JP5702868B2 - 調合飲料機器及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は調合飲料機器に関し、更に詳しくは、包装済み使い捨て容器とフィルタとの組合せからコーヒーを淹れるのに適している調合飲料機器に関する。
発明の背景
様々な公知のコーヒー作成機器は、湯を容器へ供給し、それを通過させる機械の一部である容器へ様々な形態の一つ(即ち、挽かれたか又は挽いていない)でコーヒー豆を加えることに関係している。容器は代表的には濾過機構を含み、容器を出た湯が調合コーヒーの形態である。特定の機器は、「挽かれた」形態で加えられるべき予め挽いたコーヒー豆を必要とする。他の機器は、挽いていないコーヒー豆をホッパー又は開口へ入れることを可能とし、且つ、豆を挽かれた形態に挽いて、次いで調合処理を終える機構を含むように設計されている。ときには、コーヒーを作るために挽いていない豆が手元に保たれており、コーヒーを淹れる直前に挽かれることが好まれ、これが最も新鮮な試飲コーヒー飲料を生じると考えられている。更に他の機器は、機器へ挿入されるべき一杯分の大きさの濾過容器内のポッド又は包装済みの挽きコーヒーの使用が必要である。このような例では、包装済みのポッド又は容器は、挽きコーヒーで満たされることに限られている。特定の包装済み容器は、機器内へ別個の濾過機構に配置することを必要とし、一方、他のものは、内蔵濾過機構を有する。
本発明の一つの目的は、挽いていない豆からのコーヒーの調合の利点を含む飲料作成機器、且つ方法を与えることであり、その挽いていない豆は、調合の直前に挽かれて、便利な使い捨ての一杯分パッケージに包含されている。
これらと他の目的は本発明により達成される。飲料機器はハウジングを含み、このハウジングは液体貯蔵器と、ハウジング内の凹所とを有し、その凹所は、第1のサイズの粒子を有する少なくとも他の飲料原料を包含する容器を収容するように寸法付けられている。この凹所は、この凹所が機器の前面へ向かうように角度付けられた第1の位置、及びこの凹所が調合ヘッドに整合して、且つ調合ヘッドに接する第2の位置から枢動可能である。この飲料機器は更に、飲料原料の粒子を容器内で第1のサイズから第2のサイズへ変換する機構を含み、その第2のサイズは第1のサイズよりも小さくなる。
図1は本発明による挽いていないコーヒー豆を包装済みのフィルタ・カップの分解図である。 図2は図1の挽いていないコーヒー豆を包装済みのフィルタ・カップの斜視上面図である。 図3は図1の挽いていないコーヒー豆を包装済みのフィルタ・カップの斜視底面図である。 図4は図1の挽いていないコーヒー豆を包装済みのフィルタ・カップの平面図である。 図5は図1の挽いていないコーヒー豆を包装済みのフィルタ・カップの底面図である 図6は図1の挽いていないコーヒー豆を包装済みのフィルタ・カップの側面図である。 図7は図6の線A-Aに沿って採った図1の挽いていないコーヒー豆を包装済みのフィルタ・カップの横断面図である。 図8は調合段階中にカップを通じる水の流れ経路を図解する図1の挽いていないコーヒー豆を包装済みのフィルタ・カップの概略図分である。 図9は本発明による調合飲料機器の斜視右側面図である。 図10は図9の調合飲料機器の斜視左側面図である。 図11は図9の調合飲料機器の左側面図である。 図12は図9の調合飲料機器の正面立面図である。 図13は図9の調合飲料機器の右側面図である。 図14は図9の調合飲料機器の後面立面図である。 図15は図9の調合飲料機器の平面図である。 図16は図9の調合飲料機器の底面図である。 図17は図9の調合飲料機器の準備段階を示す斜視図である。 図18は図1の挽いていないコーヒー豆を包装済みフィルタ・カップの装填を示す図9の調合飲料機器の斜視図である。 図19は装填トレイにおける挽いていないコーヒー豆を包装済みフィルタ・カップを示す図9の調合飲料機器の斜視図である。 図20挽き及び調合位置から取り外されるフィルタ・カップを図解するす図9の調合飲料機器の斜視図である。 図21は、調合準備状態における図9の調合飲料機器の斜視図である。 図22は調合期間中の図9の調合飲料機器の斜視図である。 図23は飲料の調合に続く図9の調合飲料機器の斜視図である。 図24は調合に続く使用済み包装済みフィルタ・カップの除去を図解する図9の調合飲料機器の斜視図である。 図25Aは洗浄段階における図9の調合飲料機器の斜視図である。 図25Bは洗浄段階における図9の調合飲料機器の斜視図であって、ドリップ・トレイの取り外しを図解する。 図26は図9の調合飲料機器の後方左側面斜視図であって、その内部構成要素を図解する。 図27は図9の調合飲料機器の前方左側面斜視図であって、その内部構成要素を図解する。 図28は図9の調合飲料機器の容器装填ブロックの拡大斜視図である。 図29は点線で示される容器争点ブロックの斜視図であって、その内部構成要素を図解する。 図30は調合飲料機器の前方立面図である。 図31は図30の線A−Aに沿って採った調合飲料機器の断面図である。 図32はフィルタ・カップの容器装填ブロックの容器ホルダーへの装填を図解する拡大断面図である。 図33は容器装填ブロックの突き刺し機構を図解する拡大断面図である。 図34はフィルタ・カップの装填及び位置決めを図解する図9の調合飲料機器の断面概略図である。 図35はフィルタ・カップの装填及び位置決めを図解する図9の調合飲料機器の断面概略図である。 図36はフィルタ・カップの装填及び位置決めを図解する図9の調合飲料機器の断面概略図である。 図37は図9の調合飲料機器の容器装填解除機構の斜視図である。 図38容器装填解除機構の他の斜視図である。 図39は容器装填解除機構の操作を図解する調合飲料機器の拡大断面図である。 図40は容器装填解除機構の操作を図解する調合飲料機器の他の拡大断面図である。 図41は本発明による図9の調合飲料機器と共に使用するための挽き刃アセンブリの斜視図である。 図42は図41の挽き刃アセンブリの上面図である。 図43は図41の挽き刃アセンブリの正面立面図である。 図44は図41の挽き刃アセンブリの底面図である。 図45は図41の挽き刃アセンブリの左側面立面図である。 図46は図43の線A−Aに沿って採った図41の挽き刃アセンブリの断面図である。 図47は挽き刃アセンブリのカップへの挿入を図解する挽き刃及び挽かれていないコーヒー豆の包装済みフィルタ・カップの概略図である。 図48は挽き刃アセンブリのカップへの挿入を図解する挽き刃及び挽かれていないコーヒー豆の包装済みフィルタ・カップの他の概略図である。 図49は挽き刃アセンブリからのカップの後退を図解する挽き刃及び挽かれていないコーヒー豆の包装済みフィルタ・カップの概略図である。 図50は挽き刃アセンブリからのカップの後退を図解する挽き刃及び挽かれていないコーヒー豆の包装済みフィルタ・カップの他の概略図である。 図51は挽き段階における図1の調合飲料機器の一部の拡大概略図である。 図52は図52の線B−Bに沿って採った挽き段階における図1の調合飲料機器の一部の断面図である。 図53はコーヒー豆を挽くのに続く図1の調合飲料機器の一部の拡大概略図である。 図54はコーヒー豆を挽くことを図解する図1の調合飲料機器の拡大概略図である。 図55は図9の調合飲料機器の調合機構の拡大断面図である。 図56はすすぎの前の刃アセンブリを図解する図9の調合飲料機器の自動すすぎ機構の概略図である。 図57はすすぎ処理を図解する図9の調合飲料機器の自動すすぎ機構の概略図である。 図58はすすぎの後の刃アセンブリを図解する図9の調合飲料機器の自動すすぎ機構の概略図である。 図59は挽き段階における図9の調合飲料機器の概略図である。 図60は調合段階における図9の調合飲料機器の概略図である。 図61はすすぎ段階における図9の調合飲料機器の概略図である。 図62は図9の調合飲料機器の制御パネルの平面図である。
好ましい実施形態の詳細な説明
図1 - 8を参照して、本発明による調合飲料機器用と共に用いるフィルタ・カップ10は、カップ本体12、弾性フィルタ14及びカバー16を含む。カップ体はプラスチック又は当該分野で公知の他の材料から製造されて、調合飲料機器の突き刺し機構により突き刺すことができる。フィルタ14は、調合中にコーヒー滓及び/又は他の沈殿物がカップ本体12から出るのを防ぐが、それを通じて液体の通過を可能とする。重要なことには、以下に詳述するように、フィルタ14は弾力があり、挽く間に損傷を受けないか或いは破壊されない。
カバー16はアルミニウム又は当該分野で公知の他の材料から製造されて、好ましくはヒートシールされるか、さもなければカップ本体12の頂部縁に添えられる。複数の挽かれていないコーヒー豆18は、カバー16とフィルタ14との間に間隙に収納される。
図1がフィルタ・カップ10に収納されるコーヒー豆18を図示しているが、本発明のより幅広い態様を逸脱しない範囲で、食品及び物質の他の形式、例えば茶等を本明細書に説明されたのと同様な方式で使用できるであろう。
図1に更に示されるように、カップ本体12はその頂部における開口20、円周側壁22及び底24を有する。図3及ぶ図6に最も良く示されているように、底24は、調合された飲料をカップの出口孔(調合飲料機器の突き刺し機構によって形成される)へ導く環状溝26を有する。重要なことに、以下に説明するように、環状溝26はカップ10の最下部であり、淹れられたコーヒーが溝26に集まって、出口開口を通じてカップを出る。
図7はカップ10を密封された状態で、且つ複数の挽かれていないコーヒー豆18を包含して示す。そこに示されるように、弾性フィルタ14は環状溝26の直上でカップ10の底に配置されている。フィルタ14は円形であり、その底部においてカップ本体の円周側壁22によって密接に収容されるように寸法付けられている。図7に最も良く示されているように、フィルタ14は、カップ本体12内に平坦面を与えており、その上部にはコーヒー豆18を置くことができる。重要なことには、以下に詳述するように、弾性フィルタ14は、コーヒー豆18が環状溝26(ここには挽き刃が達しない)へ落下するのを防ぎ、挽き刃による最適な挽きを促進する。上述のように、ホイル・カバー16はフィルタ14及び挽かれていないコーヒー豆18をカップ本体12の内側へ封止して、コーヒー豆18を使用まで新鮮に保つ。
容易に理解されるように、包装済みフィルタ・カップ10は、その全ての側面で完全にシールされて、カップ10内のコーヒー豆18又は他の飲料成分の新鮮さを確実にする。
一つの実施形態においては、カップ10は、飲料成分の新鮮さを更に確実にするために、真空密封されることがある。他の実施形態においては、カップ10は付加的な新鮮さ及び保護のために、別々の密封パッケージ又は包装紙内に保管されて輸送されることがある。好ましい実施形態においては、フィルタ・カップ10は、包装済みの、一回使用の使い捨ての構成要素である。従って、気密方式のカバーによる封止は、新鮮さ及び風味を保って、コーヒー豆18を湿気及び汚染から保護する。
図8に示すように、及び以下に詳述するように、環状溝26の底は調合飲料機器の針により突き刺し得る。飲料機器の刃がカバー16を突き刺して、水がカップ本体12へ入れる。次いで水はカップ10を通過して、淹れられたコーヒーを形成し、これは針により形成された孔を通じてカップを出る。
図9-図25Bを参照すると、本発明の実施形態による調合飲料機器100が示されている。上述に開示したように、コーヒー又は他の飲料を淹れる目的で、機器100は包装済みのフィルタ・カップ10との組み合わせで使用することが意図されている。そこに示されるように、機器100は概ね長方形状であって、基部102と、この基部102により取り外し可能に収容されるドリップ・トレイ104を含む。ドリップ・トレイ104は、溝付き若しくは格子付け表面106を有し、これは容器、例えばコーヒー・カップを支持するのに適している。容易に理解されるように、格子付け表面106は、簡単な洗浄のために、操作中にカップ108からこぼれるかもしれない液体を表面106を通過させて、ドリップ・トレイ104に集めることを可能にする。
ハウジング110は上方に位置して、基部102により支持される。一つの実施形態においては、ハウジング110は基部102と一体的に形成し得る。ハウジングは、摺動アクセス・ドア112を含み、これは包装済みフィルタ・カップ10を固定して位置決めするために、フィルタ・カップ容器ホルダー又は装填トレイ124へのアクセスを可能とする。後述のように、係止ハンドル114は、操作のためにハウジング110に枢動自在に取り付けられている。更に図9及び10に示されるように、水貯蔵器116がハウジング110の一部へ取り付けられて支持されて、さもなければハウジング110の一部を形成する。一つの実施形態において、水貯蔵器116は、ハウジング110に対して取り外し可能に又は恒久的に取り付け得る。以下に説明するように、ハウジング110は機器100の操作を制御するために制御パネル118も含む。図10に最も良く示されるように、基部102は、そこに摺動可能に収容されて、機器100の清浄操作から水を受け取るための排水トレイ120も含む。
図9-図25Bを更に参照すると、機器100は、調合された飲料が分配される調合吐出口122を含む。一つの実施形態においては、後述するように、調合吐出口122は高さを調節可能である。
ここで機器100の操作について、図17-図25Bを参照して説明する。先ず、水貯蔵器116が水で満たされる。次いでユーザーは制御パネル118から望ましいコーヒー/飲料設定を選択する。設定は、コーヒーの濃さ及び一杯分のサイズ、タイマー設定、自動調合等の選択可能なオプションを含み得る。次いでハンドル114は、図17で示すように、矢印Aの方向に上方へ移動し、これは摺動アクセス・ドア112を矢印Bの方向へ下方に移動させ、装填トレイ124を露呈させる。ハンドル114が「上方」位置にあり、且つ摺動アクセス・ドア112が後退するとき、図18で示すように、装填トレイ124は旋回して機器100の前面へ向かって角度付けられて、ユーザーが容易に包装済みフィルタ・カップ10を挿入することを可能とする。次いでユーザーは、コーヒー・カップ108を調合吐出口122の直下でドリップ・トレイ104に配置し得る。
図19に示すように、一旦包装済みフィルタ・カップ10が装填トレイ124に配置されるならば、次いで係止ハンドル114は、図20に示すように、矢印Cの方向へ下方に移動される。そこに示されるように、これは摺動アクセス・ドア112を矢印Dの方向に上方へ移動させ、機器100の内部の構成要素へのアクセスを妨げ、後述するように、フィルタ・カップ10を挽き及び調合位置へ移動させる。
次いでユーザーはLCD制御パネル118上のボタン126を用いて望ましい調合設定を選択し、「調合」ボタンを押して、挽き及び調合処理を開始する。挽き処理の間に、フィルタ・カップ10内のコーヒー豆20が、カップ10内に収容された挽き刃アセンブリ128により挽かれて、豆20が挽きコーヒー130へ変換される。カップ10内の挽かれていないコーヒー豆18が挽きコーヒー130へ変換された後、調合処理が自動的に開始される。調合処理の間に、加熱された水が、調合若しくはシャワー・ヘッド132からカップ10へ供給される。加熱された水が挽きコーヒー130を通過して、フィルタ・カップ10の底を通じて出て(図8参照)、トレイ104に配置されたコーヒー・マグ108に調合吐出口122から放出される。次いでコーヒー・マグ108をトレイ104から取り外して、味わう準備ができている。
使用済みのフィルタ・カップ10を取り除くために、係止ハンドル114は、図23における矢印Eにより示されるように、「上昇」位置へ再び移動され、これは装填トレイ124を挽き/調合位置から後退させて、ユーザーへ向かって外側へ回転させ、更にアクセス・ドア112を開放させる。次いでユーザーは使用済みフィルタ・カップ10を手動で取り除いて、これを廃棄する。
図25A及び25Bを参照すると、一旦フィルタ・カップ10が捨てられるならば、ユーザーは再び係止ハンドル114をその下方位置へ移動させて、アクセス・ドア114を閉止することができる。重要なことには、機器100は制御回路を包含し、これはハンドルが調合に続いて下方位置へ移動するときに洗浄処理を自動的に開始する。洗浄処理の間、水が調合/シャワー・ヘッド132から与えられて、挽き刃アセンブリ128及び内部の調合領域から残存するコーヒー滓をすすぐ。次いで水は排出トレイ120へ集められて、これは図25Bに示すように、矢印Fの方向に基部102から滑り出させることにより、必要に応じて、空にすることができる。一つの実施形態において、刃アセンブリ128は、洗浄を促進するために、水の散布の間、回転させ得る。この時点で、機器100は待機段階にあり、他の飲料を調合する準備ができている。
更に他の実施形態においては、清浄操作は、フィルタ・カップ10を実際に挿入することなく調合サイクルを作動させることを含み得る。この実施形態では、ハンドル114を下方に移動してサイクルを開始し、加熱された水が刃アセンブリ128上を通過してこれを洗浄する。或いは、制御パネル118上のボタンを押して、洗浄サイクルを始動し得る。
図26及び図27は、機器100の特定の内部の構成要素を図解する。図26を参照すると、機器100は、挽き刃アセンブリ128を駆動する回転出力シャフトを有するグラインダー・モーター134を含む。機器100は更に、調合処理で使用するために水貯蔵器116の水を加熱するように機能する当該分野で公知の形式のヒーター136と、このヒーター136を介して貯蔵器116から水を引き込んで、この水をフィルタ・カップ10への注入のためにシャワー・ヘッド132へ圧送するポンプ138と、タンク116からの水流を測定する流量計140とを含む。流量計140は当該分野で公知の形式のものであることがあり、制御パネル118のプリント回路基板196に電気的に結合される。タンク116からの水の流量を表す信号が制御パネル118へ中継されて、調合されたコーヒーの正確な量がユーザーのコーヒー・マグ108へ吐出口122から分注される。
図26に更に示されるように、水入口142は水タンク116へ接続されており、タンク116から水導管144の通路を与える。安全弁146が設けられており、これは内圧が所定点に達したときに、内圧を開放するように機能する。圧力開放弁148も設けられている。図26及び図27に示すように、機器100は3方向弁151及びソレノイド152も含む。3方向弁151はソレノイド152により起動されて、装填トレイ124におけるコーヒー出口から吐出口122又は排出トレイ120の何れかへの流路を制御する。図26は、後述のように、装填トレイ124を収納する容器装填ブロック154も表している。
ここで図28及び図29を参照すると、容器装填ブロック154の詳細図が示されている。容器装填ブロック154は、包装済みフィルタ・カップ10を収容するように適合された概ね円筒形の凹所を規定する容器装填トレイ124を含む。ピンまたは針(図28及び図29には図示しない)は、フィルタ・カップ10の底を突き刺すように、円筒形凹所の底に隣接して設けられている。シール・リング156は、円筒形凹所の頂部縁に隣接して構成されており、これは後述のように、調合の間に、装填トレイ124と調合/シャワー・ヘッド132との間の気密且つ防水シールを与える。図29に最も良く示されように、容器装填ブロック154は更に、支持ヒンジ・セット158を含み、これは装填トレイ124の垂直及び回転運動を可能とし、装填トレイ124を調合ヘッドとの位置合わせへ移動可能とし、且つ摺動アクセス・ドア112に係合して、ハンドル114の上昇位置と下降位置との間の移動と同時に摺動アクセス・ドア112の移動を与える。ハンドル・シャフト160はヒンジ・セット158の下方位置から外側へ延出して、ハンドル114の補完的嵌め合い部分を一定の関係で収容するのに適している。容易に理解されるように、係止ハンドル114ひいてはハンドル・シャフト160の回転は、装填トレイ124の運動(上昇、下降及び旋回運動)を制御する。コーヒー出口162も容器装填ブロック154に設けられている。コーヒー出口162は針と流体連通しており、この針はフィルタ・カップ10を突き刺して、調合されたコーヒー/水を3方向弁151へ、終局的には、排出トレイ120(洗浄/すすぎ段階中)又は分注のために吐出口122(調合段階中)の何れかへ指向させる。
ここで図32及び図33を参照すると、フィルタ・カップ10の底の穴を突き刺すための突き刺し機構が示されている。図32に最も良く示されるように、突き刺し機構は、装填トレイ24の底に組み込まれた中空ピン164若しくは針の形態にある。装填トレイ124の底部は、フィルタ・カップの環状溝26を収容するために寸法付けられた環状凹所166を含む。ピン164の中空内室は、後述のように、コーヒー出口162と流体連通して、フィルタ・カップ10の内室からから吐出口122までの流路を与える。図32及び図33に示すように、フィルタ・カップ10が装填トレイ124に挿入されたとき、ピン164はフィルタ・カップ10の底24を突き刺して、環状溝26へ入る。重要なことには、環状溝を含むフィルタ・カップ設計、環状凹所166を含む装填トレイ設計、及びピン長は、ピン164が弾性フィルタ14を突き刺すことを避けるために、ピン164がフィルタ・カップ10をあまり深く突き刺さないようにすることである。しかしながら、調合の間、フィルタ・カップ10内の内圧が蓄積されて、フィルタ・カップの環状溝26が下方へ拡大する原因になり、ピン164がフィルタ・カップ10内の最適突き刺し深さに達することにより、針における孔がフィルタ・カップ10の内室へ露呈されて、調合されたコーヒーはフィルタ・カップ10からピン164を通じてコーヒー出口162へ流れ得る。上述したように、コーヒー出口162は3方向弁151と流体連通しており、コーヒー/液体はコーヒー吐出口122(調合段階にて)又は排出トレイ120(洗浄/すすぎ段階にて)の何れかに選択的に指向することができる。
図34-36は、容器装填ブロック154内に収容されている容器装填機構168を図解する。容器装填機構168は、装填トレイ124及びヒンジ・セット158、ハンドル・シャフト160及びハンドル114からなる。係止ハンドル114が下方へ回転するとき、装填トレイ124は、図34に示すように、装填トレイ124の頂部が調合/シャワー・ヘッド132と整合するまで、図34で示すように、矢印Gの方向に内側へ回転する。係止ハンドル114の更なる下方への回転と同時に、装填トレイ124は、刃アセンブリ128がフィルタ・カップ10のカバー16を突き刺すまで、矢印Hの方向に上方へ、調合/シャワー・ヘッド132及び刃アセンブリ128へ向かって平行移動する。ハンドル114がその完全に下方位置へ移動すると、シール・リング156が調合/シャワー・ヘッド132の下側に対して押し付けられることによって、空密且つ液密シールが形成される。次いで調合を開始し得る。
図37及び図38は、容器装填解除機構170を図解する。そこに示されるように、この機構170は複数のプッシュ・ロッド172を含み、これは調合/シャワー・ヘッド132を通じて延伸して、装填トレイ124が調合位置にあるときに、フィルタ・カップ10の縁(或いは、フィルタ・カップ10が存在しないときは、シール・リング156)と接触するように配置される。プッシュ・ロッド172の各々は、コイルばね174若しくはその種のものと、ロッド・シール・リング176に嵌合されている。好ましい実施形態においては三つのプッシュ・ロッドがあるが、本発明のより幅広い態様を逸脱しない範囲で、三つより少ないか多くを利用し得る。
装填トレイ124及びフィルタ・カップ10が装填中にシャワー・ヘッド132に対して押し上げられるとき、フィルタ・カップ10は、ばね式に偏倚されたプッシュ・ロッド172を後退させる。この位置では、プッシュ・ロッド172は、コイル・スプリング174の偏倚に起因して、フィルタ・カップ10に下向きの力を及ぼす。図39は装填/調合位置(フィルタ・カップ10が装填解除される前)におけるプッシュ・ロッド172の位置を示す。調合に続いて、ハンドル114が下方に移動されるとき、装填トレイ124はシャワー・ヘッド132から後退し、プッシュ・ロッド172の偏倚が使用済みフィルタ・カップ10の縁を押して、このフィルタ・カップ10をシャワー・ヘッド132から装填トレイ124と共に後退させることを確実にする(フィルタ・カップ10がシャワー・ヘッド132へ粘着しているとすれば、プッシュ・ロッド172の偏倚力を伴うこと無く)。図40は、フィルタ・カップ10の装填解除の間のプッシュ・ロッド172の位置を図解する。
一つの実施形態において、プッシュ・ロッド172の一つは、制御パネル118のPCB 196に電気的に結合されているセンサ178と共に構成し得る。このセンサ178は、フィルタ・カップ10が存在するか否かを検出して、これに関するフィードバック信号を制御パネル118へ中継するように構成されている。特に、センサ178は、装填トレイ124が調合位置へ移動したときに、プッシュ・ロッド172の一つの移動距離を検出するように構成されている。移動距離に応じて、センサ178は、フィルタ・カップ10が存在するか否かを検出することができる。これは次いでPCB196に中継される。
挽かれていないコーヒー豆を挽くための挽き刃128の様々な図が図41-46に示されている。そこに示されるように、刃128はV字型構造を有する。
重要なことには、刃128は挿入切断縁180を有し、ハンドル114の下向き移動と同時にカップ10が上昇してシャワー・ヘッド132と位置合わせされるときに、フィルタ・カップ10のカバー16を突き刺すことができることである。刃の頂部は、上向き抽出切断縁182も含み、これは、ハンドル114の上昇移動と同時に、調合に続いてフィルタ・カップ10が下降して刃128から離れたときに、カバー16を通じて切断する。「V」の各々の脚はまた、後述するように、コーヒー豆18を挽くのを容易にするために、対向する凹所184及び盛り上がった峰186と共に形成される。刃128は、挽きモーター134の出力シャフトへの接続のために平坦な首188も含む。そのような実施形態においては、刃128は交換及び/又はより完全な洗浄のために取り外し可能な場合がある。他の実施形態において、刃128は、モーター134の出力シャフトに対して、一体的に形成されるか、さもなければ固定的に取り付けられる。容易に理解されるように、刃128の薄いプロファイルはカバー16に最小限の幅で溝を切り、挽く間にコーヒー滓130がカップ10から放出されるのを防ぐ。
図47は、刃128へ向かって上昇するフィルタ・カップ10を図解する拡大詳細図であり、図48は、切断挿入縁180によって、カップ10のカバー16を突き刺す刃128を図解する。図47及び図48の両方において、カップ10内のコーヒー豆18は未だ挽かれていない。挽いた後、豆18は挽きコーヒー130へ変わる。上述のように調合が生じて、次いでカップ10が図49及び図50に示すように下降して、必要に応じて、刃128の抽出切断縁182が再びカバー16を突き刺して、刃128からカップ10の取り外しを容易にする。
ここで図51-53を参照すると、実際の挽き処理が図解されている。挽きモーター134を起動すると、挽き刃128は、フィルタ・カップ10内の挽かれていないコーヒー豆18を挽いて、図51で示すように、挽かれていない豆から、図53に示すように挽かれたもの130に変えるのに充分な頻度で回転する。特に、刃128は一方向に回転(図52参照)し、これは図54に示すように、刃166の峰186がコーヒー豆18を叩いて及び/又は衝撃を与えて、それらを割れさせる。時間と共に、刃自体からの多数の衝撃、及び最も重要なことには、図54に示すように、峰186によって、コーヒー豆の大きさは調合に充分な微細な殻に徐々に低減される。
一つの実施形態において、刃128は、調合処理の間、即ち湯がカップ10を通過する時間の間、所定の頻度で回転を続け得る。調合の間の回転の頻度は、コーヒー豆18を挽くために利用される頻度と同じか、又は異なる場合がある。
他の実施形態においては、刃128は、調合の間、飲量原料を撹拌するために利用され、例えばカップ10を通過している水に飲量原料の溶解を促進する(例えば、挽かれていないコーヒー豆の代わりにアイスティー飲量原料を利用するとき)。容易に理解されるように、調合しながら、カップ10内の飲料原料/コーヒー豆を撹拌することは、より味の良い飲料を生成し得る。特に、調合中に撹拌することは、コーヒー殻130と湯との接触を改善し、それはコーヒー品位及び/又は濃度を改善し得る。
ここで図55を参照すると、調合機構の操作が図解されている。ここに示されるように、水タンク116からの水はヒーター136により加熱されて、ポンプ138によりシャワー/調合ヘッド132へ圧送される。調合ヘッド132は複数の小さな孔190を含み、これには、加熱された水が、挽き刃128により形成された穴を通じてフィルタ・カップ10に入る前に通過する。注目すべきことに、多数の孔190は均一に水をフィルタ・カップ10の頂部に供給し、これは調合ヘッドにおけるコーヒー殻130の量を最小化するのに役立ち、調合後のカバー16を清浄に保つ。加熱された水は、フィルタ・カップ10を満たす。フィルタ・カップ10が加熱された水で満たされているとき、圧力は容器内で高まる(フィルタ14が流れを制限するため)その結果、加圧された調合がフィルタ・カップ10内で生じる。一つの実施形態においては、上述のように、調合中に刃128が回転して、加熱された水とコーヒー殻130との間の接触を促進することにより、コーヒー品位が改善される。次いで、淹れられたコーヒーは、フィルタ14を通過してカップ10の環状溝26へ入り、中空針54を通じてコーヒー出口162へ至る。コーヒー出口162から、淹れられたコーヒーは3方向弁151を通過して、コーヒー・カップ108へ分注するためのコーヒー吐出口122へ至る。
一つの実施形態においては、調合サイクルの終端近傍で、ポンプ138が先ず停止し、ヒーター136は水を更に加熱して蒸気を生成する。この蒸気は、システムを通じて移動して、フィルタ・カップ10から残留するコーヒーを押し出す。容易に理解されるように、この蒸気のほとばしりはフィルタ・カップ10内のコーヒー殻130から過剰な水を除去するので、容易で簡明な廃棄及び処分を確実にする。
図56−図58は、一旦調合が完了するならば、自動的に起動する自動すすぎ機構を図解する。調合処理の後、一旦フィルタ・カップ10がユーザーにより取り外されるならば、図56に示すように、コーヒー殻130は挽き刃128又は調合ヘッド132に残るかもしれない。使用済みフィルタ・カップ10を取り外した後、ユーザーが係止ハンドル114を引き下げるとき、摺動ドア112は閉止されて、調合ヘッド132及び装填トレイ124へのアクセスを遮断する。次いで制御パネル118の制御回路は、すすぎ処理を開始する。すすぎの間、水はポンプ138により貯蔵器116から圧送汲されて、ヒーター136により加熱される。次いで湯はシャワー/調合ヘッド132を通じて出て、コーヒー殻130が残っている調合ヘッド132及び刃アセンブリ128をすすいで及び/又は浄化する。一つの実施形態において、図57に示すように、刃128はすすぎの間に回転して、刃からのコーヒー殻130の除去を容易にする。次いで上述した方式で蒸気が発生して、装填トレイ124へ供給されて、残留するすすぎ水を装填トレイ124からコーヒー出口162へ洗い流す。すすぎ処理の間若しくは直前に、ソレノイド152は3方向弁151を制御して、そこへ運び込まれたすすぎ水及びコーヒー殻130を吐出口122の代わりに排出トレイ120へ指向させる。この時点では、装填トレイ124、刃128及び調合ヘッド132にはコーヒー殻130が無く、図58に示すように、機器は他の調合サイクルの準備ができている。制御パネル118における通知は、ユーザーに、所定の回数の調合サイクルの後に、排出トレイ120空にすることを思い出させ得る。
図59を参照すると、機器100の挽き段階がブロック形態で図解されている。そこに示されるように、且つ上述したように、挽き段階の間、グラインダー・モーター134は、フィルタ・カップ10内の挽かれていないコーヒー豆18を挽くのに充分に高い頻度で回転する。同時に、ヒーターは貯蔵器116からの水を予熱する。図59に示すように、ヒーターはセンサ194を含むことがあり、これはヒーター136を制御して、調合のための適切な温度(又は温度範囲)が得られるようにする。ヒーター・センサ194は制御パネル118のPCB196に電気的に結合されて、PCB196はヒーター136の温度をヒーター・センサ194を通じて制御し得る。
図60を参照すると、機器の調合段階がブロック形態で図解されている。そこに示されるように、且つ上述したように、ソレノイドは3方向弁151を制御して(又は非能動化させて)、流路がコーヒー吐出口122へ至るようにする。少量の水はヒーター136により加熱されて、フィルタ・カップ10へ圧送されて、コーヒー殻130を事前に濡らせる。次いで、通常の調合が開始されて、ここでは水がヒーター136を通じてフィルタ・カップ10へ連続的に圧送される。重要なことには、調合処理の間中、水温は最適の調合及び味覚のために調節される。これに関連して、水温センサ198はヒーター136を出る水の温度を検出して、この温度を制御パネル118のPCB196に中継する。次いでヒーターのパワー及びポンプ速度は水温を最適範囲内に保つように調節し得る。流量計140も流量の経過を保って、この情報をPCB196に中継する。調合処理の終わり頃に、上述したように、ポンプ138を先ず停止して、ヒーター136に水を更に加熱させて、蒸気を生成させる。次いで、この蒸気はシステムを通じて移動し、フィルタ・カップ10から残留するコーヒーを押し出す。全てのコーヒーがフィルタ・カップ10を出たあと、圧力開放弁148が(制御パネル118のPCB196からの信号に応答して)開放し、フィルタ・カップ10の内側の圧力を解放する。次いで残留する蒸気又は水は排出トレイ120へ送られる。調合通路が調合処理の間に閉塞される場合には、安全弁146が排出トレイ120へ圧力を解放するように構成されている。
最後に、図61を参照すると、機器100の調合段階がブロック形態で図解されている。そこに示されるように、且つ上述のように、ユーザーが使用済みのフィルタ・カップ10を取り外して、係止ハンドル114を引き下げた後、装填トレイ124が移動してシャワー・ヘッド132に位置合わせされる。
PCB196は、フィルタ・カップ10が取り外されたか或いは合う依然として存在しているかを(プッシュ・ロッド172及びセンサ178によって)調べる。フィルタ・カップ10が検出されなければ、すすぎ処理が自動的に開始される。特に、ソレノイド152は3方向弁151を制御して、流路が排出トレイ120へ至るようにする。少量の湯が装填トレイ124へ圧送されて、挽き刃128がグラインダー・モーター134により回転して、何らかの残存するコーヒー殻130を除去する。すすぎ処理の終わり頃に、上述のように、ポンプ138を先ず停止させて、ヒーター136は水を更に加熱して蒸気を生成する。次いで、この蒸気はシステムを通じて移動して、全てのすすぎ水及びコーヒー殻130をフィルタ・カップ10から排出トレイ120まで洗い流す。
ここで図62を参照すると、制御パネル118の詳細図が示されている。そこに示されるように、制御パネル118は液晶ディスプレイ200、ユーザーによる機能選択及び機能の間の切り換えを可能とする「メニュー(MENU)」ボタン202、各々の機能を調節するための上/下矢印204,206、並びに挽き及び調合処理を開始する「調合(BREAW)」ボタン208を含む。好ましい実施形態においては、制御パネル118は、すすぎ処理を手動(上述の自動すすぎに代わるもの)で開始する「すすぎ(RINSE)」ボタン210、湯のみを分注する「湯(HOT WATER)」ボタン212を更に含む。
好ましい実施形態においては、主要なメニュー機能は、挽きオン/オフ、自動すすぎオン/オフ、自動設定、自動でない設定、デフォルト調合サイズ選択、及び時計を含む。これらの機能の各々は、液晶ディスプレイ200に表示できるであろう。
好ましい実施形態は、挽かれていないコーヒー豆からのコーヒーの挽き及び調合を予期しているが、本発明はこの事に制限されることは意図していない。
特に、本発明装置及び方法は、本来、挽かれていない豆コーヒーを包含するカップには限定されないことが予期されており、本発明は、挽いたコーヒー、部分的に挽かれたコーヒー、茶の葉、挽いた茶、又は飲料混合原料を包含するカップと共に使用できるであろう。更に、本発明の実施例による機器は、フィルタ・カップ内に包含された任意の原料から飲料を作成/調合することができ、挽かれていないコーヒー豆からコーヒーを淹れることには限定されない。
本発明について、その詳細な実施形態に関して図示及び説明したが、当業者には、本発明の要旨を逸脱することなく、様々な変形例をなすことが可能であり、及びその要素の代わりとなり得る均等物が理解されよう。更に、本発明の要旨を逸脱することなく、特定の状況又は材料を本発明の教示に適合させる変更例をなすことが可能である。従って、本発明は上述の詳細な説明に開示された特定の実施形態に限定することを意図したものではなく、本発明は本開示事項の要旨内にある全ての実施形態を含む。

Claims (34)

  1. 飲料機器であって、
    液体貯蔵器を含むハウジングと、
    前記ハウジング内の凹所であり、第1のサイズの粒子を有する少なくとも一つの飲料原料を包含する容器を収容するように寸法付けられており、前記容器が前記機器の前面へ向かって角度付けられる第1の位置及び前記容器が調合ヘッドに整合されて前記調合ヘッドに接触する第2の位置から旋回可能な凹所と、
    前記飲料原料の前記粒子を前記容器内で前記第1のサイズから第2のサイズへ変換し、その第2のサイズは前記第1のサイズよりも小さくなる機構とを備え、
    前記容器は、
    環状チャンネルを規定する底と、円周側壁と、頂部開口とを有するカップ形状本体と、
    前記環状チャンネルの上方に配置された弾性フィルタ要素と、
    前記本体内の前記フィルタ要素に隣接して位置する複数の飲料原料と、
    前記カップ本体に添えられて、前記頂部開口を覆って前記飲料原料を前記容器内に包含させるカバーと
    飲料出口に流体連通する3方向弁と、
    前記3方向弁を制御して、飲料の流れを飲料吐出口と排出トレイとの一方へ指向させるソレノイドとを含む飲料機器。
  2. 請求項1の飲料機器において、
    前記飲物原料は、挽かれていないコーヒー豆である飲料機器。
  3. 請求項1の飲料機器において、
    前記カバーは、金属的ホイルから形成されている飲料機器。
  4. 請求項1の飲料機器において、
    前記弾性フィルタは、プラスチックから製造されている飲料機器。
  5. 請求項1の飲料機器において、
    ハンドルであり、第1の位置と第2の位置との間で旋回自在であり、前記凹所を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させるハンドルを更に備える飲料機器。
  6. 請求項1の飲料機器において、
    前記調合ヘッドは複数の孔を含み、この孔は前記液体貯蔵器と流体連通して、液体の流れを前記凹所内の前記容器へ指向させるように位置している飲料機器。
  7. 請求項1の飲料機器において、
    前記凹所は、前記凹所の頂部縁に隣接するシール・リングを含み、このシール・リングは、前記調合ヘッドに封止的に接触するように構成されており、実質的に気密シールを形成する飲料機器。
  8. 請求項1の飲料機器において、
    複数のスプリング偏倚プッシュ・ロッドを含む容器装填解除機構を更に備え、前記プッシュ・ロッドは、前記容器の縁に整合し、且つ前記凹所が前記第2の位置にあるときに前記縁に力を及ぼす飲料機器。
  9. 請求項8の飲料機器において、
    前記容器装填解除機構は、少なくとも一つの前記プッシュ・ロッドの垂直移動距離を検出するように構成されたセンサを含む飲料機器。
  10. 請求項1の飲料機器において、
    前記凹所は、その底部において配置されて、前記容器の底を突き刺すための中空針を含み、この中空針は前記飲料出口と流体連通している飲料機器。
  11. 請求項1の飲料機器において、
    前記機構は、モーターにより回転可能に駆動される挽き刃である飲料機器。
  12. 請求項1の飲料機器において、
    前記挽き刃は実質的にV字形状であり、且つ底部鋭利縁と、頂部鋭利縁と、その側面における少なくとも一つの突起とを含み、その少なくとも一つの突起は、前記挽き刃の回転と同時に前記粒子に衝撃を与える飲料機器。
  13. 請求項5の飲料機器において、
    摺動アクセス・ドアを更に備え、この摺動アクセス・ドアは、前記ハンドルが前記第1の位置から前記第2の位置へ移動するときに、前記凹所がアクセス可能な開放状態と、前記凹所へのアクセスが妨げられる閉止状態との間で移動可能である飲料機器。
  14. 請求項1の飲料機器において、
    前記液体貯蔵器から液体を受け取って、前記容器へそれを指向させるためのポンプと、;
    前記液体を加熱するためのヒーターとを更に備える飲料機器。
  15. 請求項1の飲料機器において、
    前記飲料機器の少なくとも一つの操作を制御するための制御パネルを更に備える飲料機器。
  16. 請求項1乃至1の何れか一項に記載の飲料機器を用いて飲料を調合する方法であって、
    第1のサイズの粒子を有する飲料原料を前記容器へ供給する段階と、
    前記粒子を前記容器内で前記第1のサイズから第2のサイズへ変換する段階と、
    加熱された水を前記容器を通じて通過させて、前記飲料を淹れる段階とを含む方法。
  17. 請求項1による方法において、
    前記容器を飲料機器の凹所へ挿入する段階と、
    前記容器の底を概ね中空の針で突き刺す段階と、
    挽き刃で前記容器のカバーを突き刺す段階とを更に含む方法。
  18. 請求項1による方法において、
    前記加熱した水を前記容器を通じて通過させながら、前記第2のサイズの粒子を撹拌する段階を更に含む方法。
  19. 請求項1による方法において、
    前記凹所から前記容器を取り外す段階と、
    前記挽き刃を加熱された水で洗浄する段階と、
    前記加熱された水を前記線上からから排出トレイへ導く段階とを更に含む方法。
  20. 請求項1による方法において、
    前記容器の内圧を増大させて、容器の底を膨らませて、前記針における孔を露呈させる段階を更に含む方法。
  21. 請求項1による方法において、
    蒸気をほとばしりを生成する段階と、
    前記蒸気を前記容器を通じて通過させて、前記容器から水を実質的に一掃する段階とを更に含む方法。
  22. 請求項1による方法において、
    圧力開放弁を開放して、前記容器内の圧力を開放する段階と、
    残留する水を排出トレイへ排出する段階とを更に含む方法。
  23. 請求項19による方法において、
    前記挽き刃を洗浄するに先立って、前記凹所内に前記容器が存在するか否かを検出段階を更に含む方法。
  24. 請求項1による方法において、
    ハンドルを第1の位置から第2の位置へ回転させて、前記凹所をこの凹所が前記機器の前面からアクセス可能な角度付け位置から、前記凹所が調合ヘッドと位置合わせするように上昇された第2の位置へ移動させる段階を更に含む方法。
  25. 請求項1による方法において、
    前記第1の位置から前記第2の位置への前記ハンドルの回転は、摺動アクセス・ドアを閉止状態へ移動させる方法。
  26. 飲料調合システムであって、
    液体貯蔵器を含むハウジングと、
    前記ハウジング内の凹所であり、第1のサイズの粒子を有する少なくとも一つの飲料原料を包含する包装済みの一人前の容器を収容するように寸法付けられた凹所と、
    前記容器内で前記飲料原料の前記粒子を前記第1のサイズから第2のサイズへ変換するための機構であり、前記第2のサイズは前記第1のサイズより小さくなる機構と、
    前記液体貯蔵器と流体連通し、液体を前記液体貯蔵器から前記凹所内の前記容器へ圧送するためのポンプと、
    前記液体貯蔵器と流体連通し、前記液体を加熱するためのヒーターと、
    前記ポンプと前記ヒーターとに電気的に結合されて、前記ポンプ及び前記ヒーターを制御するための制御ユニットと
    前記凹所の出口と流体連通する3方向弁であり、前記液体を前記出口から吐出口又は排出トレイの一方へ指向させるように、ソレノイドにより選択的に制御可能である3方向弁とを備え、
    前記容器は、
    環状チャンネルを規定する底と、円周側壁と、頂部開口とを有するカップ形状本体と、
    前記環状チャンネルの上方に配置された弾性フィルタ要素と、
    前記本体内の前記フィルタ要素に隣接して位置する複数の飲料原料と、
    前記カップ本体に添えられて、前記頂部開口を覆って前記飲料原料を前記容器内に包含させるカバーとを含む飲料調合システム。
  27. 請求項2の飲料調合システムにおいて、
    前記液体貯蔵器と流体連通し、前記貯蔵器からの前記液体の流量を監視するための流量計を更に備え、この流量計は、前記流量を示す信号を前記制御ユニットへ中継するために、前記制御ユニットへ電気的に結合されている飲料調合システム。
  28. 請求項2の飲料調合システムにおいて、
    前記ヒーターの出口に流体連通されて前記前記制御ユニットへ電気的に結合された温度センサを更に備える飲料調合システム。
  29. 請求項2の飲料調合システムにおいて、
    前記容器内の圧力を解放するように選択的に制御可能な圧力解放弁を更に備える飲料調合システム。
  30. 請求項2の飲料調合システムにおいて、
    前記ヒーターの出口と流体連通する複数の孔を有する調合ヘッドを更に備え、この調合ヘッドは水の流れを前記容器へ指向させるように配置されている飲料調合システム。
  31. 請求項3の飲料調合システムにおいて、
    前記凹所は、この凹所が前記機器の前面へ向かって角度付けられる第1の位置及び前記凹所が前記調合ヘッドに整合して前記調合ヘッドに接触する第2の位置から旋回可能である飲料調合システム。
  32. 請求項2の飲料調合システムにおいて、
    前記飲料原料は、挽かれていないコーヒー豆である飲料調合システム。
  33. 請求項3の飲料調合システムにおいて、
    複数のスプリング偏倚プッシュ・ロッドを含む容器装填解除機構であり、前記プッシュ・ロッドは、前記凹所が前記第2の位置にあるときに、前記容器の縁に整合し、且つ前記縁へ力を及ぼす容器装填解除機構と、前記制御ユニットへ電気的に結合されて、前記プッシュ・ロッドの少なくとも一つの垂直移動距離を検出するように構成されたセンサとを更に備える飲料調合システム。
  34. 飲料機器であって、
    液体貯蔵器を含むハウジングと、
    前記ハウジング内の凹所であり、第1のサイズの粒子を有する少なくとも一つの飲料原料を包含する容器を収容するように寸法付けられており、前記容器が前記機器の前面へ向かって角度付けられる第1の位置及び前記容器が調合ヘッドに整合されて前記調合ヘッドに接触する第2の位置から旋回可能な凹所と、
    前記飲料原料の前記粒子を前記容器内で前記第1のサイズから第2のサイズへ変換し、その第2のサイズは前記第1のサイズよりも小さくなる機構とを備え、前記機構は前記容器の外側の外側に位置する第1の位置と前記変換が生じる前記容器の内側に位置する第2の位置との間で移動可能であり、
    前記容器は、
    環状チャンネルを規定する底と、円周側壁と、頂部開口とを有するカップ形状本体と、
    前記環状チャンネルの上方に配置された弾性フィルタ要素と、
    前記本体内の前記フィルタ要素に隣接して位置する複数の飲料原料と、
    前記カップ本体に添えられて、前記頂部開口を覆って前記飲料原料を前記容器内に包含させるカバーとを備える飲料機器。
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