハの帯電量の測定は、ポッドに収納されている前記ウェハを検出する工程と並行して行われることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011061905A JP5703878B2 (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011061905A JP5703878B2 (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012199348A JP2012199348A (ja) | 2012-10-18 |
JP5703878B2 true JP5703878B2 (ja) | 2015-04-22 |
Family
ID=47181292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011061905A Expired - Fee Related JP5703878B2 (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5703878B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6212292B2 (ja) * | 2013-06-11 | 2017-10-11 | リンテック株式会社 | ロードポート |
JP6408673B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2018-10-17 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置、基板処理装置の基板検知方法および記憶媒体 |
JP7357453B2 (ja) * | 2019-03-07 | 2023-10-06 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理システムおよび基板の搬送方法 |
JP2020150155A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 株式会社荏原製作所 | 基板を研磨するための研磨装置を制御するための制御システム、および研磨方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3193533B2 (ja) * | 1993-07-16 | 2001-07-30 | 沖電気工業株式会社 | 半導体素子の製造方法 |
JP4041630B2 (ja) * | 1998-11-30 | 2008-01-30 | 株式会社日立製作所 | 回路パターンの検査装置および検査方法 |
JP2002203783A (ja) * | 2001-10-18 | 2002-07-19 | Tokyo Electron Ltd | 処理方法及び処理装置 |
JP2010165741A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Hitachi High-Tech Control Systems Corp | ミニエンバイロメント基板搬送装置、ロードポートおよび搬送容器内基板の除電方法 |
-
2011
- 2011-03-22 JP JP2011061905A patent/JP5703878B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012199348A (ja) | 2012-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW202004993A (zh) | 用於整合型頭尾相接式完全自對準內連線製程之操作站台及方法 | |
KR101124186B1 (ko) | 유전체 에칭 효율 개선을 위해 통합된 계측을 이용하는방법 및 장치 | |
TWI767826B (zh) | 用於缺陷檢測及再檢測的方法及系統 | |
US7078690B2 (en) | Monitoring of contact hole production | |
JP5703878B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR20230005319A (ko) | 제조 프로세스 성능을 개선하기 위한 통합 기판 측정 시스템 | |
US7968354B1 (en) | Methods for correlating backside and frontside defects detected on a specimen and classification of backside defects | |
US9727799B2 (en) | Method of automatic defect classification | |
JP2018129432A (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
KR102430478B1 (ko) | 웨이퍼 검사 방법 | |
CN111937129B (zh) | 工艺诱导的偏离特性化 | |
JP5276926B2 (ja) | コンタクトホール側壁の抵抗値測定方法 | |
JP2008034475A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR101025372B1 (ko) | 기판 검사 방법, 기판 검사 장치 및 기억 매체 | |
JP2007194422A (ja) | 欠陥検査装置用テストパターンウエハ、その製造方法及びそれを用いた欠陥検査装置の評価方法 | |
KR101009808B1 (ko) | 검사 장치, 검사 방법 및 기억 매체 | |
CN103824802A (zh) | 半导体结构的形成方法 | |
US20090206255A1 (en) | Substrate inspection device and substrate inspection method | |
JP2013102053A (ja) | 基板処理システム、基板搬送方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 | |
JP2010272528A (ja) | 試料表面検査方法および検査装置 | |
CN108227390B (zh) | 一种光刻机的像质检测方法 | |
KR20060037636A (ko) | 포토리소그라피 공정을 위한 웨이퍼 에지영역의 노광사이즈 검출장치 및 그 검출방법 | |
KR100621622B1 (ko) | 기판 처리 방법 | |
KR20090089800A (ko) | 기판 검사 방법, 기판 검사 장치 및 기억 매체 | |
KR20090071844A (ko) | 백사이드 스캔 장비를 이용한 반도체 소자의 제조 공정관리방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140617 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5703878 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |