JP5702719B2 - 偏心ロータを備えたモータ - Google Patents

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Description

本発明は、偏心ロータを備えた回転電気機械に関する。
ブラシレス電気モータの分野で、偏心ロータを備えたもの開発された。
電気モータへの電力によってステータで発生された電磁エネルギーは、非接触でロータに伝達される。モータの速度は、一般に、モータへの供給電力の周波数によって制御される。
偏心ロータを備えたモータの場合、ロータの主軸は、ステータによって規定される空間内で自由に回転してもよいし、この空間内部で円軌道を形成するように配列されていてもよい。この配列は、いわゆる「衛星ホルダー」配列と言われている。
一般に、ロータは、ステータの空間内部で回転するための手段を備えている。空間周囲のステータのコイルへの連続的な電力供給は、永久磁石の配置により形成される極や電磁石によってロータの引力を生じさせる。
偏心ロータを使用する利点は以下の通りである。
−このモータは一般に、従来の電動機よりコイル数が少ない。これにより、モータの製造コストおよびメンテナンスコストを削減可能である。
−ステータの空間内でのロータの回転は、ロータ極におけるステータのコイルの磁力によって誘引される。また、この磁力は、ロータの径がステータの空間の径に近づくほど増大する。このように、磁力で生じるロータの回転によって、ロータに伝達される力を増大することができる。
−ステータ内におけるロータの回転はステータ周囲の回転磁界の速度に関係しており、主軸周りのロータの回転速度を絶対値として本質的に低減させる。
実際に、ウィリスの式を用いた計算では、主軸周囲のロータの回転速度と、ステータの電磁エネルギの回転速度との比率rが得られる。ここで、ステータの電磁エネルギの回転速度とは、極への連続的な供給電力がステータの空間周囲を回転する速度をいう。
rは次の式で表される比に相当する。
Figure 0005702719
ここで、nr=ロータ極の数、ns=ステータ極の数である。
一般的には、ロータ極の数はステータ極の数に近い。例えば、ns=nr+1である場合、減速比は次のようになる。
Figure 0005702719
このように、回転速度の減速を用いることで、損失を伴う減速ギヤを不要とすることができる。
さらに、この比はトルクに直接影響する。実際に、ロータに伝わる電磁力は、機械的トルクにロータの回転速度を乗じたものに等しい。このとき、ロータの損失は低いものとする。したがって、回転速度の低減は、結果的にトルクの増加につながる。
一般には、偏心ロータを備えたモータは、低速回転であるが十分なトルクを得るために用いられる。関連する技術として、特許文献EP 0 565 746に、偏心ロータを備えたモータの構成が開示されている。このモータは、閉空間を形成するためにネットワーク状に配置された多数の電磁石、および電流経路を形成するために他の極と直列に配置されたそれぞれの電磁石(極)を有するステータと、永久磁石、および閉経路に沿って回転するように配置された極を有するロータと、さらにまた、永久磁石を引き付けたり反発させたりして回転させるために、電磁石へ選択的に電力を供給する手段とを備える。
また、特許文献JP 11 178 312にも偏心ロータを備えたモータが開示されている。このモータは、空間を形成する閉経路に沿って配置された複数の電磁石を有するステータを備える。
このモータはさらに、多数の磁石を有するロータを備える。磁石には例えば永久磁石が用いられる。この場合、ステータにより電磁石へ連続的に電力供給することで、ロータはステータの閉経路に沿って永久磁石の極を中心に回転する。
機械学的な見地から、ロータおよびステータは回転軌道を含んでいてもよい。この回転軌道では、ロータとステータとが転がり接触するようになっている。
ロータとステータはさらに、ロータの回転が滑らないようにするための噛み合い手段を有している。すなわち、ロータとステータの接点における相対速度が0となる。
ロータの回転を、偏心していない回転軸の出力端に伝達するために、ピンを介した伝達手段を用いることができる。このピンは、出力軸に不可欠であり、ステータと同軸上に取り付けられた要素によって駆動される。孔に一致するように配置されたピンが駆動し、この駆動に伴い出力軸が回転する。
EP 0 565 746 JP 11 178 312
本発明は、従来技術に示したモータを改良した、偏心ロータを備えたモータの提供を目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る偏心ロータを備えた回転電気機械は、
円筒状の閉空間を規定するために円周上に分配して配置された複数の磁極を有するステータと、
前記閉空間より直径が小さい円筒形状であり、円周上に分配して配置された複数の磁極を有する偏心ロータとを備え、
前記閉空間内で回転する前記偏心ロータは、該偏心ロータの回転要素に依存する軸を有し、
前記磁極を形成する電磁石の影響範囲で前記ステータと前記偏心ロータとが相互作用し、前記影響範囲における前記偏心ロータのロータ極のうち前記ステータのステータ極に対面する対面領域の周方向両端間の長さと前記ロータのカーカスから突出するサイド領域の前記周方向に交差する方向に沿った距離との和が、前記影響範囲における前記ロータ極と対面する前記ステータ極の周方向両端間の長さと同一であることを特徴とする偏心ロータを備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい選択的な態様として、以下の特徴の少なくとも一つを有していてもよい。
前記ロータを回転可能な回転軌道を有していてもよい。
前記ステータは、前記ロータの回転軌道を回転可能な少なくとも一つの回転軌道を有し、前記回転軌道は、軸方向の反力を生成する相補的な外形を有していてもよい。
前記ステータ極が巻線を含み、
さらに前記ロータの位置情報に基づいて前記巻線への電力供給を制御するコントローラを備えていてもよい。
前記ロータの位置情報は、角度センサによって検出されるように構成してもよい。
前記ステータ内で前記ロータが滑らずに回転するように前記ロータと前記ステータとをかみ合わせる手段を備えていてもよい。
前記軸は、回り止めピン機構によって前記ロータとともに回転し、
前記回り止めピン機構は、複数の回り止めピンと、該ピンの挿入部位より大きく形成された複数の孔とを含む構成としてもよい。
前記複数の孔は、それぞれ機械軸受を含む構成としてもよい。
前記複数の回り止めピンは、前記機械軸受の荷重を担う位置に対応した軸受け表面に結合する結合部を有していてもよい。
前記軸は、ツインギヤ機構によって前記ロータに連結されて回転する構成としてもよい。
前記ロータの重力中心を前記ステータの軸線近傍に位置させるように形成されたカウンタウェイトを備える構成としてもよい。
前記カウンタウェイトは、三日月形状を有している構成としてもよい。
前記ステータが偶数の極を有し、前記ステータの前記巻線の方向が2つの連続した極の間で反転されているとともに、全ての極が直列に接続されている構成としてもよい。
前記ステータが、前記ロータより一つ多い極を有している構成としてもよい。
前記ロータは、ボアによって長手方向に交差しており、
該ロータは空洞軸と交差し、前記ロータと前記ステータの直径差の分だけ、前記軸の外周の直径が、前記ボアの直径より短い構成としてもよい。
他の特徴において、その目的と効果は後で述べる実施形態に記載する。また、添付の図面は、これに限定されない一例として提供するものである。
本発明の実施形態に係る偏心ロータを備えたモータの縦断面図である。 図1に示したモータの横断面図である。 ステータ極とロータ極とを概略的に示した図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータを備えたモータのカウンタウェイトを示す詳細な図である。 図1および図2aに示したモータのカバリエ図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータを備えたモータの横断面図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータを備えたモータの縦断面図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータを備えたモータの制御手段を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータを備えたモータの回転軌道を示す詳細な横断面図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータを備えたモータの概略を部分的に示す横断面図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータを備えたモータの概略を部分的に示す横断面図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータの概略を部分的に示す横断面図であり、奇数極のロータを含む図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータの概略を部分的に示す横断面図であり、奇数極のロータを含む図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータの概略を部分的に示す横断面図であり、奇数極のロータを含む図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータの概略を部分的に示す横断面図であり、偶数極のロータを含む図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータの概略を部分的に示す横断面図であり、偶数極のロータを含む図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータの概略を部分的に示す横断面図であり、偶数極のロータを含む図である。 本発明の実施形態に係る偏心ロータの概略を部分的に示す横断面図であり、偶数極のロータを含む図である。
図1および図2aにおいて、本発明の実施形態に係る偏心ロータを備えたモータは、モータの通気と冷却に有用な翼を有するステータベース1を有する。さらに、ステータは、例えば軟鋼で形成されたカーカス2と、このカーカス2の半径方向に延びる拡張部7aおよび拡張部7aの周囲に巻き付けられた巻線3を含む電磁石7とを有する。このような構成において、巻線3へ電力供給すると拡張部7aにて磁界が生じるようになっている。また、モータの鉄損を制限するために、これらの拡張部は積層構造で且つ回転するようになっている。なお、鉄損にはヒステリシス損と渦電流損とがある。勿論、モータの磁界の生成においては、例えば軸方向の巻線のように、従来技術の他の手段を用いてもよい。
ステータ極は、空間または空洞の円形断面に放射状に位置している。さらに、ステータは、ステータの軸線の長手方向の両側に回転軌道4a、5aを有している。この回転軌道4a、5aは、ステータベース1に設けられたフランジ4、5に組み込まれている。
また、モータは、ステータの空洞の直径より小さい直径を有するロータ6を備えている。
このロータ6は、2つの回転軌道4b、5bを有している。この回転軌道4b、5bの幅Eは、実質的にステータの回転軌道4a、5aの幅E’と同一であり、ステータの回転軌道4a、5aとそれぞれ位置合わせされている。
また、ロータは、その外周囲に沿って放射状に配置された固定磁石7bを有する。これらの磁石は永久磁石であることが好ましい。これらの磁石で形成されるロータ極の数は、ステータ極の数より少ない。またロータ極の数を偶数とし、2つのN極の間にS極が位置するように交互に配置してもよい。さらにまた、ステータ極の数を3以上21以下とし、ロータ極の数を2以上20以下のとしてもよい。
ここで留意すべきは、ステータで3つの極(または3の倍数の極)を用いることは、すなわち、偏心ロータを備えた機械の動力として三相電力の利用が可能であるということである。これは、製造コストおよびメンテナンスコストの削減につながる。さらにまた、電力の周波数を変化させるために三相電力を用いることは、商業目的の観点から有効であり、コスト削減、すなわち、製造コストおよびメンテナンスコストの削減が可能となる。
上記したように、ステータの電磁石への連続的な電力供給は、これらの両極性によりロータの永久磁石を引き付けて、回転軌道上でロータを回転させる力となる。
ステータの巻線の電力制御は、ロータの磁石の引力によって発生したトルクを実質的に一定とするような制御である。巻線の電力制御を行う手段は、ロータの角度位置を検出する角度センサを含む。
モータは出力軸11を有しており、この出力軸11には、ケーブルやパイプ、あるいは他の動作を支持するための他の軸等を通すことができる空洞部が形成されていることが好ましい。この空洞部は、出力軸の慣性を低減させることも可能である。この出力軸は、軸受支持部17、18に取り付けられた軸受12、13によって、ステータに関係した回転に組み込まれる。なお、軸受支持部17、18はフランジ4、5に取り付けられている。
この出力軸はステータの空洞を軸方向に貫通し、ロータは出力軸の周囲で回転する。ロータの回転により出力軸11を回転させるために、ツインギヤ機構を用いてもよい。ツインギヤ機構は、ステータでフランジ5と一体に動くように固定されたギヤ16を有する。なお、ギヤ16の歯数はZ16で表す。このギヤ16は、ロータ6と一体に動くギヤ25と噛み合い、ギヤ25を動かす。なお、ギヤ25の歯数はZ25で表す。ロータは、該ロータと一体に動く第2の端部ギヤ24を有する。なお、ギヤ24の歯数はZ24で表す。外側の端部ギヤ24は、出力軸11と一体に動くギヤ15と噛み合う。ここで、ギヤ15は、出力軸11と一体の支持体14に固定されることによって、出力軸11と一体に動くようになっている。
出力軸11の回転速度は、ロータ6の回転速度と関係している。出力軸11の回転速度とロータの回転速度の比rを以下に示す。
Figure 0005702719
さらに、出力軸の回転速度とステータの回転磁界の角速度との比rは以下のようになる。
Figure 0005702719
また、ロータ6と一体に動くギヤ4cと、出力軸11と一体に動くギヤ4dとが互いに噛み合うように設けられている。これらのギヤ4c、4dにより、ステータの回転軌道でロータが滑ることなく回転することを可能としている。これにより、極の位置合わせが可能となる。
勿論、ロータの偏心は、モータを振動させるような相当の不均衡さをもたらす。この不均衡さの釣り合いをとるために、本発明の一態様として、ロータとステータの間にカウンタウェイト19を挿入した構成とする。好ましくは、カウンタウェイト19は、三日月形状(半月形状を含む)を有しており、その内側にロータの外周面が位置し、外側にステータの内周面が位置するように配置されている。
カウンタウェイト19は、本体19bと、回転軌道4a、5a上に選択的に位置する2つの端部19cとを有している。好ましくは、カウンタウェイト19は、その重量を調整することを目的とした凹部19cを有する。例えば、凹部19cに充填材が充填されているか否かで重量調整することが可能である。
ここで留意すべき点として、カウンタウェイト19がロータの回転によって流され、ステータの閉経路に沿ってロータの回転とは反対方向に回転すると、この作用により、カウンタウェイト19が有する二列のローラ20のうち、一列はステータに接して回転し、もう一列はロータに接して回転する。さらにまた、留意すべき他の点として、カウンタウェイトは物理的なリンクにより機械の部位に固定されていないため、出力軸がステータの一端から他端へ横に広がることを可能とする。
図3は、カウンタウェイト10の端部をより詳細に示した図である。この端部は、回転軌道4a、5aに沿って、ステータ上およびローラ上でそれぞれ回転する一対のローラ20を有している。これにより、ステータの閉経路に沿ったロータの回転は、ロータと接触するローラの作用によってカウンタウェイトに反発する性質を有する。後者は他のローラを介してステータ上で回転することによって流される。
ロータ6とカウンタウェイト19とからなるユニットは、実質的にステータの主軸線上に重力中心が位置し、ともに安定した質量を構成する。
図2aに戻り、ここで留意すべきことは、ロータ極とステータ極の間の磁力が相互作用する領域では、ロータ極7bの突出部の長さとステータ極7aの突出部の長さとは、実質的に同一であることである。図2bを参照すると、ロータ極が曲線ではないことが示されている。ロータ極は、ロータのカーカスから突出したタイプレート8によりロータに固定されて、一般的には長方形状を有する永久磁石7bを含んでいる。この場合、ロータ極7bの突出部の長さは、ステータ極の突出部の長さと実質的に同一である。
これらの極は、偏心ロータの動作中は対面した状態を保つ。巻線へ通電する電流を交互に切り換えることで、出力軸11の周囲でロータを回転させる。
これらの極の縮閉線の構成は複数の効果を有する。具体的には、ロータとステータの電磁結合を最適化したり、ステータに関係してロータを滑らせる力の接線成分を最小化したりする。トルクは、例えば高トルクの誘導電動機のようにリラクタンスや極の多さのために精密な極形状に頼ることなく、実質的に一定である。
さらにまた、各極の突出部を実質的に同一長さとすることで、各極の幾何学的な形状を自在に形成することが可能となる。図2bに示すように極は必ずしも円筒形状である必要はなく、長方形状であってもよい。
図4および図5を参照して、出力軸11へのロータの回転の伝達機構は、一組(例えば6個)の回り止めピン32を用いた回り止めピン機構としてもよい。この場合、ロータは、対応する組の孔30を含むドライブプレートを有する。それぞれの孔は、円筒形状を有していてもよい。また、ロータは、支持軸受33を有する。この軸受は、孔の外側のエッジでピンの抵抗を取り消すことができる。このようにしてピンの磨耗を回避している。好ましくは、各回り止めピン32は、その外部に、結合部の表面を密着させる密着手段を有している。例えば、密着手段としては、ピンの溝にOリングを嵌め込んだ構成が挙げられる。
この密着手段を設けることにより、軸受に接触する部位にピンをより密着させることができる。さらに、この結合部を用いることにより、減衰作用をもたらすことができる。したがって、回り止めピンと支持軸受との間の機械的な衝撃を回避することが可能となる。なお、機械的な衝撃は実際に部品の破損につながることもある。ここで留意すべきは、このような結合部は、ピンと支持軸受との間の微小なスライドを回避でき、摩擦によるフレッチング腐食等によって破壊することを防止できる。
出力軸11は、回り止めピン32を含むピン支持部34と一体に動く。このピン支持部34とドライブプレート31は、ピン支持部34の各ピン32がドライブプレート31の孔の内部に位置するように配置されている。逆に、ピン支持部は、ロータと一体に動くようにし、且つドライブプレートが出力軸と一体に動くように配置されている。
ロータの回転は、プレート31と孔30とを回転させ、順に、ピン32とピン支持部34とを動作させる。それは出力軸11の回転を引き起こす。ロータ6の回転軸は回転している間中、位置が変動し、穴はこれらの場所にピンの動作が対応可能なように配置される。より正確には、単に、それぞれのピンの直径が、対応する穴の直径より小さいだけでなく、その上、ロータの偏心に起因して、ピンの直径と穴の直径との差が、ロータとステータの直径の差に一致することに留意すべきである。さらにまた、ピンと穴の相互作用に起因する静止状態を避けるために、ピンの直径と穴の直径との差は、ロータの偏心に起因して、ロータとステータ差よりわずかに大きくする。
支持軸受33もOリングで形成される結合部33bも、ドライブピン32との関わりを向上させる。
図6を参照して、カルダン結合システム70は、ロータ6の回転を出力軸11へ伝達するものである。このため、カルダン結合システム70においては、ロータにリンク71が設けられている。カルダン結合システムはシャフト72を有しており、このシャフト72はリンク71を媒介として主軸11を回転させる。
さらにまた、ロータと相互に独立した回転を行うために、偏心した軸受支持部73を備えるモータを提供することが好ましい。これは、偏心した回転であり、軸受75(出力軸11を支持する軸受)と、軸受74(ロータを支持する軸受)が用いられるステータおよび出力軸11に関連している。偏心した軸受支持部73と軸受74、75との連携は、出力軸の回転を妨害することなく、ロータを出力軸11周りに偏心運動させることができる。この出力軸は、軸受76によりステータ1に関連したピボット接続である。
図7を参照して、ステータの巻線への電力供給の制御は、制御ユニット(コントローラ)80によって行われる。この制御ユニット80は、例えば、プロセッサと、作業メモリと、多数の入出力手段(アナログ及び/又はデジタル)とから構成されてもよい。好ましくは、この制御ユニットは、適切なI/O拡張部(例えば、ボード、周辺機器等)を含むマイクロコントローラまたはコンピュータであることが好ましい。
ユニット80の制御出力は切り換えユニット81に送信される。切り換えユニット81は、電力供給線85によって巻線84(ここでは、巻線数3)に接続されており、さらに電力源82に接続されている。切り換えユニット81は、モータ内もしくはモータの外側に配置することができる。電力源82には、単相型または多相型(好ましくは三相)の直流または交流の電力を用いることができ、電圧は50〜400Vとしてもよい。
好ましくは、切り換えユニット81は、電力源82が交流の場合においては整流作用を生じさせる手段を含む。この手段は、電圧および制御スイッチの平滑化および調整手段であり、好ましくはトランジスタ、より好ましくはIGBTタイプのトランジスタを用いることができる。
巻線84に対する電力供給の制御手段としては、以下の方法を用いることができる。
第1の手段として、ロータの位置を検出するために、ロータ上に配置された一または複数のセンサを用いて巻線への電力供給を制御することが挙げられる。
第2の手段として、ロータの磁石が接近している巻線を検出するために、巻線の循環電流を計測し、電流/電圧の比を分析することが挙げられる。これにより、ステータ内部でのロータの位置を確実に知ることができる。さらに、トルク制御モードでモータを運転することが可能となる。
電磁石への電力供給については、様々な方法を検討することができる。この方法は共通して、ロータとステータとの接点(または挟まれた線)の両側に位置する巻線に異なる電力を供給することである。ここで留意すべきは、「接点」とは、必ずしもロータとステータの物理的な接触のみを意味するものではない。具体的に、ロータとステータがただ回転軌道で物理的に接触している場合、「接点」とはロータとステータとが互いに近づいている点に関するものとなる。なお、このとき、極の材料は保護される。さらに、回転軌道でのロータの物理的な接点とステータの物理的な接点とは、軸方向において一致する。極は、その変動方向において、この接点に極が位置する間ロータに反発し、その後、ロータの極に引き付けられる。接点が2つのステータ極の間にある場合、これらの極は、ロータ極が交互に入れ替わり、その力が反対方向であるような両極性と同様にみなされる。
ロータが運動している時、実行された切り換え、すなわち極での電流変化方向の運動において、接点は最初に出会う極の対称の面を通過する。近接する極は交互に極性が切り換えられる状態となる。一または複数の極は、極数が偶数であるか奇数であるかによって、供給電力を変更する。
最初の解決策は、ステータ極が奇数または偶数の場合における各コイルへの個別の電力供給にある。
もう一つの解決策は、ステータの電磁石の数が偶数である場合に、直列に接続された全てのコイルへ、それぞれのコイルの間に位置する電力供給位置から同時に電力供給することにある。巻線の方向は、隣接した2つの巻線間で反転している。電磁石は、電力供給位置に接続された直流電源を用いて、ステータの閉経路に沿って、ステータの軸線を通過する面の両側にN極とS極とが連続して形成されるように電力供給してもよい。
次いで、ロータを回転させるために、全ての電磁石を電源供給位置によってオフセットしてもよい。したがって、回転する面に対称的な新規のN極とS極の連続が形成される。この操作は、ロータをステータ内で回転させるために連続的に更新される。その正反対の反転は、ステータ極近傍で次の極(ロータの回転方向において)の引力によって、ロータ極の回転を引き起こす。取り消しはステータとロータの極を一致させることであり、上述したようなステータとロータの展開長さを同等としたり、前記ギヤシステムによって行われる。このように、直流電源を用いてトルクを実質的に一定とすることができる。
図10aから10cには、極への個々の電力供給の例を示している。ここでは、図示されるように、ステータはAからIまでの9個の極を有し、ロータはJからQまでの8個の極を有する。これらの3つの図では、ステータと、これに対応するステータ極のコイルへの電力供給に関連したロータの連続した3つの位置関係を表わしている。これらの3つの図は、ステータ極(極A)での回転の方向Rに沿ったロータの「パス(経路)」を表わしている。これは勿論、ステータ極の全てに適用することができる。
図10aは、ロータ6とステータ1の配置を示している。ロータとステータの接点100は、極Aの上流側に位置している。極AはS極であり、N極のロータの極Jを引き付け、極Jを極Aの近傍に位置させるように、全てのステータ極はそれぞれ電力供給される。極Aの極性により、コイル3は、極がS極となるような方向に電力供給される。逆に、極Bは、S極のロータの極Kの引力によってN極に分極される。同様にして、ステータの極Cおよび極Dは、S極およびN極となるように電源供給されて、ロータの極Lおよび極Mそれぞれ引き付ける。ロータの極Eは電源供給されず、したがって無極性である。
コイルFからコイルIは、それぞれ極Nから極Qにそれぞれ反発するように電源供給される。このように、接点100周囲でロータ6の回転が生じるように全ての引力と反力は作用する。
図10bは、ロータとステータの接点101が極Aに位置しているステータに関連したロータの次の位置を示している。極Bから極Dのコイルは、極Kから極Mを引き付けるように電源供給される。ロータの極Nはステータの極Eによって引き付けられるとともに、ステータの極Fによって反発されることによって、極Eと極Fは、それぞれS極とN極を有するように電源供給される。極Gから極Iのコイルは、ロータの極Oから極Qに反発するように電源供給される。このように、接点101周囲でロータ6の回転が生じるように全ての引力と反力は作用する。
図10cは、ロータ6とステータ1の接点102がコイルAとコイルBの間に位置している状態を示している。ステータの極への電源供給は図10aに示した構成と同一であるが、一つの極によって、ロータ6の回転方向Rの反対方向へオフセットされる。
図11a〜図11cには、極への個々の電源供給の例を示している。ステータは極A〜極Iの9つの極および極Zを有し、ロータは極J〜極Qの8つの極を有している。これらの3つの図では、ステータと、これに対応するステータ極のコイルへの電源供給に関連したロータの連続した3つの位置関係を示している。これらの3つの図は、ステータ極(極A)での回転の方向Rに沿ったロータの「パス」を表わしている。
図11aは、ロータ6とステータ1の配置を示している。ロータとステータの接点110は、極Aの上流側に位置している。極AはN極であり、S極のロータの極Kを引き付け、極Kを極Aの近傍に位置させるように、全てのステータ極はそれぞれ電力供給される。極Aの極性により、コイル3は、極がN極となるような方向に電力供給される。逆に、極Bは、N極のロータの極Lの引力によってS極に分極される。同様にして、ステータの極Cおよび極Dは電源供給されて、ロータの極Mおよび極Nをそれぞれ引き付ける。ロータの極Eは、極N(N極)を反発するためにN極となるように電源供給される。ロータの極Fは、極O(S極)を引き付けるためにN極となるように電源供給される。極G、H、I、Zのコイルは、それぞれ極O、P、Q、Jに反発するように電源供給される。このように、接点110周囲でロータ6の回転が生じるように全ての引力と反力は作用する。
図11bは、ロータとステータの接点111が極Aに位置しているステータに関連したロータの次の位置を示している。極Bから極Dのコイルは、ステータの極Lから極Nを引き付けるように電源供給される。極Eと極Gのコイルは、それぞれN極とS極を有するように電源供給される。極Hと極Iと極Zのコイルは、ロータの極Pと極Qと極Kに反発するように電源供給される。コイルAとコイルFは、「直接」、ロータの極Kと極Oにそれぞれ接触し、その電力供給は、ロータ6の回転が付随するようにN極からS極に移動可能とするために方向が反転される。
図11cは、ロータ6とステータ1の接点112がコイルAとコイルBの間に位置している状態を示している。ステータ極への電源供給は図11aに示した構成と同一であるが、一つの極によって、ロータ6の回転方向Rの反対方向へオフセットされる。
図12は、ステータが偶数極の場合における本発明の他の実施形態を示す。全ての極は各コイルの間に配置された電源供給位置で直列に接続されている。図11a〜図11cに示したような巻線に関して、留意すべきことは、巻線の方向が2つの連続した巻線間で反転することである。極には次のように電力供給してもよい。すなわち、ステータの閉経路に沿って、ステータの軸線を通る面の両側にN極とS極が形成されるように、直径方向に対向した電力供給位置120、122に接続された直流電源から極に電源供給する。
ここで留意すべきことは、電源供給位置120、122に接続され、直径方向に対向した極は、同電位で短絡して前記極のいずれの極性も無力化する。したがって、ロータを回転させるために、1極分の電力供給をオフセットし、回転する平面上で対称的なN極とS極の新規な連続を形成するように電力供給を行うことを提案する。この操作は、ステータ内のロータを回転させるために継続して更新される。
図8および本発明の好ましい実施形態によれば、ステータの回転軌道91およびこれに対応したロータの回転軌道92は、それぞれの回転面912と922に、これらの面が実質的に相補するように対応した傾斜部914と924を有している。
これらの傾斜部は、傾斜した勾配の形状としてもよいし、双曲線や放物線等のように適切な適切な曲率の外径を有する形状としてもよい。
この傾斜面は、軸方向の反力を発生させることができ、回転中にロータの軸方向のずれが生じることを防ぐことができる。
ロータの軸方向のオフセットは、回転軌道の傾斜によって、ロータの回転軌道の回転直径を増加させる。ロータのオフセット側端部は、最初のオフセットの反対方向にロータを移動させる回転軌道で、他の起動よりねじのピッチ分少し速く前進する。微小な傾斜軌道はロータの位置を迅速に一致させ、一組のギヤは十分な補正角度を有している。
このような傾斜部は、ロータの軸方向位置を機械的に調整することができる。この調整は、特に、ロータの摩耗または/および破壊をサポート部材である軸方向荷重の使用を避けることができる。
図9aおよび図9bには、半径rsの内部空間を含むステータを図式的に示している。
この内部空間には、内周半径rの空洞ロータが配置されている。ロータの回転中に描かれる軌道は、内部空間を半径rの円形部位93の空間に制限する。この空間には、出力軸に加えて、ケーブル等のモータの内部または外部の要素が挿通される。これらの要素はこの空間周囲で円運動するロータの動きに支配されないものである。
この空間93を確実に形成するために、ステータとロータの半径の比は、次の制約のもと選択される。
Figure 0005702719
当然、ロータをステータの空間に挿入可能なように、この比は1より大きい。この比に加えて、3つの半径は以下の関係を有している。
Figure 0005702719
この比は、簡易化されているが、実際には、ロータはある厚さを有しており、そのため、内周半径rriと外周半径rreによってロータの内周面の起動によって規定される空間により特徴づけられている。
図9bに関して、ここで留意すべきは、その空間は、モータの出力軸に用いられるように円筒状に配置可能となっている。この円筒状には、上記で説明したような要素を挿入可能な穴が形成されている。これらの比は以下のようになる。
Figure 0005702719
ステータの内周半径rと、ロータの内周rおよび外周半径rとは、この場合、この空間93を探し求める半径rによって選択される。
図9bには、さらに特定の事例が示されており、これは出力軸94が、内部空間の半径rと実質的に一致する半径を有しており、さらにこの出力軸の内部には、上記で説明したような要素を挿入可能な穴が形成されている。
しかしながら、ロータ極とステータ極の長さが一致すると仮定したとき、ステータ極の数とロータ極の数は、ステータの内周半径とロータの内周半径に実質的に一致する。そのような式は、以下のステータ極の数とロータ極の数との関係から得ることができる。
Figure 0005702719
勿論、本発明は上述した実施形態および図面に限定されるものではなく、また技術に優れた人が、多数の変更や修正を行うことも可能である。
ここで留意すべき点は、本発明の実施形態にかかる電気モータの構成の記載は一般的なものであるが、しかしながら技術に優れた人であれば、その特徴を例えば発電機のような他の回転機械に適用することも可能である。

Claims (12)

  1. 円筒状の閉空間を規定するために円周上に分配して配置された複数の磁極を有するステータと、
    前記閉空間より直径が小さい円筒形状であり、円周上に分配して配置された複数の磁極を有する偏心ロータとを備え、
    前記閉空間内で回転する前記偏心ロータは、該偏心ロータの回転要素に依存する軸を有し、
    前記磁極を形成する電磁石の影響範囲で前記ステータと前記偏心ロータとが相互作用し、前記影響範囲における前記偏心ロータのロータ極のうち前記ステータのステータ極に対面する対面領域の周方向両端間の長さと前記ロータのカーカスから突出するサイド領域の前記周方向に交差する方向に沿った距離との和が、前記影響範囲における前記ロータ極と対面する前記ステータ極の周方向両端間の長さと同一であることを特徴とする偏心ロータを備えた回転電気機械。
  2. 前記ステータは、前記偏心ロータの回転軌道を回転可能な少なくとも一つの回転軌道を有し、前記ステータの回転軌道は、軸方向の反力を生成する相補的な外形を有していることを特徴とする請求項1に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  3. 前記ステータ極が巻線を含み、
    さらに前記偏心ロータの位置情報に基づいて前記巻線への電力供給を制御するコントローラを備えることを特徴とする請求項1に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  4. 前記偏心ロータの位置情報は、角度センサによって検出されることを特徴とする請求項3に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  5. 前記ステータ内で前記偏心ロータが滑らずに回転するように前記偏心ロータと前記ステータとをかみ合わせる手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  6. 前記軸は、回り止めピン機構によって前記偏心ロータとともに回転し、
    前記回り止めピン機構は、複数の回り止めピンと、該複数の回り止めピンの各々の挿入部位より大きく形成された複数の孔とを含むことを特徴とする請求項1に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  7. 前記複数の孔は、それぞれ機械軸受を含むことを特徴とする請求項6に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  8. 前記複数の回り止めピンは、前記機械軸受の荷重を担う位置に対応した軸受け表面に結合する結合部を有していることを特徴とする請求項7に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  9. 前記軸は、ツインギヤ機構によって前記偏心ロータに連結されて回転することを特徴とする請求項1に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  10. 前記偏心ロータの重力中心を前記ステータの軸線近傍に位置させるように形成されたカウンタウェイトを備えることを特徴とする請求項1に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  11. 前記カウンタウェイトは、三日月形状を有していることを特徴とする請求項10に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
  12. 前記ステータが偶数の極を有し、前記ステータの巻線の方向が2つの連続した極の間で反転されているとともに、全ての極が直列に接続されていることを請求項1に記載の偏心ロータを備えた回転電気機械。
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