JP5702678B2 - ドアクローザ - Google Patents
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Description
図1〜図3において、101は建物のドア開口部を示し、該ドア開口部101は、上枠102、左右の一対の竪枠103及び下枠(図示せず)で矩形に囲まれた空間で構成され、ドア104が上記ドア開口部101を開閉可能にヒンジ105を介して一方の竪枠103に取り付けられている。上記ドア104はドアクローザ1により開状態からゆっくりと自動的に閉まるようになっている。
図7は第1実施形態のネジ孔38の変形例を示す図4相当図であり、この変形例では、ネジ孔が形成される位置と向きが第1実施形態と異なっている。つまり、この変形例のネジ孔41は、ドア104から離れる方向に傾斜して延びるように形成されることにより、低圧室2bと外部とを連通している。その他は第1実施形態と同様に構成されているので、第1実施形態と同じ構成箇所には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。この変形例は、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができるものである。加えて、この変形例は、作動油を排出する位置をドア104からより離れた位置とすることができるというメリットや、ネジ孔41から作動油が吹き出した場合であっても作動油がドア104に直接付着することを確実に防ぐことができるというメリットを有する。
図8乃至図10は第1実施形態の壁部40の変形例を示す図1乃至図3相当図である。この変形例では、壁部40に変えて溝部42を設けたことが第1実施形態と異なっている。つまり、この変形例の溝部42は、ハウジング4の一方(図8右側)の側面壁10の位置から図8の左側に向かって延びて所定範囲に形成されている。作動油は側面壁10と下面壁9を経て高温となったドア104に付着する可能性があるが、溝部42によって下方(床)に落下するように誘導し、ドア104への付着を防止するようになっている。その他は第1実施形態と同様に構成されているので、第1実施形態と同じ構成箇所には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。この変形例は、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができるものである。
図11乃至図13は第1実施形態の壁部40の変形例を示す図1乃至図3相当図である。この変形例では、壁部40に変えて断面コ字状の金具43を取り付けることが第1実施形態と異なっている。この変形例の金具43は三箇所にネジ挿通孔を有している。樹脂製ネジ39は真中のネジ挿通孔を挿通してネジ孔38にねじ込まれており、樹脂製ネジ39の頭部39aは側面壁10に当接している。側面壁10にはネジ穴が2つ形成されており、金具43の上下のネジ挿通孔を挿通してネジ44をねじ込むことにより金具43が側面壁10に固定されている。図12及び図13に示すように、金具43の上端は上面壁8よりも上方に位置しており、金具43の下端は下面壁9よりも下方に位置するようになっている。ネジ孔41から排出される作動油は作動油は側面壁10と下面壁9を経て高温となったドア104に付着する可能性があるが、金具43によって下方(床)に落下するように誘導し、ドア104への付着を防止するようになっている。その他は第1実施形態と同様に構成されているので、第1実施形態と同じ構成箇所には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。この変形例は、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができるものである。
図14乃至図16は第1実施形態の壁部40の変形例を示す図1乃至図3相当図である。この変形例では、壁部40に変えて中空管47を取り付けることが第1実施形態と異なっている。この変形例の中空管47は、側面壁10との当接面の三箇所にネジ挿通孔を有している。側面壁10にはネジ穴が2つ形成されており、前記当接面に対向する中空管47の面にはネジ44を挿入する為の孔48(図16参照)が上下の二箇所に形成されている。ネジ挿通孔を挿通してネジ穴にネジ44をねじ込むことにより中空管47が側面壁10に固定されている。樹脂製ネジ39は真中のネジ挿通孔内に位置しており、樹脂製ネジ39の頭部39aは側面壁10に当接している。図15及び図16に示すように、中空管47の上端は上面壁8よりも上方に位置して開口しており、中空管47の下端は下面壁9よりも下方に位置して開口している。ネジ孔41から排出される作動油は側面壁10と下面壁9を経て高温となったドア104に付着する可能性があるが、中空管47によって作動油が下方(床)に落下するように誘導し、ドア104への付着を防止するようになっている。また、ネジ孔41から作動油が吹き出した場合であっても中空管47の内壁によって作動油を下方(床)に落下するように誘導し、作動油がドア104に直接付着することを防ぐことができるというメリットを有する。その他は第1実施形態と同様に構成されているので、第1実施形態と同じ構成箇所には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。この変形例は、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができるものである。
図17は第2実施形態に係るドアクローザ1を示す。この第2実施形態では、ハウジング4の正面壁6と、ハウジング4の一方(図1右側)の側面壁10に嵌着されるエンドプラグ17が第1実施形態と異なっている。
図18は第3実施形態に係るドアクローザ1を示す。この第3実施形態では、ハウジング4の形状が第1実施形態と異なっている。
図19は第4実施形態に係るドアクローザ1を示す。この第4実施形態では、作動油収容用の収容タンク49をハウジング4に付設することが第1実施形態と異なっている。
2a 高圧室
2b 低圧室
4 ハウジング
4a 密閉空間
6 正面壁
9 下面壁
10 側面壁
15 ピストン
16 コイルスプリング(ピストン付勢手段)
17 エンドプラグ
21 ラック・ピニオン機構
22 ラック
23 ピニオン
24 回転軸
24a 回転軸の上端
24b 回転軸の下端
29 リンク機構
37 速度調整弁
38 ネジ孔(作動油排出路)
39 樹脂製ネジ(樹脂製部材)
40 壁部(作動油誘導手段)
41 ネジ孔(作動油排出路)
42 溝部(作動油誘導手段)
43 金具(作動油誘導手段)
45 貫通孔(作動油排出路)
46 樹脂製ボール(樹脂製部材)
47 中空管(作動油誘導手段)
49 収容タンク
50 ネジ孔(作動油排出路)
51 樹脂製ネジ(樹脂製部材)
101 ドア開口部
102 上枠
104 ドア
S 内部空間
Claims (1)
- 作動油が充填された密閉空間を有するハウジングと、
上記密閉空間にピストン付勢手段により付勢された状態で往復移動可能に配置されたピストンと、
該ピストンに組み込まれたラック・ピニオン機構と、
該ラック・ピニオン機構のピニオンに上記ハウジングを上下に貫挿するように回転一体に連結された回転軸と、
一端が上記回転軸の上端に連結されるとともに、他端が建物のドア開口部の上枠側に連結されたリンク機構と、
上記ハウジングの側面壁に挿着され、上記ピストンの移動に連動して上記密閉空間を流動する作動油の流量を制御することでドアの閉速度を調整する速度調整弁とを備え、
ドアの開操作によりその回転動作を上記リンク機構、回転軸及びラック・ピニオン機構を介してピストンの直線動作に変換して該ピストンを上記ピストン付勢手段の付勢力に抗してハウジングの密閉空間で移動させ、ドアから手を離すことにより上記ピストンを上記ピストン付勢手段の付勢力によりハウジングの密閉空間で移動させてドアをゆっくりと自動的に閉めるように構成されたドアクローザであって、
該ハウジングが高温となった際に該密閉空間から作動油を該ハウジングの下方に排出する為の作動油排出路を備え、
該作動油排出路が該速度調整弁よりも低い融点を有する樹脂製部材によって閉鎖されており、
該ハウジングには該作動油排出路から排出された作動油が該ドアに付着することを防ぐ為に作動油を落下させる作動油誘導手段が設けられていることを特徴とするドアクローザ。
Priority Applications (1)
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JP2011141882A JP5702678B2 (ja) | 2011-05-30 | 2011-06-27 | ドアクローザ |
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JP2011120532 | 2011-05-30 | ||
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Publications (2)
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Family
ID=47685151
Family Applications (1)
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JP2011141882A Active JP5702678B2 (ja) | 2011-05-30 | 2011-06-27 | ドアクローザ |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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Family Cites Families (1)
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JP2009180036A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Ryobi Ltd | ドアクローザ |
-
2011
- 2011-06-27 JP JP2011141882A patent/JP5702678B2/ja active Active
Also Published As
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