JP5702846B2 - 車輌用前照灯 - Google Patents

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Description

本発明は車輌用前照灯に関する。詳しくは、放電ランプの点灯時に発生するノイズを伝導する導電性部材に接続される導通部をソケットのケース部の所定の面に設けてリフレクターとソケットの間の良好な導電性を確保した上で車輌用前照灯の小型化を図る技術分野に関する。
特開2007−317453号公報 特開2005−302743号公報
車輌用前照灯には、例えば、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に、光源や該光源から出射された光を反射するリフレクターを有するランプユニットが配置されたものがある。
このような車輌用前照灯には、光源として放電ランプが用いられ点灯装置によって放電ランプに駆動電流が供給されて放電ランプの点灯が行われるようにされたものがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
点灯装置は、点灯回路部等の所要の各部、例えば、スイッチング素子を有し電力を放電ランプへ供給する電力供給部、放電ランプに供給する電力を制御する制御部及び放電ランプに高電圧を発生させ放電ランプを点灯させるスターターと称される始動回路を有する高電圧発生部等が配置されて成る。
特許文献1に記載された車輌用前照灯にあっては、点灯装置が、所定の構造を保持するケース部と放電ランプの口金部に接続される接続部とを有するソケットと、灯具外筐の下端部に配置された装置本体と、ソケットと装置本体を接続する接続ケーブルとを備え、電力供給部、制御部及び高電圧発生部等が装置本体の内部に配置されて成る。
特許文献2に記載された車輌用前照灯にあっては、点灯装置が、放電ランプの口金部に接続されるソケットと、灯具外筐の下端部に配置された装置本体と、ソケットと装置本体を接続する接続ケーブルとを備え、電力供給部及び制御部が装置本体の内部に配置され、高電圧発生部がソケットの内部に配置されて成る。
上記のような光源として放電ランプが用いられた車輌用前照灯にあっては、放電ランプの点灯時にノイズが発生し車輌内の機器、例えば、ラジオ等の通信機器に悪影響を及ぼすおそれがあるため、発生するノイズを所定の経路で伝導して接地する必要がある。
従って、上記した車輌用前照灯にあっては、導電性を有するリフレクターの後端部に板バネ部材等の導電性部材を取り付け、ケース部の外周面が導電性を有するようにソケットを形成し、該ソケットの接続部が放電ランプの口金部に接続された状態において導電性部材とケース部の外周面とを接続して接地を行いノイズによる悪影響の発生を防止するようにしている。
ところが、上記したように、接地を図るために導電性部材とソケットのケース部の外周面とを接続する構成においては、導電性部材がケース部の外周側に位置することになり、その分、車輌用前照灯がケース部の外周側に大きくなってしまい、小型化を阻害してしまう。
特許文献2に記載された高電圧発生部がソケットの内部に配置されたタイプの車輌用前照灯にあっては、高電圧発生部が配置されているためソケットがケース部の外周側に特に大きくなり、車輌用前照灯の小型化が困難になってしまう。
そこで、本発明車輌用前照灯は、上記した問題点を克服し、リフレクターとソケットの間の良好な導電性を確保した上で車輌用前照灯の小型化を図ることを課題とする。
車輌用前照灯は、上記した課題を解決するために、光を出射する光源部と該光源部を保持する口金部とを有する放電ランプと、前記放電ランプの光源部から出射された光を反射する光反射部と該光反射部の一端に連続して設けられ前記放電ランプの口金部を保持するランプ保持部とを有するリフレクターと、前記放電ランプの口金部に接続され前記放電ランプに駆動電流を供給するためのソケットとを備え、前記ソケットは内部に配置された所定の構造を保持するケース部と該ケース部の前記口金部に対向する対向面から前記口金部側へ突出され前記口金部に接続される接続部とを有し、前記リフレクターのランプ保持部に前記放電ランプの点灯時に発生するノイズを伝導する導電性部材が取り付けられ、前記ソケットのケース部の対向面における前記接続部の外周側に前記導電性部材に接続される導通部が設けられ、前記導電性部材と前記導通部が前記放電ランプの口金部と前記ソケットの接続部との接続方向において接続され、前記リフレクターのランプ保持部に支持される被支持部と前記放電ランプの口金部を前記ランプ保持部に押さえて固定する押さえ部とを有する固定部材を設け、前記放電ランプが前記固定部材の押さえ部によって前記ランプ保持部に保持され、前記放電ランプが前記接続部に接続される際、前記導電性部材の接続片部が弾性変形されて前記ソケットの導通部に押し付けられ、前記ソケットを前記放電ランプに対して回転させ、前記導部を前記接続片部に対して摺接させ、前記固定部材を係止する係止溝が前記ランプ保持部に形成され、前記固定部材の被支持部と前記導電性部材の一部とを取付ネジによって前記ランプ保持部に取り付け、前記固定部材の被支持部が前記ランプ保持部に形成された支持溝に回動自在に支持されたものである。
従って、車輌用前照灯にあっては、ケース部の外周側に導電性部材が存在しない。
本発明車輌用前照灯は、光を出射する光源部と該光源部を保持する口金部とを有する放電ランプと、前記放電ランプの光源部から出射された光を反射する光反射部と該光反射部の一端に連続して設けられ前記放電ランプの口金部を保持するランプ保持部とを有するリフレクターと、前記放電ランプの口金部に接続され前記放電ランプに駆動電流を供給するためのソケットとを備えた車輌用前照灯であって、前記ソケットは内部に配置された所定の構造を保持するケース部と該ケース部の前記口金部に対向する対向面から前記口金部側へ突出され前記口金部に接続される接続部とを有し、前記リフレクターのランプ保持部に前記放電ランプの点灯時に発生するノイズを伝導する導電性部材が取り付けられ、前記ソケットのケース部の対向面における前記接続部の外周側に前記導電性部材に接続される導通部が設けられ、前記導電性部材と前記導通部が前記放電ランプの口金部と前記ソケットの接続部との接続方向において接続され、前記リフレクターのランプ保持部に支持される被支持部と前記放電ランプの口金部を前記ランプ保持部に押さえて固定する押さえ部とを有する固定部材を設け、前記放電ランプが前記固定部材の押さえ部によって前記ランプ保持部に保持され、前記放電ランプが前記接続部に接続される際、前記導電性部材の接続片部が弾性変形されて前記ソケットの導通部に押し付けられ、前記ソケットを前記放電ランプに対して回転させ、前記導部を前記接続片部に対して摺接させ、前記固定部材を係止する係止溝が前記ランプ保持部に形成され、前記固定部材の被支持部と前記導電性部材の一部とを取付ネジによって前記ランプ保持部に取り付け、前記固定部材の被支持部が前記ランプ保持部に形成された支持溝に回動自在に支持されたことを特徴とする。
従って、導電性部材がソケットの外周側に配置されないため、車輌用前照灯がソケットの外周側に大きくなることがなく、リフレクターとソケットの間の良好な導電性を確保した上で車輌用前照灯の小型化を図ることができる。
また、上記した本発明車輌用前照灯においては、前記放電ランプの口金部と前記ソケットの接続は、前記ソケットの接続部に形成されたソケットの挿入方向に延びる挿入溝に前記放電ランプの口金部に設けられた取付ピンを挿入することによって、前記導電性部材の接続片部が弾性変形されると共に、前記ソケットの導通部に押し付けられ、前記接続部に形成された取付孔に前記取付ピンを挿入するように前記ソケットを前記放電ランプに対して回転して、前記導通部を前記接続片部に対して摺接させることが可能である。
また、上記した本発明車輌用前照灯においては、前記導電性部材に、前記放電ランプの口金部に対する前記ソケットの接続部の誤った向きでの接続時に前記ソケットの一部に接触され前記口金部に対する前記接続部の接続を規制する接続規制突部を設けることが可能である。
また、上記した本発明車輌用前照灯においては、前記取付孔の係止部が前記ソケットを回転させるに従って後方へ変位するように形成され、回転方向への移動を規制するストッパー突部が前記ソケットの挿入方向に設けられ、前記取付孔の係止部に前記取付ピンを挿入するようにさらに回転させ、前記導電性部材の接続片部を前記ソケットの導通部に押し付けることが可能である。
図2乃至図16と共に本発明の実施の形態を示すものであり、本図は、車輌用前照灯の概略縦断面図である。 点灯装置の回路構成を示すブロック図である。 ソケットの拡大斜視図である。 ランプ保持部に放電ランプと導電性部材が取り付けられた状態を示す拡大斜視図である。 図6及び図7と共に放電ランプの口金部にソケットの接続部が接続されるときの動作を示すものであり、本図は、放電ランプの取付ピンがソケットの挿入溝に挿入された状態を一部を断面にして示す側面図である。 放電ランプの取付ピンがソケットの取付孔における直線部に挿入された状態を一部を断面にして示す側面図である。 放電ランプの取付ピンがソケットの取付孔における係止部に挿入された状態を一部を断面にして示す側面図である。 図9乃至図16と共に導電性部材の変形例を示すものであり、本図は、第1の変形例に係る導電性部材がリフレクターのランプ保持部に取り付けられた状態を示す拡大斜視図である。 第2の変形例に係る導電性部材を示す拡大斜視図である。 第2の変形例に係る導電性部材がリフレクターのランプ保持部に取り付けられた状態を示す拡大斜視図である 第3の変形例に係る導電性部材を示す拡大斜視図である。 第3の変形例に係る導電性部材がリフレクターのランプ保持部に取り付けられた状態を示す拡大斜視図である 第4の変形例に係る導電性部材を示す拡大斜視図である。 第4の変形例に係る導電性部材の接続規制突部によってソケットの誤った向きでの放電ランプへの取付が規制されている状態を示す拡大斜視図である 第5の変形例に係る導電性部材を示す拡大斜視図である。 第5の変形例に係る導電性部材の接続規制突部によってソケットの誤った向きでの放電ランプへの取付が規制されている状態を示す拡大斜視図である
以下に、本発明車輌用前照灯を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
車輌用前照灯1、1は、それぞれ車体の前端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。
車輌用前照灯は、図1に示すように、前方に開口された凹部を有するランプハウジング2と該ランプハウジング2の前面開口を閉塞する前面カバー3とを備えている。ランプハウジング2と前面カバー3によって灯具外筐4が構成され、該灯具外筐4の内部が灯室5として形成されている。
ランプハウジング2の後端部には前後に貫通された取付用開口2aが形成されている。ランプハウジング2の下端部には上下に貫通された配置用開口2bが形成されている。
灯室5にはランプユニット6が配置されている。ランプユニット6は図示しない支持機構によって左右方向及び上下方向へランプハウジング2に対して傾動自在に支持されている。
ランプユニット6は灯室5に水平方向へ回動可能な状態で配置され、水平方向へ回動されて車輌の進行方向に追従させるように光軸の向きを変更する所謂スイブル機能を有している。
ランプユニット6は、光を反射するリフレクター7と、該リフレクター7の後端部に取り付けられて保持された放電ランプ8と、リフレクター7の前端部に取り付けられたシェード9と、放電ランプ8の前方に配置されたレンズ10と、該レンズ10を保持しリフレクター7に取り付けられたレンズホルダー11とを有している。
リフレクター7は導電性を有し、光反射部12と該光反射部12の後端に連続して設けられたランプ保持部13とを有している。光反射部12は前方に開口された椀状に形成され、内面が反射面12aとして形成されている。反射面12aは、例えば、放物面に形成されている。ランプ保持部13は光反射部12の後端から後方へ突出されている。ランプ保持部13には前後に貫通された保持孔13aが形成されている。
放電ランプ8は発光部(発光管)がガラス管に封入されて成る光源部8aとリフレクター7のランプ保持部13に保持される口金部8bとを有している。放電ランプ8は口金部8bが保持孔13aに挿入された状態でランプ保持部13に保持される。口金部8bの外周面には外方へ突出された取付ピン8c、8cが設けられている。
シェード9はリフレクター7の前端部に取り付けられ、放電ランプ8から出射される光の一部を遮蔽する機能を有する。
灯室5にはランプユニット6の一部を閉塞するためのエクステンション14が配置されている。
ランプハウジング2の後端部には取付用開口2aを閉塞するバックカバー15が取り付けられている。
ランプハウジング2の下端部には配置用開口2aを閉塞するカバー体16が取り付けられている。カバー体16は上方に開口された浅い箱状に形成されている。
灯室5には放電ランプ8を点灯するための点灯装置17が配置されている。点灯装置17は装置本体18とソケット19と接続ケーブル20とを備え、該接続ケーブル20の上下両端部がそれぞれソケット19と装置本体18に接続されている。
点灯装置17は、装置本体18がカバー体16に配置され、ソケット19が放電ランプ8の口金部8bに接続されている。
点灯装置17は、図2に示すように、点灯回路部21を備え、該点灯回路部21は、直流入力電圧をスイッチング素子でスイッチングして電圧変換した電力を放電ランプ8に供給する電力供給部22と、該電力供給部22から放電ランプ8に供給する電力を制御する制御部23と、放電ランプ8に高電圧を発生させ放電ランプ8を点灯させるスターターと称される始動回路を有する高電圧発生部24とを備えている。
点灯回路部21は、電力供給部22と制御部23が装置本体18の内部に設けられ、高電圧発生部24がソケット19の内部に設けられている。
電力供給部22は直流電源25に接続された入力フィルタ26、直流電源25から供給された直流入力電圧を所望の直流電圧に変換するDC/DCコンバータ27、直流−交流変換回路としてのフルブリッジインバータ28及び電圧を昇圧して高電圧発生部24に供給する昇圧回路29を備えている。電力供給部22は直流電源25と接地回路(GND)30に接続されている。
入力フィルタ26は点灯回路部19に発生するノイズ及び点灯回路部19に進入するノイズを抑制する機能を有している。
DC/DCコンバータ27は直流−直流変換回路として機能し、直流電源25から供給された直流入力電圧を入力フィルタ26を介して受け所望の直流電圧に変換する。DC/DCコンバータ27においては、制御部23から受けた制御信号に基づいて内部のスイッチング素子が駆動する。
フルブリッジインバータ28は直流−交流変換回路として機能し、DC/DCコンバータ27の出力電圧を交流電圧(矩形波)に変換して放電ランプ8に供給する。
昇圧回路29はDC/DCコンバータ27によって変換された直流電圧を昇圧して高電圧発生部24に供給する。
制御部23は、放電ランプ8の点灯制御(過渡/定常の電力制御)を行う機能を有する。制御部23には、入出力異常の検出及び動作停止制御を行うフェールセーフ回路も設けられている。
装置本体18とソケット19を接続する接続ケーブル20は、3本の接続線20a、20b、20cを有しており、接続線20cが接地用の接続線とされている。
高電圧発生部24は、高圧側端子24aと低圧側端子24bを介して放電ランプ8に接続され、例えば、約25kVの高電圧パルスを発生し放電ランプ8の点灯を始動する。
点灯装置17のソケット19は、図3に示すように、内部に高電圧発生部24等を配置するケース部31と該ケース部31の前面31aの外周部を除く部分から前方へ突出され略円筒状に形成された接続部32とから成る。
ケース部31は略直方体状に形成され、前端部を除く部分が導電性の金属カバー33によって覆われている。金属カバー33は下端部が接続ケーブル20の接地用の接続線20cに接続されている。
ケース部31の前端部には導電性金属材料によって形成された導電板34が取り付けられている。
導電板34は、略円環状に形成された導通部34aと、該導通部34aの左右両端部からそれぞれ後方へ突出された連結部34b、34bと、導通部34aの下端部から下方へ突出された接続突部34cとから成る。導通部34aはケース部31の前面31aにおける接続部32の外側に取り付けられている。連結部34b、34bは、それぞれケース部31の左右両側面31b、31bに取り付けられ、後端部がそれぞれ金属カバー33に接続されている。接続突部34cは下端部が接続ケーブル20の接地用の接続線20cに接続されている。
接続部32には周方向に離隔して取付孔35、35、・・・が形成されている。取付孔35は、接続部32の周方向に延びる直線部35aと該直線部35aの一端に連続する係止部35bとから成る。係止部35bは直線部35aから離隔するに従って後方へ変位するように傾斜されている。取付孔35の開口縁における直線部35aと係止部35bの連続部分に、僅かに前方へ突出されたストッパー突部35cが設けられている。
接続部32には前後に延びる挿入溝32a、32a、・・・が周方向に離隔して形成されている。挿入溝32aは接続部32の前面に開口され、後端が取付孔35の直線部35aにおける係止部35bと反対側の端部に連続されている。
リフレクター7のランプ保持部13は、図4に示すように、略円筒状に形成されたベース部36と該ベース部36の外周面から外方へ突出された取付突部37、37、38、38とから成る。取付突部37、37、38、38は周方向に等間隔に離隔して設けられ、取付突部37、37が上下に離隔して設けられ、取付突部38、38が左右に離隔して設けられている。取付突部37、37、38、38にはそれぞれ後方に開口されたネジ止め穴37a、37a、38a、38aが形成されている(図4及び図5参照)。
ベース部36には上側の取付突部37と取付突部38、38の間に、それぞれ係止溝36a、36aが形成されている(図4参照)。
下側の取付突部37には左右に延びる支持溝37bが形成されている。
取付突部37の支持溝37bには固定部材39が回動自在に支持される。固定部材39は線状の金属材料が所定の形状に折り曲げられて線バネとして形成され、左右に延びる被支持部39aと該被支持部39aの左右両端部からそれぞれ屈曲されて形成された押さえ部39b、39bと該押さえ部39b、39bにそれぞれ連続する係止部39c、39cとを有している。
固定部材39は被支持部39aが支持溝37bに回動自在に支持され、係止部39c、39cがそれぞれ係止溝36a、36aに係止される。固定部材39は、係止部39c、39cがそれぞれ係止溝36a、36aに係止された状態において、押さえ部39b、39bが放電ランプ8の口金部8bの一部を後方から押圧した状態で接触される。放電ランプ8は押さえ部39b、39bによって口金部8bが前方へ押圧されることにより、口金部8bにおける前面の外周部がランプ保持部13の一部に押し付けられ、該ランプ保持部13に保持される。
上側の取付突部37には弾性変形可能な導電性部材40が取り付けられる。導電性部材40は板バネ部材であり、前後方向を向く被取付面部40aと、該被取付面部40aの一方の側縁から後方へ突出された連結面部40bと、該連結面部40bの後縁から屈曲され略前後方向を向く接続片部40cとを有している。導電性部材40は被取付面部40aがネジ止め穴37aに螺合される取付ネジ100によって取付突部37に取り付けられる。
下側の取付突部37には弾性変形可能な導電性部材41が取り付けられる。導電性部材41は板バネ部材であり、前後方向を向く被取付面部41aと、該被取付面部41aの左右両側縁からそれぞれ後方へ突出された第1の連結面部41b、41bと、該連結面部41b、41bの後縁からそれぞれ外方へ屈曲された第2の連結面部41c、41cと、該第2の連結面部41c、41cにそれぞれ連続し略前後方向を向く接続片部41d、41dとを有している。
導電性部材41は支持溝37bに固定部材39の被支持部39aが支持された状態において、該被支持部39aを後方側から覆った状態で被取付面部41aがネジ止め穴37aに螺合される取付ネジ100によって取付突部37に取り付けられる。従って、固定部材39の被支持部39aと導電性部材41の被取付面部41aとが一つの取付ネジ100によってランプ保持部13に取り付けるため、部品点数の削減及び取付作業の容易化を図ることができる。
ソケット19は接続部32が放電ランプ8の口金部8bに以下のようにして取り付けられて接続される(図5乃至図7参照)。
先ず、ソケット19の接続部32に形成された挿入溝32a、32aにそれぞれ放電ランプ8の口金部8bに設けられた取付ピン8c、8cを挿入する(図5参照)。挿入溝32a、32aにそれぞれ取付ピン8c、8cが挿入されると、ソケット19における導電板34の導通部34aが導電性部材40、41の接続片部40c、41d、41dに接する。このとき導電性部材40、41は接続片部40c、41d、41dが弾性変形され導通部34aに押し付けられる。
次いで、ソケット19を放電ランプ8に対して回転し、接続部32に形成された取付孔35、35の直線部35a、35aにそれぞれ取付ピン8c、8cを挿入する(図6参照)。直線部35a、35aにそれぞれ取付ピン8c、8cが挿入されるときには、導通部34aが接続片部40c、41d、41dに対して摺接される。
さらに、ソケット19を放電ランプ8に対して同じ方向へ回転し、取付孔35、35の係止部35b、35bにそれぞれ取付ピン8c、8cを挿入して係合する(図7参照)。係止部35b、35bにそれぞれ取付ピン8c、8cが挿入されるときには、係止部35b、35bがそれぞれ直線部35a、35aから離隔するに従って後方へ変位するように形成されているため、ソケット19が放電ランプ8に対して前方へ移動される。従って、導電性部材40、41は接続片部40c、41d、41dがさらに弾性変形され、該接続片部40c、41d、41dが強い力で導通部34aに押し付けられる。
このようにソケット19の放電ランプ8に対する取付時に、ソケット19が放電ランプ8に対して前方へ移動されるため、接続片部40c、41d、41dが強い力で導通部34aに押し付けられ、導電性部材40、41と導通部34aを確実に接続することができる。
また、導電性部材40、41が弾性変形可能な接続片部40c、41d、41dを有しているため、導電性部材40、41と導通部34aの良好な接続性を確保することができる。
尚、導電性部材41は二つの接続片部41d、41dを有しているため、導電板34の導通部34aに接続される部材として導電性部材41を用いることにより、部品点数の増加を来たすことなく導電板34の導通部34aとの接触面積を増加させることができる。
上記のように、取付孔35、35の係止部35b、35bにそれぞれ取付ピン8c、8cが係合された状態においては、ストッパー突部35c、35cが取付ピン8c、8cに係合されて取付ピン8c、8cの直線部35a、35a側への移動が規制され、ソケット19の放電ランプ8からの脱落が防止される。
放電ランプ8の点灯時には、ラジオ等の通信機器に悪影響を及ぼすノイズが発生するおそれがあるが、このノイズはリフレクター7から導電性部材40、41を介して導電板34に伝導され、導電板34から、又は、導電板34から金属カバー33を経由して接続ケーブル20の接地用の接続線20cに伝導されて接地回路30に至る。従って、ノイズによる通信機器に対する悪影響を回避することができる。
以下に、導電性部材の変形例を示す(図8乃至図16参照)。
第1の変形例に係る導電性部材42、42はそれぞれリフレクター7の保持突部13における左右に位置する取付突部38、38に取り付けられる(図8参照)。尚、図8には、ソケット19の導電板34に接続される板バネ部材として、導電性部材42、42に加え、取付突部37に取り付けられた導電性部材40が用いられた例を示している。
導電性部材42、42は、前後方向を向く被取付面部42a、42aと、該被取付面部42a、42aの下縁からそれぞれ後方へ突出された第1の連結面部42b、42bと、該連結面部42b、42bの後縁から互いに近付く方向へ突出された第2の連結面部42c、42cと、該第2の連結面部42c、42cにそれぞれ連続し略前後方向を向く接続片部42d、42dとを有している。
導電性部材40の接続片部40cと導電性部材42の接続片部42d、42dとは、ソケット19における導電板34の導通部34aに接続される。
導電性部材42、42は被取付面部42a、42aがそれぞれネジ止め穴38a、38aに螺合される取付ネジ100、100によって取付突部38、38に取り付けられる。
このようにリフレクター7のランプ保持部13に設けられた左右に位置する取付突部38、38を用いることによっても、リフレクター7とソケット19における導電板34の導通部34aとの良好な接続状態を確保することができる。
第2の変形例に係る導電性部材43はリフレクター7の保持突部13における下側の取付突部37に取り付けられる(図9及び図10参照)。尚、図10には、ソケット19の導電板34に接続される板バネ部材として、導電性部材43に加え、取付突部37に取り付けられた導電性部材40が用いられた例を示している。
導電性部材43は、前後方向を向く被取付面部43aと、該被取付面部43aの左右両側縁における上端部からそれぞれ左右へ突出した位置に設けられた挿入溝部43b、43bと、該挿入溝部43b、43bのそれぞれ外側の端部に連続する連結面部43c、43cと、該連結面部43c、43cにそれぞれ連続し略前後方向を向く接続片部43d、43dとを有している。
導電性部材40の接続片部40cと導電性部材43の接続片部43d、43dとは、ソケット19における導電板34の導通部34aに接続される。
導電性部材43は、支持溝37bに固定部材39の被支持部39aが支持され係止部39c、39cが係止溝36a、36aに係止される前の状態において、被支持部39aを後方側から覆った状態で被取付面部43aが取付突部38に載置される。取付突部38に被取付面部43aが載置された状態において、固定部材39が被支持部39aを支点として回動され係止部39c、39cがそれぞれ係止溝36a、36aに係止される。このとき固定部材39の押さえ部39b、39bの被支持部39a側の端部が、それぞれ導電性部材43の挿入溝部43b、43bに後方から挿入される。従って、導電性部材43は挿入溝部43b、43bがそれぞれ固定部材39の押さえ部39b、39bによって後方側から押さえられ、取付突部37に取り付けられる。
このように導電性部材43は固定部材39に押さえられることにより取付突部37に取り付けられるため、取付ネジ100を用いることなく取付突部37に取り付けられる。従って、部品点数の削減を図ることができる。
尚、導電性部材43は二つの接続片部43d、43dを有しているため、導電性部材41と同様に、部品点数の増加を来たすことなく導電板34の導通部34aとの接触面積を増加させることができる。
第3の変形例に係る導電性部材44はリフレクター7の保持突部13における下側の取付突部37に取り付けられる(図11及び図12参照)。尚、図12には、ソケット19の導電板34に接続される板バネ部材として、導電性部材44に加え、取付突部37に取り付けられた導電性部材40が用いられた例を示している。
導電性部材44は、前後方向を向く第1の被取付面部44aと、該第1の被取付面部44aの左右両端部からそれぞれ上方へ突出された連結面部44b、44bと、該連結面部44b、44bにそれぞれ連続し略前後方向を向く接続片部44c、44cとを有している。
さらに、導電性部材44は、第1の被取付面部44aの下縁から前方へ突出された第2の被取付面部44dと、該第2の被取付面部44dの前縁から上方へ突出された第3の被取付面部44eと、第2の被取付面部44dの左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された第4の被取付面部44f、44fと、第1の被取付面部44aの上縁から前方へ突出された第5の被取付面部44g、44gとを有している。
導電性部材40の接続片部40cと導電性部材44の接続片部44c、44cとは、ソケット19における導電板34の導通部34aに接続される。
導電性部材44は、第3の被取付面部44eと第1の被取付面部44aとが取付突部38を前後から挟持し、第5の被取付面部44g、44gと第2の被取付面部44dとが取付突部38を上下から挟持し、第4の被取付面部44f、44fが取付突部38を左右から挟持した状態で取付突部38に取り付けられる。
また、導電性部材44は、支持溝37bに固定部材39の被支持部39aが支持された状態において、被支持部39aを第1の被取付面部44aが後方側から覆った状態で取付突部38に取り付けられる。
従って、導電性部材44を用いた場合には、導電性部材44の取付突部38への取付及び固定部材39の取付突部38への支持を行うために、取付ネジ100を必要とせず、部品点数の削減及び取付作業の容易化を図ることができる。
また、導電性部材44は二つの接続片部44c、44cを有しているため、導電性部材41及び導電性部材43と同様に、部品点数の増加を来たすことなく導電板34の導通部34aとの接触面積を増加させることができる。
第4の変形例に係る導電性部材45はリフレクター7の保持突部13における上側の取付突部37に取り付けられる(図13及び図14参照)。尚、図14には、ソケット19の導電板34に接続される板バネ部材として、導電性部材45に加え、取付突部37に取り付けられた導電性部材41が用いられた例を示している。
導電性部材45は、前後方向を向く被取付面部45aと、該被取付面部45aの一方の側縁から後方へ突出された連結面部45bと、該連結面部45bの後縁から屈曲され略前後方向を向く接続片部45cと、被取付面部45aの他方の側縁から後方へ突出された接続規制突部45dとを有している。
導電性部材45の接続片部45cと導電性部材41の接続片部41d、41dとは、ソケット19における導電板34の導通部34aに接続される。
導電性部材45は被取付面部45aがネジ止め穴37aに螺合される取付ネジ100によって取付突部37に取り付けられる。
上記したように、導電性部材45は接続規制突部45dを有しており、該接続規制突部45dによってソケット19の放電ランプ8への誤った向き、即ち、上下逆向きでの接続が以下のようにして防止される。
ソケット19には下端部に下方へ突出された接触用突部19aが設けられている。
ソケット19の放電ランプ8への接続時に、ソケット19が誤って上下逆向きの状態で口金部8bに後方から近付けられていくと、ソケット19の接触用突部19aが導電性部材45の接続規制突部45dに後方から接触する(図14参照)。従って、ソケット19は接続規制突部45dによって前方への移動が規制され、ソケット19の挿入溝32a、32aに放電ランプ8の取付ピン8c、8cが挿入されず、ソケット19の接続部32を放電ランプ8の口金部8bに接続することができない。
尚、上記には、ソケット19に接触用突部19aを設けた例を示したが、ソケット19は、上下逆向きの状態で口金部8bに近付けられたときに接続規制突部45dに一部が接触されると共に正規の向きで口金部8bに近付けられたときに接続規制突部45dに何れの部分も接触されない形状であれば、特に、接触用突部19aが設けられていなくてもよい。
上記のように、接続規制突部45dを有する導電性部材45を用いた場合には、ソケット19の放電ランプ8への誤った向きでの接続を防止することができる。
また、接続規制突部45dが導電性部材45に一体に形成されているため、他に、ソケット19の放電ランプ8への誤った向きでの接続を防止する専用の部分を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
第5の変形例に係る導電性部材46はリフレクター7の保持突部13における上側の取付突部37に取り付けられる(図15及び図16参照)。尚、図16には、ソケット19の導電板34に接続される板バネ部材として、導電性部材46に加え、取付突部37に取り付けられた導電性部材41が用いられた例を示している。
導電性部材46は、前後方向を向く被取付面部46aと、該被取付面部46aの一方の側縁から後方へ突出された連結面部46bと、該連結面部46bの後縁から屈曲され略前後方向を向く接続片部46cと、被取付面部46aの他方の側縁から後方へ突出された接続規制突部46dとを有している。
導電性部材46の接続片部46cと導電性部材41の接続片部41d、41dとは、ソケット19における導電板34の導通部34aに接続される。
導電性部材46は被取付面部46aがネジ止め穴37aに螺合される取付ネジ100によって取付突部37に取り付けられる。
上記したように、導電性部材46は接続規制突部46dを有しており、該接続規制突部46dによってソケット19の放電ランプ8への誤った向き、即ち、上下逆向きでの接続が以下のようにして防止される。
ソケット19には下端部に前方へ突出された接触用ピン19bが設けられている。
ソケット19の放電ランプ8への接続時に、ソケット19が誤って上下逆向きの状態で口金部8bに後方から近付けられていくと、ソケット19の挿入溝32a、32aにそれぞれ放電ランプ8の取付ピン8c、8cが挿入される。
次に、ソケット19を放電ランプ8に対して回転しようとすると、ソケット19の接触用ピン19bが導電性部材46の接続規制突部46dに側方から接触する(図16参照)。従って、ソケット19は接続規制突部46dによって放電ランプ8に対する回転が規制され、ソケット19の接続部32を放電ランプ8の口金部8bに接続することができない。
上記のように、接続規制突部46dを有する導電性部材46を用いた場合には、ソケット19の放電ランプ8への誤った向きでの接続を防止することができる。従って、ソケット19に接続されているケーブル20がランプユニット6等の構成部品に干渉せず、車輌用前照灯1のスイブル機能への悪影響を防止することができる。
また、接続規制突部46dが導電性部材46に一体に形成されているため、他に、ソケット19の放電ランプ8への誤った向きでの接続を防止するリブ等の専用の部分をリフレクター7やソケット19に設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
以上に記載した通り、車輌用前照灯1にあっては、導電性部材40、41、42、42、43、44、45、46とソケット19における導電板34の導電部34aとが、前後方向、即ち、放電ランプ8とソケット19の結合方向において接続され、導電性部材40、41、42、42、43、44、45、46がソケット19の外周側に配置されないため、車輌用前照灯1がソケット19の外周側に大きくなることがなく、リフレクター7とソケット19の間の良好な導電性を確保した上で車輌用前照灯1の小型化を図ることができる。
特に、始動回路を有する高電圧発生部24が内部に設けられたソケット19は外形が大きくなり易いが、このような外形の大きなソケット19が用いられた場合においても必要以上に車輌用前照灯1の大型化を来たすことがない。
尚、本発明は導電性部材と導通部がソケットの放電ランプに対する取付方向において接続されるため、放電ランプ8を後方からランプ保持部13に接続するタイプの車輌用前照灯1の他、側方から放電ランプを接続するタイプの車輌用前照灯にも適用可能である。
上記した実施の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施に際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
1…車輌用灯具、7…リフレクター、8…放電ランプ、8a…光源部、8b…口金部、8c…取付ピン、12…光反射部、13…ランプ保持部、19…ソケット、24…高電圧発生部(始動回路)、31…ケース部、32…接続部、34a…導通部、34c…接続片部、35…取付孔、35b…係止部、35c…ストッパー突部、36a…係止溝、37b…支持溝、39…固定部材、39a…被支持部、39b…押さえ部、40…導電性部材、41…導電性部材、41b…接続片部、42…導電性部材、43…導電性部材、44…導電性部材、45…導電性部材、45d…接規制突部、46…導電性部材、46d…接規制突部、100…取付ネジ

Claims (5)

  1. 光を出射する光源部と該光源部を保持する口金部とを有する放電ランプと、前記放電ランプの光源部から出射された光を反射する光反射部と該光反射部の一端に連続して設けられ前記放電ランプの口金部を保持するランプ保持部とを有するリフレクターと、前記放電ランプの口金部に接続され前記放電ランプに駆動電流を供給するためのソケットとを備えた車輌用前照灯であって、
    前記ソケットは内部に配置された所定の構造を保持するケース部と該ケース部の前記口金部に対向する対向面から前記口金部側へ突出され前記口金部に接続される接続部とを有し、
    前記リフレクターのランプ保持部に前記放電ランプの点灯時に発生するノイズを伝導する導電性部材が取り付けられ、
    前記ソケットのケース部の対向面における前記接続部の外周側に前記導電性部材に接続される導通部が設けられ、
    前記導電性部材と前記導通部が前記放電ランプの口金部と前記ソケットの接続部との接続方向において接続され、
    前記リフレクターのランプ保持部に支持される被支持部と前記放電ランプの口金部を前記ランプ保持部に押さえて固定する押さえ部とを有する固定部材を設け、
    前記放電ランプが前記固定部材の押さえ部によって前記ランプ保持部に保持され、
    前記放電ランプが前記接続部に接続される際、前記導電性部材の接続片部が弾性変形されて前記ソケットの導通部に押し付けられ、
    前記ソケットを前記放電ランプに対して回転させ、前記導部を前記接続片部に対して摺接させ
    前記固定部材を係止する係止溝が前記ランプ保持部に形成され、
    前記固定部材の被支持部と前記導電性部材の一部とを取付ネジによって前記ランプ保持部に取り付け、
    前記固定部材の被支持部が前記ランプ保持部に形成された支持溝に回動自在に支持された
    ことを特徴とする車輌用前照灯。
  2. 一つの取付ネジによって前記固定部材の被支持部と前記導電性部材の一部とを前記ランプ保持部に取り付けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用前照灯。
  3. 前記放電ランプの口金部と前記ソケットの接続は、
    前記ソケットの接続部に形成されたソケットの挿入方向に延びる挿入溝に前記放電ランプの口金部に設けられた取付ピンを挿入することによって、前記導電性部材の接続片部が弾性変形されると共に、前記ソケットの導通部に押し付けられ、
    前記接続部に形成された取付孔に前記取付ピンを挿入するように前記ソケットを前記放電ランプに対して回転して、前記導通部を前記接続片部に対して摺接させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用前照灯。
  4. 前記導電性部材に、前記放電ランプの口金部に対する前記ソケットの接続部の誤った向きでの接続時に前記ソケットの一部に接触され前記口金部に対する前記接続部の接続を規制する接続規制突部を設けた
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車輌用前照灯。
  5. 請求項に記載の放電ランプ及びソケットを備え、
    前記取付孔の係止部が前記ソケットを回転させるに従って後方へ変位するように形成され、
    回転方向への移動を規制するストッパー突部が前記ソケットの挿入方向に設けられ、
    前記取付孔の係止部に前記取付ピンを挿入するようにさらに回転させ、前記導電性部材の接続片部を前記ソケットの導通部に押し付ける
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用前照灯。
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